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「交響詩篇エウレカセブン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.3
感想・評価
4406
棚に入れた
20423
ランキング
57
★★★★★ 4.1 (4406)
物語
4.1
作画
4.0
声優
4.0
音楽
4.2
キャラ
4.1

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交響詩篇エウレカセブンの感想・評価はどうでしたか?

きゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よかった!

Netflixで配信終了する前に見てみたら
想像よりよかった!
レントンがドストライクの主人公。
エウレカも可愛い〜
ホランドは途中イライラするけど見続ければok。
話数が少ないから仕方ないけど
もっとキャラ一人一人に情が湧くようにしてほしかった

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 26
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見てよかった

Netflixで終わりそうだったから慌てて見たけど
見て本当に良かった!!!
レントンとエウレカが2人とも可愛い、
特にレントンがドストライクな主人公キャラ!

途中ホランドにイライラするけど一瞬だったからまる。

内容的にもっと長くてもいいかなって思うな
もっと一人一人のキャラ詳しく知りたかったけど
50話しか無いから仕方ない、、、

投稿 : 2023/12/18
閲覧 : 36
ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

期待したほどではなかった

Dアニメストアでの配信終了期間が迫っていたため視聴

全体的な感想としては、リフやLFO、スカブコーラルなどの世界観等の設定は良かったが、その世界の中で動くキャラクターたちと、彼らの人間ドラマにあまり魅力がなかったという感じ。あと、終盤の物語設定がちょっと難解

{netabare}まず、制作段階から話数が決まっていたのだろうから仕方ないのかもしれないが、全50話というのは多すぎる。この話要らないな、という話も多く、特に前半25話までの話はもっと削れると思う。39話のサッカー回は、パロディにしてもつまらなくて、ちょっと怒りを覚えた。終盤でグレートウォールを超えてからの展開がモタモタしていたのもテンポが悪く感じた

前半25話までくらいに特に顕著だったのが、エヴァンゲリオンの影響。ストーリーでも、画の面でも影響を感じた。というか、意識的に寄せに行ってると思う。ただ、エヴァに寄せることでどんな効果を狙っていたのかは不明

キャラクターについては、前半のレントンとホランドが失敗行動ばかりしていて、それはそれである意味人間としてリアルな成長の仕方かもしれないが、それにしても共感できない部分も多かった{/netabare}

本編の内容とは関係ないが、ホランドの生え際の描写からすると、ホランドの髪はもってあと5年だと思う

投稿 : 2023/11/30
閲覧 : 64
サンキュー:

2

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ふと思ったのですが、ビームス夫妻ってランバラルとハモン?

23年10月追記。ふと思ったことです。
 チャールズ、レイのビームス夫妻って、ランバラルとハモンですよね?作品中盤で主人公パイロットと個人的な人間の交流と軍隊に入って戦う意味が描かれていました。
 なんとなく、哀戦士たちのMAD動画を見ていて気が付きました。なぜ、見てるときに気が付かなかったのか不思議なくらいそのままでした。
 そう考えると、本作は、やはりガンダムをリスペクトしているなあと思いました。つまり、人間を描こうとしていた意図はあったんだなあと思います。その視点でそろそろ再視聴したいですねえ。

 エウレカほど評価が分かれる大作も珍しいので。




以下 23年5月に再評価したときのレビューです。

ガンダムにもマクロスにもなれませんでした。追記 ちょっと上方修正。

 スカブコーラルは何だったのか?ですね。エウレカを通じて、未知の生命体とのインナースペース的な精神の交流があったでしょうか。僧侶と仲が良かった女の子は何を語っていたでしょうか。仲良き事は美しき事かな、ですかね。
 つまり、テーマの焦点がどうも掴みづらかったです。男女のペアがやたら出てきますので、愛情的なテーマはあるのかもしれません。
 ただ、人間の在り方とか戦う虚しさみたいな主張も感じられません。4クールでこれだけ美しいアニメを作ったにしては、あまりに奥行がない気がします。

 ここがエウレカがガンダムにもマクロスにも成れなかった理由かなあ、と思います。スタイリッシュな映像と音楽。ロボットがサーフィンする目新しさ。確かに見ていて気持ちがいいんですが、内容です。

 ボーイミーツガール。突然ロボットに乗る。艦長との確執。恋心。家出。成長、最終決戦。男女の要素を除けばガンダムでした。強化人間の悲哀も出てきましたし。でも、死がない。戦争のリアルがない。ホランドのレントンイジメは不快なだけです。レントンが人を殺さなくなります。これは反戦でしょうか?人命尊重でしょうか?周囲ではドンパチやって人が死んでいるのに。主人公=クリエータの自己満足でしかありません。

 ビームスのところはなかなか愛憎が描けていましたが、エピソードとしては面白くても、じゃあ、スカブコーラルに通じるテーマみたいなものとリンクしているかといえば、あまりそういう感じもしません。ビームス夫妻は私怨に散って行きました。レントンとの交流は何だったのでしょう。

 モーニンググローリーとアネモネの一人語り。非常に良かったです。エピソードとしては本当にいい話でした。この2つは何度でも見られるくらい良かったです。愛情表現としては最高でした。でも、やっぱり物語全体の中のパーツとしては何が言いたいのかがわかりませんでした。世界系といえば世界系なんですが。

 子供向けを強く意識しているのはわかります。なので内容をマイルドにせざるを得ない事情もあると思います。でも、大人の事情の裏を上手くかいくぐって、作家性を出す努力がなければ歴史的なアニメにはなれないと思います。

 音楽性は高かったと思います。4クール目のOPと一番最後のレントンが出撃するところの挿入歌は非常に良かったです。



追記 ちょっと訂正です。今回見直すきっかけは過去からのアニメ音楽を聴き直していて、本作の動画をいくつかみたら結構感動するなあと思ったからです。

 全体的に物語が散らかっていますので、テーマ性についての深さが感じ辛いという印象に変わりはありません。
 音楽頼りでちょっと奇をてらうような演出が鼻につくような感想もなくはないです。当時の時代背景として「スタイリッシュ」というキーワードがあったと思います。IPODに代表されるモノトーンとかスッキリ、電子的というかダンスミュージックというかそういう雰囲気が本作から強く感じられます。良し悪しでいえば私のセンスとのズレは感じました。

 が、レントンとエウレカのラブストーリーと、レントンが憧れのホランドを越えて月光号を巣立つという点で成長物語が上手く描けていました。そして、ポイントポイントになる話…モーニンググローリー、アネモネの最後の方の一人語り、デューイのところの孤児の部隊、1話の掴みとか、僧侶の恋物語とか最終回とか非常に良かったです。

 あとは、サブキャラでタルホのイメチェンです。いい意味でも悪い意味でも子供みたいなホランドに対して、妊娠して大人になるというのがレントンエウレカとの対比で別の意味でも成長物語になっていました。

 不殺のところかああれがなあ…とは思います。ガンダムシードでもありましたけど戦場それはなあ…あまりに綺麗ごとだなあ…だから僧侶を出したのかなあ…今回キーになる数話を見返しただけですが、劇場版含めて時間かけて見たくなりました…長いから自身ありませんけど。


 したがって、ストーリーは3→4ですね。作画のレベルは4にしてましたけど、5点でもいいかなあ。

 余談ですが「ねだるな勝ち取れさすれば与えられん」ってちょっと「進めば二つ逃げれば一つ」を思い出しました。アニメの名言もバカにできないです。

投稿 : 2023/10/24
閲覧 : 645
サンキュー:

11

ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

多くの登場人物が活躍し、壮大な物語となる交響詩篇

私は、このアニメが大好きです。語りたいことが沢山あって困っています。

以下に沢山書きましたので、好きなところだけ読んでいただければと思います。

物語のあらすじ:
今よりはるか未来の物語
とある星に住む少年レントンは、変化に富んだ人生を望んでいた。
彼は、偶然に出会った少女エウレカに一目惚れする。
そしてエウレカのいるゲッコウ号の一員となるため、家を飛び出してしまう。
このとき、レントンの運命の歯車が動き始めた。
ごく普通の少年だったレントンが、やがて人類を救うことになるとは、このときは誰も予想できなかった。


レントンの成長:
レントンは知らない。
幼いときに父が亡くなった原因を…
レントンは知らない。
大好きだった姉が突然いなくなった理由を…
そして、ゲッコウ号に乗り込むことが、何を意味するのかを…
さらには、エウレカを愛することが、どのような結果に繋がるのかを…

これらの点はやがて、ひとつの線として繋がってゆき、レントンの進むべき道を指し示す。

レントンは気づく。
自分がいかに無力であるかを…
レントンは気づく。
自分には、大好きな少女を守る力さえ無いことを…

そして、レントンは渇望する。
強くなりたい。エウレカを守れる力が欲しい。早く大人になりたい。と…

このアニメのエンディング『秘密基地』は、まさにレントンの心の叫びを唄っています。
澄み切った美しい歌声ではありませんが、心に響く歌声です。
物語を見ると共に、ぜひ聴いてください。


エウレカ:     {netabare}
謎の少女。
彼女は、過去に自分が犯した過ちを悔いている。
だから彼女は、まだ子供なのに、三人の戦災孤児をひきとり、母親として育てている。
母親になるということは、自分の将来よりも子供たちの将来を大切にする覚悟が必要だ。
そしてエウレカには、その覚悟があった。

私は、そんなエウレカの強い意志が大好きです。
彼女はまだ子供です。自分を守る力さえ不足しています。
なのに、彼女は一生懸命、子供たちのためにつくしています。
そんな彼女の心は美しいと思います。
{/netabare}


アネモネ:     {netabare}
エウレカと同類の不思議な少女。そして、孤独な少女。
軍に属する凄腕のパイロットであり、ゲッコウ号の脅威となる。
軍にとって彼女は単なる消耗品でしかない。酷使して使えなくなれば代わりを補充する存在であり、軍は彼女を人間として扱わない。
アネモネは、自分が利用されていることを知っていた。
だが、彼女は戦い以外に生きる術(すべ)を知らない。だから彼女は、涙を隠しながら戦い続ける。

エウレカとアネモネは同じ種類の少女なのに、ゲッコウ号の乗組員がエウレカをいたわる様子と軍がアネモネを扱う態度とは対極をなします。
私はアネモネが不憫でなりません。
物語終盤で、ようやく彼女の心の声が語られますが、私はもっと早くアネモネの心の声を聴きたかった。そうすれば、もっとこの物語が色づいていたはずだし、早い時期からアネモネを好きになれたと思います。
{/netabare}


ドミニク:     {netabare}
軍に属しており、ゲッコウ号に敵対している。
性格は至って真面目で純情。
彼には願いがあった。
それは、人類を救うとか世界平和とかでなく、「アネモネを救いたい」、ただそれだけだった。
たったそれだけの理由で、彼は軍に反旗を翻し、ゲッコウ号の仲間となる。

私は彼のその行動に感動しました。
彼はエリートとして約束されていた将来を、アネモネのために惜しげもなく捨てたのです。
彼にこんなにも愛されているアネモネは、きっと幸せになるでしょう。
{/netabare}


チャールズとレイ:     {netabare}
レントンが家出したときに世話になった夫婦。
二人は、ゲッコウ号の誰よりも心が澄んでいる。
レイは、ある事故で子供が産めない体となっていた。そして、チャールズは、それを承知でレイと結婚した。
二人ともレントンを我が子のように可愛がり、レントンに養子になるように熱望する。
二人の家はいつも掃除がいきとどいており、ゴミ一つない。そしてレイが作る料理も、家庭的で暖かい。

私は、この二人が大好きでした。やがて二人がゲッコウ号に乗り込み、大活躍をすることを願っていました。
それなのに、この二人が…
とても悲しく、残念でした。
{/netabare}


ホランド:     {netabare}
レントンが憧れるサーファーであるとともにゲッコウ号の船長。さらには凄腕のパイロット。
彼は、訳あって軍に敵対している。そして、深い事情により、エウレカを恋人よりも大切にする。
だから彼は、エウレカと仲が良いレントンに嫉妬する。
彼の心は、まだ子供だった。
だが、ある出来事の後、レントンへの嫉妬は無くなり、命を削ってでもレントンとエウレカを守るようになる。

物語前半のホランドは子供じみており、私は好きになれませんでした。
でも、彼も成長したのです。
子育てをしたり未体験の事柄を体験し、前向きに頑張ることで、
大人も少しずつ成長するのです。
{/netabare}


タルホ:     {netabare}
ホランドの恋人であり、ゲッコウ号の操縦士。
彼女は美人で、しかも度胸があり、誰にも臆することなく自分の主張を言いはなつ。
彼女の歯切れの良い意見をポンポン言われると、誰も反論できなくなる。
物語前半は、ホランドがタルホよりもエウレカを大切にするため、彼女はエウレカに複雑な感情をいだく。
だが、ある出来事をきっかけに、素直になる。
それ以降、彼女の言葉には、愛情や思いやりが含まれるようになる。

私は、途中からタルホが大好きになりました。美人だからとかではなく、彼女の不思議な魅力にひかれてしまいます。
{/netabare}


タイトルに書かれた『交響詩篇』とは:     {netabare}
この物語は、多くの登場人物が、あたかも各々の楽器を奏でて交響曲を演奏するかのように活躍します。
そして、ひとつの壮大な物語となるのです。

この物語は、レントンの成長だけでなく、各々の登場人物の成長を描いています。
物語を見終わったとき、私はそう感じました。
物語は全部で50話あります。
でも、すぐに物語の展開に引き込まれ、早く次が見たくなります。
そして、あっというまに全部見終わります。
{/netabare}

投稿 : 2023/10/21
閲覧 : 688
サンキュー:

53

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2000年代初期の名作ロボSFアニメ。

今でも名作だと思うSFロボアニメです。
主人公レントンがヒロインのエウレカと出会って変わっていくボーイミーツガールのSFロボアニメとなっています。劇中のロボ「ニルヴァーシュ」もデザインとアクションともにかっこ良く描かれています。

投稿 : 2023/09/24
閲覧 : 90
サンキュー:

17

ネタバレ

gafa1234 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作品全体の細部への熱量!とても美しい物語。

知人がスタッフにいて当時の苦労は聞いてたのに、
実際に観るのは20年近く先送りしました。笑
個人的に家庭を持ってから観たいなと思って。

時間が経っても色褪せないどころか、
見る年齢によって受け取り方も幅広く可能な、
その懐の広さがとても心地よい。

50話終了前からTV版では収まり切らず、
映画制作に突入と聞いたスタッフの知人は、
苦悶の表情だったけど、どこか楽しそうで、
ボンズってとんでもない集団と思った。

映画もまた10年〜20年経ったら観ようかな。

[好きなシーン箇条書き]
レントンへの月光号内での子供扱い。
ホランドとレントンの男同士のぶつかり合い。
タルホのお説教、エウレカのドア蹴り。
すれ違う船内のストレスフルなギスギス感が好き。
その度にタルホの女ぶりが上がってくる。

それに対して、
レイとチャールズと搭乗機の颯爽とした登場は、
真っ青な空にコントラストとして映えていた。
機体が動くシーンは赤青の2機の動きが作中最高。

色々すれ違ってきたエウレカとレントン再会は、
カラフルな雲海の背景も相まって美しかった。

アネモネは作中一番にキュート。
優男のイケメン大尉への暴虐の日々は美しき共依存。
ワガママを聞いて初めて男は女性を知る。

ホランドがデューイを兄さんとは呼んで安心したが、
呼び捨てを貫くのがよかったのか、複雑。

出雲の艦長と女性副艦長の間には、
何もなかったなら、それでもいい。

投稿 : 2023/09/18
閲覧 : 95
サンキュー:

4

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

用語覚えないと!

ネタバレに繋がる可能性あるからおすすめしにくいけど、このアニメでの用語の意味は本当に覚えておいた方がいい。もしくは2週するの覚悟で見るか。主要人物が何をしたいのかが追いつかなくなってくる。
序盤は周りの大人(船員)達がレントンへの当たりが強い上に主人公を癒してくれたり認めてくれる人がほぼいないので結構見るのが辛い
ビームス夫妻に会ってからは見やすかった。レントンを認めてくれる存在だったし、父親と母親の愛情を知れたのは大きかったんじゃなかろうか
そのあとはざっくり、レントンと周りの大人の成長、エウレカの感情を知る過程を楽しむアニメだと思った

投稿 : 2023/01/27
閲覧 : 231
サンキュー:

3

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

ロボットアニメであんなに少年追い詰めちゃったら、それもうエヴァじゃん

と、エウレカファンからは絶対サンキューもらえなさそうなタイトルで始まり始まり。
私も好きな作品を根拠もなく「パクリ」なんて言われたら腹が立つ性分なので、なるだけ自分のレビューでは酷評でも使わないように努めてはいるのだけれども本作は流石に……(汗
まあエウレカセブン自体「オマージュ・パロディが多い作品だ」と制作陣が発言しているようなので、このような疑惑は向けられ馴れているのではないだろうか。
もちろん異なる部分も多々見受けられたが、難解な用語設定や感情に乏しく謎の多いメインヒロイン、そして少年主人公に降りかかる理不尽な暴力や悲劇はどうしても『新世紀ヱヴァンゲリヲン』を想起してしまった。

【ここがつまらない:見所の乏しい前半2クール】
本作の個性的な部分を挙げるなら、やはりロボットが「スカイサーフィン」をしながら戦う、という点。浅~い着眼点ではあるが紛れもないロボットアニメたる本作にハマるためにはとても重要な要素だと思う。
空気中の目に見えない物質「トラパー」の波に乗り、大空を三次元的に飛び回って敵の弾幕を華麗に躱す戦闘シーン、そのために最適化されたかのようなスマートなフォルムをしたロボットのボディデザインで何処と無く“爽やかな”カッコ良さを第一印象で与えてくれる。
しかし、そんな戦闘シーンはとても少ない。
元・全日枠、4クール全50話なので毎話の予算も低く見積もられていたのだろうか? 現在ではロボット描写で主流となる「3DCG」も本作は00年代作品ということで全く使われていない、全て味のある「手描き」だ。そのためか、肝心のロボバトルの描写が尺の割に非常に少なく、あっても軍の量産機ばかりが相手で直ぐに倒してしまうため趣に欠けている。話によってはビーグルモード(車形態)で追いかけっこするだけで終わらせてしまう回もあった。
{netabare}主人公機に対するライバル機もいるにはいるのだが、体調や精神面が非常に不安定であり10話でちょっと交戦して以降は頭痛で引きこもり世話役に当たり散らす日々が描写される。{/netabare}

【ここがひどい:鬱屈とした前半2クール】
作画カロリーの高いロボバトルをなるべく避けて描写されるのはボーイミーツガール────に見せかけた主人公いじめである。
──我ながらなんて穿った見方をしているんだ。序中盤は明らかに主人公・レントンの精神的成長に趣が置かれているじゃないか。もう少し素直に物語を見守ろう──と自省はしていたのだが、それが21話の大作にもなってしまうといい加減、鬱憤が溜まってしまうものだ。
{netabare}空賊集団『ゲッコーステイト』のリーダー・ホランド29歳。度々14歳の少年を助走つけてぶん殴る。理由はあるにはあるのだけれど少なくともレントンに非はない。
サブリーダーのタルホ。レントンをからかって遊んだり雑務雑用を押し付けたり……メンバーとして迎えた以上は仕事を与えるところまでは筋が通っているのだけれど、艦内の掃除に売店の店番、買い出しのお供に食事の配膳etc.と明らか少年に与える仕事量ではない。感情昂ると普通に手も出す。
男連中。一芝居打ってレントンに大恥をかかせ、さらに雑誌で晒し者にする。純真に組織の役に立ちたい少年心をからかうのに丸々1話使ったギャグ回はクスリともできなかった。
エウレカの子供たち。最初にレントンを追い出そうとした気持ちはわかるのだけれど、和解した後も基本、舐め腐った態度を改めない。子供に寄せようとした声優たちの演技も金切り声になっていて頭が痛くなる。
そしてレントンが一目惚れし、乗船の動機となったヒロイン・エウレカ。序盤はやはり綾波レイとさ程変わらない。無口で無感情。2クール経っても何者なのかいまいち解らないと来ている。違いとしては養子を3人持っていて、その子らの「親」としてどうあればいいのか悩み模索していく部分だろうか。それでも「全然違う」とまでは言い切れない。
オマケに自分よりレントンの方が主人公機を上手く動かせるようになると、その嫉妬から険悪にもなってしまうなど作品の雰囲気をいち早く最悪にしてしまっている。キービジュアルや物語の始まりで抱いた“爽やかな”印象はこの鬱屈とした2クールですり潰されてしまう。
確かにレントンは子供だ。直情的で後先考えない行動に周りが迷惑し、艦の掟として罰が与えられることもある。少年ならではのストレートな感情をぶつけられて苛立ち、手を出す登場人物が描写されるのも仕方がない。
だが、それ以上だ。それ以上に少年が理不尽な待遇を受けたり暴力に曝されたりする様が観てて不快である。レントンもガキだが、よりによってその周りも身体が大きいばかりの「ガキ」だったのだ。
「お前、一人でニルヴァーシュ(主人公機)動かせるからって調子に乗ってねえか!?」
大人がこんないちゃもんを少年につけるなんて、多分この作品だけだろう。{/netabare}

【でもココが面白い?:3クール(26話)目から本領発揮か?】
{netabare}「こんな調子でどこに名作要素があるんだ?」と知らないでこれを読んでいる人は思うかも知れない。実際、私も2クール終了付近まではそう疑問視していた。
しかし子どもだったレントンは「責任」や「使命」を学び少しだけ大人になって帰ってくるし、エウレカは自身の変化────「恋」を自覚して感情が豊かになっていく。ここから彼女はポスト綾波レイを脱却していき、レントンとの全うなボーイミーツガールも描かれるのである。
そしてホランド。彼は自分がエウレカのパートナーになれないことを受け入れる。今までそれを受け入れなかったからこそ、自分の目指してきたポジションに収まりつつあるレントンに嫉妬していた。これはダサい。大人として、組織のリーダーとして本当にダサいのだが、その“ダサさ”を拭い捨てることでドン底にあった彼の株は0に、そして+に上向いていく。33話にはレントンとエウレカに向けての謝罪とゲッコーステイトの解散宣言をしたことで今までの描写の溜飲も下げられる。
そして曖昧だったエウレカの正体やゲッコーステイトの目的もようやく明かされる。
そもそも『エウレカセブン』の世界は地球ではない、「スカブコーラル」と呼ばれる珊瑚のような物質────意志のある知的生命体・コーラリアンに覆われた惑星であり、人類はそれを排除する政府と共存を目指すホランド側に二分して対立していた。この特異な世界観が明確になるのも3クールからだ。そこまでなーんにもハッキリとしない構成は明らかな失敗ではあるが、焦らしに焦らされ漸く明かされた設定の解説にはしっかりと耳を傾ける価値があるだろう。
その前段階で、エンジンをフルスロットルでかけ始める第26話「モーニング・グローリー」が良い。『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』などジブリの古典的アニメーションを彷彿とさせる空戦(ドッグファイト)のシーンが圧巻であり、その大空の戦場で成長して帰ってきたレントンと恋に目覚めレントンを求めるようになったエウレカが再会────既視感はありつつもそれまでの鬱屈とした2クールを吹き飛ばさんとする高水準なエピソードには感動するものである。{/netabare}

【他キャラ評】
チャールズ&レイ
{netabare}22話で本格登場。この2人が出てこなかったらエウレカセブンはもっと早い段階で切るつもりだった。まるで視聴者に見限られることを恐れて急遽、登場させたかのような素晴らしい人格をした夫妻である。いやほんとギリギリ(笑)
当て付けかのようにホランドとチャールズ、タルホとレイで対比させているのも面白い。レントンの何も知らない子どもの主張を「正しい。けど……」と優しく諭し、空回りしたレントンを「あなたは頑張ったじゃない」と努力を認める────素晴らしいパパ・ママじゃないか。彼らの艦がレントンのいるべき場所だった。正直、今でもそう思っている。
そんな彼らが敵であることで弛んでいた物語はギュッと引き締まる。襲撃に備えて厳重に警備を固めるゲッコーステイトの面々……ここでようやく解るのだ。こいつらは只の空賊じゃないぞ、と。それまでが買い出しやお使い、国賊救出のシーンばかりだっただけにこの“気づき”には驚かされた。{/netabare}

【総評】
上記の【ココが~】のポイントを全て読んで「最期まで観たのか!」と思ってくれた方には謝罪します。33話で断念しました。
先ずスロースターターにも程がある。エウレカセブンは後半から面白くなるだろうことはアニメ素人な私でも察しがついた所だけれども、前半は解らないことだらけのストーリーに加えて登場人物が軒並みお子様で爽快感が少なく、不満の溜まる展開が非常に多い。そんな失錯を2クールに渡り見せておいていざ「後半逆転してみせますから」という雰囲気を醸し出されてもいまいち信用ならない部分もある。見どころ────とくにロボット同士によるベストバウトが少なすぎるのがファンの懸念する以上に致命的であり、そういった不信を買ってしまう作品である。
ヒューマンドラマの方を楽しみにしようとしても前述の鬱屈とした展開のみでなく、キャラクターデザイン全体に漂う“野暮ったさ”でも興味を失いそうになる。エウレカというメインヒロインもそのライバルらしいアネモネという少女も視聴範囲では1度も可愛いとは思えなかった。彼女らの魅力も後半の方に集約しているのだろうか。もういっそのこと本作ではなく2009年の劇場版の方で済ませても良いのでは?と頭によぎってしまった(だがあちらはあちらでかなり不評のようで……汗)。
生年月日は伏せるが、2010年代にアニメの素晴らしさに気付き20年代からサブスクを活用してアニメを沢山観るようになった私は10年代────いや下手すれば20年代の若いオタクである。そんな私からすれば単に尺が長いというだけでなく、例えば1~13話でSEASON1とするような区切りがないマラソンのようにぶっ続けの本作の構成には辟易としてしまった。その長尺と構成を活かしゆっくりとキャラクターを成長させる作風にはある種のリアリティがあるのかもしれないが、SFロボットアニメにおいてそれが最優先されて長所となっているのは如何なものかと思うし、未熟な登場人物のディスコミュニケーションの皺寄せが少年主人公に来てしまったら「それはエヴァだろ」とアニオタならツッコまざるを得ない。

投稿 : 2022/09/27
閲覧 : 308
サンキュー:

9

御宅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ロボットアニメの代表作

ロボットアニメとしての代表作である「交響詩篇エウレカセブン」。反政府組織ゲッコーステイトのメンバーであるレントンが主人公であり、ロボットであるニルヴァーシュの戦闘シーンはもちろん、不思議な魅力を持つヒロインエウレカへの恋心を共に描くモラトリアム作品と言えばいいでしょうか。

アニメオリジナル作品であり、制作は「鋼の錬金術師」「桜蘭高校ホスト部」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」を手掛けたBONES。アニメーションは申し分なく、戦闘シーンの迫力も素晴らしいです。

ロボットのサーフィンや車に変形したりといった設定は中々興味深いものでした。この作品からインスピレーションを受けている洋画などは沢山あることでしょう。

主人公レントンを担当された三瓶由布子さん、ヒロインエウレカを担当された名塚佳織さんのアフレコはもちろん、藤原啓治さん、根谷美智子さんを中心としたゲッコーメンバーのアフレコは総じて素晴らしいものでした。

音楽面に関しては、

FLOW / Days [第1OP]
高田梢枝 / 秘密基地 [第1ED]
HALCALI / Tip Taps Tip [第3ED]
NIRGILIS / sakura [第4OP]
SUPERCAR / STORYWRITER [挿入歌]

以上の楽曲が素晴らしかったです。

物語の面白さを総括すると、個人的に50話は長すぎたという印象でした。また、物語の主軸が分かりづらく、置いてけぼりにされた方も一定数いるのではないかと感じました。ですが、ロボットアニメでは絶対に外すことのできない作品ですので、見て損はないでしょう。

投稿 : 2022/08/30
閲覧 : 246
サンキュー:

5

さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私をアニメの沼へ誘った作品

出会いはパチンコ屋

北斗の拳、吉宗など薄暗い照明の店内、丸椅子の上で顔を真っ赤にし、イライラとタバコに火をつけつつレバーをぶっ叩いて貧乏ゆすりをしてる連中だらけの鉄火場だった4号機時代が終焉し、規制のため「終わった」とスロット引退者が続出していた5号機初頭
そんな離れたユーザーを横目に新規ユーザーを獲得しようと?セガサミーから新たな風と謳われた名機が誕生しました。
その版権がこのエウレカセブンでした

当時まだアニメなんかオタクや子供が見る物と偏見を持っていた頃、
新しい物好きの私はふとその台に座りなんとなしに遊戯していました。
するとちょいちょい出てくるアニメのエピソードシーン
その演出自体をとばして遊戯することもできたのですが思わず見入ってしまいました
でもロボットに謎の生物になんなんだよこれってのが第一印象
しかし徐々に見え方が変わっていきました。
アニメなのにテクノが流れてる、、、
これ歌ってんのFLOWじゃね!?いや入ってる曲全部いいなぁ、、、
DAYSを口ずさみながらボーナスを消化し、sakuraを聴きながらメダルをカチモリして、太陽の真ん中へを鼻歌しながら消化するart、、、衝撃的でした。

そして液晶が急にブラックアウトし、けたたましい音と共にリールがフリーズ。
第一話からのタイトルが高速スライドで流れていき、、
最終話 星に願いを
そして I Can Fly
見たこともないアニメの演出で鳥肌が止まりませんでした
スロットはここまで来たかとワクワクしたのと同時にこのアニメ絶対面白いと確信し、さらにアニメを知っていたらもっとスロットが面白くなるはずだとウキウキしながらゲオに走ったのを鮮明に覚えてます笑

しかしここまでアニメに沼るとは
まさにバタフライエフェクトですよね?

つまりですね、パチンコ業界もアニメ業界を支える一端を担ってるって事なんですよ
たくさん批判される斜陽業界ですが、私は立派な日本のサブカルだと思っております。
パチンカスも必要な養分って事、馬鹿にしないでパチンコ屋に吸い込まれてく連中を見かけたらはぁー本日も私の好きな声優、アニメたちのためにご苦労様ですぅ。って思って下さい

えぇ、ちなみにめちゃくちゃ演出凝ってた神台の初代コードギアスを作ったのも初代エウレカセブンを作った製作陣ですぞ。天才集団かよ

そしてこの名言

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん





どうやら製作陣に小泉進次郎がいたらしい

投稿 : 2022/07/18
閲覧 : 284
サンキュー:

5

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

なにがしたいのかわからんかった

12話まで視聴
アムロのようにライバルのシャアや無理やり巻き込まれた戦争に憂いながら戦うわけでもなく
シモンのように地球が滅ぼされるため地球外生物と戦うわけでもなく
じゃあ開き直ってスペースダンディやカウボーイビバップのように毎回色んな環境やターゲットを求める冒険譚でもなく。

なにと戦ってるのか、なにを表現したいのかわからなかった

ロボットがサーフィンするというのは新しかったけど
綾波現象というかカラーが白で無口な美形少女がいて、
それに恋心を抱く小学生みたいな主人公
敵とたまに戦うけど
波乗りしたい、子供と仲良くいたい、買い物したり、金儲けたい。。。

で1クール
ファーストガンダムならガルマが死に
攻殻機動隊なら笑い男編が終わり
エヴァなら半分までいってる話数なのに
なにやってんだろうって感想
他のアニメの日常回の詰め合わせという印象


それとは違うカウボーイビバップ、スペースダンディ
などの1話オムニバスでもいいがそっちの面から見ても今ひとつ

だらだらだらだらと言う感じ

この先が面白いんだよ!っと言われても、12話=3ヶ月分観てまだなにがしたいかふらふらしてるなら
もういいやと断念でした
敵ライバルっぽいの出たけど鬱っぽくなってたしで

評価高いから自分がズレてるんだなぁ💦


※※※
高評価が多いので早見で最後まで視聴

設定はよい
サーファー、ヒッピー的
不思議少女
よくわからない機体

そこからライバルを設定し
敵と戦う→後半にもっと大きな敵
とかにすればよかったのにねぇ

アネモネはほぼ機能してないし
敵方の少年少女?の幹部みたいなのはアネモネの強くなった用員じゃなかったのかな
アネモネと中盤までバチバチの戦闘、後にその子らがさらに強くなりアネモネが役立たずに。。葛藤なんてドラマもあったかもなのに

ここら辺のアニメあまり観てなかったけど
確かに今も続いてる有名シリーズのロボアニメのテンプレ感は半端ないので、そういうものを打破したかったのかなとも。

サーファーならチューブライディング的に波を作って敵をみたいなのもすればいいのにね、ただ乗るだけだったなぁ

これ敵は国の軍隊なの?たった一機で金がないって言ってる妙な連中が互角に戦えてるのもよくわからず。
他に目的が同じゲリラが地下や各場所にいてたまに補給しての方が現実的だったような
エウレカを守るためのゲッコーステート、しかしエウレカが最前線で戦わないといけないのも??

ラスト5話くらいで新設定を言葉責めで解説するなら最初の1クールのだらだらとか終盤でサッカーとかしてる暇あったらもっと盛り上げられたのでは。。無人島生活みたいなのもいらないよね。。

新しいことをしようとしたのかもですが
なんかやはり戦闘と日常とファンタジー要素?の緩急がいまひとつで
最終的にエヴァとナウシカみたいになってしまったような
ロボットじゃなくてもよかったよね。。ってのも

投稿 : 2022/06/05
閲覧 : 348
サンキュー:

8

ネタバレ

もっちょん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 218
サンキュー:

1

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん

ボンズが製作した2000年代を代表する名作。
エウレカ→ギアス→グレンラガンとこの作品を皮切りに2000年代は素晴らしいロボットアニメが生まれた。

話の内容自体はSF作品らしくやや難解な専門用語も飛び交うので、なかなか理解に苦しむ場面も多いのだが、それ以上に人々の愛と成長を王道展開でしっかり描ききっており、何度涙したか分からない。
特に主人公のレントンとヒロインのエウレカの2人の成長と育まれていく恋模様には何度も胸を熱くされ、数あるアニメ作品のカップルの中でもとりわけ好きな二人である。

ロボットの戦闘シーンの作画も目まぐるしくスピーディにアングルが変わる演出など迫力に富む。

音楽もOP、ED、挿入歌の全てにおいて良曲に恵まれ、特に「DAYS」と「少年ハート」は自分のフェイバリットソングである。

個人的にはチャールズとレイの二人は大好きなキャラクターだっただけに、あの悲惨な展開は胸を締め付けられる思いがあったものの、あの苦い経験がレントンをより成長させる糧になったと思えば納得できる。

そして今作を語る上で何より外せないのがやはり26話の「モーニング・グローリー」と、48話の「バレエ・メカニック」の2話。
正直エウレカはこの26話を見るためのそれまでの25話、48話を見るための47話だと思っているくらい重要なエピソードです。
ボーイミーツガールの極致と呼べるくらいの傑作ですね。

しかしハイエボの影響で若干雲行きが・・・

投稿 : 2021/12/06
閲覧 : 778
サンキュー:

37

ネタバレ

フローゼル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

無印 神 2005年とは思えないクオリティ 流石ボンズ

ハイエボ3見る前に久しぶりに見返して予習したくなったので予習しました
やっぱり今見ても面白いですし 特に23話 24話 26話 33話 48話 49話 50話は本当に鳥肌エグくて泣けますし神回です!
無印はレントン成長物語で王道的ストーリー キャラ達の魅力 Op edのクオリティ 作画のクオリティ キャラデザ ロボデザ ボーイミーツガール等 本当に素晴らしい要素でいっぱいです!50話で長いですが意外とあっという間なので是非見てほしい

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 334
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3

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:----

愛の力は偉大だな

全50話ということで全てを面白くするという事は当然至難の業だろう。実際に少し退屈で眠くなるときはあった。純粋に思うのだが...50話は多かったのでは?もう少し削れただろ

また、随所にエヴァなどを彷彿とさせるものがあり、用語も少し難解で物語の理解に時間と労力を割いたときもあった。

しかし、途中で断念すること無く見れたのはやはり、"ボーイミーツガール" "主人公の成長" をしっかりと物語の主軸に添えている点であろう。やはりこのような王道要素は物語に惹き込ませてくれる。
恋愛描写も良いぞ〜

OP曲、挿入歌など名曲が多いのもVery Good!!!

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 469
サンキュー:

5

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ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛の深さ。罪の重さ。

序盤 ほぉ

中盤 おお

終盤 変わり過ぎでは

この話はとある工房にロボットが落ちてきた話
ジャンルはロボット・戦争・恋愛・バトル・愛・家族

全50話の長編ロボットアニメ。
平成を代表するロボットアニメの一つに入っている、いわゆる名作と呼ばれる作品。
そんなことはもちろん知らず、13話のそころのアニメかと思いながら当時見てました。
結果。「え?まだ終わらないの?」
いえ別にグダったわけでも、延長していったわけでもないのですが、1クール目も2クール目も3クール目の終盤も「終わる気配ゼロ」
まぁちゃんと面白かったので良いのですが。

内容について。
50話分の内容はあったと思います。
序盤は物語の方向性やキャラの大体の構成、立ち位置をうまく説明できていたと思います
無駄な部分が少なく、自然な導入だったと思います
中盤から物語のテーマが変わってきます
{netabare}今までが戦艦の中でのクルーとの差を中心にかいていたのが、対立が中心になっていったのは序盤の布石があってのものでしょう。{/netabare}
終盤では完全にテーマが定まり、だいたいの着地点は予想できるものの、方向性しかわからずどう展開されるかわからない状況でした。
つまり一貫して楽しめた、ということです。
強いて言うなら主人公を含めたいわゆるクソガキ共が視聴断念の要因の一つとなりそうですが、このクソガキぶりが割と物語のテーマに関係してくるので、侮れません。
{netabare}私終盤のアネモネが大好きなんですよね
いろんなとこで「エウレカの名シーン」として「落ちるエウレカを受け止めるレントンとニルヴァーシュ」と「アネモネの独白と想い」がよく取り上げられています。そのアネモネの独白が一番好きでした。地表に穴を開けてその穴にアネモネが入っていくときの「あーあ」は至高。
あとアレも好き。チャールズ夫妻の死に際も好き。特にレイの方。性格が最高すぎる。やはり愛のある殺人ほど醜く美しいものはないですよ
{/netabare}
というか全キャラが好きすぎる。一人一人が全てにおいて重要な役割を担ってるし、ちゃんとキャラが確立してる。このキャラ構成を考えた人は本当にすごいと思う

監督は京田知己さん。初だそう
シリーズ構成は佐藤大さん。初だそう
キャラデザは吉田健一さん。キングゲイナーの方ですね
劇伴は佐藤直紀さん。プリキュアの方ですね
アニメ制作はボンズさん。鋼の錬金術などの方ですね

作画は非常に良かったです。戦闘シーンはもちろん、日常シーンも良かったです。
op、edは各4つ。個人的にはネタにされまくっているニジウラs...少年ハートが好きです。あと桜も好きです。終盤の内容もあいまって、感慨深いものとなっています

総合評価 見るべき名作

投稿 : 2021/07/28
閲覧 : 455
サンキュー:

12

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

子育ての切り口から

最近の作品が自分にはどうも嵌らず(年齢のせいかもしれない)、クラシックの名作をここ半年みている。そのなかで滅茶苦茶嵌まり、自分の中でMy Most Favoriteになった作品。
正直論評するのも烏滸がましいが、頑張ってして行こうと思う。

本作品の魅力は「BOY MEETS GIRL」「主要キャラクターたちの成長譚(主人公のみでない)」「承認」「継承」他沢山ある。
殆どの主要テーマは諸先輩方が語り尽くしているため、かなりニッチな部分の親目線からの「子育て」にフォーカスしてみたい。

■子育て対象としてレントン{netabare}
レントンならばもう一度子育てしてみたい。それくらい魅力のある子ども。「うざい」とか「機微がわからない」とかいう人がいるが、たかが14歳の少年である。それよりも「真っ直ぐな性格」「問題に正面からぶつかる真摯さ」がとても愛おしい。このような子供の日々の成長が側で見届けられるなんて、なんと幸せなことだろう。逆説だがホランドらと絶えず対立するのは、レントンが物事に正面から取り組み、正論をぶちまけるから。実際にこんな少年がいたなら、薄汚れた大人は鬱陶しく感じてしまうだろう。 {/netabare}

■親としてのビームス夫妻{netabare}
チャールズとレイのビームス夫妻の登場(21話ランナウェイ)から退場(28話メメントモリ)の一連のエピソードが大好き。
とりわけ好きなのが23話ディファレンシア。ボダラクの死期の近い少女を聖地に運ぶという仕事をチャールズ夫妻が受け、レントンも仕事に同行。少女を見たレントンは設備のある病院に運べば助かるのではという、子供じみた正義感から連れ出したが結果的に助けられず死期を早めてしまう。その一連の行動を、チャールズ夫妻は叱責するどころか、レントンの真摯さから出た行動と捉まえ心からレントンを実子として育てたいと欲する。それ以前はレイが子供が産めない体のため、誰でも良いから子供が欲しいくらいのふわふわ感があったが甘さが消える。
その時のチャールズとレイの言葉。
年頃の息子を持つってのは悪くないよね?(レイ)
ああ、悪くねぇ(チャールズ)。
陳腐だがここで僕の涙腺が決壊した。 {/netabare}


================================{netabare}
最後に大好きなエピソードタイトルの一つである48話「Ballet Mécanique」の歌詞を。
ボクが該当するのはドミニクかもしれないし、ジ・エンドかもしれない、もしくは両方かも、
ただ解かっているのはキミがアネモネということ。
この曲を知った上で48話を観ると更に感動することは請け合い。

=Ballet Mécanique=

Show me something I’ve never seen
ボクが今まで見たことのないものを見せて

Like a river gleaming in the sun
太陽のもとでキラリと輝く川のように

Or the sea and sky kissing on the horizon
水平線でキスする海と空のようなものを

When I look out of my window
ボクが窓の外を見ると

All I ever see is cloudy grey skies
見えるものは曇った灰色の空のみ

And when you look into your mirror
キミが鏡の中のキミを見つめているなら

How d’you think you’re ever gonna see me
ボクのことを見てほしい

Look into my eyes.
ボクの目を見て



Will somebody please tell my why
誰かボクに教えてほしい

Women look so easy telling lies
どうして女の娘は嘘をつくのが、とても簡単なのかどうかを

Why a smiling face can’t erase lonely eyes
どうして笑顔でいても、寂しそうな瞳を消しされないのかを

When I look out of my window
ボクが窓の外を見ると

All I ever see is cloudy grey skies
見えるものは曇った灰色の空のみ

And when you look into your mirror
キミが鏡の中のキミを見つめているなら

How d’you think you’re ever gonna see me
ボクのことを見てほしい

Look into my eyes
ボクの目を見て


I don’t know why.
ボクには分からないよ

My face makes you laugh all the time
どうしたらボクの笑顔が、キミを始終笑わせられるか

But you’re all I need
でもボクが必要としているのは、キミのことだけ

You make my life so complete.
ボクの人生を満たせるのは、キミだけなんだ


ボクニワ ハジメト オワリガ アルンダ
コオシテ ナガイ アイダ ソラヲ ミテル
オンガク イツマデモ ツヅク オンガク
オドッテ イル ボクヲ キミワ ミテイル
ボクニワ ハジメト オワリガ アルンダ
コオシテ ナガイ アイダ ソラヲ ミテル {/netabare}

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 330

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少年は少女と出会い恋に落ちて世界を救う

とにかくエウレカがかわいい!
特にデレたエウレカは最高!
終盤のアネモネも可愛かったです。


YoutubeでおすすめにあがってきたSakuraを聴いているうちに本編を見たくなり
久しぶりにアニメを一気見しました。
私にとってマクロスFのライオンと同じパターンですが、
奇しくも本作に河森監督がメカニックデザインで関わっておられました。


第一話の完璧なボーイミーツガールで、
おぉ!と鷲掴みにされました。

大空にリフでラインが残る絵は爽快感と疾走感が半端なく
普通のロボアニメとちょっと違う印象となります。


たいがいの人の感想と重なりますが、
50話は長いっ、、、
そういう時代なのかもしれませんが、無駄話や前に見たようなとっ散らかりがあります。


個性あふれるキャラデザ

エウレカはもちろんアネモネも可愛いですね
この二人は大好きですが、ドミニクのデザインが秀逸。
石ノ森章太郎のサイボーグ009を想起させるような後ろ跳ねの髪型。
そういえばエウレカの衣装も009っぽいですね。

そして大好きな敵キャラビームス夫妻。
この夫妻のデザインも石ノ森っぽいですね。
名前を聞いてファニチャー好きならすぐイームズを思い出しますね。

ゲッコーステイトの面々もしっかり大人をしているデザインで
昨今の設定年齢に全く合わない、童顔なハンコ絵と違う個性豊かなデザインとなっていて、
すぐにキャラを覚えることができます。

ノルブも手塚のブッタに出てきそうなキャラで
面白い個性的なキャラばかりでした。



どこかで見たような設定とストーリー

この時代はエヴァの影響を拭えないんでしょうね。
すべての設定がエヴァの焼き直しをさらに薄めているようです。
いいところはたくさんあるだけにエヴァっぽさが、この作品をこの順位に留めている原因かと思います。



戦闘アニメというより恋物語

変形ロボの戦闘が繰り広げられ作画もよく目を見はります。
The Endのアネモネのコクピットスタイルはなかなか斬新で
強敵感あふれるデザインですごくよかったです。

ただ、戦闘は多いものの物語の主眼は登場人物たちの恋にフォーカスされていて
その人間模様が非常にエウレカセブンのお話をただのバトル系、世界系に留めない一端だと考えられます。


めずらしく、主人公とヒロインが好き!好き!
なんて直球ででれまくるので見てるこちらは、本当にキュンキュン、ホクホクさせてもらいました。
ありがとうございます。


ハイエボの最終章が今年上映されるらしいので、
それまでにエウレカシリーズを完走したいと思います!!

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 220
サンキュー:

5

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

内容的に50話は長すぎた

 
作画は優秀だし、それ以外の部分も優れたスタッフの多大な熱量で作られてると思う。空気感や間のとり方のセンスも良くて、序盤から期待が高まった。

しかし残念ながら、その後は評価を落としていった。
致命的だったのは、ほとんどのキャラを好きになれなかったこと。自分のことは棚に上げて周囲に責任転嫁する描写が多すぎてウンザリ。
特に主人公は自分に酔ってて気持ち悪く、前半はそれが顕著で切りそうになった。終盤になっても最低野郎に描いてたが、何の意図があったのか意味が分からない。その場限りのカッコつけ以外なんの成長も見られなかった。

ストーリーもチカラ業の超展開で収めたので、作品のテンションのようには気分は上がらず、涙腺ユルめの自分なのに感動と呼べるものは何もなかった。
あと、OP/ED曲のいくつかがちょっとアレな感じ…。

まあ観ててどうしても「過去の社会現象レベルの名作」がチラついてしまうのは仕方ない。それ覚悟でやってるんだろうから。でも明らかにどこかで見たような内容は、話に入り込むのを阻害してしまったようにも思う。

総評:心に残らなかったし内容は近々忘れそう

投稿 : 2021/03/02
閲覧 : 486
サンキュー:

1

ネタバレ

ビマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大人になった自分に気づいた。

スロットのタイアップで爆発的にヒットした作品です。この作品がたくさんの人の目にとまり愛されることになったのはリアルタイムで見ていたファンとしてとても嬉しい誤算でした。
たくさんの人がレビューで紹介しているので特に自分が言いたいことだけ書かせてもらいます。多少ネタバレあります。
例えば、アイキャンフライ!(笑)あとは月に描かれたハートマークに二人の名前。
当時の自分はその表現に「ダサッ!」と、この作品に対する大きなマイナスイメージを刻まれました。それまで大好きだったので余計に他の表現にして欲しかったと腹が立ちました。
しかし、スロットのヒットをきっかけに再び視聴すると当時受け入れきれなかったその表現がレントンとエウレカという少年少女の恋の微笑ましさ、愛おしさを際立て自分の心がクルッと反転しました。
例えるなら小学生の頃、ママごとをしてる子供を見ると恥ずかしい気持ちになったけど大人になると微笑ましく見えるとかそういう感情ですね(笑)
自分も大人になったと知った作品です。

投稿 : 2021/02/17
閲覧 : 517
サンキュー:

6

ネタバレ

アンバサ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

長い

50話あります。3分の2は必要ないんじゃないかってくらいだるくて展開遅い。
典型的なボイミーツガール、ニルヴァーシュが強すぎる、成長物語とベタな要素がてんこ盛りです。
だがそれがいい。
続編が出て欲しい。
……AO?
なんですかそれは?

投稿 : 2021/02/12
閲覧 : 332
サンキュー:

2

ネタバレ

パンツ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:----

そんなに面白い?

曲と、何やってるかわからないレベルの弾除けシーンの作画、あと、最後の方のアネモネとドミニクの抱き合うくだりは最高ですよ、はい。

でもそこ以外は、、、、。

私が世間とずれてるのかな、印象に残っているシーンがあまりありませんわ。
正直雰囲気に騙されてるだけちゃいますの?と思ってます。

投稿 : 2021/01/03
閲覧 : 475
サンキュー:

3

ネタバレ

よしぺ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん!

♦︎全50話

◾︎感想◾︎

⚪︎観る前は「50話もあるの!?長っ!」って思ってたwけど、観ているうちにハマっていき気づけば最終回。すげぇー面白かった…

⚪︎とりあえず…ロボットバトルアニメだが一番『恋愛』の要素が強いと感じた。前半は、レントンが頑張るものの結果はあまり実らないが中盤は、様々な問題があって良いムードになったりケンカしたり…しかし、後半は…………やばいっすねw(観た人には分かるw)個人的には、『バトル』で楽しむというよりかも『ストーリー』で楽しむ方が多かった…後半は、早く『レントン』と『エウレカ』のシーンが観たくてバトルシーンが鬱陶しく感じたwww バトルアニメ観ようとしてたのに気づけば恋愛の方を楽しんでいたw

⚪︎自分は結構堅苦しいアニメだと思っていましたが、そんなこともなく笑えるシーンも沢山出てきたり超面白かった!!

⚪︎んーとちょいネタバレになるけど… {netabare}中学生(14歳か15歳)くらいでパパになるのはやだなぁww {/netabare}正直、子供達要らなかったような気がするw3人は要らないw



◾︎物語の評価 ★★★★☆ 4.5について

⚪︎とても面白くて見応えのあるアニメだったが、「あーもーこのシーンヤバい…」っていうのがなくて少し残念。他は最高過ぎるw

◾︎キャラの評価 ★★★★★ 5.0について

⚪︎いいキャラしてるみんなw

◾︎作画の評価 ★★★★☆ 4.5について

⚪︎序盤は結構酷がったが、後半は普通に綺麗だった!最後のレントンかっこよすぎw



オススメ度
★★★★★

満足度
★★★★☆

評価A


〜最後に〜































「ねだるな…勝ち取れ…さすれば与えられん」




















つづく!

投稿 : 2020/12/22
閲覧 : 671
サンキュー:

13

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全50話の力

2020/11/30 投稿
2020/12/2 校正

全50話
今はほとんど見られなくなった1年を通して放送するスタイルの作品です。
エウレカのおでこが気になり(笑)いつかは見たいと思いながらもそのボリュームからなかなか視聴に踏み切れずにいました。

やっと視聴しました。

昔の作品を見ると大抵画面のサイズの違いに違和感を覚えるのですが,エウレカに関しては何故か違和感がありませんでした。というか,なぜかほとんど違いを意識することが有りませんでした。

ストーリー的にも結構引き込まれて次が気になり,全50話を結構なハイペースで見終わりました。


自分にとってこの作品最大の魅力はエウレカだと感じました。そもそもの視聴動機であった,おでこの魅力的なヒロインwその外観は昭和の高度経済成長期のファッションのアレンジに感じます。何か懐かしいけど新鮮な魅力的な女の子。
しかしこのエウレカ,{netabare}アニメ史上類を見ない外見的な変化をします(変身する魔女っこなどは例外)。19話でマックス・エルンストの絵画を彷彿させるような姿(珊瑚化?)を経て,回復後も完全には容姿が戻りません。元々短かった髪は坊主頭よりは少し伸びた程度のベリーショートになり額もさらに広くなりました,眉毛も無くなり,額や首筋足などにはケロイド状の痕跡が残ります。この頃になると,自分もレントン目線になっているせいか,エウレカの外見的な変化はさほど気にならず,エウレカを可愛いと感じます。(ただし,描く方はちょっと勝手が違うのかエウレカの作画は安定しなかったように感じました。){/netabare}


エウレカ以外の脇を固めるキャラクターも魅力的なキャラクターが大勢居ます。
筆頭はタルホ,ホランドをそれとはなく尻に敷いてる(?)感じが絶妙ですw

そのホランドはレントンの絶対的憧れの対象かと思いきや割とレントンと似たり寄ったりというか,けっこうイラッとさせらるというかwそうだよな,人間年齢を重ねてもそんなにそんなに中身が変わるわけでも無いよなぁ~と思ったりさせるわけです。(それほどの年でも無いけどw)

中盤登場したレイ・チャールズのビームス夫妻もなんとも魅力的でした。ガンダムのランバ・ラルとハモンを思いおこさせます。
ユルンゲス,ドミニク,アネモネについてもそれぞれ背景が語られ終盤魅力度がぐっと上がりました。

50話のボリュームだけ有って,寄り道気味にいろいろなエピソードが綴られています。個人的にはフットサル回はまるっきり本筋と関係無いですがわりと好きですw
無駄と思われる回も含めて,時間をかけてキャラクターへの愛着が深まります。(自分は一気見でしたが)幸いにもリアルタイムや週1の再放送で見た場合には1年という時間をキャラクター達と共に過ごせるという贅沢仕様。何かと世知辛い現代では実現しにくくなっているようでちょっと残念にも感じます。

ところで,サーストン家の人々がなにかと物語の核心に関わり,スターウォーズのスカイウォーカー家のようにですね。

OP,ED曲もいい曲ばかりです。
一番好きなのは最初のEDの「秘密基地」見始めた日のうちにDLして何度も聞いています。ED曲が変わり{netabare}ちょっと残念に思っていたら,中盤再登場し目頭が熱くなりました。{/netabare}

次ぎに好きなのは,最後のOP「sakura」長い物語がクライマックスを迎えている感じがすごくしました。ところで"Cherry blossom"の所のメロディーが何か聞いたことがある気がしてずっと引っかかっています。今のところ思い浮かぶのは「ラジオスターの悲劇」の"video killed"のところくらいなのですが,もっとぴったりくる物が何かあった気がしてなりません・・・どなたか心当たりがあれば教えて下さい。

OPでは最初のOPの「DAYS」も疾走感があってすごくいい曲なのですが,1990年代っぽさが強すぎて,今聞くにはちょっと照れくさい感じがします^^;

こだわりのBGMについて,自分はダンスミュージック極振りのテクノは個人的にはあまり興味は無いのですが,自己主張しすぎないのでBGMとしてはまあ有りかなと思いました。

投稿 : 2020/12/02
閲覧 : 557
サンキュー:

21

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは一人の少年の物語

偉大な親を持つ、レントンという普通の少年がエウレカという少女と出会い、50話の中で、出会いや別れ、苦悩や葛藤を乗り越えて成長し、偉大な男になる物語。丸一日寝ずに見たが、ここまでのめり込める作品はなかなか無いだろう。そして、今後このような作品が作られることもほとんどないだろう。

投稿 : 2020/11/22
閲覧 : 298

TTSS さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

変わるものと変わらないもの

初めてレビューを書きたいと思わせてくれた作品。
とにかく感度しました。

一言で表すと爽やかさに尽きる。音楽から、キャラから、テーマから、見終わった後の吹き抜けるようなこの爽やかさは今まで見たどの作品にもなかった。

後に解説で幾つか知りましたが、他作品からのオマージュがこの作品の魅力を一層引き立たせてくれます。
先人達へ敬意を払いながらも、それらを新しいものへ発展させて行く。「グレートウォール」をくぐり、過去から未来へと進む時に変わるものと変わらないもの。レントンとエウレカの様に、作品自体もそれを体現しているかのようでした。

2020/11現在、三部作最後の作品が控えています。続編の評価が低いのが残念ですが、制作の方には是非新しい挑戦をし続けて頂きたいと思います。

投稿 : 2020/11/05
閲覧 : 301
サンキュー:

8

ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

タイトルなし

全50話

まずこんなくだらない内容によく50話も続けられたと思います

内容は戦闘と戦争と苛めと恋愛?

さんざん敵を殺した後に俺は人殺しだと悩んだりバカみたい

永遠と自己犠牲と自己批判ばかりで気持ち悪くなる

敵の存在も街ごと住民虐殺とかやってのける気持ち悪い奴

主人公が相当の世間知らずの馬鹿でかまってちゃん

ヒロインも輝きも無くただただ暗い性格

戦闘以外はくだらない日常的な部分も多く引き伸ばし感凄い

全体に鬱かまってちゃん構成

こんなアニメ楽しくないです

評価40点

続編もありますが見る気も失せます

ここでの評価も低いし

続編の評価点が正当な評価じゃないかと思う

投稿 : 2020/10/09
閲覧 : 378
サンキュー:

2

ロボ子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

特別な作品

世の中にはもっと評価され人気のあるロボットアニメ作品はいくらでもあるだろうが、自分にとってはエウレカセブンを超える作品はない。

もちろんマイナスな点もある。中盤のストーリーは中だるみ感が否めないし、20〜30話代は作画崩壊気味。
それでもエウレカセブンが大好きなのは、(批評というものをあまりしたことがないので上手く言語化できないが)この作品のセンスの良さである。

センスの良し悪しの判断は完全に個人の好みによるからあくまで個人的な感覚だが、ストーリー、登場人物、キャラデザ、メカデザ、音楽、何から何までセンスが光っている。特に随所に散りばめられたオマージュや小ネタにおけるセンスは顕著で、見るたびに新たな発見を得られ、宝探しのような楽しさがある。
他にもこの作品の素晴らしい点は山ほどあるが、キリがないので割愛する。

未来に絶対はないが、これからもエウレカセブン以上に特別なロボットアニメには出会えないような気がしている。

投稿 : 2020/08/15
閲覧 : 378
サンキュー:

8

ナッシュ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

味はある。ただそれだけ

この作品は話の展開がとにかく遅かった。
それ故に話が少し進んでもまたしばらくは話が進まなくなるため、話の内容が忘れる。
もう終盤に限っては大まかにはわかるものの、どうしてそういう展開になるのかがわからなかった。
あとこの作品はよく、本当によく喧嘩する。序盤から終盤まで。
正直自分がこの作品の印象は喧嘩ってくらい喧嘩ばっかしてる。
まぁ、ただホランドが一方的にレントンを殴ってるだけだけどね。
しかも理由もわからず。仲直りしたかと思えばまた殴る。
さらには女とまで喧嘩して、何も見ているのかがわからなくなるほどだった。
せめて何に切れてるのかがわかるようにはして欲しい。



ただこの作品はとにかく曲が好きだった。


最後にこの作品はストーリーの設定はいいと思う。ただ構成がよくなく、話の展開がおそく、キャラの行動についていけず、似たような展開を繰り返して、これは明らかに50話も必要なかったように感じた。
なんでこれがここまで人気なのか本気で分からん。

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 346
サンキュー:

2

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交響詩篇エウレカセブンのストーリー・あらすじ

トラパーと呼ばれる粒子が大気中に含まれるある惑星。そこに空中を滑空するスポーツ「リフ」に夢中な14歳の少年、レントン。軍人になるか、家業のジャンク屋を継ぐか・・・ある意味見通しのいい人生にうんざりしているレントンは、生まれ育ったその環境から逃げ出すきっかけを待っていた。
そんなある日、自宅の近くで爆発音が起きた。駆けつけると、そこには、見たこともない美しいロボットが立っていた。呆然とするレントンの目の前に現れたのはロボット以上に美しい少女・エウレカだった。成り行きから、戦いに巻き込まれるが、そこにエウレカの仲間としてレントンもよく知るアンダーグラウンド界でのカリスマリフライダー、ホランドが現れる。
戦いの後、彼らとともに旅立つことを決意したレントンを待ち受けるものは果たして…!!(TVアニメ動画『交響詩篇エウレカセブン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年春アニメ
制作会社
ボンズ
公式サイト
www.eureka-prj.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E8%A9%A9%E7%AF%87%E3%82%A8%E3%82%A6%...
主題歌
≪OP≫FLOW『DAYS』、HOME MADE 家族『少年ハート』、Bivattchee『太陽の真ん中へ』、NIRGILIS『sakura』≪ED≫高田梢枝『秘密基地』、伊沢麻未『FLY AWAY』、HALCALI『Tip Taps Tip』、COOLON『Canvas』

声優・キャラクター

三瓶由布子、名塚佳織、藤原啓治、山口太郎、根谷美智子、宮野真守、水沢史絵、志村知幸、チョー、松本保典、大木民夫、石森達幸、中村彰男、浅野まゆみ、辻谷耕史、小清水亜美、山崎樹範

スタッフ

原作:ボンズ、 監督:京田知己、シリーズ構成:佐藤大、キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一、メインメカニックデザイン:河森正治、メインアニメーター:中田栄治、コンセプチュアルデザイン:宮武一貴、美術監督:永井一男、美術監督補佐:森川篤、色彩設計:水田信子、デザインワークス:武半慎吾/コヤマシゲト/柳瀬敬之、デザイン協力:今石進、設定考証:小倉信也、特技監督:村木靖、撮影監督:木村俊也、音響監督:若林和弘、音楽:佐藤直紀、製作:毎日放送

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