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「宇宙のステルヴィア(TVアニメ動画)」

総合得点
68.6
感想・評価
304
棚に入れた
1668
ランキング
1975
★★★★☆ 3.7 (304)
物語
3.8
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.8
キャラ
3.6

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宇宙のステルヴィアの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うのまことさんマジリスペクト!。ナデシコよりこっち派。

私の初深夜アニメ。まだ実家暮らしでこそこそ見てたのが懐かしい。


キャラクターデザインは、現在では「異種族レビュアーズ」をやってる、うのまことさん!。この頃はロリな絵柄だったのにずいぶん遠くに来ちゃったなぁ…(遠い目)。


珍しい宇宙学園ラブコメ


ジーベックは、本作といいファフナーといいかなり初期からCGロボに挑戦していた。あと、アンジェラさんと組んでるのも同じ。


スタートレックに近い健康的なオプティミズム。


あいぽんこと野中さんや、水島大宙さんとの出会い


声が眼鏡っ子な折笠さん最高!


恋愛が中盤で成就してしまうのは珍しい


監督はナデシコなどの佐藤竜雄さん


国家も戦争の概念すらもうないポストアポカリプス世界

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 564
サンキュー:

9

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

00年代前半のSFジュブナイルの傑作

人類が来たるべき宇宙の脅威に立ち向かう中で、少女たちの学園ドラマも描かれるSFアニメ。
機動戦艦ナデシコの佐藤竜雄監督の代表作の一つ。
※作品データベース様より転載

【良い点】
壮大な構想で描かれるハードSFと、主人公の片瀬志麻ら少年少女たちの等身大の青春劇、マクロとミクロ、どちらの軸も素晴らしい。
超新星爆発で一度壊滅し、そこから189年の歳月を経て、人類が一丸となって、次に迫る危機に立ち向かう。
地味な作風の割に終始面白かった。

細かいSF設定は難しいが物語の構図はとてもシンプル。「ファウンデーション」などの用語も会話の流れで自然に伝わる。
189年は地球や宇宙の尺度だと一瞬、しかし人間にとっては、最初の惨劇を体験した者は誰もいない、
しかし意識下には強烈に残っている時間感覚。
人類史から見ても決して長くはない、しかし、状況の切迫度により、「僅か189年で」人類はかくも変容したのだ…
SFとしては、その状況下で人類社会がどう変容し、どんな意識を持ち、どう行動するのか?などが緻密に描かれている。
if(もし)○○な状況なら、人類は…、これぞSFの極致、本作はSFとして極上だった。
作中の大人・上層部は達観している、189年も人類一丸となって準備し、認識を共有してきた、その事実が理屈抜きに描かれていた。

また、「戦争」に対する人類の認識も示唆に富んでいた。
上層部の老人たち含めて今生きている人類は誰も戦争を知らない。
しかし、主導権争いや疑心暗鬼による人類同士の火種は不気味に燻り続けている。
10話というかなり早い段階で最初の山場であるグレートミッションを達成、普通ならここでクライマックスでもおかしくはない。
だがここからが本番なのが本作の凄いところ。
ひとまずの危機を回避した後におとずれるのは、人類同士の不協和音。
それと並行して、主人公の片瀬志麻たちの青春ドラマも不協和音が混じり加速していく。
ここでも、マクロとミクロの視点を交差させて一つのSF世界観を描いていく巧みさに惹き込まれる。
15話で志麻たちは意外と戦う事に躊躇を見せない、これは戦争という概念自体を持たぬ無垢さ故であろうか。
15話「天使だって弓を持っていますよ。それが武器になるかは使い手次第です」
20話「人間は外敵がいないと纏まれないのか?もっと精神的に成熟せねば」テーマが分かりやすい。
同監督の「学園戦記ムリョウ」で挑んだテーマを、別の角度から描いて見せた感じ。
本作は、人類の真の成熟を模索していくドラマでもあった。
これに対する答えを、志麻たち少年少女の成長という形で示してくれたのが見事だった。

大人が軒並みカッコイイ。
故・藤原啓治氏が演じた熱血漢の白銀教官は本作のもう一人の主人公だと思う。
レイラ教官「教えなくても出来るなら教師はいらない」など、理想的な大人らしい在り方。
上層部含めカッコイイ示唆に富んだ台詞多く、人類が一丸となるこの時代に生きる大人の責務と次代に繋ぐ想いが端々に感じられた。

青春劇としては、才能と劣等感がテーマになった展開が多い感じ。
序盤は劣等生だった志麻の才能開花、努力型の初佳(あやか)の闇とやよいの確執などハラハラさせる。
上辺ではない、少女たちの本音の想いぶつけ合う丁寧なドラマ、容易に解決させない、けれど最後は綺麗に纏めている。
後半はギスギスしがちながら、本音でぶつかりあった末に本当の友達になっていくので爽やか。

OP主題歌がカッコイイ。OPだけでこれは名作か、と高揚感。
キャラデザはユルめだが可愛い、リヴァイアスっぽいプログラム組む描写やマシンのギミックなどのSF感も申し分ない。

【悪い点】
しーぽんたちの青春ドラマとしては、丁寧ではあるけれど、地味。
子供たちは等身大の良さはあるけれど、アニメキャラクターとしては地味。
爽やかに収まるとはいえ、ギスギスする期間が長いため見ていて楽しくはない。
才能と劣等感のドラマは見応えはあった一方で、それ以外の軸が弱いというか、光太とのラブコメも微妙だった。
女の子中心で、男の子は光太含めてあまり存在感が無い。光太の掘り下げが足りてなかった気も。
また、親友のアリサやリンナちゃんとの交流も意外と深くはなかった感も。
サブキャラはそこそこ個性的だけど、群像劇としてはやや物足りなかった。

最大の山場が10話で終了、次のジェネシス・ミッションの盛り上がりはやや地味だった。
最終話の締めはこれで良いのかもしれないが、カタルシスが分かりづらい。

人類存亡を賭けた重大ミッションを主人公の双肩に掛ける展開に、もう少し説得力がほしかった。
ギスギス青春ドラマを重視して、そこがやや疎かになった感が。

【総合評価】9~8点
「学園戦記ムリョウ」と並び、佐藤竜雄監督の傑作SFアニメ。
自分はどちらかというと、本作は青春劇よりもSF方面が好きだった。
不朽の名作なのは間違いないけれど、評価は最高寄りの「とても良い」

【余談】
しーぽんのプログラム組む描写は「無限のリヴァイアス」、コズミックフラクチャーは「蒼穹のファフナー」ぽい。
前後のSFアニメと通じる要素があるので、併せて視聴すればそれぞれ更に面白い。

投稿 : 2023/08/07
閲覧 : 115
サンキュー:

4

ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リトル アストロ アカデミア

22世紀半ば過ぎた頃、人類は太陽系に進出し、予測された超新星爆発による宇宙風に備える為「ファウンデーション」と呼ばれる宇宙ステーションを多数運用していた。
ファンデーションにはそこで働く職員を養成する為の学校があり、その予科生に進学した主人公と仲間たちのお話。
SF(風)設定の、学園もの、恋愛もの、成長もの、と言ったところです。
尚、戦争ものではありません。


結論から書くと、惜しい!
SF考証が甘い。学園ものとしても甘い。シナリオが甘ーい!!
企画として良かったのに詰め切れなかった印象です。

【SFとして】
「ファウンデーション」とかもろアシモフだし、全体にハインラインの「宇宙の戦士」にも似てますし、作者はSF好きなのかな?
にしては宇宙で起こる現象が全然リアリティがありません。
{netabare} まずおよそ200年前(丁度現代ごろ)超新星爆発による宇宙線で地球は壊滅的な影響を受けたんだそうで、そこから予測された第2波に備えるのが前半の話なんですが、第2波は宇宙線のみならず、物理的に隕石も多数飛来するそうです。
まず超新星爆発したのがどの星なのか言及ありませんが、太陽に最も近い恒星アルファ・ケンタウリですら、近いと言っても4光年離れています。
そこから何かが放射されてこの密度で降り注ぐって…有り得ないですよね。

第2波処理の「グレートミッション」を概ね計画通り成功させたファウンデーションですが、今度は土星付近に謎の脅威が現れこれが後半のストーリーとなりますが、これが科学考証が全っ然で、対処として一体何をやっているのかが全く分からないので入り込めないんです。

クラークの名著「宇宙の旅」シリーズは科学現象としての宇宙航海と、未知の脅威への対処を楽しむ作品ですが、それは科学的に合理的だから読んでいて楽しいんです。

「ステルヴィア」はそこの所全然及びません。
結局謎の宇宙蝉の正体も不明なままですし、
子供騙しのオカルト現象を描いているだけです。 {/netabare}

まあシンプルに「SFビッグ3」に迫る力量あるアニメ作家などそうそう居ないって事なんでしょうね。残念ながら。


【学園ものとして】
前半はまぁまぁ良かったが全体としてまず凡庸。
それからミッションに私情を持ち込むな!(笑)
{netabare}後半は酷いもんです。
主人公女子と彼氏くんに人類の存亡がかかりますが、そんなストーリーにしなくても良かったと思うんです。
正直地球人類のトップ2がコレかよ!と嘆きたくなります。
2人とも個人の悩みで任務に支障を来しています。
結果的に乗り越えたし、そういう成長ものなんでしょうが、高校生と言うより小学生みたいでした。
話し合おうとするたんびに「もうほっといて!」とか言いながら走り去るの何回やるねん。
ガンダムもそうですが、お子様に人類の命運背負わすのやめて欲しい。
{/netabare}

キャラ評価4にしましたが、これは実際居そうな深みのあるキャラを多数配置してくれた事への評価で、正直ウザキャラが多めでした。


訓練生が成り行きで活躍しちゃう似たストーリーに「ストラトス4」がありますが、そちらの方が成り行きに説得力がありますし、活躍の度合いや任務に注ぐ情熱の点で見応えがあります。
キャラもサバサバしてて魅力的ですし、ビジュアルも迫力ありました。
まだでしたらコレより先にそちらをお勧めします。

投稿 : 2023/07/05
閲覧 : 102
サンキュー:

3

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

マクロな部分とミクロな部分のバランスが上手く取れてる作品

本作と近い時期に美少女+メカというジャンルで「ストラトスフォー」が有ったが、
まあ「ストラトスフォー」も中々の良作だったけど個人的な評価としては「ストラトスフォー」以上ですね。

まず本作に付いてはSFではあるけどノリが学園ドラマ的な感じなので
この辺りはSFが苦手な視聴者でもスンナリと作品に入って行けるし、
それとストーリーの方も主人公である志摩を中心に取り巻く友情や恋愛といった青春ドラマを絡めつつも
一方では才能というテーマをシビアに描きこの辺りは中々見応えが有って
昨今の緩い美少女アニメとは一線を画す面白いドラマが見られますね。

またSF方面で見ても人類の脅威となる宇宙災害に立ち向かう展開というのも面白く観られて
この作品は学園ドラマのミクロな部分と宇宙災害というマクロな部分のバランスが非常に上手く取れてる構成の巧みな作品ですね。

後は本作に付いてはOP曲の「明日へのbrilliant road」のカッコ良さや、
うのまことさんのキャラデザの可愛さというのも非常に印象に残りました。

【評価】

90点・2A級

投稿 : 2023/03/05
閲覧 : 107
サンキュー:

2

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良質のハードSF宇宙アニメ。青春恋愛学園家族もの、でもあります。 

 みずへび座βの超新星爆発によるガンマ線バーストで地球の人類が滅亡に瀕しました。しかし、そこから立ち直った人類は、ガンマ線バーストに遅れて襲ってくる超新星爆発の衝撃派(セカンドウエーブ)に立ち向かうべく準備を進めている、という話です。

 このアニメの放映された2003年というは、ふたつのスピカ、プラネテスと設定のしっかりした宇宙もののアニメがラインナップされた年のようですね。この2つよりはSFのF(フィクション)要素が強いですが。そして2クール目は更にSF要素が強まりますが、ネタバレになりますので割愛します。

 この年代のアニメなのでAIと通信デバイスの発展について、設定が追い付いていないことは大目に見るべきでしょう。
 また、キャラクターの目がかなり大きい時代で、受け入れられない人がいるかもしれません。ハルヒよりも極端なくらいです。プロポーションも今のアニメほど完成度は高くないです。
 セリフ回しがなかなかいいですね。練られている感じがします。間もいいし、ユーモアもあるし。脚本がいいのでしょう。
 CGのレベルの制約で主役機はカッコよくはないですが、それがリアリティを出しているともいえます。

 重力制御技術が実用化されているけれど、民間にはそれほど広がっていない世界。セカンドウエーブに対抗するために人類が一致団結して、グレートミッションを推進している、ただ、グレートミッション後の各国の利害が見え隠れしており、次世代の兵器開発が進んでいる、そんな世界観です。ただ、派手なドンパチは期待しないほうがいいでしょう。

 コンピュータのインターフェイスが個人の感覚に依存しているような表現が面白いですね。プログラミングも幾何学的形状を組み立てるような不思議な様子でした。個人用のPCはノートパソコンの延長のようなデザインでよく考えられていますが、やはり、当時の発想です。そういうところが逆に楽しめます。

 ハードSFでもありますが、家族愛、恋愛、嫉妬、劣等感、友情についても片手間でなくちゃんとストーリーとして組み込まれています、と言いますか、それが本筋ともいえます。時にそれが暗いエピソードになってゆきますが、学園もの、という要素を活かして青春アニメとしても楽しめます。

 第1クールだけで充分面白く、特に10話はSFアニメとしては、相当の出来です。エピソードだけならハリウッド映画でもこれ以上の見せ場はめったにないでしょう。

 2クールでも、なんかスケールが小さくて時間潰しに見て「ああ、面白かった」という程度のストーリーではありません。密度が濃く、ストーリも練り込んであります。

 とにかく面白いです。ハヤカワの厚めの文庫上下を読んだくらいの充実感がありました。

OP、EDとも歌が心に残ります。歌い手さんは良く知りませんが、いい曲です。

投稿 : 2021/05/12
閲覧 : 419
サンキュー:

3

とにぃぽにぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ナデシコ2の代わりに作られた名作!!

当時、ナデシコがヒットし、ナデシコ2の企画が立ち上がったが、自然消滅した。その代わりに作られたのがこの宇宙のステルヴィアなのだそうです。(DVDBOXの特典参照)

作品の印象
基本、主人公達に危機感は感じられないが、実はその裏では切実な問題に直面、進行している。
(他の作品で言えばZZガンダムや宇宙戦艦ティラミスのような緊張感の無さがある。)

戦闘機のようなマシンが登場するが、戦闘シーンはほぼ無く、主人公達の心の成長にフォーカスされている作品。
だので前述に挙げた機動戦艦ナデシコなどの戦闘シーンモリモリのSFに慣れている人からするとちょっと物足りないかも?
しかし、総じて良く考えられている良作。

投稿 : 2021/05/06
閲覧 : 360
サンキュー:

3

ネタバレ

tt さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

1話で断念

開始10分で断念、またいつか見るかも。

投稿 : 2020/10/06
閲覧 : 260
サンキュー:

0

ネタバレ

たこたこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

また名作を観てしまった…

この作品の見所を語るなら、子供達のリアルな感情変化や『天才』や人類の命運を握らなければならない苦悩、そう言ったところです。
あと、しーぽんが可愛いです。


まず、しーぽんのデザインが可愛い。
あと、宇宙の描写が細かくて、他の宇宙ものの作品の『俺の宇宙では火が出ます!』みたいなのとは違って、リアルな感じがして良かったです。
セカンドウェーブまでは、しーぽん達が授業を受けたり活躍したりして、とても楽しい宇宙学園物っぽいですが、セカンドウェーブからヒモを消すところまでは、登場人物達がうじうじしてます。

まず、片道40日、往復80日の任務に学生でありながら参加したために、ステルヴィアに戻ってから、周りの友達の人間関係の変化に付いていけず、主人公のしーぽんは疎外感や孤独を感じてしまいます。
けど、任務に行って往復80日も一緒に居た彼氏の光太も居るし、まだ大丈夫!!………と思うのですが、彼との間に越えられない実力差があり、彼と同じ宇宙が自分には見れない、感じられない。ことに気づいてしまい、しーぽんは『完全に周りから自分だけ取り残されてしまった。』と思うわけです。
実力差は練習で補うしかない!し、ストレスを練習で解消しようとするんですが、そこで友達に突き放されたことを言われ、更に孤独を深めてしまい、彼女は病みデビューしてしまいます。
ここから彼女の病み女の歴史が始まってしまい、宇宙のステルヴィアという作品は毎回誰かが泣かないと終わらないような感じになってしまいます。

なんやかんやあり、こんぺいとうのとんでもパワーで女同士の友情は修復されます。

しかし、彼氏の光太くんもこんぺいとうを持ってきますが、女同士ではこんぺいとうで許せても彼氏は許されないという謎理論により、彼は許されませんでした。
しーぽんのあっかんべーが可愛いですが、あそこは本当に解せないですよね。
確かに、光太くんは自他共に認めるタイプの朴念人で人の感情に疎くて無口で大切な事を何も言わない人ですし、彼がもう少し出来る男だったらしーぽんも病み女デビューすることも無かったのかもしれないことを考慮すれば、もうちょっと頑張って謝れって理不尽だとしても女の子は思うんですね。理不尽~。

しーぽんは視聴者から見ても可愛いんですが、物語の中でも、可愛くて男にモテるタイプのキャラですす。
しかし、作品内でモテる様になり始めたのが、しーぽんが己の実力を発揮し始めた頃からなので、実力に伴ってモテ始めた可能性もあります。
光太くんは疑惑では無く、どう考えても実力発揮からモテ始めてます。
お前ら見向きもしてなかったのに、優秀だって分かった途端唾つけようとするの止めんかい!って思いました。
そこら辺も、嫌らしい感じでは無く、色々な意味で子供のリアルって感じで良かったです。

町田さんはビックリする程、急にクズ人間の本性を発揮しました。
しーぽんが許しても私はお前のしたことぜってー許さないから。
キリッとした天才然とした彼女が、実は、可愛くて自分より実力がある女の子を事故に見せかけて病院送りにするのが常習化してるヤベェ女だったのは誰も予想してなかったことだと思います。
ちょっと可愛いからって油断した結果がこれだよ。
被害者らの協力により、更正したように見えますが、彼女は終盤までヤベェ女のままでした。やっぱり、こういう人間って変われないんですね。
なんと、彼女は相談女にグレードアップします。
そして、光太くんに相談に乗る感じでグイグイと近づき始めます。
相談に見せかけて、自分は男経験も無くてフリーですよのサインやらなんやらを送ってます。
相談を受け続けた結果、彼女は光太くんを好きになってしまった…みたいな描写があるわけですが、本当この女なんなの……………。
気づいたら好きになってたの…!って泥棒猫の常套句ですが、自分から近づいてくる発情したメス猫が言うんですから、この言葉のギルティさはこのレビューを読む皆さんには分かるかと思います。
彼女の行為にはこのギルティさに加えて、死んでも可笑しくない傷害未遂加害者でありながら、その被害者の彼氏を寝取ろうと、無意識かもしれませんが、してるわけです。
やっぱり!コイツ!やばすぎる!

町田さんと光太の相談現場をしーぽん何回も目撃してるのに、しーぽんと光太、よく別れなかったなと思いますが、もしかしたら、彼女には光太がそんな事やったりするタイプじゃないことが分かっていたのかもしれません。
光太くんは町田さんに惑わされず、というかそんなこと全く気づきませんでした。

終盤、ありさの妹が登場しますが、彼女は身体を40%失っているわけです。
私は『だからか!』と思うことがそれであったわけです。
それは、ありさのお姉さん力です。
しーぽんへの接し方やら何やらで、ありさのお姉さん力に卓越したものを感じていたのですが、少し大変な妹が居ることがわかり納得しました。

宇宙人のカールさんですが、宇宙軍作れ!平和ボケするな!みたいに言って、未確認飛行物体がどこかが隠していた秘密兵器であるかのように言っていますが、実はそれも人類のため、ヒモを消すために軍備が必要だから、それを見越しての発言だったわけです。
このアニメの伏線回収率凄いです。キャラの性格や行動の一つ一つにちゃんと理由があります。

あと、この作品には度々『天才』という言葉が出てきます。
この言葉なんですが、ちょっと考えてみてください。
実はこの作品に出てくる殆んどのキャラはそもそも普通の人に比べて天才なんです。
宇宙に行くのに、滅茶苦茶勉強が必要みたいな描写があるんですが、恐らく本当は、彼らは中学校では卓越した天才だったはずです。ジョジョでさえも、多分。
なのに、彼らはその中で優劣があり、『天才』という言葉に翻弄されています。
晶は多分、この中でそのギャップを一番感じているキャラだと思います。

『天才』、自分に出来ない事が出来る人に対して、彼らはこの言葉を使って壁を作って拒絶したり、色々あります。
他の友達達の遥か先を行ってしまったしーぽんも最終的には、才能という越えられない壁(光太)を『天才』という言葉で拒絶していますが、彼女には彼女の出来ることと、出来ないことがあります。
最終的に、しーぽんは才能を越える事はありませんでした。出来ない事は出来ないからです。
しかし、彼女は出来ることを練習して頑張る事で、壁を乗り越えます。
光太としーぽんの差は、生まれついての芸術的才能みたいな、埋まらない差です。
努力家の彼女が最終的に行き着くところが、努力だけでは埋められないところでした。
だから、彼女は彼を支えるためにプログラミングを頑張ります。
これはありさが、操縦士から整備に移ったことを彷彿とさせました。
そして、ある意味、光太くんは、実力の上では全ての上に立ったとも言えるわけですが、彼は彼でヒモ消し作戦の最中に、目の前で人が沢山死んでいくのを見て、凄い重圧と戦うことになりました。
鈍ちんで朴念人の彼は、太陽系を救うミッションに関してはそこまで重圧を感じていなかったようですが、目の前で死んでいくパイロット達を見て、一気に重圧を感じてしまいます。
まだまだ子供なんですから、当たり前のことではあるんですが、そこも見所でした。

あと、最後の最後でやよいちゃんがアルキュオンに乗っている事に驚くのと同時に本当に良かったなって思いました。
2年も入院していて、それでも彼女は宇宙のステルヴィアに帰って来ましたが、一度は潰された彼女がしーぽんと光太達にしか乗れなかったアルキュオンに乗っている…凄く私は嬉しかったです。
彼女の一度は無くなってしまった未来がここにあるって思うと…。

是非、二期も見たかったんですが、この作品は権利関係がごたついてるみたいでもう続きが見れないみたいで、本当に悔しいです。
それでも、いつか、宇宙のステルヴィアの新作が出ることを祈ってます。

投稿 : 2020/09/01
閲覧 : 363
サンキュー:

1

ネタバレ

是正 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いろんな要素のある宇宙学園物

大筋は宇宙で行われる未来学園物なのだが、
時期が地球存亡の掛かったプロジェクトが実行段階かつ
主人公の圧倒的才能故に人類規模のプロジェクトに巻き込まれていく
お話でもある。

いろんな要素が混ざった本作だが自分は天才の苦悩といったもの強くを感じた。
それができる圧倒的才覚がある事と、やりたいかは別で誰もできないがゆえにやらせれ、天才だからと見送られ、頑張ってる間に自分のいない周囲の時間が進んでいくといった孤独は、学生である主人公にはなかなかの苦しみだろうなと考えさせられた。

投稿 : 2020/06/19
閲覧 : 261
サンキュー:

0

ゆうゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

地味だけど安心してみられるしっかりした面白さ

衝撃的な始まりや圧倒的な戦闘での興奮はない
しかし物語を重ねていくごとにキャラそれぞれの個性が少しずつ表れていってストーリーにいい味が出ていた
途中、このキャラクターめんどくさいなと思ってしまうのも人っぽさが出ていてよかったと思う。

最後の感想は面白かったともいえるけど、どちらかというとすごくいいストーリーだったとなった。

あと先生たちの立ち位置がすごくいい。踏み込みすぎずアドバイスしていて、
それに対し生徒たちも先生の言うことをすべて飲み込むのではなく自分で悩むすごくいい関係性。

投稿 : 2020/05/28
閲覧 : 184
サンキュー:

2

ネタバレ

まだらめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続編は完全に無いんだよね。

しーぽん

問題児からエースパイロットに成長していく過程の物語

そのなかには恋愛もライバルからの嫉妬もあり

地球が滅ぶって時に子供が作戦に参加する常識はずれの設定
{netabare}180年も時間が有るなら子供無しの作戦出来るだろ{/netabare}

12話でbig4の先輩からのパワハラを恋人に助けられ
そこから幸太くん一色の頭の中がお花畑

その後、更なる滅びの危機が太陽系を脅かす。

幸太くんが見ている風景と自分が見ている風景が違うと作戦中泣きっぱなし
自分しか解らない悩みで女友達に八つ当たり

ちゃんと危機は解決して第2期って終わりかたなのに数年後に続編打ち切り

今はコロナウイルスの流行しておるので全世界が一丸となり問題を解決するってテーマで観たけど

どんな問題でも邪魔する人は描かれるし現実世界でも一緒かな

セカンドウェーブで終わっても良かったんじゃないの?って言う人が多い作品かな。

しーぽんと幸太くんの恋愛話を酸いも甘いも描くって観点なら人気作品だから2クールでいい感じだったと思う。

投稿 : 2020/05/13
閲覧 : 261
サンキュー:

4

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

評価されがちな普通のアニメ

言うほど評価されるアニメでは無い
1話完結だったからかな 移動する訳ではなく滞在系のアニメなんでそれが楽しめるなら良いかも
ヴァンドレッドとあまり評価が変わらなかった

戦う要素は無いのであまり熱中しなかった
萌えアニメの一つだと思う

投稿 : 2019/12/25
閲覧 : 259
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この面白さハンパね〜!!

超新星爆発によるファーストウェーブで壊滅的打撃を受けた人類が復興してセカンドウェーブに備えて宇宙ステーションにてミッションを遂行するパイロット養成学校での話。

萌えが強いキャラデザではあるが、学生たちなので嫉妬や色恋沙汰とかいろんな壁にぶちあたってとかある訳ですよ。大人たちがあれこれ指示するわけではなく見守りつつ、ピンポイントで助言をするのはいいですね。

女子生徒の制服、宇宙服が、ウルトラマンの科学特捜隊みたいで好きだし。

個人的にはしーぽんがもっと劣等生だと応援しがいがあるのだが、最初から天才プログラマーはね。
まぁバカでは宇宙飛行士にはなれんし、そこは仕方なしか…

演出ではセカンドウェーブのミッション中でのインフィニティ登場場面は淡々としていたので、盛り上げて欲しかったかな。
絶体絶命の場面なのだから。

後半はしーぽんと光太のすれ違いによる鬱展開+コズミックフラクチャー編でハラハラ。
告ってなくていきなりキスはねぇよ…

ステルヴィア教授のリチャードと教官のカール。
この二人の会話はなんとなくスタートレックのカーク船長とスポックの会話みたいって思っていたら、実はカールは?!ってのはやっぱりかい!!

作画は怪しい回がチラホラであったが、最初から最後までツボの内容でこの面白さハンパね〜!!である。

投稿 : 2019/09/23
閲覧 : 257

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宇宙を舞台にしたSF学園ラブコメ

2003年4月から2クール、26話構成で放送されたSFアニメ。
佐藤竜雄監督のオリジナルアニメ。

2356年の太陽系を舞台にしたSF学園ラブコメです。
主人公の片瀬志麻がファウンデーションの一つ「ステルヴィア」に来てパイロット養成の学校「宇宙学園」に入学するところから始まります。
2Dの作画の部分も動いていたし、3DCGで動く宇宙機、ファウンデーションの描写や宇宙の描写もよく描けていました。。
ストーリーも人類の危機を乗り越えようとするキャラクターの苦悩と葛藤が描かれていました。

コンペイトウ美味しそうでした。

投稿 : 2019/05/11
閲覧 : 291
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

様々な状況の中で...

この作品は、まず状況がよく変わる。
この前まで戦ってたと思えば日常の話になったり、キャラ同士のぶつかり合いの話になったりと。
ただ逆にそこがあったため続きはさほど気にならなかったが観ていて飽きなかった。
また、様々な状況でキャラの魅力が引き出せていたのも良かった。
最後なんかは続編を期待させるような終わり方で同時に感動できた。
ただ、続編が欲しいというのが本音だが、無くても希望が残る終わり方で綺麗に締めくくられていたためそれもそれでよいと思う。
声優の演技は、本当に素晴らしかった。
大体のキャラに喜怒哀楽があったのだが、どの声優も熱演でそれを表現できていた。
また、次回予告もワンパターンでは無く良かった。
ここでの声優の演技も楽しめた。
音楽は、angelaのどの楽曲も素晴らしかった。
印象に残るOP、話の雰囲気によって変わる2種のED、最終回用のEDが用意されていてそこも良かった。
作画はキャラ絵は良いのだがCGがなんとも言えない。
この手のCGは苦手だ。
戦闘シーン目当てではこの作品は観ないで欲しい。
演出面はまあまあ面白いが迫力やクオリティーは微妙だ。

投稿 : 2019/02/28
閲覧 : 281
ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

タイトルなし

全26話
前半は明るい女の子で物語的にも面白い

後半はヒロインのグズ加減が長く続きうんざり

永遠と何話もグズヒロイン見せられてはたまらない

価値が薄いので多くは書かない

評価45点

投稿 : 2019/01/24
閲覧 : 314
サンキュー:

0

ネタバレ

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こう言うのを観たかったんだ

またひとつ出会えて良かったと思える作品。
人類の脅威に対して国や人種をこえて団結し、
立ち向かう。
脅威に打ち勝ったとたん
それぞれの思惑が交差し、乱れる。
そして新たなる人類の脅威の前に人々は
もう一度手を取り合えるのか、、、
なんて月並みだが、それが良い。
次の未来を担い繋いでいくのは若者。
これも月並みだがそれも良い。
友情、恋愛、嫉妬、家族
実に素晴らしい。未来に置いてもこう言った事は
変わらないんだろうなぁ。
実にシンプル、だから伝わる。
最近の設定や世界観にこだわりすぎた作品に
麻痺していた自分にとっては素敵な出逢いでした。
観る作品を探していて
気になって観てみて
観てるうちにあぁ、こう言うのを観たかったんだ
いいよねぇアニメって
そう再認識させてくれました。

投稿 : 2018/03/19
閲覧 : 390
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

前半は好印象のヒロインだったけど

後半はグズのかまってちゃんヒロインに変貌します

グズ話数が多すぎてうんざりします

味付けのつもりなのだろうがグズ話は2話以下にしてほしい

内容的にはそう悪くないのでグズノ部分で評価落としすぎだと思う

グズを我慢すればそこそこのアニメではないかと思います

投稿 : 2017/09/03
閲覧 : 262
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

SF+学園ドラマ=ライトなスペースオペラ

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
学園内における友情や愛情から人類の危機までを幅広くカバーしつつ、いずれもしっかりと成立させている、力作。2クールということもあり、とても丁寧に計画的に作られている印象です。

もちろん、作られた年代が年代なので、今みると作画とか古く感じるし、CGもペラペラに見えますが、当時としては高クオリティでした。また、OPの「明日へのbrilliant road」は、00年代らしい格好良い曲です。

野中藍さんの初主演作品だったり、angelaさんの(angela名義での)デビュー曲だったりするので、そういう点でも見処はあるかも。

古いアニメでも気にせず視聴できる方にはオススメですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
劣等感や挫折、嫉妬がテーマなのかなと思う(でも暗くならないのが素晴らしい)。

本作には、たくさんの「天才」が登場する。自らの可能性に気づいていなかった天才、志麻。真の天才ながらそれを隠す、光太。天然栽培の天才、りんな。努力の天才(秀才)たる、初佳や晶などなど。

一口に天才と言っても、才能の大小には差があるし、才能をもつ分野もそれぞれ違う。そんな少年、少女達が出会い、共に過ごしていくなかで、ある者は才能を開花させ、ある者は歩む道を変え、ある者は挫折し、ある者は他人の足を引っ張る。そういう、まだまだ発展途上で自尊心の強い少年少女の内面の葛藤や、それを乗り越え、アイデンティティーを確立した後の成長が、本作に深みを与えていると思う。

構成的には、学園ドラマから始まり、SFになって恋愛ドラマになり、SFで締めるという、視聴者を飽きさせないものになっている。ともすればとっ散らかりそうだが、本作の主人公「片瀬志麻」が少しずつ、様々な部分で成長していってくれるので、1本筋が通っている。

また、この志麻が、不器用ながら一生懸命で、更に萌え要素もある、主人公とヒロインをダブルで成立させちゃう良キャラなのも魅力だ。

「色々あってぶつかり合いながらも共に成長し、最後には団結して危機を乗り切る少年少女達」という、実に王道な作品で、どの角度から観ても一定以上のクオリティがある良作だった♪
{/netabare}

投稿 : 2017/08/15
閲覧 : 434
サンキュー:

14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心地よい余韻に浸れるアニメ…

はっきりとした色使いのアニメだなぁ…この作品の第1印象はこんな感じでした。
作画もキャラデザも嫌いじゃなかったこの作品の視聴を後押ししてくれたのが野中藍さんの初主演作品だった事です。
野中さんの愛称である「あいぽん」もこの作品の主人公である「しーぽん」が由来になっている事からもお互いに結びつきを強く感じます。

この作品の物語の舞台は西暦2356年…約189年前に地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって壊滅的な打撃を受けました。
そしてその超新星爆発から189年後の今年…セカンドウェーブと呼ばれる衝撃波が太陽系に向かって到達しており、全人類は総出で未曾有の危機に対処を進めていたのです。

人類はセカンドウェーブに対処すべく宇宙ステーションの一つであるファウンデーションを建設していたのですが、この物語はそのファウンデーションの一つであるステルヴィアにある宇宙学園に新入学制が入学してくるところから始まります。

ここで入学してきた新入生の一人が片瀬志麻…通称しーぽんと呼ばれる女の子…
彼女は宇宙パイロットを夢見てこの学校に入学してきたのですが、最初のうちの成績はほぼ底辺…
それでも色んな人々との触れ合いの中から学び…知って…そして成長していく様が描かれています。

この作品…兎にも角にもしーぽんが輝いている作品だと思います。
顔は可愛らしいですが、スタイルは人並み…口数は多くないのですが時折テコでも自分の考えを曲げない頑固親父の様な一面を持っていて…
人に相談する事は決してなく口を開く時にはもう自分の中で決定している事を告げるだけ…
何より人に対して素直になれない意地っ張り…

こんな風に彼女の性格だけを列記すると、あまり良いところが見当たりません。
それでも彼女は輝いているんです…

それじゃ何が彼女をそんなに輝かせるのか…
それはいつも一生懸命頑張っているから…

必死で考えて…誰よりもたくさん計算して…
負けた時には悔しいといってポロポロ泣いて…
大切な人と同じ目線で物事を見るために歯を食いしばって頑張って…
有事の時には自分の事など厭わず身を挺する事のできる彼女…
そんな彼女の一生懸命に何度も胸を打たれて…何度も涙で前が見えなりました。

間違いなくしーぽんは良い子だと思います。
でもこの作品の良い子はしーぽんだけではありません。
しーぽんを取り巻く同じ予科生の仲間たち…
みんなの立ち位置が抜群なんです。

同じ予科生…という事は仲間であると同時にライバルでもある訳です。
特にこのステルヴィアでは成績の優秀な人とそうでない人との格差がどんどん開いていくんです。
優秀な人は学生であるにも関わらず大切なミッションに参加させて貰えるのですが、そんな選ばれる人間はほんの一握りだけ…
難しい授業にも厳しい訓練にも耐えられるのはそのほんの一握りになりたいから…

でも人って気付いてしまうんですよね…
どうしても越えられない壁がある事に…
どんなに頑張っても絶対追いつけない人がいるって事に…
もう心の中はグチャグチャです…

確かに予科生の仲間同士…全てが順風満帆ではありませんでした。
でもここで彼らはまた気付く事になるのです…
仲間の存在が何より大切である事に…

この作品で繰り返し使われた台詞も印象的でした。
「自分にできる事をやるだけ…」
「ここを次に世代に残すのは我々大人の役目…」
しっかりと見据えるべき物事が眼中に入った台詞だと思います。

この作品は2003年に放送されたものなので、もう14年も前の作品ですがそんな古さを微塵も感じさせない作品だたと思います。
SFというジャンルの好きな方…或いは好みの声優さんが出演されているなら是非チェックして頂きたい作品だと思います。

オープニングテーマは、「明日へのbrilliant road」
エンディングテーマは、「綺麗な夜空」「The end of the world」「Dear my best friend」
全てangelaさんが歌っています。
この作品のオープニングを始めて聴いた時、恰好良すぎて鳥肌が立っちゃいました。
挿入歌としても使用されているのですが、この曲が流れた途端テンションも上がりまくりでした。
絶対に覚えたい曲です。

2クール26話の作品でした。
物語としては綺麗に纏まっていたと思いますが続編があってもおかしくない
展開だったと思います。
この作品もしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2017/02/05
閲覧 : 527
サンキュー:

15

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

しーぽんからのあいぽん

未来型SF作品。
その名の通り、宇宙または太陽系を舞台とした作品です。

本作で最も印象に残っているのは、"ジョスト"がワルキューレロマンツェよりも前にアニメ内で登場していたこと。
とはいえ、こちらのジョストは擬似的ですけども。
宇宙で馬が疾走するといったことはありません(笑)
また、他にも宇宙ならではのスポーツ?は見所です。

余談を挟みましたがこの作品、個人的にはなかなか好感触でした。
世界観やあらすじは壮大なので、ごめんなさい私の口からは説明しきれません。
あにこれ等のをご参照願います。


この壮大な世界観のもと、複数の少年少女の成長が描かれるというものです。
主人公の志麻ちゃん(しーぽん)を好きになれるかどうかが楽しめるかどうかの最初の分かれ目な気がします。
と言うのも、このしーぽんはいい意味でもわるい意味でも人間らしい娘だからです。
周囲の状況、自分が置かれた状況に左右されやすく、感傷的にもなりやすい。
なので見ていると、めんどくさい娘に映ってしまいかねない。
実際私も何度か思ってしまいました。
でもそれだけ純粋で可愛らしい主人公でしたし、その彼女の成長を見守るのも悪くないものでした。
しーぽんの親友のアリサがキーマンです。
ほんと良い奴。

第2の関門がしーぽんの級友の光太くん。
彼はしーぽんとは逆で、感情をあまり表には出さない謎めいた少年。
何だか不気味にも思えました。
残念ながら、最後まで私はあまり好きになれませんでしたね。
まぁでもしーぽんやその他の仲間によって、彼の心情が変化していく様は見応えありました。

この2つが突破できれば、それはもうあなたにとって心に残る作品になるでしょう。
ストーリーは本当に秀逸ですから。
多少無理のある設定や展開はみられますが、さほど気にはなりません。(多分)
最近のアニメにはない雰囲気と物語の拡がりを魅せてくれるので、近頃の作風には飽きてきたなーと少しでも感じられたなら、是非一度本作を観てみることをお薦め致します。



OP「明日へのbrilliant road」 歌-angela
ED1「綺麗な夜空」 歌-angela
ED2「The end of the world」 歌-angela

angelaの初アニソンだそう。
ここから数々の名アニソンが生まれていくわけですね。
本作のOPもangelaソングのなかでかなり好きなほうですけど。


――――――――――――――――――――――――――――――――――



そうそう、忘れてはいけないのが声優に関して。
しーぽん役を務めるのはあいぽんこと野中藍さん。
響きが可愛い愛称をお持ちの二人ですね。
制作側の狙い?
と思ったら、あいぽんはしーぽんが由来で付けられた愛称だそうです。
なるほど、自身が演じたキャラの愛称を引き継ぐとは、しーぽんへの愛を感じます。
あいぽんの初主人公ですしね!
声も容姿もあいぽんは無敵じゃぁ~。
活動増やして欲しい・・

投稿 : 2016/08/05
閲覧 : 591
サンキュー:

23

ネタバレ

しゃけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

宇宙っていいね

 宇宙の学校へ行っていろいろなことを学び仲間とともに困難を乗り越える。
 SF学園ものですね。
 きれいにまとまったいい作品です。

投稿 : 2016/06/10
閲覧 : 271
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

旧作の魅力を話したい(長文)

野中藍さんの出世作
舌足らずな独特な声は幼さのなかに芯がありますよね
あいぽん演じる片瀬志麻とその仲間たちが、助け合いときにぶつかって
宇宙規模の災害にむかっていく壮大なストーリーでした

今後視聴される方のために
舞台設定についてかみくだいて記します

地球圏からはるか遠くで星が爆発。
その爆発衝撃波が地球に到達して過去に壊滅的被害をもたらします
しかしこの災害はおわっておらず
爆発の第2波がくることが観測されており
対策として地球圏にバリアを建設しております
そのバリアのメンテナンスや、バリア通過した隕石の回収をする人材育成施設が
ファウンデーションと呼ばれる宇宙ステーションにあるんです

ステルヴィアとは第2ファウンデーションのなまえです。
西暦2356年のお話なのですが途方もない未来というより
生活の描写からごくごく先の未来の物語の印象をうけます。

では見所について語ります
まずはキャラクターの魅力
脇役が光る作品です。名作とされる条件は脇役が個性的であること
脇役の心理描写がしっかりなされていることが必須かなって考えております

主人公志麻の親友4にん
志麻の理解者であり、ステルヴィア入所から一緒のアリサ
ほんわかした人柄ながらくらい影のあるやよい
ツンデレ担当優等生ながら努力の人晶

ふだんは仲良くたわむれているんですが心に秘める
「嫉妬」「焦り」「不安」「孤独感」などがしっかり描写されています
高まった感情をぶつけあって喧嘩に発展することもありますが
罵りあえる仲間こそ本物の仲間であろうし
そして彼女たちのわだかまりが解消されて
真のともだちになって行く姿に感動を覚えます

学生を見守る側である教官のおとなたちも味があります
大人が重要な役どころである点はポイント高いです
やるときはやるって大人らしい姿にしびれます
子供しかでないアニメだとどうしても出せない味ってありますよね

ストーリーの魅力
登場人物が同じ目的にむかっていますので
一本道なシナリオで破綻がないんです
主題としてあるのが少女達の成長を描くことでありますので
別の方向をみていた子たちの心が一つになってく過程が
ストーリーをなぞりながら伝わってきます
結末をうやむやに終わらせず納得のできる〆かたにしたのも
気持ちよいですね

ものたりない点
①キャラデザは正直太いな・・・って肉感的ともいえるのでしょうか
丸顔で首もふとい。萌え絵の部類ですが
SFアニメなので、求めるところが違うんでしょうか

②最大の見せ場で迫力に欠ける
史上最悪の災害に立ち向かう過程の描きかたは手にあせにぎるんです
確実性にかける高出力レーザーに最後をたくして
それを発射。
まっすぐ飛んでいって
命中。消滅

こういうシーンって一回回想いれたり
お願いって祈ったりしてたりするメインキャラのカットとか普通
いれませんか?
だらだらひっぱるのもどうかと思いますが
あっけないのもさみしいのです。

投稿 : 2016/04/14
閲覧 : 480

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

当時断念した理由

2クール目が面白くない

投稿 : 2016/03/18
閲覧 : 427

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

意外にも本格SFの名作です

監督・シリーズ構成:佐藤竜雄 全26話

あらすじ
西暦2356年、主人公片瀬志麻が宇宙ステーション・ファウンデーションⅡ
通称ステルヴィアの宇宙学園に入学するところから物語は展開します。
本作は、超新星爆発の第2波から地球をまもるグレートミッションなど高度なSF設定の世界観の中で、ステルヴィアを舞台に主人公達の苦悩と成長を描いた作品となります。設定が本格的なのが特徴です。
重厚なSF的背景に加え、思春期の少女の成長を描いた学園ドラマとしても上質な出来で「機動戦艦ナデシコ」「学園戦記ムリョウ」と同様に佐藤竜雄監督独特の間を使った効果的演出も健在です。

この作品で描かれているのは自分の道を自分で選んできた学生の姿です。
夢をもって宇宙学園に入学した彼らにも成績に差が出るようになります。
非情な結果を前にして彼らは自らの将来を自ら決めていきます。
命令や他人に流されての行動ではない点が大きいです。
主人公の志麻だけでなく、アリサ、やよい、晶、初佳といったメイン登場人物たちのそれぞれの立場での苦悩と成長がしっかりと描かれています。

とってつけたような萌え絵とキャラ設定などに不満点もいくらかありますが、設定が重厚なだけにミスマッチであったと個人的に最も不満に思います。萌えアニメも好きですが、こういった作品には求めておりません。
設定などで谷口悟朗監督の「無限のリヴァイアス」の影響も感じますが、本作の方がテーマも物語もわかりやすく表現されているように思います。

Angelaの主題歌も作品の内容にマッチしており、印象的なシーンで効果的に使われています。名曲です。

投稿 : 2016/02/01
閲覧 : 211

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

しーぽん

今は西暦2356年…


丁度おんなじくらいの時期に「ふたつのスピカ」も放送してて、萌え宇宙アニメの二大巨頭って印象でした。
前半はセカンドウェーブ、後半はコズミックフラクチャーとの対決でしたっけねー。
セカンドウェーブはみずがめ座の恒星が超新星爆発の第2波、コズミックフラクチャーは宇宙ひもですけど、これって実際2167年に起きるってのは予測されてませんよね?
宇宙アニメと銘打ってますが、「スピカ」と比べると空想科学的な要素強いのかなーと。
というよりも寧ろ、しーぽんと光太の関係性に主眼を置いた萌えアニメだったかなーって感じです。

制作はXEBEC、監督は佐藤竜雄さんです、サトタツですね。
元々は「ナデシコ」の続編として作るつもりだったらしいですね、その設定は没になったようですけど、まぁサトタツ監督お得意の宇宙ものです。
これがGONZOだったら3DCGばんばん使っていたのでしょうが、本作は控えめだったかと記憶してます。
どっちかっていうと「モーパイ」に受け継がれてる電脳戦の原型があったように思えますが、どうでしょう?

野中藍さんの初主演作です。ということで彼女の愛称であるあいぽんはしーぽんから来ています。
ぽわぽわした声といえば野中さんですよね。
"青二プロダクションの不思議ちゃん"コンビの広橋涼さんも出演されています。

angelaが歌うOP「明日へのbrilliant road」1stED「綺麗な夜空」2ndED「The end of the world」、全て名曲です。
angelaの初アニソンであり、2度目の?メジャーデビュー曲なんですね。
よくアニソンライブで「明日へのbrilliant road」歌われてますけど、思い入れが深いのでしょう。
ちなみに「綺麗な夜空」はangelaの中で一番好きな曲かもしれません。
2話でカラオケ行く回があるんですけど、やよいがこの曲歌ってて、そのままEDに持ってく流れは相当高まります。

秀才・町田初佳と天才・しーぽんとそれを超える天才・光太の、こう焦燥だったり嫉妬だったりキャラの関係は面白かったですねぇ。


片瀬江ノ島からとってますよね、しーぽんの名前。
他も小田原線の駅からとってるようですね。

投稿 : 2015/11/18
閲覧 : 262
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

う~ん、、

期待外れでしたね。

何に、ナニを期待していたか、望んでいたかによってこの作品の評価は分かれると思います。

自分が観たいものではなかったので、残念な作品でしたね。

お気に入りのお話しは、16話のみ。唯一無二の戦闘シーンがあったから。

投稿 : 2015/07/12
閲覧 : 296
ネタバレ

音神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夢を描くのは人に生まれたから

いい歳になってから僕をアニメの世界に引きずり込んだ張本人(アニメ)です
超新星爆発の被害によって地球が壊滅的な危機に陥った後の物語
実際に地球にもいずれ訪れるかもしれない危機かと思うと、冒頭のしーぽんの解説から「ガスに包まれた緑の宇宙。それが私の知っている宇宙の色です。でも私は見てみたい。昔の人々が地球から見上げる事の出来た宇宙の色。」
僕はすでにこの時点で泣いてました・・・

とにかく泣ける展開が多いです
涙腺が緩い方は、多分2,3話に1回は泣いていると思います

このアニメをキッカケにアニメをいっぱい観る様になりましたが、世間的に超人気某アニメなどよりずっとすばらしいと思います
もっと評価されてもいいはずなのですが・・・
慣れればこの絵柄もそんなに悪くは無いと思います。


主題歌の明日へのbrilliant roadはかなり良い曲です。


知らない人に最も観て欲しいと思うアニメです

投稿 : 2015/07/09
閲覧 : 331
サンキュー:

4

NoName69 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

女の子の気持ちはわからない。

ちょーどクライマックスのあたりで切った感じ。

これはいけませんw

良作だったと思うんだけど、幼い女の子の心理描写に私の器が限界でしたw

私の気持ちなんて誰もわからない!という女の子の気持ちがわからなかったw

これに共感できる人はぐっと引き込む部分だったのかもしれないけど

完全にヒロインが何を言ってるのか理解不能になってしまいこれ以上は見れませんでした。

きっとバトルものとかで「俺は俺より強いものの存在を許さない」的な男キャラを見たら女の人も今の私と同じ気持ちになるのかな…。

それと同じなのかどうなのかはさておき、少し見る側を選ぶ作品であった事も確か。

投稿 : 2015/03/23
閲覧 : 296
サンキュー:

2

uppo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

キャラデザは慣れれば何とかなりました。
作画に関してはかなり良かったと思います。
主人公のしーぽんが中盤から終盤にかけての数話落ち込みまくってあんまり話が進んでなかった記憶がある。
ここで断念しそうになってぎりぎり留まりましたね。
特に感動とかは無かった。
最後の方も特に緊迫感無く終わってしまった感じがある。
にしても女の嫉妬は怖いと思い知らされるアニメだった。

投稿 : 2014/12/28
閲覧 : 276
サンキュー:

5

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宇宙のステルヴィアのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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宇宙のステルヴィアのストーリー・あらすじ

西暦2167年、地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって引き起こされた強力な電磁パルスと放射線によって壊滅的な打撃を受けた。だが人類はそこから見違えるほどの復興を遂げた。そして、かつての災厄より189年後に訪れるとわかっていた第2の災厄、すなわち超新星よりの衝撃波の到来に対し、全人類を挙げての防御体制を築き上げていったのである。
そして2356年。遂に衝撃波セカンドウェーブが太陽系に到達しようとしていたその年、人類の生活圏を守る大計画グレート・ミッションのため作られたファウンデーション(宇宙ステーション)の1つ「ステルヴィア」内の宇宙学園に主人公たちが入学するところから本作は始まる。
(TVアニメ動画『宇宙のステルヴィア』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2003年春アニメ
制作会社
ジーベック
公式サイト
www.tv-tokyo.co.jp/anime/stellvia/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%...
主題歌
≪OP≫angela『明日へのbrilliant road』≪ED≫angela『The end of the world』

声優・キャラクター

野中藍、水島大宙、松岡由貴、折笠富美子、田中理恵、斎賀みつき、うえだゆうじ、陶山章央、広橋涼、豊口めぐみ、岸尾だいすけ、檜山修之、進藤尚美、藤原啓治、堀勝之祐、田中正彦、根谷美智子、屋良有作、小杉十郎太、笠原留美、朴璐美

スタッフ

監督:佐藤竜雄、シリーズ構成:佐藤竜雄、脚本:堺三保/大河内一楼/千葉克彦/小出克彦、SF設定:堺三保、キャラクターデザイン:うのまこと、音楽:長岡成貢、音楽制作:スターチャイルドレコード、音楽協力:テレビ東京ミュージック、音響監督:三間雅文、メカデザイン:鷲尾直広、CGプロデューサー:小林真吾

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