1934年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメ一覧 5

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1934年夏(7月~9月)アニメランキング1位
ポン助の春(アニメ映画)

1934年8月1日
★★★★★ 4.1 (2)
12人が棚に入れました
トーキーアニメを精力的に制作していたPCL映画制作所による作品。タヌキとキツネの奔放な化かし合いを描いた『動絵狐狸の達引』で注目された大石郁雄がその5ヶ月後に送り出した作品。やはり、タヌキのポン助が主人公の短編アニメ。大石はよほどタヌキが好きだと見え、更にその2ヶ月後にはおとぎ話に題をとった『カチカチ山』も公開している。なおPCLは、戦後、東宝教育映画として組織改編されるが、その初期に『ポン助の春』『ポン助の腕くらべ』といったポン助シリーズ、および『動絵狐狸達引』をニュープリント版として再配給している。

計測不能 1 1934年夏(7月~9月)アニメランキング1位
かちかち山(アニメ映画)

1934年8月8日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
昔話の「かちかち山」に題をとった1巻ものの短編アニメで、上映時間は14分。いたずらダヌキをウサギが次々にこらしめていく物語。作画を担当した大石郁雄は、本作の前に、タヌキとキツネのスピーディーな化かし合いを描いた『動絵狐狸の達引』で注目されている。ちなみに『カチカチ山』は、この当時のアニメでは人気のモチーフであり、この翌年にはJ.O.スタジオも市川儀一(後の映画監督・市川崑)制作の『新説カチカチ山』を送り出している。

計測不能 1 1934年夏(7月~9月)アニメランキング1位
元禄恋模様 三吉とおさよ(アニメ映画)

1934年6月23日
★★★★☆ 4.0 (2)
9人が棚に入れました
1933年に創設の独立スタジオ・日本マンガ(漫画)フィルム研究所の人気シリーズ「お猿三吉」の第4弾。 時は江戸元祿。桜満開の春の中、足軽侍の三吉もまたお花見を楽しんでいた。向こうの旗本の宴では、愛らしい武家娘のおさよが踊っている。だがそのおさよを突然、ギャング団が拉致していった。三吉は悪党に挑み、おさよを無事に救い出そうとするのだが。 1934年の作品で、作画と監督は日本マンガフィルム研究所の主力クリエイター・瀬尾光世が担当。お猿の三吉は今回は人間のキャラクターとして登場し、人間のヒロインおさよとラブラブ模様を演じる。なお時代劇に翻案された内容からはちょっと見えにくいが、本作は前年1933年にアメリカと日本で相次いで公開されて大ヒットした怪獣映画の古典『キング・コング』を下敷きにした部分もある。

計測不能 1 1934年夏(7月~9月)アニメランキング1位
カッパ踊り(その他)

1934年9月8日
★★★★☆ 3.5 (4)
6人が棚に入れました
昭和初期に日本でのみ発達したレフシー家庭映写機(紙製フィルム専用の映写機)用に作られたアニメです。
昭和9年製作で、時間は2分程度の作品です。
https://www.youtube.com/watch?v=fRqG0KrfyuM

計測不能 1 1934年夏(7月~9月)アニメランキング1位
天狗退治(アニメ映画)

1934年6月26日
★★★★★ 5.0 (1)
5人が棚に入れました
団子兵衛のお供の犬のちんころ平平が、夜回りをしてると二人の小天狗が現れ、屋敷の娘をさらって逃げる。
団子兵衛の叔父にあたる娘の父は追っかけるがペシャンコにされる。団子兵衛は仇討ちに出かけ、多勢の小天狗たちをやっつけるが、親分の大天狗が登場。
団子兵衛の危機に、平平はカニのハサミで天狗の長い鼻をチョン切らせて、大天狗を退治し、娘を取り戻す。
製作:千代紙映画社、作画:大藤信郎、8分
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