当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「プラスティック・メモリーズ(TVアニメ動画)」

総合得点
84.5
感想・評価
2348
棚に入れた
11069
ランキング
282
★★★★☆ 3.9 (2348)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

プラスティック・メモリーズの感想・評価はどうでしたか?

かとー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

感情移入できなかった。

途中で断念。
ストーリーもキャラも展開も全然ワクワクしなかった。合わなかったです。

投稿 : 2021/09/20
閲覧 : 317
サンキュー:

3

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何でこんなに評価か

すごく感動した、評価があまりに低いのでちょっと驚いたけど、まぁ評価の仕方は人それぞれなのでそれはよいのですが、とにかく1話1話が重いf(^_^)
それがたまらなく良い❗
あとedとopがが良い、見たことない人は一見の価値ありだと思います。

と前にレビューしましたがあまりにも酷いレビューをしている人がいるので一言!
後5年にもう1回見てみよう!まだまだ若いんだよ!
という事で(笑)


泣きたい時に見れば泣けるようなアニメだと思う

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 589
サンキュー:

14

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

だって、一話目の最初のセリフから・・・

ラブコメです。
ギャクです。しかもコテコテ。
アンドロイドなのにタンコブできます。

ですが・・・、

これは、話が重くなりすぎないためにあるんだと思います。

だって、一話目の最初のセリフから・・・、
この後、どのような事が起きていくのかが分かます。
分かっていながら見続けなければいけないんです。
ギャグがないと重すぎて辛すぎます。

この物語は、見た目も心も人間と区別できないぐらいのアンドロイドが、
人間と一緒に普通に生活をしている世界です。
当然、家族同然であり、普通に友達です。
しかし、アンドロイドは、工業製品。
決められた耐用年数(使用期限)が決まっています。
つまり、寿命が決まっています。
しかも、何月何日までと具体的に。

残された時間は、一緒に暮らす人間もアンドロイド当人も知っています。
これが、意味するところは・・・。

この物語は、タイトルにあるようにメモリーズ=「思い出」がテーマです。

普通の人なら、一緒に日々を過ごせば、あるのが当然の思い出。
結果として残っているのが当たり前と思っているものが思い出。

しかし、その当たり前のことについて、あらためて考えさせられます。
残り時間と言う期限があるからこそ、その尊さに気づかされます。
思い出を作れる(残せる)のは、今、この瞬間しかない、
そんなことを気づかさせてくれる物語でした。

投稿 : 2021/08/19
閲覧 : 351
サンキュー:

10

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アンドロイドは可愛い

だけどそれだけですね。
もっと深い話を期待していましたが、
よくある平凡なラブコメでした。
終わり方も安直で凡庸、涙のかけらも出ませんでした。
1話は凄い良かったんですが、後が全く続きませんでした。

投稿 : 2021/08/17
閲覧 : 235
サンキュー:

2

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

違ったアプローチもあったかと、、、

限られた寿命のロボットと人間が恋に落ちるお話。
断念していたが最後まで完走。

主人公とヒロインの関係がメインになっていくので、設定が妄想なだけのラブコメと化しているのは個人的にもったいない。
ソウタとマーシャの回がとても斬新だったので、設定の方がメインになっていたらいくらでも面白くできたのだろう。

キャラ絵は良いが髪の辺りとかわざとプラスチック感出していたのだろうか気になる。
登場人物全てが愛すべきキャラばかりなので、嫌な気持ちになる事なく観る事ができる。大小問わず悪人を作る事で対にあたるキャラを際立たせる手法が圧倒的に多い中でこれはすごい。

声優もみんないい味出してる。豊口めぐみはこういう役やるとハマるなあと改めて感じたし、津田健次郎の何やっても外さないところもすごい。

投稿 : 2021/07/26
閲覧 : 285
サンキュー:

4

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

奇をてらわなくても

キャラクターが魅力的で絵も綺麗。
物語は多少の既視感はありますが、面白いと思います。
ゆったりと、とても優しい時間が流れる中で徐々に迫るタイムリミット。
奇跡は起こるのでしょうか?

ぶっ飛んだお話以外受け付けません!という方以外にはオススメ出来ます。

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 362
サンキュー:

9

ネタバレ

ぼたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

物足りない

アンドロイドが人間社会に普及してる世界。
アンドロイドには寿命があってそれが10年弱。主人公は寿命間近のそれらを回収する会社に務める。メインヒロインは相棒のアンドロイドの女の子、期限付きの二人の関係を描くストーリー。

全体通して展開がぬるい。
相棒の女の子が無能ちゃんで回収屋の業務がうまくいかないんだけど、気づけばなんか解決してましたみたいなパターンが多い。
主人公とその女の子が仲良くなる過程もとんとん拍子でたいしたドラマがない。本格的に付き合いだした後も特に盛り上がりはない。インスタで他人の恋人との投稿を見てるような感じ。
最後の別れも予想通りの展開で、それ自体はいい。ただ二人が割とすんなり受け入れちゃってるもんだからいまいち感動がない。

他の登場人物もいい人たちなんだけど、そんなに絡んでこない。訳知り顔の先輩女上司も、主人公の事を好きっぽいツンデレ女の子も、過去にいろいろあったのはわかるんだけど最終的にはそこまで重要な役回りじゃなくて拍子抜け。

個人的に一番肩透かしだったのが、メインヒロインが回収時に必ず言ってる「もういちど巡り合えますように」っていう言葉。多分この物語のテーマ。にもかかわらず、エピローグでは彼女との再会を匂わせるだけになってるところ。そこは彼女を登場させて良いだろ。なんなら奇跡が起きて主人公のこと覚えてましたってくらいでもいい、メモリーズっつってんだからね。
そこまでがご都合主義的なのに最後はぼやかす意味が分からん、中途半端。

ツッコミどころも多い。回収時にトラブルになってるけど買う時に期限の説明受けてないの?とか、期限過ぎると暴走するとかやばすぎん?とか、アンドロイドには成長がないのになんでトレーニングルームがあるの?とか。

そもそもメインヒロインがあんま魅力ない。なんで無能設定にした?特にその後の展開に活きてないし性格も内向的だからギャップ萌えってわけでもない。


作画もいいし、声優もいいとこ使っててアニメーションとしての出来はいい。でも内容は…物足りない。回想に頼りすぎて感情移入できない。もっと現在の目線ではっきり山場とかドロッとした展開が欲しい。
あえて見る必要もない凡作。

投稿 : 2021/06/16
閲覧 : 304
サンキュー:

2

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好き

大切な人と、いつかまた巡り合うように…
今思い出す時、心が泣いている。
一話で「again & again」曲は本当に好きだ。超…!お婆さんと孫の物語がいい。

投稿 : 2021/06/06
閲覧 : 305
サンキュー:

4

ラダカンーリグ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

結末が予想できても泣いちゃう。そしてアイラ可愛い!

アイラがギフティアであるという所から最終話までの流れがなんとなく分かってしまいます笑。けど、むしろ結末が予想しやすいが故に、より物語に感情移入しながら観ることができたのかなぁと感じました。最終話ではめっちゃ泣きましたね。

あと、なんといってもアイラが可愛いのかまたこのアニメの魅力ですよね。アイラ好きすぎてスマホのトプ画にしちゃいました笑。

あまり世間では知られていない気もするけどとても泣ける感動恋愛アニメでしたね。私は1話から泣いてしまいました笑。泣きアニメを観たい時に観るといいですね!。また、世界観も分かりやすく、内容に入りこみやすいのでアニメ初心者の方にもおすすめです。

投稿 : 2021/05/31
閲覧 : 283
サンキュー:

10

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オチは誰でもわかります。だから、いいんです。

 オチを見るために見るアニメではないです。そんなことは1話で誰でもわかります。正直、観覧車に向かうところで終わってもいいくらいです。オチが読めるアニメなんて、いくらでもあります。

 次々アンドロイドが破たんしてゆくわけです。何をしても。なんとかならないのか、ひょっとしたら…しかし、それがかなわない絶望、苦しみ。その過程、時間経過が重要だと思います。主人公に感情移入してもよし、物語の傍観者でもよし、そして、ヒロインの気持ちになるもよし。

{netabare} 結果論だけみると「平凡」な作品でも、ヒロインのかわいらしさが、愛情が、苦悩する経過が、そして、人の心…かどうかわかりませんが、何かを持ったわけです。そして諦めと、幸せを知って消えていったヒロインの気持ち。最後は心が通って良かったな。でも、悲しい、悲しすぎる別れ。

 告白されてから最後の時間までヒロインが何を考えているのだろう、最後に日常を過ごした2人はどういう気持ちだったんだろう、と想像できない、何も思えないなら、時間の無駄です。
 でも、その気持ちを想像し、何年かたってこうやって思い出すだけでも切なくなれるなら、見てよかった時間、になるんだと思います。{/netabare}

 実は私、見返したこと、ありません。2回見るには辛すぎます。場面場面を思い出すだけです。それでも泣いてしまいます。

 オチがああだったから、批判されるのもわかります。だって、なんとかしたかったですよね。アイラちゃん。

 最後に記憶の移植という手もありますが、これは記憶のコピー先は同一人物か、問題もありますので、必ずしも解決ではありません。(詳しくは確かSAOのアリシゼーションの冒頭で分かりやすく説明しています。SFの大問題です)。
 追記します、われわれは記憶のコピーという場合、カットアンドペーストを想像します。つまり、記憶が移植できるようなイメージです。ですが、実際の操作はコピーアンドペーストのあとオリジナルを消すという操作です。
 コピーすることで、ある段階で2人同じ記憶を持つアンドロイドが生まれます。そして、元のアンドロイドが死ねば、残った人の側から見れば、まるで継続した人格と記憶を持つ元のアンドロイドがいるように感じるわけですが、実際は、元のアンドロイドは死んでいるわけで、この死んだアンドロイドの悲しみや人格の喪失といった問題は何も解決していません。

 なにより、記憶の移植ができるなら、この物語は成立しないので、考える必要がなさそうです。

投稿 : 2021/05/26
閲覧 : 292
サンキュー:

5

ネタバレ

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

う~ん、なるほど。塩ラーメンとは言いえて妙。

悲恋系。
個人的には恋愛の話よりも、人とのつながりやAIとのつながりを大切に日々を過ごそうみたいな話のほうが好みだったかも。

最終的には主人公がそのようなことをさらっと言ったりしているけど、
毎日を垂れ流すように過ごす主人公が、アイラとの出会いを通じて思い出や出会いを大切にしようと思い、生き方が変わった。
くらいまで描き切ってくれていると、もうちょっと深みが出たのかもしれないなあ。


いかんせん、塩ラーメンと言われるようで、
さっぱりしています。
個人的にはあんまり印象に残らないだろうなあという印象。

恋愛モノであれば何でもいいよ、という人にはお勧めだけど、
主人公の成長とかを求める人にはあまりおすすめできないかなあと。


<余談>
話は逸れるけど、このアニメを見ていて、人間って本当によくできていて、構造が謎だなあとか考えてしまいました。

本作に出てくるAIは決まった時間が来ると回収され、記憶が消えてしまう。
記憶データの容量というような説明があったような気がするが(なかったかもしれないけど)
多少経験の違いでデータ容量が変わって、容量がいっぱいになるのは早かったり遅かったり個体差が出るのではないのかな?とも思ったけど、
視覚映像や音声データなどすべてのデータを記録しているとすれば
そんなにデータ量にも著しく異なるというともなく、個体差で期間にばらつきはないのかもしれないなとも思ったり。

そんなわけで、新しいOSになった後も記憶の移植はなかなか難しいのかなと。
出来ても、すぐに容量いっぱいになってしまうのから。

そう考えると人間の脳ってすごいよね。
まだ解明されてないことがほとんどなんだろうけど。
神というか高次元の知能生命体が作ったのかはさておき
脳みそに記録されたことは思い出さない(出せない)ことも思い出せることもできるし、個別事例に関して受け取り方が違うという個体差がある。
人間は技術的に人間を作ることはできるのか(倫理的問題は考えないとして)というと、難しいんだろうなと思ったり。

人間ってすごい!!笑

投稿 : 2021/05/21
閲覧 : 217
サンキュー:

4

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1話がピーク

寿命が尽きたギフティア(AIを搭載したロボット)回収する仕事に従事する新米主人公のツカサが、寿命があと2か月のギフティアの少女アイラを仕事のパートナーとし、次第に思いを寄せていく…という、設定を聞くだけでお涙頂戴系なんだろうとわかるストーリー。
1話はギフティアと、ギフティアと共に生活する人のドラマを丁寧に描いており、ロボットとは言い切れぬ情のつながりを感じて感動しました。

しかし、話数が経ってくると、話の中心はツカサとアイラの関係へシフトしていきます。アイラと恋人関係になり、二人の時間を大切にしていこうと決意するツカサとアイラ、二人の時間はあとわずかしかないということはわかっていますので、まあ応援したい気持ちもなくは無いのですが、二人のSweetな時間が多いのが如何せん飽きます。
他人の手を絡めあうシーンを見ても何も思いませんので…

こういう設定だと、展開が最初から最後までまるわかりと言うのが辛いですよね。何をやってもバッドエンドに向かって二人の関係がイタイタしく感じてしまいます。観たことないけど、「世界の中心で愛を叫ぶ」なんかもそんな感じなのかなと思いました。
個人的には、アイラとはぐれた後のツカサと新しいギフティアの恋をみてみたいと思いました。

最終回は、一応後腐れのない別れみたいになったが、やはりアイラのことが忘れられないツカサはどことなくギフティアとの間に壁を作ってしまう。しかし、そんなことはお構いなしに入り込んでくる新ギフティア。二人の関係は…?
の方が私は断然萌えます
例えばその過程でアイラとの思い出をぽつぽつと回想していくとかなら、アイラとの別れのシーンもうるっときてしまったかもしれません。

決して悪い話ではないのでこのままでも楽しめる方は楽しめるでしょう。しかし、一個人の感想としては、パンチが足りなかったかなと感じました。

作画に関しては目をひくシーンこそないものの安定さを保っています。
キャラデザには、女性社員の制服がセーラーもどきの袖なしなので年齢的に無理がある&学生にしか見えないという残念な点もありますが、アイラちゃんが可愛いから水に流しましょうか

主題歌はOP・EDともに良曲でした。インパクトはありませんが身に染みるメロディで落ち着きます。

このアニメはゆったりとみられるのでとてもいい子守唄になりそうです。

投稿 : 2021/03/06
閲覧 : 409
サンキュー:

13

ネタバレ

シワーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

凡庸に思える

一定の時がたつと必ず甚大な問題が生じる、人間と見分けのつかないアンドロイドを、期限内にお客さんから回収する仕事についているのが主人公の少年。そのパートナーを務めるのはアンドロイドの少女。

第1回を見たときは、死別とそれを受けいれるという寓話としてみれば面白いかなと思い期待した。(そもそも設定はかなり無理がある{netabare} そんな恐ろしい暴走をするのなら最初から一定時間後に自動停止機能を付けてもらいたい{/netabare})前半はそこそこ面白いのだが、後半は主人公とパートナーの恋愛話になり、つまらなくなっていく。第10話で断念。

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 281
サンキュー:

2

ネタバレ

みどりーぬ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ロリコンに感情移入はできません。

タイトルのままですね。
Angel Beats!もそうだけど、いい歳こいた男が小学生みたいな少女に愛を伝えるシーンはなんなんだ。
側から見たらヤベー奴だぞ、それ。心配になるよ。
まぁ、愛し合ってんならそれに越したことはないが。
若年結婚はリスクあるぞー

投稿 : 2021/02/06
閲覧 : 420
サンキュー:

2

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

プラスティックでプラトニックな恋愛

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
近未来、アンドロイドの少女との恋愛を描いたアニオリ作品。

プラスティックメモリーズというタイトルは「無機質、すなわちデジタルな想い出」をイメージしているそうです。よって、「無機質で純粋な恋愛」というレビュータイトルにしました。

だって、良くも悪くも塩ラーメンのような作品ですから(笑) 透明感、無機質さ、アッサリ、灰汁の無さ。誉められる点もここですし、批判されるとしてもここでしょうね。

ちなみに、同じ恋愛アニメを描いても、岡田麿里さんは(私は好きですが)濃厚ドロドロダブルスープなんで、それと逆のような恋愛アニメですかね(笑)

当然事前知識も必要なく、1クールで綺麗にまとめています。作画のクオリティも高い。ふとした拍子に観るアニメ(旧作)としてはかなり優秀だと思います。

レビューでは、この作品の設定として良かったところを。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「ギフティア」の寿命を81,920時間(約9年4ヶ月)と設定したのは、なかなか絶妙だったと思う。愛着(愛情)が芽生えつつも、別れによるダメージとしては、ギリギリ(後追いを考えたりせず)に許容できるというか、次(前)に進めるというか。

これが、5年だと少し物足りない(愛が深まらず、工業製品と割りきってしまい)、20年とかだとダメージが大きすぎ、立ち直れない。

勿論、「修理しながら永遠に」という望みもあるのだろうけど、実際の社会にアンドロイドが組み込まれたら、日進月歩の技術革新の引き換えに、部品はどんどん作られなくなり、今の旧車のようになるんだろうな。やはり、10年くらいで買い換えていくことの方が、経済的に、社会全体的にはうまく回っていきそうだ。

また、記憶を「忘れられない」から「消去」というのも、乱暴ではあるが一応のスジは通っていたかな。とはいえ、それでも記憶(メモリー)のバックアップや移行、サルベージなんかは、可能だとは思うし、間違いなくニーズもあるはずだから、ちょっと(SF的には)ムリある設定だとは思うけど(それは言いっこなしで)。

あと、主人公のツカサが寿命を迎える寸前のギフティアを回収する部署「ターミナルサービス課」に配属されるのも良かった。

初めは仕事として、様々なギフティアと人間との別れを眺めるが、それが自分事としてふりかかってくる。客観から主観へ、マクロからミクロへ。その視点変更に伴う心情の変化と下した決断が、後半の見処。

これは、最初から主人公の元に恋人となるギフティアが来るような展開では描けなかったこと。

終盤、(それこそ岡田さんみたいな)もうひと盛り上がりがあってから、あの観覧車のシーンに繋がれば、個人的には更に評価したんだけど、綺麗なものを綺麗なまはまで終わらせる展開にも理解は示せるので、この辺は完全に好みの問題でしょうね。

あと単純に、アイラが可愛いです。これは、好みの問題じゃなく、可愛いです(笑)
{/netabare}

投稿 : 2021/01/22
閲覧 : 290
サンキュー:

21

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これも、もっと評価されるべき作品!

残りの寿命まで数ヶ月のアンドロイドと人間の恋の話(´ー`)
1話目のおばあちゃんの話も泣かせにきてますが、ラストのヒロインのアイラが寿命を終えるシーンはちょっと泣きます(;A;)
それでも、主人公のツカサが前を向き新しいパートナーを迎えいれるところで物語が終わるところも、良い終わり方でした(。'-')(。._.)

投稿 : 2021/01/22
閲覧 : 270
サンキュー:

4

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

抵抗感少なく、萌えと純愛を楽しめた良作

世界観:6
ストーリー:7
リアリティ:6
キャラクター:9
情感:9
合計:37

現代より少し科学が進んだ世界。
18歳の“水柿ツカサ”は、世界的な大企業SAI社で働くことになった。
SAI社は、心を持った人型のアンドロイド、通称『ギフティア』を製造・管理する企業で、ツカサはその中でも、ターミナルサービスという部署に配属される。
だがそこは、寿命を迎えるギフティアを回収するのが業務という、いわゆる窓際部署。
しかもツカサは、お茶汲み係をしているギフティアの少女“アイラ”とコンビを組んで仕事をすることになってしまう…。
(公式サイトより)

泣けるアニメとして紹介されていたので、視聴してみました。
導入部の出来が良く、キャラデザと作画も好みでしたので、スイスイと見進めることができました。

{netabare}人間と、人間の形をした人間ではないものとの恋というのは、それこそ火の鳥の時代から使い古されてきた設定なのでしょうが、私はそれほど見てきていないからか、興味を持って視聴できました。

寿命が来たら狂人化するというのは現実的ではないですけどね。暴れるエネルギーがあるのであればまだ生きていけるだろうし、そもそも販売が認められないか、規制が設けられると思われますので。

ここは普通に、寿命が来たら動かなくなるっていうだけで良かったかも。これが回収されずに、個人情報が抜かれる事件が発生したことで回収義務が厳しくなったという経緯にすれば問題ないので。

泣けるアニメという点ですが、1話がピークでした。3話あたりの、あまり面白くないギャグが畳み掛けられるエピソードや、軽いラブコメが繰り広げられる中盤までが、もったいなかったような。もう少しシリアス重視で良かったと思います。この作品の根底にあるテーマはかなり重いので。

人より短い寿命、それも寿命が決まっていて、それを理解できる心(知能や感情)がある。思い出を作っても消えてしまう。それでは、思い出を作るのは無意味なのか?

それを無意味だとしたら、人間だって同じこと。人は必ず死にますし、死ねば記憶は失われるのですから。更に超長期スパンで見れば、太陽が死ぬときに膨張すれば地球ごと人類は消えてしまうのでしょうから、たとえ子孫を残したところで、私たち人間の生さえも意味がないことになってしまいます。しかし、その答えが論理的に正しいとしても、それで良いとは思えないのが、心を持つ者の答えでしょう。短い時間であっても、幸せな思い出に囲まれて生きてほしいし、ギフティアのような心を持つ存在に対しても、尊重されるべきだと思いますので。

最終話のアイラを見て、なんて幸せな子だろうと思いました。別れは哀しいものですが、大切な人と最期の時を過ごし、その存在を全うできたのですから。何らかのミラクルを起こして、ふたり一緒に生きていけましたというご都合展開にする必要はないし、平凡ながらも(我々は平凡な人間なので)、この終わり方で悪くないと思いました。{/netabare}

物語の深さの点は自分なりに補正しながら視聴していたのですが、アイラのドジっ子ぶりや頷く時の声などを愛でるという、萌えの方向でも結構楽しめました。あと、自分にとって鬼門の純愛ものとしても割と抵抗感なく視聴できました。

(参考評価推移:3話4.0→6話4.1→7話4.0→10~13話4.1→調整4.2→調整4.4)
(2017.1視聴)

<2017.1.30追記>
本作を視聴後、他の作品を見始めたのですが、後ろ髪を引かれてしまい、本作の最終話を見直したり、他の方のレビューを見たり、Youtubeの関連動画を漁ったり(OP最後のアイラの表情が毎回違っているとか)、OP曲を購入してリピートしたりと、それなりの影響がありましたので、もう少し考えたことと評価の調整を行います。

{netabare}本作におけるギフティア(アンドロイド)の設定は詳細に描かれていませんが、「寿命があらかじめ決められた人間」を描きたかったと考えて差し支えないと思います。この世界では、ギフティアは人間にほとんど差別されることなく、受け入れられています。視聴中はほとんど気にならなかったですが、ツカサが機械であるアイラに恋愛感を持つことを葛藤したり、周囲から変な目で見られることもありませんでした。

この作品のテーマは、「死んでしまう(記憶がなくなる)心ある存在と思い出を残すことに意味があるのか」というものだと思います。とすると、アンドロイドの細かい設定は枝葉にすぎないということで、ツッコミを入れる必要はないのでしょう。ただし、同意書を買う時に取っておけばよいじゃないかという意見には同意しますし、狂人化設定は、時限回収の説明材料というだけでしょうから、他の方法を考えたほうが良かったと思います。

テーマを完遂するために、最終回では奇跡も魔法もなく、アイラの幸せな最期を描いていきます。観覧車の場面は、私は涙腺崩壊はしないのですが、覚悟を決めたアイラのツカサへの感謝の思いや、どうすることもできないツカサの哀しさがじーんと伝わってきて美しかったです。こういった制作側の愛情を感じられるシーンは良いですね。

ツカサの新しいパートナーが誰だったのか、含みを持たせるラストでしたが、ツカサの表情からアイラの容姿ではないと私は思います(例え、OSの入れ替えが行われたことを知っていたとしても、同じ容姿を見て表情に出ないことはありえないと思うので)。{/netabare}

以上から、設定面の拙さから世界観を1点減点しつつ、アイラの愛らしさを評価してキャラクターの配点を8点に、また、2回泣けていないながらも、1話の衝撃と最終話の愛情溢れる演出を評価して情感の配点を8点に上昇させます。

<2018.1.17追記>
2017のアニソンベスト10を作成し、1位となったのでここ最近、今一度この作品を思い出しました。今回はネタバレなしで。

OPは聴けば聴くほど良くなっています。この作品に合った歌詞ですが、普遍性があり、儚いながらも前向きさがあります。歌詞も好きですし、メロディーも好きです。佐々木恵梨さんの声ももちろん好きです(本作については、ご自身の作詞ではなかったですが、作詞家でもあります)。以下にYoutubeの参考リンクを記載させていただきます。
www.youtube.com/watch?v=z0q2ZQKEPZM

EDは当初OP以上に地味だったのですが、これもじわじわと好きになりました。歌は今井麻美さん。声が高音までしっかり出ていて晴れやかな気持ちになりますね。発声が良いためか、逆に歌詞を注意深く聞かなくなってしまうのですが、まともに読むとうるっときてしまう内容です。

1クールのオリジナルアニメ。ズルいなと思わせる人工的な設定ですが、純愛物が苦手な私が最終的にツカサとアイラの恋愛を応援してしまった、「萌えなどいらぬ」というスタンスの私が萌えることのできた作品です(笑)。未視聴の方はどうぞ。

<2021.1.4追記>
アニメ視聴が若干遠ざかっていたのですが、年末年始にかけて過去作を見直しました。その1本が本作。
{netabare}
寿命が違う人の交流を描いた作品としては、さよ朝が完成形だと思っていましたが、こちらはこちらで重なる部分もあれば異なる部分もありますね。
恋愛を題材にした作品は数えきれないほどあるのでしょうが、私が接してきた範囲では本作のクオリティは高いです。

設定面でのツッコミは今回も感じました。ワンダラー設定はつくづくいらないな、とか(ビルを飛び越えていくとか、やめてくれよ)。
SAI社も、基盤となるギフティアの評価に直結する(ワンダラーが事故・事件を起こしたらまずい)ターミナルサービスをコスト削減部署と見ているのはリアリティに欠けるなとか。
でもまあ、ストーリーありきで設定が後付けされている作品だと割り切れば、丁寧に看取る側、看取られる側の双方の感情が描かれているので、良い話だったなぁと。

ギャグも、ストーリーの重さを軽くするための制作者側の配慮と感じられたし、(自分は1話のテイストで全部やってもらっても許容できるけど、しんどい人もいると思うので)ターミナルサービスの仲間が善いキャラでした。

そして、やはり最後の新しいツカサのパートナーはアイラの姿ではないと確信しました。オリヴィアも配属先が変えられていたし、しかも今回は恋人ですよ、そこは配慮されるものと思います。女性だったらモヤっとした終わりになってしまうので小柄な男性のギフティアかな、とも。{/netabare}

改めて、本作の良い所を感じることができました。評価も微修正します。

投稿 : 2021/01/14
閲覧 : 1300
サンキュー:

66

ネタバレ

ぼん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

だれでもいつかは。。。

人間と見分けがつかないロボットには使用期限があるという設定で

ロボット(といっても人と同じ)との別れがテーマの作品だと思いました。

結局は人もいつかはいなくなるわけで、

現実も何ら状況は変わらず

いつかは大切な人と別れる日がくるんだよなー、

と思いながら作品を見てました。

感情がよく表現されていて作画がとてもよかったような気がしました。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 213
サンキュー:

7

ネタバレ

ハルジオン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アイラが可愛い!

最終話で気付いたら号泣してた!
生き方について考えさせられる、とても良い作品でした

投稿 : 2020/12/15
閲覧 : 193
サンキュー:

10

ネタバレ

snfjz62152 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いつか必ず訪れる別れ

 今まで見てきたアニメの中でも一二を争う良作。

 1クールという限られた時間の中、他の要素の一切を排除し、純粋にツカサとアイラの関係を描き切ったという点で、他の追随を許さない完成度の高さを誇る。

{netabare}

 避けられない別れが近づく中、残された時間を大切にする二人の姿勢は健気で、だからこそ最終回の展開は見るものの心にガツンと響く。まさしく純文学のような細やかな心情描写が素晴らしく、見応えのある作品であった。

{/netabare}

 作画や音楽も素晴らしいの一言に尽きる。{netabare}夏祭りの花火や最終話冒頭の日の出、最後に乗った観覧車{/netabare}などのシーンが特に素晴らしい。OP、ED共に作風とよくマッチしていて、いつまでも耳に残る良曲である。

強いて欠点を挙げるとすれば、

{netabare}

・6話の闇回収屋のくだり
・最終話Cパート
のあたりは詰めが甘い感じがした。
 闇回収屋は結局6話以降登場せず、その目的も不明のまま終わってしまったのがやや残念。必ずしも望ましい別れ方ができるわけではない事を強調したかったのかもしれないが、やや強引な展開に見えてしまった。
 最終話Cパートは蛇足だったような気がしてならない。アイラを看取った後、手紙を読むシーンまでが完璧な流れだっただけに、視聴者に疑問を残すかたちで終わってしまったのは少し残念なポイントである。

{/netabare}

 悪い点ばかり書いてしまったが、本作のキャラクターの心情描写は今まで見たアニメの中で文句なしの一位で、キャラや作画、音楽も高いレベルで纏まっている。未視聴の方がいれば是非とも試聴をお勧めしたい。

投稿 : 2020/12/14
閲覧 : 151
サンキュー:

4

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「大切な人といつかまためぐり合えますように」

私はやはりこういった「人ならざる『人』」がテーマの作品が好きなようだ。

以前にも感想を書いた「イヴの時間」もそうだし、その中で紹介をしたゲーム「My merry may」「My Merry may be」とか・・・。

珍しく、最初に書いておこう。
私的には、この作品はおススメしたい作品です。

タイトルに書いた
「大切な人といつかまためぐり合えますように・・・」
この意味が胸にしみる年齢、環境に私もなってきたという事でしょうか。
(要はオッサンってことですな)
小僧の頃は松本零士の
「遠く時の輪の接するところで、また巡り会いましょう」という言い回しが気に入っていましたが(もちろん今でも好きです)。

オッサンになるとシンプルな言い回しが心にしみます。

さて、内容については多くは語りません。
こういったセリフが身に染みる、あるいはそういう人がいる、そういう人がいた、という皆さんはぜひこの作品を観てみていただきたい。

「泣く」だけじゃなく、何かに気づけるかもしれません。



後半の・・・
主人公:水柿ツカサとヒロイン:アイラとのオママゴトの様な共同生活。
ぎこちない、普通の、そして限りある日常、
せつなくて、ほほえましく、そして・・・少し悲しく、しかし大切な時間。
それは「我々にとっての今」を象徴的に見せてくれたのかもしれません。

投稿 : 2020/12/09
閲覧 : 389
サンキュー:

23

キャンキャン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終回良かった。

結末は大方予想がつくであろう話しなのに
最後は涙しました。
アイラの声優、雨宮天さんがホント上手くアイラを表現していて良かったです。

投稿 : 2020/11/19
閲覧 : 210
サンキュー:

5

supaddo さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やばい泣いた!

他の方のレビューも拝見して、先が読めるが感動するとゆう前情報。前から気にはなっていたが、後回しにしていた作品でした…。

もっと早く観てればよかった!涙。自分は普段映画やアニメで涙を流すまではないのですが、これはやられました!

投稿 : 2020/11/08
閲覧 : 170
サンキュー:

5

はなちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

先が読めるが先を観させる作品

大半の方が述べておられる通り、第一話を視聴すると最終回が想像出来てしまう作品

そう書いてしまうと、ただ何となく残念な作品の様にも見えてしまうが、あえて捻りを加える訳でもなく、何かしら先々が分かっていても受け入れる(視聴する)事が出来るか問う様なストーリー展開

分かっているんだけども、その分かっている事に対して話数(時)を進めたいか、それとも拒絶して止めるか

当方は全て視聴しましたが、やはり最後は切なくも悲しく感じる部分もありました

ベタな進行度合いになりますが、奇跡も何もアニメだからこそ存在している事ではあるけど、それすら与えず何かが終えると理解していても最後まで添い遂げる事が出来るか?
そんな問いかけをされている様な気がする作品です

投稿 : 2020/11/07
閲覧 : 229
サンキュー:

7

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

このアニメはズルい

おもしろかったです。まずこのアニメは設定からいい意味で泣かせるために作りました感満載の設定で泣いてくださいと言われるがまま泣いてしまう、そんな作品でした。この作品は序盤は入りづらいと思います。寿命のある人工知能のあるロボットやそのロボット(ギフティア)を回収する機関などいまいち世界観に入り込めない部分があります。また、2〜5話あたりまで結構残念なシナリオです。そもそもコネ入社して前知識なしで職に就くなんてことがあっていいのか?と思ったり細かいところでつまづいてしまう印象です。ただ物語の後半からは世界観やキャラにも慣れてきてラスト4話あたりは全て神回といっても遜色ないのではないでしょうか。最後にアイラにツカサが「大切な人といつかまた巡り会えますように」と言ったシーンは大号泣してしまいました。最後になってしまいましたが、このアニメを語る上で絶対に外せない要素があります。そう、OPです。物語と最高にマッチしていて、一発で頭に残ります。良いところが沢山あっただけに序盤が少しもったいない、そんな作品でした。

84/100点

投稿 : 2020/11/04
閲覧 : 272
サンキュー:

9

ネタバレ

Yuto さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

素晴らしい!!

第1話から結末がわかるのになぜか泣けるアニメ

opの最後のアイラの表情が毎話違うなどの細かい描写があり、とても作り込まれている作品だと思った

アニメ見て泣きたいって人は必ずみた方がいい作品

投稿 : 2020/10/22
閲覧 : 168
サンキュー:

3

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

基本的には感動的な良い話。ただし5話は除く。これだけはぶち壊し。

1話感想
1話視聴 88点
これはもう設定が卑怯だわー。終盤の展開が丸わかりですが、それでも絶対泣かされるわー。というのがありありと見える。

まあ素直に涙腺緩めて楽しみたいと思います。
お涙頂戴だけじゃなくて、アイラちゃんがめちゃくちゃ可愛いしギャグも笑えたので色々楽しみです。

そこが本質じゃないのはわかっていますが、何で9年なのかは技術的に気になりますね。記憶容量が増大すると処理しきれなくなる、ソフト的な問題が大きそうですね。感情アルゴリズムが難解過ぎてデバッグ不能とかですかねー。入れ替え需要を狙っているという会社的な戦略もありそうですが。まあ現代のPCですら9年も持たないんだから、それより遥かに高精細なロボットが9年持つのは十分大したものだと思いますよ。

5話視聴 -10点
普段はあまり途中で点数を直さないのですが、さすがに酷かったので。
ギフティアの設定がガバガバすぎ。いくらなんでもあの運動性能はないわ。戦闘用アンドロイドか。あそこまで顕著な暴走するなら、なんでギリギリまで待つわけ? 記憶をなくして廃人のようになる、徘徊するとかそういうレベルかと思ってた。あれじゃワンダラーじゃねえ。ターミネーターだ。
アイラが無能な働き者すぎて邪魔。もう黙ってろ。
どうしてこうなったんでしょうね…。

全話感想
まあかろうじて踏みとどまったか、というところ。
あの5話さえなければ+10点でも良かったのに。
心情的にはもっと下げたいくらいだけど、5話を丸々無視すれば決して悪くないだけに、これ以上は下げづらい。

結局闇回収屋も、ワンダラーも、全く必要が無かった。
アニメでは「この話必要だったか?」という無駄話は珍しくないが、「この話はダメだ、このせいでぶち壊し」という台無し話はなかなか見られないので、そういう点では記憶に残る作品になりそう。

5話を無視すればメインストーリーはまあ良かった。
カズキがうざいけど、5話を無視すればそれも我慢できるレベルだろう。
強いて言えばギフティアが完全に人間と同等扱いで、ギフティアと恋人になることが完全に祝福されているのが、いいのかなー? と違和感だった。
でもまあ同性婚も祝福されつつ有る現代、新しいといえば新しいか。

----------------
しかしまあ、重ねて文句を言いますけれど、やっぱり5話ですよ。
おかしいところを列挙すると…。あ、ここから長いです。

(1)ギフティアの壊れ方がおかしい。
まず壊れて性能が上がるとか、絶対無いから。PS4が壊れてPS5になっちゃった! なんてあるか?
リミッターが壊れてスペックの最大限でぶん回してしまう、なら有るけど、それなら壁に激突するとか、まともに制御できるはずがない。
車が壊れてアクセル全開固定になったら、まともに運転できるか? 壁に激突するだろ。
装置が高速で駆動するなら、より高度なプログラムが必要なんだよ。普段の状態なら普通のドライバーで運転できても、暴走したらプロレーサーじゃなきゃ制御不能だ。
なのに、柔らかい子供の首を潰さずに締めあげたりと、制御は完璧だし。
つまりあれがギフティアの元々の性能で、普段は制限をかけているだけ、ということになる。

(2)ギフティアの性能がおかしい。
で、家庭用ロボットに、あんな戦闘用のような性能があるのがおかしい。
コストダウン云々言うならロボットに過剰な性能を与えるな。それこそコストの無駄。あんな戦闘用ロボットを町中に配備して、SAI社はテロでも起こす気か。
ギフティアを世界中に配備してから一斉蜂起して社会を転覆させるテロを狙っていたなら良いけれど、全然テーマが違う。

(3)ワンダラー危険すぎ。
壊れたら人を襲いだすとか最悪だろうが。
てか市販出来ないだろこんな危険物。まあ車も轢かれたら死ぬけど便利だから使っているから、何らかの手段で法整備がなされているとしよう。
それなら、なぜギリギリまで放置する。もっと急いで回収しろ。
こんな不安定なロボットが人権なんて得られるか。発信機も強制停止装置も絶対必須だろう。

(4)カズキうざすぎ。自分のミスで勝手に怪我しておいて何で偉そうなの。
(5)警備会社無能すぎ。子供がふらふら入れて何の包囲網だ。
(6)アイラ無能すぎ。私が私がって、お前何の役に立つんだ。邪魔。
(7)闇回収屋とか必要なのか。好きな相手との別離というメインテーマに関係あるのか。1クールアニメに無駄な要素入れる時間が有るか。

…というのが主な不満。
でもまあせっかく気に入っていたアニメだったので、これらに何とか説明が付けて擁護できないか、一応考えてみたんですよ。

(2)…これはパーツのコストダウンで説明できる。
現代でも、生産終了の低容量メモリが、量産中の大容量メモリより逆に高くつくケースもたまにある。
ロボットの性能が行き着く所まで行き着いて、あとはコストダウン競争に陥っているとすると、性能の高い最新パーツが実は一番低コストってことも有り得る。
コストを上げても性能が低い物のを選ぶことは、確かに有り得ない。リミッター付ければいいだけだし、性能が良いほうが余裕がでるし。
消費電力も、新型の方が普通は省エネで高性能だろう。

(1)(3)…で、折角高性能パーツを使っているのだから、ユーザーが危険に晒された時に助けられるように、緊急駆動モードとかがあっても良い。
車に轢かれそうな時とか助けられたら、SAI社の評判も上がるだろう。

しかし、ワンダラーになると記憶が混濁して状況認識がおかしくなる。
そしてマーシャの場合はたまたまソウタが危ないと誤認識して、緊急駆動モードが誤作動。全力でソウタの元に駆けつけた。
川で溺れているとでも誤認識しており、呼吸させるために吊り上げたのであって、首を絞める意図は無かった。
(かつて川で溺れたソウタをそうして救助したことがある)
(5)…で、緊急駆動モードが誤作動するのはさすがにレアケース。普通はもうちょっと単純な壊れ方をする。
なので警備の連中も全然厳重警備していなかったので警備網も緩かったし、混乱して後手後手に回った。

また、緊急駆動モードは普段の10倍の情報を処理する必要があるので、使用した分は10倍速で寿命が縮む。
マーシャが以前緊急駆動モードを使っていたという情報が伝達不備で伝わっておらず、マーシャの寿命を計算違いした。

どうだろう、これならそこそこ説明が付くのでは。とまでは考えたが…
(6)が満たせない…だったらアイラもその緊急モードに切り替えて追いかけろや! となって破綻。
この設定ならアイラが残り少ない寿命を削っても活躍する、見せ場になったと思うんですけどね。
アイラの存在価値皆無で、あの話は本当に、何の意味があったんだかさっぱりわからない。
(4)は擁護不能。カズキはウザイ。

(7)は…まあ、将来重要な伏線かもしれない、という擁護くらいしか無かったんですが、
それも無駄でしたね。結局ワンダラーも闇回収屋も、一切活用されることは無かった。一話まるまる要らなかった。


大体ワンダラーが暴れる何て馬鹿げた設定、有効に使おうとすると、

ヨータは対ギフティア用格闘術の使い手だった!
ここから始まる対ワンダラーとの死闘!
最終回は暴走したアイラとの戦い! 「アイラ…鍛え上げたこの技で、君を破壊しなければならないなんて…!」
「ヨータ、私を…壊して…」
…みたいな展開しか思いつかない。

メインテーマをよく考えて、不要な設定は入れないようにしましょう。ってことですね。
新人漫画家に対するダメ出しか。

投稿 : 2020/09/30
閲覧 : 343
サンキュー:

4

kaito さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感動できる良作

展開に無理がなく、恋模様が丁寧に描かれている印象です。お涙頂戴感もなく、ほどよく感動できる作品でした。

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 207
サンキュー:

4

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

Do Androids Dream of Electric Sheep?

可愛い絵柄とは反して、人と共に歩んだアンドロイドの処理という
ハードコアな物語の主軸。


1話目のお婆さんとニーナの物語に結構掴まれました。
泣きましたね。


こんなエピソードを散りばめながら、
アンドロイドの人権、記憶を初期化しガワが同じだが全くの別人になることなど、
未来に起こりそうな問題をもう少し掘り下げて欲しかったですね。


意欲的なテーマだけにその後ツカサとアイラの関係にシフトしてしまうと少し残念でした。
ハードコアな主軸だけに、そこをどのように掘り下げ、
主人公とヒロインの関係に繋げるのか楽しみだっただけに、
少し消化不良でしたね。


でも、最後はやっぱり泣けました。

そしてアイラはやっぱり可愛かったですねー。

投稿 : 2020/08/22
閲覧 : 196
サンキュー:

6

ゆい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣きアニメ

ラスト泣きました。泣きたいひとにオススメです。
特に盛り上がるシーンや、予想外展開ないけど、とてもよかったです。
切ないです…

投稿 : 2020/07/29
閲覧 : 401
サンキュー:

6

次の30件を表示

プラスティック・メモリーズのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
プラスティック・メモリーズのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

プラスティック・メモリーズのストーリー・あらすじ

人間とほぼ見た目の変わらない人型アンドロイドが世界中に普及した、ちょっぴり未来の世界。アンドロイド製造メーカーSAI社が開発した「ギフティア」は、とても感情豊かで、今までにない人間らしさを持ったアンドロイド。でも技術的な問題で耐用時間があり、それを経過すると、ちょっと……いや、かなりまずいことになる。そのため、SAI社は耐用限界時間を過ぎたギフティアを安全に回収するためにターミナルサービスを設立。そんなターミナルサービスに配属された新入社員の“水柿ツカサ”は、そこでポンコツギフティアの“アイラ”とコンビを組んで、回収業務を行うこととなるのだが――(TVアニメ動画『プラスティック・メモリーズ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年春アニメ
制作会社
動画工房
主題歌
≪OP≫佐々木恵梨『Ring of Fortune』≪ED≫今井麻美『朝焼けのスターマイン』

声優・キャラクター

内匠靖明、雨宮天、赤﨑千夏、矢作紗友里、豊口めぐみ、日野聡、上坂すみれ、飛田展男、拝真之介、津田健次郎

スタッフ

原作:林直孝、キャラクター原案:okiura、 監督:藤原佳幸、脚本:林直孝、キャラクターデザイン・総作画監督:中島千明、プロップデザイン・総作画監督:菊池愛、色彩設計:石黒けい、美術監督:川口正明、美術設定:高橋武之、撮影監督:桒野貴文、メカニカルデザイン:谷裕司、3D・CG:渡邉悦啓、編集:平木大輔、音楽:横山克、音響制作:MAGES.、音響監督:土屋雅紀、音響効果:小山恭正

このアニメの類似作品

この頃(2015年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ