boiler さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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楽園追放 -Expelled from Paradise-の感想・評価はどうでしたか?
boiler さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
雨傘 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
監督水島精二氏、脚本虚淵玄氏の作品で上映時間104分のフル3DCGアニメーション映画です。
3DCGと聞くと機械などは良いがキャラクターの表情などは手書きと比べて、まだ良く表せないや違和感が出ると思う人もいると思います。自分もそのように思っていた節もありました。見てみると人物の表情が自然で違和感もほとんどなく感じました。何も知らずにみたら手書きもあるのかなと思ったかもしれません。
ロボットの戦闘シーンはもちろん主人公のアンジェラやディンゴの表情の変化や感情の表現もとても良く出来ていて非常に面白いと自信を持って言える作品です。また3DCG可能性が開けアニメの選択肢が広がったといえる作品でした。
物語の設定自体は近未来、電脳、仮想空間の楽園、進化した人類、荒廃した地球、ロボットなど〔SF〕お馴染みの設定ばかりですしキャラも新鮮とは言えません。しかし面白いのです、104分と限られた時間でこれだけまとめたのはすごいとしか言えません。
これらの設定をどのように表現しているのか、自分は『社会の内と外』と『人とは何か』などがテーマだと思いました。
社会は色々ありますが主人公のアンジェラの肉体が16歳ぐらいらしいので例を「学校」とすると、学校の内では学生たちは大人たちに決められた授業を行い、課題やテストにより成績が決まるなど謂わば「社会に評価されます」これがあれば受験などを通して学校という社会に居続けることが出来ます(学校の場合、永遠ではありませんがw)。
そして学校の内はできる事もありますが出来ないこともあります。出来ないことを求めて、または居続けることが出来ずに学校の外に行くのは愚かなことだろうか?内のみが楽園なのか?
それをどう決めるか、どう感じるかは人それぞれであると思いました。
まあ結局、面白ければすべてよし
リリック さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
この映画は、キャラクターの表情もすべてCGで表現している。
にもかかわらず、キャラクターの心情がしっかりと伝わってくるのが
「楽園追放」のすごいところの一つだと思いました!
どうやらこの映画のために、キャラクターの表情を柔らかなモノにするための
ソストを作ったみたいです!!
ストーリーは起承転結がしっかりとした構成になっていました。
人の心、真の自由、生きるための目的は何か?
など、観たひとに問いてくるような話になっていたと思います。
声優もキャラクターにピッタリとあっていた印象でした!
ディンゴかっこいい!
アンジェラかわいいー♥
全体的にこの映画はどなたにも自信をもってオススメできる作品だと思います!
私が最近観たアニメ映画で、間違いなく上位に入ってくる!!
タイトルの「仁義」はこの物語の重要なキーワードです!ww
気になる方は是非!
雷撃隊 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
卯月セピア さんの感想・評価
3.7
物語 : 1.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
以下があくまで個人的な感想であることをご了承ください。
まずは作画や音楽といったところを総合して、演出はとてもよかったです。
シビレました。さすが映画だな、金かかってるな、と。
冒頭から乳首が観られて、私は幸せでした。
戦闘シーンも興奮させられました。とてもアツかったです。
映画館で観る醍醐味というのを久々に感じられました。
声優についても安心感を抱きながら観ることができました。
とりわけ神谷浩史さんがよかったかな、と思います。
ただ、物語に関しては。。。
私はアニメ作品を鑑賞する際は期待を一切せずにするよう心がけてます。
それは期待との相対的評価をしたくないからです。
しかしながら、本作は虚淵さん脚本っていうのも一つのウリにしていたので、
そういった意味でのカテゴライズを無意識にしてしまっていました。
そのため、物語やそれによって築かれるキャラクターの「深み」は当然あるものと、
まるでエロゲーをプレイするときのような態度を構えてしまいました。
結果、本作には何がしかの深みというものが感じられませんでした。
あったのかもしれませんが、それは個人的には浅く、何ら新鮮さのない設定も相まって
私の不感症を疑いました。
製作者側の主張も「最近こういうのにハマっているんだよね」ってな程度にしか感じられず、
予想を裏切る展開もありませんでしたので私の中で本作は日常系作品という評価になりました。
したがって、そういうストーリーを重視した観方をする作品ではないかなーと思います。
総評としては「映画館で観るべき、世界観を楽しむ良作」です。
眠夢 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
balbal0003 さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
SF物が好きで虚淵さんが脚本なのでかなり期待して観たのだが、意外と普通のアニメ映画だった。
単純な正義vs悪という構図はなく、ロボットと人間について考えさせられる形に仕上がっている(そんな単純な話ではもちろんないが)。
冒頭で「電脳」というワードが出てきたので、攻殻機動隊的な世界観を想像していたが(安直であるが笑)、かなり違った。
ハラハラドキドキする映画ではなく、世界観をゆっくり楽しむ作品。
わざわざ映画館に行って観るような作品ではないと個人的に思った。
ともねぎ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
これまでの3Dアニメとは作画や描写が全然違い、物語を見ていて違和感が無く、むしろ3Dアニメであることを生かしているようなかんじでした。
ストーリーもよく考えられていて、作中にでてくる歌なんかもとても良く、3Dアニメ以外の部分だけ見ても、かなりの良作でした。
Horun さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
【個人的殿堂入り作品】
自我を獲得したAIというと一般的には人間と対立する悪者として描かれることが多い。
しかし本作では対立する相手が電脳であることが面白い。
無から作り出されるAIと人間から作り出される電脳。
そのどちらがより人間的なのか。
そしてどちらが善で、どちらが悪なのか。
残念ながらこの作品ではその辺の哲学的なテーマに明確な答えを出している訳ではない。
それでは一体誰に一番共感を持ったのか。
アンジェラかディンゴかフロンティアセッターか。
正直言うとみんな凄すぎて共感とまではいかなかった。
私の心情に一番近いのは地球に残った名もなき旧人類だ。
もし私があの世界にいれるなら、間違いなく彼らを選ぶだろう。
そして天へと上る一筋の光を見上げてこう言うのだ。
Bon Voyage!
【視聴メモ】
ロボのCGは取り立てて凄いとは思わなかったが、キャラの表情が素晴らしい。
CGでここまでアニメっぽい表情が出せるものなのか!
個人的にはアンジェラと釘宮さんという組み合わせは余り合っていなかったような気がする。
YDK さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
時代になりました。
3Dアニメといえばアルペジオにシドニアの騎士という代表的な作品があり、どちらも3Dの凄さを見せつけるには十分なものでした。
この流れの中で楽園追放。
水島精二監督、虚淵玄脚本による初オリジナル3D作品ともなれば期待せざるを得ません。
最近はわざわざ手書きから3Dにしているみたいです(そうしないと可愛くならないらしい)
そのお陰か楽園追放のキャラクターは3Dっぽさを感じません。文句なしにアンジェラちゃんが可愛いです。
3Dキャラクターは可愛くない。
この点さえクリアすることが出来れば3Dの魅力は圧倒的で2Dアニメ派の皆さんも唸ることでしょう
(是非食わず嫌いせず観ましょう
もちろん虚淵さんのストーリーには開始早々から引き込まれますし、アクション映画としても超一級品です。
期待していいですよ!
映画は地上波と比べてクオリティが高いのでどうしても評価が底上げされてしまいますね。
映画のレビューは映画同士での比較にしか使えなそうです。
Yeager さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
自分としてはストーリーはよくありそうな、ありきたりな設定にありきたりな主人公
だけど
評価できるのは雰囲気のかもし出しがうまかったのと、
戦闘シーンは結構きれいだった
・・・・それでも
じぶんとしてはもう少し設定の練りこみが会ってよかったんじゃない?
と思った
Nasty.* さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
SFっぽい感じのアニメでしたね~この頃、ロボット戦闘のアニメが見たくて仕方が無かったので個人的には結構満足ですww
絵に違和感や、嫌いって人も居るかもですwちょっと個人的には違和感あったけどそれもいい方に働いていたと思います。
人もいつか、遠い宇宙に旅立つ日が来るのかな~w
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
面白かった
「アニメ表現の新時代」うなずける.
フルCGで作られた今作.私は東映が好きではない.仕事が雑だ.トリコ,ワンピ,プリキュアなど視聴年齢が低い作品で適当な仕事をしてるイメージが強いし,実際トリコもワンピもひどいもんだ.崩れまくってる.しかし楽園追放で東映の本気をみた.
手書きのアニメかと疑うほどに人物の表情が自然だった.CGアニメで最も違和感が現れるそれが人間だ.ロボットや風景などはCGでもそこまで違和感がないが人だけはそうはいかない.どうしても細かい表情の機微や手書きアニメ独特のアニメ感が出なくなる.しかし今作はそれが出来ていた.
驚いた.あの東映にもこんな仕事ができるのかと.とにかく「CGアニメもここまできたか」そう思った.これは映像だけでも一見の価値はある.
そして脚本も面白かった.まぁ安定の虚淵といったところか.雰囲気は攻殻に似ているかな.あそこまでシリアスな内容じゃあないが電脳世界というテーマは似ている.
一本のアニメ映画としてのクオリティは凄まじいと思う.アニメファンなら見たい作品だ.
期待以上の出来だった.
37111 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
すばる☆ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「楽園」と化した電脳世界・ディーヴァでは人類の98%が地上と自らの肉体を捨て、データとなり暮らしていた。
そこにハッキングを仕掛けてきた地上の者を追うストーリー。
前半はアンジェラとディンゴの出会い。
中盤はそのハッキングの相手との邂逅・交流。
後半はバトル。
盛り上がりはやはり後半部分。
豪快声優陣がやっと出てきたかと思ったら、アツいロボバトルに!!
ディンゴの「仁義」の考えがアンジェラにも届いた時・・・
世界観も相まって3DCGの可能性が開けた作品となっていると思います。
表情の豊かさとスピード感などなどいい点が多くあります。
1つだけアレなのは「なぜ最後Kさん歌った?」っていう所だけ。
何らかの続きを期待しちゃうな、これは。
ヘスティアю さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
くぎゅうううううう!!!!!
くぎゅううううううううう!!!!
HIRO さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
あにこれさんのレビューを観て映画館に見に行ってきました。
キャラクターデザイン&ストーリーともにすばらしいできばえで映画館に足を運ぶ価値ありな作品です。
上映している映画館が少なくもったいない感じがします。
脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』をはじめとする人気作を手がける虚淵玄さん(ニトロプラス)
監督は『機動戦士ガンダム00』や『夏色キセキ』を代表作として持つ水島精二さん
フルCGアニメ。
あらすじナノハザードにより廃墟と化した地球。人類の98%は地上と自らの肉体を捨て、データとなって電脳世界「ディーヴァ」で暮らすようになっていた。
西暦2400年現在、その「ディーヴァ」が異変に晒されていた。「フロンティアセッター」と名乗る謎の存在による「ディーヴァ」へのハッキングを地上世界から受け、捜査官アンジェラは生身の身体・マテリアルボディを身にまとい地上世界へと降り立つ。
現地の地上捜査員ディンゴと共に、謎のハッカー「フロンティアセッター」と世界の謎に迫る。
原作:ニトロプラス・東映アニメーション
脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
監督:水島精二
キャラクターデザイン:斎藤将嗣
メインコンセプト&ビジュアルデザイン:上津康義
メカニックデザイン:石垣純哉
スカルプチャーデザイン:浅井真紀
グラフィックデザイン:草野剛
設定孝証・コンセプトデザイン:小倉信也
絵コンテ:水島精二、京田知己
CG監督:阿尾直樹
モーション監督:柏倉晴樹
造形ディレクター:横川和政
色彩設定:村田恵里子
モニターグラフィックス:宮原洋平(カプセル)、佐藤菜津子
美術監督:野村正信(美峰) 撮影監督:林コージロー
編集:吉武将人
音響監督:三間雅文(テクノサウンド)
音響効果:倉橋静男(サウンドボックス)
音楽:NARASAKI
アニメーションプロデューサー:吉岡宏起
プロデューサー:野口光一
アニメーション制作:グラフィニカ
企画・製作:東映アニメーション
キャスト
アンジェラ・バルザック :釘宮理恵
ディンゴ(ザリク・カジワラ) :三木眞一郎
フロンティアセッター:神谷浩史
他:林原めぐみ/高山みなみ/三石琴乃/古屋徹/三宅健太/遠藤大智/稲葉実/江川央生/上村典子
ティーブレイク
次の産業革命は「人工知能」の開発といわれていて各社が開発にしのぎを削っています。最近ではトヨタの自動ブレーキ搭載やCYBERDYNEのロボットスーツ「HAL」の開発などロボットが人間の代わりをする時代に突入してきました。近い将来バス、タクシー、トラックは無人走行になるといわれています。
約50年前にフィリップ・K・ディックが1968年「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」で描いた世界が現実のものとなる日もそう遠くないきがします。
ossan_2014 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
【ちょい長いです】
久しぶりにSFアニメを観た気がする。
(疑似)科学的な設定がストーリーを支え、絡み合ってこそのSFだ。
支えているのがハーレム設定だけというのでは、やはりSFとはいいがたいだろう。
素材となるのは、データ化され仮想空間に生きる実存、科学力により分断され階層化された社会、{netabare}自律進化する人格を獲得した人工知能、{/netabare}
といった今ではお馴染み感のある設定の数々。
だが料理は素材だけでできるものではない。材料をどう調理するかの技法が味を決める。
人格を電子化し仮想空間の中で人々が「生活」する『マトリクス』的な社会ディーヴァ。
『マトリクス』と違うのは、そこで「生活」する市民が、データ化された自分とその仮想化社会の事実に自覚的なこと。
そこにハッキングを仕掛けるフロンティアセッターとの電脳戦から物語は幕を開ける。
このフロンティアセッターのハッキングの追跡から、アンジェラが地球へ降下するまで一気に描写する製作者の手際の洗練具合は、非凡と言っていい。
スピード感がありながら、この世界の構造と、内在しているキャラクターにとってどういう世界であるのかという世界観まで、視聴者を立ち止まらせることなく、説明してしまう。
ただストーリーを追って観ているだけで、世界観が分らなかったり、誤解してしまう視聴者はほぼ居ないだろう。
これは映像的なセンスのみならず、脚本が秀逸で、セリフに使われる言葉の一つ一つまで吟味しつくして選択していることによると思われる。
この脚本の緊張感は、最後まで途切れることはない。物語のどの段階でも、背景で何が起きているのか、世界のどの部分が展開されているのか、把握できてしまう。
が、いたずらに説明的なわけではない。
映像的な楽しさにひきつけられて観ているだけで、自然に伝わってくる巧みな描写がなされている。
殊に終盤のバトルで、幻惑的なアクションの連鎖を堪能させながら背後の状況を二重映しにしてサスペンスを盛り上げるのは、並外れた描写力といえる。
さて、このように抜群の技法によって、既視感のある各種のSF設定の素材は、いかなる調理がなされているのか。
{netabare}人工知能であるフロンティアセッターは、自然的な人間と対立的にとらえられることはなく、むしろ「人間」そのものであると肯定される。
そもそもデジタルデータの集積である人工知能は、ディーヴァ内でデータ化されて仮想化されている「人間」と同型的な存在だ。仮想現実化した実存を「進化」と強弁する思想の下では、むしろ生物的な根拠を持たないフロンティアセッターのほうが「進化」した人類ではないかという見方すらできる。
それゆえ、『マトリクス』的な仮想世界は、『マトリクス』のようには、単純に自然性に対立するものとして、作中で自動的に否定されるものではない。
むしろ、自然性による自動的な否定を相対化するものとして、「人工知能」フロンティアセッターは方法的に導入された印象がある。
最終的にディーヴァから離脱するアンジェラだが、その「人工性」と「自然性」との正否からディーヴァを否定したという風には描写されない。
彼女の決断は、むしろ個人的で趣味的な気分から決断をしたような印象を与える。
彼女の否定は、仮想化の是非ではなく、その「管理」の在り方に向かっているようだ。
別にデータ化して仮想化社会で「生きる」ことに不満はないが、あの「管理」は気に入らない。
楽園とも自己宣伝するディーヴァ社会だが、楽園が楽『園』である限り、管理は必須の条件となるだろう。管理がなければ、「園」は荒野と変わるところがないのだから。
楽「園」を維持する管理は、あたかもミシェル・フーコーの生権力的な形態をモデル化しているようだ。
仮想現実化社会に、生まれた直後にディーヴァによって電子化されて投入される実存は、そこでの「生存」を望む限りディーヴァの管理当局による指示に従わざるを得ず、管理から逸脱した価値観を持つことは原理的にできないように設定されている。
「存在」がシステムによる「電子化」に根拠づけられているため、「生存」したいという当然の欲求は、管理の要求する「社会貢献」という評価基準を内面化していくほか実現させる道はない。
「生きる」ための価値観と行動が、すべて管理の正当性を強化する力をもたらす社会は、我々の「社会」を連想させ、おそらくこれを暗示するものだろう。
「生きたい」という自然な欲望が、「管理」の承認を支えて強化してしまう社会。
エンドロールの途中のパラグラフで、保安局はさらなる管理の強化と離脱者の防止を決意する。
生権力の本性をうかがわせる描写は、ますます我々の社会との類似を暗示しているとの印象を高めるとともに、どこか既視感がある。
電脳化システムを独占することで全住民の「生存」を支配し、基準を設けて「住民」を選別、その基準と管理を一手に引き受け、「排除(凍結)」する権利を担保する社会は、いわば全住民が潜在的に収容所に監禁されているのと等しい。
離脱者までも管理を強化する契機に利用し、権力を司る保安局員が神話的アバターで現れる権威づけは、「真実」を体現する「党」によって指導、管理される、収容所共産国家に酷似している。
我々の社会でも「社会に有用な存在であれ」「社会に貢献できないものには、何も与えることはない」「この当たり前のことを否定するものは、社会から排除せよ」と主張する人が目立って多くなっているようだ。
ディーヴァ社会でも通じそうな主張をするこの人たちが、躍起になって否定するサヨク的なものの根源である収容所社会が、この我々の社会を思わせるディーヴァ社会と似ているのは皮肉なことだ。
だが、当然のことながら、「社会」の外には世界が広がっている。
社会の評価と承認が無ければ「社会内」では存在できないが、外部世界は必ずしもそうとは限らない。
地球に降り立ち、その社会や住人、さらには数百年を「管理」なしで自立進化し続けてきたフロンティアセッターとの出会いにより、内面化されていた「管理」の有効性を懐疑し始めたアンジェラは、「管理」=生存の保証ではないことに気づき、受肉した地球上の存在へと自己を投機する。
繰り返すが、仮想現実社会への正邪の審判ではなく、その「管理」への趣味的な回答として。
ある意味究極の外部「世界」=深宇宙を目指すフロンティアセッターは、一切の評価も承認もなく目的を完遂する。
そう、内面化した「社会の基準」ではなく、この私の、私自身の内部から湧き出してくる「衝動」こそが、世界での生存を支え得る。
外宇宙へと旅立ったフロンティアセッター。首尾よく成果を上げる可能性は極微だし、たとえ成功したとしても文字通り天文学的な時間ののちに帰還したところで、称賛や承認を与える人類は、もはや存在していないだろう。
それでも、陽気に歌いながら、むしろ楽しげに旅立って行く彼の姿は、彼を動かすのは自身の衝動であり、社会の評価や制度化された承認など問題ではないことをよく示しているのではないだろうか。
趣味的に離脱を決断したアンジェラもまた。
このように「楽園から追放」された彼女たちだが、じつは「追放」されたのは仮想現実都市のほうかもしれない。
最後に特記しておきたいのは、無機的でありながら奇妙な人間性を絶妙に感じさせるフロンティアセッターを表現した、神谷浩史の力だ。
固有の風貌も持たず、フレームのデジタルデータの集積が本質である、人工知能という抽象的な存在が、一種の人格をもってスクリーン上に受肉し得たのは、神谷浩史という肉体を通過した声なくしてありえない。{/netabare}
現代の声優の演技は、ここまで高いものになっていたのかと再認識した。
若手俳優やタレント主体のドラマや映画がどう頑張っても、これほどの演技レベルに追い付くには、ちょっと絶望的な差を感じる。
bABBW06636 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:----
監督、脚本の名前だけでもすごそうと思えますが、
フル3DCG、声優さんも豪華であり、アニメの好き嫌いに関わらず色んな人に見てもらいたい作品です。
物語自体はよくあるような、悪く言えばベタなものですが、それを3DCGで表現されていることに意味があります。
CGに関してはさすがです。
違和感をほとんど感じなくなりました。
ただその特性上か、人の描写はぎこちない感じ。
一方で機械、アクションは最高です。
実験的作品という面でも、たくさんの人に見てもらいたいですね。
sukasuka さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
3D-CGのセルルックと呼ばれる手法で作られたアニメ。
そういう意味では「蒼き鋼のアルペジオ」や「シドニアの騎士」と同類。
ただ完成度はより高く、キャラのCG臭さが全く感じられないくらいにまで
進化しているのは凄い。
更には顔芸でも楽しませてくれるとは思わなかった。
{netabare}ヒロインの姿などは、SF系美少女アニメキャラとしてのステレオタイプ
そのものだが、担当声優を含めて視聴者ターゲットを露骨に絞ったような
演出も男性アニメオタクとしてはご褒美だろう。
もちろん俺も大好きだ。
物語りの舞台や設定については全く目新しいものは無い。
既存のSF映画やアニメの寄せ集め感は否めないかも。
単純明快なストーリーの中で暴れまくる主人公達をどこまで楽しめるかが
評価の別れどころになるだろうか。
100分弱の上映時間でテンポが悪くなるような場面は少ない。
特に、3分の2を過ぎた辺りからラスト間際までほぼノンストップで続く
アクションシーンは見ごたえ十分。
心に残るような印象深い作品とはなりえないかもしれないが、ビジュアルで
魅せるエンターテイメント作品として俺的には評価が高い。
ラストは何だか幾らでも続編を作れそうな終わり方だったな。
その辺はどうなんだろう(笑){/netabare}
徳寿丸 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
まぁ何となく視聴。釘宮さん、三木さん、神谷さんの声の共演が心地良かったです。ロボットのアクションシーンもドンパチやってくれて楽しかったなぁ。
上映時間も内容と長さが丁度いい位だったように思います。全編3D?はキングダムで嫌な経験があったのでどうかと思いましたが違和感は感じませんでした。
人類の未来を描いた作品ですが最後は何が人間らしさなのか皮肉っぽい形で私たちに問いかけているという事なんですかね。
まぁ、暇ならSFぽいの好きならお手軽に見られたらどうでしょう?
私のツボ:・・・それって明らかに排〇物って感じなんですが・・・
ワタ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
結論から言うと、今年放送されたどの作品よりも、これが一番面白かった。
ジャンルはSFだが、廃墟と化した地球・電脳世界・人工知能などといった、もはや手垢のついた設定ばかり。
ストーリー的にもこれといった深みも捻りもなく、ましてや大きな仕掛けやどんでん返しがあるはずもない。
でもそんなことはスタッフも重々承知の上で「それがどうした?面白ければそれでいいじゃないか!」
と言わんばかりの、萌えエロとメカアクションに溢れた上質な王道娯楽活劇に仕上がっている。
時間の制約上、アンジェラ・ディンゴ・フロンティアセッターの3人のみに焦点を絞ったのも好判断。
立場が異なる各々の主張が、テーマ語りだけでなくキャラ立てとしてもしっかり機能している。
終盤の戦闘シーンは圧巻の一言。
ここ最近のCGメカアクションでは、マジェプリ・シドニア・亡国のアキトが特に凄いと思ったが
本作はセルルック(3Dを2Dのように表現する手法)という意味で、方向性が若干異なる。
3Dならではの高速戦闘でありながら、2Dの手描き感も味わえるとは・・・!
本作はフルCGアニメだが「2Dこそが至高」と思ってる人に一度観て欲しいと思った。
アンジェラの顔芸一歩手前の鬼気迫る表情や、ワンカットだけあった完全デフォルメ顔なんかも印象的で、
これは専用の表情モーフィングツールを使っているとのこと。手描きと思ったけどホント技術凄いな・・・
一応不満点を挙げると、電脳世界側の描写が薄いところか。
劇中で電脳世界の在り方が肯定されたり否定されたりするが、いまいちピンと来ない。
あとディンゴが完璧超人すぎるかな(歌がアレなのは中の人の問題)。
アンジェラとの掛け合いは面白いけど、アンジェラが一方的に論破されてるだけに見えるのがね・・・w
※※※
作品に斬新さや深みがあるという「だけ」で褒め称えられ、
それらがない作品は特段価値のないものとして格下に位置付けられるという風潮は間違いなくあると思う。
個人的には創作作品である以上、まずエンタメ優先であって欲しいという思いがある。
斬新さや深みに拘り過ぎるあまり、娯楽性が疎かにされるような作品はあまり好きではない。
作者の妙な哲学のせいでストーリーがグダグダになり、キャラがブレまくるなんて本末転倒だろう。
虚淵玄という脚本家には色々思うところがあるが、
その本質はエンターテイナーだということを本作を観て勝手に確信した次第。
猿の尻尾 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
荒廃した地上を捨て、電脳世界『ディーヴァ』で生活をしている人類の元へ、謎のハッキングが仕掛けられる
地上から行われているその行為を突き止める為、地上へと送られた捜査官「アンジェラ」と地上でのサポートを任せられた地上調査員エージェントの「ディンゴ」の2人、そして……。
と言ったふうなあらすじから始まるのが今作、『楽園追放』です。
結論から言うのならば、物凄く面白かったです。
{netabare}データの人間と生身の人間、そして自我を持つAIの三者の内面を丁寧に描き、それぞれの在り方を魅せる。
こういった哲学的な要素は大好物なので、見終わってしばらくはしゃいでしまいました。{/netabare}
そして特筆すべきなのはやはり3DCGによる大迫力の戦闘と、日本では未だ類を見ない人物の表現でしょう。
確かにまだ改善するべき点はあるにしても、ここまで豊かな表情と人物の動きを3DCGで表現できるというのは非常にワクワクします。
これから日本の3DCGが進化をするとして、間違いなくその転換点になりえる表現でした。
これは何をどうしても映画館の大スクリーンで見るべきでしょう。
ストーリー展開もド王道で安心して見れました。
キャラも三者全員が魅力的で、特に「仁義」というキーワードが出てきてからはついついニヤけてしまいました。
これからの3DCGの発展が非常に楽しみになる映画です。
興味のある方は是非、ご視聴を!!
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
最近のアニメの特徴として、ネット空間とリアルワールドを比較する作品は多いと思う。
このアニメ以外にも、SAO、アクセル・ワールドなども同じ類の作品だと考えている。
特別印象に残る傑作というレベルでは無かったにしても、考えさせられる作品だった。
正直、俺の生き方も、どっちの世界が本当の世界なのか分からなくなる。
ネットワークを介して何処にでも行ってしまう。。
夢のような世界だと思うか?
俺は、システムエンジニアだから、自宅のネットワークに世界中何処からでも
アクセスできる環境を構築している。
SSTPというプロトコルでHTTPSと同じ443番ポートを使って、
VPNが確立できる為、どんな大企業でも。どんな学校からでも、
どんなしょぼいネットカフェからも基本アクセス可能だ。
職場で真面目に仕事をしているフリをして、実は自宅の自分のパソコンを
リモートデスクトップで操作して、あにこれをしている事もある。
こんな世界に1日12時間も生きていると、何が自分のリアルワールドが、本当に分からない。
食事の時も、片手にiPhoneを握りしめている始末だ。
しかし、そんな世界に生きていても、こんな小道具では心は癒せないと、
何故か本能的に(直感的に)気が付いている。
このアニメは、そんな事をリマインドしてくれるアニメだったと思う。
まぁ、こんなことを言うと作品に失礼かもしれないが、
アンジェラ バルザックのCV「釘宮理恵」は、やっぱり最高!!という事だけだろうか。
そうそう!ディンゴが言う「仁義」って言葉にも、何故か反応したかなぁ。。ww
これから先の20年、コンピューターは何処まで進化するだろうか。
gagaga123 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
過去にいろいろな映画、小説、マンガ、アニメですでにメインテーマになっていた要素をうまいこと1本の映画の中にちりばめ、きれいにまとめたアニメです。新しさはないです。
メインのキャラを絞って、考え方の対比もわかりやすくストーリーも納得できます。
セルルックCGアニメとして現時点で最も進化しています。ロボのバトルはもちろん、キャラの表現もよく、これからの発展も期待できます。
一方でまだキャラが人形に見えるシーンが10箇所以上あり、気持ちが冷めてしまいます。
88. さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
hetero さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
バルト9のシネマチネでなにか観ようとフラフラしているところでなんとなく観てみました。
前に映画見に来た時にPV流れてたなぁくらいの気分で観ました。
割とストーリー展開は王道的で、難なく理解できるシンプルなものでありましたが、進行の仕方、演出、伏線回収など細部にわたって楽しませてくれました。
戦闘シーンが結構迫力があって好きです。
見終わってすぐにBlu-rayを予約しました。劇場限定版は売り切れてました(そりゃそうか)
これはいい意味で裏切られました。映画館で観て良かったと思わせられるものです。
年明ける前に良いもん見たなぁって気分です。おすすめですよ
erimingo さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
任意ラヂヲ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
フル3Dの作品で、なんだかいやらしいコスチュームなヒロインがいるけど見た人の評判がいいし見てみようかと劇場で視聴。期待をしなかったことを後悔しました。期待を裏切るのではなくうわまっていく作画、伏線回収、パトレイバーの地上降下を見たときのようなワクワクで非常に楽しめる作品でした。ストーリーは見た目に反して(?)SFもの、カウボーイビバップにちかいです。シンプルなストーリーで爽快感がありますね。色々考察がいるような映画ではなくまっさらな状態で楽しめる作品です。
フル3Dアニメにおける最先端技術の結晶という感じで、キャラの表情や動作に違和感がないのが驚きです。背景と人物の間がすんなり馴染んでいるんですね。作画オタ的な高評価ポイントは、ミサイルカーニバル、市街地戦闘、3Dなのに表情変化の豊かさなどなど枚挙にいとまがありません。見終わった後で何か懐かしさを覚えているのは、構成がどこか80-90年代の熱血ロボアニメを現代風にお色直ししたように感じられたからでしょうか。トップを狙いたくなります。
アルペジオや009、アルドノアといった3D作品に並ぶ、もしくは頭一つ抜き出た技術の結晶です。ヒロインの衣装がきついなどと言わずに是非見に行ってみてください。アニメを愛する全ての人に見てもらいたいです。
アニメを見て、久しぶりにゾクゾクしました。
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われわれはどこから来たのか われわれは何者か
われわれはどこへ行くのか――。
地球はナノハザードにより廃墟と化した。
その後の西暦2400年、大半の人類は知能だけの電脳世界ディーヴァに生きていた。
電脳世界に住む捜査官アンジェラは、
闘力を誇るスーツ・アーハンを身につけ地上に初めて降り立った。
そして地上調査員ディンゴと共に地上のサバイバルな世界に旅立った。(アニメ映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』のwikipedia・公式サイト等参照)
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