1975年度に放送されたおすすめアニメ一覧 30

あにこれの全ユーザーが1975年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の1975年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

74.0 1 1975年度アニメランキング1位
ガンバの冒険(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (153)
782人が棚に入れました
港で開かれているネズミたちのパーティ。そこに傷だらけの小ネズミ、忠太が転がり込んでくる。残忍な暴力と恐怖で故郷の島を支配している巨大な白イタチ、ノロイを倒す力を貸して欲しい、という忠太の言葉に、ネズミたちは冷たかった。しかし、ガンバを始めとする勇敢な7匹の仲間が集まり、冒険の海へと船出する。

声優・キャラクター
野沢雅子、水城蘭子、内海賢二、富山敬、堀絢子、島田彰、大塚周夫

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

しっぽをたーてーろー!!

むかし、年上のアニメ好きな人にお勧めを聞いたところ
「ガンバだよ。『ガンバの冒険』は観ないと〜!」とのことで、レンタルして観ました。
自分は出崎アニメで育っていなくて、高校生以上になってから『明日のジョー』などの再放送に触れた感じ。

ネズミたちが旅をしながら圧倒的な殺し屋イタチと闘う物語。進撃のイタチ。
70年代の、コントラストの強い雰囲気。
仲間と共に調子にのるコミカルな時も、細かな知恵を繋ぎあって戦略を進める時も、必死で最期の希望を握りしめて闘う時も、いろんな気持ちを凝縮して、出し切る!!っていう集中力がすごい。

ザクザクした絵を、動きに必要なポイントを強調して見せる采配が、か〜っこいいんだー。

子供が『とっとこハム太郎』を見て喜んでたので、
「ウム、過酷なネズミの生き様も見せてやろう…」と思っておもむろに見せたら、案外夢中になって観ていた。
しかし調べたところ、なんとハム太郎の劇場版は出崎統が監督しているではないか⁉

ウム、そっちも観てみようとおもいまっす。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 25
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

真っ向提示な昭和の快作

旧作紹介するとき、当時自分は喜んで観てたけど、
今の方たちにはどうだろう?資料的価値?と言われてもね、
面白いかどうかが大事なんだしね、
時代背景やセル等技術的背景等鑑み、
当時としては~とか言い訳じみた逃げ恒常無しに、
クオリティー含め堂々と、
今の方たちにも自信持ってお勧めできる作品は、
アニメがまだ子供向けと揶揄されてた時代、
所詮子供向けって感覚に真っ向から立ち向かい、
子供達限らず世間に真剣に何かを伝えよう、
そんな気概溢れた人たちがいた、作品があった、

ガンバの冒険。
1975年東京ムービー、監督出崎統氏、作画監督椛島義夫氏、設定レイアウト 芝山努氏

ガンバというのはネズミさん、
どんな困難にも立ち向かう熱い心持った、
正義感バイタリティー行動力抜群のガンバと仲間たちの冒険活劇、
{netabare}
とある島で残忍なイタチに苦しめられてるネズミ達を助けようと、
仲間のネズミ達と共に海に出る、
航海途中様々な困難を仲間と共に切り抜け、
ついに目的の島にたどり着く、、 {/netabare}

仲間のネズミも各々個性的で魅力的でね、
中でもイカサマって奴、皮肉屋だけどいい奴で、
主人公食っちまうんじゃないかってくらい抜群のキャラだった、
他にもヨイショ、情に厚く涙もろい親分肌の船長、
ガクシャ頭脳労働理論派、ガンバの親友のボーボーもいい味だしてたな、
視聴側も其々にファンいたりね、
中人もガンバの野沢雅子女史(最高だった)
イカサマ役堀絢子女史 ガクシャ役富山敬氏、ヨイショ役内海賢二氏等
今思えば層々たる皆様なんだけど、

特筆すべきはラスボス、大塚周夫氏演じる白イタチのノロイ、
当時アニメ史上最悪最凶ってくらい、
描かれ方も怪物じみてるけど凶悪さが半端ない、
惨忍な上狡猾だから始末に負えない、
徹底したネズミ目線ってのもあって、
その辺りの描写も卓越した作品で、
ネズミからすりゃ人間もえたいの知れない巨人だし、
犬やイタチも化物なんだけど、
ノロイだけは別物別格だったね、
トラウマ化した人もいたくらい(汗)、

航海途中様々な場所での色んな出会いや別れのエピソードが、
各話通して描かれてて、
中には仲間割れや裏切り、死別等酷な場面もあるけど、
ガンバがぶれないんだね、これぞ主人公、
苦難乗り越えた先に立ちふさがるノロイ、彼らの運命や如何に、

作品クオリティーも、
キャラの動き、表情、表現、カメラ、背景、色、
セル真骨頂的凄いものがある、
表情豊かって言い方あるけど顔だけじぁない、
身体の動き全部が表情で、
必要最低限枚数で最大限効果、見事という他ない、
現代アニメ観慣れた方々にもお勧めできる本作品、
機会あらば是非一見戴ければと願う所存。


冒険者たちのバラード
作詞 東京ムービー企画部
作曲 山下毅雄

逆巻く波と閃く空がガンバと仲間を打ちのめす、
度はもうこれまでだ、冒険を打ち切ろう、
けれどガンバは指差した!小さな島を、
カモメは歌う悪魔の詩を、帆柱に朝日は昇る
けれど夕日はお前と仲間のドクロを映す、

とどろく雲は怒涛の海にガンバと仲間を転がした、
これが、ほら始まりだ、何がある?何がある?
仲間の胸は高鳴った、光は其処に、
カモメは謳う歓喜の唄を、舵先に朝日は輝く、
そして夕日は、、お前と仲間の勝利を祝う。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 25
ネタバレ

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

個人的ランキングNo.1

♪あっさひが~
 の~ぼれば~
 の~ぼ~れば~よ~

 おれの~ち~が~
 さっわっぐの~さ~♪

{netabare}街ネズミのガンバは親友のボーボと共に、噂に聞いた海を一目見ようと、港への小さな冒険に出る。

やっとたどり着いた港の倉庫では、船乗りネズミたちのパーティーの真っ最中だった。
ひょんな事から船乗りネズミのリーダー、ヨイショと勝負することになったガンバだが、倍もあるヨイショを相手に一度も『参った』と言わず、一同を呆れ返えさせながらも、一目置かれる存在となる…

突然、饗宴の終わりを告げるかのように、扉を叩く音が鳴り響き、開かれた扉からは、嵐にずぶ濡れになった血塗れの若いネズミが倒れ込んできた。

忠太と名乗る傷だらけの若いネズミは、悪いイタチから島を救ってくれる仲間を探してきたと言う。
しかし、忠太が『ノロイ島』から来たと知るや、勇敢な船乗りネズミたちは背中を丸め、忠太に背を向け去って行ってしまった。
…ヨイショでさえ、己の右目を奪った怪物の名を聞いただけで青ざめ、シッポを下げてしまったのだ。

憤るガンバは、一匹、手負いの忠太を背負い、忠太の乗ってきた船に乗り込む。
…初めて乗る船のエンジン音と振動に慌てふためくガンバ。
彼をたしなめたのは、なんとヨイショであった。

ヨイショは幼なじみのガクシャと共に、恋人と子分を捨て、ノロイと戦うことを決断したのだ。
医者が専門で職業詩人のシジン、訳あって生まれた街を捨ててさすらいの旅を続けるイカサマ、そして、ガンバの親友ボーボの7匹は一路『ノロイ島』を目指す。{/netabare}

いっえも~まっちも~
さっらりとすて~て~

きっのみ~き~のまま~
ふ~ね~にの~る~♪

シッポを立てろ!
冒険の始まりだ!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 21

67.7 2 1975年度アニメランキング2位
フランダースの犬(TVアニメ動画)

1975年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (123)
632人が棚に入れました
ベルギーのフランダース地方の小さな村。ネロ少年は、牛乳運びの仕事をする祖父ジェハンを手伝いながら、貧しいながらも幸せに暮らしていた。彼のささやかな夢は、絵を描くことと、いつかルーベンスの絵を見ること。ある日、ネロは主人に酷使され捨てられた犬、パトラッシュを介抱し、共に暮らすようになる。

声優・キャラクター
喜多道枝、一龍斎春水、桂玲子、及川ヒロオ、大木民夫、中西妙子、駒村クリ子、菅谷政子

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

泣けるアニメは数あれど

ラスト、ほんとに泣ける

号泣とかじゃなく、じんわりポロリと泣けてくる(;;

現代の子供に見せたいアニメのひとつです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 42

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最終回を一緒に観た人の言葉が忘れられない

十数年前に、

「フランダースの犬」を編集し
数時間程度に収めた特番を観た時にあった話。


主人公ネロと愛犬パトラッシュの一生を
ナレーション解説とともに送る番組。

私は視聴済みだったので他のことをしながら
懐かしんで「うんうん…」なんて頷いてました。


一緒に居た人が興味をもったようで、

「これは誰?…へぇーそうなん?ほなコッチは?」

なんて風に私に色々聞きながら観ていたのですが


その日はポカポカ陽気のお昼で、

隣に居た人はいつの間にかウツラウツラとして
中盤くらいからは寝てしまっていました。


そして物語も進み

わたしがラストシーンに少し涙ぐんでいると

「ハッ!」と起きたその人が一言。


「…あ~っ……

“ネロ ネロ”言うから寝てもーたわ!」



そう言って、もう一度眠り始めました。



あの時どうツッコんだらよかったのか

いまだにわかりません。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 30
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

多分、ラストシーンだけ観た人と、全話観た人の差が日本一のアニメ(笑)

やはりこの時代にしては、子供向けアニメで(ネタバレで隠すのもなんだがw){netabare}主人公死亡エンド{/netabare}にしたのは、新しかったのかな? 今の深夜アニメなら全然有り得る展開だろうし、逆に、今の子供向けアニメなら絶対に許されない展開だろうね。

内容は多分誰も興味ないだろうから、トリビアをw

①原作では、ネロは15歳のイケメンで、女の子からもモテモテなプレイボーイ→だから、娘に手を出されたくなくて、コゼツ(アロアの父)はネロにツラく当たってたらしいです。

②「フランダースの犬」のパチンコ版があったらしい。その時の確変演出が、例のラストシーンだったため、パチンコしている人達から{netabare}「逝け! ネロ、死ね!」{/netabare}という言葉が聞かれるようになり、あまりに酷いので、その後は世界名作劇場はパチンコ化はされなくなったとか(てゆうか、よくフランダースの犬もOK出したよねw これが母を訪ねて三千里なら、確変演出も問題なかったかもw)。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 23

66.4 3 1975年度アニメランキング3位
まんが日本昔ばなし(TVアニメ動画)

1975年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (57)
365人が棚に入れました
毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターを多数起用するなど、映像にこだわりのある作品だった。番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用され、作品の質の高さに一役買った。

声優・キャラクター
市原悦子、常田富士男

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

お尻を出した子 一等賞(゜∀゜)

・・・なんで一等賞なんだ?(´・ω・`)
 
「キャラの評価」と「作画の評価」については、お話によって製作スタッフが変わるため
未評価です(´ω`)
 
これも後世に伝えるべきアニメですね(´ω`)

日本という小さな島国の中に、どれだけ多種多様な昔話や伝承があることか(´ω`)
元々、文字を待たなかった日本民族にとって、口伝でわかりやすく伝えられるよう
ストーリーを与えられ、物語は人々の生活とともに現代まで生き続けています(´ω`)

市原悦子と常田富士男の独特の語りで紹介される世界は、もはや文学です(´ω`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 15

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

夢を~ たぐれば ほろほろと♪ 花もほころぶかぐや姫~♪

ひ~と~の~ な~さ~け~が~ しあわせを~♪

そっと~ はこんだ~ か~さ~じぞ~お~お~お~↑


1975年から放送され全国ネット枠だけで全952回。
日本が誇る、子供に見せたいアニメ堂々のNo.1作品。
どの世代の人でも一度は見たことありますね~
・・なんて言ってたのが懐かしいです。
もう今の子供達にはあまりなじみが無いのでしょう。

・・と思ったら! abematvで2017年10月14日から
“家族アニメチャンネル”で放送しています!やったぜ!

この作品で日本の童話を知ることが殆どでした。
本で読んだのを覚えているのは“吉四六さん”くらい
市原悦子と常田富士男がたった2人で
すべての台詞とナレーションをやることにより
絵柄やタッチが全く違う1話完結型の構成でも
作品の空気感が保たれていて、今でも偉業だなと感じます。

トラウマ系の話もけっこうありますけど、
すべてが身になる素晴らしいアニメですよね。大好きです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

kuroko85 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゴールデンタイムに放送されていました

現在【蟲師】を見ていて、この作品を思い出しました。
大きなイメージとして、語り部のおじいさんの声が
今でも記憶に残っています。
(あの粘つくような語り口調)

1話毎に話のイメージは大きく異なり、
楽しい話もあれば、怖い話もあり、不思議な話もあれば、悲しい話もあり、難しくて意味の分からない話と言うものもありました。
まあ、日本各地に根付く地方伝承の紹介なので
当然なのですが、当時は暫く怖くて眠れなかったり、
答えのない謎を必死に解こうとさえしました。
今では考えられない事かもしれませんが、
この作品はゴールデンタイムにかなり長く放送されていました。
そうゆう時代だったのでしょう。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

66.0 4 1975年度アニメランキング4位
ラ・セーヌの星(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (14)
90人が棚に入れました
18世紀、革命前夜からのフランスを舞台に、謎の美少女剣士を主人公にして描かれる史劇ロマン。セーヌ川周辺の花市場で花を売る少女シモーヌ。横暴な貴族に両親を殺された彼女は、謎の仮面の少女剣士「ラ・セーヌの星」として腐敗した貴族階級と闘う。そのシモーヌを陰ながら支援するのは、彼女を慕う青年ロベールこと「黒いチューリップ」だった。だがそんなシモーヌを待つ驚愕の真実。それは王妃マリー・アントワネットと彼女とを結ぶ数奇な血の絆だった。もともとは池田理代子の大人気少女漫画『ベルサイユのばら』のアニメ化企画が原点だが、企画が変遷していき、アニメ・オリジナル作品となった。活劇の迫力と史劇ロマン性にあふれた独特な少女アニメとして、根強い人気を保つ。

声優・キャラクター
二木てるみ、広川太一郎、武藤礼子、阪脩、水池通洋、寺島幹夫、小林清志、富山敬、野沢雅子

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フランス革命を題材に取ったオリジナル作品

オープニングが妙な日本語だったのを覚えています。あれはフランス人でしょうか。フランス革命を題材に取ったオリジナル作品ですね。主人公はマリー・アントワネットの異母妹と言う設定で、この世の悪を「黒いチューリップ」と共に戦うと言う物です。当時のフランスは貴族の利権に関わる陰謀や、しがらみがあり、物語が進んでいくごとに、(それらの陰謀の)深みに入り込んで行く事で義理の姉であり、王妃であるマリー・アントワネットと接し、(国民の敵でありながら)特別な感情を抱くようになる。当時としては奥の深い(難しい)作品でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

65.4 5 1975年度アニメランキング5位
勇者ライディーン(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (32)
190人が棚に入れました
富野由悠季&安彦良和が生んだロボットアニメの傑作。1万2千年の眠りから覚めた妖魔は、全世界の破壊と征服を企てる。神秘の声に導かれ、ムー帝国の血を引く“ひびき洸”は守り神ライディーンの操縦者となり地球を守る…!

声優・キャラクター
神谷明、高坂真琴、芝田清子、井上真樹夫、山下啓介、太地琴恵、西川幾雄、木原正二郎、日比野美佐子、市川治、相模太郎、仁内建之、肝付兼太、滝口順平、加藤精三、飯塚昭三

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

い~の~ち~さ~ず~け~よ~!(シャーキーン…!)

オリジナルTVアニメシリーズ。

とにかく、主役ロボであるライディーンのデザインが最高にカッコいいです。これとエルガイム(Mk-Ⅱじゃない方)が私の中でのカッコいい主人公ロボ二大巨頭。

現代でいうところのメカニカルなモーショントレースによる操縦と、ボイスコマンドによる武器選択。古代ムー帝国の超科学と正しいエンジニアリングによって生まれた、一対一決闘型の決戦兵器としては極めて洗練された巨大ロボットですよね。

そしておそらくアニメ作中の変形(ライディーン(人型)→ゴッドバード(飛行機))がほぼ再現された最初のDX(デラックス)超合金が発売されたのがこのライディーンだったと思います。

OP主題歌がまた傑作で、シンプルなコード進行から「フェードイ~ン」の歌詞のところでの転調がキャッチーで名曲だと思います。(そういえばゼロテスターのOP主題歌とコード進行が似ている気がする。こっちも「生~きる命の爆発だ」のところの転調がカッコ良くてかなり好きな曲ですが…。)

ストーリーの方も、特に第1部というかプリンス・シャーキンとの決戦のところまでがとても好きです。シャーキン様、洸(あきら)の通う学校に潜入してサッカーやったりしてますしね。ああ、分かり合えたかもしれないのに、悲劇のプリンス、シャーキン…。

大帝バラオ復活後の後半ストーリーは、蛇足とまでは言いませんけど前半ほどには面白くないですね。最終決戦まで、ほぼロボットアニメ的なルーチーン…。

作画はまあ、当時アニメ並ですけどそれでもわりと良かった方じゃないですか?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 20

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

い~の~ち~さ~ず~け~よ~

好きだったなぁ(´ω`)
ロボットアニメの中で一番好きな作品かもしれません(゜∀゜)

メカとオカルトの融合ってのは、当時じゃ斬新だったんじゃないでしょうかね(゜-゜)

後々の作品に多大な影響を与えた作品です(´ω`)
 
噂によると、富野さんはライディーンと同時期に小さなバイキングビッケの
監督のオファーを受けていたそうで、タッチの差で先に話が来ていた
ライディーンを引き受けたそうです(´ω`)

ビッケを引き受けて、フィールドが児童漫画になってたら、ガンダムも
生まれなかったかもしれませんね(゜Д゜)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

歴史的価値しかありませんが、富野監督の原型が確認できます。

 古の名作…なんでしょうね。今みれば水戸黄門やウルトラマン的なワンパターンの時間の構成でした。ただ、その中にはマジンガーZからの進化やその後のロボットアニメにつながる片鱗が見えます。

 ガッチャマンの火の鳥と本作のゴッドバード…どちらが先かわかりませんが、カッコイイですね。鳥になったから何なんだよ?そのままで良くね?というのも同じですが、この水戸黄門の印籠的なパターン演出は今になって見てもなかなか痺れます。

 シャキーン様が敵ながらキャラ付けがされており、さすが富野(降板らしいですけど)作品ですね。シャアの原型でしょう。超能力設定はガンダムのニュータイプにもつながりますし(直接の影響はスターウォーズのフォースだとは思いますが)、バイクからのフェードインもガンダムのコアファイターとそっくりですね。

 また、海のトリトンに富野監督は携わっていたので、ムー大陸の系譜ですね。その点ではラーゼフォンじゃん…という印象ですね。富野はラーゼフォン関係ないですが神秘主義的な系譜と言う意味ではラーゼフォンプロトタイプですね。ロボットの造形はもとよりムー大陸的な神秘設定もそっくりでした。

 冒頭申し上げた通り、この時代のアニメですからパターン化された完全に子供向けではあります。でも、その中にも富野的な次世代につながる発想がちりばめられていました。
 
 女子が可愛くなりかけですね。これがコンバトラーVになるとかなり可愛くなります。敵のキャラクター付けとか考えるとコンバトラーの前段がこのライディーンだったということでしょうか。


 すみません。レビューが支離滅裂です。スーパーロボット大戦で分かった気になってました。一応昔見た記憶はあるのですが、ほぼストーリーは分かっていませんでした。今回Dアニメになぜか新着で出てたので、チェックしました。全部ではないですが…というより一部ですが。

 オープニングはなぜかよーく知っています。カラオケで歌う人もいるし、ユーチューブで古めのロボットアニメの主題歌を見たら、お勧めででてきました。カッコイイ曲ですよね。昔のアニメ独特のザ・アニソンという感じです。


 総評すると、古典ですね。50話あります。アニメ史研究とか、スパロボのライディーンを確認するとかで数話みればいいと思います。一応前半は富野作品ですし、シャキーンの回はチェックですね。あと終盤ではゴッドボイスですね。
 アニメの出来は大幅に譲歩して30点。ただ、歴史的価値が90点という感じです。評価点はオール3のままにしてます。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

64.8 6 1975年度アニメランキング6位
元祖天才バカボン(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (44)
251人が棚に入れました
不思議な4人家族・バカボン一家の日常は、いつも珍騒動が・・・はたして今日もどこかで!? バカ田大学出身のバカボンのパパを中心に、素直だけど天然ボケの息子バカボン、美人のママ、天才のハジメちゃんといったバカボン一家と、近所の人々とが織り成す非常識な日常が繰り広げられる。

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

見ない奴は死刑なのだ!

それは天才バカボンの方なのだ! 次回予告で言ってたんです(確か


BPOなんて屁のかっぱのハイパーギャグ

“元祖”天才バカボンのパパだからパパなのだ!

元祖の方は2作目なんですよね、元祖ってついてるのにw
それこそ当時はレレレ~って顔で観ていたので違いは解ってなかったですけどw

私の大好きな出崎統さんが監督をやっています。やったぜ。

作中で好きなエピソードはパパの出身大学、バカ田大学がらみ。

バカ田大学は狂ってますよねw
もれなくヤベェヤツが卒業生で出てきますし、学科にスケベ学科があり
人間以外にもアホウドリがいるという・・なんじゃそら

パパがバカになるきっかけや、ママとのなれそめなんかもちょっと雰囲気変わって好きですね。

バカになるきっかけなんですが、原作とアニメ1作目2作目で違うんですよ。
混乱しますけど、この2作目では「馬に頭を蹴られて脳の歯車が壊れる」です。いや、バカだね~w 
1作目だと馬の脳と入れ替わり、原作だと くしゃみで頭のネジが外れます。

ちなみに。。バカボンが優しくてちょっとバカで、
パパが無職で、ママが美人主婦で、ハジメちゃんが天才。

・・・え~っと・・どうやって生活しt・・


・・これで~いいのだ~ これで~いいのだ~~~♪


主題歌で言うと、平成天才バカボンのタリラリラーンロックンロールや、
その日は朝から夜だった が好きです。嘉門達夫が歌っていました。

バカボンと合うわ~

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

もう朝か。 みんな寝なさい!

原作では様々な実験が試みられました。
もちろん、アニメにおいても、様々な実験が試みられましたよ。(゜∀゜) 
ほとんどのことがやりつくされたんじゃないでしょうかね?(゜-゜) 
 
ま、原作にはTV向きじゃない物も多かったみたいですが(゜-゜)
 
すべてのギャグ漫画の原点かもしれませんね(゜ω゜)

パパはやっぱりすばらしい ヽ(゜∀゜)ノ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

今でも主要キャラを思い出せます

天才バカボン好きでしたね。今でも主要キャラを思い出せます。主人公らしくないバカボン。絶対的主人公バカボンパパ、美人のバカボンママ、天才はじめちゃん。目の繋がったおまわりさん(やたら鉄砲撃ってたな)、そして癒し系のれれのおじさんですね。あの主題歌は度肝を抜かれたな。私は当時お日様が昇る方角をあの歌の「反対」という暗示で覚えました(笑)。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

63.9 7 1975年度アニメランキング7位
一休さん(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (60)
300人が棚に入れました
暖かいお母さんの懐が恋しくても、日々立派なお坊さんへの修行に励む一休さん
足利将軍が南北朝の争いを平定した頃、天皇の御子・千菊丸は、母・伊予の局の父が将軍家に敵対した為に、将軍の命により安国寺に預けられ、一休と名のる事になった。やがて一休は、安国寺の和尚や監視役の蜷川新右衛門ら、周囲の人々に暖かく見守られ、明るく元気に成長。いじわるな商人・桔梗屋とその娘・弥生や、足利義満将軍から次々と出される難題を、得意のトンチで鮮やかに解決していく。だが、母親と会う事はままならず、心はいつも寂しさでいっぱいだった。

声優・キャラクター
藤田淑子、桂玲子、宮内幸平、増山江威子、野田圭一、キートン山田、吉田理保子

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

くじけませんよ。男の子です。

一休さんが北朝最後の天皇、後小松天皇の落胤であるって説は割りと有力みたいですね(゜-゜)
 アニメでも、彼がやんごとなき素性であることはちょいちょい出てました(´ω`)

実際の一休さんは相当な変人だったみたいですね(´ω`)
調べてみれば調べるほど、興味の湧く人物です(´ω`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

マジな部分が印象に残ってます

昔は今の1、2クールで終わるアニメとは違い、アニメ作品は短くて半年、一年が基本。アニメによっては何年も続いてました。

一休さんも何年も続いたアニメの一つです。
内容は基本的には微笑ましい子供向け頓智話しなのですが、初期の頃は結構、ハードな歴史劇の側面があり、
時代の重々しさから暗い終わり方をする話しもありました。
将軍足利義満は南朝派のご落胤の一休さんの命を狙い、その家臣の蜷川新左エ門は剣の達人で傲慢な性格でした。

師僧の外観和尚も優しいばかりではなく、時には一休や小坊主たちに厳しい制裁を与える場面もあり、
必ずしもほのぼのとした作品ではなかったのが印象に残ってます。

なお、ラストシーンも時々、今でも「懐かしのアニメベスト100」などで放送されてますが、
一休さんがお経が流れる中、仏の道を歩んでいく印象的な終わり方をしています。

追加 私は実は結構、歴史マニアなので、
この一休さんの初期の歴史劇を興味深く見てました。
ちょうど、足利三代将軍、義満による南北朝合体や明との勘合貿易が行われた時代で、明の使者がやってくる話しなどもありました。
仏教国のタイはともかく、中国でこの作品が人気なのもその辺が理由かもしれません。
この時代は日本と中国が非常に関係が良好な時代でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

keylove さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一応、レビューを書いておきます。なかなか観たのを全部書いていけないので

今さら観る人もいないかと思いますけど、これはこれでその時代には良かったアニメなんですね。
といってもそれほどの高評価ではありませんけど。

今のアニメが良く出来すぎているんですよね、下手なドラマやバラエティーを観るならアニメを観る時間に使っています。
それぐらい内容は濃いし、満足感が半端ないから。

この作品もありきたりではありますけど、欠かさず観ていたと言っても過言ではありません。
今の作品みたいに萌えだとか戦闘だとかそういうのは皆無なんですけど、その日常が面白かった。
いわゆる日常アニメの前身だったのではないでしょうか。

音楽は今でも覚えていますね。
この時代の当たり前の音楽でしたけど、心に染みるような感じがしました。

これを今の技術と世界観でやったらそれなりに面白いアニメになると思いますけどね。
ヒロインとか将軍様とかをやたら萌えにしたりイケメンにしたりで(笑)

思い出したので一応、レビューを書いておきます。

このサイトってどんだけアニメあるの?(笑)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

63.8 8 1975年度アニメランキング8位
ゲッターロボG[ジー](TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (18)
103人が棚に入れました
大人気を博した『ゲッターロボ』の続編。活劇の中に印象的な人間ドラマを導入する前作の作風は、さらにここで完成度を高める。仲間の一人・巴武蔵の尊い犠牲を経て恐竜帝国を撃退したゲッターチームだが、新たな人類の敵=ミュータント新人類の軍事国家・百鬼帝国が台頭した。早乙女博士が用意していた新型ゲッターロボに搭乗した新生ゲッターチームは帝国の繰り出す戦闘ロボと戦う。時に悲しみと敵への憐れみの念さえ覚えながら。

声優・キャラクター
神谷明、キートン山田、八奈見乗児、富田耕生、吉田理保子、菊池紘子

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不滅のマシン ゲッターロボ

恐竜帝国よりも強大な敵、百鬼帝国の出現により、元々戦闘用じゃなかったゲッターロボを
戦闘用としてパワーアップさせたのがゲッターロボGです(゜ω゜)

ちょいと調べてみたんですが、百鬼帝国って地下組織とかじゃなくて、れっきとした
新興国家なんですね(゜Д゜)
 
早乙女研究所が行ってるのは、紛れも無い戦争行為になっちゃうんだけど・・いいのかな?(゜Д゜)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

戦闘描写に力を入れた続編

1975年放送のTVアニメ作品。全39話。
東映アニメーションによる1974年TVアニメ「ゲッターロボ」の続編です。

【物語】
恐竜帝国は滅んだものの、百鬼帝国が攻め込んできて人間を改造して仲間とし、版図を拡大し始めます。早乙女研究所は戦闘用として新しく開発したゲッターロボGで百鬼帝国と戦うことに。
武蔵を欠いたゲッターチームは、新しく野球部キャプテンの車弁慶を三号機パイロットとして迎えます。

百鬼帝国は恐竜帝国に輪をかけて残忍で卑怯な敵で、今作はなかなか苛烈な展開も多くなりました。
前作では日常や学校生活も結構あったのに、今作ではそれがあまり見られなくなり、半ば戦時下のようなシビアさ。
研究所の人間関係が好きなので良いんですけど、たまに彼らが高校生だと忘れそうになります…(苦笑)

【作画】
人気が出たためかすごく良くなりました。前の作画も素晴らしかったですけど。興味のある方は是非前作と今作のOPを見比べてみて下さい。
ロボット描写の方向性が特に変わっていて、今作は兵器感や機械感が強くなりました。精密さや書き込みも増し、生身のアクションも変わらず素晴らしいです。

【声優・キャラクター】
{netabare}声優さんの演技は変わらず安定しています。ヒドラー元帥の声が緒方賢一さんだと気づくのにかなり時間がかかりました。イメージが違い過ぎる…。

今作で注目は新キャラクター・車弁慶でしょうか。
子供好き動物好きで我が強いキャラ。しかも竜馬と隼人の親密さは出来上がっていて、最初はどう関係性を作るのかなと…。
最終的には皆仲良くなって、元気ちゃんの出番も増えて良かったと思います。
一言で言えば「普段は抜けているけどやる時はやる」キャラで武蔵と同じように聞こえるんですけど、実に個性的に武蔵とは全く違うキャラクターとして成立しています。武蔵がチームを和ませるキャラクターだったのに対して、弁慶はぶつかっていくキャラクター。トラブルメーカー的な所もあるにせよ、今作の半ば戦時下のようなシビアな状況でいざとなると頼りになる逞しい3号機パイロットでしたね。 {/netabare}


【全体感想】
{netabare}隼人と武蔵は脚本的には動かしやすいキャラだったんだろうなと思いました。エピソードの多様さが凄かった。
弁慶も時間はちょっとかかりましたがきちんと溶け込んでいて良かったです。
最終的には優等生的面もある竜馬は自然と敵とのドラマが多くなりましたね。

・メカバトルについて
初代は宇宙開発用のロボットを戦闘に転用しているので、地形適応力の高さを生かすのに対してGは戦闘用だから万能型必殺技持ちのドラゴンが目立った感じでした。
ライガーがあまり活躍しないって聞いてはいたけど確かに…。複数の敵相手に攪乱戦とかあればもっと生きたかも?ちょっと残念ですね。

・敵の性質の違いについて
恐竜帝国は生存をかけて戦いを挑んできたので悲壮感凄かったです。対して百鬼帝国は憎たらしいと言うか後味悪い展開が多くて、敵組織の差別化もしっかりしていて良かったです。
ヒドラー元帥の獅子身中の虫っぷりが酷く、組織全体には同情の余地が無い。角を移植されて百鬼衆になった者もいるのですり潰される百鬼衆が気の毒で…。

・ミチルさんのお相手について
ラストは隼人とミチルさんが少しいい雰囲気に。
たまにミチルさんは隼人より竜馬が好きだったんじゃ?みたいな意見を見かけますね。私は竜馬とミチルさんは全体を見ると良い仲間というか戦友と感じることが多かったです。かといって隼人と恋愛描写あったかというとあまり無いですけど。
最初にゲッターロボに乗ったいきさつが全員ミチルさんが動機になっています。個人的には一番軽々しく動きそうにないと感じたのは隼人だったんですよね。自分から壁を作っているように見える隼人が軽口叩きながら女性のために動くとなれば、実は結構本気なんじゃないかなって気はするんですよ。ミチルさんも脆い人には寄り添うタイプに見えますし。
なので、弱い所もあって無茶しがちな隼人としっかり者で気遣いのできるミチルさんがフラグ立てて終わるのは、ドラマとしては綺麗だなと思います。
とはいえ隼人を最終戦に参加させないとかそれは良いのかな…みたいなのはあるけども…

・父と子の物語
ゲッターロボには父と子の物語という側面も。
父との関係で一番不安定だったのは隼人で、和解したとはいえ幼少の頃からのわだかまりを自分の中でキレイに消化するにはまだかかるだろうと感じました。親子関係以外も苦労の多い青年ですし。
だからミチルさんや仲間が側にいる安心感が良いですね。

竜馬と弁慶は父を尊敬しているのが対比になっていて良かったです。特に竜馬は父親に認められる展開も本編内で済ませていて、とても綺麗に描かれたと思います。 {/netabare}


【ツイッター感想】
{netabare}
東映版G見てます。OPのゲットマシン発進シーンとかゲッターチームの搭乗シーンとか激しく見覚えが…川越監督ホント好きなんだな

東映版は武蔵に比べて弁慶のクセがだいぶ強い。元気ちゃんが出番が増えて可愛らしいのは良いけど。
子供好き動物好きって設定でよくここまで振り切ったキャラ作ったな…(困惑)

鬼と普通にタイマン張れる竜馬と隼人すげえ
漫画版の二人は身体能力凄いって言われまくってて実際そうだけど東映版もあんまり変わらないですね…

Gになってメカバトルの演出の印象がだいぶ変わった感じだ。初代はちょっとおもちゃっぽい感じがすごい楽しかったしそっちも凝ってたんだけど、Gは戦闘ガチ寄りというか。上手く言えないけど。

東映版G第6話、隼人めっちゃ普通の男の子だな…。次回予告でネタバレしすぎなので覚悟はしてるけどなんとも…
隼人、お父さんとは和解できそうだけど中学生くらいでお母さんも亡くしてるし今回もこんな話だし…薄幸キャラかな…?
隼人、どんなに辛くても自分から仲間に打ち明けないのは変わらないな。まあ竜馬は付き合い長いから察してる感じあるけど、弁慶はどうなんだろ。
Gは全部の形態が飛べるし戦闘中に変形あまりしないから、演出の方向性としては機体特性よりパイロットの長所を活かす感じなんだろうか…?

弁慶お父さんのことで突っ走るのは子供らしくてちょっと可愛いんだけどさすがにやりすぎ(笑)
好きな相手のことになると抑えがきかないんだなあ
いやでも身体能力も行動の早さ激しさもこの親にしてこの子ありだな…
うーんこの回はやっぱりポセイドン出してほしいよね

白骨鬼もしかして野沢雅子さん…?親子の話が多いの好きだなあ
ミチルさんの行動力がマジヒーロー。ヒロインは元気ちゃんだよねこれ?

母と娘とヒロインの話はなかなか珍しい。白骨鬼は仲間を殺しているし帝国には帰れないのもわかっていたんだろうな。王道かつちょっと捻った関係性が面白い回だった。

恐竜帝国は結構人間くさいキャラ多くて生存競争だから仕方ない所もあって敵とはいえ愛着もあったんだけど、百鬼帝国はギスギスしてるし同情の余地がないし攻撃の容赦の無さもあって、敵を倒しても胸が痛くならない敵組織ではあるよね。

東映版G10話
百鬼帝国の攻め方がガチ。戦争の感覚がスタッフの中に残っている感じは変わらないものの、百鬼の目的は版図拡大・侵略戦争という印象のせいで猶更シビア。
敵も味方も日常描写がほとんどなくなってるのも大きい。
それにしても八奈見さんの声好き。弁慶とブライ大帝両方やってるの凄いな…。


東映版G11話
めっちゃ面白かったけどなにこの後味の悪さ…自雷鬼ぃ…
ヒドラー元帥ホント酷い…
幾重にも張られた作戦も見事だったけどメカバトルも良かった


東映版G12話
君ら本当に日本の高校生ですか?アメリカに行って作戦行動するのもだけど身体能力もだしゲリラみたいな感じになってない?

コマンドマシンの歌あったっけ…?めっちゃ良い歌声ですね。
東映版ってミチルさんとコマンドマシンの活躍が無いとゲッターチームどっかで詰みそうなんだけど当時はヒロインって皆こんな強いのかな…


東映版G13話
早乙女研究所が襲われるのはすでに様式美の域
牛若丸が主役かな?って思うくらい鷹が格好良いな…

武蔵の時には特攻はアカンという話になったと聞いたけど、もしかしてそれで鷹でやったんだろうか。ゲストキャラだとちょくちょくあるからあまり信ぴょう性無い気もするんだけど


東映版14話
今回元気ちゃんかわいいな。ていうか子供がかわいい。そしてミチルさんがセクシー。最近和子さんの登場が多くて嬉しい。
にしてもこのラスト当時としてもショッキングだったんじゃないかなあ…
ラストで処刑のシーンと花火の演出が…きついです…
早乙女研究所が動く所とかも背景動画凝ってる。


東映版G15話
ミチルさん元々スイミングやってる設定だったのか
早乙女博士の普通のお父さん的な所久々に見たな…

胡蝶さんほんと美人に描いてる。そして嫌な女に描いてる…3人とも骨抜きにされてるし誘惑の能力でもある?

ゲストの女性キャラこれまでほとんど(全員?)死んでるけど色々パターン変えてて比較がはかどる。
最初はゲストヒロインが死ぬ話多すぎてあんまり好きじゃなかったんだけど、捻り方とか工夫が見えて面白いし恐竜帝国と百鬼帝国の差分もアプローチの違いになってて良い。


東映版G16話
鉄甲鬼見覚えあるなって思ったらスパロボだ…Zだったような気がする。
回が進むにつれヒドラーがえらく小物というか酷い上官になっていくような…。無能なだけならまだしも優秀な人材が無念のうちに失われていくの見てて辛いんですけど…

Gになってからだいたい初手がドラゴンなのはバランスタイプで様子見してから攻略しやすい形態に交代するってことなのかな?
今回作劇作画ともに重要回の貫禄でしたな


東映版G17話
コロが生き残ったのは嬉しいけど百鬼とはいえ地虫鬼は生き残らせたりしないのは子供とはいえ敵だからだろうなあ。今の感覚とは逆なんだなって思う。

東映版G18話
早乙女研究所どんだけ襲撃されるんだ…

なんかこういう所リアルだよね…本拠地わかってるんだから攻撃されないわけないじゃんっていう


東映版G20話
ポセイドンがカーンっぽい姿に!!
死んだ仲間のためにゲッターに挑んだ大輪鬼良い人だ…
そしてヒドラーの評価下がるわ…
百鬼って作戦自体は良い所行くのにヒドラーが獅子身中の虫すぎる。元ネタが元ネタだけに格好良く描くのに抵抗感があるのかもしれないけど。

今回めずらしくつづいた!


東映版G21話
危機的状況がめっちゃ続く。それでも早乙女研究所って危機管理能力が凄いというか「こんなこともあろうかと…!」みたいなのが面白い
隼人、身の安全を第一に考えろって言われても絶対言う事聞かなさそう…
バッティングするポセイドン器用
この回でヒドラーが死んでればな…って思うのとヒドラー居なきゃゲッターチーム勝てないかも…って思うのと半々なのが酷い…
それはともかく久々にハーモニカ吹く隼人、照れ隠しっぽい


東映版G22話
弁慶がアホの子だった…
いざというときは結構格好良いのに(笑)

東映版G23話
雷でキャラクターの顔を白く演出するシーンが何回もあって特徴的な回だな
戦闘もお話もすごい凝ってた。最後の通信越しの会話も好き。
シャインスパークが追加されてからドラゴンだけが活躍する感じだな…


東映版G24話
最初からクライマックスって言うかいきなり漁師の親子が受難してるのなんなのもーーー
3人で潜入工作とか…いっつも思うけどゲッターチーム3人とも精神肉体共にすごいタフ…
カツヤくん敵討ちできたのは良いけどお父さん亡くなったのやっぱり悲しい
最初は武蔵と弁慶の差別化で戸惑う所も多かったけど放送が長くなるとキャラクターも動くようになるんだろうなって感じる。


東映版G25話
東山博士えらい渋い美形だな…
この回作画が良いというか、毎回良いんだけど人物の線の感じとか凄く描き慣れてる人なのかなって気がする

早乙女博士といい東山博士といいこの世界の研究者は覚悟決まりすぎ…
まあそれを言ったら人間に近い見た目の百騎兵に迷わずマシンガンぶっ放せるミチルさんもか…

ゲッターライガーの活躍が少なくて中継ぎみたいな感じになってるのは確かなんだけど、隼人が根性見せるシーンになることが多くて嫌いじゃない。ただ玩具販促アニメとしてはちょっと勿体ない感はある


東映版G26話
百鬼衆って交通事故遭うんだ…(困惑)
敵の幹部が人間社会に深く食い込んでるっていうのをやりたいんだと思うけど、下っ端じゃなく幹部っていうのがちょっと笑いを誘うな…

新宿の目ってこの頃は出来て6年くらい?コンクリート・レボルティオでも見たけど確かに印象的なオブジェだよね。アニメで使いたくなるやつ

スタッフは隼人に恨みでもあるのか(泣)
漫画版の竜二のエピソードから発案されたものなのかな…?時期を調べないとわからないけど


東映版G29話
神一家本当に災難ばっかりだね!?

竜馬が輸血に協力するときに水臭いことは言うなよって言うの良いなあ。早乙女研究所のメンバーって単純に役割が決まってる訳じゃなくて、隼人が冷静さを欠けば他の誰かがフォローするし逆もあるって感じが良い。長期アニメだから出来ること。
あれ?口笛あった??サブタイトル口笛って入ってるけど…
ED見てて口笛みたいな音が入ってるので思い出した


東映版G30話
結構前からだけど隼人って直感が強いんだよな
気に入らないっていう台詞出るとたいてい当たってる

科学考証は置いておくけど、東映版はやっぱり科学のロボットだよね。
トマホーク対決あるとは思わなかった。
百鬼帝国仲悪い…。勢力争いとかあるから尚更良い感じはないなあ


東映版G31話
竜馬とお父さんの会話とか無いのが意外。
以前の回で竜馬が早乙女研究所に残るのを許して、今回は一人前になったことを認めた流れだけど、竜馬自身が父親に認められたのを知るか否かはそれほど重要じゃないっていうのは昭和の作品だなあと思う。


東映版G32話
真夜中の哨戒任務を高校生にやらせるんじゃないよ!!
あと小さな女の子のスカートの中を見せるような作画をするんじゃないよ!!
当時は6歳やそこらの子供の下着なんて気にしなかったんだろうな…


東映版G33話
じりじりした展開が面白い回だった。百鬼帝国の容赦のなさもだし、竜馬が命令違反するのも好き。義侠心に駆られて出てはいるけど冷静だったし、博士がそれをわかってるのも良かった。まあ労った後にお叱りはあるんだろうけど、それも気の置けない関係って感じだ。


東映版G34話
また浅間学園の運動部が被害に遭うのか…毎回可哀想だよ~。そういえば弁慶は野球部のキャプテンでしたね…学校生活シーン少なすぎて忘れてるよ(;´Д`)

今回作画好き。格闘戦にせよ野球シーンにせよアクションが上手だ。走る動きだけでも見てて楽しい。メカも良い。

元気ちゃん見抜いた!隼人、終盤はもうクール系で性格安定してて積み重ねだなって思う。潜入工作の作戦とかも3人いるのは作劇としてはシンプルなんだけどそこが良い。

チャンバラ始まった…ちょっと格好良すぎない??やっぱりゲッターだなあ(何?)
影とはいえ敵が3人だからタイマンになるかと思ったけど混戦魅せてくれたの面白かった。


東映版ゲッター見てると昭和の子供向けは子供向けじゃないですねって言いたくなるな…これが子供向けなの昭和って恐ろしい時代ですね(白目)

生身の格闘戦は昔から大好きだけど、敵と牽制しあう一瞬とか技の応酬とかレイアウトとかで燃える人間で、作画枚数とか打ち合いが激しいとかはまた別腹だなあ。ゲッターは全体的にその辺が好みらしくて、時代もあると思うけど演出の系譜が川越監督にまで引き継がれてる感凄い良い。好き。


東映版G35話
百鬼衆の何人が改造された人間なのか不明だけど、牛餓鬼と牛剣鬼が親子そろって改造されたならめっちゃ悲しいんですが…
あとヒドラーは黙ってて

早乙女博士に牛剣鬼が百鬼帝国にしては正々堂々としたヤツとか言われちゃうの大体ヒドラーのせいでは…と思ったけどまあ百鬼は7割方卑怯ですね…

竜馬は何話か前に父親との話があったので今回にも繋がってる感じがあるの良い。息子に戦う事しか教えてこなかったって牛剣鬼にはっきり言っちゃうのは竜馬の若さだけど、自分は父親に剣道以外に精神的にもいろんなものを受け継いでいると感じるセリフだ。
同時に戦時中のことを知っているスタッフや脚本家が視聴者の子供達に伝えたいことなんだろうな…


東映版G36話
子供と動物ダブルで持ってくるとか弁慶回ラストとしては適切な判断ですね!?
ウサギに偽装した爆弾を投げ捨てるミチルさん判断早い…カッコいい…
元気ちゃんに責められた隼人の顔情けなくてめっちゃ好き(笑)


東映版G37話
あと2話~
知力、戦力、組織力を束ねた総力戦って感じ。雷電鬼めっちゃ格好良いし今回も作画すごいなあ
会話シーン見てて隼人のしゃべりって江戸っ子っぽいなあと。一番都会っ子かなあやっぱり。竜馬は九州男児だし弁慶はきっと田舎でのびのび育った子。
多分合体百鬼ロボットが最後の敵だと思うけどここで相手も合体で来るのは熱い。最終決戦って感じだ


東映版G38,39話
昭和のアニメらしく詰め込み方がすごい。チームの人間関係とか隼人やミチルさんの行動とかヒドラーの執念深さとか…
バトルも息つく暇がないし。早乙女研究所容赦なく壊されるよね…
ライガー、隼人搭乗時活躍に恵まれなかった感じが…一撃離脱戦法が一番活かせるんだろうな。ミチルさん搭乗時の方が活躍してる感悲しい

隼人の仇討ちって意味ではライガーとミチルさんの怒りとか一体感が出ててこのシーン自体はかなり好き。ただここまでに隼人とライガーがもう少し活躍が多かったらもっと良いシーンになっただろうとは思うけど

百鬼帝国の拘束具力任せに壊す隼人すげえ
隼人あの状況でよく生きてたね!?良かったけど!!

ミチルさん最後まで戦う女性だったな…

東映版G見終わって
Gになって日常描写がだいぶ減ってしまったのは勿体なかった。研究所内の関係性が好きなので気になるほどではないんだけど、4人とも高校生らしい所がもう少し見たかったかな
全体的に和やかではあったけど常に描写が戦時下みたいだからなあ…

一言で言えばとても好きだし面白かった。

今更だけどネオゲッター3の足のエネルギー噴出で敵を迎撃するシーン思い出して、ポセイドンの形状を踏襲しているのを改めて実感した。
ネオゲッターロボって並べてみるとゲッターGの形状に近いんだよね。色で混乱させられるけど、実は3形態全て似てる所が多い。見比べてみると面白い。 {/netabare}
(2021.11.21)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヴァージョンアップ

現代では第2期として、好評を得た作品の続編が多数放映されている。好評を得たからこその続編で、2期製作チームにとって1期は超えねばならい壁として立ちはだかる。特にロボット物はそのビジュアルレベルで、既に勝負が始まっている。そんな中、ヴァージョンをアップがどんなものかを見せ付けられた「双璧」がゲッターロボGとグレートマジンガーだ。この2作のヴァージョンアップの良さは共に原型(1期)の姿を残しながら、しっかりとディテールがメジャーチェンジしている事だ。2本の角であった1期に比べ、Gでは5本に増え頭全体を覆うような感じで、獅子のたてがみを彷彿とさせた。また武器の斧はありきたりの斧から双頭へと進化を遂げた。そして私がGで一番強く感じたのがマントが風にたなびいていた事である。そもそも何故ロボットにマントが必要なのか?と言うところには着目せず、激しく揺れているマントに格好良さを感じた自分が愛おしい。(まさに若気の至り)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

63.7 9 1975年度アニメランキング9位
宇宙の騎士テッカマン(TVアニメ動画)

1975年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (33)
119人が棚に入れました
スペースオペラ版『ガッチャマン』を企画の源流に制作されたタツノコプロの秀作SFアニメ。時は未来。人類は公害で自然を疲弊させ、地球の寿命はあと数年となっていた。人類は外宇宙の移住惑星“第二の地球”探査の旅に向かうが、太陽系に宇宙の悪党集団ワルダスターが出現した。二重の危機を迎えた人類に残る希望は、宇宙開発センターの精鋭チーム・スペースナイツ。そしてその主力となる強化服の超人テッカマンだった!

声優・キャラクター
森功至、上田みゆき、山田康雄、小宮和枝、徳丸完、内海賢二、滝口順平、桑原たけし、中江真司

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

世に出るにはまだ早すぎた異色作

たぶん後日テッカマンブレードが作られたおかげで作品タイトル自体の知名度があるわりに、放送当時に観ていた人は案外少なかったかもしれない異色作。

そこそこ深遠なストーリー展開を考えていたようですが、打ち切りにあってしまい果たせなかったようです。

とりあえずまず異色じゃない要素としては:

1. 宇宙からの侵略者(ワルダスター)と戦う。
2. 一応、主役メカっぽいロボット(ペガス)が出てくる。
3. 主人公は特殊体質による適合者としてテッカマンとなる。

異色要素としては:

1. ペガスにはいわゆるコクピットがなく、テッカマンは背中に乗る。
2. ペガスがテッカマンへの変身装置(テックセットシステム)を兼ねている。
3. テッカマンには必殺技であるボルテッカ以外のまともな飛び道具がない。

1と3あたりが「馬に騎乗して槍や鞭で戦う騎士」のイメージで、そこらへんから「宇宙の騎士」ということになっていると思われます。

テックセットシステムですが、ぺガスの脚と脚の間に扉があって、そこに主人公の南城二(みなみ じょうじ)が入ることで機能します。

この変身シーンですが、まず全身グルグル巻きにされて(これだけでかなり苦しそう)、テッカマンとしての鎧が装着されて、額に光るボルテッカが回転しながら激しくぶつかるように装着され、最後に高圧電流が全身を走るという見ているだけで痛そうなものでした。これ、適合がどうとかじゃなくて、普通に死ぬだろ…。

それと主人公陣営(スペースナイツ)にアンドロー梅田という宇宙人がいるのですが、こいつが使う自称「テレポート」という能力が「エスパー伊東」的なツッコミどころ満載です。あんた、それ「瞬間移動」じゃなくて明らかに「高速移動」ですやん…。

ちなみにぺガスの玩具ですが、サイズはポピーの「超合金」とほぼ同じサイズでしたが作っていたのはブルマァクでした。「超合金もどき」に相ふさわしく、作中にない「ロケットパンチ」が出せます。子供の頃、かなり気に入っていた玩具です。

ブルマァクの玩具というとウルトラ怪獣のソフビ人形かウルトラホークなどの飛行機とかが多くて、超合金もどきのロボットは希少じゃないでしょうか?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19
ネタバレ

Robbie さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

単細胞主人公、王道ヒロイン、有能過ぎる同性パートナー

1話1話で観れば普通に面白くストレスなく観ることが出来ると思う。
毎回、問題発生→解決方法模索→テッカマンで敵を一掃という流れでワンパターンなのだがキャラクター同士の掛け合いやワルダスターの色々な作戦が非常に観ていて面白い。
また1話あたりのテンポが良い。
ただ、全体を通して観ると粗が多いと思う。
まず、これは古い子供向けアニメだからしょうがないが後付け設定が物凄く多い。
もはや面白おかしくて許せてしまうレベル。
ただこの作品最大の欠点はやはり最終回だろう。
打ち切りだと思うがそれを考慮しても酷い。
{netabare}人類はどうなったのか?主人公は最終回で戦っていた敵を倒せたのか?本来ラスボスポジのキャラは何をしているのか?またどうなったのか?などといった基本的なことすら投げ出したため視聴者には分からない。{/netabare}
キャラクターについてはかなり魅力的だと思う。
タイトルの通りキャラ達だ。
主人公の城二は宇宙人に対して恨みがあるため物凄く好戦的ですぐ切れる。
変に急成長せず最後までキャラがブレていなかったのはこのタイプの主人公で結構珍しいと思う。
ヒロインのひろみはTHE昭和の王道アニメヒロインって感じでしっかり者だが女性らしさも兼ね備えていて強くて優しい。
そして主人公の同性パートナーであるアンドローは主人公と対照的でニヒル。
物凄く有能で頭脳明晰で口達者。
他のメインキャラも魅力的だがこの対照的な3人のキャラによって上手くバランスをとれていたと思う。
また、声優の演技もキャラ魅力を良く引き出せていたと思う。
全体的に豪華な顔ぶれであるためこの点は間違いない。
作画に関してはバンクもよく見られていた。
それに止まっているシーンですら結構乱れている。
古い作品なのでこれは仕方ないが当時でもクオリティーの高い方ではないと思う。
音楽に関しては主題歌はアニキなのでやはり燃える。
また、戦闘シーンに毎話主題歌のカラオケver(たまに歌入り)が流れるのだがこれによってクオリティーの高くない戦闘シーンでも楽しめる。
音楽の使い方や導入の仕方が上手いと思う。
光るところのある作品ではあるがどうしてもあの最終回のせいで残念な作品になってしまった印象。
それでもこの作品、後にテッカマンブレードやアカネマニアックス(pcゲーム)などでオマージュされていたりしているのでこれらが好きな人やタツノコプロのファンはは観て損はないだろう。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

宇宙の騎士! 

筋肉ムキムキのテッカマン。その手にするは諸刃の槍テックランサー。
ロボット・ぺガスの足の部分(セッタールーム)に主人公、南城二が入って行き、鎖帷子が身体を被う様はおどろおどろしかった。全身をプロテクターに被われた後、ボルテッカーが(何故か旋回しながら)額部分に張り付く(装着される)。その後、ぺガスの背中から変身したテッカマンが出て来る姿は、まさにヒーローそのもの。
そして幼少の私にアフロの恐ろしさを植え付けたアンドロー梅田。
これらの設定だけでも、恐ろしくインパクトが強いのに、宇宙を題材にしているにも関わらず、公害をポイントに置いている作品。何故この時代に半年で打ち切られたのか、理解に悩む作品。(もしくはこの時代だから打ち切られたのか)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

63.7 9 1975年度アニメランキング9位
グレートマジンガー対ゲッターロボ(アニメ映画)

1975年3月21日
★★★★☆ 3.5 (12)
40人が棚に入れました
永井豪原作のヒーローが競演するマジンガーシリーズ劇場オリジナル作品第3弾。東京上空におびただしい流星雨が降った夜、それに紛れて謎の円盤が現れた。円盤は鉄を食べて成長する宇宙怪獣ギルギルガンを放って、地球制覇の足がかりにしようとしていたのだ。円盤の怪電波をキャッチした早乙女研究所はゲッターチームを、科学要塞研究所はグレートマジンガーを出撃させるが、両者が互いに競争しあい、バラバラに攻撃したため、任務は失敗に終わってしまう。はたして強敵ギルギルガンを倒せるのか!?

声優・キャラクター
野田圭一、中谷ゆみ、柴田秀勝、大竹宏、沢田和子、神谷明、キートン山田、西尾徳、富田耕生、吉田理保子

63.1 11 1975年度アニメランキング11位
鋼鉄ジーグ(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (17)
95人が棚に入れました
ダイナミック企画と東映動画(東映アニメーション)の連携による巨大メカロボアニメの人気作。磁石を応用した玩具も大ヒット商品になった。謎の異次元科学で古代日本を支配していた邪魔大王国が現代に復活した。恐怖の女王ヒミカの怪物ロボ・ハニワ幻人が街を破壊する。科学者の父・司馬遷次郎をヒミカ一派に殺された青年・宙(ひろし)は、巨大サイボーグ戦士・鋼鉄ジーグとなって人類を防衛する。だがさらに強大な悪魔の予兆が…。

声優・キャラクター
古谷徹、吉田理保子、村瀬正彦、高橋和枝

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ハニワ幻人、いうほど悪い奴らか…?

彼らにも先住権めいたものはあるんじゃないのか…、などと子供心に思っていたのはヒミツです。

玩具の出来が良くて、マグネットと球体関節の組み合わせで分離/合体が自由自在。

ビッグシューターも胴体と両翼部分が分離するようになっており、胴体部分にジーグの手足を合体させてカエルめいたものにして遊んでいました。

…どこもアニメのレビューじゃないね、これ(笑)。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悪を限りの ヒミカの一族 全滅だ!

・・・・一応、日本の先住民族みたいだし、全滅はまずいだろ?(゜-゜)
 
主人公の宙(ひろし)が両手の拳を胸の前で合わせると、巨大ロボットの頭部に変身(?)します(゜-゜)
ビッグシューターと呼ばれる母艦(?)から、胴体や手足が発射され、磁石の力で巨大ロボット
「鋼鉄ジーグ」が完成します(゜∀゜)
 
ナックルボンバー、かっこいいなぁ(゜∀゜)ロケットパンチなんですが、両の拳を組んで発射します
両手だから威力ありそう(゜Д゜)

宙が変形途中に攻撃されるってことがありましたね(゜-゜)
そういうタブーを犯すことに楽しみを見出す永井豪作品はイイですね(´∀`)

 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

亜流と呼ぶには強烈すぎる

永井豪先生は私にとって
ロボットアニメの開祖であり
その象徴がマジンガーZから始まる
マジンガーシリーズなのですが、、、
この鋼鉄ジーグは亜流と呼ぶにはあまりにも
インパクトが強く、また売れましたね。
(玩具としてはマグネットシリーズの魁ですね)

なんせ、サイボーグ化した主人公が
そのまま巨大ロボットの頭のパーツになります。
子供心に「敵は鋼鉄ジーグの頭だけを狙えば」、、
と思ったものです。

後、途中から敵のボスが
竜魔帝王(竜を身体に巻きつけていました)に
代わるのですが、やはりそれよりは
ヒミカのハニワ幻人達が好きでした。
後、悪の三幹部は顔の半分は化石のままの者とかいました。
とにかく全ての発想がユニークでした。
(ついでにオープニングも、、、)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

62.6 12 1975年度アニメランキング12位
タイムボカン(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (33)
200人が棚に入れました
木江田博士はカブトムシ型タイムマシン「タイムボカン」の試運転に出かけたが、行方不明となってしまう。帰ってきたのはオウムのペラ助と世界最高級の宝石「ダイナモンド」だった。木江田博士の孫娘・淳子と博士の助手の丹平はコンビを組み、どこかの時代に消えてしまった博士をタイムトラベルしながら探すが、ダイナモンドを狙う悪玉トリオがその道中で邪魔をする。その後、木江田博士は現代に帰還し丹平たちと再会する(第27話)。それ以降は、悪玉トリオのダイナモンド入手の阻止や、ペラ助の故郷探しなどの旅をする。

声優・キャラクター
太田淑子、岡本茉利、滝口順平、桂玲子、槐柳二、小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也、富山敬

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

とにかく ひとまず なにより すなわち

後に「タイムボカンシリーズ」として十数年続く、記念すべき一作目(゜∀゜)
 
タツノコプロのそれまでのシリアスなアクション物から一転、コミカルアクション
として、始まったシリーズ(゜∀゜)

男女ペアの主人公と、悪者の女ボスと、科学者、力持ちの凸凹コンビというキャラ構成は
このときから基本の形を崩さず、我々を楽しませてくれました(゜∀゜)
 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

タイムボカンシリーズはここからです!

メカブトン、クワガッタン、ドタバッタンという3つの形態のタイムマシンがありました。

マージョは覆面をかぶっていません。

私はこの最初のタイムボカンが一番好きです。
実際あとに続くヤッターマン以降はあまり観なかったです。

最初のタイムボカンはもちろんコミカルだけどちゃんと話があって
ヤッターマンから続くいい意味での悪乗りがなくて好きでした
悪乗りも長く続くと飽きちゃいますよね

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

悪玉トリオ伝説の始まりだペッチャ B+

タイムボカンシリーズ最初の作品。

悪玉トリオ
 マージョ(美人ボス)
 グロッキー(メカ担当)
 ワルサー(怪力)
の方が主役よりメジャーになるという逆転現象を起こした作品。

この3人組は、シリーズ全てにおいて名前を変えて登場してきており、いつも主役を喰う活躍を見せてくれますww

今考えると良く飽きなかったなーと思うくらい、殆どが悪玉メカの爆発オチでした。

ところで、タイムボカン(タイムメカブトン)は巨大電池で動いているんですよ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

61.7 13 1975年度アニメランキング13位
UFOロボ グレンダイザー(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (24)
101人が棚に入れました
「マジンガーZ」より続く永井豪原作のロボットアニメ第三弾。前二作同様に人気ヒーロー兜甲児が出演し、副主人公として活躍する。ベガ星連合軍の侵略を受け滅んだ母星から、地球へと逃れてきた王子デュークフリード。牧場で働く宇門大介という青年として平穏に暮らしてきた彼だが、やがてこの第二の故郷までもが仇敵に狙われていると知り、ついに愛機グレンダイザーを駆って戦う決意を固めた。

声優・キャラクター
富山敬、石丸博也、富田耕生、八奈見乗児、沢田和子、川島千代子、緒方賢一

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

人間の星 みんなの地球

・・・おじいちゃんはマジンガーZを作って
おとうちゃんはグレートマジンガーを作って
 
・・・甲児はTFOって(´-ω-`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

更にあのレディガンダルの発想は、、、

御存知マジンガーシリーズの第3作ですね。
マジンガーZの主人公の兜 甲児が当て馬に追いやられた
だけでなく、主人公の妹にまでこけにされていたのが不憫だった。

ただ、当時斬新なアイディアが幾つも盛り込まれていた。
主人公は地球人ではなく、宇宙人で
ロボットが自然に速く飛べるようUFOの形態をした
サポート飛行艇などが用意されていたこと。
そして武器が鎌なのは結構衝撃的だった。
ただ、主人公の私服がカウボーイをイメージしていたのは何故か?
しかもテンガンロンハットのみならず、無用なひだの付いた
ジャケットを着用していた。
更にあのレディガンダルの発想は、、、

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

マジンガーシリーズの第三弾になった

グレートマジンガーが不振だったため、当初の予定を変更して、シリーズ三作目にねじ込まれた作品
ロボット自体もマジンガーのデザインと重なるところがあるが、異星のメカで主人公も異星人という設定。 当時のロボットアニメで主人公が最初から日本人で無い設定は本作が初めてだと思う。
外国では社会現象を起こすほどの人気となったらしいが、兜浩二を三枚目に落とした設定が気に入らなかった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

61.2 14 1975年度アニメランキング14位
みつばちマーヤの冒険(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (16)
92人が棚に入れました
とある古城の下にみつばちの巣(お城)があった。そこで生まれ育ったマーヤはやがて、外の世界に出てみたいと思いが生まれてきたのだった。彼女は、毎日毎日同じ事の繰り返しのお城での生活が、馴染めないのだった。ある日マーヤは、隙をついて逃げ出し親友のウイリーと一緒に外の世界で生活していくことに。バッタのフィリップとの出会い、自然の中で繰り広げられる騒動などいろいろな事を通してマーヤとウイリーは、一歩ずつ成長してゆく…。

声優・キャラクター
野村道子、野沢雅子、永井一郎、麻生美代子、川路夏子、坪井章子、たてかべ和也、キートン山田
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

陽のマーヤ、陰のハッチw

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
「みなしごハッチ」のレビューを書いた勢いで、思い、、、出した! ので(笑)

こちらはドイツの児童文学(童話)が原作だけあって、冒険活劇といった色合いが強く、普通に楽しく観られます。

個人的には、ハッチより好きかもw でも、問題提起とか様々考えると、アニメ的にスゴいのは、圧倒的にハッチなんだよな、と(そして、トラウマという意味でも、ハッチの方が記憶に残ってますw)。

以下、ハッチとマーヤの違いです。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ハッチは基本的に、一人で困難に臨みます。冒険に出たのも、生き別れた母親に会うため。ハッチは硬派な?日本男児なんですw

マーヤは色々と手助けしてもらったりして困難を乗り越えることも多いです。そもそも、「ウイリー」という、仲良しの相方が一緒ですしね。旅に出たのも、「みつばち城の生活が退屈だったから」というもの。マーヤは明るいドイツ娘ですw

TV放送的にはハッチの方が早いけど、原作の発表はマーヤの方が圧倒的に先なので、その辺のゴニョゴニョはなんとも言えないですね。

まあ、ハッチとマーヤがどのくらい違うかと言うと、ZガンダムとZZガンダムくらいの作風の違いがあります(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雨上がりの虹はとても綺麗ですね

主題歌はチータが歌ってたんだよね(゜-゜)
 
おてんばマーヤは退屈なお城暮らしから抜け出して外の世界に冒険に出かけます(゜ω゜)

ドイツの児童文学が原作だったんですね。
あの独特な絵柄も原作の挿絵か何かが元なんでしょうか?(´ω`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
ドン・チャック物語(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (8)
45人が棚に入れました
30年以上にわたり、東京・後楽園ゆうえんち(東京ドームシティ)のマスコットキャラクターとして親しまれる「ドン・チャック」を主人公にした冒険メルヘンアニメ。ザワザワ森の中心を流れるジャブジャブ川。そこには、ドン・アリストテレスとドン・チャックというビーバーの父子が暮らしていた。家族二人きりの父親は息子の健やかな成長が何よりの楽しみだが、チャックの方は遊び盛り。ビーバーの少女ララやウサギのミミ、小熊のダイゴたち森の仲間と、今日も元気いっぱいに跳ね回る。TVアニメ版もヒットし、1976年には続編シリーズも登場した。なお、もともとの後楽園ゆうえんち版ドン・チャックは微妙に顔が違っていたが、現在はこのアニメ版のキャラクターに合わせたビジュアルがスタンダードになっている。

声優・キャラクター
沢田和子、落合美穂、雷門ケン坊

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
アラビアンナイト シンドバットの冒険(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (7)
44人が棚に入れました
本放送時の75年に発足したばかりの日本アニメーションが制作。“千夜一夜物語”を冒険アニメ化した作品。時代は八~九世紀のバクダッド。少年シンドバットは曲芸を見たくて王宮に無断で忍び込む。結局は捕まったものの、名君として有名なハルンラシッド王はシンドバットを罰する代わりに、外の世界に出て見聞を広めるよう勧めた。旅に出たシンドバットは、魔法で九官鳥になったシェーラ姫、そしてアラジンやアリババと出会う。

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
ロビン・フッド(アニメ映画)

1975年7月1日
★★★★★ 4.5 (4)
43人が棚に入れました
有名なロビン・フッドの物語を擬人化した動物のキャラクターでディズニーがアニメーション化。ロビンとマリアンはキツネ、リトル・ジョンはクマ、敵役プリンス・ジョンはライオンである。十字軍遠征に出かけたリチャード王の留守をいいことに、やりたい放題のプリンス・ジョンの圧政に人々は苦しんでいた。シャーウッドの森のロビンとリトル・ジョンは彼らを救うため義賊となって奪い返した税金をばらまいていた。話、絵ともに平均点の仕上がり。決して「美女と野獣」等のクオリティを期待してはならないが、逆に子供には向いてるとも言える。それなりに楽しい。

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
アンデス少年ペペロの冒険(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (5)
33人が棚に入れました
南米の広大なアンデス山脈を舞台に、生き別れの父親を捜す少年ペペロを主人公に据えた冒険アニメ。伝説の黄金郷エルドラド。その手掛かりを追い求めて行方を絶った父親を捜すため、インディオの少年ペペロは旅を続ける。同道者は、エルドラドを捜す老人チチカカ、記憶喪失の少女ケーナ、そして男の子のアステコ。彼ら4人はエルドラドの案内と言われる黄金のコンドルに導かれながら、いくつもの山を超えていく。和光プロ製作の冒険ロマンで同社の代表作のひとつ。格調高い主題歌の作詞は楳図かず雄が担当。『猫目小僧』『まことちゃん』などで人気の漫画家・楳図かずおその人である。

声優・キャラクター
鈴木弘子、松尾佳子、東美江、上田敏也、三浦理江、池田和歌子

ボーア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

テレレレれ、れれれれれ~

最後のオチを知っているので、
多分、観たのでしょう。
最初から観ようと、気合を入れましたが、
再生する手がどうしても、動きませんw
動け、動け、動いてよ~
・・・古すぎるww
リアルで観たのか、
再放送だったのか、
そんなことどうでも良い。
凄く良かったのです。多分

時は流れ、
私も社会人となり、
理不尽な出張の命令です。
ロスへ三週間。
当時は治安が最悪w
ガクブルですよw
1人孤独で怯えながらの夕食の帰り、
街の片隅で多分、メキシカンだと思うんですが、
テーれれレれれれれれれれー♬というより合体した笛みたいので
ぷーぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ~
「あっペペロの冒険だwwwww」
どれだけ勇気付けられたことかww
4、5人のおっさんが素晴らしい演奏です。
バックは高層ビル群、窓は暖色系のオレンジ色、
泣きそうになりながら、
チップを何度もほん投げてww
何回も演奏させましたwww
あの景色って忘れられないなぁ~

いや~アニメって本当に素晴らしいですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

ace さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

スキのない完璧な冒険活劇

「伝説の黄金郷、エルドラド」を探す旅に出る少年ペペロと頼れる仲間たちとの大冒険!
仲間たちとの衝突や様々な危機を乗り越え、ペペロは一人前の男へと成長していく


○よい

・男の中の男ペペロ
かっこいいです
10歳なんですけどね・・・
最初こそ、足手まといの存在(じいさん、少女、6歳くらいの子供)を邪魔者扱いしてましたが
少女(ケーナ)を救うために、酔っ払いの侮辱的な要求にも答え、命がけで薬を探す
そして旅がいくら遅れようと、仲間とともに力を合わせて冒険する大切さを学ぶ・・・
激怒のピューマの前に立ちはだかり、仲間を守る!
仲間が橋から川に落ちると秒で自分も飛び込み助けに行くなど
それでいて、金銀財宝には一切興味がない!!
尊敬できる男の中の男、ペペロ
全力で主人公している熱い男

・そして、男の中の男アステコ
いつも仲間に遅い遅いとブツクサ文句言いながらも、
いざ!という仲間の危機には命をかけ、体を張って助けに走る
本物の男です
かっこいいです
こういうタイプは正直一番好きwww

・それぞれに試練がある
旅のパーティーメンバーそれぞれ試練があり
それを仲間とともに乗り越え、仲間の絆はいっそう、強くなっていく・・・
それぞれが仲間に迷惑をかけ、それぞれが支え合い、助け合い
まぁ・・・ワンピですなwwww
うん、いいじゃない!
いい!


○わるい

・次回予告が思いっきネタバレ
次回予告だけ見ていればもう次の話をほぼ理解できるレベルでネタバレしてくる
これはちょっと・・・

・時々わけのわからないことをするペペロ
鷲の頭に思い切りでっかい石をぶつけるくせに
自分たちパーティーを食い殺そうとするピューマを弓で射ようとするアステコを
「やめるんだ!」と止める・・・・
なんでやねん!!

・ケーナを置いて行こうとするバカ二人
こいつらの旅の目的は「黄金の都市、エルドラドを探す」
エルドラド出身のケーナは記憶を失っているとはいえ、一行にとって唯一エルドラドの手がかりなわけだけど
どういうわけか、ペペロとアステコは病気のケーナを置いて先に旅に出ていこうとする
お、お前ら・・・ケーナなしでエルドラドどうやって行く気だよ・・・
その証拠にほんの2話か3話先で、アステコは
「エルドラドの場所さえ知っていれば足手まといの仲間たちを置いて一人で旅に出とるわい!」と言っていた
つまり、ケーナは一行にとっていなくてはならないエルドラドへの唯一のヒントなわけだけど
ケーナを置いてどこに行こうとしてたのやら・・・
すぐ上にも書いたピューマの件といい、たまにこういうわけのわからないことをする・・・

・都合がいい
ペペロが大人の馬1匹一人で川の中から引き上げていた・・・
バケモンかこいつ・・・

・召喚獣のクソ馬
上に書いた馬
険しい山や滝、急な川などいくつもの危険な道を命がけで助け合いながら歩んできたペペロ一行
だがどういうわけかペペロが口笛を吹けば
どこからともなく白馬がやってくる
馬がどうやってあの危険な道を超えてついてきてんだ・・・
ロバも同様
なーんか安っぽいんだよなぁ・・・・
まぁキッズ向けのアニメに突っ込むのはご法度かもしれんけど
白馬はいつもペペロの危機を救い、ストーリーに大きな影響を与えている
そんなストーリーの根幹を成す重要な部分でこんな安っぽいことされるのはちょっと
ある場所へはどう考えても人間サイズしか入れない穴に飛び込まないといけないのだが
いつの間にか馬がテレポートして駆けつける

特に、深い山脈や川などをゴンドラに乗って移動していたのに(この後ゴンドラは破壊される)
その半日後にはペペロが呼ぶと現れる・・・
完全にテレポートしている・・・

・甘すぎる
子供を誘拐したり、10歳のペペロを殺そうとする非道な山賊どもを
「あんな澄んだ瞳をした人間にもう悪いことはできない笑」
「うちの村で働いてもらおうwww」と
あっさり許し解放しちゃうバカな村人たち・・・
そもそもまっとうに働けないから山賊になったわけだが・・・・
このアニメには山賊や頭のイカれた占い師など、非道な悪人が数多く出てくるが
基本的には許されて、野放しにされる・・・
絶対またやるわwwww

・底辺のアニメ会社
どこが作画を担当してんのかは知らんけど
ある遺跡の黄金の門に「NAKAMURA」なんたらかんたらって書いてあった
しかもめちゃ目立つ
アニメ会社は給料が低いいわゆる底辺職なので、底辺の人材が今も昔も集っているのは知っているが
本番でふざけるなよ・・・
旧ドラえもんでもテスト用紙に卑猥な文字が書いてあったなぁ~
ほんっとにしょーもねぇ
クソみたいなアニメ会社のためにアニメの評価を下げることはしないが・・・
やっぱ底辺だな、と

・25話かけてたどり着いたエルドラドなのに・・・
ふつ~~~~~~~~~に入っていく
いままでも数多くの町や村にお邪魔していたが
それとまったく一緒
ス~~~ッと・・・・
俺は、ここがエルドラドだと気づいたのは遅れてだったwww

○VERDICT

10/10

非常~~に良かった
ペペロに限らず、一行のメンバーは強い心と勇気を持つ、全員が勇者
こんな男になりたい!と思ったもんです
わくわくとドキドキの大冒険!
旅の終わりにはみな立派な一人前の男になっている

危険な山賊、邪教徒、ワニ、ピューマ、ハゲタカ
沼や川、池、山脈
あらゆる場所を旅する、素晴らしい大冒険だった!

なんというか、スキのない大冒険活劇って感じ
ワンピースや未来少年コナンに似てるかもしれない

見て損はしない!

どんなことにも負けず、どんな苦しみにもくじけなかった
勇敢なアンデス少年ペペロの冒険から
俺はなによりも、勇気と知恵と努力とそして愛情の尊さを学び取ったのです

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突(アニメ映画)

1975年7月26日
★★★★☆ 3.4 (8)
28人が棚に入れました
永井豪原作のヒーローが競演するマジンガーシリーズ劇場オリジナル作品第4弾。公開時期、すでにTVでは「ゲッターロボG」が始まっており、この作品ではヒーローロボの交替劇が中心に描かれた。突如現れた巨大宇宙船の攻撃に、大破する早乙女研究所。グレートマジンガーは改造中で使えず、リョウ、ハヤト、ムサシのゲッターチームも苦戦を強いられる。宇宙船から出撃した空魔獣はなんとか撃破したが、戦いの中でベアー号とムサシを失ってしまい…。

声優・キャラクター
野田圭一、中谷ゆみ、柴田秀勝、沢田和子、神谷明、キートン山田、西尾徳、八奈見乗児、富田耕生、吉田理保子

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
わんぱく大昔クムクム(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (3)
25人が棚に入れました
『機動戦士ガンダム』で知られる才人アニメーター・安彦良和が企画・原作を手がけた原始時代アニメ。まだ科学文明も開けない原始の時代。高い山脈のふもとの村では、わんぱくな少年クムクムが元気に毎日を過ごしていた。クムクムは女の子チルチルや、男子のアロン、同じくモチモチたちが友だち。さらには優しい性格の恐竜ザウルスも仲間で、今日も自然の中を駆け巡る。安彦良和は登場人物のキャラクターデザインも担当。さらに回によっては作画監督・演出・脚本まで自ら手がけ、後にアニメ監督職や小説家として活躍する幅広い才気の一端を覗かせた。番組全体の監督を務めたりんたろうとは、同じ虫プロ出身の仲間同士である。

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
アルプスの少女ハイジ(アニメ映画)

1975年3月15日
★★★★☆ 4.0 (2)
25人が棚に入れました
ズイヨーが制作した大人気の、世界名作TVアニメ。それをもとにした劇場版作品の第二弾。 少女ハイジは、町で親友となった年上の少女クララ、そしてその家庭教師ロッテンマイヤーを連れてアルプスに帰って来ていた。ハイジの祖父アルムおんじやハイジの友人ペーターもクララを暖かく迎える。そんな中、ハイジはペーターに、足の悪いクララをおぶってもらい、お花畑がある山に連れていきたいと思う。快く応じたペーターだが、長い道程はそれなりに大変だった。だが花畑の美しさにクララは喜び、ハイジとペーターは報われる。無事におんじの山小屋に帰ってくる子供たち。だがそこでクララは、あることに気がついた。 TVシリーズ第45話「山の子供たち」のブローアップ版。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の中で、『メカゴジラの逆襲』などの同時上映で公開。

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
少年徳川家康(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (5)
22人が棚に入れました
昭和期を代表する時代小説家の一人・山岡荘八の大河小説『徳川家康』の序盤部分をアニメ化した作品。時は戦国時代の天文11年。三河国松平家に城主・松平広忠の嫡男として生まれた竹千代。彼は6歳の時より、強国・今川家、同じく織田家の人質となる生活を送る。少年らしい日々も過ごせない竹千代だが、そんな彼の心を支えたのは、母・於大の方の深い愛だった。やがて14歳で元服。名を松平元信と変えた竹千代の前に、時代の流れは大きな激動の運命を用意していた。全26巻におよぶ長大な原作の内、家康(元信)が岡崎城に入城する場面までが映像化された。オープニングなどには、歴代の名作・東映時代劇映画から抜粋された実写映像が用いられている。

声優・キャラクター
小宮山清、増山江威子、井上真樹夫、花形恵子、柴田秀勝、内海賢二

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
宇宙円盤大戦争(アニメ映画)

1975年7月26日
★★★★☆ 3.8 (5)
22人が棚に入れました
UFOブームを巨大ロボットアニメに取り入れた意欲作。「これがUFOだ! 空飛ぶ円盤」の好評を受けて、オリジナル劇場作品として制作された。TVアニメ「UFOロボ・グレンダイザー」の前身ともなった作品。宇宙科学研究所の所長、宇門源蔵の息子には秘密があった。彼はヤーバン大王によって故郷フリード星を滅ぼされ、5年前に地球に逃れてきた宇宙人デューク・フリードだったのだ。今は大介と名前を変え、平穏な生活をしていた彼の前に、ヤーバン星の円盤がふたたび姿を現した。

声優・キャラクター
ささきいさお、小原乃梨子、久松保夫、内海賢二

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
はじめ人間ギャートルズ(アニメ映画)

1975年3月15日
★★★★☆ 3.9 (3)
19人が棚に入れました
オリジナルは東京ムービー制作のTVギャグアニメ。ここで紹介するのは1975年の「春休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムの1本として放映されたもの。内容は、TV版『ギャートルズ』第1話のBパート、「マンモギャーの巻」のブローアップ版(TV用のフィルムを劇場映画用に焼き直すこと)で、上映時間は14分。併映は『メカゴジラの逆襲』『サザエさん』『アルプスの少女ハイジ』『新八犬伝』『アグネスからの贈りもの』。この時期の「東宝チャンピオンまつり」は、『ゴジラ』シリーズの新作+実写映画新作+TVアニメのブローアップ版という組み合わせで、アニメは割合に添え物的な扱いとなっていた。

計測不能 15 1975年度アニメランキング15位
サザエさん(アニメ映画)

1975年3月15日
★★★★☆ 4.0 (2)
19人が棚に入れました
オリジナルはエイケン制作の国民的長寿TVアニメ。ここで紹介するのは1975年の「春休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムの1本として、放映されたもの。内容は、第76話のAパート、「送辞をよむぞ!」のブローアップ版(TV用のフィルムを劇場映画用に焼き直すこと)。併映は『メカゴジラの逆襲』『はじめ人間ギャートルズ』『アルプスの少女ハイジ』『新八犬伝』(当時NHKで高い人気を誇っていた人形劇の劇場用新作)『アグネスからの贈りもの』(人気アイドル、アグネス・チャン主演)で、計6本が上映された。ちなみに、上映されたアニメ作品はいずれもTV版のブローアップ版。
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