1971年度に放送されたTVアニメ動画一覧 18

あにこれの全ユーザーが1971年度に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の1971年度に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

72.0 1 1971年度アニメランキング1位
ルパン三世 (TV第1シリーズ)(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (229)
1271人が棚に入れました
今もファンに熱烈に支持されている『ルパン三世』ファーストシリーズ。
ルパン三世は、名高き怪盗アルセーヌ・ルパンの孫。狙った獲物は必ず奪う神出鬼没の大泥棒だ。頭脳は天才的で、銃の腕前も超一流だが、可愛い子ちゃんに弱いのだけが玉に瑕。その仲間は、早撃ち0.3秒のガンマン・次元大介、昭和のサムライ・十三代目石川五ヱ門、謎の美女・峰不二子。そんなひと癖もふた癖もある連中とともに、銭形平次七代目の銭形警部や暗黒街の強敵達を煙に巻きながら、今日も華麗にお宝を頂戴するのだ。

声優・キャラクター
山田康雄、納谷悟朗、小林清志、二階堂有希子、大塚周夫

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

俺の名は…るっ♪るっ♪るっ♪ルパン♪ヽ(´▽`)/

もうかれこれ40年以上前の作品★全23話★

かなり古い作品なので今のルパンと比べれば
盗みのテクにしても言葉の掛け合いにしても
スタイリッシュさはなく無茶な展開が多いですが
それもまた一興ですw

作画に関してもお世辞にも良いとは言えませんが
原作のイメージに近くて味があります(*´ω`*)♪
昔ながらの小粋なルパン三世がそこにいます。

1stシーズンでお気に入り回は「脱獄のチャンスは一度」
「雨の午後はヤバいぜ」、「殺し屋はブルースを歌う」です。

ハーレーに乗る不二子のED曲『ルパン三世主題歌Ⅱ』
チャーリィ・コーセイさんの渋い歌声が格好良い!

「あし~もとにぃ~,からみぃ~つく~♪」
今でもついつい口ずさんじゃいますw

子供の頃、日曜お昼の再放送で初めて緑ジャケの
ルパンを観てから今でも僕の中のヒーローです(*^^*)

子供の頃の好きは大人になっても残ったままで
コレクターズBOXを購入してしまうぐらいの今でも好きな作品♪

投稿 : 2024/04/13
♥ : 20
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

【クイズ】OPで「ルパン」という単語は何回使われているでしょう

1971年10月~ 読売テレビにて放送
全23話

初代、緑ジャケットが特徴のルパン
私自身の初ルパンは「複製人間」だったからやっぱりルパンといえば赤ジャケになっちゃうけど
緑もいいよね。セルのくすみがかったグリーンに差し色としてのイエローのネクタイ
今見ても全然あり、オシャレ。
TVアニメでは初めての大人向け作品を目指したと言うとおり
手のアップではちゃんとムダ毛が書かれてたり、やたら細かく描かれた腕時計が印象的。
しっかり「大人」を描写しているかと思えば車が爆発したシーンでは
髪はチリチリ、服はボロボロ、車はフレームとハンドルだけを残してキコキコ走るっていう従来のアニメ的表現もあったり。
こんなリアリティと非リアリティが混在してるキャラ描写が当時は画期的だったのかもしれない。

しかし初期のダンディでハードボイルドな路線は不評だったんですよねえ。
後半、正確には7話からAプロ演出グループっていう当時の宮﨑駿・高畑勲が加わってから
コメディとアクションに寄ったあからさまに子供向けの内容に変わっていって
笑っちゃうくらい別物になってしまったんだけど

ワルサーを撃つルパンの演出が特徴的な11話
今作で一番ルパンを追い詰めたであろう魔毛狂介が出るSF風味の13話
二階堂有希子、増山江威子の新旧不二子が共演する14話
コンピュータが絶対的な信頼性を持っている物として描かれているのが一周回って新鮮な22話
などなど見所は結構あり。

でもやっぱり初期のダンディ路線が好き。特に1話と2話の完成度は別格。
ふたつは独立した話だけどそこで描かれる二人の男、ルパンとパイカルの対比がいい。
1話でルパンは「裏切りは女のアクセサリーのようなもの」と割り切った態度なのに対し
2話のパイカルは女を一途に愛し、求めてしまったがゆえに破滅してしまう。
その中心にいる峰不二子は非常に妖艶で魔性に描かれていて魅力的。
対照的な二人をこんなにもシニカルに、ハードボイルドに描いた話は今のルパンには無い味わい深さがあるので
見たことない人は1話、2話だけでも見てほしいなぁと思った次第であります。


タイトルの答え↓
{netabare}37回でした!以上、だからなんだってんだクイズでした!{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 16

二階堂麗華 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

時代を感じさせないおもしろさ

あまり昔過ぎるアニメは苦手なのでここまで昔のアニメを見ることはめったにないのだけどおもしろかった

知っている人が多いと思うが主人公の怪盗ルパン3世が宝を盗んだりする話
主人公の軽い言動のおかげでそこまでシリアスに感じることもほとんどなく気楽に見られた

やはり作画ははじめは少し時代を感じるがすぐになれる
古いアニメはわかりにくかったりするものも多いがこのアニメはストーリーがわかりやすくてよかった

1話1話がほとんどつながりがないので大変見やすく気分転換に良いと思う

宝を盗む方法や逃走の方法にアイディア性があり見てて飽きないので2期もこれから少しずつ見ていこうと思う

気分転換や気楽に見れるアニメを探している人は見てみるといいと思う

投稿 : 2024/04/13
♥ : 15

65.5 2 1971年度アニメランキング2位
さるとびエッちゃん(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (11)
54人が棚に入れました
エッちゃんこと猿飛エツ子は小柄な小学生。
しかし、猛スピードで走り、怪力を持ち、動物と会話できる、自称猿飛佐助33代目の子孫。
そのエッちゃんが三つ葉小学校に転入、時にトラブルの種となり、時にトラブルを解決するコメディ作品。

声優・キャラクター
野村道子、千々松幸子、永井一郎、麻生みつ子、田中亮一、中村恵子

あにめじさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

不思議なことに魔女っ子もの

wikiからですが、東映魔女っ子シリーズ第3弾だそうです。
でもえっちゃん、忍者です。三十三代目猿飛佐助らしいです。でも魔女っ子枠。
お供の犬ブクがその後の魔女っ子もののお約束『しゃべるペット』の先駆け的なものにもなっているのです。
考えるに、もとが『おかしなおかしなおかしなあの子』というタイトルの漫画で、その「おかしな」点を強調するためのアイテムとしての忍者であり、しゃべる犬ではないでしょうか。
実際、えっちゃんはいつも('v')みたいな顔をして、何を考えているのかわかりにくいキャラクターです。
その「ちょっと不思議」感を楽しむアニメかと。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

65.1 3 1971年度アニメランキング3位
ゲゲゲの鬼太郎 [第2作](TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (27)
140人が棚に入れました
妖怪ポストは救いを求める手紙で膨れ上がったまま、雨に打たれて立ち腐れようとしていた。鬼太郎はもうずっと前に、ゲゲゲの森から姿を消していたのだ。実は鬼太郎、妖怪たちとの戦いに疲れ切ってしまったのか、ひなびた漁村に住みかを移して、目玉おやじと共に晴耕雨読の生活を送っていた。平和な日々はいつまでも続くかに思えたが、運命が彼を放っておかなかった。突如現れた妖怪・泥田坊によって、世話になっていた少年の父が犠牲になってしまったのだ。それをきっかけに、鬼太郎はゲゲゲの森に戻って妖怪がらみの事件屋に復帰することになる。折しも時は高度成長期。欲望に憑かれた人々が人間らしい心を失ってゆく世の中では、さすがの鬼太郎も苦戦の連続だ。なぜなら醜く歪んだ人の心こそ、妖怪以上に妖怪らしい恐るべき存在だからである。

声優・キャラクター
野沢雅子、田の中勇、大塚周夫、小串容子

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

カラー版ゲゲゲの鬼太郎は怖さ倍増、マニア受けする猫娘登場。

1971年放送のテレビアニメ 鬼太郎第二期 一期終了から2年半後 全45話

原作 水木しげる 制作 東映動画
演出 白根徳重 高畑勲 他

70sは新作ではなく一期の続編なのでリメイクは一切ありません。
鬼太郎のストックの多くは貸本時代の墓場の鬼太郎だったため、一期放映後にはそれほどエピソードは増えず、鬼太郎以外の水木作品からの借用が多いです。
なので、一期と二期は連続した作品と捉えられますが、
カラー化とブサ可愛いあでやかワンピースのヒロイン猫娘登場で新たな魅力が生まれています。

一期のような鬼太郎大ピンチはそう多くはありませんが、牛鬼やかまぼこでは手に汗握るシーンもありました。
鬼太郎が女装して妖怪をたぶらかして力を奪うなど唖然となりました。
猫娘と女装鬼太郎が並んでいる画像は時代を超えているかも。

他の方もレビューしている通り、妖怪退治ではない怪奇ストーリーが多いのも特徴です。
アンコールワットの亡霊、イースター島奇譚、足跡の怪など怖いですよ。

一期と合わせて、古いながらも楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

たこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

社会風刺アニメの鉄板

カラーで楽しめる鬼太郎。
前作は戦闘シーンの有無はともかくバトル要素が強かったことに比べ
この2期は『妖怪』を使った社会風刺色がとても強く
初代ウルトラマン同様に人間心理や社会を悪とみなす結末が非常に多い。
元来妖怪とは幽霊や化物とはその意味が大きく異なり
有名どころでは民族宗教を背景としたもの以外にも
自然現象や後ろめたい事象に大して名と体が付いたモノも存在し
要するに妖怪は人間社会が産み出した産物とも考えられると思う
その『妖怪』を表現したメッセージ色が強い作品と言える
製作スタッフはよほど原作が好きなんだろうなあ。
子供向けとは言い難いが大人にこそ是非見ていただきたい名作中の名作

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

64.9 4 1971年度アニメランキング4位
ふしぎなメルモ(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (37)
161人が棚に入れました
天国のママから、ミラクルキャンディー(赤いキャンディーと青いキャンディー)をもらった主人公メルモが、キャンディーを食べて赤ん坊や大人、人間以外の様々な動物に変身し、色々な危機を乗り越え、真の大人になっていく物語である。

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

懐かしい

手塚治虫先生が小学生のために描いた
大人と子供の違いをミラクルキャンディ
の違いで教えてくれた。
成長するとはどういうことなのかを、
子供と一緒に見て考えていける時代
のアニメって感じします。
子供のころに再放送を見て、変わってる
なぁ~と思ったものです。
でも、興味深く楽しむことができました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

☆手塚版魔法少女

ミラクルキャンディを食べると少女のメルモちゃんが
なんでも変身できる楽しいアニメです♪

最近リニューアル版を観ましたが子供が大人の世界を
覗き見したり、大人と対等にやりあったり面白い作品です。


原作/手塚治虫「小学1年生」

1971.10.3-72.3.26全26話

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

あにめじさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ちょっとえっち

子供心に「ちょっとえっち」と思っていました。
手塚治虫のキャラクターって単純な線なのに色気というかエロティシズムがありますよね。ただ、そこには母性であるとか人間性であるとかが付与されており、近年よくあるようなアイテムとしての単純化された性ではないものがあります。
また物語としても良くできており、一見の価値有りです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

63.9 5 1971年度アニメランキング5位
アニメンタリー決断(TVアニメ動画)

1971年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (18)
78人が棚に入れました
大人も対象とするタツノコプロの本格戦記アニメ。爆発の表現技法は、のちの同社のSF作品にも活かされる。日露戦争を経て、ドイツ・イタリアとの三国同盟を結んだ日本は、激動する世界情勢の中で次第にアメリカとの交戦に向かう。昭和16年12月、真珠湾攻撃を端緒に始まった第二次世界大戦。やがて山本五十六が率いる日本海軍は、刻々と変化する戦局の中で、いくつかの岐路に立たされる。日本の命運を掛けた“決断”の時が来た。

声優・キャラクター
真木恭介、高塔正康、塩見竜介、田中信夫、家弓家正、村越伊知郎、原田一夫、古賀浩二、城山堅、藤本譲、山内雅人、西桂太、辻村真人、寺島幹夫、渡部猛、武川信、川久保潔、青野武、浦野光
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

あくまで組織論を説いた作品

1971年作品
アニメ制作:タツノコプロ
全26話。うち最終話は読売巨人軍川上監督回。

主題歌
OP「決断」
作詞:丘灯至夫
作曲:古関裕而
歌手:幹和之、コロムビア男性合唱団 

ED「男ぶし」
作詞:丘灯至夫
作曲:古関裕而
歌手:幹和之、コロムビア男性合唱団

再放送で本編25話視聴済。
DVD所有。

ドキュメンタリーアニメの草分けでアニメ史に残る名作です。

【作品概要】
太平洋戦争の緒戦における帝国陸海軍指揮官の「決断」を描いたヒューマンドキュメンタリー作品。
登場人物は全て実存した人物です。
ジャンル的に軍事ですけど、内容は組織論でもありますので経営者や管理職の方に向いている作品かと思います。
ただ、視聴の際には太平洋戦争の一般的知識が必要なのが難点ですけど、多くのアニメファンに観ていただきたい作品です。

【制作スタッフ】
原作者:児島襄
戦記作家
(著書:『戦艦大和』『悲劇の提督 南雲忠一中将 栗田健男中将』『太平洋戦争』他多数)

監督:九里一平
タツノコプロ三代目社長。創業者で漫画家の吉田竜夫の実弟。
(監督、関与作品:昆虫物語 みなしごハッチ、科学忍者隊ガッチャマン、タイムボカン、他多数)

脚本・構成:鳥海尽三(途中降板)
日活映画出身。虫プロからタツノコプロに移籍。
(脚本作品:鉄腕アトム、宇宙エース、魔法使いサリー、科学忍者隊ガッチャマン、他多数)

【作品製作時の時代背景】
本作品が放送された1971年は戦後まだ26年程度で、戦争体験世代が現役で社会で活躍しており記憶も風化しておらず、また、戦争の傷痕も多く残っており、戦争に対する意識は現代とは比べものにならないほど生々しく残っている時代、徴兵権と憲兵隊を擁し国民の弾圧を行った陸軍に対する国民感情は未だに厳しいものでした。
さらに、ベトナム反戦運動にみられる左翼活躍のピーク時でもあり、少しでも戦争の匂いを感じさせるような事はパッシングの対象とされ、極左テロ攻撃の標的にさえされました。
この当時の自衛官は人前で職業を言うことさえ憚られる時代だったそうです。
しかし、一方で前年に起きた三島由紀夫事件のように、過去を封印せず見直す動きも芽生えつつありました。
盾の会の活動で時代の変化をみた旧軍関係者の方々が、アメリカが植えつけた日本軍絶対悪の誤解をなんとしても解きたいという声が戦友会などを通じて上がり、呼応して政財界の責任ある地位に多くいた旧軍OBも実現に向けて根回しを行った結果、旧軍OBが重役に就いていたサッポロビールからスポンサーの約束を取り付け、戦記作家児島襄作品のメディア展開へと至ります。
三島由紀夫と盾の会という存在は間接的にであっても、厳しい世論や左翼の中傷批判に臆することなくこの作品を世に送ったエネルギー源であったともいえます。
しかし、いざ放送が始まると放送局に中傷や批判が殺到したそうですので、本作品の放送は時期尚早だったかもしれません。

【構成】
{netabare}本作品は一話完結(長くても二話)で概ね時系列で話数が進みますけど、陸軍と海軍のエピソードを一定量で区切っており一部で時系列が逆転する話数もあります。
特に開戦初期は陸海軍同時に作戦行動を起こしているので、時系列を頭に入れて視聴するか、時系列順にソートして視聴するか工夫されてもいいでしょう。
豆ですけど、一般的に真珠湾奇襲で太平洋戦争が開戦されたイメージがもたれていまが、史実は陸軍のコタバル上陸から戦争開始となります。
視聴するにあたっては、太平洋戦争の概要を予習しておく方がスムースに視聴できます。{/netabare}

【内容】
{netabare}戦場という生死の狭間にある究極の環境で悩み苦しみながらも「決心」し「命令」を下すに至るまでの心の動きと、その結果から生じたことを「教訓」として提示する現代のアニメでは考えられないほど踏み込んだ脚本ですけど、作品の方向性を巡り原作者児島氏と脚本を担当した鳥海氏の対立がありましたが、結果的にリアリティ追求の原作者方針に決まり、登場人物に対して余計な脚色はされていません。
「アニメンタリー」とは実写のドキュメンタリーをアニメで表現したことを意味する造語だそうです。
作画に関しては、既に40年以上の前のセル画作品ですので期待をしてはいけませんけど、爆発シーンは結構迫力があります。
キャラデザは劇画を更に写実的にした感じで、劇画を読まない方や萌えキャラを見慣れている方には抵抗があるかもしれません。
また、当時の演出方針で兵器を可能な限り精密に描くために兵器原画は挿画専門絵師が行ったことで、現代では兵器の描写や考証に多くの誤りが認められますけど、当時としては考えられないクオリティで、音響効果には実際の音源が使われています。
OPED曲ともに軍歌調で、アニメファンには抵抗が生じるかもしれません。

OPで零戦とB17の空戦シーンがありますけど、B17の見え方と縮尺のバランスをとり風防と九八式射爆照準器越し揺れに合わせて射線が集中している描写を2Dで表現していたのは今でも驚愕です。
きっと、あのような動き再現できたのは挿画絵師の作画力以上に、実戦経験者が演出に関係していたとしか考えられませ。
本当にすごい作画です。
しかし、挿画絵師は手が遅く制作スケージュールが相当に食われたそうで、それを補うように実写も併用する演出が施されています。
第23話の硫黄島作戦では戦死者の実写映像があるので、視聴の際には注意してください。

たしかにこの作品は戦争が舞台ですけど、ストーリーの主軸は指揮官の苦悩や決断の結果から得られた教訓であって、映画「人間の條件 」(松竹)や映画「戦争と人間」(日活)のように戦争を舞台とした群像劇を用いてある種のイデオロギーを発散しているような作品ではありません。(両方とも反戦映画ですけど)
OPのナレーションでも本作品の製作意図を説明しています。
したがって、反戦であるとか戦争の美化というイデオロギー的メッセージは本作品には含まれていませんので、その点に対する作品批評は的外れとなります。

「決断」の軍事的な意味とは帝国陸軍の将官級(旅団長以上の高級指揮官)のみ閲覧が許された『統帥綱領』でいうところの「決心」を為し命令を下す「実行」の二つの行為です。
『統帥綱領』の一節より
「統帥ノ根源ハ指揮官ノ決心二シテ命令ハ決心実行ノ重要手段ナリ」
本作品は先人が当時「統帥」はどのように遂行されたかを、尊い犠牲の上に戦争を知らない世代にも残してくれた貴重な財産ともいえます。
なお、『統帥綱領』に書かれていることは抽象的な表現ですが指揮官の心構えが説かれた兵法書の一種です。
2016年春アニメ「ジョーカーゲーム」でも取り上げられていますけど、帝国陸軍の機密指定では「機密」でトップシークレットでした。
本作品では太平洋戦争全ての戦場を網羅してはいませんけど、初期の威勢のいい攻勢のみならず撤退、負け戦、そして悲劇の特攻、玉砕も公平に扱うことで偏向なく構成されています。
特攻も玉砕も指揮官の決心と命令です。
旧日本軍では玉砕を命じた指揮官もまた自決で命果て、特攻の指揮官も全てではありませんが自決や最後の特攻で果てた指揮官がいます。
しかし、特攻を命じておきながら敵前逃亡をしたとんでもない指揮官や、ろくに補給も考慮せずに攻撃を命令し部隊を壊滅に追い込んだ無能な指揮官など、このような不適格人物を指揮官に任命した軍もまた教訓を活かしていなかったことが、敗戦そして軍の解体までの最悪の結果を招いたのでしょう。
もっと深刻なのは、9条病の蔓延で国防の意義すら議論が封じられ希薄になった戦後日本の現実ですけどね。
第22話はいわゆる「謎の反転」の回ですけど、この真相は現在でも不明であり、肝心の栗田中将が一切口を閉ざしたまま逝去されましたので、真相は永遠に闇の中です。
本作品での描写内容は、状況証拠から考えられる一つの推論に過ぎないことを指摘させていただきます。{/netabare}

【考察について】
{netabare}本作品を本格的に考察される際には以下の書籍は必読です。
また、既読の上で本作品を視聴された場合、軍隊組織の運営のようなソフト部門は高レベルな軍事考証がされていることを理解できるかと思います。

ただし、時代考証で一部事実と異なる部分、特に第25話における「無条件降伏」の表現では大日本帝国の無条件降伏のように受け止められます。
ポツダム宣言の条文を読めば一目瞭然ですけど、無条件降伏はあくまで「帝国陸海軍」に対してであり、国家としての大日本帝国はポツダム宣言の各条項を呑んだ「有条件降伏」であることをここで補足しておきます。
なお、国家として無条件降伏をした場合は「ドイツ」のように国家が消滅(地図上からも抹消される)しますからね。
現在のドイツは、敗戦→消滅→旧ドイツ領内に二つの新国家が成立→統合の歴史があります。
また、第25話は本作品で唯一文官が主人公(下村内閣情報局総裁)で「國體」について私見を述べるなど政治性が強い内容ですので、視聴の際はその旨を意識してください。
なお、第25話については終戦前夜を阿南陸軍大臣視点で濃密に描写した映画「日本のいちばん長い日」(岡本喜八監督1967年版)も参考になります。
ただし、2015年版は鈴木内閣発足からのストーリーなので冗長であることと、内容が鈴木首相視点となることに注意してください。

各話のエピソードの中には実写映画化されているものも数多くあります。
映画の方が時間も長い分、細く描写されていますので鑑賞するとより本作品への理解が深まると思います。

また「太平洋戦争」を「大東亜戦争」と呼称する向きがありますけど、ポツダム勅令で「大東亜戦争」の閣議決定は白紙にされ、その後の平和条約に基づいた措置を取らずに放置したことからこの閣議決定自体失効となっています。
その後の公文書や外交文書では「太平洋戦争」の呼称が一般化しておりレビュー上でも使用していますけど「大東亜戦争」の呼称を否定するものではありません。{/netabare}

【視聴・考察参考図書】(児島襄氏も執筆の際に参考にしている)
{netabare}『軍人勅諭』(陸海軍共通)、『統帥綱領』(陸軍)、『海戦要務令』(海軍)、『統帥参考』(陸軍)、『作戦要務令』(陸軍)、『戦陣訓』(陸軍)、(『歩兵操典』(陸軍))、帝国陸海軍の制式教典。
公刊太平洋戦史『戦史叢書』(太平洋戦争の公式記録)
その他陸海軍に関する法令法規、戦時行政組織関係書籍、外務省外交史料館資料など。
1980年代までの軍事雑誌『丸』には当時指揮官に仕えた参謀クラスの将校、士官の寄稿が多く参考となる。

海軍に関して制式教典が少ないのは、兵学校卒海軍士官は艦長(トップリーダー)になる前提で教育過程が組まれていたことに起因し、海戦要務令だけで陸軍の統帥綱領と作戦要務令と合わせたものと同等レベルの内容を網羅しています。
海軍大学校は陸大と異なり参謀育成機関ですので、ここを卒業すると軍令部や海軍省の陸上畑への勤務が多くなるだけで、昇進序列には影響しません。
なお、海軍の昇進は兵学校の卒業席次(ハンモックナンバー)で決まります。
また、陸軍はトップリーダーになるための将校の選抜試験(陸軍大学校)があり、合格者のみに教育をしていたことで、制式教典が用途ごとに作成された経緯があります。
なお、陸軍の昇進は陸大の卒業席次で決まり、陸大を出ていない将校は最高大佐で予備役に編入されます。{/netabare}

【結び】
かなり以前に、陸軍士官学校出身の某銀行の頭取は作戦要務令を机の傍らに置き、経営のバイプルにしている旨の記事を読んだことがあります。
企業のトップも指揮官も決断の結果、組織が動く事には変わりがなく、決断のミスで部下将兵の命を奪うも、倒産で社員を路頭に迷わすも、決断時には孤独であることもまったく同じこと。
軍人と経営者の兵法書の読み方は、実用とするか哲学とするかの違いだけかもしれませんね。

本作品における教訓は、平和の現代では経営哲学や人生哲学にも十分活かせるとも思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

おふとん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

提督、ご決断を!

と、迫ってくるのはもちろん艦娘・・・ではなく参謀のおっさん。
youtubeで「艦○れ」動画を観ていると、時折恥ずかしそうに関連動画欄に顔を覗かせる・・・
軍艦を擬人化した某ネトゲの影響か、最近極々一部('∀`)で話題の「アニメンタリー決断」です。

1971年放送全25話。太平洋戦争の主要な陸海空戦を描くノンフィクション戦記。
ノンフィクションですが、記録映像を使い回してナレーション解説で展開して行くドキュメンタリーと
は異なり、実在した軍人たちの行動を通して戦場を描く人間ドラマ仕立てになっていて、娯楽性を
確保しつつ史実を忠実に再現してます。当時としては珍しいであろう大人の視聴に耐えるアニメ。

現代なら深夜枠でも企画段階でOUTだと思われる題材を、土曜のゴールデンタイムに堂々と流して
いたというのだから、大らかな時代かと思いきや、しっかり抗議が殺到していたそうです(´;ω;`)
何でわざわざアニメでやったかと言えば、CGもVFXも無い時代に本作ほどのボリュームで兵器や
戦場を再現するのは、実写特撮では技術・予算的に無理だったのではないかと推測してます。

史実を取り扱っているので監修も著名な戦史作家の児島襄氏。
文庫本2冊程度の文量で太平洋戦線の主要な陸海空戦を網羅した、ミリヲタ初心者必携の
『太平洋戦争(上・下)』(児島襄・中公文庫・1965年)を本作の叩き台にしていると思われます。

本邦で制作される太平洋戦争を扱った映像作品の大半は、戦争末期の絶望的な戦闘ばかりを描き、
殺し合いに翻弄される人々を通して戦争の悲惨さと反戦を訴えるものが多いのに対して、
本作は指揮官の苦悩と決断、そこから得られる教訓が大きなテーマになっている点が特徴的。
故に決断する余地のない戦い(戦争末期の孤島の玉砕戦など)はあまり取り上げていません。
是非はともかく、このような切り口で戦争を捉えたアニメというのは私の知る限り本作だけです。

但し幾つか難点があります。作品の絶対的な古さに起因するものなのでどうしようもない事ですが・・
当時としては良くできた艦艇や航空機等の兵器描写なのでしょうが、現代から見ると考証が大甘。
同様に現代から見ると戦史のほうも40年研究が進んでいる分、修正されるべき点が散見されます。
といっても大筋に誤りはないので、この辺はミリヲタがツッコミ入れてればいいだけの細かい話で、
大きな問題は各話が史実の時系列順に並んでいないこと。Wikiを参考に並べ替え推奨です。


戦争の悲惨さを訴えるわけでもなく、反戦メッセージもないという理由で、戦争を賛美していると
誤解されがちな作品であり、軍歌風のOPや登場人物のセリフがそれを助長してしまっている感
はありますが、戦闘が惹起するに至る経緯と戦闘の経過を極力公平な視点で坦々と描いており、
指揮官の決断とその結果から導かれる戦訓・訓話も客観的で的を射たもので、初歩的ながら
太平洋戦争の概要を知り、そこに残された教訓を学ぶのに適した作品ではないかと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

こういう題材がTVアニメで存在した事に価値がある

太平洋戦争版の"その時歴史がアレした"的な?
ちと違うかw
太平洋戦争での重要な局面での決断をアニメにした作品です。
とてもチャレンジングな題材だと思う。
私は右でも左でも有りませんが、当時も難しい立ち位置の作品だったんでしょうね。
先日、半藤一利の日本の一番長い日を読んだんですけどね。
映画にもなったこの本ですら、表現が偏りすぎとか批判されてますしねぇ。

面白い面白くないの視点で語るべき作品ではないです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

63.7 6 1971年度アニメランキング6位
アンデルセン物語(TVアニメ動画)

1971年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (11)
40人が棚に入れました
『ムーミン』に続いて日曜夜7時30分に放送された、カルピスの提供による名作アニメ第2弾。H・クリスチャン・アンデルセンの物語を虫プロダクションがTVシリーズ化。「みにくいアヒルの子」(全2話)をはじめ、多くの短編~長編原作を全1~4話で映像化している。基本的に各ストーリーの連続性は無いが、それぞれの物語を傍観する狂言回しとして魔法の国の妖精キャンティとズッコをレギュラーに登場させた。魔法の国で立派な魔法使いになるため、魔法大学に入りたいと願う妖精のキャンティ。しかし魔法大学に入学するためには魔法カードが百枚必要だった。善行をひとつするごとに現われる魔法カードを求め、キャンティは相棒のズッコとともにアンデルセンのお話の世界に来訪。かくしてキャンティたちはアンデルセンの物語に登場する人々へそっと力を貸すのだが、はたしてその結果は……

声優・キャラクター
増山江威子、山田康雄

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

アンデルセン童話の紹介(ちょっとだけ改変?)

※褐色の猪さんのレビューにより、下記を東映動画版の方に間違って記載してしまったことに気づきました。(2017.11.13)

♪みにくいアヒルの子~は はだかの王様きら~い
なまりのへいたいは~ ゆ~きの女王のけ・ら・い…♪

…というわけでアンデルセン物語です。放送枠は『カルピスまんが劇場』で、『ムーミン』の後番組ですね。

制作は虫プロダクションで、物語のナビゲーター的な存在としてキャンティとズッコというオリジナルキャラクター(妖精)が出てきます。

「魔法大学入学資格を得るためにアンデルセン童話の世界を巡って魔法カードを集める」という謎設定があった気が…。

特に動物が出てきたりするお話では、とても虫プロっぽい作画ですね。

♪おはなしちょぴ~り くるってる~…

というわけで二人(二匹?)の干渉で若干お話の筋が変わったりしますが、大改編には至らず各物語の結末は元のお話のままだったかと。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1971年冬アニメ・虫プロ制作

あにこれにアンデルセン物語は2つありますが、こちらは虫プロ制作の1971年冬アニメの様。

「アンデルセン物語」劇場映画(1968年3月)東映動画
「アンデルセン物語」1971年冬アニメ(1971年1月~1971年12月)虫プロ
「アンデルセン物語 おやゆび姫 スキスキ花の王子さま」劇場映画(1971年8月)虫プロ
「アンデルセン物語 マッチ売りの少女」劇場映画(1975年12月)東映動画


「アンデルセン物語 マッチ売りの少女」劇場映画(1975年12月)東映動画
は「アンデルセン物語」劇場映画(1968年3月)の時間を短縮してリバイバル上映

昭和の時代の童話・寓話のアニメ
平成の時代にも寓話アニメは多々ありますがまたちょっと違う切り口ですかね。
幼児期に観るとトラウマになったりするかも…^^;)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

63.4 7 1971年度アニメランキング7位
アパッチ野球軍(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (18)
68人が棚に入れました
商魂もので有名な花登筺が原作(文芸)の野球漫画。原作は姉妹編の漫画『エースの条件』に続いて登場した。甲子園で投手として活躍した青年・堂島剛。彼は、地方・猪猿村の高校の野球コーチとして第二の人生に臨む。だがそこは、わずかな生徒が意志の統率もないまま日々を送る私塾のような学校だった。堂島はかつて自分が青春を燃やした野球を通じて生徒たちに努力と団結の素晴らしさを伝えようとするが、多くの難関が待っていた。

声優・キャラクター
野田圭一、坪井章子、富田耕生、永井一郎、柴田秀勝、北川国彦、大竹宏、キートン山田、田中亮一、山本相時、野島昭生、はせさん治、森功至、山本圭子、山口奈々、緑川稔、朝倉理恵

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「高度成長期」的シチュエーション(ある意味、『のんのんびより』超ハードバージョン(笑)。)

マンガ原作(今は亡き「少年キング」連載)があったはずなのですが、読んだことはありません。アニメはたぶん原作の途中で終わったはず。

舞台は有力者による票の取りまとめでなあなあで村長が決まってしまうような過疎村と、そこにある学年関係なくひとまとめに教えてしまう学校(『のんのんびより』の旭丘分校みたいな奴)です。

そんな村にダム開発の計画が持ち上がり、昔ながらの村の生活を守ろうとする「村派」とダム建設に積極的な「ダム派」の二種類の住民がいます(最近でいうと八ッ場ダムみたいな状況)。

タイトルの「アパッチ」は、村落の状況がほぼ無法状態ということで「アパッチ村」と呼ばれて、そこの野球部ということでチームが「アパッチ野球軍」と呼ばれたことから。

学校は村にひとつあるだけなので、両者の子供たちは学年またがって同じ教室にいるわけですが、「村派」と「ダム派」は当初は相容れず激しく対立しています。

村で買い物ができるのは万事(よろず)屋一軒だけなので、両派とも万事屋に依存して生活しており、万事屋の店主は両者のバランスを取りながら上手く儲けています(笑)。

岩城(がんじょう)校長は学校の生徒を真人間に教育するために、元高校球児だった主人公の堂島を招聘し、野球部のコーチとして赴任します。

放っておくと生徒は喧嘩にナイフや建設現場のダイナマイトなどろくでもないものを持ち出すので、決着は野球でつけましょうというのが本作の流れです。

なので、試合も殺伐としていて「殺人野球」っぽかったですね。流血もありましたし。

どちらかというと野球は本筋ではなくて、村民の対立や生徒の成長などの人間模様を描く作品かと思われます。最終的には対外試合ができるところまでたどり着きましたしね。

野球に関してチームで一番目立っていたのは、その抜群の走力で外野守備と攻撃時の走塁・盗塁で活躍した「モンキー」ではないでしょうか。ホームラン級の打球を、旗を掲揚するためのポールをよじ登って飛びついて捕球していたりもした気がしますが…。(走ってポール登って打球に追いつくって、どんだけ脚速いねん…。)

後は、選手でありながらコーチ役としても活躍した「大学」ですかね。チーム唯一の結成前からの野球経験者でもあります。

「モンキー」も「大学」も、あだ名です。本名は何ていうんだろう…?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 25
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

花登筺氏原作アニメ

リアルタイム視聴組ナケナシ記憶頼りな部分陳謝、

原作者は花登筺氏、画梅本さちお氏
氏は[細うで繁盛期][どてらい男][あかんたれ]等、、
本来浪花商人(あきんど)物語脚本の第一人者、
この人の劇画原作というのが先ず珍しいが、
花登筺氏の原作漫画としては本作以前に発表された、
[エースの条件]画水島新司氏がある、
主人公堂島剛が高校野球チームのエースになる為の、
棘道(母の死や父の刑務所入り、貧乏、虐め等)、
あまり野球とは関係ない人生劇場的物語とも言える作品で、
本作は作画は違えど[エースの条件]の実質的続編にあたる、

題名からして野球団でもチームでもない野球軍、
巨人軍って呼称あるけど戦時中引きずるような題名、

アニメ初出1971年だけど放送終了後も数年間度々再放送があった、
本作含め一部アニメについて再放送急に無くなった時期がある、
放送倫理等TV局側が気にしだした時期があった様に想う、

主人公は[エースの条件]の堂島剛、
元甲子園のエースでとある理由で野球人生見切りつけ、
ある地方の田舎の分校に野球コーチとして赴任してきた、
とある理由というのがとんでもない、、
{netabare}
プロ入り前契約金勘定に汚い親父への反感から、
自身の利き手割れたビール瓶突き刺し再起不能、、お~ぃっ、
{/netabare}
因みある地方とは愛媛県松山市郊外山奥の過疎村という設定、
過疎も過疎、アパッチ村と揶揄され、
ナイフや斧もった少年や荒くれ者の飯場があったり、
(少年ってよりオッサンみたいな少年も居た)
とにかく荒地的って、いくら昭和でもそんな処はない、
松山住んでた事もあるけどいい処だよ、

ヤンキーってよりグレるみたいな不良指す呼称もない時代、
ゴロツキって感じかな、或いはヒネたのやマセたのや、
まあそんなお子様方を野球通してマトモにしようと、
そんな意図もあったのかただ野球軍作りたかったのか、
主人公の堂島先生、生徒父兄説得けっこう頑張るんだけど、
野球とは直接関係ないグダグダ村長選挙とか、
大人の事情みたいな、野球以外での苦労も多かった印象、
直接野球と関係ない苦労この辺り「エースの条件」とも重なる、
原作者様の専売特許的得意分野って事もあるしね、

生徒の名前からして殆どあだ名みたいなのしかなくて、

網走
特技ナイフ投げって事でピッチャーにさせようとするが、
とにかく此奴がなつかない最後まで色々ゴネてた印象、

モンキ
外野手候補、幼少時猿に育てられた俊足軽業一種超人、
最終回は語りぐさ、
 
材木
怪力斧男、キャッチャー四番候補、
 
ハッパ
葉っぱの事ではなくダイナマイトの事、
ダイナマイト爆破させ堂島も怪我したり、、

他にもダイガク、オケラ、モグラ、ダニ、コウモリ、、、

通常アダナとかだと、氏名なにがし事○○、
みたいな感じだけど、そもそも氏名が無い(汗)、
チームには女の子も居た、ハナコ、ダイコン、
ダイコン、、ってww今じゃ絶対使えないよね、

物語印象、とにかくなかなか野球してくれない、
野球漫画なんだけどチームで野球する場面等殆ど無い、
アニメ最終回近くやっと体裁整ってきたかなみたいな、

ただあくまで想像なんだけど、
こうした破天荒な才能ばかり集めて、
トンデモナイ野球チーム作って甲子園目指すみたいな、
現代風にリメークも面白いかな~と、、
やっぱ無いか、
裸がユニフォーム裸足がスパイク文句あるか?
そんな主題歌からして甲子園は不可能だし、
本作でも甲子園には登録できない、
裸足だ愚連隊だ女の子居るしってのが理由じゃなく、
そもそも私塾分校だから高校ではない、、って(_ _)/
{netabare}
最終回はけっこう知られてて、
DMで最終回映像一部あり最近確認、
相手はQL学園w桑田清原時代より遥か以前から有名某高がモデル?
練習試合みたいな感じかな、
最終回アパッチ野球軍投手の網走利き手負傷渾身の血染めの一球も、
ジャストミートされ打球はバックスクリーン?超え場外級、
これをフェンスおろかスコアボードよじ登り打球追うモンキー、
スコアボード上にてキャッチ、、、、、判定アウトっ(汗)
まあいいか、、
試合終わり堂島剛は新たな地へ旅立つ、
アパッチ共を人間にする事ができた、、
って人間扱いしてなかったとか(汗)←汗ばっかだね(^_^;
私塾校長「こいつを持って行きなさい、」
投げつけられる孫の女教師(美人で堂島の理解者だった)、
{/netabare}
色々破天荒だけど観方によっては面白いかも、、な、
昭和の遺産って事で、

駄文観て戴いた皆様には感謝<(_ _)>



アパッチ野球軍 1971年10月より2クール
原作 花登筺氏、梅本さちお氏 音楽 服部公一氏
制作 東映 NET(現テレビ朝日系)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

るるかん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

内容はさておき・・・

こんだけハチャメチャだと、現代では夜中ですら放送できないのかもしれませんねw
とにかく凄い(破天荒な)野球?アニメだったことは確かです。ここまで無茶な設定を実行できた時代の、ある意味貴重?な作品ですが、暴力アニメがお嫌いな方は観ない方がいいかと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

63.1 8 1971年度アニメランキング8位
さすらいの太陽(TVアニメ動画)

1971年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (18)
43人が棚に入れました
数奇な運命に翻弄されながらも歌手になることを望む主人公・峰のぞみの物語を描いた青春アニメ。アニメ作家・藤川桂介と漫画家のすずき真弓が少女コミック(当時は週刊少女コミック)で連載していた漫画が原作でもある。下町にあるおでん屋の娘・峰のぞみと、大財閥の令嬢・香田美紀はともに歌手を目指す10代の少女。実は、二人は十数年前の出生時に互いの立場を入れ替えられていた関係なのだが、そうとは知らない両者は互いをライバル視する。美紀が財力で芸能界にデビューした一方、酒場で歌唱を続けるのぞみ。日本各地をさまよいながらも、のぞみの歌はいつしか人々の心を魅了し……。本作の製作は虫プロが担当。同社のプロデューサーだった岸本吉功は、本作のメインスタッフである富野由悠季(当時は富野善幸)や安彦良和、星山博之らと、後年に設立したサンライズ(当時はサンライズスタジオ)で一緒に仕事をしている。

声優・キャラクター
藤山ジュンコ、嘉手納清美、平井道子、井上真樹夫、富田耕生、来宮良子
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

歌に励まされた少女の成長物語

この物語は、数奇な運命に翻弄された少女が、歌に励まされて成長する物語です。

古いアニメなので、絵は今に比べると綺麗ではありません。
ですが、ストーリーと音楽は、今と比べても遜色ありません。

物語は、ある看護師の悪意により、裕福な家庭の赤ん坊と貧困な家庭の赤ん坊が取り換えられてしまいます。
そして十七年たった後、
この二人は、それぞれ歌手を目指し、運命的な再会をします。

本当は貧困な家庭の子だった香田美紀。彼女は親の財力で瞬く間に歌手デビューします。
かたや、本来は財閥の令嬢として何不自由なく生きるはずだった峰のぞみ。貧困な家庭に追い打ちをかけるように父親が入院、母親が病で床に臥せます。
両親の医療費や幼い弟妹の生活を支えるために、彼女は全国を旅しながら、酒場や小さな劇場で歌い続け、少しずつファンを獲得してゆきます。

どんなに苦しくとも、彼女は歌に励まされ、希望を持ち続けます。
のぞみが歌う「心のうた」は、まさに彼女自身を励ましている歌でした。

そして…
ようやく幸福に巡り会えたと思ったら、さらに新たな不幸が押し寄せます。
それでも彼女は、歌に励まされ、懸命に生き続けます。

{netabare}
すみません。原作とアニメとでは最後が違っていました。
原作では、次から次へと不幸が押し寄せるのですが、
アニメだと最後はハッピーエンドでした。
{/netabare}

オープニングの「さすらいの太陽」とエンディングの「心のうた」
これらは共に名曲です。
「心のうた」だけでも聴いてみてください。
とても暖かく、優しい気持ちになれますよ。(^_^)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

大映ドラマのようなサクセスストーリー

少女漫画原作。(原作タイトルもたぶん同じ)

貧しい家の子である峰のぞみが、同じく歌手を志望する財閥令嬢の幸田美紀の妨害に逢いながら歌手を目指すサクセスストーリー。

サイドストーリーとして、のぞみと美紀の出生についてネタを持つ元看護婦の野原道子が関わってくる。

のぞみが「流し」(客のリクエストに応じてギターなどを弾いて歌うお仕事。現在だと路上シンガーに近い?)として少しずつしか進めないのに、美紀はそこをお金の力で易々と進んでいく。

これが物語終盤のカタルシスに繋がっていく。

当時の芸能界の事情なども描かれ、昭和を知りたければ観ても良いかも。

でも「これ、何でアニメなの?」、「アニメじゃなくてドラマの方が良かったんじゃないの?」という疑問は無くもない(笑)。

逆に、そういうドラマが好きなら普通に面白いかも…?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 13

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

タイトルなし

良く覚えてないけれど、面白かった事は覚えている。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

63.0 9 1971年度アニメランキング9位
天才バカボン(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (35)
184人が棚に入れました
植木職人バカボンのパパの家は、近く産まれる新生児を待ちわびていた。やがて産まれた赤ん坊ハジメちゃんは天才児とわかる。善人だが頭のネジのゆるいパパ、のんびり屋の長男バカボンは、優しくてしっかり者のママと共に新たな家族の誕生を喜んだ。今日も町にバカボン一家の笑い声がこだまする。

声優・キャラクター
山本圭子、雨森雅司、増山江威子、貴家堂子、田の中勇、槐柳二、北村弘一

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これで~いいのだ~(いいのだ~)

ナンセンスギャグの極致、マンガ界に燦然と輝く金字塔ですね(゜∀゜)
 
「元祖天才バカボン」と記憶が混在してしまっているので、内容についてのコメントは控えます(^_^;)

ま、説明は不要ですね(´ω`)
日本一子供に理解のあるお父さんです(´ω`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

OPのイントロが全てを物語る

ワウペダルを買ったらまず最初に家で弾くのが天才バカボンのイントロ。
これは古今東西老若男かわりません。(と思います。)

それぐらいインパクトのあるOPイントロのギタープレイ。
アツイ!アツすぎる!

放送が終わって軽く40年ぐらいたってる思いますが、いまだに各話脳裏に刻み込まれています。

今ではバカボンパパのほうがボクよりずっと年下ですが、いまだにボクは彼を超えることはできません。

ジミヘンドリクスのことを『永遠に超えられない年下』と評した野村ヨッチャンの心境とほぼ同じなんではないかと思う今日この頃です。

将来ボクもミラーマンになりたいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

Q質問 A解答 T突っ込み(ABCでDDD

Q、このアニメを見てどうだった?

A、バカボンのパパかしこおおおおおおい
だってあのかの有名なバカ田大学で学年1位だったんでしょ3点で
まじかっこいいいいいいいい

T、底なしにうざいからやめてくんない?

A、自重します。

T、これで、いいのだ。

A、だぶんこれ元祖ギャグアニメじゃない?
さすがに元祖ってだけあってとても面白いね

T、ああ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

62.5 10 1971年度アニメランキング10位
原始少年リュウ(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (13)
36人が棚に入れました
石森(石ノ森)章太郎が先に描いた未来SF漫画『リュウの道』の姉妹編となる、原始時代が舞台の冒険ロマン。アニメと同題の漫画も原作者によって新規に描かれた。人間の一族の中、唯一白い肌で産まれた赤ん坊リュウ。彼は恐竜の生け贄にされる所を類人猿キティに救われ、養育される。だがそのキティの命を、隻眼の恐竜ティラノが奪った。若者リュウはキティの敵討ちと、本当の親を探すための旅に出る。だが彼の前には多くの障害が…。

声優・キャラクター
井上真樹夫、平井道子、丸山裕子、村越伊知郎、納谷悟朗、瀬能礼子

61.7 11 1971年度アニメランキング11位
新オバケのQ太郎(TVアニメ動画)

1971年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (21)
126人が棚に入れました
6年前好評を博したモノクロ版についでアニメ化された本作は、単にカラー化されただけにとどまらずマスコット的なQ太郎の弟・O次郎を新たに加えてにぎやかさも一層パワーアップ。作画、テンポ、キャスティング共に快調な仕上がりで、数ある藤子アニメの中でも屈指の完成度を誇る。大原家に居候をしているQちゃんを始め、なぜかご町内にはオバケがいっぱい。彼らが行くところ、必ず騒動が巻き起こる?

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

人外系居候の原点

アニメ化当時の原作クレジットは「藤子不二雄」、マンガ『オバケのQ太郎』および『新オバケのQ太郎』が原作です。『新オバケのQ太郎』の著作権帰属は「藤子・F・不二雄」だったと思います。

「オバQ」のアニメ化第1作として「新」が付かない『オバケのQ太郎』(O次郎が出てこない: マンガ原作も同様)があるのは知っていますし再放送などで観たこともありますが、そちらについて私は語れるほどの記憶はありません。

本作については、少なくとも1970年代の間は何度か再放送などもあり、個人的には一番馴染みのある「オバQ」です。

「あのねQ太郎はね~」でお馴染みのOPや絵描き歌のEDなども、他の「オバQ」のアニメ化作品と比べると本作品のOP/EDが一番知名度が高いと思います。

で、このQちゃんですが正ちゃん(正太)に卵の状態で拾われて正ちゃんの自宅で孵化し、そのまま大原家の居候として居付くことになります。
(つまり、作中でさほどクローズアップされませんが妹のP子や弟のO次郎と異なり、Q太郎は実は孤児です…。)

その後の『ドラえもん』、『ポコニャン』、『ジャングル黒べえ』、『キテレツ大百科』など人間の少年の自宅に人外の何物かが居候する系統の藤子不二雄作品の原点ともいえるのが本作です。

ちなみに、神成さんの家に野球のボールが飛び込みんで「盆栽の鉢植えを破壊する」あるいは「窓ガラスを割る」という「昭和の様式美」を生み出したのも、たぶんこの「オバQ」じゃないかと思います。

ドラえもんはひみつ道具でのび太を、ポコニャンはへんぽこりんパワーで太郎を、黒べえは魔法でしし男を、コロ助はそこそこ有能な助手としてキテレツくんを助けて役に立とうとし、時に失敗しますがQちゃんのポジションは基本的には「正ちゃんの友達」で、他作品の居候キャラクターたちほど強力な能力はありません。

どちらかというと「役に立たない」Qちゃんですが、OPで「ともだちなんだ  やさしいやつさ」と歌われる通り、正ちゃんとの関係は「親友同士」とでも言うべき関係で、とても優しい性格でイイ奴だと思います。

ただ、あれだけ大量に食べるQちゃんを養う大原家の度量は大したものだと思います。
(作中エピソードでQちゃんはわんこそばの大食いにチャレンジして、蕎麦屋を即日閉店に追い込んだ強者です。ただ、そのエピソードではドロンパもけっこう食べていましたので、あの作品世界のオバケは基本的に大食いなのかも…?)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 22

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

だけどカッコイイつもりなんだってさ

オバQといえば、私にはこれですね(゜∀゜)
夕方にさんざん再放送していたので、一番印象に強いオバQです(゜∀゜)
 
確か、O次郎は新オバQのニューキャラでしたっけ?(゜-゜)
U子もそうでしたっけね(゜-゜)
オバQに関してはいまさら言及することはありませんね(´ω`)
万民に愛されるオバケです(´ω`)
 
ところで、子供の頃コロコロコミックに連載されていたオバQで、ドロンパの妹が出てきたのですが
覚えている方居ますかね?(゜-゜)
O次郎やP子と同じく、幼児体形でO次郎と同じく「ペケポコ」という幼児語
しか喋らない、ポニーテールのオバケです(゜-゜)
私の知り合いは、みんな知らないんですよね(゜-゜)
・・・勘違いかな?(゜-゜)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

犬が嫌いなお化け?

この作品って、藤子不二雄の以外に
石ノ森章太郎も絡んでいるという
とんでもない作品なんですよね。
単純に気の良いお化けがある家庭に
住み着くという日常系なのですが、、
この時代のものは設定がスゴイ!

よく覚えてるのがQちゃんの弟の
O次郎の「バケラッタ」というフレーズ
(確かOちゃんはこれしかいえなかったはず)。
そしてアメリカ生まれの、ピンクに
星条旗のようなデザインが施されたドロンパ。

確かQちゃんは犬が大の苦手だったはず、、、
お化けが犬嫌いという設定がスゴイ!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

58.3 12 1971年度アニメランキング12位
国松さまのお通 りだい(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (11)
43人が棚に入れました
『ハリスの旋風』からおよそ4年を経て同作を虫プロがリメイク。同じちばてつやによる『あしたのジョー』を虫プロがアニメ化していたこともあって、原作漫画の絵柄を活かしつつリフレッシュさせることに成功していた。ケンカっぱやい中学生・石田国松は、ハリス学園の男勝りな女子生徒オチャラこと朝井葉子の推薦もあって同学園に入学する。身体は小さいがスポーツ万能の国松は、弁当の提供を条件に、学園中の運動部の助っ人を請け負うことになるのだった。製作会社はピープロから虫プロへバトンタッチされているが、主要キャラのキャスティングは『ハリスの旋風』と同様であった。

計測不能 13 1971年度アニメランキング13位
カバトット(TVアニメ動画)

1971年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (8)
46人が棚に入れました
タツノコプロが製作したギャグアニメ。フジテレビで月~土曜の夜に5分だけオンエアされる帯番組で、途中の再放送を含めて500本以上ものエピソードが放映された。舞台はのどかなジャングル。そこにはお人よしのカバと、カバの口の中に居候している鳥のトットがいた。実はカバを小ばかにしている意地悪なトットだが、カバもただお人よしなだけではない。時にはカバに悪だくみをかわされ、最後には痛い目を見るトット。そんな凸凹コンビの日々は続く。

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

主題歌はめちゃめちゃ長いんだぞぉ

・・カラオケで歌ってみたら、途中で飽きちゃった(´・ω・`)
8番(4番?)まであるんだぞぉ(´・ω・`)
その長い歌の半分は「チョチョンガデンガラリンノ・・・」が占めてるんだぞぉ(´・ω・`)
 
・・・いやいや、作品のお話ですね(゜-゜)
最近では絶滅した、帯アニメです。
「解決タマゴン」や「トリプルファイター」なんかも帯番組でした(゜-゜)

お人よしでおっとりしたカバと、ずる賢くてすばしっこいトットの凸凹コンビが
繰り広げるドタバタコメディです(´ω`)
 
ちょいと調べてみたんですが、トットって、カラスだと思ってたんですが
「キバシウシツツキ」っていう、大型の哺乳類の寄生虫を食べる鳥だったんですね(゜Д゜)
さっき知りました(゜-゜)
 

 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

k-papa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

カバとトットは仲良しこよし~♪

OPインパクトありました。
カバと鳥がいつも一緒に出ているのも覚えてますよ。
だからって、それだけです。
今見たらどうでしょうね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

計測不能 13 1971年度アニメランキング13位
新スカイヤーズ5(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (7)
17人が棚に入れました
67年にTCJ(現在のエイケン)が制作したスパイアクションの新シリーズ。前作は白黒だが、今回はカラー作品。設定編の1話のみ前作をそのままリメイクし、2話以降は新作エピソードである。死の商人の一味ゴーストによって母と妹を殺された隼太郎青年は、日本国際秘密警察スカイヤーズに入隊。S5のコードネームを託されて、ゴーストを含む世界中の悪と戦い続ける。彼の頼もしい4人の仲間、そして愛犬ピーターも活躍だ。

声優・キャラクター
中村秀生、真木恭介、和久井節緒、栗葉子、神山卓三、高塔正康

計測不能 13 1971年度アニメランキング13位
珍豪ムチャ兵衛(TVアニメ動画)

1971年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (3)
14人が棚に入れました
『ロボタン』で名を馳せた森田拳次原作のギャグ漫画をアニメ化。徳川家光が治める世にあって、豊臣家の生き残りであるボケ丸はかつての家臣で現在は浪人暮らしのムチャ兵衛とふたり、慎ましく生きていた。そこへ何かとちょっかいをかけてくるのは徳川家のお庭番であるカブレズキンとその一党。いつか豊臣家を再興するという夢を抱き、ボケ丸を守るためムチャ兵衛は腰の刀……ならぬコウモリ傘を抜いて大暴れ! 日本で放送された最後の白黒アニメ(制作されたのはまだモノクロ番組が多かった時期だが、数年間お蔵入りになっていたためカラー全盛の時代に帯枠にて一挙放送された)。時代考証を無視したハチャメチャなノリが楽しい。

計測不能 13 1971年度アニメランキング13位
世界ものしり旅行(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
キリンビール提供の、視聴者に幅広い知識を啓蒙する帯アニメ番組路線。その第四弾。気球に乗って世界中をかけ巡るものしり博士。博士は角帽とゆたかな白い髭が似合う好好爺で、旅の相棒は人間との会話も可能な鳥さんだ。世界の各地に赴いた博士は、その土地ごとの子供と対面。子供たちが興味を抱くありとあらゆる変わったもの、珍しいものをわかりやすく説明するのだった。前作『キリンものしり大学 マンガ人物史』に続く、本路線では2つめのカラー番組。動植物から化学現象、地理、歴史にいたるまで幅広い話題が取り上げられた。

計測不能 13 1971年度アニメランキング13位
かわいい魔女サブリナ(TVアニメ動画)

1971年夏アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
4人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 13 1971年度アニメランキング13位
ゴルゴ13(TVアニメ動画)

1971年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (3)
3人が棚に入れました
1971年4月から7月まで、TBSの平日23時30分から23時40分の10分枠で放送。早朝6時30分から15分枠で放送されたこともある。
初のテレビアニメ化だが、原作のコマを基に描き起こした静止画と登場人物の声や効果音などを合わせる、いわゆる「スチールアニメ」で製作された。さいとう・プロダクション公式は「劇画ドラマ」と呼称している
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