1972年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメ一覧 7

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月29日の時点で一番の1972年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

65.0 1 1972年夏(7月~9月)アニメランキング1位
デビルマン(TVアニメ動画)

1972年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (78)
275人が棚に入れました
ヒマラヤの氷の中に封じ込められた地球の先住民族・デーモン族が復活した。地球の支配権を手にするため立ち上がった魔王ゼノンは、デーモン族最強の勇者デビルマンを呼ぶ。ヒマラヤ登山中だった日本人・不動教授と息子の明は、クレパスからデーモン一族の眠る氷の国へと転落し、デーモン族の妖獣たちに襲われた。不動教授は死亡したが、気を失った息子の高校生・不動明は人間社会へ尖兵として潜入するデーモンの宿主として選ばれてしまった。

声優・キャラクター
田中亮一、坂井すみ江、山本圭子、鈴木泰明、柴田秀勝、永井一郎、八奈見乗児
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

明と美樹の幸せな姿を見たい人に【YouTubeにて全話配信決定!】

1972年7月放送開始のTVアニメ。全39話。
あまりにも有名な「デビルマン」、漫画版と同時進行だったテレビアニメ版です。

念のため書きますが、漫画版はテレビアニメ版の原作ではありません。
基本の設定は永井豪先生が行いましたが、ストーリーはそれぞれ別に作られ、同時期に漫画連載とアニメ放映が始まりました。

{netabare}テレビアニメ版では、デーモン族の勇者デビルマンが魔王ゼノンの命令に従い不動明の体に入り込み、世界征服のため人間社会に紛れ込みます。
しかし明の幼なじみの美樹に恋してしまい、デーモン族を裏切って美樹とその周囲の人々を守る決意をする、というストーリーです。
明がアモンを取り込んだ漫画版とは逆なんですよね。

漫画版が超有名かつ名作なためあまり話題にのぼらない気がして少し寂しいのですが、とても面白かったです。
一貫してテーマは明と美樹の関係で、荒っぽかった明の態度が軟化するにつれ美樹もやさしさや恋心を見せるようになり、最終回では二人の強い絆を描いて終わります。

明(デビルマン)にとって全てに優先するのは美樹で、最初から最後まで自分がどう思われるか、美樹が幸せであるために自分がどうするかを考え続けました。
終盤デビルマンが人類と地球を守るようになるのは、自身がそれらに愛着を抱き始めていたから、そして何より美樹の平穏と彼女の命を守るには、世界を守るしかなかったからです。

美樹にしても、最初こそ乱暴者の明を叱ったりひっぱたいたりしてましたが、次第に信じ、頼りにするようになります。敵デーモンによって明がデビルマンであると知らされ、目の前で変身しても、最後まで明を信じ抜きました。
もともと気の強い子でしたが、ここまで意思の強さを見せるとは・・・
デビルマンに釣り合う人間の女性は多分美樹しかいないでしょう。

最後まで明は美樹に正体を(結果的にですが)明かさず、魔王ゼノンも倒さず終わるので「あっさりだなぁ」とも感じますが、二人の関係こそがテーマだと考えると、とても幸せできれいなラストです。{/netabare}

それから、個人的に意外で楽しかったのは演出でした!
ノウハウがまだ確立されていない時代なので荒削りですが、ホラー的な演出は映画などを参考にしているのか、はっとさせられるシーンが多くあります。
今では思いつかないような発想と、70年代の力強い作画、ビビッドな色使い。攻撃方法も侵略の仕方もデザインもバリエーション豊富な敵デーモン。
大人には怖くないです。でも個人的には子どもの頃見て、もっと怖がりたかった。

絵柄や動きは70年代アニメなので見慣れないとつらいかもしれません。私は古いアニメもそれなりに見てきたのでそれほど気にしませんでしたが。

漫画版とテレビアニメ版は全然ベクトルが違うので、私は同じくらい好きですし、比べずにどちらも楽しむことができました。
いつかテレビアニメ版のリメイクもあったら嬉しいなあ…二人のプラトニックなラブラブは和みますよ!(2015.7.14)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 20

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔将軍ザンニン、妖将軍ムザン

私にとってのデビルマンのイメージとして
残っているのは魔将軍ザンニンと妖将軍ムザンですね。
前者は緑のイメージで胸に目が、
後者は赤(紫)のイメージで胸に口がありましたね。
しかも、部下が失敗すると尻尾でバシバシ、
しばいていたのを覚えています。
(確かムザンは無数にしっぱがあった記憶があります)
2人(2匹)とも悪魔!というイメージで
子供心に痺れました。
(よく似顔絵描いていました)
でも、一般的にはシレーヌ等の方がバリュー高いみたいですね。

後、最終回でデビルマンの正体がばれてしまうんですよね、
あれがスゴイ悲しかった。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 6

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

漫画版とはまったく別物

原作者の永井豪が「漫画版と基本設定が同じ別の物語」と言うように完全なる別物。
勧善懲悪のヒーロー物の様に思われ、主題歌でも「正義のヒーロー」と歌われるが、デビルマン自身はヒロインミキを守るために戦っているだけで、他の人間のことはどうでもよい。
ミキが無事なら他はどうでもいいとゆう利己的な行動原理が他のヒーロー物にはないデビルマンの魅力になっている。
主題歌はOPもEDも有名で、たまにカラオケボックスで迷惑顔の部下を前に熱唱してる中間管理職をみかける。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 3

計測不能 2 1972年夏(7月~9月)アニメランキング2位
モンシェリCoCo(TVアニメ動画)

1972年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (3)
20人が棚に入れました
「少女フレンド」にて連載されていた、大和和紀の漫画を原作とするテレビアニメ。父親は繊維会社社長のフランス人、母親は京都西陣の生地問屋が生家の日本人という、日仏ハーフの少女ココ・シャルマン。彼女は現在花の都・パリに一人暮らしをしており、かねてから憧れていた一流のファッションデザイナーとなる夢を叶えようとしていた。心優しい青年ジェロームとの親交や、パリのファッション界に君臨する意地悪なマダム・エルの横やり、そして生き別れになった母との日本における再会などといった数々の経験を経て、彼女は徐々に秘めた才能を開花させていく……。これまでの少女アニメでは重視されていなかった「ファッション」というモチーフを前面に押し出した意欲的な作品。

計測不能 2 1972年夏(7月~9月)アニメランキング2位
天才バカボン 別れはつらいものなのだ(アニメ映画)

1972年7月22日
★★★★☆ 4.0 (2)
13人が棚に入れました
赤塚不二夫の大ヒットギャグ漫画を原作にした同題のTVアニメシリーズ。その劇場版の第二弾。頭は悪いが心の優しい児童バカボンは、植木屋のパパ、美人のママ、そして天才児の弟ハジメちゃんと仲良く暮らす。だがそんなバカボン家に、動物園から逃げ出したワニの子供が迷い込んだ。珍しいワニの子供と友達になって嬉しがるバカボンは、どんな所へもこのワニを連れていった。だが人間社会が窮屈なワニは周囲に迷惑をかけてしまい、ママはワニのためにも動物園に帰した方がいいとバカボンに提案するのだが……。TVアニメ版の第58話(29週目の後半)として制作放映されたアニメオリジナル編「別れはつらいものなのだ」のブローアップ版。脚本は、本作のTV版第1話も執筆のメインライター・吉田喜昭。

計測不能 2 1972年夏(7月~9月)アニメランキング2位
国松さまのお通りだい(アニメ映画)

1972年7月16日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
ちばてつやの人気学園漫画『ハリスの旋風』を原作としたカラーアニメ番組。その劇場版。東京のハリス学園中等部に転入した、野性児の石田国松。彼は各スポーツ部で活躍し、現在は野球部に参加していた。ようやく部になじんできた国松に、キャプテンの殿山は彼の器量を試そうと、3日間の見習いキャプテンを言いつけた。調子に乗って部員をシゴく国松は、同時にライバル校の三和田学院ともめごとを起こしてしまう。そんな国松を見かねた殿山は、自分がかわりにキャプテンとしての責務をまっとう。三和田学院からの報復を、国松の代わりに自分が受けるのだった。そんな殿山のことを知った国松は……。TVシリーズ序盤の第8話「大暴れ見習いキャプテン」のブローアップ版。1972年の「夏休み東映まんが祭り」の一本として上映された。

声優・キャラクター
大山のぶ代、小原乃梨子、松島みのり、田中信夫、山本嘉子、飯塚昭三

計測不能 2 1972年夏(7月~9月)アニメランキング2位
魔犬ライナー 0011変身せよ(アニメ映画)

1972年7月16日
★★★★☆ 4.0 (2)
8人が棚に入れました
サイボーグ犬の親子とともに、地球を侵略する宇宙怪獣と戦う少年の活躍を描いたSF冒険アニメ映画。 昆虫から進化した宇宙の侵略兵団デビル星人。その魔手が太陽系にも伸びた。地球の林博士はその事実を知るが、敵は博士とその息子ツトムの爆殺を画策。それを救ったのは、ツトムに拾われた犬の親子だった。林博士は爆死した4匹の親子犬をサイボーグ犬のクイーン・エース・ジャック・ジョーカーとして蘇生。ツトムは人間同様の知恵と心を備えた彼らともに、月面に出陣。サイボーグ犬の超能力に支えられながら、宇宙の悪魔と戦う。 笹川ひろしのSF漫画『魔犬五郎』がベースだが、内容は主人公の名前・設定を初めとしてほぼアニメオリジナル。後年には本作を作った東映動画(東映アニメーション)や角川映画のプロデューサーとしても活躍する田宮武が、この作品で初の劇場作品の監督職を担当した。

声優・キャラクター
里見京子、山内雅人、小林修、北浜晴子、曽我町子、野沢雅子、松島みのり、野田圭一

計測不能 2 1972年夏(7月~9月)アニメランキング2位
魔法使いチャッピー(アニメ映画)

1972年7月16日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
東映動画(現・東映アニメーション)の魔女っ子ものTVアニメ第五弾の劇場版。退屈な魔法の国から、にぎやかな人間世界=ニコニコ町にやってきた魔法使いの少女チャッピーとその家族。魔法の国のパンダ・ドンちゃんは、今日も愛用の魔法カーを乗り回す。だが産業スパイの二人組バスとテノールがその性能に目を付けた。言葉巧みにドンちゃんを公式レースに出場させる二人組。その狙いは、ドンちゃんの車の性能を世間に大きく見せつけてからの方が奪い取る車もしくはデータの価値も上がるからだ。そんなことは知らぬまま、チャッピー一家はドンちゃんを応援。しかしチャッピーの弟ジュンだけは、仲違い中のドンちゃんへの悪企みを考えていた。TVシリーズ第7話「栄光への700メートル」のブローアップ版。「夏休み 東映まんがまつり」の中で新作劇場アニメ『魔犬ライナー0011変身せよ!』などと同時に公開。

計測不能 2 1972年夏(7月~9月)アニメランキング2位
かしの木モック ぼくはなかない(アニメ映画)

1972年7月22日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
樫の木の妖精によって生命を与えられた人形のモックは、「正しい心とやさしい心を持てば人間になれる」と信じ、日々がんばるが、ついつい遊んだり怠けてしまう。はたしてモックが人間になれる日は来るのだろうか? 1972年7月の「夏休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムの1本として上映された作品。内容はTVアニメ『樫の木モック』を再編集したもので、上映時間は25分。同時上映は実写映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(1966年に公開された同名の映画の再編集・短縮版)『ミラーマン』『天才バカボン』『赤胴鈴之助』。
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