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「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続(TVアニメ動画)」

総合得点
87.8
感想・評価
3079
棚に入れた
15689
ランキング
139
★★★★☆ 4.0 (3079)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.2

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ちょうどエエ!

1期に引き続き、過度にハーレム過ぎず、特定のヒロインが主人公をずっとちょっかいを出し続けている訳でもない、それぞれのキャラクターもそれほどキャラを誇張しておらず(そういうキャラもいるにはいるが出番は少ない)ちょうどええ感じの雰囲気をかもしだしている。リアリティ重視なのかな?

それだけに一つ一つの言動が何か印象薄いんだよね。
ホンモノ?依頼?うーん何だっけ?みたいな。
まあ自分の記憶力が乏しいだけかもしれないがw
あとアニメ特有の誇張した表現に慣れすぎたのかもしれないね。

2期は八幡が中学の時に告った奴とか他の学校の生徒とか登場してきて話に広がりは見せた。

2期では恋愛要素が増えた気がする。
冒頭にも書いた様に過度ではないがユキノ、由比ガ浜、後輩のイロハとの恋模様をさりげなく描いていてその辺は好感が持てる。

終盤には自分軸をしっかり持ってるかのように見えたユキノが八幡の言葉をそのまま言って姉にばれて動揺したり、八幡にバレンタインデーのお菓子を渡したいのに渡せずにいたり、何か人間味が出てきたようで良かったですね。それまではガードが固い様に振る舞っていた感じだったから余計ね。

それにしても八幡は陰キャの理想だと思う。状況を客観的にとらえて斜め上の解決策を考えて実行する。経営コンサルタントの仕事とか向いているんじゃないか?w

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 52
サンキュー:

9

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーはよいが、作画が大幅変更

1期からは監督も変わり、キャラデザインがかなり変更になってます。綺麗になったといえばそうなんでしょうが、正直、1期のほうが好みでした。特に雪乃。というか、2期の女性陣はみんな、髪型と目の色が違うだけな気もして。

全体的なストーリーの展開は1期に続いて質が高く、見応えがあります。特に修学旅行はよかったです。ただ、その後の展開は、一回視聴しただけではやや分かりづらさがありました。

一つは生徒会選挙を巡ってギクシャクし出すところ。雪乃は立候補に前向きだったってこと?もっとも、こういう高校生や大学生の頃のギクシャクって、原因はなんとなくはっきりしていないのに、いったんギクシャクしだすとそのまま続いてしまうっていうことはあると思います。そういう描写だとしたら、それはそれでうまく描けているように思います。

それからもう一つは最後の結衣の発言。「あたしが勝ったら全部もらう」は、八幡と付き合うってことだろうと思うのですが、その発言と、その直後の「このままでいたいなって思うの」、の関係がよく分かりませんでした。結衣にとってはその両方が本心と言われれば、そうなのかもしれませんが。

この二点、原作でもっと心情・発言が分かりやすく書いてあるのか、そもそも、原作もこうなのか、少し気になります。とりあえず、こういった不明点の存在が、視聴断念につながるのではなく、原作も読んでみたいと思わせた、という点で、アニメの成功だとは言えるだろうと思います。「完」も視聴します。

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 67
サンキュー:

6

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

俺がいるの2期。八幡のヒールっぷりにしびれます。

「俺がいる」の2期。やはり八幡がユイ、ユキノと奉仕部で色々な依頼をこなすのだが、相変わらず自己犠牲な八幡は見事にヒールを演じている。また、新たに登場した一色いろはも一癖も二癖もある後輩キャラで、八幡とのやりとりも楽しいのです。

投稿 : 2023/09/12
閲覧 : 79
サンキュー:

18

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

再放送だけど

今季一番楽しみにしていたアニメ。(2番目は映像研)
残り2話だけど感想を。
このシーズン、色々なキャラの内面が深く掘り下げられていて
なかなか良い。
主役の八幡の所は結構ヘビーだけど周りの人の支えが
現実でこうだったらどんなに良いだろうという展開が泣ける。
ラブの要素はうやむやにして欲しいが、原作はどうなんだろう。
知りたいような知りたくないような、私の推しは報われなさそうなのが辛い。

投稿 : 2023/07/23
閲覧 : 292
サンキュー:

4

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい作品だと思います

制作会社も変わって作画が大分よかった印象はありましたし小町の話は好きな話が多かったです
自分は二期が一番面白かったです
最後はちょっと終わり方が少し気になったけど

投稿 : 2023/06/28
閲覧 : 41
サンキュー:

2

ネタバレ

秋川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

とにかくわかりにくい

1期の時点でヒッキーの言っていることの意味がわからないことがあったので2期も不安でした。いざ見てみたら案の定内容が難しくなっていました。

ヒッキーは生徒会選挙の一件で自分を犠牲にして解決する方法を取らなかったにも関わらず雪の下はなぜか冷たいままで意味がわからなかったしヒッキーの「本物を知りたい」の意味も全くわからずついていけなかった。

あとフラっと高校に現れて意味不明なことを言って去って行く雪の下の姉が嫌いだった。普段は素っ頓狂な態度なのに私は全部わかってますよ感が本当に無理。

投稿 : 2023/06/05
閲覧 : 107
サンキュー:

3

あららぎ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ひねくれ主人公の青春がささる。

ひねくれた主人公だからこその、斜めからの青春の見方が斬新だけどどこか自分も心の底では思ってた陽のあたるものへの劣等感や他人との難しい関係性に共感しかない。大人に向かっていく僕にもう一度青春を思い出させてくれた作品で、俺ガイルがなければ今の僕はできてないと強く思える作品。

投稿 : 2023/04/12
閲覧 : 67
サンキュー:

3

りょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

内容を含め1期よりも好き

おそらくマイノリティーであるが、1期よりも2期のほうが格段に面白かった。
1期の時には、なぜこの作品が人気高いのかわからないように感じたが、
2期を視聴してこの作品がなぜ評価されるのか分かったような気がする。
やっとこの作品の物語の面白さが出てきたなという印象。

良い作品ですねこれは。

投稿 : 2023/02/05
閲覧 : 133
サンキュー:

5

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

辛口だけど見応えあり

1話からして雲行きが怪しくなり、2話からは主人公が非難され、さらには難題を突きつけられて頭を悩ましたりと極めて重苦しい内容。そんな中で5話で妹と仲直りしたあたりから事態は好転し、数少ない友人達が協力した時は観てる方も救われる思いがしました。

その後も自らの選択により、重い難題等を突きつけられるわけだけど、普通だったら逃げ出したくなる状況になってもそうせず、時にはプライドを捨てて微妙な関係の相手とも向き合ったり、1期以上に主人公の内に秘めていた魅力が引き出されていたように感じました。

ただ、海浜総合高校の面々に関しては不快感しかなく、専門用語を並べたやりとりは痛々しいものがあったが、特にそれあるーと言ってた子がかなり苦手でしたね汗。

投稿 : 2023/01/12
閲覧 : 146
サンキュー:

13

もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

可愛くなりました

見やすさ☆4

投稿 : 2022/10/06
閲覧 : 84
サンキュー:

2

ネタバレ

鹿羽 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【最高傑作ラブコメ】汚れを知っても、染まらない(随時更新)

私のバイブルです。たぶん、自分の中では、これ以上の作品にはもう出会えないと思っています。何周したかなんて、もうわかりません。未だに月1で見返してます。
最初は、理解ができず何周もアニメを見返しました。ストーリーがいくら面白くても、何回か見ると展開がわかるので見るのがしんどくなります。しかし、この作品だけは、苦を全く感じません。それは、キャラクター一人一人の魅力が桁違いだからです。他のアニメのように、ヒロインが急に主人公に対して、惚れてベタベタしたりとかそういったことが一切なく人間の不器用さとどこまでも真っ直ぐで優しさに溢れ、不器用に一生懸命もがき続け、少しずつ少しずつ変化していっているからです。
アニメとは、想像であり、理想です。
普段、アニメで「いいな」と思うものも、現実にはない理想、妄想だと割り切れるので、そこまで心に残ることはありません。
しかし、このアニメは理想だとわかっていても、割り切れません。心が動かされてしまうからです。それは、理想に至るまでの過程を、奉仕部メンバーの葛藤している心理描写を、考えられた秀逸なセリフで視聴者に魅せ、人間の誰しもが持っている「本当の自分を知って、好きになってもらいたい(本物が欲しい)」という気持ちに火をつけるからです。そして、そんな人間関係を得られたならと視聴者を心底うらやましくするからです。
奉仕部の三人は、高校生になるまでの過程で人間トラブルに素直であったいつかの自分を隠して偽りをつくようになっています。雪ノ下雪乃は誰にも頼れなかった救ってくれなかった、自分が何をしたくて、どうしたらいいかわからなかった。だから、誰にも頼らず孤高であろうと全部自分1人でやれるようになろうとしていた。由比ヶ浜由依は、本心を隠し、一人ひとりに合わせていくことでうまくやれている反面そのこと自体にコンプレックスを抱え、自分の本心を貫く雪ノ下雪乃に憧れた。他の登場人物も皆それぞれ、16.7年で本心に蓋をするようになった。比企谷八幡は、本心に蓋をするもの全てを嫌った。そして、否定という蓋を持って表面上のものを否定していた。しかし、修学旅行の件でその蓋が偽りであることが露呈する。そして、守りたかったもの追い求めていたものが何かに気づく。8話の本物が欲しいと口にする前、今までの依頼を回想し、その中で常に一緒にいた奉仕部2人の存在に対して、知らず知らずのうちに心の底に押し込めていた感情を、手に入らないであろうものを求めた。こんな三人だから、見ていて引き込まれる。
この作品が他の作品と一線を画している点は、理想というものへの感情の傾き(没入感)だと思います。
五年間、私の中で色褪せなかった理由は上記だと考えています。私の力では、これくらいしか言語化できません。自分語にお付き合いいただきありがとうございます。

投稿 : 2022/08/22
閲覧 : 176
サンキュー:

10

ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ひねくれぼっちの青春はまちがい続けて2期目突入!!

第1期しか観れてなかったこちらをやっと観ました。

ちょっとキャラクターデザイン変わってます!?
変わってますよね??
それに作画も今回の方が良かったと思います。
ただ1期の時も思ったのだけど,制服の着こなしが一昔前ですね(^▽^;)

物語としては相変わらずだったと思います。
人の嫌な部分をよく描いているなと…。
というより,性悪だったり癖強な人間がよく出てくる物語ですね。
それは主人公である比企谷くん然り…。
―なんだけど,第1期よりはましに思えてきました彼。
ひねくれているところは引き続き苦手に思いつつも,問題解決に向けて頭を悩ませたり,尽力してるところは彼の良いところなのかなと感じました。
ただ,全てを丸く収めようとか考えるあまり,正攻法じゃないとか筋が通ってないみたいなやり方をするんですよね。
一言で言えば小賢しい(笑)。
それで,雪乃とぶつかったりもするんだけど…。
物語内では批判されたり苦言を呈されたりしてたけど,わたしはそこまで悪いことには感じなかったな。
あの自己犠牲精神みたいなのは見てて気持ちが良いものじゃなけど…。
そして,戸塚くんは安定の可愛さ♡
わたしは女なのにドキドキして…ってあれ??女だから??(。´・ω・)?

そして,この「続」から登場したキャラもなかなかに濃いなぁと思いました。
一色いろはは腹黒なんだけど,こういう娘居そうですよね。
ここまで腹黒なとこを隠してない子は珍しいけど…。
あとは折本かおり!!
見てて腹立つヽ(`Д´)ノ
別にウケないんですが!?!?
{netabare}比企谷くんは彼女のどこが良かったわけ!?{/netabare}
頭悪そうなとこは結衣と一緒なんだけど,性格が悪すぎる。
そして,第7話に登場した玉縄生徒会長!!
いやもう,彼を筆頭に海浜総合高校の生徒会の人達面白過ぎるんですが。
第7話は第1期と併せても1番面白かったです。
もうこんな人達目の前に現れたら頭抱えるなヾ(*´∀`*)ノ
でも,面白過ぎて真顔じゃ居られないと思います。
普通に接してる総武高校の面々凄いよ。
{netabare}ありていに言えば,めっちゃ頭の良さそうなバカですね。
“フラッシュアイディア飛び交うブレストでシナジーを意識したグランドデザインに口々に「それ,アグリーだね!」などと言うばかり。”
ほんとに「なwにwをw言wっwてwいwるwのw?」って思いつつ見てました。
そしてあの手振りよ(笑)。
内心で冷静にツッコミを入れてる比企谷くん,よく耐えたな!!{/netabare}

それ以外では雪乃のお姉ちゃん。
あの人何なの!?
事あるごとに出しゃばってきて暇なの!?
まじで何がしたいのかよく分かりませんでした。
ただイライラさせられるだけ。
あとやっぱ比企谷くんの妹が好きになれないです。
この兄妹が話しているのを見るとなんか痛々しさを感じるんですよね。
「ポイント高い」ってのが一体何なのか意味不だし…。
第2期を観てて思ったのですが,声優さんのせいもあると思うんだよね。
声優さんの演技がうますぎてというか,そういう演技だから更に苛立つんだと思いました。
雪乃のお姉ちゃんにしろ比企谷くんの妹にしろ,部外者なのに首をつっこんでくるキャラが好きじゃないんだと思います。

あとイライラすると言えば,キャラクター達の会話です。
キャラクター達が具体的なことじゃなくて抽象的な話を真面目にだらだらとするので観てるこちらとしては「え。今何の話をしているの?」ってストレス溜まりました。
わたしの読解力が無いだけ!?
例えば第8話の比企谷くんと先生の会話とか…。
先生はいつも彼らと一緒に居るわけじゃないのに何を知ってるの!?
とも思ったし。。
最後3人での会話も要領を得ない感じでした。
なので,彼らが何に悩んでいるのかとか何で衝突しているのかとかが曖昧模糊としていてわたしには薄っぺらく感じてしまいました。
こちらは元が小説らしいので,原作にははっきりと書かれているのかな??
物語的にも「ここで終わり!?」な終わり方だったので,いつかは「完」を観ようかと思っています。

良かったのは主題歌です♪
オープニングテーマはVaundyの「怪獣の花唄」に似てるメロディーだと思いました。
歌っているやなぎなぎはこの名前ってだけでオファーされてない!?!?
ただの偶然!?
特に好きなのはエンディングテーマです。
とても気に入ったのでプレイリストに加えようと思います☆

投稿 : 2022/06/15
閲覧 : 225
サンキュー:

10

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春ラブコメは最終話から始まる

アニメが時代を写す文化の1つであるなら、
その資格を有する意義のある作品でしょう。

持たざる者の社会風刺コメディから、
2期では進化よりも深化へと舵を取り、
人間関係の構築に於いて重要で、
隠蔽されていたものを炙り出し問い直す、
タイトルからは想像も出来ないほど、
誠実な作品だと実感しています。

自己犠牲を持ってその場限りの回避を選び、
嫌われることで、他人と繋がる主人公八幡。
自分の意志を持たず流され、
他人がつくった自分を生きる雪乃。
誰よりも空気を読み、
コミュニティを守る為に葛藤する結衣。
{netabare}自分と他人との関係、
集団の中で生きることの意味、
身体ではなく「心の距離」の問題、{/netabare}
最適解を求め問い続ける少年少女の物語です。

それが間違っていてもいい、
答え合わせまで何年も掛かってもいいから、
八幡には「本物」を見つけて欲しいですね。
{netabare}物語の基底に触れた8話に猛烈に感動しました。{/netabare}

分かってもらいたいから、分かりたいへ。
分かりたいから、分かり合いたいへ。

芽吹き始めるそれぞれの意志、
青春ラブコメは最終話から始まる。
これは全ての立ち行かない人に贈る、
素敵なプレゼントなのでしょう。

投稿 : 2022/05/22
閲覧 : 1173
サンキュー:

100

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

それでも俺は・・・本物が欲しい

 全13話。1期同様、すごく引き込まれました。ここまでのアニメとは思ってもみなかったです。

 最初の4話は、いい意味でしんどかったです(´;ω;`)。比企谷が嫌われすぎるてて。多分修学旅行で由比ヶ浜が怒っていたのは「ヒッキーが嫌われるのは見ていて辛い。もっと自分を大切にしてくれ」ってことだったのかな?僕も同感でした。
 印象が変わったのは次の5話。小町をはじめ戸塚、材木座が相談にのってくれたこと。正直いうと、この3人は作られたキャラ、という感じがしてあまり好きではありませんでした。でも比企谷が周りと対立する中、味方であることがどれほどありがたいかを感じさせてくれた、めちゃくちゃ頼もしいキャラでしたね!好感度爆上がりです。
 それから印象的なのは奉仕部3人の会話。何を言っているのかよくわからないところはありましたが、感情は伝わった気がしますね。特に8話と13話。「お前らと分かりあいたい」という思いは誰しもあるんだと思います。

 あとは雪ノ下姉と母。この2人が怖かった。姉は、まるでハンター試験のときのヒソカのようでした。人を、まるで自分を満足させてくれるオモチャのように見ていて、「面白い」「つまらない」と高みの見物で判断する・・・。母親は今のところそんなに出番はないけど、毒親感が伝わってくるような。

 ストーリー・キャラ以外に、すごく引き込まれたのはED「エブリデイワールド」です!デュエットのときもいい曲ですけど、それぞれがソロで歌ったときの破壊力、なんなんですかねあれ(7話と12話)。半端ないですよ。静かに、心に響く感じ!おかげでほぼ毎回EDは飛ばさなかったし、だいぶ虜になりましたね。

 いい忘れてましたが比企谷と雪ノ下が後半、ちょっとラブコメっぽい雰囲気でしたね。それを見守る由比ヶ浜、なんか複雑そう。。

 最終回の会話、ふわふわしててあんまりわからなかったので、3期で回収されるのかな?まあこれ以降も変にハードル上げずに楽しみに見ようと思います。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/03/14
閲覧 : 343
サンキュー:

36

なかやまん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラクターの成長。

2期は1期に比べてより深くというか、
各キャラクターの抱えてる問題であったり、置かれている状況のより深い根元の所が垣間見得る話が多い印象で、
解決したものから、解決しないものまで様々ではあるが、
各キャラクター1人1人の掘り下げ、成長を見られた事で作品自体もグッと深まっていったんじゃないかなと。

そんな中でキャラクター同士の関係性も深まっていき、ラブコメを孕みながらも移りゆき、変わっていく人間関係を予感させるような2期で、
1~3期の構成の中で丁寧にバトンを繋いでる印象を受けた。

投稿 : 2022/03/10
閲覧 : 147
サンキュー:

5

ネタバレ

恵み さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしい完成度です

16年程アニメ見てきましたが、今作は心理描写が一番のアニメだと思います。尚且つ作画も細かい所の表現がほぼ完璧だ。本物については誰もが追い求め続けるものだと思うんです、でも今の関係、環境を壊すには勇気が必要で、だからただひたすら前に進むのは難しい、それでも停まったままでは良くないからね。第一期からの進歩が大きい、彼らの行く末に光あらん事。

投稿 : 2022/01/23
閲覧 : 159
サンキュー:

6

御宅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個性を出してきた第二シーズン

一期とは打って変わってキャラデザ、作画も一新された今作。
一期は物語としての面白さがあったが、二期はどちらかというと空気感を楽しむ作品。ほとんどが八幡の心情で固められているといってもいい。
今期は三期までのステップといった印象。

投稿 : 2021/12/05
閲覧 : 320
サンキュー:

3

ネタバレ

kdt さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良すぎる

1期は良くも悪くも平和な感じ。面白いけどそこまでレビュー書くほどじゃない。

2期に期待して正解。めちゃくちゃおもしろかった、

これのいい所って具体的な明言は出てないところ。

八幡の「本物」っていう抽象的極まりない感じ

そして薄々八幡への気持ちに気づいてる奉仕部の3人。

あーたまらん。明日は[完]をみて完全に俺ガイルの世界におちます。

投稿 : 2021/11/14
閲覧 : 185
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

深さを過大評価しないで、ラブコメを楽しんだほうがいいと思います。

 本作をリアルタイムで見ているとき、作品の深さを過大評価して自分の中で、本作がラブコメである、ということを忘れてしまっていました。

 一期の古典的なラノベ展開も面白かったですが、文化祭から急にシリアスになりました。そのシリアスを引きずって本作に入ったわけです。

 青春時代のエピソードとして、修学旅行から生徒会選挙、そしてクリスマスイベントまではあまりに陰惨というかひどい話でした。胸が痛くなるし言葉足らずでイライラするし、ワジワジしてくるし…で、バレンタインで間違っているという言葉だけが提示されて…いや、面白いし楽しんでみてましたが、メッセージもテーマも見えてこないで、先行きがわからない状態で見ているストレスはすごかったです。
 そこに輪をかけて陽乃が余計な事ばっかり言うから、ややこしくなりました。

 何か重大なものが作品の中で語られている気がしてしまったんですよね。彼らの中に起っている問題ってなんだろう、何がいけないんだろうって。

 それで、一生懸命3人プラス陽乃、葉山に何か答えを見出そうとしてましたね。結局ストーリーが進んでもそれが全然言葉にならず、で、比企谷の「本物がほしい」でショックを受けたんですよね。しかも、いろはすの心まで揺らしてしまった。

 初見は、ここをあまりに深読みしすぎて青春ラブコメを楽しめなかった気がします。何か自分が気が付いていない、彼らの中に本質的な問題があるのでは?と、ずっと考えてしまいました。

 で、完の方を見て、え、そのキーワード?結構浅い話だった?と振り返ってこちらを見ると、確かにテーマ的な深さはあまりないんですよね。
 ただ、完の結末を見てから改めて、比企谷、雪ノ下、由比ヶ浜の気持ちの揺れ方を単純な恋愛とみると、素直に楽しめるというか共感できるというか…。なんか、完を見てからだと結論が分かっているせいか、安心して見られる分、余計にいい話ですし悲しい話でした。

 陰の主役、いろはすですよね。最強です。話的にも、本当にこのキャラがいて良かったと思います。この娘が原因で比企谷が孤立したような感じですが、実際は比企谷が孤立しなかったのはこの娘のおかげでしたし。
 妹という家族では埋められない穴を、よく補ってくれたと思います。


 結論としては、完の結末を知ってからのほうが、面白かったです。私同様、気が小さい人は余計そうなのかもしれません。本作は深さを過大評価せず、青春ラブコメとして気軽に見た方がより楽しいと思います。

追記 完のキーワードの件
{netabare} たしかに比企谷の破滅的な解決方法や雪乃の自分を殺して身を引く…みたいなのは病的でした。回避性依存症という感じは当てはまるかもしれません。詳しくはネットにいっぱい載っています。これはどちらかと言えば原因は3人の関係というより家族関係だと思います。

 で、共依存か、と言われると、むしろ「なれ合い」という言葉の方がしっくりする気がしました。青春で「なれ合い」=「平穏な日常」と「恋愛」の選択はつきものですからね。陽乃が目くじらを立てるほどではないと思います。
 私の印象だと共依存って「だめんず」カップル…DVとかヒモを連想します。

 なれ合いが、本当に病的になると「僕は友達が少ない」ですよね。{/netabare}

投稿 : 2021/11/06
閲覧 : 348
サンキュー:

21

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

少し難しくしてる

二期は少しストーリーを紐が絡まってしまったような複雑にした印象。

分かるようで分からなくて、分からないようでふっと分かった気になる
そういった陰と陽を散りばめて素直に見せないようにした感じ。
二期は特に言葉で表現しにくくて、観たんだけど分かったような全然分からないようなふわふわした気持ちになった。

3シリーズの中盤という位置付けなので、起こる事や気持ちなんかもまとまりがなくて観ているものも共にもやっとさせるよう作らている気がした。

なのでこの二期だけを評価するのは中々気持ちが定まっていなくて難しいけど
続編がある前提だと、このもやもやを解決してくれー!って感想。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 166
サンキュー:

5

ネタバレ

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣くって本当に尊い

人間、傷つくと感情ってほとんど動かなくなってしまうというか、感情が動けばその分傷ついてしまうというか。だから感情が動かなくなっていく、周りと共感できなくなっていく。でも心が動かなくなれば傷つかないというわけじゃなくて、それはすごくつらい事。
辛いのに、心は動かないから泣くこともできず、更には自分は辛いって事にも気づかない、考えないようにもなってしまう。
だから泣くっていうのは、とてつもなく人間的で大切なことだと本作を観て改めて感じました。

{netabare} 私は心が全く動かない、動かなかったはずの主人公の涙を見て、心の底から感動してしまいました。 {/netabare}

第二期が見れて私は満足です。
ただ、話としてはここで終わりではなさそうです。続編を期待しております。
(原作での続編もまだみたいですね。2017年現在)

投稿 : 2021/10/24
閲覧 : 383
サンキュー:

13

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1期のつづきだから1期を先に見てね☆

あらすじはあにこれのを見てね☆

ヒッキー前よりかっこよくなったみたい^^
ってゆうかみんな顔がちょっと変わったよね

1話目
{netabare}
文化祭のバンドかっこよかった♪
ああゆうの見るとバンドとかやってみたいかもってw

今週のおはなしは

奉仕部に戸部クンが恋愛相談しにくるの
相手は同じクラスの腐女子の海老名さん^^
それで
修学旅行で2人をくっつけよう。。みたいな作戦w


久しぶり。。おもしろかったね♪

戸部クン×海老名さんのおはなしは
もちろんだったけど
ヒッキーが青春ラブコメしてたよね^^
(本人気がついてないみたいw)

ほかの人の恋愛だと分かるのに
ユイちゃんがあれだけ近づいてても気がつかないなんて。。
クラスのほかの男子にはあんなことしてないでしょ!?

あと
ユキノン。。
1期でヒッキーのことふったんじゃなかったっけ?

でも
夜道をちょっと離れて歩いてて
迷いそうになった時ヒッキーが教えてくれて
ちょっと何か感じたかも^^
ユキノンってツンデレだからなぁ。。
よく分からないケドねw

それで
ヒッキーって女子とだとシゲキ強すぎて
かまえちゃうみたい。。
戸塚クンだと素直に萌えちゃうのにw

そんな感じで
2期はヒッキーの青春ラブコメみたいだけど
やっぱりまちがえちゃうのかな?
{/netabare}

2話目
{netabare}
男子も女子も
もちろん海老名さんだって
今のまま
みんなと仲よくしたいってゆう思いが1番みたい

ヒッキーは
海老名さんの気もちも分かってて
葉山クンにもおんなじことたのんだの分ってて
葉山クンじゃ解決できないって分ってて
これしかないって。。

それって
誰かを助けるために
燃えてる家の中に飛び込んでくみたいな
そんな感じ。。

ちがうのは
ヒッキーはヤケドしたりしないことくらい
でも
毎回ヒッキーのプライドは
ボロボロになっちゃうけどね。。

だけど
そんなことできるのってヒッキーだけだから
周りでちゃんと見てる人たちって
ヒッキーのこと好きになるんじゃないかなぁ☆

ユキノンはきらいって
葉山クンだってどうして!?ってゆうけど

それって
ヒッキーが
自分がしたくってもできないことしちゃうから
良心のかしゃく。。みたいな気もちもあるのかも?

今回は
みんなが今のままでいられたし
戸部クンもふられなかったし
ヒッキーが傷ついただけで済んでよかったのかも☆

それに
ヒッキーのファンがまた1人ふえたみたいだしね^^
{/netabare}

3話目
{netabare}
まだ気まずい雰囲気。。

にゃんはよく分らないんだけど
どうしてこんな感じになっちゃったのかな?
2話目のヒッキーかっこよかったって思うけど。。

ユイが
あんなこと言わなかったらよかったんじゃないかな?
ユキノンはいつも
きつい言い方しかできないんだから。。

ニセの告白して
ただでさえヒッキー傷ついてるんだから

あの時ユイが
「みんなのために傷ついてくれてありがとう
痛かったよね。。
だれも知らなくったってわたしは知ってるよ」って
ヒッキーの味方になったらよかったのに。。


今週は
一色いろはってゆう1年の女子が
ムリヤリ生徒会長に立候補させられちゃって
落選したいんだけど。。ってゆう相談で

(あ、これって分る!
にゃんも中学のとき生徒会長じゃないけど
ある委員会の委員長にさせられちゃったことがあるから。。

人とうまくしゃべれないのにどうしよう?って思ってたら
雑用だけだったからにゃんでもできたけど
みんな自分がイヤなこと1番人気ない人に押し付けて
それで困っててもだれも助けてくれない。。)

ヒッキーは
自分がわる者になって応援演説しようってしてて
ユキノンとユイはそれに反対して
誰かほかの立候補を立てようってしてるみたい。。

ユキノンのお姉さんに会ったとき
お姉さんが
「ユキノちゃんは生徒会長やらないんだ?」って
聞いてたけど

これ以上ヒッキーのこと傷つけたくなかったら
ユキノンが立候補したらいいのに。。
ユイでもいいけど。。

みんな
自分がいやなこと人に押し付けたがってるだけじゃない?
それなのに
ヒッキーのやり方が好きじゃないとかって
よく分らないなぁ。。
{/netabare}

4話目
{netabare}
今週はちょっと
「俺物語!!」っぽかった。。
友だちの悪口とか言われたらやっぱりイヤだと思う。。

葉山クン
ヒッキーのことかばって自分がきらわれたのかな?
何だかヒッキーのやり方マネしたみたいだったね。。
自分のせいで
ヒッキーが犠牲になったって思ってるみたい?

ヒッキーは
周囲のことなんか関係ないって言ってたけど
関係なかったら
どうしてまわりの人を助けようってするの?

先週
にゃんが書いた
ユキノンかユイがやったらイイって。。

葉山クン、ユキノン、ユイ
3人とも
これ以上ヒッキーが犠牲にならないように
自分を犠牲にしようって決めたのかな?

さいご
ヒッキーはそのことに気がついたかな?
何かするのかな?
{/netabare}

5話目
{netabare}
小町とヒッキー仲よさすぎみたい^^
けっきょく小町のアイデアは
いろはを生徒会長にして奉仕部を残すことかな

そのために仕掛けして
いろはにやる気出させようって。。
でも
応援してくれるたくさんの人の名まえより
葉山クンの名前の方がきいたみたいw

今回は
この方法がうまく行って
だれも傷つかなくって済んだから
きっと
いい方法だったんだよね☆

でも
おわりのほうで生徒会長が言ってた
ユキノンが会長でユイが副会長。。って
ほんとは1番よかったのかも。。

だって
それって奉仕部が名まえを生徒会って変えて
全校生徒のために奉仕するようになるだけなんだから^^
{/netabare}

6話目
{netabare}
リア充の子たちが忙しそうなクリスマス。。
生徒会長になったいろはが奉仕部に来て
他校とのイベントやることになったけど
うまくまとまらないから協力してほしいって

ヒッキーはいろはを会長にさせちゃった責任感じて
個人的に協力することにしたの


海浜総合高校にいっしょに行ったんだけど
向こうの生徒会の人たちって
あんまりイミのない事わざと難しく言って
かっこつけてるだけみたい。。
(あっ、中二病の人とちょっと似てるかもw)

こっちの生徒会の人たちは
なんか言いたいことありそうだけど
お互いに遠慮して黙ってる!?

それで終わっちゃって
何にも決まらなかったみたい^^;

~*~♡~*~♥~*~♡~*~♥~*~♡~*~♥~*~♡~*~

今日は
いろはとヒッキーのやり取りがラブコメってたみたいw

ヒッキーってやっぱり頭いいなぁ☆
英語とか使って難しいことゆうの
海浜の人たちに負けてなかったねw

けっきょく
海浜の人たちって何がしたいのかな?
{/netabare}

7話目
{netabare}
なーんか暗いおはなしがつづいてるね。。

いつまでたっても何にも決まらないね
海浜の会長は「みんなで話しあおう」ばっかり
こっちの生徒会はヒッキーが動かしてる
誰が生徒会長だったっけ?

このままだと
イベントキャンセルとかにだってなっちゃうかも?

今までだと
ヒッキーが悪者になってみんなをまとめてきたけど
今回はヒッキーもだらだらみんなのペース。。
このままだとダメって思いながら何にもできない

それって
みんなからいろいろ言われたせいもあるのかな?


あと
ユキノンとの仲もビミョー?
前から
仲がよかったことなんかなかったんだけどね^^;

今回はヒッキー
どうやって解決するのかなぁ?
{/netabare}

8話目
{netabare}
えーっと。。
今日のおはなしって難しくなかった?w

にゃんは
国語とかそんなに苦手じゃないって思うけど
テストで
「主人公の気もちを答えなさい」とか出ると
よくまちがえちゃう^^

それで思うんだけど
主人公の気もちなんて
たぶん
自分でも分かってなかったりするんじゃないかな?って

だって
にゃんもそうだから。。
何であんなこと言っちゃったのかな?とか
あとで考えたりとかしちゃうから。。


今日みたいなおはなしって
何となく分ったみたいにして見てても
やっぱりよく分らなくって

ユキノンが
「あなたのせいだからあなた1人で責任とって」
みたいな感じだったけど

ユイが言ってたみたく
ヒッキーだけの責任じゃなかったよね?

でも
きっと責任って
自分が責任とるって思った人が責任者なのかも?

それだと
ヒッキーはやっぱり自分で責任とらなきゃダメかぁ。。


合同イベントの責任なんて誰もとりたくないみたい。。
でも
はじめに案を出した人がいるはずだし
たぶん海浜の生徒会の人。。が責任者で

それに賛成した人。。
総武高校の生徒会長とかは2番目の責任者で

そしたら
ヒッキーなんか1番責任なんかないはずで
失敗しても
誰もせめないはず。。

でも
1番責任感じちゃうのが
ヒッキーのいいところだね☆

自分だけでぜんぶやるのって難しいけど
ユキノンとユイもちょっと責任を持ってくれたら
ヒッキーも動けるかも

別に責任押し付けるわけじゃないけど
ユキノンたちも協力してくれたら
きっと何とかできるよね。。

ヒッキーは2人にそうして欲しくって
ユイはOKだけど
ユキノンはちょっとの責任もこわいのかな?
にゃんはこわいからそう思うだけかもだけど。。

さいごにユキノンは
「あなたの言う本物って何?」って聞いてたけど
たぶんそれって
ほんとの友だちとか仲間のことかも

ただ
いっしょに遊んだりするだけじゃなくって
いっしょに悩んだり考えてくれたりする人。。

さいごにユキノンが協力するって言ったのは
きっとユイのなみだかな。。
誰かが泣いてるの見たら
ダメ!なんて言えなくなっちゃうよね。。


あーぁ
今週もだらだら感想書いちゃった。。
きっと
読み直すと何だかよく分らないコト書いてあるハズ。。

でも
読み直すとぜんぶ消しちゃいたくなるから読み直さない。。
だらだらでごめんなさい
{/netabare}

9話目
{netabare}
ヒッキーが先回のことで照れてもだえてたねw
いつもはかっこつけてるのに
でも
前より明るくなったみたい^^

今回は
ユイがユキノンに近づいてきてたね
何だろ?

それからユイとユキノンが参加してくれて
すぐに
クリスマスイベントのおはなしになるのかな?って
思ってたけど

先生からチケットもらって
東京デスティニーランド(?)

ユイとはまたいつか来る約束。。
ユキノンは2人のとき
「いつかわたしを助けてね?」

葉山クンがいろはにコクられてふったみたい
分ってたけど。。ね

いろいろ
これからどうなるんだろう?
{/netabare}

10話目
{netabare}
うーん。。今日も難しかったなぁ

ほかのおはなしだと
誰かがそれとなく説明してくれたりするんだけど
このおはなしってヒッキーだけなんだもん。。

みんなほんとの気もち言ってるかどうか分らないし
自分のほんとの気もちだって
自分で分からなかったりするんだから
見ててもよく分らなくってフツーなのかも?


はじめは葉山クン。。

「いろはには悪いことしたな。。」
「いろはの気もちは素直にうれしい。。 
でも ちがうんだ 俺じゃなくって。。」
俺じゃなくってってどうゆうイミ?


次はいろは。。

いろはがコクったのって盛り上がったから?
それはヒッキーが言った
「本物が欲しい!」を聞いたから。。

覚めてるみたいないろはがアツくなったのは
覚めてるヒッキーがアツい事言ったからだったみたい


それから会議

みんな空気を読んで波風立てないようにするから。。
何かあったら自分の責任にしたくないから。。
できるだけ決めないようにしてて

でも
そんなことゆうのって
「猫の首に鈴をつけよう!」って
言い出すくらい言いにくいことだったけど
ユキノンはっきり言っちゃったねw

そのあと
いろはが2人に文句言ってたけど
これってはっきり言わなかったら
また
海浜の人たちにごまかされちゃったんだろうな。。


イベント終わって部室で。。

ユキノンが
「あなたの依頼 受けるって言ったじゃない」って。。

依頼ってクリスマスイベントのことじゃなかったの?
ヒッキーはそう思ってたけどなぞなぞなの?

これもよく分からなかったケド
もしかして
「本物が欲しい☆」って言ったこと?
だったらすごいなぁ! 


お正月。。

小町っていつも
ヒッキーを女子と2人にしたがってるみたいw
はじめはユキノンと。。
次はプレゼント買いに行ってユイと。。

ショッピングのとちゅうで
ヒッキーとユイは陽乃さんと葉山クンに出会った
それで
陽乃さんはユキノンを呼び出したの

どうして?って思ったけど
えっ!?もしかして2人って
ユキノンを呼び出して家族と会わせるために
おとりにされちゃったの?
{/netabare}

11話目
{netabare}
今週は葉山クンの進路のおはなし

ユキノンと葉山クンが付き合ってるってゆううわさがたって
三浦さんは
近くにいたいから葉山クンの進路を調べてほしいって

今週のおはなし
にゃんははじめよく分らなかった。。
進学校って文系理系でクラスが変わるの?
だから
三浦さんが葉山クンの進路知りたがってた
でいいのかな?

ヒッキーの調査方法。。おもしろかったw
マラソン大会?で
半分まで葉山クンについて行って聞き出すとか。。
とちゅう転んじゃったけど
ヒッキーがいがいと足が早くってびっくり!

前にも葉山クンは
ヒッキーが嫌いだって行ってたけど
それって
自分より格が上って認めたくないからみたい。。
そんなにちがうかなぁ。。


葉山クンは
さいごにユキノンとのうわさも消してくれたし
ヒッキーは
葉山クンの進路調査もできてよかった^^

転んだ傷の消毒。。シュッシュッってするやつ
ユキノンとヒッキーの顔近すぎで
ちょっとドキドキしちゃったねw
{/netabare}

12話目
{netabare}
バレンタインが近づいて
優美子とかチョコ作りたいけど
(葉山クンにあげたい)って奉仕部に相談

沙希も妹に教えてあげたい。。
いろはだって葉山クンにって思ってるし。。

それで
ヒッキーのアイデアをもとにして
バレンタインチョコのお料理教室やることになったの。。


いろはがツンってしながら
ヒッキーの口の中にチョコのスプーンつっこんだり

かおりが言った「じゃあ今年あげるよ♪」に
ユキノンとユイがジロッってにらんでヤキモチっぽかったりw

落としたボールを拾うのに
ヒッキーとユキノンがドウヨウしてたりって
何だかラブコメしてたねw


でも。。
今日もおはなし難しかったねw
陽乃さんが出てきた辺から。。

にゃんは
国語あんまり得意じゃないから
(ほかの教科はもっと得意じゃないけどw)
テストの問題で
「次の文章を読んで主人公の気持ちを答えなさい」とかって
たいていあってないw

でも
人の気もちってよく分らないよね
ってゆうかゼンゼン分らない。。

それに
自分のやったことだって
あとで
どうしてあんなことしちゃったのかな?とかって思うもん


9話目で葉山クンは
いろははヒッキーが好きなんじゃないか。。
みたいな感じで言ってったけど

だとしたら
いろはは自分の気もちが分ってないし
じゃなかったら
葉山クンはいろはのこと分ってない。。

たぶん誰もほんとのこと分かってないのかも。。


それでー
今日のおはなしは
また「本物」だったのかなぁ?

にゃんは本物ってよく分らなくって。。
でも
頭がいいヒッキーとかユキノンとか葉山クンだって
分ってないよね?

それで
つっこんでくる陽乃さんだってよく分ってなくって
何となく本物っぽいヒッキーとユキノンたちのこと
ヤキモチでイジワルしてるだけだったりするのかも?

うーん。。
やっぱりこのおはなしってよく分らないよね。。
{/netabare}

13話目
{netabare}
ユキノンの家族の問題はよく分らなかった。。


それで
水族園でさいごにユイがいいたかったこと
「これからどうしようか?」
「ユキノンのこと。。わたしのこと。。わたしたちのこと。。」って
この三角関係。。どうしよう?ってゆうこと?

クッキーは「ただのお礼」って何度も言ってたけど
1期の1話目の相談
気になる人にクッキーあげたい。。のクッキーだから
ヒッキーが気になる人なんだよね?

あのあと
おいしくないクッキーだったけど
お礼にヒッキーにあげたんだから
お礼だけだったらおわってるもんね。。

今日
またあげたのってゼッタイただのクッキーじゃない
それも
これからわたしたちどうしようか?って言ったあとだし。。

でも
ヒッキーが好きだったらはっきり言えないのって
やっぱりユキノンがいるから。。かな?

「WHITE ALBUM2」でもあったけど
お友だちの関係もこわしたくないし
でも
恋人もほしい。。って
だからはっきり言わないのかな?

それとも
はっきりコクってふられたら
ユキノンにヒッキー取られちゃうからかな?
ヒッキーは
ユキノンのほうが好きなこと分ってるから。。

じゃなかったらその両方かも?


とにかくユイはユキノンに
あきらめて!って言いたかったんだって思った

ユキノンの問題はヒッキーにコクることかな?

ユキノンの問題の答えはわたしたちの答え。。
わたしが勝ったらわたしが全部もらう。。
わたしずるいんだ。。ひきょうな子なんだ。。

これって
わたしはひきょうだから
はっきりコクって今までの関係こわしたくない。。

だから
はっきり言わないけど
わたしがヒッキーを恋人にして
ユキノンともお友だちでいたい。。って

それが
わたしが全部もらう。。なんじゃないかなぁ?


でも
ヒッキーはそのやり方ってずるいって思ってる?
ユキノンにも決めさせないと。。とかって

でも
もらうものが自分のことだって
どれくらい分かってるんだろう?
たぶん。。って思ってるかも

でも
「ゼッタイそうだ!オレの事だ!」
{/netabare}

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 1551
サンキュー:

228

仁烏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ラブコメ感が出てきた

変わらず八幡がかっこいいじゃないか…。
兄妹仲が良いのが より描かれていて良かった。
ラブコメ感も出てきて面白くなったと共に難解になってきた。
いろはちゃんが何かややこしい。
そして今のところお姉さんの印象めちゃくちゃ悪いんだけど、今後変わるのかな?
完結編が使っているアプリで配信してないので見られない。
気になる〜。

投稿 : 2021/08/22
閲覧 : 164
サンキュー:

3

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

徐々に核心に…でもまだお預けorz

原作未読
1期が良作だったので、継続して視聴開始。

【作品概要】
 卑屈ボッチの主人公 比企谷八幡。
 嫌われ者になってまで文化祭の成功に貢献しますが、
 事情を知らない周囲の人との距離はますます広がります。

 続 は文字通りその後の物語。

【作品に対する感想】
 1期は作品タイトルに反してラブコメ要素はかなり少なかったです。
 どっちかというと各キャラの深堀、背景説明とに特化していました。

 ここからがラブコメ本番ですかね。

 ただ、そこで終わり?ってところで終わってるので、
 早く続きが見たいです。
 2期もすごく評価が高いのも納得ですね。

 この作品、話が思ったより深く入り組んでいるので、
 毎回レビュー書くのがしんどいです。結構悩まされます。
 
 

1)物語
 修学旅行 微妙な相関図 雪乃・結衣不快感
 次期生徒会選挙  いろはす登場 八幡自爆テロ封印
 クリスマスパーティー いろはすピンチ 八幡本音と向き合う 
 マラソン大会 隼人の暗部がちらっと見える
 バレンタイン 妙案で無難にまとめるも春乃が燃料投下
 水族館デート ガハマ覚悟を示す

 よくもまあこれだけ詰め込みますよね。
 この作品、人間関係や心理の描写が凄く長けてると思います。
 
2)作画
 単純に作画がごっつい綺麗になりました。

 あと、言ってることが額面通りじゃないときの表情の作画
 微妙な描き分けが上手いなーって思っちゃいました。
 もちろん声優さんの絶妙な演技もあってのことですけどね。
 ➀修学旅行での海老名さん
 ➁生徒会選挙以降の雪乃の陰のある微笑

 ホント瞬間のちょっとした表情や手足の動きで行間を表現してくるので
 目が離せないですね。


3)声優
 江口拓也さん(比企谷八幡)の心の中の声が癖になります。
 自虐系も、ツッコミも笑えますね。

5)キャラ
 相変わらず癖が強いです。
 結構たくさんのレギュラーキャラが登場しますが、
 それぞれをいろんな組み合わせ、角度で描いてくれるので、
 人となりが見えてきて良かったです。

 と言いつつ、各キャラの芯にあたるところはなかなか見せないうえ、
 芯の形成に繋がった過去談もなかなか語られないため、
 まだまだ見えない部分が多いと感じます。
 
 ➀比企谷八幡
  頭の回転の良さはそのままで、1期ほどの異常な卑屈さは
  薄らいでいった感じです。
  要は好感度は上昇です。
  雪乃や結衣との距離が縮まったせいか、1期ほどの破壊神っぷりは
  見せません。
  結衣の気持ち、1期の花火大会の時から多分気付いてますよね。

  未だ語られないこ奴の原点とは一体何なんでしょう。

 ➁由比ヶ浜結衣
  いつも周りを気にしてなかなか言い出せない娘なんですけど
  最後の強い目に好感度かなりアップ。
  おバカかもしれませんが、ええ娘よね。

 ➂雪ノ下雪乃
  この娘が分かりにくいです。
  お姉ちゃんの後をついていくことを卒業したと思ったら、
  今度は比企谷を先導者に据えたってこと?
  だからもっとおぞましい何かということ?
  そういえばこの娘、外敵の排除や物事の進行に関してはテキパキ
  してますが、自分がどうするかの決断はほぼしてませんね。
  生徒会長の立候補の時だけですか。
  
 ➃葉山隼人
  とにかくいい人隼人 の裏にある、そうでない部分が見えてきました。
  ただ、そうだとしても「そんなのあたりまえやん」ってレベルで
  むしろ好印象です。

 ➄海老名姫菜
  1期の時はただの腐葉土でしたが、彼女の人となりが見えてきて
  良かったです。
  なお海老名と八幡は同僚や友人としては合いそうですが、
  恋仲は無理そうかなと思ってます。

 ➅雪ノ下春乃
  いつも思わせぶりな言葉をかけて、爆弾投下していく方ですね。
  こ奴の腹の中が読めません。
  目的、裏でどこまで根を張り巡らせているか、どこまで絡んでいるのか。
  平塚先生ですら苦手そうでしたしね。

6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀嵐山の告白
  海老名を観てると昔知り合いの女子が言ってたのを思い出しました。
  「女子って色恋沙汰に関しては、初めに持ってる答え(要はNo)は
  どう頑張っても覆えせない」って。それをきっちりやってくれました。 
  海老名も頭が切れるタイプなのか、比企谷の意図を察したうえで
  戸部の告白をけん制したのが好印象でした。
  
  一方で文化祭の最後で平塚先生に釘刺されたことを
  またやらかしたことで、雪乃と由衣は不快感を示します。
  1期の初めの頃の八幡なら
  「じゃあ、どうしろっていうんだ」って独白してたと思うんですけど
  ため息ついてたのが、彼の変化を表してて良かったです。

 ➁生徒会選挙
  この話が分かりづらかったです。
  八幡の自爆テロを否定し、防ぐために対抗馬として立候補した雪乃。
  だったら八幡のいろはを本人納得の上、生徒会長にしてしまうという手は
  「十分ええやん」って思ってました。
  なのに「解るものとばかり思ってたのね」と意味深な言葉。
  主語も目的語もないセリフで何を言ってるのか意味が分からないんですが、
  雪乃は姉と違う道を歩くために生徒会長になりたかった?
  だからその手段を壊されたことに落胆している?
  そしてその意図をわかってくれていなかった八幡にも落胆した?
  
  壊して解決する方法しか取れなかった八幡の成長を描いたと思いきや
  雪乃の中では全く別の物語が進んでいたんでしょうか?

  話したらわかると思っているのを傲慢というのであれば、
  話せず分かってくれると思っているのはどれ程の業だというのでしょうか。
  話したら100%解るわけではないけど、話さないよりはわかるのでは?
  
 ➂クリスマスパーティー
  海浜総合高校の方々は意識が高いのではなくバカだと思いました。
  覚えたてのビジネス用語使って、自己満足してるだけ。
  会議は意思疎通の上確認、決定する場であって、一方的に
  話しまくる場ではないでしょう。互いにわかる言葉で話すべきです。
  まして小学生相手にまで同じように…意思疎通する気があるとは思えません。
  ケツが決まってるイベントに、何も決める事無く
  会議することに満足し、何も決められずにずるずると。
  こんな連中相手に何もできないいろはす達も大概ダメだと思いました。
  
  で、何でこんな話を入れたのかと考えると、
  上っ面の中身のない話をしていることにイライラする八幡ですが、
  自分も奉仕部でそうしてるってことを暗喩してるのかなと思いました。

 ➃平塚静 語る
  2期になってちょっと出番減って残念ですが、
  見せ場があってよかったです。
  ただ八幡のフォローに意表を突かれて赤面は「おいおい」って
  思いましたけど(笑

  予告の居酒屋爆笑でした。

{/netabare}



 

投稿 : 2021/08/04
閲覧 : 210
サンキュー:

21

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ダメだ~結衣推しだったのに、いろはにあっさり白旗なんです~><!

1期で三角関係の進展、ラブコメ要素が少なかったのは少々消化不良
ではありました。

この続では、ラブコメというか三角関係が段々とシリアスに。

もうヒロインのどちらかが(推しは結衣なんですけど)悲しい目に
合うんじゃないのかなってドキドキしながら観てました。

最初の案件(戸部の告白)で、またも自分を犠牲にしてとりあえずの
解決へと導いたヒッキー。

自らは心痛まない、誰も傷つかないやり方だって言い切る姿を
雪乃や結衣は黙って見過ごせません。
ヒッキーのやり方では、彼を想う雪乃や結衣が辛いんだよってことが
理解してもらえなくて涙で訴える結衣が切ないです。

そんななか、次の案件(いろはを生徒会長選挙に落選させる)
で、またも解決方法での意見の違いから
奉仕部の3人にとうとう亀裂が入っちゃいます。

ヒッキーは雪乃や結衣の会長への立候補への決意を阻止して
結果、自らが犠牲とはならないやり方ではあるものの独断でいろはを
生徒会長にすることで決着させます。

自分が会長に推してしまったいろはに責任感を感じたヒッキーが
他校との合同イベントに協力する中盤以降では、色々な悩みを乗り越えていくヒッキーの成長すごくない!?って観てました。

中学時代、告白したものの玉砕しトラウマとなっていた折本かおりの登場。
(好きだった娘にここまで言われてしまうのは相当キツイ><!。
自分だったら視線から消えます。耐えられません・・・。)
それでも今のヒッキーは引き下がりません。

生徒会長のいろはを陰日向から支え続けます。

新キャラのいろはは本当にあざとい仕草をこれでもかってみせて
くれるんだけど
1期の文化祭委員長の相模とは違って、自分の仕事を無責任には
放り出しません。
他校との合同イベントの会議でのあの相手高校の生徒会委員長の
飽きれるような会議でも投げ出さずに真面目にやり遂げたのは
好感でした!

まあ、あの男を手玉にとるあざと可愛さを巧みに使ってなんだかんだ
助けを借りるのも上手いんですけどね。

いろはとヒッキーのやり取りは、毎回笑いました!
距離もここでグッと縮まって、徐々にヒッキーを見直して信頼する
関係性が観てて気持ちいい!

こういう子って裏の顔がヤバいってのが普通なんでしょうけど
ヒッキーには悪態つきながらも本音で頼りにしてるってのが伝わって
あざとくても良いです、なんか好きになっちゃいました!
(自分なんてたぶん転がされるだけなんでしょうけどね~><!)


いろはとヒッキーの頑張りを持っても先の見通せない合同イベントの準備。
平塚先生の素晴らしすぎる助言もあって
ヒッキーは意を決して助けを求めに、奉仕部の扉を開きます。

奉仕部の扉をノックして雪乃や結衣に
「本物が欲しい」って涙を流すヒッキー。
本物ってどういうこと??
ヒッキーのセリフって考えてることなのか雪乃達に全部ぶちまけてるのかイマイチわからないんだけど。
ヒッキーが初めて感情をさらけ出して訴えたことが響いて彼女達を
動かしたってことなのかな。
屋上で抱き合って涙を流す結衣と雪乃に、こんなの泣いちゃいます!

その後結衣、雪乃の協力でクリスマスイベントは無事に成功します。
会議で相変わらずグダグダ言う委員長に
「ごっこ遊び」って論破する雪乃にメッチャスッキリしました。

場の空気を凍り付かせて論破した2人にいろはが説教するくだりは
笑ってしまったし、最高にスカッとする話でした。

後半はラブコメ展開全開で、キュンキュンしながら観てました。

ディズニーじゃないランドでの
ヒッキーが結衣、雪乃とそれぞれ二人きりになる瞬間があってそれが
どっちもとても彼女達の魅力全開で良いんです。

花火が上がる中、葉山に告白したものの玉砕するいろは。
涙を流しつつ帰りの電車でヒッキーに
「あんなの見せられたら・・・」あのやり取りで

ちょっと、いつの間に心を寄せてしまったの?って仕草に
結衣と雪乃がいるヒッキーを好きになったって駄目だからって
観てました。
負けフラグ全開のいろはの今後が気になる~。
だいたいいつものことなんですけど、自分
振られてしまう娘がどうしても気になっちゃうんですよね~。

最終話の3人でのデート。
昔から人一倍周りを見て気をつかってきた結衣だからこそなのか
ヒッキーや雪乃の気持ちを見通して先に動き出します。

序盤の葉山や海老名の今のグループの状況を変えたくないことから
個々の告白や想いを殺して
仲間の関係を踏み込まない、決して本物とは呼べない選択に対して

奉仕部での今の状況を失いたくないけど、自分の心、想いを
殺すことなんて出来ない。
なかったことなんかに出来ないって踏み込む結衣の覚悟、本物を求める
決心が胸にきました。

ダメだ~~勝手に結衣の敗北の未来しか自分には予想出来なくて
なんだか悲しくなるよ~><!

女の子の涙は辛いな~。
この3人の関係で誰もが幸せになれる本物を手に入れるってなんとか
出来ないのかな~~?


OPはやなぎなぎさんの「春擬き」。
1期がユキトキだったので勝手にハルトキって読んでたら
春も・ど・き・だったんですね~。恥ずっ><!
「探しに行くんだ そこへ~~♪」ってつい口ずさんじゃう歌いだしが
素敵!

「こんなレプリカは いらない 本物と呼べるものだけでいい」
そしてこの作品で誰もが求める、本物を求める歌詞も良い。

次の完ではみんな本物(だから本物ってなんぞ?)を手に入れられるのかな~?

この先は切ない感じが半端ない気もするし、少し余韻に浸りたいのも
ありますけど、すぐ「完」も観ちゃいますね、たぶん。。

投稿 : 2021/08/02
閲覧 : 244
サンキュー:

33

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青臭さに身悶える青春ラブコメど真ん中

2018.11.18記


原作未読 1期は視聴済


1期から変わらぬ平塚静推し! ゆきのん、由比ヶ浜、いろはす、小町らに目もくれない少数派の戯言とあらかじめご承知おきくださいませ。

で、この作品、、、

「ありゃりゃ?ゆきのんお若いのに足腰弱いですね~」

からの、意外と強かったチャーリー由比ヶ浜さんが

「君たちがいて、俺ガイル」

と最後締めたお話。


大筋そんなこともあるかもしれませんがきっと間違っています。



1期とキャラデザインが変わりました。…が自分は全然気づきませんでした。
地上波再放送を機に1期を視聴。正直なところ後半パッとしなくて酷評気味に1期のレビューを書いたのですが、ここでの評価も、レビュアーさんの熱量も高めだったので、続けての地上波再放送2期も観ることにしました。エラそうにすんませんm(__)m
1期エピソードのプレイバック、撒かれた伏線の回収、キャラ描写の変化などなど、視聴にあたっては1期を観ておくことが条件になるかと思います。


キャラデザもそうですが、しばらく話数を追うと1期とだいぶ毛色が違うことに気づきます。
大きな変化は好意的に受け止められることもあれば反感とも裏返し。私は前者でした。
1期イマイチと感じた私のような人でも楽しめる余地は残されてます。逆もしかりで、1期良かったのに~なんでだよ~、もあるかもね。まずは変化した点などをざっと挙げてみます。

・キャラデザイン(しつこい)。これは好みでしょう。
・1期ではラブコメ低空飛行でしたが、2期はラブコメ全開です。
・それは八幡の捻くれた方法での問題解決という物語の見所が相対的に減ることを意味します。
・1期では八幡(ぼっち)、雪乃(氷の女王)、結衣(八方美人)と記号化されてたキャラが2期では違う一面を見せます。
 {netabare}例えば八幡の捻くれの影に純粋さを、雪乃の氷の仮面の裏側に弱さを、結衣の無邪気な笑顔の下に覗くしたかかさを。{/netabare}
 {netabare}まるでこれまでのイメージと相反する心情の発露。人のココロ表と裏。{/netabare}
・それはエンタメ的分かり易さの放棄である一方、心情描写が重層化したことでもあります。
・あわせてセリフ回しも具体的なものから抽象的な表現へとシフトしていきました。
・平塚先生と陽乃さんはあいかわらずかなぁ

コメディの体裁は保ちつつ、シリアス要素マシマシなので、“物語重視”タイプの方には合いそうです。
奉仕部の面々の掛け合いも分かり易いものから禅問答みたいなやりとりが増えてきますが、不思議と心地いいです。性に合うんでしょう。
“いろはす”は1期のノリを引き継ぐ存在。言い方アレですが1期のファンを置いてけぼりにしないための保険です。劇中挿入された1期の曲たちも継続視聴者の興味を担保するものかもしれません。



ここからが本題。本作どう見るか?ですね。

 『この年齢だからこそ成り立つ物語』

ただし、まばゆい輝きよりも痛みに焦点をあててます。

{netabare}青少年だからこその具体例。少なくとも海浜総合高校の意識高い系への大人の対応はこれ↓
ガキ「僕たちらしいイベントを…」 大人「定義しろ!行動に落とせ!」
ガキ「ディスカッションして…」  大人「期限設けろ!」
聞き慣れない横文字スルーして一喝です。その他諸々良かれ悪しかれ“出来ない”若者だからこそ成り立つ話だと見ると一々納得できました。{/netabare}


極めつけはこれ↓

 『本物って何ぞや?』 {netabare}※衝撃を受けた8話での八幡の独白ですね。{/netabare}

互いを出し切っても崩れることのない関係性といったところなのかしら?
自己の欲求を追求すると壊れてしまう関係。これすなわち偽り。
自分を偽って維持できる関係。これもすなわち偽り。
大人であればあるほど、『本物』は遥か遠く手の届かないものであることを痛感させられます。若者も直感的には気づいてる。それでも求めてやまない、やはりこの年代ならではの心情の吐露なんです。
「こんなレプリカはいらない 本物と呼べるものだけでいい」OPの歌詞がささります。結局、

“青春”ラブコメの看板に偽りなし!

全13話かけてタイトルをほぼ回収したという手の込んだ良作でした。




レビューここまで。以下、禅問答全開だった2期から紐解く八幡、雪乃、結衣の人物評。※思ったより長文になったのでお暇な方向け

★★人物評★★

■理性の化物?(ヒッキー)

「狂人とは、理性を失った人ではない。狂人とは理性以外のあらゆるものを失った人である」
それを裏付けるような
「人間とは感情の生き物である」
そりゃそうだ。

陽乃が八幡を「理性の化物」と評した時によぎりました。このままでは“狂人”確定なところを八幡はすかさず否定、陽乃も「じゃあ自意識の化物だね」と訂正します。
八幡にとっては“狂人”(寸前)と“人間”の狭間で懊悩し続けた2期でした。元からそうだったわけではなく、期待して傷つく経験(失恋)を経て、ひねくれぼっちな八幡像が固定化されていったわけです。そうトラウマ経験をするまでの八幡は元々人間だったのです。
※ここでいう“人間”“狂人”とはあくまでレトリック。八幡が基地外という意味ではありません。

~八幡に焦点絞ってダイジェスト~
{netabare}冒頭、葉山グループを助けた代償に奉仕部の人間関係に亀裂が入ります。
「君のやり方では本当に助けたい誰かに出会った時助けることはできないよ(3話)」(平塚先生)
実はこれまで“解決”と見なされていたものは、ただの“先送り”“回避”だと雪乃から指摘を受けます。
君のやり方は、生徒会長選挙で頓挫しました。自分を犠牲にするやり方が否定され、最悪の事態(雪乃と結衣が立候補)を迎えます。小町とのやり取りを経て“誰かのために”行動目的が加わったことで事態を乗り切ることができました。
八幡と小町の関係は限りなく“本物”に近いものでした。とはいえ家族だからこその関係性であると小町は喝破してましたね。
「私の大切な場所をちゃんと守ってくれた(5話)」(結衣)
ちゃんと守れなかった修学旅行と別の展開を見せたことは八幡にとっても大きな転換でした。
ただしそうそう人は変われない。次の問題は合同イベント。背中を押したのは平塚先生で、ピークは八幡の応援要請。ピークというかここから物語が流れ出した感じです。
「君は人の心理を読み取ることには長けてるな けれど感情は理解してない(8話)」
実のところ八幡は感情豊かな奴なんじゃないでしょうか。蓋をして考えないようにした“感情”。頭で考えれば考えるほど自分の中で整合性がつかないものに対してヒントをくれたのは平塚先生でした。教師の鏡です。 
「計算できずに残った答え。それが人の気持ちというものだよ」
「・・・なぜ傷つけたくないかを考えるべきなんだよ」
橋上で口に出す一言一言が無双の平塚先生でありました。
進まない合同イベント会議と奉仕部の近況。不安を纏ったまま現状維持に安穏としていては破錠してしまう点で両者は同じものでした。
八幡にしても自分を敵にして両校を結束させる、かつての手段はとりません。雪乃と結衣が不可逆的に離れていくことが分かってたからです。二人から大切な存在と思われていることの証左であり八幡も大切にしたいと自覚していたわけであります。結局、八幡一人ではどうしようもなく、三人集ってやっと解決しました。

生徒会長選挙の顛末も、二校合同イベントの結果も、修学旅行までの“先送り”“回避”ではない“解決”と言えるものでした。前者はいろはを翻意させるというやり方で、後者は身内(=いろは)のみ守るというやり方で。

そして葉山くんとその仲間達。八幡らと対極にある葉山らのグループはこの作品の象徴的な意味をもってそう。折り合いつけて、妥当な落としどころで立ち居ふるまう彼らは「剥がれ落ちたものをどう取り繕えばいいかを(6話)」理解した“本物ではない”役回りを演じてます。とことん未成熟な“若者”で構成された奉仕部の面々との良い比較対象になってました。

終盤。雪乃からラブいオーラが出れば出るほど戸惑う八幡は年相応の若者でした。しかし、三人の大切な空間のことも考えて動けない八幡はある意味優しい大人でもありました。{/netabare}


■雪乃と陽乃

自意識の化物とは逆に、自意識がない。2期で明らかになったのは雪乃の脆い心根でした。
1期9話で引っかかっていた陽乃から結衣へのこのセリフ。
「また、雪乃ちゃんは選ばれないんだ」
「昔から変わらないな~おそろいでおさがりで」
「みんな最初はそう言ってくれるんだよ。云々」

{netabare}家庭環境の影響で、自分を殺して周囲が求める偶像を演じ続けてきた雪乃さん。従順すぎる振る舞いと何考えてるかわからない様から親は雪乃と距離を置きます。そんな雪乃とは対照的に自分をもっている姉。親が外回りのご挨拶用などで選んだのは陽乃のほうでした。
自分がない故に姉のおさがりで表層部分は取り繕うことが出来る。ただしそれは上辺だけで中身はありません。
陽乃はそんな雪乃に対して、“面倒なことは姉に押し付けて”と疎んじる部分と、“言うことを聞く(言いなりになる)妹”そのままの雪乃を望むといった両面を見せます。
「そうやって誰かにやらせたり押し付けるのお母さんにそっくり あなたは何もやらなくていいんだもの いつも誰かがやってくれるもんね(4話)」
対する雪乃は陽乃に対しては、デスティニーランドで八幡に伝えたように“憧れ”を持ってました。一方で陽乃から逐一「雪乃ちゃんはどうするの?」と意思決定を迫られることを疎んじてましたね。雪乃にとっては“処理できない”からが理由だということが2期でわかりました。
他人をこき下ろす時も一切の感情を廃し、自分に関しても感情に入れず、氷の女王みたいな雪乃さん。生まれてこのかたですから年季が違います。

理性が突出していて感情を出さないということは八幡も雪乃も同類ですが、自意識の有無の一点において決定的な違いがありました。
そして八幡にとっての感情とは“蓋をしたもの”。雪乃にとっては“芽生えなかったもの”。
人間は感情の生き物である以上、その欠落はこれからの人生のどこかでつまずく要因となったでしょう。平塚先生はそこを見逃がさずこの二人を奉仕部に集め、常に気にかけてました。そして、同類ながら少しだけ隙のある八幡を突破口に二人を“人間”の世界に連れ戻そうとしていたのかもしれません。

平塚先生ももしかすると奉仕部の面々がぶつかった壁に若い頃直面した経験があったのかもしれません。彼女のすごいところは、二人の問題は高校卒業後にも解決する可能性があることを視野にいれつつ、教師として教え子の今に向き合ったこと。平塚先生に出会えて良かったと思います。

終盤。自身に芽生えた感情の処理の仕方が分からず、弱々しさを見せた雪乃。願わくば、「自分の未来を誰かに委ねるなんてあってはならない(最終話)」と八幡に諭されたことの意味を理解して、自分の幸せをつかんでほしいですね。
なお、物語としてはこのへんの結論が出てないことが、3期が望まれる多くの声になっているんではないかと思います。{/netabare}


■感情の化物?(ガハマさん)

八幡と雪乃だけでコミュニティは成り立ったか?答えは否です。
尖った個性は触媒なしでは輝けません。八幡と雪乃、そして彼彼女らと一般の生徒、これらを繋ぐ役割に結衣が果たした功績は多大なものがあります。
そもそも「結」が語源ともされるリアルの神奈川県由比ヶ浜の成り立ちを考えれば、このWヒロインのもう一方の名前の付け方からしてセンスを感じるものであります。

で、この由比ヶ浜結衣さん。1期では、八方美人で明るい、でもちょっと気弱なお馬鹿キャラ、とマスコット的な位置付けの女の子でした。一言でいうと性格良さそう。
もともと社交性が高かった彼女はスクールカースト最上位、葉山達のグループに属し、奉仕部入部後も交流は続いてたりします。知性VSコミュニケーション力の対比でWヒロイン双方の魅力を引き出していたのが1期の魅力でした。
対比といえば母子関係でこんなことも。「ママ!余計なこと言わなくていいから(13話)」冷たい印象、娘の友人など歯牙にもかけてない雪乃下ママとは対照的に、友達の話で盛り上がる由比ヶ浜家の和んだ空気が伝わってくるような話もありましたね。

ただしこの結衣ちゃん。友人関係が壊れないように八方美人に振る舞う自分に対して嫌悪感を抱いており、そのことは奉仕部入部のきっかけになったのを私達は覚えてます。

{netabare}実はその自分の弱さに向き合って一足早く成長したのが結衣ではないでしょうか?
「優美子!その話ならもう説明したじゃん。ホント偶然会ってそれだけだって(11話)」
葉山と付き合ってるんじゃないか疑惑を雪乃に向ける三浦に対してガツンと言い放ちますが、これ1期冒頭で同じことができたかと言われれば無理でしょう。奉仕部の面子でいち早く成長を遂げた結衣が最終話で三人デートに誘う流れは必然だったのかもしれません。

ラブコメ用語でいう“負けヒロイン”のフラグはばんばん立ってます。ランドで雪乃が八幡に「いつか、私を助けてね」文化祭の時には言えなかった一言にきゅんとした場面がありました。遡ること1期、結衣が八幡にこう伝えてます。
「ヒッキー。もし、ゆきのんが困っていたら、助けてあげてね」
由比ヶ浜結衣は理性や知性とは対極にある感情の化物です。人の気持ちがよくわかる。友情と恋愛感情を消化しきれず苦悩し続けたのが2期の由比ヶ浜結衣でした。
さり気ない気遣いが発揮された場面は数知れず。修学旅行の海老名への戸部くん告白シーン後でも、早々に立ち去る葉山グループや雪乃とは別に、傷ついているであろう八幡に
「こういうのもう なしね(2話)」
最後まで残って傍にいたのは結衣です。もうこれ以上傷ついてほしくない一心も当然ありました。それでも変わらぬ八幡についには溜めてた想いをぶつけます。
「人の気持ち もっと考えてよ!なんで色んなことが分かるのにそれが分からないの?」
奇しくも同じことを平塚先生に後日指摘されることになりますが、この件でも先の雪乃の件でも、意外と先回りしてたのは彼女だったんじゃなかろうかと思います。

負けヒロイン確定してはいないとはいえ、ここまでであまりにも Good loser 過ぎる立ち居振る舞いなのです。
「いいの 何かずるい気がするから」
終盤。八幡の見送りを断った時の結衣のセリフがこれ。いち早く成長したものの、友情と恋愛感情の狭間で揺れ動く彼女は最後まで変わらなかったとも言えます。{/netabare}




{netabare}三人デートは解釈いろいろ。ただ少なくとも由比ヶ浜主導ではありました。挿入歌がcv東山さんの歌(hallo alone)だったのが印象的です。八幡と雪乃の依頼とはなんだったんでしょうね。{/netabare}



ここまでつらつらと長文恐縮でした。
1期とだいぶ趣の変わった2期について、私は断然こちらのほうが好きでした。地上波再放送ホントありがとう!
ちょっと難しい部分もあるのは事実ですが、雰囲気だけでもだいぶイケます。試しに会話のやりとりの中で登場人物がハッと目を見開く場面がちょくちょくあるのですが、そのへん着目すると私の場合理解が進みました。

たまにはこういう頭使う作品もいいもんです。
青春ラブコメとして間違ってないどころか、この2期こそTHE青春ラブコメでした。
ただし王道です!ということであればきっとそれについては間違っている。
捻りを加えた味付けに仕上がっていることが評価の高さに繋がっているんでしょう。私も美味しくいただきました。ごちそうさまでした。



-----
2020.09.17追記

2020年4月~6月再放送。1期再放送と同タイミングでコロナの穴埋め。
3期“完”の手前でおさらいできました。



視聴時期:2018年8月~10月 地上波再放送

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2018.11.18 初稿
2019.04.26 修正
2020.09.17 追記
2021.08.01 修正

投稿 : 2021/08/01
閲覧 : 1865
サンキュー:

97

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

学内カーストってもっと厄介では?

シリーズ全視聴済、原作とゲームは触れてません
前作に続き、主人公がとにかくひねくれててネガティブですが、頭がキレるので問題解決スキルが高く、影のヒーローになっていくという、今のアニメで多いキャラ設定です
ストーリーはよくできており、展開も秀逸ですが、思うに学内カーストって意外と固定化されてて、弱キャラ友崎くんの様に、強キャラが突然味方兼調教師になるとかしない限りなかなか変わらないよね
学内カースト下位の人と仲良くなったことがあるけど、周りから何であんなのと仲良くしてんの?と、プレッシャーキツくて、面倒くさくなってどっちともつるむのやめました
カーストとか空気とかを解消できるのは梓川咲太みたいにスマホを七里ヶ浜に投げ飛ばすくらいなもんですよ
そういう意味では不憫な高校生活を送った男子向けなのかな
視聴自体は一期同様サクサクいけます
ここから先は一期のレビューと共通です

個人的に気になって仕方なかったのは、物語の舞台は千葉の検見川を中心とした千葉ですが、何故か主要キャラは鎌倉を中心とした神奈川の地名がついています
鎌倉の地名と逗子の一色以外は戸塚とか川崎とか三浦とか葉山とか細かい地名じゃなく雑な扱いです
一色がいるなら森戸がいても良いんじゃない?
一番気になるのはダブルヒロインの1人、由比ヶ浜結衣という陽キャラが実に良い味を出すのですが、鎌倉生まれのわたしからすると、由比ヶ浜って発音が「ゆ↑いがはま」で、多くの人が発音する「ゆ↓いがはま」じゃないんですよね
神奈川県民は概ねどこかでエフ横に触れてるので、渋滞情報とか流れるのをとこかで聞くのですが、エフ横では絶対に「ゆ↓いがはま」とは言わないんですよ
原作者さん神奈川を知らないんだったら由比ヶ浜は落とし穴あるから選択しちゃダメですね
材木座がいるから由比ヶ浜にしたんでしょうが、別に稲村でも七里でも腰越でも、って言うより千葉の地名で良かったんじゃないかな
幕張とか浦安とか船橋とか館山とか鴨川とか、千葉もいいとこいっぱいあると思うんだけどね

鎌倉とか藤沢とか茅ヶ崎とか逗子とか葉山とか湘南って一くくりにされがちだけど、だからこそ地元に愛着ある人多いんで、この辺はよくリサーチして欲しかったかな
戸塚とか唐突すぎるんですよ、何故横浜から戸塚を選んだのか、二俣川とかにしてくれてれば、神奈川県民免許持ってれば必ず行かされるので、攻めてるねぇと思うんですが
ハナヤマタなんかもリサーチ甘いですが、その後の青ブタはここがメインということもありキッチリしてましたよ

投稿 : 2021/05/23
閲覧 : 163
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たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんか、、、ずるいわ

原作は未読。
だけどアニメの一期がお気に入りで
二期も期待して視聴した。

1回目の視聴後の俺、、、( ゚д゚)ポカーン …
なにこれ、、、置いてけぼり感ハンパないわ。
内容もシリアスで、ちょくちょく八幡がボケをかますけど
一期ではそれが好きだったのになんか二期では場違いで
笑っちゃいけない感じで息苦しいなぁ〜ちょっと。
と言うのが一回目の視聴の感想。
とりあえず、もう一回観てみよう、、、

2回目の視聴後の俺、、、(;´Д`)
ヤベェ、全然わかんない、、、
由比ヶ浜が
『大丈夫だよ。私も実はよく分かんなかったから』
って言ってくれたけど、
やっぱり、このままわかんないままじゃ嫌だよ、、、

というわけでそれからも何回も繰り返し視聴。
私は何度でも繰り返し同じ時間を巡り
たった一つの出口を探ってみたけど、、、
ひどいよ、、、こんなの、、、あんまりだよ・・!

何度目かの視聴で気づいた。
これ、、、原作読めってことだと。
これだけみてもキャラの心情とか
意味深な台詞も多すぎるし
わかんないとこがあって頑張って考察してみるんだけど
難しくて、、、俺、そういうの苦手だから。

でも、こういう時に頼りになるのが
あにこれユーザーさんのレビュー。
みなさんほんとすごいです。
おかげでいろんなことがすっきりしました。

二期で一番重要になってくる {netabare} 『本物』 {/netabare}の意味とか
{netabare} 最終回の由比ヶ浜のセリフ {/netabare}とか
平塚先生が結婚できないのはやはり間違っているということとか

みなさんのレビューを見て、いろんなことがわかって
その上で、もう一回見直して、、、
個人的な感想
由比ヶ浜をすごく応援したくなった。
二期では由比ヶ浜が一番頑張ってたんだなと気づかされて
最終回までのくだりとか見てるとなんか切なくなってきて
そんで決め手の{netabare} 『私が勝ったら全部もらう』{/netabare}宣言ね。
なんか泣けたわ。
由比ヶ浜にはハッピーエンドになってもらいたいと
心の底から思いました。

一期とはまた印象の違う感じでしたが二期もかなり面白かった。
変わらないと思ったのは
小町ちゃんは妹の中の妹なこと
戸塚に変な気持ちを抱いてしまうこと
平塚先生と結婚したいという気持ちは一期と変わらなかったですw

音楽も前作同様素晴らしかったです。

最後に、いろはすあざと可愛い過ぎる件について。
いろはすの一挙手一投足にグッとこないことはないですねぇ、、、
てかグッときました!
実は一番のお気に入りキャラだったりしますw

投稿 : 2021/04/10
閲覧 : 440
サンキュー:

36

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

丁寧な人間関係の描写が素晴らしい

こういう系は2期、3期と話が進むにつれ、
主人公を取り巻く人間関係を増やし、
短編ヒロインの問題解決して結果ハーレムになるものですが、
どっこい、すごく丁寧に奉仕部の3人の関係・感情をしっかり掘り下げてくれて
1期よりも物語に引き込まれます。

あやねる演じるいろはすが加わったことで学内イベントや校外活動へ
お話を膨らますことができ、キャラも相まって話をよく展開してくれました。

小町は天才碧井さんでサブレもやったりさすがの一言。
こんな妹がいたらシスコンにならざるをえない。

そして!!!!!
意識高い系の煉獄さん。
彼の顔は煉獄さんに置き換えながら見えちゃいました笑


しっかり丁寧で時間をかけて3人の恋模様を描写してくれるので結末が非常に楽しみです。


なおぼうが演じたキャラの中で由比ヶ浜が一番好きかもしれない。

投稿 : 2021/03/15
閲覧 : 217
サンキュー:

7

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

“普通”は盆に返らず

【物語 4.5点】
空気が変調する描写が圧巻。

虚構でも普通で心地良い人間関係を
本当の気持ちを伝える告白により、壊したくない。

本質を回避して、責任も回避して、自身の外面やブランドは守りたい。

依頼対処を通じて、2期でも継続する奉仕部のケーススタディ。
主人公・比企谷八幡は合理的な正解を導き出しているはずなのに、
当人たちが恋路を直視しないことにより、空気が淀み、
奉仕部の安らかな普通が失われていく。

この臨場感が本当に凄くて、
ヒッキーに感情移入し過ぎていた私などは、
中盤、どうして、こんな痛い空気になっちゃってるの?
と本気で頭を抱えた程w

(ストレス共有の余り私も姫菜やヒッキー同様、危うく{netabare}BL趣味{/netabare}に逃避しかけましたw)

けれど{netabare}葉山や“同中”女子{/netabare}をけしかける陽乃のちょっかい。
平塚先生の効果的な経過観察&面談。
なども経て、ヒッキーと一緒にもがいていると、
段々、もつれた原因が見えて来る。

だからこそ{netabare}「本物が欲しい」との叫びが高い共感度をもって胸に響いて来る。
例え、人間関係が虚構で、程ほどに折り合うことが大人になることなのだとしても、
本物なんてなくても、本物を求めたくなったヒッキーの気持ちの変化が重要なのだと思います。
{/netabare}

シナリオ運びの上手さに感嘆します。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・feel.(ブレインズ・ベースから変更)

作画の安定度は向上。
背景美術も聖地・千葉だけでなく、
竹林の小径(こみち)他、修学旅行先の京都の描き込みも良好。
(ホント{netabare}告白成功阻止の自爆の舞台{/netabare}にするには勿体ない幻想絶景w)

一方でヒッキーの瞳の濁り具合など、独特のクセも平(なら)される。
一抹の寂しさも覚えるが、キャラが崩れる心配をせずに、物語に集中できるのは大きい。


【キャラ 4.5点】
ヒッキーの妹・小町。
1期では正直、露骨な妹属性のテンプレキャラだと思っていましたが、
2期ではヒッキーが雪乃さんと丁寧語でしかダベれなくなり、居場所を失いつつある所を、
妹が、親密な毒舌で、兄の相談役となる高ポイント大量ゲットの大活躍。
あのダイニングはヒッキー最後の砦でした。

その他、戸塚&姫菜、川崎さんなど、モブと見くびっていたキャラの本領発揮もあり、
層がどんどん分厚くなる。

JSの留美ちゃんなど、思わぬ人物との再遭遇と問題解決への寄与も仕込まれ、
奉仕部メンバー自身の課題克服に向けた人脈構築も順調そのもの。


また、由比ヶ浜さんは雪乃の言葉を借りる間でもなく、2期の時点でも相当凄いが、
3期を思えば、これすらピーク途上。


ヒッキーと互いに嫌い合う葉山のエピソードも待望の回。
{netabare}マラソン大会連覇だの、進級による人間関係リセットの谷間だの、{/netabare}
ヒッキーが挽回不可能とみなす苦境を難なく乗り越えるように演じるイケメンぶり。
そんな葉山が、ヒッキーも私も妬ましいけど、結構、好きですw


【声優 4.5点】
声優・佐倉 綾音さんの人気キャラ投票をやると、
主役ヒロイン級を押しのけて上位に入って来る“いろはす”こと一色いろは。
途中出場で、メインヒロイン2人以外に刺されてなるものかと
視聴前、私は妙に捻くれていましたがw
“何ですか?口説いてるんですか?(中略)無理です”などと自己完結する
マシンガン・ヒッキー振りまくりボイスに
無事、蜂の巣にされました。ありがとうございますw


口車と言えば、“意識高い系”の海浜総合高校・生徒会長・玉縄役の日野 聡さんによる、
中身のない横文字の羅列→ヒッキーの“同中”かおり役・戸松 遙さんの“それあるー!”
の会議は踊るされど進まずボイスのコンビネーションw

日本のトラディショナルなホワイトカラーは、
机上の空論により、責任をアヴォイドし、
低生産性により失われた20年をもたらしたクリティカルなファクターであり、
そのパージこそが、喫緊のプライオリティなのでありますw


【音楽 4.0点】
劇伴は音楽制作集団・MONACAの石濱 翔氏や高橋 邦幸氏による提供継続。
作画同様こちらも、丸くなったのか慣れなのか、
修羅場では、1期ほど露骨に昼ドラではない印象。

むしろ敢えて音楽を使わない効果音のみの演出の方が強烈。
全く、教室で空気が凍った時のアナログ時計の秒針は、なんであんなにうるさいんだ。


OP主題歌は引き続き、やなぎなぎさんの「春擬(もど)き」
軽快なメロディに“本物と呼べるものだけでいい”など
作品の本質を繊細に捉えた歌詞をのせた逸品♪


ED主題歌も引き続き、雪乃&結衣のキャラソン「エブリデイワールド」
1期と同じく明るい曲調に、本編ではおくびにも出さない“恋”のワードも織り交ぜて、
葛藤する乙女心を吐露した良曲♪
こちらも1期同様、2人各々の心情回ではソロバラードVer.に。
{netabare}“真実よりやさしい嘘をプリーズ”{/netabare}など、どちらかと言えば結衣方面に刺さる歌詞。

投稿 : 2021/03/14
閲覧 : 528
サンキュー:

43

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続のストーリー・あらすじ

青春は残酷だ!? ひねくれ男の妄言ラブコメ

孤独に負けず。

友達もなく、彼女もなく。青春を謳歌するクラスメイトを見れば「あいつらは嘘つきだ。欺瞞だ。爆発しろ」とつぶやき、将来の夢はと聞かれれば「働かないこと」とのたまう──

そんなひねくれ高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学校一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」。

さえない僕がひょんなことから美少女と出会い……どう考えてもラブコメ展開!?  と思いきや、雪乃と八幡の残念な性格がどうしてもそれを許さない!

繰り広げられる間違いだらけの青春模様──俺の青春、どうしてこうなった!?

そんな大人気シリーズの第2期!!(TVアニメ動画『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年春アニメ
制作会社
feel.
主題歌
≪OP≫やなぎなぎ『春擬き(はるもどき)』≪ED≫雪ノ下雪乃(CV:早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV:東山奈央)『エブリデイワールド』

声優・キャラクター

江口拓也、早見沙織、東山奈央、佐倉綾音、悠木碧、小松未可子、近藤隆、檜山修之、戸松遥、柚木涼香、中原麻衣

スタッフ

原作:渡航、キャラクター原案:ぽんかん⑧、 監督:及川啓、シリーズ構成:菅正太郎、キャラクターデザイン:田中雄一、音楽:石濱翔/高橋邦幸、音響監督:本山哲

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