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「Malice@Doll(OVA)」

総合得点
61.1
感想・評価
11
棚に入れた
36
ランキング
5438
★★★★☆ 3.4 (11)
物語
3.5
作画
3.6
声優
3.2
音楽
3.5
キャラ
3.5

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Malice@Dollの感想・評価はどうでしたか?

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

知名度に反して良作。

 あんまり期待せずに見たが意外とこれが面白かった。"Serial experiments lain"の脚本家が脚本ということで、さもありなんという感じの明瞭な解釈を拒むストーリー。これを壁と感じるか、許してあげるか、醍醐味と感じるかで評価はわかれそう。
 1時間程度の作品だし、もっとみんな試しにご賞味あれ。

 キャラクタの造形も面白いし、背景画も結構気に入っている。3Dモデリングに対してははじめの数分は違和感もあったが、すぐ愛着が湧く。その、美しくて醜く、非現実的でメカニカルで生々しい、そんな魅力に溢れる作画により、独特な世界を創造できていると感じた。
 (背景絵、舞台装置はまどマギとか新房作品のそれに近い。新房が影響を受けたか知らないが。)

 また、個性的な画風と、ストーリーを持つ一方で、視聴者を引っ張る展開的な吸引力は全然ある。ストーリーも冗長というわけでなく、1時間で結構激しく動いていく。

 昔、哲学は考えを人に押し付けるが、物語は押し付けず、並べて見せてくれるだけで、我々が解釈できる、という話を聞いたことがある。これもそういった類の典型で、各シーンにどういった意味づけを施すかについては、だいぶ自由がある。多分この作品を見ただけで、作者の意図を完全に明確に理解することは無理だし求められていない(?)と思うので、それはひとまず置き、そこに陳列されたモノから自分なりに何かをたり、あるいはその世界、物語の美しさをそのまま味わって、ラクに楽しむのが良いと思う。
 
 美醜の入り混じる幻想的で生々しい世界にあなたを誘います。そういうのが好きな方、是非見ましょう。
 
=蛇足=
なんでこんなに人気ないんですかねこれ、知名度が不当に足りない...。まあまずはこのサイトにちゃんと画像貼って欲しいなと思う。

投稿 : 2018/01/18
閲覧 : 435
サンキュー:

0

ネタバレ

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

評価はされるべきだと思うアニメ

評価とは裏腹に凄くイカしたアニメだった
世界観はトレヴァーブラウンを柔らかくしたような感じだろうか

トレヴァーブラウンの名が上がる時点で中二病アニメかとも一瞬思えるかもしれないが、やはりああいったアートを目をそらさずに目の当たりにするとやはり感慨深いものはある(あれをアートのつもりでやったかは知らんが)

具体的に言うと3Dで人形の動く様や表情を人工的な物にしつつR-Typeの様なフレッシュな造形描写も多々入れ、何よりもそこに性的な物をほのかにスパイスとして加える(ほらトレヴァーやんけ)

攻殻機動隊イノセンスでは「実に気分が悪いだろう?」とトグサに模した人形が動く様が最高に感動したが、これもまた多角のベクトルから新しい物を見せてくれた作品だ

何気にキャラクターも立ってて楽しい
序盤脇役っぽいジョーさんなんかダムゼルインディストレスよろしく、何気にヒロインを助けるヒーローポジションとかいうどんでん返しで造形をしっかりみるとウイングガンダムゼロカスタムとクロスボーンを合体させたような無駄にかっこいいデザインで噴いてしまった

さて問題のストーリーはというと



書こうとすると謎のため息が出た

というのもしっかりしたテーマもあれば根源的なテーマがさっぱりわからんかった
視聴者の異常な少なさから考察サイトも無いので完全に詰んでいる

主人公が起きた→色々あってなんか間違って最上階行った→変なオブジェ見つけたら触手プレイされる→主人公が起きたら肉体を得た→それは感染するらしい→レズっぽい少女仲間にして感染させまくる→命を得たら得たで悲しい事も多い、失敗したなぁ→最上階に戻って全部直してもらおう!→オブジェに肉体を得た自分と同じ女がいた→これは私が(あなたが)望む夢だとかそんな話してた→その中に主人公も取り込まれる→起きたらすべて元に戻ってた→何か別次元の存在になったらしい→主人公は存在自体消滅したが、レズ少女やその他諸々なんか覚えてる奴も多々いる→ジョーさんが別次元の主人公と遭遇して存在していた時に叶わなかったキスをするが別次元の主人公はジョーさんをすりぬけ、どこかに消えて行った


テーマはわかるけど設定はまるでわからん
台本やら設定集やらそれに並んでアナザーストーリーとかあるらしいからそっちも見るつもりだが、多分。答えは無いと思う

その点雰囲気アニメとバカにされそうだが、先述したとおりテーマと言うテーマ自体はしっかり見て取れるので伝えたい事は何となく理解できるはず

これに於いては正直同じクソアニメでもエルゴプラクシーとかの方が理解に難かった

追記
アナザーでメモリ2GBのCPUで驚いてて笑った
こち亀のモンスターマシンだ!にしろever17のテラバイトディスクにしろ世の中の流れは無常だ
これもどちらもかなり前から開発されてしまったがそんな夢のようなことは起きないという

投稿 : 2017/04/01
閲覧 : 319
サンキュー:

2

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

断念した

■概要{netabare}
 監督:元永慶太郎
 脚本:小中千昭
 キャラクタデザイン:西岡忍
 制作:ビジュアルサイエンス研究所
 話数:全3話
{/netabare}
■感想
 レンタルDVDを1話途中まで視聴。

 数年前から観ようと言う気持ちを暖めていた作品。

 おそらく一度断念し、再挑戦したがまた再断念した。

 理由は、画面が暗くて何をしているのか理解できなかったから。

 しかしこれは映像の問題ではなく、私が所有する機材の問題。

 2001年リリースの3DCGアニメと言うことで期待したが、

 物語を理解する前に断念してしまった。

 ここからは予想交じりではあるが、

 内容としては近未来SFで、

 MaliceはDollだ。

 理解できたのはこのくらい。

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 345
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

セクサロイドの見る夢

荒廃した世界で、ドールと呼ばれる機械者のヒロインが人間へと生まれ変わり、彼女のキスによって世界に変化が生まれてくる。CGを駆使したファンタジーアニメ。

非常にマニアックな作品なので、これは本当に誰にもお勧め出来ない(笑)
意味は基本よく分からないし、無意味にグロテスクで気持ち悪い。
CGの無機質さと不気味さ、伝染する痛みと快感。小中脚本極まれり。

人間とアンドロイドの関係云々のよくあるSFの類には違いないですが、見て後悔しても知りません。
全然出来は良いとは思いません、むしろかなりのクソアニメです(笑)
でも、こういうの好きって言う人は一定数はいるはずで、例えば「銃夢」とか「Serial experiments lain」とか、そのフェティッシュにビビッと来る人は食いつくかもしれない。
なんかよく分からないアニメが量産されていた時代の産物で、その世代の人なら多少は理解出来るかもしれないしね。まぁそれでも安易には見ない方がいいよ!三角木馬に乗ってヒィヒィ言うてるしね!w

投稿 : 2013/08/17
閲覧 : 554

せた さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2020/04/16
閲覧 : 76

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/02/26
閲覧 : 42

名無し さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/02/23
閲覧 : 37

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2017/08/05
閲覧 : 95

きききき さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/05/25
閲覧 : 82

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/06/26
閲覧 : 65

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Malice@Dollのストーリー・あらすじ

『ウルトラマンティガ』『serial experiments lain』『魔法使いTai!』などで知られる小中千昭が原案・脚本を手掛けたOVA作品。快楽の園に取り残された機械仕掛けのドールたちは、人間の欲望を慰めるために創られたセクサロイド。そのドールの中の1体、マリスが生身の肉体へと変貌したことを発端に、機械者たちの秩序は崩壊していく……。 『キカイダー01 THE ANIMATION』『GetBackers-奪還屋-』『Phantom -PHANTOM THE ANIMATION-』などの元永慶太郎監督がエロティックな幻想世界を演出。(OVA『Malice@Doll』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
2000年1月1日

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