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「STAND BY ME ドラえもん(アニメ映画)」

総合得点
62.1
感想・評価
128
棚に入れた
581
ランキング
4946
★★★★☆ 3.6 (128)
物語
3.6
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.6

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STAND BY ME ドラえもんの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2022.6.3

2022.6.3

投稿 : 2022/06/03
閲覧 : 104
サンキュー:

0

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

フルCGのドラえもん。原作の感動系エピソード。

フルCGのドラえもん映画であり、本編大長編シリーズとはまた別の作品。
ストーリーは原作の感動系のエピソードをまとめていますが、ところどころ原作と違ったり、そもそも絵柄が違うので最初はなれなかったですが、だんだん慣れてくるとみられるようになりました。
しずかちゃんは可愛く描かれていたと思います。
また、原作で知ってるエピソードでもCGで描かれるのは初なので新鮮でした。

投稿 : 2022/02/23
閲覧 : 185
サンキュー:

5

匿名係長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ドラえも〜ん゜゚・*(;∀;)゜゚・*

ドラえもん3D作品。

ドラえもん屈指の名作、帰ってきたドラえもんを筆頭に雪山のロマンス、結婚前夜などが全部入れされた作品です。

泣くための作品ですね。

しかーし!

少しだけ言いたいこともありんす。

これらの作品は大山のぶ代さん時代のアニメ作品でも視聴済みなので、今作品との差異がはっきりと分かる。

簡単に言ってしまえば、のび太の魅力についての描写が少ないのではないかという個人的感想です。

ダメでドジなのび太くん、取り柄が無い様に見えるが、誰よりも優しい心を持っているという描写がもう少し欲しかったかなと。

過去の結婚前夜では、未来においてもどこか抜けてるのび太くんのままだが、迷子の猫を飼い主に届ける、先生に上着を貸す、踏んでしまった花に添え木をして謝るなど、これでもかというほどのび太くんの優しさが詰め込まれています。

だからこそ、しずかちゃんのお父さんの「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ」という名言が際立ってくると思うんですよ。

帰ってきたドラえもんの、最後の夜にのび太くんがドラえもんに1人で何でも出来るというシーンが無かったり、のび太とジャイアンの決闘シーンで何度も立ち上がり、ドラえもんを安心させようとするのは同じなのですが、微妙なセリフの違いや、のび太のジャイアンへの攻撃とか、何か違う感が漂ってしまっていた気もするのです。

過去作品ではウソ800でスネ夫とジャイアンに仕返しした後に「今のは全部ホント!」と言ってしまうのび太くんの優しさが見れたり、帰ってきたドラえもんの「うん!」とか、ラスト、嘘をついたことへの謝罪に来たジャイアン、スネ夫、心配で一緒に来たしずかちゃん。

風呂敷いっぱいのどら焼きを持ってきたジャイアンが涙ながらに悪かったよと抱きつくシーンが個人的に印象に残っており、大好きなシーンでもあったのですが、やはり今作品には無いですよねw

原作や過去作品を知らない方は違いも楽しめますし、是非そちらも視聴してみてほしいです

原作リスペクトと言えばそれは間違いないと思うのですが、今一歩で私の涙腺はぶっ壊れ、ミイラになっていたことでしょう。

酷評気味ではありますが、ドラえもん屈指の名作たちが綺麗にまとめられており、一本の映画としての完成度はかなり高いと思います。

実際、過去作品の思い出補正が含まれていたとしてもかなり泣かせていただきましたw

声優さん達が一新され、最初は敬遠していましたが、新しい映画なども素晴らしいものが多いですね。

ドラえもんは世代を越えて愛されるべき作品だと改めて感じました。

投稿 : 2021/05/23
閲覧 : 171
サンキュー:

2

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

おそらく誰も求めてないんですよねぇ

視聴前 キャラデ嫌だなぁ

視聴後 …

この話はドラえもんをフル3DCGにした話
みんな大好きドラえもん(白目)
友達になかば強制的に連れられ、私の嫌いなドラえもんを見る羽目になりました。ドラえもんは劇場版百式(鉄人兵団)を見た以来みていないです。

さて内容は超重要シーンをあわせた物となっています。これみときゃドラえもんがわかるらしいのですが、あいも変わらずのび太君がウザい。
私は12歳以下の子どもを人間と認識できないので、本作は非常にイラつきました。本作というかドラえもん自体嫌いな部類です。百式の時は百式に意識が言っていましたし、幼いというよりロボットの未熟さのほうが目立ったので良かったのですが、ドラえもん本編となると大分キツイです。

さらに展開がつまらない。惰性的な導入に小学生の考えるような中盤、ひねったつもりかもしれない幼稚なラスト。まぁ1970~1996年に掲載されていたマンガに文句を言ってはいけないのかもしれませんが、普通に面白くない。当時読んでいなかったので当時の感覚が分かりませんが、少なくとも現代では通用しません。何にも面白くもメッセージもなく、ただただガキがわめいているだけです。空想の子どもだとしても本当にイラつく。
感動シーンもあることにはありましたが、子ども騙しのちゃっちい奴です。「ほら泣けるでしょ?泣いてよ」と言っている場面はありましたが、露骨すぎるし全く感動できませんし、非常に冷めた気持ちで終始見ていました。完璧につまらなかったです。
ということを友達に言ったら終始ニコニコしていました。非常に怖いです。

まぁ本作は「ドラえもんがフル3DCGで動いている」という事実が良いのでしょう。知りませんけど。話題性だけですね。

監督は八木竜一さんと山崎貴さん。
脚本は山崎貴さん。
劇伴は佐藤直紀さん。
アニメ制作はシンエイ動画さんと白組さんとROBOTさん。

作画は3DCG。キャラデザが好きじゃない。
主題歌は秦基博さんの「ひまわりの約束」

総合評価 いらない

投稿 : 2021/01/01
閲覧 : 228
サンキュー:

3

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ドラ泣けない。

【概要】

アニメーション制作:白組、ROBOT、シンエイ動画
2014年8月8日に公開された劇場アニメ。
原作は、藤子・F・不二雄が『月刊コロコロコミック』『小学〇年生』
にて連載していた「大長編ドラえもんシリーズ」作品。
監督は、山崎貴、八木竜一。

【あらすじ】

野比のび太は、ドジでおっちょこちょいな子供。
小学校に毎日遅刻しては廊下に立たされて、テストは0点。運動もダメ。
ジャイアンとスネ夫にイジメられている。

そんなのび太の勉強机の引き出しから、
変わった服装の人間の子供と青い狸のようなロボットが出てきた。
その子供は、未来からやってきたのび太の曾曾孫のセワシと名乗り、
のび太の失敗だらけの人生で出来た莫大な借金のせいで子孫が代々貧乏しているという。

セワシの目的は、のび太の未来を変えることで歴史が改変されて、
自分たちの経済状態を改善すること。そのためにロボットのドラえもんを連れてきたのだった。
ところがドラえもんは、のび太のおもりを嫌がって駄々をこねている。
そこで、セワシがとった強硬手段。
それは、のび太を幸せにするまで未来に帰れない「成し遂げプログラム」の起動だった。
セワシの命令に反する言葉を口にしたり行動を取ったりすると、強烈な電流でお仕置き。
また、目的達成後に残りたいと言っても電流が走り、無理やり帰されるという。

セワシが未来に帰った後に、のび太とドラえもんはタケコプターで夜の町を飛ぶ。
のび太は、彼女の家の窓越しに、しずかという女の子の寝顔を見て、
その様子から、のび太がしずかを好きだということをドラえもんは知る。

家に戻ったドラえもんは、のび太の人生を変えて幸せにする方法として、
本来の歴史での妻であるジャイ子ではなくて、しずかと結婚させることを提案。
それからというもの、ドラえもんは四次元ポケットから未来の秘密道具を出して、
のび太のサポートをする日々を過ごすのだった。

【感想】

今更あらすじを書く必要がない藤子・F・不二雄先生の名作漫画であり、国民的アニメですね。

初代の日テレ版ドラえもんはあまり語られることなく、
二代目の大山ドラえもんは、親世代には最も愛された作品。
そして、三代目の通称わさドラが2005年から続いていて今の子供のスタンダード。

従来は模範的なジャパニメーションである2Dアニメであったのが、

「未来の国からはるばると」→「たまごの中のしずちゃん」→「しずちゃんさようなら」
→「雪山のロマンス」→「のび太の結婚前夜」→「さようならドラえもん」
→「帰ってきたドラえもん」

と、有名な原作エピソードを繋げて感動路線で脚色して、
3DモデルのCGで表現したのがこの映画であります。
親世代は上記のエピソードを知っていて過去に映像化されて素晴らしいアニメだったので、
監督が誰でもハズしようがない鉄板の安心感。
今までドラえもんでは使わなかったフルCGならではの、新たな魅力を生み出すことへの期待感。
既に絶大な知名度がある作品を、AKB48など芸能人を作ってガンガン広告を出すなど、
電通の過剰なまでのマーケティングで劇場に足を運んでもらうことに成功したケースでしょうね。
その結果として興行収入83.8億円とドラえもん映画としては歴代最高額を記録しています。

しかしながら素直に称賛しにくいですね。その芸能人を使って映画館に誘うやり方に加え、
「いっしょに、ドラ泣きしません?すべての子ども経験者のみなさんへ。」と、
大人の手垢がついて押し付けがましいセンスの無いキャッチコピーは必要でしょうか?

泣くかどうかは見た人の個人的な感じ方によるものですし、
視聴者に先回りして予めバイアスをかけておいて、
制作側の意図に従った感想を強いるやり方は、マスコミの報道の扱い方にも似ていて下品ですよね。

ここで、大山ドラえもんの映画『のび太の結婚前夜』のフレーズを引用します。

「いつの間にか僕は夜中に1人でトイレに行けるようになった、
 1人で電車に乗って会社に通うようになった。 でも本当に僕は変わったのかな?
 ねぇドラえもん、僕は明日結婚するよ…」

と、のび太の結婚に対する気持ちで聞いた人の心に訴えかける台詞。
小原乃梨子さんの低めの落ち着いた語り口調の演技に裏打ちされた、
のび太がドラえもんと一緒だった子供時代を終えて、自分の人生を一歩一歩踏みしめてきた、
彼の人生を想像させるシンプルで飾り気のない独白と比較すると、

「ドラ泣き」の売り方は、TV番組でワイプで芸能人の顔を同時中継するような、
うざったさにも似ていて、いろいろと言いたくなることがありますね。

前置きはこれぐらいにして、本編の話に移ります。

ドラえもんのおおまかなストーリーを解説する、「90分でわかるドラえもん」
というダイジェストな紹介フイルムとしては、そこそこ優秀ではあると思います。
しかし、ドラえもんが秘密道具を出してはのび太に楽をさせる繰り返しの序盤の展開は、
のび太が道具を悪用したり楽をしても良いことなく、しっぺ返しを食らってしまって、
道具に頼らずに自分で頑張らなければ意味がないという、ドラえもんの芯の部分がない、
それは上っ面だけで骨抜きなストーリーですね。

それから、「たまごの中のしずちゃん」「しずちゃんさようなら」
をクローズアップして用いることで、
のび太がしずか絡みで失敗をして大きく傷ついたことで初めて、
関係性の変化に小さな波紋を起こして、物語を動かすターニングポイントになります。

と、この映画は、のび太がしずかと結婚する未来を作るのがゴール地点ですので、
どちらのエピソードも、のび太の一大イベントとしてドラマチックに盛り上げています。

しかしながら、ドラえもんの原作はブラックな部分を含んだギャグ漫画であって、
どちらも原作では非常にあっさりしたものです。基本的には笑わせにきてオチを教訓や感動で〆る。
それをこの映画では、泣かせることを目的としたBGMをガシガシぶち込んでくるのがくどいですね。

泣けるアニメを「感動ポルノ」「感動の押しつけ」と腐すのは、
当人には泣いたら負けみたいなプライドでもあるんですかね?と思ったりで、
「作画」や「演出」で泣いてしまうのは、その表現力に魂が宿っていればこそで、
むしろそのアニメ制作会社が優れた技量を持っているからこその証明であって、
マイナス材料にならない。感動した人の感情まで作品下げの否定材料に使ってるような輩は、
あっそう!と思ってしまうのが持論なのですが、

この映画の場合は原作からイメージを変えてしまう演出が単純にくどいだけで、
泣かせるための筋立てや映像表現すら質が高くないので、一度も泣けなかったですね。

そもそも、この手のフルCGアニメの表現はアクション映像作品を作るのに適しているのであって、
冒険エピソードでもない、感動路線に脚色されたドラえもんでやる意味は極めて薄いです。

もはや、これは原作の知名度を利用した二次創作であって、
皆の心のなかにあるドラえもんとは完全に別物だと折り合いをつけるのが適当であると思います。

もちろん、これまでのドラえもんのアニメにも原作からのアレンジが沢山ありますので、
原作から変えること自体には罪はありません。
となると、キャラクターの解釈の違いやシナリオ設計や演出家としての技量が単純に問われる、
という事案ではないでしょうか?

例えば、山崎貴監督の解釈による青年のび太は子供時代からほとんど成長していません。
むしろ、大人になっても恐ろしいトラブルメーカーであります。

14年後の未来で雪山に登山に行って仲間とはぐれて遭難したしずかを助けに行こうと、
現代ののび太がタイム風呂敷で大人の身体になって、その時代の大人のび太になりすましたが、
全く役に立たなかったドジっぷりを放っておけないから結婚するとしずかに言われた、
原作では終始ギャグであった「雪山のロマンス」が、

このアニメでは本来の未来のび太の風邪がしずかに感染したのが、
未来のび太になりすました子供のび太の行動の結果、しずかの風邪が重篤化して、
雪山でしずかを生命の危険に晒して、それがのび太の思いつきの機転で解決するというアレンジ。

未来の自分が助けに来るのを信じる!思いは通じる!と子供のび太(見た目は大人)の発想で、
しずかを助ける二人ののび太というドラマチックさこそが成長であるとの意見もありますが、
二人ののび太のあわせ技でしずかが死にかけた自分の不始末の解決を未来の自分に託したとの話。
それは、結果的には自作自演の凶悪なマッチポンプであり、
しずかに深刻レベルな迷惑をかければかけるほど結婚フラグが強固になるという気味の悪さです。

山崎貴の解釈では、うっかりが致命的な被害を与えかねない破壊的にダメ男なのび太という前提で、
蟻地獄に自分から食べられに行くが如くに、どんなのび太でも受け入れてくれる只管都合の良い、
バブみを満たしてくれる聖女化しずかが必要だったのでしょうねと思ったりです。

のび太のドジでおっちょこちょいさがほっとけなくて結婚を決意したコメディタッチな原作の軽さを、
重苦しいシリアスに改変したために、これをハッピーエンドと言えるのか疑問が残りました。
    
「のび太の結婚前夜」もなんだか変ですね。

未来の、のび太としずかの結婚式を見に行って一日間違えた、子供のび太とドラえもん。
子供時代の設定が昭和で十数年後といえば西暦2000年ごろなのに現実の名残が無いSF世界になってる。
原作ではまだ、のび太たちの現代との町並みの違いが殆ど無いのにも関わらずです。
そのSFチックな未来都市では自動車が宙に浮かんでいて、
市街にはTOYOTAやPanasonicやグリコなどの企業看板がやたら目立っています。
これって、電通がイメージした未来都市ですかね?
タケコプターを用いたバイクチェイスに尺が割かれているのは、
設定を変更をして、未来都市に作り変えられた西暦2000年頃の東京の背景を見せつけるのが目的で、
大人の事情でわざわざそんなシーンが挿入されたのではないか?と勘ぐってしまいます。

さて、ここからが一番に気に入らない部分。
「結婚前夜祭」と称して、ジャイアン、スネ夫、出木杉と酒を酌み交わすシーン。
ここは全員が成長して大人になっているのを示すポイント。
子供時代みたいなイジメなど無く、ジャイアンらとも対等の親友である様子が原作ではあり、

更に、大山ドラ映画版では歌い出すジャイアンにのび太が「やめろ、へたくそー」と野次を飛ばして、
ジャイアンも「うるせー」と返すものの昔と違い暴力を振るわず笑いあえる関係になっているという、
大人になっても友情がずっと続いていて、四人は大親友だと言える描写があります。
帰り際に礼を言う大人のび太に対し、大人ジャイアンが久々に子供の時みたいで楽しかったと、
のび太に感謝を返したり、「なんでしずかちゃんがのび太を選んだのか分かった」
と満面の笑みで告げて大人のび太の男としての良さを理解していたりと、
お互いに人生経験を積んで、のび太もジャイアンも良い大人になったと染みるシーンがあります。

水田わさび版ですら大人出木杉から「昔からしずかちゃんのことで野比くんに敵う男はいないよ」
と、思い出話をして昔から出木杉はのび太としずかの仲を認めていたことを打ち明けます。

ひきかえ、ドラ泣きではその手の情緒が全くないですね。

「できれば、僕が幸せにしてあげたかった」と、
しずかに振られた負け犬の遠吠えを出木杉にやらせて、
続いて、「お前もか!」と俺も告白したけどしずかに断られた。
出木杉ならともかく、なんでのび太なんかと結婚するんだ?と嫉妬混じりに、
ジャイアンは酔ったのび太の耳を勢い良く引っ張り両手の拳で頭を挟んで小突き回す始末。

結婚前夜で新郎であるのび太の前で、花嫁を狙っていたと暴露大会になるデリカシーの無さ。
どいつもこいつも、のび太ごときにしずかがお嫁に行くのを納得してない恨み節。
ジャイアンがのび太を暴力で支配する関係が大人になっても続いている事実に、
対等の親友同士の祝いの席ではなくて、
人間関係に優劣をつけるマウンティングの場になっていますね。

更には、本来のび太と結婚するはずだったジャイ子に、
のび太としずかの結婚を祝福させる残酷なシーンがあります。

一方で花嫁サイドに目を移してみると、マリッジブルー状態になったしずかに対して父が、
「彼は人の痛みを分かる人間だ」というシーンに、
「彼(のび太)には目立った長所はない」というひと言を付け加えるのも余計ですね。
そもそもしずかの不安がのび太の能力とは関係ないのを理解していなければ、

「やれるとも。
 のび太くんを信じなさい。
 のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ」

「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。
 それが一番人間にとって大事なことなんだからね。
 彼なら、まちがいなく君を幸せにしてくれるとぼくは信じているよ」

と、しずかの父の言葉に対して、のび太は子供の時から人間としての美点を持っていて、
その優しさ・ひたむきさを持ったまま成長して人を幸せにできる大人になったことを、
オリジナル部分で実際に描いて、しずかがのび太を選んだ判断は間違いではなかったと証明付けた、
大山のぶ代版や水田わさび版とは正反対に、大人になってからの人間関係の描き方の違い、
そして、だらしないトラブルメーカー気質として扱われたのび太のマイナス部分の強調が激しいのが、
しずかの父が人を見る目が無いように言葉の説得力を削いでばかりなのが凄いですね。

山崎貴は、しずかを聖女化するかたわらで、
のび太が立派になったりジャイアンやスネ夫がいい人になるのが嫌なんだろうな、
人間の性根は何歳になっても変わらない。成長するという幻想は捨てろ!って、
言われているみたいで、こんな独自解釈のシナリオで本当に感動するのかな?と、
見ながら思いました。

「さようならドラえもん」「帰ってきたドラえもん」も改悪ですね。

ドラえもんと、のび太のパパ・ママらとの最後の晩餐をカット。
のび太を残して未来に帰るドラえもんの心配の声に対して、
ドラえもんの不安を取り除くために笑顔で「ひとりでちゃんとやれるよ!約束する!」
と応える原作やこれまでのアニメと違って、「ほっといて!」と逃げ出す山崎版のび太。

弱虫で泣き虫なのび太の精一杯の真心を台無しにしてまで意気地なしを強調したほうが、
あとでジャイアンと喧嘩するときにより盛り上がるだろうという、
こうすればよりドラマチックになるだろうとの打算で、
のび太の覚悟や成長を打ち消してマイナス補正を加える改変に、
本当にのび太の良さが全然わかっていないシナリオ。

原作と違って、のび太とジャイアンの決闘開始直前に、
のび太を探しに来たドラえもんから隠れるシーンがないので、
「けんかなら、ドラえもんぬきでやろう。」の台詞も意味を失っています。
山崎貴は脚本を担当しながらも、原作の文脈を理解してるのか?との疑問が生じます。

そんな山崎監督はどういうわけかキャラ同士の信頼で、
状況に対して喜怒哀楽の反応に変化がおきているシーンは消す方向に動いて、
ドラえもんとのび太の関係性に成し遂げプログラムと言う理由が必要と考えるあたり、
無償の信頼や友情というのが監督自身理解出来ているのか問いてみたいですね。

この成し遂げとは、将来のび太としずかちゃんを確実に結婚させること。
ドラえもんは少しでも「未来に帰りたい」と口走ろうものならば、
即座にプログラムが働き、強烈な電流を体中に流して反省を促すのだ。
考案した山崎監督は「ドラえもんの葛藤がしっかりと描けるし、
のび太との出会いと別れを効果的に表現できる。
最初はドラえもんがのび太と一緒に暮らすことを嫌がり、
友情を育んだ後半はのび太と別れたくないのに未来へ帰らねばならなくなる。
便利な装置でしょう」と狙いを説明した。

と、インタビューで答えている通り、登場人物を役割で描いており、
だからこそジャイアンとスネ夫が意地悪もするけど良いところもあるんだよ!
といった人格表現も愛嬌も全くありません。

ひきかえ、大山ドラ映画の「帰ってきたドラえもん」ではラストでは、
また一緒に暮らせることに喜び泣く、のび太とドラえもんに対する、
のび太のパパとママの愛情の眼差し。親子三人分の夕食のハンバーグのタネを、
四人目の家族のドラえもんのぶんも追加する。ドラえもんがいなくなってたときに、
のび太の心をいたずらで傷つけたことをしずかと一緒に謝りに来るジャイアンとスネ夫といった、
人間味のある描写にあふれています。

シナリオの差異を見るに、感動エピソードを消費と公言しているとおりに、
原作の一番美味しいところをつまみ食いするのが山崎スタイルでありながらも、
人の情緒や愛を理解できないからこんな改変してるのでは?という説への信憑性。
悪名高い「成し遂げプログラム」を自画自賛してるのを見ると、
ひょっとしてユアストーリーも家族愛を理解できないから全部AIって事にしたのかな?と、
なんか嫌な点と点が繋がり始めて笑ってしまいますね。

とにかく、ドラ泣きで感動したというひとは、

帰ってきたドラえもん (1998年3月7日)
のび太の結婚前夜 (1999年3月6日)
おばあちゃんの思い出 (2000年3月11日)
がんばれ!ジャイアン!! (2001年3月10日)
ぼくの生まれた日 (2002年3月9日)

を見た上で、もう一度見てみましょう。

思い出補正でも懐古でもなく、演技や脚本や演出の違いが歴然としています。


言いたいことは終わりましたので、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2020/12/18
閲覧 : 403
サンキュー:

42

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これはどの層に向けた作品なんだ?

僕は今までドラえもんはめっちゃ知ってるというほどでもないですが、ある程度原作も読んでいて今回の話も原作屈指のエピソードなのでもちろん知っていました。結論から言うとかなり微妙でした。泣けるポイントはちゃんとおさえてあるんですがおさえてあるだけなんですよ。ほら、ここが見たいんだろという感じを受けてしまいました。そこにストーリーの自然な流れみたいなものはなく、90分という枠の中に収めようと詰め込んだ感が否めませんでした。また、原作の改変もちょくちょく見られ、ドラえもんが未来に帰る話では何の脈絡もなくのび太が突然「ドラえもん抜きでやろう」とか言い出して、「いや、そのセリフ使いたいのはわかるけど」と思わず心の中でつっこんでしまいました。原作を知っている人にはかなりいろんなところが気になると思います。じゃあ原作をちゃんと知らない人は楽しめるのかというと、原作知ってる人よりは楽しめるとは思いますが、そこまではまり切れないと思います。序盤からドラえもんとみんなの関係を深めるというかなり重要なイベントをまるっとカットして、道具の紹介を兼ねてダイジェスト風にお送りしています。しょっぱなからダイジェストは若干萎える...と、悪いところばかり挙げてしまいましたが、良いところももちろんありました。まず作画です。まあ好みが分かれるデザインではありますが3D技術は素晴らしいと思いました。細かいところのツヤ感とか見ててビックリしました。あと、原作改変や無理のある展開はあるものの盛り上げ方がうまいと思いました。ここが泣きどころだと言わんばかりに音楽や雰囲気で盛り上げていて、泣きやすいつくりになっているなと思いました。とはいえ気になるところが多く、原作に助けられすぎでしょといった感想でした。2は気が向いたら見ようと思います。

61/100点

投稿 : 2020/11/29
閲覧 : 247
サンキュー:

1

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物になる

ドラえもんの中でも特に印象深い感動エピソードを詰め込んでCGにした作品。
劇場でも見たがTV放送されていたので久しぶりに視聴しました。

まず未視聴な人に一つ警告したい。

もしドラえもんにあまり詳しくないのなら、見ないほうがいい。
ある程度ドラえもんに詳しくなってから視聴することを勧める。

理由は、
あまりにも有名なエピソードばかりなのでドラえもんファンならだいたいどこかで見たことあるんじゃないかなって思う。
まあ、いくつか映画を見たことあるようなドラえもんファンは、十中八九結末を知ってるんですよ。

結末を知っていても楽しめる人は楽しめるのですが、
問題は知らない人。

確かにいいエピソードが詰まっているのだが、
ドラえもんのことをそんなに詳しくない人が視聴すると、
ドラえもんとのび太としずかちゃん、ジャイアン、スネ夫の絆の深さがこの映画だけでは十分に伝わって来ないから、
感動などたぶんしないと思うんですよね。
この映画が感動できるのは、彼らの絆の深さを知っていることが前提なんです。

むしろ、よく知らない状態でこの映画を見たら、第一話と最終回だけ見ているような非常にもったいないことになる。

つまり、ドラえもん初心者には絶対に見せてはいけない映画なのである。


主題歌のひまわりの約束は、平成でも屈指の名曲です。
正にこの映画のために作られた歌詞で、いい曲ですね。

なにげない瞬間が、ただそばにいることが、本当の幸せなんですよね。


この映画に出てくるエピソードは全部知ってるけど、それでも良かった。
何度見ても、結末知っていても、いいものはいい。

個人的にはとてもオススメです。

この映画を見て、誰もが泣くわけではないと思うが、
ただ、誰もが少しだけ優しい気持ちになれる。
家族や友達を大事にしたいって思う。

そんな作品だ。

投稿 : 2020/11/25
閲覧 : 439
サンキュー:

22

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いつまでも、僕たちの側に立っていてくれよ、ドラえもん

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
3Dのドラえもんです。本レビューは、「ドラえもんを3Dで表現することの是非」について絞って書いてます。

ストーリーは好きでしたよ、普通に。歌も良かったし。良かったけどね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
素直な感想として、「やっぱりドラえもんは2Dの方が良いな」と。

3Dになったことで、背景やら表情にリアルさが増し、迫力が出た。非常に現実世界に近くなった。

それがなんか嫌だった。

のび太の残念っぷりが、やけに心に刺さる。目まぐるしく移り変わる映像に、なんだか疲れる。

なんか、ドラえもんっていう夢の国の住人を、無理矢理、現実世界に引きずり下ろしてしまったような、妙な罪悪感を覚えた。ドラえもんには、僕らが夢見心地で暮らした少年時代に観た時のまま、いつまでも夢の国の住人でいてほしいのに。

勿論、それはただの懐古主義かもしれない。

でも「ドラえもん」ってすでに単なるアニメの1タイトルではなく、「文化」の領域にある作品だとすら思うから、安易に新しくするのもどうかな、と。

昔、平等院鳳凰堂に行った。色褪せた渋い外観と、苔や水草のある池に感動した。私は、それだけで満足だった。ところが、中に入ると、最新3Dとやらで、建設当時の、極彩色に彩られた姿を見せられた。

それはそれで、確かに真実なのだろう。でも、感動はしなかった。むしろ、がっかりした。

リアリティが、最新技術が、必ずしも正義とは、私達が求めているものとは違う。それは、分かってほしい。

とりあえず、そんなこと(3D)に時間と金をかけるくらいだったら、素敵な新作シナリオを考えてほしいかな、ドラえもんには。

今回、地上波で、本作と「カリオストロの城」が同じ時間帯に流された。ルパンとドラえもんなら、私は(どっちもめっちゃ好きだけど)ドラえもんを推す。が、本作とカリオストロの城なら、カリオストロの城に軍配を上げる。

名作は、余計なことをしなくても、色褪せない、、、いや、色褪せてすら眩しいのが名作なのだから。

(てかなんだろう? ルパンが3Dになるのは全然許せるのに、ドラえもんは嫌なんだよね、なぜか)
{/netabare}

投稿 : 2020/11/20
閲覧 : 381
サンキュー:

35

pop22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ドラえもんとは何ぞや、が詰まっているアニメ

超長寿番組ドラえもん

ドラえもんを要約して誰かに説明したいとき、
この映画を見せれば万事解決する。

そんなドラえもんが詰まったアニメ。

投稿 : 2018/05/21
閲覧 : 288
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1

ゆい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

昔同じような内容やってたよね

大人向け、泣けるどらえもん映画ってきいてたから観に行ったら、どらえもんはやっぱりどらえもんだった。
昔放送してた内容もあったし!見たよとおもった。
子供の頃みたときは泣いたが、大人の今はねぇ…

投稿 : 2018/03/31
閲覧 : 249
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1

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

一般的には泣ける名作とされていますが

・ストーリーについて
話自体は、原作漫画の中でも有名なものを繋げただけです。原作ではそれぞれが面白い話だったのに、繋げただけでこれほどつまらなく感じさせるとは驚きです。無理矢理お涙頂戴ものにしようとする演出に、冷め切ってしまいました。


・3DCGについて
背景や秘密道具はまあ許すとしても、キャラは2D風の方が良かったですよね。「楽園追放」や「アルペジオ」みたいに3Dモデルを2D風にしたら良かったのに。デフォルメキャラを3Dにしたら気持ち悪いだけです。
特に違和感があるのがのび太とドラえもん。

のび太:通常のアニメでは大きい白目の中に点状の黒目があるように見えますが、ホントはメガネのレンズが白いんですよね。メガネ取ったら目が小さいし。それを、レンズを透明にして白目を大きくするもんだから、のび太に見えない(笑)。ドラえもん好きならこんなミスしないよね?

ドラえもん:ロボットだけにキャラの中では最も違和感がないですが、目がおかしくないですか? 丸い顔の上に貼り付けたような円形の目。ロボットと言えど、目は球状なはず。あの目の曲率からすると眼球の半径が数メートルありそう(笑)。それとも、ドラえもんの目は白目が書き割りで、黒目が移動するようになっているのか? それじゃモビルスーツのモノアイだね(笑)

投稿 : 2018/02/19
閲覧 : 294
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10

ネタバレ

葵ジュニRSS さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

内容を知っててもドラ泣きしちゃった

数十年ぶりにドラえもん映画を視聴。
大山のぶ代ドラの時代しか知らず、最近のドラえもんを見ていなかったので、声優に違和感があるかもしれないことと、3Dということでちょっと話に入っていけるか心配だった。
だけど、ドラえもん以外の声はそこまで違和感なく聞けたし、ドラも少しずつ今の声に慣れていった。3Dも少しずつ違和感が消えていって、30分もしたら普通に楽しめた。
ダメなのび太にはじまり、ドラえもんの数々の道具で助けられたり、みんなと遊んだりといった場面、そしてのび太の未来を変えていき、ドラえもんとの別れが近づいてくる。
ドラえもんとのび太との出会いから別れまで、1本の映画でうまくまとまっている。
このドラえもんとの別れのシーンは漫画で見たことがあって、そこまで感動しないだろうと思っていたのだが、おもいっきりドラ泣きした。しずかちゃんとパパのシーンでも泣いたし、ラストでも当然泣いた。

投稿 : 2018/01/12
閲覧 : 241
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1

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

帰ってきたドラえもん×のび太の結婚前夜

Alwaysシリーズとか寄生獣とかで有名な山崎監督による、3Dアニメかつパラレルなドラえもん。
{netabare}
「帰ってきたドラえもん」と「のび太の結婚前夜」のいいとこ取りしたようなストーリー。

ドラえもんとのび太がが出会い、2人で友情を育みつつ未来改変に励み、そして別れるまでを描く。
元々が素晴らしい作品なので、まずまずウルッときた。

だけど基本的に僕はのび太が嫌い。ドジでバカでマヌケなのはいいとして、人間としての性根から腐ってるとこがいちいち見ていて腹が立つ。
作中でドラえもんが「君の、人を思いやる気持ちが未来を変えたんだよ」的なことをのび太に言うのだけど、一体どの辺に思いやりがあったのか教えてほしい。ほとんどの場面でのび太は自分のことしか考えてなかったと思う。

3Dになったスネ夫の髪型が新鮮だったのと、まるまるとしたドラえもんがかわいかった。
NG集も楽しかった。

昔の「結婚前夜」とか「帰ってきた」とかを知らない世代にとっては映像も綺麗だしお得かもね。
{/netabare}

投稿 : 2017/11/25
閲覧 : 263
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4

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ドラ泣き、できませんでした。

DVDで視聴しました

物語
部分部分で面白い所もありましたが、見終わってみると物語を詰め込み過ぎにより、唐突な展開、その結果余韻に浸る暇が無く、全体の印象が希薄になり、何がしたかったんだろうという感想に至りました。

声優
でも私はのぶ代さん世代なので、のぶ代さんのドラえもんが、その世代の声優が一番好きです!!しかし、時の経過には逆らえませんものね。声優が様変わりし、とんと観なくなってしまったドラえもんでしたが初見時には着られていた感じバリバリだった声優たちもずいぶんキャラが馴染んでいるように感じました。ドラえもんは声優たちとともに成長していくそんなアニメなのですね。

キャラ
個人的感情になってしまうのですが
私、昔からドラえもんのドラえもん以外のキャラのことがあまり好きではないんです。
長寿アニメのちびまる子ちゃんやサザエさんにも同じ感想を抱いているのですが、キャラの性格がトンガリすぎなのが怖いんですよ。
主人公はミスをしても全く反省の色を見せないし、周りの人はすぐに顔をまっかにして追いかけるでしょ?
これが理解できなくて、なぜそんなに怒っているの?なぜ自分のミスを認めようとしないの?と考えてしまうんです。ギャグアニメならまだしも、日常アニメですからね…こう理解できないポイントがあると全然楽しく無いです。
ドラえもんの場合は、劇場版になると、若干キャラが丸くなるので、好きな作品も多いのですが、この作品は、日常版の名場面集なので、私の苦手な部分が多く出てしまっていたのが、楽しめなかったことにつながったのかなと思います。

作画
ピクサーを意識したようなキャラクターデザインです。
個人的にオーバーアクションが苦手なのと、CG作画特有の軽さが目立ったので評価は低めです。
無機物はCGなの!?凄いと思っていたのですが、小耳に挟んだ情報によると、ミニチュアで作られているとのこと。
つまり、実写合成VFXですね。ということは、フルCGとは言えないのかな・・・詳しい人教えてください!
キャラクターのデフォルト感と背景がとても良く合っていました。この点はGreatです。

音楽
暖かい気持ちになれるいい曲です。

投稿 : 2017/09/01
閲覧 : 328
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10

nNZTt68696 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

オススメしない

駄目です
※個人的意見です。

投稿 : 2017/02/06
閲覧 : 269
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2

NANA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

こんなのドラえもんじゃない

ドラえもんが好きで、この映画も楽しまれている方は読まない方がいいかもしれません。
私もドラえもんは大好きですし、この映画の元ネタの個々の話は大好きです。
でも、原作が好き過ぎてアニメとしての描写が時々受け付けなかったりすることがあります。この映画は特に駄目でした。


3Dに関しては、漫画のキャラクターをリアル(?)に描写する意味があるのかなと思いつつも、一つの挑戦だと思い我慢出来ます。
が、個々に完結している話を繋ぎ合せて感動巨編にするのは無理があり過ぎました。一つ一つの話は良い話なのにすごく残念です。
まずは構成が駄目駄目で、冒頭からのシーンでドラえもんの夢いっぱいの道具をざっと紹介していますが、単に便利な道具を与えてのび太を甘やかしているだけに見えます。ドラえもんってこんな話じゃない。(>_<)

のび太は反面教師なんです。大抵は道具を悪用して、最後酷い目に遭います。この映画にはそれがない。ドラえもんをよく知っている人達は脳内で補完出来るから良いんですよ。でも、あまり知らない人が見たらドラえもんというアニメの印象が悪くなるでしょうね。それがファンとしては悲しかったです。

あと、絶対許せないのがストーリーのオチを変えたこと。雪山のロマンス、あれも大好きな話なのですが、原作はギャグ話ですよ?のび太が情けないまま終わる笑い話です。原作を否定してまで感動をごり押ししたいのかと。

ギャグ話の中にも時々ほろっとくる話があったりするのがドラえもんの良さです。こんなに押し付けがましくない。原作を愛する人間が作ったとは思えないです。

原作が一番ですが、アニメ版で良いので元の話を見て欲しいです。
最後に繰り返しますが、元の話はどれも良い話ばかりです!☆5つ

投稿 : 2016/04/08
閲覧 : 313
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9

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

君のために出来ることが 僕にあるかな。

3DCGの作画に魅力を感じず、
観るのが遅くなりました。

泣ける作品、思ったよりもよかった作品として
ちらほらと噂は耳にしていたので、気にはなっていたのですけれどね。

ドラえもんが好きな人にとっては
よく知ったストーリーだと思いますので、

総集編感覚で楽しむことになるのかな。

ちなみに私はきちんとドラえもんを見てこなかった人間なので、
(調子に乗ったのび太が最後には痛い目を見る、
 という展開が小さいころから苦手だったので^^;)

「ドラえもんって…すごい作品!!」と魅力に気づきました(笑)


● ストーリー
ドジでのろまで、勉強も苦手で運動も苦手。
何をやってもダメな、のび太という少年。

彼の前にドラえもんというロボットが未来からやってくる。

のび太が幸せになるよう、
傍で支えてくれるドラえもんとの日々。


ドラえもんとの出会い、
のび太としずかちゃんの関係、
そしてドラえもんとの別れを描いた本作品。

ストーリーは間違いないですね。

目新しさはないけれど、
きれいにまとめられていました。

涙腺へのダメージは特大でした。

後半はもう涙が止まらなくて、
視聴中に何度一時停止したことかwww

いつも傍で見守ってくれる、
大切な人の姿がふっと思い浮かびました。


≪ 子どもたちって、ドラえもん大好き ≫

ドラえもんって小さい子が好きかと思いきや、
大人でも好きな人が多い。

「アンパンマンとかだっせーよ!」と背伸びするガキんちょも、
ドラえもんは好きだと素直に言う。

その理由が、
この作品を観ていてなんとなくわかったかも。


のび太は、
ドジでのろまで勉強が嫌いで気が弱くて運動もまるでダメで臆病で…

悪口を挙げたらキリがない、何をやってもダメな男の子。
(ちなみにこの悪口、全部ドラえもんが言ったものです。笑)

だけど、
心の優しさと、たまに発揮する瞬発力には、
目を見張るものがあります。

のび太みたいな極端な子は少ないと思いますが、
どの子も自分の嫌なところを持っていて。

それと同時に自分を好きになりたいと思っていて、
人に受け入れられたいと思っている。

のび太と同じように、どんな子どもでも、
その子だけの魅力を絶対に持っている。

のび太のことを傍で見守るドラえもん。
時にはのび太の成長を大きく喜ぶ。

なぜ子どもたちがいつまでもドラえもんを好きなのかって、

悪いところもひっくるめて
ありのままの全部を受け入れてもらえるような、

そんな安心感を無意識のうちに持てるんじゃないかな。
「ダメなところがある?それでもいいんだよ。」って。


アンパンマンが正義や道徳心を語る存在なのだとしたら、
(だから成長すると「だせーw」と突っぱねる。笑)

ドラえもんはただ傍にいて、包み込んでくれる。
(優しい存在を突っぱねる理由はありませんからね。)

ここに、ドラえもんが
世代を問わず愛され続ける秘密があるように思います。

…まあ、ただ単にひみつ道具や、
あの丸っこいフォルムが魅力的なだけかもしれませんけどねw


● 作画
3DCGには違和感感じるだろうなーと覚悟していましたが、
身構えていたほどには苦痛に思いませんでした。

まるで遊園地のアトラクションを体験しているかのよう。笑
のび太目線のタケコプターフライトはものすごく楽しかった♪

3DCGになると
動きが細かくて、表情も豊か!

ドラえもんの表情がいいの…!
可愛い!泣ける!

気持ちがストレートにわかりやすく伝わるところはよかったです。


● まとめ
ドラえもんとのび太の絆を感じられる良作でした。

主人公はドラえもんだけど、
のび太もすごく魅力的なキャラクターだよなあ。

まだまだ子どもで、駄々だってこねるけれど、
なんだかんだで現実を受け止めて、

真に相手を思いやる行動のとれる少年。

のび太というキャラがいることもまた、
「ドラえもん」という作品を魅力的なものに仕上げていますね。


『STAND BY ME ドラえもん』

ドラえもんが傍にいる。
作品の中身が素直に表れた良いタイトルだと思いました。

投稿 : 2016/04/01
閲覧 : 459
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25

ittun さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ただそれだけ

見たことのあるエピソードが3DCGで描かれる

おばあちゃんの思い出なら評価高かったのに
残念

投稿 : 2016/01/21
閲覧 : 220
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2

はがね さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どうしても違和感が。。。

作品自体はもちろん名作です\(^o^)/

ただ、やはり僕世代は声優さんに抵抗がありました。。。汗

フルCGは特に嫌いではないので普通に楽しく観ました(^3^)/

ストーリーは総集編見たいな仕上がりなのでこれから新しくドラえもんに
接して行く子供さんと一緒に見るのは良い感じです\(^o^)/

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 291
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17

てーお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

3Dで、このエピソード・・・ターゲットは大人な作品

ぁぁ・・・息子と見てきた。
2年生だと、解ってるのか解ってないのか・・・?
さよならドラえもん
のび太の結婚前夜
の二つのエビソードを3D仕様で、TV版とかで、結構ジーーンときた
作品だけに、劇場でティッシュは欠かせない作品でした。
ジャイアンとの必死のケンカシーン、「やっぱりあたし、結婚しない!!」と、しずかちゃんのシーンの後の、お父さんのセリフは、年寄りの涙腺にはハードな攻撃

子供より、大人に見てもらいたいドラえもんです。

お勧め度、8-

投稿 : 2015/11/18
閲覧 : 215
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2

ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:----

別に死体探しの旅には行かない

2014年8月8日 公開 上映時間 95分
シリーズ初の3DCG作品 藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品

アニメーション監督に白組の八木竜一さん
脚本に『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』の山崎貴さん
特に永遠の0とSTAND BY ME ドラえもんは2014年度邦画興行成績ランキングで1、2位独占と
まぁぶっちぎりで流行っていたんですがっ・・・
STAND BY MEなんてあからさまなタイトルと「ドラ泣き」なんていう如何にもなコピー
ドラえもんが目に涙を浮かべているキービジュアルっていう
もうコレでもか!って盛り込みまくって節操の無い感じが鼻に付いてリアルタイムでは観に行かず。
ただ『えとたま』で白組のCG描写がかなり気に入ったので観てみることに。

本作は観た人がどの程度ドラえもんに思い入れがあるか、
どのくらいの距離感で付き合ってきたかで評価が変わりそう。
私自身は子供の頃からクレヨンしんちゃんのついでの存在で
夏休みやお正月SP、長編映画がTVでやってたら見るくらい。
原作漫画も中途半端にしか読んでないし、声優変更の時もあ、ふーんって感じ。
そのくらいの距離感。でも、2112年 ドラえもん誕生とか怪盗ドラパンの映画は大好きで何度も見てました。
ドラえもんズとか未来の話のほうが好きかもしれません。


グダグダと雑感
{netabare}
本作は『さようなら ドラえもん』『のび太の結婚前夜』等、
6つ7つほどの有名なエピソードの点と点を繋げて1本のストーリーに構成しなおした感じ。
個人的には個々のエピソードはぼんやりとしか覚えてないし、全体的には無難にまとめ上げた印象だけど
細かなキャラ描写の不足のせいで物語にイマイチ乗れなかった…。
のび太とドラえもんの出会いと別れと再会。のび太とドラえもんの関係性。
悲惨な未来を回避するためにしずかちゃんとの結婚を目指す。のび太としずかちゃんの関係性。
この2つの関係性を同時並行で進めたせいでどっち付かず感が否めない。
のび太とドラえもんの関係を進めれば一方の関係は進まずといった感じで…


のび太とドラえもんに関しては、そもそもドラえもんがのび太の面倒を見るのに乗り気じゃないっていうのと
成し遂げプログラムって設定がどうしても「早く未来に帰りたいためにのび太に協力してる」感でちゃってる。
中盤、しずかちゃんに嫌われるために虫スカンって道具を出した際に
「しずかちゃんと結婚してもらわないと僕も困る」的な発言も少し違和感だし。
雪山遭難の時にのび太に手出し無用と言われた時も、あ~ハイハイなリアクションで
公園で居眠りしちゃうのもなんか希薄だなぁと思っちゃったし。
「さようならドラえもん」の話に入ってドラえもんが「本当に大丈夫?」
と心配した時に無言で部屋を出て行ってしまうのび太にも違和感が。
そこは強がりでも大丈夫って言っとけよ!それがのび太の根底にある優しさの描写に繋がるし
言葉と行動による結果が初めて結びついて、のび太自身の成長も描けるじゃん。
昔のアニメはちゃんと言ってた記憶があるし、前夜に一緒の布団で寝るけど寝付けなくて夜中までお喋りしちゃう描写なんかも好きだった。


のび太としずかちゃんに関しては単純に、しずかちゃんがのび太を好きになる説得力が薄い。
のび太の人間的な成長の部分と根底に流れてる優しさの描写が不足しているために
しずかちゃんはダメ男を支えてあげなくちゃと考えている庇護欲溢れる女性にしか映らなかったのは不満点。
雪山~結婚前夜のエピソードの繋がりに唐突感があったのも気になった点。
未来しずかちゃんはプロポーズの返事を未来のび太に直接言わないで場面変わってそれでいいのか?って思っちゃったし
未来のび太と未来しずかのやり取りが少なすぎると感じた。


あと細かいことだけどEDのディズニーやピクサーがやってるようなNG集の演出
くっそいらねぇ…余韻台無し。本作が冒険活劇で、明確な悪役がいて、そういうキャラがNGを出すなら面白いのかもしれないが
ラストでドラえもんと再会出来て、これからの関係性を想像させるような終わり方をしておいて
これ撮影でーっす。カメラ回ってまーっす。キャラは台本を読んでただけでーっす。な演出は、あまりにも野暮というものだろう。
祝 さつえい終り! じゃねーんだよ!!


不満点ばかり言ってきたけど最も期待していた映像面は見事な出来だった。
デフォルメの効いた表情豊かなキャラCGのコミカルな演技は楽しいし
実写ミニチュアを用いたらしい背景は不思議な温かみを感じる。
未来道具を使った映像表現も、タケコプターで実際飛んだら怖いよねぇとか、どこでもドアってめっちゃ分厚いやんとか
2Dアニメでは気付かなかった面白さを発見できるのも魅力的。
CGの強みを最大限活かした演出も目立ってたので劇場の3D上映で観たら映像から受けた感動はまた違っていたかもしれない。
またCGドラえもんの映画があるのならアクション満載の冒険スペクタクルを観てみたい。
あるいはドラえもんズの映画のリメイク希望。{/netabare}

投稿 : 2015/10/31
閲覧 : 415
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17

ダビデ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

CGのドラえもん

内容は、一話完結のドラえもんでした。

投稿 : 2015/10/09
閲覧 : 240
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1

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

評価しづらい作品

まずアニメというか3Dで作画云々の評価しづらいですしキャラの評価もずっと昔から見ているため真新しい物はない

それに声優は昔見ていた声優とは違いちょっとだけ違和感があったから点数はあまり参考にしないでください

笑いあり感動ありの作品で個人的には感動できたのでとても良い作品だと感じました

声優が違う、3Dという点で評価が低い方もいますので上記にもありますが難しいです

個人的にはおすすめです

投稿 : 2015/10/06
閲覧 : 264
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2

HG anime さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

公開時私「CGのドラえもん?外道ですわぁ」

視聴後私「やっぱり外道でしたわぁ」

CGの映像については想像以上の出来だった。なかなかいいと思った。任天堂の最新ゲームのような質感のグラフィックですね。
でも他の点についてはやっぱり昔の映画ドラえもんに遠く及ばない。
作品の出来にとってグラフィックはそこまで大きな問題じゃないってはっきりわかんだね。
ゲームもそうだけど。昔のゲームはソフトの限られた容量にどれだけ効率よく物語を詰めるかをものすごく良く考えていて、字幕の文字のデータ容量にすら気をつけていた時代もあった。頭使ってるもんだから物語などの質も良くて、やっぱり名作も多かったですよね。アニメにも同じことがいえる。昔より恵まれているからといって良い作品が作れるとは限らないですねぇ。まぁものは言いようなので難癖つけてるようなものかもしれないけど。

このグラフィックで昔のドラえもんの名作映画をリメイクしたらなかなか良さそうではある。

投稿 : 2015/09/27
閲覧 : 275
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6

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

脚本がダメダメ。全然共感できない。

先日話題の地上波初放送を観ました。率直に言って、ダメですねww
 のび太卑怯すぎ。しずかちゃんの父親への告白が自白剤投与みたいな方法でやっちゃダメっしょ。未来ののび太が「ドラえもんは子供の頃の自分の友達だから、一緒の時間を大事にしろよ。」とか言っていたのに、最後にドラえもんが戻ってきて、しかも「これからも一緒に暮らさない(ウソ800使用のセリフ)
」なのよ。辻褄合わないっしょ。雪山遭難。あの大ピンチでも大事なことを忘れているのがのび太のキャラだと思うんだけど。原作はその辺どうなのかな?
 まさに王道ドラえもんエピソードを原作忠実に再現しているのに、なんでしょうか矛盾ばかりが目についてしまう。極めつけは、ドラえもんの「のび太を幸せにする」という目的達成のための目標が「しずかちゃんと結婚させる」???そしたらセワシくんは生まれてきませんよ。いいんですかセワシくん!原作のドラえもんは、長期連載の中で緩やかに生まれた矛盾だからそんなに気にならなかったけど、2時間弱の映画じゃこの矛盾は際立っちゃいます。脚本もっと頑張れよ!って言いたい。山崎貴手を抜くなよホント。
 タケコプターの超絶アクション。確かにすごい。でも、これドラえもんに必要なアクションなの?地面に激突したら死んでしまう。すんでのところでモノレールとの衝突を避ける。こんなところでハラハラドキドキするのはドラえもんの世界観じゃない。スターウオーズじゃないんだよ。
 ドラえもんと言えば、自分が初めて買ったコミックスだし、漫画を描くようになったのもドラえもんの影響でしたから、愛着は人一倍あるつもりだけど、このドラえもんは認められないな。

 子供の頃、大山のぶ代のドラえもんの声は「気持ち悪い」と感じたけど、この作品の声はかわいい感じ。ジャイアンの声も前と比べてこっちの方がよい。
 しずかちゃんはTV版よりずっと女性っぽい魅力を感じた。走り方がセクシー。ほめられるところはこの辺くらいか。

投稿 : 2015/09/24
閲覧 : 323
サンキュー:

5

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

3DCG制作者にありがちな、見てコレすごいでしょ!な…

テレビでやっていたので、何の気なしに観ましたが…

開始20分でうんざりして断念。

フル3DCGアニメにありがちな、この技術凄いでしょ~!
こんなこともできるんですよ~! 見て見て!
な展開。

そりゃ麦茶のコップがこぼれたり、タケコプターで飛びながら
ぐりんぐりん飛んで、電車をよけたり、すごいですよねー(棒

そういうものを見せるために、ストーリーを蔑ろにするのは
いかがなものかと思います。
アーケードゲームでやっていればいいんではないかな。

投稿 : 2015/09/08
閲覧 : 332
サンキュー:

3

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

藤子・F・不二雄生誕80周年記念 のび太(凡人)だって何もできなくとも必死で生きている

嘗てのエピソードが3DCGで蘇る
日曜洋画劇場で再度鑑賞
主題歌がいいんだよこれ、でも日曜では無かった・・・

やっぱドラえもんってさようならが似合わないロボットだよ・・・
しかし、不思議に思うのは出木杉って弱点が存在するのだろうか?
完全な謎です
ゴールデンのアニメキャラって息が長いから別な意味で謎が残っているんです。やっぱり掘り下げるのも必要です

投稿 : 2015/09/04
閲覧 : 294
サンキュー:

5

ネタバレ

シルメリア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

原作ファン&旧世代大山のぶ代ファンいい加減許して認めてやったら?

フル3Dの「ドラえもん」
3Dというよりクレイアニメに個人的には
見えたけど。orz
ドラえもんの有名ところの
7題エピソードの寄せ集めでの
「ドラ泣き」
久しぶりにドラえもんを見たよ!
新旧入れ替わったときは
何じゃそりゃ!と思ったけど
あれからだいぶ、大山のぶ代の声でドラえもんを
聞いていなかったからか、それほど違和感なく視聴できました。
私も小さい頃しか、ドラえもん見てなかったから。

全話は見てないと思うので「にわか」の部類に入るでしょうね!
結婚前夜の話は結構好きですね。
源パパのあの台詞、名言です。
「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことが出来る」いつ聞いて、ジーンとします。
のび太は、反面教師なんでしょうね?
子供の時は、そういう判断は出来ませんでしたが
大人になってみるとそういうメッセージが普通に
つたわるものなのだなぁと。しみじみ( ^-^)_旦~
虫すかんの時のしずかちゃんは、「女神」そのものでしたね♡
みんなのアイドル元祖「しずかちゃん」(〃ω〃)
藤子不二雄作品はいいものです。
原作ではないけど、同人誌の最終回のドラえもんは
とても良かった…。・゜゜(p>д<q)゜゜・
余談
劇場版を見てふっと思い出したのが
SPEEDの島袋が、司会の人にドラえもんの中で
出てくる男性キャラで誰が好きという質問に。
「ドラえもん」と答えたことが鮮明に蘇った。
不思議だ。
こんなん出ましたε=ε=(ノ≧∇≦)ノ

投稿 : 2015/09/01
閲覧 : 328
サンキュー:

2

ネタバレ

きききき さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作エピソードのただの詰め合わせに加えて誰得の気持ち悪いCGと改悪オリジナル 
さよならドラえもんでの謎設定とのび太とジャイアンとの喧嘩が原作、アニメと比べると非常に薄っぺらいものだった。
原作見ていれば充分 このアニメは誰にとっても視聴しても得することはありません

投稿 : 2015/08/30
閲覧 : 317
サンキュー:

3

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんとなく、TV放映で見たのです

民放でやっていたのでなんとなく視聴です。

ドラえもんといえば、
少年マンガの代名詞といってもいいのでしょう。

このドラえもんは泣ける!
と聞いてはいたのですが、正直泣けなかったです。

いい話といえばそうなんですけど、結末が予想できるというかワクワクはなくほんわかしているというか。

そういったものは狙ってないのはわかっているんですけど、イマイチのめり込めませんでした。

そして、
あのドラえもんが3Dだなんて‥。

3Dだからこそ出来る表現力もあるんでしょうけど、ドラえもんはそうでないほうが味がある。
と、思いませんか?

投稿 : 2015/08/30
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サンキュー:

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STAND BY ME ドラえもんのストーリー・あらすじ

少し昔の東京郊外、10歳ほどのドジな少年のび太が暮らしていた。そこに22世紀からタイムマシンで4世代後の子孫セワシくんと、ポケットからひみつ道具を出して助けてくれる22世紀の世話係ネコ型ロボット・ドラえもんがやってくる。セワシくんは自分の世代までのび太がつくった借金に苦しんでいるといい、その悲惨な未来を変えるために、のび太を幸せにするためドラえもんをお世話係として連れてきたのだが、ドラえもんは乗り気じゃない。そこで、ドラえもんに成し遂げプログラムをセットして、強制的にのび太のお世話係をすることになる。のび太を幸せにしない限り、ドラえもんは22世紀に帰れなくなってしまう。こうして、のび太を幸せにするべく、ドラえもんとのび太の共同生活が始まる。果たして、のび太は幸せになり、ドラえもんは22世紀に戻れるのか。(アニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』のwikipedia・公式サイト等参照)

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放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2014年8月8日
制作会社
ROBOT / 白組 / シンエイ動画
主題歌
≪OP≫秦基博

スタッフ

原作:藤子・F・不二雄、 監督:八木竜一/山崎貴、脚本:山崎貴、制作協力:藤子プロ・阿部秀司事務所

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