最近見たアニメを語りたい

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2020年06月14日
最近見たアニメを語りたい

あにこれのレビューは一方通行で、意見交換するのには向いていませんよね。ここでは、自分の感想を意見交換することを目的とします。最新のアニメに限らず、旧作、マイナーな作品などでも構いません。人それぞれの感想に嘘はありませんので、相手への誹謗中傷は厳禁です。あくまで自分の感想と、そう考えた根拠を語り合う場として利用します。

【19年春アニメ 評価】
まだ途中の作品もありますが、コロナの影響もあるので評価します。

例によって上から面白い順。
◎かなり面白い ○面白い △つまらん ×切った ◇視聴中
↑評価上昇 ↓評価急落

◎かくしごと
〇乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
〇アルテ
〇球詠
〇グレイプニル
〇アルゴナビス from BanG Dream!
〇放課後ていぼう日誌
〇本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
〇波よ聞いてくれ
〇天晴爛漫!
〇LISTENERS リスナーズ
△八男って、それはないでしょう!
×BNA ビー・エヌ・エー
×ハクション大魔王2020
×社長、バトルの時間です!
×白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE
×プリンセスコネクト!Re:Dive
×文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~
12勝6敗 勝率.667

録画し損ねたけどいずれ観てみたい
フルーツバスケット 2nd season(痛恨!)
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭(痛恨!)
ULTRAMAN
俺の指で乱れろ。~閉店後二人きりのサロンで…~
食戟のソーマ 豪ノ皿
無限の住人-IMMORTAL-

2期モノなどまず観ない
継つぐもも
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2nd
銀河英雄伝説 Die Neue These(NHK放送版)
邪神ちゃんドロップキック’
デジモンアドベンチャー:
トミカ絆合体 アースグランナー
ノー・ガンズ・ライフ
魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸
もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ
遊☆戯☆王SEVENS

よく分からない
イエスタデイをうたって
A3!
アイドリッシュセブン Second BEAT!
おばけずかん
脳戦~
神之塔 -Tower of God-
ガル学。~聖ガールズスクエア学院~
Season
啄木鳥探偵處
ギャルと恐竜
キングダム
攻殻機動隊 SAC_2045
困ったじいさん
ざしきわらしのタタミちゃん
シャドウバース
新サクラ大戦 the Animation
7SEEDS
のりものまん モービルランドのカークン
爆丸アーマードアライアンス
富豪刑事 Balance:UNLIMITED
ベイブレードバースト スパーキング
別冊オリンピア・キュクロス
ぽっこりーず
みっちりわんこ!あにめ~しょん
ミュークルドリーミー

勝率は高いけど、下位の作品はいつ△になってもおかしくない危うさがある。上位も良作以上の評価は望み薄。かぐや様とフルバの2期を撮り逃したのが痛恨・・・。かぐや様は告らせたい?の「?」に「気づかず再放送だと思ったことと、フルバは前作を1期とカウントし、2期は再放送課などとこれまた勘違いしてしまった・・・アホです・・・。

==[かなり面白い]==
イエスタデイをうたって
本好きの下剋上 第二部
波よ聞いてくれ
無限の住人-IMMORTAL-
かくしごと
四月一日さん家と
メジャーセカンド2
邪神ちゃんドロップキック’

==[面白い]==
グレイプニル
フルーツバスケット 2nd season
アルテ
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
球詠
神之塔 -Tower of God-
継つぐもも

==[たぶん最終回まで観る]==
かぐや様は告らせたい?
啄木鳥探偵處
プリンセスコネクト!Re:Dive
新サクラ大戦 the Animation
LISTENERS リスナーズ
八男って、それはないでしょう!
BNA ビー・エヌ・エー
社長、バトルの時間です!
白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE
ULTRAMAN
アルゴナビス from BanG Dream!

==[続きは観る気満々で再開待ち]==
放課後ていぼう日誌
天晴爛漫!
アイドリッシュセブン Second BEAT!
富豪刑事 Balance:UNLIMITED
食戟のソーマ 豪ノ皿

あと、ノー・ガンズ・ライフは現在放送中なのは再放送分で続編はまだ1話も放送されてませんが、これも観る気はかなりあります。

『食戟のソーマ 豪ノ皿』は7月からの再開時に第1話から放送し直すみたいなので、現時点での録画漏れは致命的ではないと思います。

すかすかおすすめです!

球詠 最終回まで

女子がやっているけど、典型的な高校野球サクセスストーリーの作品。面白かったと思う。

「大きく振りかぶって」は配球に拘った知的な野球作品だと聞いたことがあるけど、見た事がないので、僕にとっては今まで見て来た野球物の中で一番頭使ってるシーンを描いている作品だと思う。

主人公のヨミちゃんは、平凡なストレートと凡庸なツーシーム、魔球レベルの変化球の持ち主で、そこにコントロールがアバウトとは言え、一級品のストレートも身に付けた。こんだけの球種があるのに、実質初対決の中田選手にいきなりホームラン打たれたら一生勝てないだろって思ったけど、まさかの試合中に進化するというパターンだった。

主人公でエースピッチャーが完敗しちゃダメだろって思ったけど、1巡後には進化した為、非の打ちどころが無くなった。

うじうじしていた監督の10番を慰めるシーンもキッチリあり、女子物ならではの良さがあった。男子だとああは描けない。まぁ監督を選手がやる事はないだろうけど。

作画なのか絵柄なのか凡庸な感じだけど、あまり気にならない。「8月のシンデレラナイン」よりも打球方向が不自然じゃないところも良い。

八男って、それはないでしょう! 最終回まで

イージーモードのサクセスストーリーなんで、心理的に負荷を感じる事が無く、視聴する上で苦はないんだけど、中身が全く無いような作品だったと思う。

貴族として成長したという印象も全く持てなかったけど、そういう方向に進みたいなら、冒険者を続けたいとかって相反する話はマイナスでしかない。

作者が貴族社会にどれだけ精通しているのか知らないけど、元々貴族の駆け引きを描くような能力は無いと思われる。従って貴族の義務っぽい理由で、冒険やってるようなレベルの作品になった。

作画を省略する為に雑に作った様な印象を持つ作品だったけど、一般的なイージーモード作品が強さと女を手に入れるのに苦労しないのに対して、本作は強さと女と金と地位を手に入れるのに苦労しない作品だった為、サクセスの度合いが高く、バトル等のショボさは相殺された感じかな。

どのみちバトルを頑張ったところで大したレベルの物にはならないと思うし。

ただの暇つぶし作品。

【八男ってそれはないでしょう 視聴終了】
主人公の性格がよいし、ちょっとしたコメディ要素とかもあってすんなり見れたんだけど、いかんせん主人公のスペックが高くて盛り上がりもなく、パソコンいじりながら流し見状態でした。シナリオ的に8男の不遇な境遇を生かして無い上に、領地の利権争いみたいな話になっちゃって、なんだか気持ちの晴れない展開になってしまいました。毒にも薬にもならないタイプの作品なのですから、ドロッとした展開じゃなくってすっきりした後味に仕上げてほしかったものです。

新サクラ大戦 the Animation 最終回まで

昔のサクラ大戦も面白くなかったけど、多分本作の方が面白くない。

バカみたいな事を真剣にやっているような作品。ラスボスのカミンスキーの野望が世界の支配なのか神になる事なのか知らないけど、小学生でも夢見ないようなレベルの陳腐さ。

その野望の鍵となる、クラーラ、レイラの姉妹は降魔と人間の共存を成し遂げるために作られた人造人間みたいな設定で、降魔の力を持った人間なのだが、最終回にも登場した降魔って、どう考えても蜥蜴から進化したようなビジュアルの化物ですよ。共存出来るわけがない。心温まる話みたいに描いているが、違う作品だったらマッドサイエンティストの烙印押されるようなレベルの暴挙。

おそらく降魔の力を持っている白秋先生が生身で戦っているので霊子戦闘機に乗って戦う意味が解らない。人間の技をまんま霊子戦闘機で使うレベルでもいいから、個々のキャラの戦闘パートに目立った部分、必殺技などがあれば盛り上がった気がするが、そういう描写が非常に弱い。

サクラ大戦はスロットで打った事しかないのでゲームを知らないけど、スロットでは恋愛シミュレーション的に女の子を口説いてポイントを上げるみたいなシステムがあった。ところが本作では花組のメンバーを口説いている印象がない。まるで仕事上での付き合いだけの連中と言った印象。それなのに家族である事を強調する。

これ以上長く放送されても困るが、明らかに何か足りてないと感じる。黒仮面とかいう雑魚い奴を追いかけまわしたり、雑魚のモスクワ華撃団メンバーと模擬戦で戦うみたいなシーンが全部要らないんじゃないかな。それでも足らない気がするけど。

神山隊長が常時花組メンバーと一緒にいるという設定だったなら、もう少し違う作品になった気がする。

ケンガンアシュラ 最終回まで

異種格闘技のバトルトーナメント物なんで無難に面白い作風。結論から言えば無難を超える面白さがあった。

トーナメントに出ている闘技者は、何らかの流派の使い手だったり、海外の戦闘部族や怪物級の逸材、格闘家ではないけど、他の分野や、何らかの性質において、極めてしまったような人物が格闘に転じたようなケースなど、バリエーションが豊富で、単に勝つか負けるか以外の部分でも楽しませてくれる。

2クール作品だが半端な終わり方。原作ではトーナメントは終わってるようだし、最後まで作って欲しかったところ。この作品なら、どんなに長くなっても付き合えるし、楽しめる。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった 最終回まで

面白いとか、つまらない以前に好きな作品。

ちょっと特殊な状況だけどハーレム物。昨今のハーレム物が大抵面白くないのは、主人公に魅力がなく、周りの連中が何で靡いているのか解らない事が多いから。その点、本作は、主人公カタリナが一人一人の心の闇を払う様な対応で口説いて行く過程がキッチリ描かれていて納得が行く。

逆を言えば、そっからが単調な話になってしまった気がする。マリアを口説いた5話くらいまでがピークで、最後にシリウス会長をたらしこむのはオマケみたいな物。

ハーレム物はハーレムを作るまでが面白い。2期が発表されたけど、上記したような理由で、どういう面白さを出してくれるのか不安はある。好きな作品だけに頑張ってもらいたい。

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 最終回まで

普通に面白い。

異世界転生物は今時珍しくもなく、お約束と言ってもいい異世界や未来の知識を活かしての活躍ってのは、ありきたりとは言え、やっぱり面白いんだよね。

マインが注目されたのは日本で身に付けた知識を活かした発明というか、工夫というか。そういう部分が2期になってから薄れ、仮に続編が作られたとしたら、どんどん薄くなりそうな気がする。

それでも面白いんだから、作者の才能が非凡て事なんだろうけど。

1期の方が面白かったが、今期も十分な面白さ。続編があると嬉しい。

アルテ 最終回まで

もうちょっと絵柄を雑にして、設定は兎も角、見た目の年齢を5歳くらい下げて同じアニメ作ったら、世界名作劇場みたいな作品に思える。

刺激的ではないが心温まるドラマを楽しませる感じと言うか。まぁ、世界名作劇場をちゃんと見た事がないから、想像でしかないけど。

今、「小公女セーラ」とか「トラップ一家物語」を放送されても見ないし、そもそもリアルタイムでこれらの作品が放送していた時の子供の僕ですら、夢中になっていないのだから、今更見るわけがない作品なんだが、ちょっと大人風に仕上げるとまあまあ見れる。ただ、結局そんなには面白くないんだなぁと。

序盤は、紳士的な少年が女性を女性扱いしただけで空気読めない風の扱いを受け、女性に力仕事させる師匠が公平な人みたいな描き方に違和感があったけど、回を重ねる毎に、ただの世界名作劇場になっていった感じがする。

余談だけど、大原則として僕は主人公が小学生で小学生目線のアニメは見ない。くだらないから。世界名作劇場は何だかんだ言って目線が子供なんだけど、本作はそうじゃないから、内容は似たり寄ったりなのに見れるのかなぁと思った。

いずれにせよ、もう十分な感じ。

◎かくしごと

は私も同様でございます。ずるいと思える設定がかえって少し傷でございますが、心が和みます。疲れた私の体を癒してくれるのです。実は12話中まだ6話しか見ておりません。いっぺんに見るのはもったいないというケチ根性からです。

この素敵なアニメ、亜細亜堂さん制作です。亜細亜堂さんといえば、実家の父がVHSで持っていた「トワイライトQ 時の結び目」の会社ではありませんか。私はTVアニメでは亜細亜堂さん制作はこの作品が初めてです。

△イエスタデイをうたって

さきほど評価を書き込んだばかりです。
偉大な肩透かし、残念な気持ちになる作品です。

〇波よ聞いてくれ

いいですね。声優の杉山里穂さん、素晴らしいです。あれだけ太い声がよく出せるものです。新井里美さんの畑ランコ(生徒会役員共)、矢口なみえ(ハイスコアガール)に負けない怪演と思いました。

大人のアニメーションですね。お子様お断り!って感じがして好感が持てます。

(謎)邪神ちゃんドロップキック
(第二クールは録画しているだけで未見状態です。)

本来、この残酷アニメは生理的に受けつけませんが、舞台が私の青春の場所なために学生時代を懐かしむためにある、という評価しようもない困ったアニメです。

書泉、ボンディ、さぶちゃんなど大学時代の私がいます。まんてんカレーは果たして第二クールでは出てくるのでしょうか?

いなばんさんこんにちわ。
邪神ちゃんは私も1期数話で切っています。実は私の応援している新人声優のれなぽんが公式レポーターをしています。れなぽんは某アイドルグループで暴行被害にあいながら運営に謝罪させられた事件の被害者によりそい、家族ぐるみで彼女をかくまった、いじめに正面から立ち向かった大正義です。そんな彼女が仕事とはいえ邪神ちゃんのようないじめアニメの公式サポーターとか全然そぐわないなと思い、義理で観るということもやめました。

タマランチ会長
そのNGTの新曲シャーペットピンクのリリースが決定しましたけど
そのカップリング曲のタイトルが以下の通り

絶望の後で
後悔ばかり
嫌いなのかもしれない

もう凄い自虐ネタで 炎上商法狙いですわ

ここまでスレチ失礼しました

邪神ちゃんは私も1期1話で断念しました
イジメを助長する内容は看過できませんでした。


会長 様

邪神ちゃん、1話で根を上げたのすが、神田の匂いがしてきたので大学時代を懐かしんでワンクール見ました。正直きつかったです。

残酷描写がダメではありません。約束のネバーランドの神戸守監督の「エルフェンリート」などは中身があるので問題ないのです。天啓さんも同調されている「いじめ」は我慢の限界を超えています。ぺこら?という天使が可哀想すぎて気持ちが滅入ります。

これからもよろしくお願いいたします。

神之塔 -Tower of God- 最終回まで

それ程ハイレベルというわけではないけど、個性豊かな面々がそれぞれ異なる特性を持っており、さらに頭を使う要素も含んだバトル込みのテストを行う。その裏で陰謀が張り巡らされているような感じで、冒頭に書いたようにレベルが高いとは思わないけど、そこらの単純なバトル物よりは光る所があった。

ただ、最後まで見て、最後の最後になってと言ってもいいけど、メインキャラ達は何のために塔を登りたいの?とか、塔以外の世界がどうなってんの?とか、世界観が特殊過ぎて、ちょっとヘンテコな方向に針が振れ過ぎている気がした。

バックグラウンドの部分がシッカリしないから、バトル要素を含む部分は中々に魅力的なのに、それが生きてこない。だんだん、どうでもよくなってくるタイプ。

2期がありそうな雰囲気だけど、どうでもいいなぁと。

【LISTNERS 視聴終了】
観るの苦行でした。観ながら「早く終われ~~。」と心が叫んでおりました。暗喩的な意味合いもありそうですが、それを知りたいと思うほど面白くないですし。奇抜な設定をするのはいいのですが、そこに引き込めるくらいの引きがないと、このような結果になるのでしょう。駄作としておきます。

ロングアゴーさん
 鬼滅の刃については、特段目新しさもなく、週間連載特有の尺稼ぎ、強さのインフレなどで私もすっかり飽きてしまいました。
 ただ、アニメの作画などはかなり出来がよいし、世界観もそれほど変ではありません。展開も王道で面白くないわけではないし、OPも良い曲。深夜枠でありながら小学生にまで認知される大ヒット作になる素地はあったのだと思います。
 どこがそんなに面白いのかは、あにこれの評価の高いレビューを読めば、おおよそ理解できるのではないでしょうか。そういう私は読んでいませんが^^

【アルテ 視聴終了】
 結論から言うと、シナリオがすこぶる良い。貴族の家系で、自分の描きためてきた絵を燃やされて家出、巷では女性蔑視の風潮がありなかなか仕事にありつけないが、変わり者の画家のところに転がり込むように弟子入り。高級娼婦にプロ意識を学んだり、わがまま放題の貴族の娘と打ち解けたり、持ち前の明るさとブレない意思でキャリアを積みあげる。最終回で病床に伏してしまった師匠の絵を完成させ、師匠にも家出した家族にも認められる。アルテの、この天井画には、自分のこれまで出会い、支えてくれた人たちを描き入れているんだという告白は、最終回にふさわしいサプライズエピソード。画家として名声を高めるような展開ではないけど、等身大の立身出世できれいに〆られていました。これだけで映画になりそうです。
 私的にはわがまま娘カタリーナとのエピソードはツボでした。男尊女卑の時代の中、夫の意に反して娘の意思を尊重しようと意見した母親が、娘を前にして「こういうときに、どうしていいかわからない」と言います。それに対し、カタリーナは「強く抱きしめてほしいです。」と言い、母子が抱き合います。普通の家族なら当たり前にできたことすらこれまでなかったわけですから、この瞬間に初めて2人の間に母子の絆ができた、感動的なシーンでした。これは最終話のアルテと母親の和解にもつながる伏線のようにも感じます。
 ただ、工房の門をたたくアルテに対し、判で押したように追い出されたり、箱庭のようなフィレンツェの街並みだったり、類型的というか、テンプレな世界観で、リアリティにかけていたのは残念でした。といっても、多分少女漫画ですからそれでいいのでしょうが、このシナリオでリアリティのある描写がなされれば、それこそ全盛時の世界名作劇場を彷彿させるような名作になったかもしれません。
 EDの曲調がとても優しげで、私の大好きなシンガーソングライター「相曽晴日」の曲を思わせ、とても好みでした。

 平凡な作品だとは思いますが、上記シナリオなど評価して傑作とします。 

BNA 最終回まで

政府、教団、シルヴァスタ製薬、市長、シロウさん、みちる、それぞれに思惑や繋がりがあって、単純じゃない構図の作品。結局ラスボスはシルヴァスタ製薬の代表で実は獣人であり、さらに銀浪みたいな力を持った超人だったというオチ。

現実世界に獣人がいたら、普通に考えて一緒に生活するのは少々不安。その獣人を差別するか否かは兎も角、獣人だけ狭い地域に押し込んだら、それは政府がやった事であっても、人間として獣人を差別していると言えなくもない。そんな獣人に対して、人間になれる薬がありますよ?って話は、一見すると万事が解決する最良手な気がするけど、獣人に生まれながら、人間になんかなりたくないって言われたら、確かにそうかもしれない。そういう複雑な事情が絡んでいる作品。

獣人同士でも序盤にチラっと説明があったけど、異種族間で生まれた子供は100%どっちかの獣人になる。そうやって生まれた獣人を雑種として差別する純血種。

よく考えられた作品なんだけど、面白さが凄く薄いというか。

ぱっと見の印象が古臭いアニメ風で美麗とは程遠い点も地味にマイナスな気がする。ただ、見た目だけ良くすれば、問題ない面白さか?と言えば、そうでもない。

世の中の何割かを占めるアニメがワンパターン丸出しで、主人公に都合の良い展開のオンパレードを披露する。何でそんな低レベルな事をするのか?と言われたら、それが心地よいから。アニメとしては低レベル化してしまっても、不思議と視聴が苦ではないって感じになる。

本作みたいに差別とか偏見をテーマにしたような作品は、話の内容としては格上かも知れないけど、結局、その作り話には興味が無いって事なのかな。何らかの実話をベースにしても、話が固過ぎてやっぱり興味を持てないだろう。

アニメには、ある程度誰でも興味を持てるような娯楽性が必要なんだと思う。

かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~ 最終回まで

1期同様に面白いけど、若干違った感じになってきた気がする作品。

1期では白銀が恐れる「お可愛いこと」ってセリフを本当にかぐやが言いそうな気配が感じられた。2期になってくると、白銀が何をやっても「お可愛いこと」なんて言うとは思えない感じ。

白銀の側にいる時は意識しまくりで、白銀が居ない場面では、好きだとは言わないけど、ベタ惚れしているのが明らか。駆け引きとかそういう話ではない。

ギャグとしては1期、ラブコメとしては2期が良かった。いずれにせよとても面白い作品で3期があると嬉しい。

【かくしごと 視聴終了】
いや~~姫ちゃんが超絶カワイイ。すっかりお父さん目線なのですが、最終回はちょっと微妙。記憶喪失ですか・・・。話の流れからすれば、死んでいるんじゃないかと思っていましたが、正直マジに死んでたらそれはそれで悲しすぎるわけで。まあいい落としどころだったのだろうと思いますが。大瀧詠一のEDや90年代のリゾート観満載の演出など、ドストライクだったんですけど、中途半端な印象に終わってしまいました。まあ、普通に面白かったので、良作とします。

啄木鳥探偵處 最終回まで

フィクションという事だけど、完全に作り話の「文豪とアルケミスト」みたいなのとは違って、人間関係とか人間性はある程度史実に基づいているのだと思ってしまう。その結果、「興味がある日本人は?」という質問を渋谷の若者1000人にしても、一人も名前を挙げないような石川啄木という人物のイメージをわざわざ悪くしたと思わずにはいられない罪深い作品。

探偵と謳っているが、一般的な探偵、推理物と違って、探偵業の体を成していないというか、同情せずにはいられない困っている依頼人や、それなりに共感できる動機がある加害者など、事件や、それに関わる人間関係に興味を持たせる部分が致命的に弱い。

結局、1,2話完結程度の作品じゃなくて、1クール通してこういうお話でしたって作りなんだろうけど、面白く無い事も手伝って序盤の話を終盤に繋げられても記憶に残っていない。

余談になるが、大正、昭和初期とかを舞台にした推理物ってそもそも成り立つのか?って疑問がある。単に捜査技術が発展していない為に、現代なら簡単に犯人が見つかりそうな事件を解決するために右往左往するような形にするのはよくないと思う。

本作も、監視カメラとかに映っているとかで、あっさり捕まりそうな事件ばかりのイメージがある。別に本作じゃなく、現代を舞台にしたような推理物でもありそうな話だけど、あまりにも広い舞台とか長い時間をかけるような犯罪って、監視カメラがなくても、誰かに見られるとか、勘付かれるとかするよね?って思ってしまう。たまたま誰にも見られませんでしたって事で押し通すようなレベルの事件を描くとチープさを感じるんだよね。

夜中に人形の振りして練り歩くとか、監視カメラがなくても、バレるだろ普通って思ってしまう。子供を連続して誘拐するとか1回目は兎も角、2回目でアウトだろ普通って。

当時は肺病で若くして亡くなる方も今とは比べ物にならない程大勢いただろうに、金田一さん他のメンバーは石川君が長くない事を解っている節が無い。安静にしてれば良くなるだろうって感じに見える。100歩譲って助からないだろうから、その辺には触れず、好きな事させてやろうって考えていたと解釈しても、それはそれで酷い話だよ。死ぬと決め付けているわけだし。石川君の為なら散財も惜しまないのなら、空気が綺麗な田舎とかに連れて行くのが筋な気がする。牛鍋食べながら酒飲んでいる場合ではない。

グレイプニル 最終回まで

全体的に悪趣味というか。宇宙人から力を授かった人達は人生の一大転機としてポジティブにコイン集めをしている連中もいるが、主人公サイドにはスーパーヒーロー的な力を手に入れた嬉しさが無いので、当然視聴者にもそれは無い。

心地よく無い状況をちょっとしたエロで繋ぎとめているような感じの作品で、視聴意欲が沸かなかった。4話くらいまで見て、長期間休止していた為、忘れている部分もあるかもだけど、コインを集める上でライバルは邪魔だから殺すという発想は否定しない。ただ、ライバルを殺すとコインが手に入るという仕組みでも無い気がする。それなのに妙に殺し合い色が強い。

そんな中、手に入れた仲間はほとんどが戦闘向きじゃない連中。そもそも、戦闘力皆無でも、何らかの願いを叶えて貰えたんだから、それでよしとイージーモードになった人生を謳歌すればいいのに、コイン探しに参加する面々。よく意味が解ら無い。人殺しを何とも思わない連中にコインを集めさせたくないという正義感からだとしても、あまりにも無謀。

力と力の戦いで勝利するタイプでもなく、力に対して知恵で勝利するタイプでもない。そもそも、勝利することで、視聴者を気持ちよくさせようという作風の作品ではない。

娯楽として、微妙な作品が終盤、主人公の隠蔽された過去の話に及ぶと、今までになかった面白さが出てくる。

過去の全容が明らかになったとしても、宇宙船墜落現場に陣取る幼馴染を何とかしないことには終われない作品なんだけど、過去の解明はまだ先の話と言った感じで終わった。

それやっちゃうと、前段で書いてる娯楽として微妙な展開を続けるって事になるんじゃないかなぁと。

単純にお話の続きには興味があるんだけど、総合的に考えてどうなの?って作品。

【グレイニブル 視聴終了】
なんでこんな変な設定で悪趣味なバトルを見なくちゃいけないんだと思ってしまいました。主人公たちはコインを集めて何をしたいのかよく分からないし、共感できないでしたね。神様ドオルズもこんな印象だったかな。結局後半は流し見になってしまいました。そこそこ面白かったけど、奇抜な設定があだとなりました。凡作です。面白くない方の凡作。

【球詠 視聴終了】
8月のシンデレラナインなんて、ほとんどどんな話だったかすでに記憶がないけど、たぶんこの話もすぐに忘れちゃうくらい薄味でした。でも、女子野球は面白い。ただそれだけの作品でした。面白い方の凡作ということで。

【19年春アニメ 評価】
コロナの影響で途中になった作品に関しては、夏アニメに繰り越します。

例によって上から面白い順。
◎かなり面白い ○面白い △つまらん ×切った ◇視聴中
↑評価上昇 ↓評価急落

↑〇アルテ
↓〇かくしごと
〇乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
〇球詠
〇グレイプニル
〇アルゴナビス from BanG Dream!
〇本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
〇波よ聞いてくれ
△LISTENERS リスナーズ
△八男って、それはないでしょう!
×BNA ビー・エヌ・エー
×ハクション大魔王2020
×社長、バトルの時間です!
×白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE
×プリンセスコネクト!Re:Dive
×文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~
8勝9敗 勝率.467

録画し損ねたけどいずれ観てみたい
フルーツバスケット 2nd season(痛恨!)
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭(痛恨!)
ULTRAMAN
俺の指で乱れろ。~閉店後二人きりのサロンで…~
食戟のソーマ 豪ノ皿
無限の住人-IMMORTAL-

2期モノなどまず観ない
継つぐもも
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2nd
銀河英雄伝説 Die Neue These(NHK放送版)
邪神ちゃんドロップキック’
デジモンアドベンチャー:
トミカ絆合体 アースグランナー
ノー・ガンズ・ライフ
魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸
もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ
遊☆戯☆王SEVENS

よく分からない
イエスタデイをうたって
A3!
アイドリッシュセブン Second BEAT!
おばけずかん
脳戦~
神之塔 -Tower of God-
ガル学。~聖ガールズスクエア学院~
Season
啄木鳥探偵處
ギャルと恐竜
キングダム
攻殻機動隊 SAC_2045
困ったじいさん
ざしきわらしのタタミちゃん
シャドウバース
新サクラ大戦 the Animation
7SEEDS
のりものまん モービルランドのカークン
爆丸アーマードアライアンス
富豪刑事 Balance:UNLIMITED
ベイブレードバースト スパーキング
別冊オリンピア・キュクロス
ぽっこりーず
みっちりわんこ!あにめ~しょん
ミュークルドリーミー

今季は結局良作以上がありませんでした。世紀の不作期となりました。アルテが覇権というのでお察し。かくしごとの姫ちゃんが超絶かわいかったのが救いかもしれません。

プランダラ 最終回まで

1クールで半端に終わるのなら仕方ないけど、2クールでこれだと結構キツイね。

序盤は薄っぺらい話による仲間集めみたいな感じで、あまりよろしくない。10話過ぎくらいから300年前に時間移動して、ちょっとした学園生活が始まる。そっからの方が話としてはずっと面白い。

ただ、「最終兵器彼女」の世界みたいな雰囲気漂う悲惨な歴史が綴られると思わずにはいられない中で殺さない軍隊とか、ああだこうだと始まると苦しい。

多分、僕だけじゃないと思うけど、先々の展開が重苦しく感じられると、視聴する気が失せてしまうんだよね。そんなんで、視聴に時間がかかった。もちろんマイナス要素でもある。

最後まで見るとジェイルというキャラクターが異常にカッコイイと感じる。作り話とはいえ、昨今では中々お目にかかれない、いいところで絶妙な活躍をするキャラなんだけど、こんだけいい使い方されても、どうも既視感が強いっていうか何かが足りない気がする。見た目と性格がまんま一緒なところだろうか?もしくは、磁力だかを操る能力がイマイチぱっとしないからだろうか。弱点が無い感じというか弱みを見せないというか面白味がない感じというか。その他含めて全体的にキャラはそんなに良くない。

個人的に高評価したい部分は、全体的な話を完璧に把握しているわけではないのにもかかわらず「約束」を上手く使っていると感じさせられるところ。

後悔とか怨恨とか仲違いとか、そう言うののキッカケとして「約束を破った」って話をよく持ってくる作品で、不思議とそれがシックリ来た。

まぁ、おまけで5点くらいかな。

ブランダラ、そういえば1期途中で終わっていたのを思い出しました。俺妹の神戸洋行監督の割には、作画のクオリティーが低く、すっかり続きを見るのも忘れていました。で、spさんの予想外の高評価に驚いています。続きが見たくなりました。

>ブランダラ、そういえば1期途中で終わっていたのを思い出しました。

前半の12話を序盤、中盤、終盤に分けたとして、明らかに終盤が興味深い内容になっていると思います。

この終盤を見て、別にどうでもいいと思われたなら、そこまででストップしても差し支えないとは思います。

そこで興味、評価が上がると、残りの2クール目は前述の通り、視聴意欲は沸かないですが、一旦見始めると、次々と視聴したくなるくらいには面白いです。

ド級編隊エグゼロス 2話まで

タイトルからして嫌な予感がしてたけど、他所で本作が僕の予想通りの作品である事が判明し、視聴意欲が沸かなくなった。とはいえ、今クールの2話まで放送している作品では多分1号なので、仕方なく視聴。

思ったより面白い。まず、キセイ蟲とかいう雑魚とのヒーロー物的なバトルはオマケでしかない点が良かった。100%くらだらないので一切登場しなくてもいいレベル。オツムを使っている要素が全く無いので、ある意味ギャグとして見る事も出来る。小学生のエロスを吸い取ったら、エロ過ぎた為に自爆とか完全にギャグ。

ただ、臭い物には蓋みたいな、ゴミはゴミ箱へ的な、余計な要素が目立たなかったというだけで、プラスには働いていない。

じゃあ、そもそも、どこを楽しむアニメなの?って聞かれたら、今のところはただのラブコメ。強烈にツンデレな要素漂うヒロインと松岡禎丞のテンプレみたいな鈍感、草食、美味しい所持っていく系の主人公。

まぁ0点だけど、暇つぶしにはなる感じ。

魔王学院の不適合者 2話まで

ぱっと見では解りにくいけど、魔界の話なのかな。

今まで見て来たアニメの中でもダントツで主人公が強い気がする。2位は「賢者の孫」かな。まぁ「オーバーロード」とか構図が違う作品も加えると解らないけど。

序盤の掴みとしては、圧倒的に強い主人公が解りやすい雑魚やヒロインの一人を手玉に取る様な話で視聴に苦はない。

この手の作品は掴みは悪くないんだけど、早々に頂点を極めてしまって、やる事がなくなり、しょうもない敵と戦うような展開になりがち。本作の場合、外敵のイメージが沸かないので、今後は偽の魔王を始祖としてでっち上げた勢力との戦いになるのだろうか?

普通に考えると、主人公といい勝負が出来る敵の存在が不可欠なんだけど、よく考えてみると、そういう敵とやるかやられるかのバトルを展開したところで、そんなに面白くない気がするので、終始一貫して無双し続ける作品でもいいかも知れない。

余談だが、色々な部分でハリーポッターっぽい気がする。

Lapis Re:LiGHTs 2話まで

毒にも薬にもならない感じ。

女の子だけのよくある魔法学園系かと思いきや、アイドル的な要素もある作品の模様。ただ、本作のアイドル活動は何となくのイメージで学園活動の一環として行われているだけで、アイドル物ではないように思える。要するに何でもありのアニメなんじゃないかな。

主人公等のチームは学園ランク最低で、かつ退学の危険性がある程のダメダメ。何か「空戦魔導士候補生の教官」と似ているが、本作の場合、そっからトップを目指す様な作品ではない様に思える。

何となくだけど「バミューダトライアングル~カラフルパストラーレ」に毛が生えた程度の作品に思えて仕方がない。

何か1つの事しかやってない駄作よりも、何でも有りの方が上かも知れないが、そもそも、1つの売りだけで面白いアニメには勝てない。キャラが多い作品は、色々な美少女が楽しめる作品ではなく、トップが出てこない作品。そういう意味で毒にも薬にもならない系と予想。

プリンセスコネクト!Re:Dive 最終回まで

つまらな過ぎて集中して見る事が出来ないレベル。従って、多少脳内補完が入った上での感想になる。

ここに3本の原作があるとする。

1・王位継承の為、国内を視察して回り、城に帰ってきたプリンセスを誰も覚えておらず、自分に成り代わりプリンセスの座についていた偽物との戦いに敗れ、城から逃亡した真のプリンセスと、偽のプリンセスに仕え、スパイとして真のプリンセスを監視するが、真のプリンセスとの友情との板挟みに悩む少女の物語。

2・未知なる美味しい料理を食べつくす事を目的に結成したギルドの仲良しメンバーによるクエストの日々を描いた1話完結物。

3・激しい戦いの末、痛み分けとなり、その時に負ったダメージで記憶を無くした勇者が記憶と力を取り戻すまでの物語。

この3つ、どれが面白いと思うかは個人の好みにもよるし、作ってみないと解らない。では、この3つを組み合わせて1つのアニメを作ってくださいと言われたらどうするだろうか?

1と3は組み合わせ易そうなので、それをベースに2はサービス回とかにちょっと使うと言った感じが最大公約数的な意見だと僕は思う。

実際のプリンセスコネクトという作品は2をベースにしてバックグラウンドの陰謀として1を使い、まるで2期への伏線のように3を使った。もし、2が面白く作れるのなら、1も3も要らないと思うが、本作の場合、まず2が滅茶苦茶面白くない。面白くない1話完結って、ただひたすらにくだらないのだが、そのくだらない話の裏で1が進行していると、これ1をベースにした方がいいんじゃないか?って激しい違和感に襲われる。

ただの面白くない1話完結では収まらない気持ち悪い作品に、さらに1クールでは意味不明の3がブッ込まれるから、余計に置いてけぼりの作品になった。

3については、原作ゲームをプレイしている人なら解るのかも知れないが、完全に2期の予告レベルでしかなく、腹が立つレベルの意味不明さ。1については、偽のプリンセスは最終回時点で放置され、問題の解決になっていない。2については上記したようにただの駄作。

これ不治の病レベルの駄作なんだが。。。治す方法が無いよ。自業自得の駄作。

3がある為、勇者っぽいキャラは記憶喪失という設定の為、この手の勇者の割には活躍する事がほとんどない。もともと、複数の作品を合体させたようなアニメだから必然的なんだけど、この勇者ってメインキャラで唯一の男性だけど、主役なのか不明。どっちかと言えば主人公は1の真のプリンセスの様な気がする。ただし、2期があった場合は明らかに勇者が主人公になりそうだ。

主人公が誰でもいいんだけど、男性が実質一人しかいないのだから男性視聴者の感情移入先は彼になるはずなのに、記憶喪失の障害者レベルのアホで共感度0。

結果として、男性1人に女性キャラが20人くらい登場したと思うけど、ハーレム要素が無い。

何を狙っているのか解らない。調味料だけで作った料理みたいなアニメ。具がない。

THE GOD OF HIGH SCHOOL 2話まで

韓国原作みたいだけど、無難なバトルトーナメント系、「ケンガンアシュラ」とかと一緒。

バトルは一見ただの喧嘩とかの範疇を出ていない感じではあるけど、一応テコンドーをベースに戦う選手多数。あとは剣術だったりプロレスだったり太極拳だったり。意外とシッカリしているんだけど、見て思った事は、技とかよりもタフさみたいなのが重要な印象。

ボコボコにされてるのにほとんどノーダメかと思えば、相手が強くなると同じくらいボコボコにされただけでKOされるみたいな。見た目が派手なのはいいけど、威力の違いが見た目には解らないタイプ。

この手の作品にしてはナノマシンで傷は試合後に回復とか、政界っぽい話、あきらかに武術の範疇を超えたまさに神の力みたいなものの存在など、リアリティを捨てる様な要素が含まれる。これは使い方によっては意外性として面白さを生むと思うけど、海外物って、「神の塔」とかもそうだけど、ちょっと理解出来ない意外さを持ってくる事があって、不安の方がむしろ強い。

冒頭のひったくりを追いかけるシーンの無駄な長さ。高校生韓国一決定戦なんだと思うけど、オッサンみたいな選手多数。そもそも、高校生に拘る事はマイナス要素としか思えない。(修練に年季が感じられなくなる。渋川剛気みたいなキャラが出れない)

などなど、不安要素、マイナス要素が多いのだが、そうは言っても無難なジャンルなので、今のところは悪く無い。

異常生物見聞録 2話まで

普通に見てたら、最後のおまけコーナーが中国語で調べたら中国原作の作品だった。第一印象的には、これまでの中国、韓国系の中でも一番日本のアニメにありそうな雰囲気がある。「モンスター娘のいる日常」とか「怪物王女」みたいな。

どういう理由かは知らないけど日本を舞台にした日本人の主人公なんだけど、想像で日本を描いているような感じというか、中国が混じっている日本の様な印象。総じてクオリティが低く感じられ、特に主人公の声質にメリハリがない様な気がする。僕は声優が下手とは言わないけど、そう感じる人がいるかも。いずれにせよ経験豊富ではない声優なんじゃなかろうか。

概要は日本のアニメと大差ないのだから可能性はあるんだけど、クオリティが低いので、点数は付かないレベルで終わるだろうなぁと。

まぁ、視聴はそんな苦ではない。

デカダンス 2話まで

感覚的に面白くないと訴えかけてくる感じ。

ゲーム感覚で化物と戦うという作品は、作品世界では、それがリアルなバトルであったとしても、見ている側からすれば遊び感覚が強くなってしまう。バトルと一言で言っても、人と人の殺し合いなど様々あるけど、相手が化物でしかないタイプのバトルアニメは戦いに緊張感や危機感がないと面白くは作れないと思う。

死んだ仲間を弔うシーンとか、リアルな死を印象付けたいのかも知れないけど、真実を知った後では何の意味があるのか不明。ただのポーズ?また、ギアじゃない人間が戦いに参加できるわけないと思うんだけど。

超巨大企業の何とかってのが展開しているオンラインゲームのサービスみたいな位置づけのバトルだと思うが、何か強制的にそのゲームに参加させられているような印象。死んだら素体から作り直しって部分がシビアで人気の理由とかって説明があったけど、人気云々の問題ではないように思える。

知らず知らずのうちに人間がペットみたいにされている世界というのも心地よいものではなく、そんな中、唯一のシステムの縛りから脱した主人公が、人類に自由をもたらすようなタイプの作品にも思えない。また、人類を生かしておく意味が解らない。

完全お遊びバトルにしない為の雰囲気作りや死んだら素体からやり直しというシステム。ただの娯楽にせずSAOみたいなゲームに対するやむを得ない義務感みたいなのを出したかったのか、システム側のコミカルな生物たちもシステムに支配されている感じとか、既存のアニメというか、一般常識的に何かに向かって突き進む為に必要な体裁を整えるのに無理があり過ぎるというか。

目的とか理由とか事情とか状況とか、それがバシっと決まると、人は一般的に同じ様な行動しか出来ない。それをアニメ化すると見ている側もその展開に納得が行き、視聴に集中できる。面白いと感じる。そう持って行くための各種設定が所々無理があるタイプ。

このタイプは体感時間が長く、面白いと感じていない、つまり面白くないって評価になる気がする。こんなの作らないでいいんじゃないかな。多分、コンスタントに視聴しないと、最終回まで1話も視聴が進まないタイプ。

アルゴナビス from BanG Dream! 最終回まで

よく言えば無難、悪く言えばありきたりなバンドサクセスストーリー。昨今では、ありきたりな作品にするくらいなら独自性を出した方が良いと考えられているのか知らないけど、しょうもないストーリーのアニメが多い中で無難に作られた本作は視聴する上でありがたいと思った。

天才が見つかり、天才たちが組んで、いきなり名曲を連発するようなバンドが誕生したって話は出来過ぎているのかも知れないが、そこは目をつむるとして、そっからは比較的ありそうな気もする無難なルートで進み、メンバーが事故に遭うというのは、まぁアニメとしてはよくありそうな感じ。

何ていうか、変にリアルに作った為に成り上がっていく快感が弱く、かと言って極めてリアルかと言うとそうでもない明らかな作り話。女性の方のバンドリは別にサクセスストーリーではなく、仲良しバンド物語だった。サクセスストーリーなら「ラブライブ」の方が近いのだろうけど、あっちはスクールアイドルって存在自体がリアルじゃないから、その分逆に盛り上げて行きやすかったのかも知れないね。本作とは男女の問題だけじゃない差が感じられる。

また、男性視聴者を引きつけるプラスアルファの要素がない為、何かで付け足す事が出来ない。

曲は予想よりずっと良い気がするけど、アニメソングというカテゴリーを聴く上で、主に女性ヴォーカルの曲を聞いているか、男性ヴォーカルの曲を聞いているか、好みの問題で、少なくても僕はどちらかと言えば女性ヴォーカルの曲を好む。だいたい9・1くらい差があるので、アルゴナビスの曲は悪くない気がするけど、あまり興味もない。

女性ファンにどう思われたのか?が全ての作品だと思うけど、そんな高評価でも無い気がするね。知らないけど。個人的にはA3よりはずっと面白く、クールでは上位かな。0点ではあるけど。

A3!~SEASON SPRING & SUMMER~ 最終回まで

終わった様な12話ではなかったので、もっと続くのかと思ったけど、よく見たら、タイトルが春&夏だから、作品としては四季のチームがあるんだろうけど、今回のアニメでは春組、夏組だけって事なのかな。

一言でいえば劣化「スタミュ」でいいと思う。

舞台俳優とミュージカル俳優の違いはあるけど、俳優サクセスストーリー。優劣が付くのはキャラ設定の違いだけ考えても解る気がする。どちらも主人公はやる気だけの素人。では、その他のメンバーはどうかと言うと

スタミュ
・梨園の貴公子
・兄がトップスター
・ストイックなタイプ
・気弱なお人好し
A3
・脚本家志望の青年
・サラリーマン
・外人
・何故か監督にベタぼれの変なイケメン高校生

もう、この時点で斜め上の方向に意外なストーリーを進めるには有効だけど、演劇という世界に乗せて動かすには向いてないようなメンバーなのが一目瞭然だと思う。

また、A3は1クールを前後期に分けている感じで、後期は全く違うメンバーが活躍する。
・天才映画俳優
・服飾大好き女装高校生
・陸上を挫折した自信がないタイプ
・三角形が大好きな変人
・コミュ力MAXのチャラ男

前期のメンバーである外人は国にバレたら不味い、何らかのやんごとなき身分の方を思わせるシーンもあるけど、それ以上は触れられていない。そうなるのも必然だと思う。ただでさえ演劇やるのに不自然なメンバーが集まっており、時間の都合で一人一人の演劇への想いとかはなく、何だかんだ一生懸命に舞台を仕上げて、それなりに評価されるってだけの単純なお話。

単純なサクセスストーリーなので、そこまでつまらないわけではないけど、劣化「スタミュ」なのは当たり前だと思う。

モンスター娘のお医者さん 2話まで

尋常じゃ無く「モンスター娘のいる日常」に似てるよね。モンスター娘のラインナップも非常に近い印象だし、ちょっとエロ入っている所も似ている。従って、ネックになる部分も同じだよね。すなわち気持ち悪いってところ。

モンスターの種類にもよるが生理的に受け付けないタイプもチラホラ。

で、「モンスター娘のいる日常」は、それなりに面白かったんだけど、あっちはベースがギャグとかラブコメとかの類。本作は少なくてもギャグではない。うすーいラブコメと、1話完結の医療物というか感動系というか、構図が単純に退屈だと感じる。

漫画やドラマでは医療物って沢山あると思うけど、比較的面白いジャンルという認識がある。ただ、それをアニメで見たいと思わないし、本作のように魔物の医者という設定にしてしまうと、途端にアニメ向きというか、実写から遠く離れる。そして、実写の原作になりがちな漫画とも離れてしまう。結構レアなタイプに思える。

人間以外を相手にした医者のアニメが他にあった記憶が無いので、近いというか、ヒントになる作品として「蟲師」が思い付いた。「蟲師」をどう評価するかは人それぞれだけど、少なくても本作よりは面白いと思う。

「蟲師」はそもそも医者じゃないんだが、やっている何らかの治療行為は医療じゃないファンタジーさがあって、そこが魅力だと思う。それに対して、本作は普通に医療の範疇なんじゃないかな。別に医者が監修しているわけでもない気がする本作では、リアルな医療としての魅力を描く事が出来ず、感動話としての向きが強くなる気がする。

凄い感動する話を持ってくる手もあるけど、僕の好みからズレてしまう気がする。多分薄味の0点になる。

モンスターでありながら、極めて魅力的なキャラが出るか、笑いの方向に転じれば、あるいは化ける可能性もあるかも。まぁキャラは無理だな。普通に考えて1話から出ているラミアが最高魅力キャラとして作られるだろうし。

白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE 最終回まで

タイトルにまで使用する白猫の存在意味が解らない。最終局面でどういう理屈が働いたのかが解らない。その戦いの後結局どうなったのかが解らない。原作とか何らかの答えを持っている人間に対して、その答えを導く為の流れを示したようなアニメなのだろうか。初見の人にはただの意味不明アニメである。

「銀河英雄伝説」は最初から同盟と帝国の2勢力のみで争う戦争物だけど、非常に面白かった。本作も白と黒の勢力しかないけど、特使を派遣し、共闘、停戦を持ちかけたり、共に歩める道を模索するなど、それなりに考えられたシナリオと雰囲気を持っていたと思うが、今一つパッとしなかった。

結局、浮遊大陸と薄暗い地上という関係で、お互いを侵犯していないのだから、戦って奪えばそれでよいという関係になっていない。何で戦うのか?を白と黒の均衡とかファンタジーな事を言い出し、争点が明確でない為、戦争物風味を出す程度のレベルに収まっている。

結果として、白黒の陣営が山菜取りに行くとか戦争物としては考えられない無駄な時間を費やす。唯一無二の敵同士なのに、仲良く山菜食べているシーンに妙な緊張感があって、とても楽しいひと時のシーンには見えなかった。僕がその場に居ても、そんなに居心地が良い場面ではない。こんな話が時間の無駄じゃないと思えるような目的に向かっていたアニメという事なのでしょう。要するに最初から戦争物ではなかったという事。

結局売りとなる部分はそれなりに白熱した戦闘シーンって事なんだろうけど、別に視聴する価値があるレベルの戦闘シーンでもない。

細かい理屈には目をつむってハッピーエンドで終わらせる事が出来そうな展開だったのに、それすらしなかった自己満足な作品。こんなアニメ頼むから作らないで欲しい。

宇崎ちゃんは遊びたい! 2話まで

何となく体感時間が長い作品。ただ、個々のキャラクターも(二人しかいないけど)、作風もとても良いと感じる。

今後どうなるのか解らないけど、普通に考えたらキャラが増えて行くんだと思う。それは王道の強化だけど、このままずっと二人でも悪くないかなと思ってしまった。正確に言えば、キャラが増えるのは当たり前なんだけど、二人の掛け合いがとてもよく出来ているので、このままずっと二人のアニメなのか?と一瞬思ってしまったって感じかな。

キャラが増えれば体感時間が長く感じるのも良い具合に解決し、結構面白い作品になるかも。

【賭ケグルイ××(2期)6話まで】
面白くって一気に観てしまいました。しかし、私自身、スリルとかは不快でしかなく、できればそんなもの感じたくないタイプですので、夢子には全然共感できません。
 特に、あの指ギロチン、夢子もあのイカレた娘も、何で指を抜かないのでしょう。スリルとか関係なく、指を落とされてもいいって考えていたのでしょうか。そういうのをスリルっていうのかな?全く理解できませんでした。
 それを差し引いても、ただの運任せのギャンブルではなく、勝ちに至る過程がとりあえず説明されているのでまあ納得できます。4枚のカードで争うゲームでは、凄腕のギャンブラーにしてはお粗末でしたけどね。まあいいです。演出がいいのか、雰囲気はかなり楽しめています。

ジビエート 2話まで

「かつて神だった獣たち」と「クロムクロ」を足して2で割った様な作品。多分ダメだろうなぁって気配が色濃い。

新型コロナが安心安全なウイルスだと思える程のぶっ飛んだ感染症で世界に化物が溢れるという展開は初期設定部分として流すとしても、その危機的状況で救世主的に現れたのがタイムスリップしてきたサムライと忍者という設定がかなり厳しい。

どっちみちダメだけど、まだサムライの末裔とか忍者の末裔として、密かに家業を継承してきた現代人って設定の方が作りやすかった気がする。タイムスリップ物にしても、生きてきた時代背景が全く異なる事を上手く処理するようなクオリティの脚本が書ける印象が無い。また、銃火器で倒せない化物を忍者が絞殺すとか無理があり過ぎる。

たまたま、出会った現代人の家に日本刀があったという展開は許してもいいが、どう考えてもちょっと取ってくるレベルで済ませられるような状況ではなく、キャンプに辿り着く前に死んでしまったらアホ丸出しなので、キャンプの中で死ぬ展開となったが、そこに至るまでが十分に危険だと無駄にアピールしてしまっている。

針に刺されたら感染とか、一度刺すと24時間毒が貯まらないとか、後々の都合の為に考えたと思われる設定が、聞いた瞬間からオカシイ。針に刺されたら感染して発症する前に死ぬと思う。24時間に1人しか感染させられずに強度の接触感染とか蔓延しないだろ普通。

一般的に低レベルな作品は、描きたかった状況、本作の場合、荒廃した現代日本で化物相手のチャンバラサバイバルを行うという状況に持っていく為の展開がバカ丸出しになってしまうケースが多い。現代人がチャンバラで化物に挑むまでの過程を説得力を持たせて描く事が不可能だと思ったのか、だったら、最初からチャンバラしか出来ず、かつ確実に強い奴をタイムスリップさせようと考えたって印象。結果、設定に無理があり過ぎて荒唐無稽さが激増しただけでなく、刀一つ手に入れるのに上記したような不自然な展開となった。

多分、優秀な人は最初からこんな構図のアニメを描こうとしない。超優秀な人はこんな構造のアニメでも、思わず納得の展開を持ってくるのだろう。本作はそのどっちにも当てはまらないと思われる。

そもそも、ジビエートってネーミングセンスもかなり悪いと思う。一般的にジビエの言葉の意味と本作の意味するところは大分違うと感じるのではなかろうか。テンネーンとかヨウショークとか名付けられるのと同じくらいカッコ悪いと思うのは僕だけか?

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