1973年度に放送されたアニメ映画一覧 16

あにこれの全ユーザーが1973年度に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の1973年度に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

67.9 1 1973年度アニメランキング1位
パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻(アニメ映画)

1973年3月17日
★★★★☆ 3.8 (45)
258人が棚に入れました
高畑勲・宮崎駿コンビがおくる、シリーズ第2作目。ミミ子とパンちゃん、パパンダ親子は毎日、幸せに楽しく暮らしていた。ところがある日、家に泥棒が侵入! ミミ子は泥棒に会うのは初めてと喜ぶが、肝心の泥棒のほうは驚いて一目散に逃げていってしまった。ところが、パンちゃんのベッドには、さらにびっくりするようなお客様が! なんとトラの子どもがスヤスヤとお休み中だったのだ。トラのドラちゃんはママと一緒にサーカス団で暮らしていたのだが、はぐれてミミ子の家に迷い込んでしまったらしい。ミミ子たちはサーカスに遊びに行き、ドラちゃんのママともお友だちになる。ところが、その夜、大雨が降って…。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、熊倉一雄、太田淑子、丸山裕子、瀬能礼子、山田康雄、和田文雄

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

明朗爽快ワクワクな日常

前作本作とも脚本・宮崎駿、監督(演出)・高畑勲、作画監督・大塚康夫など

みみ子のおうちにパンダの親子がやってきて、「とくに 竹やぶが いい」の名台詞を言いながら、おままごとのように面白おかしく暮らし始める前作「パンダコパンダ」の続編。

サーカス団から抜け出した虎を探しに来た人がみみ子のおうちを覗くと…小さな歯ブラシ、中ぐらいの歯ブラシ、大きな歯ブラシ。小さな椅子、中ぐらいの椅子、大きな椅子。
童話「3びきのくま」をなぞらえた始まりになっていますね。

みみ子は虎の親子と親子対決(?)をしたり、洪水の後で動物たちを助けて、機関車に乗ってファンタジックな旅をしたり。
幼稚園くらいから観ても集中して観られるようなシンプルな楽しい作りで、安全安心無添加(ホントか?)な夢あふれるアニメです。

ザックリした線が明朗で、アニメならではの楽しい旺盛な動きたくさんです。ちょっとした日常の動作が「そんなことしてどうなるの?」て興味を引きながら、面白おかしく。
宮崎アニメの、登場人物が嬉しいと転げ回って逆立ちする性分がここでも健在。全身で表現するのびのびさが爽快。


パパンダがトトロの原型と聞いて物心ついてから観ましたが、大人向けに堪える作品とは別に、こういうものもずっと残って欲しいです。
みみ子はハイジっぽいですが、「長くつしたのピッピ」のアニメ化を計画したけどポシャってそのニュアンスな子らしいです。


パンダブームの時代の作品。
実際のパンダって目のクマを取ると小さなツリ目( *`ω´)で、ワルそうよね。ウン千万から億で取り引きされるだけありまっせ。

パンダコパンダコパンダ ♪ ティルールールー ♪パンダコパンダコパンダ ♪ って耳に残ります。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 22
ネタバレ

前田定満 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

人生に一度はこんな洪水を見てみたい!

制作スタッフ
 原案(イメージボード):宮崎 駿
 演出(監督):高畑 勲
 キャラクターデザイン:小田部 羊一
 絵コンテ(脚本):高畑勲、宮崎 駿
 画面設定(レイアウト):宮崎 駿
 作画監督:大塚 康生、小田部 羊一
 美術監督:小林 七郎
 音楽:佐藤 允彦
 制作進行:真田芳房、熊崎哲男
 制作:東京ムービー
キャスト
 ミミ子(主人公):杉山 佳寿子
 パパンダ:熊倉 一雄
 パン:丸山 裕子
 トラちゃん:太田 淑子
 サーカス団長:和田 文夫
 サーカス団員:山田 康雄
 ナナ:弥永 和子
 カヨ:松金 よね子
 おまわりさん:安原 義人
主題歌
 オープニング、エンディング
  水森 亜土「ミミちゃんとパンダ・コパンダ」
公開日:1973年3月17日
上映時間:38分

 パンダコパンダの2作目です。キャラクターの設定や主題歌なども1作目から引き継がれます。1作目同様に終始穏やかな作品です。

1.あらすじ
{netabare} サーカスの虎の子供トラちゃんがミミコたちの家に迷い混み、仲良くなります。特にパンちゃんとは親友になります。サーカスの会場でトラちゃんのお母さんとも仲良くなったその夜から、大雨が何日も続きます。家のなかは浸水していき2階まで追い詰められます。
 そしてようやく晴れた朝、窓を開けると家の周りは一面水に囲まれ、まるで海のようになっていました。本当の洪水なら汚いはずですが、この話の洪水は透明で大変きれいです。そこにトラちゃんから「助けて」と知らせが来ます。サーカスの会場は水に沈んでいたのです。急いでミミコたちはベッドを船にして助けにいきます。{/netabare}


2.第2作最大の「非日常」とは?
{netabare} 1作目のレビューで「日常の中に非日常が流れ込んできたら、どう感じるか」というのがこのパンダコパンダのテーマであると書きました。もちろん2作目もこのテーマは変わりません。1作目の「非日常」は「日常に喋るパンダ」でした。しかしながらこれは2作目に引き継がれると、すでに日常として扱われています。もうパパンダとパンちゃんはミミコと家族です。トラちゃんという「喋る虎」が2作目で初登場しますが、これも1作目のパンダが虎になっただけで、それほど大きな「非日常」ではないです。
 2作目の最大の「非日常」は「綺麗な洪水」です。地面のそこまで見える透明な水。私は子供の頃、このアニメの洪水を観て羨ましいと思っていました。実際の大洪水のニュースを見る前です。大洪水は綺麗だと思っていた私は現実をつけられ、ショックを受けることになります。{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ルパンより愛を込めて

1973年3月17日公開
『パンダコパンダ』の続編で劇場用中編アニメーション38分
前作から3か月後といういう短期間で公開。

これを観る前に前作観るべき。
DVDならパッケージングされてるので
2本合わせて72分でサクッと観れます。

『ルパン三世 1st series』第21話「ジャジャ馬娘を助けだせ!」を
ほうふつする蒸気機関車での逃走シーンの演出がたまりません。

ルパンの山田康雄さんは前作に引き続きおまわりさん役で再登場。

ヒロインのミミ子演じるは
前作に引き続きハイジでお馴染みの杉山佳寿子さん。

初代ひみつのアッコちゃん役でお馴染み太田淑子さんは、
前回はパンちゃん役だったのに今回はなぜかトラさん役。

前回ナナちゃん役だった丸山裕子さんが今回はミミ子ちゃん。

パパンダも熊倉一雄さんから無名な声優さんに代わってますが
スケジュール合わなかったのかな?

やっぱり熊倉一雄がいい、です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

67.5 2 1973年度アニメランキング2位
哀しみのベラドンナ(アニメ映画)

1973年6月30日
★★★★☆ 3.9 (24)
124人が棚に入れました
 虫プロとヘラルド映画提携の大人のためのアニメーション、“アニメラマ”第3作目。挿絵画家・深井国の原画を中心に、セル画ではなくイラストを動かすような手法を使って、映像美をとことん追求した。作画監督として杉井ギサブローが参加。主人公のジャンヌの声を長山藍子が、悪魔を仲代達矢が演じた。原作はフランスの歴史家ジュール・ミシュレの小説『魔女』。舞台は中世フランスの農村。ジャンとジャンヌは婚礼の日を迎えていたが、横暴な領主が初夜権を主張してくる。ジャンはそれだけは許して欲しいと懇願するが、願いはかなわず、ジャンヌは領主のなぐさみものとなってしまう。その後、村を飢饉が襲うが、ジャンとジャンヌは彼女の紡ぐ糸の稼ぎでラクに食べていくことができた。だが、そんなジャンヌを妬んでか、ジャンヌに悪魔が取り憑いているという噂が立ち…。
ネタバレ

文葉 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

官能的でアートな芸術

「哀しみのベラドンナ」

虫プロ製作 1973年公開
芸術的なアートを感じる静止画での表現や
水彩画を使ったりセル画少なめで実験的。
当時はあまり話題にならなかったらしい
エロティックで少々暴力ありのオトナ向けアニメ。

30年早かった作品なのか、
それ以上早かったら規制されてしまうかもしれない
前衛的なストーリーと官能的な描写が艶かしい。
アニメというよりアートとして観ると面白い。

輪るピングドラムやユリ熊嵐の幾原邦彦監督に
影響を与えた作品と言われている。

~大まかなあらすじ~
フランス革命よりもっと前の中世のとある農村が舞台で
若い2人の男女、ジャンとジャンヌが結婚式を挙げる
(大体の物語は結婚で結末を迎えるけどこの作品はそうじゃない
むしろ・・ここからが始まりだった。)
結婚の際に領主に貢ぎ物を献上するのに
貧しい農夫のジャンは領主に貢ぎ物を捧げる事が出来なかった
その代償に今まで男性を知らなかった
ジャンヌの・・初めてを領主に奪われることになる。
身も心も傷ついて夫のもとに帰ったジャンヌの前に、
悪魔が現れ、そして契約し身も心も堕ちていく・・ストーリー。

悪魔と契約してまで愛する夫を救おうと
どこまでも堕ちていくジャンヌが美しい。
それと同時に観ていてとても悲しかった。

女性ならジャンヌのカリスマ性や
観ていて共感する所、惹かれるところがあると思うし
男性なら女性への神秘性、謎、強さが少しわかるかもしれない。
(おこちゃまは見ちゃダメだよっ♪オススメは出来ないけどッ)

BGMや歌は多少古めかしく感じるけど
当時の背景が出てると思う。今聴くと新しく感じるかもしれない

物語について ネタバレ
{netabare}
多分私が見たのは79年にリバイバル上映の時に
女子大生向けに付けたされたというラストシーン付きの
色々規制あり版かもしれない
最初は悪魔の高笑いで終わるらしかったけど
それだと後味が悪い。不気味だということで
フランス革命に繋がるシーンが付いた。

個人的にはメッセージ性を持たせようとしたのか
フランス革命に繋げようとしたのが蛇足だと思う。
これが無かったら☆5にしたいなぁ。
(ちなみにジャンヌというヒロインの名前も
ジャンヌダルクから来たのだろうか?)

ジャンヌが火刑されて、燃え尽きたところで終わったほうが
芸術的で考える余韻があるかなぁって思ったかな。
{/netabare}

描写の仕方 R18注意(笑)
{netabare}
足から裂けるシーンなんてまさにアレだし
悪魔の描写の仕方とか・・
(いかにもシルエットがアレだよね?・・自粛(笑))
今だと規制が多くて実験的なことって出来ないけど・・
こういうのって良いですよね。
(直な言葉言うの好きじゃないので
アレで逃げて誤魔化そうとしてるww)

悪魔との情事のシーンも官能的で
「さあ,何が望みだ」と悪魔に問われて
「・・悪いことがしたい」と答えるジャンヌが色っぽい
憎しみや悲しみさえ美しいという悪魔に魅入られたジャンヌが
夫を救うことだけ考えていた頃と変わって
領主に「ナンバー2の座をやろう!」みたいなこと言われて
「そんなのいらないわ、私は世界が欲しい」
と最後はカリスマ的な野心家の魔女に変わった姿が逆に清々しい。
{/netabare}

個人的にこういうユニークで実験的なの好きですが、
私の少ない語彙の引き出しでは上手く説明出来ません。
独創的かつ前衛的な芸術アニメだと思いました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 23

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

愛は永遠と信じていた

虫プロダクション制作。
1973年公開。
性的描写も抽象的にしてありますが、見てればわかるし、
ほぼ全裸な時もあるので、誰もいない時にこっそり見て下さい。

あらすじは中世時代、ジャンとジャンヌの結婚の際に領主に貢ぎ物を献上する。
しかし、貧しい農夫のジャンは領主の気に入る貢ぎ物を捧げる事が出来なかった。
その代償にジャンヌの処女は奪われ、陵辱され
ジャンヌは悪魔と契約してしまう…

前衛的かつ芸術性が高い。文芸的耽美的エロ。
あまり見られない手法を用いられ、実験的に創られたもの。
紙に書いた水彩画を使用したり、セル画少なめ。
台詞の録音はプレスコ。静止画も多様され、油彩画を描きながら一コマずつ撮影という
とても手の込んだアートフィルムである。
ちなみに、手塚先生は関与していないww

海外の昔の絵本の挿絵を彷彿させる色使いかと思いきや
サイケでエキセントリックな色使い。この年代ではきっと早すぎた。
クリエーター志望の方なら一度は見ておこうかっていう作品。

ジャンヌが妖艶でたまらない雰囲気を醸し出してる。
美しいのよ。作画は古いけど妖艶で美しいのよ。

結婚って幸せのまっただ中にいたはずなのに、どん底にたたき落とされる。
それが許せない旦那。中々、生々しいというかエグイ。
女の悲しみがぎゅっと凝縮されてる感じかな。
陵辱された後、体を洗うのだけれど、どんなに洗っても
その汚れは落ちなくてきっと好きな男に抱かれるのも躊躇うだろう。
それでもジャンヌは悪魔に願う。苦しんでるジャンを助けて下さいって。

最初の始まりが歌からだったので??だったのだけれど
説明も歌で表現されてて、BGMも中々。
こんな作品は今創れって言われてもきっと無理だねw


ペラドンナって花は美しい淑女という意味で
綺麗な花には刺があるさながらの猛毒の花。
魔女の草というので有名だったみたいです。
花言葉は沈黙。
だまってやっちまったんですね…色々と…

なんだか救いのないような話なんですが
ラストに魔女という事でジャンヌが火あぶりにされてしまいます。
そのとき、初めてジャンが旦那?らしくかばって殺されました。
ジャンヌは何もいらないと言ってましたが
最後に旦那の愛を感じて死ぬ事が出来て嬉しかったんじゃないでしょうか。
結婚したのに愛されない、拒絶され、捨てられ
それでもジャンを愛してた。
そんな見方をしていたら切なくなってしまいました。
男も女もわかっていても感情だけでは割り切れない

この作品、もっと評価されてもいいと思うのですけどね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 22

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

1970年代あふれるアート的作品

ベラドンナってイタリア語で直訳すると「美しい女性」なんだけど、
ベラドンナという植物は、根や茎に死に至るほどの毒を持ちながらも、
用法、用量を守れば薬品として利用できるのだそうです。


おっと、物語のこと書かないとね^^;

この作品は、1973年に劇場公開された
虫プロダクション制作のアニメ映画ですが、
自分が観たのはもっとずっと後の、親が留守だったある日の深夜、
予備知識もなく、たまたまTVでこっそり観たのでした。
なぜこっそりだったのかは、単に深夜枠だったからw

当時の深夜番組って、古い映画をよく放送していたのですよね。
その中でもこの「哀しみのベラドンナ」はひときわ異彩を放っており、
まだ思春期だった自分にどえらい影響を与えたというか・・
大人になった今見てもドキッとするけど、当時はもっと衝撃的に感じました。


それは成人向けだからっていうだけじゃなく、
70年代のサイケデリックアートのような作画と音楽や
主人公 ジャンヌに与えられる、
数々の救いようのない試練というか暴力というか・・

簡単に言うと、結婚したばかりの貧しい農夫の妻ジャンヌが
貢ぎ物を領主に捧げられなかった代償として、
領主やその家来たちの生贄になって処女を奪われ、
やがて目の前に現れた悪魔にある願い事をし、
一時は幸福を手に入れたかに見えたものの、またも領主からの嫌がらせを受け、
そこに再び現れた悪魔と契りを交わし、やがて・・・というお話。
ネタバレしてもつまらないので、ここから先は興味のある方のみ検索してみてください。

耽美的エロティシズムと表現してしまうには、
いささか物語の展開が重いですが、
映像がアーティスティックなせいなのか、それほどズシンっとくるものはなく、
作画や演出法に70年代アートのエッセンスを見せられて、圧倒されるという感じです。

内容には好き嫌いが分かれそうですが、
アニメ界の歴史的作品のひとつだと思うし、
昔の自分に強烈な印象を残した思い出深い作品なので、
レヴューは書いておきたかったんですよねw

で、ベラドンナっていうのは、この物語の場合、
後半に登場する薬草を、哀しみとは皮肉を指しているようです。

原作はジュール・ミシュレ
作画監督は杉井ギサブロー氏
作画協力は林静一氏とウノ・カマキリ氏

ちなみに声の出演は、
ジャンヌを女優の長山藍子さん、悪魔の声は俳優の仲代達也さんが担当しています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

62.0 3 1973年度アニメランキング3位
マジンガーZ対デビルマン(アニメ映画)

1973年7月18日
★★★★☆ 3.4 (14)
53人が棚に入れました
永井豪原作の2大ヒーロー、マジンガーZとデビルマンが、時に反発しながらも協力し、妖獣や機械獣から地球を守る。作品の枠を越えた夢の競演が話題となった。 2体の機械獣を倒したマジンガーZの前に、妖鳥シレーヌが姿を現す。巨大な爪でビルを次々と破壊し、ヒマラヤへと飛び去っていくシレーヌ。宿敵デーモン一族の復活を感じたデビルマンがそれを追う。一方、Dr.ヘルは、デーモン一族を催眠光線で操り、敵対するマジンガーZを葬り去ろうと計画する。

声優・キャラクター
石丸博也、田中亮一、富田耕生、小林清志

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いやいやいや。戦えよ。

私がデビルマン好きなもので、何故か数年前に嫁さんがコレを調達してきまして。

子供の頃TVで見ましたよ。昔は日曜の昼間なんかにこういうの放送してたんですよ。怪獣映画とかもブチブチにカットされてね。
有名な話ですが、タイトルは名ばかりで二者が戦う話では無いんですよね。
当時も戦わない事に憤慨してましたw
個人的には、当時からこの手のマジンガー・ゲッター絡みの東映のアニメ映画は押し並べて好きじゃなかったです。TV版より更にお子様向けアレンジがされてたような。
という事で、今の時代に再見すると新たな驚きがあるとかそういうことは無いので若い人は見なくていいですw

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

rzv500 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ドリームタッグ!

今ではゲームでしか実現できないような展開!当時のチビッコはある意味贅沢ですwwwしかし味方同士で「対」ってのは、永遠の謎です(笑)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
マジンガーZ(アニメ映画)

1973年3月17日
★★★★☆ 3.4 (5)
25人が棚に入れました
1973年にTV放送された『マジンガーZ』は、永井豪が原作を担当したロボットアニメの金字塔作品。平凡な高校生の兜甲児は、何者かに殺害された祖父の兜十蔵から地上最強の巨大超合金ロボット・マジンガーZを受け継いだ。祖父の命を奪ったのは、バードス島の古代超科学で世界制覇を企むDr.ヘル、その部下であるアシュラ男爵のあしゅら軍団だった。兜博士の弟子である弓教授の光子力研究所に身を寄せることになった甲児は、教授の一人娘・弓さやかの操縦するアフロダイAと共に、地球の平和を守るためにDr.ヘルの機械獣軍団と戦い続ける。本作はTV放送と同年に東映まんがまつりにて映画化されたもので、TVの第5話「ゴースト マジンガー出現」再編集版が上映された。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
スヌーピーの大冒険(アニメ映画)

1973年8月11日
★★★★★ 4.3 (3)
19人が棚に入れました
スヌーピー映画ねえ……「ちびまる子ちゃん」や「シニカル・ヒステリー・アワー」を映画にしたようなもんでしょ。いや、それは誤解がありますよ。TVシリーズの時もそうでしたが、ほぼピアノだけの軽いジャズが流れて、五十年一日と変わらないのほほんとしたアメリカの原風景が展開するピーナッツ・ワールド。子供ん時、コレを映画館で観たら退屈ししたろうけど(しました)、今は恋しい、ペパーミント・パティ。ところで、当然、吹き替え版での鑑賞となると思いますが、谷啓のチャーリー・ブラウンってトボけてて最高っすよ。ルーシーはうつみ宮土理。ライナスは野沢那智。それが、最近のTV版じゃ、高松しげおのチャーリーでダサダサ。あ、この映画はほぼ全編、スヌーピーとウッドストック出ずっぱりの冒険譚。人間はあんまり出てきません。念のため。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
シャーロットのおくりもの(アニメ映画)

1973年8月11日
★★★★★ 4.1 (2)
14人が棚に入れました
ハムにされるのを待つばかりの子豚のウィルバーは毎日泣きあかしていたが、それを見かねたクモのシャーロットは自分のクモの巣に文字を書き、人間にメッセージを送った。そのメッセージを子豚が書いた物と勘違いした人間たちはウィルバーを珍重し始める……。気弱な子豚と、やさしいおばさんグモの心暖まる友情を片田舎のムード満点な農場を舞台に描いた、童話作家E・B・ホワイトの原作を「メリー・ポピンズ」で知られるシャーマン兄弟の音楽に乗せて描いたミュージカル・アニメーション。制作はあのTVシリーズ「トムとジェリー」のジョセフ・バーベラとウィリアム・ハンナ。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
科学忍者隊ガッチャマン 電子怪獣レンジラー(アニメ映画)

1973年7月28日
★★★★☆ 3.7 (3)
13人が棚に入れました
タツノコプロ制作の大人気SFTVアニメの劇場版・第二弾。世界征服を企む超科学兵団ギャラクター。これに挑むのは、国際科学技術庁直下の秘密平和守護機関でわずか5人の若者から構成される「科学忍者隊」だった。ある日、ギャラクターに長年の研究成果を狙われた科学者・三輪博士は、研究データを愛犬タローに託して脱出させる。三輪博士の研究は、不凍の地に恩恵をもたらす太陽エネルギーの開発。ギャラクターはその超技術を軍事計画に利用しようとしていた。タローに導かれた科学忍者隊は、博士の救出に向かうが……。東宝の児童向けプログラム「冬休み 東宝チャンピオンまつり」の中で特撮怪獣映画『キングコングの逆襲』のリバイバル上映などと同時に公開。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
バビル2世 赤ちゃんは超能力者(アニメ映画)

1973年7月18日
★★★★☆ 3.7 (3)
12人が棚に入れました
正義のエスパー少年・バビル2世と、悪のエスパー・ヨミ一派との対決を描く、横山光輝原作のSFアニメの劇場版。古代の地球に帰化した超能力の宇宙人バビル1世。その因子を受け継ぐ現代の少年・古見浩一は、正義の超能力者バビル2世として、自分と同じ立場の悪の超能力者ヨミおよびその配下と闘っていた。そんなある日、浩一を養育してくれた親戚・古見家の近所に住む赤ん坊が、ヨミ一派に誘拐される。実はその赤ちゃんは浩一やヨミにも匹敵しうる潜在的なエスパーで、ヨミはその力を利用してバビル2世の抹殺を企てていた。やがてヨミの秘密移動基地に拉致された赤ちゃんは、ヨミの超能力増幅装置の中で無邪気な超能力を発動。バビルが頼りとする巨大ロボットや宇宙生物たち「三つのしもべ」さえ、操り始める……。 TVアニメシリーズの第21話で、ファンから傑作との評価も高い「赤ちゃんは超能力者」のブローアップ編。「夏休み東映まんがまつり」の中で公開。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
バビル2世(アニメ映画)

1973年3月17日
★★★★☆ 4.0 (2)
11人が棚に入れました
原作は横山光輝。正義の超能力少年バビル2世の活躍を描くSFアニメの劇場版・第一弾。穏健な日常を送っていた少年・古見浩一は、自分が古代に地球に来訪した宇宙人バビル1世の因子を受け継ぐ者=バビル2世と知った。バビル2世は地上にもう一人、同じ因子を継承する人物ヨミがヒマラヤにいると知り、対面に赴く。すでに超能力者として覚醒していたヨミは、浩一の来報を予期。ヨミは地上に二人きりの超人として、結託しての世界の支配を提案する。ヨミの考えに反発し、山を下るバビル2世。しかしバビル2世がいずれ自分の宿敵になると見定めたヨミは、岩塊の巨人ゴーリキを起動させ、彼の抹殺を図るのだった! 東映動画(現・東映アニメーション)によるTVシリーズの第2話「恐怖の岩石巨人ゴーリキ」のブローアップ版。「春休み 東映まんがまつり」の中で上映された。

声優・キャラクター
神谷明、大塚周夫、野田圭一、野村道子、北川国彦、坪井章子

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
フリッツ・ザ・キャット(アニメ映画)

1973年3月31日
★★★★★ 4.4 (3)
10人が棚に入れました
アメリカでは成人指定を受けた長篇アニメで、諷刺作家R・クラムによる人気アングラ漫画が原作。脚本・原画・監督をR・バクシが手がけ、擬人化された猫の主人公フリッツがやじ馬的に60年代後半に起こったさまざまなアメリカ社会内の変革(性解放や学生運動、ヒッピー・コミューン)を体験していくさまをえげつなく毒々しく描き、すべての神話や聖性をぶち壊すかのような勢いを感じさせる。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
パンダの大冒険(アニメ映画)

1973年3月17日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
前年1972年からのパンダブームを背景に作られた、東映動画(現・東映アニメーション)によるパンダを主役とした動物たちの擬人化アドベンチャー。 クマの国の王子として生まれた赤ん坊ロンロン。だが彼は純粋なクマではなく、パンダの赤ん坊だった。それでも王子として養育されるロンロンだが、女王である母クマの期待もむなしく、なかなかクマらしい勇気が芽生えない。この事実につけ込んだのは、ひそかにクマの国の王位を狙うヒグマのデモン。王位継承のテストに失敗し、クマの国を出ていかなければならないロンロンに、デモンはさらなる策謀を巡らすが……。 監督(クレジットは演出)は、東映動画の抒情派演出家として知られた芹川有吾。キャラクターデザインは『魔法のマコちゃん』『ヤマトよ永遠に』などの高橋信也が担当。巨匠アニメーター・森康二(もりやすじ)が原画に参加した、最後の東映動画作品でもある。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
山ねずみロッキー・チャック(アニメ映画)

1973年7月28日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
緑が森にやって来た山ねずみのロッキー・チャックとガールフレンドのポリーら森の仲間たちの日常を描く。1973年7月の「夏休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムの1本として上映された作品。内容はTVアニメ『山ねずみロッキー・チャック』第3話「ロッキーとポリー」のブローアップ版で、上映時間は25分。同時上映は実写映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』(リバイバル上映)、それに『レインボーマン』『ウルトラマンタロウ』『おもちゃ屋ケンちゃん』『科学忍者隊ガッチャマン』。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
魔法使いサリー(アニメ映画)

1973年7月18日
★★★★☆ 4.0 (2)
8人が棚に入れました
横山光輝原作の大人気魔法少女アニメで、繰り返される再放送でも世代を超えて支持された第一作テレビシリーズをもとにした、劇場版の一本。人間界に留学する魔界の王女サリー(夢野サリー)。今日は小学校の林間学校だ。だが目的地の富士山のふもとに向かう前日、いきなりサリーの親友の一人・よし子が参加を見合わせると言い出した。しかしそれは、林間学校についてきたがるよし子の弟=三つ子を欺くための口実だった。だがよし子の考えを知った三つ子は、自分たちをだまして林間学校に向かった姉を追い、その結果、富士山に向かう山道で迷子になってしまう……。 1968年12月に本放送の最終回を迎えた作品だが、その中の一本が5年後の「夏休み 東映まんがまつり」の中で公開。当時の本作人気の息の長さを偲ばせる。映画の内容はTVシリーズの第89話「バンザイ!キャンプファイヤー」のブローアップ版。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
ジャングル黒べえ(アニメ映画)

1973年3月17日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
東京ムービー(現トムス・エンタテインメント)が企画制作し、藤子不二雄が原作を提供した不思議コメディアニメの劇場版。 アフリカの密林に住むピリミー族。彼らは原始的な生活を送る一方、純朴な精神と不思議な魔法力を備えた集団だ。そんな一族の酋長の息子クロベンボコ・ベロチョンタ・ベンボコリンコン・プラプラポロリン・ポロポロポロリン・パエポコロンタラ・タラレロレンベエ=通称「黒べえ」は、外の世界に憧れて日本に来訪。平凡なサラリーマン一家・佐良利家の居候となる。同家の長男シシ男と親友になった黒べえだが、パパとママはまだ黒べえの同居に微妙な様子。そんななか、黒べえは佐良利家の庭に信奉するベッカンコの神の神像を作り、同家の酋長=家長のパパに、その完成の手伝いを願うが……。 TVアニメ第2週の前半「神さまさかだちベッカンコ!の巻」のブローアップ版。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の中で特撮映画『ゴジラ対メガロ』などと同時上映。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
日本漫画映画発達史・アニメ新画帖(アニメ映画)

1973年3月31日
★★★★★ 5.0 (1)
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日本アニメ史の里程標的な作品を紹介したオムニバス映画『日本漫画発達史』の第二部で、1971年に公開された「漫画映画誕生」に続く戦後編。今回の内容は『かっぱ川太郎』『ふくすけ』『こねこのらくがき』『夢見童子』『白蛇伝』『鉄腕アトム』『人間動物園』『池田屋騒動』『追跡』『幻影都市』『新・二匹のさんま』『新天地創造』『展覧会の絵』『プラス5万年』の14本、そのハイライトシーンを編集して紹介。その他、東映動画(現・東映アニメーション)、おとぎプロでの貴重な制作現場のメイキング映像や、TVアニメ諸作品のスチールなども見られる。成人向けの洋画アニメ『フリッツ・ザ・キャット』との同時上映で公開された。

計測不能 4 1973年度アニメランキング4位
ひみつのアッコちゃん(アニメ映画)

1973年3月17日
★★★★★ 5.0 (1)
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赤塚不二夫の大人気少女漫画を原作としたTVアニメ『ひみつのアッコちゃん』の第一シリーズ。その劇場版の第五弾。何にでも変身できる魔法の鏡を持つ少女アッコ(加賀美あつ子)。ただ一人の肉親・妹の優子とともに、花屋を開く夢を持つ孤児の青年・伸一。彼はファイトマネーで花屋開店の夢を叶えようとボクシングに打ち込み、それゆえ病身の妹のこともついおろそかになっていた。だが伸一は試合に敗退。クサった彼は不良仲間とともに窃盗に加わろうとする。その事実を知ったアッコは警備員に変身し、伸一の過ちをとがめるが。東映動画(現・東映アニメーション)制作の第一作TVシリーズの第34話「あしたの花園」のブローアップ版。「春休み 東映まんがまつり」の中で、新作劇場アニメ『パンダの大冒険』などと同時に上映。
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