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「あんハピ♪(TVアニメ動画)」

総合得点
67.9
感想・評価
515
棚に入れた
2373
ランキング
2209
★★★★☆ 3.6 (515)
物語
3.3
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.7

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あんハピ♪の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

曲は最高

OP曲が好きで折角だからと視聴。経過和音やaugまみれのコードで彩られるポップさは田中秀和さんらしさ全開で中毒性が半端じゃない、この作品で一番評価したいです。花守ゆみりさんのソロバージョンが特に好みでした。ED曲は初めて聴きましたが良い曲でした。10話のチモシーのキャラソンも可愛らしくて良かったです。曲はどれも出来が良いので聴いて欲しいです。

OP曲→ https://youtu.be/EHub6MLw_8Q?si=ehMQlHk4C9Ix2zQ2
ED曲→ https://youtu.be/VJHKDliJqlQ?si=O8e_z_Au8xxfa4S4
チモシーのキャラソン→ https://youtu.be/01nr1wsO3s8?si=rERBU20m6sTsKOHU

本編はキャラが不幸なのが特徴のコメディ作品。ざっくり言うと友情が描かれているのが良かった。ですが、第一印象で不幸の業を背負ったという設定は話の起伏の小さい空気系では持て余しているように感じました。不幸の描写も非現実的や軽いものでコメディに落とし込んではいますが、不幸な目に遭う流れが若干パターン化しているので次第に飽きます。また、不幸の定義にも違和感があります。2話の調査書に書かれていた瑠璃さん(青髪の子)の不幸の分類が"報われなさすぎる片思い中"。現実にもそのような人がいるのにも関わらずそれを不幸だなんて決めつけて良いのか?と思いましたしこれに関しては不快です。響ちゃん(赤髪の子)の不幸は明言はされてはいませんが、恐らく"道に迷う"なのかと。ただの方向音痴!原作は4コマではないらしいですが4コマ漫画特有のテンポ感で、掛け合いの中に細かい起承転結がある作品ですが、よく通常絵とデフォルメ絵を行ったり来たりし、場面切り替えを頻繁に行うので少し気が散りました。キャラ批判になりますが、牡丹さん(ピンク髪)のネガティブ思考が苦手でした。隙あらば自身を卑下する言動ばかりで鬱陶しい、体質のせいで散々怪我して迷惑をかけているからと予測はできますがもう少しどうにかならなかったのか。このキャラが本編中で自身の事を認めるようになる等の成長を見せてくれたら話としても良かったと思います。纏めると個人的にはあまり面白くなかったです。

投稿 : 2024/04/20
閲覧 : 10
サンキュー:

1

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

不幸ネタを扱ってるけど

この作品について不幸ネタを扱ってるので最初は面白くなさそうというか下手すれば不快な気分になるかもって警戒したけど
いざ観始めれば最初に抱いた不安は杞憂に終わり意外と面白く、また不快な描写も無かったので
終わってみれば良質な日常コメディ作品でした。

【評価】

75点・3B級

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 100
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

きらら

難しく考える必要ありません。
観てみると楽しくハッピーな気持ちになる、そんな作品です。
不幸なことがあっても笑って吹き飛ばしちゃう、そうすればいつの間にか共感し合える友達ができている、類は友を呼ぶ、笑う門には福来たるとはこの事かと思った次第です。

投稿 : 2023/05/28
閲覧 : 135
ネタバレ

あすは さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

はなこはハッピー

何だかとっても不思議な作品。
一見よくある日常系に見えるのだけれど、非現実的なものがちょこちょこでてくるし、ひとつの大きな筋があるお話しってわけでもないし。
物語のテーマも、「幸福」という、とってもあやふやなものなんだけど、割と本気でそんな扱いにくいテーマを掘り下げているような気がする。
思ったよりも、見かけよりも、実はかなり深いお話しなのかもしれない。替えのきかない良作ですね。

とにかく何をやっても圧倒的に運の悪い杏ちゃんだけど、本人はそれを全然不幸とか思ってないのね。無理をしてるわけでもなく、ごく普通に、わたしは幸せだよと言える子。この子、ほんとの天使だよね。
タイトルのあんハピって、最初は特に何も考えず「unhappy」なのかと思ってたけど、「annehappy」(杏ハッピー)なんだね。
なんというすばらしいセンスのタイトル。Noから始まるのでなく、Yesから始まるのって、とってもすてきなことだと思います。
むかしどこかで読んだ話だけど、ジョン・レノンがオノ・ヨーコの作品展をはじめて見に行った時、はしごを登って天井に書いてある小さな文字を虫眼鏡でのぞくという作品(前衛美術ですね(^^;)があったんだそうです。で、のぞいてみたら「yes」という文字が。ジョンは、そこにあったのが「yes」という肯定的な文字であったのがすごく気に入って、それからヨーコに興味を持ったとか(当時は何でも否定から入るようなそんな時代だったみたい)。
そんな話をふと思い出しました。

絵柄も面白いですね。時々タッチが変わって、目がすごく不思議な感じで描かれていて、印象的。とても丁寧に作られてる感じがします。
特に4話がすばらしいですね。お花畑の色彩が非現実的に美しく、お話しとあいまって、まさにアニメでしか表現できないような世界だと思います。心がざわつきます。

最初に物語にぐいぐい引き込むOPもいいのだけれども、EDが飛びぬけた良曲です。ここ数年で聞いたあらゆる曲の中でダントツです。この曲のおかげで、音楽の評価は5.0にせざるをえません。この曲はぜひフルで聴いて欲しいです。
こういうの聞いちゃうと、正直、今の日本における音楽の才能のほとんどは、アニメ方面に集まっちゃったんじゃないかと思っちゃいます。
(ちなみに、キャラソンも良曲ぞろいです)

ところで、最近、元ボカロPによるOPED、ほんと多いですよね。ミク発売後数年間のボカロの流行って、日本の音楽にとって、思ったよりも実はずいぶん大きな出来事だったのかなぁと最近思います。ほんと、当時は楽しくて楽しくてたまらなかったもんなぁ。

追記
キャラソンについて。
雲雀丘瑠璃のキャラソン、「紙ひこうき風になった」は、アニメ中ではカラオケに行ってちょっとだけ流れますが、名曲です。
曲ももちろんすばらしいのですが、歌っている雲雀丘瑠璃の声優の人、特にすごく歌がうまいってわけではないのですが、なんとも儚くて淡くて、愛おしいです。曲とあまりにあいすぎです(まああわせて作ったんでしょうけど)。
この人、戦国コレクションで大谷吉継を演じていた方なんですね。道理で。。。

投稿 : 2022/09/20
閲覧 : 238
サンキュー:

3

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

しっかり作ってある感が伝わってきて好印象。

あにこれの他のレビュワーさんの評価で興味をもって+視聴タイミングがあったので観てみました。

いやー、色々な点がしっかり作ってある感が伝わってきて好印象でした。
この手の女子ワチャワチャ系の最近の作品にも見習ってほしいくらいの安定感でした。

まぁ、いわゆるテンプレ的な要素はもちろんありますが、
物語もただの学生生活ではなく、不幸な運命を背負った(深刻な意味では無く、ちょいとした個性の変換でしょうか)女子たちが「しあわせ」になるべく、特別なクラスに編成され、あれやこれやという。
こういう意味では、一本筋がとおっているので、物語があまり無駄にブレ無くなりますし。

まぁ、その不幸を克服するための学生生活っていうのが荒唐無稽と言ってしまえば、そうなんですけど、アニメらしいと言えばアニメらしいですし・・・。
何より、観ていて不思議と元気がもらえる気がするんですよねぇ。

(例によって、私の現下の精神状態にもよりかもしれませんがwww)

その理由となるのが、主人公となる花小泉杏ことはなこ。
ありとあらゆる面で不幸(ドジっ子的要素の)が襲ってくるが、本人はいたって元気でポジティブ。
無理矢理感を出さずに、まるで気にしていない様子を上手に演出している。
ああ、ちなみに不幸タイプは「不運」だそうです。

また、その友人となるキャラクターも個性的な不幸w

雲雀丘瑠璃ことひばり。
彼女の不幸タイプは「悲恋」。
よほどのことがない限り、いや、ノーマルに考えれば叶う事のない相手に恋をしてしまっている。
この相手については、是非作品をご覧ください。

次に久米川牡丹ことぼたん。
この子の不幸タイプは「不健康」。
虚弱で虚弱で、あっちでポキポキ、こっちクラクラと・・・。
また、マインドもネガティブ発言がぶっ飛んでいて見た目かわいらしいのにwなかなかの振り切れ具合。

そして、途中から友人の仲間入りする二人。

萩生響ことヒビキ。
彼女の不幸タイプは「方向オンチ」。
作品中でも、道教えてもらった直後にどっち向いてんだ!!ってくらいの方向オンチ。
同じく、あとから仲間入りをするレン大好き少女。
百合要素要因かなぁ。

そしてヒビキの相方?と言ってもいいのかな。
江古田蓮ことレン。
彼女の不幸タイプは「女難」。
あえて「メス」といいますが、メスであれば人間動物を問わず、引き寄せてしまうというw。
確かに、本人もイケメン要素を持っている気はする。

彼女たち5人がそれぞれの「不幸」wをものともせずに学生生活を送るという。
結局、観ていると一緒に笑って、泣けてな友達がいるってことがハッピー的なところに気づかされるんですがね~。
それでも、各エピソードのなかで、やっぱり元気がもらえる気がします。

そして、しっかり作っている感の大きな要素。
キャラ、作画共にしっかりとしているんですよ。
作画がほとんど崩れない、ソリッドにまとまっている感じがしました。
キャラ絵も設定も個性的ですし(テンプレ感は許容しました)、そのほかのポイントでも崩れとか手抜きと感じられる点がほとんどなかったです。

どうやら調べてみると2016年の作品との事ですが、全然知りませんでした。
いわゆる「きらら系」って言う分類になるようなんですが、この系統、私的にもいくつか視聴したことがあって、合う合わないがあったんですが、この作品は観てきた中でもかなりレベルが高い方だと評価しています。

OP/EDも中毒性、とまではいかなかったですが、普通に観れていました。
毎回観ていても苦痛ではなかったですね。
どちらかと言うと楽しかったです。


私的にはですが、新たな発見をさせてもらった感じです。
あにこれレビュワーのおかげで、楽しい作品に出合うことが出来ました。

どうも、後に続くようなフリもある終わり方なんですが、さすがにこれだけ時間がたってしまうと難しいんでしょうね。
それほど、メジャーとは言えない作品なのかもしれませんし(私が知らなかっただけですが・・・)

とにかく、機会がありましたら、観てみていただければと思います。
私は好きでした。

投稿 : 2021/12/02
閲覧 : 273
サンキュー:

10

第七天魔王 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今も根強い人気

アニメ放送から4年以上経つけど、ここまで同じ作品を好きでいられたのはあんハピ♪が初めて。
今でも作品の魅力は廃れず、きらファン参戦でこの作品を知る人が増えていく。
挫折しそうだ自分にとってあんハピ♪は自分を大きく変えてくれた。この先何年経っても一生好きでいられそうだ。

2021/6/20追記
最後に、少しでも多くの人に見て欲しい作品です!
こんなご時世だからこそ見ると癒される作品ですよ♪

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 456
サンキュー:

10

ご注文はチノですか? さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ごちうさ並みにハマった

最近きらら系のアニメごちうさしか見てなかったけど、世界観は違えどあんハピも素晴らしい出来で、特に音楽、ストーリーがよく監督も大沼心さんで納得。
不幸というをテーマにしてる割に主人公のはなこは全然気にしてないどころか自身がついてるという。
ヒバリや響、ぼたん、レン等魅力的なキャラが多いし感動もしたし、続編がないことが残念…原作も最近読んだけどこちらも素晴らしかった。初見さんの為にネタバレは避けるけどとにかく一度最後まで見てください!きっと癒されます! 

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 197
サンキュー:

4

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ひだまりスケッチにはなれなかったが

きらら作品で監督は新房監督の側近だった大沼心氏
タイトルの背景だったり教室のクラスのタグなんかは
「ひだまりスケッチ」を彷彿させる

物語はある名門高校に唯一ある「幸福クラス」
選ばれた生徒は不幸体質の持ち主

その中で5人の女の子が出会い
クラスメイトとして共に過ごす事によって
それぞれが幸せを実感する

主人公は不幸の塊を背負っているような杏ちゃん
しかし彼女はどんな出来事に合っても決まってこう言っている
「私はツいているよ」

最初に出会ったのがヒバリちゃんこと瑠璃
彼女は子供の頃に一目ぼれした
道路工事の立てかけ看板の男性の件で中学時代からかわれていた

橋の上で犬を抱えた杏ちゃんと出会う事で物語が動き出す

その後二人の前の席と言うのもあって仲良くなるのが
超虚弱体質で自分の事を苛烈に自虐する牡丹

受験の時に瑠璃に出会い道を教えてもらったのに
自分の方向音痴が原因で遅刻しそうになり
一方的に逆恨みしている響

響の幼馴染で動くと常に眠くなり
何故か女性にモテまくる蓮

それぞれ特異体質を持っていることで
お互いが支え合うようになり仲間になって行く

最初の幸福実技で仲良くなった5人は
補修で課題を出された伝説の花を探し出し

牡丹の音頭で夏休みは5人で牡丹の家で海水浴したり
夏祭りに繰り出してみたり

そして最後は林間学校の鬼ごっこで
武装したチィモシー達相手に奮戦した事で
より一層絆が深まっていく

小平先生が杏ちゃんに興味を持ったのは
それだけ常識はずれの不幸を呼び寄せているのかな

杏ちゃんの家は完全に結界張られていたしw

チィモシーはアニメではサポートロボットの役割だが
実際は操作しているクラスメイトがいて
匂わせる形は出しているけども

シリーズ構成と制作協力見ると
後に「ゆるきゃん△」シリーズを作った面子

杏ちゃんの芝居はなでしこのプロトタイプなので
ゆみりん好きで見ていない人にはお勧め

私は安野さんがここぞとばかりに自虐する
牡丹さんがいいよね祐太郎兄さんw

投稿 : 2021/06/18
閲覧 : 240
サンキュー:

4

名もなきキャンパー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメの中の神アニメ

偶然見つけて視聴したところ評価の割にはなんで人気ないの?って言うくらい素晴らしい作品でした。
主人公が不幸にも関わらずとにかく前向きな姿勢に自分も頑張らなきゃと思いました!
内容については書くことがありすぎるので簡単にまとめますが、パロディが多く笑えるシーンもたくさんありましたし、感動するシーンもあり、コロナ禍で気分が落ちてる今こそ見るべき作品だと思います!
あとOPとEDも含めて素晴らしいアニメです!是非2期もやって欲しい作品です。

投稿 : 2021/06/07
閲覧 : 255
サンキュー:

5

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

中毒OPが何故BEMANIに入らない!? 3DSにテーマがありま~す 2期やってもええなこれ、おや、杏の様子が...?

安心と信頼の女子高、もう一つの三者三葉...じゃねえ
友達がいる「はがない」だ
7組に属する少女達は他とは異なり、様々な-を背負っている
それで学園に通い、+を得るために奮闘する日常である

花小泉 杏(不運)=ウリたん、各務原なでしこ、さんご
雲雀丘瑠璃(悲恋)=本場切絵(最弱うまるが好き)、ラテ
久米川牡丹(不健康)=カナメ・バッカニア、えれな
萩生 響(方向音痴)=ハルハル、きらら
江古田 蓮(女難、雅緋と同じくイケメン)=島田真夢

おいメビウス様、この子達をさらえば人を襲うことなくFUKOを溜められたのでは?
あそうだ、当麻も忘れちゃあアカン
それと球磨川さんも

{netabare}登校早々いきなり橋に引っかかってるwwww
助けろーwww
OP中毒過ぎるwww早めなBPMや
さあ、+を得るために足掻け
例え骨折しようとも...トキやんwwwww
それと先生こえーよwwww中人はアイマスの四条さん(カグラの雪泉)だけどwww{/netabare}

{netabare}今日は身体測定~
ここはギリギリでショートパンツや、安心しな
瑠璃はどうして男でなく、工事現場の看板に惚れたんだろうwww
ずっと佇んでるからだ
体操服だからわかりやすい
杏よ、貴女は絶望しか無かった...(泣)
他の二人は...一目瞭然過ぎるやろ!!wwwwww
そして買い物もできねえのかよ...(いや、飲料の入れ間違いだった...どんだけ過負荷が凄いんだよwwwww)
放課後、部活見学~
牡丹は運動系アカンwwwwwwそして大きければwwwww
仕方ないので帰宅部になったお三方だった
あの兎ロボ、ごちうさにお持ち帰りできないよな...{/netabare}

{netabare}今日から特別カリキュラム~
ってことで双六や!地下へGO!
これ成績に反映されるからね~
開幕1、で休みwwwwwふざけんなwwwww
んで縄跳びしたり、コスプレしたり、二者択一の運試しをしたり
これってなんか関係あんの?

みーんなゴールしちゃったので残った5人で
別ゲームや
まずはパン食い競争~
1/5にワサビ入ってるから気を付けて~⇒あっ...

次はチョコスティックゲーム~(これけんぷファーにあったぞwww)
最後まで食ってね~
これもダメだったのでラストはクイズ
瑠璃の好きな人は?
看板の人を言うわけにはいかねえっ...!
なら私が言う~
悪いけど人じゃないので、杏達に罰ゲイームッ!
続きます{/netabare}

{netabare}ラッキーアイテムを週末に提出することが罰ゲイム
まあとにかく集まりましょう
やっぱあの二人も付いてくる~www
しかしやはりメス猫に追われ、ボコボコにされて...
でもポジティブな杏、へこたれないのが貴女の可愛さだ
暁の門を探して夕方に
ああきれーな
しかし、響は...
おいアンタ方向音痴だから迷路でぼっちだと死ぬぞ...
こんな癖がきららにあったら...プリンセスになれんかったなwwwwww{/netabare}

{netabare}ってなわけで、響のターン
登校できるか?
まずは瑠璃に会って、杏にも会って
誰かについていけば迷わないけどストーカーだぞwwww
牡丹の朝風景、起きて歩いたら小指をぶつけ...
スープ飲んだらベロ火傷して...
歯ぁ磨いたら出血...

蓮は保育園の頃から他の子を虜にしていた
しかし響だけは魅了されなかった。何故だろうな
月日が経ったある日、響の髪が門に絡んでしまった
切りたくないと言っていた響、そこで蓮が...
歌姫「あ~さっぱりした~!」{/netabare}

{netabare}5月下旬
今度は遠足や~
しかし最下位からスタートやwwwもう道筋が決まってるようなもんwww
何の変哲もない橋が何故壊れるwww
おーてて繋いで渡りましょ♪
後ろから響&蓮が登場
っつーか何で猿がナイフ使ってんだよwwww
あっ...飯が...

腹ごしらえ完了~しかし...
杏が帰ってこねえ...ってことで探すか
下流に行ったら ま た 看 板 か
本名は安全守、中人は堀内賢雄(が一番合うんじゃないかとトリビアで取り上げられた)

帰ろうとしたら熊...冴島さん呼ばねばwwwww 
やっぱり杏の-は凄まじかった...
それはお見舞いに行ってもわかるwwwww家が瘴気に塗れているwwwww
中は大丈夫だけどwwwww

折角来たんだ、ヘアスタイルを変えてみるか
普段セットしている髪を解いたら印象変わるよね{/netabare}

{netabare}7月
普通の期末試験の後が本編
幸福試験や
また地下へGO!!
そこで特殊な眼鏡をかけると...まさかのカジノ!
あくまでバーチャルだからいいけど、実際だったら賭博だぞ...
じゃんけんゲームやルーレット、1/2の賭け
多種多様だ
だがしかし、杏はもう30点...100からの減点方式だからアカン...
ならばちょっとカイジをやってみるかい?
いやカイジじゃない、ソウルキャリバーやwwwwwこれ相性あるからね
勝てば30点貰えるからね~でも相手がなあ...
そして杏の相手は...
あれー何時からバトルを見てるんだっけ?www
挙句の果てにプリキュアっぽくなっちまったwwwwwwもしくはゼノブレイドか?この熱さならシンフォギアか?wwwww
まあ運ってもんは周りによって変わっていくもんだから忘れるな
龍が如くでもな{/netabare}

{netabare}開幕、杏はまたしても釣られていた...街灯にwww
そこに女がやってきた。そして蹴って川に落とすwwwww優しくしてくれやwwww
そうか、別クラスの先生だったのか
オマケに中人メロディさんwww何してんのwww
調理実習においてコンロの事故は以前にも起こっていたのか!?
どんなおにぎりなんだ、愛しさと切なさとって...昇竜拳!!wwwwww
この幸福クラスって何だろうな、たかだか普通の女子高生なのに
何故振り分けられたんだろう

一緒に帰っても落ち込んでいた瑠璃
そこで急に杏がお泊り会をしたい...だと!?
でも来た矢先、牡丹が立ちくらみしたんや、援軍頼むwwwww
3倍速く動ける薬って...シャアザクwwwww

お泊り後、数話ぶりの例のアレ
もうレベルが違うから止めてくれwwwww
へ?あの髪飾りからダークマターが!?
兎に角騒動はあったけど何とか終わりました&杏の-は凄まじい...
何でコースロープが絡むんだ!?{/netabare}

{netabare}一瞬の夏へ
でもみんなでカラオケや!ずっとキャラソンのターンッ!
と思いきや、チモシーにラップ聞かされた面々だった
その翌日、OPの少女が...あれがチモシーの...
やっぱ金持ちはいいね、海を造るなんてなwwww
次は夏祭り~
だから何で棒が折れるんだよwwwww理不尽だよwww訳が分かんないよwwww
で、はぐれてしまった杏と響
学校に行ったらチモシーおったので追いかけた結果...
ああ...マーチさん、さっさと逃げなwwww
足がうねうね動くぞ!?wwwww

次は林間学校
あのカレーを思い出せ...!!
と思いきや門をくぐって拘束かよwww
まずはクラフトね~
だから何でチモシーが割れるんだよwwwww
そしてフォークwwwww
はい、あーんしたり、手ぇ繋いで寝たりしている中
学園では...ガンダム!?じゃねえチモシーや!
そしてデンドロビウムや!!wwwww

翌日、次は鬼ごっこ(逃走中)や!!さっさと逃げなー
蓮よ、アンタは寝たいがために牡丹を持っていくwww
正午まで逃げきって上位だといい部屋&いい食事
但し全員捕まったらガメオベラ
野宿してもらうで~

この林間学校は試練の一環
-の業を背負ってでも
真の+を知って、勝ち取るために...{/netabare}

{netabare}逃走の果てに何を見る?
と思ったら開幕、先生と鉢合わせた響
おい、カグラとプリキュアの夢対決かよwwww
蓮も動物達の助けを受けて逃げていたが...やはり寝るwww
でも捕らわれていたら...
やっぱ(メスばっかだけど)動物の力ってすげー!!wwwww

木彫りを探して歩く杏と瑠璃
しかし...髪留めが...
せかいのほうそくがみだれる!!
あれはマグマか!?
吹け!杏!
もう先生が忍にしか見えなかったwwwカグラなんですけどwwwww

結果全員捕まったので野宿になったのだが
一緒にテント張ったり、食事作ったり
尚さっきのマグマは温泉の間違いだったwww
共に-を共有するのが、本当の幸せ・+なのかもしれないな
いつのまにか、瑠璃が響のことを名前で呼んでる♪

終わりよければHappyさ{/netabare}

しかし、終わって数年
あれ?牡丹が華やかな衣装を着ている模様...?
不健康なのに大丈夫!?

そして2021年現在
今度は杏があの衣装を着ることに...!
そして蓮だけがプリキュアシリーズにおらんけども、来るのは時間の問題...?

投稿 : 2021/06/06
閲覧 : 498
サンキュー:

23

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あれっ!?不幸ってこんなに楽しかったっけ?♪

あらすじはあにこれのを見てね☆


かわいい女子の日常系

「がっこうぐらし!」を見た人だったら分かるって思うけど
主人公の子の性格がなんとなく似てて
ちょっとおばかだけど前向きキャラで
暗い事件とかおきてもいつも明るいの☆

それで、その子を見てると不幸な友だちでも明るくなれちゃう♪おはなしw


1話目
{netabare}
1話目の公式のあらすじ
{netabare}
天之御船学園の入学式当日、1年7組の教室で花小泉杏(はなこ)、雲雀丘瑠璃(ヒバリ)、
久米川牡丹(ぼたん)の3人は、担任の小平先生から自分たちが〝負の業〟すなわち
不幸を背負った生徒であることを告げられる。
様々な不幸タイプを背負った1年7組の目標は「幸せ」になること。
事態が飲み込めない3人だったが、早速予想外の宿題が出されてしまい…!?
{/netabare}

はなこの天然ボケにヒバリがツッコむギャグがおかしかったw


不幸な子ばっかり集められるってありえないけど
はなこみたく誰よりもひどい目に会ってても
いい所しか見なかったらしあわせなんだ☆って気がつくおはなしみたい^^


あと
動物キャラがかわいかった♪


日常系が好きで
気に入ったキャラがいたら見たらいいかも
{/netabare}

2話目
{netabare}
2話目の公式のあらすじ
{netabare}
入学式から1週間。
1年7組の教室では、面談や身体測定でもそれぞれの負の業が早速発揮され、大騒ぎ。
放課後、はなこ・ヒバリ・ぼたんの3人は、自分たちに合った部活を探すため
学園の案内ロボット・チモシーと共に部活見学ツアーを行うことに…。
{/netabare}

日常系かと思ったら不幸がおきるギャグ系だったみたいw

自動販売機で選んだものが出てこないってゆうのはあるけど
入ってないはずの変なドリンク(カレー牛乳)とか出るって。。
たまたま自販機屋さんがまちがえて入れたなんて不幸すぎるw

でも3人が仲良くなれてほんとは不幸じゃないのかも?

あと新しく2人の不幸?な美少女が出てきたけど
見てる男子は幸せかも☆
{/netabare}

3話目
{netabare}
3話目の公式のあらすじ
{netabare}
天之御船学園1年7組、今日の特別授業は「すごろく」!?
はなこ・ヒバリ・ぼたんの3人はチームを組んでゴールを目指すが、
このままでは最下位まっしぐら。
一方、同じクラスの萩生響(ヒビキ)は幼馴染の江古田蓮(レン)を連れ、
すごろくの勝負に闘志を燃やしていたー。
{/netabare}

悪運くらべのおはなしだったみたい
響と蓮はライバルきゃらかな?(響だけがそう思ってるみたいだけどw)


ギャグは同じようなパターンが多くって飽きてきちゃったかなぁ。。
かわいい動物キャラが多いから見てるけどw

3分くらいのおはなしだったほうがよかったかも?
{/netabare}

4話目
{netabare}
4話目の公式のあらすじ
{netabare}
幸福実技のすごろくの結果を受け、宿題としてそれぞれの「ラッキーアイテム」の写真を撮ることに。
はなこ・ヒバリ・ぼたんは休日に集まり宿題を片付けようとするが、待ち合わせから不運の連続。
なぜか妙に闘志を燃やすヒビキ、眠たげなレンもついてきて…。
果たして無事に宿題を提出できるのか!?
{/netabare}

今週はヒビキのおはなしだったかな^^

いつもよりほのぼのしてて
それにいつもよりラッキーだったかも♪


ヒビキはツンツンしてるみたいだったけど
はなこがカランで来てくれて最後はちょっとデレてたかなw

3人はラッキーアイテムの写真が手に入ったし
はなこはにゃんこにさわれたし(それってほんとにラッキーなの?w)
ヒビキはお友だちができたみたいだしよかった☆
レンもよく眠れたみたいw
{/netabare}

5話目
{netabare}
5話目の公式のあらすじ
{netabare}
萩生響の不幸…それは極度の方向オンチである事。誰の手も借りずに登校するため、
3時間の余裕を持って家を出たヒビキ。
「方向オンチ」の不運に見舞われながらも一人懸命に登校する中、
思い返すのは今も眩しい幼なじみの姿だった。
{/netabare}

今週もヒビキのおはなしだったみたい
登校の時のおはなしと
レンと幼稚園の頃はじめて会った時の思い出とか。。

ヒビキがヒバリのこと嫌いになったわけとか
レンが動物だけじゃなく人のメスからも好かれることとか
レンの髪が短いわけとか
いろいろ分かった回だった


ヒビキって悪い子じゃないんだけど
素直じゃないってゆうか
人に甘えすぎてて思い通りにならないと逆恨みしちゃったりって
ちょっと性格きついかなぁ。。

方向音痴でアンラッキーなだけじゃないから
みんなとうまくやってくのむずかしそう。。
でも
あの3人だったら仲良くしてくれるかも☆
{/netabare}

6話目
{netabare}
8話目の公式のあらすじ
{netabare}
今日の幸福実技は「開運オリエンテーリング」!
引率の助っ人チモシーに連れられて、近くの小山にやってきたはなこたち5人。
相変わらずの不幸体質に振り回されながらピクニックを敢行する中で、
ヒバリは幸福実技の本当の意味に気づく。
{/netabare}

「ヒバリは幸福実技の本当の意味に気づく」って書いてあたけど
本当の意味って何だったの?


みんな運は悪いけど
死んだり大ケガしたりってしないからそんなに運がわるくないのかも?
ってゆうかこれって悪運が強いってゆうのかな?

ググったら

「悪運が強い」
間違った意味:事件や事故にあってもほとんど無傷で切り抜ける、被害にあわない
正しい意味 :悪事を働いても報いを受けない
 被害にあわない意味では「強運」ないし「運が強い」が正しい用法。

。。だって
もしかして先生も使い方まちがえてない?w
{/netabare}

7話目
{netabare}
7話目の公式のあらすじ
{netabare}
熱を出して早退してしまったはなこ。
ヒバリとぼたんは手土産を持ってはなこの家にお見舞いに行く。
翌日も欠席のはなこを思い、7組の4人は「願いを叶える」ある物を作りはじめて…。
{/netabare}

きょうの幸福実技の課題は「願いをかなえる」


前半は
ヒバリとぼたんがはなこのお見舞いに行くおはなし

はなこのお母さんってほんとにはなこのお姉さんみたい
性格とか運とかもそっくりみたいw

でも
ドジで動物におそわれたり
自販機で買いたいものが出てきたりしないよねw

新しい髪型ごっこで3人がキャッキャウフフw


後半は
まだお休みのはなこのために雨だけでも止んでほしいって
ヒビキとレンも入れて4人でテルテル坊主を作るの。。

雨が止んではなこが学校に来れてよかった☆

いつの間にかみんなの願いがかなってたんだね
課題もいっしょにクリア♪
{/netabare}

8話目
{netabare}
8話目の公式のあらすじ
{netabare}
期末試験の基本科目を終え、ほっとしたのもつかの間、言い渡された「特別幸福テスト」!
いつか見た体育館地下の施設の更に地下で、バーチャルな試験をする事に!?
{/netabare}

おはなしはギャンブルでテストw

そのあと魔法少女になって対決w
はなこの相手がいなくって暗黒騎士になった先生と勝負

勝てないと夏休み補習
いっしょに遊ぶ計画してたボタンが助けに来てくれて
次つぎほかの3人も☆

☆.。.:*・゜∈・^ミβ"-ヽ(・ω・`*)。.:*・゜☆.。・゜∈・^ミβ"-ヽ(・ω・`*)。.:*・゜☆

魔法少女のパロディみたいなおはなしだったねw

先生が悪者みたくなってみんなが戦うんだけど負けて
そのあと覚醒してまた。。こんどは合体して。。ってちょっと感動w
ふつうはみんなで協力して勝つんだけど
先生は悪じゃないしまた負けw


みんなの点は没収されちゃったけど
なぜかみんな2点づつもらえて補習はなくなったー♪


みんなで協力したら運は未知数みたい

このおはなしって
みんなで仲良くして悪運に勝つおはなしになるのかも☆
{/netabare}

9話目
{netabare}
9話目の公式のあらすじ
{netabare}
7組初めての他クラスとの合同授業。
そこで調理実習を見ていた他クラスの担任、鷺宮先生に「意識が低い」と
一蹴されてしまうヒバリたち。
評価にめげず、授業に参加するが…。
{/netabare}

鷺宮先生は運が悪いことあんまり信じてなくって
自分の注意とか努力が足りないって思ってたけど
はなこたち3人といっしょに体育の授業やってみて
先生が自分がまちがってたことに気がつく。。ってゆう感じかな


前半は調理実習。。

にゃんはカレーくらいだったら小学校のときに1人で作ってたけど
包丁はTVで「左手はにゃんこの手」ってやってるの見ておぼえたけどw


それとお泊り。。

2人がヒバリのこと思ってお泊りしにきたところはよかった☆
メイワクかけてもいいって言ってくれる友だちがいたらいいな。。

あと
はなこが飲むんだったらミルクより豆乳のほうがいいかも^^


後半は水泳。。

にゃんは水泳はニガテでこわくって息つぎできなかったから
テストは背泳ぎで何とかパスw

プールでカミナリは怖いよね。。
{/netabare}

10話目
{netabare}
10話目の公式のあらすじ
{netabare}
ついに始まった夏休み。ぼたんは7組の皆との楽しい日々を日記に記していた。
学校帰りのカラオケ、久米川邸での海水浴…
「幸せ」の詰まった夏休みを書き記し、彼女は微笑む。
{/netabare}

夏休みのおはなし♪


カラオケはヒビキが上手だったけどヒバリはもっとうまかったみたい
「紙ひこうき風になった」もいい歌だったね♪


ボタンの家で海水浴ってすごかったw
波の出るプールって何メートルくらいあったのかな?


花火大会の屋台

リンゴアメとかチョコバナナ
食べようってすると串が折れちゃうはなこって「歩く罰ゲーム」みたいw


夜の学校

コメディだったけどちょっと怖かったw

メンテか何かでチモシーがバラバラになってたのは分かったけど
「チモシーのラップ」はどうなってたのかな?

あのツインテの新キャラ女子って
EDのクレジットにチモシーといっしょに狭山椿って書いてあったけど
もしかしてチモシーの中の人?w
{/netabare}

11話目
{netabare}
11話目の公式のあらすじ
{netabare}
夏休みの大イベント「林間学校」!一見、普通の合宿かと思いきや、
今回も立ちはだかる「幸福実技」。突如スタートした「箱庭鬼ごっこ」で、
鬼役の巨大チモシーがはなこたちに襲いかかる!
{/netabare}

ミニチモシーたくさんいてもかわいいね^^

チモシーは遅れて出て来たけど
メンテしてたのってこの前の謎の少女みたい。。誰なんだろう?

美少女の日常アニメなんだけど
とつぜんロボットみたいなのが出てきたりするから変わってるw


鬼ごっこは運が悪いとすぐつかまっちゃうって思うけど
いつもの5人はまだ誰もつかまってないから
そんなに悪運じゃないんじゃない?

お昼まで逃げればOKだし
最終回は5人が木彫りを持って集まって終わりかな?
{/netabare}

12話目
{netabare}
12話目の公式のあらすじ
{netabare}
林間学校で突如始まった「箱庭鬼ごっこ」。
はなこ・ヒバリ・ぼたん・ヒビキ・レンの『四つ葉チーム』は、
自分たちで作った木彫りを探し出し、無事にゴールする事ができるのか!?
{/netabare}

みんなの木彫りを見つけたところは
「このままみんなが助かって。。とか思ったけど」
そんなことなかったみたいw


はじめのころとあんまり変わってないみたいだけど
みんなははなこに会って明るくなれたみたい
不幸を不幸って思わなくなってきたみたい


友だちといっしょだったらいつだって楽しそう♪
{/netabare}


見おわって


おはなしは
SF(少しファンタジー)なゆるゆり系美少女たちの日常

不幸な子たちが仲良くなって
毎日が楽しくなっちゃう♪。。みたいな


思いっきり体が弱くって死にかけてる子がすぐ元にもどったり
「Another」なら何百回死んでるくらいの事故でも平気だったり。。
ってアリエナイおはなしが多いし
そのほかにもSFっぽいおはなしとかいっぱいあって
ふつうの日常系とはちょっとちがうけど
あとはふつうにかわいい日常。。

女の子がかわいいだけじゃなくって
動物とかロボットとかおばさんまでかわいいのw

投稿 : 2021/05/17
閲覧 : 754
サンキュー:

84

カービィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アンハッピーなわちゃわちゃアニメ

登場人物がそれぞれ可愛くてアンハッピーでした。主人公達に起こっている災難はエグいものが多いのに、主人公は意に返さない感じで、終始笑いながら見ることができ、ストレスフリーな作品でした。

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 184
サンキュー:

3

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不運であっても不幸とは限らない

ナンセンス日常物,ギャグ作品なんだと思うのですが

序盤3話まで迄は,はなこ、ヒバリ、ボタン
の三人で話が進んでいきます。

不運、虚弱体質、悲恋の弱点を
持ちますが,弱さを克服する
という目当てはそっちのけ。

三人模様では三人のチームワークが
ちぐはぐで,それぞれが自分の道を
勝手に進んでいきます。

見ていて退屈でした。

4話目以降徐々に質感が高くなり
話のテンポもよくなっていきます。

6話目以降は,はなこ,ヒバリ,ボタン,
ヒビキ,レンの5人とさらに個性はバラバラに
なりますが,「自分たちの不幸」を
どうしたら解消できるかという目当てがはっきりしつつ

「弱い自分」を受け入れつつ
ほんのちょっとの「長所」を認め合いながら
なかよし集団に変わっていくところは
素晴らしいと思います。弱さという
のも個性の一種だとしたら,

それらを丁寧に描いて仲間を構築していく
後半は特にそういうお話だと思いました。

小平先生の優しくも見捨てない大度にも感心させられます。

誰しも程度の差はあれ「不運」や「不幸」に見舞われます。
中には運と努力と才能に恵まれて一生他人から見て
幸福に過ごせる人もいるでしょうが

仏教でいう「四苦八苦」から逃れる方法はありません。
そういう弱い運気で生まれたとしても,不運に合っても
その中でも一握りの「幸福」を見つけ出すヒントになる
作品なのかもしれません。

投稿 : 2020/08/02
閲覧 : 227
サンキュー:

8

ネタバレ

鎌倉どーもくん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

精神力アップダウン

この世界観とドタバタが気に入れば好きになるしかない作品。小平先生のドSさとチモシーの報われなさがいい味を出している。
ぼたんちゃんがダメージを受けたときの絶叫とか、作中至る所に仕掛けられた小ネタで笑い、EDで浄化される流れが心地良かったです。

投稿 : 2020/06/09
閲覧 : 312
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ただの「日常系」アニメではない

私はこの作品を何の前情報も無しに観始めた。キャラデザを見るに、初めはただの量産型日常系ほのぼのアニメとばかり思っていたが、その予想は大きく覆されることとなった。一番に、その特異的な設定に驚かされた。「不幸」という属性を持った人達が集められたクラスの中で、一人一人が「幸福」になれるよう目指していく、というのがこの物語の趣旨である。「不幸」と一口に言っても、沢山の種類があり、登場キャラクター達にもそれぞれ背負っている「不幸」が存在する。そのどうしようもない「不幸」をキャラとキャラとの触れ合いやイベントを通じて少しずつ乗り越えていく様が非常に美しく、微笑ましく、かつ面白い。
また、OP曲の中毒性は言わずもがな、毎話流れるED曲も、繊細で儚いメロディで物語の余韻を引き立たせてくれる。
以上の理由から、私は総合的に見て、このアニメは非常に優れていると感じる。

投稿 : 2020/05/16
閲覧 : 263
ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心のアクセル踏み込んで!

“Punch it!”スピード上げて、“行け~!”みたいな言葉のようで…。

友達を抱えて爆走“PUNCH”し、それぞれの心“MIND”に寄り添う姿が“HAPPINESS”、セロトニンMAXのオープニングである。

どこかの新興宗教団体のようなネーミング、“天之御船学園”に通う“負の業”を背負った生徒たち。
その中でも、飛びぬけて“あんハピ”な5人は王道“きらら”キャラである。
そう、“ごちうさ”の面々を思い浮かべて頂ければ良いだろう。

主人公の“はなこ”は全ての不幸を招くトラブルメーカーであるが、全く意に介さず、みんなの助けで結果オーライ、どこまでもポジティブシンキングだ。
声の人は“花守ゆみり”さんで、ゆるキャン△の“なでしこ”ちゃん、ピッタリである。
逆に、ネガティブシンキングの代表が“ヒバリ”ちゃん。工事現場の看板、『ご迷惑をおかけします』の人に片思いをしている孤独な子であるが、どんなトラブルに巻き込まれても友達を見放すことのない優しさの持ち主である。
また体の弱さから、人に迷惑をかけることを恐れる“ぼたん”ちゃんは、それでも皆と楽しもうと、セルフメディケーションで頑張ってゆく、まさに医療保険制度の守り手だ。
そこに、プライドだけは高いが極度の方向音痴の“ひびき”と、動物のメスに愛される“レン”の幼なじみが加わる。

担任の小平先生と“使い魔”であるチモシーが曲者だ。“しあわせ”になるための課外授業はどんどんエスカレートしてゆき、我々は、“きらら”的超展開を観ることになる。
{netabare}ブレア・ウィッチ・プロジェクト風のホラーに始まり、それぞれのキャラの人の4人までもが関わる“プリキュア”の世界に転生してしまう。
そして最後にはガンダムワールドまで巻き込んだ大バトルとなるのだ。{/netabare}
おっと、ラスボスの存在も仄めかしておくべきだろう。
{netabare}小平先生の人、原由実さんが“オーバーロード”の“アルベド”の人であると言えば分かりやすいだろうか。{/netabare}
もちろん、お約束の温泉回もあって、心温まる大団円を迎えることは、“きらら”であるがゆえに、ネタバレでもなく、伝えることは許されるはずだ。

投稿 : 2020/04/13
閲覧 : 267
サンキュー:

10

はく さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2期が観たい

面白かったので2期が観たい!

投稿 : 2020/04/11
閲覧 : 240
サンキュー:

4

koyotekm さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あんハピをみて損は、ない!

キャラ一つ一つの、性格がしっかりしていて みんな個性的で本当に面白いです!主人公のポジティブさに自分まで元気になって、それに自分もポジティブになれるような気がして、とても観ていて素晴らしい作品です。

投稿 : 2019/09/04
閲覧 : 198
サンキュー:

3

ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

改めて見て。

ほのぼのアニメで似たような作品が多いから、ないがしろにしてしまった。また見る機会があれば見てみたいかな、でもunhappyっていうほのぼのははじめてだったから新鮮だったw


断念していましたが、改めて見ると普通に見ることができました!日常のほっこりがやはり良いと思える作品です!たぶん前は時間がなかったんだろう。きっとそうであろう。

投稿 : 2019/07/06
閲覧 : 275
サンキュー:

9

ネタバレ

たかし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キャラ設定に無理がある

日常系なのにアクションシーンが多かったりして良かったけど、キャラ設定に無理がありすぎてイマイチ楽しめなかった
幸せとは何か考えさせられるアニメ
EDは屈指の名曲で、大したことない内容でも最後にこの曲が流れるといい話っぽくなる

投稿 : 2019/05/21
閲覧 : 310
サンキュー:

4

おはしとスプーン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

辛辣すぎたので再レビュー

まあ話はそんなにおもしろくなかったし、記憶にも残らないとは思うけど。

キャラは無難に可愛い。
OPが曲も映像もすごく好き。
EDも結構好き。歌は飛ばしがちだけどちゃんと聞いてしまった作品のひとつ。
設定が斬新でときどき困惑するけど、その中でもちゃんと友情が描かれている。
振りかかる不幸が大したことなかったり(よく言えば作風通りゆるい)、先生のテストが混沌だったりするけど、仲間と支え合いながら解決したり、そういうちょっとしたことで幸福になれるというお話なのかな。

投稿 : 2019/03/19
閲覧 : 275
サンキュー:

6

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不幸を背負った少女たちのほのぼのアニメ

原作未読。

様々な不幸を背負った女の子たちの日常(?)を描いた、ほのぼの系の作品。

不幸、不幸と言いながら、なんとなく結果オーライな作品。

私の中では、今期のほのぼの枠第一位。

第2期くるか?

投稿 : 2019/02/26
閲覧 : 365
サンキュー:

20

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不幸を幸せにする学園日常

メインキャラは不幸を抱えた女の子5名(他にもクラスメイトはいるよ)。
それぞれが独自の不幸を抱えていて、そういう生徒達だけを集めた『幸福クラス』での日常を描いた物語。

でも決して暗い話でもなく、キャラクター達も明るく前向きで、見ていて楽しめます。
マスコットキャラまでいるので和みます。
幸福クラスは、生徒達を幸福にする為、特別な授業があり、それを主人公達が乗り越えて行く、そんな内容。

楽しめた、面白かったはず。
でも、全く印象にも記憶にも残っていない。
キャラクターは可愛かった!!
ぐらいしか覚えていない!!
印象に残りにくい作品だと思いました。

投稿 : 2019/02/24
閲覧 : 326
サンキュー:

4

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

日常系アニメから観る幸福心理学~「共同体感覚」形成に至るまでの物語~

2016年6月24日 記載
今回のレビューは少し専門的な話についての主張が目立つかと思います。
予めご了承ください……





突然ですが、今まで私はアニメを観て元気づけられるという考えには些か懐疑的な人間でした。
それは私自身が作品に対しての感受性が強すぎるきらいがあるというのが主な原因です。
観ている最中は現実逃避の作用も存分に含んでいるせいか、確かに楽しい面持ちでいつも観る事が出来ます。
しかし、それによって元気をもらえるかと言えばそれはまた別の話
キャラクターの言動から何か大切な考えを手に入れたり、観ている最中に楽しさを頂戴したりする事はあれど、「元気」という物を貰った作品には今まであまり出会った事がなかったかもしれません。
寧ろ、あまりにも面白かったり作中の世界観が美しかったりすると、逆に現実の方が嫌になる事の方が多いんですよね。
そんな時は自らの割り切って観る事が出来ない不器用さを恨んだ物
こういった苦悩を一身に背負っていたせいか、アニメによって元気づけられたという他者からの感想は実の所、話半分で聞いてた節も今までありました。
そんな救いようのない私ですが、しかし今回、そんな救いようのない私の持つ考えを少しばかり解き解してくれたアニメが出てきたのでかなり驚いています。
この2016年春アニメにおいて1回目の精神革命
このアニメを観た後では、そう口にしていた友人の想いも分かってしまうというまさに優れ物
「元気」という精神安定剤を処方してくれたこの作品には本当に日々の生活を助けられたと、今になって感じるのは多分、気のせいではないでしょう。
という訳で、今回はそんな、ある意味で私を救ってくれたアニメ『あんハピ♪』についてレビューしていきたいと思います。
長々と駄文を書いていきますが、心優しい方はどうかお付き合いください。




【あらすじ】
負の業=不幸を背負った人間というのは一定数存在するのがこの世界
上手くいかない事ばかり、何をやってもドジばかりの恵まれない人生を送る人々というのは数限りなく存在する物
そんな人々の中でも、不幸に関しては右に出る者はいないと豪語できるような生徒達が名門校であるここ、天之御船学園1年7組に集められました。
中でも異彩を放っているのはこの5人
花小泉杏…この世の全てに運が無い、動物好きのポジティブガール
雲雀ヶ丘瑠璃…対物性愛のパラフィリア、オジギビトに恋する花の女子高生
久米川牡丹…虚弱体質ここに極まれり、ネガティブ1人救命病棟
萩生響…方向音痴で1番を狙え! 負けず嫌いで目立ちたがり屋の騒がし乙女
江古田蓮…女性なのに「女難」の相? 面倒臭がりお気楽寝坊助天然素材
彼女らは担任である小平先生の提案で、「幸福」(しあわせ)になる為の高校生活を送っていきます。
果たして5人はこの学園で幸福の路に至れるのでしょうか…?




【第1部】
ではここからレビューに入っていきたいと思いますが、今回は少し変則的なやり方で記述していきたいと思います。
というのも今回のは前回までのよりも遥かに分量が多くなりそうだと言う事を察した為で、従来の書き方では見ている人も混乱するだろうと思ったからです。
なので、このレビューは第1部にこのアニメの内容について感じた事、考えた事、想った事を記した感想、考察を書き、第2部に全体の総括も含めた私個人がこのアニメ自体に対して感じた事を書くという、2部構成にしてみました。
「よく分からない変な奴の戯言なんていらねえよ」という人は前半だけ。
「考察とか日常アニメなのに馬鹿じゃねえ?」という人は後半だけでも充分でございます。
読んで下さるだけで、私としてはお礼して一軒一軒参りたい位に大変ありがたい。
初めての試みではありますが、何卒よろしくお願いします。

さて、アニメが始まる前の私にとって『あんハピ♪』という作品自体はまんがタイムきららのCMで見かけてた程度の認識だったのですが、いざ観てみるととても面白い。
「不幸属性」なんて言葉も随分と浸透した世の中になりましたが、その要素を日常系に織り交ぜた作品というのはよくありそうで実の所、あまり見かけないように感じます(まあ、その方面には聡くないので私が知らないだけかもしれませんが……)
そして何より、この作品が凄い所は決して「不幸」をストーリーにとってつけた適当な要素にはしていない所です(詳細は後述)
原作者の琴慈先生は新進気鋭の女性漫画家さんで、高校生の時分に月刊Gファンタジーからデビューしたそうですが、この作品を書くにあたって心理学でも勉強したのでしょうか?
専門書を参考にしたのか、それともたまたまなのかは分かりませんが、観ていると随所にこれは……と感じる部分がいくつも出てきて、本当にこれが日常系アニメかと驚いたのが記憶に新しいです。
その驚いた部分も含めて、ここからは私の感銘を受けていった所、「不幸」をストーリーに上手く組み込んでいると思えた所を紹介していきましょう。


(1)花小泉杏は間違いなくアドラー心理学(個人心理学)の体現者
私が『あんハピ♪』の中で最も衝撃を受けたのは、主人公であり生粋の癒しキャラでもある花小泉杏、通称ハナコの言動、行動の全てです。
この娘の凄さというのは1話を観ただけだとふーん、そうか……位の感覚にしかならないのですが、今作の凄い所は2話、3話と話数を追っていく内にハナコは凄いと自然に思わせてくれる所
私はこのアニメを観ていく内、彼女の生きていく力という物を日に日に感じていった次第です。
(1)ではそんな愛すべき主人公の魅力について存分に語っていきましょう。

時に、人間というのは思うようにいかない事や失敗、不運が積もっていく日々を過ごす内、自然と2つのグループに分かれる物だと私は常々考えていました。
①嫌な事が積もり積もっていく内に、無気力状態、不安が続き、下手したら鬱状態になる人々=ネガティブグループ
②逆境にめげず、一念発起、心機一転、頑張ろうと前向きに捉えられる人々=ポジティブグループ
ハナコの凄い所はこの2つのグループに属さない類稀なタイプだと言う事
観ている人からすれば「ポジティブグループ」に属するのではないか?と疑問に思う所かもしれません。
上記のあらすじでもハナコの事をポジティブガールと評したので、その疑問に思う感覚は正しいでしょう。
ただ、正確に言うとこの表現は少しだけ間違っているんです。
他に表現しようがなかったので妥協して「ポジティブ」という言葉を使いましたが、私が思うに、この娘は「ポジティブ」という概念を大きく飛び越えています。
なぜなら、ハナコにはそんな大層な頑張ろうという意志なんて持ち合わせてすらいないからです。
ポジティブな人というのは不運に陥った時、それを乗り越えて頑張ろうとする前向きなタイプの人間だというのは上記で書きました。
しかし、こういったタイプの人であっても不運に遭った事自体を肯定するというのはなかなか出来る事ではなく、だからこそ不運な場面を踏み台にして次こそは……とそれを反動力にして前に進んでいくのです。
そこに「頑張り」という努力が見え隠れしているのはお察しの通り
しかし、ハナコは少し違います。
彼女にとって毎日の不運はただ日々を楽しく彩る為の調味料であって、乗り越えるための踏み台ではないんです。
たとえ嫌な事があったとしても、毎日を面白く生きる事はハナコにとって努力する事でも一念発起する事でもない、全く苦にならない試練に過ぎず、そこには日常を楽しくするための努力や訓練や修行なんて入る訳もない。
客観的に見たら不運な生活を送っていると思われる彼女でも楽しく生きるという事は、実になんでもない事なのです。

しかし、ここで1つ疑問がわきます。
何故ハナコはいつも楽しそうなのでしょうか?
彼女のように自分の不運が日々の当たり前になるという事は一般人からしてみれば大変なストレスです。
「なんで自分だけこんな目に……」
「他の人は上手くやれてるのに……」
そう考えてしまうのも人間として致し方ない事
自らの不運を嘆くか、不運の道を歩んでいない他人に対して羨望、嫉妬の視線を向けてしまうのが人間としては当然の事です。
そんな気配を微塵も感じさせないハナコの生き方はどのようにして形成されたのだろう?
そんな事を考えながら観ていった中で、私は1つの答えに辿りつきました。
ハナコは「不運」に遭った事自体を「幸福」だと感じているのではなく、「不運」を受け入れた先にある彼女の解釈が結果、彼女を「幸福」にさせているのだと。

ここで挙げられるのが章の見出しで紹介したアドラー心理学
ジークムント=フロイト、カール=グスタフ=ユングと並ぶ心理学三大巨頭の1人にして、時代の先駆者アルフレッド=アドラー
この心理学はそんな彼が20世紀初頭に提唱し、欧米各国に高く評価されました。
さて、アドラー心理学の特徴として挙げられるのが、人間は誰しも同じ世界に生きておらず、自分で「意味づけ」した世界に生きているという考えです。
同じ経験でも、それ次第で世界に対しての感じ方は変わり、それに対しての行動も変わってくるという理論
「認知論」と端的に表されるそれは、客観的事実よりもその事実に対してどのような意味を与えるかが重要であって、受け取る人によって意味は如何様にも変化するという事です。
ハナコはこの「認知論」を上手く日常生活の中で使って、不運な出来事に良い意味付けを与える事で日々を幸せに生きていると私は解釈しました。
だからこそ、犬を救う為に川へ落ちて結果、手を噛まれたとしても犬が助かった事に幸せを感じるんです。
たとえ頑張って取り組んだ宿題が出来なくてもみんなで一緒に遊べたからよかったと胸を張って豪語できるんです。
そして特に驚いたのが、6話でヒバリの家庭事情について彼女が考えていたのとはまた違った別の意味を教えてあげた事
ハナコがヒバリの考えを180度変えてしまうコペルニクス的転回を行った、いわゆる「認知論」の発展形を行ったシーン
未視聴組の方も見ているかもしれないので詳しくは書きませんが、さらっと交わされたあの会話に私は彼女の凄さが隠れていると感じました。
ここまでの考えを総括するなら花小泉杏は「不運」ではあっても「不幸」ではない。
だからこそ、このアニメの名前は『あんハピ♪』
UNHAPPYでもANNE HAPPYの語呂合わせが成り立つのでしょう。

そのような生き方をしているハナコの考えを基にこのアニメのPVを振り返ってみると……
最後で彼女が口にする「私はすっごくついてるよ!!」という言葉
とても力強い台詞なんですよね。
自らの辿ってきた道を全肯定しているハナコだからこそ言える発言
花小泉杏という1人の少女の性格を端的に象徴した、とても想いの入った口上とも言えるでしょう。
もし未視聴組の皆さんがこのレビューを見ているのなら予め忠告しておきます。
このハナコの発言をしっかりとよく覚えていてください。
私のつたない文では何とも彼女の凄さというのは分かりにくいかもしれませんが、明文化できなくとも観ていく内にきっと、分かってくるかと思います。
どんな想いで、この言葉を声に出していたのか……
どのような信念でもって、彼女が日々を生きているのか……
それを想像した結果、この花小泉杏という女の子は私にとって最も魅力的なキャラになりました。
分かっていてもなかなかできる事じゃないその生き方を私はこれからも尊敬していきたいと思います。


(2)雲雀ヶ丘瑠璃は「現実的」人物の代表
(1)で紹介したハナコと対極的な人物だと私が考えているのが、工事現場の看板、オジギビトに恋する雲雀ヶ丘瑠璃その人です。
ハナコといつも一緒にいる仲良しの女の子
よくキャラクター同士の会話中で対比されることが多いこの2人ですが、私にはそれすらももしかして作者的に意味があった事なのかもしれないと深読みしてしまいます。
(2)ではそんな苦労人の彼女である雲雀ヶ丘瑠璃、通称ヒバリについて書いていきましょう。

ハナコがあのような性格で人生を渡ってきたのだとしたら、1番不幸と言える境遇を歩んできたのはヒバリだと考えるのが妥当かもしれません。
ふと思い返して観てみると、このアニメは第1話時点でこの娘の歩んできた境遇というのを私達が自然と察せる作りになっています。
特異体質故の他の人とは違うという苦悩
自分が人間としてどこか欠陥を抱えているんじゃないかという不安
最初の頃はそれらが凝縮したような性格だったと、今にして思えば懐かしく感じてしまいます。
そう、彼女が歩んできた過去を踏まえてみると、この『あんハピ♪』という作品は決して「世界」その物が優しいという訳ではないのです。
個人的に思う、他の日常系アニメとこのアニメが根本的に違う箇所は、世界が圧倒的なまでに「現実的」な所
途中の話で起こったりする笑えないハプニングもそれを暗に示していると言えるでしょう。
物事は楽しい事ばかりじゃない。
外の世界には苦しい事や辛い事、怖い事も無数に存在している。
アニメ自体は敢えて意図的にぼかしている部分も多いので、私達が気に病んだり深く考えたりする事などはあまり多くありません。
しかしもし「圧倒的なまでの現実」という面において、私達の世界と『あんハピ♪』の世界がそんなに違わないと言えるのだとしたら……
もしかすると、そういった道のりを真っ正直に歩んできた雲雀ヶ丘瑠璃という少女は視聴者側にとっては最も近い存在と言えるのかもしれません。
しかし、前述しましたが、このアニメはそんな「圧倒的なまでの現実」を示すにふさわしいであろう、ヒバリの過去についてはあまり事細かに描いていない。
あくまでさらっと描写の中に入れるだけ。
どんな出来事が中学時代前の彼女に起こっていたのか?
どのような心無い言葉を浴びせられたのか?
どのようにして彼女は今までの日々を生きてきたのか?
それはあくまで、私達の想像でしか補えないのです。

では何故、そういった描写をあまり直接的に描かないのか?
「幸福」へ至るのが最終目的ならば、「不幸」とは一体どういう物か作中外で痛いほど学んできたヒバリの苦難をはっきり、詳細に見せる事によって、そんな彼女の「成長」という物を描く事も出来たはず。
これはもしかすると、漫画やアニメ制作側の大人の事情が絡んだ結果なのかもしれないので、私の答えが的外れな可能性も無きにしも非ず……と言うかその可能性の方が高いんですが(笑)
私は敢えて別の答えを作中で見出してみる事にしました。
それはヒバリの過去という物自体が既に終わった産物である事を琴慈先生は主張したいのではないかという事
端的に言えば、過去は過去、今は今という所です。
寧ろ、この作品は「今」の描写をしっかりと描く事によって、「過去」に対する彼女の考えを変えるのが狙いなのではないでしょうか?

ここでまた出てくるのがアドラー心理学
著者のアルフレッド=アドラーはひたすら、自身の著書の中で「意味づけ」によって未来は変える事が出来ると主張してきましたが、逆にそれによって過去すらも変える事は可能だと説いていました。
なぜなら、過去も所詮「意味づけ」によって成された記憶が形作った幻想であり、それを思いだす人の「今」が変わる事で昔に対する感情は変化していくとアドラーは考えたからです。
この考えを踏まえると、雲雀ヶ丘瑠璃という不幸な少女をずっと苦しめてきた嫌な過去に折り合いをつける、もしくは別の解釈を与える為に、現在の生活を豊かな物にする事
それによって、彼女が過去に対して抱く想いもまた違った物になるだろうという解釈に落ち着くのです。
これこそ彼女が「幸福」に生きる事が出来るようになる上で最も重要な事
そして、それを成し遂げる為の序章が形成されたのが中盤で行ったお泊り会なのだと私は思います。

その回でハナコとボタンが行った現時点のヒバリに対する肯定
それは単なる慰めによる元気だけでなく、彼女に新たな想いをもたらしたと言えるでしょう。
無理しなくても良いという感情、ここにいても良いという安心、そして現在こそが「幸福」だと言う確信
彼女はこの時、確かに自分の生活を「幸福」だと感じる事が出来たのです。
勿論、これで昔の情景に対する「意味づけ」が変わった訳ではありません。
その収束に至るまでには恐らく、かなりの長い過程が必要となるのは確実
しかし、この先もし、その結果に至る為のきっかけとなった最初の場面を挙げるとするならば、私はここだと思います。
ヒバリは学園に入り、2人の親友が出来て良かったという「幸福」を改めて実感したのかもしれません。
逆に言えば彼女達がいなければ、ヒバリは永久に過去の牢獄に捉われたまま現在を生きていた事でしょう。
これもそれまでのハナコが人知れず与えてきた影響その物がヒバリの中で実を結んだ結果なのか?
解釈次第ではそのように捉える事も出来るかも……?
ただ1つ断言できるのは、このヒバリという少女こそ、他者との関わりの中で最も著しい変化をもたらしてくれる存在と言える事でしょう。
彼女がこの作品の中で歩んでいく精神的成長がとても楽しみです。

主要キャラ5人の中で恐らく最も繊細で、だからこそ、最も苦しい思いをしてきたヒバリ
彼女が真の意味で「幸福」になったその時こそ、『あんハピ♪』という作品は終了の時を迎えるのかもしれません。


(3)鷺宮先生は公正世界信念信奉者
さて、今までアドラー心理学に言及して『あんハピ♪』のキャラを紐解いてみましたが、この作品にそれ以外の心理学的要素を見つけたのは物語も後半の9話に入ってからの事
その回では鷺宮先生という勉学クラスを受け持つ先生が出てきます。
彼女の考えこそ、ズバリ「公正世界仮説」という社会心理学の用語を踏襲した物です。
詳しくはWikipediaでも参照してほしい所ですが、簡単に書くと。
努力した者には報酬が与えられなければならない。
悪事を働いた者は罰せられなければならない。
上記が如く、報われなければいけないという考えに基づいた仮説の事です。
この世はそんな公正な結果が返ってくる「公正世界」であり、そうでなければならないと言うような考えを「公正世界信念」と言います。
よく日本でも「因果応報」「自業自得」「身から出た錆」などといった四字熟語・諺がありますが、これらは全てその信念を支持した物
昔からそのような教えを受けてきた影響か、日本人は特にこの考えを尊重する傾向があると言われています。
さて、そんな当たり前の事のような考えを上手く1つの単語で示したこの仮説ですが、この信仰と呼べるまでの思考は行き過ぎると少し危険な物を孕んでもいるのです。
それは断定的にしか物事を考えられなくなる所
例えば、勉強の成果が発揮されるテストに日頃から真面目に取り組んできた人があまり良い点を取れず報われなかったとします。
人間には緊張も含めたその日のモチベーション等の不確定的要素がいくらでもある為、テストの結果など、どのようにも結果が変わってくる物
少しでも柔軟な思考を持つ人なら、その可能性には易々と行き当たるでしょう。
しかし、公正世界信念に支配された人は「頑張りの努力が足りなかっただけ」「体調管理の努力を怠っただけ」と不確定的要素を簡単に一蹴して、その理由を1つだと断定する事しかしません。
様々な可能性が蠢き合う世界で物事を多極化して考える事が、自分では気付かなくとも、この信念を熱狂的に信仰している人には出来なくなるのです。
また、貧困や差別で何の罪もない人が苦しんでいる場合、この信念を正当化する理由として「その人達には実は苦しむだけの理由があるのだ」と考えます。
本当に何の理由もない人が独裁によって苦しんでいるのではないかという可能性を全面的に遮断するのです。
自分の信念を肯定する、その為だけに……
その他にも、犯罪を犯して捕まった人を「お前は罰せられなければならない」と徹底的に糾弾します。
勿論、犯罪を犯した場合、刑によって罰せられるのは必定であり、当然の事
しかし、そこに至った背景や動機を踏まえた上での柔軟な考えをする事が出来なくなるのがこの考えの欠点でもあるのです。
最近だとネット上で徹底的に糾弾してその人が犯した罪以上の罰を簡単に与えてしまう、行き過ぎた公正世界信念信奉者が数多くいるように思います。
頭の固い人と言うのは意外にこのような志向を持っている人が多い傾向にあるようです。
テストの場合だけならまだいいでしょう。
しかし、他の場合のように困難な問題に対して答えを1つにぶつけてしまうのは、視野を狭めてしまい、間違った物に辿りつく可能性も否めません。
「公正世界信念」によって様々な可能性を考慮し、理性的に、尚且つ柔軟に発想する事が出来なくなる事
これこそがこの考えにおいて最も危険な部分と言えるかもしれません。

話を戻しましょう。
このアニメに出てくる鷺宮先生は自分では自覚していなくとも、行き過ぎ一歩手前の公正世界信念信奉者と言えます。
なぜなら1年7組を
「不幸という注意力不足に甘んじて努力していない、何のとりえもないクラス」
と勝手に結論付け、彼らを他のクラスと比較して下に見ているからです。
確かに勉学クラスや体育クラスと比較してみると、幸福クラスが何故あるのか?という疑問に至るのはある意味、当然の事
このアニメを観ただけでは、視聴者の思いを代弁してくれているようなキャラと勘違いしてしまうのも致し方ないと言えましょう。
しかし、よくよく考えてみると、彼女がここまで幸福クラスを敵視する理由は実の所、アニメだけではあまりはっきりしないのです。
疑問が頭に留まり続けた私はとりあえず原作を買って読んでみる事にしました。
成程、読むととても納得です。
簡単に説明しますと、まず、アニメであまり語られていない設定として幸福クラスと他クラスの関係が挙げられます。
ぶっちゃけて言うと、この学園において幸福クラスは他クラスから酷く見下されているのです(地味に重要)
勉学もスポーツも何一つとりえのない、しかも不運なんていらない属性付きの負け組クラスというレッテルを貼られ続け、辛酸を嘗める思いでいた幸福クラス
しかし、ある時期から彼女達の大躍進が始まったのです。
「遊んでいるだけ」の(ように見える)幸福クラスの生徒が、大学の指定推薦選抜枠を「努力」しているはずの通常クラスから奪ったという事実
2年の秋以降になると、何故か幸福クラスから勉学・体育クラスを差し置いて学年トップクラスの生徒が何人も現れだしたという結果
このような実態を数多く見るのは客観的に考えると誰でしょうか……?
そう、それはまさしく教師
尚且つ勉学クラスの担任である鷺宮先生はこのような不合理の事態に多く直面してきたと言えるかもしれません。
要するに、この先生は幸福クラスの生徒の方が他クラスより優れているという事実を否定する為、現在の生徒に試練をぶつけて自らの考えを正当化しようとしているのです。
努力は叶わなければいけないと豪語する彼女だからこそ、結果は出てるが努力していない(ように見える)幸福クラスを否定しようと勝手に下に見て、あわよくばそれ自体を無くそうとしたという事でしょう。
これも努力は絶対に報われなければいけないという自身の「公正世界信念」が彼女をそうさせていたのかもしれません。

成果を認めたくないが為、また勉学・体育クラスの努力を無駄にさせたくないが為、幸福クラスに否定的だった彼女
好きな方には大変申し訳ないのですが、正直言って、教師としてはちょっと酷いと思ってしまいました。
しかし、この作品は『あんハピ♪』
それだけでは終わらない事は自明の理と言えるでしょう。
そんな頭の固い考えを持った先生が作中でどのように帰結していくのか?
それは是非、ご自身の目で確かめてみて下さい。


(4)この物語の真の目的とは……?
よく日常系アニメとはどのような作品を指すのかと言う疑問に対して、必ずと言っていい程、返される答えがあります。
日常系アニメとは「日常」という一般的シチュエーションの中に価値を見出して評価する類の作品を指し、つまらなくも愛おしい日々を考え直す為のアニメである。
そういった定義が電脳世界ではもはや常識となっているでしょう。
私もその考えに対しては概ね納得なのですが、しかし、この定義を踏まえた上で、前から疑問に思っていた事があります。
それは「日常系アニメ」の定義については分かったけれども、こういった作品のそれぞれにテーマと言うのはないのかという疑問
いや、勿論、把握しています。
こういった作品を求める人は決してそのような「テーマ」だとか「伝えたい事」だとかは考えていないという事も、寧ろあると邪魔に感じる人が大勢いるという事も十分わかっています。
しかし、こういった作品に疎い私は前から気になって気になってしょうがありませんでした。
日常系アニメに対する基準は全て満たしている物ばかりの昨今
レベルは日に日に高くなってくる物で、こういったジャンルに詳しくない私でも観れる作品が最近はとても増えてきたように感じます。
ただ、既存の作品は上記の定義に乗っ取って作られた物は数多くあれど、それを満たしておけば満足だろ感のアニメも個人的には少しあるように感じてしまいました。
勿論、それが悪いと言う訳ではありません。
寧ろ、需要層からしたらそっちの方が安心、安定した気楽に観れる最高のバランスと言えるでしょう。
ただ、私はこういった流れの中、思うのです。
「日常系アニメ」の定義と作品に込められているテーマ
この2つの歯車が上手く絡み合い、良い塩梅で両立した作品が誕生した時こそ、新しいタイプ、新次元の「日常系アニメ」と呼べる物が誕生するのではないか……?
この私の我儘な要望に『あんハピ♪』はきちんと応えてくれました。
もしかすると、私がこの『あんハピ♪』というアニメを受け入れられたのは日常系アニメにあまりない「テーマ性」という物を結構、重視していたからなのかもしれません。
そこで、最後の(4)ではこのアニメの目的、テーマについて書いていこうと思います。
ここまで読んで下さって誠にありがとうございました。
後、もう少しだけお付き合いくださいますよう、お願いします。

『あんハピ♪』と言うアニメが真に伝えたい事は何か?
『あんハピ♪』のテーマは「幸福」についてです。
観た人の誰もが「幸福」について、「幸福」とは何なのかという事だと答えられるでしょう。
しかし、これを論証していくのにはとても頭を抱えました。
なぜなら、ただこれだけだとあまりにも論理づけて考えるには抽象的だからです。
テーマ自体は単純明快なのですが、それについての詳しい証明はとても困難な代物
「幸福とは何か?」という疑問は人類が古代から普遍に抱いてきた哲学であり、だからこそ、そこに至るまでの答えがいくつも存在する産物
簡単だからこそ難しい。
多くの答えがあるからこそ、いくつもの考えに直結する。
誰の考えを参考にしたか、それとも自己流の哲学か、考えるだけでも一苦労
それが「幸福」という抽象的な単語なのです。
しかし、最終話まで観終えて、琴慈先生の伝えたい事がようやく少し分かってきたような気がします。
ここに出てくるのはタイトルで述べているのでお判りの方もいるかもしれません。
彼の心理学には今までの証明でも大分助けられました。
そう、アドラー心理学の最終目標「共同体感覚」こそ、原作者の琴慈先生が考えている「幸福」なのだと私は提唱します。

「共同体感覚」についてアルフレッド=アドラーは自著の中でこのように書いています。
-----------------------------------------
われわれのまわりには他者がいる。
そしてわれわれは他者と結びついて生きている。
人間は、個人としては弱く限界があるので、一人では自分の目標を達成することはできない。
もしも一人で生き、問題に一人で対処しようとすれば、滅びてしまうだろう。
自分自身の生を続けることもできないし、人類の生も続けることはできないだろう。
そこで、人は、弱さ、欠点、限界のために、いつも他者と結びついているのである。
自分自身の幸福と人類の幸福のためにもっとも貢献するのは共同体感覚である。

『人生の意味の心理学』第1章 人生の意味「人生の3つの課題」より
-----------------------------------------
他者を仲間として認める事で、人はその大切な人達に貢献する事ができ、その貢献感を持つ事によって、自分に価値があると自己肯定できるようになり、こうして新しい感覚が誕生する。
それこそが「共同体感覚」といった人間の新しい発想です。

彼は自らが提唱した新感覚において重要なのはこの3つだと述べています。
①「自己受容」……ありのままに自分を受け入れる事
「私」という存在は替えがきかない物であると理解し、自分に価値があると判断する、実は非常に難しい事
自分を受け入れる為には「自分は特別に良くなくても、悪くなくてもいい」と考える事が重要です。
「普通である事の勇気」こそ、自己受容には不可欠と言えるでしょう。

【『あんハピ♪』の場合】
これで真っ先に思い出したのが「自分が嫌になる」と口にしたりしたヒバリの事です。
彼女はどちらかというとネガティブグループ寄りの人間
失敗したり、嫌な事を思い出したりせずとも自分という存在に疑問を抱いてしまう自信の無い娘です。
詳しくは(2)でほとんど書きましたが、9話はそんな彼女が少し自分を認める事の出来たきっかけの回と言えるでしょう。

②「他者貢献」……自分が役立たずでなく、役に立てている、貢献していると感じる事
自らの行動が他者や共同体に影響を及ぼし、それが有益である事に限り、自分は自分を認められる
①につながるこの行為は実に様々な意味合いを含んでいると言えるでしょう。
極論を言うなら、「生きている事」自体が既に誰かに貢献しているという結果にもつながります。
例えば赤ちゃん、例えば恋人、好きな人、そして親友というのもまた然り

【『あんハピ♪』の場合】
この『あんハピ♪』というアニメに「助ける」「頼る」という単語が会話の節々からよく登場していた事に皆さん、気付いていたでしょうか?
「もっと頼ってください」「助かったよ」といった言葉を自然に吐く彼女達
いつもはヒバリがハナコやボタンをサポートし、ヒバリが失敗した時は日頃助けられている2人が彼女を支える。
話数が進んでいくにつれてヒビキとレンも織り交ざり、助け助けられの関係は5人の輪の中で着々と広がってきていたのが確認出来ました。
また、ハナコに関しては7話の時点で場の雰囲気を構成するのに必要不可欠だった(貢献している)事が把握出来ます。
この他者を助けあう事で成り立つ段階は作中で既に実証されていると言えるでしょう。

③「他者信頼」……他者を仲間と信頼出来る事
「信用」ではなく「信頼」です。
条件付きで信じるのではなく、無条件で人を信じる究極的利他行為

【『あんハピ♪』の場合】
もう、これについては『あんハピ♪』全12話を観ていくしかありません。
これに関しては徐々に徐々に分かっていくと思います。
何気ない学園生活で自然と築かれていく5人の関係に着目して下さい。

さて、この3つの考えこそ「共同体感覚」形成の第一歩となるのに重要な事
主要メンバーの5人含む幸福クラスの生徒達は学園に所属している過程で自然とこれらを学んでいきます。
そして、これこそが「幸福」に至る最善の路と成り得ると私は考えました。

実は元々、アドラー自身も多くの子供に上記のような考えを宿らせる教育改革こそが世界を平和的に変革する有効な手段だと考えていた節があります。
彼は児童相談所を設立し、教師には生徒の対応について助言し、子供と親のカウンセリングを行いと様々な教育活動に奔走する日々を送ってきたそうです。
彼自身は「共同体感覚」に包まれた世界は幸福になると生前、ずっと信じ続けていました。
しかし、結果は2度の世界大戦の勃発
彼の考えが世界中に浸透したのもごく最近の事(日本においてはついこの間まで全く存在を知られてすらいませんでした)
彼の理論で戦争が回避される事は生きている内には果たされる事なく終わってしまったのです。

しかし、そう考えると、アドラーの遺志は現在ではどのような形で継承されていくのでしょうか?
現実の世界を何とかしようと今でも動いている人がいるでしょう。
努力して変えようとして挫折し、諦めてしまった人もいるでしょう。
自分自身だけでも変革しようと取り組んだ人もいるかもしれません。
だとしたら、仮初の世界でだけでも形にして継承しようとした人がいても……
不思議ではないですよね?
琴慈先生はアドラーの無謀とも夢物語とも言える遺志を継いだ世界を作りたかったのか?
そうだとするともしかしたら、天之御船学園はアドラーの考えていた理想郷形成の重要拠点と言えるのかもしれません。
遊びに見える授業は見ず知らずの他人→仲間意識を持った友達→共同体感覚を共有した運命共同体に至る為の通過儀礼に過ぎない。
空想のような、楽園のような学園生活にこそ、真の「より良く生きる」知恵が隠されている。
最終話まで観て私が至った結論です。

とまあ、ここまで専門用語を用いて難しく語ってきましたが、単純に考えるなら、大切な事はたった1つだけ
皆から遅れても、遠くで自分を待ってくれる友達がいる幸福
これほど幸せな事が、一体どこにあると言えるのか?
この作品が伝えたいのは、恐らくこれが全てです。



【第2部】
最後に個人的にだらだらと全体の総括を書いて、このレビューを締めたいと思います。
今回本作の良さに気付いたのは、タイミングが良かった。
その一点に尽きる話でしょう。
恐らく、「毎日が楽しい」「日々が幸せ」と胸を張って言える人、また言わなくても内心でそう感じている人はこの作品を観て「面白い」と感じる事はあれど、私みたいに感銘を受ける事はないかもしれません。
逆に最近、精神的に参ってる人、鬱屈した思いをずっと抱えている人は思わぬ所で衝撃と言いますか、何か残る物を全12話の中から間違いなくもらえます。
そんな私自身も正直に言って、1話を最初に観た時はブラックコメディというか、シュールギャグ要素しか感じられませんでした。
結構ギャグセンスが自分に合っていたのか、個人的にはその時点でも十分面白い作品だったので、とりあえず視聴継続という形で録り貯めていたのです。
転機が訪れたのは5月に入ってからの事
現実世界で今まで考えないようにしていた事を考えなければいけなくなり、個人的不運が重なり、課題に追われるようになり、人間関係に疲れたりと多忙な日々を過ごす内に、意識が朦朧としてきてしまいました。
後で調べてみると、精神状態があまりよろしくないという結果が待ち構えており、また、他人と付き合うのがちょっときつくなってきた私は少しばかり家でひきこもりの生活を送ったのです。
限界を感じたその時の私は期間中、アニメを利用して憂さ晴らしならぬ現実逃避に勤しんでいました。
そんなダメ人間として毎日を過ごしている内に、更に気分が憂鬱になって……
精神的に脆弱な自分
気分転換として外でリフレッシュしようと思っても、そもそも外出する事すら億劫で、怖くて、嫌で、困難な状況でした。
そしてまたそんな自分が嫌になり、また気分が憂鬱になるという負のスパイラル、逃れられない始末
いや、あの時は本当に辛かったです。
私の駄文であまり苦しさが伝わらないのが幸いといった所です。

話を戻しましょう。
そんな時、たまたま観ていたのが忙しくてすっかりご無沙汰状態だった『あんハピ♪』の3話~7話でした。
ぼんやりと観て、時折笑って、またぼやっと観ている内にEDが流れていく。
そのような緩やかで安らぎに満ちた時間の流れに身を任せていると、とても心地よくて温かくて。
眺めていると、あっという間に過ぎていく日々に私は酔いしれていたんです。
賑やかで忙しないけどもどこか温かいOP
作中で時折こちらをハッとさせるようなキャラの言葉と行動
そして、切なくて、だけどとても優しい曲調のED
自然と涙が出てきました。
何回も何回もその4話分だけ視聴しました。
その度に涙が溢れて止まりませんでした。
何故急に涙が出てきたのか……?
細かい理由は、今一つ断定ができず、考えても未だに分からないままなのですが、こういうのは理屈じゃないのかもしれません。
感動アニメで大げさに笑いたくなったり、ギャグアニメで大っぴらに泣きたくなる時もあるんです!!
人間の性格は曖昧な代物であると改めて痛感させられた一時でした。

まあ、そんなこんなでこの『あんハピ♪』という作品には大分助けられました。
正直言って、あまりこういった萌え日常系アニメを観ない自分が1番驚いています。
まさか原作を買うまでに嵌るとは思わず、しかも漫画と比較するとアニメが殆どオリジナルでまたまた驚きました。
原作を生かしつつ、魅力を更に引き出した展開を生み出したスタッフの方々には敬意を表したい位です。
恐らく、このアニメが観れた理由の1つとして、スタッフの頑張りも確かにあるのだと思います。
私の苦手な百合要素という物がギャグやその他の演出で見事に上手く軽減されていたというのは地味に大きいです。
その点においても安心して観れた数少ないアニメなので、百合が嫌いだからちょっと……と言う方でも恐らく大丈夫な作品だと思います(あくまで個人的主観)

さて、大分長々と語ってきましたが、これにてレビューを終了したいと思います。
ただ、最後に1つだけここまで丁寧に読んでもらいました心優しき皆さんに細やかなご忠告を。
今回の私の考察は決して鵜呑みにしないようにお願いいたします。
何分、浅学非才な身の上、間違えて使っている箇所もあるかもしれないというのは勿論なのですが、まだ観ていない人達にとっては面白さの幅を狭めてしまう事になりかねないからです。
私のレビューで辺に斜に構えて観てしまい、アニメ本来の楽しさを損なわせてしまうのは書いたこちらとしても大変申し訳ない。
「考察」の部分を長々と書いてしまった時点で私の主張には説得力の欠片もありませんが(笑)

ただ、この『あんハピ♪』というアニメは本当に「優しい」んです。
「圧倒的なまでの現実」という優しくない世界の中に成り立っている本作でありますが、それは作中外での事
天之御船学園という「秘密の花園」で展開された世界は面白く、楽しく、そして少しばかり愛おしく感じます。
この自らの心に芽生えた感情をまとめて「優しい」という一つの言葉で表現する事が出来る。
そんな風な事をこのアニメを観ながら私は感じました。
また、今作は作中要素だけでなく、私達に対しても同じく「優しい」と言う事が出来ます。
なぜなら、このアニメは作品自体が視聴者に対してどんな風に観てもいいんだよ……と感じ方の範囲を広くしているからです。
「このキャラクター達、みんなおかしいな」と笑い転げても良し
「〇〇ちゃん、ホント可愛い」と人知れず萌えても良し
「なるほど、そういう事か」とキャラクター達の台詞に感銘を受けても良し
これらの反応は全て、このアニメによって私達が楽しませてもらってる事の証明であり、私達に頑張ろうと思わせるだけの活力も与えてくれます。
しかし、今回ので見方が固定化してしまったら本当にもったいない!!
そういう訳で、私の個人的戯言に捉われることなく、ごゆるりとアニメをお楽しみくださいますよう、お願い致します。
では上手くまとまった所でレビューもそろそろ終える事にしましょう。
ここまで長い駄文に付き合って下さり、誠にありがとうございました。
皆さんこれからもどうか、素晴らしき日々をお過ごしください。


楽しかった 時間だけ憶えておけばね
まだまだ面白くなるよ
毎日が 一緒なら まるでカレイドスコープ
回しちゃって 世界はキレイなんだってば そうでしょ?
思い出も未来もまぜて
私たちきっとなんとかなるよね…って思ったの!
『あんハピ♪』EDテーマ「明日でいいから」より抜粋


下記に書いたのは、まんがタイムきらら編集部さんがTwitterに載せていた呟きの数々
中々に良い事が書いてあるので、興味のある方はどうぞ。

1話
たとえば、列で割り込みをされたときの宝くじが当選
一見ツイてなく思える出来事が、実は幸福の種だったりする。
幸せを呼び寄せる秘訣はきっと、ポジティブなその笑顔

2話
どうなれたら幸せだと言えるでしょうか?
幸せのゴールはどこでしょうか?
たぶん、その答えは一生出ない。
けれどその時その瞬間に笑顔でいられたなら、それはきっと幸せの証

3話
新たな環境に新たな人々
新生活が始まって、右も左もわからない中で戸惑っている方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、どんなコトも楽しんだ者勝ち
いつでもその気持ちを忘れずに。

4話
人のやさしさを目にすると、自分までやさしい気持ちになる。
あたたかく、幸せな気持ちに
もしかしたら知らないうちに、あなたも誰かを幸せにしているのかもしれません。

5話
実家を出ると、親と過ごせる時間はあと何日分だろうかと考えてしまう。
ひとつの楽しいことが終わると、こんなに幸せな気持ちには人生であと何回なれるだろうかと考えてしまう。
ひとつひとつの出来事を、どうか大切に。

6話
楽しいことやうれしい気持ちは、わかち合うと大きくなる。
大変なことやかなしい気持ちは、わかち合うと軽くなる。
級友でも同僚でもネット上の誰かだとしても、わかち合える仲間がいるのなら、それはとても幸せなこと

7話
身体が弱ると心も弱る。
心が弱ると何をやってもダメに思えてくる。
けれど、そんなときだからこそ気づけるものだってある。
友達のありがたみ、家族のやさしさ、そして何でもない日常のいとおしさ

8話
昨日の事はもう変えられなくて、今日という日は今日しかなくて、明日の事は誰にもわからない。
けれど良い事も悪い事も、何が起こるかわからないからこそ、毎日には頑張る価値がある。
あなたの頑張りは、無駄じゃない。

9話
誰にだって失敗はある。
大事なのはそれをどう乗り越えるか。
……なんてありがちな言葉よりも、落ち込む気持ちを笑顔で吹き飛ばしてくれる友達さえいれば、心はスッと軽くなる。
大丈夫、失敗したって、いいんだよ。

10話
小学生の頃、無限に思えた40日間
海にプールにアイスに虫取り、盆踊りに花火に肝試し
お酒なんか飲まなくても自然と気分は高揚して、やり尽せない沢山の楽しいことに無邪気にはしゃいだ日々
そう、それが夏休み!

11話
どれだけ楽しい時間にも、必ず終わりはやってくる。
逃れられないその時に悔いを残すことだけはないように、一分一秒を大切に、今はただ一緒に笑っていよう。
だって、楽しかった思い出は、ずっとずっと残り続けるから。

12話
何かの終わりに寂しさがこみ上げてきたなら、それはその何かがかけがえのないものだった証
だから寂しさに後ろを振り返らず、前だけを見つめていこう。
まぶたを閉じればすぐに浮かぶ、いつだって幸せそうなその笑顔と。

TVアニメ『あんハピ♪』ご視聴ありがとうございました!
OPの歌詞の「幸せはどこにあるのだろう?」という問いかけの答えはまだわかりませんが、それは案外どこにでもあるのかもしれません。
見つけよう、という気持ちさえあれば。
皆さんの毎日が、これからもどうか幸せなものでありますように。

13話(嘘予告)
積み重ねた思い出のひとつひとつが、今のあなたに宿ってる。
昨日までの自分があるから、今日の自分がある。
胸を張って、明日へ。
TVアニメ『あんハピ♪』第13……え!? もうないのかーーーー!!!!
コミックス1~6巻、Blu-ray&DVD1巻、どちらもよろしくお願いいたします!

まんがタイムきらら編集部Twitterより引用


【参考文献】
アドラー『人生の意味の心理学』2016年2月100分de名著,NHK出版,2016年.


PS.
実は他にも久米川牡丹の性格は劣等コンプレックスの名残かもしれない…や萩生響は優越コンプレックスを抱えている…など色々考えが膨らみましたが、証明出来なさそうなので断念してしまいました(江古田蓮だけ見つからず…)
またこれも余談ですが、当初はアドラー心理学でなく某哲学者の理論を取り上げようとしていたので、今回のレビューは随所にその痕跡が見られる文章となっております。
興味のある方は調査、考察してみても良いかも!!



2016年9月24日 再追記
本来ならこの欄で書くべき事ではない気がするのですが、自分の思い出し用として、此処に記載しておきたいと思います。
今日、私は人生初のアニメイベントなる物に足を運んできました。
この項目に書いてある時点で既にお分かりの通り、それは『あんハピ♪』のトーク&ライブイベント『Clover Fes.』です。
しかし、実を言うと、会場に赴く前は応募した事を私自身、後悔していました。
それは私の好き嫌いに依る、言わば個人的感性から生じた物
こちらとしてはそのせいで楽しめなくなる事が何より嫌だったのです。
しかし、その心配も全くの杞憂であった事が終わった今となっては、はっきりと断言できます。

不安な気持ちや悲しい想いを全て溶かしてくれたこのイベント、控えめに言って最高でした(何分、初めてなので比較の仕様がないのはご容赦を)
プリキュ○ネタのアドリブを全員が入れまくって、最終的にはプリ○ュア声優でヒビキ役の山村さんが悪乗りする変身魔法少女モノ朗読劇
相手チームの妨害工作をしたり、泣きの一回で土下寝をしたりと、互いに勝利に執着して争いつつも、決して悪い印象はなく、最後には笑って終わった球技大会ゲーム
私がこの『Clover Fes.』で1番よく分かったのは、こういったキャスト陣全員の「仲の良さ」その物でした。
こういった関係は話数を重ねていくにつれて、強くなっていったと語ったのはハナコ役の花守さん
その「想い」がそれを伝えた彼女自身の誕生祝いに繋がっていったと思うと、こちらとしてはとても温かい物を感じます。

そして、最後の挨拶
キャストのほぼ全員が涙を流しながら、オーディションを受けた時の話や『あんハピ♪』に対しての想いを語っていたのが至極、印象的でした。
花守さんが「ハナコはいつも泣いたり弱音を吐いたりしないから、あんハピの現場ではいつも明るくいようとしたんですけど……花守はやっぱり、花守でした……」と涙交じりに語っていた事
チモシー役の森永さんが息を詰まらせながら「私、チモシーと言う役が初めてこの声で加われたキャラクターでした。受かった時は凄く嬉しかったんです。受かる前はこの地声のせいで、色々アンハッピーな事にあったりしたんですけど……でも、それでこうしてあんハピに関わる事が出来て……私、この声で良かったです……本当にあんハピは最高の作品です!!」とボロボロ想いの丈をぶちまけた事
山村さんが「自分が1番年長者だから、しっかりしないとっていう想いがプレッシャーになっていて……でも、結局、年長者らしく振舞えなくて……でも、あんハピのみんなはそんな自分も優しく迎え入れてくれました。ヒビキは方向音痴だけど、方向音痴でも幸せの方向へ向かってます。だから幸せの方向に関しては方向音痴じゃないんです……」と言葉を詰まらせながら綴った事
他のメンバーも自分が泣きつつも、話していた人の為にタオルを持ってきて、細やかな心遣いを行っていた姿
全てが心の奥底に重く圧し掛かってきました。

振り返ってみると、この『あんハピ♪』と言う作品は、成るようにして成ったと改めて感じます。
キャストそれぞれの方達が作品の良さを十分に理解し、愛していた事
スタッフがその良質さを真正面から受け止めて、更に良い物にしようと邁進していた事
そして、それに伴って教えられる大切さを肌身に痛感し、「優しい」雰囲気に色付けされる制作側
『Clover Fes.』はそれらがはっきりとこちら側にも伝わってきた……
作品と同様、とても「優しい」イベントでした。
こういった相互関係を感じられて、私はこの『あんハピ♪』と言う作品をもっと好きになれたと心から思います。

関わってくれた全ての方達にお礼を言いたいです。
ありがとう『あんハピ♪』
そしてこれからもよろしく『あんハピ♪』


2017年4月7日 再々追記
放送開始から今日で1周年
あれから少しばかり時間が経過した現在でも、活動が続いていると言うのは、1ファンとしては大変嬉しいものです。
公式twitterは適度に更新、即ち情報を発信しており、エイプリルフールには劇場版の嘘情報を流して描き下ろしの絵を加えたりしていました。
また、公式が新生活にむけて送った激励には、私も少しばかり元気を貰った物
この現状は何度も申すように、1ファンとしては非常に嬉しく、めでたい物
これからも今のような稼動が続いて、『あんハピ♪』の「優しい」輪が段々と大きく、次第に広く、浸透していく事を願わずにはいられません。

新しい生活に戸惑っている方、不安や葛藤の日々を過ごしている方
この時期と言うのは、長い人生においては自分を知れる良い機会
自分を見つめ直せる良い機会
その節目として、本作は実に相応しい
初めての方には、安らぎと癒しがもたらす「幸福」を……
1度鑑賞済みなら、何度も至れる安心と回帰の「幸福」を……
一家に一作、お薦め出来るこのアニメ『あんハピ♪』
辛い日々の中、今日から、ゆっくり1話ずつ、視聴してみるのは如何でしょう?
私も今日からまた『あんハピ♪』観直していく事と致します(絶賛リピート中)

嬉しいな 意外なつながりよありがとう
まだまだ冒険があるさ
毎日を一緒にね ずっとね遊ぼうよ
とりあえず 世界はナゾなんだってば そうでしょ?
じゃあ解いてみたくなる そうでしょ?
とりあえず 早々 眠れ 眠れ

楽しかった 時間だけ憶えておけばね
まだまだ面白くなるよ
毎日が一緒なら まるでカレイドスコープ
回しちゃって 世界はキレイなんだってば そうでしょ?
思い出も未来もまぜて
私たちきっとなんとかなるよね…って思ったの!
『あんハピ♪』EDテーマ「明日でいいから」より抜粋



2019年1月22日 最後の追記
『あんハピ♪』最終巻読み終わりました。
中々封を開けられなかった漫画は、一度開放すると、一気に読む事風の如し
彼女は少し笑顔になれて。
彼女が初めて涙を見せた。
でも、全員が幸福な日々へ至れた最終回

ファンレターを送ろうと思います。
最初で最後かもしれないファンレター
思いの丈をそこで多くぶち撒けます。
ここではもう充分語り尽くしたので、最後にこれだけ書いておきましょう。

『あんハピ♪』と出会わせてくれてありがとう。
これから先に待つ新たな幸福を求めて。
私は精一杯、生きていこうと思います。

投稿 : 2019/01/22
閲覧 : 1367
サンキュー:

28

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:----

ななくみのキャラが可愛い

杏や雲雀、牡丹ちゃんなどのキャラが可愛く
ツンツンしていた雲雀ちゃんもデレが出てきて
杏の不幸について理解し自分の好きな人の=工事の看板
のこともみんな秘密にしてくれて友情が芽生える。
レンやヒビキも杏たちを放っておけなくなり
一緒に遊んだりする仲になる。
見ていて、ほのぼの
オープニングもポップで元気が出る曲

性格のいい生徒が基本いるので和みます

投稿 : 2018/10/28
閲覧 : 232
サンキュー:

4

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

うーん

楽しみかたが最後までよくわからない作品でした。前評判がよかったので、少し期待したのですがね。

投稿 : 2018/09/17
閲覧 : 354
サンキュー:

5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

幸福とは?、不幸とは?

 原作は未読。
 主要キャラの生まれもった不幸持ちという設定は別にして、基本的形式は日常系なの
だろうが、もはやその枠を越えたムチャクチャな展開が多い。しかし、それがテイストを
壊さず、むしろ面白さに昇華させていた感がある。
 ネタに関しては毒性は低いが、ギャグ度は結構強かった。とにかく楽しさは非常に感じた。
 前述のムチャクチャな展開に関しては彼女達の通う天之御船学園の異常な設備に負うところが
大きいように思えるが、その中でもウサギ型ロボットのチモシーが特に印象に残る。
 作中の雲雀丘 瑠璃ではないが、チモシーのラップは耳に残ってしまう。

 主要キャラの5人はそれぞれ異なった不幸を持っているが、やはり客観的に見て一番運が
ないなという印象なのは主役である花小泉 杏で、その行く先々でのトラブルはギャグものと
いう枠で見ても少し可哀想に思えるほど。
 ただ、本人は持ち前のポジティブさから、あまり不幸だと思っていないようで、こうなると
幸福や不幸は本人の考え方次第かなと思えてしまう。

 逆に江古田 蓮のあらゆる女性(メス)を魅了してしまうというのは不幸というより、メリットの
一つとも言えそう。
 この蓮と萩生 響の関係性に関しては幼馴染みということで特に仲が良いようだが、
もしかして蓮の能力のせいで惹かれているだけかも。
 いずれのキャラも割と可愛いが、キャラクターデザインのせいもあるのか、女の子的
可愛さより小動物的可愛さに近い印象。

2018/09/15

投稿 : 2018/09/15
閲覧 : 255
サンキュー:

4

ネタバレ

ロックアンドアイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

花守ゆみりちゃんにひたすら萌えた

アニメから入りました
OPが元気があって最高に可愛かったです
パンチマインド♪
アニメは時に感動させる話しがあったり(ひばりとれんの髪の話しとか)あったり原作に忠実だったりと安心して見れました
アニメが終わってからしばらくはきららフォワードで読んでたんですが内容がわからず全巻マンガを購入して読みました
全体的にキャラがかわいい内容です
一番の推しキャラはひばりちゃん
赤い髪の子です
プールの回とか最高すぎました
音楽アプリAWAとANIUTAを契約しているので、はなこが歌うなるまーるとかいつでも聞けるのが嬉しいしありがたいですね
やっぱきらら系は可愛い女の子に外れがないというか可愛い女の子を描かせれば最高の雑誌ですね

投稿 : 2018/04/06
閲覧 : 209
サンキュー:

5

しるまりる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いつものまんがタイムきらら平常運転

まんがタイムきらら系でよくある、かわいい女の子たちが日常生活をきゃっはうふふするやつです。

この系統にしては作画がそんなに良くないというか女の子のかわいさがあまり出ていない気がしたけれど、そういう原作なのかそういうアニメ制作なのか。

この作品のコンセプトは「不幸」ということで、5人の不幸な女の子が出てくるのですが…見ていてこの子達不幸なのか?と。
看板の中の2次元の工事男性ラブとか、不幸の前に病気だねって思ったり。
すべての動物のメスから好かれる能力とか、むしろチート能力だし。

そんな中、一人だけ本当に不幸な、超絶弩級不運の持ち主、ハナコちゃん。この子がかわいいというか、純粋に人間的に尊敬してしまう。
襲い来る不幸を不幸と認識せずポジティブにとらえ決してくじけず友情に篤く正しいと思うことを勇敢に行動できる素敵な女の子。まぁ悪く言うと馬鹿な子なんですけれど、こんな子本当にいたらほれてしまうわー

物語は一応区切りついて終わっているんですが、明かされていない設定とか謎の登場人物とか残ってます。
が、二期はなさそうな気が、する。

そんな感じです。
まんがタイムきらら系の中では評価高いほうではないかなーと思いました。

投稿 : 2018/03/06
閲覧 : 211
サンキュー:

5

桶狭間スイッチ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:----

きんも

きもっちわりぃアニメw

投稿 : 2018/02/05
閲覧 : 355
サンキュー:

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あんハピ♪のストーリー・あらすじ

不幸を背負った生徒ばかりが集められた高校のクラス・天之御船学園1年7組を舞台に展開されるアンハッピーなスクールコメディ。悲恋のヒバリ、不運のはなこ、不健康のぼたんら不憫な生徒たちが、幸福になるため特殊な高校生活に奮闘する姿を描く。(TVアニメ動画『あんハピ♪』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年春アニメ
制作会社
SILVER LINK.
主題歌
≪OP≫Happy Clover『PUNCH☆MIND☆HAPPINESS』≪ED≫Happy Clover『明日でいいから』

声優・キャラクター

花守ゆみり、白石晴香、安野希世乃、山村響、吉岡茉祐、原由実、森永千才

スタッフ

原作:琴慈『あんハピ♪』(まんがタイムきららフォワード 芳文社刊)、 監督:大沼心、シリーズ構成:田中仁、キャラクターデザイン・総作画監督:大島美和

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