当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY[シードデスティニー](TVアニメ動画)」

総合得点
75.2
感想・評価
1312
棚に入れた
6547
ランキング
817
★★★★☆ 3.7 (1312)
物語
3.4
作画
3.7
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
3.6

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

機動戦士ガンダムSEED DESTINY[シードデスティニー]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

善人づらしたゲス「キラ・ヤマト」と「ラクス・クライン」

30分50話の大作だが、話しの9割が回想シーン。
登場人物が「過去にこんな事があった」と延々と語る。
そして念仏のように「憎しみの連鎖が~~」を繰り返し喚き散らす。

「過去の振り返り」と「憎しみの連鎖が~~」を繰り返し反復するだけで、話が全く進まない。
回想シーンとキャラが叫ぶだけの鬱陶しい戦闘シーンをカットすれば、全50話を30分6話で纏められるだろう。

いつ見ても、見飽きた回想と「憎しみの連鎖が~~」なので見るのが苦痛になるレベル。
最早、内容云々以前の問題。
“ゴミアニメ”以外言いようがない。


まあでも、内容のついても

善人ずらした無知な平和主義者のクズ人間「キラ・ヤマト」と「ラクス・クライン」。

<< ダーダネルス海峡での戦い >>
プラントを侵略するために、地球連合とオーブ連合首長国の連合軍がプラントの領土に侵攻。

この時のキラとラクスの行動が凄い。
まず地球連合やオーブに「侵略を止める」ように交渉しに行くことはないし、侵略する為に侵攻するオーブ軍艦隊の妨害もしない。
そしてオーブ軍の攻撃にさらされる、プラントの人達の生命を守るために防衛出動したプラントの「ミネルバ」。
侵略するオーブ軍と防衛出動のミネルバが戦闘開始したら、「戦闘を止めるんだ~!!」と寝言を言いながら防衛戦闘をしているミネルバを攻撃する「キラ・ヤマト」。
今まで何もせずにオーブの行動を黙って見ていた癖に、突然しゃしゃり出てオーブの侵略に加担するキラ。
殺意が沸くレベルのクズ行動をするキラ・ヤマト。

<< 戦争の首謀者「ロゴス」を匿うオーブ >>
「コーディネイターはムカつくから皆殺し」
恐ろしく身勝手な理由で、条約などのルールを一切無視して大虐殺を行い、暴れまわっていた「ロゴス」。
このロゴスの罪を裁き、ロゴスに責任を取らせるのは必要不可欠な事。

デュランダル議長はロゴスを制裁する決断をするが、ラクスとキラは此れが気に入らない。
ロゴスが犯した罪の大きさは明白なのに、「ロゴスに罪を問うてはいけない」と言うラクスとキラ。

「何故、ロゴスを裁いてはいけないのか?」
この問いに何も答えられない。そして
「其れならば、どうすればいいと思うのか?」
にも、何も答えられない。
ラクスとキラは「デュランダル議長に反対する」事が目的で合理性は皆無なので、他人に理由を説明出来ないのは当然だ。

オーブは、この極悪人のロゴスを庇って匿う選択をする。
オーブの愚行に対し、プラントは冷静に交渉するがオーブは断固拒否。
ロゴスは許す訳にはいかないので、ロゴス確保に動くミネルバに対して、またも突然攻撃するキラ・ヤマト。
この時もラクスやキラは、反発しているオーブとプラントに対して、交渉や話し合いなどは一切しない。
「初手で暴力」
が、ラクスとキラの特徴である。

<< “お気持ち”で全てを判断するラクス >>
プラントの指導者「デュランダル議長」。
物語ラストでの突然の「デスティニープラン」発言以外は、言動は全て正論で何の問題もない完璧な人物だった。

しかし、そのままではラクスとキラが「わがままを言うだけのアホ」になってしまうので、「デスティニープラン」でデュランダル議長を無理矢理悪役にしたのは「こんなゴミシナリオしか書けないのか?」と正直呆れ返った。

さて、ラクスとキラは「デスティニープラン」発言以前からデュランダル議長を異様に嫌っていた。
「ラクスを暗殺しようとした」という恨みを持つ理由は有ったにしても、国の行く末や人類の未来のような重大な事柄を“私怨”のみで判断するラクスとキラ。

ラクスはデュランダル議長がダメな理由を「なんかヤダ」としか言えず、論理的説明が一切出来ない。まあ、私怨が判断理由なのだから当然だろう。

それにラクスとキラの取り巻きも、気色悪いクズが集まっていた。
ラクスを“神”のように崇めるアークエンジェルやオーブ造反組。
私怨で行動するラクスの言動を吟味せずに「ラクス様が言ってるから正しい」と思考停止するのは、人として終わっている。

<< 思考停止するキラ >>
「争いは憎しみしか生まないんだ~~!!」
いつもこのセリフを喚き散らしながら、戦場で暴れまわるキラ・ヤマト。
しかし、戦争の根本原因や終戦への着地点、停戦する妥協点を考えない。

「僕たちもどうすればいいか考えなければ」
物語中程でこんな事も言っていたが、結局最終話までキラは「自分の考え」を一切語らなかった。

「どうすればいいか分からないから、思考停止して考えるのを止める」
恥知らずなクズ人間のキラ・ヤマト。
やってる事は「オーブ連合首長国の全面擁護」で公平性皆無な片寄った行動なのに、自分の事を「平和の使者」とでも思ってそうなのが救えない。
最終話の決着も「カガリ・ユラ・アスハ」が統治するオーブ連合首長国以外は不満が残る内容なので、各勢力の戦力が回復したらまた戦争が始まるだろう。

最悪のクズ人間、ラクスとキラが作った世界は「戦争の無限ループ」。
まさに地獄。



ラクスとキラの人物像を纏めると

・自分と違う意見に対しては「会話・交渉」といったことはせず、「暴力」で相手を黙らせようとする

・必要な事を考えない。「現状は何が駄目なのか」「何が足りないのか」「どうすれば良くなるのか」。何も考えずに暴れまわるだけで満足している

・いつ如何なる時も「お気持ち」で行動する。論理的思考が出来ない。行動理由に倫理や整合性はなく「私のお気持ち」で動く

・相手を許せない。執念深くて心が狭い。相手を理解できないし、理解しようともしない。憎んだ相手は、全てを滅ぼさないと気が済まない

・大局的に物事を見れず、視野が狭い。指導的立場に立つ器がない



「アスラン・ザラ」は途中まできちんとしていたのに、キラと会ってからは気狂いチームの仲間入りをしてしまい残念。


「シン・アスカ」と「ルナマリア・ホーク」は可哀想だった。
常識的判断ができ、正しい倫理観も持っていたのに、周りが頭のおかしいアホしか居ない。
最悪の気狂い「キラ」に絡まれて滅茶苦茶になり、悲惨で見てられなかった。


一番好きなキャラは偽ラクスの「ミーア・キャンベル」。
ラクスとキラの醜悪なゲスが暴れまわる地獄の世界。
ミーアだけは幸せになって欲しかった。

このアニメで評価できるのは、ミーアが亡くなった後に流れた「ミーア物語り」だけ。

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 32
サンキュー:

0

ネタバレ

さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

脚本がよ

シンの描写が途中で減るし、キラが主人公に入れ替わる、もしくはシンとキラのダブル主人公がシンは途中で降ろされる感じ?
アスランもよく分からない女の子とくっつくし
脚本について噂が色々あるけど本当なんだろうなーと思ってしまうほどには よく分からない作品だった。

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 85
サンキュー:

0

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

廻る廻るデスティニー(劇場版での解答を受け加筆、評価上方修正)

(初回投稿2019.11.25)
前回レビュー時、私は本作は混沌としていて折り合いを欠いた。
デュランダル議長の正論をキラたちが具体的な対案もなく否定し世界の行く末もまた混沌としている。
ただし、新作劇場版の出来次第で評価は変わって来るとしました。


で、劇場版『FREEDOM』での解答を受けて。

デュランダルの提唱した「デスティニープラン」は合理的だが、
人間には非合理な面が多々あり、それらを織り込めないプランには欠陥がある。
『DESTINY』でもおぼろげながらも示された反論が、
『FREEDOM』で反復されより強固になりました。


『FREEDOM』では特に愛は不合理だがかけがえのない物という主張がより明快でした。

『DESTINY』でも政治をチェスのように操るデュランダル議長が、
コーディネーターは第3世代を生み出せないという遺伝子不適合により、
恋仲だったタリアとは思うように結ばれなかった。
運命をも管理するプランを構想する議長が自らの運命を悔恨する皮肉を示唆する回想シーンが繰り返し提供され、
合理的な計画にも管理できない部分があるイメージ共有はなされてはいましたが不完全だった印象。

一方『FREEDOM』では不合理な愛すらも各々が与えられた役割を成すプランの必要性に応じて、合理的に管理されるべきとの主張に対し{netabare}ラクスから「必要だから愛するのではありません。愛しているから必要なのです」{/netabare}などとより明確な反論が示されました。


何より『FREEDOM』で花開いたキャラたちのお祭り騒ぎ。
『DESTINY』で奔放なキャラたちの言動に合理的なデスティニープランや作品を壊されたとの私の悪印象が、
『FREEDOM』では、不合理な人間の運命を管理すると考える方が間違っていると180度転換。
大体、こんなラブとネタだらけの面白い連中、デスティニープランごときじゃ管理不可ですw
私もキラやラクスたちに観念させられたので、物語3.0点から4.0点に上方修正致します。

『FREEDOM』は『DESTINY』の混沌をも価値ある物として救済した素晴らしい劇場版でした。




以下、初回投稿分。


とにかく目が回る続編だったな~(苦笑)
と言う印象が私の中に残っている本作。


人は過ちを繰り返す。悲劇を繰り返さないためにも、
野放図に自由を与え続ける世界は変革が必要。

否、何度間違えても人は人として歩み続けるべきだ。


といった相克がテーマ。


これを反映してか、全編通じて、
既視感を引き起こす作画構成、演出も交えて
色んな運命の繰り返しが強調されます。

話題になった終盤の{netabare}前作主人公の主役奪回劇{/netabare}だけじゃない。
様々な登場人物が転生、復活を遂げる。
或いは空席になった人物の代役を担うためコピーを演じる。
その上で、各々が繰り返される過去や宿命に苦悩。
そこに差し出される“処方箋”は薬か?毒か?


この辺りの主題提示に止まれば、
まだ比較的無難な続編だったと思うのですが、
本作の場合は、ガンプラを売り続けるために何度も再生産される『ガンダム』?
といった業界等で繰り返される宿命をもメタフィクション的に投げかける、
“場外戦”まで仕掛けてしまった所がカオスw

元々『~SEED』自体が、ファーストガンダムの再構成を志向した面がありますが、
本作は、前作のヒットの繰り返しを担った続編であり、
加えて、かつてファーストガンダムの続編と言うプレッシャーを背負った
『Z』の再構成も意識した内容。

廻る運命でギュウギュウ詰めになったるつぼに、
強化人間の悲劇等の繰り返しまでもが加わり事態はいっそう混沌。


前作も元祖のメカニックから、
ガンダム、“木馬”、ハロなども拝借していましたが、
一方で、ジンとか四足歩行のバクゥとか個性的な量産機も活躍する、
ご新規さん開拓アニメでした。

ですが、本作に至っては、この無限廻転祭りに古参ファンも引きずり込むとばかりに、
ザフト特務隊FAITHに支給された専用ザク群を皮切りに、
「ザクとは違うんだよザクとは」とか、ジェットストリームアタック?とか、
CV.池田秀一さんとか……もはや見境がありませんw


放送当時もまた、エンタメ全体を覆うリメイクの嵐に対して、
これは停滞だとの批判が続いていましたが、
本作はこれらの批判に対して、コンテンツ全体でスクラムを組んで、
リサイクル、リバイバル、何が悪い?繰り返しながら進んでいくのが人間
と言わんばかりに開き直って喧嘩を売りに行っている感が伝わって来て、
私は目眩で頭がクラクラしましたw


正直、私にとっては、最後の最後まで折り合いに苦しみ、苦手意識を払拭できない作品でした。
けど今にして思えば、回し過ぎたコーヒーカップのような、
ハイテンションと乗り物酔いが入り混じった、
あのグルグルした感覚が何だか懐かしいですw


シナリオについては、繰り返す運命を詰め込み過ぎたのか?
終盤が駆け足になってしまった感じがしました。
加えて、私はラスボスが余りにも“正しすぎた”と思いました。


{netabare}『~SEED』の世界でも自由の代償により起こった戦乱で、
既に億単位の殺戮と大量破壊が起こっている。
多少、中世回帰と言われようが、暗黒時代と嘆かれようが、
自由を一時制限して、文明を一休みさせないと立ち行かないと私は思うんですよね……。
暫定措置としてのデスティニープランには一定の正当性があったと私は感じています。

できれば『~DESTINY』ではデュランダル議長のデスティニープランが完成し、
シンたちがキラたちに一端勝利を収め、理想の“新世界”が実現する。

間を置いて、劇場版完結編等で、問題点を露呈し始めたデスティニープランに対して
自由を求めるキラたち抵抗を描く。

といったシリーズ構成の方が良かったのかな?と私は思っています。


デュランダル議長の提唱に対して、反発した人たちが、その後の世界を率いていく訳ですが、
後日談を描いた特別編等を観ても、方向性は示されているものの、
具体的な対案はまだ見出せていない印象。{/netabare}


ただこの辺りの私の評価も、発表されたまま長らく放置されている、
新作続編劇場版の出来次第で、選択した未来次第で変わっていくのだと思います。

いや……流石に新作劇場版はもう無かったことになってるでしょw
と思われる方が大半だと思いますが、
2010年代になってもHDリマスターが繰り返される程度の需要はある本コンテンツ。
私は目を回しつつもw新作を待ち続けたいと思います。


よって本作についての私の評点、特に物語については、暫定評価となります。

投稿 : 2024/01/30
閲覧 : 472
サンキュー:

23

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

怒りと悲しみを感じる作品

前作のSEEDでも微妙だった人間ドラマの部分が前面に出てしまい、極めてアクの強い作品だったなという印象でした。

正直なところ前作がファーストに寄せた感じの作品ならば、本作はゼータになるのかなと思ってて全然違うオリジナリティを出してきていたけれど、個人的にはアスランにはゼータでいうクワトロ大尉に近い立ち回りをしていたらシンも違っていたんじゃないかなと。

登場人物もネタにならないレベルで俗物みたいなキャラ(確かカガリとの婚約者だったがシチュエーション的になぜかFF10を思い出した)もいて、割と怒ってばっかりのシーンも多く、爽快感はあまりなかったですね。

当初はシンが主人公と思っていましたが、気がつくと前作主人公のキラやアスランに食われて、最終的には脇役だったのかぁとこれにはちょっとガッカリしたかな。

素材は一級品ながら、料理の仕方を失敗した作品という印象でした。

投稿 : 2022/10/13
閲覧 : 393
サンキュー:

6

ネタバレ

はる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

回想多すぎ。ほぼ倍速で観た。

【良い点】
・モビルスーツがかっこいい
・メイリンが可愛い

【−な点】
・シナリオが悪い
・回想多すぎる
・シンがずっとクソガキ。最終話になるまで存在が苦痛
・アスラン優柔不断
・カガリが終盤まで全く役に立たない
・SEEDではまともだったキャラがDestinyではおかしくなってる人多い

投稿 : 2022/05/14
閲覧 : 353
サンキュー:

2

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

メイリンとルナマリアの対比に注目すると面白いです。

 女性たちに注目すべき話でした。特にルナマリアとメイリンの対比に注目すると、デスティニーは面白い見方ができると思います。

 一番いい男を捕まえようと必死なホーク姉妹です。もちろんモビルスーツのパイロットであるルナマリアは造形もいいですしパンツも見せたりして、ビッチ感を当初から思いっきり描写しています。アスランに股を開く描写がないのが不思議なくらいでした。その意味では前作のフレイ以上でした。ですが、シンは残念ながら外れくじ?でした。

 対するメイリンも同じような思考ですが、姉に対する引け目があるのかどこか一歩引ひています。オペレータでしたし。ただ、彼女は窮地に陥ったアスランを助け命がけで逃亡します。弱ったアスランの本質に触れ、アスランを好きになり、最後はカガリからアスランを託されるわけです。
 メイリンはオペレータの時の声の演技が良かったです。

 カガリです。自分の意思によらない流されるままの政略結婚から最後は国に殉ずる決心を自ら固めて、アスランから身を引きました。自分の無能と父の遺志を明確に継いだ時に覚醒しました。この娘が一番成長しました。

 ラクス様は、本作においてはルナマリアやカガリ、ミーアとの対比のような存在でした。女性や母的な存在として、指導者として、歌手として欠点がありません。まあ、ミーアにちょっと嫉妬したところが可愛い場面でしたが。ラクス様は3人の女たちの対比として抽象的な存在になったともいえます。本作では活躍したとは言い難いですが。
 ただ、ポイントポイントでカッコ良かったですね。特にカガリが放送でメッセージを流すときに登場したシーンは最高でした。

 対するミーアです。夢見る少女である彼女の生き方の滑稽さは、ただ、懸命に憧れに追いつこうとするいじらしさでもありました。いいように使われて、アスランの態度といいラクス様登場の時の惨めさいい、偽物であることを自覚しているが故に憎めないし、彼女を利用している周囲が非常に醜く汚く思えました。

 あとはステラですね。彼女はシンの想い人になるわけですが、シンは心の底からどうでも良かったですね。ステラはZ以降の過去作における強化人間たちの悲哀の集大成でした。造形もいいし、可哀そうではありますが、可哀そうなエピソードを作るための素材になっているだけでした。

 グラディス。目立ってました。議長とも寝てましたし。艦長というより女性管理職としての悩みというか、無能な部下に苦労の様子がよく描けていました。

 一方の男チームはまあどうでもいいです。あの一瞬で死んじゃうフェイスの彼とか扱いひどすぎです。男の中で面白いのはキャンベルの化けの皮がはがれるのを楽しむくらいです。


 ストーリーは冒頭のガンダム強奪から追跡戦、そしてアスランが何者かが明かされるところまで、かなり面白かったです。キラ登場からフリーダム発進からカガリを攫って地球を飛び立つシーン話の出来は非常に良かったです。
 全体的に子供っぽいと言われるシードシリーズです。たしかに、コロニー対地球の構図や因縁話は過去のテーマの模倣ですし底が浅い面もあります。が、やっぱり女性キャラたちの生き方に注目すると、深みもあり非常に面白い話でした。

投稿 : 2021/09/18
閲覧 : 458
サンキュー:

4

ネタバレ

シン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シンをもっと魅力的に描いて欲しかった

学生の頃たまたま見たSEEDにはまり続編もアニメ雑誌を買ってまで楽しみにしていました。が、10話あたりからなにこれ?の連続でもはや最後まで見たかどうかの記憶すら無く、結局はまりかけたアニメからまた遠ざかり、またアニメにはまるまでかなりブランクが開くことに。

でも前作のSEEDは本当に大好きなので、時間のある今の機会に改めて視聴。
批判の多い作品ですがやっぱりつっこみどころ満載でした苦笑

<物語について>
またしてもナチュラルとコーディネーターの対立になるのとかと思いきや、軍需産業として戦争を望む勢力にスポットをあてたのは斬新でとても考えさせられるものがありました。
また、序盤では温厚で平和主義の人物と思われていたデュランダル議長が実は狂気を秘めたとてつもない計画をもつラスボスとして描かれたのも面白かったです。議長の真の目的が露になってくるアスラン脱走からはとても惹きつけられました。
ただ、結局シンをはじめとしたさまざまなキャラの登場、旧作のキラ達もガッツリ登場した結果、彼らのエピソードにも多くの時間を割き、おまけに総集編も多くせっかくの魅力的な題材が終盤にバタバタと描かれてしまったように感じます。
シンが結局あんな酷い扱いになってしまうのであれば、新キャラは極力登場させずに物語を絞ったほうが良いのではとすら思いました。


<キャラクターについて>
シン:初めて見たときはよりにもよって主役であるシンを好きになれず視聴意欲が失せてしまったんですよね・・・オーブになぜそこまで憎しみを向けるのかがよく分からなくて・・・一番酷いのは中立国に対して無茶な条件をつきつけて開戦した大西洋連邦であるはずでは?それが無ければオーブからは戦闘行為をしないのに。序盤カガリに楯突いたときはドン引きしてしまいました。(でも日本人もコロナに対して、一番悪いのは不衛生な環境でコロナを発生させ、世界中にばら撒いた中○なのに、国内で自粛警察したり政府を叩きまくってるからな…)
とにかく一国の元首、上官、先輩に対しての礼儀が全くなっていない、軍規違反を全くのためらいもなくやってしまう所が個人的に受け付けない。ザフトレッドって優秀な兵士の証だと思うんですけど、単純な戦闘能力だけでなく、品行方正さとかも問われないんですかね?キレキャラだったイザークでもわきまえるところはきちんとしていたと思うのですが。
それなのに周りは諫めるどころかお咎めなしにしてしまうので、観てるこちらはますますシンに思い入れが薄れてしまう・・・
改めて見ると彼にも同情するところは多少ありました。そもそも演出的にもまるで悪役のような表情をさせたり、BGMが邪悪だったり。何のために主人公にしたのか・・・

タリア:優秀な軍人とのことですが、クルーの前でいらつきを隠せない、副官のアーサーが何か言うとすぐ叱る、あまり理想的な上司とは言えないような。シンがステラを逃がした際も、ステラの人命を尊重したシンに対して「個人の思惑は認められない!(正論ですが)」を突き付けたところでシンには絶対通じないでしょうに…
旧作のアークエンジェルがマリューとナタルは対立も多かったものの互いに補完しあっていたし、ムウは経験豊富で優秀な軍人であったことを考えると、ミネルヴァは副官は頼りない、エースパイロットは万年反抗期、おまけにフェイスも乗ってくるとなるとかなり苦労人だなぁとは思いますが。

ルナマリア:妹のメイリンが撃墜されてしまった時、撃った本人であるシンを恨むのではなく、この様な状態を引き起こしたロゴスが悪いと言っていたのが好印象。また、「コアスプレンダー、出るわよ!」もかっこよかったです。折角ザフトレッドの女性パイロットだからもっと戦功をあげさせて欲しかった。
ただ、シンとルナマリアがいきなりああなっちゃっうのは・・・アスラン脱走の前から同期として仲が良い描写がもっとあればともかく、ステラにあれだけ入れ込んでいたのに、なんでルナマリアといきなりそうなる?そういうシーンを入れたかっただけじゃないの?とすら思う唐突感でした。

ステラ:最初は可愛いけど戦闘になると強くて、強制的に強化人間にさせられた不遇で魅力的なヒロインだったのに、最後はギャーギャー叫びまくる、操られてるとはいえ大殺戮を何の躊躇いもなく行う…正直キラが倒してくれてホッとした。あれだけの殺戮をした相手にシンが盲目になってるのも本当に謎でした。

他にも1話であれだけかっこよく機体を強奪したエックステンデットのアウルとスティングは話が進むにつれ存在感がなくなり死亡シーンもあっさり。敵の親玉も小物で悪なりの正義感が感じられない。終盤に出てきたラクス様親衛隊のドムトルーパー3人組もキャラがたったと思いきや特に掘り下げられることもなくキャラの扱いが雑。
新キャラで扱いが良く感じたのはのはデュランダル議長、レイ、ミーアだけでした。(というかSEEDではキャラの扱いが良い悪いなんて思いすらしなかった)

<演出について>
音楽は相変わらず神がかっていました。「ignited」「深海の孤独」「君は僕に似ている」等の楽曲も良かったです。音楽のおかげで無理のある展開もドラマチックに仕上がっているなと思った箇所がいくつかありました。この作品は音楽が平凡だったらもっと悪評価だったような…
ただ、裸の描写はいらない、というか必要性を感じない!


SEEDで期待値が爆上がりしたのもあり、不満点を多く感じてしまいましたが色んな媒体でキャラの行動に対する補完がされているようなのでそれを観ればまた感想も変わるのかもしれません。

投稿 : 2021/08/05
閲覧 : 555
サンキュー:

11

ネタバレ

ニック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最善の選択と言えるのか…

西川さんの声優役は違和感がなかった点は良かったし、戦闘シーンの迫力も凄かったが、使い回し(戦艦がやられるシーン)や回想が多いと感じた。
ただ、前作と比べると「人を殺してしまった」と嘆くシーンがあまり無く、あーそういう展開になるのね、と少し冷めた感情で視聴した。アーカイブ視聴したが前作と比べポンポン飛ばすことが多かった。

今作の主人公:シンは悲しい過去を持つ人物だ。恨みの感情から終盤は暴走レベルの活躍を見せた。その結果前作の主人公キラやアスランに対し悪役に見える場面があったのは残念だった。

大切なものを守るため、人道的に許されないことをしている。例を言うと{netabare}クローンやコーディネーター、人体実験等{/netabare}だ。
戦争を止めるために戦い、そのためには多少の犠牲もやむを得ない。私情に駆られ戦いを進める人とは違い、アークエンジェルのお陰で戦いは終わった。
ラクスもなかなか頭の切れる人だなと思った。

悪い点を言うと、アークエンジェル側もギリギリになって介入したり、{netabare}カガリ連れ去りやラクスが宇宙へ飛ぶ{/netabare}等その選択は良かったのかと疑問に思うところがあった。
また、前作の人間関係を引き継ぎ更にキャラが追加されているので薄っぺらい設定だなと感じる場面もあった。{netabare}ラクスの影武者さん止まるんじゃねえぞ…{/netabare}

投稿 : 2021/06/15
閲覧 : 355
サンキュー:

1

takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うーーーん

シードに続いて視聴

なんだろう。蛇足とは言わないけど(フラガ大尉の再登場は蛇足)、
全体的に劣化しているような・・元々続編は前作を超えないと評価されないのに、これじゃ・・・

キャラも魅力的な成長をしているわけでもなく、新キャラも面倒くさい性格だし・・話しも先の展開が見えるし・・

テーマは深いのに、中学生向けに敢えてわかりやすいストーリーとキャラで突っ込んだ結果、作品がアンバランスになってしまったような・・
なんだか惜しい作品でした。

投稿 : 2021/05/05
閲覧 : 272
サンキュー:

2

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今の時代だとデスティニープランを再評価している人がちらほらいるのが驚いた

当初デスティニープランは批判的だった
自分は凄い肯定出来た これがあれば社会的な弱者は発生しないからだ


それを結局主人公補正で主人公サイドの無理矢理な討論の末に
済し崩しにされてしまっていて議長がかわいそうに思えた


今の時代では何故かデスティニープランが再評価されている
何故かというとそれは単なる多数決投票だからだ


結局多数決で肯定されたものが評価といったようになるので
昨今のZZガンダム再評価しよう案があるのも頷ける


それでストーリーだけど
まあ面白いけど機嫌が損なうとストーリー改変されたという話もあるんで
そう言う所でストーリーが折れてしまった点がきつい

といっても
随所随所の展開が良いと思うんで
シンの過去からの怒り・復讐
味方サイドの裏切り等
無駄に話を長くした感はあるが


ステレオタイプにとっては
多分
Zガンダムよりはデスティニーを評価するんじゃないだろうか
一応テレビアニメの終わりの後に
スペシャルエディション?での終わりを見れば
終わり方が綺麗になっている

投稿 : 2021/01/28
閲覧 : 336
サンキュー:

0

心底に来るアニメ切望 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

何故負債と揶揄される位にこんなにカオスな出来になってしまったのか…。本当にとても虚しい21世紀最初のガンダムシリーズシーズン2でした…。

本当に製作費がとても高額なアニメだったのに、監督のワガママワンマンで画の完成が何度も遅れてしまい総集編の乱発に繋がってしまった失態を犯した程に現場はかなりの酷さだったのが容易に想像出来ますね…。この監督のパワハラ同然の無理矢理指示も多くあって他のスタッフ達からかなりの不満もありましたからね…。
そんなイヤな監督が作った21世紀最初のガンダムシリーズシーズン2(正直、私はシーズン1は本当にほんの少ししか観ていないから、じっくりとSEEDを観たのはシーズン2の方でしたが…。)をBS11の再放送で観ましたが…。確かに戦闘シーンは監督が拘っただけはあり当時のレベルとしては高レベルに迫力があり、主要キャラ達やストーリーも設定自体はリアルな戦争を描いていて重苦しいながらも見応えのある力作、になると思いましたが…。
何故ここまでいろいろとカオスになってしまったのかは、他の皆様のレビューを観た方が詳しく書いているので、それを見て頂いたら本当に幸いです。私も同感の上、更なるレビューは割愛します…。
ただひとつ言える事…。見終わった時の虚しさがとても感じたのは今でも強く憶えている程にいろいろな意味で哀しい21世紀最初のガンダムシーズン2だった…。本当に超残念だった…。

投稿 : 2021/01/27
閲覧 : 256
サンキュー:

3

NEKONYAN さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

妹自業自得じゃん…

主人公が八つ当たりしてくる時点でもう好きになれない
評判も悪いし切っちゃいました
個人的に種のMSデザインもカラーリングが好きじゃないし

投稿 : 2020/10/02
閲覧 : 266
サンキュー:

1

ネタバレ

gyu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

コロナの御時世にはかなり響く作品である

私はファーストガンダムをリアルタイムで観てきたおじさんなので、SEEDは全く興味が無かったのですが

この自粛時に全部観てみました

皆さんかなり脚本をディスってますが、いやいやこれはなかなか^_^

SEED1は良く出来ていました
ファーストガンダムをうまくオマージュして
でも、ただそれだけ

でもディスティニーはこの新型コロナ騒動を予見しているような
まるで大友先生のアキラが予見していたと言われているような

凄い作品だと思いますよ

もはや都市伝説ではなく
この新型コロナの裏にはビルゲイツ財団が絡んでいるのはあきらかですし 
増えすぎた人工をウィルスとワクチンで人を管理していく世界を作ろうとしているビルゲイツ

これはもうデュランダル議長です
オーブはもうアメリカの植民地同然の日本ですし
連合はアメリカ
そして核が抑止力になっているこの現実世界で専守防衛を貫きたい日本

ディスティニー 良く出来てます

明日をみられる世界 いい台詞ですよ^_^

投稿 : 2020/05/14
閲覧 : 251
サンキュー:

1

おーいん君 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SEEDに罪は無いのに・・・

主人公の魅力は無いし、SEEDの良さと比べると、とんでも無く酷い作品に感じてしまうかもしれません。

個人的に思った事を正直に言うと、お話とかの展開が悪い。
SEEDで期待した分、なんでこんな体たらくなものを見せられなきゃならんのだ。
と、思ってしまいました。

結局、この作品のせいでSEEDそのものも嫌悪したくなるような気持ちになってしまいました。

アニメ単体としてみたら、そこまでダメダメなものではないと思います。
上手に説明できませんが、製作者側に対しての個人的な嫌悪感なのかもしれませんね。

期待せずに見るなら○だと思います。

投稿 : 2020/04/17
閲覧 : 284
サンキュー:

1

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

50話一気見!面白かったです。

ただ、シンはもう少し大人しくしてほしい。

投稿 : 2020/04/13
閲覧 : 384
サンキュー:

0

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

過去に囚われ未来を殺す

序盤 んー

中盤 ヘタレすぎるw

終盤 えぇ...

この話はSEEDの二年後の話
ジャンルはガンダム・ロボット・バトル
早すぎない?停戦から二年後に開戦ってw
まぁガンダムなんてそんなもんやから、別に驚くことでもないですが。
まず主人公についてですがサムネの「シン・アスカ」よりアスラン・ザラのほうが主人公です。そして今作のキャラに関しては誰一人として共感はできません。私も戦争は好きじゃありませんし、立場として戦争をしなければならないわけでもありません。しかし、この作品から学ぶべきことはたくさんあると思うのです。戦争の仕組み、とまでは言いませんが戦争を軽く知るにはこの作品はもってこいです。戦争の悲惨さというよりはもっと感情的なものですが、絶対に感じ取れるはずです。
{netabare}作品中、私がグッときた言葉を紹介します。
「そうやって過去にとらわれ続けて未来まで殺す気か」果たして未来というのが具体的なものなのか抽象的なものを指してるのか私にはわかりかねますが、どちらにせよ「未来を殺す」という言葉は重いですよね。過去にすがることで自分の成すことを決める。つまりは「未来」を決めるということです。その未来を殺すのですから本末転倒ですよね。しかしそれで過去が救われるのならいいかもしれません。まぁ今回はただの「復讐」や「軍人としての使命」だったので完全に救われないですが
「あなたが昨日を教えてくれたから明日をしったんだよ」強化人間がこんなことを言うのかわかりませんがまぁシンの想像上なので。先ほどの話ではないのですが、個人的には未来というのは過去によって存在しているのだと思っています。過去を捨てた人が未来に希望があるとは思えないです。戦争全般に言えることですね。昨日なくして明日なし。自分にも相手にも過去があってそれぞれが未来を殺しあおうとしてる、ということを痛感しました。そしてこのセリフを言ったステラちゃんは記憶を持っていない。過去がないから未来もない。しかしシンに出会ったことにより少しだけ過去をもつようになります。そして未来をすこしだけ持ってしまうのですが、ここで不幸なのがほんのちょっとの未来のせいでその未来が殺された時の儚さが尋常じゃないんですよ。過去もなく未来もなければ殺されたときに衝撃はでなかったでしょう。シンは不幸にもステラちゃんの未来の可能性を知ってしまったため、復讐という行為にでてのでしょう。復讐する友人に会ったこともなければ、ましてや復讐しようと思ったことない私なので復讐という行為が善か悪かと問われれば答えにくいのですがね
「なぜ撃つのかと言われれば、それは私が軍人だからです」痺れますね。かっこよすぎる。軍人の鑑ですよ。言われた命令に忠実に従う。でもそれって本当に賞賛されるべきことなのでしょうか。自分の未来を誰かのせいにする、ということは自分で考えることをやめてしまうことです。考えを放棄してしまえば未来は絶対に訪れません。そんな重大なことを「軍人だから」と片付けてしまうのはどうなんでしょうかね{/netabare}
内容です。先ほども言った通り戦争の話です。そして主人公であるアスランはかなりのヘタレです。「やめるんだ!」しか言ってません。具体的なものを何一つ言っていません。さらに素晴らしいことに人の話をまるで聞きません。自分の案がないくせに人の話も聞かずただの理想をペラペラと「戦闘をやめるんだ!」とアホ草。まぁそんな主人公ですからね。ストーリーもかなり進展が遅いです。ガンダムの戦闘もなんか見ごたえがなく、正直途中から飽きてましたが、そこで視聴断念するのも尺なのでみましたが...みなくても良かったかなぁという感じです。

監督は福田己津央さん。SEEDの監督さんですね
シリーズ構成は両澤千晶さん。同作のシリーズ構成を担当した方((
キャラデザは平井久司さん。同作のキャラデザ((
劇伴は佐橋俊彦さん。同作の((
制作はサンライズさん。同((

op1はすごく良かったですね。SEEDの名曲であるINVOKEを歌ったT.M.Revolutionさんのignited。

総合評価 見なくてもいいかなぁ...

投稿 : 2020/02/25
閲覧 : 342
サンキュー:

8

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

タイトルなし

素材は良いのに脚本が残念という意見に激しく同意。
劇場版が実現されれば話も良くなるのかと、淡い期待も。

投稿 : 2020/01/20
閲覧 : 252
サンキュー:

2

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

えっ?誰が主人公?

箇条書きにしていきます!

・誰が主人公だか分かりません(^_^;)
・デュランダル議長、黒過ぎます(笑)
・痛恨のキャラが…(^_^;)
・そこがくっつくのかよ(笑)
・西川さん!羨まし過ぎです✨

とりあえず以上!

投稿 : 2019/06/30
閲覧 : 282
サンキュー:

0

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公誰?

最初のうちは、新キャラの『シン・アスカ』という人物が主人公かなと思ってましたが、話が進むに連れて、このキャラよりも1期で活躍していた、キラ、アスランの2名が良く活躍する上、登場シーンも増えます。
途中で主人公変わった?
OPも途中で変わって、キラ、アスランが主人公になっているような…。

まあ、誰が主人公でもいいですが、本来の主人公が後半影が薄くなっていくのはどうかと。

肝心のストーリーは今回どうなのか。
キャラが増えて、1期の続編という事もあり、まとまりのあるストーリーで良いと思います。

面白いかどうか。
これもキャラが増えた事と1期の続きという事もあり、スケールが大きくなり、面白さは増したと感じました。

がっ!!
DESTINYという良い作品の足を引っ張っているのが、この『シン・アスカ』という主人公。
事故で家族を失い、それを「あの国のせいだっ!!」みたいな感じで、八つ当たり気味の復讐心で戦っている感じがダメ。
そのせいで、周りのキャラ達の魅力も半減。
それでも2期だから仕方ないよね。
1期を見たら2期も見るしかないよね。

そんな感じでした。
でも、全体を通して面白かったですよ。

投稿 : 2019/02/23
閲覧 : 504
サンキュー:

4

塩谷ナオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どうしてこうなった?主人公は誰?

全50話・原作なし TV版がある

視聴理由:SEEDの続編で期待したが?

一番の良い所:見せる戦闘は多く迫力は有る

一番の悪い所:ストーリーはキラの参戦で死んだ

感想:終わりはSPED見ないと微妙

投稿 : 2018/08/18
閲覧 : 677
サンキュー:

4

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

“愚行の自由”と“パターナリズム”の相克を描いた良作かも?

HDリマスターになって作画が良くなっただけでなく、評判の悪かった一部シナリオが手直しされて見易くなったようです。

◆予(あらかじ)め本作の難点を述べておくと・・・

①ヒロインのひとりカガリ・ユラ・アスハが、
{netabare}一国の指導者であるにも関わらず、ひたす幼稚な感情論ばっかり振り回して、周囲の人たち(とくに自分の国の軍人たち)を無駄に戸惑わせ、犠牲者を次々生み出してしまう{/netabare}、見るに忍びないお馬鹿キャラである。

②キラ&アスランに次く第三のSEED発動者シン・アスカが、
{netabare}度を越した逆ギレ凶暴キャラ{/netabare}で、ときどき見ていて胸糞悪くなる。

・・・という2点がまず挙げられると思います。


◆逆に本作の良い点をいくつか挙げると・・・

①ガンダム・シリーズの中では相対的に敵が好人物で目的も確りしている。

無印ガンダムのジオン公国の指導者を始め、一般にガンダムシリーズの敵役たちは口では何か信念のようなことを唱えても実際のところは只の権勢欲に取りつかれ陰謀に走るクソキャラばっかり・・・という印象がありますが、
本作の敵役{netabare}デュランダル議長{/netabare}は高潔さが目立つ人物であり、むしろ{netabare}彼のその高潔な心情(愚かな人類への憐憫の情)から「ディスティニー・プラン」という、究極の“パターナリズム”が実現され個々の人々の“愚行の自由”が失われてしまう計画が導き出された{/netabare}、という点が本作の一つの見どころとなっています。

②前作『SEED』に引き続き、シナリオがドラマチックで先が気になる展開。

・・・ということで前作『機動戦士ガンダムSEED』が楽しめた方ならば、引き続き視聴をお薦めしたい作品です。


因みに、レビュータイトルに掲げた“パターナリズム”とは
--------------------------------------------------------------
(WIKIPEDIAよりコピー)
{netabare}パターナリズム(英: paternalism)とは、強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益のためだとして、本人の意志は問わずに介入・干渉・支援することをいう。
親が子供のためによかれと思ってすることから来ている。日本語では家族主義、温情主義、父権主義、中国語では家長式領導、溫情主義などと訳される。
語源はパトロンの語源となったラテン語の pater(パテル、父)である。{/netabare}
---------------------------------------------------------------
・・・ということで、こうしたパターナリズムが行き過ぎた社会では、人々の“愚行の自由”が大きく毀損されてしまいます。

そういう社会では、カガリ・ユラ・アスハやシン・アスカが犯したような愚行(※これは極端な例ですが)も起きないでしょうが、それで果たして人々は本当に幸福といえるのか?(多分「言えない」という方がほとんどでしょう)

⇒ポイントは「パターナリズムを行おうとする方も、その心情から言えば全くの善意からだった」ということで、まさに

「地獄への道は善意で舗装されている」
(イギリスの箴言:原文“The road to Hell is paved with good intentions.”)

ということを過不足なく描き出した点で、本作は意外にも個人的に見所のある作品、という感想になりました。
(そのため、本作の個人評価 ★ 4.1 と『SEED』の ☆ 3.7 よりもかなり高めの点数を付けました)。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
ガンダムシリーズ第1話恒例の極秘開発MS(新型ガンダム)強奪イベント回。
・第6話視聴終了時点
ガンダムシリーズ恒例のコロニー落とし&大気圏降下イベント回。またラクス&キラが登場。
・第12話視聴終了時点
母艦ミネルバの大ピンチに際して、シンに初めてSEED発動し無双の活躍をする回であるとともに、シンにインパルスのパイロットとしての適性があると予めデュランダル議長(※政治家になる以前は遺伝子解析の専門家だった)が見越していたことが示される回でもある→終盤のディスティニー計画への伏線。
・第14話視聴終了時点
この回からEDが「Life Goes On」に切り替わり、やっとテンション上がる曲に(さすがの梶浦由記・作曲){/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作          矢立肇、富野由悠季
監督          福田己津央
シリーズ構成      両澤千晶
脚本          両澤千晶、吉野弘幸、高橋ナツコ、大野木寛、兵頭一歩、森田繁、野村祐一
キャラクターデザイン  平井久司
メカニックデザイン   大河原邦男、山根公利
音楽          佐橋俊彦
アニメーション制作   サンライズ{/netabare}


◆パート別評価

(1) 第1~13話(PHASE-01~13) (13話) ★ 4.0
(2) 第14~25話(PHASE-15~25) (12話) ★ 4.0
(3) 第26~37話(PHASE-26~37) (12話) ★ 4.1
(4) 第38~49話(PHASE-38~50) (12話) ★ 4.2
(5) TV未放送話(FINAL PHASE)  (1話) ★ 4.2
-----------------------------------------------
  総合      (計49話+未放送1話) ★ 4.1


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========== 機動戦士ガンダムSEED DESTINY (2004年10月-2005年10月) =========

  - - - - - - - - OP「ignited-イグナイテッド-」、ED「Reason」 - - - - - - - -
{netabare}
第1話(PHASE-1) 怒れる瞳 ★ 地球連合軍のオーブ侵攻戦(シン・アスカの家族喪失)、停戦から2年後の世界、カガリ(オーブ代表)&デュランダル(ザフト議長)会談、ステラとシンの出遭い、新型G強奪事件(生体CPU)、インパルス出撃(シン搭乗)
第2話(PHASE-2) 戦いを呼ぶもの ☆ 続き(兵器工廠プラント・アーモリーワン内のMS戦)、連合軍の仮面の男(ネオ)、ザフト新造G母艦ミネルバ(MV)発進
第3話(PHASE-3) 予兆の砲火 ★ 生体CPU、シンの暴言、MVの不明艦「ボギーワン」追撃
第4話(PHASE-4) 星屑の戦場 ★ 「ボギーワン」vs.MV(タリア艦長)、MV轟沈の危機、アスランの機転、MV脱出 ※バトル回として〇 
第5話(PHASE-5) 癒えぬ傷跡 ☆ 廃棄プラント(ユニウス7)落下開始、ブルーコスモス(BC)の新盟主(ジブリール)、アスラン発進
第6話(PHASE-6) 世界の終わる時 ★ MV&ジュール隊のユニウス7破砕任務、所属不明部隊との戦闘、実行犯の叫び
第7話(PHASE-7) 混迷の大地 ☆ 破片落下・地上の大被害、MV地球到着、ブルーコスモス(BC)&デュランダル双方の謀略始動、シンの詰問
第8話(PHASE-8) ジャンクション ☆ カガリ帰国・MVオーブ入港、セイラン首相父子とカガリの齟齬、アスランの指輪・プラント行き、地球連合の共同声明(プラントへの最後通牒)
第9話(PHASE-9) 驕れる牙 ★ ジブリールの目的、開戦、連合軍の核攻撃失敗、アスラン&ラクス再会? ※大西洋連邦(=軍産複合体ロゴスに操られた米国)との描写あり×
第10話(PHASE-10) 父の呪縛 ★★ デュランダルのアスラン接近、アスランへの新型MS(セイバー)搭乗依頼、「ラクス」(ミーア)の一般市民への呼びかけ(歌姫を使ったプロパガンダ)、ミーラとアスランの晩餐
第11話(PHASE-11) 選びし道 ☆ オーブ中立放棄(大西洋連邦との同盟締結)への圧力、ザフトの「積極的自衛権」行使、アスラン墓参、MV出港、ユウナの結婚要求{/netabare}

  - - - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Result」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第12話(PHASE-12) 血に染まる海 ★★ MVオーブ領海外追放、連合軍艦隊のMV包囲、シンSEED発動(インパルス無双)、アスランFAITH(特務隊)再任命・セイバー発進
第13話(PHASE-13) よみがえる翼 ★ ザフト特殊部隊のラクス別荘襲撃、フリーダム起動、キラSEED発動・フリーダム無双、ラクス暗殺計画失敗・ザフト兵自決{/netabare}

  - - - - - - - OP「PRIDE」、ED「Life Goes On〜ReMix2013」 - - - - - - -
{netabare}
第14話(PHASE-14) 明日への出航 ★ カガリからキラへの手紙、アークエンジェル(AE)発進、結婚式場のカガリ略奪、AEオーブ離脱
第15話(PHASE-15) 戦場への帰還 ★ アスラン機オーブ入国拒絶・ザフト艦MV着艦、タリアFAITH任命、地球連合第81独立機動群(ファントムペイン)
第16話(PHASE-16) インド洋の死闘 ★★ ファントムペインvs.アスラン&シン、ニーラゴンゴ轟沈、シンの難民キャンプ解放
第17話(PHASE-17) 戦士の条件 ☆ AEスカンジナジア王国潜伏、MVマハムール基地(ペルシャ湾)到着
第18話(PHASE-18) ローエングリンを討て! ☆ MVの地球連合スエズ基地制圧任務、アスランの作戦指揮、シン大戦果
第19話(PHASE-19) 見えない真実 ☆ MV黒海ディオキア・ザフト軍基地入港、ミーア&デュランダル到着 ※「軍産複合体が戦争の元凶」とする場違い感のある話が・・・
第20話(PHASE-20) PAST × シンの回想の形をとったSEED, SEED DESTINY含めた総集編(見なくてよい回) 
第21話(PHASE-21) さまよう眸(ひとみ) ★ トンデモ・ミーア、もう一人のFAITH(ハイネ)MV配属、シンとステラの出遭い(実は再会)、CPU隊との接触
第22話(PHASE-22) 蒼天の剣 ☆ オーブ艦タケミカズチ発進、地球軍の黒海侵攻作戦、MVオーブ艦砲撃寸前のフリーダム(キラ)出現
第23話(PHASE-23) 戦火の蔭 ★ AEの介入、カガリの停戦要求、ユウナの拒絶、混戦、ハイネ戦死 ※脚本ごちゃごちゃし過ぎ(三つ巴バトルが支離滅裂)×
第24話(PHASE-24) すれ違う視線 ☆ アスランとミリアリアの再会、アスランとカガリ・キラの再会、デュランダル議長への疑念、レイの異常{/netabare} 

  - - - - - - - - - - OP「僕たちの行方」、ED(変わらず) - - - - - - - - -
{netabare}
第25話(PHASE-25) 罪の在処 ★ アスランとキラ・カガリのすれ違う思い、ロドニアのラボ(地球軍の秘密発覚)、ステラ単騎突入・シンとの遭遇戦{/netabare} 

  - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「I Wanna Go To Place」 - - - - - - -
{netabare}
第26話(PHASE-26) 約束 ★ シンのステラMV搬入(エクステンデット)、ラクス(本物)プラントへ出発
第27話(PHASE-27) 届かぬ想い ☆ クレタ島沖海戦(オーブvs.MV、MV苦戦、ミリアリアのAE復帰、キラ&カガリ発進)
第28話(PHASE-28) 残る命散る命 ★ 続き(再度フリーダムの介入、カガリとオーブ軍の苦悩、アウル戦死、セイバー空中分解、再びシン無双、タケミカズチ轟沈・トダカ艦長戦死) ※カガリ&キラ(AE側)の思考・行動が支離滅裂で現場に無用な混乱を招いているだけにしか見えない点が× ※ED「tears 〜ReMix2013」
第29話(PHASE-29) FATES ☆ デュランダル議長の回想(クルーゼ&レイ、タリアとの関わり等)と自問自答・決意 ※過去シーンの使い回し過多は×
第30話(PHASE-30) 刹那の夢 ★ アマギ副長以下オーブ兵のAE合流、ステラ救命(シンからネオへ、レイの幇助)
第31話(PHASE-31) 明けない夜 ★ シン&レイ営巣送り、地球連合の中欧侵攻(新型巨大MAデストロイ(ステラ再出撃)、ベルリン市街炎上)
第32話(PHASE-32) ステラ ★ 続き(AE&フリーダム介入、シン来援、ネオ機撃墜(キラ)、デストロイ暴走・破壊(キラ)、シンの腕の中でステラ死亡) ※見せ場だが脚本がごちゃごちゃし過ぎな点は×、ED「深海の孤独 〜ReTracks」
第33話(PHASE-33) 示される世界 ★ 最強フリーダム(キラ)への憎悪(シン)、ネオ身柄拘束(AE)、デュランダル議長会見(真の敵=軍産複合体ロゴス撃滅宣言)・世論掌握 ※ネオの正体が無理筋×
第34話(PHASE-34) 悪夢 ★★ ザフトのAE包囲戦(エンジェルダウン作戦)、MV参戦・AEへの降伏勧告、AE降伏拒絶・轟沈の危機、シンの猛攻・フリーダム撃破
第35話(PHASE-35) 混沌の先に ☆ AE脱出、アスランのシンへの怒り、デュランダル議長の策略進行、MVジブラルタル入港・最新鋭機(ディスティニー(シン)、レジェンド)
第36話(PHASE-36) アスラン脱走 ★ 反ロゴス派の議長着参、アスランと議長の決裂、ミーア&メイリンのアスラン逃亡幇助 
第37話(PHASE-37) 雷鳴の闇 ★ アスラン追跡戦(レイ、シン)・アスラン&メイリン機撃墜、ロゴス派連合軍最高司令部(ヘブンズベース(HB))への最後通告{/netabare}

  - OP「vestige -ヴェスティージ-」、ED「君は僕に似ている〜ReMix2013」 -
{netabare}
第38話(PHASE-38) 新しき旗 ★ HB攻防戦、AEに救出されていたアスラン&メイリン、シン無双、スティング戦死、ジブリール逃亡、HB降伏
第39話(PHASE-39) 天空のキラ ★ ラクス秘密基地への敵襲、AEのエターナル救出戦、最新鋭機ストライクフリーダム出撃・キラ無双
第40話(PHASE-40) 黄金の意志 ☆ シン&レイFAITH任命、ザフトのオーブ侵攻、アカツキ発進・カガリのオーブ軍掌握、シンFAITH権限で出撃・カガリとの激突 ※脚本やや安直
第41話(PHASE-42) 自由と正義と ★ ラミアスのネオ解放・参戦、キラ機降下、シンvs.キラ再戦、AEvs.MV、最新鋭機インフィニットジャスティス発進(アスランの選択) ※脚本のごちゃごちゃさは×、ED「遠雷 〜遠くにある明かり〜」
第42話(PHASE-43) 反撃の声 ★★ アスランのシン説得失敗、ジブリール再逃亡(月へ)、ザフト軍撤退、ミーア(替え玉歌姫)を利用するデュランダルの情報宣伝戦にラクスの反撃開始
第43話(PHASE-44) 二人のラクス ★ 続き、全方位戦略砲レクイエム発射(ジブリール)・ザフト首都周辺モジュール壊滅、デュランダル議長の目的判明(ディスティニー計画)
第44話(PHASE-45) 変革の序曲 ★ MVの地球連合ダイダロス基地強襲、ジブリール死亡・ロゴス壊滅、AEオーブ出航・月面へ
第45話(PHASE-46) 真実の歌 ★ 月面中立コロニー(コペルニクス)、ミーアからの救助要請、罠、ミーア死亡 ※作画乱れは×
第46話(PHASE-47) ミーア ☆ 日記を通して彼女の心の推移を描き出す回、ラストにデスティニー計画導入・実行宣言(デュランダル議長) ※作画使いまわし過多×
第47話(PHASE-48) 新世界へ ☆ 各国・各人の動揺・困惑、オーブの拒否、レイの真意吐露、連合軍アルザッヘル基地破壊(大量破壊兵器レクイエム)
第48話(PHASE-49) レイ ★ 中継基地(ステーションワン)攻撃(AE&エターナル)、MV隊との対決、フラガ記憶回復、大量破壊兵器ネオジェネシス発射
第49話(PHASE-50) 最後の力 ★ 最終決戦(デュランダルvs.ラクス、AEvs.MV、キラvs,レイ、アスランvs.シン、レイ機&シン機撃墜) ※脚本のごちゃごちゃさは残念×
第50話(FINAL-PHASE) 選ばれた未来 ★ 続き(宇宙要塞メサイア(ザフト本部)陥落、デュランダル/タリア/レイ死亡、停戦)、その後の世界{/netabare}
-------------------------------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)5、★(良回)28、☆(並回)16、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.1

投稿 : 2018/07/31
閲覧 : 953
サンキュー:

12

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

残念な点は否定しませんが、総括として名作

ガンダムSEEDの続編作品。
実は世界観が一緒で~とかではなく正統な続編で、SEEDの2年後の世界が舞台となっており、SEEDで生存したキャラクターはほぼ引き続き登場となります。
批判の声が特に多く、結果駄作認定され易い作品です。
斯く言う私も本放送は途中で辛くなって切ってしまった経緯があり、本作にはいい印象がないです。
改めて通しで見てみましたが、悪くなかった、というか後半は加速して想定外に面白かったです。
今までガンダム作品は戦争という手段を取ることに対して様々な答えを提示してきましたが、本作の出したそれは、ある意味では抛棄とも取れる解です。
ですが、個人的にはストンと落ちたというか、最も正解に近いのではないかと感じました。宇宙のすべての答え?それは42だよ!みたいな。
序盤から中盤は観るのが辛いところもあるのですが、SEEDを見たらば本作の視聴もおすすめします。

前作とは異なり、単純にコーディネーターvsナチュラルの図式になっていないところが特徴です。
家族とともにオーブに居住していたシン・アスカは、先の戦争時に眼の前で両親と妹を失ってしまう。
その後、戦争は一旦の終結を見せ、世界は和平の道を歩み始めたかに見えた。
キラはラクスたちとオーブの僻地で静かな生活を送り、アスランは名前を変えてオーブ代表となったカガリをサポートしていた。
カガリとアスランは非公式の会談のためプラントの最高評議会議長ギルバート・デュランダムの元を訪れるが、そこでザフトが開発していた新型MSが強奪される事態となる。
モビルスーツを奪還するため、ザフトの隊員となっていたシン・アスカはインパルスで出撃し、混乱の最中、アスランはカガリを守るためにザクウォーリアに乗り込むが3体の新型モビルスーツを前に苦戦し、新型の戦艦ミネルバに避難する。
3体のモビルスーツを取り逃したインパルスもミネルバに乗り込み。ミネルバはそのまま強奪されたモビルスーツを追って宇宙へ出撃する。
SEEDの続編で、前作のエピソードも挟まるため、本作視聴前にSEEDの視聴は必須です。
逆にSEED以外は見なくても問題ないですが、宇宙世紀のガンダム作品のオマージュともいうべき表現が度々あるので、特に初代、機動戦士ガンダムは見たほうが楽しめる部分があります。
宇宙世紀とは繋がりのない作品ですが、ザクやドムが登場し、3体のドムが光り輝いてジェットストリームアタックを放つシーンもあります。

割と終盤まで何と戦争をしているのかがわからなかったです。
確かに登場人物は正義で行動していて、あからさまな「悪」といえるキャラも登場するのですが、それであっても何故すれ違い、友と戦ってしまうのか。
流れを追って視聴していて尚それが見えず、良く言えば細工がうまい作品、悪く言えばわかりにくい作品です。
また、視聴中は呼びかけるだけで何も言わないみたいなシーンが多かったように思えます。
アスラン「シン!」 シン「………」 アスラン「おいシン!」 ルナマリア「アスランさん…。」のように、何かがおかしい、だけどそれが何かがわからない、だけど間違っていることがわかる、指摘したいけど表現できないをアニメの間で表現した結果だと今ではわかるのですが、このやりとり視聴中は結構イライラします。最後まで言えよ!ってなります。
この行動は彼らが抱えているジレンマから来ているとわかるようになるまで、後半まで我慢が必要だと思います。
また、主人公のはずのシン・アスカがかなり嫌なキャラで、こいつが調子付く度にフラストレーションが溜まります。
視聴者を不快にする主人公ってどうなのでしょう、おまけに中盤辺りからはほとんど主役交代したように見える部分があります。
仮面の男が仮面をかぶっている理由の説明がなかったり、新キャラのほとんどが何もしないまま死んだりと、ブレブレの脚本だったことも事実です。
個人的に気になったのは、“不可抗力”により若い女性が艦長となり、クルーも若く、素人の少年がガンダムパイロットをせざるを得なかったアークエンジェルと違い、ミネルバはなぜか最初から若いメンバーで構成されているところです。
どう考えても経験豊かな壮年の男性の方が艦長としては適任だし、大事な任を追う船ならばオペレーターもそしてモビルスーツのパイロットも熟練の者を採用すべきでしょう。
全体的にアニメとしての見栄え、裏事情を優先し整合性やストーリー性を疎かにしたところが感じられたのが残念でした。

ただ先にも言ったとおり決して駄作ではなく、何と戦うのかなぜ戦うのかという答えをだすのが難しい問いに見事な解を示した作品と感じました。
苦しみながら戦い、かつての仲間を討つ苦悩、それに理由をつけて自分を騙しながら戦いを続ける描写も見事に思います。
振り返ると、熱い、そして何より悲しい物語と思います。
見ずに批判するにはもったいない作品です。残念な点は否定しませんが、総括として名作だと思います。

投稿 : 2018/06/09
閲覧 : 619
サンキュー:

5

ネタバレ

ロボ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

前作、機動戦士ガンダムSEEDの続編。しかし内容は...

前作、機動戦士ガンダムSEEDはhdリマスターで見て本格的にハマったガンダムです。前半は戦闘シーン少ねー!と思いながらも楽しみながら見てました。

シン君は賛否両論分かれる主人公ですが(気づけばいつの間にかシン君より年上になっちゃった...)個人的には好きですね。


良いところ

MSのカッコよさ
運命、隠者などはトップクラスのかっこよさです。前半のストーリー
おかしくなってくるのはキラがストフリに変わってから。

悪いところ

キラ様&ラクシズ大勝利!

あれ...ザフト悪者じゃん

ジエッジや小説版の展開になぜしなかった....

まあ結構楽しめましたね。

投稿 : 2018/04/07
閲覧 : 366
サンキュー:

1

ネタバレ

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

後半めちゃくちゃだな

前作のSEEDの続編となる。

まずは、全体的に面白かった。
立場が変われば、戦争の理論というのか
各キャラの発言が、誰もがまともなことを言っているような気がしますね。

しかし、皆さんのコメントとおり後半酷いな。

画像の使い回し。死んだ奴が生き返る。アスランも同じセリフばかりで
説得しているのか良くわからん。キラの行動も良くわからん。
キャラの顔や髪型も似てるので、見分けがつかん。
敵味方も変わる。はちゃめちゃですね。
久々ですよ。こんな酷いストーリーは・・・。

投稿 : 2017/11/23
閲覧 : 314
サンキュー:

8

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

こ れ は ひ ど い

このアニメは、ガンダムSEEDの続編である。
そのため、事前にガンダムSEEDを視聴するか、
前もって知識を習得する必要がある。

今回は、ザフト陣営のパイロットが主人公になっている
のが大きな特徴である。
…と思っていたが、途中から主人公変わってるし!
なぜなのか?キラによほど思い入れがあるのは、
伝わるのだが、余りにもシンがかわいそうである。

おまけに、終盤は咬ませ犬みたいな退場
の仕方をさせられる。もしや、シンに対し
嫉妬、妬み、憎しみといった感情を向けているだろうか?
末恐ろしい話である。

序盤は、引き込まれたというのも
ありとても楽しめたのに…。
インパルスがフリーダムを撃墜した以降の
展開から、脚本の歯車が狂いだす。
ある意味、宴の始まりともいえる。
後、ネオというよりはムウが好きになれなくなってしまった。
明らかに確信犯だ。正直なところ、登場させるべきでは
なかったと思う。

一番の弱点は、陳腐なまでに腐敗しきった
脚本と使い回しのひどさだ。
結局、何がしたかったのかが分からなかった
のが致命的だ。

脚本に関しては、漫画版の方がよいと感じるので
違和感を感じた方はそちらを読んでもらいたい。
特に、終盤におけるアスランとシンの戦闘シーンは
見所。オススメ。

作画と音楽、声優に関しては文句ないが、展開が
最悪なためこのような評価にした。

※正直、これを勧めるくらいなら
私はスターゲイザーを勧める。

追記:2012年に投稿したが、当時はあまり
本腰を入れていなかったということもあり
修正。こんな拙いレビューにサンキューを
押してくださった方、本当にありがとうございます。

投稿 : 2017/11/11
閲覧 : 667
サンキュー:

15

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公が交代する異例の作品

キラが主人公にならなければ、良作だったと思う。
前半は、面白かったし...

投稿 : 2017/09/20
閲覧 : 441

tinzei さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あるシーンが気になる

作品のことはseedのほうで書いた。

それよりも艦長と議長のベッドシーン(事後)が気になる、深夜アニメならヤってるシーンもあっただろうに・・・(泣)

投稿 : 2017/07/02
閲覧 : 710
サンキュー:

0

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公なのに…。

なんで、こんなにシンの態度にムカつくのだろう…。
ガンダムシリーズの中でも、かなり性格歪んでるかも。
最後もキラと強引な和解。
ラクス様は理想の女性級レベルw

投稿 : 2017/06/06
閲覧 : 307
サンキュー:

0

ネタバレ

raito3331 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロボット

ロボットアニメで有名な作品だと思うものですが

まとまっているシナリオは好感がもてました

主人公の態度が気に入らないもう一人の主人公は争っていたので

あまりぶつかり合ってつぶしあうのも多いから戦争ですね

ガンダムでも好きなほうです

投稿 : 2017/02/14
閲覧 : 283
サンキュー:

0

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なぜこうなった?

 SEEDの続編ということで非常に期待が高かったです。自分の中でハードルが高くなりすぎてしまったため、がっかりの反動も大きかったのかなと。

 途中までは面白かったと思います。大戦の英雄といえども簡単に世界の指導者とは行かず、政治や立場などいろんなしがらみに絡まりながら生きているんですからね。
 
 政略結婚・偶像の複製、テロ、子供の精神で巨大な力を手にした結果…ま、このあたりはあり得るでしょう。ただ、世界の裏で歴史を操っていた連中があの体たらく。なんですかあれは?議長が優秀なのはわかりますが、あまりにあっさり過ぎて興ざめでした。

 人間関係やキャラが持つ価値観・考え方もころころ変わりすぎて「???」ということが多かったです。

 主人公に批判が集まっていたように思えますが、あの年齢の人間がたまたま高い能力を持ち、あの環境で育ったなら、ああなってしまうのも仕方ないかなと思います。そういう意味ではうまく描写で来ていたかと。
 前作の準主人公がぶれ過ぎという意見も多いですが、あの時点で得られた情報から最適解を求めて動いていたとは思います。むしろぶれずに動けたキラやラクスが「一体何を根拠に?」と思ってしまいました。

 MSのデザインは相変わらず非常にカッコよかったと思います。ただ放送中にミスがあったこと、合体はリアルな兵器としてどうなんでしょうというで1点減点しました。

 作中のBGMは素晴らしかったのですが、OP/EDの曲がいまいちだったことで1点減点としました。
 
 良い素材がたくさんありがら、消化不良になってしまったという印象が
強く、物語・キャラの評価は低くしました。

投稿 : 2017/02/12
閲覧 : 409
サンキュー:

11

次の30件を表示

機動戦士ガンダムSEED DESTINY[シードデスティニー]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
機動戦士ガンダムSEED DESTINY[シードデスティニー]のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY[シードデスティニー]のストーリー・あらすじ

舞台は前作『機動戦士ガンダムSEED』での第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦(コズミック・イラ71年)から2年後。
プラント最高評議会議長 ギルバート・デュランダルとの非公式会見の為、新造艦ミネルバの進水式の準備が進むアーモリーワンを訪れたカガリとアスラン。
だがその最中、ザフト軍が開発した新型MS(モビルスーツ) カオス、ガイア、アビスが何者かに強奪され、周囲は混乱に陥る。これを阻止すべく、ミネルバからも新型機インパルスが出撃。そのパイロットは、プラントに渡り、エリートとしてザフト軍に入隊したシン・アスカであった。
新型機を強奪した謎の部隊を追い、ミネルバは出撃するが混乱の中、安定軌道にあったはずのユニウスセブンが地球に落下し始めたという報せが入る。それはナチュラルへの憎しみを募らせ続けるザフト軍脱走兵達の仕組んだもので、この事件を利用しようとする者達も動き始め、世界は再び混乱と戦火に包まれるのだった…。(TVアニメ動画『機動戦士ガンダムSEED DESTINY[シードデスティニー]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2004年秋アニメ
公式サイト
www.gundam-seed-d.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%...

このアニメの類似作品

この頃(2004年秋アニメ)の他の作品

ページの先頭へ