1974年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメ一覧 1

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年代別アニメ一覧

67.1 1 1974年夏(7月~9月)アニメランキング1位
マジンガーZ対暗黒大将軍(アニメ映画)

1974年7月25日
★★★★☆ 3.8 (13)
63人が棚に入れました
永井豪原作のヒーローが競演するマジンガーシリーズ劇場オリジナル作品第2弾。今作のもう一方のヒーローはグレートマジンガーだが、この映画は同名のTVシリーズより1ヶ月以上も先駆けて公開されている。暗黒大将軍の命令によって、海底基地のゴーゴン大公が地球の中心都市に攻撃を仕掛けてきた。ニューヨーク、パリ、ロンドン、モスクワなど、大都市が次々と壊滅的な打撃を受けるなか、マジンガーZは東京を守るべく出撃していく。だが、超合金Zをも破壊する強敵には歯が立たず…。

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

破壊の美学、そしてニューヒーロー見参!

【視聴メモ】
1974年の『東映まんがまつり』の一作。
前年の『マジンガーZ対デビルマン』ではジェットスクランダーを放送中のTV版に先駆けて登場させ、
子供たちを歓喜させたが、今回はそれどころではなかった。
何と最終回を先に見せたのだ。
しかし『マジンガーZ対暗黒大将軍』。
このタイトルからこんな内容を想像していた子供はいなかっただろう。
途中まではいつも通り。
ピンチになっても最後は勝つ。
だが、不利な条件の重なった戦いではあっという間に大ピンチ。
というかもうボロボロ。
無敵のヒーローという地位を確立していたロボの無残な姿に映画館で見ていた私も放心状態。
ついにとどめの一撃。
「もうダメだ!見てられない!」と目を覆った瞬間に現れるグレートマジンガー!
そして流れる主題歌!
圧倒的な強さ!
固唾を呑んで見守っていた子供たちはこの瞬間、ニューヒーローに心を奪われた。
完璧なる主役交代。
70年代のロボアニメ映画の金字塔だ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

はっぽうさい さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメ史に刻まれる空前絶後の主役交代劇

マジンガーZは、ロボットアニメの金字塔であり、アニメ史においても非常に重要な作品です。

当時、駄菓子とタイアップしていたアニメ業界はどんどん縮小していたそうですが、
おもちゃ屋とタイアップして商品を売り出すという商業的展開を成功させ、
おもちゃ屋と共にアニメ業界を救ったと言われる作品でもあります。

そんなマジンガーZの放送は2年続き、当初武器も少なく、水中戦は苦戦し、
空も飛べなかったマジンガーZが追加武装、改造、紅の翼ジェットスクランダーのドッキングを経て、
強く強く、まさに無敵のロボットとなっていきました。

そこで本放送の最終回前に「東映まんがまつり」として上映されたのがこの作品
「マジンガーZ 対 暗黒大将軍」です。

上映時間は たった40分。

このわずか40分の間に、マジンガーZの勇姿と惨敗、
そして新たな主役であるグレートマジンガーの登場と、
マジンガーZの総決算とも呼べる1本となっています。

そしてなにより、製作者からのマジンガーZへの愛を感じるでしょう。
ラストシーンで佇む、
破壊されてもなお美しいマジンガーZの姿に。

主人公の兜甲児は、明るく優しい熱血漢の青年ですが、
敵勢力の強さ故に無敵であるマジンガーZの装甲も溶かされ、傷つき、修理もままならず
そして自身も、ひん死の重体である弟のシローに輸血をし、
心も体も、マジンガーZもボロボロの状態で最終決戦に挑みます。

その最終決戦前夜、兜甲児が亡き祖父と亡き父の写真を見ながら涙します。

「出撃することが恐い。
 でも僕は、マジンガーZと共に命をかけます。
 生死の間をさまようをシローを残して行く、わがままを許して下さい。」と。

そこには、あの明るい熱血漢の兜甲児の姿はありません。

そして最終決戦に挑むも敵の力は強大で、なす術もなく破壊されたその時、
「ブレーンコンドル」という掛け声とともにグレートマジンガーが颯爽と登場し、
無傷のまま敵勢力を完膚なきまでに叩きのめします。

ラストシーンでは、無傷のグレートマジンガーと半壊のマジンガーZが向かい合い、
一つの時代の終わりを感じさせます。

主役の交代劇を鮮やかに、かつお互いに華を持たせた本作のラストシーンは、
昨今のアニメシーンの中でもひときわ美しく、
アニメ史に残る偉大なシーンとなっています。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

むしろ新しい・・・尋常じゃない

尋常じゃありませーん・・・っ!!テンション!!
マジンガーZは世代的にしらずゲームから入りました。
ロボナイスデザインはリアル派だったんだっ・・・!分かれよっ・・・!
スパロボに興味を持ったのって大人は質問に答えたりしない それが基本だになってから...なんですよね
衝撃的ロンッ‥‥!ロンッ‥‥! ロォー―ンッ‥‥‥‥‥!古いものって逆に新しいですね
前衛芸術化と矜持ました
クレヨン画OPでまず度肝を抜かれます
作中のバトルが熱いっ熱すぎる!
突如出現した戦闘獣の前に成す術も無くナイス壊滅していく世界の主要都市・・・
あえて日本は残しておいてくれています
絶望的ついにきたトホホな状況・・・・・柿ピーも買えないていたらくながら少しクスリときました
主役兜甲児が、敵を前にして怯えてるんですっ・・・!・・・死にたくないって。
こういう主人公のほうが見てて気分がいい...!
死を軽く扱うアニメが多くて、主人公が危機感もってないアニメがトゥスすぎます
獣魔将軍率いる戦闘獣軍団に
Zはぼっこぼこにされてしまいます
もう一度・・・ 生き死にの博打っ・・・!ぐにゃ~だな・・・意外にもこれをスルーでENDか・・・・・?(ざわ・・・ ざわ・・・)
なんかBGMはオルゴールだし。
そこに大爆音と光の演出と共にグレートマジンガー参上理解出来ないっ…!ここからの大甘さ・・・・逆転劇!ひぃ爽快バカなっ…!とどめはモチロン何故なんだっ…!ロンッ‥‥!ロンッ‥‥! ロォー―ンッ‥‥‥‥‥!犯罪的っ・・・!犯罪的うまさっ・・・!!ところを引き際っ…!勝ち逃げ…!分相応……!全てを飲み込む…強運…!かっさらっていた感の強いグレートですが、この・・・狂人がっ・・・!映画の主役は...あくまでZである事を強調している名誉挽回のチャンスをやろうか・・・・・・?シーン
痺れました
設定など小難しくないのですんなりみれます。昭和の名作ロボ物(ブツ)も時にいかがでしょう?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
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