当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「失われた未来を求めて(TVアニメ動画)」

総合得点
66.2
感想・評価
771
棚に入れた
4111
ランキング
2891
★★★★☆ 3.4 (771)
物語
3.4
作画
3.2
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.4

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

失われた未来を求めての感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少しマイナーだけど非常に面白いタイムリープ系アニメ

ループ系を扱ったギャルゲー原作という所は在り来たりな内容かなと思ったし、
それに中盤辺りまでの日常パートが続き過ぎてストーリー展開が停滞してるかなと思ったけど、
でも終盤の9話辺りになってストーリーの核心に入ってからが面白さが上がって
その中でも切ない恋愛ドラマを見せられた所は非常にグッと来る物が有りましたが、
改めて本作に付いて言えばタイプリープ要素を使った恋愛ストーリーが非常に面白い内容でした。

【評価】

87点・1A級

投稿 : 2023/06/28
閲覧 : 116
サンキュー:

0

ネタバレ

グレイシア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

敗者復活ヒロイン

だいぶ前に見たのであんまり覚えてないのですが、

印象をメモったのを見つけましたので少しだけ記しときます。

「違った意味で面白い」

こんなにもヒロインが急に現れた女にそこどけやと言われるものか。

個人的に主人公を純粋な気持ちで好きでいてくれる子がタイプなんですが、

この作品では、ループの中でずっと純粋な心で主人公のために頑張った女の子が

最後に忘れられたかのように扱われてる虚しさみたいなところが逆に面白かったです。

酷すぎだろって。ちょっと不憫という部分で記憶に残る作品でした。

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 116
サンキュー:

0

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

18禁マルチEDエロゲ原作かあ。だからこの部分が秀逸なのかあ。

 サブスクのあらすじ以外、全く情報ない状態で最近みました。学園ラブコメかと思っていたら、意外なジャンルでした。

 なんの分野か言うのもネタバレかもしれませんので、まず総評でいうと、ストーリーをじっくり追って、伏線やなぜそんな話があるのかを考えるのが好きなら、結構いいストーリーです。

 キャラデザは安っぽいし、作画は不安定です。いいところはいいですけど。そして、服の色彩の塗り忘れとかあるレベルの出来です。

 ただ、ストーリーそのものは練れています。途中のまったく関係ないエピソードとかも、ああ、その象徴か、そういう意味かあ、と分かってきますので、軽く見るつもりが軽く1回流したあと、2回目は行ったり来たりしながら見てしまいました。

 サブスクの各話のサブタイトルでどういう話か分かってしまうと思いますが、あれもやめて欲しいなあと思います。キャラ萌えも出来るし、初めの数話のわけわからない学園アニメパートはありますが、その段階でいろいろ示唆はありますので、ちゃんと見ると面白いと思います。

ここから先はネタバレです。

{netabare} 本作で感心したのが、謎の提示から始まって、ヒントが段階的に散りばめられて、最後の数話で解答編そして一つのグッドエンド、そして未来とつながる構成になっていて、SF謎解きものとしてのストーリーの練り込み方が秀逸でした。

 途中、BLのAIの話がありますが、ここも無駄ではなくヒロインゆいちゃんの正体の示唆になっていますし、将来この体験が天文研究会のメンバーのどこかに引っかかりを残していることもうかがえます。
 今時政略結婚?という話もありますが、ここも運命論、自己選択について考える部分になっています。
 アイドルやフィルム写真なども上手くエンディングの感情の部分につなげていましたね。
 佳織が再会後に言った言葉に何か仕込みがないか確認してますけど、見つかってません。


 SF的には、ゆいの正体というか起点が分かりづらいですが、一応それらしい言及はあります。あの黒いキューブはもっとわかりません。

 並行宇宙論…古典的な量子物理学でいうシュレーディンガーの猫が出てきて、またか、という感じになりますが、これが根幹です。ただ、古典的ではなくドラえもん1話にも出てくる「未来は収束する」という前提になります。

 これが幽霊騒動の理由になっています。これは量子が確率論的に分布するので、違う並行宇宙にいたゆいが、若干存在の痕跡として出てくるという設定でした。正しくは痕跡というより、同時に他宇宙で動いているゆいを構成している量子が、次元を超えて現世界にも確率論的に分布している、と言った方が正確でしょう(ただ、重力子しか越えられない、と言っていた気もします)。

 ここがわからないところで、つまり並行宇宙に行った順番は因果関係が成立していて、過去に施行した回数によって増加して行くとすれば、さっきの収束問題に矛盾が発生する気がします。収束はするけど因果関係=時間の前後だけ残る、という理屈なんでしょうか。
 要するに事故の発生しない並行宇宙も同時に存在しているはずなので、収束するならゆいが初めからこの時間には存在できないはず。収束しないなら消えることはない。この矛盾を解決するには宇宙の分岐の発生順で因果関係が存在する、とするしかないでしょう。そのためのシュレーディンガーの猫の説明なのかもしれません。

 また、事故の発生は不確定性原理で確定ではないんですけど、この宇宙からするとミクロな事象であるバス事故とか空手での怪我とかで、歴史の修正がなぜ働くのか、という部分は現象の説明はあっても理屈は無かったですね。

 送り込まれたゆいの存在が異物なのでゆいの行動によって発生した差異のみ修正が働くと考えればいいのかもしれません。あるいは収束のポイントが黒いキューブ=リセットポイントで説明できるのかなあ、という気もしますが、見たばかりなのでこれから考えます。

 ですので、厳密にはタイムループではなく、並行宇宙ものです。効果は似ていますけど、登場人物はループしているわけでないので、一応各回の人間は同一ではありません。

 正直、シュタインズゲートよりもSF的には練れている気がしました。あれは世界線という言葉で最終的には太い奴同士は乗り移れないからタイムマシンという、トンデモ結論でSF的にはなんじゃそりゃでした。この太い世界線を置き換えたのが、歴史の修正の働くポイントで、それを記録するのが黒いキューブということになると思います。結果的に黒いキューブの説明をしないで並行宇宙の収束をもってきたので、救われない無数の同一人物問題は回避していました。

 ということで、SF的には大変興味深く、また作り込まれた話でした。

(追記 エロゲ原作ということで、多分ゲームクリエータとかプログラマーとかに理系の方が多いのでは?だからこういった量子論みたいなものが作り込めるのかもしれません)

{/netabare}

 キャラデザはまあまあですけど、作画はひどいところもあります。ただ、かなりそれぞれのエピソードが作り込まれていて、振り返ってみると無駄のない秀逸な構成・脚本でした。

 で、原作あるのかなあ、と思ってWIKI見たら、なんと18禁ゲームでした。なるほどねえ、道理で本作の設定が上手いと思いました。主人公に何かありそうな女子と、意味不明な男子、同居設定とかそういうことですか。マルチエンディング18禁エロゲ…なるほど納得です。

 ただ、アニメ本編はエロのない面白くて良い話に仕上がってました。作画、音楽などはあまり評価高くないですが、主観的には80点くらい上げてもいい気がします。

 もう1回か2回くらい見て、伏線回収の見落としチェックがしたくなるアニメです。恐らく沢山あると思います。



 

投稿 : 2022/12/02
閲覧 : 473
サンキュー:

9

ネタバレ

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

前半を乗りきれば…

恋愛絡みのタイムリープ作品はとても好きなジャンルなので見てみました。

作画はイマイチですが、キャラデザはカワイイです。
ストーリーはやや恋愛要素が薄く学園生活シーンが多いので、前半から中盤にかけてやや退屈な時もありますが、後半は恋愛ストーリーが盛り上がります。

{netabare}
ストーリーのアイデアはとても良かったと思うのですが、ラストがイマイチ煮えきらない終わり方でした。
おそらく殆どの視聴者は、主人公とユイのハッピーエンドを見たかったはずなのですが、未来に続く…な終わり方をしたので不完全燃焼でした。
タイムリープ物の終わらせ方が難しいのはわかりますが、もう少しユイが明確に報われるエンドにしてほしかったです。
{/netabare}

投稿 : 2022/03/14
閲覧 : 534
サンキュー:

4

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

内容を深く観ていたかで評価が大きく分かれる作品

キャラクター原案が製作年が同じ2014年の"冴えない彼女の育てかた"の深崎暮人氏で、制作会社は"まよチキ!""この美術部には問題がある""月がきれい"" やはり俺の青春ラブコメはまちがっている続・完"などのfeel.制作で、俺ガイルとは制作年が1年しか変わらず作画監督や原画担当も同じ人が入っていたので、作画に関して言えばゲーム原作を意識して太めの線を使っていたせいか部分的に弱い部分はあったが、全体を通してみるとアップされた時のヒロインは可愛く描かれていて、決して技術がない会社ではないので悪くなかったです。
キャラクターは冴えカノのラノベ書き下ろしイラスト担当している人なので、加藤恵ちゃんとか好きな人は好きだと思います。

内容はとても良かったです。特にエンディング。
評価が別れるのは11話と12話でいかに登場人物の言葉尻を捉えて映像を注意深く観ていたかで、直接的な表現ではなく、登場人物の会話と一部の映像を見せることで視聴者に考えさせる作り方をしているため、自分の目で観て考えることがとても重要だと気づかされる作品。

最終話の12話で秋山奏と支倉愛理の会話の中で、未来の奏達が送り込んだゆいは佐々木佳織を救うことができなかったが、別の世界線のゆいは佳織を救って奏達に会っている、つまり11話で佳織を救ったゆいが未来の奏達に会っていて、その時点で過去のゆいの行動が未来の世界に影響を及ぼしていないことが分かります。関連して、未来の奏は自分達が送り込んだゆいが今いる世界線に影響を及ぼすかを懸念していました。 その後未来の佳織は長い眠りから目覚め意識を回復するのですが、ここで考えられる理由は 一つだけ。話の筋から未来の奏達が送り込んだゆいが佳織を救って分岐していた世界線が一つに合流したから。ゆいの複数のゴーストが消え、ゴーストに触れて内浜症候群にかかっていた人達の意識が回復したことからもこのことが分かります。
不確実な状況の中で、奏が懸念していたことが払拭され、ここでタイトル回収が行われるのですが、ここで終わらないのがこのアニメの良かったところで、最終話で佳織を救ったことによりクラスメイトの記憶から存在が消えてしまったゆい。しかし、唯一奏だけが記憶の片隅に最後までゆいの存在が残っていて、天文学会のメンバーと一緒に写っていたゆいの面影が残る写真を見ながら涙を流し刹那的に思い出すのです。未来の奏は車中、愛理との会話の中でゆいを作った目的は佳織を救う為だけではなく、例え佳織を救ったとしてもゆいを作り出す、だってゆいに会いたいからと話していました。
ゆいを思い出した奏はここで決意し、最後に進路希望調査票を提出するシーンで未来の奏が量子学の道を志してゆいを作り出したように、自分も量子学の道に進んでゆいを作り出しゆいに会いに行く。失われた未来を求めて.....

ここで本当の意味でのタイトル回収が行われ、佳織を救っただけではなく、ゆいの存在も奏は決して忘れていなかった。
最初観た時は気づけなかったけど、このシーンを改めて視聴してみてとても感動できました。
終わり方が素晴らしく、観る人を選ぶとても良い作品だったと思います。

投稿 : 2021/12/25
閲覧 : 690
サンキュー:

7

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょっとうす味だけど切ないループもの

あらすじは
これからあにこれのあらすじみたいになるのかな?
でも1話目はちょっとちがったみたい。。

背景とかはふつうかな?
女子の顔はかわいいけど
ときどきちょっとヘンだった。。

メインの奏(そう)クンと英太郎クンは
ふつうのアニメ顔だったけど
そのほかの男子はリアルすぎみたいw

奏クンの声は
ログホラのシロエの中の人だけど
ハナがつまったみたいだった。。
花粉症なのかな?


1話目
{netabare}
なんだか学園ハーレムみたいだったけど
セリフが多かったのかも?
ちょっとヘンな感じがした

奏クンのこと好きな
幼なじみの佳織と友だちの愛理。。
三角関係のおはなしになりそうだったけど
佳織は普通にかわいいだけなのに
愛理が強すぎて。。^^;

終わりのほうで
やっとコクったのに佳織が死んじゃった!?
。。のかなって思ったら
また部室で打ち合わせのところにもどってた

こんどは地震みたいにゆれて
奏クンが行ってみたら
はだかの女子がたおれてた。。

日付とか時計とかよく映るから
気になってたけど
タイムトリップのおはなしだったのかな?

はじめは
ふつうに学園ハーレムみたいだったけど
ちょっとちがうのかな?
また見てみるね☆
{/netabare}

2話目
{netabare}
にゃんは作画はあんまり気にならなかったけど
リボンの色がころころ変わったのは分かった。。

ユイは自分のことも忘れてるっぽいのに
いつの間にか転校生になっててどうして?

幽霊が出たり
フシギな地震みたいのが起きたり
眠ったまま起きない人がいたり

ユイは何か思い出したみたいだけど
水槽みたいなのがあって
誰かが実験してるみたいだった
アレってタイムマシンか何かなのかな?

会話とかあんまりわらえるところもないし
気もちが伝わるようなところもなかったみたい

ただ
こんなこととかあんなことありました。。って
いろんなことがよく分からないまま
どんどん進んでっただけみたい
何回か眠っちゃった。。

あんまりおもしろくないのかも?
{/netabare}

3話目
{netabare}
2話でがあんまりおもしろくないかも?って思ったけど
3話目はよかった♪

愛理が奏クンのこと好きみたいなところとか
佳織とお友だちになったときのこと
リレーで佳織のことかばったこと
ちょっとした気もちがうれしかった♪
今週は愛理のおはなしだったのかな^^

それから柔道部の事件。。

1話目でも出てきたけど
ゆいが佳織をかばって
ケガさせないようにがんばってたね
そしたら奏クンがなぐられちゃって。。
やっぱりゆいって未来からきたみたい☆

幽霊事件も映画研究学会がやったって分かって
オチがついたみたい。。
だったけど
屋上の幽霊はほんとにいるみたい
ゆいが屋上見てたけど何か関係あるのかも?

ラブとタイムトリップとかの謎
気になるところがいくつかあって
これからが楽しみになってきちゃった☆
{/netabare}

4話目
{netabare}
今週はふつうの青春日常みたいで
みんなで学校サボって川遊びに行きました。。
だったけどナゾはどうなっちゃったんだろう?

今が
思い出になるってゆうおはなしだったのかな?

佳織がゆいのこと
ちょっと恋のライバルみたいに
イシキしはじめたかな?
{/netabare}

5話目
{netabare}
今週も天文学会の日常だったけど
ちょっとおはなしが進んだかな?

にゃんは日常系のおはなしって好きだから
見てても大丈夫けど
おはなしが進まないとあきちゃう人多いかも

シュレディンガーのねこさんのおはなしって
いろんなアニメとかによく出てくるけど
検索してもよく分らない?
ほんとにやった人っていないみたいだから
大丈夫よねw
でも
そうゆうアニメってタイムスリップとか出てくるし

それから
PC研にPC借りに行くおはなしで
AIのおはなしもあって
今はまだ
AIって出来てなさそう。。

だから
ゆいって未来から来たロボットとかなのかな?
{/netabare}

6話目
{netabare}
ゆいが凪沙先輩から聞かれて
「そうしたことだってあるんです。。かつての私は」
って言ってたから
ゆいはタイムトリップを何回もしてるのかな?

でも
今週はそんなおはなしじゃなくって
凪沙先輩の進路のおはなしだった。。

おうちの都合でフィアンセがいて
未来は決まってて変えられないって思ってた
だけどさいごは
「まだ未来が
すべて確定しているわけじゃないんだって。。」って

にゃんは
麗堂さんって大人でいい人だなって思ったけど
決まってるって思ったらいやなのかなぁ。。

あっ。。でも
こうゆうおはなしって
気もちが伝わってきて好きだなぁ☆
{/netabare}

7話目
{netabare}
天文学会はプラネタリウムとお菓子作り

ゆいはクマのマスコットをかくしたり
お茶を買うのを忘れないでって言ったりして
佳織が事故に会わないようにしてるみたい

佳織は
ゆいと奏クンのことくっつけようってしてる?
ほんとは自分が奏クンのこと好きなのに
自分の気もちを無視してるのかなぁ。。

せっかくゆいがマスコットかくしたのに
奏クンが買っちゃった。。
なくなったのの代わりに
プレゼントするのかな?
そしたらもっと大事なものになっちゃうのに。。
{/netabare}

8話目
{netabare}
ゆいががんばればがんばるほど
どんどん佳織と奏クンの仲がおかしくなってきて
見てて苦しくなっちゃった。。

奏クンの気もちもなんとなく分かるけど
女子からコクってるんだから
ちゃんと答えてほしいかった☆

それでそのあと
ゆいのことどう思ってるかって聞かれてるのに
「なんで?」なんてひどいよね
なんで分らないの!?

これから何がおきるか分ってるから
ゆいが探しはじめてから
佳織がバス停に歩いてくるまでドキドキだった。。

でも。。

これからどうなっちゃうのかな?
{/netabare}

9話目
{netabare}
佳織は意識不明のままで何年もたってて
天文学会だったみんなは
いろんな研究をしてるの

それである日
凪沙さんが学校をとりこわして
研究所をたてるって。。

凪沙さんは
あの黒い箱をずっと調べてたみたい。。


今まではSFっぽかったけど
ちょっと変わった
日常のおはなしだったよね
でも
急にほんとのSFのおはなしになっちゃった!?

1番はじめに黒い箱とゆいを作ったのは誰?
とかってよく分らないところがあるけど
やっぱりタイムループのおはなしみたい☆

こんどのゆいは
佳織のこと助けられるのかな?
{/netabare}

10話目
{netabare}
幽霊とそれにさわった時の内浜症候群は
ゆいがループしてたせいだった

くり返すたびに
いろんなことがどんどん悪くなってきて
今まで起こらなかったことも起きてきてる。。


今週は
ゆいがどんな気もちでループしてるかって
見てて苦しくなってきちゃった

ゆいはループしてるうちに
だんだん奏クンが好きになってきちゃったのかも?
言わなかったけど
そうゆう思いが伝わってきたみたい。。

それで
もしかしてループを止めるには
ゆいが
どこか誰にも見つからないところに
消えちゃうことかもって思った


だって
始まりはゆいが来たからでしょ?

内浜症候群がひどくなってきてるってゆうのは
前はもっと少なくって
そのもっと前は
幽霊がぜんぜん出ないときがあったってゆうことで

それって
1番はじめに
ゆいがこの世界に来たときがあって
そのゆいって
奏クンたちが送ったんじゃないから
(だってゆいの体はまだなかったから)

(このおはなしとあんまり関係ないから
出てこないけど
1番はじめのゆいと黒い箱って
宇宙人とかが人間のこと調べるために
送ったとかだったのかも?)
{/netabare}

11話目
{netabare}
よかったこと

奏クンが佳織の告白に
ゆいが好きだからってことわった
もうループしなくって済みそう


悲しかったこと

ゆいが消えちゃった。。
消えただけじゃなくって
だれもゆいのこと覚えてないって
ひどすぎるよね。。


来週はどうなるのかなぁ?
ゆいと奏クンが
いっしょにいられる未来がくるといいね☆
{/netabare}

12話目
{netabare}
みんな忘れちゃって
ゆいはさいごまで出てこなかったけど
(ちょっと映ったりしたけど)
ゆいは何となくみんなの記憶に残ってるみたい

はじめてゆいを作ったのは
ちがう世界の奏クンだったみたい

佳織が事故に合わなくっても
ゆいに会うために
奏クンはゆいを作ったんだ。。


それってもしかして
ちがう世界の奏クンが
高校で会いたくって過去に送ったゆいが
はじめてだったのかも?

それで
佳織が事故に合う過去が生まれちゃったとか^^

ほんとのことって分からないケド
どんな世界でもきっと
ゆいは生まれてきたんじゃないかな☆彡
{/netabare}

投稿 : 2021/11/17
閲覧 : 1774
サンキュー:

124

ネタバレ

おでん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

着地次第では名作になれた惜しい作品

久しぶりに一気見しました 
まぁ面白かったですね。全12話中退屈な場面はなかったのでそこは良かったと思います。作画については多少雑な部分もありましたが視聴していくうちになれたのでまぁ大丈夫な方でしょう。
話的はハルヒとシュタゲが近い感じですね。というよりも終盤あたりはほぼシュタゲゼロでしたw まぁ多少のネタバレにはなるのですがつまり{netabare}時空を超えて過去を変えようとする{/netabare}お話ですね。たぶん勘のいいかたなら1話見ればどういうお話かは大体わかると思います。

評価点としてはまずはしっかりとしたお話の構成ですかね
ゲーム原作ということもあってある程度尺は計算されたうえでお話が作られているので序盤のグダグダとか終盤の駆け足みたいなやつはなかったですね。そこは評価されていいところでしょう。
あとは天文学部の愉快な仲間たちですね。それぞれ一人ずつしっかりキャラが立っており空気な人物はいませんでした。それは序盤の6話程度をそれぞれのキャラが目立つようにと脚本を立てたからでしょう。いいキャラ達でした。

問題点としてはまず作画ですかね。やっぱり雑な作画は気になりました。
あとはちょっと主人公の癖が強いです。定期的にちょっと痛いシーンがありそこも「うーん」とはなりました。

あとはお話のネタバレなしでは語れないので悔しいですがネタバレタグをつけますね。
{netabare}ゆいの扱い酷すぎませんかね… 結局お話の中での最重要人物はゆいだったんですけど見せ場は11話のkissのみ… そのあと最終回では奏はゆいの存在を思い出しもう一度作ろうという感じにはなるのですが結局そこでほかのメンバーはゆいのことを思い出すことなくお話は終了… いや「は?」 私は佳織が一番好きだったんですけどそれにしても終了時には声が出てしまいましたよ それくらい結末がもったいない… 
結末でもう一つ気になったのが結局佳織が目覚めたシーンです このシーンを流すということはこのお話は結局「パラレルワールドのお話でした~」ということですよね うーむおかしいな~
まぁおそらくゆいを作り過去に送り出すという行為そのものが意味がありそれによって未来の世界の佳織のwake up につながるということなのだと思いますがそれでもさすがに最終回文化祭の部分カットするなりしてもう少しどうにかできたでしょ… 結局佳織の逆転一人勝ちという結末だったので佳織に幸せになってほしいと思っても少々いただけない感じでした 
あと愛理ちゃんはどの世界でも独身を貫く感じになりそうなのでもっと救済してあげて…{/netabare}

総評するといくつか疑問点はあったものの基本的には楽しくアニメ鑑賞ができたので満足はしています。原作だとアニメとはまた違った結末を楽しめるみたいなので時間があればやってみようかと思います。(なお調べたところ原作はエロゲでしたのでプレイする可能性は非常に低いw)

投稿 : 2021/08/03
閲覧 : 511
サンキュー:

3

ネタバレ

しゆん@異世界 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

10月14日

美少女ゲームのアニメということで気軽に見始めましたが、見終わってまさか感動するとは思いませんでした。また、恋愛系はあまり好きではないのですが、SF要素が盛り込まれており楽しむことができました。

10月14日に佳織は事故にあってしまいます。それを回避するためにゆいが未来からやってくるのですが、それを送ったのが奏なんですよね。でも、物理的にどう頑張っても事故にあってしまう。そこで思いついたのが佳織の告白に奏が応えていないからではないのか。事実、奏は佳織を振りますが、佳織の気持ちはすっきりします。それによって事故の回避に成功して、未来の佳織が目覚めます。
「明日また会えるよねって」

普通だったらこのシーンが感動ポイントですよね。でも、私は奏とゆいがお互いに恋愛感情を持ち始めたところに泣いてしまいました。本来、奏と佳織のためにゆいが存在するのに、奏がゆいのことを好きになってしまったら本末転倒ですよね。なので、ゆいはものすごい葛藤の中頑張っていたんだなと考えると涙が止まらないです(ノД`)・゜・。

1人目の奏は医学科に行ったのですが、2人目の奏は量子学科に行ったんですよね。つまり、1人目は佳織を救うため。2人目はゆいを作って会うためなんです。何が言いたいかというと、違う世界線でそれぞれ違う人を好きになるって恋愛×SFにしかできないことなのでこの作品は本当に奥が深いなと感動しました。

投稿 : 2021/05/20
閲覧 : 323
サンキュー:

3

ネタバレ

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どうだろう。。。

序盤はなんかラブコメやってるな~という感じ。
主人公ってカオリのこと好きなの?
なんでそんなに周りはくっつけたがるの??

個人的には前半の日常パートは退屈で作業しながら再生してても離脱しそうになった・・・
ただ、この日常パートも後々重要になってくるというか、「あのときのあれね」みたいなシーンがあったりするので、飛ばせない、飛ばさないほうがよいかと思う。

8~9話あたりから急に話が加速する。
カオリを助けるために、ユイが何度もタイムトラベルするが、助からない。
(これって、肉体ごと移動してるからタイムトラベルでいいんだよね?)

最終話まで見たけど、11話と12話はどういうつながりなんだろ。。。
どっちにしてもかおりはなぎささんたちの技術もしくは自然に意識を取り戻すことに成功したという事?

タイムパラドクス的な所はどうなったんだろう?

ユイが送られてくる前、カオリが死んじゃったから、ユイを作ることにしたんだよね?(1話)
いろいろあって、ユイは任務完了したから消えてしまった(11話)
ユイがカオリを救った世界線でも、ソウは脳科学の道に進んだ?(12話)
ユイがカオリを救わなかった世界線ではカオリが意識を取り戻して、結果は終息したよねってこと?(12話)
AIボックスって、ユイが来る前からあった気がするけど、何だったんだろ・・・?

投稿 : 2021/04/16
閲覧 : 339
サンキュー:

4

ネタバレ

珊瑚 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優良アニメです。箱いいよね。

ゆいかおりっていうユニットあったよね。このアニメと関係ないけど。

シュタゲ見たの前すぎて覚えてないから劣化版かどうかとか分からないのですが
こちらの方が感動しました。

{netabare}
・世界線は収束するの?しないの?適当に考察というか都合よく解釈する。

最終話。ゆいの任務遂行によって事故自体に遭わなかったはずの佳織が、事故には遭ったが奇跡で回復したことに改編されているので収束が起こったと思われる。

近い世界線から統合されて消えるから、この時点では、上記の佳織復活と最終話でゆいを復活させようとするルート(おそらくAIボックスの解析)はまだ収束していない。

ゆいの意識は佳織の脳のデータ移植させるの失敗した時に偶然生まれたから、植物人間の佳織がいないルートではAIボックスに蓄積されたゆいの記憶とか記録されていた技術から色々がんばってゆいが生まれる。これが最初のゆいかは知らんけど「機能停止したゆい無しで新規で」ゆいが誕生しないといけない件は回収できなくてはならない。ゆい復活は成功する。

当事者のゆいが記憶を引き継いでいて箱にセーブされていることからも分岐した世界線に「順番」があり後の方が優先される。そうでなくては、無数にあるゆいが任務に失敗したルートが優先して収束に使われてしまうだろうから。
(ゆいの意識が佳織の移植失敗時に発生したとき、すでに先代の機能停止したゆいが存在していたのだけど、ここら辺は時間遡行したから!くらいの説明で。)

ので、最後の分岐でゆいが消滅後にゆいの復活を達成したことまでが正史。今度は使命なく過去に送り込むから最終話のAIボックスが光った直後に現れてそのまま消えない。

ゆい復活と佳織が目を覚ますルートとの統合を果たしたら奏はどっちを選ぶの?プレイヤーに委ねる!だといいなと思いました。

もしくは見ながら予想していたのですが佳織の意識の一部だったゆいが佳織に統合されるエンド。最終話で目を覚ました佳織が「夢を見ていた」と語った時、ゆいの記憶を持っているものかとも思いましたが・・・

謎ボックス便利だよね

適当に考察しましたが間違ってたら教えてください。

愛理が奏が好きっていうのはギャルゲだから設定でそうなってるのかなーくらいにしか思わなかったからあんまり可哀想とかなかった
{/netabare}

投稿 : 2021/02/28
閲覧 : 342
サンキュー:

3

キャンキャン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

ループものを見たくて視聴。
類似系の劣化版など目にしましたが全然です。
キャラの構成が良くて面白かった。
作画がところどころ気になってしまうところがあったのが残念です。
あと、男性の顔が主要人物以外、ブサい(笑)
女性は総じて可愛い。

投稿 : 2020/12/12
閲覧 : 409
サンキュー:

4

ネタバレ

fluid さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

古川ゆいがメインヒロインよりメインヒロインでした

ゲーム原作のSFラブコメ。
1話の最後に衝撃的な事件が起こって({netabare}メインヒロインが死亡{/netabare})、2話で裸で倒れてる謎の少女「古川ゆい」が発見され、この子は何なのか?これらの事件は何なのかという流れで展開していきます。全体的に明るくポップなラブコメ日常系アニメ。

■9話(すべての謎が明かされる)
ちなみに視聴者が気になって仕方ない謎は、9話になるまで明かされませんでした。3話以降は謎が明かされることなく日常シーンしか無いので見るのをやめたくなり早送りで視聴したのですが、9話でほぼすべての謎が明かされて一気におもしろくなります。

■10話~最終回(古川ゆい視点)
10話以降は古川ゆい視点で展開していく話がかなりおもしろかったです。努力してもどうにもならない感じとか、自分でも気づかない恋愛の感情に気づいて行くけど我慢しなければならないという描写や、最終的に目的は果たせたけど彼女自身は{netabare}それと引き換えに消滅{/netabare}してしまったり、嬉しいような悲しいような胸が引き裂かれるような終わり方でした。

最終回を見終わってからもう一度、3話~8話を見直してみるとあら不思議、ありふえれた退屈な日常シーンしか無いはずなのにかなり楽しめました。
ああーなるほどなと、古川ゆい視点での新しい発見もあったり、{netabare}居なくなってしまった彼女に別の平行世界でまた出会えたような感じがして良かったです。{/netabare}
同じ理由で視聴をやめた人多そうですし、3話~8話は謎を明かした後に放送したほうが良かったじゃないかという気さえします。

■5話(自己言及のパラドックス、嘘つきのパラドックス、アニメと関係ない余談です)
5話で自己言及のパラドックスという話が出てきますが、これは自己言及のパラドックスでは無いですね。作者さんの勘違いらしいです。

アニメのシーンでは、{netabare}AIが一つ一つの質問には答えられても、それら複数を組み合わせて一つにまとめて質問にするとYES/NOの判断が付かないという話でした。そういえば、未来で頭の良さそうな研究員の女性3人組が居ましたけど、あれってこの5話の腐女子3人組だったんですね(笑){/netabare}

嘘つきのパラドックスというのは、「私は嘘つきです」→「発言が真なら発言は偽」→「発言が偽なら発言は真」→無限ループ。どちらなのか結論がでずに矛盾するというものです。
なので5話のあのシーンとは何ら関係の無いお話ですね。

ちなみに、そもそも嘘つきのパラドックスは、パラドックスではありません。「嘘」というのは物体や出来事のような実体のあるものではなく「人が脳内で作り出した概念」にすぎません。「嘘」というのは否定や反対を意味する概念ですから【何に対しての否定なのか】を「嘘」という言葉の使用者が明確に理解している必要があります。

例えば、「嘘は嘘」なら嘘では無いですし。「嘘は嘘は嘘」なら嘘ですし。
いくらでも反復させることが可能ですし、それは一本のひもをたどるように連続します。これが正しい使い方です。

そもそも、【〇〇なら〇〇】というは判定前の前提と判定結果という因果関係がありますから、その二つは別のものと考えるのが正しい扱い方ですし、その二つが同じ発言だというのがこじつけでしかありません。

「私は嘘つきは本当」
「私は嘘つきは本当は嘘」
「私は嘘つきは本当は嘘は本当」・・・・
と、発言内容がループするたびに変更されるのが正しい扱い方ですね。正しく扱えば矛盾でも何でもないです。
何度ループしても一番最初の発言「私は嘘つき」が変更されずに参照され続けるというのが、そもそも何の根拠も無いこじつけでしかないのです。
例えるなら、ひもの先端と末尾をくっつけて一つの円を作ってループしてる不思議だねと言ってるのと同じですね。【自分でループするように仕向けてるだけ】です。

投稿 : 2020/11/24
閲覧 : 275
サンキュー:

6

ネタバレ

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

失われた未来

2020.7.1 視聴完了。

なかなか面白いアニメでした。
「シュタゲ」のような
「ひぐらし~」のような
「ハルヒ」のような
「orange」のような
そんな要素が含まれた作品です。
上記のアニメが好みなら見てみたらいいと思います。

アダルトゲーム原作だそうですがエロくないです。
ハーレムっぽい所に名残がうかがえますけどね。

4-8話・10話・11話の
EDの映像は印象的でした。(けっこう好き)

面白いけど見終わり少々鬱です。
心が揺さぶられてしまいますね。

投稿 : 2020/07/01
閲覧 : 458
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

敗者ヒロイン復活戦

普通に恋愛モノかと思いきや、実はタイムループ系鬱アニメ。原作のゲームはやったことないです。

主要キャラは主人公(奏)、正ヒロイン(佳織)、真正ヒロイン?兼裏主人公(ゆい)の3人。

ストーリーは…すまん、めっちゃ前に見たから、そんなに覚えとらんのけど、その範囲で書きます(笑)

奏、佳織は天文学会という部活?に所属していて、そこにはこの二人以外にケニー、華宮凪沙、 愛理という三人のメンバーがいて、彼らの活動は天文学会というのは名ばかりで、実際は学校の治安維持みたいな感じ(笑)

前半はこの天文学会の日常回で、こんな感じのストーリーが続くのかなって思ってた。状況が変わるのは、ある日、学校に謎の女の子「ゆい」が現れてから。

彼女は、いろいろ権力のある凪沙の家で暮らすことになる。新たなメンバーが増えた天文学会だったが、実はこの女の子「ゆい」は、これから事故で死んでしまう佳織を救うために、未来の奏が送り込んだ人造人間だったのだ。

ここら辺の急展開には正直ビビった。いや、そうなるんかい!みたいな(笑)しかし、何回佳織を救おうとしてもゆいは失敗してしまう。それなのに、佳織はゆいを恋のライバルだとしか思ってない。まあ、佳織も悪いやつではないんだけどね。。。

一時はゆいと奏、この二人がいい感じになってた。てか、この二人で結ばれてほしかった。だけど、最終的にゆいは見事使命を果たして、消えてしまう、、、だった気がする。正直よく覚えとらんけど。

でも、そのおかげで未来の奏は佳織と再会できてハッピーエンド。めでたしめでたし。。。なわけあるかボケー!!ゆいがあまりにもカワイソウじゃん。なんかまるでゆいなんてどーでもええみたいな終わり方してんじゃん!てか奏もそれでいいのかよ!

最後の最後までモヤっとした気持ちになる作品でした(いい意味でも悪い意味でも)。そういうところも踏まえて、なんだかびっくりしたというかそんな作品でしたね。まあ、おもろかったですよ。

追記)こういうタイムリープ系って必死になって理解しながら見るから、その時は覚えてるけど、見てから時間がたって感想書こうとしてもマジで思い出せんのよね。また、いつか観たいなあ

アニメとしてのみ評価すると☆☆☆かな(5段階評価)

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 322
ネタバレ

ちゃりお さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とても適切な終わりかたであった。

エルビンの某猫理論の延長。エンドレスエイトのような、青豚のような。


追記
{netabare}
シュレディンガーの猫。二重スリット実験に代表される観測しないと波、観測されると粒になるという現象。そこから観測されないと存在しないという理論へ発展し箱のなかの猫の話に至る。
ただ観測してしまえば確定してしまうものであって、一度事故に遭うことが観測されているのだからその事実を変えることはできない。
本作品では恋愛感情という確定していない要素の改変によって事故を回避することとなる。事故に遭う世界線でも一度も主人公は告白に明確に答えていない。つまり、感情は観測されていなかった、確定していなかったのだ。事故に遭う以前で世界が分岐し事故に遭うというイベントが起こらない世界になったわけだ。
それゆえ結末は非常に良かったといえる。むちゃくちゃな終わりかたではない、自然な終わりかたといえよう。


幼なじみが好きな世界では幼なじみが目覚めるハッピーエンドであろうが、ゆいが好きな世界ではどうなってしまうのか、少し気になるところではある。世界は別れたままなのか、一つに戻ったのかもう一度見て考え直したい。

{/netabare}

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 377
サンキュー:

3

ネタバレ

pakoubou さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もう少し評価されても良いと思う。

まぁこれはあれだなぁ。悲しいね。切ない

後説明不足というか、視聴者を置いてけぼりにしてる感が半端ない。

例えばそうだね {netabare} 何故ソウは佳織の家に住んでいるのかとかソウの家族とか{/netabare}

1クールだから仕方ないかもしれないけどもう少し説明お願いしたかったなぁ。

俺はあまり気にせず楽しめるタイプだけど駄目な人は駄目かもしれないね。

でも普通に面白いよこれ。キャラも全員可愛いしね。
人によってはハッピーエンドかもしれないけど自分は何か心残りあったなぁ。

感情移入するキャラによっては泣けるかもしれないしもっと評価されてもいいと思う。

個人的な感想星5段階で書いときますね

キャラの可愛さ ★★★★★

ストーリーの良さ ★★★★

絵の綺麗さ ★★★★

泣ける 感動 ★★★

聖地に行きたくなる★★★★

音楽の良さ ★★★★★

投稿 : 2020/04/29
閲覧 : 552
サンキュー:

14

ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

佳織派のわたしはもやっと(-"-;)

これ,もう5,6年も前のアニメなんですね。
今更ながら観てみましたよ~。
ジャンルだとSFラブストーリー…かな。
雰囲気的には「天体のメソッド」が近いかなぁと思います。
初めの方はこれどういう話なんだろうって感じでけっこう退屈でした。
作画も下手というより雑って感じで,キャラクターデザインが悪くないだけに残念でした。
後半持ち直した感もありますが,それでもちょいちょいテキトーなシーンがありました。
ストーリーも後半(第9話)になってからやっと話が動き始めて楽しめるようになったという感じです。
一応女の子たちはみんな可愛いので♂の方ならそこに至るまでも楽しめるんじゃないかなと思ったり(思わなかったり)…。
{netabare}あと,わたしは最後には佳織とくっつくと思っていたので,佳織が奏とゆいの仲を気にしているのが「それ誤解だよ~o(>_<)o」ってもやっとしていました。
「奏でもゆいでもどっちでもいいから早く誤解を解いてあげて!!」って思いながら観ていたのに「結局誤解じゃなかったんかい!!」ってなりましたよ。
大切な女の子のために必死に頑張るっていう主人公っていうのが「ツバサ」みたいだなぁときゅんきゅんしつつもものすごい切ない気持ちになっていたのに,その気持ちを返せーヽ(`Д´)ノって感じです。
あと,結局ゆいは佳織を守ることに成功したのに別の時間軸の奏たちは変わらず佳織も眠ったままで,これは作中でも話されていたことですが,それで未来が変わらないのならそれって意味あるのかな―とまでは言わないまでもちょっとすっきりしませんでした。
佳織が最後目覚めたのもゆいが佳織が事故に遭うのを阻止できたからですよね?
でも,眠り続けていた時間は決して戻らないわけで…。
収束しきれていない感がありました。
例えば,もしあの事故で佳織が死んでいたとしたら収束もなにもないと思うんですよね。
この物語のルールでいくと起きた過去は変えられないということだと思うから。
それに,佳織が無事の世界の奏はゆいが好きなのに,別の時間軸の奏は佳織のために自分の人生を賭けているということはやっぱり佳織が好きなんだと理解しましたけど,そこももやっとポイントです。
何回人生をやり直しても同じ人に恋をするっていう方がロマンがありませんか!?{/netabare}

投稿 : 2020/04/24
閲覧 : 307
サンキュー:

6

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

分かりやすいストーリー

両想いの二人を結び付けようとしたら自分が恋しちゃった、みたいなお話。
難しくしようとすればどうとでもなるような素材だが、敢えて理解しやすく作っている。
元はエロゲーなのだろうか。
ゆいちゃんの声が「グリザイアシリーズ」のお姉ちゃんの声そのままだったので見返してみようと思った。
この人の声はエロアニメに出てきそうでもあり滑舌もたどたどしくもあるが、凛としていて不思議な魅力がある。
ケニーは「名探偵コナン」のキッド(新一)にしか聞こえない。
主人公は微妙だが、女の子はみんな頑張ってた。

投稿 : 2020/02/13
閲覧 : 281
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まあまあかな

つまらなくはないけど、なんか物足りない感じがした。悪い作品ではないと思う。

投稿 : 2020/02/07
閲覧 : 198

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイムリープ系

7話くらいからその本編が始まる
それまではキャラとの対話を楽しむ系

1~6があまがみで
7~がシュタインズ・ゲートみたいなもん

投稿 : 2019/12/14
閲覧 : 284
サンキュー:

4

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

映像的にはちょっとだけど・・・話は,好き!!

1話冒頭の食事シーンを見てはっきり言って「無理」と思いました。

しかし!後半の奏と佳織が二人で夜の海辺で話をするシーンの美しさに惹かれました。
1話の最後のシーンでは続きがすごく気になる展開が!!

で,2話が始まると・・・

気が付くとストーリーに引き込まれていました。

この作品正直言って映像的には微妙な点も多いです

画面がなぜか,画素数の低い映像を引き延ばしたようにぼんやりとしているシーンが有ったり,ゆいの服の色がカットの途中で突然変わったり,奏のかおがクレヨンしんちゃん風に崩れているシーンが有ったり,ドンマイですw

まあ自分としては,そんなに画像にこだわらないし(きれいに越したことはないけど)話が面白いので好きな作品です。

投稿 : 2019/11/19
閲覧 : 317
サンキュー:

4

ネタバレ

アニム さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

ダルい

このアニメはまず8話まで観ないと本題に入らない。この8話までが物凄く延々とダラダラと日常生活の話で途中半分苦痛にも似た嫌気をさしたりしながらまず頑張って観たくらいだし。もう後半から始まりで良かったんじゃないかと思うくらいにダルい内容だったぞ

投稿 : 2019/07/27
閲覧 : 260
サンキュー:

2

y さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動

観終わって鳥肌が立った、なんでこんな過小評価されているのか、わからない。
気になっている人は是非観て欲しい作品。

投稿 : 2019/07/26
閲覧 : 420
サンキュー:

9

ネタバレ

ぷー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感想

前半「ココロコネクト」、後半「シュタインズ・ゲート」。

投稿 : 2019/06/28
閲覧 : 293
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

脚本が素敵。

こうじんわりとした切ない余韻がくるアニメを探していたら

失われた未来を求めて


これに決めたぁ!観るぞ!
と視聴開始。


最後までノンストップでした。

こういう話好きです。伏線もしっかり回収され、感情の動き 揺らめき 素晴らしい。

作画で、あ、無理かもって思った人いるかもしれないけれど

作画よりも、これは中身で勝負する作品だと思うので最後まで視聴をお勧めします。


最終話より一つ前の11話でじんわり涙が出てくる少し不思議な作品でした。


ゆいちゃんが断然好きですね。


切ない話をありがとう。

最近の作画ばかり綺麗な量産型の内容のアニメみるぐらいなら

こちらのアニメお勧めですよ!

投稿 : 2019/06/26
閲覧 : 235

悪路 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

賛否両論分かれるが、隠れた名作

ストーリーは原作をしたことが無いのであまり詳しく入り込めないと思いましたが、それでも十分面白いと思います。キャラと音楽はかなりいいと思います。
しかし、本当に作画が酷い... 低予算アニメなのでしょうね。
原作がとても欲しくなり購入を予定してるのでスタッフの思惑通りに動かされてしまいそうです。

投稿 : 2019/01/10
閲覧 : 444
サンキュー:

4

デューク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

贅沢な四拓。

4人とも可愛いのは珍しくて。
なぎさも可愛いし、あいりも髪下ろした時美人だし、かおりもドンくさいところも含めて可愛い。
そんな中、僕はゆい一択でした。

でもこんな結果になるなんて・・・
切ない作品だと思います。
とにかくキャラはとっても可愛いかったです。

投稿 : 2019/01/08
閲覧 : 366
サンキュー:

3

ネタバレ

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 1.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

絵でなく“脚本”こそ見所。過小評価な大穴アニメ!

第一話「失われた未来」
{netabare}PCゲーム版の絵がやはりマッチしているだけに、CGアニメぽい作画は減点せざるを得ないですね。原案絵からアニメ絵に巧く落とすのは大変なのかな?いっそ『天体のメソッド』のキャラデザ担当の方呼んで、任せてもらった方が多分良いような気がしてきた(あのアニメは話はさておき、絵は外してなかったですし)。
キャラにしても格闘女子に留学生(?)の陽気キャラ。加えて怪しい・暴力的なヘンテコキャラが揃ったりと、主役たちが通う学校、アクの強い面々すぎwあれだけキャラが立ちすぎると、バランスとかが悪くなるし、主役たちがおざなりになる危険はあるんじゃないかな?
とはいえ最後まで見ると、この不満が嘘のように全部解消されますよ。放送開始の約2年前、期待値低く触れたはずが、どんどんのめり込んでいって、最終回でこのアニメを”切らず”に済んでホント良かった。そう思ってしまったほど、侮れないアニメでした。ネタバレせずに要約するとこのアニメは、時間も時空も超越した壮大で儚くて、強烈な驚きに満ちた”ラブストーリー”です。もし1話で”これ、ねえな”と考えたのならどうか一度、騙されたと思ってとにかう最終回まで見てください。脚本が前述のマイナス、見事にカバーしてるので(それどころか完成度がここ数年でかなりのレベル)。{/netabare}

第二話「彼女と霊の存在証明」
{netabare}キャラクター原案をトレース出来ない作画であったり、ガタイがとにかく無駄に大きい学生会長の必要性。アニメオリジナルキャラクターの深沢花梨の追加など、今見てもアニメ自体には不満点がいっぱいあります。三番目の不満についてはラストで挽回されますけど、そこに到るまで多少の我慢を強いるところはイタイです(プラス作画のチグハグぶりで余計に我慢をしなきゃだし)。
ですが不満を緩和させる良ポイントも多いです。壮大な純愛ドラマの幕を開ける「古川ゆい」ちゃん。彼女を通して物語が動き始める流れは好きだし、「校内幽霊騒動」や「眠り病」の不穏なイベント…これらをちゃんと押さえる上でも見逃せない回でした。このアニメをリピートしたい理由も見れば分かると思うし、何度も何度も細かいところを確認したくなりますよ。
イチオシの場面を挙げると「柔らかくて気持ちいい」と「寂しいです」が出る場面と天然さと冷静さが内在しているゆいちゃんです。特に最後のゆいちゃんは見事なクリフハンガー(作劇手法の「宙吊り結末」)でした。Aパート終了直後のBGMもスゴく好きです。{/netabare}

第三話「会長はきらめく瞳で夢を見る」
{netabare}『月がきれい』(2017)や『だがしかし』(2016)を見ていた方なら御存知ですが、feelアニメ特有(あくまで個人の見解です)の“変化OP”が完成します。一気にドラマのスケール感を倍増させる曲のサビ。全体の絵も美麗ですが、何より佳織とゆいちゃんの二人!あそこのメインヒロイン力で、これまでの不満消えますよ(決して全部じゃないけれど、多少は許せちゃうぐらい)!
別の不満は代わりに出ました。愛理と佳織の回想パートに挿入される“説明台詞”。不必要とは言いませんが、さすがに説明過多でした。愛理一人に佳織や奏との出会いや自分の過去すべてを喋らせるのは愚策です。佳織や他のキャラクターにも負担させればよかったですし、話のテンポも良くなったはず。それがどうにも残念でした。
あと“諍い”の元凶たる柔道部も絵がヘンです。まるでパチモン『クローズ』だったし、全体的に浮いていました。元のゲームもあんなイラストでないことを祈るばかり(一度プレイをしてみたいので)…。
残念ながら今回ばかりは不満が非常に勝っていますが、奏と愛理の距離感だったり、ゆいちゃんの言動等々、今後に繋がる伏線自体は自然でとても素敵でした。
『BANANA FISH』(2018)のアッシュ・リンクスの“中の人”もチラッといましたw{/netabare}

第四話「万物は流転する」
{netabare}普通の青春アニメとしても、恋愛アニメとしても好きです。ゆいちゃんも可愛かったし、三角関係も始まりました。
奏くんはイケメンだけれど、強いて言うならオタクっぽいし、男っぽさにはご縁がない。そんな感じの男の子です。ですが時折行動力や果敢なところを見せてくれて、ギャップを感じさせてくれるところはまさに主役ですね!だからこそ奏の隣にこれまでいられた佳織の心にさざ波を与えてくれるゆいちゃんは強烈ですね(佳織はあそこで自分の気持ちと向き合えたのかもしれませんし)。
一方で緊張感が今回非常に高いです。1話のクライマックスの“悲劇”を連想させるバス停留所。佳織が受けた捻挫の場所が足から左の手に変わる。極めつけは川に流れた佳織の靴を拾う場面。あそこで正直、異変か悲劇が起こるのでは?とハラハラでしたし、ゆいちゃんにもハラハラでした。あの子意外と無鉄砲だしw
無事平和に終わりましたが、ゆいちゃんへ複雑な目を向ける佳織が切ないです。あそこが一番青春ものの苦みが内包していたので。{/netabare}

第五話「量子猫と雫の行方」
{netabare}思考実験の一つらしい「シュレーディンガーの猫」であったり、「人工知能」「自己言及のアルゴリズム」のキーワード。おそらく意味を多少なりとも学ぶ必要はある回です。ただしメインの一つであって、全体のメインじゃないです。仮に激しく狼狽えても、もう一つのメインパートがフォローするので大丈夫です。そこは同時に緊張感を一手に担っていましたので。
ずばり佳織とゆいちゃんです。自分を常に気にかけたり、危ないことから遠ざけようと動いてくれるゆいちゃんに、佳織はとにかくストレートにその理由を尋ねます。当然言えないゆいちゃんとの平行線がハラハラですし、ある種の疑似家族のような相関図も浮かんできます(ゆいちゃんは天文学部皆の子供といえますから)。
逆にコメディ要員を担っているのは奏たちと乙ゲー(乙女ゲーム)みたいなイケメンプログラムを制作する腐女子(?)たちです。最終的にはゆい出生に大きく繋がる出会いですが、この段階でそんな未来に通じるビジョンは見え辛いですwホント油断ならない回です(笑){/netabare}

第六話「籠の鳥の進路相談」
{netabare}平凡な存在(奏)が、囚われの鳥(凪沙)を支える回、と書けば簡単ですが、奏の未来に大きく影響していく回とも解釈できます。
凪沙さんに巻き込まれて、あれやこれやと動いていく度、奏が平凡だからこその疑問や思いを伝えていくのは、未来の彼が対峙している“現状”ともリンクしていて、中々感慨深いですし、スゴく多層的でした。
凪沙さんの婚約者も自覚的なところが良いです。同じ立場で同じように諦観している側だからこそ、奏の本音に肩の力が抜けたような場面もあって、それが9話の「茨道」に繋がるのかもしれませんね。
婚約の行方については正直分からずじまいですが、『ティム・バートンのコープス・ブライド』(2005)みたいに相思相愛ラスト?そのあたりは言及されてなかったような気がしたので。
それと最後に余談ですが、佳織のあれは夜這いでしょ!原作のエロゲ―にそれらしいのが数枚あったしw{/netabare}

第七話「239万光年の想い」
{netabare}時間も時空も跳躍したラブストーリーがいよいよです。奏に向かって“ゆいと呼んでください”と呟くゆいちゃん。あの時のドキドキたるや、見事な破壊力でした。同時に奏がゆいへ伝えた“アンドロメダ銀河と地球の距離の数値”の切なさが、何というか二人を隔てる距離そのもので苦しいです…。
「未来の奏」が久しぶりにアニメ本編に挿入されたり、親密になる二人を遠くから見つめる佳織。SF色と恋愛色がとても素敵に交ざっていますし、これまで蓄積された不満をほとんど解消できると思う。リアルタイムで見ていた僕はこの作品が好きになったし!{/netabare}

第八話「すれ違う流星」
{netabare}遂に1話と繋がりました。畳みかける緊張感と回避できるか否かの行方。クマのぬいぐるみと告白が交互に交わる連続カットは、ハッキリ言って安心感と不安で心がいっぱいでした。何とか未来を変えるために奔走するゆいちゃんとすれ違いが重なり合って悲劇を迎えてしまった佳織。本編わずか30分間、不安で心がザワザワしすぎて、貴重なコメディ要素(コマネチ)ですらそれを緩和できずでした。あ、でも凪沙さんの台詞だけは例外でした(「奏さんが変態なのは今更だけど」のとこですね)w
ゆいちゃんの介入でわずかに変化は生まれたけれど、それでも変えることができない「運命」ってのは大きすぎです。奏とゆいちゃん、一体どれだけ犠牲を重ねてきたんだろうか…。
なので終了15分前、多少は覚悟をしといてください。それだけを最後に言います。{/netabare}

第九話「過去への扉」
{netabare}5話の重要キーワード(「人工知能」と思考実験の「シュレーディンガーの猫」etc.)がいよいよ深く関わり始める「後日譚」で「過去」の回です。事態を回避できなかったゆいちゃんのその後の「行方」。凪沙さんの「秘密」と「覚悟」。愛理と奏の選んだ「道」……そのすべてがゆいちゃんとブラックボックスに繋がっていく、あの一連の容易に理解が出来ない話がスゴく良いです。
ゆいちゃんの正体が高度な人造人間であり、「量子チューニングマシン」における実験での失敗作。この事実は中々心に堪えるパートになっています。だって短い時間とはいえ、親しかった女の子を実験の為に利用して、しかも失敗したことが頓挫ではなく「賭け」に繋がる。アレは奏たちには勿論ゆいちゃんにも辛いわけです。だからこそゆいちゃんの原動力にもなるわけですが……。
ゆいちゃんを送る直後の、奏が最後に伝えた“すまない”……あそこから第1話の出会いに繫がる。ズルいですね。
「ゆいの視点」はこのアニメの真の物語になるので、あんな悲壮感溢れるクリフハンガーは素晴らしすぎです。とてもビターな後味ですが。{/netabare}

第十話「残された時間」
{netabare}切ないです。ただただ切ない……。
佳織が何度も悲劇を迎える場面はもはや苦笑ですが(不幸の連続場面って、そういう効果があるんでしょうか)、本筋自体はゆい視点の切ないメインドラマです。
振り返ると第1話は当然ですが始まりだとして、2~8話はおそらくですが最初のループなんでしょうね。この十話でブラックボックスに触れた場所が違ってましたし(部室でブラックボックスに触れて、記憶を継承していましたし)、矛盾点かそうでないかがちょっと分かりにくかったです。ただ記憶がリセットされても、身体は覚えていた影響があのシーンにあったとしたら、凪沙さんの部屋で箱に触れた理由も納得できます。読んでる皆さんはどう思いますか?
何十回も……というより何百回かもしれないぐらい、同じ時間をさまようことで未来が大きく変わりだして、回避の鍵がゆいちゃん自身だったなんて切ないです。佳織からの質問で奏への“気持ち”に自覚して、それが鍵だとあの瞬間にゆいちゃん、気付いたんでしょうね……
その合間に作画ミス(?)を入れてくるのはヤメてほしいです。あんな哀しい場面なのに、少し笑いかけちゃったのでw{/netabare}

第十一話「明日また、会えるよね?」
{netabare}難しいのは分からないし、調べる必要大アリですけど、非常なまでに美しいお話だったと先に言います。返事をやっと伝えた奏が、時間をどれだけ繰り返しても諦めなかったゆいちゃんへ、真っ直ぐ「ゆいのことが好きだ」と伝えた最後、感動でした。当然ゆいちゃんの行きつく先は無情ですけど「一つのゴール」で、最後の涙とキスと笑顔。あれは本望の顔でした。ゆいちゃんのあんな顔、視聴者サイドは辛いですが……。
佳織の涙も哀しいですが、未来の奏と愛理の眼差し。あそこもスッゴく哀しいです。十一話はすべてのシーンが悲壮感に満ちていますし、奏とゆいちゃんが商店街を歩く場面も同様でした。
ハッピーエンドではあるけど、ビターなハッピーエンドです。ベスト回ではあるんですが、ホント落ち込むばかりです。{/netabare}

最終話「君のいる未来」
{netabare}一番美しい結末で幕を閉じてくれました。佳織が目覚めて、涙も嗚咽も止められない未来の奏と、ゆいちゃんのことを思い出して涙と決意を誓う別の奏。どちらもこれ以上のラストは思い浮かばないほどです。
ジワジワ来たのは佳織を救えたゆいちゃんの消えた時間軸。デジャヴやプラネタリウムを経ての、集合写真とブラックボックス。“奏……”と響くゆいちゃんの声、思い出して泣き出す奏が、描かれない今後の未来をとても想像させられます。今度は奏がゆいちゃんの“失われた未来”を求めて、佳織も交えた天文学部の皆と頑張ることを、非常に重層的でいて感動的に綴ってくれます。奏とゆいは再会できるか?どれだけ時間が必要なのか?できればアニメで見たかったけど、描かないで正解でした。もし描いてしまったらきっと陳腐だったでしょうしw
文化祭のパートがいるのかどうかはちょっと怪しいですが、総括すると作画面やサブキャラクター不満は変わらず。ここがどうにかなっていれば、もっと多くの人たちがアニメのことを知ったでしょうし、ゲームも注目していたはず。
ただ1話で書いたように、脚本はここ数年で一番美しかったです。あまり脚本を絶賛するってなかったので不思議でしたが、これ以上ない素晴らしい物語に出会えました。改めて触れたことで新発見もありましたし、再びこの世界観に浸る時が楽しみです!
なので読んでくださった方も、一度マラソンをお願いします!動画配信サイトを探せばきっと出会えるはずですから!{/netabare}

全レビューを読んでくださり、ありがとうございました!

投稿 : 2018/09/11
閲覧 : 876
サンキュー:

6

ネタバレ

Marsa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いかにもゲーム発!って感じのタイムリープもの作品。

原作ゲームは非実施。全12話。

恋愛・学園ファンタジーで、不幸に合うヒロインの運命を
タイムリープで助けるという話です。

BGMといい、徹底した伏線回収、シナリオも、いかにも
ゲーム発!って感じで、ゲームをよくしてた私には、懐かしい
雰囲気を感じました。
アニメシュタゲはまだ観ておらず、「劣化版シュタゲ」と
本作品は言われているようですが、確かに、しっかりと伏線回収
された話の作りですが、話自身の面白さは、物足りなかったかな。
原作ゲームでは5人のルートがあるんだろなとか、話の流れが
読めてしまうところもあって、驚きもなかったですしねー。

暇な時に観てもいいかなって感じでしょうか。

投稿 : 2018/07/25
閲覧 : 513
サンキュー:

28

AA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ループものが好きな人には見る価値あり

シュタゲとサクラダリセット(僕だけがいない街の方が近いかな?)が合わさった感じの作品で、ループもののお話ですが恋愛要素が結構強いです。後で調べたら18禁ゲーム原作と知って驚きました。

最初の1話を何回もやり直す展開で
1話を見た時は「久しぶりにアニメでこんなにワクワクしたなあ」と思って、僕がSFものが好きなのもあって一気に見れました。

全部見終わった感想としては中盤ダレた点もありましたが巧妙な伏線回収が凄かったですね。

後OPは神


ただ、不満点を挙げるとすれば最終回が中途半端で、各ヒロインの立場が曖昧に終わったこと。ゲーム原作なので個別にあるヒロインのルートを1クールにまとめるのは無理なのでしょうがないとは思いますけどね。
それと作画がCG?みたいな感じで最初は凄い違和感がありました。

総括すると、好き嫌いが別れるアニメだけどループものが好きな人にはお勧めできる作品だと思います。シュタゲみたいにsf解釈が難しくないので、すんなり見れると思いますよ。

投稿 : 2018/07/08
閲覧 : 409
サンキュー:

6

次の30件を表示

失われた未来を求めてのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
失われた未来を求めてのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

失われた未来を求めてのストーリー・あらすじ

21世紀の初めの、秋の内浜地区。
内浜学園は歴代最高潮の盛り上がりを見せていた。
執行部を中心に開催される、各分科会最大の見せ場・総合学会。
それは新校舎建設とともに、廃校が決まった旧校舎での最後のお祭りだった。
当然、各文化学会の会長をはじめ、学生達は総力をあげてこの最後の文化祭を成功へと導こうとしていた。
何度も賞を取っている美術会の展覧会、吹奏楽会総出演の大公演会、
植物遺伝子の組み換えで実績のある生物学会。
実力ある学会が参戦の名乗りをあげる度に士気は高まっていく。
主人公・秋山秦が所属する「天文学会」が不思議な事件の解決のために動きだすというストーリー。
(TVアニメ動画『失われた未来を求めて』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
feel.
主題歌
≪OP≫佐藤聡美『Le jour』≪ED≫佐々木佳織(CV:高田初美)古川ゆい(CV:友永朱音)『明日また会えるよね』

声優・キャラクター

寺島拓篤、高田初美、友永朱音、瑞沢渓、たみやすともえ、山口勝平、種﨑敦美、大塚明夫、佐藤聡美、後藤邑子

スタッフ

原作:アトリエハイキー、キャラクター原案:深崎暮人/黒谷忍、 監督:ホソダナオト、シリーズ構成:川又り絵、シナリオライター:村井さだゆき/髙橋龍也/篠塚智子、キャラクターデザイン:山門郁夫、音響監督:本山哲、音楽:羽鳥風画、音楽制作:スターチャイルドレコード

このアニメの類似作品

この頃(2014年秋アニメ)の他の作品

ページの先頭へ