最近見たアニメを語りたい

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2020年06月14日
最近見たアニメを語りたい

あにこれのレビューは一方通行で、意見交換するのには向いていませんよね。ここでは、自分の感想を意見交換することを目的とします。最新のアニメに限らず、旧作、マイナーな作品などでも構いません。人それぞれの感想に嘘はありませんので、相手への誹謗中傷は厳禁です。あくまで自分の感想と、そう考えた根拠を語り合う場として利用します。

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 3話まで

それなりに面白いとは思う。

地球では引き籠りだったという主人公が異世界に行く話って、「このすば」とか「リゼロ」とかそうなんだろうけど、もっとシャレにならないくらい絶望的な状況に置かれているニートが異世界転生するという作品は斬新と言えば斬新。しかしながら、異世界行ったら本気出すとか、どっかで聞いたことありそうなタイトルや、誰でも思い付きそうな設定が斬新さを全く感じさせなくさせている。

生まれたばかりの赤ちゃんが、オッサン並の知能を持っており、巨乳のメイドをやらしい目で見るとか、率直に言えば気持ち悪い。

両親が子作りに励んでいるのがバレバレで、メイドや家庭教師にまで悪影響を及ぼしているとか、描写が悪趣味というか何というか。

それなりに面白いと書いたけど、この作品の面白さは、この手の異世界転生物が普通に作れば備わる程度の魅力でしかなく、絶望的なニートが転生した事による意味なんてマイナスでしかない気がしている。

だいたい、そんなどうしようもない奴が異世界ではヒーローみたいな存在になれるという夢見させて誰が得するんだ?同じようなしょうもないニートだけじゃないか。そんな奴を喜ばせる前提で物語書いてどうすんだと言いたい。

主人公が前世で強烈にいじめられていたという苦い経験から立ち直るような話にするにしても、それは前世で立ち直らないと意味がない話に思えるし、いじめが酷すぎてリアリティを感じない。

前世の記憶を完璧に持って生まれてくると、そもそも、現世の両親を親だと思えるのか微妙で、正直僕なら無理な気がする。作り話をリアルに考えると無理を感じるような部分は爽やかに流す方がいいと思うのだが、本作はそういう作りをしていない為、見方によっては、本来のルディ少年をニートが乗っ取ったような感じになっている。

自業自得で主人公への共感が非常に薄い作品で、まぁ見れるけど、どうせ0点でしょう。

【リズと青い鳥】
なんだろうこの冒頭からの緊張感。脚の画面がやたら多いと事前に聞いていたけど、なるほど脚の表情ってのはよく分かる。リズと青い鳥の関係性の逆転とか、シナリオもスパイスが効いていた。久しぶりにパソコンをいじらずに画面に集中して観られた。というか、細かい演出を見逃したくないと思わせてくれた久しぶりの作品。いやいいものを観ました。傑作です。

裏世界ピクニック 2話まで

ずっと違和感がある作品って感じかな。

空魚目線で考えた時、何でいきなり裏世界からスタートするのかが全く解らない。鳥子と出会ってからは、知らない人探しに付き合って、命がけの冒険に出かける意味もわからない。

毎回化物をハントしていくような話だけど、化物退治物として考えても、盛り上がりというか戦略性があまり感じられない。

化物が妙に怖くて、裏世界の危険さが強く伝わってくるのは上手なんだけど、だからこそ、そんなところに出掛ける事が不自然。

2話で消滅してしまったオッサンは地雷みたいなものの存在を知っていた理由も良くわからない。明らかに所見殺し。

裏世界に通じるゲートも普通に生きてたら絶対に見つからないと考えるべきか、真剣に探せば高確率で辿り着けると考えるべきか微妙。前者なら、割と人と出会う不自然、後者なら、何らかのプロチームが結成されていない不自然。シックリこない。

銃が落ちているのも納得がいかない。今のところ違和感しかないかな。主人公が男なのか女なのかもよくわからないとか細かいところも違和感がある。

今後、おいおい明らかになって行くにしても、作り方が上手くないと思う。

【はたらく細胞 BLACK 視聴終了】
いや~~毎回身につまされました・・・。体はいたわらなきゃいけませんね。前作よりもずっと身近に感じたし、不摂生な生活を続ける体の中の細胞たちの緊張感とか、無力感とか伝わってきてせつなかったですね。趣味がいいとは言えませんが、ブラックなネタとしては成功でしょう。良作です。

【21年冬アニメ 途中評価】
随分遅くなりましたが、途中評価します。今季は結構楽しんでいます。面白い作品が沢山あるので、おいおい評価を書き込んでいきます。
例によって上から面白い順。
◎かなり面白い ○面白い △つまらん ×切った ◇視聴途中

◎弱キャラ友崎くん
◎2.43 清陰高校男子バレー部
◎スケートリーディング☆スターズ
◎バック・アロウ
◎BEASTARS(第2期)
〇回復術士のやり直し
〇はたらく細胞BLACK
〇ホリミヤ
〇怪病医ラムネ
〇天地創造デザイン部
〇たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
〇ゆるキャン△ SEASON2
〇転生したらスライムだった件(第2期/第1部)
〇のんのんびより のんすとっぷ
〇ゲキドル
△裏世界ピクニック
△蜘蛛ですが、なにか?
×WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~
×オルタンシア・サーガ
×俺だけ入れる隠しダンジョン
◇怪物事変
◇Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season(後半クール)

撮り逃したけど観たい
岸辺露伴は動かない
Dr.STONE(第2期)
約束のネバーランド Season 2

2期モノとか、まず観ない
アイカツプラネット!
アールレーン びそくぜんしんっ!
WIXOSS DIVA(A)LIVE
ウマ娘 プリティーダービー Season 2
SDガンダムワールド 三国創傑伝
おそ松さん(第3期/第2クール)
チョコ松さん~バレンタイン編~
おとなの防具屋さん(第2期)
銀魂 THE SEMI-FINAL
五等分の花嫁∬
SHOW BY ROCK!!STARS!!
真・中華一番! 第二期
新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future
7SEEDS(第2期)
トランスフォーマー:ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー第Ⅱ章:アースライズ
トロピカル~ジュ!プリキュア
七つの大罪 憤怒の審判
八十亀ちゃんかんさつにっき 3さつめ
闇芝居(第8期)
ログ・ホライズン 円卓崩壊
ワールドトリガー 2ndシーズン
文豪ストレイドッグス わん!
魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編

よく分からない
アーヤと魔女
アイ★チュウ
アイドールズ!
IDOLY PRIDE
異能アイシス
EX-ARM エクスアーム
SK∞ エスケーエイト
エビシー修業日記
おかしなさばくのスナとマヌ
キンタマーニドッグ
じみへんっ!!~地味子を変えちゃう純異性交遊~
DCスーパーヒーローガールズ
ぜつめつきぐしゅんっ。
装甲娘戦機
直感×アルゴリズム♪ 3rdシーズン
天空侵犯
PUI PUI モルカー
ぶらどらぶ
プレイタの傷
舞妓さんちのまかないさん
魔道祖師
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~
幼女社長
Levius -レビウス-(地上波放送)
ワールドウィッチーズ発進しますっ!
ワンダーエッグ・プライオリティ

装甲娘戦機 3話まで

面白いという感覚が全くない作品。

子供向けコンテンツのダンボール戦機から派生した作品みたい。このアニメが大ヒットしてもダンボール戦機のLBXとかいうロボの玩具は全く売れないと思う。何の意味があるのか解らない。

やっている事は謎の化物を相手に唯一戦う力を持っている美少女達が命がけの戦いに挑むという鉄板で面白くないスタイル。このタイプで糞だった作品は枚挙に暇がなく、面白かった作品の記憶もない。自殺行為みたいなジャンルのチョイス。

おもちゃ買ったら異世界に飛ばされたみたいなストーリーからして、突拍子もない感じで、そこで戦っている装甲娘達のノリ、一般人の暮らしぶり、オーバーテクノロジーだと思われる装甲車?、細かい事言えば、そんな車が走れる道路とも思えない道のりとか、95%くらい違和感、5%納得という感じ。違和感は不自然とは違って、だから糞って事ではないけど、違和感があると作品世界にのめり込めない。したがって全然面白くない。

ストーリーも3話など、死んだ装甲娘の敵討ちをしようとしている青年が命を懸けて戦うために用意した武器を簡単に主人公らに渡してしまったような感じなのだが、見逃してる?やろうとしている事はベタだが悪くない方向性に思えるが、とにかく脚本が下手なのか、演出が糞なのか、低レベルなストーリー。

ダンボール戦機のLBXが装甲娘たちのプロテクターになるという設定、要するにペガサスの模型みたいなのがペガサスの聖衣になるのと同じような理屈なのだが、全く違うデザインになっている感じがして違和感しかない。

ベースのLBXもお世辞にもかっこいいとは言えないデザインだが、それを装着した娘達は輪をかけてかっこ悪くどうしようもないクオリティ。ダンボール戦機というタイトルからしてセンスの欠片もなく、ちょっとオツムがヤバい人が強い決定権を持っているのだろうか?クビにした方がいいと思う。

足伸ばして床に座っているような体制で車みたいに移動する少女のダサさが異常。信じられない変さ。

だいたい、こういう形で戦う事になった少女達を「装甲娘」なんて呼ばないでしょ。僕は戦車が擬人化した美少女達の戦車ネタギャグアニメみたいなノリを想像していた。それが「装甲娘」って名称の持つイメージだよ。滅亡の危機に瀕した人類の最後の希望みたいな存在に着けるネーミングではない。

1から100までセンス無い作品。視聴にかなりの苦がある。

装甲娘戦記・・・あまりのバカさ加減に怖いもの見たさで逆に興味がわきますね。

>あまりのバカさ加減に怖いもの見たさで逆に興味がわきますね。 

3話までしか見てないのに突っ込みどころ満載で書ききれませんでした。

ダンボール戦機のLBXと書きましたが、3話まで見た感じだとLBXって無いんですよ。

現代社会で戦車と融合した戦車娘や戦闘機と融合した戦闘機娘が誕生する事と、モビルスーツと融合したMS娘が誕生する事は全く異なります。何故ならMSが存在しないからです。

この作品は存在しているように思えないLBXと何で融合するのか謎です。そういうものって事なんでしょうけど。

はっきり言って時間の無駄な作品ですが1話だけ見ると、尋常じゃなく長い変身シーンに度肝を抜かれます。

4,5人の変身美少女が存在するアニメは多々あるでしょうけど、ここまで単純に尺を使った演出を見たことがありません。いきなり時間稼ぎに来たのか?と思ったくらいです。

弱キャラ友崎くん 2話まで

そんなに面白くはないってのが正直な感想。

なんだかんだ言って面倒見のよい葵。精神論ではなく、一つ一つミッションを攻略していくようなシナリオ。割と論理的な話。意外と良い奴が揃っているクラスメイト。とは言え、まぁ世の中そんなには上手く行かないと思う。違和感が強い。

あと、何て言うか、リーダーシップ溢れる女子を引っ張っていくような男とか、特にこれといった特徴が無い、中の上程度の男が美人の幼馴染がいたり、妙にモテるとか、男性目線で都合の良い主人公がある意味当たり前だったと思う。そういう主人公だとワンパターンなので、本作のように同級生女子に引っ張ってもらって一皮剥けようという情けない男子を主人公に置くという設定って、正直ワンパターン以下な気がしてならない。

強い女子を描きたいなら「スレイヤーズ」くらい相当昔でも男に取って代わる女子はいた。

男性目線で見ると、情けない友崎君を共感先にするしかないのだが、何か釈然としない。

ボッチよりリア充の方が良いというのは、誰でも共通だと思うけど、同級生女子に指示されてリア充トレーニングするくらいなら、ボッチの方がマシだと思わないのだろうか?

この作品は男性向けとして成り立つのだろうか?女性向けアニメという事なら、特に文句はないのだけど。

【弱キャラ友崎くん 10話まで】
2話くらいまでだと、卑屈な主人公に嫌な印象を持つとおもいます。でも、回を重ねていくと、ヒロインの指導の下、ミッションをクリアする感じでどんどん前向きに行動するようになり、結構カッコよく見えてきます。卑屈な彼がなぜそれができるかって根拠が、一つのことを極めて得られている(ゲームですけど)ってことでまあ納得できます。元々ヒロインとの接点もそこでしたので、辻褄があいます。是非、視聴を進めてみてください。

蜘蛛ですが、なにか? 2話まで

転生したら蜘蛛だった件。

元いじめられっ子の割には妙にノリが軽い主人公。悲壮感が無いのはいいけど。

1月からのクールの作品は10本くらいしか見てないけど、2期とかを除いては上位の面白さ。ただ、こういうタイプの作品は元々ある程度見れるわけで、ベースの面白さに何をプラスするのか?って部分では、今のところ何もプラスしていないと思う。

どんどんスキルを獲得していくという展開は強くなった事をわかりやすく伝える方法としては効果的だと思う。系統としてはドラゴンボールの戦闘力と同じで強さの見える化ってのは有効。人間がスキルを獲得していく作品としては、ちょうど「俺だけ入れる隠しダンジョン」があるけど、あっちの方がずっと面白くない。

蜘蛛を主人公にしてしまうと、面白さというか、アニメ史に名を刻むための格みたいなのが頭打ちで、どうしてもただの暇つぶしになってしまう気がする。とは言え、人間を主人公にして、都合よく強くなっていくタイプの作品は、早々にご都合感が漂ってしまうのかなぁと。

上手い作り方している人間が主人公の作品がベストな気がするけど、そんな作品は今のところ見たことがない。

まぁ、とりあえず本作は面白い方の0点以上は期待できる。視聴は苦にならない。

IDOLY PRIDE 2話まで

今更ながら視聴開始。

まだ2話だから何とも言えないが、あまり面白くはない。アイドルのサクセスストーリーは私的ツボだったのだが、最近この手の作品はことごとく面白くなくて、面白い作品の出だしがどんなものだったのか思い出せなくなっている。

主人公が人生を左右するような決断をただ隣の席だったからというだけで強いられる展開や、担当アイドルで同級生が死んでしまうという筋書きはどっちかと言えばマイナス。ただ、そのアイドルが幽霊になって現れるというのは、この作品の重苦しさを消してくれそうで好意的に見ている。

そんな中、妹の琴乃がアイドルを志願してくるのだが、この子がまた暗い性格というか。

2トップはオーディションを経て、色々曰くつきで契約となったわけだが、その他8名(多分)がすでに存在していた。扱いに差があり過ぎると思う。

この手の作品は見ていて重苦しい気持ちになるとマイナスにしかならない。よく考えてみたら、この手のアニメのアイドル達は、ファンに元気を与えるとか言い出す。これアニメも同じだろ。ファンに元気を与えるのがアイドルなのに、そのアニメが見ていて重苦しいとか根本が間違っている。

地味に下積みから始めるようなストーリーがWakeUpGirlsみたいで暗い感じで嫌だが、キャラは全体的に明るい方に寄っていると感じる。

ただ、心に重くのしかからない軽いストーリーなんじゃなくて、馬鹿っぽい脚本なだけなんじゃないか?って不安がある。

続きを見ないと何とも言えないが、8・2くらいでダメな方だと予想している。予想を裏切られる事に期待する。


【ゲキドル 視聴終了】
全然集中して観ることができなかったから、後半のSF展開もよく分からなかった。もう一回見ても、面白いと思えるかどうか。伏線とかはってあったのかな。凡作ということで。

【天地創造デザイン部 視聴終了】
「ざんねんな生き物図鑑」っていう児童書が売れているそうですが、そういうノリでしょうか。亀の進化の回なんて、すごく納得したし、勉強になりました。教養番組としての面白さがあります。新しいジャンルのパイオニアになるかもしれません。良作です。

俺だけ入れる隠しダンジョン 最終回まで

どこにでもある薄っぺらい内容に、ちょっとしたお色気をプラスした作品だったが、最後にバトル展開を持ってきた。

バトルのショボさだけでなく、元々戦う集団という感じでもなく、何で勝てたのかもわからない。久々に見た申し訳程度のエンディング用展開。

ちょっと、どうしようもないというか何と言うか。。

バトルでもお色気でも異世界サクセスでも、それだけで一本アニメが作れるような要素をミックスさせた作品だけど、すべてが半端というか低レベルというか。とは言え、どれか1つに絞ったところで、面白くなる気がしない。

直感的に面白い作品を作ろうと思って本作が出来上がったのではなく、おそらく原作者はさまざまなヒット作や個人的に面白いと思った作品の要素を取り入れるという論理的な手法で作品作りを行っている気がするのだが、優秀な人間なら、作っている途中で、これじゃダメだと気付きそうなもの。それが出来ない時点で、全てをバトルとかサクセスに突っ込んだところで無理でしょう。

まさにアニメのLPが足りてないって事かと。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 最終回まで

1期は僕が競馬に一番ハマっていたグラスペエルの時代を舞台にしており、スペシャルウィークを主人公にした何度敗れても最後には勝利するような王道パターン。今回2期を見るにあたって、トウカイテイオーの時代を知らないこともあり、劣化した作品になるだろうなと思っていた。

視聴してみると、1期と異なり、夢破れた後で、新しい夢や目標を見つけて、もう一度立ち上がるようなテーマ性の作品になっており、はっきり言って1ランク上の内容に思える。

僕はトウカイテイオーの時代は競馬をやっていないので、詳しくないが、それでも競馬ファンであれば、トウカイテイオーやメジロマックイーンを知らない人はいない。

そんなレベルの僕の感覚だと、トウカイテイオーのライバルがメジロマックイーンという認識はない。ましてやツインターボなんてなおさら。

本作では、マックイーンがテイオーの目標になったり、七夕賞、オールカマーを連覇したツインターボがテイオーに発破をかける役を担うなど、競馬史という原作がある作品とは言え、これは僕では作れない。G1級の馬だけでなく、脇役的な馬たちがどういう活躍をしたのかを把握したうえで、物語のレールに乗っけられる人間じゃないと書けない。

黒い刺客ライスシャワーがヒールと思われる事に心を痛めているなど、人化している事によって伝わる部分の描き方も上手い。

最後に本作はある程度競馬を知っている人間にとっては、ある種の魔法をかけてくると言うか。

それは、この手の作品が最後は勝利して終わるなんて展開は極めて当たり前の事で野球だろうがサッカーだろうが最後に負けて終わる作品を探す方が勝って終わる作品を探すよりずっと難しい。

作り話なら当たり前の展開に、この作品は説得力を持たせた。史実だからと。

結末が史実としてわかってしまうというマイナス以上に、展開に説得力がある事は大きなプラスになっていると感じる。

正直言って感動した。1月からの未視聴アニメはいっぱいあるけど、本作がクール最高で間違いないと感じるレベル。

セントールの悩み
作品DBに良いレビューがあったから気になって今更見たけどあんな内容だったのね
内容の割には全然話題になってなかったなあ
あの頃はサクラクエストやってたからアニメ見てたはずなのに
言いたいことが山ほどあるけど頭の中でまとまったらレビュー書くかな

のんのんびより のんすとっぷ 最終回まで

悪意のないキャラクターに穏やかでほのぼのとした雰囲気の作品で、たまにすごく面白い話があるタイプ。こういう作品は面白い話のイメージを減ずる要素が少ない為、たった1話の面白さで総合評価が決まってしまうようなところがあるのかも知れないね。

何が言いたいのかというと、それ程面白いアニメではないんだよ。突出して面白い1話もなかった。

メインの4人以外のキャラも頻繁に出演、レンゲより年少のシオリちゃんが登場し、レンゲの成長も描かれていたと思うけど、別段感動の要素はない。まぁあっても困るけど。

方向性を考え直さないと、現状維持の面白さでしか今後も続けられない気がするね。

【無職転生異世界行ったら本気出す】
岡田斗司夫が褒めてたので2話まで視聴
いや…これすごいなって…言葉にならんわ…監督や資金力あっての物種なんだろうけどそういうの含めて言葉を失った
あにこれのユーザーはこれどういう評価してるのかなあ?

【怪病医ラムネ 視聴終了】
全く期待していなかったのだけど、結構楽しめました。何か浮遊霊っぽいのが人の心の悩みに取りついて怪病を発症するってパターンでしたが、患者のそれぞれの悩みの解消でハッピーエンドが約束されているので、視聴後の気分が実にいいです。キャラデザが古く、お色気もないのでヒットする要素はありませんが、そこそこ面白かったです。ビジュアル的なプラス点があれば良作でしょうが、面白い方の凡作ということにします。

>ビジュアル的なプラス点があれば良作でしょうが、面白い方の凡作ということにします。

ジャンプ、マガジン、サンデーを読んでいるんですが、それが良い事かはわかりませんが、絵柄みただけで直感的にアウトにしてしまう事が、ここ10年くらい当たり前になりました。有名どころでは「約束のネバーランド」とか1ページも読んでません。

ラムネは僕も2話くらい見て感想書きましたが、そこまでつまらないわけではないと思いました。

ただ、見た目から推察される面白さのポテンシャルが低すぎて、どうにもこうにも、もう心が動きません。

残念ながら、もう見ないと思います。

面白い方の凡作なら、僕でいう0点って事ですよね。未練なく切れます。

ログ・ホライズン 円卓崩壊 最終回まで

間隔が開き過ぎている。それに尽きると思う。

状況がどうだったのかがよく解らないのに、状況が分かっていないと楽しめないような話が始まる。それが終わったと思ったら、中国サーバーでのクラスティの話になって、本編とあんま意味ないんじゃないか?って疑問が。

終盤はアキバでのレイドになり、本作らしい面白さが出てきた。

MMORPGの世界に行ってしまうような作品は多々あるけど、まともにゲームやっている作品って本作しかない気がするね。

高評価だった、これまでのシリーズの延長として高評価するか、新作アニメとして考えて、よく解らない部分が多かったと評価するか微妙なところ。

一つ残念なのは、かなり待たされたくせに1クールで終わったところかな。この程度のボリュームなら、もっと早くに作れなかったのだろうか?

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】
以前TV放映のとき、途中で寝てしまった作品です。今回、新劇場版完結するということで、ツレが見に行こうというので、観直すことにしました。観直す前に勉強しておこうと思い、youtubeの解説動画(1時間40分)を見てから視聴したのですが、やはり途中で寝てしまいました。解説動画を見ていなければ、何が起こっているのか初見で理解するのは不可能でしょう。置いてけぼり感が強いし、Qは登場人物の誰一人として共感できないから、もう一度観てみたいとも思いません。NHKnoプロフェッショナル・仕事の流儀なんか観てしまったので、庵野氏の作品作りに対する姿勢はもう凄すぎで興味があるのですが、1周半廻って伝わんなくなっているように感じました。なんか新作見に行くのがすごくめんどくさくなってしまいました。私の中では駄作です。期待が大きかっただけに駄作。

【回復術師のやり直し 視聴終了】
基本は復讐劇。前世でかなりひどい辱めを受けているので、転生してからの復習もまあつり合いは撮れているかなとは思います。倫理的に大変問題があるとはいえ、観ていてそんなに不快にはなりませんでした。昔読んだ過激な少年漫画のような面白さがありました。復讐はやり遂げた後には充実感はなく、虚しさが残るものですから、1クールで復習の途中で終わっているのもワザとなのでしょうか。凡作です。面白い方の凡作。

ゆるキャン△ SEASON2 最終回まで

「のんのんびより」もそうだけどベースがとても心地よい作品で、癒しになると言うか。

本作はリンの原付の旅とか、ナデシコの初ソロキャンとか、その他メンバーが極寒の地で凍死しそうになる話などを経て、最後は全員で伊豆にキャンプに出掛けた。

さすがに誰からも反論ないだろうけど、本作はそれぞれのメンバーが個別にキャンプやってるより、みんなで一緒に行動した方が明らかに面白いんだよ。それをやらないから、出し惜しみするから、最後まで取っておくから、総合的にみて大して面白いアニメにならない。

1クールひたすらキャンプやってるだけだと単調な話になると言うなら、そうしないでいいけど、リンの旅とかリン自体が面白味が薄いキャラな為、明らかに面白さが弱いので、そんなものは描かずに学園での部活動の様とか、皆でバイトしてるとか、買い物に出かけるとか、とにかく全キャラが揃っている状態を描くことが望ましい。

「ごちうさ」のメンバーでも行きそうな、ワイワイガヤガヤのキャンプばかりでなく、キャンプ好きだからこそ魅力がわかるソロキャンとかを取り上げて、キャンプをテーマにした作品らしさを出したいのかも知れないが、そういう拘りはソロキャン描いても十分面白い作品作ってからにしようと説教したくなる。

このままだと趣味がハマった人以外では、そこまで高評価出来ない凡庸な作品になってしまうのではなかろうか。面白い方の0点てところかと。

IDOLY PRIDE 最終回まで

ポジティブな意味で最初から作り直した方がいいんじゃないかと思う作品。

新人アイドルの頂点とトップアイドルの違いがわからないが、要するにパフォーマンスバトルで勝ち上がって頂点を目指すような話。

「ラブライブ」を高評価しているけど、その理由の1つに描きにくいアイドルの成長という部分をラブライブ人気投票が上昇していくという流れで分かりやすくした点を挙げる。

本作では、より一層解りやすい勝ち抜きバトルを描いているのだが、全く嚙み合わない印象。

「ラブライブ」は新曲披露とかをキッカケに人気が上がるという筋書きになっているが、本作は特にこれと言ってパフォーマンスが大幅に良化するような取り組みをやってないのに、デビュー以降連勝街道を突っ走ってしまった。

曲がりなりにもアイドルと名乗っている集団なら、それなりに青春をかけて取り組むであろうハードなレッスンという、ありきたりな物だけで、そこらのアイドルなど相手にならないメンツが揃っていたとしか受け取れない。

AIが決着をつけるとか、方法は何でもいいんだが、そもそも、パフォーマンスの良し悪しって納得行くように描くことが難しいよね。本作の場合、視聴者がどちらが上か決められるような作りには準決勝までなってない。シナリオ上必然的に勝ち上がった風。

ちなみに準決勝で敗れたライバルアイドルや決勝まで上がった月と太陽の2グループのパフォーマンスは概ね良かったと思うが、その反面優劣がつけられないと感じた。

幽霊として登場する元レジェンド級アイドルの麻奈とその心臓を移植された現役アイドルリーダーと、不仲なのか仲良しなのかもよく解らない妹とのすれ違いとか、描き方が良く無くて全く伝わってこない。そもそも、妹は姉の決勝ステージを見に行かないとか不貞腐れていた理由って何?

移植された心臓が、伝説のアイドルで同じ事務所の仲間の姉さんだからとか、関係なくね?ドナーは公表できないと言いながら、公然の事実みたいに語られる違和感。

幽霊が消えそうになって苦しむとか、そういう演出が必要?幽霊ってそういうものじゃなくないかな?

最後にバトル、バトル、戦う、戦う、とそういうスタンスでアイドルとして人気出るの?って思うが、そこは大目に見るとしても、何かやってる事が「食檄のソーマ」みたい。アイドルって概念が優劣をつける事に向いてないと思う。

謎な理由で高卒マネージャーになってしまった隣の席の少年の事をずっと好きだった。みたいな終わり方だが、その恋バナの肉付けが全然足りてない。

脚本だけ読むと泣ける話なんだろうけど、妹との関係、恋バナ、臓器移植する事の意味、ライバルにとっての麻奈という存在の意味などなど、描き方が半端で、キャラが感極まっている事に対して、こちらの気持ちが入ってこない。

出来の悪い泣き系風味のご都合ストーリー物って評価になっちゃうかな。面白くもなく、つまらなくもない0点程度か。

彼女は主人公に好きと言ったのに、彼女は気が変わった 、そうして、彼女は彼をもう好きじゃない!!信じられない!!!どうして彼女はひどいことをした?!
みんな、この酷いキャラクターを憎んでくお願いします!!!彼女は主人公を拒絶しやがったから!!!!彼女は最低娘だよ!!https://www.nicovideo.jp/watch/sm37386050

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 最終回まで

たとえば「天晴爛漫」みたいに軽いノリだけど最後までキリっとせずに軽いまま終わったような陳腐な物語。

何一ついいところがないだけでなく、何もかもが外しているような作品。

裏で暗躍しているような奴らは、それなりにシリアスな動機を持っていた方がいいと思うのだが、冗談みたいなノリ。

戦闘シーンはかっこいい方が良いと思うが褌で鍬振り回しているような奴や、ダサいバッタとの融合怪物みたいなのがいる。アニメとしての動きも良くない。

設定に忠実に主人公が圧倒的に強い方が良いと思うが、途中から仲間になった大柄の武闘家みたいな女の子が結構強い。

その割には作品上最強クラスである村長の弟子であるマリーさんや、ブリトラ装備の女の子とか、思いのほか戦力にならない。

全体を通して、かっこいいと思わせる要素は全部廃したような印象。面白いとかつまらない以前に、何で商品として成り立つのか謎だ。

そこまでつまらない作品ではないけど、兎に角いいところが無く、良いところをあえて潰している印象。

弱キャラ友崎くん 最終回まで

こういう作品て案外2期があったりしそうだけど、僕は見たいと思わないかな。

単純に友崎のキャラが堂々としてくるというよりも、長く一緒にいると慣れてくる感じで、リアルと言えばリアルだけど、テンポよく成長していくというタイプになっていない。

そんな本作だが、一番スッキリしたというか、期待感が高まったのは、クラスの偉そうな女子がゲームで友崎に勝てない中村君を馬鹿にするような発言をして、友崎がキレたところ。これが4話くらいなんだと思うけど、その方向性で伸びていくと期待したら、そんな作品ではなかった。

やっている事は終始一貫してちょっと無理目なコミュニケーションで、友崎もつらいだろうけど、見ている方もつらい。自分がそれ程コミュニケーション能力高くなくても、相手のコミュニケーション能力が高いと、上手く嚙み合ってしまう事が現実的によくある。

本作は、友崎を弱キャラにする為、結局相手のコミュニケーション能力も本当の意味で高く設定する事が出来ない。一番友崎を理解している男性キャラである水沢君とか何考えてるかわからない。中村君は喧嘩っぱやい感じのとっつき悪いキャラで、多分現実的に考えたら、一番とっつきやすいのは竹井君なんだけど、彼は一番の空気だ。

最初から人間性が近くて馬が合うイケメン集団みたいなのがあって、そいつらは別にコミュニケーション能力が高いわけではなく、ただの似たもの同士の仲良し集団なだけ。

そんな奴らをクラスのヒエラルキートップのリア充と位置付けて、お近づきになるというシナリオは正直シックリこないかな。最初から友崎に近い菊池さんなんて、別段スキル使わなくても仲良くできているじゃないか。合わない人に無理矢理合わせる必要ないんだよ。

スキルを身に着けるのはいいけど、だんだん裏表の二面性が出てくるというか、生きてて楽しくない感じがしてくる。最終回では、その方向性が間違ってると葵にたんか切るような感じになるけど、必然的な流れかな。

男性目線と言われたら返す言葉がないけど、上から物を言ってくる女の子とは一緒にいたくないと思う。だから、本作では葵の魅力が全くない。

4話くらいで友崎に男らしい一面が見えて、その方向性で、キャラそれぞれのラブコメが展開していくのかと思った。なので、取っ掛かりとして、重度のゲームオタの暗いキャラからスタートするって設定がそもそも必要なかったのでは?と思った。「俺ガイル」とかと同じように出来るんじゃないの?って「俺ガイル」の主人公もボッチだけど、女の子に上から指示されて成長していくような卑屈な話ではない。

ただ、すぐにそういう問題じゃないと気付いた。友崎君はどこまで行っても弱キャラなんだよ。強キャラになったら、作品が成り立たなくなる。

うん、こういう話は好きじゃないね。

【シン・エヴァンゲリオン劇場】
ツレに半ば無理やりでついていきました。2時間半の上映時間でしたが、退屈することなく観れました。てか、面白かったです。画面、カット割りがとても心地よく、見応えがありました。かえって戦闘シーンが退屈に感じました。
実にエヴァらしいエヴァとでもいいましょうか、演出のお化けと言いましょうか、設定がどうなってるとか何やっているのかよく分かんなくても楽しめちゃうところがあります。そう、理解することを放棄しても構わない力強さとでもいいましょうか。
もう人類補完計画とか、常人の感覚では理解できないことなのは間違いなさそうですから、頑張って理解しようとも思いません。エヴァはそれでいいのでしょう。
劇中、ボイジャー[日付の無い墓標]という曲が流れました。これは80年代前半に公開された小松左京原作のSF「さよならジュピター」の主題歌でした。この映画、ハリウッドにも負けない特撮、初めてのCGで木星が爆発するなど、特撮好きにはものすごく期待された映画でしたが、その出来栄えは子供心にもチャチく感じてしまい、がっかりさせられたことを覚えています。主題歌はよいが、映画はカスというのが仲間内の評価でした。しかし、エヴァでのこの曲のシンクロ度は抜群で、実に感動的でした。30年越しに、この曲のよさが補完されたと感じました。

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 11話まで

ここまでで1期終了の模様。

割と作り込まれた世界観と、スピード感のあるバトル、強くなる為のプロセスとか、久々に安直にスキルを身に着けるのではなく、修行するアニメを見た気がする。

女の子たちも極めて特殊で第一印象が悪いタイプばかりだが、時間とともに魅力的に思えてくる。

主人公のドライな考え方とかは、前世の経験から来ているんだと思うけど、異世界としての外殻が良く出来ているのだから、ぶっちゃけただの異世界物でも面白く作れた気がする。

主人公が変態的なスケベでロリコンな感じとか、ただのスケベ系主人公やラッキースケベに恵まれた真面目野郎とかを描いた作品よりも、むしろ悪いと感じてしまう。

凄く考え抜いて作品作ってるんだと思うけど、取っ掛かりの部分で失敗したタイプ。

見所はあるけど、絶賛するほど面白くはない。それなり。

裏世界ピクニック 最終回まで

ホラー映画のような恐怖感満載の世界で遭遇する化物を銃火器で倒して行くような話を作りたかったのだと思うが、結構無理がある感じ。どこで銃を手に入れて、弾丸はどこで補充しているのか、最後まで解らなかった。

雑な作りではあるけど、アニメで異世界と言ったら、どこにでもある世界観だが、本作の裏世界は、今まで似たような世界を見た記憶が無い。かなり斬新な部類に入ると思う。なので、まぁ細かい事は目を瞑れる。

それ以上に問題なのが、相当危険な世界なのは誰の目にも明らかで命からがら脱出したと思った後に鳥子の「次いつ行く?」という言葉に激しい違和感があって、馬鹿というかリアリティがないというか。裏世界はピクニックに行くような場所ではない。

ぱっと見安全なリゾート地のような海岸でも、裏世界の時点で海水浴を楽しもうなんて発想には普通ならないだろう。案の定危機が迫る。いよいよヤバいとなると、途端に空魚の眼力や頭の回転がキレキレになって解決してしまう。ゆえにゴーストハント的な面白さがない。雑な倒し方になってしまう。

結局、最後まで見ても、ただの馬鹿な奴らが自殺行為としか思えない裏世界ピクニックに出掛けている終始一貫してアホな作品で見ていて疲れるし、体感時間も長い。こんなアニメはもう作らないでいいよ。

プレイタの傷 2話まで

第一印象が「ハンドシェイカー」。小綺麗な感じでリアルティがない街並みとか既視感が強い。

内容は「タブータトゥー」みたいな、まぁ能力者のバトル物みたいなのだと思われる。ただ、2話まで見ても、これは面白そうだと思えるバトル展開になっていない。バトルのこの作品ならではの概念が見えない。

正義感が強くていい奴、小綺麗でシャープな感じのイケメンで強い。そんな主人公が尊敬する街の英雄と出会い、ひょんな事から共闘する事になり、英雄を庇って負傷した結果、逆に英雄からタトゥーの力と街の平和を託されたという王道な感じのストーリーなんだけど、その英雄と主人公が接していた時間が累計2時間くらいしか無いように思える。

初めて英雄と出会って命を救われた過去の出来事から遡れば数年の付き合いになるのだから、数年間一緒にいたって設定の方が良かったんじゃないかと思う。実際は血のつながらない弟と数年一緒にいた。こういうところがなんか腐女子向け丸出しな感じ。

登場人物も一癖も二癖もあることが最重要みたいな胡散臭いイケメンで、多分理屈っぽい奴より直情的な奴の方がかっこいいと思っているのか、行動が単純というか丁寧じゃない奴が多い印象。

日本の中の法の及ばない地域が舞台という設定だが、はっきりいって非常に適当に作られた設定に思える。ただ、初期設定なので、そういうものだと言われたら、納得するしかない。

納得はしても、意味の解らない抗争があったり、法治国家である外のエリアに住む人間も法を守っている感じがしないとか、アウトローなイメージを構築する段階で世界観の説得力を大幅に失ってしまった感じ。

そうこうしているうちに2話終わるんだけど、その結果上記したように、バトル物だと思うのに、バトルを魅せてくれない。

まぁ10中8、9駄作。意外と体感時間は短い。

魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 最終回まで

ファンタジー世界の住人がファンタジー世界を冒険する。よく考えたら「グランブルーファンタジー」もそうだけど、もっとガッツリとシナリオを感じさせるタイプで、古い原作だけど逆に新鮮に思えた。

昨今の異世界ファンタジーって、もうご都合チート主人公ばかりだから、正直好感が持てた。

元々のクオリティがどの程度か知らないけど、オーソドックスにシナリオを進める作りでも良かったと思っている。ところが、本作の場合は3つ程問題があった。

1つ目は20年くらい前のオーフェンの時代から期間が開き過ぎていて、話をよく覚えていないところ。

2つ目は、「はぐれ旅」が超久々に放送されてからも、さらに期間が開いた事。直近のストーリーすらおぼつかなくなる。

3つ目は、何だかんだ言ってシリアスなストーリー物であるはずなのに、同行に必然性がないマジクやクリーオウがボケをかまして、シナリオを茶番にするだけでなく、ボルカン、ドーチンとか存在意味が解らないキャラも結構目立っている。

本作でオーフェンは4作目だけど、この作品はどうでもいいキャラが目立つとつまらなくなるタイプ。一番最初のオーフェンもボルカン、ドーチンの存在意味が解らず、くだらない話になっていた。

本作に限って、致命的に分かりにくいのが、多分4回くらい説明セリフとか入れてると思うんだけど、天人とかドラゴン種族とか神とかの関係が全然わからない。ドラゴン種族は普通に考えたらトカゲみたいなドラゴンをイメージするけど、多分人間みたいなドラゴン種族もいるし、レキとか犬みたいなドラゴン種族もいる。わかりにくい。

また、人間みたいなドラゴン種族と女神の多分ベルザンディが見た目がそっくりに思える。字で書いた方が分かりやすい部分が言葉で、見た目で判断してほしい見た目がそっくりとか、作り方に問題があった気がする。

最後に、オーフェンという名前がどっから来ているのか知らないけど、本名が多分キリランシェロで、昔から彼を知っている人は当然キリランシェロと呼ぶ。本人にとっても、マジクやクリーオウ等のオーフェン時代からの知り合いにとって、オーフェンという名前は特別な意味があって、キリランシェロと呼んで欲しくない。みたいな会話が出てくるんだけど、さっぱり分かりません。どうでもいいだろそんなの。

20年前のオーフェンが超面白かったわけでもない、この原作でリメイクしたところで、たかが知れており、かといって、続きの話にしたら、意味が解らない。難儀な作品だね。0点。

【21年冬アニメ 評価】
大体見終わったので評価します。途中経過ではすごく期待した作品が多かったですが、後半それほど盛り上がらなかった作品が多かったように思います。
例によって上から面白い順。
◎かなり面白い ○面白い △つまらん ×切った ◇視聴途中 ↑評価向上 ↓評価下落

〇↑◇Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season(後半クール)
〇↑Dr.STONE(第2期)
〇↓スケートリーディング☆スターズ
〇BEASTARS(第2期)
〇↓弱キャラ友崎くん
〇↓2.43 清陰高校男子バレー部
〇バック・アロウ
〇回復術士のやり直し
〇はたらく細胞BLACK
〇↑ホリミヤ
〇怪病医ラムネ
〇◇怪物事変
〇天地創造デザイン部
〇たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
〇ゆるキャン△ SEASON2
〇転生したらスライムだった件(第2期/第1部)
〇のんのんびより のんすとっぷ
△↓ゲキドル
△↓裏世界ピクニック
×蜘蛛ですが、なにか?
×WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~
×オルタンシア・サーガ
×俺だけ入れる隠しダンジョン

17勝6敗 勝率 .739

撮り逃したけど観たい
岸辺露伴は動かない
約束のネバーランド Season 2

2期モノとか、まず観ない
アイカツプラネット!
アールレーン びそくぜんしんっ!
WIXOSS DIVA(A)LIVE
ウマ娘 プリティーダービー Season 2
SDガンダムワールド 三国創傑伝
おそ松さん(第3期/第2クール)
チョコ松さん~バレンタイン編~
おとなの防具屋さん(第2期)
銀魂 THE SEMI-FINAL
五等分の花嫁∬
SHOW BY ROCK!!STARS!!
真・中華一番! 第二期
新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future
7SEEDS(第2期)
トランスフォーマー:ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー第Ⅱ章:アースライズ
トロピカル~ジュ!プリキュア
七つの大罪 憤怒の審判
八十亀ちゃんかんさつにっき 3さつめ
闇芝居(第8期)
ログ・ホライズン 円卓崩壊
ワールドトリガー 2ndシーズン
文豪ストレイドッグス わん!
魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編

よく分からない
アーヤと魔女
アイ★チュウ
アイドールズ!
IDOLY PRIDE
異能アイシス
EX-ARM エクスアーム
SK∞ エスケーエイト
エビシー修業日記
おかしなさばくのスナとマヌ
キンタマーニドッグ
じみへんっ!!~地味子を変えちゃう純異性交遊~
DCスーパーヒーローガールズ
ぜつめつきぐしゅんっ。
装甲娘戦機
直感×アルゴリズム♪ 3rdシーズン
天空侵犯
PUI PUI モルカー
ぶらどらぶ
プレイタの傷
舞妓さんちのまかないさん
魔道祖師
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~
幼女社長
Levius -レビウス-(地上波放送)
ワールドウィッチーズ発進しますっ!
ワンダーエッグ・プライオリティ

【戦闘員、派遣します! 2話途中】
面白くないわけじゃないんだけど、この主人公見た目も性格悪そうだし、キャラもその通りだし、ギャグとしては面白いのかもしれないけど、観てて大した感動もないですね。共感できるキャラもいそうもないし、作画も微妙。これ以上観なくていいかな。というわけで切ります。

今季切りました。
・戦闘員、派遣します!

ゲキドル 2話まで

役者でもアイドルでもいいけど、そのサクセスストーリーとしては不要な設定をこれでもかとぶち込んできた印象。

場末の劇場が3D投影みたいな最新機器を世界で初めて導入?現在進行形で世界唯一アンドロイドが働いている異次元の設定。

登場人物の絵柄はざっと見て、好み以前の問題として、凡庸な顔立ちに見える。作中で顕著に可愛いと感じるのは主人公のセリアだけで、それ以外は3段くらい下がる印象。脇役としてデザインしたキャラが手違いでメインに採用されてしまったような感じ。

主人公に次ぐ重要人物だと思われる、2話の時点では2トップを張ると予想されるアイリは声優が新人?

もろもろの非現実的設定が後で生きてくる可能性は0じゃないが、主人公がぬいぐるみ相手に家族ごっこしているヤバい奴なところは、どう転んでもマイナスにしかならないと思う。

変な世界に主人公だけまともで、驚きの連続みたいなストーリーだったら、主人公に感情移入すればいいんだと思うけど、主人公が変な奴だと、誰にも感情移入できなくて、話が頭に入らなくなる気がするね。

主人公が正気じゃない奴で面白かったアニメガ歴史上存在しないかも知れない。

【Vivy -Fluorite Eyeʼs Song- 2話まで】
 板で人々を幸せにするとか、微妙な作画の虐殺シーンとか、冒頭なんかいかにも破綻しそうな感じだなあと思ったけど、過去にもどって未来を変える系の話にもってきたことで、ガチSFの雰囲気が出てきた。その後の未来から来たAInoキャラも人間味が無くていいキャラになっている。AIが人類の陣地を超えるシンギュラリティを扱った作品が今日的なトレンドになるけど、しっかり脚本を練ってくれればかなり面白くなるかも。
 30年前にディズニーランドに行ったとき、ぬいぐるみの楽団が歌を披露するアトラクションがありました。あの時確かに自分は寝ていたし、客もほとんど歌なんか聞いていませんでした。心の無いヴィヴィの歌を誰も聴いていない描写が、その時の思い出とやけにかぶって、ちょっとリアリティを感じて面白いと思いました。

【灼熱カバティ 1話】
面白いね。カバティのルールもよく分かった。どこでも誰でもプレイ出来そうな単純で奥深いスポーツって感じ。タックルとか工夫すれば小学生でも楽しめそう。主人公が昭和なスポーツ界に嫌気がさしたストライカーってのも面白い。期待大。

【スーパーカブ 1話】
いい感じの日常系。スクーターが登場するまでは、原付と言えばスーパーカブって時代だった。何もないおとなしい女子高生が、原付バイクを得たことで行動範囲が広がり、新しい世界が開けていく感じがいい。これも期待大。

【俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2期)】
 俺妹は、10年前に今のアニメの実力を認識し、本格的に深夜アニメを観始めたきっかけとなった作品。その結末はWEBでということだったので、長い間観ることはなかったのですが、ようやくAT-Xで放送したので、見届けることができました。しかしなんだろうこのもやもや感・・・。
 京介と桐乃の恋愛が成就するには、あまりにもハードルが高すぎるし、普通に考えてそんなことになれば社会的に死んだも同じ。それでもそれを貫き通すしかこの作品の筋を通す方法がないわけだけど、それでハッピーエンドにはなりえないわけです。そう、誰もが「気持ち悪い」としか思えないのです。
 それなのに、ラスボスの麻奈美の正論を振り切ってまで、京介は桐乃を選ぶのです。そこまでやるのか、筋は通ったけど、その後の二人のことを考えると不安しかない。
 結婚式まで挙げて、はい、普通の兄弟に戻ります????これまでの京介の妹ラブの徹底ぶりは何だったの???確かにそうするしかなかったのは分かる。しかし、それじゃテーマは破綻するし、麻奈美をはじめ振られまくった女の子たちがあまりに可哀想ではないか。
 中途半端というか、京介も桐乃もことごとく選択ルートを間違えてやいないか。劇中のエロゲーにあるように、行きつくところまで行くしか作品としての筋は通らなかったのです。
 結局この作品のテーマは元々無理ゲーだったってことになります。大好きな作品だっただけに最後はガッカリ。これまでは名作だと評価していましたが、この結末では残念ながら良作どまりです。実に残念な結果でした。

ゲキドル 最終回まで

このレベルで面白くないアニメは滅多にないレベルの超駄作。終始一貫して視聴が苦痛な作品。

シナリオが妄想の域を出ておらず、何をやったら、何が起こるのか、納得が行くような作りになっていない。意味わからない事をやっているだけで、シナリオ都合により、都合のいい方に向かう程度のレベル。

一種の洗脳により幻覚を見せるようなシーンを多用した結果、現実なのか幻覚なのか解らない展開に。最後の方に出てきた重要アイテム「クロノクリスタル」とか、知らねーよって話じゃないかな?

作者の妄想の中では整合性が取れているのかも知れないけど、他人に見せるのは100年早かった。

ただ、ざっくりと言えば、未来の世界を救うためにやってきた未来人の話なんだという事はわかる。そんな話に何で演劇を絡める必要があったのかが全く解らない。

ただの演劇ではなく、アイドル要素も取り入れたゲキドルとか造語を作る気合の入れようだが、この作品で演じられる劇の数々は、それを上手く演じる為に必要な重要事項などが浮き彫りになる事もなく、それゆえに、何を努力したらいいのかも解らない。結局、素人のセリアなど、死に物狂いで練習していると思われるシーンもない。アイドル活動は2話くらいで出た限りで、そっからはただの演劇になっている。

結局のところ、演劇でもアイドルでもいいけど、それを魅力的に描き切る能力もなかった。

学校の教室で体育座りしながら鑑賞する劇とか学芸会以下だと思うが、そのクライマックスでセリフ間違えたのをアドリブで胡麻化した悪乗り展開にしか見えない、劇なのかリアルなのか解らないセリフの応酬に観衆が拍手喝采とか茶番劇も甚だしい。

一つも良いところが無いだけでなく、全部悪いと思える。どこが悪かったか?と考える過程で他にも悪かったところが浮かんできて、収集が付かない。頑張ってまとめたのがこの文章だが、語りつくせない程悪い部分が多い。

正直、2話くらいみた時点で、とんでもない駄作になる予感がしたので見たと言っても過言ではない。駄作界の超大物。文句なしの超駄作。どこに出しても恥ずかしくない駄作。多分、年内最低アニメ。

【究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら 4話まで】
一気に4話まで観てしまった。巻き込まれ型のシナリオで面白い。主人公の立ち位置も、陸上大会でのトラウマや妹との不仲ではあるが、元々は将来を期待されていたすぷりんだーだったってのもバカバカしい話に深みを与えれている感じ。おもり録もなんともないクソゲー、やらなければいいだけの話なのだけど、それをやらずにはいられないようにどうもっていくのか脚本に期待。

【セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者- 1話途中】
ありがちな化け物が人を食いまくる大量虐殺。そいつらは進撃の巨人よりずっと怖くない。突然現れた美少女がそんな連中をバッタバッタと切り捨てる・・・何が面白いのだろう(笑)
退屈な謎の戦闘シーンが延々と続く・・・派内は一向に進みそうもない・・・
はい、切りましょう切りましょう

今季切りました。
・戦闘員、派遣します!
。セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者-

【ましろのおと 1話】
津軽三味線の演奏が実に刺激的で、チャラ男のファンたちから喝さいを浴びるだけの説得力がありました。落語心中とか、この音とまれとか、この手の作品にはずれはないですね。いい感じのスタートで楽しめそう。

【すばらしきこのせかい the Animetion 4話途中】
 ゲーム世界にダイブする話なんだけど、なんかよく分かんないなあ。ノイズっていかにも雑魚キャラモンスターを倒すだけの、それこそゲームみたいで退屈だし。キャラももろCGでビジュアル的にもつまんない。ドラマっぽい要素は面白そうだけど、無駄に長く感じる。というわけで切ります。

今季切りました。
・戦闘員、派遣します!
。セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者-
・すばらしきこのせかい the Animetion

【Fairy蘭丸~あなたの心お助けします~  1話途中】
あ、腐女子向けですね。こういうの求めてないので。切ります。

今季切りました。
・戦闘員、派遣します!
・セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者-
・すばらしきこのせかい the Animetion
・Fairy蘭丸~あなたの心お助けします~

スケートリーディング☆スターズ 最終回まで

普通に面白い。

スケートリーディングという架空の競技を描いている点を除けば、オーソドックスな作品で、スポーツ物の面白さをよく出せていると思う。

リアルなフィギュアと違って、高得点を出す為の細かい部分の理屈がなく、凄い事やったら、凄い点が出るみたいな感じ。

人間技じゃないサーベルキャッチとか、アイドルがスケート始めて短期間でファイナル出場寸前まで行ける。

ノースリーブの野郎のダンスなんて見たくないと思ったが、案外そういうシーンは少ない。リアルなフィギュアなら押さえておかないといけない部分がスケートリーディングにはないから、良いところだけ画面に映せば良い。その反面芸術点とかがさっぱり伝わらないけど。

突っ込み所のように思えるが、そうする事で逆に良くなったと思える。

与えられた材料で最高の結果を出した印象。2日で全話見終わるレベル。5点。

【シャドーハウス 1話途中】
やたらカットが長く、時間がたつのがすごく遅く感じる。なにやら影だけのご主人様と粋人形の話のようだけど、事件らしい事件も起こらず退屈なやり取りが延々と続く・・・と思ったら10分もたっていなかった。こりゃ苦行だ。というわけで切ります。

【BLUE REFLECTION RAY/澪 1話途中】
いきなりきらびやかな怪物との戦闘から入る。事件から入るのは定石としても、これあまりに既視感が強い。素人マンガのような平面的なキャラデザに、箱庭のような建物…リアリティがまるでなし。作画スタッフも期待できそうにない。というわけで即切り。

切りやすい作品が続いて助かる。

今季切りました。
・戦闘員、派遣します!
・セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者-
・すばらしきこのせかい the Animetion
・Fairy蘭丸~あなたの心お助けします~
・シャドーハウス
・BLUE REFLECTION RAY/澪

2.43 清陰高校男子バレー部 最終回まで

普通に面白い。2日で全部見れた。

チカがバレー大好きになったのはいいとして、コミュニケーション能力が著しく欠如してしまった理由とか、ちょっと気になるところはあるけど、美味いか不味いかはわからないが、それがこの作品の味なのだろう。別にマイナスにはならない。

ライバルが実質福蜂高校しかいないが、その結果、福蜂高校の大会に向けた意気込みとか、かなりシッカリ描くことが出来た。県大会で敗れて泣いているシーンにはグッと来るものがある。

競技が違うだけで、やってる事はH2とかと変わらない印象。元のチームでは全くダメなところを、新戦力の加入をキッカケに強豪へと飛躍していく。よくある王道スポーツ物な感じ。

強いて違うところを言えば、清陰高校はたった8人しか部員が居ないのに、1人1人の描き方は薄い気がするね。例えばラグビー部から移籍した2年生は派手な外見とは裏腹に中身が全く目立たない。まぁ0から部を立ち上げる系の作品じゃないし、どのみち尺が足りなくなると思うので仕方ないか。無駄な事に尺を使ったとも思わない。

5点.スケートリーディングよりは、若干上な印象。

ホリミヤ 2話まで

少女漫画みたいな感じで、ヒロインは戸松遥のテンプレみたいなキャラ。類似作品にいい印象が全くないタイプの作品だけど、そこまでつまらないわけではない。

宮村君は清涼感があるタイプというか、悪い事を考えることが出来るタイプじゃないというか。

そんな宮村君と堀さんが、親交を深めていく作品で最後は恋愛に繋がるのか?は解らないけど。

そんな作品だけど、まず、宮村君がピアス9個開けて、タトゥー入れてる理由が解らない。2話の時点では、ただ衝動的にやってしまったというだけのアホで、よく若気の至りとか言う人がいるけど、年を取ってから、タトゥーなんか入れなければ良かったという後悔の現れだと思う。本作は若いうちからタトゥーがばれないように長袖で過ごすとか、すでに苦難を味わっている。

僕は何かタトゥーが当たり前の海外で人気のスポーツをやっているとか、ミュージシャンをやっているという話が出てくるのかと予想したが、今のところそんな話がない。

これだと、宮村君に共感する事が出来なくなるだけだと思う。タトゥーを入れていると反社の人間だと思われるとか、そんな事ではない。日本という国において、タトゥーを入れる事がでっかいマイナスになる事も解らないアホだという事実が問題なのだ。そして、そんな人間に堀さんが好意を抱くことが理解できない。

意外性のある二人というコンセプトの作品なのかも知れないが、その意外性が作品を面白くする気がしない。

よくある少女漫画の恋愛物と違って、視聴が楽なんだけど、この作品はどのみち大して面白くならないのでは?

EX-ARM エクスアーム 3話まで

CGの動きが拙いため、ゲームのムービー見ているような印象になる。個人的にそういう部分はあまり気にしないのだけど、本作の場合、ちょっと気になるのは、ある程度以上の敏捷な動きが出来ない仕様なんじゃないかってとこ。

要所要所で(見たことないけど)マトリックスみたいなスローモーション?で誤魔化している印象で、アクションに魅力が感じられない。

ストーリーは割と興味深い感じで始まったのだが、エクスアームというオーパーツを回収していくだけの話がずっと続いて、最後に締めのシナリオを投入するパターンな感じ。そういう作りが成り立つのは1話1話のシナリオが秀逸で、アクションが魅力的な場合に限ると思う。

この拙い感じの作品を成り立たせるのは動きとか絵柄関係ないシナリオで引っ張るしかないのに。

主人公は16年くらい経って、脳だけで生きているような状態になってしまったが、交通事故にあったのだから、そうなった事に違和感がない。ただ、単に脳だけで生きているのではなく、オーパーツの一つとして超科学的な能力を発揮するという事なのだが、どうもやっている事はただの人間でもアニメなら出来そうなハッキング能力しかなくて、シナリオを構築する際にハッキングを前提とした謎解きに頼るスタイルなのかなぁと思ってしまった。

「アルドノア・ゼロ」は圧倒的な科学力を誇るロボ相手に創意工夫で撃破していくような話だったが、本作はエクスアームに対して、創意工夫で戦うというタイプでもない。かといって、結局は武力に換算される様々なエクスアームの能力に対して、同じような何らかの超科学の力を武力転用して戦う「ハンター×ハンター」の念能力バトルとも、また違う。

バトルに知的なものはあまり感じない。

世界観は、治安やモラルが低下した日本という印象だけど、2030年までの世界情勢がそうさせたという一応の理屈を設けていると思う。ただ、それがあまり上手くない感じで、むしろ主人公が事故にあったのが2004年にして、作中を2020年にし、世界観がこれといって現代日本と変わらない状態で構築した方が、説得力がある作品になっていたように思える。

近未来というのは、現代の延長だから、ファンタジー世界と違って、何をやっても許されるというわけではない。下手な作りをするとファンタジー世界なら気にならない部分に違和感を覚えてしまう。

本作も何があったにせよ日本の現代の延長とは思えない世界観だ。

どう頑張っても0点を超えないだろうなと思う。

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