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「スピードグラファー(TVアニメ動画)」

総合得点
63.4
感想・評価
241
棚に入れた
1267
ランキング
4272
★★★★☆ 3.5 (241)
物語
3.6
作画
3.2
声優
3.4
音楽
3.5
キャラ
3.6

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スピードグラファーの感想・評価はどうでしたか?

にゃわん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ユーフォリアとは結局

なんだったのか…
ストーリー性、キャラの過去物語
op歌無しは作品に合っていたし
ユーフォリアは、チカラを与えられると
破壊したり攻撃できるが
殆どが殺戮や殺人に使う。
その中でも、あまり人を殺さずに
カグラを守るためだけに失明のリスクまで
負った才賀は素晴らしい
グロ&ミステリーが好きな人はオススメ

投稿 : 2023/08/30
閲覧 : 79
サンキュー:

1

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

イロモノで好みが割れるけれど名作

ゴンゾの深夜アニメ全24話。ハードコアサスペンスで変態異能バトル系。
※作品データベース様より転載

【良い点】
「ハードコアサスペンス」や「大人の童話」というキャッチフレーズに相応しいだけの内容や雰囲気の魅力。
腐敗資本主義のディストピアで渦巻く変態的な欲望の世界を、ユーフォリアという異能存在を軸に見せてくれる。
アニメ作品としての確固たる作風を確立しているので、(視聴者の好みによるが)ハマれる人なら堪らない魅力がある。

魑魅魍魎渦巻くサスペンスではあるが、話の軸は王道かつ明快で分かり易い。
狙われるヒロインの15歳の少女を守って、変態どもと戦うお話。
主人公の33歳の戦場カメラマン・雑賀が渋くてカッコイイ、まだ幼く可憐な印象の神楽ちゃんが守られヒロインという王道。
ヒロインが物語の鍵となる存在というのもベタな王道。敵(水天宮ではなく悪徳政治家など)がベタな悪なのも分かり易い。

敵味方が変態ばかり、おもしれー奴らばかりで飽きさせない。(特に子安武人氏演じる奴の変態ぶりが凄い)
ユーフォリアは各々の欲望に基づく異能という設定が、バトルとドラマ両面で効果的に使われていて分かり易い。
異能バトルは地味で淡々としているように映るが、雑賀の異能の使い方や泥臭い攻防の駆け引きが巧い。
派手さは無いが、雑な力押しではないバトルなので中々の見応えがある。

後半の、敵ボスと思われた水天宮のドラマと魅力が抜群。
汚い資本主義の権化…と思われた水天宮の過去や生い立ちからの、秘めた激情と野望が圧巻だった。
水天宮と彼を慕う男たちの掘り下げが丁寧、また前半から随所に伏線も張られており、全編通して完成度の高いドラマがある。
終盤の雑賀と水天宮の対決で、双方が本懐を遂げて勝利者となるラストは驚きかつ、痛快極まる。
全編通して交差するドラマがきちんと関連し合っている事に気付かされる脚本構成が素晴らしい。

全編通してのテーマも良質、欲望を象徴するユーフォリアとの戦いを通して、生きる在り方を問うて見せている。
雑賀も欲望の変態性は敵と変わらないが、ジャーナリストとして自由を求め、その自由は他者の自由を奪わない、守る事であった点で一線を画している事が分かり易く伝わる。
だからこそ彼は主人公の資格があり、変態であると同時に高潔でもある。

それと、資本主義風刺でありつつ、この手の作品にありがちな思想臭さ説教臭さで興醒めになりにくい点も好評価。
本作は別に「無粋」な反資本主義思想の話などではない。
水天宮がお札燃やしても経済崩壊しなくね?とかのツッコミは無粋、本作の本質に関係ない。
ドラマの主軸は資本主義云々どうでもいい、あくまで雑賀や神楽や銀座そして水天宮の個人ドラマなのだから。

中盤の総集編が何でも金額出してくる演出で笑える。センスある総集編。

キャラクターは雑賀と神楽も悪くは無いが、どうしても水天宮の方が魅力的に映る。
水天宮もさることながら、普通の作品ならモブであろう部下たちのドラマも非常に良かった。
ヒロインとしては神楽よりも、ヤンデレ女刑事の銀座さんが次第に魅力を深めていく。
とはいえ、薄幸の守られ系で健気な神楽ちゃんもやはり可愛い。

作画はあまり良くはないが本作特有の雰囲気は出せており、好意的。
アダルトなグロさや、あまりアニメ的ではない泥臭いバトルシーンなど、綺麗ではなくても力を感じる。
音楽はOPの「グラビアの美少女」が印象的。

【悪い点】
前半の展開が地味かつワンパターン気味。
変態とバトルを繰り返す、まあ変態がおもしれー奴らではあるんだけど…
中盤もややダレる感じも。

水天宮の魅力爆発する陰で、雑賀がどうしても霞む。
ヒロインも神楽ちゃん魅力が乏しいわけではないが、中盤以降アクティブに魅力を発揮する機会が乏しかった。
結局守られ系の子供の域を出られず、もう少しヒロインとしての存在感があればと惜しまれる。

作画が低調。
特有の魅力は出せているが、綺麗だったに越したことはない。
異能バトルも派手な盛り上がりが乏しい。

【総合評価】8~9点
かなり好みが割れそうだけど、ゴンゾ作品でも上位に入る名作の一つ。
近い時期のゴンゾ作品だと「ソルティレイ」の方が万人受けしやすい名作だけど、正直こっちの方が好き。
「大人の童話」という看板に偽りなし。めっちゃ面白いアニメ。
評価は「とても良い」
最高評価にするには粗も多いので。

本作もまた平成時代を象徴する作品の一角といえそう。

投稿 : 2023/01/17
閲覧 : 182
サンキュー:

2

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お金に対する復讐劇。主要キャラが魅力的です。

 水天宮という男のお金に対する復讐といえばいいのでしょうか。物語の中心は神楽でも雑賀でもなく、水天宮でした。

 冒頭は、ヒロインの普段の清楚さ、女神になったときの淫靡さの対比と、不遇な環境の謎で物語に引き込まれます。

 超大金持ちという存在をここまで発想豊かに描けたのは素晴らしいでしょう。女教師に金を持たせるところ、金の回収の話、一万円札のたばこ、ビルの構造等々が非常に独創的でかつ金持ちの冷酷さや人間の道徳の不確かさを上手に描いていました。

 その後、欲望を象徴したユーフォリアという能力、そしてグロテスクな性欲を満たす日本の政財界の秘密クラブなどの話が展開しながら進んでゆきます。
 ここがちょっと長いですが、ヒューマンドラマとしても、エピソードとしても、キャラたちの奇抜さも面白いです。ここで出てくるエピソードは被害者と加害者に見えて実は両方とも欲に塗れた結果となっており、テーマ性がちゃんとあります。

 キャラ造形は非常に魅力的です。それぞれの主要人物が少々極端な性格で行動やセリフは芝居じみていますが、歪んだ理由、背景が読み取れて、しかもストーリーの伏線になっているのでちゃんとヒューマンドラマになっています。

 何といっても水天宮という男が単なる悪役でなく、歪められた過去、妹の話や戦争の話などが語られます。彼にとって人の欲望というのは武器であり、それを使って最後はアンチヒーロー的な存在として、価値観を覆してくれます。

 ヒロイン神楽の未発達な肉体と大人に利用される様、そしてエロティックなシーンなどは、まあ、当時の日本のティーンの性事情などを反映していると思います。

 アニメは作画がちょっと残念な部分がありますが、妙にスタイリッシュで魅力があるんですよね。センス…なんでしょうか。キャラデザはテンプレ感もありますが、ヒロイン2人、神楽、銀座が美しいです。男だと辻堂が良かったですね。
 
 EDは前半と後半で雰囲気が違いますが、曲もいいですが非常に良い画でした。

 大人が中心になって物語が展開するアニメが少なくなる中、今見ると非常に新鮮で面白かったです。
 ただ、スマホさえあればいい時代、ミニマリストが持てはやされお金に対する執着が薄くなっている現在、本作が作成された2005年の時点で物心がついていない世代は、お金の価値観がずれすぎて理解できず共感できないかもしれません。





 

投稿 : 2021/11/13
閲覧 : 357
サンキュー:

4

あすから さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

作画だけが残念

投稿 : 2020/10/20
閲覧 : 253
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1

OK! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

2020/10/04 終了

投稿 : 2020/10/04
閲覧 : 248
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0

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

3話で断念

神楽と脱走中に1度目は「やめろ、神楽様に当たるだろ」と止めているが、そのあと海中へ主人公と神楽が入った時は躊躇なく海へ射撃。
運良く?主人公だけ怪我をし、神楽には当たらず。
この矛盾に冷めてしまい断念。
せめて神楽がいても撃っても良いという説明があれば続けて見ていただろうけど。

投稿 : 2020/10/01
閲覧 : 369
サンキュー:

1

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

雑賀vs水天宮

2019.12.3 視聴完了。

変態たちが織りなすエログロの世界が描かれているので
耐性のない方は無理かもしれません。
「ブラック・ラグーン」2006年アニメ化作品と
「PSYCHO-PASS」2012年作品を合わせた雰囲気です。
中盤で「カリオストロの城」のオマージュもありました。
(〇〇警部を模したシーンは微妙)
これが2005年作品とは驚きです。
今ならもっと話題になったでしょうね。

音楽はなかなか良かったと思います。

投稿 : 2019/12/03
閲覧 : 526
サンキュー:

7

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人に観た方良いとは言いづらいよなぁ

簡単に言えば変態とお金のアニメ


元戦場カメラマンで現在はジャーナリストをしているサイガはスクープを掴むため各界の著名人が集まるという秘密クラブへ潜入する、そこで女神様と呼ばれてる少女神楽と出会う。

少女と出会ったことで超能力が覚醒しその少女と共に同じ超能力者(変態)から逃げる。
ここだけ言うと王道アニメだが、この作品の場合超能力がいろいろと異常、女神様(神楽)の体液を体に入れると特定の人物のみ持っている性的嗜好に合った能力が目覚める、主人公はカメラ越しで撮ったものが爆発する能力でゴム人間やダイヤ人間たちと戦っていく。


この作品エログロって言われてるけど、エロの方はともかく、グロの方はあまりない、確かに主人公の写殺で体が吹っ飛ぶシーンなんかもあるけど、作画の悪さもあって、さほどグロさは感じない、まあお金が全ての世界設定だから“現実的”なグロさはあるけど(笑)


作品自体は面白いし、SFもありリアリティもありで嫌いじゃないんだけど、神泉を前半で退場させたのは許せん、最初、何だかんだ言ってこの母ちゃんがラスボスになるんだろうなと思っていたら、普通に水天宮だし、母ちゃんは水天宮に軽ーく殺されるし、しかも後半ほとんど話題にもならないし、、、、、個人的にこういう気狂った母ちゃん好きだからもうちょい生かして欲しかった。


登場人物の名前は東京都の地名や建物が由来、、、、、だと思ったけど雑賀とか辻堂とか溝ノ口とか東京じゃないよな?何か法則があるのかと思ったけどよくわからん。

投稿 : 2019/04/04
閲覧 : 673
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

OPが

OPが大好きなデュランデュランのグラビアの美少女という時点で最高っす!!
14話の神楽と水天宮の結婚式は、ルパン三世カリオストロの城のまんまパクリ?!(爆笑)
それはあかんだろ…もあったけど、最大の悪と思っていた奴が悪ではなくというオイオイそりゃねぇ〜よな!って構成は、特撮ヒーロー物にありがちで、そんな感じに作りたかったのかな?ってな内容だった。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 318

とおる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

名作。GONZOの作品はクセが強くていいですね、あまり観てないけど。
バトルシーンに迫力が無いのは残念でした。

投稿 : 2018/12/15
閲覧 : 424
サンキュー:

2

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

万民にうける内容ではない

ソルティレイに並ぶGONZOのオッサンミーツガール+資本主義ネタ
戦闘にスピード感が無いのが×
逆に言えば、それさえあれば完璧だった。
いかれ具合も行き過ぎず、甘過ぎずちょうど良く、飽きずに見れた。

悪のカタルシスもばっちり、名言もオンパレード

「金こそが国境を越え、世界を流れる血液だ。巡りが悪ければ、その国は末端から壊死していく」

「日本は平和じゃない
戦争中だよ
銃の代わりに札束で殺しあってるようなもんだ」

「サイガ君、グッドバイブレーション!!!」

「恋のドクターストップよ」

「日本相手なら世論操作も必要ないでしょう。HAHAHAHAHA」

他にも名言目白押し。

終盤はほぼ国家そのものと言ってよい巨悪に対してどうやって勝つんだよ。
まさかバッドエンドじゃないだろうなぁとヒヤヒヤしてたが
ある意味、現実的、かつ、そこそこグッドエンドに持っていったことに賞賛。
毎話、タイトルにも結構ふいた。

戦闘シーンにスピード感さえあれば完璧だったのに
本当に惜しい。

万民にうける内容ではないので名作にはならないだろうが自分的名作。

最後にグッドバイブレーション!!!ウボァッ

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 588
サンキュー:

6

ネタバレ

渚のジョニー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

後半にならないとつまらない

正直微妙かなって思う。一言だけ言えるのは水天宮は最初から強いんだからいちいち資金集めたりしないで最初から総理官邸に殴り込みかけたら良かったんじゃない?って思う。

投稿 : 2018/03/03
閲覧 : 358
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

2005年の作品です

でも現在の日本の状況によく似た内容

おっさんと少女が主人公です

遺伝子操作の被害者の二人が敵から逃げ続けます

背景は政治腐敗とマネーゲーム腐った政治家と腐ったマネーが処分されます

現在の政治状況とよく似ています

ストーリー的には困難乗り越えて逃げる政治の腐敗とたまり溜まったマネーゲームでしょうか

面白いです

投稿 : 2018/01/02
閲覧 : 225

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

変態キャラのインパクトが凄まじいSF超能力バトルアニメ

このアニメは、超能力バトル物の中でも非常に癖の強い
作品である。良くも悪くも人を選ぶタイプのものであること
は間違いない。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
主人公の雑賀は、戦場カメラマンとして活躍していたのだが、
重傷を負ったために日本に帰国。その後、フリーの
カメラマンとして生活する日々を送っていた。ある日、編集長の
依頼により、とある「秘密クラブ」の情報を得ることに。
潜入を試みるのだが…。

この作品の大きな特徴は、タイトルにも書かれている通り
強烈な変態達が次々と登場する点だ。
彼らの持つ超能力が、自身の性的嗜好(フェチ)に
由来しているからだ。
ゴム、ダイヤ、歯、電気等といったように様々だ。
個性が、あまりにも強烈であったため主人公ではなく
彼らを応援しそうになった。

また、社会風刺もきちんと描かれている。
資本主義の本質とは何かを考えされてくれた。
秘密クラブと密接に関係しているという点も
非常に興味深い。

回によって差はあるものの、グロテスクな
シーンやエロシーンが存在するので
耐性はある程度持っておいた方が良い。

16話の総集編にも工夫がなされていた。
回想を費用として、換算しながら見直していくスタイルで
あったため見ごたえがあった。よい試みだと思う。

ラストも上手くまとまっているということもあり楽しめた。
設定に関しては、文句なしに素晴らしいと感じた。
普通のアニメでは、物足りないと感じる方や
一風変わった超能力アニメを見たいと思っている方が
見たらはまるのではないかと考えている。
個人的には、名作と言われても不思議ではないと感じるほど
とても面白かった。間違いなく、良作だと思う。

投稿 : 2017/11/26
閲覧 : 528
サンキュー:

10

ネタバレ

麻絢 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白い!

個人的には微グロ微エロありで面白かったです。
なんかこう…胸が締め付けられる切なさですね。社会の理不尽さとか権力とか。
いい話だなぁって感じの終わりでした。

投稿 : 2017/10/30
閲覧 : 305
サンキュー:

0

askima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

何処にも正義を感じなかった、珍しい作品

15歳の少女、神楽ちゃんがメインヒロイン。
2話か3話のショーパブのシーンが個人的には可愛さのピークだったかと。

もっと儚げだったらよかったかな。

戦場カメラマンと少女が自由を求めて戦うお話だった。

さて、この作品には原作があるか知らんが、政府、議員、官僚、その他の高官と呼ばれる部類の方々がことごとく悪にされている。ジャーナリズムが正義みたいな書き方は、悪くないがこのテレビ局がそんな風な作品作ると鼻で笑ってしまうよね。報道しない自由と都合よく報道する自由を行使するそしきだもんね。

あえて見るほどではないかと感じている。

投稿 : 2017/06/27
閲覧 : 252
サンキュー:

2

NoName69 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あ、コレ探してたんですW

あ、コレ探してたんですW

これ下さいW

みたいな世界観でした。

ストーリー良し、厨二っぽさのやりすぎ感なし、ハードボイルド感良し。


ところどころ作画に粗があるんだけどそれさえも

「手作り感」としてお買い得な感じがするW

心からこの作品に出会えてよかったと思ってます。

投稿 : 2017/04/13
閲覧 : 246
サンキュー:

4

ネタバレ

ぶーこ‹‹\\(´ω` さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

背徳感だけじゃない

メインキャラがおじさんと少女(未成年)という組合せで、とても危ない関係?を彷彿とさせますが実際に危ないのは二人を取り巻く様々なキャラクターの方でした。学生の頃に深夜のアダルトなアニメを見つけるのが楽しみだった私からすると結果どっちに転んでも当たりでしたが。

最初から特殊な能力を持った変態が出てきて、そのあとも変態だらけなので徐々に見慣れてきます。

私はコザキ氏のキャラデザがとても好きなので、作画がもっと綺麗であれば!とは熱望はしていたものの、テーマやストーリーが奇抜で面白く最後まで観れました。(当時、ここまで大人のアニメという挑発的なアニメも少なかったので新鮮でした)
また、大部分をキャラで生かされているアニメだと思います。とくに水天宮の生い立ちの回は子供ながらに深く考えさせられるものがありました。

なかなかにニッチなアニメですが、私にはガッチリはまったのでDVDBOXを買いました。今見ても奇抜だなとは思います。

投稿 : 2017/02/01
閲覧 : 203
サンキュー:

4

ネタバレ

亜盗 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

秘密結社の実態とは

うわさの秘密結社を描いた作品・・・とはお世辞でも言いがたい
今が2016年ですからもう10年以上の作品なんですね、音楽はすごくシンプル。
シンプル過ぎて何も覚えてない。
オカルト系になるのかな?もっとオカルト要素があれば個人的に面白かったかなと思います。

投稿 : 2016/11/14
閲覧 : 215
サンキュー:

1

長門いじり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

時代が早すぎたかも

一介の元戦場カメランとコングロマリットの女子高生令嬢が織りなす
逃避行劇という内容。

ストーリーも世界観も悪くないのですが、制作されたのが2005年ということも有り、
作画やBGM、物語のテンポなどが当時の基準で描かれており、
現在のアニメを見慣れている方には少しその辺りが物足りなく感じてしまいがちなのが残念な所。

もう少しだけ、現在のアニメの要素で味付けしたら、
もっと人気のある作品になるのかもしれないですね。

投稿 : 2016/10/26
閲覧 : 254
サンキュー:

5

ネタバレ

happyend さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

後半の展開に惹かれた!

 1~14話ぐらいまでは惰性で見ていましたが、フラグが回収されるごとにだんだんと魅力的になっていって、物語の虜になっていきましたw
 ただ、主人公だけは受け入れることができず、カメラで攻撃っていうのは個性あふれるとは思うのですが、主人公の攻撃手段とは到底受け入れられなかったです。
 

投稿 : 2016/09/29
閲覧 : 235
サンキュー:

1

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最初のイメージと終わりに乖離あり

U-NEXTで間違えてクリックして一話を観ることになった。

最初はただの戦場カメラマンが記事のためにスクープ写真を撮ってるだけなんだろうなと思っていたが、まさかあんな展開になるとは気づかなかった。

タイトルが分かりやすかった特に、最後のタイトルなんて、そのまんまで少し笑ってしまった。

色々な人の欲望をみた、そんな欲望に時には共感でき、時にはまったく共感できなくそんな形でこの作品が結構たのしめた。

アクションというよりは、謎解きに近い、最終話に近づくにつれピースが集まり始めやっと理解できる

間違えて観始めた作品だがこんなに楽しめると思わなかった。

後、これアルファベットのタイトルがなかったので中々探せなかった。

投稿 : 2016/05/15
閲覧 : 308
サンキュー:

4

エアスケ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

癖のある良作

序盤は陰鬱な展開や作画崩壊が目立つものの、
先が気になる話の作りである程度カバー出来ている。
中盤では、物語の核心や登場人物の過去がどんどん
明かされていくため、一気にのめり込めた。
そして、冒頭からは想像もできないほど綺麗に完結。
OPに釣られて視聴し、途中の作画崩壊ややけにあっさり倒される敵の刺客など、手放しには誉められないが最終的に観て良かったと思うことが出来た。

投稿 : 2016/04/21
閲覧 : 295
サンキュー:

7

チョコプリン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全体のストーリーは良かったです

全体を通したストーリーとしてはまあまあ良かったですが、ストーリー自体に奥深さなどはなく浅い・・印象です。

キャラクターは一人一人のキャラが強く面白い人物が多く作画も好きです。

また、最終回では二人の恋愛模様にホロリと涙が出ました。

投稿 : 2016/03/16
閲覧 : 238
サンキュー:

1

ちびっこU さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

内容はしっかり作り込まれていて面白かった。

投稿 : 2016/03/10
閲覧 : 291
サンキュー:

1

ネタバレ

赤坂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずオープニングを見て見るか決めよう

このアニメの特徴はとにかく魅力のあるコンセプトだ。
ラバーフェチの男はグニャグニャになる能力を、ダイヤを愛する女は全身をダイヤに、そして死の瞬間をシャッターに収めるのが生き甲斐の主人公はカメラで撮った物を爆殺する能力を、と言った風に、性癖がそのまま能力になる設定はえも言われぬ魅力がある。普通の能力者とは一味違う、ハードコアな設定。エロアリ、グロアリで雰囲気もダークで大人向け。

しかし、ストーリーは中だるみ、作画も回によっては目も当てられない等、全体のクオリティは平均か平均以下としか言い様がない。それでも全ての余計なプロットを無視した後に残る主人公と少女の二人の関係の物語は、確かに心に残る何かがある。個人的には上に挙げた欠点を無視してでも見て欲しい作品だ。

投稿 : 2016/02/15
閲覧 : 254
サンキュー:

1

まめ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

雰囲気良さ気なのに、終始もやもや

雰囲気から、攻殻機動隊のような
社会はSFサスペンスを期待していたけど、
SF風セカイ系というか、
内輪でごちゃごちゃやってちょっとカッコイイ風の演出をして、
その実、あんまり中身のない少年誌のような
さらっとしたボーイミーツガールだったなと。

投稿 : 2016/02/14
閲覧 : 232
サンキュー:

1

ネタバレ

esam94 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

大人向け変態アニメw

GONZOオリジナルのアニメだそうです。

ハードボイルド?SFアクションといったところでしょうか?


この作品を一言でまとめるならば

{netabare}変態あつまれ{/netabare}ですw


{netabare}ユーフォリアと云う特異体質に感染したキャリアが、
女神の祝福によって解放され、異形の力を身につける。

女神は女王蜂のようなものですかね。

ストーリー自体は解りやすく描かれてます。
異能バトル物としてフワッと観れますw
ちょっと変態要素強めですがw


ストーリー中盤から、ロリコン主人公の影ががっつり薄くなりますww

敵の水天宮がむしろ主人公なんじゃないか?というレベルw

っていうか主人公でいいよw


そしてこの作品の残念な所は、ヒロインが可愛くないw
ヒロインというよりは、登場する女性キャラに魅力的なキャラがいないw


OPはDuran Duranの「Girls On Film」とまぁなんと渋い選曲!
でもこの作品にはピッタリでしたね!
ムービーとの相性も最高でした!!{/netabare}


性的描写や、グロ描写が多々あるので、
苦手な方にはお勧めしません。

投稿 : 2015/11/12
閲覧 : 379
サンキュー:

8

ねいばー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2005年にしてはよーできとる

・物語について
最近の薄っぺらい内容のアニメよりはだいぶおもしろい.いい感じにエログロ.暇ならみても損はない,そんな感じの作品だった.

・声優について
ヒロインの声優さんがすごいです.下手くそ的な意味で.でもかわいかったんでおk

・キャラについて
ヒロインをもうちょっとかわいくできなかったのかなぁーと,主人公の彼女の服装をもうちょっとかわいくできなかったのかなぁーと,ユーフォリアのデザインをもうちょっとかっこよくできなかったのかなぁーと.

・作画について
2005年にしては良いできだったんじゃないかとおもった.でもところどころひどいシーンがあった.いいシーンもあったけど

・音楽について
OPがインストでいいかんじ.でもそこまで好きになれなかった.EDは結構良かった.後半のやつが

投稿 : 2015/10/19
閲覧 : 240
サンキュー:

1

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大人向けのハードコアサスペンス。資本主義批判と変態異能バトルが見所

GONZO制作のオリジナルアニメ。全24話。
バブル崩壊して失われた10年、金満日本社会への不信が渦巻いていたであろう2005年当時の雰囲気…からの、資本主義への疑問符が前提にあるストーリー。
ハードコアサスペンスだが大筋は逃走劇かつ勧善懲悪で分かり易い作風。
異能バトル系で、敵がほぼ例外無く変態的なのも特徴かw
金満資本主義への批判だけでなく、大人社会全般の汚い欲望を「ユーフォリア」という異形存在によって分かり易く描写されているのも良いです。

かなり猟奇的なグロい展開多いのでニガテな方は御注意を。

{netabare}『物語』
33歳の戦場カメラマン・雑賀辰巳(さいが・たつみ)が、日本の政財界を闇から牛耳る謎の儀式クラブに利用される15歳の少女・天王洲神楽 (てんのうず・かぐら)を助け出し、彼女の自由の為に逃避行する。
舞台背景がハードコアな腐敗資本主義のディストピアで、「ユーフォリア」という人間の欲望が解放された超人と異能バトルしていく。
…敵が超変態ばかり!
ユーフォリアはその人間が持つ潜在的な欲望を暴走させ、欲望に応じた異能や異形発現させる。
そのユーフォリア誕生の鍵が、ヒロインの薄幸少女・神楽ちゃんなのであった…。

序盤はまず、すっかり腐敗しちゃってる資本主義の汚い部分強調しつつ、秘密クラブやユーフォリア、女神様などのキーワードを見せられつつ、籠の鳥な薄幸少女を守って戦う展開。
逃避行→追手のユーフォリアと異能バトル…の繰り返しなので、些かワンパターンです。
それでも敵がいちいちド変態というか、壮絶なフェチ持ちなので、見ていて飽きないですw
…異能バトル面では、やや地味というか、ワンパターンな上に盛り上がりに欠ける面があるのが難。
それでも苦戦しつつもしぶとく逆転していく雑賀の戦い方は、嫌いじゃないです。

敵の水天宮寵児(すいてんぐう・ちょうじ)の徹底的なまでのお金への拘りや秘めた野望、神楽に隠された秘密、神楽と雑賀の関係性の変化などは、丁寧に描かれており、後半~終盤のドラマに繋がっていく。
展開自体は地味でワンパターンですが、次第に真相に迫っていくサスペンスとして伏線がしっかりしている為、中盤までは意外と飽きさせないです。
…初見では気付かなかったけれど、二度目の視聴だと、伏線が丁寧な作品だったと気付きました。
また敵の変態怪人たちは、いずれも「大人社会の汚い欲望」を象徴的に見せてくれるので、その面で「大人向けの童話」という本作のキャッチフレーズ通り、中々分かり易い。

後半のハイライトは敵ボスの水天宮が資本主義の鬼と化した(一方で金満社会を憎んでいる)経緯にあり。
悲劇的境遇で狂っていく水天宮が、何を求め、何処に行こうとしているのか…?
…一方の主人公側は、雑賀が神楽の辛い運命を知りつつ彼女を助けたいと願ったり、神楽もまた雑賀に惹かれたり。
33歳と15歳ではラブコメの波動を感じる…のは無理があり、恋愛では無い別の感情の機微が見所でした。
雑賀の葛藤は良く分かるのですが、神楽ちゃんは恋するヒロインとしては些か存在感薄かったのが難。
雑賀をヤンデレ気味に愛する女刑事・銀座ひばりの方が、回を重ねる程に可愛げが増していき、ヒロインとして目立ってました。

終盤、雑賀にとって作中一番の強敵だった政治家の音波怪人とのバトルが異能バトル面では一番の山場でしたが、ここは些か地味。
外道政治家の演説がゲスい。
これもまた社会批判な本作の醍醐味でしたが、ここら辺は別にどうでも良かった。

本作は終盤からラストへの流れが素晴らしかったです。
真の主人公は雑賀よりも、水天宮でした。
序盤から、実は本作はダブル主人公だった事に気付く。
資本主義の鬼と思われた水天宮の真の狙いは、逆に憎き資本主義を葬る事であった!
雑賀と水天宮の最終決戦…で、二人ともに勝利している、意外な結末が小気味良いです。
水天宮は憎き資本主義や腐敗政治を完膚無きまでに粉砕!(アニメでも、ここまで見事にやっちゃったキャラは他に記憶に無い)
今まで散々金満社会や腐敗の悪を描いてきた分、そのカタルシスは絶大でした♪
…一方の雑賀も、渇望していた「自由」な生き方、大切な神楽の人生を救う事が出来、万々歳。
結果的に雑賀と神楽が生き様として勝利出来たのは、水天宮のお陰…
なので、本当の意味では敵では無かったという意外性が、全体構成として面白くもあり、そして好感が持てました。

総じて
社会批判の強い社会派アニメ…ではあるのですが、良い意味で描き方が「幼稚」な面あるので、あまり社会派臭が鼻に付かないのが本作の良さかと。
この手の社会批判系は説教臭くて嫌いなのですが、本作は意外に説教くささ感じさせない。
(私は穏健寄りな資本主義者なんで、社会批判で説教くささ感じたら切ってた)
欲望解放の化け物が「大人の童話」として分かり易い。
伏線丁寧で終盤~ラストが後味良く理想的なのも高評価。

異能バトル系としては地味なのと、中盤ダレるのと、ラブコメとしては神楽ちゃんの印象薄いのが残念。
…とはいえ、総じて中々面白かったです。


『作画』
作画クオリティーはやや低い模様。
キャラデザも、神楽ちゃんが萌えるには些か足りない(十分可愛いとは思うけど)。
神楽ちゃんがもっと可愛ければ本作の評価もっと上がったのに。
それでもユーフォリアのグロさや嫌悪感抱かせる迫力、地味ながら臨場感あるバトルは良い。
良いが地味…。
それでも本作の世界観はしっかり描写されていて、そこまで悪くはないような。

『声優』
ヒロインの天王洲神楽は、斉藤圭(現・真堂圭)さんのデビュー役です。
一般公募オーディションにお姉さんの勧めで応募、声優デビューのきっかけとなったそうです。
ちょっと拙い感じが逆に神楽ちゃんの儚さにマッチしていて、良い配役だったのでは。
※余談ですが真堂圭さんキャラでは「夢使い」の三島燐子ちゃんが一番好き。

雑賀辰巳の高田裕司さん、水天宮寵児の森川智之さん共に渋い大人の魅力が良かったです。
両国先生の小山力也さんはイメージばっちり。
全般に渋いです。
子安武人さんの変態っぷりは流石w

『音楽』
OP「グラビアの美少女」が本作の作風にバッチリ合っていて中々。
あまり好きなタイプの曲じゃないですが、良い主題歌かと。

『キャラ』
33歳戦場カメラマンの雑賀辰巳は冴えない男ではありますが、大人らしい葛藤や魅力あり。
彼もまた結構な変態なのですが…
強い意志で己と他者の「自由」を求めたのが、他変態共との大きな差でした。

ヒロインの神楽ちゃんは、序盤から母にネグレクトされ鉢植えの苺がっつく等、薄幸っぷりが際立つ序盤はかなり可愛い。
理想的な「囚われの薄幸&狙われるヒロイン」ではありました。
次第に雑賀さんに惹かれていく姿が健気でかわいい…
のですが、後半以降は守られるヒロイン以上の積極的な見せ場が乏しかった感。
彼女の存在感もっとあれば、本作の評価もう一段回上がってたです。

敵ボスの水天宮は、実は真の主人公であった。
伏線よく見ると、本作は結局彼の復讐劇だったです。
容赦なき野心家だが意外と邪悪では無い?のは部下とのやり取りで分かりますし。
彼の部下三人組もキャラ立っていて魅力あり。
ダイヤモンド夫人を見て母を思い出したり、上司である水天宮に欠けている人間味を彼らが補っていたのが印象的。

銀座さんの方がヒロインっぽかった。
でもヒロインとしては割り込む余地無いので、ラブコメ出来ない不遇。

敵ユーフォリアが変態的でモブの割にキャラ立っていたのも良い。
ダイヤモンド夫人や水の女優は哀愁感じさせる良キャラでした。
敵上層部が資本主義と腐敗政治の権化で悪役として分かり易いのも良い、ラストはざまぁ♪とカタルシスありますので。{/netabare}

投稿 : 2015/07/30
閲覧 : 342
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スピードグラファーのストーリー・あらすじ

舞台は失われた10年の混乱から脱し、一部の富める者だけが我が世の春を謳歌する“快楽都市”と化した東京。 雑賀辰巳は、友人戸越清冶郎からセレブリティーのみが出入りできるとされる闇の社交場六本木倶楽部の潜入取材を依頼される。
潜入に成功した雑賀は、六本木倶楽部の深奥で行われる儀式の巫女、女神として崇められる謎の少女、天王洲神楽と出会う。雑賀は助けを求める神楽をつれ逃亡するが、六本木倶楽部支配人水天宮寵児が仕向ける欲望により特殊能力に目覚めた超人、ユーフォリアたちから執拗に追跡される。そして雑賀も神楽と接触したことにより、被写体の魂を吹き飛ばす写殺能力に目覚めていた。
自由を求める神楽のため、そして普通に写真を撮影する事の出来なくなってしまった自身を元に戻すため、彼らの孤独な逃避行が始まったのだった。(TVアニメ動画『スピードグラファー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年春アニメ
制作会社
GONZO
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B0%E3%83%A9%...
主題歌
≪OP≫Duran Duran『グラビアの美少女』≪ED≫湯川潮音『ひなげしの丘』、より子『Break the Coccon』
挿入歌
斉藤圭『JUMP UP!』

声優・キャラクター

高田裕司、真堂圭、本田貴子、森川智之、高島雅羅、優希比呂、津田健次郎、江川央生、広瀬正志

スタッフ

原作:GONZO、 監督:杉島邦久、シリーズ構成:吉田伸、キャラクター原案:コザキユースケ、アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:石浜真史、デザインワークス:奥野浩行/森久司/海老原雅夫、美術監督:衛藤功二、色彩設計中村千穂、美術監修:東潤一、編集:肥田文、音響監督:鶴岡陽太、音楽:光宗信吉

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