当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「シドニアの騎士(TVアニメ動画)」

総合得点
82.1
感想・評価
1613
棚に入れた
7996
ランキング
370
★★★★☆ 3.9 (1613)
物語
4.1
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

シドニアの騎士の感想・評価はどうでしたか?

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いったん断念してたけど、キャッチしてる方の評価が高かったので再挑戦しました。

予備知識ゼロでの視聴です。

>1話まで視聴して
視聴開始直後、丁寧な作画やCG、文字のデザインに「いい感じだな~」と思ってましたが、
人物が登場してから、少し「ん??!」っていう感じになってます。

能面は明らかに能面ですが、能面つけてない人物の表情も能面とあまりかわらないような・・。
目が大きいことを除けば、のっぺりとした顔面だし、ほぼ単色だし、
表情の変化が非常に乏しい感じがしました。
キャラデザイン的に「あえて」なのかもしれないし、
この設定の人類?の種族的な特色なのかはわかりませんが、
”微妙な感情変化を感じさせる表情描写”がないと、個人的には感情移入できないですね><。

物語の掴みとしては「某進撃のアレ」+「No6」的に感じました。

興味を持ったのは、男女の概念による未分類的なヤツですね。なんか新鮮で気になる。

あと、サービスシーンが短時間とはいえあからさまなのが若干気になりました><。
作り手「これで喜ぶんだろう?」・・的に感じて。

---------------------------------------------
>12話まで視聴して。
いったん断念してしばらく放置してたのですが
キャッチしてる方の評価が高かったので再挑戦しました。

独特の絵の雰囲気にもだんだん慣れてきたのか、気付けばあっという間に全話見終わっていました。
本作はCGメインで描かれているのかなあ?。
表情のところはやっぱり個体の見分けがつきにくく、いまだに誰が誰かよくわからないままw。
名前も2人くらいしか把握できてない。。
でもまた何回か見返したいなと思えた作品なので、その辺りは回数重ねれば徐々につかめそう。
「谷風くん」という響きが、なんか「風早くん」的に感じたのは単に「風」という言葉が共通してるから?。←おそらくσ(o・ω・o)だけだと思いますが。
最初苦手だった絵柄も、だんだんいい味に感じてきました。

あと、宇宙での青白い輝きや紅色っぽい輝きがとても美しかったなあ。
ここはCGならではの良さがうまく出されてたと思います。
圧巻は某話での掌位の演出ですね!。目を奪われた^^。
大きな宇宙空間とその中での物質の質感・スケール感・重量感みたいなものが伝わってきました。
ふと想い出したのは、トップをねらえ2のあの巨大なリングであったり、トップ初代の3号ですね。

物語序盤では、あまり人間味的なところが感じられなかったけど
話が進むにつれて徐々にそのあたりも深く表現されててキャラに愛着湧いたし続きが気になりました。

続編がとても楽しみになったと同時に、原作もぜひ読んでみたいと思っています。

投稿 : 2014/08/13
閲覧 : 280
サンキュー:

20

K さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シドニア~

キャラの魅力が十分に伝わる作品でした。

投稿 : 2014/08/13
閲覧 : 183
サンキュー:

2

景禎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

重力警報発令

アフタヌーン連載中の漫画のアニメ化作品です。宇宙SFロボットバトルもの。ではありますが、かなり独自色の強い作品です。ちなみにギャグ要素はほぼ皆無。

千年以上も未来のお話です。地球と太陽系は、対話不可能なナゾの宇宙生物ガウナ(漢字で奇居子と書くらしい)によって破壊され、人類は多くの播種船(数十万人を乗せることができる巨大なノアの箱舟のようなもの)を建造して、新たな移住先を求めて宇宙空間を漂っています。主要なエネルギー源はヘイグス粒子という宇宙に無尽蔵に存在するとされる仮想の素粒子。そのヘイグス粒子は、生活のためのエネルギーから、対ガウナ戦闘用の兵器にまで使われています。そんな播種船のひとつである「シドニア」が、100年ぶりにガウナと遭遇する、という設定です。

その他にも、男性と女性以外の性があったり、人が光合成が出来るようになっていたり、さらには、その光合成をする行為がエロだったり、という特異な設定もあります。重力祭りや重力酒とか、なんでも名前の頭に重力を付けるのが、長い間惑星の重力から離れた生活をしていることによる「重力への憧れ」の表れだ、という設定もいい感じ。

このように、現代(現実世界)とは大きく異なった超未来の設定にもかかわらず、文化的バックグラウンドはモロに「昭和」です。それも昭和初期。シドニアの中のヤミ市のような雑然とした町並みとか、ほとんどのものに漢字で名前を付ける習慣とか、昭和初期の第二次世界大戦(大東亜戦争)の頃の日本の特徴が色濃く投影されています。・・・艦長のマスクが能面風だったりするのも、なにげに日本的ですね。

Angelaさんの歌うOP主題歌もたいへん特徴的。ずばり昭和の軍歌です。「同期の桜」(きさまとオレと~は~)とか「露営の歌」(勝って来るぞと勇ましく~)のような曲調で、オールドファンにはこたえられない。(そんな世代の人がアニメなんか見ぃひんか・・・)逆に、それよりもう少し若い反戦世代には拒否反応があるかもしれない。ちなみに、この曲はスペース軍歌と呼ばれているそうな。

さらに、全編CGというわけではないですが、3DのCGがかなり多用されており、キャラの動きとか、手書きアニメと違っていて、かなりクセがあります。キャラデザインも相まって、原作未読の初見者は、そういうところに面食らってしまいます。私もその一人で、ロボットものが苦手というのもあって、テレビ放映時は1~2話で断念。あとになって録画で全話完走しました。

このように、かなり独自色の強い(というかクセの強い)作品ではありますが、耐性のある方は是非見ることをお勧めします。ストーリー的にもおもしろく、前半は多少退屈感がありますが、後半は引き込まれてしまいます。宇宙ものSFとしての完成度の高さ、戦闘シーンのスピード感や迫力、メカや武器のかっこよさ、さらには、この作品独自の世界観からくるエロさ。いろんな面で一見の価値ありの作品です。

投稿 : 2014/08/10
閲覧 : 309
サンキュー:

35

yuujiiiiii さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

SFロボットものの優等生

物語は至ってシンプルで、宇宙船で暮らすようになった遠い未来にガウナという未知の生命体が立ちはだかるというもの。

優等生と表現した理由は主に4点

①イメージしやすいありふれたSF設定
第二の地球をめざし巨大な宇宙船での生活、未知の生命体の出現と対戦、というわかりやすいSF設定であり、安心して観ていられた点がよかった。この安定感抜群な基本設定のおかげで、SFとしての最低ライン以下になることがなかった。

②きめ細かい心理描写
上記のありふれた設定の中で光っていたのがきめ細かい心理描写だった。主人公はやはり少し特別であるが故の妬みや戦いへの葛藤、恋愛感情、敵への憎しみは秀逸であったし、その他の登場人物たちも何故そのような動きを作中でとるのかの説明が心理描写を用いてしっかり表現されており、納得ができきるストーリー展開であった。

③ロボットバトルの白熱
バトルがよかった!最近のロボットものはみんな意外とすいすい機体を扱い過ぎてる感があったが、今回はできることとできないことの線引きが機体性能としてしっかりあらわれていたのでリアリティーがあった。そしてわかりやすい戦術、よく動くバトル描写、搭乗員の死亡と葛藤などロボットバトルとしてとてもよかった。

④謎の多さ
SFとはやはりミステリーの要素があってこそ深みが出てくると思う。今作はそのミステリーの要素が十分あった。細かいこと書くとネタバレになるので書かないが、そのミステリー感がありきたりな基本設定にスパイスとして十分機能していた。

以上の4点から王道のSF設定でありながら、人物・バトル・ミステリーという点でよく作りこまれており、安心してわくわくドキドキ見進められた。SF好きの方や物語重視の方、バトル好きの方にもおすすめ!二期が制作決定ということで、勢いのある作品で、見ても損はない!是非!

投稿 : 2014/08/10
閲覧 : 183
サンキュー:

10

カゲチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2期が楽しみです。

原作を持っていました。
読んでも分かりにくかったので流し読みしてましたが,アニメを見て読み直したらより面白かったです。
個人差あるとは思いますが,アニメ→漫画の方がとっかかり易い作品だと思います。
……というよりはアニメ映えする作品?というべきでしょうか。
掌位とか泡状分解(敵倒したときの表現)とか見ごたえがありました。
漫画もしっかり読んだので,2期が楽しみです。

投稿 : 2014/08/07
閲覧 : 217
サンキュー:

5

ネタバレ

蓬(Yomogi) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

全編3DCGのアニメが特徴の本格SF。
実はこの少し前にアルペジオが先駆となってくれたので、この作品はまったく心配することなく視聴できた。

設定からして濃厚なSF臭なのだが、色褪せた世界観がもうたまらない。
レトロで乾いた画面から漂う練り込まれた一昔前のSF感。
CGの無機質な質感がぴったりの作品だった。

もともとのキャラデザに表情が乏しいようで、キャラクターにすんなり感情移入できた。
メカのシーンが多いのでCGの違和感は最小限だったと思う。

シリーズ構成は村井さだゆき。原作からアレンジしているようだが、流れや引きがとても上手くいつも来週が楽しみに待つことができた。
監督の静野孔文は劇場版コナンを手がけられていたとのこと。
自分はコナンは最近まったく見ていなかったのでこれが初見になります。
入り組みがちなストーリー展開の中、非常に的確な演出だった。

制作はポリゴン・ピクチュアズ。
このスタジオは一風変わっていて、海外の仕事がメインで以前はCMなども手がけていた。
スーパーハードのイワトビペンギンを自分は覚えているが、まさかこんなテレビアニメを作るようになるとは。

特筆すべきはアフレコの時点で映像はすべて納品済みというスケジュール管理能力。
日本アニメ界の(いや、日本企業全体のか?)因習を覆す良い見本になってほしいと思う。

投稿 : 2014/08/05
閲覧 : 285
サンキュー:

9

まーまー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

圧倒的

最近見た中では圧倒的に面白かった。ストーリー、キャラ、音楽(SE含む)、声優等どれをとっても申し分がない。
CGで絵が描かれていたのも個人的にはすごくツボだった。

ウチクダケー

投稿 : 2014/08/04
閲覧 : 178
サンキュー:

4

ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

てさぐれ!ロボもの

原作は未読で視聴

最近の“ロボもの”
個人的にはハズレが多いし
やっぱ難しいんですよね

この作品は番宣ではじめて知ったのですが
映像を見ただけで「おぉ、なんかスゲ~!」って喜びながらも

またいつもの“ロボもの?”
なんて観る前は懐疑的でした

最近
体だるいし
忙しいしな~
(個人的な都合でゴメンナサイ)
やっぱスルーしようかな?
なんて思いながら視聴を開始したのですが

1話目から既に360度方向転換してしまいました

すげ~面白れ~
なんてもんじゃない・・・

初っ端から圧倒されてしまいます

緻密で大迫力のCG映像(テレビのキャッチーみたい^^)
そして
とても高度に練り上げられたさまざまな設定
なのに
私のような「鈍い人」でもお話にホイホイついていける・・・

最近の言い方だと「マジ!?、ヤバい!」みたいな^^


映像の細かさや
作品の基盤となる
設定なんかが
マジでヤバいんです^^;(テキトーに言ってます)

世界観や
シチュエーション

戦闘シーンや
キャラ(メカキャラは置いといて)

正直言うと
どれをとっても
いままで観てきたロボもの
SFもの作品でも
見たことがある感じ?
なのですが

なぜか
とても新鮮な感覚

世界観でいうなら
エイリアンみたいな

シチュエーションでいうなら
マクロスFや
進撃の巨人みたいな

戦闘シーンは
スターウォーズみたいな

キャラは
てさぐれ!部活ものみたいな^^
(CGだから・・・あと「もぶこ」みたいなのがいっぱい^^)

とても斬新で
どうしようもないくらい絶望的で
なんかよくわかんないけどかっこよくて
さっさとまとめて結論を出せやコラ~って言いたくなるくらい
“てさぐれ”てる

映画作品やアニメ作品のオマージュ的要素
もしくは
リスペクトしてるような描写がいたるところに見られるのですが

パロディって言うより
いろんな作品の面白くて“おいしい”部分をチョイスして
うまく融合しているみたいな感じ


そして
そんな高いレベルの設定に

骨子となるお話は
実にシンプルで分かりやすい

「太陽系が奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体によって破壊されてから1000年後の世界。地球脱出に成功した人類の一部は、種の存続を賭けて繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する播種船を建造、奇居子から逃れつつ植民可能な惑星を探していた。」
(面倒なのでWikiよりコピペ)
ちなみに
タイトルの「シドニア」とはここでいう「播種船(はしゅせん)」の名前です

いかにも
よくあるお話ですよね(ないな^^;)

そんなよくある
“てさぐれSFもの”的な展開なのに
1話目からその世界観にグイグイ引き込まれてしまいます

お話について行けなくなるほどの
難しくて遠まわしの内容でもなく
常識から大きくかけ離れているといったような
違和感を感じさせることもない

あくまでも論理的に
ちゃんとした根拠があり
それに基づいた現状があるという
とてもロジカルな内容

見ていたら
「なるほど~」って感心してしまう描写がいくつもあります

たとえば
計器パネルなどの表記や
兵器などの名前にいたるまで
あらゆるものが「日本語」で表現されているところ

これ
視聴者にとっては
非常に分かりやすくてありがたいな~で終わってしまうのですが

よ~く考えたら
シドニアのお話の根幹にも大きく関わってるんですね

ガウナによって太陽系を破壊された人類
人類の存亡を賭け
シドニア以外に何百隻もの「播種船(はしゅせん)」が
地球を脱出したと作中では語られています

まさに民族大移動です

また一方で
シドニア内の一部の才能に優れた人間や
知識や経験が豊富な最上位船員などが
有機転換という方法で
亡くなった下層の人たちの肉体を再利用し
何百年もの間生き永らえている描写があります

地球を脱出し“種”の存続を図る人類にとって
人類の存亡という至上命題もさることながら
民族や文化の永続
さらには積み上げられた知識や経験などを子孫に伝えることが
最重要課題となる

あらゆるものが日本語表記
あるいは
お米が主食だったり
食事ではお箸を使っていたり
浴衣を着てお祭りを楽しんだり(“重力祭り”というわけの分からない内容ですが・・・)
これって
歴史や文化を後世に伝えようという心理を暗に表現しているのでは・・・

な~んて
勝手に都合よく解釈してしまったのですが^^;


さらに
特筆なのは
そんな人類や民族の存亡に対する個々人の考え方の違い

前述したシドニア内の
いわゆるヒエラルキーによる格差

主人公の「谷風長道(たにかぜながて)」くん(♂)の最下層的な“希望”
そして
シドニア艦長の「小林(こばやし)」さん(♀)の最上層的な“野望”

細かいところは見ていただければ分かると思いますが
こんな人物の心理描写からも
閉鎖されながらも脈々と続けられるシドニア内の歴史や
世界観というものが
とても強く印象付けられるハズです


さて
散々意味不明なことばかり書いておいて
なんなのですが・・・

ここまできたら
この作品の見所である
ロボット
さらにはSF要素について
書かないわけにはまいりません

というわけで
ロボ的および
科学的な側面から
わたくしなりに
この「シドニア」の世界観を考察したみました^^

(長いので興味ない方はスルーしてね)
{netabare}○ロボット
{netabare}作中では「衛人(もりと)」と呼ばれる“戦闘機”が出てきます

頭と腕が2本と脚が2本ある「人型の戦闘機」なので
ロボットという認識でいいのでしょう・・・

いつも“ロボもの作品”を観ると考えてしまうのが
そのロボットのお話に対する「存在意義」

基本的に胴体部を中心に頭と腕と脚があって「ロボット」という呼称がついてくる
と思うのですが
いろいろなロボ作品を観ていて
「このお話の中で腕とか脚が必要なシチュってどこにあるの?」って
いつも考えてしまいます

やはり
名作と言われるロボもの作品(勝手に私が名作って言ってます^^)にはロボットを登場させる為のしっかりした理由があるものです

たとえば
「機動戦士ガンダム」だったら「ミノフスキー粒子」の存在からくる
接近戦や白兵戦の重要性だったり

「超時空要塞マクロス」の「バルキリー」だったら「巨大異星人(ゼントラーディ)」の存在や戦闘機の不整地での運用の必要性だったり

いわゆる
「白兵戦」や「二足歩行」をする上においての
「腕」や「脚」の存在が前提になっています

それでは
この作品の場合はどうでしょうか

「腕」については
ガウナに対する唯一の攻撃手段として
「カビザシ」(槍みたいなもの)を使用した接近戦で
腕(手)を使うということで説明がつきます
(狙いをつけるときの微妙な調整が必要らしい)

一方
「脚」についてはどうでしょうか?

正直
戦闘シーンを見る限りでは
脚が戦闘に及ぼすほどの重要性はあまり高く感じられません

たとえば
作中では「衛人」が小惑星で何か採掘するというシーンがあるのですが(詳細は端折ります)
小惑星に“降り立つ”ために脚を使用している描写はあるものの
直後の戦闘シーンでは
ほぼ100%空中戦であり
脚の必要性ころか
むしろ邪魔な感じさえ見受けられます

そもそもが
地球という“戦場”がない設定で
脚を使った戦闘を想定することに無理があるのではと
個人的には思ってしまいます

唯一
脚が脚光を浴びたシーンは
シドニア内での衛人による格闘試合(?)でしょう
スポーツあるいは競技という文化的側面での
ロボット推しといった感じなのでしょうか?

とりあえず
某アニメ作品で議論を醸した
「脚は飾り・・・」云々の名(迷?)セリフみたいな
地雷を踏んでしまうお話が
今後いつ飛び出すのか
楽しみではあります^^{/netabare}


○恒星間航行
{netabare}
シドニアという閉鎖された世界・・・

「衛人」と呼ばれるわけの分からないロボット・・・

そして謎の生物ガウナとの戦い・・・

いろいろ見所満載のこの作品
SF的要素がたくさん詰め込まれながらも
前述したようにとてもシンプルで分かりやすい内容なのですが

そもそもこの作品の
根幹となるお話って
人類が他の惑星に「移住」することなんですよね?

観ていて気になったのは
シドニアのことや
戦闘シーンの設定なんかはやたら凝ってるのに

人類が移住するという
最重要事項についてはあまり説明がされていない・・・ような気がします

後述のような
ガウナとの戦闘でそれどころではない
という理由もあるのでしょうが
星間航行を扱ったSF作品にしては
あまりにも寂しい限り・・・


ということで
私なりに
恒星間航行について検証してみました~


先ずは
目的地について・・・

作品の説明では
目的地となる星は「レム恒星系」となっています(Wiki参照)

ちなみに
「レム恒星系」という語句でググってみたところ
最初から大量の「シドニアの騎士」ばかりヒットしたので
現実には存在しない架空の恒星ということは容易に想定できます

また作中では
レム恒星系までの距離についての説明がない(シドニアからの非武装主義の植民者が星系内の惑星にテラフォーミングのために衛星に前哨基地を設けたが、大シュガフ船に衛星ごと破壊された:Wikiより)ので
この恒星の情報はほぼ参考になりません

というわけで
適当に人類が住めそうな“近場”の惑星をググってみることに・・・

一番目にヒットしたのは
地球から約500光年の距離にある惑星
名前は「ケプラー186f」
発見した探査機の名称「ケプラー」にちなんで名づけられたそうで
発見は2014年3月・・・
まあ
細かい説明はコレくらいにしておいて^^;

候補地は地球から「500光年」の「ケプラー186f」に決定!!

ちなみに1光年は約9460730472580kmなので
500光年だとおよそ4730365236290000kmになりますね

次に
乗り込む宇宙船について・・・

500光年という超長距離旅行ということで
長旅に備えて快適な居住空間を備えた宇宙船が必要となってきますが
とりあえず居住性云々は今はおいといて
どれだけ短時間で500光年という距離を移動できるかについて考えてみましょう

先ず
手っ取り早く思いつく方法としては
「ワープ航法」とか
「フォールド航法」
「ワームホール航法」などの
超反則技なんてものもありますが
そもそも
それではこの「シドニアの騎士」というお話自体が成り立ちません

一瞬のうちに目的地に到着したり
敵と遭遇したらそれで逃げちゃえますからね

というわけで
反則技的航法は却下

あとファンタジックに
魂だけあっちの世界に到着しちゃった・・・
なんてのも論外

もちろん
頭に輪がついてたり
蛇の道を走っていくなんていうのもナシです


そこで
現在考えられる最速の航法でググってみたところ

一番目にヒットしたのが
「核融合ロケットエンジン」

たしか「プラネテス」でも出てきた記憶があります

名前だけだと難しそうですが
調べてみたところ
仕組みは至ってシンプル

ロケットの後ろで核爆弾(のようなもの)を爆発させて
その爆発力で推進するというもの

まあシンプルはシンプルなのですが
爆発力でロケットが破壊されるとか
急激な加速度と衝撃波で
ロケット内部の人間がペシャンコになるかもしれない
という課題があり
実用化はまだまだ先の未来とのこと

が・・・
それでも
将来の有望株ということで
この
核融合ロケットで検証とまいりましょう^^

この核融合ロケット
理論的には
光の速度の12%までの速度を出すことが可能だそうですが

先に書いた
爆発力でロケットが破壊されたり
ロケットの中の人が潰れたりといった問題があるため
核融合反応をコントロールしながら
適度に加速していくことが望ましいとのこと

とはいうものの
ここまで長々と文章を書いてきたこともあり
めんどくさいことこの上ないので
地球を出発した時点で既に最高速度に到達していると仮定しましょう

ついでに
光速の12%などという中途半端な数字はやめて
計算しやすい10%を用いることにします

ちなみに真空中における光の速度は 299792458 m/s
時速に直すと1079252849km/h
10%だと107925285km/hになります

さらに
観測者は地球とケプラー186f双方に置き同時刻にスタート・ストップの計測を可能とする
航行速度は地球との相対速度とする
ハッブルの法則による距離の誤差は考慮しない
特殊相対性理論は考慮しない
ローレンツ変換は考慮しない
の条件を加味します

で・・・
(ここから先は複雑な計算式があるので算数の苦手な方はオススメしません^^)

{netabare}先ほどの目的地までの距離500光年
光の速度で500年掛かる距離を
光の速度の10%で移動するということは

距離÷速度=時間
より
500光年 ÷ 0.1光年/年 = 5000年
という計算式が成り立ちます
(※もしくは4730365236290000km÷107925285km/h÷24h÷365.25d=4999.999994y)

つまり到着まで
約5000年掛かるという結論になるのです

実に簡単ですね^^
(ツッコミや苦情、嫌がらせのメッセージはお控えください^^)

お話だと
シドニアが地球を出発してから約1000年経過しているそうで
案外現実的かも^^

あと僅か4倍の時間を我慢すれば
人が住める惑星に到達できるという希望が・・・
持てるのかな・・・{/netabare}


な~んて
完璧な理論を立てた満足感から
喜びのチューハイを煽りながら
あらためて
本作品のOPテーマを聴いて

口に含んだチューハイを
見事にぶちまけてしまいました

それはOP開始の僅か38秒程のところ
アンジェラの渋くも残酷なほどの歌声に乗せて
聞こえてきた歌詞・・・
「安住は幾億光年先~♪」・・・(^^;

着くの“幾十億年”も先じゃね~か!{/netabare}


○ガウナとの戦い
{netabare}
幾億光年という途方もない距離・・・

幾十億年という途方もない時間・・・

もはや人間と呼べなくなるほどの進化を遂げながらも
やっとの思いで目的の惑星にたどり着いたシドニアの人々

そこには希望と平和に満ちた安寧の生活が待っていた・・・

って
このお話の結末を都合よく想像してしまうのですが

そうは問屋が卸さないのが世の常・・・

そう
ガウナという問題を忘れてもらっては困ります

正体不明
生態不明
出所不明
目的不明

とても不気味な謎の生物です

作中では
人類がヘイグス粒子という新しいエネルギーを発見し
使用を始めると同時に出現し地球を破壊したと説明されています

このヘイグス粒子と
前述したガウナに対する唯一の有効兵器のカビザシ(カビ)に
寄ってくる習性があるとのことで

単純に考えれば
人類がそれらの物質を手放せば済む
ごく単純なお話なのですが
(お話の中では非武装主義者なる人たちが主張している)

困ったことに
なんらかの個人的な恨みなのか
とてつもない高いプライドがあるのか

シドニア艦長のこばやしさん(♀)は
あくまでも
ガウナの殲滅が最終目的であると謳っています

なにもかもが謎だらけ

しかも
唯一対抗できる武器がカビザシのみ

そんなガウナを殲滅するというとんでもない野望

全宇宙をしらみ潰しにガウナ退治するつもりなのか?
そもそも
どのような方法で全部のガウナを殲滅したという確証を得るのか?

いろいろ課題は山積なのですが・・・


というわけで
シドニアを使って全宇宙のガウナを退治するには
いったいどれ位の時間が掛かるのか・・・

検証してみましょう


先ず
考え方としては
シドニアが最高速度でガウナを索敵した場合
その一年間に索敵可能な範囲
つまり索敵空間の“容積”を求めます

次に宇宙全体の容積を求め
その容積を
先に算出したシドニアの年間索敵可能容積で割るという極々単純なものです

検証に当たっての条件は・・・
先の条件に加えて
まあ
こばやしさんが飽きてしまってガウナ退治を途中でやめないことかな^^

早速計算とまいりますが
注意したいのはシドニアの索敵容積
いろいろなシチュを想定し
とりあえずシドニアを中心に
一年間に移動できる距離を半径とした球状の空間で求めることとします

シドニアの速度=107925285km/h
1年=365.25日
として計算すると
1年間にシドニアが移動する距離は
107925285×24×365.25km

この距離を半径とする球の体積を求めると
球の半径をr
円周率をn
体積をV
とすると

V=4/3nr^3

この公式よりシドニアの年間索敵容積は

V=4/3×n×(107925285×24×365.25)^3

V=3.54521*10^36km^3

となります

一方
宇宙の容積ですが
仮定として
宇宙が誕生して現在まで138億年
宇宙誕生より光と同等の速度で“膨張していた”とします
(検証は膨張していない状態を仮定)

宇宙の半径=138億光年
光の速度=3×10^5km/s
1年=365.25日
以上の条件で算出すると

V=4/3×n×(1.38×10^10×24×365.25×60^2×3×10^5)^3

V=9.33644*10^69km^3

この値を先ほどの索敵容積で割ると

9.33644*10^69÷3.54521*10^36=2.63354*10^33年
つまり
2633540000000000000000000000000000年掛かるということになります

ちなみにこの値を数字の単位であらわすと
約26溝(こう)年・・・

兆(ちょう)
京(けい)
垓(がい)
予(じょ)
穣(じょう)の次

明らかに宇宙の年齢をはるかに凌駕してしまってる^^;

宇宙の大きさに比べたら
人間の存在って
なんてちっぽけなものなんでしょう

こばやしさん
悪いことは言わない・・・

諦めましょう^^{/netabare}{/netabare}



というわけで
いろいろ検証して分かったことは
この作品
まだまだ先が長いということ・・・^^

まあ
2期の製作も決まったということで

今後さらに謎が深まることを期待しつつ
眠れぬ夜を過ごすとしましょう

投稿 : 2014/08/01
閲覧 : 539
サンキュー:

34

westkage。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

クオリティーの高い作画が光る作品!面白いですが、人によって好みが分かれそう・・・。

本作は弐瓶勉の漫画を原作とした作品です。
キャラクターは地味・ストーリーは硬派な作りです。

ジャンルとしては、ロボットなどが登場するSFアクションです。ただし人類同士の戦いでは無く、人類VS宇宙怪物といった感じ。ロボット物が苦手な人は視聴を躊躇してしまうと思うんですがちょっと待って欲しい。実は私もロボット物は苦手で、その大きな理由が「塗装の派手さ・設定や名称の厨二っぽさ」にあるんです。ところがこの作品に登場するロボット・戦艦は全然カッコ良くないんですよねw主力戦闘機の名称は「衛人(もりと)」主人公が操る機体は「継衛(つぐもり)」…ダサいw

でも、それがカッコイイ!

と思える作品なんです。デザインやカラーの一つ一つはパッとしない事が逆にリアリティを増しています。リアルさを演出するための細かな設定もよく考えられているなという印象を受けます。なので、私と同じような理由でロボット物が苦手な人にも一度見て欲しいなと思える作品です。

そして作画のクオリティが凄い!原作は観てないんですが、原作越えしてるんだろうなと思わせる完成度です。作画には5を付けさせて頂きました。

人類の敵となる生命体「ガウナ」を倒せる唯一の武器が「槍」なんですが、普通そんな凄い槍ならロンギヌスの槍とかビームトライデントとかwまあ少なくとも~スピアなんて名前になりそうなものですが、この作品では「カビザシ」と呼ばれてますw 先端がカビと呼ばれる物質で、それで刺すからカビザシ…ホントそういう所がカッコいいですw

ロボット物が好きな人・SF物が好きな人・SFは好きだけどアニメはねーなんていう人も含めてオススメ出来る作品です!ただし萌え要素は皆無ですので注意です。あとリアリティ追求型の作品の例に漏れずグロいシーンもありますので、耐性の無い方は注意して下さい。1話観れば好みがハッキリと分かれる作品だと思いますので、まずは1話目を観てから続けるかどうか決めるのも良いと思います。

2期の制作も始まっているようで、期待してます!!

投稿 : 2014/08/01
閲覧 : 509
サンキュー:

44

やぶ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

難易度高し

しばらくラブコメばかり見ていた私には難易度が高すぎた。

作画も好きな感じではなかったし,
見続けられたのは?の連続だったからでしょう。

そういう意味では,惹きつけられる作品なのかもしれません。

投稿 : 2014/07/31
閲覧 : 227
サンキュー:

2

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

好みが分かれそうな作品

物語は、とても複雑で、人間のあり方といいますか、深いお話でした。
2期がすでに決定しているのにもわかるように途中で物語が
終わってしまったので、続きが非常に気になります。

町並みはとても綺麗でゲームの画面を見ているような、そんな世界でした。
主人公とか人々は浮いているようなCGで、
そんなのはあまり見たことがないので(あるのはあるけど)新鮮でした。
このアニメの内容ととても合っているので、私は良いと思いましたが、
好みが別れそうだなあとも感じました。顔の表情とかちょっと怖い。

音楽はアンジェラさんなのですが、非常に良いです。
まーたぴったりなOP持ってきたなあとしみじみ。
フルで聞いてみたい。

是非ともオススメしたい作品です。

投稿 : 2014/07/30
閲覧 : 181
サンキュー:

8

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

光合成できる肉体が羨ましい

奇居子(ガウナ)という謎の生物によって太陽系が破壊される。
地球脱出に成功した一部の人類はシドニアと呼ばれている船に乗りながら人類の繁殖と物資の生産を維持しながら旅を続けるのであった。
ガウナとの戦いとシドニアのメンバーを中心に描いたSFアクション物語。

登場人物はかなり特殊。
人間が光合成をできたり男性でも女性でもない中性が存在するなど、シドニア本体だけでも人類が生き延びられるようになっています。
これらの実績があると今の人類よりも文明がかなり進んでいるように思います。
実際、太陽系が破壊されてから1000年後の設定だそうです。

ガウナの襲来から平和を享受していましたが、100年ぶりに襲われる事となります。
この点は都合が良すぎるでしょうか。
主人公が登場してすぐに敵の襲来があるなんて、何かを暗示しているのかもしれませんが……。

主人公は谷風長道(たにかぜ ながて)。
衛人(モリト)と呼ばれる人型戦闘機に搭乗する事となります。
判断力や行動力に優れているのでエースと呼ばれることになるのですが……
何故、衛人の操縦が上手なのかは、作中で確認して下さい。

メインヒロインは星白閑(ほししろ しずか)。
谷風と一緒の機体で救助を待っている時が一番平和だったような。
ガウナと人間の関係の鍵になりそうな人物です。

作画は3DCGを多用しています。
人物の表情にぎこちなさが見えますが、今後3DCGの作品が増えていく事を考えると早く慣れたほうがいいですね。

まだまだ謎が多い作品。
どんな結末になるのか期待して2期目を待ちましょう。

投稿 : 2014/07/29
閲覧 : 299
サンキュー:

42

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2期が楽しみ

※※※
割と【まじめに・辛目に】ホシ付けてます。基準はプロフィールをご参照下さい。
http://www.anikore.jp/users/profile/54802/
※※※

設定は面白く、物語は良く練られてると思います。
シドニアが漢字文化なのは、ちと笑えますw

キャラの味付けも良く、声もピッタリと感じます。

作画は綺麗で文句ありません。

音楽はEDは良いのですが、OPがちょっと...

2期作成が決まっている様なので、続きが楽しみです。

投稿 : 2014/07/27
閲覧 : 216
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スケール×スピード感

原作未読。

奇居子(ガウナ)という宇宙起源の生物に太陽系を破壊されてから1000年。
シドニアという移民船(作中では播種船)に乗る人々の話。

ロボットがでてきますが、バトルアニメというより、サバイバルアニメかな。

原作者、弐瓶勉の作品は結構好きです。
「BLAME!」「NOiSE」「BIOMEGA」、あと画集と短編をいくつか読みました。
知らない人はまったく知らないけど、知っている人の中では有名作家というよくわからない人です。

この人の特徴をざっと書くと、

・圧倒的なスケール!
何百万年とか何十億キロとか当たり前に出てきます。

・建築物がやばい!
建築家としての知識を生かして、ものすごく巨大で緻密な構造物を描きます。

・人がよく死ぬ!
世界崩壊は恒例行事。

・圧倒的説明不足!
1話まるごとセリフなしとか。
読めば読むほど深まる謎。

・人外が多い!
人工生物とか、不老不死とか、人間やめてる人ばかりです。


そんな中、今作は「見る人に優しいなぁ」という印象でした。

・セリフが多い
・ラブコメ要素あり
・キャラの性格がわかりやすい
・背景、謎を解説してくれている

これだけでものすごく見やすくなっています。
今まで想像で補っていた部分を説明して、ガチガチのハードSFに柔らかさを加えたら、あらアニメ向きに。


アニメーションは全編3Dを基本に描かれていて、動きがぬるぬるです。
ただ、表情がちょっとカタイ気がします。
驚いたときの顔の動きなんかはMMDを見ているみたい。

ただ、星白はかわいかった。
特に{netabare}エナ星白の「わー」{/netabare}は、(*´Д`)ハァハァ……。
{netabare}人外{/netabare}に萌えました。

その分、3Dをフルに生かした戦闘シーンは、迫力満点ですね。
スローモーションなどの演出もカッコイイ!
ロボットの見た目ではなく、動きで魅せるのに成功していると思います。
{netabare}
紅天蛾との一騎打ちは見応え抜群でした。
{/netabare}

で、肝心のストーリーは……。
高評価の人ごめんなさい。
ちょっと行き当たりばったり感が強かったです。
意味のあるようで意味のない伏線、予測不可能な裏事情。
そして、一貫したテーマ性も感じられませんでした。

ただ、やっぱり世界観がおもしろいです。
謎が明らかになったり、次なる脅威が現れたりするとすっごくワクワクしますね。
展開も速くていい感じです。
スケール×スピード感でグイグイ引っ張ってくれます。

世界観、雰囲気が光っている作品だと思います。
エンターテインメントとしての質はばっちり!
これからも強烈な印象を残してくれることに期待です。


……どうでもいいけど、光合成がこんなにエロかったら、日本人の理科の成績は上がると思う。

投稿 : 2014/07/25
閲覧 : 487
サンキュー:

71

(๑꒪д꒪๑) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

久々の良作ごちそうさまでした(・∀・)

投稿 : 2014/07/23
閲覧 : 172
サンキュー:

3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

特殊な世界観を受け入れられるか? それが楽しむ鍵

軍国的な背景、宇宙、ロボット、そして謎の生命体との対決と、
ありがちながらも、、、まとめるのが
難しいコンセプトをしっかりと
描いている。しかもそこに強引にとも思える程割り込む
中途半端な恋愛要素。
恐らくどれもが原作者の嗜好と思われる。
TVシリーズとしての質は素晴らしくレベルが高い、
特に宇宙における戦闘シーンは早く、そして美しさえ感じる程。

宇宙生命体の名前を筆頭に、様々な造語や
特殊な世界観が広がっているがそれを受け入れられるかが
この作品を楽しめるか?の鍵。
第1期は1クールのみなので氷山の一角といったところか、、、
個人的には過度ではないが、続編に期待している。

投稿 : 2014/07/22
閲覧 : 265
サンキュー:

13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

誰がために我は行く〜♪←OP格好良かったです^^

この物語の舞台は宇宙・・・太陽系がガウナと呼ばれる謎の生命体に壊されてから1000年もの月日が積み重ねられた時代です。
ガウナの攻撃から生き延びた人類は、シドニアという町が丸ごと入っているような超大型船で、安息の大地を見つける旅を続けています。
でも、ガウナへの恐怖は無くなったわかではありません・・・
そこで、人類はガウナを駆逐するための訓練を続けてきました。

主人公の谷風 長道(たにかぜ ながて)は、祖父と一緒にシドニアの地下で密かに衛人操縦士としての訓練・・・のある当たり前の日常を過ごしてきました。
ところが祖父を亡くし、食料の蓄えも無くなった長道は、祖父との約束を破り地下から出てきてしまいます・・・勝手を知らない場所であるため、あっという間に捉えられてしまうのですが・・・衛人操縦士の訓練生として配属され、物語が動いていきます。

この作品を最初に視聴した時・・・登場人物の表情が皆同じに見えたのと、戦闘服の汚れ・・・皺?
に違和感を感じました。
服の方は序盤で気にならなくなりましたが・・・表情から登場人物を見分けられるかは正直不安でした^^;
でも、物語の内容的にそんな不安は要らなかったと思いました^^;
登場人物が多いので、もちろん全部は覚えられません・・・
でも、物語が進むにつれ重要な人物はしっかり頭の中に入ってくる・・・そんな構成だったと思います^^

3DCGが多用されただけあって、登場人物の表情がクリアできたら・・・あとは戦闘時の圧倒的な躍動感と登場人物の微妙に揺れ動く気持ち・・・これらがしっかり堪能できると思います。

特にガウナの気味の悪い動き・・・無数に伸びてくる触手や、本体が破壊されエナ破裂時など、ガウナの作画面には圧倒されっ放しでした^^;

でも、それを上回るのが継衛ら衛人の戦闘シーンです^^
発進時に操縦士には強いGが作用し・・・編隊を組んで高速移動・・・
目的地に着いたら、各自がそれぞれの任務を遂行する・・・
全力で攻撃し、寸前のところでガウナの触手を避けながら、相手が殲滅するまでひたすらガウナに向かっていく・・・
その動きは途中で目が追いつかなくなるほどでした^^;

戦闘シーンばかりだと全体感が把握できませんが、良いタイミングでシドニアとのやり取りが出てきて全体の動きを把握する事ができるので、分からなくなる事はありません。
このやり取りを見ていると、姿形だけではない・・・とてつもなく大きな敵と相対しているのが、ヒシヒシと伝わってくるのです^^;
本当はもっと臨場感が溢れているのですが、残念ながら私の表現力ではこれが限界のようです^^;

そして、この作品に圧倒されるのは作画だけではありません・・・
物語の展開が・・・特に中盤の大きな出来事は、予想だにしていなかった上、私の中で最も起きて欲しくなかった展開でした・・・
でも・・・それだけで終わらなかったのがこの作品の凄いところだと思います。

救われるのか・・・それとも救われないのか・・・

物語の最後まで救いを良い形で引っ張ってくれたのは好印象でした。
でも、謎は謎のまま・・・個人的には逆転サヨナラ満塁ホームランで救われて欲しいですけどね^^;

オープニングテーマは、angelaさんの「シドニア」
エンディングテーマは、喜多村英梨さんの「掌 -show-」
オープニングの軍歌っぽいメロディが強烈に頭に焼き付きました^^;
前作の「COPPELION」のED「遠くまで」で聴かせて頂いた魂の叫びといい、angelaさんの曲は好きな曲が多いです^^

1期12話の作品でしたが、既に第2期『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の製作が決まっています^^
謎が残ったままなので、続編の製作決定は嬉しい限りです。
でもタイトルの意味も分からないので、結果的に謎は増えている事になりますが、そこは続報は首を長くしながら待ちたいと思います^^

でも、この作品の様に最終回の最後の最後まで何が出るか分からない構成って・・・ドキドキしますね^^;

投稿 : 2014/07/20
閲覧 : 311
サンキュー:

47

カルメル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

近年稀に見るおもしろさ!

ここ数年見たアニメの中で、多分一番おもしろかったです。
ストーリーは、ガウナという宇宙生物のせいで滅亡に瀕した人類が、宇宙に出てまたガウナと戦うという話。
結構ありがちな話かもしれないけど、ここまで設定が細かくてシリアスなものはあまりなかったのではないかと。

なんとなくイメージとして、マクロス+戦時下の日本ってかんじ(戦時下の日本知らないけど)で、ほんと独特な雰囲気を醸し出してる作品です。
ガウナとは戦争状態なので当然人は沢山死ぬし、かなり絶望的な状況もあるけど、それをなんとか乗り越えていく中で、人間ドラマもありで、ほんと全く飽きるところがありません。

ストーリーや設定に重点を置いてる作品ではあると思いますが、アニメとしてのおもしろさもちゃんと備えており、それらがほんと上手く融合し、非常におもしろい作品となっています。
こういう作品がもっと出てきてくれれば良いんですけどね~、ほんとに。

投稿 : 2014/07/19
閲覧 : 236
サンキュー:

12

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

苦手な作品ですが、惹きが強い。

人類を滅亡に追いやる謎のグロ生物との戦いを描いたロボット宇宙アニメです。
作画がリアル、顔が無機質で気持ちわるいというのが第一印象。
自分にとっては苦手な部類のはずですが、何故か視聴です。

次から次へと怒涛の展開。
惹きが強烈で、飽きることはありません。
視聴中はたいがいが前のめり、視聴後は少々興奮気味です。

中途感、消化不良感が露骨。
ということで、2期に続くです。
この流れでは、ハッピーエンドってことはないのかな。

OP曲は軍歌的。
好きな曲調ではありませんが、感性を刺激する曲です。
私は、この曲を2重人格オープニングと呼んでました。

投稿 : 2014/07/19
閲覧 : 388
サンキュー:

62

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2期を見ないとなんとも・・・

この季のアニメで最終話まで追った作品。

ある時はエヴァンゲリオンであり、ある時は進撃の巨人であり、ある時は彗星のガルガンディアに似ている

評価ですが、1シーズンだと評価がなかなかに難しい。
未だに謎が多く残され、シーズン2が作られたとしても全ての布石を回収するのは相当な時間的制約がありそうな気がします。

後、カメラワークや戦闘の見せ方がどうもしっくり来ない。
これはCG使ってるとかそういう問題ではない気がします。
それと、ストーリーが大きな設定枠で本来ならワクワクしながら次を見たいと思わせる何かが足りない気もします。(戦闘シーンに力入れ過ぎてるせいか?)

どうやら彗星のガンガルディアと同じ問題で、スパイス不足かなぁと1シーズンの感想となってしまいました。

次期シーズンに多少期待しております。

投稿 : 2014/07/18
閲覧 : 233

なみかぜ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

え~~わ~~♪ムズガユく恥ずかしい我輩の世代にはうけるかも知れない?( ̄▽ ̄;)

始まりはガンダムからザブングルにイデオンで壺にはいり

マクロスで日曜の朝を迎えつつの時代を

忠実に再現しておりもうす。(* ̄∇ ̄)ノ

やっぱこれやわ(^∧^)

鳥肌たちます。

この辺の世代を超え方たちにはちょっと

受け入れられないかもにゃぁ

まぁ楽しまさせて貰っております。(^人^)

投稿 : 2014/07/17
閲覧 : 274
サンキュー:

8

あれこれさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見終わった

一番楽しみだった作品  

二期はうれしい

投稿 : 2014/07/17
閲覧 : 172
サンキュー:

3

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一話観たら止まらなくなるアニメ

毎回めちゃくちゃ気になる終わり方するので一話観たら止まらなくなります。
2期も観ます。

CGとか作画のことはよくわかりませんが、とにかく凄いと思ったので満点付けました。
女の子の顔がみんな同じなので最初の数話は誰が誰かわかりませんでした。

これまた設定がマブラヴオルタに似てます。原作者は確実にゲームプレイして影響受けてると思います。主人公が白銀武とかぶる…。

一般向けのストーリー重視アニメだと思います。

投稿 : 2014/07/16
閲覧 : 308
サンキュー:

8

にゃんた さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オペ子がイイ

★総評★
原作はアニメ化された部分まで既読。
原作ではブツ切りで表現されていた部分を、シーンやセリフを加えることで上手く繋ぎ、
更に厚みを持たせている。
原作を補充・補完し、より良く表現することに成功した作品の1つだと思う。

3DCG作品ということで、「モノ」の動きが素晴らしい。
静から動へ、コントラストをうまく強調したカメラワーク。
主観的(コックピット)視点と客観的視点を目まぐるしく変えながら
視聴者に、全体状況が見えるようで見えない「絶妙な不自由さ」を感じさせることに成功している。
またSEも素晴らしいので、良いヘッドホンでの視聴を推奨。
4話のとあるシーンは圧巻だ。

その一方で、「ヒト」の表情がぎこちないと感じる方も多いようだ。
それをどれだけ許容できるか、という所で視聴の可否が決まると思う。
人類が滅亡の危機に瀕し、クローンや光合成技術により個体数を増やして維持しているという、
植物的な進化を遂げた無機質な未来世界。
個人的には、このような世界観であることから納得できたので、許容できた。
(これでも原作に比べればかなり自然に動いているように思う)

★個人的オススメポイント★
「ガ487 急接近してきます!」
「重質量砲、着弾まであと30秒!」
「衝突まで5秒!・・・4、3、2、1・・・接触」
etc・・・

このテの作品では、司令部オペレーターの演技が最も重要な要素の1つだと思う。
視聴者に上手く状況を説明しつつ、
緊迫感、安心感、不安感、達成感と、様々な状況に応じた空気を作り出す。
これを戦闘シーンに挟むことで、より強い客観性と緊張感が加えられる。
本作品はこれが素晴らしい。

3人居るオペレーター役だが、そのメインは、
おそらく山野栄子役を担当した「森なな子」さんという方。
調べてみたら、まだアニメ作品出演はシドニアの騎士で2作目。
元宝塚ということである意味プロなのかもしれないが、すごく空気を作り出すのが上手い。
今後も注目してみたい(同じ名前で違う職業の方もいるようなので、検索時には注意)。

投稿 : 2014/07/15
閲覧 : 340
サンキュー:

21

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

見るには見たけど・・

見るには見たけど・・ 何が面白いのかさっぱり・・・

投稿 : 2014/07/15
閲覧 : 168
サンキュー:

1

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

生きるため、戦う

原作未読 全12話

謎の生命体ガウナの脅威に脅かされる人類、地球をガウナに滅ぼされた人類は宇宙船を建造し地球を脱出しました。その脱出した中の1つの船である「シドニア」でのガウナとの戦いのお話です。恋愛もありますよ^^

長い航海している間に、人間を生命を維持できるように遺伝子操作して光合成で食を得たり、クーロン人間や何百年も生きる不死ようなキャラクターも出てきます。
また性別も男女だけではなく、相手に合わせて性別が変化する「中性」という性別が存在します。なかなか設定は複雑ですね〜

かなり傷の入った長く使われているのであろう操縦服やヘルメット、ほぼフル3DCGで無機質な感じのキャラや建物、私は一目見たときに全体的に乾いた感じがしました。

キャラに慣れてくると少しずつ気にならなくなりましたね。

設定が細かいので深く考えると分からないことがいっぱいある作品ですが、ガウナを討ち滅ぼすことを目的した内容なので私は主人公と同じでw単純明快に考えて視聴しました。

バトル面、ガウナと主人公の谷風 長道(たにかぜ ながて)たちが衛人(もりと)という人型の主力戦闘機との戦いは、スピード感を含めてまさに手汗握る攻防を繰り広げてましたね。衛人が輪になって飛んでいくところは、彗星のごとく鮮やかでした^^

人がいっぱい死にます。惨く悲しい場面もありますが、日常ではコミカルなところや恋愛の部分もあります。でもやっぱりというかお約束というか主人公が鈍感キャラなのであまり発展しませんねw {netabare}(でも星白の件は悲しかったですね。私になら海苔夫は絶対許さないし、話には行かないですね。長道は心が広いです){/netabare}

気になることもありますが、切りのいいところで終わってます。もし興味があったら3話まで観て判断してくださいね。オススメです。

OP angelaさんが歌ってます。昔の軍歌のようなテンポを入れます。歌詞も曲もこの作品に合ってますね。サビの部分が好きです。
ED 喜多村英梨さんが歌ってます。画と相まって重々しい感じの曲ですね。

最後に、2期は色々なキャラが複雑に絡んでいくようなお話になりそうな予感ですね。楽しみです^^

投稿 : 2014/07/14
閲覧 : 380
サンキュー:

63

葵ジュニRSS さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

CGで表現された美しい世界で繰り広げられる本格SFロボットアニメ

SFロボットアニメ。
原作未読。
今までCGで作られたアニメは、どうしても人間の表情が不自然になりがちだった。しかし本作はかなり良い出来になっている。星白をはじめ、ヒロインがとてもかわいい。
同じくCGで作られたアニメの「蒼き鋼のアルペジオ」といい、最近のCGアニメは素晴らしいレベルに達している。
広大な宇宙に佇むロボットや異形の敵を見ているだけでワクワクするほど映像がすばらしいし、その動きも良い。重厚で響く音も心地よく、ヘッドホンで見たいアニメである。
また、敵がものすごく強いうえにまだ謎が多く、幾度となく窮地に追いやられる。味方もあっさり死んだりするので、まったく先が読めない心地よい緊張感が続く。続きが気になって仕方がなくなる絶妙な各話の終わり方も良い。
2期が決まったということで原作を読みつつ楽しみに待ちたい。

投稿 : 2014/07/13
閲覧 : 271
サンキュー:

9

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2期はよ!

観初めた頃は女の子顔一緒すぎて区別つかなかった。
特に銀髪の子達全員同じ顔やん!って思ったら全員クローンの姉妹だったんですね(笑)
あとララさんも衝撃でした。熊(笑)

全体的に戦闘シーンは凄かったし、テンポもよくて観やすかった。
が、星白が・・・星白が・・・( ;∀;)
辛かった。
ノリオットマジで許せん!

なんと2期の制作が決まってるらしいので楽しみですね

投稿 : 2014/07/12
閲覧 : 169
サンキュー:

7

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作知らなくても楽しめるの?→楽しめました。

見終わりましたので、編集いたします。
よくわからないけど引き込まれた。
何となく気になるので見続けているうちに1クール終わってしまいました。
見ているうちに何となく時代背景とか歴史とか世界観などが分かってきましたが、なにより登場人物が結構色濃くて見ていて楽しかったです。
少々荒っぽさを感じましたが、主人公と彼を取り巻く人々の心を中心に見れば楽しめると思います。

続きもそのうち制作するそうなので、話の続きを楽しみにしたいと思います。
原作(コミック)も読みました。

---これより下は2話程度見ての感想です。---
最近のアニメは視聴者を絞っているというか、だれでも楽しめる作品というより一部のマニアが満足できればそれでいい感じの作品が多い気がします。

原作を知らないので世界観や時代背景など、すんなりと理解できる物がなく、展開もすごく強引で不自然さが目立つ上に、頭の中で整理している余裕もない。

もう少し前置きというか、物語のベースとなる部分をしっかりと取り入れてほしかったですね。

ここからネタバレ要素を含みます。
見続けていれば楽しくなるのかもしれませんが、いきなりグロテスクな要素だったり、ネタバレになるが中性の子との恋愛感情だったり、話の展開がちょっと稚拙な感じを受ける作品でした。
なにより人類を滅ぼすかもしれないという設定でいうと、緊迫感とか実感が進撃の巨人の1/10もない。
この先どんな内容というかテーマの作品になるのか読めないのはいいことなのか悪いことなのか。

話的には宇宙を漂流しているマクロスとかエヴァのメイン舞台を小惑星にしたらこうなったといった感じの作品だという印象を受けました。

宇宙からの侵略者
宇宙漂流して100年
ロボット(武器が特殊な槍)
男と女と中性者
いずれも聞いたことがあるような要素で構成されている為か、真新しさや斬新さをあまり感じない。
キャラクターも男と女と中性者がいるせいで、どうもよく分かりにくい。
また多くの人が同じスーツを着ていることもあり人物の見分けがあまりつかない。

ロボットの3Dアニメーションをのぞいたらいたって普通というか、普通以下の作品かも。
バトルシーンもマクロスとか迫力があったのでそれに比べて特に良いとも思わないかな。

原作を知らないので今後の展開次第では化けるかもしれません。
原作を知らない人はアニメだけでは楽しめない可能性が高いと判断しましたので、点数が低くなっています。

投稿 : 2014/07/11
閲覧 : 164

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

惹きこまれるSF! シリアス&リアリティーがみそ!

原作:漫画 未読

全12話

ジャンル:SFロボアクション


感想

最初見た時、のっぺりしたキャラデザに、凄い違和感。
特に、女性や中性の顔はみんな同じに見えたよw
4~5話見る頃には慣れましたが^^;

映像はフル3Dで奇麗!
でも、宇宙服等の汚れなんかがリアル過ぎて、逆に目立ってたな~^^;

太陽系がガウナと呼ばれる生命体に滅ぼされてから1000年後で、移民できる星を探し、ガウナと闘いながら旅するシドニア(播種船の一つ)の話。

設定が
人間が光合成することで食糧を週一採るだけで済むとか
戦死する操縦士を、クローンと、人の成長速度を速める技術で補うとか
男性でも女性でもない、相手に合わせて性別が変化する「中性」がいたり
不老不死で、何年も生きる人間がいたり
遠い先の未来の話なんだけど、シリアスでリアリティーを感じれ、とても興味深くて世界観に惹きこまれました。
それに、そんなに凝って無く解りやすいのも魅力的ですね。

ガウナとの戦いでは、戦死者が結構出るので、見てるこっちは緊張感が半端ない!
毎回ドキドキでした。

解りやすく言えば「マクロスフロンティア」を、もっとシリアスにリアリティーあるものにした感じかな?


ロボットは出てきますが、ロボメインではなく、ストーリーや設定に魅力を感じれる作品なので、キャラデザで判断せずに2~3話観て判断する事をおススメします。


自分的には、毎週 面白くて見るのが楽しみで、
春アニメの中でも上位だった作品です。
最終話のラストで、2期の製作が決定した告知を見た時は嬉しかった!
今から楽しみです。




OP:「シドニア」 歌 - angela

ED:「掌 -show-」 歌 - 喜多村英梨


OPは、軍歌の様なリズムがあり、とってもカッコ良かったです。
angelaさんの歌は好きですね。

投稿 : 2014/07/10
閲覧 : 615
サンキュー:

88

次の30件を表示

シドニアの騎士のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
シドニアの騎士のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

シドニアの騎士のストーリー・あらすじ

対話不能の異生物・寄居子(ガウナ)に破壊された太陽系。かろうじて生き残った人類の一部は、小惑星を船体とした巨大なる宇宙船・シドニアで繁殖しながら宇宙を旅する道を選んだ。それから約1000年の時を経たシドニア出航紀元1009年。地下層部でひっそりと育てられた少年・谷風長手(たにかぜながて)が、祖父の死を期に街へ出る。長手は人型巨人大装甲・衛人(モリト)の操縦士訓練学校に入学することになり、そこで初めて祖父以外の人間と触れ合っていく。長道が初めて異性を意識する女性 ─ 星白閑(ほしじろ しずか)長道の初めての友人となった男でも女でもない人間 ─ 科戸瀬 イザナ(しなとせ いざな)長道に苛立ちを覚える少年 ─ 岐神 海苔夫(くなと のりお)様々な訓練生たちと学校生活を送る中、ついに長道たちに初任務が下される。それは決して困難な任務ではないはずだった。しかし長道たちの前に突如、寄居子が出現。100年ぶりとなる脅威との遭遇に、人類は、長道は何を選択するのか? 人類の存亡をかけた戦いが今、始まる──。(TVアニメ動画『シドニアの騎士』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年春アニメ
制作会社
ポリゴン・ピクチュアズ
主題歌
≪OP≫angela『シドニア』≪ED≫喜多村英梨『掌 -show-』

声優・キャラクター

逢坂良太、洲崎綾、豊崎愛生、櫻井孝宏、金元寿子、喜多村英梨、大原さやか、坪井智浩、子安武人、新井里美、田中敦子、森なな子、本田貴子、鳥海浩輔、佐倉綾音、阪脩、小山力也

スタッフ

原作:弐瓶勉(講談社『アフタヌーン』連載)、 監督:静野孔文、副監督:瀬下寛之、シリーズ構成・脚本:村井さだゆき、作品演出:安藤裕章、絵コンテ制作:森田宏幸、プロダクションデザイナー:田中直哉、造形監督:片塰満則、CGスーパーバイザー:上本雅之、バトルアニマティクス:大串映二、キャラクターデザイン:森山佑樹、音響監督:岩浪美和、音響制作:STUDIO MAUSU、音楽:朝倉紀行、音楽制作:スターチャイルドレコード

このアニメの類似作品

この頃(2014年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ