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「ベルサイユのばら(TVアニメ動画)」

総合得点
73.3
感想・評価
135
棚に入れた
623
ランキング
1007
★★★★☆ 3.9 (135)
物語
4.1
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
4.0

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ベルサイユのばらの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続私的アニメ感想簿100

草むらに~名も知れず~♪(中略)バラはバラは美しく散る(ジュテーム、オスカル)という主題歌がホント、印象的でしたね。

最終回の予告
「最終回、さようなら我が愛しのオスカル、お楽しみに・・・」
って、あの39話のラストの展開で、どこをどう楽しめるっていうんだ~っ(魂の叫び)
まあ、それは置いといて(いいのか?)男装の麗人オスカルと王妃マリー・アントワネット、オスカルを愛するアンドレ、フェルゼン、ロザリー、ジャンヌ、デュ・バリー夫人・・・様々なキャラクターが終末に向かって描く悲劇は、素晴らしい作画と相まって、まさに大河ドラマと言っても過言ではないアニメでした。
(序盤の1クールはちょっとかったるい感じもしましたが、中盤から盛り上がってきましたね。)

史実を知っていれば、フランス革命で起きるので悲劇にしかならないのは分かってるんですけど、その悲劇さえ美しい(byブンドル)
44年ほど前に、こんな素晴らしい作品を作った東京ムービーに脱帽です。

余談
1979年に公開された実写映画ですが、アニメも宝塚も素晴らしい出来だったのに何故、この映画だけは失敗したんでしょうね。
フランス政府の協力でヴェルサイユ宮殿での撮影が特別に許可されるなど、至れり尽くせりだったんですけど・・・う~ん。

余談2
実写映画の主役を演じたカトリオーナ・マッコールですが、映画のスポンサーである資生堂のCМに出てましたね。
で、当時資生堂のライバルだったカネボウ化粧品は対抗して、オリビア・ハッセーを起用したCМを流したんですけど、そのキャッチコピーが
「きみは薔薇より美しい。」
だったんです(完全に意識した言葉ですよね)
その主題歌を歌ったのが、仮面ライダー響での怪演が印象的な布施明で、この後オリビア・ハッセーと結婚した時はホント、ビックリしました。

投稿 : 2023/06/03
閲覧 : 88
サンキュー:

3

カヲル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

古典アニメの名作

古い作品ですが、普遍的な面白さがあります。
特に出崎さんが関わっている回は素晴らしいですね。
フランス革命を題材にした有名少女漫画原作の少女アニメですが、
男性でも楽しめるアニメでおすすめです。
アニメが好きな人ならば一度は見ておくべきでしょう。

投稿 : 2020/11/01
閲覧 : 264
サンキュー:

5

ネタバレ

ひろぞう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

理念なき力は単なる暴力に過ぎないが、力なき正義とて.................。

作中にある絶対王政とフランス革命の対比は
理念なき圧政は単なる暴力になるになると思うのだが
さりとて力なき正義も意味を持たないになると思う。
そして恣意的に正義を語る人間ほど、人民を害する人間たり得る。
このフランス革命以後にはフランス史は浮遊の時代に突入して
革命輸出を警戒して七次にも及ぶ対フランス大同盟
フランス自身もジャコバン独裁の時代を経て、ナポレオン帝政に移行するから
革命なるものには意味はない
真に意味があるのはその後の善政となる。
民主主義足りとてそれは人が生きていくための方便に過ぎないと言うことだな
だから民主主義>人民の幸福権の追求、となるとちっとも人は幸せにならないと言うことになる。
フランス革命には意味があったが
さりとてそれも歴史の一ステップ、人民の幸福権追求の一種法論と言うことになるのだと思う。
ジャコバン独裁、反対派ギロチンかけまくりで、遙かに息苦しい世の中
ナポレオン帝政、大陸制覇の野望の果てにブルボン王朝より人食い法の徴兵で、よっぽど人死んでいくよって
雨降って地固まるにならなければ、なんのための動乱だになるだけだ。

投稿 : 2020/03/12
閲覧 : 284
サンキュー:

1

エイジ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

硬派な物語

内容はほとんど覚えていませんが、トップレベルだと思いました。
一瞬で引き込まれたように思います。

投稿 : 2019/10/29
閲覧 : 273
サンキュー:

0

ネタバレ

R子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人気がある理由がかわる

原作はアニメ視聴後に読了。

フランス革命前~革命前期のベルサイユを舞台とした、史実に基づいた物語。

アニメのタイトルは一度は聞いたことがあるものの、その世代でなければ内容は知らない、という人が多いのではないだろうか。
「オスカル」「アンドレ」という名前は有名であるが、二人の性別も関係性も全く知らなかった私は、アニメを観て衝撃を受けた。

それぞれが複雑な想いを抱えながら、命を懸けて守らなければならない人がいる。自分の気持ちを押し殺して自分の「役割」を果たそうとする姿に、宿命と争いの残酷さを再認識してしまった。

最初は、昔の少女漫画風の絵がどうにも観るのをためらわせていたのだが、設定やヨーロッパの脳内イメージも相まって、違和感を感じずに観ることができた。原作ファンや、漫画を先に読んだ人には少し物足りないという意見もあるようだが、小難しい話が苦手な私はアニメから観て正解だったように思う。

アニメが始まる前の、「劇的な幕開け」にふさわしい音楽、一度聴いたら耳から離れないオープニング。話数は多いが、一回たりとも見逃せないストーリーも良かった。
私的には、オスカルとアンドレが最初で最後の夜を過ごした時の描写がとても綺麗で好きです。

投稿 : 2019/09/01
閲覧 : 322
サンキュー:

8

ネタバレ

シャルロット さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

これはフランス革命の話ですか?

何十年来の原作ファンです。このアニメ、オンタイムで見ました。確か、大好きなベルばらがアニメになるというので、すごく楽しみにしていたのが、見事に裏切られた思い出がありました。今回、今一度見てみました。やっぱりひどい!まず、ストーリーは無茶苦茶。アントワネットの少女時代(オーストラリア)の頃の話も、オスカルの死後のヴァレンヌ逃亡(ちらっと回想で出たっけ)も断頭台も何にも入っていない。いきなりジェローデルは出てくるし、やたら、デュバリーは悪役で変な悪さばっかするし、オルレアン公は黒幕で何もかもからんでくるし、原作とは全く違うし、はっきり言って人気キャラ・オスカルを主人公にしたいがためのみに書かれた脚本としか思えなかった。もっと根底にあるフランス革命というものを意識したものであるなら、架空の人物、オスカルとアンドレの物語に終始してしまうのは、物語の主旨から外れていると言わざる得ないと思う。アントワネット、フェルゼン、ルイ16世、もっときちんと描くべき。だから、これは歴史の物語でなく、ただ単にフィクションと思えば、まあ許せるかな?とも思う。ちなみに宝塚も見たけれど、あれも、愛愛愛・・・とただ愛の物語。それだけじゃないけれど・・・。バスティーユもなんか変。でも実際の人間が劇でやるのだから、まああれが限界かな?私は幼き頃よりアントワネットが好きでした。小さい頃は唯々綺麗なドレス着ていてかわいいアントワネットに惹かれました。いろんな事を考えられる年齢となると、オスカルの生き方にも共感したし、アントワネットについては、ある程度は自業自得的な面があるようにも思いました。だが、オスカル尊敬はしてもそれは愛ではないの(XXのセリフですが)やっぱりアントワネットとフェルゼンが好き。このアニメで私にとって唯一うれしかったのは、(実は今回、漫画本のエピソード集を読んで、そして見返すことになりました。あんまりフェルゼンが不憫で)まだまだ平和な時代に、アントワネットとフェルゼンが仲良さそうに、会話している姿が、随所に出てきたことです。やはり声があるのと(アニメ)ないのとでは違う。本当に、何十年来のファンとしては、原作と一句一語違わず、厳選した声優と音楽と、往年の池田氏の画でアニメ作品作っていただきたい。こんな厳しい意見を書くのは私がアントワネットのファンだからでしょうか?オスカルファンの方はこのアニメに満足しているのでしょうか?ちなみ
に最近ベルばらyoutubeで検索していたらCRとかってパチンコの広告なんだけど、そのベルばらの画像のクオリティが実にすばらしい。しかもその短編のストーリーが(セリフ不足ではあるが)原作に沿っています。びっくりして、そのDVD集めています。

投稿 : 2018/07/03
閲覧 : 354
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1

ネタバレ

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

薔薇は気高く咲いて、薔薇は美しく散る ジュテーム、オスカル

1979年~1980年放送のテレビアニメ 日本テレビ系列 全40話

原作 池田理代子 監督 長浜忠夫→出崎統 制作 東京ムービー

泣く子も黙る熱血監督二人のリレーによる少女漫画のアニメ化。
いまだに信じられませんが、多くの人が名作と批評している作品でもあります。
 
観たのはうちの奴なので感想を聞きましたが、壮絶なネタバレ注意です。

{netabare}前半はマリーアントワネットが中心で声優の声が優しく美しく大好きでした。
後半はオスカル(女)とアンドレ(男)が中心となります。
すれ違う恋が切ない二人で、両想いになってから短いんです。
アンドレ(平民)と結婚するためにオスカルは貴族を捨てます。
二人とも死んでしまうんですが、恋愛シーンが短すぎます。
フランス革命でみんな死んじゃいます。悲しすぎます。
マリーアントワネットは白髪化して首を刎ねられます。{/netabare}

観終わったのは私ではありませんので、いつかは観たいと思っております。
長浜監督は声優の起用で揉めて降板したといわれていますが、
翌年病気で亡くなったことからして、盟友の出崎氏に託したというのが正しんではないでしょうか。

投稿 : 2017/07/25
閲覧 : 594
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18

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続私的アニメ感想簿100

第1話


草むらに~名も知れず~(中略)バラはバラは美しく散る(ジュテーム、オスカル)という主題歌がホント、印象的でしたね。
最終回の予告
「最終回、さようなら我が愛しのオスカル、お楽しみに・・・」
って、あの39話のラストの展開で、どこをどう楽しめるっていうんだ~っ(魂の叫び)
まあ、それは置いといて(いいのか?)男装の麗人オスカルと王妃マリー・アントワネット、オスカルを愛するアンドレ、フェルゼン、ロザリー、ジャンヌ、デュ・バリー夫人・・・様々なキャラクターが終末に向かって描く悲劇は、素晴らしい作画と相まって、まさに大河ドラマと言っても過言ではないアニメでした。
(序盤の1クールはちょっとかったるい感じもしましたが、中盤から盛り上がってきましたね。)
史実を知っていれば、フランス革命で起きるので悲劇にしかならないのは分かってるんですけど、その悲劇さえ美しい(byブンドル)
40年ほど前に、こんな素晴らしい作品を作った東京ムービーに脱帽です。

余談
1979年に公開された実写映画ですが、アニメも宝塚も素晴らしい出来だったのに何故、この映画だけは失敗したんでしょうね。
フランス政府の協力でヴェルサイユ宮殿での撮影が特別に許可されるなど、至れり尽くせりだったんですけど・・・う~ん。

投稿 : 2017/07/13
閲覧 : 314
サンキュー:

14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オスカルは「餌」(笑)。(連載開始45周年らしい)

原作は少女漫画『ベルサイユのばら』(池田理代子作)。

実際にあったフランス革命近辺の時代を、架空のキャラクターオスカルの視点からを中心に描く歴史大河ロマン作品。

作中で歴史は20年近く経つ、今の感覚からすると長い感じの作品です。

池田先生は当初マリー・アントワネットを主人公にした作品を構想して、編集部に却下されたらしいです(笑)。オスカルを立てても、少女漫画誌で歴史物を連載すること自体に難色を示されたらしい。

当初の構想の影響か、オスカルの青春だけでなくマリー・アントワネットの奔放さみたいな辺りの描写にも時間が割かれています。

他にアンドレは有名だと思いますが、フェルゼン伯爵辺りも重要キャラですね。

オスカル中心に観るだけでなく、是非マリー・アントワネットやフランス革命にフォーカスして観ていただきたい作品です!

OP/EDも劇伴音楽もかなり良いと思うので、想い出補正はあるかもしれませんが、音楽評価は5です(笑)。

2017.4.21追記:
1972年に原作マンガのマーガレットでの連載が始まったらしく、今年2017年は連載開始45周年、池田理代子先生はデビュー50周年らしいです。これを記念して復刊ドットコムから豪華版(全7巻: 復刊ではない)が刊行されることになりました。

投稿 : 2017/04/21
閲覧 : 716
サンキュー:

27

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

題名は有名なべるばらなのですが今回初めて全編を見てみた

世界名作劇場の悲惨な部分とどろどろ昼ドラをミックスしたような陰湿系アニメでした

西洋特有の謀略暗殺の陰湿な部分が特に目立つと言うかあちらの童話ってそう言うパターンが多い
歴史自体が陰湿黒歴史なのでしょうか

愛が美化されてますがやってる事は不倫二股三角関係とても美しいものじゃない

どこまで史実とあっているかわからないけど見苦しい内容でした

評価点はオープニングの音楽はよくできていると思う

投稿 : 2017/04/21
閲覧 : 222
ネタバレ

ろれ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まぁタイトルだけなら知らない人のほうが少ないと思うほどの有名作ですが、内容は知らなかったので視聴。
なにかのネット記事で「主要人物がほとんど死ぬ」的なことが書いてあったのを見て気になったのも視聴理由。

内容は、贅沢な生活でのお金の無駄遣いやわがままで民衆を苦しめたアントワネット女王と、それに仕える男装の麗人オスカルをメインにした貴族同士の愛憎劇。

後半になるとアントワネットへの怒りで暴徒と化した民衆とのぶつかり合いになりますが、最後まで「恋愛」がメインの内容だった気もします。

全40話つまらない話が一切なかった。これは本当にすごかった。
あにこれで5.0満点つけるのは本当に久しぶりというか、あにこれに登録してから見たアニメでは初かもしれません。

大昔のアニメなのでさすがに絵が古いですが、作画自体は良かったんじゃないかなと思います。

メインキャラ以外の人物では、序盤で最初にアントワネットと対立したデュバリー夫人が良いキャラしてましたね。
しかも1度はアントワネットを負かしてますし。

あとは19話シャルロットの死亡シーン。
これは子どものころに見てたら間違いなくトラウマになってたと思います。
ある意味一番印象に残った回でした。

曲としてはOPの「薔薇は美しく散る」が超名曲で気に入っています。


とりあえず少しでも興味がある方にはこの”激動”を体感していただきたいです。
これより面白いものを出せと言われたらお手上げレベルになるのも納得の面白さでした。


ちなみに私は始終アンドレに感情移入しながら見てました。
どのキャラを中心として見るかでまた違った印象を受けるかもしれませんね。

投稿 : 2017/03/22
閲覧 : 239
サンキュー:

7

Enchante さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

トゲがあっても美しく散るベルばらワールド

第1話の冒頭から緊迫したおどろおどろしい雰囲気が漂い、不吉な予感を感じさせるBGMが特に秀逸です。そうした流れの中で、オープニングテーマ 『薔薇は美しく散る』が流れると、一気に「ベルばらワールド」に引き込まれます。

‘草むらに 名も知れず咲いている 花ならば~♪
(中略)
バラはバラは 気高く咲いてバラはバラは 美しく散る♪’

作風の雰囲気が強く伝わる凄い名曲です。

主人公のオスカルは貴族階級なのですが、望まれない女子の誕生だったため、男子として育てられ、王妃マリー=アントワネットの近衛士官になります。

その時代はフランス革命前の絢爛豪華なロココ調の彩りがある一方、貧しい庶民との生活格差が随所に描かれいて、革命前夜の序曲というのに相応しい世相が見てとれます。

もう一人の主人公・王妃マリー=アントワネットの話は、文豪シュテファン・ツヴァイクの伝記小説(こちらも大名作!)が底本となっていますが、上手に取り入れられてると思います。

デュバリー夫人との言葉の戦いや、王妃となる日の「国王崩御、国王万歳」の周囲の振る舞いが狂気じみていて、アニメならではの躍動感がありました。

ドロドロした内容やトゲトゲしいエピソードも盛り込まれており、そのバラの香りは、男女の悲哀に満ちた恋愛があいまって、気高く美しく散り、切ないです。

最後に、『ベルばら』でフランス革命の全容を学べると思ってはいけない、とだけ断っておきます。確かに本作は、数ある歴史もので、出色の出来栄えです。これをきっかけとして、歴史を学ぶという姿勢に否定するつもりは毛頭ありません。

よく誤解されますが、ポリニャック夫人にそそのかされた王妃マリー=アントワネットの浪費など、当時のフランス貴族中に蔓延していたものです。つまり、革命の要因でも何でもありません。

高校の教科書ではフランス革命は市民革命と書かれてあり、それに間違いはないのですが、今日の感覚で言う市民とは違います。『ベルばら』に出てくる貧民とも違うのはもちろん、所有権の不可侵性を主導した「ブルジョワ革命」がフランス革命の本質なのに、それを学べる部分が決定的に欠けてるのです。あくまで時代の雰囲気とフィクションを楽しむといった姿勢が良いと思います。

投稿 : 2016/03/03
閲覧 : 485
サンキュー:

8

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

バラはバラは 気高く咲い~て~

オスカル14歳~33、34歳頃までの気高い命を燃やす物語。
舞台は、ルイ15世末期からフランス革命でのアントワネット処刑まで。

前半はオスカルとアントワネットの2人を中心に描かれていて、
外道女性キャラも多く、ドロドロ昼ドラぽい感じ。

中盤以降はオスカルが前面に出てくるので、
個人的には、こっちに話数を割いて欲しかった。

投稿 : 2015/12/06
閲覧 : 280
サンキュー:

3

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大河アニメ

知らない人が居るのかわかりませんが一応レビューです。
この物語は史実の舞台でフィクションの主人公が活躍する話です。
壮絶な革命に至る過程の中で命を燃やすヒロインの物語です。

古い作品ですが今見ても全く古さを感じません。
40話一気に観られると思います。

絶対お勧め。一度は観るべき。
これをツマランと言われたら出すもの無いです。

投稿 : 2015/11/29
閲覧 : 282
サンキュー:

4

もりっちんぐ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

31年ぶりに見ました。

最近面白い作品がないので、仕方なく小学6年生以来に見てみました。汚い絵や古い表現法、効果音などさすがに時代を感じましたが、それがいい味になるのです。これだけの世界観のある作品はもう出ないと思います。8話まで見たときに全て見ようと引きずりこまれました。素晴らしいと思います。

投稿 : 2015/09/24
閲覧 : 295
サンキュー:

2

ネタバレ

フェイルン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今見ても十分面白く新たな発見がある

話の内容はかなり後半になるほど重たい内容です。
フランス革命に至るまで主要な人物の話を、美しく散るバラにたとえています。

今となってはかなり古いアニメですが、NHKプレミアムでリマスタリーされて高画質にて観ています。(2015年春現在)

コミックに比べると、禁断の恋に関しては割りとライトに描かれていると思います。とはいうものの、激動の時代において、結ばれるはずも無い恋を美しくそして熱くそして悲しく描いています。

かなり史実に沿っている話ですが、主人公のオスカルは史実にはいない人物です。しかしながら、まるで史実にいたかのような存在感です。
フランス革命の歴史を知る上でも、十二分に当時の雰囲気を再現しており、重たいながらも楽しく知ることが出来ます。

オスカルの女性ながら、男として振る舞う凛とした姿。
これは男性も女性も惚れますね。
男装の麗人といえばオスカル。
1話観て、オスカルに惚れたのなら、最終回まで楽しめるはず。
(重たいけど)

見方によって喜劇にもなりますが、基本悲劇です。

投稿 : 2015/06/19
閲覧 : 263
サンキュー:

1

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

☆不朽の名作

18世紀のフランス革命前を舞台に男装の麗人オスカルと
王妃マリー・アントワネットらが激動の時代を生きていく物語。

「マーガレット」の人気コミックで宝塚の舞台と共に
一大ブームになりました。(^o^).:*:・'°☆

監督が1話-13話が「巨人の星」の長浜忠夫先生で

19話-40話が出崎統先生でそれぞれ特徴の違う巨匠の演出が
楽しめます♪

愛と陰謀、スペクタクルと歴史ロマンのクオリティ高い名作です~☆


軽くフランス革命の勉強にもなると思います♪♪♪~



原作/池田理代子

アニメーション制作/東京ムービー新社(現:トムスエンタティメント)


1979年10月10日-1980年9月3日 日本テレビ(全40話)

投稿 : 2015/05/11
閲覧 : 627
サンキュー:

8

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

フランス革命を舞台に繰り広げられる華麗なる物語。不朽の名作です!

通称「ベルばら」。少女漫画原作で、宝塚歌劇団の人気演目となり、当時そして今なお熱狂的な人気のある名作です。
フランス革命前夜、男装の麗人オスカルや、フランス王妃マリー・アントワネットたちの波乱の恋愛や過酷な運命を、華麗にドラマチックに描いてます。

1979年と古いですが、不朽の名作です。男子が観ても面白いです。
※2015年5月より、「NHK BSプレミアム」でデジタルリマスター版が放送中です。
作画が向上しており、現代基準から見ても遜色ない。
全41話と長めではありますが、BS加入している方は、是非おすすめです!

{netabare}『物語』
時は1770年、フランス王国。
オーストリア帝国ハプスブルグ家から14歳でフランス王家ブルボン家に嫁いできた皇女マリー・アントワネット。
彼女を護衛する同い年の近衛士官オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは男装しているが実は女、男勝りにして華麗なオスカルは、気高く美しいマリー・アントワネットに忠誠を誓うのだった。

史実とフィクションを巧妙に組み合わせたストーリーが素晴らしいです。
オスカルやアンドレは創作ですが、マリーアントワネット、そしてフェルゼン伯など実在の人物も多数。
更に史実の事件も絡めつつ、ドラマチックに物語が進行します。
悪女ジャンヌ一味の「首飾り事件」も見所満点。
大河ロマンとしても超一流で、歴史好きな男性視聴者(読者)でも全く飽きさせないです。
ベルサイユ宮殿での女同士の熾烈な争いとかは、流石は少女漫画…!

…やっぱり同い年のスウェーデン王国の軍人フェルゼン伯爵とマリー・アントワネットが禁断の恋に落ちたり、オスカルは従者の青年アンドレ(平民出)と身分の壁に阻まれる恋に苦しんだり…
とにかく「禁じられた恋」が、華麗なるベルサイユ宮殿を舞台に繰り広げられ…
更にフランス革命の激動の時代のうねりに翻弄されつつ、それでも気高く美しく生き抜いた彼女達のドラマは圧巻です。
現代や現代的価値観の異世界ファンタジーに慣れている視聴者的には、ガチで前時代的な価値観が絶対の時代ならではのドラマチックな恋愛劇が、鮮烈な印象残ります。
さすが、宝塚の花形演目!宝塚見た事無いですけどw

ロザリーとオスカルの百合萌えも良い♪
ロザリー視点のドラマ、母がオスカルと敵対している悪女(でも娘は愛してる)だったり、妹シャルロットとの交流など、こちらだけでも十分な見所ありました。

華麗なるベルサイユと、困窮する民衆の悲哀を丁寧に対比させつつ、次第にフランス革命の不吉な足音が迫る。
ここに至るドラマや描写が丁寧かつ、オスカルの華麗な活躍で、自然に引き込まれます。
激動する時代に翻弄されつつ、それぞれが信じる愛を貫く!
終盤は名場面の連続で目が離せないです。

総じて
色褪せぬ不朽の名作なのは間違いないです。
歴史ドラマな側面と、恋愛劇以外の愛憎劇も豊富で、全編通して飽きさせない構成も抜群。
素直に面白かったです。
…宮廷の女同士の抗争劇など少女漫画要素濃すぎる部分が若干合わない点を考慮、0.5点引きました。
でも実質5点満点でもおかしくないと思う。


『作画』
1979年といえば機動戦士ガンダムと同年という古さ、にも関わらずキャラデザの美しさは群を抜いています。
今でもこれを凌駕するキャラデザは中々無いのでは。
初回放送時点でも時代背景を考慮すれば殆ど遜色ないのですが、デジタルリマスター版となった事で、現代基準でも高評価可能なレベルに。
※リマスター版はまだ序盤観ただけなのですが、抜群の作画向上にビックリ。
動画としても時代背景考慮すれば十分凄い。
宝塚には無い、アニメーションならではのベルばらを表現出来ているのでは。
…4.5点は、デジタルリマスター版の評価です。

『声優』
オスカルの田島令子さんは声優が本職ではないものの、オスカルといえば田島令子さん!なはまり役なのでは!
全般に普通のアニメよりも若干演劇調なセリフ回しが、本作のイメージに合っている。
マリー・アントワネットの上田みゆきさんの可憐さも相当なもの。
ロザリーの吉田理保子さんも、今聴いても十分萌える!

全般に声優陣は大ベテラン多し、本職で無い方々も。
普通のアニメに慣れていると異和感ある可能性はあるが、本作に限ればほぼ完璧なのでは。
切ない悲恋の心情吐露など、圧巻の名演技も多いです。

『音楽』
OP「薔薇は美しく散る」が超名曲。
オスカル様の華麗で美しい生き様をこれでもか!と歌詞に叩きつけた名曲…なんですが、このノリに不慣れな人は、戸惑うかもw
ED「愛の光と影」もOPに比べ地味ですが何気に良曲です。

BGMもかなり良いです。
アクションが盛り上がる時は盛り上がり、悲恋や宮廷の雰囲気もばっちり。

『キャラ』
宝塚でもスター級の英雄オスカル様のインパクト絶大、5点満点進呈しても良いかと。
男装の麗人といえば手塚治虫作品「リボンの騎士」のサファイア王女も居るが、麗人…とくればオスカル様一択なのでは。
意外に激情家で危なっかしい所とか、全てにおいて気高い生き様とか(主題歌は伊達ではない!)

そのオスカルに終生寄り添ったアンドレも良い男でした。
失明してからが本番ですな。
フェルゼンも良い男や…(普段野郎に関心薄いけど、カッコイイ…)

ジャンヌやデュ・バリー夫人、ポリニャック伯夫人らの悪女も魅力的でした。
悪くても妙に華がある、ステキな女性陣いいですねぇ。

本作一の萌えヒロインはアントワネット様よりも、ロザリーちゃんです。
清純!健気!かわいい!
オスカル様をお慕いする一途さ(ああ^~百合は好きなんじゃ~)
…思うに本作で一番男性読者(視聴者)受けが良いんじゃないかな?

キャラクター層は非常に厚く、不朽の名作に相応しいです。

『余談』ベルばらと私
私事ですが、母が大ファンで、単行本全巻持ってました。
なので私も結構幼い頃に読んだことありました(当時全く理解できず)。
その後、銀河英雄伝説とか三国志とかにハマり、歴史や戦記に興味出る→ベルばら再読して(フランス革命か、面白いな)と。
少女漫画ですが、歴史好きとしては、骨太の大河ドラマは男子が読んでも面白い。
アニメはNHKの衛星放送で初めて視聴、鮮烈に記憶に残りました。
(同時期、パタリロ!とかも再放送で)

2015年5月現在、「NHK BSプレミアム」での放送は僥倖、保存録画体制で改めて視聴中です。
改めてこれは不朽の名作だと確信しました。
これから毎週楽しみです♪
(ついでに「美少女戦士セーラームーン」も再視聴中♪){/netabare}

投稿 : 2015/05/11
閲覧 : 362
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36

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

フランスの歴史の一端として

フランスの貴族政治の隆盛期からフランス革命までのお話。
一般市民と貴族との乖離と貴族社会における陰謀と腐敗を
ドラマチックにアニメにした感じで、なかなか面白い作品
でした。マリー・アントワネットを守るオスカルは女性で
ありながら男として育てられ、美しすぎる近衛士官(王妃
の護衛をするかなり位の高い士官)で、とにかくカッコい
いメインキャラでした。

貴族の豊満政治に業を煮やした反乱兵士や市民の勢力が拡
大し、最後は実質のフランス革命のごとくバスティーユ監
獄が市民の反乱で陥落し、貴族政治は崩壊。マリー・アン
トワネットも処刑ということで、フランス革命の流れを、
アニメで観ることができる作品です。よくできています。
 
ドラマとしても、男性目線というよりは女性目線の恋愛観
が展開していて、いけないことも美しく表現されています。
しかし、陰謀に関しては、かなりネチネチしていて、この
時代のアニメ特有の陰湿な感じはあります。
 
女性が男らしい振る舞いをして、男らしい言葉を話す・・・
みたいな先駆け的作品であったと思う。OP曲の最初の画の
オスカルは、裸にバラがまとわりついている画だったので、
子供の頃はちょっと観るのが恥ずかしかった思い出がありま
す。
フランス革命はどうして起こったのか分かると思いますよ。

投稿 : 2015/02/12
閲覧 : 525
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12

をぬ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

貴族こんちくしょう

登場人物ほとんどが外道です
貴族達の傲慢な態度にう〜ってなります
あと、いきなりアンドレがED曲中にネタバレしてきます

人間の内面がリアルで、素敵な作品だと思いました
さすがの名作です

投稿 : 2014/12/05
閲覧 : 291
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2

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

確かに古い作品だけど1話観たら止まらない!(=^ェ^=)

「ベルばら」と聞けば、個人的には宝塚、ベルサイユ宮殿、
マリーアントアネット、アンドレ、オスカル、と言う名が
思い浮かぶのですが、考えてみたら原作もアニメも見た事が
なかったのです。
観たいアニメも無くなってきたので、この機会にと思い無料動画
を探してやっと何とか最終回まで観ることが出来ました^^;

観る前は、作画が少女趣味っぽい感じでスルーしてたんですね、
1話観て決めようと思っていたら、結構これがハマりまして、続きが
観たくなるストーリーでしたね(^^)

フランス革命を基に作成しているので、歴史的な大きな出来事は
リアルに、ロマンス部分は創作と、半々くらいの作りで
中々面白いと思いました。
出来れば現代風の作画と声優さんでリメイク版を作って欲しいと思いましたね。
古い作品ですが、フランス革命を勉強した学年以上なら楽しめるアニメ
だと思います。

主人公はオスカルとアンドレだと思っていたのですが、そうではない様
ですね。最終回まで観ると歴史アニメになるのかな…?
全40話で観る前は長いと思ったけど、実際にはそんな感じは
しないくらいハマれるアニメでした(^^)

投稿 : 2014/11/21
閲覧 : 336
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5

しげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

往年の名作

ミュージカルまで上演された名作です。オスカルやマリーアントワネットの人間ドラマとして観るのもいいし歴史大河ドラマとして観るのもいい、作画が少女マンガ風なので男性は引いてしまうかも知れないが、そんな理由でこの名作を観ないのはもったいないと思う。

30年以上前の作品だけあって音楽も古臭いし作画も雑な所はあるが、さすがに名作と思わせる面白さがある。特にポリニャック伯爵夫人の美しく上品な貴婦人の外見とは裏腹に自分の娘に対してああまで残忍になれるのを作画は上手く表現していると感じた。革命に至るまでの事件の解説も丁寧で歴史の勉強にもなる。ただマリーアントワネットを美化し過ぎではないか。あまりにも有名な「パンがなければお菓子を食べればよろしいじゃございませんの」を本人の口から聞けなかったのは残念w

個人的にはフランスのもう一人の有名人ナポレオンの登場が見たかった。しかしナポレオンが出てくると少女マンガではなく少年マンガになってしまうのだろう。

投稿 : 2014/08/20
閲覧 : 287
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3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

宝塚の代表演目になっていますね

池田理代子原作の社会現象にもなった漫画のアニメ化です。
既にあの宝塚の代表演目になっていますね。

マリー・アントワネットを代表すとする同じ年齢3人の物語。
ただ、マリー以外は架空の人物で、
この物語の主人公のオスカルは周知の通り男装の麗人。
(もう一人はオスカルの恋人で有り影でもあったアンドレ)
これまた誰もが周知のフランス革命のうなりの中、
必死にあがこうとする3人の生き様を描いた愛憎作品。

特にオープニングの「薔薇は美しく散る」は、当時の
アニメでは考えられないおどろおどろしさです。
ある意味、怨念系です。

投稿 : 2014/08/20
閲覧 : 349
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5

ハクテイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

歴史的作品

マンガの教科書があったら、必ず扱われるでしょう。ストーリーの壮大さ、綺羅星のごとく輝くキャラクター、宝塚にまで派生したマルチメディア展開、どれをとってもスケールの大きな作品です。

投稿 : 2014/08/10
閲覧 : 225
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4

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

舞台版とかもいつか見てみたい

 小さいころ、昔のアニメの名場面を紹介するテレビ番組で最終回だけは何度も見たことがあったのですが、最初から最後までしっかりと視聴したのは今回が初めてでした。

 19話から大好きな出崎統さんがチーフディレクターを務めているということもあって、出崎演出を所々で堪能することもできました。逆に序盤では、長浜忠夫総監督による独特な演出(巨人の星で用いられていた、キャラクターの大げさな振る舞いのこと)も大変興味深かったです。

 ストーリーを見て感じたことは、オスカルの立ち位置は新撰組とちょっと近いのかなと思いました。ただ、終盤になると一般市民に味方してしまうという点では大きく異なりますが。オスカルも一般市民に味方するんだったら、もっと序盤にマリー・アントワネットを上手く言いくるめて(笑)人々の生活を改善させることができたのでは、と思ってしまいました。

 史実を知っていただけに、新撰組が出てくる作品とかに比べるとそこまで主人公側に同情することはできませんでしたが、最終回はやっぱり感動しました。

投稿 : 2014/06/12
閲覧 : 337
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4

コタリヌ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あしたのジョーや宝島が好きなら見るべし

このアニメは、あまりにも有名な
「オスカル!」「アンドレ!」がメインなものの

このアニメを面白くしているのは
昼ドラのようなドロドロ劇や
生き別れの家族模様を描いている
脇役たちです。

少女マンガではあるものの劇画チックでもあり
出崎銃監督作品らしく見応えのある
素晴らしいアニメとなっている。

投稿 : 2014/03/24
閲覧 : 285
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2

自殺うさぎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

歴史アニメ(意外に薄桜鬼系)

1979年~1980年のアニメです。

当然私が生まれてませんがw

たしか少女漫画原作だったような気がします。

何年か前にレンタルビデオ店で借りて観ました。
1話観て止まらなくなりました。

実際にマリーアントワネットなど歴史上の人物が出てきます。ナレーターがいますので薄桜鬼みたいな感じで楽しめる歴史アニメ。

女性だけではなく、男性も楽しめるアニメです。

映像が古くても中身が面白いです。

こんな、人向け。
・babyやアリパイが好き(ロリータファッションのブランドです)
・男装ヒロインが好き
・歴史アニメが好き
・世界史ではフランス革命の時代が好き

※評価はこのアニメの制作時代を考慮した評価です。

投稿 : 2013/07/19
閲覧 : 360
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8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

フランス革命にとっつきやすくなったよ

オスカルが近衛隊を辞し、別の部隊の隊長になった辺りからところどころ観たので、全て鑑賞したわけではありません。
フランス革命の実際の出来事(バスチーユ牢獄の襲撃とか)を相当とりあげていたのに感心した。
音楽はよく憶えていません。
声優は悪くなかったと思う。
小学生の男の子がガッチャマンFとか観てる間に女の子がベルばら観ていたとしたら、西洋史の知識に相当差が付いただろうな、と。
 アントワネット等王族を良い人物像に決めつけ過ぎではないかとも思ったけどね。

投稿 : 2013/06/09
閲覧 : 262

mikura さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

はじめて最後まで見たアニメ。

 1979年のアニメ。言わずと知れた歴史ロマンの大傑作。
 私が小学生から中学生のころ、夕方に何度も再放送されていて、衝撃的で官能的なオープニングに毎回胸をときめかせながら視聴していました。

 女性でありながら父親に軍人になるよう育てられたオスカルとその従者アンドレ、王妃マリーアントワネットとその愛人でスウェーデンの貴族フェルゼンを中心に、革命前のフランスを舞台にした歴史フィクション。

 オーストリアの女帝、マリア・テレジアの娘アントワネットが、政略結婚のためフランスのルイ16世に嫁いでくるところから始まります。このとき近衛連隊の隊員として、オスカルは国境付近まで迎えにくる。
 
 その後、当時の国王ルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人とアントワネットとの確執、ルイ15世の崩御、フェルゼンとの出会い、社交界での数々の出来事や陰謀、そして有名な首飾り事件やヴァレンヌ逃亡事件、バスティーユ監獄の襲撃など、ほぼ史実にそった物語が主にオスカルの視点で描かれていきます。
 オスカルやアンドレはフィクションの人物ですが、これらの事件に密接に関わっていく形になっています。

 オスカルは近衛連隊長でアントワネットとも親しいため、当然王家側で、陰に陽にアントワネットを支えていくのですが、貧困にあえぐパリ市民や市民活動家たちとの交流を通じ、次第に気持ちが揺らぎ、葛藤を抱えていくのでした。
 
 何度見ても面白い。歴史の事実をもとにした物語なので、とてもリアリティがあります。高校で世界史を学び、当時の時代背景や周辺諸国の動向がわかってから見ると、またより深く楽しめました。

投稿 : 2012/11/28
閲覧 : 613
サンキュー:

7

hpchn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

脇役の生き様

オスカルアンドレフェルゼンの恋愛模様、革命後の展開も面白いんだけど、
何よりもサブキャラたちの生き様が気持ちいい
シャルロットはあの世界では狂わざるを得なかった
ジャンヌみたいに生きられたらどんなにいいだろう

投稿 : 2012/02/06
閲覧 : 315
サンキュー:

2

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ベルサイユのばらのストーリー・あらすじ

18世紀のフランスで、男として育てられた14歳の貴族オスカルは新たに皇太子妃となるマリー・アントワネットを護衛する近衛隊長に任じられた。心優しい彼女を守って数々の修羅場を戦い抜くオスカルだが、贅沢三昧の王侯貴族と貧しい庶民の溝は日々深まっていき、やがて血で血を洗うフランス革命が勃発する…。(TVアニメ動画『ベルサイユのばら』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1979年秋アニメ
制作会社
東京ムービー
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%A6%E3%81%AE%...
公式サイト
www.tms-e.com/search/index.php?pdt_no=312
主題歌
《OP》鈴木宏子『薔薇は美しく散る』《ED》鈴木宏子『愛の光と影』

声優・キャラクター

田島令子、志垣太郎、上田みゆき、野沢那智、吉田理保子、三景啓司、市川治、キートン山田、内海賢二、京田尚子、安原義人、森功至

スタッフ

原作:池田理代子
総監督:長浜忠夫(第12話まで)、チーフディレクター:出崎統(19話以降)、作画監督・キャラクターデザイン:荒木伸吾、姫野美智、脚本:篠崎好、山田正弘、杉江慧子、演出・絵コンテ:山内康夫、小田響堂、美術監督:川井憲、窪田忠雄、水谷利春、撮影監督:高橋宏固、宮内征雄、音楽:馬飼野康二

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