1958年度に放送されたおすすめアニメ一覧 1

あにこれの全ユーザーが1958年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月24日の時点で一番の1958年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

61.4 1 1958年度アニメランキング1位
白蛇伝(アニメ映画)

1958年10月22日
★★★★☆ 3.3 (35)
114人が棚に入れました
 東映動画スタジオが製作した、天然色・長編漫画映画の第1作目。中国の民話『白蛇伝』を題材とする恋物語。声の出演に森繁久彌、宮城まり子。森繁久彌は主人公の許仙の他、法海・龍王の一人三役を演じている。中国・宋の時代、西湖のほとりに住む許仙の元に美しい娘・白娘が現れる。一目で恋に落ちる許仙。しかし、白娘の正体は許仙が昔かわいがっていた蛇、白蛇の精だったのだ。高僧・法海は法力で彼女の正体を知り、許仙を妖怪から救おうと白蛇と法術で対決する。白娘は敗れ許仙の元を去るが、逃げ去る彼女を追いかけて許仙は崖から落ちて死んでしまう。白娘は愛する許仙を生き返らせるために龍王星の龍王のもとへ飛び、人間になることを条件に命の花をもらってくる。しかし、命の花を届けようとする彼女を、またも法界は追い返してしまう。人間となり術の使えぬ白娘は為すすべがない。白娘に仕える青魚の精・少青は大ナマズに頼み、許仙と白娘を引き合わせようとするのだが…。

葵ジュニRSS さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

日本最初のカラー長編アニメ映画を見てアニメの歴史に触れる

日本最初のカラー長編アニメ映画ということで、アニメの歴史に触れるために視聴。
まったく期待していなかったが、今でも普通にアニメ映画として見れる。
序盤はディズニーの影響を受けているのか、歌がもりだくさん。話の本筋が見えてこずにちょっと退屈だったが、中盤から終盤にかけての白蛇の健気な行動と、坊主のやり取りはなかなか盛り上がって良かった。
点数をつけたら低くはなるが、当時の技術でこれだけの完成度だったことへの驚きと、今でも楽しめる内容に仕上がっているのには感心する。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いつもNHKは攻めている

昨年の連続テレビ小説「なつぞら」みてたかな?
いわゆる朝ドラでして、広瀬すずヒロインでしたねー
でしたねーと共感もとめても、あにこれユーザーの共感というか視聴が低そうですが

Wikiまるまる貼っておきましょう
連続テレビ小説第100作の記念作品。1937年(昭和12年)に東京に生まれ、戦争で両親を失い父の戦友に引き取られた戦災孤児の少女・奥原なつが、北海道・十勝で広大な大自然と開拓者精神溢れる強く優しい大人たちに囲まれてたくましく成長し、上京後北海道で育んだ想像力と根性を活かして当時「漫画映画」と称された草創期の日本アニメの世界でアニメーターを目指す姿を描く。

「『白蛇伝』をやっていたころの東映動画や女性アニメーターの世界を描きたい」
という東映の偉い人の意向を汲んでるみたいです
よーするにアニメの誕生を描くドラマです
だいぶ違うけど「SIROBAKO」のアンデスチャッキー作ってたイメージでOK

朝ドラ100回記念でアニメだし、
OPをフルアニメとかドラマ内でまさかのアニメ演出
民放が広く浅くしかやらないのにNHKはコアなサブカル攻めをしちゃう
原点回帰かのごとく、朝ドラといえば戦争!を入れてたのもさすが

物語の集大成「大草原の少女ソラ」=「大草原の少女ローラ」でしょうね
海外ドラマ「大草原の小さな家」のアニメ版なわけですがドラマ版は面白かった
(余談ですが、大統領以外でこのドラマの監督だけが米国で国葬された)

ヒロインそらのモデルとなった人物は、
「デビルマン」「マジンガーZ」「魔女っ子メグちゃん」などで作画してたとのこと

なつぞら説明になってるのは、白蛇伝みたことないからですスミマセン

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

古典的傑作

日本で初の天然カラーアニメとなる本作!これは凄い。普通、アニメと言うと出てくる人物、動物など皆、違う人が声を担当している。中には一人で二役てのもあるけど、このアニメは一人二役どころではない。ピーター・セラーズもびっくりの男の声は全て森繁久彌、女の声は全て宮城まり子とたった二人で全ての声をこなしている。たった二人の声だけで一本のアニメ映画を完成させている。何と言う凄さ!凄いのは何も声だけではない。今から五十年近くも前の作品なのに、古さを全く感じさせない。昔、子供の頃に観て楽しかった「まんが日本昔話」のような世界観、懐かしくて、だけど、とても新鮮!若い男女の恋物語、底に絡んでくる大勢の動物達のキャラクターも面白くて可愛い。タイトルにある白蛇になってしまっている愛すべき男を助け出そうとする女の優しさ、強力しあう動物達、妖怪だろうが、人間だろうが、動物だろうが、皆、優しい愛情に包まれている。何とも心温まる優しい映画である。このアニメ、間違いなく手塚治虫や藤子不二雄、宮崎駿、いやいや、日本中のアニメ作家、漫画化に大きく影響を与えている。漫画が日本文化であるように、アニメも日本の文化の象徴!絵が動くということの面白さをそれまでは黒白でしか表現できなかったものをカラーという初の試みで見せてくれている。いや、魅せてくれている。このアニメ映画の成功があったからこそ今の日本のアニメがあると言って良いだろう!とにかく素晴らしいアニメの傑作です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
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