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「ダークキャット(OVA)」

総合得点
計測不能
感想・評価
6
棚に入れた
17
ランキング
7662
★★★☆☆ 2.9 (6)
物語
2.6
作画
3.1
声優
3.1
音楽
2.5
キャラ
3.1

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ダークキャットの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

グロいクリーチャーバトル、男が触手責めw 置鮎龍太郎さんの初主演作です

原作未読でウィキも無いので詳細不明ですが、廃刊になった漫画雑誌の漫画みたいです。
全50分程度の1話完結のOVA作品。
内容は、学園を舞台にした、グロ路線の退魔バトル&切ないラブストーリーな感じ?
原作未読だと世界観や展開がちょっと分かり辛いですが、まあ最低限話は纏まってました。

…極めて凄惨なグロいクリーチャー出てくるので、グロがニガテな方は絶対にオススメ出来ません。
※クリスタルカイザーXさんのご紹介で♪
かなり超級者向けですが、好みが合えば見る価値はあるかも?
ニコニコ動画で観れました。

{netabare}『物語』
原作未読の視聴者には些か不親切な構成でした。
50分しか無い中で、余計な尺使わずもっと世界観を説明してほしかった感。
…とはいえ、視聴していれば自然にある程度の状況や世界観は理解出来る内容でした。

二匹の喋るネコ(ブサイクでかわいくないw)の正体が美少年の兄弟で「魔性」と呼ばれる化け物と戦ってる事。
魔性が人間の心の闇に巣食っている事。
などは、自然と伝わりました。
まあ、ジャンルとしては、退魔バトル&学園系ですかね。
学園ラブコメ要素もあり。
ヒロインのアイミちゃんが、ヒロキ少年(根暗ないじめられっ子)を心配して、実はヒロキを好きっぽい?
な感じの青春ラブコメが進行…する水面下で、ネコ兄弟が魔性とバトルしたりする。
クリーチャーとのバトルシーンは結構熱いです。けど、グロいw
青春ラブコメはアイミちゃんが健気な良い子でしたが、それが悲劇に繋がるとは…結構切ないお話ですねぇ。

ラスボス(ニコ動のコメによると、邪虎久坊、じゃこくぼう)という怪物が黒幕で、兄弟の師匠ポジだが決別したっぽい等、キャラの背景は自然に分かりました。
人間の心の闇を育てて魔性にしてから食ってしまう、おぞましい。
「幻影ヲ駈ケル太陽」の「ダエモニア」みたいなもんでしょうかね。
モブに厳しかったり、男が触手責めされるシーンあったり、女性でも容赦なくクリーチャー化したり、色々と驚かされる内容でしたw

…総じて
原作未読者には不親切ながら、まあ最低限の世界観や主要キャラの背景は分かります。
しかしこの話だけでは説明不足な為、原作未読者だと感情移入し辛いです。
原作読者にとっても詰め込み過ぎで到底満足はいかないのでは?
(原作読者のコメによると、原作改編してるっぽい?)
とはいえ大筋のストーリーは、それ程悪くは無いのでは。
本作は1話をもっと短くしつつ、オムニバスで何話かに渡って観てみたかったです。
(原作は、ウィキにも記載されてないくらいにマイナーっぽい)


『作画』
90年代初頭の低予算OVAにありがちなチープさ。
現代基準だと低評価でしょうが、時代考慮なら及第点。
ヒロインや女性教師などはまずまず可愛いです。
クリーチャーバトルは結構見所あり、ここを最大限好意的に評価。
非常にグロくて気持ちの悪いクリーチャーが見所でしょう(苦手でないなら)
…猫が、全然可愛くねぇぇw
アニメでここまでかわいくないネコは中々見られませんよ。
ラスボス変身後のネコ(虎?)が意外や一番カワイイのは吹いたw

本作の見所は、男の触手シーンでしょう。
誰得なんだ!?


『声優』
現在ベテランとして活躍されている人気声優の、新人時代の配役多数。
主人公・影崎標意(かげさき・ひょうい)は置鮎龍太郎さんの初主演作品です。
置鮎さんにとって、本作は特別な思い入れがあるみたいです。

他にも久川綾さんの清純なヒロインも好演。
ヒロキを中原茂さん、またモブ不良でグリリバこと緑川光さんが!
緑川さん、95年にヒイロ・ユイで人気出る前にこんな作品にモブで出てたんですねぇ。
中原さんは聖戦士ダンバインのショウ・ザマのイメージでしたが、イジけた役も中々でした。
敵ボスの故・郷里大輔さんは一発で分かりました。

今振り返ると超豪華声優陣!
なのですが…あんまり上手くはないかも。やや棒読みが目立った?
久川綾さんが一番良かったかな。

『音楽』
作中BGMが、いかにも80年代真っ盛りな感じ(本作は91年ですが)。
ルイ(主役兄弟の弟)が女性教師にエロく迫られるシーンでのムーディーなBGMがえろいw
バトルシーンや緊迫するシーンでのBGMが全般に合って無い気が。
エンディング曲もイマイチ。

『キャラ』
主役の兄弟は最低限の背景は伝わるものの、その正体や何故宿命背負っているか、兄弟の関係性なとが不明なので、いまいち感情移入は出来ない。
それでも二人ともそこそこ美形だし活躍はするし、特に弟君は巻き込まれて奮闘したり、中々でした。

ヒロインのアイミちゃんが可愛かったです。
一途で心優しい良い子。ヒロキの家に上がった際に靴を整えたり、さりげに奥ゆかしい大和撫子っぽいのが良い。
ええ子や…。古き良き昭和の女の子ですかねぇ。
主役兄弟よりも、アイミちゃんをもって高評価(3.5点)です。

ヒロキは…
俺ガイルの八幡みたいな過去トラウマから立ち直れず、結局アイミの悲劇を招いてしまった。
が、最後は男を見せたな。
モブ不良はモブに厳しかった。サンシタのくせに声が緑川さん…。

女教師がエログロかった。
ルイを襲うシーン、ニンジャスレイヤーのパープルタコ=サンみたいですw
アイエエエ!口から触手!ヒュプノ・ジツ!コワイ!
(忍殺アニメでの出番は大分後というか1期では出番無いかも)

邪虎久坊は本能に従ってるだけで、そこまで邪悪な印象無し。
寄生獣の寄生生物みたいな?{/netabare}

投稿 : 2015/05/09
閲覧 : 556
サンキュー:

14

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ダークキャットのストーリー・あらすじ

1987~92年に「月刊ハロウィン」に連載された木村直巳のコミックが原作。人間の体に巣食う“魔性"の魂を浄化する闇猫コンビ、標意と留意が活躍する学園ホラーで、本作は原作第1話「白蛇奇談」のアニメ化である。監督は『MAZE☆爆熱時空』の鈴木行、脚本は『仮面ライダー』シリーズをはじめ多くの特撮ドラマを執筆している井上敏樹が担当している。幼なじみの宏紀に好意を抱いている高校生・愛美。しかし、宏紀はほかの女子にフラれ、すっかり心を病んでいた。その矢先、彼の周囲で奇妙な事件が続発。学園に“魔性"を感じ取った標意と留意は、周囲に暗示をかけて学内に潜入する。(OVA『ダークキャット』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1991年11月28日

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