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「超光速グランドール(OVA)」

総合得点
計測不能
感想・評価
6
棚に入れた
28
ランキング
7714
★★★★☆ 3.9 (6)
物語
3.6
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
3.9

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超光速グランドールの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

強化服変身ヒロイン、愛とユウジョウ。90年代あかほり作品のOVA全3話

ドジっ娘jKが実は宇宙人の亡国の王女で、王家の鎧(キーアイテム、変身兵器)を狙う敵とバトルする。
敵ボスを慕う女戦士が最初敵対するが次第にヒロインと友情結んでいく。

【良い点】
90年代あかほりさとるテイスト溢れる、ベタな王道。
ヒロインが実は特別な存在など、この時代の王道お約束に素直。
特撮ヒーローと変身ヒロイン物を合わせた王道お約束に、恋と友情ドラマで見やすい。
恋するヒロインたちの可愛さ、ちょっぴり騒がしいコメディーのテンポが良い。
両親の発明でドタバタ劇だったり、地球の常識に疎いシギルちゃんのポンコツぷりなど、あかほりコメディーで楽しい。
シリアスとコミカルのバランスが良好、話も分かり易く纏まっている。

ひかるちゃんが先輩に恋したり、ピンチの彼の為に戦うラブコメ路線と思いきや、実態はライバル女子のシギルとの最初敵から次第に絆を結ぶユウジョウ劇。
敵だが誇り高く、敬愛するフリードシャルフ様(敵ボス)の為に命を懸けて戦うシギルが、次第にひかるの優しさに触れ、使命との狭間で葛藤するドラマが良い。
「プリキュア」シリーズの最初敵から味方になる追加プリキュア的なストーリーを、全3話で十分描けていた。
卑劣な敵幹部ペオースと高潔なシギルとの確執やペオースの姦計など、敵内部のゴタゴタも戦隊ヒーローものらしかった。

キャラクターはひかるちゃんも可愛いが、ライバルのシギルの方が魅力的。
ひかるとの友情と、フリードシャルフ様への思慕に揺れながらも気高く戦う良ヒロイン。
フリードシャルフもただの悪党ではなく、シギルへの愛は本物で存在感あった。
ひかるの両親や親友のハルナなど周囲のキャラもコミカルかつ温かみがある。

作画はキャラデザが90年代らしい味があり可愛い。
お風呂シーンなどかなりHな見せ場も。
声優陣は当時の若手人気声優多数。ヒロインが恋した男の子は森川智之氏、声が若い。
フリードシャルフ様の緑川光氏はマジェプリのジアート様みたいなカリスマあり。
大塚明夫氏のタイプの異なる一人二役も。

【悪い点】
ストーリーや設定がベタで予定調和。
全3話しかない割には良かったけれど。

先輩への恋と、シギルとのユウジョウどっちつかずだった感も。
先輩のキャラが弱く、恋愛面はやや微妙。
フリードシャルフも魅力発揮が終盤でそれまでの積み重ねが足りない。

変身バンクやアクションシーンはイマイチ。
バトルが単調であまり盛り上がらない。

シギル生存に含みを持たせてはいるが、気になるラスト。
先輩よりもシギルとのユウジョウ優先してほしかったような。

【総合評価】6~5点
良き90年代変身ヒロイン物。
評価は「良い」

投稿 : 2022/05/22
閲覧 : 167
サンキュー:

1

arts さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

オタクの少女が変身して戦う作品

90年代のOVAで全3話。
オタクの少女が変身して戦う作品。
企画協力にあかほりさとるの名があるが、本作も典型的なあかほり作品と言える。

キャラクターもメカもどこか既視感のあるいかにも90年代といった感じだった。
ただ、個人的にはこの時期の特有のキャラデザは大好きなので楽しむことができた。
OVAのためかサービスシーンが数か所あるのも嬉しかった。

物語に関して話数が少ないため駆け足に感じるところがあったが、あまり細かなところを指摘するのはこの種の作品に対しては野暮だろう。
オタク設定の必要性についてもツッコんだら駄目だろう。
グロシーンなどはなくノリはいいため、余計な頭を使わずに楽しむ見方が正しいのだと思う。
それからEDだけは素晴らしかったことにも触れておきたい。
原作ゲームでも使用された曲なのかは知らないが、ED曲はとても印象に残る曲だった。

個人的には好きだがすべての人におススメできる作品ではない。
90年代特有の絵柄やノリが好きな人にのみ、本作を一度見てみることをおススメしたい。

蛇足だが、本作の視聴に並行して原作ゲームのプレイ動画も見てみた。
全く存在を知らなかったがクソゲーや理不尽ゲーといった類の評価を受けている作品らしく、実際に見てみてもそんな感じだった。
興味がある方はこちらもチェックしてみてもいいかも知れない。

投稿 : 2014/04/06
閲覧 : 502
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オタク美少女の変身ヒロインアクションという良い所取りのアニメ。

OVAなので案の定尺的に物足りなさはありますが、
あざといほど受けそうな設定を詰め込む発想は嫌いじゃないです。
90年代バリバリなキャラデザのハイテンションなノリですが、ヒロインひかる役の岩男潤子さんの声はあまりキンキンしてなくて不快に感じませんでした。
他のキャストも売れっ子ばかりで意外と豪華。
変身後のコスチュームもちょっと近未来的でカッコいいです。

投稿 : 2014/01/29
閲覧 : 461

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 50

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/05/04
閲覧 : 168

イケメンさま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2014/09/30
閲覧 : 178

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超光速グランドールのストーリー・あらすじ

97年に発売されたアクションゲームのOVA作品。「美少女+メカ+アクション」というコテコテの素材を、ゲームやOVAなどメディアミックス展開を行ったことで話題となった。 天樹ひかるはドジでおっちょこちょいなオタク少女である。ある日、ひかるは遊園地で友人たちと楽しいひと時を過ごしていると、謎のサイボーグ・ガービッジの襲撃を受ける。ひかるは、宇宙の彼方にあるグランナース星王家の血を引く姫だったのだ。ひかるはグランナース星の王位継承者の証・王家の鎧(グランスーツ)を装着し、グランドールに変身。王家の鎧を奪おうとする宇宙からの刺客に立ち向かうことに。(OVA『超光速グランドール』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1997年8月25日

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