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「昭和元禄落語心中(TVアニメ動画)」

総合得点
81.5
感想・評価
899
棚に入れた
4134
ランキング
401
★★★★☆ 4.0 (899)
物語
4.1
作画
3.9
声優
4.3
音楽
3.9
キャラ
4.0

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☆の総合評価
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昭和元禄落語心中の感想・評価はどうでしたか?

金賢守(キムヒョンス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ベテラン声優のキャリアに裏打ちされた演技がすごい!!

落語好きの友人にお勧めされて視聴しました。
とにかく声優さんの演技に圧倒されます。

特に八雲を演じられた石田彰さんが凄い!
もともとベテランで、人気もあり、着実にキャリアを積まれていらっしゃる声優さんなので、石田彰さんが出演されている作品(およびキャラクター)は安心して観れます。

そんな石田彰さんの落語は、その演じ分けが凄すぎてしびれました!!

落語の中の登場人物を演じ分けるのはもちろん、同じ人物(八雲)が同じ落語を語っていても、「噺家として駆け出しで若い時の八雲」と「芸を磨き続けた老人の八雲」では全く違っています。

もともとの物語が面白いのはもちろんのこと、声優さんによって声を吹き込まれたことで、この作品は芸術の域に達したと思います!

伝統芸能が好きな方、声優さんが好きな方、ヒューマンドラマ系が好きな方に心からお勧めできるアニメです。

投稿 : 2024/03/19
閲覧 : 22
サンキュー:

1

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あらゆる人が注ぎ込んだ熟練の技

昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描いた作品。

噺の本編は師匠の追憶で、師匠が落語をするきっかけとなった子供時代のお話。
同時期に弟子になった友人であり家族みたいな男と一緒に落語をするなかで起こる人情話。

アニメで落語をする、という試みは非常に興味深い。
落語家は長年修行してようやく上がるのに対して、本作の声優さんの噺っぷりったらありゃしねえ。
関智一、石田彰、山寺宏一、林原めぐみを起用したキャスティング力すごいですよ。

「おい、見てみろよ。赤鬼さんだ」

たったこれだけで、実際には存在しない赤鬼を生み出すことが落語は可能だ。これを聴いた観客が頭のなかで、"勝手に"赤鬼をつくってくれるのだから、つくづく落語って便利なシステムであると思う。落語の凄さは、観客の思い浮かべる赤鬼が一人ひとり違うであろうこと。節分の鬼のような可愛らしい鬼を想像する人もいれば、もっとリアルで恐ろしい鬼を想像する人もいることかと。

「おい、見てみろよ、いい女だ」

この一言で向こうから歩いてくる「いい女」を表現することができる。映像なら、実際に「いい女」を画面に登場させる必要がある。この女性が必ずしも観客にとって「いい女」であるとは限らない。落語だと観客が勝手に自分の「いい女」をキャスティングしてくれる。

落語のポテンシャルやばい。

人の落語もいいが、アニメの落語はさらに自由な表現ができる。
アニメも映像化するわけですが、重要なところはあえて落語で語るバランス感覚がよき。ありありと情景が浮かんでくる。やっぱり演出って、いちいち説明すると野暮になったり、作画に凝りすぎると苦しくなることがある。そこの線引きが重要かなと。化粧で女形を演じるビジュアルとか、噺を長い尺で展開できるとか、アニメーションで落語をする良さがある。

石田さんの妖美で艶がある声、山寺さんの間の抜けた感じとしぶさとか、林原さんのハスキーで可愛い声とか、落語っぽくなる技、声の良さ、声優の仕事っぷりが遺憾無く発揮された極みがここにある。

明るく滑稽な男と、陰気で色香な男の対比を描くことで、それぞれの持ち味を見出す物語としても、単純な面白さとしても、優れた構成をしていると思う。時折、入れてくる落語が各話の内容を暗に示していることで、一層物語を濃ゆいものにしていた。噺家の心境は落語では分からないけれど、本作では噺家の心の声も入ってくるのは、アニメならではの面白さがある。ひとつのエンターテインメントの裏にある、あらゆる人が注ぎ込んだ熟練の技は恐ろしいほど。

投稿 : 2023/10/27
閲覧 : 287
サンキュー:

21

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的評価 微妙アニメ

ストーリー 5点 じょしらくと違って落語に詳しくないとあまり楽しめない。恋愛模様とかは面白かったけど
作画 12点 まぁまぁ良かった
声優 13点 石田彰さんの演技が良かった
設定 7点 キャラクターはいいんだけれども、落語の知識がね…
音楽 15点 良かった
総得点 52点
うーん、5chで人気あるけどぶっちゃけじょしらくの方が面白かった。

投稿 : 2023/08/05
閲覧 : 157
サンキュー:

1

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

落語シーンの声優さんの演技が凄かった

この作品に付いては落語シーンの声優さんの演技が凄くて
まるで本物の落語を見てるぐらいの感じになったのと、
それとストーリーの方も中々重厚なドラマを見せてもらって
この作品に付いては渋い良作という感じでした

【評価】

70点・3B級

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 92
サンキュー:

0

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人に、芸道に歴史ありを感じられる作品

世界観:6
ストーリー:9
リアリティ:9
キャラクター:8
情感:7
合計:39

「なんもねぇから、あすこへ行くんだ」。元チンピラの与太郎は、刑務所の慰問で聞いた八代目有楽亭八雲の落語「死神」が忘れられなかった。出所後、真っ先に向かったのは八雲の寄席。八雲に弟子入りを懇願し、どうにか内弟子になるのだが……。一方の八雲は、そこに身を寄せる小夏という女性との深い因縁、そして自身の逃れられない過去と、落語に打ち込む傍らで様々な因果に翻弄されていく。
(公式サイトより)

Amazonプライムで舟を編む(こちらのレビューは後回しで)を視聴した直後に、おすすめ作品としてあげられていたのでそのままこちらも視聴しました。むしろ、この作品のほうが、キャッチさんのお気に入り棚で見かけた記憶があって、気になっていました。
(dアニメストアにもよく見たらありました)

第1話が{netabare}50分。何か長いかなと思ったのが37分くらいのところで、導入部から結構物語に入っていました。
与太郎が主人公のように思わせておいて、2話からは八雲(菊比古)の若い時代に遡って、最終回で現代に戻る前(12話)までそちらの時代の物語という構成も良かったですね。

助六(とみよ吉)が死んだ理由、小夏が八雲を恨んでいる理由、そこに至る過程が豊かな心理描写が濃密に描かれていて納得できました、また、落語を知らない視聴者にも、アニメならではの画面の切り替わりやBGMを入れるなどして、落語のシーンを飽きさせないでその魅力を伝えることに成功させています。

最後までほとんど1日で一気見したので、ストーリーは8点以上確定。視聴後の調整にて、前述の観点や作品の芸術性・総合的な完成度の高さを評価して9点としました。リアリティは9点以上確定。キャラクターは8点。キャラクターは、キャラデザが満点とならなかったのと、とことん追いかけたくなる程に好きなキャラはできなかったことからこの配点としています。

情感にも優れた作品で、3話までにも何度かうるっと来ていましたが、12話の芝浜は堪りませんでしたね。落語に興味を持たせた(私は視聴後、Youtubeで実際の落語家さんの高座を閲覧しました)声優さんの力量にも感動しました。元々、声優は作品ごとに様々なキャラクターを演じ分けており、噺家への適性は常人よりも高いでしょうが、プロになりきれる程の超実力派ばかりを揃えた力作だということもアニメ自体から伝わってきました。

最終話でようやく、八雲と与太郎の約束まで時が戻り、更に、10年ほど進みましたが、現代における落語の存在について考えさせられました。落語心中というタイトルも回収しています。{/netabare}

私は劇鑑賞の類が苦手で(眠くなるため)、実際の落語が1つ30分以上もかかるのを知り、集中力を保てるか全く自信はありません。時代はテレビすら通り越し、インターネットにより人々は自分の興味のある情報を得るようになって、他の娯楽との関係ではますますニッチになるのだと思います。

しかし、身一つで人々を楽しませることができ、過去から変わらぬ人情を伝え、共感を得ることができる芸道として、歴史的に受け継がれてきたことは今後も大事にするべきだと思います。

人間の因果や業、愛憎というものか、どろどろとしたものが根底に流れる大人向け作品。久しぶりに傑作と思える作品に出会えて関係者の皆様に感謝です。
引き続き、助六再び篇を視聴します。

(2022.8追記)
作品への思い入れの観点で、元の評価に戻しました。依然、高評価作品ですので未視聴の方におすすめです。

(参考評価推移:3話4.2→5話4.3→10話4.4→12~13話4.6)
(2018.2視聴)

投稿 : 2022/08/20
閲覧 : 519
サンキュー:

41

ネタバレ

byGar61324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメというよりドラマのような

落語家の話ですね
大体1話毎にそれなりに長い落語が聞けます
物語の中心に落語があるけど、落語を楽しむというよりヒューマンドラマな気がします
派手な面白さはないけど好きです
丁寧に作ってあると思います

投稿 : 2022/06/25
閲覧 : 198
サンキュー:

3

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメの中の落語の話で感極まる不思議な体験

弟子をとらない落語家の下に、刑務所で落語を聞いて以来ファンになった若者が出所してきて「弟子にしてください」というところから始まるお話。

本編は師匠の振り返りで、師匠が落語をやるきっかけとなった子供時代のお話。
同時期に弟子になった友人であり唯一無二の家族みたいな男と一緒に落語をやっていく中で、嫉妬や葛藤を描く。

落語は知らないが、後半田舎での助六の「芝浜」は、その場面ではなくその落語の話自体に思わず感極まってしまった。
勿論、映像やBGMやそれまでの経緯などが合わさったものだろうが、落語としてどうかなどは分からないがとにかく良かった。

石田彰、山寺宏一、林原めぐみの3人でなきゃこの完成度にはならなかっただろうと思う。
特に石田彰の演技は素人の自分から見て落語の人っぽさが出ていた。
関智一は少なくともやりきれない切なさがこもった一期ではガチャガチャしすぎて別の声優でも良かった。個人的に下ネタ事件があってから好きじゃない声優であるし。

OPの椎名林檎の作った曲はピッタリだし、EDに声が入らないのもとても良かった。欲を言えば椎名林檎にそのまま歌ってもらったらもっと感情の起伏がついたのではないか。

落語シーンはもちろん、日常の言葉遣いなども丁寧に作られていて、ここ数年で散々アニメを見てきたが、まだ見ぬ名作はあるもんだ。

投稿 : 2022/06/23
閲覧 : 169
サンキュー:

3

セシウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

落語とジャズ♪

 原作マンガは未読です。2期25話見ての感想です。
 落語家たちのヒューマンドラマを描いた作品です。主人公が子供時代落語家に弟子入りしてから一流の落語家になり、死後後継者たちが活躍しはじめるまで、ざっと70年間くらいにわたる長~いお話です。時代の変遷・落語の盛衰とともに登場人物たちがそれぞれの人生を送る姿を丁寧に描いたストーリーです。一つ一つのシーンで感動するというよりは全部見終わったあと感慨にふけるタイプのお話だったと思います。
 主人公はとても内面が複雑な人物で、子供時代から老人になって死ぬ直前までいつも何かに葛藤しています。しかし生真面目で実直な人物なので周囲の人間から信頼を集めていていつも場の中心に嫌々据えられてしまうキャラです。周囲のキャラクターたちもとても魅力的で印象強いキャラが多いです。
 演じた声優さん達は実に凄かったです。落語のシーンがたくさんあるのですが本物よりもむしろ聞き取りやすく感じるくらい(レコーディング環境に差があるとはいえ)です。落語家以外のキャラクターも皆役にはまっていて良かったです。

 作画は良かったです。落語シーンの落語家の目線などは画面切り替えをうまく使ってよりわかりやすくなっていたと思います。また舞台の中心となる雨竹亭という寄席や戦前や終戦直後の都内など綺麗に描かれていたと思います。
 音楽は素晴らしかったです。落語で盛り上がるシーンにジャズがBGMでかかるのですが、意外なくらい雰囲気にあっていてびっくりしました。EDも一期二期どちらもとても良かったです。

 落語は場の空気感が今ひとつ苦手なので実際に見に行こうとは思いませんが、この作品を見て日本語の良さをなんとなく再認識できたような気がしました。あと戦争時代も描かれる人間ドラマとしては、戦争の悲惨さがほとんど強調されずあくまで落語が話しの中心になっている点は良かったと思いました。

投稿 : 2022/04/30
閲覧 : 180
サンキュー:

2

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

落語好きだけど。。これは違うかな。。落語人気再燃につながれば

落語好きですが
なんだろうこれは
イケメン系漫画好きな人向けで
たまたま職業が落語という感じ。。

NHKのドラマならいいんだろうけど、そもそもそれ系観ないしなぁ
落語の話と絡めて。。は『タイガー&ドラゴン』になっちゃうけど、落語以外のシーンはじめっとした歯がゆい話で面白くなく。
筋は気になったけど、あえてもう一度観たい内容ではないかな

落語とジャズも好きですが、サゲとかにジャズはほんとあわない。。むしろ邪魔
あとopは椎名林檎なんでしょうか。。。

コロナも含めて寄席にでる噺家さんは今のご時世厳しいので
少しでも寄席や落語に興味を持つ方が増えるとうれしいですが

与太郎の師匠は面白い話できなさそう

落語好きが楽しめる内容では無い気がしてちと残念でした

投稿 : 2022/03/17
閲覧 : 232
サンキュー:

4

ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オンリーワン作品ですし、とても楽しかった。

最後まで観ました。
とても楽しく全話観ました。
こういう物語重視いいですね。
ただ、{netabare}そのまま2期に続く雰囲気が自分的には非常に残念。
Bパートで助六と菊比古との話をしっかり区切り、
Cパートで与太郎がこれから主人公が変わることを出した方がスッキリしていた気がします。
{/netabare}2期の予告を見ると落語以外にいろいろ振り回されそうな気配。楽しみにしてます!


途中まで観て。
やはり声優さんたちがすごいなと思います。
毎週声優さんたちの連続落語ドラマを観ている感じです。
登場人物が皆主役みたいな個性があります。ベテラン声優様のおかげですか。 いや製作者全員のおかげですね!


原作未読。
落語をアニメにするなんて新しいのではないですか!
私は過去にアニメは非現実性が大事と書いたことがありましたが、
今はアニメは実写以上のさまざまな表現を作る手段だと思っています。
物語としての期待と表現方法での期待を
楽しみにしてしております。

投稿 : 2022/02/12
閲覧 : 512
サンキュー:

49

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

昭和時代の落語家さんたちのおはなし?

おはなしは
http://rakugo-shinju-anime.jp/#slide4

キャラの顔はちょっとキツネっぽい感じだけど
にゃんは好きかも^^

1話目は47分でちょっと長かったけどおもしろかった


1話目
{netabare}
1話目のあらすじ
http://rakugo-shinju-anime.jp/story/

にゃんは
落語って見たことなかったw
「じょしらく」見てて何となくあんな感じかなぁ。。って


師匠の八雲さんがとってもやさしくってかっこよかった☆

弟子はとらないって言ってたのに
ほかに行くところがないってゆう与太郎のこととってあげて
刑務所から出たばっかりの人なのに怖かったりしないのかな?


それからおはなしは
兄弟弟子どうしだった助六と八雲のおはなしになるのかな?

死んだ助六の娘(小夏)を引き取っていっしょに暮してたけど
小夏はお父さんを殺したのは八雲だとか言われてて
助六と八雲師匠はライバルみたいだったのかなぁ?

与太郎と小夏が助六のマネで落語してると怒るのに
自分では教えてあげないってどうして?って気になった。。


落語ってむずかしい言葉とか出てきたりするけど
悪い仲間だったアニキがむかえに来たときに
与太郎がやった「出来心」はおもしろかったって思う
長かったけど声優さんってすごいね☆

落語がやりたい☆ってゆう思いが
アニキだけじゃなくにゃんにも伝わって来たみたい^^
あんなに上手だったらアニキも帰るよね^^


そのあとの師匠の独演会の与太郎はヘタだったけど^^

でも
きっと寝ないで練習してたんじゃないかな?
師匠が話してるとちゅうで眠っちゃったところはドキドキした。。
それでやっぱり。。


でも
それからあやまって許してもらったって思ったら
破門だったのがきゅうに3つの約束して仲間!?

1つ目は
与太郎が自分の落語をできるようになること
こんどは師匠が自分で助六と八雲の落語を叩き込むって。。

2つ目は
「2人で落語の生きのびる道を作る」ってゆう師匠と助六の約束を
与太郎が代わりになること
できなかったら2人で心中。。だって

3つ目は
ゼッタイに与太郎が先に死なないこと。。

それでこの約束は小夏も入ってるみたい^^


急に師匠が変わった気もちがよく分からなかったから何回か見たら
与太郎がテキトーな気持ちで落語するんだったら
早くやめさせた方がいいって思っただけで
ホントに怒ってたわけじゃなかったのかも。。

それで3つ目の約束は
1人で残された師匠の悲しかった思いとかいっぱいつまってて
ちょっとなみだが出てきちゃった。。


来週は
八雲と助六のむかしのおはなしと約束のことを師匠が話してくれるみたい

何だか仲間ができて師匠がちょっとうれしそうだったみたい^^
{/netabare}

2話目
{netabare}
家の都合で追い出されたお坊ちゃまな菊比古と
落語が好きないつもハイテンションな初太郎の弟子入りのおはなし。。


性格はぜんぜん違うけど明るい初太郎に惹かれる菊比古が
仲良くなるおはなしで
24分半だったけど落語が長かったかも。。

菊比古のはふつうに上手だったけどずっとおんなじ感じで
アニメだったら棒読みみたいな感じかな?
初太郎は
明るく大きな声で寝てるお客さんまで起きちゃうくらいw
やってる自分も楽しんでるみたいだった☆
{/netabare}

3話目
{netabare}
戦争と落語と菊比古の恋のおはなしかな。。


戦争が始まって
落語はだんだんできなくなってきて
師匠と初太郎は満州に慰問に。。
菊比古は置いてかれておかみさんといっしょに田舎に疎開。。


はじめはまた捨てられるって思ってた菊比古だったけど
田舎で学校に通いながら連絡がなくなった師匠たちを待ちながら
初太郎との約束を思い出しながら
落語のけいこをいつの間にかしてた。。


戦争が終わっても師匠たちはなかなか帰ってこなくって
その間お座敷に出張で落語をして毎日忙しくしてて
休むヒマもなかったけど落語ができるだけでうれしくなってたって。。


師匠たちが帰ってきて寄席もまた始まって
初太郎が言ってたみたく
ごらくに飢えた人たちでが落語に押し寄せる時代が来た☆


それで菊比古は初太郎の向いてる方をいっしょにって
2人でがんばって人気者になってったみたい^^

*・。.♦♫♦♫.。・*゜*・。.♦♫♦♫.。・*゜*・。.♦♫♦♫.。・*゜*・。.♦♫♦♫.。・*゜*・。.♦♫♦♫

戦争が落語を止めたけど
菊比古は前より落語のことが大好きになったみたい☆
できないって言われるとやってみたくなったりするからかな?
初太郎との思い出で明るくなれたってゆうのもあったのかも^^


帰って来た時に抱き合うところはちょっと泣いちゃった

BLのおはなしじゃないんだけど
菊比古が女の人と付き合ってるときより
初太郎といっしょのときの方がうれしそうで
2人って何だか親友ってゆうか恋人みたいだったかもw


さいごにみよ吉ってゆう女の人。。
誰なのかな?
{/netabare}

4話目
{netabare}
公式の4話目のあらすじ
{netabare}
二つ目となった菊比古と初太郎は、師匠の家を出て貧乏二人暮らしを始めた。初太郎は助六を襲名してからというもの、休む暇もないほどの上り調子。臆せず笑いを取りにいく話しぶりには、菊比古も舌を巻くばかりだった。一方の菊比古は助六のぶんまで食い扶持を稼ぎ、ろくに稽古もできない状態。なかなか調子の上がらない菊比古のためにと、師匠はみよ吉という芸者を紹介するのだが……。
{/netabare}
えーと?
助六は休む暇もないほどいそがしいのに貧乏ってどうして?
お酒を飲んじゃうから?

何だか2人の関係って
同棲中のダメなカレシと働きもののカノジョみたいかも^^


菊比古の落語がうまくならないのってかたすぎるから?
師匠はちょっと遊んだほうがいいって言ってたみたい?

それで
師匠から紹介されたみよ吉から「後で会おう」ってさそわれた菊比古が
助六に話したところは

デートにさそわれた女の子が好きな幼なじみに話したのに
「ふーん」みたいな返事されて
「そんなんじゃ付き合っちゃうよ」って言ってるみたいに聞えた^^

にゃんは腐女子じゃないけど
菊比古って助六のこと好きなんじゃない?って思った。。


助六がはっきりしないから菊比古はみよ吉に会いに行ったけど

はじめは
女なんて。。って思ってたのかも?

でも
何度もベタベタされてるうち菊比古が変わってきた?
さいごはみよ吉のこと抱きしめてたけど。。


これってもしかしてラブトライアングル!?
何だかよく分からない関係みたい。。

こうゆうのも落語の勉強になるのかな?
{/netabare}

5話目
{netabare}
菊比古とみよ吉のヒミツのお付き合い。。どうなるのかな?

今日のおはなしは鹿芝居。。
どうして鹿なの?ってググったら
噺家(はなしか)芝居の「しか」を取ったんだって

元は寄席の大喜利でやってたって。。
えっ?大喜利ってトンチクイズみたいな?って思ったからウィキを見たら
{netabare}
寄席においてトリ(最後を飾る出演者)がいない場合、それに代わる最後の演目として観客へのいわばアンコールに相当するサービスとして行われていたもの。余興として、その日の寄席の複数の出演者が再び登場し、観客からテーマをもらって互いに芸を競い合った。
歌舞伎の「大切」(一日の興行の最終幕最後の場面)にちなんだ名であり、「喜利」は客も喜び、演者も利を得るという意味の当て字である。このように「大喜利」は寄席のプログラムを指す言葉であったが、そのうち出し物そのものを表す語となっていく。
「笑点」での大喜利が定着したため、近年のテレビ番組やインターネット上などで行われる「大喜利」は、司会者の出題に対して、ひねりを効かせて答える、といった言葉遊びゲームの集合そのものを指すことが多いが、本来この形式のものは、様々な大喜利のうち「とんち」と呼ばれるものである。
元来の大喜利ではこの他に、歌や踊りの披露、三題噺、にわか(即興の芝居。数人の芸人が幽霊に扮して登場する道具入りの怪談噺など)、芸人による相撲、裁判の真似事など、趣向を凝らしたさまざまなものが行われている。
{/netabare}
だって。。

何だか「てさぐれ!部活もの」みたいw
落語家の人も声優の人も
しゃべるだけじゃなくっていろんなことしないとダメみたい^^

それで
おはなしは菊比古がとってもきれいだった☆
終わって舞台から出てきて助六がうしろから抱きついたところなんか
腐女子じゃないけどにゃんまでドキってしちゃったw


でも。。おはなしがちがう方に行ってるみたいかも?
このままずっと昔のおはなしをやるのかな?
{/netabare}

6話目
{netabare}
菊比古がイケメンってゆうか色っぽいw

カフェのお客さんにもモテて
ホストクラブとかがあったら1番になれるくらいかも?

先回の鹿芝居で菊比古がやっと気がついたことを
助六はずっと前から気がついてたみたい^^


今まで菊比古は助六みたいにお話しができなくってくやしかったけど
自分の落語(色っぽいおはなし)をやろうって決めて話し出したら
お客さんのノリもよくなって楽しく落語ができるようになったみたい♪
{/netabare}

7話目
{netabare}
落語のお話しなんだけど
見てるととってもBLっぽいみたいw

みよ吉が待ってるのに行かないで助六の耳かきしてる菊比古
みよ吉が泣いて待ってるって言ってるのに助六と飲んでる方が楽しそう☆
菊比古ってぜったい女子より助六のこと好きだよね。。
男の友情ってゆうかプラトニックラブってゆうほうが合ってるみたい^^
{/netabare}

8話目
{netabare}
菊比古はみよ吉のこと好きだけど
お師匠さんに言われて別れようってわざと冷たくしてるみたい。。

それと
お師匠さんがすすめてくれて
菊比古と助六が真打ちになれそう。。

菊比古の落語に対する熱い思いが伝わってきたみたい☆
{/netabare}

9話目
{netabare}
9話目の公式のあらすじ
{netabare}
七代目の尽力もあり、菊比古と助六は揃って真打に昇進。披露公演も大盛況を収めるが、助六がまた問題を起こしてしまう。落語協会会長の嫌味に腹を立て、会長の十八番を勝手に披露したのだ。七代目から説教を喰らう助六は、ここぞとばかりに落語への想いを熱弁するのだが……。一方、菊比古はみよ吉に別れ話を切り出そうとしていた。菊比古と助六、二人の運命が大きく動き出す。
{/netabare}

悲しいおはなしだった。。


助六は勝手なことばっかりして師匠に破門されちゃったけど
破門されたら落語協会にもいられなくなっちゃうんだね。。
自分がやりたかった落語をやって落語ができなくなっちゃうなんて悲しいけど
ほんとに悲しいのは助六がうまくみんなに合わせられなかったことかな。。

自由にやってるみたいだったけど
自由に飛んでる鳥だって空気がないところでは飛べなくなっちゃうのに
助六はまわりの空気に向かって
「オレは自由に飛べるからお前なんかいらない」って
言っちゃったみたいな感じかも。。


ぎゃくに菊比古は空気を大事にしすぎて自由に飛べなくなってるみたい
好きなみよ吉と別れなくっちゃならなくって悲しいけど
みよ吉はもっと悲しかったよね。。


フラれて悲しいみよ吉は出来ることもなくなって
落語ができなくなった悲しい助六と逃げることになって。。って
さいごまで悲しいおはなしだった。。


あと
はじめに出てた小夏って助六とみよ吉の子どもなのかな?
それで八雲がお父さんのこと殺したとかって。。
{/netabare}

10話目
{netabare}
10話目の公式のあらすじ
{netabare}
別れの刻はふいにやってくる。落語のつらさも楽しさも一緒に分かち合った助六。自分を本当の子どものように世話してくれたおかみさん。弟子入りを望む者やマスコミは嫌というほどやってくるのに、大切な人たちはどんどん去って行く。やりきれない思いを抱える菊比古に、七代目が聴かせるのは『子別れ』と自身の因果の物語。そう、すべては切っても切れない因果の巡り合わせ……。
{/netabare}

どんなに苦しくったってお客さんの前ではたおれないって
さいごまで八雲師匠が落語をつづけたところはすごいなぁって。。

でも
それよりびっくりしたのは助六と因果のおはなし。。
若い時も失敗したのに師匠になっても助六を追い出しちゃって
人って変われないのかな?
ってゆうか助六もおばかだったからしょうがないかも。。


あんまり楽しいおはなしじゃなかったけど
終わりの方でやっと小夏が出てきて明るくなったみたい☆

助六はまだ生きてるのかな?
{/netabare}

11話目
{netabare}
11話目の公式のあらすじ
{netabare}
温泉街のそば屋で出会った少女、小夏こそが助六とみよ吉の子どもだった。菊比古は小夏の案内でついに助六と再会するが、その姿はあまりに落ちぶれていた。みよ吉に落語を辞めさせられ、仕事をするでもなくその日暮らし。水商売をしながら助六を支えてきたみよ吉も、愛想を尽かして出て行ったという。菊比古はそんな助六に、たった一言だけ告げる。「東京へ戻って落語をやりなさい」と。
{/netabare}

小さいころの小夏ってかわいかったんだ^^
一生けんめい父ちゃんのためにってがんばっててかがやいてた☆


助六はダメ男だけどいろいろあってすねてるだけかも。。

お客の顔が見えないって言ってたけど
落語ができなくなったのだって
ヘタだからお客さんがおこったとかじゃなくって
えらい人に逆らったからとかヘンな理由だったし


それでも菊比古と小夏のおかげで
さいごは2人で落語会やることになってよかった☆


みよ吉はどう思ってるのかな?
「菊さんやっと来てくれた。。」って泣いてたけど。。
{/netabare}

12話目
{netabare}
12話目の公式のあらすじ
{netabare}
温泉街の旅館で開かれる小さな落語会。菊比古も小夏も松田も、誰もが高座に上がる助六の姿を待ち望んでいた。一方、助六は落語を愛する客の温かさに触れ、改めて落語と人との繋がりを実感する。菊比古のはからいで七代目八雲の紋付きを羽織り、披露するのは『芝浜』。ついに助六と菊比古の止まっていた時間が動き出すのだが……それはみよ吉にとっても同様だった。
{/netabare}

『芝浜』は助六がやり直そうって決めたおはなしだなぁって聞いてて思った

だらしない旦那さんに働いてもらうために奥さんがだますおはなしだったけど
ほんとのこと言っても旦那さんはおこらないでありがとうって。。


助六は好きな落語ができなくなって
もう死んだみたいな気もちだったのかも?

それで落語の旦那さんみたくだらしなくしてたけど
この落語をおぼえたってゆうことは
きっとほんとはごめんって思ってたのかも?

でも変わるきっかけがなくってずるずる毎日くらしてたけど
自分のこと必要って思ってくれる菊比古がさがしにきてくれて
気もちが動いたのかも。。


だけどやっぱりいっぱい悪いことしてきたからかな?
みよ吉と2人で落ちちゃうなんて。。

これで助六は死んじゃったのかな?
{/netabare}

13話目
{netabare}
話目の公式のあらすじ
{netabare}
時代に流されない落語を残していくこと、それが菊比古の仕事。時代に合わせた落語のために自分が変わっていくこと、それが助六の仕事。落語のために生きた二人の「約束の噺」も、いよいよお開き。菊比古も、ついに八雲の名前と向き合うときが来た。移ろいゆく時代、落語も人も大きく変わろうとする中で、菊比古は落語に、落語が結んだ縁にどんな決着を付けるのか。
{/netabare}

助六とみよ吉はやっぱり死んじゃったんだね。。


引き取った小夏に菊比古は落語をさせなかったみたい

「このトーヘンボク!」はとうちゃんから
「いつかあんたを殺してやる!」は母さんから
小夏にそんなふうに言われても
「殺しとくれよ。。せいせいすりゃあ」って
菊比古は小夏に大人みたいな話し方してた。。

助六も死んで
落語もはやらなくなってきて
引き取った小夏もなつかない
このころの菊比古って本当に死んじゃいたいって思ってたのかも。。


それからおはなしが1話目のつづきになってて
与太郎が真打ちになるってゆう明るいおはなし☆

小夏が子どもを産むって
でも相手の人の名まえは言わない。。
結婚は向いてないけど助六の血をたやしたくないって

そんな小夏に与太郎がきゅうにプロポーズ!
どうなっちゃうの!?


さいごは与太郎が助六をつぎたいって

最終回だったけどぜんぜん終わってなくって
2期があるみたい☆
{/netabare}



見おわって。。


落語がはやらなくなってきた中で
落語を残そうってするはなし家の人のおはなしみたいで
いろんな人の思いがとってもよく伝わってきた☆

それで因縁ってゆうのかな?
自分の気もちだけで動いてくおはなしじゃなくって
今まで死んでいった人たちの思いも
おはなしを動かしてるみたいだった。。


あと
落語を話す声優さんがとってもうまくって
ほんとの落語家さんみたいだった
(ほんとの落語家さんってよく知らないけどw)

投稿 : 2021/08/01
閲覧 : 1121
サンキュー:

116

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★★☆

2021.2.11 ★★★★(4.1) 初回評価

投稿 : 2021/02/11
閲覧 : 207
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0

コンソメ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作(助六含め)

私が見てきたアニメの中で三本の指に入る名作です。
落語という日本の伝統芸能の美しさやそれを取り巻く登場人物たちの魅力、師匠世代や主人公世代を丁寧に描いて視聴者たちをよりこのアニメの世界に取り入れる技術等取り上げればきりがないほどこのアニメには良いところがたくさんあります。
助六再び編も含め、女性向け漫画が原作のせいか人間関係がかなりドロドロしているのですが、それもまたこのアニメの良さを引き立たせていると思います。
正直、ドロドロ展開はあんまり好きではないのですが、それらの展開もこの作品の良さを引き立たせています。

私は雪国とか人間失格とか日本文学が好きなんですが、なんというかこのアニメを見ているとそれら日本文学を読んでいる感じにさせてくれる作品でした。

投稿 : 2021/01/09
閲覧 : 323
サンキュー:

2

クマリャフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

落語は好き

昔の落語で生きた人たちの人生を描くというか、
今動画サイトで見る当時の●●名人の生き様をみるというか、

言葉にするのが難しので、見てください。感じてください。
これが、落語です。

投稿 : 2020/12/13
閲覧 : 195
サンキュー:

2

みゃあ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

傑作

「このマンガがすごい」に取り上げられたことがこの原作を知るきっかけだった。
タイトルでゾクッとし、色気を感じる絵にも雰囲気を感じました。

しばし時は経ち、アニメ化の報が流れると期待しかなかった。PVが流れると期待は確信へと変わった。

そして50分にもわたる第一話、アニメ史上においてここまで落語を真剣にやったのは初めてのこと。そしてその出来は良いという言葉では到底表せないものでした。

声優による本気の落語、そしてそれを伝える仕草、所作の動き、複雑微妙な人間関係を描く絵、それと出囃子などの音、音楽。

原作の良さに加え、スタッフ、キャストが高いレベルで揃った傑作です。
これは1期ですが、2期もあり原作の最後まで描かれています。是非見ていただきたいものと思います。



この作品でかかる落語は有名どころではありますが、最近では目にすることは勿論耳にすることも極めて稀な時代となりました。落語を聞いたこともない人がいらっしゃるかもしれませんが、関さん、石田さん、山寺さんがやられる落語の芝居は極めて質が高く観る価値があります。是非とも。

投稿 : 2020/12/01
閲覧 : 256
サンキュー:

7

とん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作

とても上質なアニメだと思います。
物語も登場人物も声優さんもすばらしいです。とくに菊比古さんの落語シーンはうっとりと聞き惚れてしまいます。また、みよ吉の色っぽい声もキャラクターにぴったりです。
やはり日本のアニメは世界一なんだなぁ。

投稿 : 2020/11/12
閲覧 : 137
サンキュー:

2

栞織 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

落語に詳しくないのでだめだった・・・

連ドラの「ちりとてちん」もそうだったんですけど、落語にまったく詳しくないので、すごい作画と声優さんたちの演技でしたが、ついていけず2話で脱落。いやまじで落語の題目を知らない方にはおすすめできない内容です。本格的。時代設定が昭和40年代ぐらいでしょうか、その時代の風俗とかものすごく時代考証していて、すごかったです。世のおばさま方の視聴に耐えられる作りでした。だから対象年齢層が、すごく上に設定されていたのではないかと思います。

投稿 : 2020/10/16
閲覧 : 240
サンキュー:

5

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

品川心中

刑務所の慰問で落語を知った与太郎。
出所後、有楽亭八雲に弟子入りをする。
ある日、師匠の高座を聴きながら熟睡して破門される。
何とか説得をした与太郎に対して、八雲は条件を言い、昔話を始めた。

時代は昭和初期。
戦争が始まる前の頃です。
七代目有楽亭八雲に弟子入りした菊比古と初太郎。
菊比古は体を傷め、初太郎は親が死んで、というような理由で入門します。
緊張する初舞台。
噺をするのがやっと、という状態の菊比古。
それに対して客を沸かせる初太郎。
生まれ持った華の差ですね。

太陽と月。
陰陽の関係です。
作中では初太郎が陽、菊比古が陰。
タイプが違います。
客席を沸かせる初太郎と客席を別世界へと連れていく菊比古。
得意な噺が違えば世界も変わります。

落語は一人で色々な役割を演じます。
八っちゃん、熊さん、ご隠居、与太郎などは基本ですね。
菊比古役の石田彰、初太郎役の山寺宏一。
本当に実力のある声優、と評すしかないです。
作中の落語の場面。
違和感無く噺を聴く事ができます。

娯楽の少ない時分は寄席人気がありました。
特に戦後の荒廃期には貴重な娯楽。
時代に求められました。
その時代に翻弄させられた菊比古・二代目助六・みよ吉。
運命の糸は絡み合ったままで、突然、終わりを告げられます。

時代は八代目八雲・三代目助六となります。
そろそろ良い頃合い。
2期目へと突入します。

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 424
サンキュー:

37

Aya さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

一気見

投稿 : 2020/06/05
閲覧 : 313
サンキュー:

2

tag さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

声優の凄みと、漱石の「こころ」

声優の落語って、難しいと思う。いくら声のプロと言っても落語のプロではない。しかもアニメで。声優のすごさをまざまざと思い知った作品。

アニメはある極端な部分だけをクローズアップし、見せることは得意。つまり、現実にはあり得ない絵が作れる。現実世界では顔も、手も、音も、常に動き続ける。止まっているものはない。しかし、アニメは動かすところだけに聴衆の興味を集中させることができる。つまり、これに向いた芝居と向かない芝居がある。

落語はどうか、たぶん向かないと思う。ちょっとした仕草、手の動き、聴衆のため息や笑、ある種の空気感。これらは、実写でないと表現できないはずだ。

しかし、である。このアニメ、アニメで落語を作品丸々聴かせる。最初は、どうせ無理、ストーリーを追おうと思っていた。が、これが聴けるのです。面白いのです。実写の何十分の一しか情報量の無いアニメで、落語趣味でもない素人の私が、実に引き込まれて聞き入ってしまう。いや、驚嘆、驚愕といってもいい。しかも、主人公二人の芸風は全くことなるが、どちらの落語も聴き言ってしまう。

弟子入り直後のつたない落語は、それなりに。拙いながらも、気合で聴かせる落語は、その熱が伝わる。いやはや、声優のすごさに平伏しました。

さて、ストーリーは、男二人に女一人、古典的な設定です。見ていて面白いと思ったのは、漱石の「こころ」を思い出したから。日本文学史上最初の推理小説。それも犯人当てではなく、主題「ワイダニット」。対照的な二人の主人公と魅力的で妖艶なヒロイン。でも素直に展開しない。まさに「こころ」を彷彿とさせる展開がツボにはまりました。

投稿 : 2020/05/04
閲覧 : 437
サンキュー:

6

kapita さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

落語もできるなんて

声優さんて凄いと改めて感じた作品でした
作品としては全体的に暗い感じなのですがストーリーも良いので、ぜひ見てもらいたい作品です
声優さんたちの落語を聞くだけでも必見の価値があると思います

投稿 : 2020/01/30
閲覧 : 345
サンキュー:

8

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

落語とか正直興味なかったんだけど、第1話が非常に魅力的な内容だったので、すっかりはまって見てしまいましたww。落語の善し悪しは全くわかりませんが、その世界が垣間見えたような気がするとともに、戦後の雰囲気が伝わってきました。続編期待してます。

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 213
サンキュー:

2

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

普段落語とか聞かない自分だけど、アニメを通して観る落語は
新鮮ですごく面白かった。
そう、落語自体も聞いてて単純に面白いと思えた。
石田彰や山寺宏一に林原めぐみ、関智一などなど
、そうそうたる声優さんの落語が聞けるのもかなりの魅力。
それにしても分かっていてもすごいと思う声優の方の力だったな。
ストーリーの方は人間ドラマであったりサスペンスで
あったりみたいな感じかな。
明るい感じとはかけ離れていたと思う。

投稿 : 2019/09/01
閲覧 : 267
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

芸術作品

本作ですが1期は1話後に昔話に戻ります。
落語というスタート位置なので若干入りにくい感はあると思いますが本当に素晴らしい作品です
まず1期の話しを彩る3人の声優さんの各々の演技が突出してます。引き込まれる落語、アニメでは少ない妖艶さを漂わす演技、絶賛です。
原作未読ですが、漫画原作の作品をアニメとして、最大限に活かせる要素は画じゃなく音だと思います。音楽系の作品がそうであるように、本作は音イコール声です。原作のポテンシャルを引き上げている数少ない作品の一つだと。
個人的には落語は詳しくないので、熟知されてる方からすれば違う視点で見えるのかもしれませんが、私は本物の落語を聞きたいと思う程でした。
リアルな題材の作品の完成度を知り得るポイントとして、題材そのものに興味が湧く事だと思います。楽器であれば演奏したい、スポーツであればやって見たい、本作の場合は聞いて見たいですが、十二分な完成度の作品だと伺えます。
昭和の情景も良く描かれていて、出来れば昭和を主として育った方々にアニメの実力を知って頂きたいです。
最後に私が勝手に賞を作るとすれば、本作はアニメの最優秀芸術作品賞です

投稿 : 2019/08/24
閲覧 : 234

既読です。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

深い話。

戦前からスカイツリーが建つ現代まで
これは落語界で生きた3人の落語家
初太郎(助六)と菊比古、そして
与太郎(助六)と八雲の物語です。

私は落語の面白さや粋なところが
さっぱり解りませんが、
ストーリーは面白く観れました。

私自身、何かを極めるような人生を
送って来た訳ではないので
登場人物たちが極めようとする落語や
その世界観は何となく程度で理解は
出来ましたが、しみじみとハマるまでは
行きませんでした。
ホントの落語好きだったら泣く噺かな?

菊比古と助六、菊比古とみよ吉、
八雲とみよ吉、助六とみよ吉
八雲と子夏、八雲と与太郎
そして信之助の登場など、ストーリーは
複雑な人物関係を軸に構成されていますが
菊比古は初太郎(助六)を失ってから
全然生気を感じず、可哀想な晩年でした。

八雲(菊比古)にとっては、初太郎(助六)こそが
落語の連れ=心中相手だったのか
それとも落語と心中したのか不明ですが
しみじみとした話でした。

私がこのアニメを観た2019年7月時点で
吉本芸人の闇営業が問題になっていますし、
2020年4月から施設内禁煙が法律化され
彫り物、喫煙、反社会世界との交流
が描かれているこの作品は
やがて放送禁止になるのかな?

投稿 : 2019/07/07
閲覧 : 258
サンキュー:

3

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

実写映画化してもヒットしそうな印象を受けた=シナリオとテーマ性に長けたリアル系のアニメ

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
落語をテーマにした、唯一無二の作品。

声優さんの力を感じる、名作。

アニメ史にキッチリ残すべき作品だと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、ド正面から「落語」に向き合ったアニメってのは珍しいですね。第1話で「出来心」という演目をまるっと見せてしまう(そして、それを楽しんで観られてしまう)驚き! 落語そのものの魅力に自信がある、もしくは伝えたいって気持ちが伝わります。

私は落語には疎いです。実際に落語を観たのも寄席に行ったのも付き合いで数回ってところです。好きな咄家さんもいません。素朴な疑問として、(初見ならまだしも)「ストーリーが分かっている話を何度も聞いて面白いのか?」というものがあります。

それを落語好きな友人に話を聞いてみると、「落語は音楽。歌だって、好きな歌手の好きな歌なら何度でも聞きたいって思うし、ファンなら、年月を重ねるごとの変化、その日の体調や気分によって微妙に変わる歌い(話し)っぷりを楽しめる。それから、同じ曲でも歌い手が変われば、カバー曲みたいで楽しめるよね。客との関係性(即興性)も、例えればジャズだよ」と言われました。

なるほどな~と思うました。私の大学時代の(文学部の)恩師の持論で、「ミステリーは基本的に古典になり得ない」というものがありました。それは、「ミステリーとは基本的にストーリーを楽しむもので、一度読んでオチが分かってしまえば再読しようと思えない。でも、ストーリーが分かっているのに何度も読みたくなる文章というのは確かにある。それは、表現の妙だったり言葉のリズムであったり、そこに日本語の美しさ、心地よさがある文章だからである。そういう作品こそ、再読にも再々読にも耐えられ、読解にも値し、古典になっていける作品である」というものがありました。

アニメでもそうですよね~。例えば私は、「とらドラ」とかストーリー分かっていても何度も観ちゃうけど、あれは「とらドラの空気感に浸りたい」ってのが大きいんですよね。耳に目に、心地いいんですよ。

落語の魅力ってのも、そういう類いのものなのでしょう。「昭和元禄落語心中」にも、そういう「落語の魅力」が詰まっていました。

また、ストーリー的にもそれぞれの登場人物が辛い過去を抱え、その傷を落語を通して乗り越えていこうともがく様子には感動を覚えました。七代目八雲の苦悩、血の繋がりを越えた師弟愛。そして、八代目八雲(菊比古)と助六との友情を越えた絆。月と太陽のような対照的な二人。菊比古が助六に、助六が菊比古に抱く、嫉妬やら憧れやらの混ざりあった複雑な感情。そして、女の怖さ、愛憎劇。偏愛。死。所々、落語の話を元ネタにしたようなストーリーも。(一期の)ラストはちゃんとコメディで占める。なんだか色んなものを詰め込んだのに、それを一本の筋としてまとめきった素晴らしい脚本。それ自体が落語のような物語でした。

最終話でいきなり与太郎が真打ちになってて、? って思ったけど、よくよく考えれば、「前座→二枚目→真打ち」の流れは菊比古編で描いているわけだから、あえてスパッと切ったのは英断ですね。そして与太郎を使い、助六が経験できなかった、真打ちになってからの苦しみや喜びを表現する、と。うん、無駄がない。

さらに、戦争という時代を描いた社会派の物語としても一見の価値あり。戦中戦後に、落語などの日本の伝統的な娯楽産業がどのように落ちぶれていったか、また、その中で落語を残そうともがく人々の様子。終戦後に初めて行われた寄席の緞帳が上がった時の、「何も無ぇ時代だからこそ、舌三寸の落語の腕の見せ所よ」という助六の台詞にはグッときた。昔、ある咄家さんが、「座布団一枚と扇子に着物があれば、どこででも落語は出来る」と言っていたのを思い出し、落語の強さを感じました。

う~ん、このアニメはやっぱり、タイトルで損している気がする。私も、「元禄」「心中」あたりにひっかかってて、視聴を避けてましたし。あ~、観て良かった♪

最後に、やはりこのアニメで光ったのは声優陣の凄さでした。いや、だって、落語になってるしね(汗)どれだけ練習したんでしょう? 凄いね、声優って。

2期決定らしいですね。1話最後に八雲が、「長い夜になりそうだ」と言っていたけど、(2~3話の過去編かと思っていたのに)ここまで長い夜になるとは思わなかった(笑) 2期前提ってことだったのでしょう。2期ではきっと、与太郎の成長が見られるのだろうし、楽しみです!!
{/netabare}

【余談 ~実写化した場合の配役案w~】
→以前書いた文章
多分、いつか実写化するはず。そして、この中の何人かは当たる気もする(笑)

→やっぱり実写化されましたね。実際の配役は、

八代目 有楽亭八雲(菊比古)…岡田将生。
有楽亭与太郎…竜星涼。
小夏…成海璃子。
みよ吉…大政絢。
有楽亭助六(初太郎)…山崎育三郎。
松田さん…篠井英介。

でした。アニメ放送当時に希望した、私の配役案と、どっちが良いですかね?(笑)

{netabare}
与太郎編の配役。 ( )内は第2希望

与太郎→生田斗真(小栗旬)
八雲→堺雅人(佐々木蔵之介)→白髪バージョンは無しの方向でw
小夏→二階堂ふみ(戸田恵梨香)
松田さん→近藤正臣(中原丈雄)
ヤクザ兄貴→やべきょうすけ(千原ジュニアw 落語大好きだし)
ゲスト出演→春風亭昇太(か、林家たい平。笑点メンバーのガチな落語を観たい人は多いはず。落語界にもメリットはある)


菊比古編の配役(妄想)

菊比古→二宮和也(窪田正孝)
初太郎→桐谷健太(山田孝之)
七代目八雲→立川談春(風間杜夫)
みよ吉→菜々緒(仲間由紀恵)

こんな感じでどうでしょう(笑) 全体的に(原作に比べて)年齢層高めになっちゃったのと、与太郎と小夏、菊比子とみよ吉の年齢が逆転しちゃったのが難点ですが、イメージ重視の配役です(だって、10代の演技力無いジャニタレには落語は無理そうだし、そうなると、相対的にアラフォー女優さんになるけど、それで若い人を呼べるか疑問にも思うから)。

さて、レビュータイトルの件ですが、素直にそう思いました。このアニメ、とても良いアニメで久々に(このすば以来の評価5で)夢中になれましたが、このリアリティある作風に重厚なストーリー。冷静に考えればあえてアニメである必要はないとも思いました。むしろ、実写向きでは?

与太郎は、ジャニーズでもイケメン若手俳優でもいけそうだし、小夏も、若手の人気女優(清純派女優の新たな一面を見せるとか)いけそうだし、(8代目)八雲に関しては、堺雅人さんにしか思えない(笑) あとは、リアルガチな大物咄家さんをゲスト出演させれば、話題は作れる。最近は落語ブームで、若い女性も観に行くらしいですし、中年以降の落語ファンにもウケそう。イメージは「ちはやふる(劇場版)」。

ストーリー(八雲と助六の過去編)を短縮(か省略)させて、(おそらく2期で描かれる)与太郎の成長にしぼれば映画の尺でもいけそう! そしてヒットしたら、八雲&助六の過去編をスピンオフで劇場公開(笑) もしくは、先に八雲&助六の過去編を公開。続いて後編として与太郎編を公開(アニメ通りの構成)。うまくいけば、落語ブームという社会現象を起こせるかもよw
{/netabare}

投稿 : 2019/06/06
閲覧 : 979
サンキュー:

61

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

落語一筋の人生、何を手に入れ、何が残ったのだろうか。

ドストレートな落語もの。

落語って普段触れることがなくて、
この作品で聞いたのが初めてかも。

この作品で落語に興味を持って、
TVなんかで流れてると「おっ」となって聞いてみたり。

昭和の空気を感じながら、
落語を通して人生に触れる。

全13話です。


● ストーリー
刑務所で聞いた落語「死神」が忘れられず、
落語家・有楽亭八雲(ゆうらくてい やくも)に弟子入りを申し出る青年。

弟子は取らないと言っていた八雲だが、
与太郎(よたろう)の名を与え、付き人として傍に置く。

八雲の家に住み込みながら、
落語の世界や八雲の過去に踏み込んでいく。


1期でメインとなるのは、
八雲こと、菊比古(きくひこ)の過去。

先代八雲に弟子入りした菊比古が、
同じ弟子の助六(すけろく)と共に歩んできた落語人生が描かれます。

望んでいないのに放り込まれた落語の世界で上達しないことにもやもやする菊比古。
落語が大好きで、天才肌の助六。

正反対の二人だけど、
互いの人生に欠かすことができない存在。

そんな二人のドラマが淡々と描かれます。

お風呂に行ったり、お酒飲んだり、着物買ったり。
ややこしい恋愛もあったり。

いろいろなドラマはあるけれど、
淡々と描かれた日常が織りなす人生は、
穏やかな時間であるようにも感じられます。

ただ、人生には波がある。
その波が、描かれているうちに、気が付けば大きくうねっている。

私達の日常だってそうなのだ。

幸せもあれば、苦しみもある。
思いがけない出来事だってある。

だけど時間は淡々と流れていく。

そういう意味で、この物語の人生の描き方はリアルです。
ただ、落語という世界が、私達にとって非日常なだけで。


≪ 落語 ≫

落語が柱なので、
作中でもたくさん落語が演じられます。

座って話す。
ただそれだけだけど、それだけじゃない。

1話から一気に落語に惹かれました。

ひとりで話しているのに、ひとりじゃないみたい。
ひとりで数人分の役を演じる漫才って感じ。

1話では結構長く落語やってくれたけど、
与太郎の「出来心」は普通に笑ってしまったww

簡単に“落語”と言っても、
演じる人や話によって、雰囲気が全然違うものなのだなあ。

菊比古の落語は艶やかだったり、客に聞かせる落語。
与太郎や助六の落語は客を笑わせ、場を盛り上げる落語。

それにしても、声優さんって本当にすごいですね。
役に関われば落語までこなしてしまう。

上手い、上手すぎる。すごすぎる。
だけどそれ故に、本家の落語家さんが話すより美しすぎた印象がありますw

本家の落語をたくさん聞いたことがあるわけではないので、
あくまでも個人的な印象ですけれど。

それがいいのか悪いのかは置いといて、
美しいから聞き惚れたというのは、間違いありません。


● 音楽
OPもEDも、この作品にぴったりでした。
でも個人的な好みではなかった^^;

劇伴がまた作品にぴったりで。
昭和な雰囲気をレトロでおしゃれな雰囲気に仕上げていました。


● まとめ
私は1話が一番楽しめたかもしれません。
続きがつまらなかったわけではないのだけれど。

でも全体的に、
そんなにハマりませんでした^^;

こういう雰囲気の作品、
好きかなと自分では思ってたのだけど。

1期は回想話がメインだったのに対し、
2期は時間が戻ってまた異なるストーリーになるようなので、
そのうち見てみたいと思います^^

投稿 : 2019/05/11
閲覧 : 337
サンキュー:

27

オランジーナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

声優陣の本気をみた

イメージでただ若者が落語をやるだけのアニメと思ってた自分を殴りたい…(笑)

まず違和感なく落語してる声優陣の凄さ。
素人目でも難しそうなのに、相当努力されたんだと思います。
引き込まれるような演技力は必見です。

またストーリーは、
1話が終わると戦前に舞台が移り,とあるキャラの生い立ちと過去が明かされていくという形。
これがまた人間味のある物語なんです。
感情移入して、心にグッとくるシーンが何度もありましたね。

久々に完成度の高い作品でした。二期も楽しみです。

投稿 : 2019/05/02
閲覧 : 307
サンキュー:

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昭和元禄落語心中のストーリー・あらすじ

昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描いた作品

師匠と交わした約束を 胸にしまって芸を磨き ついに与太郎、真打に。 射止めた名跡は三代目助六。 八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、 焦がれて手にしたはずなのに、 おのれの落語が揺るぎだす――。 八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの 与太郎の落語とは――!? (TVアニメ動画『昭和元禄落語心中』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年冬アニメ
制作会社
スタジオディーン
主題歌
≪OP≫林原めぐみ『薄ら氷心中』≪ED≫澁江夏奈『かは、たれどき』

声優・キャラクター

関智一、石田彰、山寺宏一、小林ゆう、林原めぐみ、家中宏、牛山茂、山口勝平、加瀬康之、須藤翔、茶風林、遊佐浩二、林家しん平

スタッフ

原作:雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社『ITAN』連載)、 監督:畠山守、シリーズ構成:熊谷純、キャラクターデザイン:細居美恵子、落語監修:林家しん平、色彩設計:佐野ひとみ、撮影監督:浜尾繁光、音楽:澁江夏奈、音楽制作:スターチャイルドレコード、音響監督:辻谷耕史、音響制作:ダックスプロダクション

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