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「幕末機関説 いろはにほへと(TVアニメ動画)」

総合得点
60.6
感想・評価
114
棚に入れた
761
ランキング
5622
★★★★☆ 3.5 (114)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.5

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幕末機関説 いろはにほへとの感想・評価はどうでしたか?

かりんとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

幕末辺りの歴史を理解してれば面白いかも‥

あらすじ
時代の転換期に現れ、世に混沌をもたらすと言われる「覇者の首」。それは古来秦より伝わり、覇権を望む者達に争いの火種を遺して来た。
時は巡り激動の幕末。異国色が芽吹きつつある横濱の地に、一人の剣士の姿があった。彼の名は秋月耀次郎。霊剣「月涙刀」を有し、彼の首の封印を天命とする「永遠の刺客」と呼ばれる者である。かつては坂本龍馬の用心棒を務めながらも、彼を救えなかった事を深く悔いる耀次郎は、心に癒えぬ傷を負ったまま一人幕末に蘇った「覇者の首」を追っていた。
彼は喧嘩に巻き込まれそうになった子供を助けた事で、「仇討ち」を本懐とする旅芝居一座と出会う。一座の仇敵・中居屋重兵衛、彼が手にする「覇者の首」。そして首を追う耀次郎。様々な思惑と陰謀が渦巻く中、耀次郎と一座は首を巡る激動の渦に巻き込まれていく。

ちゃんと観てるはずなんですがいまいち内容が入ってこない(汗)
主人公の秋月が何者なのか、第1話のオークション会場で秋月が切ったアレはなんだとか、あらすじ読むまでよく分かってなかったです。
あと、幕末辺りの歴史を理解してると面白いんじゃないかなと思います。
もっとリアルな話しだと思っていたのですが、覇者の首や術で操られた敵などフィクション的な要素が入っていて思っていたのと違かったので観るのを断念しました。

投稿 : 2024/03/16
閲覧 : 1
サンキュー:

0

ネタバレ

菅田 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

歴史芸が細かい

話自体はシンプルで主人公はアブナイ首の封印、ヒロインは仇討ち
周囲はそれを助けたり利用したりといったところ。

いいところ
作画まとまり方しゅごい
声優なんでもありでしゅごい
歴史小ネタしゅごい
小唄満載しゅごい
アクションまあまあしゅごい


やばいところ
歴史知ってる前提やばい
知ってても所々おかしいやばい
どうでもいい回多いやばい
使い回しも多いやばい
いきなりラピュタ化する五稜郭やばい
土方ファンブチ切れ待ったなしやばい

結論
十津川言いたいだけやろがあああ

投稿 : 2021/08/09
閲覧 : 119
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0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オカルト要素を取り入れた幕末の話

幕末といえば激動すぎて、どこから入っても、誰を主役にしても物語として描けるのだが、このお話は争いをもたらす「覇者の首」を巡るオカルト要素を取り入れた幕末の話になっている。

監督 高橋良輔先生
構成、脚本 宮下隼一先生
もう雲の上の存在の方々でビビってしまう。

剣道連盟の方に殺陣の監修を依頼しているので、覇者の首を封印する天命にある主人公秋月耀次郎の構え。たぶん霞の構えだが、これがカッコよすぎる!!
2丁拳銃を持つ相手との戦いとは、そういう立ち回りか!とか惚れぼれです。

まぁ忠実でなくても、東北戦争、箱館戦争がメインの内容は自分のツボで満足です。

おりょうのCVが元ヅカの檀ちゃんって・・初舞台から見てきた檀ちゃんだけど、声だけでは気付かなかったのが・・・
それだけが悔しい(-_-;)

投稿 : 2019/06/15
閲覧 : 293

koaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

史実をうまく利用したお話し

時代の転換期に現れ、世に混沌をもたらすと言われる「覇者の首」を
封印する為、「永遠の刺客」を受け継いだ男が首を追うお話。
坂本龍馬が暗殺された後のお話しになるけれど
史実をうまく利用したお話で(やり過ぎなところもあるけど)
なかなか面白かったです。
結末を見るに、坂本龍馬はやっぱりスゴイと言いたかった・・・んだよね。

投稿 : 2019/04/07
閲覧 : 246
サンキュー:

0

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

史実人物多数

時代劇ときどきSF、幕末~明治の話。最後がなぁ・・・

混乱を起こす「首」を斬るために旅をしていと主人公と横浜で出会った訳あり旅一座の物語。

基本は首を追うとと旅一座の座長で後々主人公と同じさだめを背負う女が主人公、なのでこの二人がメインの話が多い、だが史実の人物も多く出てくる、というかセリフだけで数えると三分の一以上は史実人物。もちろん史実人物が出てくる話は彰義隊や五稜郭の戦いだったりちゃんと史実にある話が多いが、勝海舟や土方歳三などの主要人物はオリジナル話に関わってくる、だからか史実と違う部分(沖田と土方のとこ)が少しだけある。

最後ラピュタみたいになったりジブリ色がするジジイが出てくるしSF要素強めなのが気に入らないな、結局ジジイ達が誰か明確になってないし、龍馬を殺したのは誰だったのソウテツ?新選組?
太夫とソウテツの絡みも直接は最初しかないし、ちゃんと描写しろよ。

旅一座の目的である家族を殺された復讐は何だかんだ中盤で終わる、なので旅一座も座長以外終盤まであんまり出てこない、最初この復讐がサブメインになると思ってたがまさかの途中で終わり、しかも一座の包帯グルグルが死ぬというwでも確かに一座のキャラ説明(主に過去のやらかしや事件)の時、口頭説明で終わった時点でさほど重要人物ではなかった事に気付くべきだった・・・

キャラだからしょうがないけど主人公がほとんど喋らない、浪川ほんと楽そうw

投稿 : 2018/01/21
閲覧 : 308
サンキュー:

1

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こういう感じのアニメってはじめてみた。

全26話。
オープニングテーマ
「荒野流転」/演奏 - FictionJunction YUUKA
エンディングテーマ
「愛の剣」/ TAKAKO & THE CRAZY BOYS
挿入歌
「涙」/ 石川智晶

隠れた名作。
Webアニメだからみてる人すくなそう。
1クール目はあんまり好きじゃなかった。2クール目はテンポよく進んだからすきだった。
話は世に混沌をもたらす覇者の首を破壊するために永遠の刺客と呼ばれる秋月耀次郎が戦う感じ。
時代劇のアニメって感じだけど。設定が凄い。普通榎本武揚が変なのにとりつかれるわけがないw五稜郭が変な建物に変わるわけがないwww
でも沖田総司や土方歳三とか新撰組や坂本龍馬とかもでるみたい。
んー1クール目は寝落ちしそうなくらいだった。なんか意味が分からんかった、みていくうちにわかるようになった。

この作品14話以降が面白かった。 榎本武揚を倒す感じ。あとヒロインである 遊山赫乃丈(ゆやま かくのじょう)も覇者の首にとりつかれて最後にたたかった。
ラスボスは茨木蒼鉄(いばらぎ そうてつ)。もともと一座の人だったけどなにか企んでたみたい。
こいつもちゃんと倒して、 遊山赫乃丈(ゆやま かくのじょう)もちゃんと救って正直こんないい終わり方するとは思わなかった。

割と泣けるし面白かった。ちょっと古いのがね...でも見応えのある作品だと思う。
時代劇とか好きな人にオススメ。

投稿 : 2017/12/01
閲覧 : 407
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

リアルタイムで観ていたのだが観直してみた

公開当時に視聴していたのだけど
全編通して起伏の無い退屈な作品だった
登場人物が無表情かつ無感情過ぎて
生気を全く感じないし
物語も終始殺伐としていて殆どのキャラに救いは無い
また展開が斜め上過ぎる割には派手な演出も無く
全く盛り上がらない
そんな印象だった

そこでもしや観る度に良さがわかってくる
スルメの様な作品なのでは?
と思い今回通して観直してみたのだけど…

やっぱり途中で飽きるねコレ
2クールはダレるしそもそもいらない回多過ぎ
1クールでもっとテンポ良く
サクサク話進めた方が良かったかも

史実のリアルな物語を背景に
スケールの小さい中途半端なファンタジーを加えると
なんとも言えないシュールさがある
キャラが無表情なのが更に輪をかける
そこに敵味方共に次から次へと死んでいくので
常に鬱気味になる

主人公とその好敵手のピストルの人も全く喋らないので
何をやりたくて何を伝えたいのかがすごくわかり辛い
普通こういった無口キャラには
通訳係の相棒がついているものだけど
唯一それっぽかったヒロインも
中盤で唐突に能力開花したと思ったら直ぐに闇落ちして
その状態が最終話まで続くという扱いの酷さで
ずっといなくなるし
一座の人達も中盤以降何の為に居るのかわからない程
物語に絡まないから常に孤独だ
登場人物ほぼ皆救いが無いのだが
ピストルの人の結末が一番キツい

ラスボスと主人公が対面する頃になると
全く別のB級ファンタジー作品になっていて笑えるが
お互い感情を表に出すタイプではないので
オーラスなのに全く盛り上がらない
物語の〆もバッドでもハッピーでもない微妙なエンドで
印象に残らない

作画は全編通してかなり良かったと思うが
キャラデザや脚本と演出は完全に駄作の部類に入ると思う

投稿 : 2017/02/24
閲覧 : 303

ちょっとななめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見ごたえあり

面白い。
史実と激しい脚色が入り混じって、新しい物語のようだった。
見ごたえ、たっぷり。

投稿 : 2015/07/05
閲覧 : 492
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1

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ある宿命を背負った剣客が旅一座と出会い彼女たちの仇討に助太刀することで幕を開ける伝奇時代劇アクションアニメ。運命に翻弄された役者たちが揃い踏み…一世一代の大芝居ここに開幕

世に混沌をもたらすと言われてる「覇者の首」
その首を封印することこそがこの物語の主人公、秋月耀次郎の使命なのです。
幕末や新撰組など日本の歴史に覇者の首という伝奇設定を加えた時代劇アニメですが
意外と内容は硬派で類似作品では骨太な感じがしますね。
印象としてはバジリスクとY十Mを混ぜ合わせて伝奇要素を強めた作品かな。

秋月が覇者の首を追う旅路で出会ったのが赫乃丈一座という芝居一座で
遊山赫乃丈という本作のヒロインが束ねる一座です。
しかし一座とは仮の姿、というわけでもありませんが彼女たちには仇討という目的があります。
覇者の首と一座の仇討にはちょっとした関連性があり、
序盤は秋月が一座の仇討に協力しながら覇者の首を狙う展開になってます。

主人公の秋月は寡黙です、中盤以降からセリフも増えますが序盤は一座と打ち解けてないということもあるのか
余計なことは一切喋らず、自身の目的、宿命についても語ろうとはしません。
しかし一座において秋月のことや覇者の首に関して唯一事情を把握してた人物がいました…
彼の名は茨木蒼鉄、芝居の劇作者で秋月同様に謎の多い人物です、敵か味方かわかりにくいキャラクターですね。
中盤以降からは彼の動きも目立ってくるのでその目的もはっきりしてくるのですが
それは目先の目的のことであって最終的な目的ではありません、
結局何が目的だったのかというのは最後まではっきりしませんでした。
それはたぶん茨木蒼鉄が何者だったのか最後まですっきりするような説明がなかったからでしょう。
一つだけ言えるのは彼もまた秋月とは違った宿命を背負っており、
それから解き放たれたかったんだろうなぁ、ということです。

一座の芝居と仇討を絡ませる演出はお見事。
本人役を本人が演じるということで仇役は仇が演じるという一世一代の大芝居でした。
芝居の中で悲願を達成させるという演出はアニメーションの枠、そして娯楽作品として面白い手法だと思います。

キャラクターや歴史上の出来事を硬派に脚色してるので歴史に興味がないと面白くないと思います。
時代劇エンターテインメントとしての雰囲気を大切にしてるんだとは思いますが
興味ない人にはその雰囲気が淡々としすぎてて退屈に感じてしまうかもしれません。

秋月みたいに寡黙な主人公はどうかな?と最初思ってたんですが悪くなかったです。
むしろ秋月の何があっても覇者の首を封印し己が宿命を全うするという信念には好感を持ちました。
よく~を背負うという言葉がありますが秋月は本当に言葉の通り背負ってましたね。
秋月に迷いのような感情がなかったのが良かった、
何度失敗しても執拗に覇者の首を追う姿に拍手をおくりたいです。

中盤からは覇者の首を追い一座を離れ旅に出る秋月と赫乃丈を中心に物語は展開していき、
そこに国家のため覇者の首を利用する者や狙う者たち
それぞれの思惑が入り乱れる殺伐とした雰囲気が漂ってきますがその渦中にいるのはやはり秋月と赫乃丈。
秋月と赫乃丈が背負う宿命が終盤ではお互いにぶつかり合う諸行無常の物語…

秋月と赫乃丈はもちろん何も背負ってない人間など誰一人としていない…
そんな時代の熱き漢たちを描いた時代劇娯楽作品です。

【B+75点】

投稿 : 2014/12/31
閲覧 : 292
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3

萬歳楽 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公がかっこいい

ストーリーも面白いのでもうちょっと評価されてもいいと思うんですけどねぇ。

幕末に覇者の首=世界を混沌に陥れるモノを斬るために刺客が旅をする話、というと厨二病っぽくて残念ですが、実際見てみると、時代背景の描写とか、おなじみ幕末の偉人たちの登場とか、結構見所は多いです。

あと、最大の長所は「キャラが魅力的」ですかね。

個人的に主人公はかなりツボでした。劇作家の先生も、銃の達人もかっこいい。

和風の世界観と和服男性が好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。

女性キャラも艶っぽくてしっかりしてて好きです。

投稿 : 2014/10/29
閲覧 : 315
サンキュー:

3

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ちょっと幕末の歴史を予習すると理解しやすくなると思う。
普通に新撰組やら勝海舟やら西郷隆盛やら出てきますので。
主人公は基本は寡黙なので序盤は何を考えてるか分かりにくい所もあるが、
話が進むにつれてどういう奴なのか分かっていくのも良いと思う。
遊山赫乃丈の舞台の時と普段のギャップにやれれたのは俺だけじゃないはず・・。
佐藤利奈さん流石と言わざるを得ない。
この作品は茨木蒼鉄が宿命を果たそうとする話と言ってもいいと思う。
それによって色んな人が翻弄される幕末の話。

投稿 : 2014/09/30
閲覧 : 310
サンキュー:

4

Britannia さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

幕末が舞台

坂本龍馬の用心棒が主人公

歴史と架空の話が織り混ざった話

今も昔も良くあるね(´・∀・)ノ

キャラや雰囲気、各パーツは良く出来ていて
期待が持てるのだが
話数見ていくと秀でた魅力が無く
断念せざるを得ない

投稿 : 2014/03/15
閲覧 : 374
サンキュー:

8

はくと さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やっぱり放送枠

テレビ放送されていたらもっと知名度あったはずな作品だといつも思う

投稿 : 2014/02/14
閲覧 : 382
サンキュー:

1

ネタバレ

nannka さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後が

最初は面白かったのですが最終回につれてあるキャラクターが暴走し始めてストーリーがよくわかんないことになってた。
作画も音楽も良く戦闘シーンも良かったのでもったいないと思った。

投稿 : 2014/02/12
閲覧 : 251
サンキュー:

1

ネタバレ

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

幕末の虚実交わったラスト・サムライ的な作品

前半各話冒頭に流れるナレーションが、「男が男として生き、その命と信念を一振りの刀に賭けて戦った最後の時代、幕末。」と語る通り、何とも硬派な作品である。

この時代を題材にしたドラマ、ゲーム、アニメは数多くあるが、「幕末の志士」と聞けば、大政奉還前辺りの時期に名を馳せた人物を頭に思い浮かべる人が大半だと思う。
だが、本作はここでのあらすじにもあるように、坂本龍馬が暗殺された後の話となり、物語の本筋に大きく関わってくる歴史上の有名人はあまりいない。
明治維新以降の歴史にも精通している人でない限り、実在の人物が出てきてもピンとは来ないと思う。

とはいえ、主人公を始めとした主要キャラクターは架空の人物なので、歴史再現アニメではないということは理解してほしい。
虚実交えながら、「歴史の裏にこんな『あやかし』が存在した!」という感じのストーリーである。
とはいえ、幕末の歴史を知っていれば、ストーリーに追いつきやすい・楽しみやすいのは事実だろう。

その代り・・・と言わんばかりに、新選組や白虎隊など、「幕末と言えば!」なエピソードを本筋とあまり関係なくても挟んでいたのは、幕末ファンへの気遣いとも取れる。

さて、本作のヒロイン率いる旅一座は、ストーリーに深く関わりつつ、作品に華を添える役割も果たしているが、特にこの芝居のシーンの演出が精巧かつ美麗である。
電気がまだまだ使えないこの時代に、人力でここまで素晴らしい舞台演出が可能であったのだろうか。見ていて非常に興味深かった。

そして、この「芝居」というのが、物語全体のキーにもなっている。立ち合いのシーンなどにもしばしば舞台装置掛かった演出が施されていて、独特の世界観が感じ取れる。

また、作中2回しか流れなかったが、挿入歌が非常にいい。歌が流れるシーンと相まって、運命に逆らえず、本心とは裏腹な道を選ばねばならない人々の悲哀が伝わってきた。

だが最後に不満に残る点を。
物語終盤で{netabare}主人公が対峙した相手の背景・正体が最後まで不明のままであった。一体、何が目的でこのような大芝居を打ったのか・・・それこそがラストの意味に繋がるような気がするのだが・・・{/netabare}

故に、物語評価は★3とせざるを得なかった・・・残念っ!
この点さえなければもっと高評価にできたのに・・・斬りっ!

拙者、確認のために全話観終わった後、一話冒頭を今一度見直してみたが、無駄にござった・・・

切腹うぅっっ!

投稿 : 2014/02/11
閲覧 : 519
サンキュー:

5

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悪くないんだけど

悪くは無いんですけどね^^;
確かに幕末の末期にはなんでこんな士気を発揮したんだ?って人間もそれなりにいますし、そこに超常現象みたいなものを絡ませてきたことは、ある意味しっくり来ると思います。
まぁ内容は、坂本龍馬の護衛だった主人公が、彼を守れなかったことと自分の本来の宿命を背負って幕末を走り抜けるっていう、簡単にいうとそんなものです。
そこに先に話した通り超常現象が関わってくる訳です。
音楽もいいですし、作画も表情の造型も素晴らしいものがあります。
ストーリーもある程度歴史に準拠してますし、色々と複雑に絡んだ展開は見ていて飽きることは無かったですが・・・。
たぶんこの作品は記憶には残らない作品ですね^^;
印象的なセリフもありませんでしたし、なにか圧倒的にかっこいい描写もありませんでした。
見終わった感想としては、どうも平均的な印象しか残らなかったように思います。
どうも自分が気に入るような作品には、強烈に目に焼き付くようなシーンがあるような気がします。
難しいんでしょうね。記憶に残るシーンを作るっていうのは。
まぁそんなに記憶に残られまくっても困りますが^^;

投稿 : 2013/12/31
閲覧 : 402
サンキュー:

4

ネタバレ

LP PULL さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

OPは凄く良い

OPは◎

何度聞いてもカッコいい。

で、内容は
{netabare}
良いところ
・主人公はカッコいい。
・榎本さんカッコいい。
・土方さんカッコいい。

微妙なところ
・全体的にキャラの掘り下げ不足。
・中居屋の中途半端さ。
・首と刀の万能感。

悪いところ
・幻影兵は意味わからん。
・クイーンやビショップの存在意義がわからん。
・黒幕は何がしたかったのか、結局よくわからない。

小説は座長視点。
アニメ未視聴の人は読んでも理解できないと思える内容。
{/netabare}

投稿 : 2013/09/03
閲覧 : 304
サンキュー:

1

ネタバレ

彰世 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

雰囲気がいいですね

独特な感じの雰囲気が好きです。
現実と芝居を上手くつなぎ合わせて、
なかなか見事な作品だと思います。
戦闘シーンなどもかっこいい。
見て損はないと思います。

しかし、新選組の沖田総司、土方歳三や
坂本龍馬、勝海舟など名のある歴史人物との面識。
無口な主人公、一体何者……(^_^;)

投稿 : 2013/06/30
閲覧 : 307
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感想

まったく知名度の無いこの作品、06年にGyaOで全26話で放送されました
ジャンルは「幕末」「バトル」の架空の物語です

坂本竜馬の用心棒だった主人公が、世界に混沌をもたらす「覇者の首」の封印にすべてをかける

幕末が好きな人が見たら「?」な場面も多々ありますが、アクションも多く
普通にバトル物として見れます。

投稿 : 2013/04/09
閲覧 : 377

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

幕末 時代物です。

主人公の 特徴 寡黙(無口) 。
主人公自信がちょっと影のある設定です。

主人公らしい熱さはないのでそういうものを期待してる人にはあわないかもしれない。

似非時代劇物 かなと おもいきや 以外に史実の部分
再現されてたりしてるが ファンタジーな設定があるんで
純粋な歴史物としては 楽しめないかも知れません。
けど 実際に史実の人物等も 出てきたりと・・・。しっかり歴史物やってた所は共感もてました。
一騎当千 とか 戦国乙女よりは 歴史物してますがね。

主人公の秋月は 刀 を所有している事もあって
刀での戦闘有り。 剣戟(殺陣)は結構良かった。

とりあえず 影もあって暗い主人公だったのが良くも悪くも
主人公らしくないかなと・・・。(個人の感想です)

見所はやっぱり、剣戟 等の 戦闘部分だと思います。

投稿 : 2013/03/09
閲覧 : 491
サンキュー:

4

chappa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

時代物が好きな人必見&主人公がかっこいい

ストーリーは大変面白いです。明治維新の英雄たちも出てきます。そして作画もしっかりしています。アクションシーン、風景が良く描かれているので見ていて楽しい。そしてとにかく主人公がかっこいいです。おすすめ。

投稿 : 2013/02/16
閲覧 : 332
サンキュー:

0

ネタバレ

ワッキーワッキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新約新撰組土方歳三期

ファンタジー要素を含みつつ、歴史の流を再現した今作、
主人公秋月耀次郎(あきづき ようじろう)が覇者の首を封印するという物語ではありますが、幕末の時代の流に沿って、物語が進んでいきます、そして最も関わりが深い人物として、土方歳三が登場しています、新撰組を題材にした作品は多くあるものの、京都での活躍を中心に描かれている事が多く、京都を追われ北上していく姿を描いた作品、とくにアニメとしては珍しいと思われます。
さらに、会津の白虎隊や北海道の五稜郭到達まで描かれているので、歴史に興味がある方や、歴史を勉強している方にはいいかもしれません。

ただし、あくまでファンタジー作品であり、本当の歴史ではないので、幕末の時代の流や登場人物に興味を持つ切っ掛けとしての視聴をオススメします。

私の視聴動機としては、サムライチャンプルーやサムライセブンなどから個人的に時代劇?ブームが到来し興味を持ち始めて視聴しました。

アクションとして殺陣に力を入れた作品であり、本格殺陣指導まで導入しているので、見応えはあったと思います。
また、作画もなかなか綺麗で癖が少なく、あまり抵抗感を感じずに視聴できたと思います。

印象に残ったシーン{netabare}
ラストはかなり超展開となっており、五稜郭が浮上するという奇行まで行った結果、私としては笑いとともに強烈なインパクトを残したシーンとなっています。{/netabare}

今回急にこの作品を思い出したので、レビューを書いてみました。

かなりマイナーな作品となっていますので、あにこれ上位の作品をあらかた観終わってしまって、マイナー作品を探しているという方にはいいかもしれません。

投稿 : 2013/01/28
閲覧 : 542
サンキュー:

7

蒼66 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

わかりにくい…ところが魅力。漫然と観てればわかるアニメではありません

◆こんな人にはおすすめしません◆

・元気な主人公が好き
 主人公の元気度はばりばりのマイナス値からのスタートです。もとは明るい性質も持っていたかも知れないけれど、ストーリー時点では、完膚なきまでたたきのめされた感。心が折れてる主人公。もう、喋ることすら満足にできてません。
しかし礼儀正しさとか、かわいそうな何かをほっとけない性質だけで、表面的ストーリーがうーむいまいちでも最後まで観ちゃったくらいには、個人的には魅力的でした。

・歴史好き 
 幕末に実在した人物がリアルな感じでたくさん登場するアニメですが、歴史好きにはむしろおすすめしません。史実にリアルな部分が多いために、歴史好きな人が観ると、アニメが本来持ってるべきのファンタジックな部分がとてつもなく許せなくなります。そのくらい、史実部分と人物像がリアルです。

・わかりやすい物語が好き
 主人公が喋らないので、わかりにくいことこの上ない。主人公が心情をわかりやすく誰かにぶつけたりなどが絶対ないので、じっくり表情や仕草を見ないといけない仕様です。しかしそれだけに、とても丁寧に描かれています。しかし、世の中の人間、そうアニメキャラみたいにストレートに感情を表現したり叫んだりしてる人はなかなかいないので、ある意味とってもリアルです。最初に主人公の元気度マイナス、と書きましたが、これですら、気がつかなければ気がつかないことも…どことなくボーッとした、覇気のない主人公だなあ…目立たないし、見るのやめよう、となります。

・覇者の首って何よ
 覇者の首とやらが話の中核にありますが、この首対主人公の戦いを中心に見ると、結局本質を見失ってしまう感じです。覇者の首という存在は、きっと、誰もが持っているしがらみとか、自分ではどうにもできない現実をわかりやすく具現化したものだと思います。

投稿 : 2012/04/05
閲覧 : 533
サンキュー:

3

sobako777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

好奇心を持続させるほどの魅力を感じず

とても丁寧につくってあるのだが・・・数話見ても秀でた魅力がなく、全体的に可も無く不可も無く・・・という感じで、最後まで好奇心が持続しなかった

投稿 : 2011/06/13
閲覧 : 540
サンキュー:

1

モリブー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

秋月耀次郎だけ見る分にはとてもいいんです
他のキャストはあまり魅力がなかった
でも、このアニメの雰囲気がなぜか好きです

投稿 : 2011/04/08
閲覧 : 562
サンキュー:

0

MAHO さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

歴史ものの作品は比較的好きなのですが、
これはあまり引き込まれなかったです。

投稿 : 2011/02/18
閲覧 : 550
サンキュー:

0

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2021/02/04
閲覧 : 28

花京院典明♪ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

投稿 : 2020/12/20
閲覧 : 33

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/07/22
閲覧 : 17

塩ふりかけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2020/03/31
閲覧 : 50
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幕末機関説 いろはにほへとのストーリー・あらすじ

時代の転換期に現れ、世に混沌をもたらすと言われる「覇者の首」。それは古来秦より伝わり、覇権を望む者達に争いの火種を遺して来た。時は巡り激動の幕末。異国色が芽吹きつつある横濱の地に、一人の剣士の姿があった。彼の名は秋月耀次郎。霊剣「月涙刀」を有し、彼の首の封印を天命とする「永遠の刺客」と呼ばれる者である。かつては坂本龍馬の用心棒を務めながらも、彼を救えなかった事を深く悔いる耀次郎は、心に癒えぬ傷を負ったまま一人幕末に蘇った「覇者の首」を追っていた。(TVアニメ動画『幕末機関説 いろはにほへと』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年秋アニメ
公式サイト
www.irohanihoheto.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%95%E6%9C%AB%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%AA%AC_%E3%81%84...

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