1969年度に放送されたTVアニメ動画一覧 19

あにこれの全ユーザーが1969年度に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の1969年度に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

74.3 1 1969年度アニメランキング1位
どろろ(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★★ 4.1 (12)
123人が棚に入れました
タイトルは1話 - 13話が『どろろ』、14話 - 26話が『どろろと百鬼丸』。モノクロ作品。すでに大半のテレビアニメがカラーで制作されていた時代にモノクロとなったのは、カラーのパイロットフィルムを見たスポンサーから「血が生々しすぎる」というクレームがついたためである。

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

盗っ人〈どろろ〉とヒルコの少年〈百鬼丸〉

第一話は百鬼丸の生い立ちと、飢餓に苦しむ乱世の中たくましく生きる“どろろ”との出会いから始まります。
百鬼丸の父「醍醐景光」は己の欲望を叶えるため生まれてくる我が子の身体を48体の魔物に生贄として差し出し、
代償として生まれてきた百鬼丸には手足や目など48箇所の欠損がありました。父に売られ生贄となった百鬼丸には
蜿蜒と妖怪達が付き纏い、旅の道中、常にその命を危険に晒すこととなります。

1969年に作られ白黒かつ作画枚数も少ないですが、手塚治虫が日本のアニメーションに取り入れた手法である
リミテッドアニメーションの妙を発揮し、鉄腕アトムから主要メンバーとして関わり続けるスタッフの一人、
監督:杉井ギサブローの手により貧しい乱世の仲で紡がれる緊張感を持った怪奇時代劇として作られています。
主題歌と“どろろ”の明るさが陰鬱な時代に描かれる人の悪意や妖怪の残虐さを洗い流してくれるのも良い。

作画枚数が限られた中、百鬼丸が切り倒した橋の描写をカットを挟みながら崩れ落ちるまでワンショットで
アニメーションさせ描ききる場面など映像的にも挑戦が見られ、今の時代に観ても驚く点はありそうです。

ただ、全編通して面白いというより設定の部分で勝っている作品なのでひとつひとつのエピソードは
画作り含め緊張感があっても中だるみすることがあると思います。全26話で物語が二転三転することは無く、
二人が世直ししながら最初の伏線や謎を最終回付近でバタバタと回収する作りになっています。

1話のインパクトほどパンチがあるストーリーでは有りませんが、当時の新ジャンルを切り開いたアニメで
多くの作品に魂は受け継がれていると思います。どろろの謎や立ち位置含めてリメイクも楽しみだな。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

リメイクおめでとうございます

アニメには富野由悠季作品を黒富野と白富野に分けることがあるのだが、この「どろろ」は黒手塚、白手塚で言うと前者である。

。。。そう言う言葉は存在しないが、まあ当時の怪奇ブームに乗っかる形で、ゲゲゲの鬼太郎がヒットしていたので自分も妖怪漫画が描けるということで描いたらしいが、付け焼刃にしても非常にレベルの高い設定の凝った漫画であり、僕が編集者なら満点を出すだろう。

このあとスランプに陥ったあと、あの大傑作「ブラックジャック」や「火の鳥」、「三つ目がとおる」を描くのだからその天才ぶりは本当に漫画界の「神さま」だと思う。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

エイジ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最近作ってわざと白黒にしただけかと思いました

ネット配信で見ました。
最近作ったのにわざと白黒で演出したのかと思っていたほど内容は重厚で、現代でも十分見られる作品です。

設定も奇抜で興味深く、絶望的な欠陥を持ちながらも強く生きる様に心打たれます。
歌が意味のわからん言葉と戦争への批判がこもった言葉に軽快なメロディーとリズムでめっちゃ楽しく、ついつい毎回聞いてしまいました。

続編はタイトルと共に内容も急に様変わりしてがっかりしました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

68.4 2 1969年度アニメランキング2位
忍風カムイ外伝(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (24)
153人が棚に入れました
忍者漫画の巨匠・白土三平のライフワーク『カムイ伝』。そのサイドストーリー的な活劇&人間ドラマ劇画のアニメ化。忍者の世界に理想を見ていた若者カムイは、そこが掟に縛られた殺戮のみの場と知って抜け忍となる。追撃してくるかつての仲間を、やむなく必殺技「飯綱落とし」「変移抜刀霞斬り」で返り討ちにしながらカムイは不確かな日々を送る。そんな彼を待つのは、荒涼の時代に生きる無数の人々の、哀しくそして懸命な姿だった。

声優・キャラクター
中田浩二、池田昌子、二階堂有希子、栗葉子、家弓家正、城達也
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

変移抜刀霞切りっ!

1969年全26話、原作白土三平氏、制作エイケン 

ギネス認定長寿アニメと言えばサザエさん日曜630東芝枠、
その前番組が本作だった、
忍者もの第一人者白土三平氏原作ものの中で、
当時最も氏の世界観に忠実だった様に想える、
技も奇想天外過ぎずフィクションな中にもあり得る、理屈通るみたいな、
身体左右に揺らし腰裏の剣は左右どちらからも抜ける状態で、
相手の懐に飛び込み斬るとか、
飯綱落しってのは木の上からバックドロップだったり(ちょとムリポ)、
後に霞切りは敵にコピーされるんだけど、
これを破ったのが十文字霞崩しで二刀流、
左右どちらから抜かれても対応でき結局両腕切り落とすみたいな、
作画も当時としては破綻少なく水谷良一氏の音楽も良かった、
同年代放送だったどろろの野沢氏もよかったけどカムイの中田氏も、
ニヒルでぴったりだった、
ニヒルという要素は当時カッコ良かったんだけど今だと、、
単に根暗なのかな~、、
話としては21話から26話最終回までが衝撃的だった、
ラストも凄かったね。
月日貝の章ともされる最終回までの一連の話は、
当時原作にはないオリジナルで白土氏の描き下ろしだったと云われる、
後にスガルの章として原作上でも発表された、
この部分最近実写映画にもなったけど、
イマイチだったな~残念。。

以降は幼気な少年だった私に多大なる影響?及ぼした事象について(/\;)
{netabare}
21話で抜け忍のくノ一(女忍者)スガル登場、
このおね~ちゃん?がカッコええ、当時からマセガキだった私は、
時代劇「風」のかがりや赤影出てくるくノ一も大好きだったけど、

千本っていうのかなデカい針みたいなの、
敵の風上に立ち自らの髪切って風に乗せ其処に千本投げて敵の目を潰す、
主人公カムイの必殺技初めて破ったのもスガルだった、
このスガル、忍びの正体隠し漁村漁師の女房で子沢山(クソッ)←?
でも一番上の娘は年頃のおねーちゃんサヤカ嬢だった(おっ)←コラッ
その漁村に遭難したカムイが流れ着いて、
海難で凍えるカムイに経緯しらないスガルの旦那、

「二人で裸になって温めてあげなさい」(・・;)←メザメタ?

そんな事もありスガルの娘のサヤカはカムイに惚れてしまう、
サヤカの愛の告白シーン、

浜辺でスっ裸、、、(・・;)←トドメ。。

もう母娘共々面倒みてやろうじゃね~かヽ(^。^)ノ←既に妄想

毛もハエてない小学生のガキだったんスけどね~(^_^;
だから語り継がれる最終回も別の意味でガッカリだった、
いきなり次がサザエさんって謂われてもね、、、
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 25

momomax さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

懐かしの昭和アニメ

再放送すると観ちゃいます。
白土三平作品好きですね!

カムイがめちゃくちゃ格好イイです。
せつない話も多かった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

☆カムイ伝のスピンオフ

ラストはなかなか衝撃的でした。独特の暗い雰囲気が漂う作品です。


時代的には東大安田講堂をめぐる学生と機動隊の事件とか
ベトナム戦争や公民権運動なんかがあった頃のアニメです☆


1969.4.6-9.28(全26回)フジテレビ日曜18:30枠

原作/白土三平



追記欄_


2009年松竹で映画化(松山ケンイチ主演)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

67.2 3 1969年度アニメランキング3位
どろろと百鬼丸(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (28)
142人が棚に入れました
室町時代末期、武士の醍醐景光は、ある寺のお堂で魔物に通じる48体の魔像に天下取りを願い出て、その代償として魔物の要求の通り、間もなく生まれる自分の子を生贄として彼らに捧げることを誓う。その後誕生した赤ん坊は体の48箇所を欠損した体で生まれ、母親と引きはがし化け物としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。医者・寿海に拾われた赤ん坊は彼の手により義手や義足を与えられた。14年後、成長した赤ん坊は百鬼丸(ひゃっきまる)と名乗り、不思議な声に導かれるままに自分の体を取り戻す旅に出る。旅の途中、百鬼丸は数人の大人に苛められていたこそ泥のどろろと出会う。百鬼丸はどろろを助けるがどろろは礼を言うどころか彼の左腕に仕込まれた刀に目を付け、しつこく百鬼丸を付け回すようになった。
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1969リアルタイム

後の世界名作劇場の前身カルピス漫画劇場枠(日曜730)で観てた、
カラー受像器もある程度普及しカラー作品主流化しつつあった当時、
あえて白黒で放送、流血沙汰や酷表現鑑みてって事だったらしい、
今思えば作画どうのはしかたないとしてこの時代、
妖怪人間、カムイ外伝、さぶと市等とても画期的作品もあり、
中でもこれは衝撃的だった、
{netabare}
天下取りの野望の為魔物に我が子人身御供する父親、
その結果奪われた体の48部位を魔物と戦い取り戻しつつ旅する百鬼丸と、
野盗の息子?として生まれるも両親亡くし天涯孤独ながら逞しく生きるどろろの物語、
{/netabare}
出てくる魔物も人の業の象徴のようなけっこうおどろおどろしたのもいた、
主人公設定からしてアレだし農民やら一揆やら、、
差別用語がどうの放送倫理がどうのな今のご時世ではまず放送無理かな、
原作が手塚治虫御大というのも当時意外だった、
音楽は富田勲氏、主題歌ホゲホゲタラタラ有名だけど、
傑出してるのはBGMで、琵琶使った大河ドラマみたいなBGMも良かった、
百鬼丸声優野沢那智氏、クールでニヒル、もう最高、
同時期カムイもそうだったけど、ニヒルってカッコいい主人公条件だった、
悲しい話も多かったけど一話一話印象深く、
ダークヒーロのはしりかな、けっこう記憶に残ってます。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 20

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

魔物と戦う戦国時代のサイボーグ

いつどこで見たのやら、よく覚えてもいないものであるが、どうも最終話まで見たようである
最後に観たのは、駅の売店で買った500円のDVDを数本
たぶん、地方在住のころの再放送ではと思っている

初期のタイトルは「どろろ」、半分を過ぎたころに「どろろと百鬼丸」となる
有名な「どろろのテーマ」も初期は使用されず、インストだった模様
古すぎる言うなかれ 1969年当時の作品には良作が多い

もしも現代でリメイクするとしたら 想像すると面白い タイトルは「どろろ」

時は室町時代中期、関東の豪族太田道灌は無敵の力を得るために、庶子である幼子百鬼丸の48の部位を魔物に売る
捨てられた百鬼丸は盗賊に拾われるが、親方である山寺の怪僧は異国との貿易で得たテクノロジーで百鬼丸を改造する
18歳になった百鬼丸は奪われた部位を取り戻すために旅に出るが、盗賊団の厄介者、男装の少女「どろろ」もこっそり後を追う

残念ながらここでラノベテンプレが登場する 百鬼丸を慕う5人の少女である

1、関東管領上杉家の末娘 非常にプライドの高いツンデレ 属性剣豪
2、皆殺しにされた旅の一座の生き残り 属性男の娘 技 魅了
3、人間と魔物のあいの子 属性猫耳 妖怪に変化 飛翔
4、異国娘 属性着せ替え 未知のテクノロジーを駆使
5、管領細川政元のスパイ 属性くのいち 忍術 妖術 寝技

最終ボスは細川政元にとりついた大天狗のため、関東→京の旅の物語となる
属性ロリはどろろなので早めの正体暴露となる
と、全然関係のないお話で失礼しました

本作の内容は強力な妖怪登場で続くとなる回が多く、かなり迫真の展開であったと記憶しています
年配の方にお勧めの力作

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

私の妖怪アニメの原点ですが・・・

妖怪よりは百鬼丸の兄貴がかっこよくて観てましたね。
あるいみ昔のサイボーグですから百鬼丸の兄貴は
腕に仕込み刀、体のありとあらゆるところが作り物なんですね
それは百鬼丸の兄貴の親が妖怪に百鬼丸の兄貴の体を売ってしまったから
百鬼丸の兄貴は自分の体を取り戻すため妖怪たちと戦うのです。

アニメ観てしばらくしてから原作読みましたかね
原作4巻しかないのでサクッと読めます。

どろろの秘密は皆さんで調べてください。

手塚治虫先生は凄い!

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

66.9 4 1969年度アニメランキング4位
ムーミン [1969年版](TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (36)
193人が棚に入れました
春が訪れたムーミン谷。目覚めたムーミン・トロールは旅から帰ったスナフキンと再会し、その演奏を久々に楽しむ。やがて良家のスノークやその妹フローレンたちとともにムーミンはおさびし山へ向かうがそこにあったものは…。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ムーミン谷のみんなが教えてくれたこと

幼い頃、ムーミンを最初に見たとき、
カバの親子の物語なんだと思っていたw

成長していく過程で、幾度となく再放送されても
『ムーミン』だけは観ていたし、成長とともに物語への解釈や
感動するシーンや台詞が変化していくのが面白かった。

今ほどはキャラデザにそれほど拘りがなく、ずっと観てしまうのは
なにしろムーミンの性格にすごく共感できるものがあったし、
幼馴染の女の子がミーそっくりだったからかもしれない。
ミーってそういえば、元祖ツンデレだよねって思う。
臆病者のスニフや、おしとやかだけどどこかズルいノンノン。
広川太一郎さんが声を担当されたノンノンの兄スノークは
特に面白かったし、山の洞窟に住む孤独なモランも、
周囲を寄せ付けないジャコウネズミのおじさんも、
実際にあんなおじさんはイヤなんだけど、アニメだと憎めないものがあった。
そしてみんなそれぞれ特徴的だけれど、人間社会の縮図だなと
子ども心にもしっかり理解できていた。

そんな中、一番大好きだったのはスナフキン。
彼の言葉、教えにはすごく強い影響を受けたし、
今でも、深かったなぁと思い出すことがある。

ひとつひとつの話はすっかり忘れてしまっているけれど、
夏祭りのオーロラの話や、ミーが家出してしまう話なんかは覚えてる。
今観たらさらにいろいろな部分で感動するんだろうなぁ。

思えば、自分が妖怪好きになったきっかけって
ゲゲゲの鬼太郎や妖怪人間ベムよりも、案外ムーミンだったのかもしれない。


えっ?そうだったね。
ムーミンは北欧の妖精であって妖怪じゃないけどねw

投稿 : 2024/04/13
♥ : 21
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ねえ ムーミン こっちむいて♪

1969年版のムーミンは、あどけない少年で
原作のように、自然とともに生きるナゾの存在でなく
けっこう俗世にまみれた可愛い“カバ”でしたw
(対称的にスナフキンがカッコイイ大人で
今でもまったく適う気がしません。)

そんな初代ムーミン。実はおどろくような回があります。
{netabare}ミイが悪魔を殺すために“槍”で心臓を一突きにしたり
ムーミンがノンノン以外の女性に夢中になったり{/netabare}
興味本位でやったことが大事件につながったりする
子供ならではの残酷さを持ちあわせた話も多かった。

けれど子供に見せられないか?といったらそうではありません。

それらはすべて、“失敗”や“経験”をした、ムーミン達の
“成長”へと つながる話でもあります。ただの娯楽ではなく
視聴者が客観的に見て、自分の糧にもできる、そんなアニメ。

この時代のアニメには“教訓”や
“見て学ぶ”ことも含まれていたのですね。

平成までは、再放送がくりかえされ“日本”国民に
愛されてきました。まちがいなく名作中の名作なんですが
ザンネンながら再放送は、著作側の意向によりかないません。

今のこども達にも見せてあげたかったですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

空の上には何がある?ソラの上にはシドがある~

ムーミンといえば、こっちですね(´∀`)
フローレンよりは、ノンノン、高山みなみよりは岸田今日子ですd(`・ω・´)

ムーミンパパとムーミンママはアニメ史上屈指のベスト夫婦であり、ベスト両親
じゃないですかね?(´ω`)
ムーミンママの精神力の強さは「じゃりン子チエ」のヨシ江さんに匹敵しますd(`・ω・´)
 
そんな楽しいムーミン一家と仲間たちの物語、ほっこりしたいときに観てください(´ω`)
 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

65.7 5 1969年度アニメランキング5位
タイガーマスク(TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (41)
176人が棚に入れました
悪役レスラー養成機関「虎の穴」出身のレスラー・タイガーマスクこと伊達直人は、孤児だった自分が育った孤児院「ちびっこハウス」の経営難を救う為に組織の掟に背いた事で「虎の穴」の刺客に狙われる。最初の刺客ブラック・パイソン戦で応援に来たハウスの子供達に正しい生き方を身を持って示す為、反則技を使わない正統派のレスラーとして生きる決意をしバックドロップで勝利する。その後次々と襲いかかる悪役レスラー勝利し、必殺技ウルトラ=タイガー=ドロップもあみ出した。だがそれも破られ、「虎の穴」の秘密兵器・赤き死の仮面戦では再び反則技を使ってしまう。自分に絶望したタイガーはパリの地下プロレスに参加、そこで第2の必殺技フジヤマ=タイガー=ブリーカーを完成させ再び日本のマットに戻る。さらに第3の技・タイガーVで、「虎の穴」最強レスラー、ミラクル3を撃破され追いつめられた「虎の穴」はハウスの少年を誘拐しタイガーを本部まで呼び出し殺そうとするが、馬場・猪木ら先輩レスラー達の救援により逆に組織を壊滅させられる。その後米国に現れた偽タイガー戦や悪役ワールドリーグ戦を通して反則にも技にも強いオールラウンドのレスリングを開眼する。

声優・キャラクター
富山敬、山口奈々、中川謙二、野沢雅子、兼本新吾、柴田秀勝

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

伊達直人の心は永遠に

2010年のクリスマスの日に、ある児童相談所へランドセル10個が送られた出来事を、皆さんは覚えてられるでしょうか?
差出人は「伊達直人」と記載されていました。

伊達直人とは、アニメ「タイガーマスク」の主人公。覆面を外したときの名前です。

それを皮切りに、一ヶ月と経たないうちに、1000件を超える寄付が全国に広がり、全ての都道府県の児童養護施設へ「伊達直人」の名義で多くの贈り物が届けられたのです。
贈り物はランドセルだけでなく、筆記用具や食料、紙おむつ、野菜など、多くの種類でした。

沢山の「伊達直人」さんが全国にいたのです。

このニュースを聞いたとき、思わず私は嬉しくなりました。
アニメ「タイガーマスク」を通じて、多くの人に思いやりが伝わったこと。
そして、多くの人の優しさが感じられたこと。
それは、まさしく感動でした。

贈り物は決して高価なものではありません。
でも、心がこもっています。温かさがあります。
まさに、アニメの主人公、伊達直人が行ってきたことでした。


タイガーマスクの物語は、児童養護施設(昔は孤児院と呼ばれていた)で幼年期を過ごした伊達直人が、プロレスラーとして活躍する内容です。
彼は収入の多くを児童養護施設へ寄付します。
子供たちの未来のために、文字通り血をにじませて稼いだお金を寄付するのです。

現在、東映アニメーション60周年記念企画の一つで、タイガーマスクの第一話が無料で視聴できます。
まだ見たことが無い方は、ぜひ見てください。
オープニングやエンディングの曲も素晴らしいですよ(^_^)/

投稿 : 2024/04/13
♥ : 35

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

昭和の香り漂う哀しいヒーロー

梶原一騎原作、辻なおき作画のプロレス漫画をアニメ化されたもので、
設定からしてプロレス全盛だった頃の昭和の香りが濃厚で、
哀愁漂う雰囲気にも、最近のアニメには少ない
独特の世界を感じます。

自分にとっては、『あしたのジョー』に並ぶような強い影響を
与えてもらった作品ですが、子供の頃は今ほど物語の内容を
わかってなかったなぁって思います。

この時代に多かったヒーローが孤児出身というのは、やはり戦後の影響で、
実際、プロボクサーなどの格闘家にも多かったと聞いています。

主人公はそんな1人である伊達直人。
ハンチングを被り、トレンチコートに身を包み、
真っ赤なスポーツカーに乗っている姿は、子供心にカッコ良く映りましたw
そして、悪役レスラー養成機関を卒業し、自分が育った養護施設に対し、
ファイトマネーの一部を、自分の本名を隠して寄付するのはあまりにも有名な話。

実際のプロレスラーだったジャイアント馬場や、ミル・マラカス、
デストロイヤーなど、そのままの名前で登場したりして、なかなか楽しく、
暗く重い話になりそうな流れを、リングでの死闘で
熱く盛り上げてくれていたと思います。

でも、それだけ観ておきながら、
なぜかプロレスには詳しくならなかったんですよね・・・
どこ見てたんだろう??? 不思議です。

ただ、タイガーマスクの正体がバレそうになる試合中に流れたギター曲、
『禁じられた遊び』のメロディーと、悲惨なラストだけは
強烈に記憶にやきついています。
そういえば最近のアニメ作品で、あのようなラストになる物語は観たことがなく、
今現在 10代や20代の方が観たらどう感じるのか、
きっと賛否が大きく分かれそうですが、感想を聞いてみたいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 24

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

白いマットの~ジャングルに~ (´p・ω・q`)ガンバレ♪

 子どもの頃このアニメを観て初めてみなしごの意味を知りました。アニメはところどころ覚えている程度ですが 孤児院にファイトマネーを届け試合には苦悩する主人公をみて 子ども心に何とも言えない気持ちになりました。

 当時のTVはプロレスやキックボクシングが盛んで よく観ていました。「スカイハイ」の曲にさっそうと現れるミル・マスカラスかっこよくて 応援していました。悪役にアブドラザブッチャーがいましたね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

64.3 6 1969年度アニメランキング6位
サザエさん(TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (146)
599人が棚に入れました
戦後の新聞漫画ジャンルを代表する国民的漫画のアニメ化。現在も最長不踏距離を更新する、最強の長寿番組である。夫のフグ田マスオ、可愛い長男タラオと共に、実家であるイソノ家に同居する主婦フグ田サザエ。両親の波平と舟は健康で、弟妹のカツオとワカメもそれぞれ元気だ。お隣さんが小説家の伊佐坂先生から芸術家の浜さん、そしてまた……と入れ替わるが、今日もこの町あさひが丘の人々は明るい。

声優・キャラクター
加藤みどり、冨永みーな、津村まこと、貴家堂子、永井一郎、麻生美代子、増岡弘

yui さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

愉快ですね

昔ながらの家族のありふれた日常を描いたアニメ

カツオが怒られるはシーンは名物です

サザエさんが「待ちなさーい!カツオ!!」➔
そしてお父さんの波平に「ばぁっかもーん!!!」と怒られる

定番すぎて思わず笑っちゃいますね♫♪♫♪

サザエさんかカツオかもうどちらが
メインなのか分かりませんよwwwww

白猫のタマはとても可愛いい癒されます♫♪♫♪

主な登場人物&キャスト

サザエさん・加藤みどり
カツオくん・富永みーな
ワカメちゃん・津村まこと
マスオさん・増岡 弘
タラちゃん・貴家堂子
フネさん・麻生美代子
波平さん・富永一郎

色々とツッコミ所が満載ですが
たまに観ると面白くてとても癒されますよ♪

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

スラマッパギ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

そろそろ限界では?

今となっては日曜の箸休め的なポジションでとても本気になって観るような作品ではない。
27時間テレビとかのタイアップは辞めて、いっそ静かに幕を下ろしたらいいとも思います。

どこの層をターゲットにした作品か分からない。
今どきオカッパ頭の女の子も100円もらって喜ぶ小学生もいないのです。

声優は文句無く5点満点(笑
個人的には火曜日に放送していた方のが好きでした。
ンガググッ!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

あにめじさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

日常アニメの原点

まさに「ザ・日常」。仕事は繰り返され、学校へ行き、家族が集まり、友達がいて。
そこに大きな事故や事件は存在せず、登場人物の内面的苦悩や掘り下げは一切ない。
そしてこれが始まると、次の日、仕事が待っているという現実を直視しなくてはならなかったアニメ。サザエさん症候群を生んだ名作。

さあ、明日仕事です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

64.0 7 1969年度アニメランキング7位
ハクション大魔王(TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (47)
188人が棚に入れました
魔法の壺の中で平穏に暮らすハクション大魔王の一家。魔王とは名ばかりで少しも恐くない姿の大魔王は、魔法の法則により、クシャミをした人間界の少年カンちゃんに召喚される。カンちゃんのみならず、クシャミをしたらどんな人でも動物にでも仕えねばならぬ決まりの大魔王。やがて可愛いアクビ娘も、壺の中から現れる。

声優・キャラクター
大平透、加藤みどり、貴家堂子、田の中勇、麻生みつ子、相模武、愛川欽也

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

何故、この名作にアイコンがないのか・・・

タツノコプロの代表的な作品のひとつなのに何故アイコンがないのか?

もうあらすじとか、昔のアニメ特集とかで何度もやっているので省略

基本ギャグ漫画なのであらすじというあらすじはありません。
ハクション大魔王の中で一番好きなキャラクターはもちろんアクビちゃんです。
アクビちゃんはハクション大魔王の娘です。とても可愛いです。

アクビちゃんのキャラクターソングもとって格好良いです。
私的には小泉今日子さんのカバーが好きです(笑)
小泉今日子さんの「ナツメロ」というアルバムに収録されています。

ハクション大魔王はユーチューブでも一部観れますので
興味のある方は是非

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

追記:運営さんがアイコンを付けてくださいました。

   すばらしい!!ありがとうございます。

   改めて、全てのアニメに携わる方々に感謝を!
          

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

懐かしいですw

まずはOP曲の前奏のギターのカッコよさw 
だけど、なぜか歌はこぶしが効いてて、
当時としては斬新なOP曲でした。
いまでも歌える分かりやすいリズムと詩w
独特の個性的キャラ、ハクション大魔王登場で、
こんなインパクトだらけのアニメを子供の頃は
楽しく見ていました。
これがとんでもなくバカバカしい内容なんだけ
ど、楽しかったのさw 
大魔王がブル公にお尻を噛みつかれたりとかねw
この両者の闘いはトムとジェリーのノリに近か
ったかなw
その後いたずら好きなアクビちゃんが登場して
これもまたいい味のあるキャラでしたw
 
とにかく子供の頃の印象は面白かったしかない。
教育上いいとか悪いとか、そんなの関係なく、
すっちゃかめっちゃかなアニメが作られて見られ
る、いい時代だったんですよ。
アパッチ野球軍なんて、その典型でしょうw
 
ただ、最終回は感動的で、子供ながらに泣きました。
そのことも未だに印象深く覚えています。
こういう思い出は宝ですよね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

呼んでおくれよ、くしゃみが合図

タツノコプロ独特のアメコミ風をベースにマスコットキャラのようなギャグマンガキャラが
上手に融合した、独特の絵柄でしたね(´ω`)
当時としては珍しかったんじゃないかなぁ?(´ω`)
配色も原色を多用したカラフルなものでしたね(´ω`)
 
最終回は感動的でしたね(゜∀゜)
観てない方は是非観てください(゜∀゜)
 


それからそれから?


はいちゃらバ~イ(´∀`)ノシ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

62.7 8 1969年度アニメランキング8位
アタックNO.1(TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (40)
156人が棚に入れました
鮎原こずえは富士見学園に転校早々、劣等生グループの番長にされた。バレー部への入部を断ったこずえは劣等生グループで即席バレー部をつくりチームワーク抜群の試合運びでレギュラーチームを破った。そしてバレー部に入ったこずえはキャプテンに推薦された。だがある日、天才的技術をもったみどりが転校してきて、バレー部に入り、財閥の父の力でキャプテンの座を奪ってしまう。しかしみどりの身勝手なプレーで試合に負けてしまい、スパルタ訓練の本郷先生をコーチに迎えた。名門松島中学との試合中、みどりはチームワークの重要さを知り、こずえとのアタック・コンビを完成させた。この二人の活躍で、松島中学を破った富士見学園バレー部は再びキャプテンに選ばれたこずえを中心に日本一めざして歩み出した。

声優・キャラクター
鷲津名都江、坂井すみ江、森功至、仲村秀生、村瀬正彦、森ひろ子、栗葉子、増山江威子

momomax さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

懐かしの昭和アニメ

カラオケアニソン♪
「涙が出ちゃう、だって女の子だもん」♪
まるで小鳩くるみって(笑)

これ観てたせいか、中学でバレー部に入りました。
感化されやすい私~(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

初?女子熱血スポ根アニメ

東京オリンピックで活躍し、東洋の魔女の異名を受けた女子バレーのブームを受けて週刊マーガレットで描かれた作品ですね。

それをアニメ化したもので、当時としては初(?)の女子熱血スポ根作品となった。

これは当時、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」といった熱血スポ根作品が流行っていたことと、東洋の魔女熱が沸騰していた時期であったために、その流れに合わせて製作されたみたいなんですが

それまでの女の子が主役のアニメといえば、「魔法使いサリー」や「ひみつのアッコちゃん」等魔女っ子やファンタジー系が主流であって、熱血ものといえば男が主体であったために、女子で熱血スポ根ものをやろうとする試みはおそらく冒険的挑戦であったと思います。



だが女子を主人公とすることで、男もののスポ根にはない独特のスタイルと雰囲気が形成されて、そのために新鮮な感じの熱血ドラマを生み出すことになり、女子だけでなく男子からも支持の得た傑作になっていきます。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

あにめじさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

東洋の魔女

女の子のスポ根もの。
100話以上あるが、ストーリー自体はさくさく進む。
東洋の魔女と呼ばれた女子バレーボール人気もあり、色々な必殺技も出ておもしろい。
しかし、男子である私が、「アタックNO.1見てるねん」とはいえなかった当時の風潮。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

62.7 8 1969年度アニメランキング8位
ひみつのアッコちゃん(1969年)(TVアニメ動画)

1969年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (27)
123人が棚に入れました
加賀美あつ子ことアッコちゃんは、パパが豪華客船の船長をしているので、普段はママと二人暮し。アッコは、大切にしていた手鏡が割れてしまい、お墓をつくってあげます。その晩、輝きながら天へと登っていく鏡。そしてアッコは鏡の精から、鏡を大切にしてくれたお礼にとコンパクトをもらうのです。それは「テクマクマヤコン」の呪文を唱えると、望むものなんにでも変身できる魔法のコンパクト! お転婆で、泣き虫だけど友達思いのアッコが、気が強くてあわてん坊のモコやモコの弟で姉思いの熱血漢のカン吉、ガキ大将で意地悪もするけど人情家の大将、大将の弟の少将に、チカ子、ガンモたち仲間と加賀美家の飼い猫シッポナや赤塚家に居候中のネコのドラや動物たちと、魔法のコンパクトを使っていろいろな事件を解決していきます。

声優・キャラクター
太田淑子、白川澄子、大竹宏、市川治、高橋直子、坪井章子、丸山裕子、多岐川まり子、瀬能礼子

momomax さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

懐かしの昭和アニメ

女の子は観てましたね~。
コンパクト凄く欲しかった!!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

私も魔法のコンパクトが欲しかったです

「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、〇〇になーれ」
で、お馴染みのひみつのアッコちゃんです。
ちなみに変身解除は「ラミパスラミパスルルル」です。

原作はなんと赤塚不二夫先生なんですね、後から知ってビックリした記憶があります。魔法使いサリーちゃんの後番組として始まりました。

アッコちゃんの本名は加賀美あつ子です。決してアキコではありません。(笑)

鏡の精からもらった魔法のコンパクトで素敵な女性に変身できるようになりその力を生かしてアッコちゃんは人助けをしていくのです。基本コメディです。

第1作のアッコちゃんはちょっと泣き虫さんですが、後の2作、3作のおてんばのアッコちゃんより私は泣き虫のアッコちゃんのほうが好き(自分が泣き虫だったから(笑))

魔法のコンパクトは当時の女の子の欲しいおもちゃNo.1だったのではないでしょうか、女の子向け玩具が少なかったのよね(笑)

オープニングテーマもエンディングテーマも素晴らしかったです。

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

あにめじさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アイテム付き魔法少女元祖

女の子アニメなので、あまりしっかりと見ていたわけではないが、近所の女の子がコンパクトをほしがっていたのをよく覚えている。
この流れから、魔法のアイテム(小物)が続いていくと思うと感慨深いものがある。
また赤塚不二夫原作なのも当時の漫画家の仕事の広さを思い知らされる。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

61.4 10 1969年度アニメランキング10位
もーれつア太郎(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (10)
47人が棚に入れました
下町の青果店・八百×は、まだ子供のア太郎が切り回している。母は他界し、父親の×五郎は占いにばかり夢中で働く気がないからだ。そんなある日、その×五郎が事故で死亡する。それでも懸命に頑張るア太郎を認めた町の悪童デコっ八は、彼の子分として店を手伝おうと決意した。だがそこに、幽霊となった×五郎が天国から帰ってくる。

声優・キャラクター
山本圭子、加藤みどり、永井一郎、富田耕生、神山卓三、大竹宏、八奈見乗児

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

このアニメでなんとなく義理と人情を覚えたような気がする(笑)

もーれつア太郎は赤塚不二夫先生のギャグ漫画ですがストーリー性がありました、アニメもそれなりにストーリがありました。天才バカボンよりストーリー性があったような気がします。

ア太郎とデコッ八の義兄弟関係とか、ニャロメ、ケムンパス、ベシの友情とか
ココロのボスとブタ松のライバル関係とか人間の大事なことをなんとなく教わったような気がします。

ちなみにケムンパスが仲間を呼ぶときは、「ケムーン、パス、パス、パス、パス・・・フェードアウト」と鳴きます。

あともーれつア太郎のニャロメは人の言葉を喋れます。

DVDで発売されているようなので興味のある方はどーぞ

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

60.6 11 1969年度アニメランキング11位
紅三四郎(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (14)
34人が棚に入れました
タツノコプロが初期に制作した、道中武道ものアニメの快作。SF的な敵とも戦う、幅の広い作風で娯楽性は満点だ。かつて講道館で勇名を嘔われた柔道家・紅正五郎。彼は自分の流派・紅流を築きかけた所で、謎の武道家「片目の男」に敗北する。正五郎の遺児・三四郎は紅流を象徴する真紅の柔道着に身を包み、仇を捜しながらバイクで武者修行の旅に出た。その行く手には多くの武術家、そしてミイラやミュータントまでが立ち塞がる!
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

片目の男を追う男 風雲児 紅三四郎

愛車紅号(バイク)を颯爽と駆り、父の仇を追い求め、無数の国々を飛び回り、片目とあらば人であろうと獣であろうと勝負を挑む熱い男、それが紅流柔術の達人、紅三四郎。本作は彼を主人公とした痛快冒険アニメです。(ケン坊と犬のボケもいるよ。)

1話では父親の死に憤り、粗暴な振る舞いを見せる三四郎ですが、様々な冒険を通して、思慮深さや思いやりを持つ、粋でいなせなジュードーボーイへと飛躍的な成長を遂げていきます。(思い込みかなり強いけど)
{netabare}
ある回で大金を手にした三四郎が、悪漢からその使い道を問われるシーンがあるのですが、それに対し三四郎は当然の如く、元の持ち主に返すと即答。「つまらねぇ、欲の無い坊やだぜ。」と続けば「坊やじゃねえや、紅三四郎だ!」と一蹴。
{/netabare}
古典的なヒーロー像である事は間違いないのですが、三四郎のそんな姿は子供時代(90年代に地方局の再放送でやっていた!)のわたしにとっては理屈抜きでカッコいいって思えました。大人視点で見ても、やっぱり清清しく粋で心底痺れてしまいます。

作画技術についても当時のアニメとしては手放しで素晴らしいと言えるもので、拳対拳、銃対拳の闘いが、白土三平の忍者漫画ばりの迫力満点の映像で描かれています。

タツノコプロはこの作品の前に既にマッハGoGoGoで大きな成功を収めており、それを踏襲して製作された紅三四郎に至っては、作画技術的にも演出的にも早くも円熟の兆しが見え始めている様に感じられます。後の名作、ガッチャマン、キャシャーンへと繋がる重要な橋渡し役を担っていたのではないでしょうか?

物語後半から登場する必殺技もシンプルながらカッコ良く、紅諸刃突きだの空中八方破り(紅五段蹴り)だの、毎週どの技が繰り出されるのかとワクワクしながら見ていた記憶があります。突っ込みどころ満載の設定しかり、超絶アクションしかり、その迫力に圧倒されっぱなしでした。

中でも先に触れた空中八方破りの印象は強烈で、三四郎が弟子志望の子供にお手本のつもりで、荒野に立つサボテンに放った技なのですが、まるで鋭利な刃物で切断されたかの様にサボテンがバラバラになるのです。サボテンの棘を一瞬で見極めるのがコツだそうです。子供にそんな技見せてどうしろと!?

今でこそアニメなどでは、手刀で物体を切断したり、雨あられの銃弾を回避したりなど、当たり前の様に描かれますが、ここら辺にルーツがあるのかも知れません。

いつかまた1話から通して見たい作品の一つです。


※紅-kurenaiの紅真九郎から連想してレビュー投稿に至りました。(単純)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

それなりに良い

柔道の達人が主人公の1話完結のヒーロー物です
柔道着を装着するバンクシーンはかっこいいです

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

計測不能 12 1969年度アニメランキング12位
海底少年マリン(TVアニメ動画)

1969年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (7)
32人が棚に入れました
1966年に放映された海洋冒険SFアニメ『がんばれ! マリンキッド』を改題、増補した作品。高度な医学技術と酸素を供給するオキシジェンガムの力で、海中でも自由に活躍できる少年マリン。彼は自分の父で海洋研究所の所長マリーナ博士の活動を支援。親友である白いイルカのホワイティとともに、世界の海を荒らす悪人たちに正義の戦いを挑んでいく。フジテレビでの初放送は、前作『マリンキッド』のエピソードも交えて放映。だが事情から新作エピソードの大半が未放映に終わり、1971年の日本テレビでの再放映の場で、初めて全話が放映されたという逸話を持つ。

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

観終わったというか子供の頃見てただけですが

 懐かしいです。あにこれに登録してなかったら恐らく思い出さなかったかと。
というのは実はコレ自体は私は好きじゃなくて、妹が好きで再放送見てたのに釣られてなものですから。子供の頃のテレ東(というか東京12チャンネルね)の朝の再放送アニメの定番でした。これとシャザーンとマイティマウス。
なんで妹が好きだったのかは良く判りませんが、私自身が好きじゃなかった理由は覚えてまして。
ズバリ、味方ロボットが出て来ないのと舞台が海だったから。
考えてみるとトリトン然り海の冒険譚って子供の頃からあまり好きじゃなかった。凪のあすからがイマイチ好きじゃないのは子供の頃からのトラウマかw
OPのp-10号パトロ~ル~って歌詞だけ覚えてます。

爺さん・おじさん世代が何見て育ったのかって事に興味ある若い方以外にはお勧めする程でもないかと。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

ace さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

海底パトロール隊のヒーロー活劇物語

・日本初の30分カラーテレビアニメ
だ、そうです
(WIKI調べ)

・Marine Boyという名前で海外に輸出されている
youtubeで「Marine Boy」で検索すると出るわ出るわ
コメントを読むと
外人さんの「なつかしい!」コメントが多数出てくる
それを読んでるとニヤニヤできるぞ!


・深海版の鉄腕アトム
最新科学兵器に身を包んだ少年が、海賊や盗賊、マフィア、世界征服を狙う軍隊、海に住まう怪物なんかを
やっつけるのがメインストーリーです
5話くらいまで見て感じたことは
「鉄腕アトムっぽい」でした

・主人公のマリンくん
水中で息ができ会話もできる「オキシガム」はじめ、最新科学兵器数種を身にまとい、
召喚獣のシロイルカ、召喚獣2の地底人、召喚獣3の人魚、
最新海底潜水艦P1-0号と・・・
超級の武器をいくつも持つマリン
このマリンが毎日海底をパトロールし、悪人や海の怪物を相手に戦うのだ!

ちなみに人間の言葉を理解する召喚獣1のシロイルカ、こいつがいなかったらマリンくんは20回以上死んでる
マリンはしょっちゅう敵に捕まるし、あんまり強くない印象
1話の中で2回敵の捕虜になることもある
捕虜になったり敵の攻撃で気を失ったりしても、必ずどこぞから見ているシロイルカか人魚が助けに来る

・のび太
マリンの声
旧のび太の小原乃梨子である
ずーっと気が付かなかったが、エンディングのスタッフロールをたまたま眺めていたら
マリンの声優が小原乃梨子であることに気づいた
のび太だとわかった状態で見ると、もうマリンの声がのび太にしか聞こえないから不思議だ
なぜ今まで気づかなかったのか
ウルトラスーパーベテランだな、小原乃梨子
こんなところにもいたのか

・オオカミ男
藤子不二雄の傑作アニメ漫画、「怪物くん」の怪物3人衆の一人、オオカミ男の声優が
P1-0号の船長、ブルトンの声です
後半の後半までわかんなかったよ
どっかで聞いたことのある口調だな~と常々思っていた

「ねぇ~」をよく使うんだよねこの声優さん
「そんなこと言うけどねぇ~」とか「そうだといいけどねぇ~」とか
「私はねぇ~」とか「そいつはわからんがね~」とか━
独特な喋りをする人だ
しかし、どういうわけか70話から声優が交代してしまう・・・なぜだろう

・様々な愉快なキャラが登場する愉快なアニメ
天才科学者のアッケロン先生、P1-0号船長ブルトン、ブルトンの相棒ガラリン、シロイルカの相棒ホワイティ、
地底人のクリクリ、人魚のネプティーナなどなど
愉快で楽しいです!
ちなみにホワイティは初期べらべらと関西弁を喋っていたのに
1回っきりで、その後一切しゃべらなくなった・・・なぜ?

・まぁまぁ死ぬ
悪人や一般人など
意外にも死人が出る
悪者一味まるごと爆発で皆殺しだったり甘くない
マリンが直接殺すことも、何度もある
じいさん科学者のアッケロンも敵を容赦なくフォークで刺し殺そうとする
こわい・・・
だが悪者は幼児に機関銃を乱射するようなのばっかりだしこれでいい
一般人も、ゴジラっぽい怪獣に客船まるごとぶん殴られて爆発、海中でバラバラになるなど
悪党側、一般人側どちらにも大量の死人が出る・・・

・このアニメに登場するキャラクターはすべて白人
黒人やアジア人っぽいキャラは一人も存在しない

・だいたい1000年後くらい先の科学力かな
時代設定はよくわからんですが
明らかに異次元の科学兵器や科学道具が存在する
かなり未来の設定と思われます
魚と会話できる装置やワープ装置や海底遊園地まである

・妖怪人間のような世界観
ビルほどあるバカでかいウミヘビや人魚、サメ人間、水中ライオンや地底人、恐竜
はては超能力者まで
あらゆる妖怪や怪物みたいなのがたっくさんいる
こんなのほんの一部

偶然なのか、たまたまなのかわからないが
「幻術を見せるはまぐり」がいる
おいおい、NARUTOにも全く同じのいたよなぁ・・・偶然か?
偶然にしては一致しすぎている気が・・・

・なぜかかなりの頻度で「オキシガム」の説明が入る
5話あれば4話くらいオキシガムの説明が入る
「僕にはオキシガムがあるから海の中でもへっちゃらだい」とか
「このオキシガムを噛めば水中でも活動できるんだ」など
おそらくこれは子供向けのアニメなので
子供がマリンの真似して海やプールに潜ってしまわなような配慮と予想する

◯いい

・慈悲心あふれる主人公マリン
悪人は「一緒に働かないか」とか「その力を平和のために」とか言って許されることがある
さんざん自身の命を狙っていたのに、「過去のこと」にできるマリンはなかなか爽やかないい少年

なんか、ど根性ガエルのウメさんみたいな感じ
なにが起きても「済んだことじゃねぇか笑」で許してくれる
自分がアニメのキャラクター史上で5本指に入るほど好きなこのウメさんですが
主人公マリンもウメさんと同じような匂いがする
自分はこういう江戸っ子気質で気っ風が良いキャラは大好き

だが・・・ずっと上のほうにも書いたけど
たまに悪人を殺すこともある
マリンが海賊の船をぶっ壊して、その船が制御不能になって海底火山に突っ込んで死んだり
直後マリンは特になにも思うことはなく、作戦が成功して笑ってたり
逃げる犯罪者を死亡事故に追い込んで「やったー!やったやったー!」と大喜びしてたりする

悪科学者を制圧せずに飛行機から突き落とすこともある(マジで)
これは投げて落とす必要はなかったと思うんだが・・・


また、マリンの眼の前で味方が敵の酸素マスクを剥ぎ取り、そのまま救助せずに放置したりもありましたね
直接の描写はなかったけど、特に救助してなかったのでおそらくその敵はもう・・・

大事な設計図を持って逃げる鳥をブーメランで撃ち落としたりもしてたっけ
確実に死んでるよあれ、まぁ状況的にしかたない・・・んか?
あれ?自分で書いといてぜんぜん慈悲心ないわ

・シンプルに楽しい、おもしろい
78話、31時間30分というとんでもない長さだったが1話たりともダレたりしなかった
おもしろくなかったり、普通のアニメでは12話ですら苦痛というか
「あーまだ終わらねーのかよー」とダレるもんですが
このアニメではそんな気にはまったくならなかった

ここがこうだから、おもしろい!
という指摘は難しいが、とにかくおもしろい!
とても楽しかった
またリピートしたいっすね


◯わるい

・泥棒を優しくていい人とか言っちゃうマリン
ロボットに命令を出し街で大量に泥棒を働き、それを止めようとする街の人にビーム攻撃するという
凶悪なロボットを数十体操る老人を
「優しくていい人」と言い、捕まえてもこれと言って刑務所にぶち込んだりなにもせずに解放するマリンたち
いや、違くない?
しかもその理由が、このロボットどもをスクラップ寸前で助けたから、という・・・
そりゃ泥棒に利用するためだろが!!!!
こいつを捕まえようとするマリンたちを躊躇なく攻撃する

・ずっと同じ格好のマリン
こいつは海でも陸でも、仕事中でも遊びに出ても寝るときもずっと同じ戦闘服のまま
ドラゴンボールの悟空や鬼滅の炭治郎、NARUTOのキャラたちもオン・オフ関係なくずっと同じ服だけど
あれはカジュアルというか、戦闘服に見えない(そもそも戦闘服か?)
しかし、このマリンの服は明らかに海中用の戦闘服なので
そんな格好で買い物したり外をブラブラしているのはちょっと不自然だし奇異に見える
たまに潜入用に変装しても、頭の赤いやつ(名前がわからない)はそのまま

・ぜんぜん海の中に見えない
このアニメは95%くらい海の中で活動するのですが
陸と変わらないように見える事が多い
そんな中をマリンは縦横無尽に飛び回るので、冒頭に書いた鉄腕アトムっぽく見える
海中の描写といえば、泡が出たり波に揺られる描写などがあるはずですが
動くと泡がちらっと出るくらいで、陸で動いてるのとたいして変わらない
マリンはオキシガムという、ドラえもんの道具みたいにガムを噛んだだけで海中で酸素ボンベとかなにもなく
呼吸も会話もできるので、陸と海中まったく同じ服装と装備で動きまわる
海の中に川が普通に流れてたり意味不明
普通に存在する現象なのか???

・ザコしかいない悪者
たいした距離もないのに悪者4,5人が一斉にマシンガンを乱射してもマリンには一切当たらない
外す方が難しい
マリンは「この強化スーツは銃弾など跳ね返すぞ!!!」とかドヤ顔するが
もっとも優先的に守るべき頭は丸出し・・・
しかもどうみてもむき出しの後頭部を撃たれているのに怪我1ツない
豆鉄砲なのか、遊んでるのか・・・・

・海底破壊しまくるマリンの親父
マリーナ博士
海底発電所をつくって海底に埋まっている「金塊」を取るのが夢と息子マリンに宣言
実際でっかい機械で海底を削りまくる
マリンは「金も取れるの?すごいなー!」と金塊にしか興味がない様子だった・・・

そしてこの親父は敵の妨害を受け、危険な採掘と知りながらも従業員を働かせようとし、
こいつの上司に叱られ逆ギレ、しょんぼりしていたwww

こいつをやっつけろよマリン!

・海や魚を大破壊する計画に賛成し、協力するマリン
活動の95%を海の中で行う「海底少年」だからといって
別に海を愛しているというわけではない様子
人口問題を解決するため太平洋の一部(といってもオーストラリアほどの大きさ)の海を干拓させて
陸地を形成するというとんでもない計画に参加、協力するマリンと、その親父マリーナ博士
そこに住まう魚たちはどうなるかというと・・・・

すぐ上にも金塊のためばかでかい機械をとりつけ海底を削りまくるマリーナ博士のことを書いたが
どうもこの親子は、海や魚のことなどどうでもいいと見ているふしがある

「海底破壊少年マリン」に改名すべき


・民間人もやべー
海底農園を営む親子
別に柵もなにもないんだけど、この農園に入ったマリンを
親子揃って銛で撃ち殺そうと銃を乱射する
道に迷ったという申し開きは一切聞かない
ただただ乱射して殺すそうとする
どんだけ治安悪いんだよ・・・海底・・・

・説明があるべき
人魚のネプティーナは殺された恐竜を復活させる
はぁ~~???
どういうこった
銛で滅多打ちにされ殺された恐竜を復活させるって、それもうアニメの根幹を揺るがすどえらいこと
だって人間とかもいけるってことでしょ?
マリンが悪人に殺されても、ネプティーナは復活させることができると考えることができる
これはさすがに説明があるべきだろ

・↑に似ているが・・・
このネプティーナは「主人公がすべき努力」を一瞬のうちに解決してしまう最強の超能力者である
上にも書いた死者蘇生の能力の他に、
海の出来事ならば世界中で起きている現象を水晶で覗き見できる千里眼に、
魚と会話できる能力、
攻撃を受けて気絶している者を一瞬で治癒したり
マリンが行く先々に突如として現れるストーカー能力もある
こいつは1話から登場するが、正直いらん
主人公の仕事を奪っている

・女キャラがほぼいない
人魚のネプティーナしかいない
ごくごくたまに敵の中に女幹部がいることはある
その場合なぜかマリンの味方をすることがかなり多い
まぁ、まったくいないわけではないけど、とにかくほぼいない

・回によって設定が変わる
マリンは「オキシガム」というわけのわからない板ガムを口に入れると「酸素を補給」とか言って
しばらく水中で装備なしで動き回れる
ある回で毒ガスの充満する中で活動する必要があったのだが、マリンは「オキシガムを噛んでるから大丈夫」
と言って、何の問題もなく装備なしで毒ガスの中で戦う

だがまたある回では、オキシガムを噛んでいる状態で睡眠ガスをくらう(2回も)など
回によって都合よく設定が変わってしまう

・油田を守るために必死なヒーロー
マリーナ博士+マリン率いるパトロール隊は副業で油田採掘もやっているようで
後半に1発掘り当てるわけですが
これを狙う悪党相手にかつてないほどやる気を見せる
おいおーい、正義のヒーローが金目当てに戦うってのは夢がないねぇ・・・

・ネプティーナの最強水晶
海底で起きるすべてのものを見ることができ
催眠光線をくらっているものを起こすことができ
死んだものを蘇生でき
サメやよくわからないアメーバの攻撃を完璧に退け
他にも様々な便利機能の総合体
この道具がなければこのアニメは何回ゲームオーバーを迎えていたことか・・・
ちょっと・・・どうなんだこれは

◯VERDICT

10/10
うん!おもしろかった!
満足です

マリンは強く、優しく、活発な少年で
不快感0のザ・主人公!!
もっともっとマリンの活躍を見たかった
ヒーローの象徴、赤いスーツに身を包み様々な科学兵器で戦う

マリン自身はあまり強くないってところもGOOD
仲間の協力なくして彼は活躍ができないので
仲間たちもそれなりに見せ場があり、いいと思う

なんというか、ヒーロー物のお手本そのものといった出来のアニメだった
とても楽しめたよ
マリンの仲間たちも愉快で楽しい、いい仲間たちで
また会いに、リピート視聴するだろうね

女キャラはネプティーナ以外ほぼ出てこず
出たとしても萌えの欠片もないので
萌え~女~ブヒヒヒヒ・・・な方は回避推奨です

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

計測不能 12 1969年度アニメランキング12位
男一匹ガキ大将(TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (3)
32人が棚に入れました
『俺の空』などで有名な劇画家・本宮ひろしの出世作のアニメ化。関西の西海中学に在籍する戸川万吉。彼は同年代の学生2000人を子分に従える、超大物のガキ大将だった。だが万吉はさらにもっと高い目標を求め、先に知り合った日本財界の大物・通称「水戸のババァ」のいる東京に向かう。そこで万吉は政界のカラクリ、大人の社会の現実に触れ、世の中を清浄に作り直すために、自らが権力のある金持ちになろうと誓うのだった。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

巨匠の話ってあまりアニメになりませんね

実際にこの作品をご覧になった方は少ないと思います。
私も再放送を兄と見ていました。
イメージとしては、アニメでしていた大河ドラマですね。

まあ、巨匠の作品はヒューマンドラマを越えた
大河ドラマが多いですが、やはりこれが伝説ですね。
アニメはともかく、漫画は今でも手にすることができますので
その篤さに多くの方は【ひく】ので、、、とさえ思っています。
私が記憶に残っている話は
水戸のばばあ(=日本有数の富豪のばあさん)にヨウカンを
ごちそうになったら100万(爪楊枝1本=1万)という
奇想天外な話。
とにかく巨匠の話は、奇想天外で突拍子もないのですが、
強く惹きつけられるのです。
実際今見たらどうなのか、、、夢を潰さない為にも
それはやりたくないです。
ただ、巨匠の話ってあまりアニメになりませんね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

計測不能 12 1969年度アニメランキング12位
ウメ星デンカ(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★★ 4.3 (4)
27人が棚に入れました
『ドラえもん』誕生前夜の時期に描かれた藤子不二雄のSFコメディのアニメ化。母星ウメ星が爆発し、全宇宙に散らばる流浪の民となったウメ星人たち。その中の王様一家が、広大な四次元空間を内部に秘めたカメに入って地球に飛来した。王様一家の境遇に同情した中村家の人々はウメ星を再興するまでの居候を認める。人柄は良いが王様気分が抜けず、地球と慣習の違うウメ星の人々にかき回される中村家。一同の奇妙な生活が始まった。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、田の中勇、菅谷政子、大竹宏、雨森雅司、松島みのり、藤本譲、北浜晴子、兼本新吾、貴家堂子、沢田和子、毒蝮三太夫

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

藤子不二雄の隠れた傑作

○藤子不二雄の隠れた傑作

恐らく最も知名度の低い藤子不二雄のテレビ作品
それもそのはず、白黒時代のTVシリーズである
だがノリや面白さは藤子作品最高クラス

古い作品であるため、いまでは間違いなく放送できないであろうバイオレンスなシーンや
NGワード使いまくり

俺は以前まで白黒なんか見れるかー!という感じだったが、このデンカを見て白黒アニメへの評価が一変した
食わず嫌いするなかれ・・・

○1969年!!の作品!!
1969年ですよ
ちなみに1969年は史上最初のインターネット(の原型)が、アメリカのある大学から別の大学へ
メッセージが送信されたとされる・・・らしい
史上最初のメールですな

どうでもいい余談けど、パソコンよりもネットのほうが先に出現したんですな~なるほど

◯最強
デンカらウメボシ人は超能力で(光の速さで)空を飛んだり
人間を数十人一気に浮かべたり
どんなに重いものでも宙に浮かせることができる
ビルまるごと浮かせて海に沈めたりもできる
おまけに道具で透明になったり時間を戻したり、ボディチェンジできる
他にも様々なやばい道具はあるはず
さらに宇宙や水中でも息ができ会話もできる・・・
宇宙に散らばるウメボシ人を招集し地球征服できるレベル
彼らはよくゴンスケにいいようにやられているが、
その気になればゴンスケなどは秒殺できるレベル

○いいところ

・宇宙人の非常識な行動と魔法のセットで様々な騒動がおきる
デンカらはウメ星出身の宇宙人であるため、地球の常識がわからずトンチンカンな行動ばかり取り
それが面白さにつながっている
例えば、この作品の後に出るドラえもんやチンプイなんかは
主に道具か魔法だけで騒動が起きるが
このウメ星デンカは魔法+宇宙人たちの非常識な行動のセットで騒動が起きるためより楽しい

・神がかった声優の演技
俺は懐古厨ではないし、別にいまの声優を否定しているわけでもないし別に嫌いでもない
ただ明らかに現在の声優よりもレベルが高い
デンカや王様、ベニショーガ、フグタなど、このキャラはこの人しかいない!という感じ
レベルがちがう

・増え続ける勲章
中村家やその他mobたちがなにか王様のためにしてあげると
勲章をあげるのですが
知らない間にこの勲章が増え続けている
太郎などは、勲章を100コ以上もらっているが
太郎がアニメ中で勲章をもらう描写があるのはほんの数回
つまり、アニメの外で、放送外でも太郎とウメ星の連中とからみがある
のは容易に想像でき
なんか、いきいきしていると言うか
放送外でもちゃんと仲良くというか、うまく付き合ってるんだなーと

◯おもしろおかしいキャラたち
ゴンスケやナラ子などこのアニメにはイカれたキャラがおり、大好きです

○悪いところ

・奇妙
なぜかというと・・・・
藤子不二雄の他作品、例えばQ太郎、ドラえもん、キテレツ、チンプイは
せいぜい人間年齢でいうと小学生3年くらいのキャラでしょ
だがこの作品はヒゲヅラのおっさんが2人に、ママより背がでかいお姫様が中村家に居候している
姫様はデフォルメ化されておらず、普通体型の成人女性
ヒゲのおっさんがママにメシの催促をしたり、ママよりでかいお姫様がママと家事をしたり
ふっとした瞬間に奇妙に見えることがある

・やばい
いまでは放送できないであろうやばい回がある、と冒頭に書いたが
これはガチ
キXXイ連呼したり、虫に化けた回などはマジで怖い
絶対放送できまい・・・

・まとめ

白黒アニメだからといって敬遠することなかれ・・・・
普通に楽しい・・・どころか、藤子作品ではドラえもんに次ぐおもしろさだと俺は思う
かなりお気に入りの作品です

昭和の空気が感じられる
この時代はこんな感じなのかぁ、昔はええなぁ~という気分にさせてくれる
なんか、小旅行している気分でとても心地が良かった

2度復活
実は、2度復活している
「のび太の夢幻三剣士」の映画と一緒に30分上映されたのが1つ
2つ目は藤子不二雄ミュージアムにて新ドラえもんと共演した

まぁアニメがリメイクされて復活ってことは期待できないですが
藤子不二雄ミュージアムでちょくちょく復活してるってことは
今後あるかもしれないですね・・・
藤子不二雄ミュージアムではジャングル黒べえとかチンプイも
新ドラえもんと共演してるし
色々やってくれてますね
素晴らしい

★だが劇場版ウメボシデンカはかなり違う・・・
・フルカラーになった
・平成になってる
・声優総入れ替え
・な、な、な、なんと!太郎が進学塾へ通っている
・中村家、どう見ても金持ち!
・たんなる脇役だったサンカクが優等生キャラに・・・
・フグタがジャイアン化・・・でけぇ・・・
・ただのうざキャラのサンカクとフグタがスネ夫とジャイアン位置になる
・デンカがミヨに一目惚れ(本来デンカは女などに興味ないクールキャラ)
・デンカおおはしゃぎ
・小1→小4くらいになってる
・ママこええ・・・・

改悪に次ぐ改悪です
あかんわあれは・・・
この白黒版デンカが好きなら見ないほうがいいかもしれん
マジでこいつら誰?状態・・・
もう太郎以外は別人です
特にデンカとゴンスケはまったく別人

正直このカラー版ウメ星デンカがテレビ放送されていたなら
見たくなかったかもしれない

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

計測不能 12 1969年度アニメランキング12位
Mr.ペンペンII(TVアニメ動画)

1969年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (3)
15人が棚に入れました
人気漫画家・室山まゆみの原作によるTVアニメスペシャルの第二弾。人間界を勉強するため、修業にやってきたペンギン王国の王子ペンペン。彼は小学五年生の少女ミカちゃんの家に居候し、そこでの生活にもなじんでいた。ペンペンはさらに人間社会に馴染もうとするが、世間知らずの王子ゆえいつも失敗。ミカちゃんを悩ませる。しかしペンペンは己のプライドにかけて、また生来の図々しさで、眼前の困難を乗り越えていく。今回は一時間枠の中で、新作エピソードを4話放映。制作は前回同様、シンエイ動画が担当した。

計測不能 12 1969年度アニメランキング12位
ワンダー君の初夢宇宙旅行(TVアニメ動画)

1969年冬アニメ
★★★★★ 4.4 (3)
13人が棚に入れました
 虫プロが制作した、実写とアニメの合成による単発作品で、宇宙と初夢をテーマにした内容。 おじさんと年始回りにやってきた太郎くん。気がつくと太郎くんはメカニック装置のついた椅子の上にいて、しかも目の前には変わった男の子ワンダーくんがいた。ワンダーくんは太郎くんを宇宙の世界に案内する。初めて見る星の世界に次から次と疑問が湧き出る太郎くん。そんな質問にワンダーくんはひとつひとつ答えるが、やがて「宇宙の果て」が近づいてきた。
 お正月をテレビの前で過ごす子供たちのためにNHKが放映した20分の単発番組で、宇宙科学を啓蒙する側面もある。その一方で原案を提供した手塚治虫と、シナリオライター辻真先の共同執筆による脚本は、独特のファンタジー性を感じさせるものだった。

計測不能 12 1969年度アニメランキング12位
六法やぶれクン(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
13人が棚に入れました
 名古屋放送が初めて製作したテレビアニメで、原作は作家・佐賀潜の手掛けた法律入門書『民法入門』。お調子者の独身サラリーマン・やぶれくんは、貯金もなければ彼女もいない、おまけに趣味もないというないない尽くしの若者だ。それでもマイペースに明るく暮らしていた彼だったが、そんな当人の日常には思わぬ落とし穴が待ち受けていた。美人局にひっかかったり、友人の借金の保証人として多額の返済を迫られたり……。やぶれくんはそうしたピンチを、法律の知識を駆使してなんとか乗り越えていく! 正味5分間の帯番組ながら、本邦初の深夜アニメとして放映された作品。日常のトラブルから発した民事問題を、ドラマ仕立てで視聴者に解かり易く解決に導いている。なお、サブタイトルは全て法律の序文に基づいて付けられている。

計測不能 12 1969年度アニメランキング12位
そばかすプッチー(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
冒険好きな正義の少年プッチーの活躍を描く、帯放送のSFアニメ。
目玉が大きく、そばかすが印象的な少年プッチー。彼はまだ子供だが、悪を憎み、正義を愛する冒険児だった。プッチーの仲間は、のろまな怪獣ネタローと、せっかちなオウムのガン公。彼らはミルクを燃料にして陸海空を移動するミルクカップ型のスーパーマシン・カップ号で世界を駆ける。そんなプッチーたちの前に立ちはだかるのは、欲張りな悪の天才ワルジーだった。『マリンキッド』の制作、『ジョニーサイファー』の制作協力などを行なってきたアニメ会社・テレビ動画の流れを汲む、フジテレビ・エンタプライズの制作作品。メインの演出スタッフには、のちに「世界名作劇場」シリーズや『忍者ハットリくん』などで活躍する池野文雄などが参加している。

計測不能 12 1969年度アニメランキング12位
ピンチとパンチ(TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
 イタズラ好きな双子の主人公・ピンチとパンチの大暴れを描く、帯放映の痛快ギャグアニメ。 双子のピンチとパンチは、イタズラにかけては天才的な現代っ子。彼らはガールフレンドのドタ子、妹のチビゴン、そしてペットのイジブタたちの協力を得ながら、次々と発案したイタズラを実行に移す。双子のイタズラの犠牲になるのは、口うるさい教育ママのママゴン、表と裏を使い分ける大人たち、そして勉強しか能のないガリ勉たちだ。さて、今日の双子のイタズラの標的は!? フジテレビ・エンタプライズが、先行する帯アニメ『そばかすプッチー』の後番組として制作放映したギャグアニメ。スタッフは前作の面々がそのまま移行して制作した。
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