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「ふたりはプリキュア(TVアニメ動画)」

総合得点
65.1
感想・評価
171
棚に入れた
995
ランキング
3399
★★★★☆ 3.7 (171)
物語
3.6
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.9

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ふたりはプリキュアの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝63

キュアホワイト
「オタクの力のしもべ達よ!」
キュアブラック
「とっととお感想を書きなさい!」

なんか、違うような気もしますが(苦笑)まあ、いいか(おいっ)
まさかプリキュアがシリーズとなって10年以上続くなんて、ぶっちゃけありえな〜い!(byなぎさ)
・・・って、ウソです(汗)
現在も続くプリキュアシリーズの第1作で、それまでの魔法少女物と違い、肉弾戦がメインとなっていたのが驚きでしたね。

プリキュア、プリキュア(中略)ふたりはプリッキュア~という主題歌が印象的ですけど、これ初めて聞いた時、あれっ?どっかで聞いたような気がすると思ったんですね。
で、思い出したんですが、三つ目がとおるの主題歌「?(ハテナ)のブーメラン」に冒頭の部分のメロディがソックリ(笑)
というか、同じ作曲家(小杉保夫)だったんですね、パクリじゃなくて本当に良かった(おいおい)
とにかく、現在まで続くシリーズとなるだけの力を持つ作品でした。
特にキリヤ絡みの話は良かったと思いますね。
ただ、続編があるせいか、最終回がちょっと消化不良だったのが残念です。
(でも、続編のMax Heartも喜んで見ましたが)

プリティでキュアキュア♪ふたりはプリキュア~
プリキュア、プリキュア、マック~スハ~ト(それ、続編の方)

※ 2016/05/19新SFスーパー英雄(?)列伝88として天地人で投稿したものを転記しました。

投稿 : 2022/02/25
閲覧 : 187
サンキュー:

3

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

力を伴わない正義は悪にも劣る⇒悪いがそれは嘘、力が無くとも建前として正義は掲げられる

10年以上殴り蹴り、そして投げる
この世界に終わりはあるのだろうか

なのは1作目の放送が2004年秋の前にこの伝説たる作品が始まった
描写(必殺技等のエフェクト)はまだお互い共にぎこちなかった
1シーズン~5シーズンまでは悪役達に救済は無かったが、それ以降救われるようになった(Pちゃんが変わったから)
でもってシーズン恒例にもなっている妖精の存在を誤魔化すのも大変だな
やっぱ思念通話の方がいいと思ってしまうが、これはあくまで『話していない』と囚われるから駄目なんだろう

8話はどのシーズンにおいても神回だな
喧嘩している最中に襲い掛かるゲキドラさんは非常に気の毒でした・・・
3シーズンはチャチャチャの人(でも喧嘩中に襲うのは変わらずでした)
4シーズンはアラクネアさんで橙と青が喧嘩していた
5シーズンは見てません
6シーズンは安定の西さんwwwでもmktnが頑張ります
7シーズンはクモジャキーでマリンの姉貴の心を知る良回で束縛と自由を教えてくれる
8シーズンは安定のトリオ・ザ・マイナーとセイレーンで彼女が一瞬絆を知ってしまうフラグ回である
9シーズンはマジョリーナで伝説の「おばあーちゃーん!!」wwwwwwww
10シーズンはマーモで、アイちゃんを寝かすために平和的な攻撃www
11シーズンはオレスキーで初出動がもうwwwww
12シーズンはクローズできららが典型的なアレを...
13シーズンは画伯(スパルダ)だったがそれほど神ってほどでは無かった
14シーズンはキラパティというアジトに集合するのであった

23話付近が新しい友達が増えるか最初の関ヶ原
45話付近から最後の関ヶ原となる

最終回付近
本気、とにかく本気
どれだけぶっ飛ばされても這い上がればいい
そうすりゃあ勝てる
それで全て終わって妖精と一時的に別れるのは、なのフェイと一致しているな

記念すべき最初の幹部はピーサードでした
2人目にゲキドラさん
3人目にポイ子さん
で次にキリヤ君
最後らへんがイルクーボだったな
その後四天王ウラガノス達とのラッシュが次のシーズンへと繋がる...
4シーズン以降敵さんがランダム出動になったな

それよりもポイ子さんは名言として
「この世の中で大事なのはね、知力、体力、そして何より経験よ? 修羅場をくぐった経験を重ねてはじめて大人になれるの。運と度胸だけじゃ絶対大人には勝てない」
「力を伴わない正義は悪にも劣る」
を残す
でも裏社会ならば普通に裏を取れることも忘れるなかれ
特にグレーゾーンことジョーカーやジコチュー
前者は実体の無い0の邪神だったし
後者は自分自身の愛(正義)とも読み取れるから

投稿 : 2017/07/06
閲覧 : 627
サンキュー:

8

ネタバレ

HINAKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

改めて『ふたりはプリキュア』の『ふたりはプリキュア・Max Heart』最終回での感動!!

この記事は2010年02月23日に〈旧ブログ(現FC2ブログ)〉に載せたものを、そのまま引用した上で一部書き直しています。

(「プリキュアシリーズの華でもあるバトルシーンも肉弾戦を封印~」という報を受けて)改めてここに新規掲載させて、頂きます。「女の子だって暴れたい!」とは、何だったのかと。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今回、たまたまと言うか何とかやっと、初代『ふたりはプリキュア』と、続く『ふたりはプリキュアMax Heart』の最終回を、改めてレンタルで見る事が出来ました!
いやはや、もう7年も前になるのですか?さすがに記憶がうろ覚えの部分も、確かにあって再びより感動を、新たにしました!

既にこの作品に関しては、前ブログ記事「元祖『ふたりはプリキュア!』を、《MaxHeart・第15話》から(リンク済み)」という記事で詳しく、しつこく、執拗に、取り上げています。
但しこの時の記事は、言わば通常の?この作品が、どれだけそれまでのいわゆるセーラームーン・シリーズに代表される、〈戦隊式魔法少女〉とは異なるのか!?に、拘りました。
しかし今回、特に本当の最終回と言える、Max Heartの第47話・最終回を見て、不覚にも改めて感動してしまいました!

と言うのはそもそも、いわゆる絶対色とか決戦色とか言われる、白と黒を最初からヒロイン達の、コスチューム・デザインとした!ところから始まっています。
何でこれがと言うと、これは男の子向き女の子向きを問わず、まず基本的に「黒」は敵のそれも最強の証!的な使われ方をする事が、ある種の伝統化していました。そして「白」は、もちろん「味方」の最終決戦色的な扱いを受ける事が、多かったのです。もしくは、「黒も白も」最初から謎の存在!に、多い設定でもありました。
さらにこの色に関しては、特撮やアニメならではの問題もありました。アニメでは、特に黒と白は、その微妙な陰影を付けることが難しく、ドレスなどの動きが決まったデザインならばともかく、バトル・アクション物の戦闘服に選ぶと言う事は、基本的に「有り得なァ~いっ!(ピュア・ブラック、美墨なぎさの決まり文句!)」ものです。

「白」も同じ事が言えますが、特に実写の戦隊モノだと「汚れが目立つ!」という、ある種現実的で深刻な問題があります。
という訳で、女の子ならピンクか黄色、もしくは水色などという暗黙の了解があったのですが、これは最初からそれブチ破った!画期的な、戦闘色です。ちなみにもちろんこの案には、当初からスポンサーであると同時に、そのキャラクター商品の発売元であるバンダイからも、相当な疑念が出されたようです。

ところが、後に示すようにこのシリーズの生みの親とも言うべき、プロデューサーとシリーズ・ディレクターは、ほぼ完全に、「魔法少女モノ」とは縁の無かった人達でした。
特にプロデューサーはその企画書の冒頭に、堂々と「女の子だって暴れたい!」と言う有名な、キャッチコピー的なコンセプトを記しました。そしてドラゴンボールなどを演出して来た監督は、「どちらも、戦闘服で基本的に動き回っている時に着ているのだから、余り細かい事を気にする必要は無い」と、判断したようです。
むしろ「動き回って、(作業的に)困らないけれども、動く事で格好良く見えるデザインの方が、重要だと思う」と言って、ミニスカートであるにも関わらず、中が見えなくてもおかしく無い、しかも綺麗に格好良く見えるという、ある種無茶なデザインを要求しました。

これは基本的に決め技以外は、全て完全な徒手空拳の殴る蹴るの肉弾戦を、メインにするというこれもそれまでの魔法少女モノとは、明らかに一線を画す、文字通りの格闘戦型バトル・アクションを、取り入れるという考えがあればこその、判断だったと思います。
そして、決めワザは常に同じ(基本的に1種類)という、かなり無茶な設定です。しかしその結果、力を込めたこのシーンを作っておけば、後は何度でもその使い回しで済むという、ある種姑息な?狙いもあったようです。

さらに、服装の次は髪型ですが、何と2人しかいないのに(これも異色です!何しろ、タイトルで「ふたりは~」と断言しているのですから・・・後からテコ入れで、味方を増やす事もできませんし、する気もなかったと言う事だと思います)片方は、最初から最後までショート・カットです!実はこれが、実際の女の子達に絶大な人気を博した、大きな理由である事は後で分かった事実のようです。

そして、多くの大きなお友達は気付いて驚いたのですが、このヒロイン達はどちらも変身前も変身後も、ツイン・テールがいません!セラームーン以来の、これも伝統となった魔法少女モノのセオリーを、ある種ことごとく破ったと言ってもいいのが、この初代『ふたりはプリキュア』と、続く『ふたりはプリキュアMax Heart』だと言えます。
とにかく縛り、制約の多いヒロインです。《1人では変身もできない》これはもう、文字通り確かに「ふたりはプリキュア」であると同時に、「ふたりでプリキュア!」と言えます。
もちろん《必殺の決めワザも2人いないとダメ!》とは・・・。
さらに肉弾格闘戦メインだけど、《女の子だから直接顔にダメージを与えてはイケナイ!》って、正直もう知らんッ!と、いう感じです。それなのに、《必殺の決め技以外は魔法の力では防御もできない》要するに、彼女達はシールドも張れないのです・・・。その為顔面ガードは、常に両手が主になります。

そのような事もあって、始めから服のデザイン的に、手袋(グローブ)のような(ブラックの場合で)、手の甲までを覆う形の衣装です。
また後に様々な、有形無形の外圧なのか?大人の事情なのか!?で、かなり大幅に減りましたが、最初の頃は本当に容赦なく、コンクリートの壁に投げ付けられ、敵の攻撃に衣装の一部が千切れ(デザイン的に見えている部分以外の肌は露出させない……これも、大きなお友達には驚きでした!)、顔は傷では無いけど(血は流れません)、煤で汚れたように描く事で、ダメージを連想させます。
更に一番特徴的なのは、その体重を感じさせる描写の多用でしょう。そして、その必要からかこれも驚きですが、ハイヒールはもちろん踵の高い靴は、変身後でも履いていません。運動靴に近いような、いわゆるベタ靴で最後まで通す・・・のも、大いに異色です!

そして、実に激しく動きます!特に、コマのようにクルクル回りながら、空中で逆さまになって蹴りを入れたり、回転力を利用した巻き込み投げをするなど、とても知性派で科学部の部長である雪城ほのか〈ピュア・ホワイト(白)〉のする事とは思えません!ですが、これが彼女の得意技で、主に直線的に殴る蹴るのは、本来行動派でラクロス部のキャプテンでもある〈ピュア・ブラック(黒)〉の持ち味です。
ちなみにこのような事を裏付ける設定として、知性派のホワイトは祖母から嗜みとして、合気道を習っている?事にはなっています。

〈詳細参照:拙ブログ記事〉→
http://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-927.html

投稿 : 2017/01/10
閲覧 : 268
サンキュー:

7

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

断然! ふたりはプリキュア!!

※メモ代わりなのでスルー推奨です。


{netabare}
必殺技バンクがカッコイイ。
とくにレインボー・ストーム。一度腕を突出してから腕を突き出し直すという、あの無駄のない無駄な動き。特撮ヒーローらしさがあって少年心をくすぐられるw

プリズムストーンをめぐるドツクゾーンとの抗争は4クールという長い尺でも工夫されたエピソードと個性的なキャラクターの存在によって、中弛みすることなく終盤まで楽しめた。
なぎさとほのかを取り巻く日常シーンのコミカルなやり取りに笑え、圧倒的な力を敵幹部との戦闘のシリアスさが丁度良い。
イルクーボとベルゼイに至ってはそのパワーだけでなく、主人公陣営を出し抜く狡猾さも素晴らしかった。

また自分達のボスであるジャアクキングに反旗を翻すという展開も唸らすものがあった。
続編が決定していたとはいえ、ハッピーなラストじゃなかったのはちょっと残念だったかな。

個人的には、最後に現れたあの少年はキリヤ君じゃないといいんだけどなー。キリヤ君には、ほのかの子どもとして生まれてきて欲しい。
{/netabare}

投稿 : 2016/11/27
閲覧 : 266
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

元祖プリキュア

最初から面白かったです。
おみごと

投稿 : 2016/09/07
閲覧 : 210
ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝88

キュアホワイト「オタクの力のしもべ達よ!」
キュアブラック「とっととお感想を書きなさい!」
なんか、違うような気もしますが(苦笑)まあ、いいか(おいっ)
まさかプリキュアがシリーズとなって10年以上続くなんて、ぶっちゃけありえな〜い!(byなぎさ)・・・って、ウソです(汗)
現在も続くプリキュアシリーズの第1作で、それまでの魔法少女物と違い、肉弾戦がメインとなっていたのが驚きでしたね。
プリキュア、プリキュア(中略)ふたりはプリッキュア~という主題歌が印象的ですけど、これ初めて聞いた時、あれっ?どっかで聞いたような気がすると思ったんですね。
で、思い出したんですが、三つ目がとおるの主題歌「?(ハテナ)のブーメラン」に冒頭の部分のメロディがソックリ(笑)
というか、同じ作曲家(小杉保夫)だったんですね、パクリじゃなくて本当に良かった(おいおい)
とにかく、現在まで続くシリーズとなるだけの力を持つ作品でした。
特にキリヤ絡みの話は良かったと思いますね。
ただ、続編があるせいか、最終回がちょっと消化不良だったのが残念です。
(でも、続編のMax Heartも喜んで見ましたが)
プリティでキュアキュア♪ふたりはプリキュア~
プリキュア、プリキュア、マック~スハ~ト(それ、続編の方)

投稿 : 2016/05/19
閲覧 : 344
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

ストーリーはよくある通常枠のアニメといった感じだが、何気にシリーズ構成が巧い。
個人的に気に入ったエピソードを挙げていくと、まず5話。まだ知り合って間もない二人が、お互いが何から何まで違うことを改めて実感しながらも、その後の幹部との戦いにて「命乞いしたほうを助けてやる」という甘言に対してどちらともなく拒否してばかりか、息を合せて協力して戦い、初めて幹部を倒すというもの。二人のキャラクター性が発揮した初めての回だ。

次に8話。ここでは渚とほのかが喧嘩をしてしまい、紆余曲折を経て互いをようやく友達と認めて下の名前で呼び合うようになる回なのだが、その完成度がなぁ……ぶっちゃけ、僕が本作お最後まで観る気になったのは、この回がキッカケだったりする。
なんといっても、仲直りのプロセスよ。なんというか、女の子女の子した仲直りじゃないんだよ。まるで男同士の友情模様。だからこそ感じることの出来る、少女アニメらしからぬ熱さに、僕はこの作品に光るものを見たんだ。

そして外せないのが、キリヤとのエピソード。逃れられない運命の中、ほのかの必死の呼びかけの末に自分の出来ることを行い、闇に消えていく姿はのちのほのかに大きな影響を残していく。なんせキリヤ君といったら、作中で唯一ほのかを正面きって叱りつけた人物なのだから。親友である渚ですら、八つ当たり気味に「お節介なのよ!」ぐらいしか言っていないのに。

42話では苛烈になっていく戦いの中で、自分達の大事なモノを考え直し、自分の気持ちを大事にしようと決める渚が、次の回では藤P先輩への想いに正面から向き合うゆえに激しく葛藤するし、最終決戦の激しさは年甲斐もなくはしゃいでしまう。随所で見られる本格的な格闘戦は、低予算という制限をものともしない。


しかし、構成が巧いといってもやはり4クールアニメ。普通なら途中からマンネリしてしまっていたかもしれない。そこを支えたのが、キャラの魅力だ。
本作はメインの渚とほのか。味方陣のメップルとミップル、ポルン。敵陣営には邪悪キングやその幹部が8人いる。そしてどのキャラも、実に個性的豊かに仕上がっているんだ。

なぎさとほのかは、当初こそ距離感を図りかねていた部分はあったものの、プリキュアとして選ばれたという共通点をキッカケに徐々に友情を深めていく。
なぎさは、ほのかを頼りにしている。自分とは違って芯のあるその心を、誰よりも強いものだと信頼しているのだ。
一方で、ほのかにとってなぎさという存在は、支えなのだ。なぎさから見て頼りになるその姿は、他でもないなぎさのお陰で成り立っている。
どちらが欠けても、二人は弱い。だからこそ、二人ならどこまででも強くなれるんだ。それを証明する42話は、感動を覚える程の出来。ぜひとも食わず嫌いせずに観てみて欲しい……。(なぎさの魅力は、普通なら目を逸らして耳を塞いでしまうような真実を、綺麗事に走らず開き直って泣きながらキレるところなんだよな)


んで、凄いのがきちんとアクションで魅せるだけの力が本作には備わっているところ。
毎話ある必殺技のバンクシーン。これが凄い。毎回盛り上がる。
これは音楽の功績が大きい。本作は全体的に外れの音楽がなく、この必殺技のシーンで流れるBGMは、それまでの流れを消し去って一時的に本作を特撮、あるいは熱血ヒーローアニメに変えてしまうほどの力強さがあるんだよな。おまけに、中盤にて、【プリキュア・マーブルスクリュー】から【プリキュア・レインボーストーム】にパワーアップするんだけど、観ただけでそのパワーアップっぷりがガッツリ伝わってくる。そこで「うおぉぉぉぉ!!」ってなるぐらいのカタルシスが起こるんだよ。
だってさ、マーブルな渦から、虹色の嵐に変わるわけですから。発射する時の腕の突出しと「ビシィッ!」というSEが憎い!



しかし、これだけ熱さを秘めた作品にしておきながら、妖精達の永眠という悲しい結末で締めくくられた点は、僕的にはマイナスポイントかな。
続編制作が決まっていたとはいえ、あんな暗い方向にもってこなくてもよかったのでは……と思わずにはいられない。悲しい結末はキリヤ君だけで充分なんだよ……。

投稿 : 2015/07/27
閲覧 : 201
ネタバレ

hikonoir さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

モンタージュ理論

特に感想を書こうとは思ってなかったんだが…。とあるサイトでこのシリーズの有名な絶交シーンで、「バックの電車が邪魔」っていうコメントを読んだ。…まぁ、或る意味その書き込みのおかげで、ここにきて感想書こうという動機になったんだが。

セルゲイ・エイゼイシュタイン。ロシア革命頃に活躍した映画監督。「戦艦ポチョムキン」で実際に行われた映像演出を、モンタージュ理論という。映画黎明期よりそういう演出は不完全ながら、ちらほら思いつきでやられていた。だが、その演出はエイゼイシュタインで理論となり完全な形となった。

言葉で書くと何やら難しそうだが、何のことは無い。イメージの連想である。丸い皿を見たら、太陽や月を連想したり、タイヤを連想したり、あるいは腹がへってたらドーナツを連想したり…。それを、監督が強制的に圧倒的に連想させる…、それがモンタージュ理論。まさに監督冥利につきるという監督なら絶対やってみたくなる演出だ。

つまり、台詞なしで観客が勝手に連想してくれるというもの。まず、最初のシーン。兵隊が列をなして歩いている。次に、子供が大口をあけているシーン。時間も場所も別、兵隊の顔は見えないようにして、子供も、泣いているか笑っているか判断できない、ただ大口をあけているだけ。これを、映画のストーリーのなかで連続してカットをつなげると、観客は兵隊が子供や家族を武力で蹂躙して酷いことをしている、と連想して脳裏にあらたなイメージ映像が展開されるようになる。子供は泣き叫び、兵隊は冷酷非道な目をして暴力を振るう。

実際、演技などしなくても、観客は子供が泣き叫ぶ声を聞き、兵隊の乱暴な軍靴のおとを聞く。何を言おうとしているかお分かりだろう。

ナギサとホノカが喧嘩して「…友達じゃないんだから」っていうところで、「パーン…」ガタゴト…。電車のシルエット。まさにモンタージュ。この電車をふたりの絆を断ち切る刃物にたとえる、警笛を心の衝撃の音ととらえる…。まったく関係のない電車のカットを差し挿むことで、ふたりの関係が劇的にかわることを印象づけた。

モンタージュ理論がもてはやされた時期はとうの昔に過ぎた。しかし、それはいまでも映画に限らず、漫画やアニメ、小説などいたるところでみられる。かくいう自分も漫画を描くので、よく使う。すると、冒頭のコメントみたく、「意味の解らないコマがある」っていう書き込みがくるのだよ…。

投稿 : 2015/06/26
閲覧 : 1824
サンキュー:

4

ネタバレ

ハナちゃん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見なきゃ!

今の子達は、初代プリキュア見るべきだ!

投稿 : 2013/04/27
閲覧 : 244
サンキュー:

1

oja さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/17
閲覧 : 6

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/03
閲覧 : 6

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/11
閲覧 : 5

hinayuri さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/03
閲覧 : 11

フトマユ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/02
閲覧 : 11

しゅらは さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 16

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2021/02/18
閲覧 : 21

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2021/02/18
閲覧 : 18

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2021/01/20
閲覧 : 16

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/02
閲覧 : 20

シロ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/04
閲覧 : 19

みぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 46

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/21
閲覧 : 56

ぜろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/03/23
閲覧 : 45

初音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/02/11
閲覧 : 76

やなぎーー? さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/01/13
閲覧 : 53

abcdefg さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2019/12/07
閲覧 : 53

rr6 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/08/24
閲覧 : 50

ぷりん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 61

sarari さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/03/20
閲覧 : 56

JKざびえる♩ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/02/22
閲覧 : 58
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ふたりはプリキュアのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ふたりはプリキュアのストーリー・あらすじ

勉強嫌いで無鉄砲だけどスポーツ万能、人一倍正義感が強くクラスでも人気者の美墨なぎさ、成績優秀でお嬢様育ちのおっとりとした性格の雪城ほのか、ふたりは同じベローネ学院女子中等部の2年生。2人は邪悪なドツクゾーンが光の園を襲撃し、地球に逃れてきたという不思議な生き物メップルとミップルに出会う。そして、メップルとミップルによってなぎさとほのかは変身する能力を与えられ、力を合わせてドツクゾーンから送り込まれてくる邪悪な敵と戦うことに…!?(TVアニメ動画『ふたりはプリキュア』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2004年冬アニメ
制作会社
東映アニメーション
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AA%...
主題歌
≪OP≫五條真由美『DANZEN! ふたりはプリキュア』≪ED≫五條真由美『ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!』

声優・キャラクター

本名陽子、ゆかな、関智一、矢島晶子

スタッフ

プロデューサー:西澤萌黄/土肥繁葉樹/高橋知子/鶴崎りか/鷲尾天、シリーズディレクター:西尾大介、シリーズ構成:川崎良、キャラクターデザイン:稲上晃、色彩設計:沢田豊二、美術監督:行信三、製作担当:坂井和男

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