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「プラネテス - ΠΛΑΝΗΤΕΣ(TVアニメ動画)」

総合得点
90.7
感想・評価
3112
棚に入れた
15529
ランキング
49
★★★★☆ 4.0 (3112)
物語
4.3
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.0

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☆の総合評価
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プラネテス - ΠΛΑΝΗΤΕΣの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

じゃんが さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

加速度的に面白くなっていく

正直、始めの方はあまり面白いとはおもえなかった。現にこの作品を見ることは、2度挫折していた。

しかし、田辺とハチマキが付き合うところから話が急激に動き出し急激に面白くなっていった。

この作品は、すべての人間に欠点があるように作られている。だからこそキャラクターに魅力を感じるのだと思う。特にハチマキの自分の価値を見出すために苦悩しているところはとても魅力的だった。

投稿 : 2019/08/20
閲覧 : 298
サンキュー:

4

ネタバレ

lll1 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

褒める気にはならないが

 ネタバレなしで、とりあえず言いたいことはキャラクターについてです。

 一人も好きなキャラクターが出来なかった。この作品にハマらなかった最も大きな要因はこれ。

 それどころか、嫌いなキャラクターばかりだった。
 「一番嫌いなキャラクターは誰?」と聞かれれば、私は迷うことなく"タナベ"と答える。
 次にハチマキやら、デブリ課の面々を上げる。

 フィーは良かったと思う。ユーリはまともだけど、別に魅力的な訳ではない。


 映像作品において、キャラクターはめちゃくちゃ重要です。昨今のMCU(アベンジャーズ等)映画を観てもらえば分かると思う。正直、ストーリーなんて大して面白くない映画ばかりです。
 でもキャラクターが最高に魅力的で、皆ヒーローたちが大好きなんです。MCUは魅力的なキャラクターたちによって支えられている。
 
 キャラクターが魅力的だから、ストーリーにへの興味も深まる。今後、キャラクターたちがどんな運命を辿るのかが気になるから。

 去年『モリーズ・ゲーム』という、元・モーグル選手でカジノ経営者モリー・ブルームの伝記映画を観ました。
 私は、このモリー・ブルームに何の魅力も感じず、何の興味も湧かなかった。そのため、ストーリーが進んで、モリー・ブルームにどんなことが起こっても、何の興味もないから、心底どうでもいい気持ちになる。去年、唯一本気で帰ろうかと思った映画。

 プラネテスはストーリーは悪くないけど、キャラクターは好きになれなかったし、演出も好みではなくて観るのが苦痛だった。
 けれど、評価が大変高いので見続けた。この先得れるものがあると思ったから。

 以下ネタバレ
 {netabare}
 ①ワクワクしない宇宙もの

 宇宙ものであるのにも関わらず、プラネテスを観てても全然"ワクワクしなかった"。
 『宇宙兄弟』はワクワクする要素がたくさんあった。試験のシーンとかがそう。どんなことが起こるのが、どんなことをさせられるのかと気になった。

 『インタステラー』や『ゼロ・グラビティ』などは、その規模の大きさに興奮した。
 今年だったら『ファースト・マン』は登場人物に多くカメラを向けることで、登場人物と一緒に試験を、空を宇宙を体験出来た。
 『ハイ・ライフ』は作風こそ地味ですが、死刑囚たちが宇宙に行かされ実験をさせられるという、設定だけでワクワクするし、未知の領域に興味が湧いた。

 プラネテスはあくまでも、サラリーマンとして描いているため、ワクワクする要素が少ない。
 ただ、木星に行くためのフォン・ブラウン号の試験はワクワクした。衣装も今まで着ていたものから変わりましたし。


 だけど、ワクワクしない理由が後半にちゃんとあった。
"宇宙防衛戦線"の存在です。かれらの話を終盤に持ってきた。
 「何が宇宙資源だ、何が未知の領域だ、何がワクワクするだ。」貧困の国に生まれ、資源を独占する先進国に対し、怒りを持つのは最もだし、何よりも私はこれを、谷口悟朗の怒りだと捉えた。

 現実に目を向けても言えることは多々あるだろう。日本国内の貧困や低賃金も解決できていないのに、発展途上国への支援をする人たち。善行ではあるが、何故日本国内に目を向けない。
 
 地球の問題も解決できていないのに、何が木星だ。お前らの言う宇宙に地球は含まれていないのか。  


 ②もろもろの不満点・ギャグとして受け入れることが出来なかった部分。

 近未来の大企業が舞台であるというのに、人間の水準は全く成長していない。一流企業でありながら、"デブリ課"を"ハンカ"と、大して悪気もなく蔑称で呼ぶ。
 私だったらこんな企業で働きたくない。会社内で、罵り蔑むことが社員のモチベーションを上げることに繋がる訳がない。非常に残念な部分だった。

 
 色々書こうかと思ったが、面倒なので具体的に書くのは止める。
 引っ越し先のニンジャたち、七光りのバカ息子、意図的にクズに描かれたお偉いさん、うるさいBGMと悪音響、叫んでばかりで全体的に幼い登場人物、十代のような恋愛描写、愛、愛、愛、愛、、、、、、、etc

 不満はたくさんある。
{/netabare}

 最終評価は 5 / 10点です。

 決して褒める気にはならないが、得れるものはあったと思いたい。
 

 『ただ「よかった」「クソだった」という言葉よりも、作品がスクリーンを飛び超え、誰かの人生を通して思考考察されていく様子を見ると、作った意味があったなと思う。良作か駄作かは置いておいて。』                         映画監督・写真家"枝優花"

投稿 : 2019/07/05
閲覧 : 483
サンキュー:

3

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

名作って聞いたけど…。

名作と聞き、ランキング上位なので期待して観たのですが、私の心には響かなかったですね(^_^;)
「人生が分かる」とか書かれていましたけれど、コレで人生が分かったら誰も苦労しないよ!状態でした…。
観るジャンルを完全に間違えましたねΣ(゚д゚lll)ガーン

投稿 : 2019/06/30
閲覧 : 343
サンキュー:

3

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったです。

一話毎しっかりストーリーがあり
最終的につながっている内容。

終盤は宇宙よりもまずは地球を
見つめ直そうというメッセージと
感じましたが

テロやら恋の行方やら
バタバタと慌ただしく終わりました。

アニメはそこそこ面白かったですが、
リピートして観るほどではないかな?

投稿 : 2019/06/28
閲覧 : 264
サンキュー:

4

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

宇宙を題材にしたSFアニメだともっと高度で最新鋭の技術が
組み込まれた未来の世界観をイメージしがちなんだけど、
そういう要素もあるうえで宇宙にいる人の生活がかなり
リアルな想定で描かれていたと思う。
それがSFなのに感情移入しやすい大きな要因だったかな。
それにそれぞれの話がかなり上手く構成されていたので、
すごく満足できるまとめ方だった感じ。
登場人物のエゴからくる感情のぶつけ合いも
、すごく心に響いてくるものだったし。
でも結局のところ最初はちょっと抵抗感じてしまいがちだったタナベが、
一貫して変わらず最終的にはなんか一番すごかったみたいな感じかな。

投稿 : 2019/05/06
閲覧 : 282
サンキュー:

3

ザカマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

設定、キャラ、作画良し

基本一話完結で、いろんな話を楽しめるバランスのいい作品
宇宙の話なのでSF好きはもちろん、万人向けでもあるし
評価が高いのも頷ける

投稿 : 2019/03/06
閲覧 : 386
サンキュー:

8

ゆに さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

3話くらいで

アニメは面白くなるのに
特に長編は止まらなくなるのにもったいない!!

きっと最後まで見たら評価うなぎのぼりになるのにな~
そんなアニメ

投稿 : 2019/03/02
閲覧 : 399
サンキュー:

1

クワル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

魅力分からず。

半分くらいで見るのをやめてしまいました。

よくも悪くもNHK的というか……。平坦で、毒にも薬にもならない感じ。私の辛抱が足りなかったのかな。
キャラにもそこまで魅力を感じなかった。
OPEDも自分の好みではない。
結局、どこら辺が評価されているのか分かりませんでした。

作画は安定した感じで、さすがNHKアニメ。

投稿 : 2019/02/20
閲覧 : 378
サンキュー:

2

モルト さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本物の名作

少し古いと思われるかもしれませんが、話のスケールとか映像のリアリティとか全く最近のに負けてない(むしろ圧倒している)ので、この作品に少しでも興味を持ったなら絶対見て欲しいです。

投稿 : 2019/02/17
閲覧 : 338
サンキュー:

4

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

プラネテス

過去に視聴済み。

宇宙ゴミを回収する仕事のアニメ。
けっこう前にNHKで放送されたんだけど
とても印象深いアニメでした。

OP曲もED曲も素晴らしかった。

投稿 : 2019/02/11
閲覧 : 463
サンキュー:

10

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

宇宙から始まる人生哲学

2015年11月3日 記載
全26話から成り立つ宇宙と人間模様、哲学、そして愛の寓話

語りたくない。
この『プラネテス』にだけは、そんな事を思ってしまいます。
正直、自分の中だけで完結させておきたい唯一の作品
私の拙い語りでは、本作を彩る傑作の鍍金がみるみる剥がれてしまうから。
だから、敢えて多くは語りません、語りたくありません。
少しだけの内容綴りのみ、お許し下さい。

『プラネテス』は、私が気になっていた作品の一つでした。
しかしお恥ずかしい話、その頃は仕事を題材にした現実的アニメ作品と言うのを見た事がなかったのです。
今でこそ、お仕事モノなんて1ジャンルとしてありますが、私が観た当時はそんなモノ等まだ流行ってない時代
アニメってモノはファンタジーあってこそだろ!の価値観が蔓延し、私も事実その通りだと感じていた時でした。
そんな固定観念に支配され、ずるずる視聴を先延ばし、どんどん時間を別の事へ費やす日々
全面的でなくても、ささやかな反抗が芽生えていた頃
これじゃダメだと満を持して観た作品、それが私の思い出『プラネテス』だったのです。


正直、ここまで心を揺さぶられるとは思っていなかったんですよ。


1話から徐々に観ていく内、自分が抱いていた薄っぺらい抵抗感は消え失せます。
スペースデブリを軸の問題として、そこに様々な現実の社会問題や事件、宇宙の怖さ、でもそこに潜んでいるロマンを上手く盛り込んだ前半
前半で少し話に触れていた主人公ハチマキの悩みや葛藤、そしてそこから導き出された1つの結論が上手い具合に作品と調和していく後半
前半後半の異なった内容が心にぶつかり、観ていて何度も涙が止まらなくなったのです。

ハチマキは私でした。
彼の心境は自身の境遇と大いに重なり、気持ちが痛いほど伝わってきました。
合う合わないの価値観はあるでしょう。
しかし、ハチマキの生き様を見せられると、考えずにはいられなくなるんですよ。
夢とか愛とか正義とか人生とか。
人間は道のどこかで、強くあろうと負荷をかけなければいけない時間があります。
無理無茶無謀の行動心理
でも、その限界を越えた先に見える景色を求めて、男は生きていきたいんです。
生きられるか、生きられないか。
二者択一の人生境界線選択
そして、どちらかを選んだ先に待つ1つの答え
それが全て、人生の全て
私にとっての「生きる意味」の解答が、本作にはありました。

このアニメを超える作品はこれから先、訪れないでしょう。
本作以上に面白い作品と言うのは、実を言うといっぱいあるのです。
谷口悟朗監督作品を挙げるなら、私の中で『スクライド』と『ガン×ソード』は面白さ不動の二大巨頭
『プラネテス』がこの2作品以上に面白いかと尋ねられたら……
首を横に振る他無いと思います。
しかし、彼の作品で最高傑作はなんですか?と尋ねられたら……
私は迷う事無く本作を提示します。
「面白い」とか「つまらない」とかの価値観では図れない作品
上記の基準を超越して生まれた、只々純粋に「凄い」アニメ
それが、私における本作の立ち位置
私にとっての「人生のバイブル」です。

全てのスタッフや声優の皆さんに感謝を。
この作品と出会えた人生に感謝を。
そして、そんな人生が数多くある世界に感謝を。
こんなに世界が「愛」で溢れている事を知った私は、最高の幸せ者なのでした。

投稿 : 2019/01/31
閲覧 : 591
サンキュー:

24

ななお さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あなたの愛は薄っぺらいのよ!

最初はそう思ってたんですけどね…
そうじゃなかった。

人間は宇宙に出ても変わらない。
社会格差、人間関係、雇用問題、国家格差、貧困、挫折、喪失などなど。
夢も希望もありません。
けど、希望はあるよ。全て繋がってるんだよ。
それを繋げているのが…。
PLANETES。A secret of the moon。名曲。

投稿 : 2019/01/28
閲覧 : 359
サンキュー:

2

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こりゃ名作だ

原作:漫画/放送期間:2003年10月-2004年4月/全26話/アニメーション制作:サンライズ

初出:2019.01.21 ※誤字脱字を訂正

原作の漫画の方は連載当時に読んでいたけれど、そこそこ面白かったくらいの記憶しかなく、こちらのアニメ版がかなりの高評価を得ていることもあり、改めて視聴。

漫画は全4巻という短編ということもあったけれど、自身の記憶を疑ってしまうほどまるで内容を覚えておらず、一から存分に楽しむことが出来ました。

先日に視聴してレビューした『カレイドスター』もそうだったれど、この頃の名作といわれるアニメ作品は、退屈しがちなエピソードでも各話ごとの構成や演出がしっかりしており、飽きてしまうという点がありませんでした。

正直、物語の序盤は面白くもつまらなくもない普通といった印象を持ちながら視聴していたけれど、回を重ねるごとにハマっていき、結果全26話の物語を一日足らずで観きってしまった。

登場するキャラクターには特段派手なものはおらず、主人公・星野八郎太もどちらかといえば地味な者となっていながら、その人柄など不器用な生き様は人間っぽさを感じざるを得ず、とても魅力ある人物となっていました。

全26話あるので、脇役となっているキャラクターのエピソードも丁寧に掘り下げられていたりと、それぞれに見どころが設けられており、涙を誘うようなエピソードも。ちなみに男勝りの女性船長フィーさんがお気に入りで、嫌煙家からは不評そうな気もするけれど、彼女の魅力が存分に発揮された第12話が私的神回なエピソードとなりましたw

最終回は原作とは違うようですが、大団円といった感じでうまくまとまっていたように思います。2003年の作品ということで約15年前のアニメですが、お世辞抜きにまったく古臭さを感じることがなくまさに名作のひとつといって過言はないことと思われます。

また酒井ミキオさんが歌うエンディングテーマ『Wonderful Life』もとても素敵な曲で、この作品にピッタリ。ちなみにドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』の主題歌で、稲垣吾郎が「&G」名義で歌う同名曲『Wonderful Life』とその曲名だけでなく曲調も似ているなあと思って調べたら、発表時期が少し酒井さんの方が先となっており、吾郎ちゃんの曲の方が後出しでした。当時、ドラマ同様にこの吾郎ちゃんの曲が大好きだったこともあり、アニメ視聴中は酒井さんの曲の方をオマージュじゃね? なんて思ってしまい申し訳ないw

▼キャスト/ハチマキ:田中一成、タナベ:雪野五月、フィー:折笠愛、ユーリ:子安武人、課長:緒方愛香、ラビィ:後藤哲夫、エーデル:伊藤舞子、ドルフ:加門良、クレア:渡辺久美子、チェンシン:檜山修之、リュシー:倉田雅世、ギガルト:若本規夫、ノノ:こおろぎさとみ、ナレーション:小林恭治

投稿 : 2019/01/25
閲覧 : 702
サンキュー:

52

ぽ65 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「愛」とは・・・

 どもです。プラネテス完走しました。

 なんどか断続的に観てはいましたが、今回は一気観にちかい集中力で視聴。

 「愛」がテーマです。人と人の愛だけではなく、生きるために何に愛情が必要なのか、そしてそれが相手(人とは限りません)にとってどうなのかを考えることができるお話です。

 是非、視聴完走して「愛」について考えていただきたいと思います。

 物語の評価があまりよくないですが、構成はいいと思うのですが、ラストの「愛」の締めくくりに納得いかないからです。ヒロインの価値観が物語りすぎます。できすぎです。

 ついてですが、雪野五月さんは大好きです。

 ではまた。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 299
サンキュー:

7

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

感想

4話で断念。
続きが見たいと思わない。
現実味あるようで無いような作品。なんか主人公の女がウザかった。
ウザい登場人物が多いw。

悪くはないけど人を選ぶかな・・・

投稿 : 2018/12/17
閲覧 : 335
サンキュー:

2

キキ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高でした

序盤は暑苦しい正義感をむき出しにするキャラにちょっとうんざりしましたが、
次第にクセになっていきます。

笑いと感動とハートウォーミングなエピソードと、とてもおすすめの作品です。

投稿 : 2018/12/14
閲覧 : 236
サンキュー:

1

ネタバレ

ももも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

原作の全4巻のストーリーやテーマを26話に伸ばすのは無理があった

原作を先に、アニメを後で見ました。
何話にも及ぶ自分の影との対話、告白シーンなど演出上のパーツはそのまま再現しているのですが、時系列の入れ替え、全体を伸ばして埋めた分のオリジナルストーリーによって、個人的には骨の部分が別物になっていると感じました。(それが悪いと言うわけでは無いです)

原作は不定期連載の漫画だったそうで、漫画という媒体の特徴でもあると思うのですが、作者が伝えたいことだけを上手く切り取ってその回の話とし、コマに起こしています。
対してアニメでは、一貫性のある26話2クールの作品として成立させる必要があります。
このメディアの特徴の違いが、作品に顕著に影響を与えてしまったと思いました。

前述しましたが不定期連載の原作では尺とか気にせず「テーマ」を中心に書いており、最終話ではハチが観念的な事を呟いて終わります。
これが何ともいえないふわっとした大きな余韻を持たせるのですが、アニメではアニメ的な落ちを付けた結果、原作とは違い、キャラクターの話になっているように思いました。
それはそれで感動しましたけどね。

別物が悪いわけではないと書きましたが一点だけ、忍者などのいかにもなアニメオリジナル要素、変に社会派を気取ったようなテロ組織のオリジナル展開(原作ではただの1事件で、さらっと終わります)。これはハッキリダメだったと言いたい(´・ω・`)

投稿 : 2018/12/02
閲覧 : 353
サンキュー:

4

ゆーしゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

宇宙のリアル

素晴らしいアニメでした。
これが10年前のアニメだなんてすごい‼︎とゆーか現代にまた再放送してもっと広めて欲しい。
宇宙の描き方や、社会問題、社会人として会社人としてのリアル、そして愛、様々な視点から楽しめます。宇宙開発の裏には貧困問題があり、地球の全体の視点それぞれの国の視点で描いています。
もっと熱弁したいですが、見たほうが早いです笑

投稿 : 2018/11/11
閲覧 : 268
サンキュー:

5

ネタバレ

オランジーナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

題材はいいのに勿体ない

全体的には概ね満足でした。
夢を持った主人公とその周りの人達の成長を描いていく構図は良かったと思います。

ただ、部分的にはかなり文句を言いたいです。

まず最初の数話、キャラクターの言動と性格が極端に理想主義すぎて、かなり鬱陶しく感じます。
ここの方でもいたみたいですが、1度断念しかけました。気をつけて下さい。

以下キャラのネタバレ
{netabare}

結局最後まで、愛の過去は分からずじまいなので、その言動の背景がさっぱりわかりません。

{/netabare}

その後7話あたりからはようやくキャラを掘り下げて、苦悩や様々な出来事が起きながらってのは良かったですね。
しっかりヒューマンドラマをやってました。

今度は終盤、脚本が少し脱線し、それに加え心理描写不足で、キャラの行動原理がよく分からなくなります。

以下ネタバレを含む愚痴と理由です
{netabare}

もちろんハキムが怪しかったりと唐突にテロが起きたわけではないですが、
はっきり言って、
このタイミングで如何に現実社会の貧富の差の問題を見せつけた所で、ハチマキと愛の行動と心理的に影響ありました?
全くないですよね。

そしてハチマキがあれだけ悩んだのを解決するのが一瞬です、いくらなんでも唐突過ぎますね。


{/netabare}

最後は駆け足で上手くまとめたようにも思えますが、だったら中盤からの主人公が夢を追う展開をそのままやって良かったと思います。

コードギアスの時もそうでしたが、
この監督と脚本家は自分達のやりたい事をやるため、物語を変な方向に持っていきたがるみたいですよ。
作品に罪は無いですが、それだけは言いたかったので、気をつけて下さい。

だいぶ失礼な事を書きましたが、
90年代の作画っぽさが残りながらCGが綺麗だったり、良作といえるSF作品でした。

投稿 : 2018/10/25
閲覧 : 286
サンキュー:

4

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

宇宙でのお仕事のお話

宇宙ゴミ=デブリを排除するお仕事のお話です。
お仕事アニメが好きな私にとっては面白いアニメ。

仕事の先輩、後輩の関係とか難しいですよね(実生活でも(笑))

アニメと現実は全然違うものですけど実生活の上でもヒントになることも多いと思うので、私は決してアニメを見ることは損ではないと思います。
ただ楽しむのも、もちろん良いと思います。

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2018/10/11
閲覧 : 276
サンキュー:

6

pow777777 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

宇宙を借りた人間ドラマアニメ

何年越しで観れたかもう忘れてしまいました。
とにかく発表当初から観たいと思っていたのでよかったです。
たまたまアマゾンプライムで今月に見放題が無くなるタイミング
だったので背中を押されました。
内容はすごく良いですね。
なんていうかスタートレック的。
宇宙という世界を借りて登場人物や時事の描写をしていく。
レギュラーキャラクターにはかならずスポットライトがあたる話が
ありましたし、シリーズ構成は毎回楽しめました。

評価の高い作品だけあって私も満足しました。

投稿 : 2018/09/11
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

信じることさ、必ず最後に愛は勝つ。

詳細は公式でも。
http://www.planet-es.net/

2075年以降のお話です。
宇宙のゴミ(スペースデブリ)を回収する業者
「デブリ課」に勤務するハチマキと、新人の
田名部愛(タナベ)を中心とした宇宙のお仕事&
恋愛ストーリーです。

いろいろな進化の具合とか、かなりよく考えられて
ストーリーの展開も面白く楽しめました。
宇宙のエネルギー資源を先進国(連合)が独占
開発して、途上国は飢餓で苦しんでいるというのも
それなりにリアリティもあり、企業(および連合)の
エゴやお偉いがたの保身、社内でのマウンティング
というのも実に上手に描かれています。

作画も2003年の作品とは思えないほど洗練されて、
いま放送されていても遜色がないという印象です。

ただ、多くのレビューアーさんが指摘されている
ように、主人公のハチマキ&ヒロインのタナベが
どうにもおかしな性格をしているのが…

ハチマキに関しては、正義感の強い元気なキャラが
フォン・ブラウン号のエンジンを見て、乗務員試験を
受けることを決めたころからおかしくなります。
せっかく付き合いだしたタナベを遠ざけるようになり、
自分勝手な振る舞いをし出し、ついにテクノーラ社を
辞めてしまうという。そして、宇宙防衛戦線のテロ後は
夢遊病者のようになります。

タナベは真面目で仕事熱心な新人デブリ屋という
感じの序盤・中盤でしたが、だんだん「愛」を語る
シスターのような思想家みたいになってしまいます。
すべてのことは「愛」があれば、すべて解決するという
ちょっと何言ってるかよくわからない状態となり、
テロに参加したクレアを助け、自分は下半身に障害が
残るということになってしまいます。

このようにメインキャラ2人がおかしなことになって
いるので、そこだけが残念…というか、主役が
こんなだと、どうしても全体の印象が悪くなって
しまうのは仕方ないかなと。

周囲を固めるキャラが魅力的に描かれていて、
ストーリーもよく考えられているだけに、ちょっと
残念に感じてしまう作品でした。

投稿 : 2018/07/30
閲覧 : 461
サンキュー:

4

jankusan さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

断念しないでよかった

最初の主人公の愛が上司に刃向かうところで、断念する人は、多いと思う 私も断念しようと思ったが、しないで観続けた結果 普通に面白かった 結構古いアニメだったが
ストーリー構成がよくできていたと思う
とひあえず最初だけ乗り越えれば普通に面白いアニメになるのでそこだけ耐えて観てみてください

投稿 : 2018/07/20
閲覧 : 309
サンキュー:

4

モウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後まで観てほしい!

と言う私も以前一度断念してて…
どうもヒロインのタナベさんが苦手だった
ようで…再挑戦組です!

そんな私がレビューします。はい。
とにかくストーリーが良いです!
6、7、8、9…話位まで観てください。
せめてユーリのところまで。

作品の主張は愛と孤独。
それから正義と生命。

クライマックスに近づくにつれて
様々の伏線を一気に回収するのが
素晴らしく、私の予想を何度も覆されました。
シナリオ、脚本の勝利です!すばらし!

とストーリーべた誉めの作品です。
これ本当に15年も前の作品???(笑)

最後にキャラクター!
人間味があって特徴的で
皆イキイキしてましたよ!

あ、私はやっぱりフィーが好きだけど
(#゚Д゚)y-~~

投稿 : 2018/06/30
閲覧 : 272
サンキュー:

10

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

主人公、、

主人公の女が見るに耐えない。
新人で上司に刃向かう姿勢、間違った正義気取りに憤りを感じてしまった。
宇宙を通した人間物語だと聞いているので3話で切りました。
また心に余裕ができたら観てみます。

投稿 : 2018/06/20
閲覧 : 224
ネタバレ

オパマ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

忘れがたい一作。

メカバトルが起きるわけでもなく、強いて言えばテロ事件があるくらい。
絵も物語も派手さは無い。
サンライズ制作の地味~なお話。
だが、良作。
個人的に原作漫画よりアニメの方が好き。

●良い点
OPが神曲。

前半は特に{netabare}ユーリィが妻の形見を探す話{/netabare}が良かった。

キャラ設定一人一人に手抜きが無く、魅力がある。
主人公を始めとする主要キャラ全員がそれぞれに人生を抱え、悩み、渇望している。
物語的に夢を叶える終わり方をしているが、その過程は現実に則したリアルな考証がある。
近未来モノの中でも現実に近く感じられる世界観が秀逸。

物語後半で、ハチマキが{netabare}夢のために全てを投げ打ち、心を鬼にしていく{/netabare}過程に共感。
若かりし頃の夢を想い出し、もう一度追いかけたい情動が湧いてくる。

全体的にご都合主義ではない。
どこぞの兄弟の話とは雲泥の差。

●総評
ホントに地味~なアニメだが、この作品に関してはそれが良い。
何か劇的な展開や突飛なエピソードを期待するとがっかりかもしれないが、印象に残る、胸がキュっと締まる、切なく暖かいシーンが散りばめられている。

平凡さの中に光り輝く優秀な作品。

宇宙空間で、地球を見下ろしながら、{netabare}「結婚しよう」「うん」のシリトリはロマンチック過ぎだろっ!
(*´∀`*) {/netabare}

投稿 : 2018/05/07
閲覧 : 450
サンキュー:

22

guru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

若い人(幼い人)たちが宇宙で働くアニメ。だな

近くて遠い未来。
人類の生活が宇宙にまで拡張した世界。
今よりももっと国籍や人種が交わりながら生活をする中、まだまだ人は変わらない。

宇宙を描くアニメ(漫画?)としてしっかりと細部まで設定されているのがわかり、
演出に関しても良かったと思います。

しかし、、
それぞれのキャラクターの子供っぽさがとても気になります!
もしかすると未来の子孫はこうなっているのかも?と思ったりもしますが、
恋愛要素いる?これなら宇宙に進出する企業物として見て見たかったw
あと、話が飛ぶので「見逃した?」となります。
途中からそう言うもんなんだと思えばいいですが。

名作ではあるのかも知れませんが、
高評価なのかは微妙。。。

投稿 : 2018/04/27
閲覧 : 291
サンキュー:

3

ネタバレ

@ねみゅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

過大評価だと感じた

○舞台や世界観はおもしろい
 宇宙開発によるスペースデブリに焦点を当てながら宇宙で暮らす人々を描く設定は非常にリアリティがあり面白い設定だと思った。そのデブリを回収する必要性や宇宙開発そのものの是非をよく考えさせられた点はさすがNHKだと思う。

○キャラ設定
 このアニメが過大評価だと思う最大の理由が「敵の方が正論を振りかざしていること」に他ならない。主人公は紆余曲折しながらもその実は超がつくほど浅い考えを繰り返しわがままを突き通そうとしながら結局「みんな繋がってるんだ」なんていうありきたりな結論で自分の暴走を省みずいいように収まった感じをつくりだそうとしているが、やったことは自分勝手でしかない。
 また、ヒロインもヒロインで「愛」なんていうものを終始乱用するだけ乱用してまったく深みもくそもないまま私は分かってます感をだして終わり。一体なにをどうしたかったのかがまったく不明。宇宙に来た理由も主人公を好きになった理由も何もかもが浅すぎて世界観をぶち壊した。
 その主人公やヒロインの浅すぎる考えによりさらに引き立ったのが、敵役の宇宙防衛戦線組のハキムやクレアの主張。手段は褒められたもんじゃないが「国際的格差」「宇宙開発は先進国同士のみが利益を享受する」といった内容は確かにそうだと納得できる。現在も紛争を行っているような地域がこれから先、宇宙にたどり着くのはいつになるのか。その前に既に宇宙で研究をしている先進国が先進国同士で協定なり条約なりを結んで早い者勝ちを狙うのはゆうに想像できる。主義主張が全うなだけに主人公側が不釣合いで悪目立ちする形となった。せめて、主人公かヒロインのどちらかが宇宙防衛戦線の考えに心揺らぐシーンでもあればまだよかったが、お互いがお互いの主張をドッジボールみたいに投げつけるだけ投げつけた結果があれ。

○そもそもデブリ屋はどこにいったのか
 物語はデブリを中心に行っていくかと思いきや、結局①デブリ屋②木星③宇宙防衛戦線がバラバラで動いてバラバラなまま終結した。物語の結末にしては何の達成感もなくハッピーエンドにしたてようとしたわりには後味が悪すぎる。

○結局のところは
 ここのサイトの評価は高すぎる。過大評価といわざるを得ない。もっと主人公とヒロインがまともであれば評価は妥当となるだろうが現状ではありえない。題材が面白いだけに非常にもったいない。

投稿 : 2018/02/27
閲覧 : 494
サンキュー:

3

swiiiiing さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと早く観ておけば良かった

最初、ドタバタ系ちょっとラブコメな印象だったので、
後回しにしていたけれど、
こんなにいろんな伏線が張られていたとは。
だんだんと紐解かれる人物像やら関係性やら、
心理描写含めて見応え十分な作品でした。

投稿 : 2018/02/24
閲覧 : 342
サンキュー:

5

藤乃 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

プラネテス

2070年代の宇宙を舞台にした近未来SF作品。

科学的根拠にしっかりと基づいた設定と丁寧な描写で、宇宙での仕事や生活にものすごくリアリティがありました。
宇宙船の造形や無重力空間における動作、宇宙空間を表現するための無音演出など、細部にこだわりを感じます。
前半は宇宙ゴミを回収するデブリ屋の日常を描き、後半は国際紛争やテロリズムなどの社会問題を扱った物語。
黒石ひとみさんの挿入歌「A secret of the moon」も素敵で、重いテーマの中に救いを感じます。

ここまでは高評価ですが、非常識なキャラクター達が全てをぶち壊していました。
自分の価値観を押し付け、感情論で突っ走るヒロインに終始イライラ。
言動に深みがない幼稚な主人公や、責任感が全くない馬鹿な課長代理と係長補佐も不愉快。
しかも、彼らが小学生のように騒ぎまわるので、職業ドラマとして全く現実味がないです。

また、ヒューマンドラマと言うには心理描写がおざなりで、言動や葛藤が薄っぺらいし、感情移入できません。
主人公たちの恋愛も唐突に始まり、はっきりしないまま進んで急転直下、突然すぎる結末には唖然。
「しりとり」の演出自体は素敵でしたけど、自己陶酔型の恋愛を見せられているようで釈然としませんでした。

あと、デザインと声がミスマッチな男性キャラが多く、男性の甲高い声がうるさかったです。
キャステイングのせいなのか、声優さんの演技力不足なのかは分かりませんが…

全体としてはそれなりにまとまっていたし、素敵な話もありましたが、時折、構成に違和感を感じました。
突然場面が切り替わったり、時系列が逆転したり、いつの間にか登場人物がいなくなっていたりします。
演出として良いスパイスになれば面白いですが、視聴者置いていけぼりで話が展開するので不可解でした。

確かに、宇宙生活に現実味を感じる設定と描写は随一ですし、社会問題を取り扱う物語としてのレベルは高いです。
ただ、酷い人物描写のせいで台無しなのが非常に残念で、どうしてこんなに評価が高いのか理解できませんでした。

投稿 : 2018/02/14
閲覧 : 363
サンキュー:

5

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プラネテス - ΠΛΑΝΗΤΕΣのストーリー・あらすじ

時代は2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。
毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、様々な仕事をしている。しかし、長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。
主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。(TVアニメ動画『プラネテス - ΠΛΑΝΗΤΕΣ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2003年秋アニメ
制作会社
サンライズ
公式サイト
www.planet-es.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%83%86%E3%82%B9
主題歌
≪OP≫酒井ミキオ『Dive in the Sky』≪ED≫酒井ミキオ『Wonderful Life』

声優・キャラクター

田中一成、ゆきのさつき、折笠愛、子安武人、岡田吉弘、後藤哲夫、伊藤舞子、加門良、渡辺久美子、檜山修之、倉田雅世、若本規夫、小林恭治

スタッフ

原作:幸村誠、 監督:谷口悟朗、脚本:大河内一楼、企画:内田健二/上埜芳被/松本寿子、コンセプトデザイン・設定考証:小倉信也、キャラクターデザイン:千羽由利子、メカニカルデザイン:高倉武史/中谷誠一、美術監督:池田繁美、色彩設計:横山さよ子、撮影監督:大矢創太、編集:森田清次、音響監督:浦上靖夫、音楽:中川幸太郎、プロデューサー:河口佳高/湯川淳/植原智幸

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