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「パラノーマン ブライス・ホローの謎(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
7
棚に入れた
38
ランキング
7711
★★★★★ 4.1 (7)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.1

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パラノーマン ブライス・ホローの謎の感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゾンビ物の相対化。真綾さん好きなら吹き替え版は必見。

2016年最後の方に待っていた、まさかの大傑作!。なんでティム・バートンがやってないの?という作風、むしろ良かった頃のティム・バートン魂に、より素晴らしいエンターテイメント性が注入されたバランスの良い作品になっている。


 ゾンビ物の相対化作品としても面白いし、魔女狩りに代表される全体主義の恐ろしさの物語にもなっているのだ!。


 暗くてホラーマニアで、死者と会話できる能力のせいで友達もいなし、いじめらっ子の主人公という時点で、あれ?ティム・バートンが関わってのか?というくらいそのままんな設定で初めからワクワクさせられてしまった。


そっからの中盤すぎくらいの物語は、ギャグは冴えてるけど、そこまで感心させたわけではなかった。特に良かったギャグは、蘇ったゾンビ達が現代の世界の狂いっぷりを見て、ギャア~!!!と絶叫するシーン。


 被害者として、市民に狩り追われるゾンビというシチュエーションもニヤリとさせられたが、その後の展開で実は伏線になっているのには大感心。


 終盤でゾンビと魔女の正体が明かされた時点で、もう涙腺スイッチが入って涙がボロボロ、鼻水ズルズル状態に…。


 ネタバレになるから詳しく語れないが、見事に悪役の相対化になっているクレバーな設定だし、それがエモーションに繋がっているから最高!。最後にカーテンコールのような、一大フィナーレが入っていたら、オールタイムベストな一本に加えてもよかった。


 真綾さんが魔女役を吹替版では演じているのだが、それが見事にハマっている。真綾さんはずば抜けて器用な演技力があるタイプではないが、ハマり役を引き寄せるという一番大事な才能が素晴らしい方だと想う。

投稿 : 2023/06/02
閲覧 : 303
サンキュー:

9

ネタバレ

アイコン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

パラノーマン・アクティビティ

ゾンビ特集第四弾は

『パラノーマン』

という海外の、

『3Dストップモーション・アニメーション・コメディ・ホラー映画』

です。

長い。


これ、もうパッケージとか
映画の雰囲気とかノリがモロに
『ティム・バートン』のアニメ作品の
それなのですが、そりゃそうですね。

これを作った製作陣のほとんどが、
ティム・バートンの作品を担当していた
人達ばかりだそうで。納得です。

今作はその、
『ティム・バートン』作品に通ずる
ストップモーションを駆使した
アニメなのですが、これがすごい。

初見でなんの前情報もなけりゃ、
ストップモーションだとは気づかない。
それぐらいぬるぬる動くんです。
ナイトメアとかコープスブライドとかの
ティム・バートン作品を見た時も
その動きの細かさに驚いたもんですが、
これはそれ以上に動きます。
だいぶストップモーション技術も
進化してきたようで。

で、肝心の内容はというと……。

伝えるべきテーマを重視しすぎて
物語の構成やキャラクターに
全く気を遣えていない感じでした。

設定自体は悪くないので、惜しい作品。

大まかな起承転結はしっかりしてるんですが、
設定や人物描写があまりに薄い。

内容をざっくり説明すると、
ノーマンという幽霊と会話できる少年が
怪しげなオッサンに
「俺もうすぐ死んじゃうから魔女の墓でこれ読んで魔女の呪い止めろ」
と言われて一冊の本を渡され、
ノーマンは言われた通りにするものの
彼の勘違いで失敗してしまい、
そのせいで墓からゾンビが溢れだし
町中大パニック。
その騒動や魔女の呪いを食い止めるため
主人公とその他面々がその方法を
探し出す、と言った内容。

主人公は一応、幽霊が見える、話せるといった
能力があるわけなんですが、
それがあまりに活かされず、
正直、蛇足と言っても過言ではありません。

せっかく『死者と話せる』という設定があるのに、
幽霊の力を全く借りず、
成り行きで着いてきた男女を引き連れ
その子らと解決していく感じで
話が進んでいきます。

なんか無理に主人公を活躍させるために
設定を考えたみたいな感じがして、
ちょっといただけなかったかなー。

そのキャラクター達も
個性的ではあるのですが、
あまり愛着が沸かないというか、
魅力がないんですよね。

だからこそ、
幽霊とも戯れて
ほしかったかなーって思うのです。

ま、全体を通しての物語やギャグは
なかなか面白いんですけどね、
ブラックジョークが効いてて。

それに、さんかれあの時もそうでしたが、
この手のホラーコメディ作品ではありがちな
ホラー映画へのオマージュも盛りだくさん。

主人公の携帯の着信音が
『ハロウィン』のBGMだったり、
プレンダーガストおじさんの家が
まんま『サイコ』の家だったり
(主人公の名前もノーマン・ベイツからでしょうね)
{netabare}手で壁を突き破って民衆が
キャラを襲うところなんて
まんまナイトオブザリビングデッドですね。{/netabare}
独特の緑を主色とした
色使いや魔女の設定などは
アルジェント作品へのオマージュでしょうか。

{netabare}更に、その魔女の容姿がまんま
映画版『サイレントヒル』のアレッサなわけですが、
それもそのはず、声を当てていたのが
まさかのアレッサ役のジョデルちゃん(笑)
本物がオマージュを演じてどうする(笑)
魔女裁判って設定ももそこからでしょうね。{/netabare}

BGMも、数々のホラー作品のBGMを
繋ぎあわせたような作りになっています。
こういった曲調のB級ホラーのテーマ、
自分はすごく好きです。

声優について。
海外の声優はあにこれの成分を見ての通り
メチャクチャ豪華なメンツ、
ってか俳優ばっかりですが、
日本版の声優は聞いたことがあまりない人ばかり。
でも、皆さん演技上手かったです。

ノーマンの声がちょっとお気に入りだったり。

まあそんなこんなでまたホラー作品への
リスペクトの強い作品を見れたわけですが、
ちょっと設定に難ありと言ったところ。

テンポはいいし、
展開も何も考えなければ面白いので、
おすすめ出来ない作品ではありません。
グロ描写もありますが
かなりコミカルに描かれているので
そういった描写が苦手な方も
見れる作品だとは思います。

ティム・バートンのような
ブラックでちょっと面白い世界観が
好きな方には、おすすめです。

投稿 : 2015/11/15
閲覧 : 250
サンキュー:

3

金次 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい

人間の恐怖心の中の感情をよく表している

投稿 : 2014/05/31
閲覧 : 284
サンキュー:

0

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/08/26
閲覧 : 56

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/04/22
閲覧 : 90

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パラノーマン ブライス・ホローの謎のストーリー・あらすじ

舞台は、300年前に<魔女狩り>の現場になったと言われている町ブライス・ホロー。今や町の人たちは、魔女を店の看板やグッズのシンボルにして商売をしているほどだ。ブライス・ホローに住むノーマンは、ホラー映画や悪霊伝説が大好きな11歳の少年。しかも、死んだ人たちと会話することのできる変わった能力をもっていた。そんな誰にも理解されない能力のせいで、すっかり変わり者扱いされてしまっているノーマン。家族関係は悪化し、学校でも毎日イジメを受けていた。ある日、ノーマンは疎遠になっていた叔父さんに再会し、衝撃の事実を打ち明けられる。「300年前に封印された<魔女の魂>が悪霊を呼び覚まし、町を滅ぼす。死者と会話できる者たちが何代にもわたって災厄を食い止め続けてきた。これまで叔父さんがやってきたその役目を、もし誰も受け継かなかったら、町には大きな災厄が訪れ、愛する人たちが傷つくだろう。それを阻止できるのは、ノーマンだけだ!」と。叔父さんは発作を起こし、多くの謎を残して昇天してしまう。困惑しながらも運命を受け入れたノーマン。時間と必死の競争を繰り広げている最中、墓場から7人の死者が現世に蘇ったが、彼らはノーマンに助けを求めていた・・・。なぜ死者が復活したのか? そして<魔女の正体>とは?果たして、ノーマンは町の謎を解き、最悪の事態を食い止められるのか? 少年がいじめや偏見などの現実を乗り越え、勇気を出して自分だけしかできないことを見つけたとき、町に隠された<秘密>が明らかになる――。(アニメ映画『パラノーマン ブライス・ホローの謎』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年3月29日
制作会社
ライカ・エンターテインメント

声優・キャラクター

コディ・スミット=マクフィー、タッカー・アルブリジー、アナ・ケンドリック、ケイシー・アフレック、レスリー・マン

スタッフ

監督:クリス・バトラー/サム・フェル、脚本:クリス・バトラー、撮影:トリスタン・オリバー、美術:ネルソン・ロウリー

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