ニャンキチ君 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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SHIROBAKOの感想・評価はどうでしたか?
ニャンキチ君 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
てけ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
P.A.WORKS制作のオリジナル作品。
アニメ制作現場をアニメで紹介するというメタ的なアニメです。
スタッフロールというものは総じて流して見られがち。
しかし、この作品を通して、そこに名前が載っている人たちがどんな仕事をしているのか見えてきます。
アニメですから、アニメならではの表現はあります。
でも、人物描写や設定、出来事はいたって現実的。
固くなりすぎず、非現実的にもなりすぎず、バランスよく感じました。
ストーリーは、「一緒にアニメを作ろうね」と約束した女子高生5人組が、それぞれの形でアニメ制作に関わっていくというもの。
……とはいうものの、実際はその5人の成長物語に限りません。
あらゆる登場人物の失敗と成功譚です。
誰かのピンチは他の人にとってもピンチ。
全員揃って初めて前進することもある。
お互い支えあい、一方がもう一方に依存する関係では終わらない。
変わった人はいるけど、悪い人はいません。
ぶつかることはあっても、お互いを理解し合うのに必要なことです。
こう書くと王道展開に見えますが、結果としてそうなっているだけで、見ている最中はそう感じませんでした。
また、悪い話を何話もずるずると引きずることがありません。
ドロドロ展開量産機の恋愛描写も特にありませんし、明るい雰囲気なのでストレスを感じず見られました。
アニメをテーマにするということは、アニメーション自体に高いクオリティが求められますが、文句のない質の高さ。
そもそも、2クールもかけてアニメ作りの裏側の大変さを見せられたら、批判がしにくくなるじゃないですか、やだぁ。
とはいうものの気になった点をいくつか。
* キャラクターが多すぎて、本当にこのキャラは必要だったのか、と感じることが→続編への期待として前向きに
* 突然、数ヶ月から1年単位で時間が経過していることがあって、繋がりがわかりにくい→まあ同じことの繰り返しでしょうし
* 着地点を求めて最後のほうが意味なくバタバタしていた→でも、ジャンプと回転がとっても綺麗に仕上がっているから、大した問題には感じないのですぁ
テーマは「夢と道」でしょう。
キャラクターが道に迷ったり、夢を語ったりするシーンが多く見られます。
「テレビは何十万、何百万人の人が一緒に見ているんだよ!」
夢を目の当たりにしたときめきが印象的です。
ただし、それは初心であって、永久に続くわけではない。
現実が夢見ていたものと大きく違っていたり、道が閉ざされていたりして、再選択を迫られることが多々あります。
{netabare}
* 「続けないと、仕事って面白くならないからさ」
* 「夢みたいなお話を作るには、夢だけ見てたら作れない」
* 「だんだん考えるようになる。『このままでいいのか』」
{/netabare}
道は辿るものなのか、作るものなのか。
また、夢が想像していた色や形と異なっていた場合、それを塗り替えるのか、新しいキャンバスを探すのか。
登場人物たちの選択が描かれています。
また、夢が特にないまま道を進んでいる人にとっては、真っ白でしかない。
どのように色を付けるか、無限の可能性がある一方、無限の迷いもあります。
なお、主要キャラクターにはイメージカラーがあるようですね。
* 髪の毛の色
* タイトルロゴ
* 2クール目OPの{netabare}戦闘機のカラー{/netabare}
* 2クール目EDの{netabare}煙や渦の色{/netabare}
等、さまざまな場面で色が黄・緑・青・紫・赤の5色が使われています。
* 黄 :: 宮森あおい(主人公・おいちゃん)
* 緑 :: 藤堂美沙(みーちゃん)
* 青 :: 安原絵麻(えまちゃん)
* 紫 :: 今井みどり(りーちゃん、ディーゼルさん)
* 赤 :: 坂木しずか(ずかちゃん)
「白箱」の白、キャンバスの白、それをキャラクターたちの色で染め上げていく。
そういう意味が込められているのでしょうか。
{netabare}そして、クライマックスでそれぞれの色が空へ吸い込まれていきます。
KIBOHはSORAへ(SHIROBAKOのアナグラム)。{/netabare}
「花咲くいろは」における光と水のように、エフェクト等でテーマを表現するというのもP.A.WORKSの特徴だと思います。
勉強にもなるし、楽しく見られ、ハイクオリティな素晴らしいアニメでした。
けみかけ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アニメーション制作の現場を新人美少女スタッフの目線から描くアニメ業界における悲喜交々のあるあるネタを連発するオリジナルテレビシリーズ作品です
『花咲くいろは』で労働にかける情熱、挫折、葛藤、感動を美少女キャラクターを通すことで美しく描いてみせたP.A.WORKSが制作
監督は水島努、キャラクター原案はぽんかん⑧、キャラクターデザインは関口可奈味、シリーズ構成は横手美智子、音楽は浜口史郎
公式PVを観ればわかるんですが、この作品は根本的に【業界人向け】に作ってます
ですからごく一般的なアニメ好きが観てすんなり面白いのかと言うと、【絶対にそんなことはない】です
既に投稿されているレビュの多くもその辺りに批判が集中していることを見る限り、この作品は【恐らく失敗することでしょうし、円盤も売れんでしょう】
(てか未だに円盤の情報が公開されませんw)
【後半になって急激に面白くなるなんてこともたぶん無いです】
ですがアニメそのものと同じくらい、アニメ業界で働く人々を愛してやまないオイラにとっては【俺得ってか俺の為に放送されてるんじゃないか?】ってぐらいwkwkが止まらない作品なんです
レビュの多くに「意味がわからない」というものが多かったのでオイラのレビュではこの作品のドコに楽しみを見出すべきなのか1話毎にオイラの持てる知識を総動員して書かせていただきます
公式サイトの用語解説などと合わせてお読み頂ければ幸いです
肝心のお話とかは【にゃんさん辺りがバッチリ書いてくれると思いますんで】オイラのレビュは至極ツマラナイものになるでしょうがあらかじめご了承下さいm(__)m
※SHIROBAKOとは?
【SHIROBAKO=白箱】
白箱は映像作品が完成した際に制作者の元に届けられる白い箱に入ったビデオテープの事で、映像業界特有の隠語です
近年はDVD-ROM等の形で納められる為、実際に白い箱に入ってるわけではありません
#01・・・明日に向かって、えくそだすっ!
{netabare}※上山高校アニメーション同好会
高校生時代の主人公達の母校、上山高校は背景に立山連峰と思しき山脈が映し出されていることから今作の制作会社であるP.A.WORKSの所在地でもある富山県がモデルと思われます
※「そんなのサクっと家出ちゃえばいいじゃん」
2014年現在、日本の商業アニメーション制作会社は東京に集中しており、P.A.WORKSや京都アニメーション等の一部例外を除くと地方出身者が一からアニメーション業界に進出するには上京を余儀なくされるのが現状です
※「そんなこと言ったら私なんて養成所に入れるかどうかだよ?」
声優志望者の大半は高校卒業後、2年制の専門学校で基礎的な教育を受けた後、芸能事務所やプロダクションが運営する養成所に入所するためのオーディションを受けます
養成所入所後は週間1回ほどのレッスンを養成所で受けつつ芸能事務所にプロとして所属する為のオーディションを受け続けプロを目指します
もちろん子役出身者等はこの限りではありません
劇中の坂木しずかちゃんの場合は専門学校を通さず高校卒業後、直接養成所のオーディションを受けるようです
※「声優志望なんて物凄い倍率だしさ~」
声優養成所の倍率は10~20倍と言われています
さらに養成所に所属する数十名声優の卵からプロ入り出来る人は年間で片手の指で足りる程度です
※「でもまだ原画だから、作業的にはやっと半分って感じかな」
【原画】
英語ですとKey Animation
日本のアニメは“A→B→C→D→E”という動きのカットがあったとしたら、要になる部分、例えば“AとCとE”をまず原画として描きます
原画はあくまで原画であり、そのまま画面に使われることはありません
劇中の宮森あおいちゃんがパソコンで原画をコマ送りしてる作業は【原撮】というチェック作業です
その後、原画を元に清書し、【中割り】と呼ばれる“BとD”の部分を書き足して完成したものが【動画】と呼ばれるものです
※目張りされた部室のドア
秋季の富山県の平均気温は16.4℃
また、音声の録音時には隙間風などの雑音を入れないように工夫を凝らしたと見れます
自主制作ならではの光景
※入れ替わり立ち替わりのマイク前
キャラクターの多い作品においても収録スタジオのマイクの数はだいたい1~3本
声優は物音も立てず自分の役の番になると素早くマイク前に立ち、終わると同時に素早くマイクから離れます
これがプロになるとその光景はほとんど曲芸です
※えくそだすっ#4の作監入れになります
あおいちゃんの営業車の助手席に置いてある紙袋は【カット袋】と呼ばれる原画等の原稿用紙を入れて整理する為のものです
作品タイトル、話数、パート、カット数、担当者名などを記載できるようになっています
ほぼ必ず会社の社名がプリントされており、複数作品を掛け持つ人気アニメーターの場合、原稿用紙の混載を防いでいます
【作監入れ=作監チェックに入れる】に関しては後述します
※武蔵野アニメーション
実際の東京都武蔵野市近辺には数多くのアニメーション制作関連会社があります
武蔵野アニメーションは架空の会社ですがどこをモデルにした?というよりは複数の制作会社を元に最もよくあるタイプの制作会社を平均化した光景として見るべきでしょう
建物の外観は『ガールズ&パンツァー』を制作した“アクタス”という会社がモデルです
ホームページはhttp://musani.jp/
※「アニメバブルとか言われてるもんね~、つまり!いつかは弾けちゃう!」
実際にアニメバブルと呼ばれる現象が起きていたのは2006年頃、国産アニメの制作本数が史上最多を記録したことに由来しています
ですがアニメバブルという言葉が使われるようになったのは所謂バブル崩壊後の昨今
2012年頃から再び制作本数が急増している為、2014年現在はアニメバブルの再来か?とも噂されています
※AM 1134KHz 23:54
関東でAM 1134KHzは文化放送(JOQR)を意味しており、90年代中頃から現在に至るまでワイド枠のアニラジを放送し続けていることでお馴染みです
23:54という時間帯から元ネタとなっている番組は『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』と同番組内の『伊藤かな恵のキコエルケシキ』と思われます
※宮森あおい 制作進行
制作進行は映像作品制作におけるスケジュール管理をする役職で実際は雑用係です
アニメーション制作は各部署による分業制の為、これらを往来し緩衝材となる役割をしています
自宅やアトリエで作業するフリーランスのアニメーターに営業車で赴いて原稿を回収するのもまた重要な仕事の一つ
実際の現場は数話先まで同時進行で作業をしている為、基本的に1~2人毎に担当する話数が決められおり、この時点でのあおいちゃんの担当話は第4話だそうです
直接アニメーターや演出家の仕事に寄り添うので、プロデューサーや演出家を志す新人は必ず決まって制作進行となり、アニメーション制作のイロハを学ぶこととなります
※『えくそだすっ!』の中の人
中春鳴=中原麻衣
伊藤鈴鹿=伊藤静
茅菜夢衣=茅野愛衣
実際に今作に出演している声優の文字りです
※G.I.STAFFの富ヶ谷さん
“ProductionI.G”と“J.C.STAFF”という超大手制作会社が元ネタです
富ヶ谷さんの声は岩田光央さんで『頭文字D』の脇役として有名ですね
※営業車のシグナルグランプリ
新青梅街道小平大沼町~武蔵大和方面に向かってます
陸橋でジャンプする営業車の後ろに見えるのは“スカイタワー西東京”
FAXもインターネット通信も普及した現代において紙の原稿用紙をわざわざ車で取りに行かなければならない理由は後述します
※「えくそだすっ!って、どんなお話なんですか?」
えくそだす=エクソダス
国外脱出の意味です
同名の映画に主演したポール・ニューマンの代表作『明日に向かって撃て!』が今回のサブタイトルの元ネタです
※さっかん
【さっかん=作監=作画監督】
作画監督はアニメーターのまとめ役を担う役職です
基本的に1話毎に1名の担当者を決めるのが一般的
スケジュールが切迫した作品だと、複数名の作画監督でパートを振り分けることもあります
日本のアニメは子供向け、少女マンガ、劇画、萌え系に至るまで絵柄が作品毎に全く異なっており、複数名のアニメーターが同時に作業をする為どうしても絵柄の得手、不得手が出てきます
作画監督の仕事は原画マンから上がってきた原画をチェックし、必要であればその原画の上に薄黄色の原稿用紙を重ねて修正箇所を描くことです
海外では大体の場合、アニメーターの得意なキャラ毎に担当が決まっているのでこの役職はほぼ日本のアニメ特有のモノらしいです
テレビシリーズにおいてキャラクターのディティールが各話毎に変化するのは、多くの場合この作画監督毎の個性の表れと思っていただきたいです
ちなみに瀬川美里のモデルは(たぶん)長谷川ひとみさん
※カット袋のサイン
左から順に演出、作監、動検、セル検、制作となっています
原画マンから上がった原画はまず演出家がチェックをし、この時点でやり直し(リティク)を命じたり、薄青色の原稿用紙を重ねて具体的な指示がされることもあります
しかし演出家が絵を描けるとは限らないので、絵のことに関しては次の作監チェックに託される場合がほとんどです
※作監アップ
作画監督の作業=作監作業の締切日のことです
同じように原画アップは原画の締め切りです
※「今夜もう1話始まっちゃうんだもんね」
約30分のアニメーション作品に掛かる作業時間は作画に関する作業だけで1~2ヶ月と言われています
作画監督はその間、担当話に集中的に拘束されるので別の作画監督は数話先を同時進行で制作しています
ほとんど自転車操業状態ですがアニメの制作にはそれだけ時間が掛かるということです
※本田豊 制作デスク
制作デスクは制作進行のリーダー格です
制作主任とか呼ばれたりもします
各話が担当ごとに同時進行している為、全体を見回して監督やプロデューサーと調整を図る役割を担っています
※『ファイト』『Gコレ』
恐らく『Fate』と『Gのレコンギスタ』のことでしょう(笑)
※下柳雄一郎 3D監督
モデルは“グラフィニカ”という3DCGアニメーション会社の柳野啓一郎さんです
※堂本知恵美 動画検査
動画を極めた人です
原画マン→演出家チェック→作監チェック→総作監チェック→動画マンと上がってきた原稿
そして動画マンが清書した動画をチェックする作画作業における【最後の砦】とも言うべき役職がこの動画検査です
動画はとにかく物量をこなす仕事なので基本的に新人か、もしくは下請け会社や海外スタジオにまかせるのがほとんどで、それを最終検査します
ですので新人の指導なども兼ねるアニメ制作会社において地味ながら影の功労者と呼べる重要な仕事です
堂本知恵美のモデルは(たぶん)関口可奈味さんです
※井口祐未 総作画監督補
現在の日本のアニメーション、特に深夜アニメなど一定の作画クオリティを重視しする作品においては各話の作監の上にシリーズ全体の作画作業を統括してチェックする【総作画監督=総作監】がいるのが一般的です
総作画監督補、つまり総作画監督を補佐する役職です
井口祐未のモデルは(たぶん)石井久美さんかと思われます
※小笠原綸子 キャラクターデザイン 総作画監督
前述の通り、作画監督の上に立つ仕事が【総作画監督】
そしてアニメーション専用にキャラクター造形の設計図となるのが【キャラクターデザイン=キャラデザ】です
漫画やイラストが原作、原案としてある作品においてもアニメーションのノウハウのあるアニメーターが必ずアニメーション専用のデザインを起こし直します
キャラデザ担当がそのまま総作監として着任するのは最も多い例で作品全体のクオリティアップに貢献しています
ですがこの役職の人は雑誌やキャクターグッズ用に版権イラストを描いたり、DVDのパッケージを描いたりもするので絵に関するありとあらゆる仕事が集中してとても多忙なことがほとんどです
小笠原綸子のモデルは(たぶん)千羽由利子さんです
※内田茜 原画 & 安原絵麻 原画
所謂、原画マンです
一昔前まで新人アニメーターは動画マンとして数年修行してから原画マンへ、という流れでしたが動画の単価があまりにも低い(1枚200円程度、どんなに頑張っても1ヶ月に500枚が限界)現状では動画で生活するのは難しく、有望な新人は数ヶ月間動画を経験させたら速攻で原画マンに昇格させるのが主流です
※佐倉良樹 撮影監督
完成した動画と完成した背景を合成するのが【撮影】の仕事で、それを数名のアシスタントと共に作業するのが【撮影監督】です
照明効果やレンズ効果による演出もここで処理します
撮影がデジタル化された昨今の作品では【レイヤー】と呼ばれるフィルターを何重にも重ねる処理があるため近年その仕事は非常に複雑化しています
この人のモデルは(たぶん)大河内喜夫さんです
※新川奈緒 色指定・検査
動画に色を塗る作業を【仕上げ】と呼び、これの色彩を事前に決めるのが【色彩設計】または【色指定】と呼ばれる仕上げ作業のリーダー格です
アニメーターと違い、色彩検定(カラーコーディネーター)の資格を持っていてむしろデザイナーや美術アドバイザーに近い役職です
近年、撮影のデジタル化に伴い前述したレイヤー処理によって撮影作業前と撮影作業後で色彩の見え方が変わってしまう為、重要度が増している役職です
※木下誠一 監督
外見は水島精二監督がモデルです(←これは本人も自覚してましたw)
70年代半ばまではテレビアニメに監督と呼ばれる役職は無く、各話の演出家の連携によってシリーズが作られていました
それ以後、複雑なストーリー構成の流行や整合性が重視されるようになり【監督】という役職が一般化しました
ちなみに“東映アニメーション”では【シリーズディレクター】という呼ばれ方をしたりもします
※円宏則 演出 & 山田昌志 演出
【演出】とは各話毎に担当が決められた演出家の事です
アニメは所詮“絵”なので実写よりも【絵コンテ】と呼ばれる設計図が重要視され、絵コンテの段階である程度演出の方向性が決まってしまいます
が、絵コンテはほぼ一人のデスクワークで終了しますがその後にアニメーターとの打ち合わせや声優への演技指導、その他諸々といった各セクションとの連携を図り、実際の現場を指示する演出家が必要な為、その担当を【演出】と呼びます
監督と同じく現場に拘束される為、絵コンテを描いた人とは別の人が担当する事は多いです
また、重要な回は監督自ら演出処理をすることもよくあります
※丸川正人 社長
アニメーション制作会社の社長はクリエーター出身の方や現役クリエーターの方も多くいますが制作作業と会社経営はまた別の話なので基本的に実制作に携わることはないのが一般的です
モデルは元“マッドハウス”社長、現“MAPPA”代表である丸山正雄さん
※とあるお寺の即神仏
ジーヴァンムクタはヒンドゥー教用語で“生きながらにして解脱した魂”を指すヒンドゥー教における悟りの一種です
タイトルロゴの元ネタは『とある魔術の禁書目録』シリーズですね
※渡辺隼 ラインプロデューサー
1作品分の作品に従事する制作チームのことを【ライン】といいます
大きな制作会社になるとこのラインが複数あって同時に複数の作品を取り扱うことが出来ます
【ラインプロデューサー】は制作会社の上にある【製作会社】のプロデューサーが企画、メインスタッフ集め、シナリオ作り、予算決めをした後に実制作を予算とスケジュール通りに行うようにプロデュースする仕事です
ラインプロデューサーの仕事は完成した作品を納品するまで、でありその後の商品展開や宣伝活動などのマーケティングに関することには携わりません
※Lanfis ブケロード
音楽レーベル“Lantis”とトレーディングカードゲームカンパニーの“ブシロード”ですね
※「みそぎ済んだじゃないすか?」
努監督は『ガールズ&パンツァー』を放送に間に合わせられなかった過去があるので他人事ではありませんw
※原画確認表 LO
表の一番上のLO(L/O)はレイアウト、原画マンがまず最初に描くカット全体の構図です
宮崎駿が『アルプスの少女ハイジ』の頃に発明し、押井守によって実用化されたと言われています
このレイアウトを元に美術担当が背景を描きます
※「この進行表が全部埋まったら、吉祥寺のペッカドーナツ一気食いするんだぁ」
所謂“死亡フラグ”ですね、コレ
ペッカドーナツの元ネタは“ドーナッツプラント吉祥寺店”かと思われます
※ラッシュ
【ラッシュ】はその時点で完成している部分を繋げる試作品のことで【オールラッシュ】は文字通り1話分全て繋げること
【ラッシュチェック】と呼ばれる試写では制作状況の確認や必要であればリテイク(やり直し)を指示します
※「我が社が7年ぶりにモトウケをした・・・」
製作会社(レーベルや広告代理店など)から直接企画を貰って実制作を担当する制作会社のことを【モトウケ=元請け】と言います
今作の場合は“P.A.WORKS”が元請けになります
“京都アニメーション”のような特例を除き、実制作は複数の下請け会社に制作を依頼して分担する為こう呼びます
ちなみに前述の“アクタス”は『もえたん』という作品を元請けしてから『ガールズ&パンツァー』を元請けするまで5年のブランクがありました
※カッティング
1話の放送時間、つまり尺には決まりがありますのでストップウォッチ片手に絵コンテを読みながら演出家が尺の調整をすることを【カッティング】と呼びます
このとき劇中の台詞を実際に口に出してボソボソつぶやきながら実際の時間を計る演出家さんが多いそうです{/netabare}
#02・・・あるぴんはいます!
※「チャッキー!」
青い動物キャラクターが豪雪に埋もれているくだりは『山ねずみのロッキーチャック』が元ネタです
擬人化された動物たちによるファミリー向け作品なのですがシリアスな内容のエピソードが多いという、まあ所謂“迷作”というやつですw
※声優オーディション
ベテラン、新人を問わず、声優の配役は基本的にオーディションで決まります
坂木しずかちゃんが訪れているオーディション会場のJETと書いてあるビルはP.A.WORKS本社のある“JECビル”ですね
※カンパケ納品
【カンパケ=完パケ=完成パッケージ】
完成した作品の事を指します
※「俺、8話のレイアウト作監、出し切りなんですよ」
1話でも書きましたがカット毎に原画マンがまず最初に全体の構図を描くのがレイアウトです
作画監督はこのレイアウトをチェックし、必要であればリテイクを出します
作品によってはレイアウトだけを集中的にチェックするレイアウト作監が作画監督とは別にいる場合もあります
※バラ出しチェック&撮影打ち
撮影処理の際にカット毎の単位を【バラ】と呼びます
バラバラになっているカットをバラバラにチェックするのでバラ出しチェック
指示通りの撮影処理がされているかチェックします
撮影打ちは撮影処理に関する打ち合わせという意味です
※ブイヘン
【ブイヘン=V編=ビデオ編集】
ダビングまで終わった後に最終的に行う編集作業のことです
テロップを入れる作業もここでやります
微妙な尺の調整やカットの入れ替えなど、出来ることは限られています
※「いや、3話目にして3日前納品って普通無いから」
テレビ局への納品の締め切りは局によって違い、極端なところでは放送の前日までOKってところもあるらしいです
スケジュールの切羽詰まった作品ではギリギリまで編集を進めた結果、放送局によって納めるモノが異なるということもあります
※最終話の絵コンテ「どうすればいいと思う?」
この時点で最終話の脚本は完成しているはずですが、ここまで監督が頭を悩ませている様子から『えくそだすっ!』は監督が自身で脚本を書いている可能性がありますね
※稲浪良和 音響監督
【音響監督】はアフレコの際に声優さんに直接演技指導をしたり音響効果に関する演出作業を技術的にサポートする役割を持っています
社内に録音やミキシングの設備を持っているアニメーション制作会社はジブリとかを除けばほとんど皆無に等しい為、必然的に外部のスタジオやスタッフに協力を依頼します
最近では千葉繁さんや辻谷耕史さんのように声優出身の音響監督もいらっしゃいます
稲浪良和のモデルは岩浪美和さんです
※葛城剛太郎 メーカープロデューサー
所謂【製作者】、アニメーション制作会社に実際に作品制作を依頼する会社のプロデューサーさんです
CDやDVDのレーベル会社、出版会社、広告代理店、テレビ局、フィギュアメーカーなどその形は場合によって様々
日本特有の“製作委員会制度”という複数の会社の出資によって成り立つ企画も多いので昔ほどメーカーのプロデューサーが絶対的権限を持つという風潮は薄まりつつあります
※山渕篤 ミキサー & 藤明日香 ミキサー助手
前述の通りこのスタジオ、もしくは稲浪さんが引き連れている武蔵野アニメーションとは無関係の外部の方です
※中田恵理 音響制作
時々ネットでネタにされる田中理恵さんがモデルですね
ちなみに声優の田中理恵さんとは別人です
※音響監督が押す緑と赤のスイッチ
赤は【CUE=キュー】
録音開始の合図を出すランプを点灯させます
緑は【TB=トークバック】
監督達のいる調整室から防音壁の向こう側にいる録音室に話しかける際、押している間だけマイクをONにします
※横濱家系ラーメン つばめ家
武蔵境のつばさ家がモデルかと
※大山匠 効果
【効果=効果音=Sound Efect=SE】を付けるのも音響制作の仕事です
これまでの制作で蓄積された膨大な効果音のライブラリから演出の意図に沿った音を付けていきます
場合によっては新しく効果音を作ったりもするらしいですが、それはあまりにも大変なので時間に余裕のある映画の制作とかそーゆー時だけです
※BGMの選曲
ご覧頂いてわかるとおり、BGMの選曲は音響監督の手によるところが大きいです
また、この場に作曲家は一切立ち会っていないことにも注目していただきたいです
※台本の表紙
台本の表紙にイラストが入っていますね
台本作りは各話演出の仕事なのですが遊び心でイラストや原画のカットを入れることはよくあります
当然、世に出回るものでもないので本当に遊び心程度です
※【全く持って個人的な意見なんですが、この“あるぴん”って娘の素性を聞く限りでは『輪廻のラグランジェ』の“ムギナミ”を思い出しますw】
※「崩れた動画より綺麗な止め絵」
演出論の違いというよりか現場マネージメントについての話ですよね
切迫した現場では特に考えさせられる決断です
※作画崩壊
著しく乱れた作画を作画崩壊と巷では騒ぎ立てます
しかし今回のお話を観ていただくとわかるように、俗に作画崩壊と呼ばれる現象の背景には様々な事案が重なっていることを理解しなくてはならず、端的に人為的なミス(作画のミス、何重ものチェックミス)であることが明白な場合を除けば、安易に作画崩壊という言葉は使うべきではないとオイラは思っています
※BG ONLY(ビージーオンリー)
【BG=Back Ground=背景】
背景美術のみで、キャラクター等の動画が一切無いカットを指してこう呼びます
※あかね
4/15生まれ
血液型A
身長:158cm
体重:41kg
「かわいい女の子」にあこがれ、アイドルを目指す。
幼少期~小学生
カッパのおじじに育てられる。一人っ子。本当の両親の所在は不明。
中学生~高校生
女子高に進学。周りの女の子たちの女子力の高さ、自分の女子力の無さに苦悩して、かわいいアイドルになりたいと思うように。カッパのおじじに「もっと現実を見ろ」と猛反対を受けるが、反発して単身上京する。
野球なら右投げ右打ち。三塁手。
サッカーならボランチ。
航空機なら、戦闘攻撃機。
呑めないけど付き合ってくれるタイプ?
※あや
12/2生まれ
血液型O
身長:158cm
体重:38kg
歌とダンスを極めるために、アイドルを目指す。
幼少期~小学生
親が共働きだったため、孤独な幼少期を過ごす。
中学生~高校生
有名私立に進学直後、両親が離婚してしまったうえ、親友にも裏切られてしまう。ちなみに親友というのはぬいぐるみのクマ。
野球なら右投げ左打ち。遊撃手。
サッカーならサイドバック。
航空機なら、戦闘機。
好物はエイヒレ?
将来酒豪になるタイプ?
※あるぴん
7/25生まれ
血液型AB
身長:152cm
体重:44kg
お金欲しさにアイドルになったらしい。
幼少期~小学生
6人兄妹の長女。家計を支えるためにバイトにあけくれたらしい。一時期、サウスブロンクスに住んでたらしい。(ヨハネスブルク説あり)
中学生~高校生
公立校へ進学。ここでも家計を支えるべくバイト漬けの日々を送ったらしい。夏休みをアゼルバイジャンで過ごしたらしい。(武蔵境説あり)
社会人
高校卒業後、着ぐるみショーやスタント、MC、ボイラー技師、ハンバーガー屋、運送会社、講談師、マジシャン、傭兵など職を転々としたらしい。
野球なら左投げ右打ち。右翼手。
サッカーならゴールキーパー。
航空機ならヘリコプター。
公称17歳、実際は29歳。
好物は苺ショート?
呑み会で速攻寝オチするタイプ?
※作打ち
【作打ち=作画打ち合わせ】
アニメーターと演出家による打ち合わせですが、当然の如くこの場に脚本家はいません
今回の脚本を担当された横手美智子さんがどのようにして今回の会話を書かれたのか解りませんが、とても素晴らしい脚本だと思いますb
8’ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
まずもちろんですが普通に面白い作品です。
そしてなぜこのようなタイトルを付けたかというとこれを見ることでアニメ制作の大変さを垣間見ることが出来るからです。
これを見ておけば多少作画が荒れても、総集編となっても楽しめるので
アニメ見始めた人は絶対に見ておくべきだと自分は思います
はるしおん☆ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
でもね、キャラ名をほとんど覚えてないんだよね
小笠原さんのほうがまだ覚えてるぐらい
メインの5人については名前も正直さだかじゃない。
ストーリーとしてはアニメの現場を描いたもの
漫画で言えば漫画道!みたいな立ち位置なんだろうか
むしろ教材漫画として見るなら★は5しかつけられないのだけれど…
アニメとして見た時に展開については大体予想がつくしその通りに進む。
ご都合主義な部分もかなりあって
そのわりにご都合通り(アニメの展開として)なトラブルもかなりあって
恐らく現場としてはよくあることなのだろうけどそれを誇張しすぎたせいでチープな展開になってしまっていたと思う。
だから酸いも甘いもという意味で教材アニメとしては★5つ
リアリティやアニメとしての面白さとしては何となく物足りなさを感じてしまった。
うん、でもよかった。良かったよ。
良いアニメだから見て損はないし
これから見るアニメの背景や動きやちょっとした表情など
そんな些細なことをどうやってやってるんだろう
ここは3Dかな?うまくなじませてるな、背景これ水彩じゃないじゃないか!
なんてより深いアニメの楽しみ方を教えてくれるアニメだった。
素敵なアニメですよ
有難う。
じぇりー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
いつか一緒に自分たちのオリジナルアニメを作る夢を胸に、それぞれの分野でアニメ業界に進んだ新人ガールズのお仕事ストーリー。
関係者ではないので断言はできないが、恐らくかなりアニメ業界をリアルに描いた作品なのではないだろうか。
そんな特殊な世界を描いてはいるものの、主人公が「制作デスク」という、主に関係各所の調整を行う部門に所属しているため、誰でもとっつきやすい視点で描かれていることが特徴の作品。
故に、ストーリー全体を通して言えることは、社会人経験のある人が見れば、誰もが経験したことがあるような胃の痛くなるシーンやセリフが多いということ。結構リアルなので、グサグサ胸に刺さる。
「夢を追いかける事の素晴らしさ」を単純に美談にしたストーリーではなく、「現実の厳しさ」をしっかりと描いた点は非常に良いと思う。
しかも、視聴者の中には実際にアニメ業界を夢見て目指している人も少なくはないと思われるので、そんな人たちに対しても業界特有の厳しさはもちろんのこと、それ以前に世間一般の社会の荒波が例外なく存在する事を明示している。この点は非常に好感がもてる。
私は特に、メインキャラの一人であるGCクリエイターのみーちゃんが、{netabare}まだ新人であるにも関わらず、やりたい仕事ができないからと好条件の会社を辞めて転職先を探そうとする{/netabare}くだりが最も身につまされた。
アニメ業界を描くアニメということで、当然劇中作もあるし、なぜか頻繁にカーチェイスシーンなどが挟まったりもして、総じて作画は頑張っているなという印象。
…ただ、キャラデザにやや致命的な難を感じる。キャラの顔の見分けがつかないと感じるのは私だけだろうか。
特にヒロインたちを中心とした女性キャラの描き分けが殆どなされていないと感じる。私は、かろうじで髪型と髪色の違いでキャラクターの判別を行っていた。
皆同じ顔、同じ表情。OP映像の女子高生⇒現在の変遷も全く分からない。ただ制服から私服に変わっただけにしか見えないのだが。。。
女性キャラが同じに見えるというのは、何も外見に限った話ではない。
メイン5人は皆一様に「心優しく仲間思いで頑張り屋さん」という、いかにも応援してあげたくなるようなテンプレ的な「いい子」たち。
しかし総じて個性が薄い。「ザ・ヒロイン」という型に流し込んで作った5体に、専門分野を与えて見た目を少し変えただけ。何とも味気ない。
逆にサブキャラクターたちはアニメ向けに多少大げさなキャラ付けになっているとはいえ、社会人としては「いるいる」な人たちばかりで、その人間臭さがむしろ身近に感じられる。
ストーリー上、役回りとして他人の足を引っ張ったり輪を乱したりする人がいて、瞬間的にイラつくこともあるが、それも実はその人物なりの「仕事観」や「倫理観」にのっとってのものだったりする。
きっと自分に似た、あるいはお気に入りのキャラクターに出会えるのではないだろうか。
小学生たちが工場へ社会科見学へ行くよろしく、アニメ好きの我々が作品が出来上がっていく過程を知るのに、これ以上最適なツールはないだろう。
日頃からお世話になっている製品の製造現場を覗く、という名目だけであったとしても、本作品を見る価値は十分にあると思う。
変な話、万策尽きた事のある大人にこそおススメしたい作品。
筒井筒 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
よーぷ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
P.A.WORKS制作のオリジナルテレビアニメ作品。
高校生の時にアニメ部でアニメを自主制作し、将来5人でアニメ作品を作ろうと誓いあった5人を中心とした、アニメ制作の仕事と夢をテーマにした物語です。
見る前は、アニメ制作について、ほとんど知識がなかったのですが、
アニメがこんな風に出来ているんだという基本的なことと、それぞれの立場での想いやポイントの説明もあって、
好きなアニメの裏側が知れる面白みがありました。
これから見るアニメの見方、思い入れが変わると思います!
さすが、自分たちの専門!
主役5人が夢をおいかけて、最初は頼りなかったのが、悩み成長をしていく姿も、見てて元気になれるし、自分の仕事への情熱も思い出させてくれます。
また、キャラクター人数は多いのですが、それぞれに個性や想いがしっかりとあり、それぞれの人間関係も人間味があって面白かったです。
悪く言うとクセありすぎてダメ人間的な人や、
クセあってももかっこいい一面を持っていたり、
まともそうだけどちょっとクセあったり、こだわりあったり、
しっかりとかわいい女性もいて、時には笑わせてもらって、
それぞれの人が引き立っていました!
個人的には声優の山岡ゆりさんの矢野エリカが、声も性格もすごく惹かれました。強めではあるけれども、包み込むような優しさや思いやりがなんとも惹かれます。
最後の
{netabare}ずかちゃんが声優やっている時は本当に感動したし、
5人が同じアニメに携わっているというのも、感動的でした。
それ以外にも、アニメへの情熱を表す監督のシーンや本田さんと監督の深い繋がり、えまちゃんを思いやる先輩方の温かい見守りとアドバイス{/netabare}
など、随所に人の情熱と思いやり、 チームでこの世にない作品を作る素晴らしさを味わえて、感動できる仕事の物語でした!
今まで見たアニメで一番良かったです!
{netabare}太郎や平岡などちょっとイラっとすることはありますが、うまくいかないことと最終的には上手くいってハッピーな部分もバランスが良かったと思います {/netabare}
ひーくん さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
cabinmild さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
花咲くいろはに続く、P.A.WORKS「働く女の子シリーズ」の第二弾。
かなり面白かったです。
開始4分「ドンドンドーナツどんと行こう!」のところで、日常系萌えアニメかと思って折れかけましたが、視聴続けてよかった。
主人公ら新人の成長を軸として、アニメ制作現場の仕事の魅力を濃密に描いた傑作です。
比較で言えば、花咲くいろはが各登場人物の個人的な悩みが中心であったのに対し、本作はあくまで仕事への向き合い方をメインテーマに据えています。いろはよりもターゲット年齢層がやや高めな印象です。
主人公の宮森あおいはアニメ制作会社「武蔵野アニメーション」の”制作進行”という立場。各種スタッフの手配やスケジュール管理、その他雑用なんでもやる仕事です。テレビならAD、CM制作会社ならPMが近い。何となくイメージがつきやすいアニメーターや脚本家ではなく、制作進行を主役に据えたところに真剣に業界を描くぞという気概が垣間見えます。
自分たちの仕事を描いているだけあって、密度が濃い。各スタッフの仕事に対する矜持や葛藤がリアルに感じられました。個人的には特に16話がお気に入り。ラストの演出もニクく、思わずウルッときました。
一方で表現はコメディチックですので、軽い心持ちで視聴できます。極端な鬱展開になることもありません。キャラクターも女の子多めでカワイイです。
※余談ですが、実際のアニメ制作会社でも女性スタッフの割合は今とても高いそうです。実写映像の世界との違いを感じ意外でした。
結論、元気をもらいたいときにオススメの一作です。もっと泥臭くてキツイ部分も如実に描いたドキュメンタリーテイストな作品を求めている方には物足らないかもしれませんが、そういうときはプロジェクトXかプロフェッショナルがオススメです(笑)
GJ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
仕事で悩んだとき、疲れたとき、上手くいかないときに見ると明日からまた頑張ろう、と思えるアニメ。
はじめはキャラが多すぎて混乱しますが、中盤からメインキャラが絞られて覚えられました。
とりあえず女の子は全員かわいかった…
アニメ制作アニメだけあって終始安定の作画。P.Aの誇る『花咲くいろは』と並ぶお仕事アニメの最高峰!
J さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ただの社畜アニメかと思ったらなかなか感動させられた
23話がいい話で泣けた。
グッとくるシーンが結構あったと思う
感動出来るし、キャラが可愛い、今までみてきたアニメの中でも上位に入りそう
{netabare}5人共別々の職業だけど業界は同じで5人でアニメを作ることを夢見てそれぞれが頑張ってて少し違う形だけれどその夢がかなっててそういうところもいいと思った。{/netabare}
劇場版の制作が決まっているみたいなので今後も注目していきたい
ノレイ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アニヲタでも裏方に興味がある人、将来声優や制作会社で働きたい人などが楽しめるような作品になっています。
確かに個々が目的に向かって一生懸命だし一種のドキュメントなのかもしれませんが私のような
《アニメの内容にしか興味のない人》
にはイマイチピンときません。。(-。-;
泣けるわけでもなく、山あり谷ありでもなく、熱い展開があるわけでもなく、切ない気持ちになれる訳でもない。
アニメに求めているものが違うと思うのですがこれは私が見たいアニメではなかったです。
私は評価を聞いて一気にレンタルしてしまったので最後まで見ましたが最初の2話の時点で聞きなれない言葉が飛び交うので苦痛でした。
世の中アニメ制作会社に携わりたい人、詳しい人は沢山いますよね。
その人たちのためのアニメだと思いました。
とりあえず次から次へと気になる、ワクワクするような作品ではないので3話くらい見てダメなら最後までそのテンポなので切ることをお勧めします。
ロリルス さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
良い点:
1.画風がとてもかわいい。特に古いアニメを漁ってるわしに対して莫大の眼福である。宮森は見ればみるほどキュンとくる。特に顔や体のライン。紗霧ちゃん以来俺をこう思わせたキャラクターだった。絵麻は柔らかいふわふわのボイス、黒髪、お下げ、顔芸、かわいいリアクションなどなど個人的な一番タイプです。
2.声優陣豪華。茅野愛衣、中原麻衣、金元寿子、小林裕介、福島潤、田村ゆかり、 高橋李依さんなどもともと好きな声優さんいっぱいいました!今作を機に好きになった声優さんは木村珠莉、佳村はるか、檜山修之、山岡ゆりさん。
3.気に入ったシーンがたくさん。模写します!
4.作品前半のopと後半のedが好き!
5. {netabare} 23話で坂木しずかが「今私、少しだけ夢に近づきました」とアフレコのシーンマジで泣いた! {/netabare}宮森としずかの表情の豊富さに感嘆し、カットの生々しさに感服したわ。まじで神業!連なれて泣いちゃった。
好きじゃない点:
1.ミムジー&ロロはいやねー。プラスどころか、違和感のマイナスが出てくる!とりあえずウザすぎ!
2.いくつかシュールなシーンに違和感を感じる。アニメに興味持ってアニメ業界を知りたいという気持ち初めて持ってたんだが、 {netabare} ドリフトのシーンや作中のアニメキャラクターが顕現するシーン{/netabare}などになんとなく冷めちゃった。
3.平岡大輔というキャラ気に入らない。マジ害虫!作品の雰囲気を壊しちまったじゃねぇか?
4.後半のedカットが雑。経費不足ように見える。
感想:自分はアニメが好きで声優や絵師になりたいという気持ちは正味ある。あるけど、自分はシフト制の仕事で養成所に通うには不便だな、根暗な性格はだめかな、本当に万人の前で話せるかといろいろ悩んちゃってる。売れっ子はほんの一握りにすぎないんだし、ダメだった場合、しずかちゃんのようにバイトで食べていくしかない。やはり人生儚き苦しいものだもんな!
ヒナ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
Mamo さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:----
アニメ製作会社がアニメを完成させるまでの過程をリアリティ抜群に、そしてドラマチックに描いた名作。
アニメ業界の楽しい面や、仕事がキツイところ・ブラックなところまでも充実に描いていて、よくこの膨大な内容が2クールに収まったな、というのが率直な感想です。
あれだけ沢山いるキャラクター達の見せ場、、会心と成長をたった2クールで描き切ったのは、神の所業としか言いようがありません。
アニメ業界のそれぞれ職業の紹介も物語に沿って精密にできていて、その仕事に就いて楽しいところ・苦労するところもちゃんと表現しているのも素晴らしいです。
自分はまだ子供ですが、これを見て私はアニメ業界に入ろうと思いました。まさに、自分の人生を変えた作品です。
もし将来壁にぶつかった時は、どんどんドーナツどーんと行こう!ですね。
Hanyaaaan さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
表題の件、アニメとしては全然万策尽きてませんwww
アニメ業界ってこんなんなのかーと思いながら楽しく観ました。
ドーナツと七福神はあまり関係なかったけど、みんなそれぞれ見せ場があって
自分の中では人に薦めたいアニメになりましたよ。
この作品を見て、水島 努監督繋がりでガルパンにたどり着きました。
どっちも好きな作品です。
三女アニメ化きぼん。
くろる さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
是正 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:----
全話面白くアプローチ様々。
多種多様な人が多種多様な目標技術夢を持って働くアニメ業界を描いた名作。
同時に余りにも過酷な労働環境という現実もコミカルかつ重厚に描いており、見て損する事は無いと思う。
聖剣 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
予てより
ある一つのことを理由に視聴を拒んできていた作品。
それは『顔が同じ』
公言してきた為か
あにこれ内で親しくさせてもらっている方々から
熱心に進められることが少なくない。
「最初の5分を我慢すれば…」とか
「ドンドンドーナツを耐えれば…」とか
具体的な指導もいただいていた。
多くの好意に対して
そこまで頑なに拒む必然性はどこにもない。
これが一部の趣向に偏った作品でないことくらい凡そ検討はついている。
思い起こせば、
リアタイ放送中はスルーしていたが
2クールとあって、なにかと目にする機会が多くなり
多少気になっていた。
それほど話題になるのならと、意を決して見た第1話。
実際どれほどの時間を視聴に費やしたか覚えていないが、
少なくとも第1話のEDには到達していない。
覚えているのは
数名が煩雑な部屋の中で、
カメラ目線で顔がアップにされたように記憶している。
その後まもなく画面を暗転し、第1次視聴計画の頓挫が決定した。
さて
改めて第1話をみてビックリした。
そう、私はかつて視聴に臨み、そして断念したそのタイミング。
視聴開始後わずか24秒(笑)
「最初の5分」をはるかに凌ぐ秒殺!
また「ドンドンドーナツ」すら見ていなかったという事実に!!
(↑30秒付近で登場)
まぁ、
とりあえず今回は、無事第1話を見終えたので
継続して見ることをここに宣言しておきます。
【視聴後、一言】
{netabare}鼻くらい書こうよ!!
{netabare}も少し丁寧に
まず、
登場するキャラクターは
大きく二分されていて
アニメオリジナルキャラと実在の人物をモデルとしたキャラがいることは明白
このモデルキャラは
容姿のかなりの部分を似せて描かれているようで
その仕草や言動、その人ならではの趣向をもトレースされていると思われる。
一方、オリキャラは
その表情や髪型、(髪の色等)配色によって他のキャラと差別化され、初めて確立しているように感じる。
極めてアニメ的な表現を施されていると言って良い
つまり
モデルキャラの現実味のある所作に対し、
オリキャラの架空の存在が違和感にしか映らず
終始そこばかり気になってしまって、どうも居心地が悪い
100歩譲って
オリキャラの存在があることで
アニメらしいケレン味を補完する重要な役割を認めたとして、
『鼻』
これが表現されていないだけで
人物の顔の表現がイッキに平坦になり、感情が単調に陥っている
おかげさまで
登場人物の誰一人として感情移入できず
ただただドタバタした現場の雰囲気のみを感じる
アニメ制作の教育アニメとして認識いたしましたとさ
{/netabare}{/netabare}
れむくん さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
普段は面白いとか面白くないとか感じながら見てるけど、アニメってこんな普通にして作られてるんだなって驚きました
木村天祐 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アニメ業界で働く人たちの仕事を描いたアニメです。結構リアルですね。
そもそもこれ描いてるのが、同業ですから内容は身を持って知っているわけです。
恐らく今後アニメ業界を描くアニメが出ても、これを超えるアニメは出ないでしょうね。
キャラは結構可愛く描けて視聴者に合わせてますが、勘違いしてみると痛い目見ます。
お仕事にやる気がすっごいあって、夢も希望もいっぱい!なんて作品を崖から突き落とした作品です。
社会人は見ていてつらいし面白くないかもしれませんが、良い作品なのは間違いないので、私はオススメします。
ポトフの味噌煮 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
何回見たかわからんくらいに見たので、冷静に評価できないと思います。
なので。
とにかく面白い。
見てくれ。
とだけ書いておきます。
一つ付け加えるなら。
それまで「あ、俺アニメ好きっす」と語っておきながら、アニメ制作に関わるスタッフのことをあんまりわかっていませんでした。
制作進行。
作画監督。
撮影。
演出。
特にこの辺の方々のお仕事についてはほとんど無知識でした。
アニメ制作に関わる全てのスタッフにスポットライトを当てただけでも偉い。
劇場版、楽しみにしてます。
コタリヌ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
まゆげ@ さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニメ制作の会社のお仕事アニメです。
お仕事もののアニメで一番気に入っている作品です。
2クールで物語の流れ的には大きく2つに分かれていて、
主人公とその仲間たちの成長を感じることができます。
余談ですが、アニメの中で制作していたアニメがOVAで出ています。
気になる方はそちらも観ることをお勧めします。
えりりん908 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
ちょっと私には無理でした。
アニメで癒されたいと思ってるのに、
見てて自分の仕事のことが気になって緊張して来ちゃいます。
業界は違いますけど、クリエイターやディレクターとかかわるお仕事だと、
くつろげないです(>_<)
ひつまぶし さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
劇場版が決定したということで久しぶりに観たくなって見返しました
いやぁ、やっぱり面白い!
ピンチを乗り越えたと思ったらまた別のピンチ…みたいな疾走感というか何というかが楽しいから2クールやってもダレない
むさにはすごくいいチームだなあ
あと、矢野さんいい!言い方はきついところあるけど冷静なアドバイスくれるし、優しく見守ってくれるし、すごく頼りになる先輩
{netabare}いなくなるとよりその存在の大切さが痛感される…{/netabare}
こういう先輩・上司がほしいし、目指したい
それからなにより最大のハイライトはずかちゃんの{netabare}「今わたし、少しだけ、夢に近づきました。」{/netabare}
5人でがっつりアニメ制作できますように
アニメの制作側を覗くことでアニメ全般がより好きになれるアニメです
「万策尽きてない!!」
REI さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
本当にアニメ製作にかかわった人は色々言い分はあると思いますが、
特に雑誌の編集者の方は(^_^;))
でも、フィクションですからアニメはどんなジャンルでも
作品はアニメ制作の裏側が見られてとても面白いと思います。
劇中劇の劇中歌もいいですね
お仕事アニメ、水島努監督作品を見たい方は是非!
全てのアニメ製作者に感謝を!
ヒロウミ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
祝!劇場版制作決定!
到達点はまだまだ経由地点。これからが私たちの生きる道。な物語。
酷評レビューなどで良いところを見つけれない度にこの作品をよく見ます。アニメ制作する人たちの思いがどのように形を作っていくのかちゃんと思い出すために。まぁ、それでもレビューとは言えた物じゃない、思った事を書いちゃう小学生の感想文スタイルは変えませんけど!お付き合いをいつもありがとうございます!
アニメ制作現場のよくある話しに例えられてるのだけども私にとってはどの仕事をしていても当てはまるバイブルのような作品。
小気味良いテンポのセリフやギャク、物語の展開が2クールの長丁場を感じさせない爽快な作品。色々なアニメ等の作品の元ネタ探しなどはマニアな人から見れば考察作品としても面白いのかもです。
私はあまりアニメや制作会社やその業界を知らないのですが社会人にとって必要だったり上手く立ち回るコツなどがセリフの中にたくさん散りばめられていて自分の仕事を再考するきっかけになります。クリエイターではなくネゴシエーターなのですが。だからこそ信頼関係、人間関係が多分に描写されたこの作品は見ていて本当に面白い。
物語が破綻していないし関わる人物皆に色と動きがあり感情が伝わる描写が丁寧で声優さんたちのハマりもとても良いものです。中の人調べてたらすごい豪華な顔ぶれ。ただの萌え作品を演じているときのものと大違いで今さら色々気付くことができました。やはり声優さん、スゴいね。
その破綻しない物語として大前提に皆が「いい人」じゃないと不可能なものなのだろうが、こんなステキな顔ぶれの会社であればブラックな労働環境でも是非働きたい。仕事は喜びこそ見つからないならばする意味は無いと思ってるので。生活の為にある程度稼げても趣味をしても8時間程度、1日の1/3の時間を費やす意義は大してないですしね。今の仕事嫌いじゃないが負けないから面白味が無い。本気で転職と転居を考え始めましたよ。ちなみに落合のセリフの「アニメ業界基本善人」は本当なんですかね?
「プル天」や「政治的キャスティングはプラスにならない」など色々元ネタを調べたいのは山々だが深い考察なぞ私にはできないので置いといて、毎度のことながら23話のズカちゃんのアフレコシーンは感動しちゃう。エマっちがそのセリフを聞いて泣いちゃうシーンももらい泣きしちゃいますがこの成長ストーリーもやっぱり良いんですよねぇ。ちょいちょいあるガルパン色もまた良い感じです。劇場版チョー楽しみ!
人は生きている。その歓びを見つけたいのであれば到達点を見いだすこと。もちろんそれは経由地でありまだまだ先を見るのは早すぎるが、その経由地すら見えないフリをするのはそろそろ止めても良いのかもしれない。自分で自分を幸せにするために。
そー言えば金髪ツインテールで好きなのは英梨々と落合さんだわ!落合さんエロいっす!
【以下過去レビュー】
{netabare}
働く女の子第2弾!アニメ制作会社の日常物語。
2つのアニメ作品の制作に色々関わり少しずつ成長していく姿をメインにしているストーリーだけど関わる多くの登場人物のほぼ全員がちゃんと活かされた物語です。2クールと長い作品ではあるけども多い登場人物が入れ替り立ち替わり絡みまくってるんでダレないストーリーでした。時々「なんでやねん!ありえんやろっ!」で突っ込みたくなる小さなギャグがあるのだが媚びてなく素直に面白い。しかもその小さいギャグを本気で描写してるようにも感じたり2周目目でも序盤のタカナシのだらしなさに若干萎える。んでも結局どんどん物語に引っ張られて1周目と同じラスト2話は胸が熱くなりました。
作画もしっかりしており女の子がカワイイのは当たり前だが男性キャラクターも良い感じ。キャラクターデザインも感情描写もさすがのP.A.WORKSクオリティー!本当にやたら多い登場人物も名前は覚えれないにしても役割は覚えれる作りをしてます。
この作品であればアニメを見る人=アニオタと勘違いしている女の子でも楽しめる作品でしょう。完全に作品に対するエコヒイキですが。まぁアニメ業界に対して無知なんで特に面白く感じたのかもですね。働く女の子シリーズ第2弾なんですけど第1弾の花咲いろはって働く女の子の物語には感じなかったんですよね。
ただこの後に見る作品に悩むんですよね。前はハイスクールD&Dで1クールが地獄で2期に手を出せなかった(今も見てない)。今回は中断しているこの中に1人妹がいるで後遺症を残さないようにしよう。{/netabare}
うどんこ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
SHIROBAKOのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
SHIROBAKOのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
水島努とP.A.WORKSによる新作オリジナルTVアニメ。
5人の夢を追う女の子を中心に白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語になる。(TVアニメ動画『SHIROBAKO』のwikipedia・公式サイト等参照)
木村珠莉、佳村はるか、千菅春香、髙野麻美、大和田仁美、西地修哉、松岡禎丞、山岡ゆり、吉野裕行、茅野愛衣、松風雅也、中原麻衣
原作:武蔵野アニメーション、キャラクター原案:ぽんかん⑧、 監督:水島努、シリーズ構成:横手美智子、アニメーションキャラクターデザイン:関口可奈味、美術監督:竹田悠介/垣堺司、色彩設計:井上佳津枝、3D監督:菅生和也、撮影監督:梶原幸代、特殊効果:加藤千恵、編集:高橋歩、音楽:浜口史郎、音楽制作:イマジン、プロデュース:インフィニット
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ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年冬アニメ
神奈川県、金沢百景。風光明媚なその地で学生生活を送る少年、北条文太郎には、将来の夢がなかった。やりたいことを見つけられない、そんな焦りを抱き始めていたある日、彼はミステリアスな同級生の少女から、一緒にゲームを作らないかと持ちかけられる。その提案に、初めて何かを成し遂げることが...
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放送時期:2020年冬アニメ
高校1年生の浅草みどりは、アニメーションは「設定が命」と力説するほどのアニメ好き。スケッチブックに様々なアイディアを描き貯めながらも、1人では行動できないとアニメ制作への一歩を踏み出せずにいた。そんな浅草の才能に、プロデューサー気質の金森さやかはいち早く気づいていた。さらに、同...
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放送時期:2017年春アニメ
主人公、木春由乃(こはるよしの)は、田舎から上京し短大の卒業を間近に控えた、いわゆる普通の20歳の女の子。 東京には何でもあって、きっと特別な何かになれるのではないかと夢みて、30社以上の面接を受けるも、未だに内定はない。銀行の残高は920円。このままでは、田舎帰って普通のおばさんに...
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放送時期:2014年秋アニメ
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める。 傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始める。
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放送時期:2014年秋アニメ
水島努とP.A.WORKSによる新作オリジナルTVアニメ。 5人の夢を追う女の子を中心に白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語になる。
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放送時期:2014年秋アニメ
主人公・可児江西也は、転校してきた謎の美少女・千斗いすずから、いきなりマスケット銃を突きつけられ、デートの誘いを承諾させられた。いすずに連れられやってきた場所、そこはダメ遊園地として悪名高い甘城ブリリアントパーク(甘ブリ)だった。
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放送時期:2014年秋アニメ
日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡る戦争に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。魔術を習うもその...
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放送時期:2014年秋アニメ
システムが正義を下し、銃が人を裁く近未来。 銃の射手として犯罪者を追う刑事たち。 システムを逸脱する犯罪に直面したとき、果たして── 人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった近未来。人々はこの測定値を「PSYCHO-PASS (サイコパス)」の俗称で呼び、その数値...
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放送時期:2014年秋アニメ
──その学園は、少女達の果樹園だった。 外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。 守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、 その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。 そして少年は、その学園で少女達と出会...
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放送時期:2014年秋アニメ
ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。寄生後も見た目は人間そっくりに擬態する、彼ら「パラサイト」は、高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛...
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放送時期:2014年秋アニメ
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。絶大なる魔力を有し、人々から敬われ、時に恐れられる存在<聖騎士>に守られた『リオネス王国』。王国の王女エリザベスは、たった一人国を離れ、 ある者たちを探す旅に出ていた。それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切...
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放送時期:2014年秋アニメ
神世紀300年─── 始まる”勇者部”活動!? 結城友奈は中学2年生。毎日学校へと通い、たくさんの友達に囲まれながら授業を受けたり、部活動をしたり、遊んだりと、平穏に過ごしている。その生活スケジュールは、どこにでもいるごくふつうの女の子。 だがたった1つ、他の子たちとは決定的に違う部分...
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放送時期:2014年秋アニメ
俺を含めた文芸部の五人は半年前、とてつもない能力に目覚めた。 そして壮大なる学園異能バトルの世界へ足を踏み入れ――なかった! ? 「なんも起きねえのかよ! 」 異能に覚醒してみたものの、日常は完全無欠に平和だ。 世界を滅ぼす秘密機関などない! 異能戦争もない! 勇者も魔王もいやしないっ! だか...