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「しにがみのバラッド。(TVアニメ動画)」

総合得点
58.7
感想・評価
113
棚に入れた
791
ランキング
6390
★★★★☆ 3.3 (113)
物語
3.4
作画
3.2
声優
3.3
音楽
3.3
キャラ
3.4

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☆の総合評価
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しにがみのバラッド。の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

全体的には淡々とした内容でお世辞にも印象強く残るとは言い難いが、
ただ内容的には優しいエピソードが多く視聴後の気分は良い感じになれたのでそれなりには楽しめました。

【評価】

60点・2B級

投稿 : 2023/01/29
閲覧 : 62
サンキュー:

0

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

身近な死を扱うのは良いけど同じような話。秀作に一歩届かず。

 異世界やバトル、戦争ものとは違い、身近に死があることを認識させてくれる作品でした。全体的に静かで淡々とした感じで、作品の主題と画作りがマッチして、いい雰囲気だったと思います。

 ただ、1話から4話まですべて死者の残された人間に対する想いの話で、単調になってしまいました。2話から4話までは生存者の恋愛も似たような話です。
 原作は沢山あるようですので、もうちょっと毛色の違った話をチョイスしたほうが良かったのではと思います。

 5話は死者に対する想いで話は違う方向でしたが、1話で出てきた登場人物が間接的に死神の役割をしていましたが、そうする必要があったかどうか。

 6話は死者側からの未練の話でした。ここは今まで知らなかった視点でしたので、ネタあかしのような感じで、面白かったです、同時に、かなり暗い話でした…が、ここは語らないほうがいいでしょう。
 6話については、制作者側もこれがないと、作品として成立していないことがよくわかっていたんだと思います。1話~5話まで死神はメッセンジャーでしかなかったですから。

 さて、そんな感じのオムニバスでしたが、6話が面白かった他では、3話と1話が良かったかなあ。特に3話のトマトちゃんが可愛いかったです。「秒速5センチメートル」とか「月がきれい」をちょっと思い出します。
 3話は風景が良かったのと、オリオン座がちゃんと描かれていたのも良かったですね。死神が直接語らないのも、単調な作品の中では新鮮でした。


 総評です。身近な死を意識する珍しい作品でテーマ性はいいと思います。ただ、死者の残したかった思いが、恋愛、家族愛だけで終わってしまったので単調でした。6話と言う長さなので飽きなかったのかもしれません。飽きが弱点ですので毎週見ていた人の印象は違ったかもしれません。

 死を感じさせる雰囲気や演出は良かったです。声優さんたちのおさえた演技が悪くなかったです。

 ヒロイン?の死神の行動原理になにかあるんでしょうか?そこがないとヒロインを置いた意味すら希薄になります。6話があるので何とかなった気もしますが、やはりヒロインの存在意義が薄い気がしました。恋愛は各話甘酸っぱくて良かったです。

 ということで、面白いですが、秀作に一歩届かずという感じでした。

投稿 : 2022/12/16
閲覧 : 154
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3

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

死者の想いをそっと伝える、真っ白な死神の女の子のお話。

ラノベ原作。オムニバス形式、全6話構成の作品。

原作未読。
~あらすじ~
人間の魂を運ぶ真っ白い死神"モモ"が、仕え魔の黒猫"ダニエル"と共に、想いを残す人間へ少しだけおせっかいを働く話。

死んでしまった人間の後悔や想い、残された側の人間の後悔や想い、その気持ちを死神モモが少しだけ繋げて伝えてくれる話。
モモがずっとお節介を焼くのではなく、本人が自分で考え悩み、最後に少しだけモモがお手伝いをするというのが良かった。
特にジーンときたのは4話の『あきのまほう。』。

2006年放送の古いアニメですが、絵柄と音楽、間のとり方が雰囲気あって良かったです。

作品柄、毎話死者が出てくるのでどうしても暗い雰囲気になっていますが、鬱作品ではなく、残された人たちの未来へ繋ぐ話になっているので、暗い中でも希望を持てるような作品でした。
死神モモの過去やパーソナルな部分が描かれるような回がなかったので、モモがどんな経緯で死神になったか気になりました。

物凄く面白い訳ではありませんが、しっとりとした人間ドラマが見たい時にはゆるく見れる作品と思います。

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 178
サンキュー:

4

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

落ち着いた演出が沁みる

「シゴフミ」を思い出さずにはいられない作品。

淡い恋の描写のされ方とかは、最近の深夜アニメでは見ないような気がする。
………単にオレが見なくなっただけ?!

望月智充監督による演出(音響監督も兼任)と吉田玲子さんのシリーズ構成(&脚本)は盤石です。



また、原作小説を買ってまう……





P.S. アイキャッチの不協和音が怖い((;゚Д゚))

投稿 : 2020/01/04
閲覧 : 375
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3

TimuTimu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

この頃からラノベがアニメ界へ本格的に進出してきましたね。

イリヤの空、半月などこの頃はラノベのOVA化が顕著になった年でした。後にハルヒが大ブームしますがこの頃はまだエロゲ原作が覇権を握っていたように感じます。

6話完結でそれぞれ少年少女の葛藤をもつ群像劇が特徴。
考察はしなかったので何を伝えたいのかがいまいち分からない(原作好きの人はすみません)ですが、とりあえずほのぼのするし悲しくなるし、BGMも控えめなのでゆったりとしたストーリーテンポが印象的。思うとすればこの子は本当に死神なのだろうか。くらいでした。

投稿 : 2019/03/13
閲覧 : 513
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1

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世話焼きな死神さん

全6話
1話完結の30分枠


既に亡くなった魂の回収をするのが死神の仕事だが
この作品は、死神は魂を回収するだけではない
もう何年前に亡くなった魂の未練を死神が
その家に家庭訪問して近状を確認したり
関係のあるキャラの悩み聞いたり、お節介な
死神さんである。

第1話だけは、女の子が事故にあって
亡くなってしまうんだが
その子と一緒にいた男の子に女の子の気持ちを代弁
してあげたり、男の子の弱点を教えたり

人間描写がかなり的確に表現されている
ただ、様子を見にくるときもあるが
大体は遺族の家庭訪問に行くことが多い

そして、死神の姿をみんなが見れるわけではないので
鈴の音が聴こえる

っていうキャラは、死亡フラグがたっているか
死神が家庭訪問に行くかのどっちかである。

まぁまぁ、面白かった!

投稿 : 2019/02/25
閲覧 : 445
サンキュー:

0

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1話で こってこての話で泣いちまったよ・・・・

 1話完結型の全6話編成

死神モモ と 使い魔の黒猫 ダニエル


 タイトルからわかる通り

人の死に関するお話しですが、常に人が死ぬわけではないです

若干、泣いてしまうシーン・物語がちらほらあります


 僕は1話泣いてしまいましたね

年のせいか 涙もろく ちょろっと泣いてしまいました

こってこてでも泣いてしまうわ


 こういう風に泣いてしまうアニメを視聴すると

プラスティックメモリーズを思い出してしまいますww

投稿 : 2017/07/12
閲覧 : 537
サンキュー:

6

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

死神系の話は昔から結構あるとは思いますが、いいです。絵柄が好みです。短編集ですが、どれもかわいらしいというか、淡い恋心を題材にしていて、視聴後はすがすがしい気持ちになれます。
難はというと・・・死神と相棒がいる意味が見いだせないところですかw。もう少し死神に焦点をあてた物語の進め方もあったのではないかと思います。

投稿 : 2016/08/29
閲覧 : 321
サンキュー:

2

しーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

2016

投稿 : 2016/04/27
閲覧 : 313
サンキュー:

1

双真 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

★★☆☆☆☆

おもしろくなかった!

投稿 : 2016/04/14
閲覧 : 270
サンキュー:

2

ぽるもるL さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

感動的テンプレ作品

とにかくテンプレなネタであからさまに泣かせに来ます。
正直典型すぎてやっぱり感しかない。

心がピュアな人が観るといいかも。

投稿 : 2015/07/31
閲覧 : 321
サンキュー:

1

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

身近な死から少年少女を生きる輝きに導く、優しい死神。ハートフルなジュブナイルです。

近しい人の死を経験した少年少女に、心優しい死神少女・モモが、静かに見守ったり、ささやかな道標を見せてくれる。
電撃文庫のライトノベルが原作の、全6話のオムニバス形式のお話です。
全般に優しい雰囲気から、ほんの少しだけホロリとさせてくれる感じ。
小学生~高校生の少年少女の、仄かなラブコメ要素もあり。

…かなり地味な作品で、大きな起伏は無し。
感動や泣ける度も、そこまであざとくは無い。その地味さこそ、本作の良さかも。
合わない人にはとことん退屈かもですが、しみじみとした良作です。

{netabare}『物語』
ジャンルとしてはジュブナイルファンタジーでしょうか。
原作からして対象読者である若い世代向けのお話な感じです。
年齢的に幼い(小学生~高校生)少年少女が、身近な大切な人を亡くすのは、とても辛い経験…
そんな彼らを静かに見守る、白い髪の死神の女の子・モモ。
決して説教くさくは無い、さりげなく死者との絆や愛を繋げて、生きる希望へと導いていく。
…本作は意外と感動系でも泣ける系でも無いです。
泣ける度は1話か2話がピーク、以降はほんのちょっぴり良い話な感じ。
それでも、毎話、優しさと生きていく大切さが、さりげなく伝わってきます。

毎話の、ラブコメ…未満な幼い少年少女の微笑ましい関係性も良い感じ。
ラブコメの波動を感じる!ようでいて、一歩足りないような、もどかしさ。
これぞジュブナイル。
ラブコメというよりも、ジュブナイルですよ。
地味~なのですが、このもどかしさが良いんです!

全体構成を見ると、1話が一番直接的に悲劇的な悲しい死別。
2話も大切な姉を失ってかなり参っている少年のお話。
…と来て、3話以降はあまり直接的に悲しさ訴える話ではない、ように見えて、生きていく希望や意味を問うていく。
1話2話を先に持ってきた上で、3話以降の(ちゃんと生きていこう)と思える雰囲気になっている気がする。
1話で主役だった小学生の少年(モモと出逢い友達の死を乗り越えた後)が5話でも再登場、成長した少年が、渦中の少女(年上)をリードする流れも良かったです。
モモの関わりは最小限でも、モモの優しさと涙は無駄ではない、そう実感できるので。

全般に地味な内容で、あざとく感動を誘われるには些かパンチ不足な感も。
本作は、視聴の際はそれなりに気合い入れて観たい作品です。
散漫に視聴すると、記憶に残らないかも。
けれど。
ちゃんと観ると…すごくステキな物語です。
若者向けな内容かもだけど、大人が観ても良い感じ。
…リアルタイム視聴時は泣く程でもなかったのですが。
最近再視聴した際、涙ポロポロ出ました…。
モモが涙流すシーンでもらい泣きしてしまう!
最終話も、不思議と温かい気持ちになり、いつの間にか目頭熱くなりました。

『作画』
2006年度のアニメとしては、やや地味かも。
背景含めてクオリティーはそこそこ。
深夜アニメよりも、NHKアニメ寄りっぽい(本作は深夜ではない)。
モモはかなり可愛いし、各話の少女達も十分可愛い。
特に3話の眼鏡っ娘トマトちゃんかわいい。
全般の地味さも、本作の持ち味かも(好意的)。

『声優』
モモは小林晃子さん。出演作は少ないが、絶対少年の谷川希紗と並んで代表役か。
役柄から地味な印象だけど、モモの持ち味はしっかり出ていた感。
ダニエルの清水愛さんのお茶目な好演も光った。

各話では、1話の少女の斎藤千和さんが良かったです。
全般にややぎこちない感じ多く、最終話ヒロインの坂本洋子さんは素人っぽかった。
そこがむしろ本作の雰囲気には合っていた気もする。

『音楽』
OP「no one」ED「White Messenger」共に、優しくハートフルな雰囲気伝えてくれる。
EDは歌詞も分かりやすく、モモの気持ちが分かるので心打たれます。
作中含め全般に地味ではありますが、音楽は地味に良いです。

『キャラ』
白い髪の死神少女モモが可愛いです。
性格は一見クールで、介入は最小限にしつつも、お節介で少年少女達のアフターケア万全。
見た目は各話主人公たちと同年代なのに、優しげな雰囲気と語りかける口調はお姉さんのような、お母さんのような包容力を感じる。
「死んだ人は泣けないから…私が代わりに泣いてあげるの」
彼女が泣くシーンは心打たれます。
とても地味なキャラクターなのですが…ステキです。

ネコのダニエルのお陰で、大分暗い雰囲気緩和されてました。
狂言回しとして良いキャラでした。

各話主人公達も地味ながら皆主人公でした。
萌え的には3話のトマトちゃんが一番可愛かった。
委員長キャラいいですねぇ♪
全般に優しい世界で、モブ含めて善意のキャラクターなのも好印象です。{/netabare}

投稿 : 2015/06/09
閲覧 : 411
サンキュー:

24

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

優しい死神が織り成す優しい物語

1話完結型の全6話。


全身真っ白の天使のような死神・モモと
仕え魔である黒猫・ダニエルが人間の魂を運ぶ物語。
ただ、モモはいつも人間におせっかいを焼いてしまう。
死神なのに人の死に涙を流す優しい性格の持ち主。
彼女が人間に関わった結果、辿り着いた先は…。


てな感じの物語なのですが、面白かったです。
ただ、これに似た作品として「シゴフミ」というものが挙げられます。
比べて良いのか悪いのかはさておき、
個人的には「シゴフミ」のほうが断然好きです。
内容が濃く、ヒューマンドラマとしても優秀なので。
本作「しにがみのバラッド。」は「シゴフミ」の入門編のように
どうしても思えてきます(好きな方ごめんなさい)

いや、本作が嫌いなわけじゃないです。
言ってしまえば「シゴフミ」の二番煎じに見えてしまった、それだけです。
まぁ本作のほうが原作もアニメも先なんですけどね。
二番煎じなんて生意気なこと言ってすいません。


上ではあんな風に書きましたが、
このジャンル(ダークファンタジー?)は好きなので、
本作も例外なく楽しめました。
モモと人間の交わりが見所です。
モモが導く答えは何なのか、是非確認して頂きたいものです。

モモとダニエルの会話は笑えました。
ダニエルはモモの保護者の役割ですかね。
この関係性も面白かったです。


OP「no one」 歌ーKOY
ED「White Messenger」 歌ーKOY

神秘的な主題歌2曲は魅力的でした。



全6話で話に大きな起伏もないので、気付いたら終わってたって感じです。
もう少し話にスパイスを加えても良かったかなと思います。
視聴者に魅せたいのは『衝撃』なのか『感動』なのか、
はたまた別の"何か"なのか。
イマイチ定まっていなかった点が残念です。

それでも、一つ一つのエピソードは悪くなく、
それなりに毎話楽しんでる自分がいたことは確かです。

投稿 : 2015/05/18
閲覧 : 631
サンキュー:

28

woa さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

死と生をつなぐメッセンジャー

2006年放送。全六話。

アンソロジー形式で登場人物たちの死に運命づけられた生のありようを描く。主人公の死神・モモ(100100番)と使い魔の猫・ダニエルは狂言回しとして各キャラクターの行動を動機付け、遺恨を残さないため、死人そのものに化けたりするのである。

ダニエルはモモの人間の運命に関与する行為をお節介と言うのであるが、OPのモモと同年代の生徒たちが登下校する道すがら、逆方向へ向かうモモには普通に考えて各話の登場人物が失うことになる日常生活そのものと生や死の概念自体がないのではないだろうか?

彼女が自己紹介する時もかならず相手に「モモ」と呼ぶように要請するのも、あいまいな自身の存在を確認させる作業に思える。

一話の登場人物が再登場する際も、彼がモモとの人間的な関係をはぐくんだシーンはカットされているのは、尺的な問題も含めて、あくまでモモを虚ろな媒介者としての役割に徹しさせた結果だったのではないだろうか?

この作品を通じて思うのは、些細な誤解やすれ違いが死という絶対的な彼岸のようなものをイメージさせてしまうのだということだろう。

遺言が時にゲームで有ったり猫の飼育であったり、魚だったりするのは、死という概念が最も日常に寄り添ったものだという意思表示なのだ。最後に雪が降って、モモが泣くことからこれらのことは明らかなのである。

投稿 : 2014/12/16
閲覧 : 315
サンキュー:

1

88. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣き虫なしにがみ

30分全6話。しにがみが色々な人たちの人生を観察(?)する話。
割りと感動ものでした。各話が繋がってるわけではなく、1話完結全6話でした。短い作品ですので、手軽に見ることができます。
全体的にいい話でした。
人の死を扱う作品ですので、結構重い話かと思いましたが、そうでもなかったです。しにがみかわいい。
最終話は割りと泣けました。

投稿 : 2014/02/21
閲覧 : 276
サンキュー:

3

takekaiju さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

お人好しで泣き虫の死神と、死に携わった人々のお話。
一話短編形式で計6話の半クールアニメ。

死んでから初めて気が付くこと、
死ぬ前に言っておけば良かったこと、
死んでしまって後悔したこと……

そうした死にまつわる諸々にそっと手を差し伸べる死神。
辛い出来事も乗り越えられるとうことを教えられる優しい物語です。

投稿 : 2013/12/29
閲覧 : 289
サンキュー:

4

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

地味に泣ける・・

2006年3月2日-4月6日放送。原作は同名ラノベ。全6話。

2007年放送の同タイトル原作実写ドラマもある。全12話。
※モモ:浜田翔子/ダニエル:吉田里琴/その他。

各話毎にメインになる登場人物が入れ替わる短編集の形式。

死神の"モモ"とその仕え魔"ダニエル"が、どの話にも共通
の客観的な立ち位置での狂言回し的な役柄で登場する。

幾つかの話が接点のあるエピソードになっているパターン
が有り、短編同士がリンクしている話も増えていく。
※原作は其の侭大きな流れになり謎が紐解かれていく。

原作の方は大きなウネリがあるが、アニメはその手前迄の
ハートフルなエピソードが中心で「死」がテーマに含まれて
いて少し切ない感じもあるけれども、少しホッとする物語。
死神という部分がファンタジーな要素として含まれている
ので、多少ファンタジーな事が起きるが・・基本モモ達は
傍観者・・ちょっぴりお節介で・・優しくて涙脆くて・・

世界観は全体に優しく穏やかで・・ただ6話で終了という
部分がとても残念・・原作を読みたくなる様な雰囲気は
とても良く伝わってくる作品に感じました。

ありきたりな話で・・大きな衝撃や派手な展開が無い為
6話でもアニメ化されただけ有難いかな?とも思えたりも
するけど、単純な話で身近なものだけに共感もし易くて
ついつい涙腺が崩壊してしまうじんわり系かな・・
丁度アニメにハマりだした・・それ程アニメを視ていない
時期に出逢った作品で、その時はボロボロと泣いた。
所謂萌系のキャラデザに不慣れで美少女萌え系?等と少し
侮っていた作品に凄く内容が濃かったり、意外と面白い
物があるとか感じ始めた頃の印象を良く作品のひとつです。


モモ:能登麻美子:「桃花」。アンとは双子の姉妹。
死神のライセンスIDがA-100100号なので百々で「モモ」
死神でありながら白い容姿の為に「ディス」と呼ばれてる。
人の死に涙を流す優しさとお節介で人間を助けてしまう。
幼い雰囲気や真白い容姿から良く「天使」と間違われる。

ダニエル:広橋涼:モモの仕え魔兼保護者のような存在。
姿は黒猫。桃の名付け親。蝙蝠の様な羽があり飛べる。
金色の瞳とブカブカの首輪に付いた大きな鈴が特徴。
一応、人型の姿になれるが、あまり気に入らないらしい。
仕え魔名家「アラーラ」の出で非常に優秀。面倒見が良い。


幾間大輝:菅沼久義
幾間一陽:堀之紀
原上セイゴ:森田成一
広日向アズリ:村田あゆみ


アン:アニメ未登場:「杏花」モモとは双子の姉妹。
死神A-99号。UN(唯一の存在)から、アンと呼ばれている。
死神の中でも強大な力を持つ、死神としては特別な存在。
モモと同じく感情がある死神。性格は冷酷で容赦が無い。
魂を天上に運ぶのが本来の仕事だが、魂を消滅させる。

ニコル:アニメ未登場:アンの仕え魔の猫。



第1話 きみのこえ。

瀬戸公太(金田晶代)
幼馴染の牧原麻依が死んだ理由を自分の都合とブルーの
存在にあると考えていた。麻依の死後、とある雨の日に
ブルーを捨てようとするが・・・

モモに出会ってから「みえないもの」が見えるようになり・・

牧原麻依:斎藤千和:持病を持った少女。
ブルー:声優不明:捨てられていた子猫。

第2話 さかなのころ。

浅野水月:甲斐田ゆき

藤島豊花:植田佳奈

浅野昴:木村亜希子:部活の水泳で好成績を収めていた。
中学2年の時、工事現場付近を通った時に落ちてきた鉄骨
から「水月」を庇ってそのまま下敷きとなり、死亡した。
容姿端麗で人望があり、クラスの中心的存在の美少女。


第3話 ひかりのかなた。

市原カンタロウ(豊永利行)
藤浦トマト(三橋加奈子)
市原康太郎(郷田ほづみ)

第4話 あきのまほう。

風間千秋(佐土原智子)
風間冬樹(白石涼子)

第5話 ほたるのひかり。

宮崎エコ(大浦冬華)
宮崎ワコ(松本美和)
瀬戸公太(金田晶代)

第6話 こころのたび。

小堺桜(坂本洋子)

投稿 : 2013/10/13
閲覧 : 638
サンキュー:

6

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

クロージング:満足度下落。よくわからなかった。

視聴期間:2013年10月
視聴話数:1~6

2006年3月2日から4月6日までWOWOWノンスクランブル放送で全6回のシリーズとして放映された。

オープニングテーマ「no one」
エンディングテーマ「White Messenger」

投稿 : 2013/10/05
閲覧 : 272
サンキュー:

2

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見た感じ

 レンタルDVDで視聴。主人公はしにがみ、と聞いたら考えられないが、ほんわかした温かみのある話。しにがみの本業はあまり細かに描かれず、アフターケアの部分が中心。

 斉藤和義はまったく関係ないが、このタイトルを見る度に「歌うたいのバラッド」を思い出してしまう。

投稿 : 2013/07/28
閲覧 : 281
サンキュー:

6

ネタバレ

グレコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

真っ白な死神のお話

全6話で見やすいアニメ。
死神モモとダニエルと死に関わる人たちとの物語。
死んだ人の想いを残された人に伝える
ちょっとお節介で泣き虫なモモ。
面白いけど6話しかないので、
モモについてあまり語られていないのが残念。
opは結構切ない。

投稿 : 2013/03/20
閲覧 : 333
サンキュー:

4

席替え さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

実写もあるそうですが、アニメ版が好きかもしれません…死を取り扱った作品のオムニバス形式です。ちょっと暗めかもしれませんが、やさしい話だと思います。原作は作者の独特な雰囲気(詩歌の一節を多く引用)があり、好きな人は好きかもしれません。あまりラブコメ的要素はないかもしれません。
どちらかといえば、男性より女性向きかもしれません……

投稿 : 2013/01/02
閲覧 : 243
サンキュー:

4

ななろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ねこが好き

小さな女の子で泣き虫な死神のモモと個人的にこのアニメで出て来る黒猫のダニエルが好きです。

死神のお話なので毎回死の描写が在るんだけど、なぜか癒されるのはどうしてでしょうね。

投稿 : 2012/12/12
閲覧 : 437
サンキュー:

2

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

遺された者に希望を与えてくれる死神少女

1話完結スタイルで全6話。
泣き虫でちょっとだけお節介な死神の少女・モモと
その使い魔である黒猫のダニエルが、命を運んだ相手の想いが残る場所に出向き
遺された者にそれを伝えたりする物語。

死神とはいえ、その外見は全身真っ白で天使のよう。
あどけなさを残す少女で、口調もいたって穏やか。
さらに、どの話も淡々とゆっくりしたテンポで大きな起伏もなく、
やさしく穏やかに進む上、死神の声のトーンが
とてもか細い感じなので正直、眠くなった。
でも、心が疲れた人にはもしかしたら癒し効果があるかもしれない。

家族を亡くして罪悪感や後悔を感じていたり、
亡くなった今もなお故人への劣等感が消えずにいたりする遺族。
彼らの気持ちを救おうとしたり、生きる意欲を与えたりする。
そんな心優しき死神は、その存在自体が面白い。
原作は読んでいないが、調べたところ実際はもう少し奥深く
登場人物ももっといるようだ。

個人的には、ぼろぼろ泣けるくらいの感動が欲しいところだったが
どちらかというと大人向けではなく、中高生くらいまでの少女向けという印象。
死生観を話し合うきっかけとして親子で観るのも良いかもしれない。

投稿 : 2012/12/11
閲覧 : 672
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28

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南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鈴の音は命の音色なのですね

全6話なのですが、内容は薄くなくて、1話完結で悲しくも儚い、物語なのですが、なかなか感動できます。


死神のイメージにも色々あるのですね。この作品に出る死神モモちゃんは全身真っ白な天使のような死神なのです。


「死んでいった人は泣けないから、代わりに私が泣くの」と言って綺麗な涙を流してくれるのです、その涙につられて、私も泣いてしまいます::


短い作品ではありますが各ストーリーに満足でき、心温まる作品なのです^^

投稿 : 2012/12/09
閲覧 : 321
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18

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(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あまり記憶にありませんw

全話は観ている記憶があるのですが、
どういった内容で、
どう印象を持ったかは忘れました(;・∀・)
登場人物は可愛くて、
面白いなぁと感じましたが、
実写版でのドラマの記憶もあり、
少しあやふやになってしまっています。゚(゚´Д`゚)゚。
「何も観るものがないが、観たい!」と感じた時にでも、
観てみようと思います(・∀・)

投稿 : 2012/10/15
閲覧 : 294
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1

しげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ほのぼの

死神が主役ですが、物語としてはほのぼのしていて恋愛の話数が多かった。
大人が見るには話がゆる過ぎるかな、とも思うが子供向けにはちょうど良いかも。
作画は単純過ぎて美しいとは言えない。

投稿 : 2012/08/28
閲覧 : 345
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3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

心優しい泣き虫な死神

人の死に涙する優しい少女の姿をした死神モモと、黒猫の姿をした使い魔ダニエル
死者の思いが残る場所に赴き、生きる人間に道標を示す一話完結型の全六話のアニメ。
原作は知りませんが、全編に渡って優しい雰囲気に包まれた好感の持てる作品でした。

親しい人間に先立たれてしまった人のケアみたいな事をしています。
話としてはベタな話が多かったような気もしますが、感動を誘うような演出もあまりなく
落ち着いた気持ちで見れる、非常に穏やかな作品で「癒し系アニメ」に通ずるものがあります。
仄かに恋愛模様を交えながらも、基本的には生きる道標を見失わないように少しだけ助けるといったスタイル。
それゆえパンチ力に欠ける地味な作品ではあります。

生きる人に前向きに生きて欲しいという願いを、死者の思いを通じて伝えようとする。
そんなモモはお節介な死神ではあるんですが、全然説教臭さがない。
作風自体に強い主張がない、というのはこの作品の大きな魅力だと思います。
こういった素朴なアニメはちょっと疲れた時に見ると本当に癒されますしね。
本音を言うともうちょっと心に来る「何か」があればいいなぁとも思ったのですが・・・
まぁこれはこれで良しと言うことで。

この作品の雰囲気が好きだという人には、伊坂幸太郎原作の映画「死神の精度」もオススメ。
似たような設定と雰囲気を持った作品です。内容自体は違いますけどね。
とにかく金城武が結構ハマリ役で、優しい良い映画でした。
あと「しにがみのバラッド。」の実写版もあるのですが・・・
ビジュアル的に結構厳しいモノがあるんですよねぇ・・・(笑)

投稿 : 2012/08/25
閲覧 : 606
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イエティ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こういうのも良いですね。

人の生き死にが題材なのに重くなりすぎずに、毎話見終わった後の安心感がよかったです。
 1話完結で6話終了です。もっといろんな話が見たかったです。
えんどコイチの「死神くん」少女編って書いたら怒られちゃいますかね・・・
 
 親切、丁寧、アフターケアもバッチリ。良い仕事してますね^^こういう仕事が出来るのだから良い上司に恵まれてるのかもです。モモさんは仕事とは思ってないのかもですが。

投稿 : 2012/06/28
閲覧 : 277
サンキュー:

3

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kain さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

タイトルなし

◎「深い眠りから生まれた 私なぜ涙止まらないんだろう」

モモとダニエルのコンビは最高ですよね。

実写ドラマ版も成功だったと思います。

投稿 : 2011/08/16
閲覧 : 459
サンキュー:

3

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亞太羽 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

主人公の声が違ってれば・・・

イメージと違う、というのはよくあることですが。

投稿 : 2011/05/07
閲覧 : 415
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しにがみのバラッド。のストーリー・あらすじ

真っ白な死神と羽根の生えた黒猫が織りなす、哀しくて優しいハートフル・ストーリー。真っ白い死神モモは、仕え魔である黒猫ダニエルと共に、人間の魂を運ぶことが仕事なのだが、いつも人間におせっかいを焼いてしまう…。(TVアニメ動画『しにがみのバラッド。』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年冬アニメ
制作会社
グループ・タック
公式サイト
www.momo100100.com/
主題歌
≪OP≫K○Y『no one』≪ED≫K○Y『Whihte Messenger』

声優・キャラクター

小林晃子、清水愛

スタッフ

原作:ハセガワケイスケ≪メディアワークス・電撃文庫刊≫、小説イラスト:七草、 監督:望月智充、シリーズ構成・脚本:吉田玲子、キャラクターデザイン・総作画監督:堀内博之、色彩設定:佐藤直子、美術監督:橋本和幸、撮影監督:沖野雅英、編集:岡祐司、音楽:MOKA、音響監督:望月智充、音響制作:神南スタジオ、アニメーション制作協力:銀画屋

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