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「あしたのジョー2(TVアニメ動画)」

総合得点
77.3
感想・評価
154
棚に入れた
781
ランキング
617
★★★★★ 4.2 (154)
物語
4.3
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.3

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あしたのジョー2の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高の告白

キャラを5点にしましたが,可能なら「S」にしたいです.そして声も.
アニメに限らず,彼を超える魅力を持ったキャラを,これまで私は見たことがない.
それと,最後のリングにあがる前の控室での葉子の告白,試合後「あんたに受け取って欲しいんだ」とグローブを渡すやり取り,ラブストーリーの対極に位置するような作品ですが,これを超える告白シーンを,これまで私は見たことがない.
今回数十年ぶりに全話鑑賞しましたが,最終話をみることにこんなに抵抗を感じたのは,初めてかも知れません.

投稿 : 2023/09/23
閲覧 : 39
サンキュー:

2

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ボクシング漫画のレジェンドの完結編

最初のアニメ版あしたのジョーから
かなりグレードアップした作画

あしたのジョー1からの続きからと思いきや
ちょっと戻って力石さんの後からとはちょっとこんがらがる
ゴロマキ権藤や立ち直るとこ描きたかったんやね。

声優さんは問題ないが、マンモス西は1がハマり過ぎてただけにちょっと残念
ジョー役のあおい輝彦さん、丹下役の藤岡重慶さんはこの方たち以外あり得ないハマりよう。素晴らしい。本人って感じ。


パンティ&ストッキングではないけど、吐瀉物をキラキラ描けば不快に思わせないという技法はここにもあったのね。。笑

ちょっとジョーを焚きつけるためにカルロスを呼んだ様な気がするが、それでドランカーはちょっとかわいそうかな。。

opは最初のはコンピュータゲームの出始めた頃のピコピコドット絵画像がダサく感じたけど当時はハイテク最先端だったのかな😅
歌は良かった。。。
、が二つ目のopの歌はなんなんだろう。。
前作の憂のあるブルース系の歌、本作のスピード感ある歌はあってたけど
なぜ二つ目の歌はあんな暢気なのにしたのだろう。。わっすれられな〜いの"わっ"が恥ずかしい。。

※※最終話視聴して
やっぱ長いなぁ
4クールだけど2クールでよかったよなぁ
無駄なオリジナルストーリーが長すぎる

原作のパートは好きなので無駄なオリジナルパートの差し引きで物語は3.5という評価で。

日常話とか伸ばして伸ばして試合ちょこっとのイメージ
最後の燃え尽きた試合にまたあの変なop。。。あわない
※1のopか2のedならよかった。。もしくは無音が。

筋が気になって原作も好きなので最後まで観たけど
アニメは
トータル1の方がよかったかな。。

※※
あと何故かキニスキー博士以外は外国人は英語で日本語字幕
しかしホセの思考は日本語。。
違和感

あとあの野生児、はじめの一歩にも似たのでてるけど。
漫画、アニメだから空中でバク宙2回はいいけど、そこから打ち下ろしの打撃。。回転とパンチの向きが逆になっとらんか?


あとなんか劇中の効果音とかなんとなくルパン三世パート2ですね


キニスキー博士は他の某終わらないボクシング漫画にも出てるようですね。。😄

投稿 : 2023/03/09
閲覧 : 65
サンキュー:

1

ネタバレ

AvMme83528 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生で一番影響を受けた最高傑作

少学校のときに再放送で見てから、もう何回見たんだろうってくらい見た作品。
受験勉強で苦しんだときに夜中見て、何度も気合を入れ直したことが懐かしい。
ジョーは強くてかっこいいだけじゃない、思いやりがあって、努力家で、仲間思いで。何より本当に優しい。
ジョーを囲む人達も、みんなとても味わい深い。
洋子もカーロスも段平も西も紀ちゃんも権藤もウルフも、みんな大好き。
この作品にどれだけ影響されたか分からない。大学に入るまでの自分はあしたのジョー2でできていたと言っても過言じゃない。そんな大傑作です。

アマプラで取り扱いがされたことを知って、久しぶりに視聴。
今見ても全く色あせていない。
脚本も映像も音楽も。今の時代でも最高傑作だと思う。
特に14話までは完璧なストーリー展開。
後半少し間延びするけど、結論知ってしまっているので、みんなとの心温まるエピソードが一つでもあるのが嬉しい。

中学生になった子供に見せたいな、と思う反面、あんまり影響を受けると社会に馴染めなくなりそうで、ちょっと躊躇してしまう。そこだけが唯一気になるところ。

でも誰が見ても傑作です。
若い人も一度見てほしいな、と思います。

投稿 : 2022/05/15
閲覧 : 160
サンキュー:

2

ネタバレ

とおる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

世界戦中盤からジョーのほうが優勢だと思うんだけどなあ
後半なんて肘打ちとか思いっきり反則してたし
それでもチャンピオンが勝つんだもんなあ
まあ面白かったんだけどね、そこだけ気になった
あと最後はジョーは死んでないと僕は思います

投稿 : 2021/03/12
閲覧 : 181
サンキュー:

1

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「すばらしいあした」はきょうという日をきれいごとだけ…おていさいだけととのえてすごしていては永久にやってこないわ。

まずOPが逸材です、最初は矢吹ジョー自身が歌ってるのかと思いました(笑)
ストーリですが、原作を飛躍させて濃密な物に仕上がってます。
OPを見てるだけストイックに生きようと思います。
良いところを上げればきりがないのですが、ボクシングがしたくなります。
恋愛も金もボクシング以外は全て捨ててボクシングに生きる姿がカッコイイです。
パンチドランカーになっても、矢吹の試合をフラリと観戦に来るカーロスがせつないです。
現在は数少ない種類の男、矢吹ですが、そこに憧れます。

投稿 : 2020/07/11
閲覧 : 387
サンキュー:

1

ネタバレ

yMlmw84708 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

わかってないつないつ

少年院で力石をぶっコロしてその後。

これ見て少しボクシング始めました。
すぐやめました。

お気に入りキャラ : カーロス・リベラ

投稿 : 2015/08/10
閲覧 : 303
サンキュー:

0

ネタバレ

もけもけぽー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不朽のボクシング作品

昭和のスポ根の中でも自分の中で一際鮮烈に輝いている作品です。
ボクシングに短い一生を捧げた青年の姿を、ひたすらストイックに、そして時として人間臭く描いています。

以下全文ネタバレ全開です。汚い表現もあるのでご注意を。

{netabare}
両親に捨てられ施設で育った矢吹丈(ジョー)は、日々喧嘩に明け暮れる毎日を送る荒んだ生活の末、鑑別所→少年院→特等少年院と着実にステップアップしていきますw
そこで出会ったプロボクサー力石徹に完膚なきまでに叩きのめされたことが、ジョーの人生をボクシングへとシフトさせることになります。

友人もライバルもいなかったジョーにとっては、生まれて初めて対等に力をぶつけ合える存在だったのでしょう。
捌け口としての暴力から、ボクシングというルールあるスポーツの技術へと変化していきました。

力石は特等少年院で交わした約束…ジョーとプロのリングで戦うために過酷な減量を自らに課します。力石の階級はウェルター級の66kg。ジョーはバンタム級で53kg。もともと絞った状態で66kgの力石がそこからさらに13kg落とすわけですから、命を削る作業です。一滴の水のために発狂寸前の力石。彼の鬼気迫る様子を作品は見事に描いています。

そんな二人の試合の結末は力石の死という悲劇で幕を閉じました。
過酷すぎる減量と、ジョーが撃ち込んだテンプル(側頭部)への一撃で脳内出血を起こし、力石は帰らぬ人に。
ジョーは目的とライバルを失い、放浪生活へと旅立ちます。


一年の時を経て、「結局自分にはボクシングしか無い」と再確認できたジョーが戻って来てからが「あしたのジョー2」の物語。


戻ってきてからのジョーは「人生すべてがボクシングのためにある」とでも言わんばかりに、以前にも増してボクシングへストイックに入れ込みます。力石を失ったことにより、ボクシングのためなら他の全てを失っても構わないという意気込み、他人から見たら危うい悲壮感が垣間見えてきます。

しかしながら悲しいかな、その意気込みと反比例して心と身体が言うことを効かなくなります。
かつて力石を死に至らしめてしまったテンプルへの一撃。ジョーの心と身体に「顔面を撃ったらダメだ」という重い呪縛。それでも己の心に打ち勝とうと渾身の力をこめて相手の顔面へパンチを繰り出した途端、リング上で嘔吐してしまうジョー。
意志と心と身体が正反対に向かってしまい、身体がパニックを起こした結果でした。

このシーンは子供心にショックでしたね。なんせ格好いい主人公のジョーがゲロ吐いてるんですから。

その後も何度も何度も吐きながら顔面へとパンチを打ち続けるジョーですが、意志の力では心と身体という本能には勝てませんでした。


そんなジョーを救ったのは、南米ベネゼエラからやってきた無冠の帝王こと、カーロス・リベラ。噂では世界チャンプが逃げまわるほどの強さという触れ込み。
試合で吐きまくって干されてたジョーは、カーロスのスパーリングを買って出るのですが、凄まじい威力の一撃を食らい、その瞬間かつて特等少年院で力石に貰ったパンチがジョーの脳裏に蘇る!その圧倒的な強さがジョーの心に火をつけたのです。
強い相手に勝ちたい一心でボクシングに励んでいたあの燃えるような気持ちが、ジョーの心に蘇った瞬間でもありました。作品を見ている自分も「ああ、これだ!」と嬉しく感じたのを思い出します。
カーロスというライバルと出会い、水を得た魚のように息を吹き返すジョー。あんだけゲロゲロやった後だけにカタルシスもひとしおです。

そんな二人は激しい撃ち合いでフルラウンドを戦い引き分けという、 歴史に残る一戦を繰り広げました。カーロスはやっと決まった世界戦を延期してまでジョーと試合をしてくれたのです。カーロスもまたジョーとの戦いに燃えるものを感じていたのでしょう。


そしてカーロスの世界戦。

試合は1分で終了します。勝ったのはカーロス・リベラ…ではなく、チャンピオンのホセ・メンドーサ。
カーロスのセコンドの談話で「カーロスは世界戦以前にジョーとの戦いで身体が壊されていた。」と日本のジョーに伝えられます。

ジョーにとって大切なライバルである力石につづいて、カーロスまでもがジョーによって壊されてしまったという事実。

「今度はカーロスかい・・・」というジョーの寂しげな言葉が印象的でした。


そこからのジョーはボクシングで快進撃を歩んでいくことになりますが、これまでの激しい戦いがジョーの身体を蝕んでいきます。

パンチドランカーと呼ばれるその症状は、まっすぐ歩けなかったり、何もないところで転んでしまったり、指先の痺れから服のボタンが留められないなど…。

ジョーはその事実をひた隠しにしますが、たったひとり気づいている女性がいました。
それは力石が所属していたジムの女性オーナー、白木葉子。
彼女は力石の過酷な減量も目の当たりにしており、カーロスが来日した際には彼の試合のプロモーターを引き受けるなど、ジョーとは因縁浅からぬ関係です。

彼女はカーロスがパンチドランカーとして廃人になってしまった経緯から、ジョーの症状がパンチドランカーのそれだということを見抜いていたのです。

そんな折、とうとうチャンピオンのホセ・メンドーサとジョーの世界タイトルマッチが決定。ドヤ街の不良少年だった男が、とうとう世界一の座を賭けて戦うところまで昇りつめました。ジョーの生活圏であるドヤ街だけでなく、日本中のボクシングファンがお祭り騒ぎ!…ジョーと葉子を除いて。

白木葉子は必死にジョーを止めようとします。雨の日も風の日もジョーのもとへ足を運んでは必死に訴えかけますが、ジョーは会おうともしません。何を言われるのか解っているから。

さらにジョー陣営にとって追い打ちをかけるかのような事実が判明します。
カーロスを廃人にしたのはジョーではなく、チャンピオンのホセ・メンドーサだったということ。
カーロスの症状を詳しく調査した結果、カーロスのダメージはホセが得意としている「コークスクリューパンチ」のものだと。

ホセとジョーの強さを比較する上で、鬼強いカーロスを倒したのはホセではなくジョーだという世間の風評は大きな位置づけをもっていました。
それが覆されるとなると、ジョーが大きな拠り所にしていた強さの根拠がひっくり返ってしまいます。
ましてや、パンチドランカー寸前のジョーがホセのコークスクリューパンチを貰ったらどうなるか考えたら…。

しかしながら肝心のジョーは世間の風評だとか、強さの根拠とかそういうことには無関心を貫きます。
ただ世界一強い男と戦いたいだけなのだから。


いよいよ世紀の世界戦。

試合前の控室に、あの白木葉子がやってきます。ここなら会えるだろうと。
今からでも試合を止めて欲しい、そのための違約金は全て自分が面倒みるから止めて欲しいと。

ジョーは葉子の厚意に初めて心のこもった感謝の意を伝えますが、自分にはボクシングが全てであること、リングの上で世界最強の男が待っていること、リングの上で真っ白に燃え尽きること。力石もカーロスもそうだったという想い。

そしてジョーは前言通り、真っ白に燃え尽きたのでした。


あらすじ 以上。
--------------------------------------------------------------

ジョーの生き様についてはあらすじが殆どを物語ってると思います。
あまり僕の言葉でジョーについて語らないほうが良い気がするので、そこは実際に作品を見て感じて欲しいなと思います。(とは言え長々と書いてしまいましたが)

この作品の肝はまさにジョーの太く短い一生ですが、そのほかにもジョーを取り巻く人間たちのドラマも大きな見どころだと思っています。

まずはジョーにボクシングを叩き込んだ「拳キチ」こと丹下段平。ジョーの野性的な姿からボクシングの才能を見出した彼は、かつてボクシング界から追放された(己の素行が原因ですが)意趣返しとして、ジョーにボクシングを薦めます。
少年院時代を経て、本気でボクシングの取り組むようになったジョーにとって、まさに家族とも呼べる間柄になりました。
天涯孤独のジョーの帰る家を作り、ずっと維持してきたのが丹下段平です。ジョーが試合を干されようが、放浪の旅に出ようが、警察の厄介になろうが、常にジョーの味方になってくれたオジサンでした。
ジョーにとってのボクシングが生きる意味を持っていたのと同じように、丹下段平にとってのジョーの存在が人生そのものになっていたのでしょう。
ジョーに依存してるとも言えなくもないですが、老体にムチ打ち献身的にジョーに尽くす姿は忘れられません。


次にドヤ街の子どもたち。
おそらく7歳~10歳くらいだと思われる少年少女。サチ、キノコ、太郎、チュー吉、トン吉。彼らはジョーを兄貴分と慕っており、時折ジョーと河原で遊んだりパチンコに行ったりと、それまで荒んだ生活を送っていたジョーの優しい部分が垣間見えるのが嬉しかった。ジョーの試合の応援はいつも彼らが先頭に立って仕切っているのも印象的。
ジョーがテンプルを撃てなくなってスランプに陥っている時、頭に鍋やヘルメットを被って「自分たちの頭を殴って練習してくれ!」とジョーに訴え出たシーンは胸を打ちました。


ヒロインの一人である林紀子。
ジョーの身の回りにいる数少ない若い女性。ジョーからは「ノリちゃん」と呼ばれ、自らジムの食事の世話を買って出るなど、明らかにジョーのことが好きな女の子w
ボクシングで傷つくジョーを心から心配しており、身を削るような生活を送るジョーに胸を痛める姿が多く見られた。
女っ気の無いジョーに初めてデートに誘われた時の嬉しそうな表情と声は今でも忘れられません。
しかしボクシングを「ジョーを傷つけるもの」と考えるノリちゃんと、「人生そのもの」と考えるジョーとの間には、大きな価値観の違いが浮き彫りになっていく。
世間の若者が青春を謳歌しているというのに、ジョーはリングの上で汗と血にまみれて「全然楽しくなさそーじゃない!」とキレてみせます。
対してジョーは「リングの上で完全燃焼して真っ白に燃え尽きたい」と自分の気持ちに正直に返したところ、「わたし、ついていけない」とリタイアを宣言。

子供の頃は「意気地なしな女だな!」とか軽く考えてましたが、大人になって普通に考えれば彼女の思考はいたってマトモでした。ジョーがマトモではなかった。


そしてもう一人のヒロイン白木葉子。
ヒロインと称していいのか微妙だが最終的にはヒロイン。
常にジョーとは敵対陣営に身を置きながら、さりげなくジョーのボクシング人生のアシストを続けてきた女性。金で物事を解決しようとするクセがあるのは「財閥令嬢」らしい部分でもあるが、さすがに芯はしっかりしている。ジョーの身体の異変にいち早く気がついたのも彼女。

ジョーの世界戦を止めるために丹下ジムに足繁く通うも、ジョーに袖にされる彼女の姿は、それまでの「お嬢さま然」としたクールな物腰とは打って変わって、じつに人間らしい様子が描かれていた。雨にずぶ濡れになりながらジョーが出てくるのを待ってる時は、「ジョーさすがに出てやれよ」と思ったものです。

結局ジョーを止めることは叶わなかったわけですが、試合当日のジョーの控室にまで特攻しかけるという熱い行動力も見せてくれました。「試合を中止する違約金なら私が払います!」と、ここでも金にモノを言わせる説得をするあたり不器用な部分も見受けられ、そこも彼女の魅力に写りました。

何を言っても止められないと察した彼女の取った愛の告白は、「マジっすか白木さん!」と子供の頃は笑っちゃいましたが、今となっては「万策尽きても進んでいく白木さんすげえ!」と感じます。

結局はジョーがリングに立つことを受け入れ、ダウンしたジョーに「立ちなさい矢吹くん!」と喝を入れるくらい肝の座った様を見せてくれます。そこへ至るまでの彼女の心情を思うと、なんともこみあげてくるものがあります。

ジョーを傷つけるボクシングを彼から取り上げたいと願ったノリちゃんと、ジョーからはボクシングを奪うことは出来ないと悟った上で最後まで傍にいようとした葉子。どっちも切ねえ・・・。
{/netabare}

と、他にもまだまだいっぱいジョーを取り巻く人物いるんですよ。マンモス西とかウルフ金串とかゴロマキ権藤とか!
でも書いても書いても足りないので、僕なんかの感想文よりも一度作品を見て欲しいなってのが正直な気持ちです。
ここまでネタバレ全開で書いてしまってなんですが。


とはいえ、かなりの旧作なので登場人物の素行がかなり悪かったり、差別的な表現があったりします。そのあたりは時代背景ということを念頭に置いていただけたらと。

投稿 : 2014/12/11
閲覧 : 284
サンキュー:

3

ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

矢吹ジョーかっこいいー!!

人生で、あんなに年心に集中でき、燃え尽きることができるなんてうらやましい。

一昔まえのアニメですが、いまつくってもこんな味のあるアニメはできないと思います。

これはこれで、今見ても十分楽しめるし、私の好きなアニメの一つです。

投稿 : 2014/02/07
閲覧 : 427
サンキュー:

3

ネタバレ

ちゃいにーず☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

灰になってしまった。。。

最後すっごい悲しかったけど、ジョーは満足な顔してたなぁ〜

やっぱりどんなに昔のアニメでも、名作は名作ですな!!

これから過去の名作をどんどんみていこうと思いました。

投稿 : 2013/07/25
閲覧 : 327
サンキュー:

17

ネタバレ

しるき~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメで人生観が変わる事など無い私だが・・・

唯一「人生観変わった」という言葉に近いのがこの作品。
ガキの頃、レンタルして何度も観た作品です。

主人公の矢吹丈、人間としてもボクサーとしても不完全な
男なのですが、そんな未熟さや弱さに感情移入。
しかしながら物語が進むにつれボクサーとしても人間としても
成長して行き、ボロボロになりながらも最強の王者、ホセ・メンドーサに
立ち向かい…。
そんなジョーの生き様を描いた作品です。

この作品を是非1話から御覧下さいとは気軽に言えませんが、
名言集などには一度目を通して欲しいです。

とにかくジョーの生き様の描き方が生々しいんですよね。
勿論いい意味で。
とにかく語り尽くせない名作です。正に「言葉は要らない」と言った感じ。


あ、実写映画化されたアレは観なくていいですw

投稿 : 2013/02/06
閲覧 : 281
サンキュー:

16

ネタバレ

たんたんたぬき さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

力石後

漫画なら文句無しに最高と付けられると思う。ただこの1,2と分かれてしまったのが痛い。この作品の最大の良さはこの1,2と分かれる違いが一つのストーリーとして同居する部分。この作品の評価はすべて1を加味しての評価となる。ただこの切り方は上手い。

この作品の最大の特徴はやっぱり力石の死だと思う。この基本構造はその後多くの作品に受け継がれると思う。グレンラガンもヒカルの碁もそういった部分を持つと思う。ただこの作品が傑作なのはどの作品よりもこの力石の死を乗り越えた点だと思う。作品として主人公のジョーよりも人気が高かったかもしれないキャラを退場させてしまう。作品としての力をこれで失ってしまうかもしれない。

でもあしたのジョーが名作になったのはこの力石後をラストの昇華にまで持っていけたから。途中かなり迷走している。このアニメはそれを描いてないけど。まあそれはカットしても良いとは思う。あしたのジョーの価値はまさにそこにあるので、1,2と分かれてしまってるのがどうも評価しにくい。無視して1つの作品として評価してるので、その点注意して欲しいです。

1を見ればあしたのジョーと言う作品が決して真っ白に燃え尽きるだけのドラマじゃないと分かります。あしたのためにその1など、ボクシングにのめり込むジョーのボクシングを楽しんでる所がすごく出ています。出所後も様々な困難が付きまとう、それらをこぶし一つで切り抜けていくジョーの姿は痛快です。そしてジョーが大きな目標としている力石との戦いまでのウルフなども面白いです。何より力石が良かった。ここまで期待を持たせたら拍子抜けのなりかねない。しかしジョー以上に力石はキャラに輝きがあった。一つ一つの言葉が力石のカッコよさを醸し出します。この作品力石編で終っても十分に名作です。

最高を超える最高そういう良さを作り出しています。これが並みの作品ならからなずこう言われるのが予想出来ます。「力石編までなら傑作なんだけどな」私はこういう思いをずっとしています。だからこそこの作品の素晴らしさが無茶苦茶分かります。

アニメの良さはあおい輝彦さんは良いですね。声優陣は大体良いです。後は絵を変えたところですが、これは良いと思います。漫画でもジョーの成長を扱っていて、ジョー最初の登場より大人びています。それにあわせた絵柄にしていてその辺りの出崎監督の上手さはあると思います。1とまるで別物ぐらいの絵柄になってるのですが、それを選択したのはやっぱり監督の決断なのかと思ってです。連続で見ると違和感を覚えますが、まあすぐに慣れます。

作画に関してはかなり前に見たので、今との比較はあまり考慮していません。

投稿 : 2012/09/17
閲覧 : 292
サンキュー:

3

ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

出崎演出の真骨頂のひとつ

原作終了後にできた続編。
しかし完全な続編ではなくて力石戦からのリメイク。
出崎監督が野暮だなと思った話はオミット。矛盾してるとこも修正。オリジナルストーリーをからめで盛り上げます。
作品としての完成度はずっと高い。
しかし原作同様物語的に前作であまりに少年誌的な山場を向かえ完結してしまっているので、ひたすら男の生き様としての物語をすごくがんばって演出しているとこを評価してほしい。

正直原作は後半はいまひとつ・・。
やはり彼の存在があまりにもでかすぎる。。。

有名すぎるラストシーンだがジョーがどうなったのか聞くのはマジ野暮。会話の流れ的には普通に解釈すれば・・・・だし。こういう場合は投げっぱなしとは言わないかと。わからないからいい。。。あえて原作者も公言しないことから、それぞれの中で矢吹丈という人物を消化してくれと解釈した。

しかし以後、療養所ですごすジョーを描いた原作原稿も存在するとか・・

投稿 : 2011/11/11
閲覧 : 483
サンキュー:

5

ネタバレ

Rita さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

立つんだジョー!!!!!

白いアイツに涙したぜ!!


ボクシングアニメで今だ人気ナンバー1だという事が分かる!

投稿 : 2010/10/13
閲覧 : 612
サンキュー:

1

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 0

そら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/02
閲覧 : 2

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/22
閲覧 : 51

yingyunyi さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2024/01/13
閲覧 : 3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/09
閲覧 : 57

QjEYw40534 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/30
閲覧 : 5

ささみジャーキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/15
閲覧 : 5

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/21
閲覧 : 8

2ziu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/09/23
閲覧 : 9

未来マヤ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/06
閲覧 : 10

burn さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/01
閲覧 : 9

ノスケ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/14
閲覧 : 12

lqmoe さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/10/23
閲覧 : 15

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 14

あほ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/10
閲覧 : 16

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/17
閲覧 : 19

でっきー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/06/08
閲覧 : 49
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あしたのジョー2のストーリー・あらすじ

力石徹の死後、逃げるようにリングを離れ、街から街へ流れ続けた矢吹丈。しかしかつてのライバルたちに出会うことで、再びリングに立つことを決意する。カーロス・リベラ、金 竜飛といった数々の世界ランカーと死闘を繰り広げ、遂にチャンピオンに君臨するホセ・メンドーサとのタイトルマッチにまでたどり着く。ボクシングに青春をかけたハングリーな生き様を描いた不朽の名作。真っ白に燃え尽きる感動のラストシーンは、見る者の心に深い感動を焼き付ける。(TVアニメ動画『あしたのジョー2』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1980年秋アニメ
公式サイト
www.moviesquare.jp/tmo/catalog.aspx?c=ashit
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A7%...
主題歌
《OP》おぼたけし『傷だらけの栄光』、荒木一郎『MIDNIGHT BLUES』《ED》おぼたけし『果てしなき闇の彼方に』、荒木一郎『果てしなき闇の彼方に』

声優・キャラクター

あおい輝彦、藤岡重慶、田中エミ、森脇恵、だるま二郎、仲村秀生、白石冬美、堀絢子、渡部猛、小宮山清、中尾隆聖、宮村義人

スタッフ

原作:高森朝雄/ちばてつや
メイン・スタッフ監修:梶原一騎、企画:吉川斌/川野泰彦、プロデューサー:高橋靖二/加藤俊三、文芸担当:飯岡順一、脚本:篠崎好/山崎晴哉/高屋敷英夫、演出(監督):出崎統、作画監督:杉野明夫、美術監督:男鹿和雄、音楽:荒木一郎、テクニカルアドバイザー:高山将孝

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