1935年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画一覧 4

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1935年冬(1月~3月)アニメランキング1位
塙団右衛門化物退治の巻(アニメ映画)

1935年1月1日
★★★★☆ 4.0 (3)
12人が棚に入れました
日本マンガフィルム研究所が制作した、約10分の時代劇アクションコメディ。 武者修行中の侍・塙団右衛門。彼はある城下町で、化物退治をした者に、千両の褒美を与えるという告知を目にした。早速、化物が出るらしい古寺・證城寺に乗り込む団右衛門だが、美女に化けた狸によって一杯食わされ、気絶してしまう。いかにも豪傑そうな団右衛門を失神させたお祝いに、宴を始める狸の一派。だが目を醒ました団右衛門はいい気になっている狸たちを一掃し、丹下左膳に化けた首領狸との一騎討ちに臨むのだった。 日本マンガフィルム研究所の創設者・瀬尾光世が去った後の作品。作画の主力となったのは、かつて横浜シネマ商会の村田安司のもので腕を磨いていた片岡芳太郎。これはその片岡の担当した作品の中の最高傑作といわれる。なお本作は本来はサイレント作品だが、のちの1939年に『證城寺の狸囃子 塙団右衛門』の題名でトーキー化された。

計測不能 1 1935年冬(1月~3月)アニメランキング1位
火の玉小僧 山賊退治(アニメ映画)

1935年3月13日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
主人公の剣士・火の玉小僧が持ち前の度胸と剣術で、凶悪な山賊を打ち倒していく、コメディ調の冒険活劇アニメ。日活京都漫画部が送り出した「火の玉小僧」シリーズの1本で、この他、『忍術火の玉小僧 江戸の巻』『火の玉小僧 海賊退治』などの作品が上映され、人気を博した。本作では、山と山の間にロープを渡し、そこで火の玉小僧と山賊が闘うシーンが白眉。なお、本作の作画に参加した酒井七馬は、元々はマンガ家であり、戦後に手塚治虫と組んで『新宝島』を上梓したことで知られている。

計測不能 1 1935年冬(1月~3月)アニメランキング1位
茶釜音頭(アニメ映画)

1935年3月19日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
政岡憲三の政岡映画美術研究所が1934年に完成させた、全11分のトーキーアニメ。 ここは十奇山の萬華寺。和尚と小僧はその夜、月見をしながら踊って楽しんでいたが、ついには踊り疲れて寝てしまった。だがその踊りの伴奏に使われていた蓄音器のレコードを近所の狸一家も傍受し、月見踊りに興じていたのだった。和尚たちが眠ったため、止まってしまったままの蓄音器。これを再び動かすため、狸一家の長男ポン吉は単身、お寺に忍び込むが……。 当時の大手新聞社・東京時事新報社が主催した映画脚本コンクール、その漫画映画部門の一等当選作品を、政岡たちが映像化した作品。当時の政岡研究所の作品らしく、潤沢にセルが用いられた贅沢な完成度を見せている。残念ながら21世紀の現在では完全バージョンの現存は確認されておらず、8分の短縮版のみが鑑賞可能だ。

計測不能 1 1935年冬(1月~3月)アニメランキング1位
ポンポコ武勇伝(アニメ映画)

1934年12月27日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
団子之助という少年を主人公とした「花より団子シリーズ」の第1話。シリーズとしてはこの後『飛入り忠臣蔵』『弱虫珍選組』『め組の喧嘩』の計4作が制作されており、いずれも当時の最先端であるトーキー作品(『め組の喧嘩』ではカラー化も試みられている)。制作は京都を拠点とするJOスタジオ。作画は当時のJOスタジオのメインである中野孝夫、田中喜次らが参加。一連の団子之助のシリーズは、教育関係者にも好評を博し、地方の学校の上映会の人気プログラムとなった。
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