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「蟲師(TVアニメ動画)」

総合得点
88.4
感想・評価
1960
棚に入れた
10494
ランキング
114
★★★★★ 4.1 (1960)
物語
4.3
作画
4.2
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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蟲師の感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ひきつけられる

普通の人は見ることのできない蟲だが、見えなくともそこにいて何かしらの影響を人に与える。意思を持って行っているわけではなく、蟲が生きていくために必要な行動をしているだけ。と、ここまでならそこら辺の虫と同じだ。蟲は生命の根源に最も近いものとされ、多くは不思議な力を持っている。
その蟲によって変えられてしまった人々の日常を元の形に戻すのが蟲師であるギンコの役目である。

自分は蟲が変えた日常で生きている人々の姿を見るのがとても面白いと思う。蟲を受け入れる者、逆に蟲を拒絶する者、どちらも存在する。しかし、蟲を受け入れた日常、受け入れなかった日常、蟲の影響を受けた人の選択と結果、その結果から生まれた日常がとても面白い。だからこのアニメには正義というのが存在しない。普通のアニメなら蟲は悪だから蟲師が退治する、そういう流れが一般的だ。しかし、このアニメでは蟲師のギンコは蟲を悪とせず、自然の一部として向き合っている。だから無理に蟲を人から遠ざけようとはしない。
この善悪をはっきりとさせないスタンスがとても自分には合っている。

それともう一つ自分が気に入っている部分は、蟲の不思議な雰囲気を引き出す音楽だ。
OP、ED両方ともよいが、アニメの中で流れる効果音、これがどれもこれもピッタリとハマっていてより一層アニメに引きこまれていく。

とりあえず、見ていない人は一度見て欲しい。自分の拙い言葉では上手く蟲師の魅力を伝えきれない。合う合わないはあると思うが見てみないことにはそれすらも分からない。食わず嫌いというのが一番勿体無いと自分は思う。

投稿 : 2014/07/24
閲覧 : 137

ぉっくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

引き込まれてしまった

蟲師という作品の独特な世界観に引きこまれました。


全体的に暗くて淡い印象を受けたんですが、
それがこの作品の世界観を大きく反映しているのかなと


ほんとに素晴らしい作品だと思います

投稿 : 2014/07/05
閲覧 : 215
サンキュー:

7

ソラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私はいつからか、自分の生命と自然とを切り離して考えることができなくなっていた。

こう話すのは写真家の星野道夫だ。彼はアラスカに長期滞在し、生涯で数え切れないほどの自然の写真を記録し続けてきた。私はその記録や言葉の数々に鳥肌が立ち、感動して泣いてしまってその場で勢い余って一緒にいた連れと写真展にあった著書まで買ってしまった。

美しいものは美しく。汚いものは汚く。残酷なものは残酷に。獰猛な生物は獰猛に。可愛い生物は可愛く。肯定も否定もしない。そこにある現実をありのままに写す。

そうやってただ、ただひたむきに生き続ける姿に蟲師を重ねてしまう。そんな姿に感銘を受け、自分もついこういう生き方に憧れを抱いてしまうが、それと同時に自分の無力さを実感してしまう。

星野道夫は44歳という若さで自身が自分の生命だと語るヒグマに襲撃されて亡くなっています。

かなり有名な写真家ですが、是非ネットでも写真集でもどのような形でもいいので写真をご覧になって何かを感じ取ってもらいたいです。できれば大きく引き伸ばされた写真展で見ることをおすすめします。


もう一人、中村征夫という写真家は水中の自然を生物を星野道夫と同様、ただひたむきにありのままの自然を記録している人物がいます。彼も私が心が惹かれるような写真を数多く残している。

特に35年間撮り続けている東京湾の写真が印象的だ。
今でも放射性物質で汚染されている東京ですが、彼は今よりさらに排気物質で酷く汚染されていた時期に撮影を始めたのだ。彼が最初に東京湾に潜った時に汚染されていながらも卵を抱えて必死に生きようとする母蟹の写真が印象的だった。
それを見た瞬間、彼はまだこの東京湾は死んでいないと確信し、東京湾を撮りつづけようと思ったと同時にその母蟹に強く感情移入してしまい。
東京湾の母蟹を3匹ほどを東京湾以外の比較的きれいな海へと逃がした時のことを後悔していた。

『これでよかったのか。もしかしたら外敵がいる場所に逃がしたのかもしれない。自分は勝手に自然界の法則に逆らってしまったのではないのか。自分は自然界のことについて何も知らない。』

と。

その姿はまるで5話の『旅をする沼』で人を助けた時のことを悔やんでいたギンコに似ている。

そうやって、彼らの存在は蟲師という作品をまた味わい深くする。

生涯永遠の旅を続けている。

今まで触れることがなかったような日常に触れたことのある人物の話は興味深い。また新しい価値観を自分に生みだしてくれるかもしれないからだ。それがとてつもなく快感なのである。

ある意味、面白いだとか面白くないなどの次元を超えているのかもしれない。

愛すべきフィクションとドキュメンタリーの融合。





『(アニメ界、写真界とか)物事に壁なんていらない、なくしてください。あってもつまらないだけだから。』

蟲師のオープニングとエンディングのディレクター菅原一剛という写真家が本編のインタビューで監督に言ったセリフなのですが、自分が日頃から思っていたりすることでもあって聞き入っていた。その言葉が蟲師という作品の本質を象徴している。上で書いたような他ジャンルとの意識の共有をすることで、さらに表現と面白さの幅が広がる。国交と同じ。ジャンルごとに線引きはあると思うけど壁はない。通れないわけではない。


(敬称略失礼しました)

投稿 : 2014/06/30
閲覧 : 633
サンキュー:

54

ネタバレ

AXIOM25 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自然の中に迷い浸る

幕末~明治時代を思わせる時代の日本の田舎、農村や漁村が舞台。
一般の人には見えない、蟲という存在が起こす怪奇現象を蟲師である主人公ギンコが解決したり、しなかったりする物語。基本一話完結。

これは表現の深さのような物に、かなりはまりました。
一話一話が濃密に感じ、毎回しばらく余韻に浸っていたくなる…
そのため全話見終わるまでかなりの時間が必要でした。

この作品、自然の描写が特に素晴らしいと思います。
山中での植物が茂っている様子や雪が積もった様子をこれ程リアルに描いているアニメもそうそう無いでしょう。
そしてそこに現れる「蟲」の不気味だけれど、何処か自然と調和していて時折美しくも感じる姿。その映像表現が何と言うか癒しにも似た感覚で心地良いです。
それに比べて人物の作画は少しラフに感じる部分もありますが…一見敷居の高そうな作品世界の中の愛嬌みたいなものかな?と思います。

OP曲はイギリス・スコットランドのSSWによるフォーク系の曲。
まるで森の中をイメージさせるようで作品世界にぴったりです。
劇中のBGMは非常に静かでSE的な使い方が多く、時にそれが恐怖感を煽ったりもします。個人的にとても好きな音の使い方です。

{netabare} ~具体的な内容…個人的に好きな話は…
山の主の交代を描いた11話「やまねむる」…一所に留まらず各地を転々と旅するギンコ。かつてはギンコと同じ蟲師であり旅をしていたが、身を固め山の主となったムジカ。いつもは沈着冷静なギンコがムジカに対してはかなり必死になっていて印象深い。

ギンコの子供時代を描いた12話 「眇の魚」…主人公だけど謎めいた部分の多かったギンコの生い立ちが語られて、その悟ったような性格の裏にある悲しみの深さに衝撃を感じた。

冬の雪深い山中に春の野が現れる15話「春と嘯く」…ギンコに思いを寄せる女性すずが登場、ギンコは珍しく季節を跨いで何度もすずの家を訪れている。滞在期間も比較的長いようで恋愛関係が想像されるが…

他にも良い話は沢山あるけれど、主人公ギンコのキャラクターへの理解が深まった回が特に印象に残っているようです。 {/netabare}

この作品は数ある日本のアニメの中でも、特に渋く大人の鑑賞に堪えうる作品ではないかと思います。

投稿 : 2014/06/29
閲覧 : 212
サンキュー:

4

はらまき さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

騒がしくなくて好きです

主人公の何処かつかめないところとか、全体的に静かなところが気に入りました。
蟲の作画や光の表現がとても綺麗です。
いつもとちょっとちがったアニメを見たい人にお勧めですね。

投稿 : 2014/06/24
閲覧 : 214
サンキュー:

4

ネタバレ

世を忍ぶ仮のボブ(仮 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この世ならざるものと日常との折り合い

妖怪変化や怪異のたぐいを「蟲」という自然現象の一つ、という前提で描いている、独特の雰囲気を持つ作品。
若干ホラーテイストな話が含まれる時もありますが・・・
基本的には、漂白の主人公が訪れる土地での、日常の中で「蟲」という非日常に触れてしまった人々の葛藤のドラマが描かれていると思います。

怖いのが少しでもニガテな方は、少なくとも深夜に視聴するのは避けた方がいいかもです。

声優の評価が低めなのは、時々違和感を覚えてしまうことがあるからです。
まったく気にならない方も多いとは思うのですが・・・
その辺りは、お好みの問題だと思うので深く言及はいたしません。

投稿 : 2014/06/11
閲覧 : 237
サンキュー:

8

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いとは聞くけど魅力があまりわからない…。

つまらなくはないけど、特別面白くもない。
う~ん。。
評価が高いから期待しすぎたかな?

投稿 : 2014/06/02
閲覧 : 346
サンキュー:

2

agata さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きです、こういうの。

タグ(成分?)にもあるように、一話完結で見やすいです。
主人公を追っている物語ではなく、ある場所の時間の流れの中に特異な事象が起こり、それに関わる重要なモブのようにして主人公が出てきます。

投稿 : 2014/05/19
閲覧 : 180
サンキュー:

4

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自然の美しい世界でした

自然の中に息づく蟲と人間のお話。結構切ない話が多いです。

一気にがつんと観るというよりも、じんわりまったり
観る感じのアニメだと、一気に観て感じました。

投稿 : 2014/05/18
閲覧 : 253
サンキュー:

3

トリップル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ライトグレイ

基本的にダークな感じを出しているけど、キャラがさっぱりしていて、絶妙なバランスを保っている感じ。

投稿 : 2014/05/13
閲覧 : 185
サンキュー:

2

キロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

考えさせられる作品でした

蟲という不思議な存在とそれに関わった人々の話。
蟲とは霊のようなものらしく、最近の妖怪や幽霊を扱った話とは一線を画している作品です。

内容は蟲の専門家である主人公ギンコが旅をしながら、各地で起こる不思議な出来事の謎を解いていく物語。
温かい話だったり深い話だったりと、様々でどれも考えさせられる内容でした。

ノスタルジックな雰囲気の作品で、登場人物の回想が多かったのも印象的です。
一話完結していますので、気軽に見てみては如何でしょう?
気に入った方には蟲師続章のほうも是非!

投稿 : 2014/05/11
閲覧 : 255
サンキュー:

14

ネタバレ

ざみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

虫を操って闘う能力バトルもの。と思ってたらぜんぜん違った。 蟲とは昆虫ではなく、動物でも植物でもなく、個人的には妖怪と解釈した。一話完結の進行で主人公が行く先々で出会う人と蟲との話で、特別に登場人物の心境を考えずに視聴でき、一話見るとそのまま複数話見てしまう。「締まった夏目友人帳」という印象。

声優は俳優さん?が多く普段の深夜帯で見るアニメでは見かけない人が多く子供には子役のキャスティングも多い。そのせいか、少し違和感は感じるものの苦痛までとはいかない。

固定のキャラクターはほぼ主人公のみで毎話変わる。何故かモブキャラの方がデザイン的に丁寧に書かれている気がするが似たりよったりなので「あ、あの時の奴の続きかな?」と本編が始まると全然違う話なんて事もある。

劇中、OPEDの音楽も幻想的であったり不気味さを感じさせる本作にぴったりので印象的。

個人的にあやちゃんいとちゃんの話の後日談は語りでなく映像として見てみたい。スタッフさん、おなしゃす。

投稿 : 2014/05/10
閲覧 : 247
サンキュー:

3

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

2006年3月25日、東京国際アニメフェア第5回東京アニメアワード・テレビ部門優秀作品賞を受賞。

原作単行本第1から6巻までに収録されているエピソードから選ばれた全26話。総称の際は「二十六譚」「第1作シリーズ」「第1期(一期)」などとも言い表される。

第20話までは2005年10月から2006年3月間にフジテレビ・関西テレビ・東海テレビ・北海道文化放送・テレビ新広島・テレビ西日本などで放送され、残る6話は製品DVD-ROMにて収録(発表)予定だったが、好評を受けて2006年5月から6月間に総集篇的な第20.5話「BSフジ放送特番『蟲師』ダイジェストを含む全1+6話がBSフジで放送された。さらに地上波のみの視聴者に向けて、東京、大阪、名古屋、札幌、広島、福岡の六都市で「蟲の宴」と題したDVDの第5集収録分(21-26話)の試写会が7月から8月にかけて行われた。

マンガ部門でも選出された2007年の文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」アニメーション部門において『新世紀エヴァンゲリオン』『風の谷のナウシカ』『機動戦士ガンダム』などに次ぐ総合第6位を獲得し、2000-2007年間に制作されたもので限定した場合は、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『鋼の錬金術師 (アニメ)』『千と千尋の神隠し』などを抑えて第1位の栄冠に輝いた。

放送終了から約7年が経った2013年末に新作エピソードの制作決定が発表され、続篇として翌2014年1月4日に新春スペシャル『蟲師 特別篇 日蝕む翳』が放送された。

オープニングテーマ「The Sore Feet Song」

投稿 : 2014/05/10
閲覧 : 254
サンキュー:

5

1061000you さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

『あるままを受け入れて生きる』っていう事

誰かも書いていましたが、
印象的には、大人の日本昔話だと思います。

寓話という程ではないのですが、
『あるままを受け入れて生きる』っていう事が
描かれているように感じました。

1話1話は、特別面白いというワケではないのですが、
ギンコの口調や声の雰囲気に引き込まれると言うか…

好きな作品です。

投稿 : 2014/05/09
閲覧 : 153
サンキュー:

3

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

言うほど面白いか?

ストーリー重視のアニメを検索したらよく名前の挙がる作品です。とにかくテンポが悪く退屈なアニメでした。いつか面白くなるだろうと思って我慢して最後まで観ましたがずっと面白くなかったです。
ゆっくりした静かなアニメが好きな人にお勧めです。

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 285
サンキュー:

2

dolcetto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

昔の日本らしい世界観を旅する蟲師による雰囲気アニメ

主人公は蟲師と呼ばれる「蟲」専門の医者,研究者で、旅をしながら仕事をしています。

世界観はは江戸,明治頃の日本らしい背景となっているみたいですが、主人公の服装等を考えると少し違う世界観の様です。

物語は一話完結型で、蟲師である主人公が「蟲」によって起こされる事象を解決してゆくお話。際立って盛り上がる展開はなく、淡々と落ち着いた雰囲気で物語は進んでゆきます。

物語,作画,音楽と作品に合った落ち着いた感じの雰囲気がとてもいい感じです。唯一欠点があるとすれば、派手な盛り上がありません。それがこの作品らしさなのですが…何かしらの刺激が欲しい方には向かない作品となっています。

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 253
サンキュー:

7

小山弌 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観れば観るほど。。。

初見での評価は微妙だったが、二度三度と観るうちに深みにハマる…そんな独特の空気を放つ作品。
全26話それぞれが独立した話になっていて、話の主軸になっている蟲はどれをとってもよく考えられてる。
主人公は第三者的な立ち位置の場合が多く、感情移入はしにくいかも。とは言え、そういった部分もこの作品の魅力の一つかも

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 146
サンキュー:

4

リこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

しんみりしたいときに良いアニメ

面白いアニメを見たい気満々な時にはおすすめ出来ません。
しんみりしたいような時に見ると染み込む感じ。

普段は飛ばす始まりと終わりの歌も蟲師に限っては、繰り返して視聴してしまいました。

古き日本の田舎風景ってこんなだったのかなぁ、と風景だけならずとも物語の世界観と共に、タイムトリップ気分も味わえる。

田舎のおばーちゃん(おじーちゃんも)ちに行く感覚で見てる。

投稿 : 2014/05/06
閲覧 : 173
サンキュー:

6

のぶちか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

みな、ただそれぞれが、あるようにあるだけ・・・( p′︵‵。)

「蟲」を見ることができ、また、吸い寄せる性質を持つ主人公「ギンコ」が、
その性質を活かして蟲師となり、様々な「蟲」によって
引き起こされる事象に対峙していく物語。

「蟲」は、この世のあらゆる生命よりも命の源流に近いものであり、
「蟲」に寄生された人間は、その性行にかかわらず、
「蟲」の生命の営みの流れに逆らえることなく
流されていくといったストーリーが多い。

「千と千尋の物語」に強引にあてはめると、

両親が豚にされた
   ↓
千尋は懸命に両親を救おうとした
   ↓
人知を超えた、根源的なものの
作用の結果と分かり、あきらめる
   ↓
悟って自分も豚になった
   ↓
そして何事もなかったように時は流れる・・・

的な話が多く、当然悲しいエピソードが多くなる。
さらにこれを1話完結でまとめるため、
連続して見ると、これでもか、これでもかと
悲しさに痛みつけられているように感じてしまった。
特に子どもを持つ親としては胸を締め付けられるような
話が多く、途中で挫折するかと思ったが、
終盤のストーリーは少し明るい話もあったため、
なんとか最後まで視聴できた。

蟲の存在を
「みな、ただそれぞれが、あるようにあるだけ」
と表現した台詞は秀逸だと思う。
また、神秘的な存在である蟲のすみかとしての
山の描写は、その荘厳さがよく伝わってきて
すばらしかったと思う。

ただ、このテーマであれば、26話ではなく、
半分位にして、悲しい話と明るい話を同じ位の数にしてほしかった。
最近年とったせいか、悲しい話は辛くなってきたもので。

投稿 : 2014/05/01
閲覧 : 206
サンキュー:

6

ネタバレ

凜lfe さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

音楽と画像が綺麗

投稿 : 2014/04/29
閲覧 : 237
サンキュー:

1

ネタバレ

yuki.n さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

将来の夢は蟲師?

見ていて主人公の行動や自分の持っている能力?そして環境がここまで羨ましく思ったのは初めてかもしれません。
この世界、この時代で蟲が自分にも見えることがあったのなら確実に蟲師を目指すと思います
そんな作品ですw
かなりの良作でした。

投稿 : 2014/04/29
閲覧 : 285
サンキュー:

10

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この作品の良さは筆舌に尽くし難い

初めて観たのがNHKで放送されてたときだったのですが
あれ再放送だったとは!実際の制作は2005年
およそ10年近く前に作られた、そんな時の流れを感じさせない名作。
子育て飴や雪女など古くから伝わる民話のように
奇しく、切なく、人々の心をつかむ作品です。


音楽・BGM

この作品、音へのこだわりがすごいです。物語だと3話が聴覚に障りをもたらす蟲の話なだけあって特に印象的でした。途方もない蟲たちの鳴声に、音が無くなるときの演出。マグマの音。この回を観て、自分の耳を塞がなかった人は居ないはず!
その他にも自然の音が。風の音、水の音、波の音、船をこぐ音、鳥の鳴き声……あまりにも自然すぎて、注意しないとその素晴らしき音響の仕事ぶりを聞き逃してしまうところでした。


テーマソング

自分なら和風なOPにしてしまいそうだけど、ここのスタッフは一味違う。まさか洋楽を持ってくるとは!そして、それが蟲師にすばらしく合っていて。
アコースティックギターと優しい歌声、その素朴さが蟲師の世界観を表現してます。歌詞も合っていますね。だれかをもとめて遥かな旅路を往く。定住できない体質・目的のない旅とはいえ、本当にギンコが求めているものは何かないのか。人々を蟲の影響から救うこと、探幽に話を聞かせるため、自分の記憶を取り戻したいのか、それともただ生きているのか、原作だと明らかになっているのでしょうか?2巻までは読んだんですが、増税前に大人買いしとけばよかったな…

EDは毎回違いますが、淡々とした背景(しかし美しい!)にただ流れるスタッフテロップ、静かな曲々。話の余韻に浸れるというか、EDも物語の延長線上にあって……毎回EDの入りでこみ上げてくるものがあります。

よく流れる曲だと『理』と『深淵』が好きです。蟲の鳴声を音楽にしたらこんな感じになるのではないか、という不思議な魅力のあるメロディです。



特に好きな回と印象的な台詞
なんとか厳選した結果、8話に絞込めた。そもそも全話好きですから。

3話 柔らかい角 俺、忘れない。ずっと聞いてたんだ。母さんと同じ音。ぞっとするくらいきれいな音。
音の面からも物語の面からも非常に完成度が高くて楽しめた。下手したらこの話だけでも他のアニメ1クール分以上の満足感を得られるかも。女性作者だからか、少年がとても可愛らしくえがかれています。雪の降る音、雪が周りの音を吸っても消えない音、自分の体の音、生きている音……この回と23話はアニメになり音がついたことでより物語に深く入り込むことができます。

6話 露を吸う群 向こうなら生きていけるの…。この回は26話中でも特に切ない…。そしてBGMが屈指の名曲。本当にサントラが欲しい
島民を騙す片棒を担がされていたのも、自分が正直に話した結果として父親が死んでしまったのも純粋な少女では耐えきれない経験だったろう……。なにもかもが鮮やかで刺激的で、けれどとても穏やかで。そんな時間を過ごせるとしたら、過ごしてしまったら、はたして元の生き方に戻れるだろうか。蟲師は自分ならどうだろうかと思わず考えてしまう話が多い。

7話 雨がくる虹がたつ 俺の見たこの世で一番美しいものの名をつけてやりたかった… この話1番好きかも。男の浪漫があるよね。海に潜り続けるクリのおっさんを彷彿とさせる。もっと賢い生き方も、それなりの生き方も選べたけど、探さずにはいられなかった。後日談が伝聞で終わるのもまた良いです。ただありのままで、あるがままを受け入れて。ギンコの考え方、蟲師のテーマがよく表れていた話だと思います。

15話 春と嘯く ギンコの馬鹿ッ…あたし、どうしたらいいの…。すずが、すずが…すずが可愛い!蟲師であまりこういう感想を書くのも憚られるけど、でも可愛いんです!イイ娘なんですよ。夜分遅くに訪ねてきた見た目怪しい男を泊めてあげるんです。
ギンコの身を案じて腕にしがみつくとことか、奥ゆかしさがありますよね。きっと夏祭りに一緒に行ったら、人混みではぐれないように服の裾をきゅっと掴んでくるんですよ!手を握るんじゃなくて!裾を!!おれは何言ってるんだろう。
ギンコも離れがたくなった、それは冬の寂しさだけが原因ではないでしょう

17話 虚繭取り ひええええええ!!
おばあちゃんがぎっくり腰になってないか心配です。あれは心臓が止まるほどびっくりしただろうなあ。
本質は5話と似ていると感じました。いくら人事を尽くしてもどうしようもないことはあって、けれどけっきょく勝手に助かったりもして。
他の作品の主人公ならやってみなきゃわかんねえと虚穴の中をがむしゃらに探して奇跡的に見つけたりしそうですが
ギンコは責任を感じている絢を慰め、現実を理解させ、自分の時間を大切に生きるように諭します。こういうところがギンコの大人の、というか人としての魅力だと思いますね。主要キャラが少ないぶん、主人公が本当に魅力ある作品、それが蟲師なのです。


19話 天辺の糸 あんたが1番今の ふきを受け入れられなかったんだな
蟲師随一のロマンティックラブストーリー。BADENDの流れかと思ったけどハッピーエンドでよかった、本当によかった……。星とふき(あと蟲も)、見えずとも同じようにその場所に存在すると気づいてからの坊ちゃんは漢だった!彼のふきを想う気持ち、そこから生じた行動には泣かされました。ギンコも安心したような面持ちで見ていましたね。
○○は俺の嫁!とか気安く言う人には
彼のような強い覚悟を見習って欲しいです。

20話 筆の海 それでも、生きてるんだよ
地上波放送では最終回だったらしいですが、たしかに締めくくりとして素晴らしい話だったと思います。全ての命を滅ぼさんとする……蟲の中にもDQの大魔王みたいなやつがいたんですね。けど、悪意はないのだろうし
その蟲もただそういう存在としてあるだけなんでしょうか。生命の根幹に近いものが全生命を終わらせようとした。そんな蟲が現れたということは世界にとってそれが必要だったのか……わからない。ただわかるのは淡幽が魅力的であるということだけ。あっ、勿論たまもね。ギンコと淡幽の関係も素敵ですが、淡幽とたまの関係もいいですよねえ。「たまもいろいろと辛い思いをしてきたのだろう?うらんだこともあったろう?」「そのようなものはお嬢様に出会えたことで全て吹き飛びました」ここの会話がすごく好きです。淡幽が生まれながらに辛い宿命を背負いながらも、その宿命にまっすぐ向き合い、人を思いやる気持ちを持った子に育ったのはたまが居てこそでしょう。
また、最後の二人の会話。ギンコのセリフはフラグというわけじゃなかったんでしょうが、このあとの2話にわたり彼は今までの中でも結構ヤバめな命の危機にさらされます。


25話 眼福眼禍 先が見えないのが楽しいんだ。
過ぎたるは及ばざるが如し。


こんな風に
ストーリー単体で見ても良いのですが、蟲師は
アニメ化にあたってのストーリーの並び替え、構成が良いですね。
1〜3話で世界観の説明
蟲や光酒、光脈筋など重要な用語が説明されつつ、蟲師の仕事がどのようなものか理解できるようになっています。
そうしてギンコが順調に蟲の障りから人々を救ってきたところで、4話の枕小路ですよ。完全な対処法は無く、症状を和らげることしかできない。しかし、それも上手くいかず結局は全26話の中でも最鬱といえる結末を迎えます…。一応蟲を退治する術は解明されましたが、この先ギンコがこの方法を用いることは決してないでしょう。
この話で改めて蟲の特異性、彼らが途方もない存在だということを認識しました。ギンコは頼りになる良い蟲師のようだけど、それでも対処できないものもある。必ず救われるわけではないことがわかり、この先の物語でも
一体結末はどうなるのだろうか、という緊張感が生まれます。

5話 1話と被る部分あり。人でないモノになりかかっている少女。まだ人間であることに未練がある様子の彼女を助けようとして…
ギンコはれんずばあちゃんのこと気にしていたんですね。一度は助からないと思われたが、沼が寿命を迎えたことで分離され人間としての生を再び歩む決意をした。4話に続いてBADENDになるかとヒヤヒヤしたところですが救いがあってよかった。
しかし、6話。 5話では沼と死に別れ、少女が自分の力で生きていく決意をした救済エンドだったぶん、この話の結末は対照的で切なさが倍増します。
 7話 夢ありロマンありの物語。6話が切なかったぶん、ハッピーエンドで救われる!7話にこの話を持ってくるあたりも粋ですよね。
切ない話、報われない話が多いぶん、ハッピーエンドの話がとても小気味よくほかの作品以上にああよかったと感じられる。だから私は7、17、19、23話あたり好きなんでしょう。
こんな感じで全編を通した構成も素晴らしい作品に仕上がっているのが蟲師です。今まで見てきたアニメの中でも間違いなくbest5に入る名作です。




以下、ほんと只のメモ

一方的に蟲に憑かれる話が多い中で異質だったもの

人が蟲を利用している話
6露を吸う群
9重い実
17虚繭取り

蟲と共存している話
15、22 持ちつ持たれつ。人と蟲、互いがそれぞれ利益を得ている。
18 知らずのうちに生の一部で蟲の恩恵を受けている。

主人公、ギンコの魅力

博識
頼りになる
冷静沈着
論理的な思考ができる
抜群の洞察力と記憶力
客観的にものごとを捉えて正論をはっきり言えるし、相手の気持ちを汲んだ人情味溢れる振る舞いもする。
蟲でも人でもできる限り生命を尊重しようとしている。
誰にでも気さくに話しかけ、怪しげな職と風貌にも関わらずわりと打ち解けている。


ギンコの過去に触れる話
12 もろ過去話。ヨキとしての人生もけっこう辛いことが多そうだった。記憶を無くした後、異形のギンコをしばらく預かっていてくれたおっさんはめちゃいい人。
25 幻の蟲、眼福がもたらした千里眼でもギンコの過去はわからず。蟲に優劣があるかは不明だが、常闇はすごい影響力を持つ蟲だったのだろうか。それとも本人の記憶から読み取るため、過去を失った状態のギンコからは何も見ることができなかったのか。

26 12話で村を出たギンコのその後が伺える。

投稿 : 2014/04/27
閲覧 : 262
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12

HUMMER さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

美しく、時に残酷で切ない世界

月刊アフタヌーンで連載していた原作漫画をアニメ化した作品。
このアニメの素晴らしいところはアニメ化に際し、絵の変化がほとんどないというところにあると思う。
この原作は独特の書き方で、まるで色のある水墨画のような雰囲気になっているのだがアニメ化しても見事にそれを再現している。
アニメ化した時に製作会社の書く絵柄になってしまうことは多いのでこの点は非常に評価できると思う。
さらに作品に合わせた音楽も素晴らしい。作品の世界を壊すことなく、より雰囲気を引き立てている。エンディングの曲はボーカルが無いが、その回の内容に合わせて毎回違う曲が流れるというこだわりっぷりでサントラを買う価値すらある思う。
原作を忠実に再現しているが故に原作の評価とほぼ同じになるが、幕末から明治初期辺りの時代の日本のような世界が舞台で「蟲」と呼ばれる基本的には人の目には見えない存在と人と世界との繋がりをテーマとしている。
ジャンルはSFの要素はあると思うが主にヒューマンドラマである。バトルなどの要素は一切ない、ゆっくりと世界に浸る感じの作品だと思う。
日本の野山や海などの自然を強く意識したとても色鮮やかな絵が素晴らしい作品。登場人物は当時の日本人らしい思想の持ち主が多く、家のしきたりや蟲や自然の摂理によって不遇な目にあっても自分の不幸を嘆いたりする人が少ない。故に読者はやりきれない切ない気持ちになることが多く、美しい世界がさらに残酷に見えたりする。だがそれがこの作品の魅力でもある。
個人的にはとっととカンヌ映画祭とか出せよと思うくらい日本の美しさを表現しているアニメだと思う。
比較的、大人向けだとは思うが素晴らしい作品なので是非多くの人に見て欲しい。

投稿 : 2014/04/26
閲覧 : 218
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12

あたまいたい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界観がすてきです。

1話完結型ですが、登場する蟲とそれに関わる人達のドラマに毎回引き込まれます。
幽霊のようで生命力ゆたかな蟲が魅力的です。
アニメに出てなかった話が気になって、原作を買いました。

投稿 : 2014/04/26
閲覧 : 175
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5

キスショット☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見えるもの、見えざるもの。

全26話+特別編

みなさんは、芥川龍之介の作品を読んだことがありますか?

この蟲師が好きな人は、芥川龍之介の作品も好きになってもらえると思うので、ぜひ読んでみてください!(違うレビューになってる!w)

ようは、少し奇妙な世界を描いていて、結末があるようで、ない。
結末は、受け手が、それをどうとらえて読み取るか?で変わってくるということ。

そこにおもしろさがあると思います。

投稿 : 2014/04/23
閲覧 : 279
サンキュー:

12

ネタバレ

テロメア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんという世界観、物悲しくもどこか暖かな物語に心が揺れ動く。

蟲師 の2期が始まるとのことで、今作を一気に見ました。
タイトルにあるように不思議な世界、蟲と呼ばれる奇怪なるモノ。
それらに好奇心が疼く、そして哀愁、郷愁など辛い背景を持つ物語が胸を打ちます。

1話完結の作品で、蟲師ギンコの旅をたどるストーリー。見た後に何かが残る、そんなアニメです。

蟲に悩む者、蟲にまつわる者。彼らの虫で無い人間臭さがとても面白く、引き込まれました。
人のつながりが暖かい、誰かとともに生きて行きたい、そう思える作品です。


{netabare}淡幽がものすごく美しい。{/netabare}

投稿 : 2014/04/20
閲覧 : 244
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12

カスティエル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分の好きな雰囲気の作品

2014春アニメで蟲師続章1話を見て興味を持って、すぐに一期を借りてきて観ました。
約1日で見終えたのですが、とても惹き付けられるものがあり楽しんで最後まで見ていました。
ちょうど今週続章3話が放送されるのでこれは視聴確定ですね。

あと自分は夏目友人帳も好きなのですが蟲師も同じような作品だと感じました。
なのでもし夏目友人帳のような作品が好きだという方は蟲師もハマるだろうと思うので是非どうぞ!

投稿 : 2014/04/20
閲覧 : 205
サンキュー:

4

ちんとんしゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おすすめ☆

音楽、声優さん、風景、ストーリーともに最高です!少し物悲しい話が多いけど、深みがあって生きるということを考えさせられます。ただ、女性キャラの画が回を追うごとにだんだんかわいくなっているのがすこし残念だったかも。
それにしても、ギンコほれるー。

投稿 : 2014/04/19
閲覧 : 254
サンキュー:

20

bratman さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白いよ!

蟲師シリーズはアニメファンなら見た方がいい。

アニメ好きで妖怪神様系好きなら必見。

投稿 : 2014/04/16
閲覧 : 225
サンキュー:

3

天然パパ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大人の「日本むかし話」

「およそ遠しとされしもの 下等で奇怪 見慣れた動植物とはまるで違うと思しきもの達 それら異形の一群を、人は古くから畏れを含み いつしか総じて「蟲」と呼んだ。」というナレーションで始まります。

あやかし、もののけの類がテーマになっていますが、切った張ったの退治劇はありません。決して「悪と正義」のような構図ではなく、古来の日本人が大切にしてきた「共存」がテーマになっています。

一話完結型の作品で、どの回にも民間伝承や“古い言い伝え”と蟲のつながりが語られます。どれも聞いたことのないお話なのに、どこか懐かしい気持ちになりました。また、見た後は「現実に戻ってきたー」という余韻に浸ってしまいますね。

アニメが世界に発信される中で、「これぞ日本人のためのアニメ」と思える作品です。購入したDVDは子どもが大きくなったら絶対見せようと思います。

投稿 : 2014/04/16
閲覧 : 187
サンキュー:

6

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蟲師のストーリー・あらすじ

「蟲」(むし)は作者の創作であり、我々が一般的に知っている「虫」いわゆる「昆虫」ではない。「蟲」とは、我々の世界でいえば幽霊や妖怪のような存在がそれにあたり、霊能力者を「蟲師」(むしし)という「蟲」専門の医者、かつ研究者、退治者としている。
時代設定については「鎖国を続けた日本」、もしくは「江戸期と明治期の間にある架空の時代」といった所との事。ゆえに作中においては、登場人物は主人公を除いて全員和装をしており、登場する風景も日本の原風景を思い起こさせるようなノスタルジックなものとなっている。
本作は、「蟲師」である主人公ギンコが「蟲」により引き起こされる様々な謎を解き明かしていく物語であり、基本的に一話完結で物語が構成されている。(TVアニメ動画『蟲師』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年秋アニメ
制作会社
アートランド
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9F%B2%E5%B8%AB
主題歌
≪OP≫Ally Kerr『The Sore Feet Song』

声優・キャラクター

中野裕斗、うえだゆうじ、土井美加

スタッフ

原作:漆原友紀(月刊アフタヌーン』講談社刊)、 監督:長濱博史、キャラクターデザイン・総作画監督:馬越嘉彦、脚本:伊丹あき/桑畑絹子/山田由香、音楽:増田俊郎、美術監督:脇威志、音響監督:たなかかずや

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