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「楽園追放 -Expelled from Paradise-(アニメ映画)」

総合得点
76.1
感想・評価
886
棚に入れた
4645
ランキング
722
★★★★☆ 4.0 (886)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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楽園追放 -Expelled from Paradise-の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ostrich さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日本アニメのフロンティア

■「2001年宇宙の旅」

まず作品冒頭が「2001年宇宙の旅」オマージュっぽかったので、「ほう、そういう作品か?」と思いながら鑑賞した。{netabare}結果、宇宙を旅したりはしないのでアタリとは言えないかもしれないけど、進化のフロンティアについての物語だし、重要なサブキャラクターとしてAIが登場するし、宇宙ロケットの発射台が核兵器の発射施設を流用したものだったりはした。{/netabare}作者がどの程度意識したのかわからないが、「2001年」側から辿っていくと、分家のひ孫くらいの関係にはなるんじゃないだろうか。{netabare}人間が宇宙船に乗らなかった{/netabare}「2001年」の前日譚とも解釈できるかもしれない。

■「王立宇宙軍」

{netabare}クライマックスは、「王立宇宙軍」と同じく宇宙ロケット発射をめぐる攻防だった。{/netabare}
こちらさすがに作者が意識した作品だろうと思う。

話が少し飛ぶけれど、「王立」といえば、以前、ホリエモンが続編に出資をするという噂があった。噂の真偽は定かではないが、現在、彼が宇宙ロケットを開発中であることから推察すると、それなりに確度のある話だったのかもしれない。
ちなみに、ホリエモンと虚淵玄は同学年で、「王立」をめぐるこれらのことはおそらく偶然ではない。彼らの世代は宇宙がフロンティアとしての魅力を失っていなかった時代をぎりぎり知っている。そういうぎりぎりの時代に作られた{netabare}ロケット打ち上げ{/netabare}アニメが「王立」なのだ。

■提示されるフロンティア

この作品は、現在われわれが進化のフロンティアと考えている「バイオ技術」「IT技術」が閉塞状態を迎えた時代を描いている。{netabare}「バイオ技術」はナノハザードを引き起こし、「IT技術」はマネーをメモリーに変換しただけで、たとえば、格差社会を克服したりはしなかった。{/netabare}
作品前半のアンジェラふくめディーヴァの人々は、自分たちが居住する場所を「楽園」と呼び、自らを「進化した人類」と認識しているわけだが、{netabare}脳の情報化によりほぼ永遠の命を得ながら、出世争いを続けなければならないなんて、そんなの煉獄もいいところだ。{/netabare}悪い冗談としか思えない。

で、そんな場所から主人公たちがどこへ向かうのかといえば、{netabare}ひとつは先述した通り、フロンティアセッターが目指す「宇宙」{/netabare}だ。で、これまた先述した通り、私は本作を「2001年」オマージュだと思っていたので、てっきり、{netabare}アンジェラもディンゴも宇宙に旅立つもの{/netabare}と思っていたのだが、なるほど、{netabare}「地上」{/netabare}という手もあったか。{netabare}文明が破局した「地上」は確かに未知の領域でありフロンティアとして成立する。{/netabare}

{netabare}ロケットが打ちあがるシーン{/netabare}も、{netabare}アンジェラが決断を下すとき、一瞬、緑に覆われる地表がフラッシュする場面{/netabare}もなかなか感動的だった。
{netabare}
宇宙に旅立ったフロンティアセッターは「2001年」のように、いつか、宇宙の神に出会うのかもしれない。一方、アンジェラとディンゴは、アンジェラの脳裏に浮かんだ風景を探す旅を続けるのだろう。同じロックミュージックをBGMにして。{/netabare}

-------------------------------
その他
-------------------------------

▼ホリエモンについての追記
すっかり忘れていたが、ホリエモンはネット界の寵児であった時代を経て、宇宙開発に手を染めている。やっぱり、本作とやけにシンクロする存在だ。

▼「仁義」について
本作でなぜやたらと「仁義」を口にするのか考えた。たぶん、「仁義」は「自由」な世界の最低限のルールなのだな。無法な場所で最低限守るべきルールというか。そういえば、ヤクザものもマフィアものも西部劇も仁義をめぐる物語だ。

▼フロンティアセッターに関する所見
ディーヴァの管理者が語るフロンティアセッターに対する所見{netabare}(AIを脅威とみなす){/netabare}は、「2001年」にも通底する。「2001年」には人とAIどちらが次世代の人類(スターチャイルド)となるか、という闘争があるのだけれど、その文脈で言えば、ディーヴァが恐れているのは、{netabare}フロンティアセッターがスターチャイルドとして、自分たちより進化した存在として帰還すること、{/netabare}と考えることができる。この辺の展開は、続編があるなら盛り込むような気がする。

▼ロックについて
本作のロックの扱いは、少々ステレオタイプで気恥ずかしい。が、私は嫌いじゃない。
それはさておき、本作のレビューに「(ロックの扱いが)アメリカ映画にありがち」という記述があって、ちょっとクラっときた。いや、ロックが自由と反逆のBGMなのは(だったのは、かな)、日本でも自明のことだと思っていたので…
もう、そういう時代じゃないし、私だってそれほどロックに詳しいわけではないのだけれど、文化が断絶しているのは残念な限りだ。
あと、個人的な趣味で言わせてもらうと、本作の主題歌は、初出のシーンだけは英語詞にするとか、既存の洋楽にするとかにしてほしかった。楽曲の良し悪しとは関係なく、ああいう文脈でロックを使うなら、ってこと。
同じディストピアSFアニメでいえば、ピクサーの「ウォーリー」はすごくうまく既存曲(ロックではないが)を使っていた。ああいう感じの演出で既存ロックがうまくハマれば、それだけで涙するオジサンはたくさんいるはずだ。まあ、そういうオジサンが本作のような作品を観るのか、という問題はあるが。

▼3Dについて
セルルックの3Dアニメはゲームでは当たり前なので、当然、アニメ映画もいくつか出ているのだろうと思ったのだが、そうでもないようだ。アクションシーンはともかく、日常の芝居が難しかったということなのだろうか。

私はFFやベクシルやアップルシードなどのリアルルック3Dアニメ映画にはあまり未来がないと思っている。リアルになればなるほど「実写でよくね?」と思ってしまうのだ。
あ、リアルルックでもゲームは別だ。ゲームはプレイヤーの主観で進行するので、ゲームパートとストーリーパートの親和性を高めるという意味がある。でも、アニメを含む映画は客観のメディアで、少なくとも鑑賞の初期段階では、観客は作品世界に没入していない。そして、初期段階で抱いた違和感は持続してしまう可能性が高い。

ピクサーやディズニーは、そもそも2D時代の作品からして、デフォルメとリアルな動きが売りで、3Dとの親和性が比較的高く、日本のアニメよりも早く3D化が進んだけれど、日本のリミテッドアニメは3Dとはかなり喰い合わせが悪い──いや、悪かった、というべきかもしれないな、本作が出てきた以上は。

本作は少なくとも表現手法としては、日本アニメのフロンティアに位置していると思う。すべてのアニメが3Dに置き換わるとは思えないし、仮にそうなったら、それはそれで功罪あると思うが、今は目の前に広がるフロンティアを眺めていたい気分だ。

投稿 : 2015/04/14
閲覧 : 376
サンキュー:

12

らしたー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いいトコ取りのお手本、ここに極まれり

かの大傑作『王立宇宙軍』を、現在のエンタメ指向、現在の技術(アニメ制作的な意味での)で再構築するとすれば、概ねこんな感じに仕上がるような気がしてならない。いあまあ似てるのは終盤のカタルシスくらいだけどもさ。
それだけに、当時庵野が見せたセル地獄シーンをフルCGで代替している(好き嫌いはあるだろうけど)ことには、ある種の感動すら覚える。って話の持って行き方が強引かさすがに。

でもホント、強引に要素を分解すると、この作品は、『王立宇宙軍』を皮切りに、歌的・板野的な意味で『マクロス』を重ねつつ、さらに当世風の味付けとして、『攻殻』や『サイコパス』のような電脳・管理社会・ディストピアなキーワードを纏わせた、良くも悪くも八方美人な作品であるなと。それだけは間違いない。

それをけして長くない映画尺でやるわけだから、「底が浅い」と批判された日にゃ、実際その通りだと認めざるを得ないのだけども、自分のようなエンタメ原理主義者視点からすると、だからこそよかった、と切実に思えるワケです。なにせ、登場人物の名前を三つおぼえれば済むというのがすごい。

これ面白い。いいトコ取りのお手本、ここに極まれり、である。

もっとはっきり言ってしまえば、浅くてよかった。

深いから面白い・浅いからツマラナイなんてことはありえないわけでして、というかそもそも、「深い・浅い」よりもはるか先行する形で「面白い・ツマラナイ」の娯楽的価値判断が存在すると信じて疑わない人間にとっては、せっかく成り立った面白さを阻害しないために余計なことを深堀りしない本作の姿勢は、賞賛されこそすれ、けしてネガティブな受け止め方をされるものではない。私はそういうモノづくりの姿勢や判断を「技術」と呼びたい人間なので。

実際、「ディーヴァ」がどんなテクノロジで成り立ってるかなんてどーでもいいもんな。

圧倒的に「人間」として描かれるディンゴを原点として、アンジェラとフロンティアセッターがそれに対してどういう位置関係をとるかを、ただ眺めて楽しいんだわこれ。

データではあるが、「パーソナリティ」を持ち、肉体を得た際にはうどんもお粥もぱくぱく食べるアンジェラと、AIではあるが、自律性をもち、生の音楽を楽しいと感じることができるフロンティアセッターは、場面場面で、どちらがよりディンゴ的かという点において、コロコロと立ち位置を変えるのである。
うっかりすると、デカルトの亡霊が降臨なさってしょーもない哲学話に突入しそうな展開だけれども、すんでのところでそれを回避し、快活な人情劇を貫いているのがまた素晴らしいのである。そう、これ人情噺なんである……。

モチーフや世界観の面で、過去成功したモノ・いま流行っているモノをある意味で臆面もなく流用しつつも、脚本はすこぶるシンプルに、やりたいことだけを最小限の構成で伝えた本作は、フル3DCGというチャレンジングな試みを抜きにしても、十分すぎるエンタメ精神に貫かれた傑作ではなかろうかと。

オススメ。

投稿 : 2015/04/14
閲覧 : 384
サンキュー:

10

ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ネット移住症。

この作品は3DCGによるエンタメ作品といっていいんじゃないかと思います。

タイトルから、葛藤なんかがあっていろいろと追いつめられちゃったりする感じの重めの作品をイメージしてましたが、実際はそんなこともなく、精神的には気持ちよく視聴できるタイプの作品でした。

個人的には通常、ロボ系の作品やハリウッド的エンタメ作品を好んでは視ないんだけど十分楽しめる作品でした。
面白かったです。

ただ導入部分では、作品の特徴であるCG映像に不安にさせられ、保安局のお偉いさんのキャラのセンスについていけず、
主人公のロリなアンジェラとアナログ感が濃いディンゴのキャラデも個人的にそこまで好きになれない‥

こ、これは‥‥

ババ掴まされちゃった?

なんて思った時期が僕にもなかったわけではないけど、動きのあるシーンでの映像はかなりのクオリティーで快感を伴う映像体験でした。

最終的には自分史上過去に無いくらいスムーズに視聴できる3DCGだったと思います。
その点についてはほとん注文はないかもしれないです。

個人的には、特殊な世界観だったら3DCGはハマる。という印象を強く持ちました。そして、そのうち身近で日常的な世界観を違和感なく3DCGで視れる日がくるのかな。という期待が高まりました。


内容。
100分くらいの作品で、直接現代と関連のない複数の世界観を説明し、ちゃんと対立させ気持ちよくまとめきった脚本はなかなか素晴らしい出来だったと思います。

現代と関連しないとは言っても、現代の延長線上の出来事として想像可能(実現可能かどうかは置いておいて。。)で、アンジェラバルザックの住む世界、ディンゴの住む世界、フロンティアセッターの世界認識、それぞれの世界観のズレ、対立、共通点を‥
つまりは異文化間の摩擦の様なものを軸に物語が構成されていたと思います。

この対立の中でのマジョリティはアンジェラバルザックの属している世界で、ほとんど全ての人類はここ(一言で言うと肉体を必要としないサイバーワールド)に属している設定になっているんだけど、かなり上手いこと、且つ簡潔にこのサイバーワールドを説明していたと思います。

内容的には、この異文化交流で主人公のアンジェラバルザックにどういう考え方の変化が起こるのか?という部分がメインになってきます。
どれが正しいか?というよりは、外から、客観的に自分を見てみるきっかけの話。だったと思います。

面白いのは、サイバーワールドから生身の人間を見るという主観の逆転で、例えるなら、フル3DCGの立場からセルアニメを見る。みたいな、今のマジョリティとは逆の視点からの設定になっているところでしょうか。

個人的には、サイバーワールドのお偉いさんや、音楽の面などで少なからずツッコミを入れたくなる部分もありましたが、ほとんどストレス無く楽しんで視聴できました。

最後に、これらの世界に波紋を起こすフロンティアセッターは翠星のガルガンティアのあるキャラをイメージさせるとても良いキャラだったと思います。


※以下は必要以上に突っ込んだ個人的疑問点です。


{netabare}

【肉体を介さないサイバーワールド】
この物語ではサイバーワールドについての詳しい描写は無いし、エンタメ作品としては、ここを掘り下げる必要はないかもですが、ちょっと気になったので‥

持続可能な社会なのか?
つまり、子孫を残す、あるいは永遠の生命かなにかなのか?

そもそもどういう欲求を原動力にして生きているのか?

この点が伝わってこなかった。

アンジェラを見ると、限られた容量の合理的な情報の集積体としての存在みたいだけど、感情の起伏は普通にあるみたいだし、冒頭ナンパなんかもされていた。。
なので、異性とか恋愛のような感情も普通にあるのだろう。。
現代のネット世界の近似値なのは容易に想像つくが、ちょっと理解するまではいかない。。

タイトル「楽園追放」の「楽園」の部分。。

今ひとつ伝わってこなかったのは残念です。

それにしても、保安局のでっかいお偉いさん達。。いちいち判断がユルかった印象です。。

軽く、サイバーワールドのセキュリティーが心配になってしまいました。


{/netabare}

投稿 : 2015/04/12
閲覧 : 257
サンキュー:

20

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良い映画!

原作あるのかな?
久しぶりに、原作を全く知らないアニメ映画を見ました。

2時間で綺麗にまとまったストーリーに、
感動できますよ~

SFはあんまり好きじゃないのですが、
よく考えられていると思います!
未来はこうなるかもしれませんねw

声優さんにも大満足!
釘宮さんは、上手い!
くぎゅすぎないけど、そこはかとないくぎゅの演技w
この人は本当に声優になるために生まれてきたのだなと勝手に思ったりしましたw
当分釘宮病はなおりそうにないな~w

投稿 : 2015/04/11
閲覧 : 289
サンキュー:

24

sukepa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

満足度80点

一言で言うなら、

"新鮮さは無いが、かなりうまく作られた話"だとおもいます。

世界というか設定がニトロプラス(虚淵)らしいので、ニトロプラスが好きな方なら楽しめると思います。

で、一つ心残りというか後悔していることがあります。
私は映画館に行かず、Blu-rayを購入したわけですが、

"映画館で見たかった…"

このアニメ、間違いなく家で見るより劇場で見る作品だと思います。

本当に残念です。

●物語
なんというか…
設定は面白いんだけど、そして設定を最大限に活かしたシナリオではあるんですが、シナリオに全く目新しさは無いんです。

だって、

"初めから半分くらいまで人探しするだけなんですよね"

面白くない訳じゃないですが、映画にしてはかなりゆっくり展開されるので、人によっては退屈かもしれません。

●キャラ
かなり少ないです。
3人+モブ沢山です。

ただこの沢山の中に、

"高山みなみボイスが居るんですよね"

ちょ!?こんなとこに高山みなみ使わなくても…

●作画
フルCG…
なんだかなーって感じです。

まぁフルCGは、戦闘シーンにおいて迫力増しますので良いと思います。
ただ、

"最初から半分位まで人探しですがねww"

半分以降は寧ろ、フルCGの本領。

投稿 : 2015/04/10
閲覧 : 196
サンキュー:

0

YlcRj64387 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

映像がすごい(KONAMI)

もう(手書き原画いら)ないじゃん。

というほどでは流石になかったですが、3Dの可能性を感じました。


ストーリーはかの虚淵氏。ディストピアのような世界観で相変わらず不気味な設定ですが、展開はいつもと違ってハッピーエンドで終わりました。正直、シナリオ自体は凡作レベルに感じてしまいましたが、世界観の描写がとても分かりやすく表現されており、キャラクターも立っていて、単発オリジナルアニメ映画としてはとても完成度が高くまとまっていると思います。
戦闘シーンなどの3Dならではのド派手なモーションだけでなく、表情や細かな仕草も作りこまれていて、3Dアニメーションの将来に期待が高まりました

投稿 : 2015/04/02
閲覧 : 189
サンキュー:

2

アニメ最近始めました さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヌルヌル動いてかっこいい!

アクションはすごくカッコ良くて見る価値あります。
絵がデジタル処理で若干独特な雰囲気がありますが、そこまで違和感はありません
ただし、ヒロインがややロリっぽくて、ケツのアップもあるので、視聴にはご注意下さい。
むしろこんな要素が必要だったか!?と憤りを覚えるくらい、気が散るレベルでした。
お話は面白いのでオススメです。

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 193
サンキュー:

1

ネタバレ

川瀬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もっと見ていたかった

面白かった

最初は3DCGに少し違和感を覚えましたが
すぐに慣れました。
作画すごいです。

{netabare}
虚淵さんが脚本の割には悲惨的な話じゃ無かった。
{/netabare}

ただ、アンジェラはかわいいんだけど
歩く時のおしりや、電脳世界?での表現が(エロでなく)
面白くてオススメしたいのに、女性の中では不快感を持つ人もいるかもしれないからな。。という感じ。

ロボットや、人間、管理社会がテーマかな。

問いかけているものはどこか
サイコパスと同じものを感じる。

アンジェラの恰好を見て大丈夫なら
楽しんで見れると思います!

投稿 : 2015/03/26
閲覧 : 350
サンキュー:

3

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アクションは良かったです。

今から400年後の未来…地球は荒廃し、全人類の98%が肉体を捨てて電気信号としての自我だけの存在となり、
ネットに存在する世界「ディーヴァ」という楽園で感情のあるデータとして生存しているという世界。
ヒロインである捜査官アンジェラが任務で自身のDNAサンプルを元に生身の肉体を作成して地上に降りたち、
地上調査員ディンゴをパートナーに、とある事件の真相を追っていくというストーリー。
地球に残った人間は原始的な旧人類という扱いです。

ざっくり言っちゃうと、テーマは…{netabare}生きることへの賛歌と管理された社会体制への叛逆{/netabare}ですよね。
その象徴としてロックを持ちだしています。物語的には洋画でありがちなパターンで目新しさは特にありませんでした。

ヒロインのアンジェラのキャラデザとロボットのデザインは良かったですし、
3D技術を駆使した作画がセールスポイントでしょうか?娯楽アニメとしては十分ですね。
高速でぬるぬる動くロボット戦闘は見どころ満載ですし、
カッコイイロボットがカッコよくアクションする、それっぽい雰囲気を楽しみましょう。

手短かですが、これにて感想を終わります。

投稿 : 2015/03/25
閲覧 : 411
サンキュー:

48

-?- さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

SF系 CG技術の進化が見える作品

オリジナルアニメ映画
全編通してフルCG
CGは半端ないです


物語:ハッキングしてきたやつをとっ捕まえに行く話しだが・・・

声優:はまりやくなのだが・・・

作画:半端ない

音楽:EDb、BGMもあってると思う


CGの技術は半端ないです、作画的に見て損はないかと
(自分は戦闘シーンよりもあまり不自然じゃない表情を作っているところに驚いた)
物語的には言いたいことは言ってるがいまひとつ物足りない
(映画だし、たぶんキャラとかに感情移入するような内容ではないからだと思う)
声優は無難なところ
(もうちょっと冒険してほしかったかな・・・せめて主役のどちらかでも)
個人的には全体的に惜しい作品だなと思いました

SF系、ロボ系、CGの新たな可能性を見たいときにお勧めです

投稿 : 2015/03/22
閲覧 : 200
サンキュー:

2

ネタバレ

ANK2gou さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見ごたえあり

1時間40分程。
優作品。
人類の未来について考えさせられる。

ロケットが打ち上がった後、ディンゴの歌が下手なのがな~。
キャラに合わせて上手過ぎない様にしたのかもしれないが、クライマックスの余韻が台無しだよw

投稿 : 2015/03/22
閲覧 : 224
サンキュー:

2

アニメ三昧 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作画はすごく良かったけど・・・

話の内容が少し薄かったと感じました。
声優の数は少なく、わかりやすかったとは思いました。
作画だけでも見る価値があると思います。

投稿 : 2015/03/21
閲覧 : 237
サンキュー:

4

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

☆東映+ニトロのフルCG

仮想の電脳空間=ディーヴァですけど豊かな人ほど
充実した空間を設定できるのが不気味ですね(>_<)

内容は結構楽しい3DCGでクライマックスのバトルも
迫力ありました。

アンジェラの釘宮さんもいつもと違う味を出して良かった
です♪(*^_^*)


監督/水島精二

脚本/虚淵玄

製作/東映アニメーション

2014.11.15公開

投稿 : 2015/03/16
閲覧 : 267
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うん、これはやっぱり釘宮さんでしょう!

※※※
文章は苦手で(ネタばれに注意も大変だし)短めの感触や印象を伝える程度が多いかと。
割と【まじめに・辛目に】ホシ付けてますので、作品の評価はホシをご参考にして頂ければと...
基準はプロフィールをご参照下さい。
http://www.anikore.jp/users/profile/54802/
※※※

物語の完成度はかなり高めです。
人類の進化とは?
人の幸せとは?
人とは、人間とはなんなのでしょうか?
貴方は何をもって自分を人間と認識しますか?

声優は、もうアンジェラの釘宮さんは大ハマリ役ですね!
アニメは声が命と言っても過言じゃない気がします。

キャラもとっても魅力的です。
登場人物を絞り込み、アンジェラとディンゴとフロンティアセッターを中心に構成された物語は、映画と言う尺の問題で分散される事もなく、各キャラの魅力を十分に伝えています。

作画も時として浮いてしまい勝ちな3Dが、この作品では違和感なく上手に使われています。
...と思って調べたら、フル3DCGなんですねスゲ!

音楽も物語に効果的な演出としてうまく生かされてます。
フロンティアセッターの歌が心に残ります...

後味の良い幸福感が残ります。
期待を裏切らない一作でした。
特に釘宮さんファンには視聴をお勧めできるのではないかと思います。

投稿 : 2015/03/15
閲覧 : 174

ねん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アンジェラかわいい

今ままでは見て終わりだったのですが少し作品についても調べてみようかなと思いますw自己満足なのであしからず><
当初この作品はBD/DVD売上一万前後を目標にしてたみたいですが3月1日現在ではなんと5万超して大ヒット?みたいですね。どうやら口コミで人気になったみたいです(かく言う私もソシャゲなるもので知りましたw)
ジャンルはSF
内容はあらすじ見てもらえたらあ
主人公アンジェラは声優釘宮理恵さんです。イメージどおりツンデレ(デレはあったようななかったような)
最後らへんではコナン役の声優さんとかエヴァのミサト役の人なんかも出てきてアッてなりましたw
バトルシーンなんかもかっこよくてとても楽しめる作品だったと思います
作画の綺麗さは会社の名前見てもらえればご存知の通りかとw
一部完結?なので簡単に時間ないって人にもオススメかも

原作 - ニトロプラス、東映アニメーション(完全オリジナル)
脚本 - 虚淵玄(ニトロプラス)
監督 - 水島精二

投稿 : 2015/03/13
閲覧 : 217
サンキュー:

7

uUMij78296 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

3DCGアニメの頂点のひとつ

近年の3DCGを駆使したアニメの中でも、間違いなく完成度の高い作品。
ストーリーはよくあるSFモノだが、キャラクター・世界観・音楽などが
マッチしており、誰が見ても納得の作品かと

投稿 : 2015/03/11
閲覧 : 239
サンキュー:

3

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

東映アニメーション40年ぶりの完全新作劇場版アニメ!

本作製作の軸は監督・水島精二氏&脚本・虚淵玄氏のコンビ。
東映が中心で製作を引っ張ったわけでもないのかもしれません。

けれど私はアニメファンとして、
原作物でもない、続編でもない、新作オリジナルCGアニメ映画に、
ニトロプラスとの合作で東映アニメーションが名を連ねたこと。
そして本作が興行成績で一定の成果を残したことを素直に喜びたいです。

数年前、一部で囁かれた将来的なオリジナルアニメ作品の絶滅論。
近年の新作オリジナル作品の巻き返しで脅かされていたこの珍説は、
最も新作オリジナルのイメージが薄い東映が参加した本作のヒットによって、
もはや遠い過去のものとなった気がします。

これからも日本のアニメ業界は多くの才能が集まり、自由に表現する解放区であり続ける。
シリーズファンの声も原作者の目も関連玩具メーカーの注文も気にせずに、
世界を躍動し未知の体験をするキャラを見ながら、
私は明るいアニメの未来を感じずにはいられませんでした♪


100分余りの尺に様々な設定が重なったSFストーリーを押し込むため、
各環境ごとに代表キャラ一人という最小限の登場人物数。

世界観等の説明も多くが彼らの会話によって情報伝達されるため、
会話に耳を傾ける時間が長くなります。
一聴すると情報量が多く感じられ滅入ってしまいそうにもなりますが、
言いたいことは至ってシンプルかつ王道。とどのつまり {netabare} 仁義は大切だということ(笑){/netabare}

ではその他の会話で何が語られていたのかというと、
現代社会で当たり前のものとして気に留めていなかった常識が、
異質なSF設定を持った未来世界でどんな表情を見せてくれるのか?
そんな思考実験が延々と繰り返されていた印象です。

こうした常識の再考、再定義もSF作品の醍醐味であり、
私は興味深く傾聴させて頂きました。
特に{netabare} 地上世界の人間代表と人工知能代表による
ロック談義とそれに続くセッションの件はお気に入りです♪ {/netabare}
ですが〝講義"で眠たくなる人にとっては退屈かもしれません(苦笑)

でも大丈夫。そういう人向けに本作は娯楽要素も充実。
しばらくすればハイスピードなメカバトルによるドンパチも勃発します。
だからそれまでは諸般の事情でロリ体型になってしまった、
釘宮理恵さん演じるアンジェラ・バルザックちゃんの
マテリアルボディを観察したりして楽しんでね♪(笑)

間口の広いSF娯楽作としてオススメできる良作。
ただ願わくばあの〝二人"には、現代社会における歌い手の音程とリズム感を計る指標、
すなわち〝歌唱力”について再考、再定義そして習得訓練を試みて欲しかったですw
そこが引っかかったので音楽は4.0点から0.5ポイント減点でw

投稿 : 2015/02/25
閲覧 : 359
サンキュー:

32

ネタバレ

クボデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

It's so far away♪

映画館に行ってまいりました
評判通りメッチャ面白かったです

いやーマジで最近のCGはすごいなあ
特に戦闘シーンがすごすぎる
3回ぐらい戦闘シーンがあったけどどれもすごすぎる
ロボのデザインは好きになれなかったけどバトルはよかったねー

キャラもよかったねー
主人公のアンジェラが可愛かったし
ディンゴもダンディでカッコよかった
まあ何と言ってもフロンティアセクターがぶっちゃけ
1番カッコよかったし、いいキャラしてましたねー
最近の人工知能はこんなに人間味を帯びてるのか、と興味深いものでした

ストーリーはよく102分と短い時間にまとめたなあって思いました
まあ個人的にはアンジェラの心境の変化が少し早かったなあとは思いましたけど
あと脚本が虚淵だったんで誰か死ぬんじゃないかとずっとヒヤヒヤしてましたねー
ちなみに死人は
{netabare}
ゼロでした
虚淵にしては綺麗なストーリーでした笑笑
{/netabare}
笑えるところもまあ一応ありました
特に最後の神谷さんには笑わされましたねー

個人的には少し終わり方物足りないものもあったんですけど
些細なもので全体で見たらとても面白いアニメでした
前述のとおり作画すごいんで是非劇場で見てくださいー

投稿 : 2015/02/25
閲覧 : 305
サンキュー:

30

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

フルCGです、ロボが出てます、戦います、疾走します、くぎゅが主演です。

オリジナル作品 約104分 脚本 虚淵玄 水島精二監督作品 

レンタルで出ていたので観てみました。

人類の98%が肉体を捨て電脳化された仮想空間「ディーヴァ」で過ごす世界。地球からディーバにハッキングされた原因を調べるため、地球上空にある「ディーヴァ」の施設から来た捜査官(エージェント)アンジェラと地球いる現地オブザーバーとして徴用した地上調査員エージェント「ディンゴ」がその謎を解決していくお話です。

この作品は全編CGで、キャラの顔が若干平面的な感じがしましたが、その他はそんなに違和感ありませんでした。

見所は、何と言ってもアクションシーンですね! 特に終盤のバトルシーンは引き込まれました。

他には、主要キャラがアンジェラ(釘宮理恵さん)、ディンゴ(三木眞一郎さん)、フロンティアセッター(神谷浩史さん)の3人と少数なので、会話や行動に個性的なキャラの部分が存分に発揮されていると思います。

お話としてはそれほど目新しさはありませんが、電脳化された人類の行く末を暗示させてくれます。{netabare}(マテリアルボディや電脳メモリなど){/netabare}

虚淵さんが脚本している割には、それほど悲劇的な内容ではなかったですね。

深く考えるより、見て楽しむ娯楽作品だと思いました。(実際私は楽しかったです)

興味があったら是非観てくださいね。

ED ELISAさんが歌ってます。サビの部分が好きですね。

最後に、ロボットのデザインやアンジェラのコスチュームが目立ちますが、表情の変化が豊かなところも見所ですよ^^

投稿 : 2015/02/23
閲覧 : 448
サンキュー:

49

ネタバレ

はる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

CGの完成度がすごかった

戦闘シーンの迫力がすごかった!アニメのCGもこれからもっと進化していくんだなと思わせられた!

投稿 : 2015/02/16
閲覧 : 316
サンキュー:

3

シン風 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしいアニメをありがとう。これが仁義ってやつでしょ^ - ^

久々にいいアニメを見ました。
あ〜映画館で見たかったなぁ〜〜
もっと良かっただろうなぁ〜〜
まぁともかく、とても良かったのは変わりないですね。
作画に関してはいいと思います。
本当、アルペジオみたいな感じでそれはそれでいい!
音楽も何かと心に来るし、ストーリーも楽しめること間違いなし!

あ〜これで終了か………
何か唖然としますね。
映画ならではの消失感じわっとくるネェ〜
最後まで個性豊かなキャラクターに素晴らし世界観……
SF要素も入り、魅力満載
見ていない人は見たらどうですかね^ - ^


最後に一言
音楽は古くても新しくても関係はない
絶えず何処かで心を震わせる
今はそんなに興味もない曲も
時間が経てばいつか馴染めるようになる
いや、好きになってしまう
きっとそんな風に彼女もまたなるだろう

投稿 : 2015/02/15
閲覧 : 698
サンキュー:

10

kunitono92 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うん。それなりに楽しめました(*^^*)

電脳世界>現実世界となった世界での事件を発端に、

電脳世界での警察っぽい立場にある主人公と、地球で暮らす協力者との掛け合いから、事態が進展していくお話。

電脳世界に生きる主人公の設定の面白さ。

そして、現実と電脳の間に生まれるギャップ、生き方や幸福追求の違いなど、さまざまな角度から、人の生き方や幸福の形について考えさせられた作品でした。

虚淵脚本の中では、ライトな感じに仕上がっていると思います。

作画・音楽・キャラクター個性など、他要素においても十分に満足できた作品だと思いますので、お時間がある方はぜひ観てみて下さい(*^^*)

投稿 : 2015/02/14
閲覧 : 247
サンキュー:

7

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

EONIAN -イオニアン

面白い世界観だと思ったと同時になんか既視感も。。

詳しい用語とかは置いといて、とりあえず主題としては人間の境界みたいなものなのかな。

脚本、とある登場人物から翠星のガルガンティアを思い出した。あと、イヴの時間とか。3DCGはシドニアの騎士で耐性ができていたのですんなりと受け入れられたし、戦闘シーンとかはやっぱりすごいです。人間に関してはそこまでだったかな。やっぱり。手書きのほうが好み。アンジェラもあんなに露出的なデザインが必要だったのかな、ストーリー的に。脇役のほうが好みだった。見た目はね。

オリジナル劇場作品で、テレビシリーズを踏まえてとかではないので、やっぱり短い、色々と。でも、最大限楽しめるような作品でした。

個人的にはとくに不満もないですが、ぐっとくるような作品でもなかったです。これはまあ、好みなのかな。

色々とふわふわした感想になってしまいましたが、見て損はしない作品だと思います。しかし、特におすすめはしません。

投稿 : 2015/02/11
閲覧 : 218
ネタバレ

tsunacan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

王道SF

人が機械に管理され、機械は人に近づいてゆく。
かなり王道な設定だと思います。

それゆえ細部はきちんと練られています。
新人類の新たな価値観、アイコンの一つであるロボット類や新しいテクノロジーへの考察、話が展開する際の動機…
たいへん良く考えられていると思います。

{netabare}
新人類が生きる価値を空間を占有せざるを得ないメモリの拡大に定めている事。
なんとなく合理的に感じさせる球体で不恰好なロボット。
ソフトウェアを集約させ、ハードウェアとはっきりと分離させるアイデア。(ロボットも人も)
恒星間宇宙船が新人類に認識されなかった理由、地上での作業を要した理由、フロンティアセッターが新人類にアピールした動機、新人類が脅威と判断した彼を主人公が擁護し地球へ降りる事となった一連の流れ。
そして無事、新たな「ヒト」を乗せた宇宙船が出航となるオチ。

ただ「何処にいるかわからないフロンティアセッターを探す為に裏をかく行動を取る」というところまでは良かったのですが、それが偶々一発目で探し当ててしまうという部分にだけ少々都合のよさを感じました。
(尺の都合…なんだろうとは思います)
{/netabare}

観る人の評価を分けてしまうかもしれない点もあります。
まずCGアニメだという事。
私自身は序盤には違和感を感じましたが終盤に意識をする事はありませんでした。
有名(すぎる)声優さんであるという事。
別のアニメの別のキャラが多少頭をちらついてしまいました。
そして中盤の長台詞。
納得のいく説明は物語をわかり易くしてくれていますが、流して聞いてしまうと頭に入らないかもしれないなと思いながら観ていました。

近頃では見ないシンプルなSFで、CGアニメの進化を実感できる良作だと思います。

投稿 : 2015/02/09
閲覧 : 221
サンキュー:

3

ネタバレ

ナッキー0804 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後の最後で、神谷浩史さんが歌ったのを聴いて、私はこの作品はそれはそれは、、とてもとても素晴らしい作品だと思った。

パソコン視聴。
題名に追放、とあったので、怖い感じかな?と思ったけど
全くそんな要素はなかったです。・・・よかったぁ。
試験が終わった息抜き程度で見たので、3D作品だなんて知りませんでした。
なので最初は驚きでいっぱいでした。立体的ってちょっと重く感じるなぁ、なんか違和感感じるなぁ、、
でも慣れたので平気でしたが。。

キャストに神谷浩史さんがいることもビックリ!!
あぁ、見てよかったと感じました(*^_^*)
見ていく中で、いろんな言葉が出てきます。
これって、もしかしてTV版があるのかな?
もしかして、ゲームが原作??
なんて思っちゃったりもしました。
最後には全部わかったから、普通に楽しめました。

ストーリー的には、ありがちなパターンです。
始めは絶対に正しいと思っていたけど、思いがけないミッションで変な男と出会い、いろんなことを学んで、考え方が変わっていく。結果、性格も少し変わってしまう。簡単にいうと、自分が所属していた機関(味方)が敵になってしまった。よし、協力して倒そう!みたいな。

バトルシーンもあり、日常的な会話のシーンもあります。何の心構えなしでも普通に見れば、普通に楽しめる作品です。続編を希望します。

投稿 : 2015/02/08
閲覧 : 245
サンキュー:

9

上杉達也 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おすすめかもしれんw

くそほどよかったですw

よくありそうな流れですが、内容面がいままでより一歩先をいっているように思えましたね。考え方も面白かったです。

戦闘シーン良しでしたが、個人的には表情の作りが非常に良いといったかんじでしょうかw

音楽〇、声優◎。
釘宮ワールドにはならなかったかな~っと。そのへん良しですw


非常におすすめ作品に思えますw

AIの先は。。。w

投稿 : 2015/02/05
閲覧 : 303
サンキュー:

3

たまきや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日本アニメ製ビデオドラッグだ

新宿バルト9の大きなスクリーンで視聴。

この映画は日本アニメ製ビデオドラッグだ。

おっぱいが大きな金髪ツインテ電子の妖精釘宮ロリっ娘が、板野サーカスなミサイルの間を、またがり型コクピットの上でお尻を突き出しながらギミック感満載のロボットを操縦し、マイクロミサイルをバリバリ撃ち返す映像はひたすら爽快でめちゃくちゃ気持ちが良い。

はっきり言う。この一文に含まれるキーワードのどれか一つにでも眉をしかめてしまう人はご遠慮頂こう。ヒロインのおっぱいは揺れまくるしお尻アングルは多すぎるし、ティッシュティッシュコケティッシュシュッシュッシュないやらしい映像がてんこ盛りだ。そういう部分を日本アニメの恥部、唾棄すべきものと考える人は観るべきじゃない。

けれども、これらのキーワードにえも言われぬ胸の高まりを感じた人なら絶対観たほうがいい。最高の楽園が待っている。

なにせこの映画、その最高に気持ちいい映像と音を邪魔する「物語がない」。おっと、ケチをつけているわけでは断じてない。一度観ただけでは理解できないような複雑な世界観も、思わせぶりなくせに結局明かされない複線も、脚本家や監督の押しつけがましい説教もまったくない。観客に余計な疑問や違和感、反論を抱かせないシンプルな物語だからこそ、映像や音楽、キャラクターといった非言語的な部分で右脳を愛撫してくるのだ。

小賢しく考えれば、やれ物語に深みがないだやれメッセージ性がないだと一端の評論家気取りのことをつい言いたくもなる。世界観にしたって、キャラクターにしたって、映像にしたって、どこかで観たことがあるものばかり。なかんずく釘宮ロリなんて手垢まみれ精液まみれだ。

でも、それがいいのだ。

物語も映像も音楽もキャラクターも声優も、とにかくすべてが気持ちいい。

この映画は萌え豚とキモオタと俺のためのドラッグだ。

投稿 : 2015/01/31
閲覧 : 206
サンキュー:

6

デレ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろかった~(^^*)

世界観が私にピッタリでした。(細かいところはしょうがない)
それぞれの倫理。最高でした!
創った人達 頭良いんだろうな~と、作画も演出もとてもハイレベル!
アクションも細部まで緻密に作り込まれていますね。
頭から最後まで感心・感服の連続でしたね。
とても有意義な時間をありがとうございました。

このお話しが伝えるテーマは受け手それぞれ多岐に渡るだろうと思いますが、
私には『自由』がテーマかと思いました。
『自由』には色々な形があります。それぞれの自由!ですね。
(ごめん。アヤフヤかな?感じてw

見終わった時に開放感&爽快感が得られます。
心のスパイスにこの一本!お勧めです!

投稿 : 2015/01/25
閲覧 : 219
サンキュー:

4

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バトルシーンに釘付け!

オリジナル作品
3DCGでできた
人間が電子化された世界と(取り残された?)人間の世界。
電子化世界の警察みたいなとこ(プログラム管理したりするとこ)
捜査官の女の子アンジェラと
生身の体の人間世界の男性ディンゴ
地上からハッキングしてきた謎のAI(ロボット)のフロンティアセッター
が織り成すバトルアクションアニメでした。

アンジェラ      Vo釘宮理恵
ディンゴ       Vo三木眞一郎
フロンティアセッター Vo神谷浩史

まず3DCGが嫌いだとか無理だって人にはオススメできないです。
ロボロボしてますっw
それでも進化したな〜って思えます!

劇場で観たので臨場感すごくて迫力ありました*^^*

正直難しい単語とか詳しい世界観とか1度じゃ私はつかめなかったです。

ただ、バトルシーンには釘付けになっていました!!
すっごい!!わけもわからず見入ってました。
それだけで結構楽しめました★
あっという間!

個人的3Dってあんまり好きじゃなかったけど
気付いたら慣れちゃいましたっw
きっと好きな人はドハマリする作品なんじゃないかと思います♪
あと劇場だったから臨場感で釘付けになれたのかも?

率直な感想ですみません。
まとめると、
・3DCGがNGな人・・きついかな。
・釘宮さん好きなら釘宮ワールドにどっぷりつかれます!
・バトルシーンはすごい!
・劇場でこそ味わえるものがある
・(個人的に)フロンティアセッターに切ない思いがこみ上げてきました。
いろいろ想像するとうるっと。。。


もしかしたら観なかった作品かもでしたが観てよかったです!
結構楽しめました!時間ある方はぜひ劇場オススメです♪

長文失礼しました。
読んでくださりありがとうございました*^^*

投稿 : 2015/01/22
閲覧 : 342
サンキュー:

38

端っこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

映画館で見るべし

映画はやはり映画館で見るものだなと再度確認させて貰った作品。
これをテレビ画面で見てもな〜という評価の方は多そう。

ですがやはり最近の日本アニメーションの進化の一つを見せてくれる作品でもあります。
ロボットへのこだわりだったり、CGの使い方だったりと新鮮な技術をところどころに感じます。

登場人物が少ないので声優さんが下手だったら耐えられないと思う程アンジェラはずっと出てくる。釘宮さん良かったです。

パソコンというかネット知識に明るくない人には設定とか理解しきれるのだろうかとも思いました。サマーウォーズのように。
まあエンターテイメントなのでその辺はぼんやり分かればいいのかな。

あと海外にとても受けそうなので、そういった方面を意識して作られてる感じがしました。

投稿 : 2015/01/20
閲覧 : 222
サンキュー:

4

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楽園追放 -Expelled from Paradise-のストーリー・あらすじ

われわれはどこから来たのか われわれは何者か

われわれはどこへ行くのか――。

地球はナノハザードにより廃墟と化した。

その後の西暦2400年、大半の人類は知能だけの電脳世界ディーヴァに生きていた。

電脳世界に住む捜査官アンジェラは、

闘力を誇るスーツ・アーハンを身につけ地上に初めて降り立った。

そして地上調査員ディンゴと共に地上のサバイバルな世界に旅立った。(アニメ映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2014年11月15日

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