芝生まじりの丘 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
<harmony/>の感想・評価はどうでしたか?
芝生まじりの丘 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
視聴前 頼む
視聴後 …
この話は老衰でしか死ぬことが許されない世界での話
ジャンルは近未来
さぁ伊藤計劃さんの二作目。そして遺作。
一応「屍者の帝国」の途中までが最後の伊藤計劃さんですが、作品として完成しているのは本作が最後です。
私、この話が超好きで虐殺器官同様何回も読み直しました。
期待しかない状態での視聴を与儀なくされました。
さて内容です。簡潔に言います。
どっちがいいかは容易に判断できない。
原作の方が優れている部分もありましたし、映画の方が優れている部分もありました。個人的には映画のラストの方がすきでしたが、やはりあの独特な書き方、間の取り方、表現の仕方、すべてにおいて至高だと感じた小説も捨てがたいです。
{netabare}愛ゆえに殺す展開は私の大好物なので、ラストに文句はないです。復讐心ほど醜い感情はありませんからね。
しかし、時間の都合とやらでカットされた多くの回想シーンがちょっと気がかりです。あれがミァハという人物を知る重要な要素だというのに。
もし3部作とか6部作の作品だったら、と考えてしまうと永遠に悩みそうなので割り切りますが、それでも思わずにいられません。
{/netabare}
原作を抜きにした内容としては「理解が難しい」の一言に限ります。
全体の内容を把握した上でないとだいぶ難しいです。小説ですら完璧な内容把握は難しいのにも関わらず、限られた時間で強制的に時間が進む映画という媒体で時系列、物語展開、キャラの相関図を完璧に把握するのは至難の業だと言えます。
もちろん完結しないわけでもなく、ある程度内容は成り立っていますが、「なぜ主人公や周りのキャラが喜び、怒り、悲しみ、憎んだのか」をちゃんと理解するには小説しかないような気がします。
(まぁそれに関しては前作も同様なのですが)
とても評価したいのは「感謝を捧げます――私の困難な時にあって支えてくれた両親、叔父母に。」というセリフ(?)を組み込ませたのは愛を感じましたし、泣きそうになりました。
非常によい演出でしたね
監督はなかむらたかしさんとマイケル・アリアスさん。海外のCG監督だそう
脚本は山本幸治さん。まさか本業はプロデューサー業。まぁ賛否両論ですね
キャラデザは田中孝弘さん。
劇伴は池瀬広さん。虐殺器官と同じ型ですね
アニメ制作はStudio4℃さん。鉄コン筋クリートなどですね
作画はよく、非常に雰囲気のある描写が多々ありました。
主題歌はEGOISTさんの「Ghost of a smile」
声優さんはまぁ…個人的にはトァンちゃんがか細すぎる声だったかな、という印象です。かと言って代役を提示出来るほど、脳内イメージが整っているわけではありませんが。
総合評価 感謝は捧げます
ISSA さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
フィクション作家、 伊藤計劃(いとう けいかく)さん原作のアニメ映画。
他作品の虐殺器官は視聴、屍者の帝国はHDDで冬眠中…
面白いのは面白い…ん~なんだろ、原作の力不足か?アニメとしての力不足なのか…
判るけど、何を伝えたいのかが理解しにくい。
もう少し最初に世界観の説明が欲しいし百合描写やグロ描写がしつこい気がします。
{netabare} ~あとラストの部分
イデオンエンドの落ちは良いとして、もう少し余韻が欲しい、最後主人公の心理描写が欲しい…
ED曲EGOISTさんの「Ghost of a smile」が浄化される感じが凄く良いのでもったいないEDだった。{/netabare}
主人公、意思の強い 霧慧 トァン(きりえ トァン)役を演じた沢城みゆきさん
主人公の友人で可愛さと狂気が同居する 御冷 ミァハ(みひえ ミァハ)役を演じた上田麗奈さん
お二人共に素晴らしい演技でした。
もったいないけど、視聴して損は無いアニメ映画だった思います。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
既読です。 さんの感想・評価
3.9
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
圧政と言う程管理されている訳でもなく
安穏とした幸せを保障された世界に
息苦しさを感じて自死に誘われるミァハと
その美しさと才能に惹かれるトァンとキアン。
自分達の自死がそんな社会へのアンチテーゼ
として響くことになるはずと、
どんどん言いくるめられ集団自死を
図る流れになってなっていくのですが・・・
映画「ハプニング」のようなシーンが
連続しますので正視に耐えません。
各自が選んだ世界に生きている人を無理矢理
自分の世界に巻き込むのはどうなんでしょう?
物語の中盤からリードされているのが解り
どう決着を着けるのだろうと観ましたが
ああ、やっぱりという感じ。
墓標にミァハが言うところの永遠に残る
文字がプログラミング言語のように
現れるシーンは切なかったです。
今だ絶望を知らないぼんくらな私には
とても理解できない世界でした。
あきお さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
話は深いけど、記憶には残らなそう。
ちょっちゅね~ さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
物語/音楽性は素晴しいが、作画(3DCG)/演出が駄作へと落とした。
生前の伊藤計劃氏の最終作となった作品であり、円城塔氏が自己満足で不要な要素を付け足した「屍者の帝国」とは違い、作品世界に集中させてくれる作品。
話の内容は
医療技術の発達した世界にて、各個人の生体情報を常に監視されながらも病や老いといった不安が排除された幸福な世界。
その中で人が元来持つ不安や痛みといった意思が失われ、ディストピアだと考えてる少女Aと2人の友達。
少女Aと2人の友人はディストピアからの解放を願って自殺を図ったが、少女Aのみ死亡。
その後、13年の年月がたち、2人の友達うち片方(主人公)は世界を支配する一員となっており、数日前に発生した「同時多発自殺事件」の真相解明を行っていると、13年前に自殺した少女Aが関与している事を突き止めるのだった・・・。
物語は余計な物が無くてスッキリした作品なのに、下記の要素が駄作にした。
・主人公が中途半端な3Dキャラで非常に浮いた状態
・ぐるぐる回る意味の無い、言い訳的なカメラ演出
・キャラの顔を半透明にしてバック画面に別映像を流す(演歌歌手のPVに使用されてそう…。)
素材が優秀なのに、料理人が3.5流レベルで素材を無駄に消費して調理した作品。
レタスの人 さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
つきひちゃん さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
近未来的なお話。
世界観はすごくよく考えられているように感じました。
細かい内容に関しては、少しついていけずでしたので。。。スイマセン
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
享年34歳という若さで亡くなった伊藤計劃氏原作のSF長編アニメです。
冷戦時代より世界大戦へ進まんとする流れを、大国の「権力]によってコントロールし、
政治的に利用され続けている現在。その流れがもしそのまま突き進んでしまっていたなら。
この物語は、その後の人類が求め、行きつく先を想定し描く世界。
医療福祉と称し、絶対的な権力を持って人類を管理せんと目指す世界。
その後人類が築き上げた、病死や老いが無くなった医療福祉社会の中で、
この世界に抗う白髪の美少女ミァハが口にする「ミシェル・フーコー」。
フランスの哲学者ミシェル・フーコーの定義する「医療への権力論」とは。
真理には権力が伴う。合理性を理解出来ない者を排除し、効率的に人々を統治かつ制御する。
そして人々を監視し管理する社会。「正常」という概念を権力によって定義され、
同時に逸脱の定義によって監視し飼いならされる人々。
ミァハが求めた「権力」からの脱却方法は死することのみであるという事。
そして、ミァハが望む「完璧なHarmony」とは、選択という「意志」が無ければ「意識」も無い、
説明のいらない明白な道理のみが存在する、苦しみや悩み、そして哀しみや喜びも存在しない
恍惚の世界。
それは、この世界に生きながらも権力に抗おうとするトァンとは相容れぬ世界。
ミァハが言う「権利が押し付ける優しさや倫理、病気や老いの無い世界など、
決して人間に幸福をもたらすものでない」という言葉。
しかし、だからと言って人を排他していいものでは絶対にない。
人の意思の選択や意識のコントロールなどは絶対すべきではない。
ミァハを撃ったトァンが伝える思いとは、きっとそういう事なのでしょうか。
いつの日か絶対医療の世界が達成された時、人々は同じように管理し、管理されてしまうもの
なのでしょうか。医学の進歩と高度な遺伝子工学(ナノマシン)はいずれこの様な世界を生み
出してしまうのでしょうか。考える程に恐怖心が高まる作品です。
taijyu さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
これは非常に素晴らしかったです。世界観が美しい。作画も3Dですが、よく出来ていましたね。
キャラの名前が覚えにくいですが。
ミャハが非常に美しく魅力的で、そんな彼女に心酔するトゥアンの気持ちも非常に良く分かる。
百合物は苦手なのですが、これはとても美しい百合だったので、非常に良かったです。
まだ初心者 さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
いつも漠然と考えていることがあるのですが、この映画のテーマがそれと重なっていてめちゃくちゃハマりました。
かなり深くて難しい内容なので、暇な人におすすめのアニメです。忙しい人が観たら「めんどくせー!」ってなると思います。
原作小説を読んだ方の解説サイトを見るとより理解が深まって良いと思います。
この作品のことを全く知らない方は、「虐殺器官」「ハーモニー」「屍者の帝国」の順で視聴することをおすすめします。
考え込んでしまうような難しい内容が好きな人、考え込む時間がある暇な人、におすすめのアニメです。
lucia さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作未読
以下感想
小難しいアニメを見たかったので視聴。
期待通り難しいアニメだったので満足なのだが、
私の頭ではなんとなくでしか理解できなかった。
基本的には会話メインで物語が構成されていて、
かつ内容を理解するのに頭を使うので、
漠然と眺めているだけだと話の半分も理解できないと思う。
ただ、アクションシーンもあるので、途中でだれたりとか、
そういったことはなかった。
哲学的な話を見たい人は一度視聴してみてはいかがだろうか。
{netabare}
「ハーモニープログラム」を実行することによって、
どういった現象が起きるのか、漠然としか理解できなかった。
脳を制御することによって、欲求を制限する。
それによって、調和のとれた意思が作られる。
ただし副作用がある。
全てが「自明」の元に行動するようになり、意識が消滅した。
たしか作中ではそんなことを言っていた気がする。
なるほど、わからん。
本来、人は、何か行動を選択する時、
人が持つ「意思」を介して行動を選択しているが、
「ハーモニープログラム」の元では、「意思」を介さずに行動を選択するようになる。
「意思」の消滅、「意識」の消滅。
「意思」=「意識」という解釈でよいのか。
そういったことを言いたかったのかのだろうか?
(「意思」と「意識」は違うような気がするが)
脳を制御することによって、最適な行動をとるようになる。
つまりは全てが「自明」の元に行動している。
これは理解した。
「自明」の元に行動する=意識の消滅である。
これは理解できなかった。
作中でもうちょっと説明欲しかったかな、よくわからん。
ただこういったテーマはすごく楽しいと思った。
{/netabare}
以下、雑記
映像に関して、一部視聴していて目が疲れる箇所があって、
そこはどうにかして欲しかった。
人物を起点にカメラが周りをゆっくり回るのだが、
目が回ってキツかった。
{netabare}
そのシーンだけ目をつぶって台詞だけ聞いていたのだが、
何か物事が進展したので、目を開けると
ナイフを喉に突き刺していてびっくりしたぞい。
{/netabare}
TaroTanaka さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
さくらっぷ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
動画配信サイトで視聴しました。
アカデミックなセリフがあり気楽に鑑賞できませんでした。。。ただ百合アニメとしては楽しめました笑
視聴する前にミシェルフーコーの生権力という概念を、少し理解しとくと、内容に入り込みやすいと思いました。
ハーモニーの舞台(生政府)はこの生かす権力の事であり、作中でもミシェルフーコーの言葉が出てきます。
生権力とは簡単に、、、権力にとって注目するポイントが、殺す事から社会にとって都合のいいように生かす方へ変わった事です。
昔の王様が支配していた時代はルールに従わせるのに、破るやつはなりふりかまわずブチ殺す(処刑)していたのに対して、近代では、お前は見られてるぞ!と意識させる事でルールを守らせ、医療や福祉でより生かそうとする社会、それがフーコーの生権力です。
{netabare} ミァハの『向こう側にいたら銃によって殺される。こちら側いたら優しさによって殺される』 このセリフは銃によって自由(主体性)を奪われ、生権力が蔓延した日本では優しさによって自由をうばわれると自分は解釈しました。 {/netabare}
作品名はハーモニーとありますが、内容が難しくて頭ん中は不協和でした。笑
たいにーぱんくす さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
jack さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
やまげん さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
作中に登場するデバイスが攻殻機動隊の設定と類似していて、ストーリーは攻殻機動隊とエヴァンゲリオンに類似していると思った。
{netabare} この世界の人間は、ウォッチミーというデバイスを体内に埋め込まれている人が多いということだが、ビジュアル上は左の肩付近に機械がついているくらいである。
しかし、登場人物の視界には、明らかにゲームっぽい画面と人物の点数などが表示されているし、ウォッチミーを介して脳を支配するという展開からも、ウォッチミーが脳とリンクしているデバイスであることは間違いない。
しかし、ウォッチミーそのものの形状やどこに埋め込まれているかなどの説明はなく、ちょっと雑な設定に感じた。
ハーモニーシステムとそれを起動させようとするミァハは、エヴァの人類補完計画とそれを実行しようとするゼーレに似ているなーと思った。次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループの主流派がネルフかな。
この作品が書かれた年代や当時の作者の年齢から考えても、攻殻機動隊とエヴァンゲリオンに多大な影響を受けていると思われるが(もちろん違うかもしれないが)、この2つの作品を見た後だと、本作品には真新しさを感じなかった。
ハーモニーシステムが起動された後もウォッチミーを体内に入れていない人には影響がないはずだが、全世界的に意識が消失したような描写がなされていたのが疑問。 {/netabare}
ヌンサ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
数年前「早逝した小説家の作品をアニメ化する」みたいなネットニュース(マングローブの倒産で、作品完成はそのニュースの数年後でしたが)で、初めて伊藤計劃さんという方の名を知りました。
しかし正直「虐殺器官」というタイトルがあまり好きではなくて、完全に敬遠していました。僕は、センセーショナルだったり直接的なタイトルの作品は敬遠しがちです(ラノベのタイトルとか特に)。
しかし今年、ハリウッド映画の「メッセージ」を観たときに、"言語SF"というジャンルに大変興味を持ちました。そこで、"言語SF"を扱った小説を読みたくなってネット検索をしている中で、「虐殺器官」と再び出会うことになりました。
ただまあ、買うだけ買ってまだ読めてはいないです(笑)。
なので、「虐殺器官」のアニメは未見です。小説を読んでから観ようと思っています。
前置きが長くなりましたが、今作は小説を読まずに観ました。なので、僕が初めて触れた伊藤計劃さんの作品になりました。その選択が正しかったのかどうかはわかりませんが、
とても楽しむことができましたし、現在「ハーモニー」の原作小説が読みたくてたまりませんよ!
観て、思い出した作品は「アップルシード」(バイオロイド)「PSYCHO-PASS サイコパス」(シビュラシステム)・・・など他にもいくつか挙げることができます。しかし逆にここまで語られつくしている(と素人である僕は感じてしまう)
ジャンルでありテーマに、新鮮な風を呼び込んでいるなとも感じました。
長台詞のシーンでは、映像が次々と切り替わることに脳を割きすぎて、台詞があまり頭に入らない時もありました。その点からも、ますます原作小説をじっくり読みたいなと感じました。
若い人が今作から古いSF作品などに触れてくれたらうれしいですし、僕も彼らが影響を受けた作品とかには、これからもさかのぼって出会っていきたいなと思いました。
声優陣では、やはり上田麗奈さんでしょう。これまでも彼女の演技力の高さは、いくつかの作品で強く感じていましたが、今作で極まったな、と。主演の沢城みゆきさんを食ってしまうほどでした。
悪役(とミァハを言っていいのかわかりませんが)こそがあらゆる作品のキモなのだな、と改めて感じました。
コミカライズの出来も素晴らしいようなので、今作は少なくとも三度楽しみたいと思います。
P.S.「屍者の帝国」は観る(あるいは読む)べきなのか悩みます・・・。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
温故知新、ディストピア映画というのは1970年代から現在に至るまでかなり作られていますが、同作者の「虐殺器官」に比べて監督力量不足としか言いようがないほど出来が良くないです。
ハリウッド映画のそういったSF映画を見てないとは言わせません。こういうものを作るに至ってはきちんと歴史を踏まえたうえで、現代的に再構築することに意味があるので、といってもこの題材を選んだ時点で触れないはずがないからです。
「メトロポリス」「少年と犬」「ソイレントグリーン」「時計じかけのオレンジ」「ニューヨーク1997」「未来世紀ブラジル」「THX1138」「惑星ザルドス」「1984」「猿の惑星」「マッドマックス」「ボディースナッチャー」「デューン」「ブレードランナー」「ターミネーター」「トータルリコール」「マトリックス」「マイノリティリポート」などなどほかにもごまんと良い素材になる映画はたくさんあるのに、この演出、作劇じゃあ満足しませんよ。
本当にがっかりしました。
◇fumi◆ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2015年放送の劇場版アニメ 120分
原作 伊藤計劃 監督 なかむらたかし マイケル・アリアス 脚本 山本幸治
制作 STUDIO 4°C
原作は2008年にハヤカワSFシリーズとして刊行された伊藤計劃の長編小説。
2019年に起こった大災禍「メイルストロム」(世界戦争と未知のウイルスの蔓延)により、
世界は新しい統治機構によって医療経済社会が築かれた。
全ての人類が社会のために健康・幸福であれ、がこの社会の名目である。
舞台は新世界確立から50数年後の日本やバグダッドやチェチェン。
主人公は
霧慧トァン CV沢城みゆき
御冷ミァハ CV上田麗奈
監督のマイケル・アリアスと制作会社は鉄コン筋クリートのスタッフ。
さて、この作品は本格SF小説のノイタミナ系アニメ化と言うことで、
地味に話題になってそれなりの動員は記録したようです。
日本のアニメファンのレベルの高さが証明されて嬉しいことです。
病気の無い幸せな世界と言われれば、同じノイタミナ枠で放送された、
犯罪の無い幸せなはずの世界「サイコパス」を思い出しました。
世界の設定が少し似ていますが、こちらの原作が先発なので参考にされたと思われます。
感想としてはサイコパスを観ていなければ設定の緻密さに驚いたであろうと言う程度です。
現代から続く世界的組織WHO(世界保健機関)が独裁的ではないにしても、
強大な権力を持っていて、「メイルストロム」のような危機に備えています。
医療経済社会に関しては現在進行形なので警告を発する作品かと思いましたが、
それほどのメッセージ性は感じられませんでした。
現代日本に例えれば、国民保健を値上げすることで、絶対多数の下層階級から金を巻き上げ、
癌などの無駄な医療で医療機関に金を回し、一部だけの景気を上げる。
国民保健医療機関は脱税が不可能なので、財務省に金が入り、
下層階級のなけなしの金は医療と言う名のもとに国に吸い上げられているのです。
それでいて日本の医療は先進国中最低レベルです。
金が入るタイプの医療にしか興味が無いからです。
サイコパスにおいても厚労省の肥大化が描かれましたが、現在進行形です。
日本が貧乏になった理由は原子力と医療に金を吸い上げられたため、
資格が紙切れになったのは医師免許に権力が集中したためです。
このSFアニメを観ればこういった日本の現状が思い浮かびますが、
それだけで、作品によるメッセージは見当たりません。
当然ですね、権力が集中しつつある医療には逆らえないからです。
日本は抗がん剤の実験場になっていますが、だからと言って海外諸国がまともとも思えません。
癌の治療法を開発したシモンチーニ博士は抗がん剤マフィアに命を狙われ、
現在はイタリア軍の厳重な保護下にあります。
これただの重曹治療でですよ。
WHOが厳重に摂取を抑制させようとしている「塩」は癌予防薬です。
エイズや新型インフルエンザをばらまいたのがどの組織なのか、
知識人なら常識ですね。
このアニメはストーリーよりもこのような会話をしたくなる作品です。
利権を持っている者、医療関係者や公務員は必死の攻撃を始めます。
それは現代のファシズムと言ってよいでしょう。
癌センターや指定病院を現代のアウシュビッツと呼ぶ人も居ます。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
高度化された管理社会というとどうしても攻殻機動隊を思い出してしまう…
ただ、あちらはハードウェア、こちらはソフトウェアに焦点を当ててる感じ。
「意識」の扱い方が興味深い。
抑圧からの解放、自由への欲求、それらを渇望する叫びみたいな。
これを書いた人はとても生きづらかったんじゃないかって気がする。
主人公の極めて個人的かつ感情的な動機によって終わらせたラストが、
何ものにも管理されない、実に人間的な部分を象徴していた。
ガタリリス さんの感想・評価
3.9
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作既読済み。
ほぼほぼ内容は小説と同じだと思います。
伊藤計画さんの小説は他には『虐殺機関』も読みましたが『ハーモニー』の方が圧倒的に印象に残っていますね。
真っ白な表紙の左上に「<harmony/>」とタイトルだけが書かれた本で、それが強く印象に残っています。シンプル且つカッコ良かったので、つい手に取ってしまいましたw
内容もこちらの方が好み。
この作品は美しくも不気味なユートピア世界が舞台です。
この世界の住人は身体の中にウォッチ・ミーと呼ばれるナノマシンを入れらています。
このナノマシンによって健康を維持できているのですが、同時に権力者によって自分の行動と身体を管理されている。ユートピアでありディストピアでもあるような世界ですね。
実はこういった機械は近い将来実現する可能性があるらしく、未来技術の思考実験としての価値があるように感じます。
ストーリーはそんな世界に反発を持った二人の少女、霧慧トァンと御冷ミァハを中心にして始まります。
二人はウォッチ・ミーを入れられ、自分たちの身体を管理されていることや『優しさ』を強制されている事に反発を抱いています。
要するに、ユートピアな世界は自分たちには合わないと感じているということなのかな?
そこで二人は自殺を試みますが、失敗。
ミァハは行方不明となります。
{netabare}
それから13年後。
主人公トァンは昔の友人と食事をしていたのですが、突然目の前でその友人が自殺。さらに世界中で似たような事件が多発していた。
真相を追う内に、この事件にはかつての親友ミァハが関与していたことが判明。ウォッチ・ミーにアクセスし他者を操っていたらしいことが分かる。
トァンはミァハを追いかけて山奥のチェチェンへと向かう。
ここはミァハの生まれ故郷であり、実はここに住む少数民族にはある特殊な遺伝子があることが分かった。その少数民族には『意識を持たない』という特殊遺伝子を生まれながらに持っていたのだ。
ミァハもこの少数民族として生まれたのだが、ロシアの兵士に連れ去られ虐待を受ける。この出来事を切っ掛けとして彼女に『意識』が芽生えた。
ミァハは意識を持つ前の自分、即ち『無意識』に戻りたいと考えていた。
さらに世界中の不幸を無くすために人類の意識を消滅させることを考えていた。
そして、ラストは『ハーモニープログラム』を始動させ、ウォッチ・ミーを持つすべての人類の意識を消滅させた。
こうして世界は調和が保たれた真のユートピアを実現させたのだった……。
{/netabare}
内容はなかなか素晴らしかったです。
SF小説『幼年期の終り』とも少し似ている結末だったと思いました。
私は原作既読ですので復習のような感じで観ていたのですが、それでも唸るような鋭さがありますね。
最後の『意識が消滅』ということについて一言。
これは東洋哲学の『悟りの境地』のようなものだと思います。
これを人工的に実現させたのがハーモニープログラムなのかなと。
かつてブッダや老子が到達した境地をボタン一つで実現できるのは便利だなと思う反面、やはり意識がない状態というのはある意味死んでいるのと同じですよね?
意識がない状態で生きている人間を『哲学的ゾンビ』と言うのですが、表面上は普通の人間と何一つ変わらないのに意識だけはない。
つまり、彼らには不幸はないということですね(同時に幸福もありませんがw)
ちなみに意識が無くなったとしても人間の表面上の行動は何一つ変わらないので戦争も犯罪も起きます。が、それを感じる主観はないので不幸は無くなるという理屈ですね。
これは『良い』ことなのか『悪いこと』なのか……?
神のみぞ知るといった所でしょうか。
この作品は内容は素晴らしかったのでが、キャラデザがいま一つパッとしない印象でした。
まあ、並みの作品と比べると遥に良いのですが、フルCGの背景に2次元のキャラデザがあるのは何となく違和感ががが。。。
世界観は独特で美しいフルCGなのに、キャラデザだけが置いてけぼりをくっているような印象を持ちました。
どうせなら全部3Dの方が良かったんじゃね?と自分は思っています(予算が足りないとか大人の事情があるのかも知れんがw)
攻殻機動隊のようなハードSFが好きな方なら視聴の価値あり。
さらにこれを機会に原作小説を読んで見るのも良いと思います。
個人的に衝撃だったのはトァンとミァハが想像以上に百合百合してる事だったΣ(゚Д゚)
原作でもこういう表現はあったが映像で観ると……エロイねw
以上、拙い感想でした(・ω・)ノ
ハンガー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この作品の感想は「すごい」です。
これ以外何も出て来ません。
上映が終わり場内が明るくなっても、しばらくは席を立てなくなるほどの陰鬱なラストに言葉を失い、
ハイレベルなセルルック3Dの映像に感動して舌を巻かれ、
セカイ系と言ってしまえば簡単ですが、独自の世界観・話の運び方の奇抜性は一度では整理できないほどの情報量を持っており、
伝えたい・賞賛したい・貶したい色んな感情を持っても上手く言葉に出来ない複雑さがあります。
この作品はまさに芸術の一つなのです。
tinzei さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
じぇりー さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
同じ原作者による映画は「屍者の帝国」も観たが、これら2作品には共通点が多く見られる。
① 鬱展開
② 人智を超えた何かを得ようとする人の業のようなものを描いている
③ グロい(映画なので余計に…ね)
④ 若干の百合要素(「屍者の帝国」はBL要素)
まずはとにかく、これは本当にノイタミナなのか?映画なのに?と思わせる程、作画の粗が目立つ。
CGをふんだんに使用しているが、これが一昔前のCGを取り入れ始めた頃のゲーム作品程度のクォリティーで、どうにも安っぽく見えてしまう。
また、演出としてやたら画面がグルグル回るのだが、なぜこんなに回るのか分からない。回す意味が分からない。
恐らくだが、画面に少しでも動きをつけるための苦肉の策だったのだのかな、と推察する。
というのもこの作品、なぜに映画にしたのか疑問に思う程に、キャラクターの動くシーンが少ない。(例:戦闘シーンなど)
ストーリーは主に、会話やモノローグで進んでいき、それが結構難解なので、やや説明がちな作品となってしまったのが残念だ。
きっかり2時間の映画なので、気になる方は見られたらいいと思うが、PG12(個人的にはR15くらいでもおかしくないと思った)なので、それなりのグロ耐性は必要かと思われる。
声優に関して一言。ファンの方もいるだろうから、どのキャラの声かは明かさないことにするが、絶望的に演技に難を感じるキャストがいる。プロ声優なのに。
割と直近観た他作品でこの人の演技を聞いた時も全く同じ印象を抱いので、今回で2度目。確信した。私、この人ダメです。
世界の崩壊をきっかけに、人々をまるで巨大システムの端末のように管理し、無理矢理に秩序を保とうとする世の中―こういう設定の作品が昨今増えてきたように思う。
以前は何の気なしに見ていたが、最近思うのだ。
本当にこういう世の中が、迫ってきているのかもしれない…と。
ともゆき! さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
daruma さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「屍者の帝国」よりかはすっきりしていて楽しめた。
発達しすぎた過保護な社会の中で生きる人間は人間らしく生きているといえるのか?というテーマや、ミァハのキャラなどがPSYCHOPASSの牧島と重なった。(やろうとしていることは真逆だったけど)
上田麗奈のミァハの演技が神懸ってた。
オチがすっきりしないというかテーマ回収はしてたけど、エヴァのオチみたいに「で?」という感想が一番に来てしまったので今一つスッキリしなかった。
Dica さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ひとがそれをするのは、それが善意だから、
優先席で、席を譲ったり、道端で何か、拾ったらそれを届けたり
それは、本人の意思では、なくて、
それが、絶対的な善意であるから
そして、善意は、それをしない=悪を生みます
ハーモニープログラムの正体は、善意で満ちた世界にする事です。
そうなれば、そこにその人の意思は、存在しなくなります。
恐ろしい事です。
何気なく生きていく中で、善悪の本質を考えた事のある人って意外と少ないのかもしれません。
なのでこの物語を理解できる人は逆に生きにくい人かも
そして残念ながら自分もその一人
このアニメはそんな善悪の違和感についてとても上手く描いた作品です
正直こんなすばらしい作品に出会えてよかった。それに尽きます。
やさしさに殺されるとはよく言ったものです。
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優しさと倫理が支配するユートピアで、3人の少女は死を選択した。13年後、死ねなかった少女トァンが、人類の最終局面で目撃したものとは?(アニメ映画『<harmony/>』のwikipedia・公式サイト等参照)
沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾、榊原良子、大塚明夫、三木眞一郎、チョー、森田順平
原作:伊藤計劃『ハーモニー』(ハヤカワ文庫JA)、キャラクター原案:redjuice
監督:なかむらたかし/マイケル・アリアス、脚本:山本幸治、キャラクターデザイン・総作画監督:田中孝弘、作画監督:竹内一義、メカデザイン・エフェクト作画監督:渡辺浩二、色彩設計:成毛久美子、美術監督:新林希文/狹田修、編集:重村建吾、音楽:池頼広、録音演出:名倉靖、音響デザイン:笠松広司
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2015年10月2日
19世紀末、かつてヴィクター・フランケンシュタイン博士が生み出した、死体に新たな生命を与えて「屍者」として動かす技術が世界に広まり、いまや屍者は労働力や兵力として世界を支えていた。 親友フライデーとの約束のため、自らの手で違法に屍者化を試みたロンドン大学の医学生ジョン・H・ワトソ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年2月3日
世界の紛争地を飛び回る米軍特殊部隊クラヴィス・シェパード大尉に、謎のアメリカ人の追跡ミッションが下る。その男、「ジョン・ポール」は、紛争の予兆と共に現れ、その紛争が泥沼化するとともに忽然と姿を消してしまう。かつて有能な言語学者だった彼が、その地で何をしていたのか。アメリカ政府...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
人間の心理状態や性格的傾向を、即座に計測し数値化できるようになった世界。あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は 「良き人生」 の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年夏アニメ
人間の心理状態や性格的傾向を計測し数値化できるようになった未来世界。あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は「良き人生」の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるよう...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年秋アニメ
「その啓示は、静かにそっと訪れる―」東京地検特捜部検事・正崎善は、製薬会社の不正事件を追ううちに、一枚の奇妙な書面を発見する。そこに残されていたのは、毛や皮膚のまじった異様な血痕と、紙一面を埋め尽くすアルファベットの『F』の文字。捜査線上に浮かんだ参考人のもとを訪ねる正崎だが、...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
システムが正義を下し、銃が人を裁く近未来。 銃の射手として犯罪者を追う刑事たち。 システムを逸脱する犯罪に直面したとき、果たして── 人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった近未来。人々はこの測定値を「PSYCHO-PASS (サイコパス)」の俗称で呼び、その数値...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2010年8月28日
近未来、ヒトはヒトと端末(モニタ)によって繋がっていた。管理社会に統制された都市に住む住民達は、常に現在地情報が監視された状態であり、物理接触(リアルコミュニケーション)が希薄になっていた。そんな中、学校のみが少年少女にとってのコミュニケーションの場だったが、少年少女を対象と...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2015年1月9日
世界は禁断の平和(システム)に手を伸ばす。 2116年――常守朱が厚生省公安局刑事課に配属されて約4年が過ぎた。 日本政府はついに世界へシビュラシステムとドローンの輸出を開始する。長期の内戦状態下にあったSEAUn(東南アジア連合/シーアン)のハン議長は、首都シャンバラフロートにシビュラ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2020年3月27日
2120年、東京。シビュラシステムによって管理された社会で、刑事課一係を率いて事件を解決してきた二人の監視官、慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、事件を捜査していく渦中で真実と正義を巡り決裂してしまう。それらの事件の裏で暗躍する梓澤廣一は、ついに刑事課そのものを標的に定め、公安局...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
渡辺早季は、閉鎖的だが穏やかな田舎町「神栖66町」で幸福に少女時代をおくった。ある日、町の外へ同級生たちと出かけて小型図書館端末ロボット「ミノシロモドキ」と出会う。質問することにより21世紀前半の超能力者誕生から非能力者との敵対、その抗争から能力者の勝利と文明の崩壊、その後の暗黒...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年秋アニメ
「ワンパンマン」は、強くなりすぎたためにどんな怪人も一撃で倒してしまうヒーロー・サイタマが主人公のアクションもの。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2015年11月21日
学校の存続を懸けた第63回戦車道全国高校生大会を優勝で終え、平穏な日常が戻ってきた大洗女子学園。 ある日、大洗町でエキシビションマッチが開催されることに。 大洗女子学園と知波単学園の混成チームと対戦するのは、聖グロリアーナ女学院とプラウダ高校の混成チーム。 今やすっかり大洗町の...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年秋アニメ
十月下旬、私立直江津高校三年生の阿良々木暦は、転校してきたばかりの一年生女子、忍野扇を後輩の神原駿河から紹介された。 放課後、扇は不思議なことを言い出した。彼女はとある事情から転校を繰り返しており、新しい学校に来るたびにその図面を作成しているという。そして、直江津高校の図面を...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年秋アニメ
すべては、“進化”する―!!「週刊少年ジャンプ」で絶賛連載中・コミックス累計1,600万部突破の次世代王道スポーツ漫画、『ハイキュー!!』。2014年4月~9月に放送されたTVアニメの好評を受け、2015年10月から、TVアニメ セカンドシーズンが待望の放送スタート!監督には『おおきく振りかぶって』でアク...
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放送時期:2015年秋アニメ
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。 道にまよって偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込む事になっていた喫茶店だった。 ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チ...
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放送時期:2015年秋アニメ
黒いジャージにスカーフ姿の“夜ト”は、祀られる社の一つもない貧乏でマイナーな神様。自分の社を築くべく、賽銭〈5円〉で人助けをする、自称“デリバリーゴッド”である。交通事故に遭いそうになった夜トを助けようとしたことがきっかけで、“半妖(魂が抜けやすい体質)”となった良家の令嬢・壱岐ひよ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2015年9月26日
capitolo1 その 逢いたかったあなたに・・・先輩の灯里に同乗してもらい、今日もゴンドラの練習に励むアイ。そのさなか、灯里は運河を行き交うゴンドラの中に藍華とアリスの姿を見つけます。プリマ・ウンディーネになってからというもの、忙しくてなかなか会うことができないでいた3人。ほんの短い...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年秋アニメ
魂を魔剣に変えて戦う現代の魔法使い“魔導騎士”。 その学園に通う黒鉄一輝は魔法の才能がなく落ちこぼれた“落第騎士”だ。 だがある日、異国の皇女にして“A級騎士”のステラから『敗者は一生服従』という決闘を一方的に挑まれ―勝ってしまう! 一輝は魔法の代わりに剣技を極めた異端の実力者だ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年秋アニメ
かつて“厄祭戦”と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから約300年。地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。かりそめの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。 主人公の少年である“...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年秋アニメ
“アスタリスク”と呼ばれる水上学園都市“六花"を舞台に物語は展開する。 アスタリスクは、世界最大の総合バトルエンターテイメント星武祭の舞台であり、六つの学園に所属する星脈世代の少年少女がここで覇を競う。