1972年度に放送されたおすすめアニメ一覧 7

あにこれの全ユーザーが1972年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の1972年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

67.5 1 1972年度アニメランキング1位
パンダコパンダ(アニメ映画)

1972年12月17日
★★★★☆ 3.7 (91)
430人が棚に入れました
宮崎駿が原案・脚本を、高畑勲が演出を手掛けた名作短編。「となりのトトロ」の原点とも言われている。作画監督を、宮崎作品を数多く手掛けた大塚康生が務めた。ミミ子はおばあちゃんとふたりきりで暮らしている女の子。ある日、おばあちゃんが法事で田舎に出かけることになり、ミミ子はたったひとりでお留守番をすることに。そこへ現れたのは、なんとパンダの親子。やんちゃ坊主の子パンダ・パンちゃんとお父さんのパパンダは、そのままミミ子の家に居候。ミミ子もパンちゃんのママになって大はりきり。ところが、実はパンちゃんとパパンダは動物園から逃げ出してきたパンダで…。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、熊倉一雄、太田淑子、丸山裕子、瀬能礼子、山田康雄、和田文雄
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あの庵野秀明監督の人生を決めた3本の作品の1つ

あらすじ
{netabare}パンダ親子が竹に誘われてやってきたのは両親のいない女の子の住む家でした。パパパンダと息子のパン、それからミミ子の3人はこの家で家族として暮らすことになります。(ちなみにこのパンダは日本語を喋ります)
しかし、ミミ子が学校へ行く日、パンがこっそり学校についてきてしまったことから、脱走したパンダのことが明るみに出てしまいます。
連れ戻そうとする、警察や動物園の職員…そしてさらに別の事件まで…なんと、川べりで遊んでいたパンが川に落ちて流されていたのです。
水門を閉めて助けようと苦心する人々、しかし、水門のハンドルは固く閉じることが出来ません。ミミ子はせめてもの想いで、川に飛び込みパンの救出を試みますが、ミミ子も危ない状態に陥ってしまいます。
そこに現れた、パパパンダは大人数人がかりで閉じられなかった水門のハンドルを一人でやすやすと閉じ、みみことパンの危機的状況を救ったのでした。
その後、パンダ親子と動物園の園長は折り合いをつけ、パンダ親子が仕事として動物園に赴く形で物語は終結します。{/netabare}


現実世界に溶け込もうとするパンダのシュールさにくすっと笑いが込み上げます。
パパパンダの、いつもマイペースなのに、いざというとき頼りになる逞しさだとか、パンの真っ白いお尻の可愛さだとか、観ているとほんわかと心が安らぎます。


また、続編に、雨降りサーカスというお話もあり、こちらは大雨が降った後の水に沈んだ綺麗な街並みが、素敵だなと思います。
宮崎駿さん、千と千尋の神隠しやポニョでも似たような風景を出していましたし、水に沈む風景に惹かれるところがあるのでしょうか。
勿論水浸しで透き通るような水面は在り得ないことなのですが、そこがまた夢があっていいのですよね。

こちらのお話も、危機的状況をパパパンダの活躍によって幕を閉じます。
パンダは強くて、可愛くて、優しいんだ~という感想を抱きました(小並感)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

♪パンダコパンダコパンダ

1972年12月17日公開
劇場用中編アニメ34分

私は、トトロよりこっちのほうが好き。

これって翌年の春公開の続編共に
劇場公開時「ゴジラ」シリーズと同時上映。
ゴジラよりこっちのほうが面白かったって言ってた知人がいて
観てみたら物凄く納得した。

<続編、雨ふりサーカスの巻もいい>
児童向けだけど大人も楽しめます。
パパンダのおとぼけぶりとパンちゃんのマスコットぶりに癒されます。

<泥棒からおまわりさんへ>
原案、脚本、画面設定:宮崎駿
演出:高畑勲
作画監督:大塚康生、小田部羊一
宮崎駿、高畑勲、大塚康生のコンビとなるとまず浮かぶはルパン三世。
次に未来少年コナン。

制作はルパンの第一シリーズのすぐ後。
善良なおまわりさんを山田康雄さんが演じてるのが微笑ましい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

オススメ鑑賞法:「トトロとの類似点チェック」

 途中で見るのは断念した。あまりに子供向け、かつ古い作品であることもあり、本作をベタに楽しむのはいささか大変。
 だが、「ジブリの歴史」なるものに一定の関心をもちつつ、本作を鑑賞することができるのであれば、楽しめるポイントは少なくない…はず。

 「トトロの原点」と言われているように、トトロのキャラクターデザインがここから来たのは、明らか。あと、パンダのモーション自体も、ほとんどこの時点で原型は完成されているのも面白い。
 そのほか、浮遊物を眺めるパースペクティヴにかかわるノウハウなど、その後のジブリアニメへとつながる表現手法などが数多く見られ、そうした点では十分たのしい。

 歴史意識をもってみれば、ある程度たのしい。
 ベタに最後まで見通すのは、やっぱちょっと辛かったけど…

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

65.0 2 1972年度アニメランキング2位
デビルマン(TVアニメ動画)

1972年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (78)
275人が棚に入れました
ヒマラヤの氷の中に封じ込められた地球の先住民族・デーモン族が復活した。地球の支配権を手にするため立ち上がった魔王ゼノンは、デーモン族最強の勇者デビルマンを呼ぶ。ヒマラヤ登山中だった日本人・不動教授と息子の明は、クレパスからデーモン一族の眠る氷の国へと転落し、デーモン族の妖獣たちに襲われた。不動教授は死亡したが、気を失った息子の高校生・不動明は人間社会へ尖兵として潜入するデーモンの宿主として選ばれてしまった。

声優・キャラクター
田中亮一、坂井すみ江、山本圭子、鈴木泰明、柴田秀勝、永井一郎、八奈見乗児

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

School DAYSが鼻くそに見える程の原作の衝撃!

作詞 阿久悠
作曲 都倉俊一
デビルマンエンデング

誰も知らない 知られちゃいけない~
デビルマンが 誰なのか
何も言えない 話しちゃいけない~
デビルマンが 誰なのか

人の世に 愛がある♪
人の世に 夢がある♪
この美しいものを 守りたいだけ~
今日もどこかで デビルマン♪
今日もどこかで♪デビルマン♪♪

原作 永井豪
マジンガーz グレートマジンガー UFOロボグレンダイザー
キューティーハニー ドロロンえん魔くん けっこう仮面w

cast
不動 明
牧村美樹(ミキ)
牧村健作(タレちゃん)
牧村耕作(ミキ、タレちゃんの父)
牧村夫人
氷村(妖獣ヒムラー/TV盤では飛鳥了と酷似したキャラ)
魔王将軍ゼノン

原作&OVAキャラ
飛鳥了
サッチちゃん
ススムくん

アニメ一応知ってて
原作読んでこれほど衝撃のあった漫画は無いです。
登場人物にこれほど過酷な運命が待ち構えてたとは…


知らない人は原作お勧め、ショッキングな場面に耐えれる方で…今あるのかな?
永井豪が天才だと知ったのが「デビルマン」

投稿 : 2024/04/20
♥ : 29

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

『デビルマン』にまつわる思い出(?)

同タイトルの漫画(永井豪作)がありますが、登場人物の名前が共通していたりしますが基本的にストーリーは別物です。これを原作と呼ぶのはちょっと違う気がします。

アニメがどんな話かといえば、あにこれの「あらすじ」に書いてある通りのスタートで、不動明(ふどう あきら)の正体は体を乗っ取った悪魔であり、元々はデーモン族のいわば「潜入工作員」だったわけです。

それが居候先である牧村家の娘である美樹(みき: 不動明とは幼馴染)を愛してしまったことで、美樹を守るためにデーモン族を裏切って結果として人間の味方として戦うことになったわけですね。

アニメのストーリーとして語るべきところはおおよそこんなもので、各話で妖獣が襲ってくるのでこれをデビルマンが撃退するということでお話は進んでいきます。たまに幹部(ザンニンとかムザンとか)が出てきますが、よくある子供向けのアニメといえばそれまでですよね。

で、けっこうな人が漫画版のデビルマンについて書いているみたいなのですが、ここはあくまでもあにこれでアニメについて触れておきたいなと思うわけです。

ただ、ストーリーについては既にだいたい説明しましたし、いまさらデビルマンがどんな話か全く知らない人もいないだろうと思うので、アニメを観ていて印象深かった点やこのアニメに関わる思い出などを書いておこうと思います。

1. 同じTシャツ(黄色)
不動明の「デービール!」という掛け声とともにOPのイントロがBGMとしてかかって、着ているTシャツとズボンがビリビリに破けて巨大化するという本作お馴染みの変身バンクがあります。

この変身バンクを使う都合上、不動明の衣装は毎回黄色いTシャツとGパン(デニムパンツ)で変わりません。これをネタに「きっと同じTシャツとズボンを何枚も持っているに違いない」といった話をしていました。

2. ベルトの鞭
作中で不動明が喧嘩をするときなどに、ベルトを抜いて鞭のように使うことがありました。子供の頃、これを真似してベルトを振っていた記憶があります。もちろん、私は良い子だったので人を叩いたりはしてませんよ(笑)!

3. デビルウイング
使用するたびに、ほぼ毎回もがれます。観ているだけで痛い。そして不動明の姿に戻っても、背中に傷跡が二本の筋として残っています。

でも、また使っているところをみると結構な速さで再生しているんですよね…(笑)。

4. OP歌詞
「デビルチョップはパンチ力」ですが、チョップなのにパンチ力とはこれいかに…。

5. EDの背景アニメーション
サビの部分で東京タワーのデビルマンが展望台に座って腕組みしているシーンがあります。静止画ではなくちゃんとカメラが回り込むような動画です!

このシーンの作画が意外と良かったような記憶がありますが、思い出補正かもしれないです。

おまけ: 変身サイボーグ
タカラという玩具メーカーから「変身サイボーグ」という人形が発売されていました。基本的には透明なボディーのただの人形なのですが、これに着せるスーツとして当時のヒーローアニメや特撮とコラボしたものが出ていました。その中に、デビルマンのスーツもあったのを覚えています。私はサイボーグ1号の本体だけで、着せ替えスーツは買ってもらえなかったけど…。(ちなみにウルトラマンとかもありました。)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 34

Dkn さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

オヌシほんとにデビルマン!? いいえ、マーン!です。

(※ご指摘を受けて少し改変)

漫画へのリスペクトはあります

知らない方への宣伝力はありました

誰もが知ってる名曲を産みました


知らん!そんなもん関係ないわ!


漫画デビルマンとは似ても似つかない、ネタ的な扱いとされるTV放送版デビルマン

永井豪のは“デビルマン”。アニメ一作目は“デビルマーン!”。crybabyは“DEVILMAN”と、便宜上分けます。

デビ~ル!!の掛け声、デビルカッター、デビルウィング、デビルチョップはやめろ! マーン!
仮面ライダー等のヒーローに対するアンチテーゼが魅力の本作を何故ヒーローモノへと寄せてしまうんだ
“はじめて知った人の愛 すべてを捨てて戦う男”って‥それもう明くんじゃないよ!人間と獣で揺れ動く人の心
が重要なテーマだったじゃない。デーモン族のアモンそのものが人間を守るために戦ってどうすんだよ!!!

これだとアモンに美樹寝取られとるがな‥BADENDだよ。

OVA作品やコラボにネット配信など、数多くの作品が作られていて、これらの作品はマーン!より漫画寄りです

漫画1巻_「~悪魔復活編~」ではヒッピー思想を体現するような、生まれたままの姿で騒ぎ踊り、薬をキメた
男女の入り交じる空間で物語は締めくくられます。「まるでゴーゴークラブだ」と主人公の不動明が表した場所、
悪魔の儀式“サバト(夜宴)”の狂乱の中で、不動明が死に直面した時に悪魔アモンの力を取り込んで打ち勝ち
“デーモン族”を滅ぼす為の力を手にする。会場はみんな丸出し。永井豪作品の女子はドスケベで好きやでっ♪

DEVILMANでは、このシーンを入れてくれますね。ここでOVA等を含む映像化への不満。映像化した作品群が、
どこか垢抜けず腑に落ちない。制作陣が漫画から感じたのはイモっぽいイメージだったんでしょうか?
私はDEVILMANから1番近い印象を受けました。その説明だけで長くなるし、全作観た前提になるので割愛。

あらゆる動物と融合できるはずのデーモンが何故人間とだけ合体しにくいか?人間にある“理性”や“心”を
デーモンが嫌悪しているからで、戦いや破壊は生きがいであり長い闘争の歴史で刻まれた因子とも言える。
だからこそ人の心に潜む“悪の心”を利用し闘争や破壊の本能を増幅させ満たすことを目的としてるのですね。

子供向け娯楽作にあった筈のオブラートをすべて取り除いたような、【規制解除版!】を地で行く漫画の表現。
“闘争や破壊”は悪魔(デーモン族)が持つファクターであると同時に、日本のマンガやアニメそのものに重要な
ファクターとして、現代にも脈々と受け継がれてます。もー、全部だよ!全部つまってるから!!(語彙力消失)

マーン!の第一話は、
雪山で足を滑らせた不動明をデーモン族が襲いアモン含めた3人が宿り主になるため肉体の取り合いをする。
一見すると滑稽で微笑ましい展開。ダーティーな雰囲気と独自のSF設定解説から始まる漫画と大きく違い、
同時期の作品をハンコでついたような勧善懲悪とキャラクター設定は別モノ。‥怒りのラップ刻んじまいそうだ。
最終回もヒーロー物にありがちな作戦を敵側が実行。アッサリ解決し夕陽へ向かって走れ!な〆。やめてくれー!

寝込みを襲って解決!が容認される世界は◯イプマンぐらいですわ。漫画とここまで変えて揺さぶってくるとは
アニメ制作陣は中々の悪魔ですね。―――そうか!人間こそが悪魔なんだ!!!真理に辿り着いたぞ!!!


時代を象徴する作品のひとつ、「デビルマン」。
目に触れやすいテレビという媒体で印象的な主題歌のイメージを国民に植えつけた不朽の名作のアニメ版。

邦画「デビルマン」やコラボ作品含め、漫画と設定が違うことが今更気にならない‥(諦めが滲む)のは、
燦然と輝く映像化第一作目デビルマンが「「デビルマーン!」」な、パンツ一丁のレスラーだったからですよね
だからこそクリエイターがこぞって完璧な再現や漫画超えを目指すのかもしれません

これが良いことなのか悪いことなのか、、、



「悪いに決まってんだろうがああああ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30

64.4 3 1972年度アニメランキング3位
ど根性ガエル(TVアニメ動画)

1972年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (61)
261人が棚に入れました
下町中学2年のひろしは、悪友ゴリライモとのケンカの最中、つまずいてカエルをシャツにはりつかせてしまった。この世で一匹、平面ガエル ピョン吉の誕生である。ひろしを女でひとつで育てた、かあちゃん、おてんば娘の京子ちゃん、古風な相棒五郎、など個性的なメンバーで、今日も下町は大騒ぎ!

声優・キャラクター
野沢雅子、千々松幸子、栗葉子、高橋和枝、たてかべ和也、水鳥鐵夫、山本圭子、原田一夫、武藤礼子、仲村秀生、永井一郎、小原乃梨子

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

トノサマガエル、アマガエル

平面ガエルになる前のピョン吉は何カエルだったんだろうね(゜-゜)
 
ひろしのサングラスのエピソードは素敵ですね(゜∀゜)

アニメのラストはどうなったんだっけ?(゜-゜)
 原作では、平面おたまじゃくしのチビTシャツを庭に一面干してるシーンで終わりましたよね(゜ω゜)
 
古きよき時代の人々の生活を垣間見ることの出来るよい作品です(´ω`)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

案外、背景画がいい。

最近再放送してるデジタルリマスター版がうちの夕飯後のお茶の間でよく流れてまして。

オープニング・エンディングの簡略化した背景の色合わせがイラストレーション的に美しいんですよ。

本編中の背景も、ペトペトとポスターカラーで描いた感じなんですが、木や影のアウトラインが独特のグルーヴィな絵心があってうまいな〜と思います。
単純な絵だけに思い切りの良さが求められるな…などと、匠のノミの彫り跡を眺めるがごとく。

彩度の低い絵の具の重なってるのが、目にクールで心地よい。手描きの良さを感じる時代の作品ですね。

背景のたくさんのスタッフ名の中に、ジブリで手腕をふるわれている美術監督・小林七郎さん、男鹿和雄さんの名もありました。


人間の描き方は、よく指が四本の時があるんだが…?
太い線のイメージで描きやすいということで他の作品にも見られる単純化だったようですが、差別を彷彿とするという意識でだんだんと気を使うようになったらしいですね。デジタルリマスターではとくに修正まではされていませんでした。

「今観てる」けどおそらく全部は観きれない…百何話。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 26

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ざまぁかんかんかっぱの屁 B+

私が生まれた年のアニメ。
当然、見たのは再放送になります。

「途中で断念した」に分類していますが、全話見た記憶がないからです。
何せ、全103回(206話)ですから!

小さい頃は、眼鏡をかりて頭の上にかけて、ヒロシの真似などしていたものです。
ゴリライモが、五利良イモ太郎という名前だったとは、つい最近まで知りませんでした。
教師生活25年の町田先生は無事退職したのでしょうか?

スカパーで再放送していたのをほぼ全て録画したのですが、いやー、さすがに全部見る気はなかなか起きないですね(汗

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

63.8 4 1972年度アニメランキング4位
科学忍者隊ガッチャマン(TVアニメ動画)

1972年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (58)
217人が棚に入れました
地球征服を企む悪の秘密結社ギャラクター。その魔の手から世界を守るため、国際科学技術庁の南部博士によって編成された、5人の少年少女からなる科学忍者隊が出撃。飛行空母ゴッドフェニックスに乗り込み、様々な陰謀を企てるギャラクターと、世界の命運を掛けた戦いを繰り広げる。

声優・キャラクター
森功至、ささきいさお、杉山佳寿子、塩屋翼、兼本新吾、大平透、寺島幹夫、田中信夫、木下秀雄

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

元祖5人組み、元祖パンチラ

言わずと知れた超有名作。
等身大のヒーローですが、改造人間でも超能力者でもなく”科学忍者”ですから、カッチョイイ特殊装備で変身します。マントを翻して鳥の様に空を舞い、様々なメカを駆使して悪の組織と戦う科学忍者隊。
そう、「隊」であることが本作の最大の特徴です。


アニメや特撮の戦隊モノで登場する5人組。これには、定番のキャラクター構成があります。
 ・正義感のリーダー
 ・ニヒルで気取ったヤツ
 ・太ったヤツ
 ・女の子(必ずミニスカ)
 ・ガキ。またはお調子者
多少アレンジはあるものの、長年この大定番パターンの人員構成で戦隊ヒーローものやロボットアニメは主人公のチームを編成しています。
これは、モロに科学忍者隊の構成。
チームとしてのバランスが優れていたため、他のアニメに多く流用されました。
様々なタイプのキャラが揃っており、各人のエピソードが作りやすい、イジりやすい、なにより見た目でわかりやすい、という点で優れていたのでしょうね。
もうね、昔は「5人」といえば判で押したように、この形態でした。


話の内容は結構SFしています。
劇画タッチの絵も印象的ですが、設定やストーリーも硬派なものが多かったです。
敵の兵器なんかも、それっぽい「科学」設定がされていました。
世界征服を企む組織が、ちゃんと”組織”だったので、構成員の中でのゴタゴタがあったり、戦闘員の中身は意外と普通のヤツだったりで何かと人間くさい。
「財団法人 悪の組織ギャヤラクター」といった感じでわりと所帯じみてますw
だもんで、科学忍者隊に内部潜入をよく許してました。 アニメというよりスパイ映画みたい。

子供向けアニメだけど、子供騙しでお茶を濁すことなく作ってあったのが、人気の秘密なのかもしれません。


ともかく、複数人で戦うヒーローの基礎を築いた作品です。
そういえば、戦闘中派手にパンチラして戦うのも本作が発祥だったような・・・・・
こっちの方が、偉業ですね!w

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

嵐を裂いて雲斬れば、科学忍法火の鳥だ

・・・・説明は要らないでしょうね(゜∀゜)
タツノコヒーローはここから始まりました(゜∀゜)
 
敵役がイイ作品は締りますね(´ω`)
ベルクカッツェの出生と生い立ちにはグッときました(゜ω゜)
個々のキャラのバックボーンもしっかりしてますね(゜∀゜)
 
アニメファンならずとも、一度は観てほしい作品ですヽ(゜∀゜)ノ
 
・・・最近知ったんだけど「ガッチャマン」って、科学忍者隊のリーダーに与えられる
称号なんですってね(゜Д゜)
「ガッチャマン」は大鷲の健一人で、他の四人は「科学忍者隊隊員」(゜-゜)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ごめんなさい、作品のレビューじゃないです。

『科学忍者隊ガッチャマン』ほぼ全話見ていると思うのだが、レッドインパルス隊長の正体やコンドルのジョーの過去がらみと最終回しか覚えていない。梅津泰臣さんが監督したリメイク版と比較したいから、いつか全編見たいなあ。でもメチャクチャ長いんだよな・・・

2018年10月17日、辻谷耕史さんと同じ日に、「総裁X」を演じていた田中信男さんが亡くなったそうだ。アニメ作品で、田中さんが演じた役柄は「総裁X」しか覚えていないが、TVドラマ『コンバット』やバート・レイノルズの吹き替えした声は未だ耳に残っている。年齢的しかた無い事だけど、耳が覚えている人の声が、随分と少なくなってきたなあ。思い出すね、「その時、我々が見たものは・・・」なんてセリフ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

63.5 5 1972年度アニメランキング5位
マジンガーZ(TVアニメ動画)

1972年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (61)
230人が棚に入れました
地下帝国を支配する狂気の科学者・ドクターヘル。恐るべき機械獣軍団を完成させた彼は、世界征服に乗り出すことを宣言する。だが、野望を阻む邪魔者がいた。日本人の大科学者・兜博士だ。光子力という新エネルギーの抽出に成功した博士は、ドクターヘルの野望と機械獣の秘密を知るただ一人の人間でもあった。そこでドクターヘルは、腹心のあしゅら男爵を呼び寄せ、機械獣を操るバードスの杖を与えて兜博士の抹殺を命令する。海底要塞サルードで日本へ向かったあしゅら男爵は、もくろみ通りに博士が別荘に滞在していることを聞き出す。孫の兜甲児が駆けつけた時は既に遅く、別荘は爆破され、博士は志半ばにして息絶えようとしていた。博士は最後の力を振りしぼり、密かに開発していたマジンガーZを甲児に託す。ドクターヘルの野望を砕くために作られた、光子力で動く巨大ロボットだ。マジンガーZに乗り込んだ甲児は、次々と襲い来る悪の機械獣に敢然と立ち向かってゆく!

声優・キャラクター
石丸博也、松島みのり、沢田和子、八奈見乗児、柴田秀勝、北浜晴子

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

空にそびえるくろがねの城~♪

超合金ロボのロケットパンチを失くした一人ですw


ロボットアニメの系譜の頂点と呼んでいい作品。

この後数多くのロボットアニメが作られたのもこの作品のお

かげといってもよいでしょう。

オーソドックスなストーリー構成ですが、内容は単純明快で

すんなり入りこみやすかったです。

飽きさせないようZのパワーアップイベントや様々な人間ド

ラマで盛り上げてくれました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人の頭脳を加えたときにマジンガーZ 、おまえこそ未来もたらす

スーパーロボットの原点であり、頂点(゜ω゜)

この作品に先駆けて「アストロガンガー」という巨大ロボットアニメが放映されていますが
ガンガーは意思を持つロボットで、操縦者のカンタロー少年はガンガーに乗り込み操縦すると
いうよりは、合体・融合してガンガーとともに戦うため、純粋な形で人が操縦する巨大ロボットは
マジンガーがアニメ史上初でしょうね(゜∀゜)
 
このレビューのタイトルに使った文言は、主に兜甲児が出撃する際に流れていた挿入歌から
引用しましたが、この一節がすべてを物語っていますね(´ω`)
スーパーロボットというジャンルの未来をもたらしました(´ω`)
 
実は、この「Zのテーマ」主題歌として作られたらしいですね(゜ω゜)
OPにはふさわしくないという理由から、挿入歌になったそうです(゜ω゜)

マジンガーについて語りたいことは枚挙に暇がないですが、このプチ情報で終わっときましょう(´∀`)ノ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「ロボットアニメ」というジャンルを創った

言わずと知れた超有名作。
男の子が熱狂的に憧れるロボットアニメの礎を築いたエポック作です。
これ以前のロボットが出るアニメといえば、有名なところでは鉄腕アトムと鉄人28号。いずれも名作と呼べるものですが、これらでも成せない偉業をマジンガーZは成し遂げました。
本作はアニメ史において、他に類を見ない程の功績を残しています。

マジンガーZの新しくて凄かったところは「自分で操縦するロボット」であること。

厳密には鉄人28号もリモコン操縦するロボットですが、遠隔操作でレバーを引いて「行け!鉄人」と叫ぶのが主な仕事。操縦とは形式ばかりで、実態は”命令”で動くものです。

ところがマジンガーは主人公が自ら搭乗します。
しかも、操縦技術を習得してちゃんと操作しないと、まともに歩く事すらできません。
ここがイイ! ロボットであると同時に乗り物なんです。
巨大な特殊車両の運転士と言えば古今東西、男の子が将来なりたいものの上位に食い込む人気職。
たちまちガキンチョどものハートを鷲掴みにし、不動の人気を確立してしまいました。

アトムや鉄人は、「僕らを助けてくれる特別なスゴイ存在」ですが、
マジンガーは「僕らが意のままに動かせる特別な機械」なんです。感覚としては戦車や戦闘機に近い。
かくして、当時の男の子達は暴力的欲求を、このスーパーロボットを媒介にして昇華していきます。
自己を投影した戦争ゴッコをするロボットの原初、それがマジンガーZです。


ロボットに乗る
今では至極当たり前になっているスタンダードは、ここから始まっています。
ガンダムもエヴァンゲリオンも、このスタンダードのうえで成り立っているのを考えれば、本作がいかに凄いものであったかが御理解頂けると思います。


余談ですが、
人気大爆発だったため、商業的なスタンダードも多く作り出しました。
 ・人気が衰えないかぎり放映引き延ばし
 ・一定期間がたつと新兵器登場(新しい玩具を売るため)
 ・人気に陰りが出ると、新シリーズへチェンジ(また新しい玩具が発売)

アニヲタなんてのが存在していたかどうかも不明な時代。
ゲームやBDで稼ぐような術もモチロン無いので、番組スポンサーの販売する玩具を売るのがアニメの最優先の命題だった頃のお話です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

計測不能 6 1972年度アニメランキング6位
アストロガンガー(TVアニメ動画)

1972年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (6)
41人が棚に入れました
生きている金属ロボ・ガンガーと、地球と宇宙双方の血を引く少年カンタローの活躍を描くSF冒険アニメ。全宇宙に侵略の手を伸ばすブラスター星人が地球に接近する。だが地球には、かつてブラスター星人に滅ぼされた星カンサロスから持ち込まれた、生きている金属から生まれた鋼の巨人・ガンガーがいた。地球人の父とカンサロス星人の母を持つ少年カンタローはガンガーに合体。その超パワーで地球の平和を守る。『マジンガーZ』に3ヵ月先がけて登場した、1970年代巨大ロボットアニメブームの始祖的作品。当時にしてはバラエティ感の豊富な番組内容で、人気を博した。

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ガガガガガガ~ンと大きな力~

異色のロボットアニメ(゜-゜)

巨大ロボットとしては「マジンガーZ」に先駆けて放映されており、元祖的存在ですが
ガンガーは意思を持っており、カンタロー少年と合体することでスーパーロボットとなるなど
ロボットというよりは、巨大ヒーローに近いですね(゜-゜)
 
子供のころの私には、そんな設定は知らなかったので、顔のあるロボットがちょっぴり
気持ち悪かったです(^_^;)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

チーフ&ブラスター2

レビュータイトルが示す通り、悪役のチーフ&ブラスター2の掛け合いが最大の見所の本作ですが、水木一郎氏によるop主題歌「アストロガンガー」と巨大ロボット同士の格闘戦、大空を縦横無尽に飛び回るガンガーの姿などが絶妙な相性を持っており、作画の丁寧さも手伝って、迫力の有るバトルシーンにも魅力があります。敵側が毎回様々な兵器を用意して戦いに挑んでくるのに対して、ガンガーは徒手空拳で果敢に戦います。

ガンガーは生きている金属という設定なので顔が肌色です。(本当の所、理由は謎ですが)無機質なロボットと違い、生きているので感情も有り、しゃべる事も出来るのですが、思いやりの有るとても優しい人物として描かれています。

一方で、製作者の方々に対し失礼な気もしますが、「チャージマン研」や「まんが 水戸黄門」などの様に、劇中の登場人物が真剣であれば有る程、間抜けな行動や奇天烈な行動が目立つ部分も多々見受けられ、その姿勢(意気込み)と行動の結果の間に途方も無いギャップがあるため笑かされてしまう事が度々あります。ガッチャマンのベルク・カッツェの声で有名な寺島幹夫氏の演ずるブラスター1(チーフ)とブラスター2の会話が、楽観的で無能な上司と人が良く有能な部下の典型を見ている様で非常に面白いです。

製作者の方々に視聴者を笑かそうとしている意図が無い事は明白で、結果的に視聴者が笑かされているわけで、多分そこが良いのだと思います。下手なギャグやお笑い芸人と呼ばれている人達全般は笑いを取ろうという意図が見え透いているので、どうしてもわざとらしく見えてしまうのです。

子供時分に再放送を見た事のある自分にとっては結構思い出深い作品だったので、レビューを書かせて頂きました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

計測不能 6 1972年度アニメランキング6位
ながぐつ三銃士(アニメ映画)

1972年3月18日
★★★★☆ 4.0 (3)
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東映アニメーションのイメージキャラクターにもなった猫のペロが大活躍する冒険活劇、「長猫」シリーズの2作目。今回はなんと西部劇仕立てだ。雄大な西部の旅を楽しんでいたペロ。だが、乗っていた駅馬車が強盗団に襲撃されてしまう。馬車は全速力でララミーの町に逃げ込むが、すでにララミーは強盗団に襲われたあとだった。ペロが駅馬車の中で知り合った少女・アニーの父も、強盗団に殺されてしまっていた。どうやら強盗団はニセ金作りをしていて、それが原因で町を襲ったらしい。ペロは町を守るために立ち上がるが、前作からペロの命を狙い続けている3匹の猫の殺し屋がやってきて…!

声優・キャラクター
鈴木やすし、小宮山清、鷲津名都江、水森亜土
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