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「Wake Up,Girls!(TVアニメ動画)」

総合得点
61.5
感想・評価
644
棚に入れた
2992
ランキング
5212
★★★★☆ 3.2 (644)
物語
3.3
作画
2.8
声優
3.1
音楽
3.6
キャラ
3.3

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Wake Up,Girls!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

こいつはひっでーにゃ……

実質『Wake Up,Girls!』の3~14話。監督は「劇場版は観なくても問題ない」と発言していたけど大間違いなので、もし本作を観ようとしている方がいるなら『劇場版 Wake Up,Girls! 七人のアイドル』の内容は絶対に押さえておくこと。じゃなきゃ何故いきなり事務所もユニットも解散危機で、デビューライブにパンツピラピラ見せていたのかがいまいちわからないからね(笑)
──まあ、なまじ劇場版を観た分、この本編には落胆してしまうことになるだろうが。
作画・音楽などのクオリティに粗があっても脚本が良ければ支持をする。それがアニオタというものだ。あの劇場版のような生々しい芸能活動と急展開、それに立ち向かうアイドルとマネージャーの物語をこの作品でも続けてくれれば、少なくとも私はWake Up,Girls!(以下、WUG)に対して何も文句をつけることは無かったのだが──

【ココがひどい:松田が主人公じゃねえのかよ】
本作からWUGを観始めた人は第1・2話の嫌悪感の募る展開に面食らって気にしなかっただろうが、劇場版を観た私にとってその範囲で引っかかったのは「{netabare}社長が帰ってくるのが早すぎる{/netabare}」という点である。
劇場版では社長が資金を持ち出してドロン。残された経験浅のマネージャー・松田が独りで事務所とWUGを抱え込まなければならなくなった。彼がいつ放り出しても可笑しくない中でWUGはデビューライブで小さくも確かな手応えを見せる。
そういった出来事もあって本編第1話、松田は自身の能力不足を織り込み、外部に協力を求めてまで事務所とWUGの存続に奮起するのだが、頼った相手を間違え契約書にもちゃんと目を通さなかったことで、純真なアイドルたちに性接待をさせる大失態を犯してしまう────ここまではいい。実夕が仕事を嫌がった際はそれを了承する思いやりも見せた。私は劇場版の内容から、本作はそういう失敗を重ねながらもアイドルと共にマネージャーが成長する物語だと勘違いしていたのである。
{netabare}まさか商売先の健康ランドで、ドロンした筈の社長がリラクゼーションを受けていて「どの面下げて帰ろうってのかしら……」と思い悩んでいた展開になるとは思わなかった。結果、あわやWUGがオヤジの食い物にされかねない事態を社長が腕っぷしで収めて解決することになる。
そこからWUGに不義理をした筈の社長が軽い謝罪だけで復帰し、当然出てくるメンバーの不満を「仕事で返せばいいだろ!」とねじ伏せてしまう。そして仕事を瞬時に取ってきて黙らせてしまうのだから、リアルが聞いて呆れるというものである(そう思ったのは私だけど)。{/netabare}
{netabare}松田はというと、そんな社長の腰巾着に逆戻りしてしまい以降、目立った活躍は無い。理不尽な自立を促され、自立できなければ一転してモブ扱い。劇場版で島田真夢を見出だした選眼と主人公ばりの熱血ムーブは一体なんだったのか、監督に訊いてみたくなる。{/netabare}

【ココもひどい:下手になったダンス】
{netabare}何がともわれ、存続どころか貞操すら危うかったWUGも第3話からは仙台のケーブルTVやラジオ番組に出演しつつミニライブも開くようになり、ようやくローカルアイドルとしての軌道に乗り出す。ここで本作のライバルグループであり、嘗て島田真夢が所属していた『I-1club』との対比が徹底的に描かれる。
運営元の圧倒的な資金力から来る宣伝規模と華やかな舞台、練度の高い歌唱力にダンス、前置きのトークに至るまでありとあらゆる要素がI-1clubに負けている。WUGは自分たちではライバル視するのもおこがましい現状を痛感する────これ自体は良いシナリオなんだけれども劇場版視聴者としてはここでも1つ疑問が出てきた。
メンバーのダンスが下手になっているのである。
劇場版の『タチアガレ!』は確かに作画がヘタって良く見えるものではなかったが、振り付け自体にはキレがあり、メンバーの立ち位置の入れ替わりも難なくこなしていた。最初から上手かったのである。よってWUGの課題は歌唱やダンスなど各メンバーの「技術力」ではなく大手に巻かれる観客への「訴求力」にあり、その力を、1クールで描く日々の活動でつけていく────と考えるのが劇場版を観た者にとって当然の期待なのだ。
それを整合性を破綻させてまで裏切ったのが本編。演目は同じタチアガレ!なのに中盤のレッスンやライブでは林田藍里(はやしだ あいり)を中心に衝突や転倒などのミスを連発する。初めての真冬のステージを制服で踊り、ノーミスで乗り越えた面々ではあり得ない描写である。
結局、他のアイドルアニメと同じく「歌とダンスを厳しいレッスンで鍛え、本番で最高のパフォーマンスを披露する」という王道────悪く言えば“ありきたり”な展開に本作も持っていきたかったのだろう。そのためにWUGには今一度、歌とダンスも下手な初心者アイドルになってもらい、そこにより下手なメンバーへ自ら辞めるよう圧力をかけるような厳しい指導者を宛がって話に緩急をつけていく。そんな脚本の都合を感じる設定変化には劇場版を評価したからこそ怒りすら感じてしまった。{/netabare}

【ココもひどい:品揃えの悪い楽曲】
そもそもこのタチアガレ!という楽曲、しばらくはWUG唯一のオリジナルソングという側面を持つとは言え、劇中で擦りすぎている。
曲そのものは本当にカッコいいのだが、劇中での使われ方は──
{netabare}①第2話:白い水着を着せられ、スケベオヤジ達にジロジロ見られながら披露
②第3話:ミニライブ、実波に精神的なアクシデントがありつつも成功
③第5話:本番で振り付けを間違え、ボロボロの出来栄えに終わる
④第6話:③に同じ。音楽Pのなじりもオマケで追加{/netabare}
──と、良いところが殆ど無い。配信版では第2話までのOP曲でもあったため、加えて劇中で4回以上も使われればいい加減、聞き飽きてしまうのが必然だ。
{netabare}流石に全国のアイドルグループからI-1clubに並び立つアイドルを決める『アイドルの祭典』(これも他の作品で観たことある展開よね)には世界的音楽プロデューサー・早坂相(はやさか たすく)の新曲で臨むことになり、地方予選は『極上スマイル』という曲で勝ち進む。しかしこの早坂という男、かなり気まぐれな性格だった。
「もっと良い曲が浮かんだから、あれはI-1clubにあげたってだけだよ」
サラリととんでもないことをしつつ、地方予選を突破した曲よりも良いものをWUGにあげるという展開に、視聴者は少なからずどんな曲なのか胸を躍らせる筈なのだが、ここでもやはりその期待を裏切られてしまう。
最終曲は『7Girls War』。配信版では第3話から見せたOP曲だった────いや新曲じゃないやんけ!
『7 Girls War』自体は地味なWUGメンバーのなけなしの特徴を歌詞に盛り込みポップに歌い上げた良曲ではある。しかし前の曲より優れているのかと訊かれたら何とも言えず、視聴者からすれば何度も聞いたOP曲が劇中終盤に作曲された新曲という扱いをされていることに違和感を覚える。オマケにOP中でも一部、振り付け(ダンス)を見せてしまっており、とことん新鮮味がないという有り様だ。
確かに後続の作品でも何気なく毎回流していたOP・ED曲が、劇中で意外な使われ方をされてハッとする・感動するケースは割とある。しかしこの作品では嫌味ったらしい気まぐれな音楽Pが劇中の裏でいつの間にか書き上げていた新曲であり、その譜面をデスクに滑らせて置くという乱雑な演出で飾っているため、他作品のようなカタルシスはまるで得られないのだ。{/netabare}

【キャラクター評価】
島田真夢(しまだ まゆ)
劇中でどれだけ持ち上げられても、結局最後まで「他人とは違うオーラ」というものを魅せてくれなかった主人公。まあ大部分は作画のせいではあるが。
よっぴーこと七瀬佳乃(ななせ よしの)との顔の判別が難しかった。この2人がケンカするシーンはもう一人の自分としているように見えて中々に滑稽。後の劇場版からはよっぴーの方が譲ってショートヘアーにするあたり、我が強い印象も受ける。
{netabare}I-1clubを辞めさせられた経緯も大部分は真夢に責があるのではないだろうか。
大手アイドルグループを辞めたくない、でも厳しいふるい掛けには物申したい。それで社長に直談判したら、どんな陰惨な方法を取られたとしても辞めさせられるのは当然であり、彼女に同情することもこれまた難しい。社長も非常一辺倒な人物ではなかったしね
なので真夢の過去は彼女を「可哀想」と思うパートではなく、この事件から「アイドルとはどうあるべきか?」を視聴者に投げかける狙いがあったのだと考察。
「人間である前にアイドルだ」「アイドルである前に人間です」
視聴者がどちらを支持するのか、非常にディスカッションが捗る問答が盛り込まれている。
ただそれにしては真夢の心の傷としてひた隠す期間が長く、明かすタイミングを引っ張り過ぎた感があり、事件は真夢やWUGメンバーの主観で語られていてフラットな目線で考えにくいようにもなっていた。
貴方は、アイドルが恋愛することを許せますか?{/netabare}

【総評】
劇場版の視聴を前提としながらも、その劇場版で抱くだろう期待を尽く裏切る展開を描く本作は“駄作”と評する他にないだろう。
アイドルと共にマネージャーも主人公をする物語だと買い被れば当の本人が質の悪いコメディリリーフに成り下がっているわ、仙台を拠点とするローカルアイドル(ロコドル)として始めているのに地元の人間や施設をイメージダウンさせかねない話を盛り込むわ、7人のロコドルという設定で他のアイドルアニメとは一線を画すストーリーが描ける筈なのに後半からは他作品にありがちな展開を連発するわ────と、全てが中途半端かつ軽率であり、劇場版の「アイドルとは物語である」という台詞が大言壮語に思えてくる。
本シリーズで結成されているWUGと大半のメンバーも個性やキャラクターというものが殆ど立っていない。好感を持てるのが、台詞が無い時も山盛りのパンケーキを頬張る姿など食事のシーンで異彩を放ちローカルな仕事も巧くこなしてきた片山実波。辛い過去を自ら打ち明けることでグループの不和の原因となっていた娘も話しやすい状況を作るなど社交性の高さと問題解決力を発揮した菊間夏夜(きくま かや)の2人しかおらず、設定上は主人公である島田真夢やリーダーの七瀬佳乃がポジションにしては良い活躍をしない。
{netabare}久海菜々美(ひさみ ななみ)に至っては劇団へ入学するためにWUGの脱退を(松田だけに)表明するという動きがあったのだが、グループの結束に水を差せなくなったのか半ば自棄で撤回するという自己完結を見せてしまい、「何だったんだお前」と突っ込まざるを得ないキャラクターになってしまっている。{/netabare}
作画も相まって“劣化アイマス”と揶揄されるのも仕方がない。「秋刀魚をずっと食べてきたから胸が大きいんだね」という発言と共に胸がアップになるカットがあったが、その胸の形が綺麗じゃないのでいまいち欲情も湧かなかったくらいに作画は洗練されていない。
それだけならまだしも彩色に創意工夫がなく、画が全体的に地味であることがアニメーションとして許容範囲外だ。この作品がいくらリアル志向にしても、彩色の部分はヘアスプレーやアクセサリーといったアイデア次第でいくらでも改善できた筈である。
{netabare}大体、劇場版のパンツはミントグリーンやピンクのフリル、ボーダーショーツと多彩だったのに、水着は全員白ビキニってどういう了見なのだろうか(笑) いくらフリーザ様に絶賛させたって、人によって合う水着は変わるものだろうに{/netabare}
それすら行えなかったのはやはり制作環境があっぷあっぷだったんだな、と思う。アイドルアニメのウリである楽曲も使い回しが多く、{netabare}終盤にWUGの個性を追求した展開も最後は「この7人でWake Up,Girls!なんだよ」という当たり障りのない回答で着地した。続編で3人追加するけど、それはもうWake Up,Girls!じゃないんですかね(黒笑)
 {/netabare}この低クオリティでシナリオまで粗雑になってしまえばもう誉める点は無い。
確かにアイドルという偶像とその歪みについて考えさせられる部分や、アイドルアニメでは珍しい薄幸美少女たちの魅力などをこの1クールで頑張って伝えようとする意志は感じられるし理解もできる。しかしやっぱりクオリティが伴っておらず、多くのアイドルアニメ嗜好家がそっぽを向いてしまう結果に終わってしまったのは仕方ないと言えるだろう。
本作はその前日譚となる劇場版と同時に制作していたのだが、そんな無茶は止めてストーリーも作画も楽曲も、ゆっくりと丁寧に制作しTV放送で提供することを心がけていればこのシリーズの未来────言わば“寿命”ももっと先にあったのではないだろうか。

投稿 : 2023/04/23
閲覧 : 137
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

できれば劇場版先に見たほうがいいかな。。

あにこれのあらすじって
このアニメの前のおはなしなのかな?(劇場版)

それで
このおはなしは{netabare}社長がお金を持ちにげしちゃって
1回だけ小さなコンサートで1曲だけ歌ったアイドルグループの
{/netabare}「Wake Up,Girls!」がまた活動しようってするおはなしみたい

背景はふつうだったけど
女子の顔はほかのアニメとかとくらべたら目が小さいかな。。
みんなおんなじ顔に見えちゃうみたい
色もちょっとうすいかも?

コメディみたいなのがあんまりなくって
ほかのアニメとかとくらべたら学園祭の劇みたいかも。。

歌はふつうかな。。
ダンスはとっても上手

1話目
{netabare}
前に
有名なユニットのアイワンでやってた子が
またアイドルめざしてるとかアツいおはなし?

社長さんが持ちにげとかって
ドラマみたいなのかなぁ?

プロデューサーの須藤さんがなんとなくわるい人みたいで
だまされちゃうんじゃないかって心配。。

これから感動のおはなしになってくといいけど
でも
パンちらみたいのも有ってさいごにビキニとか。。
男子向けにしないでほしい☆
{/netabare}

2話目
{netabare}
アイドルってこんなことしなくっちゃだめなんだ。。

でも
ちょっとでもたくさんのお客さんに知ってもらおうって思ったら
やらなくっちゃいけないのかなぁ。。
だけどやっぱりちょっとちがうみたい(><)

そう思ってたら
須藤さん。。やっぱりにせもの!
社長ももどってきたみたいで
お仕事・・・レギュラー番組とってきてくれたー♪

うーん。。
でも
この社長さんも大丈夫なのかな???
{/netabare}

3話目
{netabare}
今週は実波の回みたい

何でもおいしく食べられちゃうのってうらやましいなぁ☆
にゃんはほやとかちょっと。。
おいしいだけじゃ。。って言われちゃって
うんめーニャー^^って自分で考えちゃった

おばあちゃんたちが応援してくれる
実波もやさしいおばあちゃんが大好き
にゃんもおばあちゃんのこと思い出しちゃった。。

さいごはマユのことでこれから何かありそう。。
イヤなことじゃないといいな☆
{/netabare}

4話目
{netabare}
今週はマユのおはなし
アイワンクラブやめたとき何かあったみたい
Wake Up,Girls!のみんなにも
ほんとのこと言えなくってなやんでるのかなぁ。。

取材とかみんなが注目してくれるのっていいけど
Wake Up,Girls!じゃなくって
マユのスキャンダルだけだったら悲しいなぁ

アイワンクラブがつぶしに来るって言ってたけど
ぜんぜん有名じゃないWake Up,Girls!のこと
つぶしに来るのってどうして?
{/netabare}

5話目
{netabare}
いつもOPとばさないで見てる(名まえおばえたいから)
あんまり関係ないかもだけど
「てさぐれ」OPの歌詞思い出してわらっちゃったw
(タイトルロゴがど~ん。。みんな整れ~つ)

おはなしは
仙台でWake Up,Girls!とI-1のライブが重なっちゃって
みんなは一生けんめい練習したけど失敗ばっかり
お客さんも9人しかいなかった。。
でも
I-1はお客さんいっぱいでもり上がってた。。

みんな落ちこんじゃってたけど
「I-1と勝負するつもりだったの!?」って
社長が言ってたみたいに
比べたってしょうがないのにね。。

だってI-1ってきびしくって
ちょっと失敗したりするとすぐおろされちゃうし。。

だからさいごにマユが
「わたし、やっとアイドルが好きになれそう!」って言って
あいての子(シホ?)が下向いちゃったのって
きっとI-1ってみんなあんまり楽しくないのかも

Wake Up,Girls!らしくってよく分かんないけど
I-1みたく なることじゃないよね。。きっと☆
{/netabare}

6話目
{netabare}
音楽プロデューサーの早坂さん
何でかな?Wake Up,Girls!のこと
ただでプロデュースしたいって。。

それで特訓もきついし
ダメ出しされちゃうのも落ち込んじゃうよね。。

アイリのこと切るって言ってたけど
I-1だったらもう来ないでって言われそうなのに
そんなこと言わなかった。。
もしかして
ほんとにやる気があるかって見てるのかも?

にゃんはいろんな子と言われると
すぐ泣いて落ちこんじゃうけど
アイドルになる人たちって
ダメ出しとかされてもわらってられるのかなぁ。。
{/netabare}

7話目
{netabare}
早坂さんってきらわれそうなことばっかしてるけど
やっぱりみんなのこと見てたみたい

アイリは自分がやりたいって本気で思えるように
あと
みんながWUGのためにまとまるように。。ってかな?

アイリはうじうじしてたけど
それをいっしょにやろうって一生けんめいはげましてる2人
仲よしごっこみたいだけど
こんな仲間がいてくれるっていいなぁ☆

ほかの4人はクレーンゲームで。。
さいごはみんなまとまって
人形3つゲットできてよかった♪

いいたいこと言う&けんかする
それでもばらばらにならないのって
きっとみんなの目標がおんなじだからかも
{/netabare}

8話目
{netabare}
WUGはアイドルの祭典に参加することになって。。

ななみんは参加しないとか
アイリはなかなかダンスがうまくならないし
まゆしぃはあせってるみたい
WUGとI-1とくらべてよっぴーおこっちゃった。。

みんなばらばら。。かな?

社長さんはわらってるけど
だいじょうぶなのかなぁ。。
{/netabare}

9話目
{netabare}
まゆしぃのヒミツのおはなし。。

どうして今までみんなに言えなかったのかな?
だいたいみんな分かってたんじゃないのかな。。

はじめにI-1の社長が
「今日から君たちは人間である前にアイドルです」って言って
みんな
「はい!」って言ったからアイドルになれたのに
かってにボーイフレンドと付き合ったりとかダメじゃないかな。。

I-1の社長はいやな人だけど
その人のゆうこと聞きたくなかったら
ほかの会社に行ってアイドルになったらいいのに
(グリーンリーブスみたいな?)

でも
WUGはきっとI-1とちがっててるからいいのかな

おどりがちょっと下手でも
みんなで一生けんめいにやってるの見てたら。。って思って
でも
I-1の人たちも一生けんめいやってるんだよね。。
それに下手な人たちはやめさせられるからみんな上手だし。。

あれっ?
もしかしてI-1の社長っていい人じゃないけど
まちがってないのかな?

うーん?
なんだかI-1の人たちのほうが
本気でアイドルになりたいって思ってる人たちばっかりみたい
応援してくれる人たちのために
ボーイフレンドとかも作らないでがんばってるし。。

なんだかにゃんはI-1のほう応援したくなってきちゃった
それでいいのかなぁ?
よく分からない。。
にゃんってやっぱりおばかみたい。。

だけど
ななみんもWUGだけにするって決めたし
これからみんながI-1よりもっとがんばったら
応援したくなるのかも。。
{/netabare}

10話目
{netabare}
アイドルの祭典

ナマハゲーズって!?
こんなアイドルってほんとにいるのかなw

今週よかったのはまゆしーのお母さんが来てくれたことかな
いっしょに泣いちゃった。。
にゃんって人が泣いてるところ見るだけで
なみだが出ちゃうからかもだけど。。

あと
早坂さんが作ってくれた「極上スマイル」
I-1の新曲だって
どうなってるの!?
{/netabare}

11話目
{netabare}
早坂さんのメガ本気
新曲はOPの曲♪
みんながんばって覚えたけど12点だって

でも
早坂さんいろいろいいこと言ってたかな
「ほんとは点数じゃない。。」
「ほんとに認めてもらう相手はお客さん」
あと
「牛タン食いに行くひと~?」(あっちがうかw)

ワグナーの人たちもがんばってる☆

決勝の日
よっぴー調子わるそう。。
足もねんざしちゃったみたい
だいじょうぶのかなぁ?
{/netabare}

12話目
{netabare}
「7人でWake Up,Girls!」よかった☆

I-1のシホがツンデレ(?)でよかった☆

アイドルの祭典さいごまで歌えて
見てるみんながもりあがってよかった☆
(はじめてフルバージョン聞けてよかった♪)

7人がまとまって
お客さんがいっしょになって
みんなでWake Up,Girls!
歌いおわったみたいだった♪

歌いおわって
勝ち負けとか関係なくって
みんな泣いちゃったけど
今までいろんなことあったの見てたから
にゃんもじわーって。。

まゆしーが
Wake Up,Girls!でしあわせになれてよかった☆

負けちゃったけど
アイドルに勝ち負けなんてないって思う
みんなが楽しいって思ってくれたら
審査員の人がダメだって思ったって
そんなの関係ないよね。。
{/netabare}


見おわって

はじめはみんなの顔がおんなじに見えたり
名まえとか覚えられなかったり
暗いおはなしが多かったかな

でも
ちょっとずつよくなってきて
さいごはよかった!って思った

もっと感動するおはなしっていっぱいある
だから
このおはなしっていいよ☆って言えないけど

さいごまで見てて
にゃんはよかったって思った☆

投稿 : 2020/12/08
閲覧 : 1427
サンキュー:

135

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

微笑ましいアイドル物語

映画の続き。面白い。ただ絵はどんどん酷くなった。

投稿 : 2020/09/07
閲覧 : 253
サンキュー:

3

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

アイドルアニメとは?

【概要】

アニメーション制作:Ordet、タツノコプロ
2014年1月 - 3月に放映された全12話のTVアニメ。
監督は山本寛。

【あらすじ】

芸能活動にトラウマがあり、スカウトを断っていたI-1clubの元センター・島田真夢が、
「もう一度アイドルをやりたい」と心変わりをして加入したことにより、
とうとう7人が揃った新人アイドルグループ「Wake Up, Girls!」

だが、所属する芸能プロダクション「グリーンリーヴス・エンタテインメント」の社長・丹下が、
会社の資金を持ち逃げして失踪。そのために予定されていたデビューライブは中止。

このまま何もしないまま終わりたくない。1回だけでも7人で歌って踊ってパフォーマンスをしたいとの願いから、
2013年12月24日。仙台市の勾当台公園。SENDAI学生メタルバンド祭に飛び入りで参加。

雪が降る夜の極寒のステージの上で7人は衣装が無いので学校の制服でパ○ツを見せながら唯一の持ち歌を披露。
客がまばらな初舞台ではあったが、彼女たち7人は確かに充実をしていた。

そして年が明けて、経験不足で頼りなさすぎるマネージャーの松田は、
会社の金を持ち逃げした丹下社長に代わって事務所の仮責任者の立場にいた。
社長もお金も戻ってこずに手元にあるのは未払いの資金の請求書だらけではあるが、
アイドル活動の第一歩に手応えを感じた彼女たち7人のアイドルは、やる気を出していた。

コネも金もない松田は、芸能プロデューサーの須藤という男の誘いに乗って、
彼の斡旋する仕事で彼女たち7人芸能活動を再開することとなった。
しかし仕事の内容は、スーパー銭湯の休憩所で際どい白水着で歌って踊って、
更には客の相手をする営業という胡散臭いものであった。

【感想】

まず最初に!

このアニメをリアルと評して称賛する方もいますが、ちょっと考えて欲しい。

劇場版ではラーメン屋のアルバイト店員だった夏夜がセクハラ客にブチ切れて、
我慢しろ!と命令した店長と喧嘩別れしたラーメン屋は仙台に実在します。
名前と店構えがそのまま使われているラーメン屋は仙台でも美味しいお店として有名です。
モデルとなったラーメン屋の宣伝どころかセクハラ容認飲食店の汚名が作中でついています。

次に、第2話で7人のアイドルが裸に近いきわどい白ビキニを着て歌って踊って、
休憩所内の男性客全員の性欲の晒し者にされた挙げ句に、
舌なめずりをして唇を震わせる性欲オジサンにマウストゥマウスでキスされそうになるという、
セクハラ営業の舞台となったスーパー銭湯も仙台に実在します。
モデルとなったスーパー銭湯は家族連れが訪れる健全な入浴施設であり、
このアニメのように未成年の少女たちに際どい白ビキニでお酒のお酌をさせたり、水着撮影会をしたり、
更にはお触りOKで少女たちを玩具にするという風営法・児童福祉法に違反する施設ではありません。

共同制作の老舗・タツノコプロの名前で申請されて子供向け番組だからという言葉を信用して、
ロケハンの許可を出したのにも関わらず、
事前の説明も無しに違法風俗営業の温床として店長・利用客ともに摘発・逮捕されても仕方がない悪質なクズ扱い。
アニメによって最大限に侮辱された名誉毀損・営業妨害の被害者であるスーパー銭湯が激怒し、
監督が代わった後にすら許されなかった対応は社会通念上、仕方がないですね。

ガルパンで戦車が突っ込んでアニメファンの間で有名になった割烹旅館の例のように、
アニメと聖地でWin-Winの関係に持っていくことが出来なかったか?の疑問。
ブラック営業展開の舞台にするならば完全に架空の施設にする等の配慮が皆無。
聖地アニメを自称しながら面白半分に聖地を愚弄する浅慮が根底にある。

物語の舞台として提供されながらセクハラだらけの土地として序盤で中傷された仙台とは、
監督にとって一体何だったのでしょうか?
7人の担当声優とアニメキャラをシンクロさせるという意図で進められた企画の上で、
地元仙台市民である銭湯客をスケベで気持ち悪いオジサン軍団にしてガールズにセクハラしまくるとか、
完全に監督が自分の趣味で楽しんで作ってるじゃないですかね?

被災地アニメの名目もビジネスの種であり、地元仙台に散々泥を塗る浅はかさを見せつけられた上で、
聖地商法の綺麗事をあとでやられても素直に信じることが出来ませんね。

インタビューで当時は辛かったと振り返るWUG声優が7人とも、
Twitterで監督からのフォローやリプに対して完全無反応を貫いている状態。
一方でキャラデザの近岡直氏や後任の板垣伸監督とは仲の良さを見せつけている。

こういうのを見せられると、このアニメの問題点は凡そ監督が起因するように見えてしまう。
リアルとフィクションが別の形でシンクロしているように見えますね。

また、7人のアイドルにいかがわしい営業を斡旋した悪徳プロデューサー・須藤は、
監督が2012年にtwitterで口論した著名なアニメ脚本家の會川昇氏が完全に外見モデルであり、
意趣返しに悪役のモチーフに用いたあげくに丹下の鉄拳制裁で顔を腫らして前歯を折るという、
私怨に基づいた薄暗い情念がありますね。
身勝手でいい加減な丹下社長を監督の分身キャラとして捉えると更に酷さが解りますね。

フィクションは架空の存在ではありますが、
人間の描かれ方にはクリエイターの価値観や倫理観が現れます。

新人アイドルが厳しいレッスンに耐えて結束を深めて成長して、大きな舞台を目指す。一見は王道物語っぽい。
だが見方を変えてみると。無責任でいい加減な女社長。無能なままで作中で成長しないマネージャー。
クズかったり無能だったりする事務所の大人のしわ寄せをアイドルたちが背負わされている状態。

事務所の大人たちは自分の職域で全く頑張らずに能書きだけたれて、努力してるのは全部少女たち。
何故かカリスマ天才作曲家とやらがノーギャラで自発的に協力してアイドルたちを鍛え直すという、
社長視点の超ご都合主義は全部監督の価値観や人生観に拠るのではないですかね?

自分が適当にやってても、周りの優秀な監督や演出家や作画陣が解決してくれたハルヒ時代の栄光を、
延々と引きずっていて、しかもそれが自分の功績だと勘違いしている。

技能は何も無いけど人に命令したい。人の仕事は自分の手柄。失敗したら全部人のせい。
プロジェクトの上に立つものは自分では何も出来なくても構わない。
下の連中は血反吐吐いて俺のために頑張れ!というトンデモナイ甘え。
監督の組織観には大いに引っかかるものがありましたね。

このアニメの制作現場で、こんなエピソードがあります。

・放送まで2週間しかない状況で、撮影までいったカットを突然リテイクを命じてきた。
・モブがたくさん歩いているシーンではあるが、スケジュールに合わせた演出にしてたのが、
 不自然だから全尺手書きで描け!とキレ気味。
・作画カロリー&技術的に高度過ぎて不可能だから、絵コンテの時点で別の形に変えたのに、
 土壇場になって駄々こねまくってアニメーターたちは本気で嫌になった。

結果として第4話の白木と大量のモブのシーンが作画崩壊してしまうという、
アニメーターだってやりたくて作画崩壊させたわけじゃない、全部監督が元凶。
アニメーターは命令すれば何だって出来る出来て当たり前。出来ないのは自分のせいじゃない!

現場で苦労する人たちと、適当やってても棚ぼたとコネでなんとかなっちゃう立場が上の連中。
この温度差がアニメを見ながらずっと頭から離れなかったですね。

・無責任でも横領犯でも、傍観しているだけで周りが解決しちゃう超ラッキーな女社長。
・アイドルたちをレッスンで調教する天才設定のカリスマ作曲家。

この二名は監督の分身ではないのか?
自分は雇われアニメ監督に過ぎないのに、ガールズ声優を私物化してのアイドル育成ごっこ。
2013年の1月の記者会見で報道陣の前でガールズ声優全員に自分に絶対服従の90度お辞儀をさせると、
扱いが喜び組のごとくであり当時未成年4人を含む彼女たちにハラスメントをしていた疑惑もある。
アニメーターや声優に対するリアルでの姿勢がアニメの中の両者に反映されているのではという懸念。

成功者は皆が努力している!と過密スケジュールでアイドルにレッスンを課す天才設定作曲家。 
そして、俺の満足行くものを見せろ!アニメーターに地獄を強いるが、自分では絵も描けない監督。

そっくりであり、だからこそ…こいつらがなにか名言っぽいことを口にしても響くものが無い。
上に立つ者の言葉の裏付けになるキャラ描写による説得力が抜け落ちている。

他に気になったこととして、これはアイドルの成長物語であり、
厳しいトレーニングを積んだ成果は後半のステージ上の作画や演出に表現されて然るべきですが、
大事であるはずのライブ作画がヤシガニっててひどかった件。
作中で一番出来が良かったライブシーンがデビュー時でアイドルとして全く磨かれてない状態での制服ダンス。
仙台に実在する高校の制服にも関わらずに不自然にスカートがハイウエストで、
シャンプーハットみたいにめくり上がってパ○ツが見えてしまうという、
監督の性癖を実現するためだけの、おかしなご都合主義がありますけどね。

天才設定作曲家やトレーナーの猛特訓で得たものが、「極上スマイル」のショボ作画なダンス。
進化したどころか大幅劣化にしか見えない。何故こうなったかと言うと監督のワガママリテイク連打で、
スケジュールが崩壊してしまった。配分や工程管理が全く出来ない者が上に立つと現場の人間が苦労する例。

元々が炎上上等の監督ではありますが、だからこそ実力で批判を黙らせないといけないのに、その域に達していない。
WUGの新人声優たちや、脚本家の待田堂子さんなどスタッフは頑張った。
ストーリー上は部分的な感動っぽい演出や音楽がついた。
例えば、壊れてた島田真夢と母親の関係が真夢の晴れ舞台を通じて涙で和解するシーンが有る。
しかし、その晴れ舞台である「極上スマイル」のダンス作画がヤシガニってるせいで物語の説得力を失ってしまった。

ストーリーだっておかしい。I-1clubの元センター・島田真夢が脱退に至った悲劇の過去?だって、
明かされてみれば、契約違反で解雇通告された親友をかばったからによる連座。
仕事の上で契約守るのは当たり前で、嫌なら出て行けばいい。
別の事務所で仕事すればいい。ただそれだけの話。
親友以前にも、これまで解雇された人間が大量にいるのに、そいつらはどうでもいいのか?

『アイドルである前に人間です!』という台詞が虚しい。

こういう欺瞞があるがこそ、感動も説得力もない。物語の根幹に関わる部分が雑すぎて台無しですね。

監督の独りよがりさがアニメーターの作業を阻害してしまったために、
作画に与えた悪影響が大きすぎて台無しになってしまった作品。

合う人には合うのかもしれませんが、評価する人は監督個人のファンであり基準が甘くなってしまってる。
色々目に付く部分が多すぎるアニメというのが正直なところでした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2019/10/08
閲覧 : 376
サンキュー:

38

ネタバレ

ポン酢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 1.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作画以外大好き

【良かった点】
・音楽:MONACA
田中秀和・広川恵一の2人がほとんどの曲を作っており、とんでもないクオリティです。オシャレ・エモい・ポップ・明るい系の曲を作らせたら右に出るものはいない事務所MONACA。特にopなどの主要曲は田中秀和です。「曲がアニメ選びの要素としてでかいよ」という人は文句なしのアニメでしょう。

・ストーリーがリアル
大体どのアイドルアニメも下積み話は欠かせませんが、WUGは群を抜いてリアルで、最初の方はかなりかわいそうです。通称ヤマカンが監督なのですが、らき☆すた・かんなぎを見ても、会話のテンポや反応、空気感、構図をもって「地に足ついたリアルさ」みたいなものを出すのが比較的上手い人です。その人が「客がいつものオタク数人しかいないライブ」「底辺営業」を描くと、その演出と相まってグッと心に来るものがあります。
さらにこのアニメは「オタクのイデア」ともいうべきTHEオタクのおっさんが毎話登場します(名前まであります)。これが、「ファンとWUGの一体感」から逆に「ファンの困惑」などをわかりやすく伝えるのに一役買っていて、これはいいなと思いました。

【悪かった点】
・作画が万策尽きている
作画が良くありません。ライブシーンは今時これ?となるクオリティです。作画だけ星1。

【その他】
監督にはアンチが結構いるので、このアニメの評価を見る際は、それに注意して見ましょう。

投稿 : 2019/05/17
閲覧 : 184
サンキュー:

6

ネタバレ

ぴい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ミリオンアニメ化なし、WUG解散に意識不明の重体 プリパラロスの男性

WUG解散のニュース......あまりに無念でした
一度当サイトを退会した身でありますが
これだけはお伝えしたいと立ち寄った次第です

「曲を聴いて欲しい!」
アニメは凡作以上秀作未満の出来栄えで万人にオススメはできません
しかし、3次アイドルや2次アイドルコンテンツがお好きな方であれば
必ずや魅力に気付いていただけると思います。
もう一度言います「曲を聴いて欲しい!」
以下アニメの感想を少し。※過去レビューを添削

・ストーリーと設定
ストーリーは劇場1作からの続きなのですが
アイドルあるあるを詰め込んだ内容になります
ストーリーの始点である劇場版のあらすじを簡単に説明します

・あらすじ
仙台を拠点にした零細芸能事務所のマネージャーが公園で歌をうたう
少女に声をかけるところで物語スタート
事務所は所属芸能人がゼロで破綻寸前なので必死勧誘するも
少女は全く興味を示さない
この少女が主人公のまゆです。愛称まゆしぃ
アイドルユニットのデビューを企画した事務所は
地元オーディションで6人のメンバーを揃えインディーズデビューにむけて
活動開始
しかしデビューイベント直前に事務所社長が金もってトンズラ
悲痛に暮れるメンバー
苦境を聞いたまゆはユニットに合流する決意をします
困惑するメンバーたちを見捨てておけない理由が
実はまゆにありました
まゆはもともとAKB的な全国区アイドルのセンター経験がある子なんです。ただ競争と各自が自分の成功しか考えないグループに嫌気がさして
脱退していたんです.......
さあここから彼女たちの物語が始まる

設定は面白そうなんですよね...ホントに色々と残念でならない
・アニメの問題点
①全国区アイドルになり売れっ子になると作品の持ち味がきえる可能性
②ローカルアイドルという設定がそもそも生かせていない
 ローカルアイドルでは危機感やプロ意識について描きづらいから?
③微量ながら性的な描写......
④現実に疲れた人間の逃避先になれない

アイドルアニメ数あれどこの作品が人気が無いのも仕方が無い
アイドルアニメって2通りの作り方があると思うんですね
まず、完成されたアイドルを描くケース
才能に溢れ、強い個性を持っていて既に人気者
または人気が出て当然かのような金の卵集団を描くケース

次に、個性的でもなく才能は努力で補うしかなく
チャンスすら飛び込んでこない
明日もわからないながら夢だけを信じるリアルな少女達を描くケース

見て楽しむ分には完成されたアイドルを眺めるだけの前者がよいでしょう
夢と希望いっぱいの華やかな世界は万人ウケしますよね
しかし、現実世界の新人アイドルは後者のケースであって華々しい舞台より
陽の目をみない活動の連続......夢なんて簡単には叶わない

このアニメはアイドルを目指す少女のリアリティを追求したアニメです
完成品になる成長過程を撮影したドキュメンタリーなのです

・声優
近年のアイドルアニメは2.5次元といわれます
キャラを演じる声優さんがライブイベントを行い、画面の外に出た2次アイドルを追いかけれるんですよね
WUGの声優さんはアニメ製作にあたって一般公募された素人です
放送当時は演技の素人気が抜けてません
製作はリアルな成長劇を描こうとしていましたのでこれは良判断かと

・演出
まず日常会話シーン。ただ話すだけなら演出がいるか?って
そう思うとこかもしれませんが
2人で話す場合でも話す相手との 親密度によって
距離間を変え目線を変えています
会話の流れで目を伏せさせる、相手の顔をみる
こうした些細な動作がこのアニメの演出特徴ですね
この演出により心理描写が増し、リアル感が増します
(じゃあドラマでやれよは無しでお願いしますw)
あぁこの子達どうなってくんだろうって深入りしたくなります

・アクション
ライブシーンは全員の動きが揃っていてスムーズに動くのよい。
正論ですし、見栄えがしますよね
しかし素人集団ならこういくでしょうか?
WUGのライブは全員の動きが揃っていません
一人ひとりタイミングにずれがあってぎこちないんですよね
しかしここに生命感を感じます。彼女達は生きているんだって

・脇役
マネージャーが松田っていうんですが本物の無能です
優秀なスタッフに恵まれてません本当に......
実際WUGはプロモーションが下手過ぎて潰れてしまいましたし
そこもリアルにしたのでしょうか? 現実の方はしっかりして欲しかった

・最後に
新章の方は擁護しようもない駄作です
更に古過ぎになったキャラデザ、静止画に棒演技を被せてくる手抜き
自社コンテンツに止めを刺す気なんでしょうか?

まとまらなくなりましたので、これで失礼します
では

投稿 : 2018/06/16
閲覧 : 249
サンキュー:

1

ネタバレ

naodayu さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

サクセスストーリー

声優の新人さんの成長とアニメの中のキャラの成長が尻上がりに伴っていて
見ていて いろいろな意味で面白い。
ただ、8話作画崩壊

投稿 : 2017/10/15
閲覧 : 200
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1

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狗が身 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

雑感。

コンテンツとしてはともかく、アニメに関して言えばアイマスより好きだわ~。
物語が僕の好みに直球できた。

最終話の「真夢跳ぶ」に鳥肌立った…。名台詞待ったなし。
アイドルの祭典では敗北という結果に終わったけど、直前でセンターのよっぴーが怪我して急遽振り付けを変更した、という点が無ければ優勝してただろうし、白木社長が言ってたように勝ったのは間違いなくWUGなんだよな。

アイドルアニメでありながら、アイドルの周りの人物の描写が多かったことも印象的だったよね。
2話のみゅーの話とか。みゅーの出戻りにただ喜ぶんじゃなくて、アイドル活動という門出を応援してるってところが熱かった。


物語の好みを除いても、キャラクター造形も結構良かったように思う。
妙にリアリティあるんだよな~。アイドルユニットのリーダーが胃薬服用してるとか、なんか良いよね…。
個人的にはかやたん推し。全員好きだけどかやたん推しです。

投稿 : 2017/10/05
閲覧 : 244
サンキュー:

9

ネタバレ

コーネリア さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

少し辛口もあるので見る前に注意を!

初めて見るアイドル?アニメ
どんな感じなのかな~とスタート
ある程度予想通りの内容
覚えられない多数のキャラ(個人的に社長と松田?が一番良かった、松田しか名前覚えてないんですがそれは…
さらっと完走、見てて苦痛とかは全くなかったです、が感情移入も全くなく
もともとアイドルやアイドルアニメにも特に興味はなかった為予想通りの心の着地点
好きな人は好き、そうでない人はそうでない、なのかな
宮城を舞台にしていて何かあるのかもですが調べて入り込もうとは思いませんでした

投稿 : 2017/08/26
閲覧 : 240
サンキュー:

2

ネタバレ

チョタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

BDと比較するとだいぶ違うw

12話の7GWとかテレビだと酷い作画崩壊だったのが、
BDで観ると大分マシになってて、やっと観れるレベルに。
比較すると面白いです。

曲も悪くなく、これ専用に新人起用してるので、声優も未だに二十歳ちょい過ぎ位で可愛いです。
プリパラのアイリスと同系統オーディションから抜擢?

ラブライブがすごく流行っていた時期で、乱立してたのと、夏にはターゲット層の違うプリパラが始まったので間に埋もれてしまった感が強いのかも。

ただ、今観始めてみたら、話もちゃんとしてるし、意外と面白いです。

次回作は監督も絵柄も変わるらしいので、出来次第で化けるかも?
王道アイドル物を自分が飽きてしまっただけかもしれませんが。

制作、声優ともちょっと応援したい。

投稿 : 2017/07/09
閲覧 : 179
サンキュー:

4

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MLK さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:----

無題

コンテンツビジネス大流行の今、二次元と三次元のミックスがしやすいアイドルアニメが大いに流行っている。男性向けの代表例としては、アイマスやラブライブの二大巨頭が有名だろうか。アイドルアニメは数あれど、本作は最もリアルなアイドル像に迫ったものなのだろう。

例えば、一話のライブシーンでのパンチラや二話の水着接待。各所から非難轟々のこのシーン、私も正直不愉快に感じたシーンであるのだが、監督の山本寛氏のアイドルへの造詣の深さを鑑みると、おそらくこれは実際にありえることなのだろう。この作品の特筆すべき点は、この正直さにある。

そもそも、ほとんどのアイドルアニメは歪んだ作りをしている。「アイドルアニメ」という括りはあれど、アイドルマスターはお仕事もの、ラブライブは部活もの(シンデレラガールズは作り手のエゴの肥大化した何か)、といった具合に既存の語り方を用い、キャラクターやアイドルとしての美しい面を強調している。これは、ロボットアニメが主人公サイドにばかり感情移入していたり、ラブコメで次々ヒロインを見移りする主人公を嫌う人間がいなかったり、というような「視聴者に気持ち良く見てもらうための都合のいい嘘」であり、エンターテイメント作品として成立させるために必須の嘘である。

しかし本作は、その妥協点が少ない。逆に、生々しい設定や試練を用いることによってアイドルの真の姿に迫ろうとしていると言える。が、残念ながら私はそれが面白いとは思えなかった。現実路線を悪いと言っているのではない。おそらく、これがドキュメンタリー番組ならば面白く見ることができただろう。問題は、描写の生々しさと比例しないシナリオの単調さだ。

本作は、アイドル物の御多分に漏れず「お当番回」といわれる、各キャラに焦点を当てた話数が全キャラに存在するが、その多くが、アイドル辞める?辞めない?という全く同じ悩みに関する話であり、しかも、それが全部「アイドルをやめない理由」を見つけるものであり、「アイドルとしてやりたいこと」を見つける話ではないのだ。

それぞれが進退に関わる大きな問題を抱えることによってアイドルとして成長させようという意図は分かる。しかし、全キャラが全く別の問題でアイドルを辞めたくなるようなアイドルグループが存在するだろうか。そして、延々と誰が辞める誰が辞めないという全く同じ問題を繰り返しているアニメが楽しいだろうか。答えは、否である。

山本監督は京都大学文学部哲学科を卒業したインテリであり、アニメをアイドル論にまで高めようとしていることは分かる。もしかすると、キャラクターの苗字を七人の侍からとったのは、ファンという農民のために立ち上がりながらも最後は決して幸せになれないアイドルと侍を重ねたのかもしれない。しかし、七人の侍は活劇であり、理念に疲れた黒澤が娯楽作として撮ったことも忘れてはいけない。近年少ない作家型の監督であるからこそ、娯楽性を得ればよいものができる可能性はある。ぜひとも、娯楽の中に理念を挟み込む手法を確立してもらいたいものである。

投稿 : 2017/07/06
閲覧 : 190
サンキュー:

4

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アイドル。

初心者だらけだったけど、どんどんアイドルらしくなっていく。
被災地の子達だから、余計に泣ける。

投稿 : 2017/06/09
閲覧 : 228
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

至って標準的かな

タイトルの様な展開でした。
震災等の時事ネタありながら展開の割には感動が薄いです。
観終わったのが今だからかな,もっと前に観てれば変わったかな?
7人のグループなので1期だけで個々の物語の表現するのは難しいよね。
アイドル系物語なので歌も踊り有るのだけど,イマイチ心に届かなかったのが自分的にはポイント低いです。
この物語は,「らしさ」がキーワードかな。
ナンバー1にはなれなかったけど実力もUPして友情も深まったし,大手レコード会社デビューへの道が開けたので,ハッピーエンド指数は合格です。
今後の展開で彼女「らしさ」が見えた時,ハッピーエンド指数も全開になれるといいな。

投稿 : 2017/05/13
閲覧 : 160
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りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

見る順番を間違えた・・・ そして、ある意味 現実をミロって教えてくれた

 ジャンル アイドル

 ストーリー

 アイドルを目指そうと結成した wake up girls

クリスマスイベント後のお話し

 アイドルとしての奮闘日記

僕はみすった・・・ 何を間違ったかはタイトル通り

 劇場版:七人のアイドルを見る前に

アニメ本編を視聴してしまいました(;'∀')

 なので、なんで、話がとんだストーリーなんだろ

あとから補完するつもりなのかなと思ってみてたけど

違ったー( ゚Д゚)

 僕みたいにならないためにも、劇場版の視聴を先に・・・




 物語

 お芋から立派な芋になる過程のお話し

(素人から立派なプロアイドルとしての成長過程をみるお話し)

 笑いあり、喧嘩あり、涙ありのお話し


 キャラ

1:丹下社長 (あんた、金もって逃げるって・・・)

2:ななみ  (ばあちゃん好きに( *´艸`))

3:早坂   (独特な言い回しが好きです お芋ちゃんとか)

 個人的に、早坂の語録がいいよねb




 感想

 次回予告は声優の実際オフレコ映像とともに・・・w

我思う、例え カワ(・∀・)イイ!!声優であろうが

メディアに顔出しはだめ絶対  イメージが・・変わる

演じたキャラとかの((+_+))

 声優は声だけで勝負してほしいと再度確認できた

良いアニメですw

投稿 : 2016/09/20
閲覧 : 260
サンキュー:

4

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kobaroko さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これはすごい

あんまりアイドル系好きじゃなかったんですが、アイドルマスター目覚めてから見たんですが、なかなか面白かったです。
何もなかった彼女たちから成長する姿などを見ていると感動します
自分も画面の外からですが、最終話でコールをしたくらいです
結構いいものだと思います
劇場版通してみたいくらいですよ(^ω^)

投稿 : 2016/06/21
閲覧 : 251
サンキュー:

4

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

メンバー対ファンという視点

個人的には、衝撃を受けた作品でした。

山本監督いわく、「リアルなアイドル」の物語を追求した本作。さて、本作と他のアイドルアニメの最大の相違点は、どこにあるのでしょう。
それは、作品中頻繁にファンが登場することからもわかるように、メンバー対メンバーという視点に加えて、メンバー対ファンという視点を取り入れている点だと思います。

およそアイドルであれば、メジャーアイドルであれローカルアイドルであれ、ファンが不可欠。しかし、ことローカルアイドル界においては、アイドルとファンはいわば二人三脚の関係にあり、両者は切っても切れない関係にあります(ついたファンの質によって、人気が出るか否がが左右されるとの話すら聞きます)。

古参ワグナー四人組をはじめ、掲示版上で誹謗中傷を繰り広げるファン(アンチ)、岡本実夕のアルバイト先における顧客など、様々なファンを登場させることで、作品中に「メンバー対ファン」の視点を汲み入れたことは、個人的には画期的でした。

作中、「アイドルは物語」との台詞が登場します。なんとも(一見胡散)臭い台詞ですが、一度でも本気でアイドルを応援したことがある人ならば、共感できるのではないでしょうか。
応援しているメンバーないしグループが売れるまでの過程(あるいは、残念ながら夢破れ卒業するまでの過程)には、数え切れないほど多くの喜びや挫折が存在します。それを糧にしたり乗り越える様は、まさに物語そのもの。多くのアイドルファンは、この「物語」を楽しむため(あるいは、自分自身がその登場人物となるため)、アイドルを応援しているわけです。アイドルファンとしての心理をうまく捉えた一言です。

メンバーの見分け、正直付きにくいです。髪色も髪型も似ているし、顔も似ているせいで、全話見終えてようやく顔と名前が一致するレベル(苗字はさらに困難)。見る人によっては、○○と○○のキャラが被ってるんじゃないかと感じることもあるかもしれません。
けれど、実際のアイドルだってこんな感じなんですよね。みんながみんな強烈な個性を持っているわけではないし、強烈なビジュアルを持っているわけでもない。だからこそ少しでも早くファンに名前を覚えてもらおうと、必死になってキャラ作りに励むわけで。
見分けがつきにくいのは、必ずしも良いとは言えないでしょう。けれど、繰り返し見ていると、いつの間にか見分けがつくようになり、いつの間にか顔と苗字が一致するようになり、いつの間にか初めて見たときには気付かなかった人間性に気づくようになり、、、このあたりも、繰り返し現場に通っているうちにキャラや性格が少しずつわかってくる、実際のアイドルと似ていますよね。

正直、合う合わないはかなり大きいと思います。テンポ、作画など、本作品よりアニメーションとしての完成度が高いアイドルアニメは確実に存在すると思います。けれど、アイドルやアイドルファンの心情をうまく表現できている点を重視すれば、最高のアイドルアニメだと思います。
この作品を見ると、アイドルの気持ち、そしてアイドルをどのように応援すれば良いのかが見えてくるかもしれません。アイドルファン、そしてアイドル本人に見てもらいたい一作。

投稿 : 2016/02/26
閲覧 : 170
ネタバレ

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.5 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

こんばんWUG~

行くぞ、がんばっぺ!
Wake Up Girls!


正直、今まで見てきたどのアイドルアニメより、アイドルアニメっぽかったです。
「アイマス」にアイドルがどんくさいからと辞めさせられそうになる回があったでしょうか。
「ラブライブ」に浮き沈みの激しいアイドル業界にいることで家族と対立する描画があったでしょうか。
アイドルアニメのライブって豚のコールが入ること多いですよね、あれって喧しいし違和感しかなかったんですが、本作は豚がアイドルを応援する過程もしっかり描けていて、完成されたアイドルアニメを見れたように思えます。

ただ、放送当時は本作を腫れ物に触る感覚でスルーしてきたわけですし、そもそもヤマカン自身が叩く流れを作ったことは否定できません。
私も、放送当時は結局見ず終いで、放送が終了して訳あって仙台に旅行に行く機会があったので、一気に見た程度でした。
どうも、ヤマカンの顔が横切ってしまうんですよねー。

>引退引退騒ぐアホが身近にも出だしてウザいので一時引退撤回しまーす。気が向いたらまた引退しますので(笑)。

フラクタルで監督業は引退だと自分から言っておいてこれはぁ・・・まぁこういう芸風が受けてるんでしょうが・・・

フロンティアスピリッツにあふれるキャスティングだと思います。
彼女たちもキャラクターと同じように人権のない営業を続けることになるかもと、ある種ハラハラもしますが。
あとほんとにやめて欲しいのは、声優の名前をキャラの名前にしてるんですよねー。
奥野香耶さんが当ててるのは菊間夏夜、というように。
まぁデビューさせてくれたとはいえ、声優さんがこの作品に捉われちゃいますよね、いつまでも経ってもWUG声優と言われそうです。

若き天才クリエーター・早坂相が提供した曲ということで、ものすごいハードルの上げようなのですが、よくこのハードルを越えてきたなという印象です。
田中秀和さんは神前暁さんのお弟子さん?なのかな、若くして様々な有名アニメの作曲を手掛けています。
田中さんが作曲した曲が好きな友人が居て、結構な曲を聴かされましたが、なるほど早坂相は実在したんだ!と思える曲ばかりじゃないですか。
本作の「極上スマイル」は特に良いですね、I-1クラブに奪われちゃいますが。

藍里ほんと好きです。
ああああああああああああ!!!!頑張ってくれええええええ!!!!
って感じでした。
どんくさくて作中における可愛さも中位なんでしょうが、直向きにアイドルを目指す姿は涙なしでは見れません。


"うんめーにゃー"で有名な片山実波がグルメレポートをしたお店たちについ先日行ってまいりました。
ふじやの支倉焼、阿部蒲鉾店のひょうたん揚げ、鯛きちのたい焼き、喜助の牛タン焼き、本作に登場した仙台グルメを満喫しました。
いいですよね、食とともに聖地をプッシュするアニメは観光旅行とも兼ねれますから。

投稿 : 2015/11/18
閲覧 : 220
サンキュー:

4

ネタバレ

2010sw さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

見入ってしまった・・

劇場版を見て突入。2日で一気観。はー。良かった。
このユニットは、誰も切り捨てないんだ。
勝つために、お金を稼ぐために・・が全てではないことも
テーマのひとつかな。
それは決して、甘ちゃんというわけではなくて、
はらはらするくらいに真剣に心がぶつかり合って
そうなっていく。だんだんとわかり合っていく。
それが見ていて気持ちいい。
震災後の背景なんてアニメで始めて見た。破壊された街なんてのは
良く観るのだけど、それを使ったスタッフの意図は、やっぱり
東北復興への想いじゃないのかな。
背景みてて泣けてきました。
EDのあとに声優さんの顔出し予告があるのだけど、
なんかキャラが声優さんのアフレコしてるよーな錯覚で
これまた一興でした。
あー最後惜しかったなー。ここは監督さんの優しさかなー
世の中、一位になれないひとのほうが圧倒的に多いのだから。

投稿 : 2015/09/08
閲覧 : 387
サンキュー:

4

ネタバレ

rkuCQ13290 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もっと評価されるべき

 萌え、というよりは成長もののドキュメントです。アニメ見ているというよりは、アニメに近いドラマを見ているような気分になります。
 正直あまり期待していませんでしたが、面白かったです。
 キャラは二次元キャラより、良い意味で「そこら辺にいそうな」感じです。
 ストーリーは、二次元と現実を混ぜたような感じなので、萌えアニメが苦手な人にはかなりオススメです。他のアイドルアニメより舞台裏の描写が多く、そこで起きる苦労や葛藤を見てきたからこその最終回という気がします。
 曲は少ないですが、アイドルアニメには珍しい合唱ものがあります。
 メインキャラを務める声優さんは全員、このアニメが初主演、初出演の方ですが、新人さん特有の棒読みや滑舌の悪さ、そして好き嫌いが別れる声の方は少ないので、アニメ初心者にもオススメです。

投稿 : 2015/06/24
閲覧 : 226
サンキュー:

1

ネタバレ

おそら。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アイドル

アイドルを目指す7人の女の子「Wake Up,Girls!」のお話。
アニメの前に映画?があったってレビューにも書いてあったけど、それを見ないと最初はなんのこっちゃかわからないかな。
どういう状況で結成したのか、どういった理由で選ばれたのか。
急に始めるから、映画を見てからアニメを見ることをおすすめします。

内容的には
{netabare}
結構ラブライブに似てるなって思いました。
地方アイドルの頂点を決める大会に出て優勝目指して頑張る!!
その間にいろんな葛藤や問題が起こって解決しながらみんなで前に進んでいく
{/netabare}
みたいな感じでした。

途中のグループ内のぐだぐだはイライラしたかな。
やっぱり展開はわかってたぶんちょっとつまんなかったかな。

投稿 : 2015/04/20
閲覧 : 294
サンキュー:

2

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通の人間の物語

まず思うことは、最近のアイドルアニメにしては暗い雰囲気で始まります。
プロローグからして、持ち歌が1曲だとか小さなステージで観客も少ないとか
正直、華はまったくありません。
アイドル事務所の社長の部下らしき男に未払い金の請求書が届いたり
どん底からスタートするアニメです。

最近のアイドルアニメとしては異質ではあるが
これはアイドル自体が楽しそうにしたり見た目を魅せるタイプと
普通の人間であるはずのアイドルの成長を見せるタイプの違いであり
タイプが違うということで個人的ではありますが納得しました。
本作のタイプは後者のアイドルの成長を見せるタイプだったです。

なのでアイドルが視聴者に媚びるシーンはまったくありません。
でも、それが普通でしょう。いくらアイドルだからといって私生活でも
媚びる態度を見せたり、楽しそうにしているサービスシーンを見せたりしないでしょう。
作品内のファンに媚びるシーンはあるでしょうが、それ以外は無いのは普通である。
もちろん、アイドルを魅せるタイプのアニメは否定はしませんし自分は好きだったりはしますが
本作はそれがテーマにはなっていないので、やはり無くて当たり前である。

ストーリーは事務所の社長がお金を持ち逃げしたりのトラブルから始まり
時には、目も当てられない汚れ仕事をしながらも、めげずに地道に努力して
無名から這い上がっていくオーソドックスな王道ストーリーでした。
ライブ中の踊りの最中にパンツを見えてしまうシーンもあるのですが
あれは視聴者に魅せるシーンではなく、あれくらいの根性が無ければアイドルとして
生きて行けないという覚悟のメッセージ性を個人的な勝手な解釈ではありますが感じたので
その根性には感動しました。
須藤という悪質プロデューサーは酷いと思いましたが
アイドル時代の下積みは、そういう暗い部分もあるということで
影の部分を見せた姿勢は評価します。

無名から這い上がる過程でも、ラジオやローカルテレビ局の小さなコーナーで地道に活動しながら
アイドルとしての知名度を上げる描写は丁寧で説得力はあったかな
泣かせにきているのはわかるのですが、お年寄りが出てきて影でアイドルを支えたり
その期待に答えるために頑張る展開はぐっと来るんですよね。
わかっているのに、良かったなと思えるのは、やっぱり丁寧に作られたストーリーだからでしょう。

メンバーの1人の真夢が元大手アイドルグループのメンバーにいることで
ストーリーに厚みが出ていたのも良かった。
彼女がいることで、色々な大人の動きが見られたので
面白さをプラスにしていたと思う。

そのせいで大人が目立っていたり、大人が汚い作品でもありましたけど
大人が汚いのが本作の特徴ではあるが、主人公側の都合のいい人物ばかりではないのは
普通は当たり前なので別に気にはならなかった。
ライバルグループの社長、白木はまあブラック企業の社長なのは否定は出来ませんが
実はそれなり人生を生き抜いてきただけあって
言っていることには意外と筋が通ってるんですよね。
その場でクビはアニメ的ではありやり過ぎだが
ただ実際のアイドルグループの本質はそんなに変わらないでしょう。
表に立っているのは生き抜いたアイドルであって、淘汰なしてわけではありません。

WUGをプロデュースする大人もキャラは立ってたかな
地味に活動していく内に目を付けてもらって
主人公達をプロデュースすることになった早坂は最初ガラは悪いし主人公達に難題を
押し付けたり、メンバーの1人をお払い箱にしようとしたり嫌な奴に見えたけど
言っていることには筋が通っていて、意外に色々考えているんだなと思えて
段々好感が持てるキャラになりましたね。
WUGのメンバーもそうはさせずと、お払い箱にさせまいと社長に相談したり
早坂に対して本気でぶつかって話し合ったり、意外にちゃんとしてたので好感が持てました。
マネージャの松田も早坂に対してメンバーを思うあまり対立したり
キャラの行動は三者三様に分かれていたけど、全員心にくるものはありました。

脇役も個性的で良かったと思います。
ネットの掲示板に投稿する男性は妙にリアリティーを感じました。
投稿する時あんな気持ちになるのはわかります。

最後はまとめはアイドルの祭典という王道で
内容もド根性の解決の仕方だったけど、なんか泣ける内容でしたね。
王道なんだけど、WUGのメンバーみんなでアイドルを目指して努力してきた結果なんで
スポーツものに見られる清々しさに通じるものがありました。
丁寧に積み重ねていったストーリー展開は本当に良かった。

そういえば本編開始前にあたる劇場版もあるそうですが自分は見てないのですが
問題はなかったですね。
見た方がいいみたいですが、意味がわからない展開はなかったです。

作画は正直悪いかな、キャラデザインが地味なのは作品の方向性としてマルだけど
キャラの作画が簡単作画なのは問題でしょう。
このアニメ内容はかなり良かったので、このサイトじゃなきゃ、あえて作画に触れないかもしれないですけど
一応作画の評価項目があるので言わざるえないかな・・・
キャラの見た目の違いは、髪型、服装だけで顔自体での区別は見極めはかなり困難なので
ハンコ絵の印象は拭えなくて、違いがそれだけなのは
キャラの見た目も重要視されるアイドルアニメとしては苦しいでしょう。
1話のライブシーンの作画は結構綺麗だったので、割合キャラの描分けが出来ていたので
キャラデザインのせいで見た目の違いがわかりにくいのではなくて
やっぱり作画が悪くて区別出来ないのは明らかである。
他にも3話冒頭の社長の握りコブシのシーンの作画の演出の悪さは笑えるなど
作画的には色々苦しかった。
ただ最低レベルの酷い作画になると各話数で顔が変わったり、
酷くなると同じ話数の中で顔が違ったりするものだが
この作品はそこまでは行ってないので、作画は低評価であるが最低レベルまでは行ってないかな
そういえば、背景だけはなぜか綺麗でした。
もしかしたら写真加工かもしれませんが自分には真相はわかりませんね。
綺麗だからいいか・・・としか思わなかった。

声優さんは新人を集めたものでしたが、意外にも上手かった。
萌えアニメの演技ではないので媚びてこそいないものの
棒にはなっていなくて、素人臭さこそあれ
あれは演技として見ることが出来ました。
感情的な場面でも棒になることなくハッキリと聞き取れる演技だったので
意外にも高評価ですね。
棒気味ならもう少し低くてもよかったけど、そうなっていないのでマイナス点はなかった。

このアニメは作画のクオリティーはイマイチなのにストーリーが私向けだったのか
物語だけなら個人的には最高でした。
私はこのアニメ実は8回見てるんですよね。
普通の人間の物語としては素晴らしい話だと思いました。
最初は作画が悪いことによる贔屓かと思ったけど
よく考えたら自分は作画悪くて物語が微妙な作品は高評価にしていないし何回も見たいとは思わないので
このアニメは私には何か特別なものがあったのでしょう。
たまにはこんなアニメもあってもいいかなと思ってしまった作品です。

投稿 : 2015/02/01
閲覧 : 289
サンキュー:

5

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moomin26 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「やまかん」にしては、駄作

映画「劇場版Wake Up, Girls!」をエピソード0とし、
結成→成長→波乱→新たな一歩→次作へのフリというのが大まかな構成。
ネットで書かれてる通り、作画が残念な感じ。
ストーリーは悪くは無いが特別よくも無い。
各キャラにフォーカスを当てただけで終わってしまった感じ。
声優に関しては、成長を期待してこの評価。
曲は挿入歌が話題にならないが、決して悪くない。
「劇場版Wake Up, Girls!」に関しては見なくてもTVシリーズはそこまで支障は無い。

投稿 : 2015/01/16
閲覧 : 232
サンキュー:

2

ネタバレ

oXDIx96324 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

うーん

最初にお断りを。物語の舞台である宮城(仙台)の人間です。
冷静に判断できないので、読み飛ばしてもらって結構です。

さて、本作は、地方アイドルグループの結成から成長を描く物語です。

結成についての詳細は、映画で語られます。
これを観ないでTVから入ると置いてきぼりをくらいます。

成長物語としては、カレイドスターやえりこ(古い!)のグループ版になれよ!と期待をしていましたが、その期待は完膚なきまでに粉砕されました。

{netabare}変にご当地アイドルのシビアな世界をみせようとして、セクハラめいた(というか完全にセクハラ)な話をまるまるぶっこんだりするのは、作品全体の印象を悪くし、不快です。{/netabare}

クォリティ的にも、物語、作画、構成、どれをとっても最低ランクです。
せめて、作画だけでもがんばってくれたら我慢して観れましたが、あまりのひどさに途中で断念しました。

なぜ、この作品が我が故郷なのか。嫌な言い方をすれば、被災地を舞台にすることで、客引きをしたかっただけなのではないか。
被災地を舞台にするんだったら、もっと丁寧に作ってよ!
こんなもので被災地の人間が喜ぶと思っているのか?
失礼です!気分が悪い!
怒りすら覚えます。

地元民では冷静な判断ができないと思い、(関東の)学生時代の友人達に聞いてみても、全員、「何をやりたかったのかわからない。最低のアニメ」と即答されました。
挙句の果てには、この作品の舞台に故郷が選ばれてしまったことへの同情の言葉をいただく始末。

途中で断念した私が言うのもなんですが、全話視聴した友人達の言葉を信じれば、全く観る必要の無い作品だと思います。

投稿 : 2014/11/08
閲覧 : 198
サンキュー:

2

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ぽぽたん さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

すべてが中途半端?

ご当地アイドル成長物語。

この手のアイドル系、ロリロリ作品は山ほどあるはずだか
本作にいたっては、途中断念が正解とも言える。
最低なクォリティだ。

それほど中途半端な作品に見事に仕上がっている。
ここまで酷い作品であれば、私が観た本年度最悪ベストアニメの
受賞候補だ。

成長物語としては、リアリティに欠け声優も最悪、
しかも、どうでも良い物語内容である。
パンツ出しの振り付けを見ながら何が面白いのか?
監督の意図がわからん。
ロリのパンツを見て、今どき喜ぶのか!!
そもそも、このアニメを製作した意味不明。
本作はこの世から消すべきアニメなのだ。

まだ観ていない方に告げる!
観る価値は全く無し。

投稿 : 2014/09/16
閲覧 : 264
サンキュー:

12

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Lovin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見た感じ

■概要{netabare}
 原案:山本寛
 原作:Green Leaves

 監督:山本寛
 シリーズ構成:待田堂子
 キャラクタデザイン:近岡直
 制作:Ordet×タツノコプロ
 話数;1クール全12話

 OP1:「タチアガレ!」
     by Wake Up, Girls!

 OP2:「7 Girls War」
     by Wake Up, Girls!

 ED:「言の葉 青葉」
     by Wake Up, Girls!
{/netabare}
■主な登場人物{netabare}
 リーダー:よっぴー(青色:熊)
  子役からモデルを目指していた

 食いしん坊:みにゃみ(黄色:虎)
  民謡クラブのアイドル的存在

 特徴が無いのが特徴:あいちゃん(藍色:鮫)
  主人公の親友で実家は和菓子屋

 ヘタレ天使:みゅー(橙色:鷲)
  メイド喫茶でアルバイトしていた

 ヅカ志望:ななみん(紫色:狼)
  ピアノを弾いたりレビューを見ている

 姉御肌:かやたん(緑色:鰐)
  大人びているが意外に血気盛ん

 主人公:まゆしぃ(赤色:ライオン)
  過去に傷を持ち話したがらない
{/netabare}
■感想
{netabare} 劇場版は未視聴でTV放送を視聴。劇場版を知らなくとも十分楽しめるが、視聴しておいたほうが理解し易いシーンもある。そして棒率が高い、いや棒というか発声というか・・・。リーダーなんかは全く違和感を感じず、むしろ上手いと感じるが、一部は如何にもアイドルらしい演技というか発声というか・・・。繰り返してしまったが、この作品に入り込めば気にならない・・・と思う。

 ハッキリ言って面白いと感じた。最近多忙で余り時間が取れず今期の作品にも触れられていないのに、少し空いた時間はこの作品を視聴していて、既に数十回は視聴してしまった。何故面白いと感じたのか、それについて考えてみたい。

 まずスポ根要素が強く、熱くなれたところではないだろうか。おそらく劇場版で描かれていると思うが、何となくスカウトされ、何となく結成して、何となくデビューしたメンバー。それぞれの認識の甘さを指摘されながらも、在るのか無いのかわからない友情で支えあい乗り越えていく。正に「努力」「友情」「勝利」の王道的なストーリーの「努力」が描かれていた。

 私はこの作品が好きなのでそう感じるだけかもしれないが、次第に硬くなってゆくメンバーの結束力を以って「友情」も描かれていると思う。何となく集まったメンバーだけに目標もバラバラだった。メンバーの一人は「スキルアップのための活動」と明言するほどだったのに、他のメンバーの友情が深まっていくのを目の当たりにして本腰を入れる決意をしてしまう、そういったエピソードも描かれている。

 あの結末が「勝利」と言えるかどうかは個人の判断次第だが、私は「{netabare}勝負に勝って試合に負けた{/netabare}」と思っている。そういう解釈で言えば「勝利」ということになる。そしてこれはグループとしての「勝利」であり、未視聴の劇場版に詳しく描かれていると思う主人公自身の過去に対する「勝利」でもあると思う。

 クライマックスのライブで披露されるOP曲は、それまで何度も聴いているに一番熱くなった。それはライバル達にも伝わり、闘志を燃やすことになる。ライブ終了後のバックステージでは、出し切った充足感から自然に泣き出すメンバー、この一連のシーンには見ている私にも感極まるものがあった。(因みに歌い出しは「頑張って」と聞こえたが「がんばっぺ」と言っている)

 私が最初に魅入ってしまったのは第3話だった。「みんなの妹」とコールされる食いしん坊の話だが、これがそこそこいい話でこのキャラに興味を持った。この食いしん坊は所謂「持っている」キャラで、くじ引きやクレーンゲームのシーンでその能力が遺憾なく発揮される。またこのキャラは一言で局面を変える空気を読む才能もあり、見ていて飽きないキャラでもある。(OP1ではスタジオで陽気に「コマネチ」をするカットもある)

 それ以外にも少し気になったキャラが居る。第1話で中心となっていたヘタレ天使だ。第2話以降、特に後半、主人公の関連話が濃くなってくるとモブ化したのかと思うくらいキャラの主張が減るが、クライマックス前に彼女の部屋が5秒程度の短いカットながら出てくる。彼女のキャラや元勤めていたバイト先などとのギャップを考えると、背負っているものの大きさを想像してしまって熱いものがこみ上げてくる。

 震災復興支援作品として語られる側面を持つ本作品だが、私はそういった要素を強く感じたことはない。聖地が仙台なので、街の風景やキャラの過去設定に於いても、爪跡の描写は避けられない。しかしそれらの殆どはポジティブな結末となる。そういう意味では復興支援なのかもしれないが、作品としては上手く取り込んでいるように思う。勿論EDの歌詞にもあるように、考えなしで言及すべきではないと思うが。

 最近の作品にありがちなパロディ(オマージュ?パクリ?)は少ないが、ヘタレ天使がヲタなので若干はある。余り意識はしないが、解り易いものは気になってしまう。一つだけ、第3話の冒頭のシーンについてはパロディなのか迷っている。私としては佐々木倫子のマンガのパロディに見えて仕方が無い。

 本作品にはOPが2曲ある。OP1は短調(だと思う)で物悲しく聞こえるし、第3話から変わるOP2はOP1とのイメージが違いすぎて戸惑ったので、優しいメロディと意外に力強い歌詞のEDの方が良い曲だと思っていた。しかし作品を最後まで見てからは評価が一変した。作中でOP2を作ったとされるキャラは「もっといい曲ができた」と言っていたが、曲のタイトルからしてグループのために作った曲であり本当に良い曲だと思った。

 ここまで褒め倒してきたが、残念な部分が無いわけではない。主人公の母親の心境についての描写が無く、回が進む毎に「あれ?」と思ってしまう。主人公の過去に深く関わっているのだから、2~3秒程度の表情の描写だけでもあれば、印象が違っていたのではと思う。あと{netabare}Twincleに書いてもらった2曲目が殆ど流れなかった{/netabare}こと。折角なのでフルコーラス聴いてみたかった。

 スタッフは2期をやりたがっているし、私も見たいのだけれど、BDを購入するかと聞かれれば今のところはNoである。かなり好きになったのは事実で、はたまおクラスの好きさ加減ではあるが、BD購入に至るにはまだ何かが足りない気がする。今はまだ何度見ても飽きることは無いし、保存版として購入することに問題は無いのだが・・・

 今まで見たアイドルアニメであるアイカツ、ラブライブと比較した場合、一番泥臭いのがこの作品だが、一番面白いと感じたのもこの作品だ。暇があれば見たい、程度の方に奨められるかどうかは疑問だが、気になっている方や迷っている方に面白いのかと聞かれたら、私は迷わず奨めると思う。
{/netabare}
□2014/06/03追記
{netabare} 少し前に、ようやく逆上せた熱が冷め始めて改めて思ったが、やはり作画は余りよろしくなかった。余り細かいことを言うつもりはないのだが、表情が微妙なシーンが幾つかあったのと、一番目立ったのがライブシーンで3F席辺りからのアングルのカット。かなり熱を帯びた見方をしていた私も流石に「ええっ?!」とマスオさんのようになった。
{/netabare}
□2014/08/10追記
 熱はまだ冷めていないのか、思い出補正が強烈過ぎるのか、頭の中でOP2がリフレインすることが未だにある。そして、1期では幸運が舞い込んだ瞬間にラストを迎えるので、2期をやるならどの辺りからだろうとか、2期で完全に終わってしまうのだろうかとか、相変わらずこの作品のことを考える。更には再び鑑賞し始めている。

 以前のレビューで「アイドルを描いた作品」と書いてしまったが、「アイドルを目指す人を描いた作品」と言うのが正しいのかもしれない。そんな「人」を描いたこの作品が、私は本当に気に入ってしまったのかもしれない。ここまで来るとステマと取られても仕方がない。とはいえ好きなものは好きだからしょうがない。

■蛇足:{netabare}
 監督には場外乱闘があったようだが、この作品の監督を務めるには十分だと思う。

□2014/08/10追記
 そして私は、カラオケでOPを歌おうとすると、嗚咽を催しそうなくらい泣きそうになるので歌えない。
{/netabare}

投稿 : 2014/08/10
閲覧 : 377
サンキュー:

45

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

リアル路線の御当地アイドル

仙台の弱小アイドルグループの少女達が頑張るお話。
アイドル物としてはリアル路線で生々しいのが特徴。
全般的クオリティーが水準に達していない駄作だが、最後まで見守れば、少女達の頑張りに好感は持てる。
だが最後まで見守るには(生)温かい応援の心が必要かも。


{netabare}『物語』
アイマスやラブライブのような「創作の中のアイドル」より、リアル路線で弱小アイドルの奮闘を描いている。
悪徳業者に騙されたり、無理解な地元民にセクハラまがいの行為を強要される等、生々しい。
そのリアリティーが娯楽作品として楽しいかは疑問、序盤から中盤辺りは後味悪い展開が続く。
それでも中盤以降はアイドルとして葛藤や努力を続け、次第に成長していくのは応援したくなる。
アイドル物のストーリーとしては、決して悪くは無いと思う。
ただし軌道に乗るのが遅く、面白味を感じられるまで視聴継続出来るかどうか。

『作画』
水準に達していない。色々とアラが目立つ。
少女達はそれなりに可愛いのだが、判別が付き辛いキャラが多いのが痛い。
それでも一部に光る美少女は居るので、贔屓目に評価。

『声優』
全く水準に達していないが、新人アイドルの初々しさは出ている(とかなり贔屓目に評価)。
可愛ければ許せるならば、十分許容範囲。
新人アイドル以外の声優陣は実力派を揃えている。

『音楽』
一部BGMに、昔の某ゲームで聴いた事あるようなメロディ聞こえたり、場面に合って無かったりするのが気になる。
アイドルの歌は、許容範囲。

『キャラ』
一部に光る美少女は居る、中々可愛くって萌える。
みにゃみは可愛い。
しかし全員分の個性はイマイチ発揮する機会が乏しかった。
作画の欠陥(キャラの見分けが付き辛い)も原因か。
また嫌なキャラも結構いる。
途中押し掛け助っ人になってくれる早坂プロデューサーが一番良いキャラだった。
頑張る少女達は好感持てるので、かなり贔屓目の評価。{/netabare}

投稿 : 2014/07/02
閲覧 : 366
サンキュー:

14

ネタバレ

AXIOM25 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

粗いアイドル、果たして・・・

劇場版は未見、地方を舞台にしたストーリー重視のアイドルもの。

完全に劇場版の続きになっているようで、中々入り込み辛かった。
7人いるメインキャラの顔と名前が一致するようになるのも、かなり後半にはいってからでした。

{netabare} ~リアル志向のストーリーと言えばそうなのだけれど、作画なのか?演出なのか?が足を引っぱって粗が目立つ印象。
特に不味いなぁと思ったのが、10話のアイドルの祭典・東北ブロック予選の描写。
ライバルのアイドルグループの描写が少ない上に、Wake Up,Girlsのライブのシーンが、お世辞にもクオリティーが高いとは言えない出来になってしまっている。その為かなりの山場のはずなのにカタルシスが薄く、見終わった後「…?」な気持ちになった。
これは多分、単に作画が低クオリティーと言うより脚本か絵コンテの段階で問題があるんじゃないかな?と想像します。
やはり強力なライバルが良いステージをした上で、更にそれを上回るパフォーマンスをWake Up,Girlsが魅せる!これをちゃんと画で見せてほしかった…
やっとキャラに愛着が出てきた所だったので、なお更残念に思いました。{/netabare}

狙い所は支持したいけれど、色々と詰めが甘くて低い評価にせざるを得ない作品です。
劇場版はわりと評判良いみたいなので、機会があったら見てみたいと思います。

投稿 : 2014/06/29
閲覧 : 189
サンキュー:

3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

劇場版を寝ながら見たので内容は 覚えてないので 見た

劇場版を寝ながら見たので内容は 覚えてないので 見た
余計 わけが わからない・・というか 興味が全く わからなかった
よって 途中断念・・

投稿 : 2014/05/21
閲覧 : 195
サンキュー:

1

ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

途中まで「うーん、、、」と思ってたけど後半加速、そんで最後泣きました。

グループ結成となりましていよいよ芸能活動
となる訳ですが、最初から良い仕事なんて
ありません。あくまで地域密着で地元ローカル
テレビ番組や短いラジオの1コーナー等と
これぞ下積みという日々を送ります。

メンバーもそんな日々の繰り返しですから
結構中途半端になってます。

ですから、こんなんで全国的なアイドル
なんてありえないでしょう、と少々気分の
悪い部分もありました。

そこでキーになったのが元アイドル(センター)
の真夢(まゆ)でした。

本物になるすべを知っているのは彼女だけです
から成すべきことを淡々と行います。

宙ぶらりんだった他のメンバーも後半になって
みんな本気モードに入りいよいよ「アイドルの祭典」
という大会に向けて全力で練習します。

地区予選を勝ち上がり全国大会へと進みますが
そこでなんとなく予想はしていましたが
アクシデント発生!

最後は、、、、、、ですが
最終話だけは涙腺崩壊しました~~~!








歳とって思うのですが
若いころに大きな壁に突き当たってそれをなんとか
乗り越えると、自分に感動して大泣きする
ことができるんですよねぇ
(記憶では2回だけ)
それだけに宝物です。
最後のシーン観て、思わずリンクした。




後半で気仙沼のシーンが出てきますが
改めて復興の遅さを痛感しました。
風化させてはだめですね。
アニメでもこういう部分を残しておく
のは少なからずとも主張となるのでは
と感じました。

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 265
サンキュー:

19

ネタバレ

poco@ほのぼの系 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

劇場版見たい...

メディアがざわついてたので見てみました。

ただいま2話まで視聴済み。
まだ評価がなんともいえませんが、継続して見たいと思います。

投稿 : 2014/04/20
閲覧 : 173
サンキュー:

3

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Wake Up,Girls!のストーリー・あらすじ

時はアイドル戦国時代。これは、この荒波を生き抜く7人の少女達「Wake Up, Girls!」の物語である。東北・仙台にある廃業寸前の弱小プロダクション、グリーンリーヴズ・エンタテインメント。かつては手品師、グラビアアイドル、占い師などが所属していたが、唯一活動していた最後のタレントもついに辞めてしまう。所属タレント“0(ゼロ)”という危機的状況の中、事務所社長・丹下の思い付きでアイドルユニットをプロデュースする事を決意する。傍若無人な社長の元、マネージャー松田は不満を持ちながらも、アイドルの原石を探しに街へ出る。そんな中、マネージャー松田は、ある少女と必然的な出会いを果たし・・・。がんばっぺ!Wake Up, Girls!(TVアニメ動画『Wake Up,Girls!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年冬アニメ

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