1977年度に放送されたおすすめアニメ一覧 46

あにこれの全ユーザーが1977年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の1977年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

×

絞り込み

年代別アニメ一覧

70.5 1 1977年度アニメランキング1位
無敵超人ザンボット3(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (84)
347人が棚に入れました
富野由悠季(当時は“喜幸”)監督の手がけた異色のロボットアニメ。後の「機動戦士ガンダム」へと続く、リアルロボットものへの先駆けになったリアルな作劇が支持される。やんちゃな少年・勝平を始めとした神ファミリーの祖先は異星人であり、彼らには地球を襲う凶悪な敵ガイゾックに対抗できる超メカニックが受け継がれていた。それを操り人々を守る勝平だが、その戦いを眺める民衆の視線は冷たかった…。

声優・キャラクター
大山のぶ代、森功至、松尾佳子、永井一郎、川島千代子、鳳芳野、古川登志夫、渡部猛、島田彰
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

トラウマと言えばこれ

<2017/10/28初レビュー>
富野由悠季監督作品。
キャラクターデザインは、ガンダム、クラッシャージョウ他で著名な安彦良和。
主役の声優さんはドラえもん。
となかなか豪華(?)な感じの"子供向け"アニメです。

子供の頃観ました。
確か、土曜の夕方5時。

その頃は子供向けロボットアニメ全盛でした。
ガンダムがまだ出る前。
アニメと言えば子供のもの。
ロボアニメも当然子供向け。
そんな時代です。

当時のロボアニメは毎週、敵が一体襲ってきて、主役ロボが撃退。
バトルでは街並み壊しまくりますが、翌週にはきれいに元どおり。
そしてまた敵と戦って壊す。
そんな主役ロボを街の人は絶賛。
それが当たり前のお約束でした。

このザンボット3も見始めた時はそうした勧善懲悪の水戸黄門のようなロボものだろうと。
更に、ロボもopテーマもそれまでのどのロボものよりもカッコ良い、と最初ものすごく期待してたのを今でも覚えています。

でもこの作品は違いました。

熱血小学生"神勝平"の操るザンボット3は幾度となく襲い来る敵を撃退していきます。
ところが壊された街は元に戻りません。
住む場所を失った人々は列を成して疎開していきます。
そんな街の人々は「敵はお前達を狙って攻めて来てるんだ。お前らは地球から出ていけ!」と主人公達に石を投げつけます。
そんな人々の中には仲の良いクラスメイト達もいました。

そして真骨頂は勝平のガールフレンド、あきの顛末です。
{netabare}敵はある時から地球人を誘拐、体に爆弾を埋め込んで人間爆弾として地球に返す、という非道な作戦を始めます。
あきも攫われてしまい、主人公がなんとか助け出すのですが実は既に・・・{/netabare}

最終回は{netabare}皆殺しの富野{/netabare}でした。{netabare}主人公以外の主要登場人物、同じザンボットのパイロットの従兄弟二人も、おじいちゃんもお父さんもお兄さんも親戚のおじさん達も皆死んでしまいます{/netabare}

アニメ観て鳥肌立つ、初めての経験でした。
いろいろと悪い意味で。

当時、これ観終えてからロボアニメ観るの数年やめました。
なのでガンダムもリアタイでは観てません。

この作品は私にとってのトラウマアニメです。

ですが、年を経て今となるとやっぱりもう一度観たいなー、という気持ちもあります。
でもこの作品なかなか再放送されないんですよね。

とか思ってたら、明日、BSで一挙放送やるそうです。
これは録画しないと!笑
と思ってレビューした次第です。

(おまけ)この作品、昔イタリアでも放送されてたそうです。イタリアサッカー界でレジェンド級のイケメンストライカー"ピッポ"フィリッポ・インザーギも観てたのだとか。

<2021/5/8 追記>
OP曲好きだったんですよ。
「(ザンザンザーザザン♪)
(ザンザンザーザザン♪)
(ザンザンザーザザン♪)
(ザンザンザーザザン♪)
ザンボット・スリー♪
ザンボット・スリー♪
ザンボット・スリー♪
ザンボット・スリー・GO!
愛と勇気と力とが静かに眠る海の底♪」

投稿 : 2024/04/13
♥ : 28

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

これはすごい・・・

まぁ富野監督の作品である時点で覚悟していましたが、覚悟なんて意味なかったですね^^;
これはすごい・・・悲惨すぎる。
敵方の攻めは非常に機械的で残酷、そして合理的。
対して、攻められる人間側は一枚岩どころか既に崩壊している形。
そんな中少年達が地球を守るために戦う訳ですが、今回監督が重きを置いているのは主人公達よりその周りにいる自分たちは関係がないと思っている他者達です。
主人公達はちょっと調子に乗りながら必死に戦うのですが、周りは今自分たちが酷い目に会っているのはお前たちがいるから、もしくは戦うからだと糾弾してきます。
これはいろいろ設定があるからというのもあるのですが、今は省略させてもらいます^^;
が、正直あまりにも理不尽で見てられないぐらいでした。
それに既にタグにもありましたが、人間爆弾。いくらなんでもやりすぎです。
少年が主人公の話でこれはない^^;
エグさ、これで言ったらアニメでも屈指です。精神的な意味でです。
なにを考えていたのか分かりませんが、どう考えても一般受けしないでしょう。ラストも非常に嫌な感じです。綺麗に終わらそうとしているのが余計にです。
ともかく、人にはおすすめできません。
ですが、確実に記憶に残る一作となりました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

サンライズが世に送り出したとてもとても複雑な作品

【視聴メモ】
『リアルロボットアニメの原点』
私が手にしたDVD-BOXの帯にそう書かれていた。
本当にそうだろうか?
よく分からない素材で出来た、よく分からない原理で動く巨大ロボ。
3機の変形合体。
技の名前を言って使われる武器。
どこからどう見てもこれはスーパーロボットアニメだ。
しかし一方で別の考えもある。
『ヒーローなのがスーパーロボ、兵器なのがリアルロボ』
私がロボアニメを仕分けする際に第一に考えるのがこれだ。
ザンボット3は兵器ではないと考えているが、兵器のように扱われる場面があった。
またヒーローであると考えているが、群集の憎しみの対象でもあった。
となると単純明快なスーパーロボットアニメではないとも言える。
世界観はというと、これには全くリアリティがない。
しかし戦いにおける群集の心理や、人間爆弾という兵器の醜さには変なリアルさがある。
という訳でこれが当時小学生だった私にとって良く分からない作品だったのは無理もない。
だからトラウマになりようがなかった。
(当時の最大のトラウマは分かりやすく怖い『ガンバの冒険』のノロイだった)
『リアルロボットアニメの原点』
やはりこれについては素直に頷けない。
しかし単純明快からより複雑なストーリーへ。
この作品とボルテスVが作られた1977年が、
ロボットアニメにとって一歩前進した年であったことは間違いないようだ。

【各話評価:平均5.04点】
1→23
◎○◎◎☆○○○☆○☆○◎◎○☆☆☆◎◎◎☆☆

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

69.6 2 1977年度アニメランキング2位
ルパン三世 (TV第2シリーズ)(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (142)
750人が棚に入れました
短命に終わった前作の人気が後年高まったことで、新たに制作された第二シリーズ。前作よりスケールアップし、世界各地を舞台にしたルパン一家の活躍が始まる。宿敵・銭形警部はICPOに転属し、こちらもまた世界の果てまでルパンを追いつめていく。その追撃をさらりとかわしながら、奇想天外な仕掛けやアイディアを用いて今日も彼は華麗な盗みを次々と成功させていくのだった。

声優・キャラクター
山田康雄、小林清志、増山江威子、井上真樹夫、納谷悟朗
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ルパンのいろんな魅力がわかる物語

この物語の最大の魅力は、なんといってもルパンの陽気さ、明るさです。
昔、母と一緒に、笑いながら見ていた記憶があります。

その中でも印象に残ったものを2つ紹介します。


■155話(最終回) 「さらば愛しきルパンよ」
これは、ルパン三世アニメ40周年記念 マイ・ベストエピソード投票」で一位になりました。監督は宮崎駿さんです。

あらすじは、
冒頭から明らかに偽物だと思われるルパンがロボットを用いて強盗を働きます。
ロボットを操る少女は小山田真希。
彼女の願いはただひとつ、みんなにロボット兵器の恐ろしさを知ってもらい、政府がロボット兵器の廃絶をすること。
そのために偽ルパンに騙されて、犯罪の片棒をかつぎます。
しかし、世の中には恐ろしければ恐ろしいほど売れるものがあります。
純粋な真希は、そのことを知りませんでした。

この回では銭形警部が大活躍します。
すぐに偽ルパンだと見破った彼は、ロボットと戦車との市街戦のさなかで赤ん坊を助け、アジトを突き止めます。
その後、銭形警部は、厳しく、そして包み込むように優しく、真希に教え諭します。
ここでは銭形警部の魅力がふんだんに現れていました。

しかし、放送時間の半分が過ぎても、本物のルパンはなかなか姿を現しません。
このままルパンが活躍せずに放送が終わるのかと思われたとき、ルパンは意外な場所にいました。

この回はとても感動します。そして心が暖まります。まだ見ていない方は是非見ることをお勧めします。
そして見終わった後は、「天空の城ラピュタ」を見ることをお勧めします。
驚きとともに新たな感動が生まれるでしょう。


■125話 「オイルダラーの大陰謀」
この回は、お笑いあり、アクションあり、そしてシリアスありで、ルパンの魅力を余すことなく表現しています。

あらすじ;
砂漠の王国のギアーナ姫、彼女は不治の病に侵されています。
彼女の願いは『死ぬ前に、この国に雪が降るのを見たい』。それだけでした。
ひょんなことから彼女と親しくなったルパンは、彼女の願いをかなえるために奮闘努力します。

最初はゲラゲラ笑う内容ですが、途中から展開がアクションに変わります。
そして、やっとのことで砂漠の王国に雪を降らせることができたルパンですが、とき既に遅く・・・。
その瞬間から、ルパンは一言も話さなくなります。王宮を離れても、王国を去った後も、ルパンは無言です。
その険しい表情は、王女との約束をかなえられなかった自分自身を激しく責めているようでした。

私は、こんな表情のルパンを初めて見ました。このことだけでも、ルパンが王女との約束をどれだけ大切にしていたのかがわかります。
まだ見ていない方は是非見てください。あなたの知らないルパンを見ることができます。
{netabare} この物語は最後にオチがありますので、安心して見てください {/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 28

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニメの記憶

小学生の頃,夕方の再放送で観ました。
ただ,再放送されていたのが,1期なのかこの2期なのかあやふやな記憶です!
オープニングテーマ,車に飛び乗るがハンドルがとれてしまうアイキャッチの「ありぃ」懐かしいです。

機会があれば観たいと思いますが,1話完結の話が何話もあるので,大人となってしまった今はきついかもしれませんね。
照樹務さんの145話と最終回155話だけでも観なおしたいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

テレビシリーズのルパンでベスト作品

とにかく面白いの一言につきます。
何度も再放送されましたが、何度見ても飽きなかったです。
音楽も素晴らしかった。OP、ED、挿入曲全てです。

個人的にはいかなる長編ルパン三世作品よりも上だと思ってます。

それと、注目すべきは最終回に出てきた小山田マキというキャラでナウシカの原型になったと言われるキャラです。
ラピュタのロボット兵そっくりなロボットであるラムダを操つり、生きたパートナーのように呼び掛けたり、
お嬢様ふうの口調などキャラがやたらと立っており宮崎駿氏もかなり気に入ったキャラで「ルパンのベストカップリング」に名を挙げてます。
一話きりのキャラとしては勿体ないくらいのキャラでした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

67.0 3 1977年度アニメランキング3位
家なき子(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (20)
107人が棚に入れました
フランス郊外の貧家に暮らすレミは、ある日父親から自分は拾われた子だと知らされます。さらに義父は人買いにレミを売ろうとしますが、偶然その場に居合わせた旅芸人のヴィタリスに助けられ、レミは彼と一緒に旅を出ることになります。そんなある日、トゥルーズの街でイギリスの貴族ミリガン夫人とアーサーの親子に出会いますが、レミはその二人が肉親だとは気付かないままにパリに向かってしまいます。その後ヴィタリスは病に倒れ、レミはガスパールという悪党の下で働く事に。その後幾多の困難を乗り越え、とうとうミリガン親子と再会したレミは本当の母親にめぐり合い、彼女は新しい人生を歩みだすのでした。

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「生きることは戦いである」と教えてくれたアニメ

このアニメはかなり古く、1977年に放映されました。
でも、当時の最先端の技術を駆使した美しいアニメでした。この美しさは今でも通用します。
そして、絵の美しさ以上に感動します。思わず涙が流れてしまいます。


原作はエクトール・アンリ・マロ。世界中で読まれている児童文学小説です。
アニメは全部で51話です。

捨て子だった少年レミは優しい義母に育てられますが、怪我をして心が荒んだ養父により、旅芸人のビタリスに売られます。
ビタリスはレミに芸人となるための厳しい指導をしますが、同時に読み書きや計算も教え、レミのことを大切に育てます。

ビタリスとレミ以外は、犬が3匹、猿が1匹のささやかな一座です。
当然、経営も苦しいですが、レミはビタリスから愛されているとの実感がありました。
このときはレミにとって幸せな日々だったと思います。

でも、ある時期から経営が厳しくなり、日々の食べ物にも困るありさまです。
当然宿もなく、野宿の生活となりました。

野宿の際、犬が2匹、狼の餌食になります。
そして猿が飢えと病気で亡くなります。
そして猛吹雪の夜にビタリスがレミを寒さから守るように覆い被さりながら凍死します。

生き残ったのはレミと老犬だけ。
レミは唯一生き残った老犬と旅を続けます。
そして…


主題歌は、「さあ歩きはじめよう」 とても美しい歌です。
この歌と、この物語は、生きることは戦いであることを教えてくれます。

私たちは生きなければなりません。
食料を得るにも、家に住むにも、お金を手に入れるにも、生きるための戦いに勝つ必要があります。

どんなにみっともなくとも、生きるための戦いに勝ちぬきましょう。
生きてさえいれば、何とかなります。
決して生きるための戦いを放棄しないようにしましょう。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

kochiro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

息子に見せたいベストアニメ

この超大作をご存じでしょうか?

1977年の作品ですが、今見てもすべてがすごいと思える作品です。作品名から想像すると「同情するなら金をくれ」が有名なドラマが思い浮かぶ方がほとんどだと思います。
世界名作劇場シリーズの「家なき子レミ」を知っている方もいるかもしれませんが、この作品こそが「家なき子」です。

私が観たのは10年ほど前ですが、第一話を観たときには衝撃を受けました。立体アニメーションということで背景もキャラクターも2重3重に動きます。さらにアニメだからこそできる技巧をこれでもかと惜しみなく使いっていて、まるで絵画や飛び出す絵本の中に入ってしまったかのように感じました。まずは技術的にとにかく凄いので一見の価値ありです。

音楽も多少、古さを感じるでしょうがキャラクターの心をうまく表現していて感傷に浸れます。すごいです。
声優さんも大御所揃いで引き込まれます。
ストーリーの中盤が感動もので、実は私が初めてテレビアニメで泣いた作品です。
(映画では「火垂るの墓」が最初に泣いたアニメですが。。)
この作品を観ていると、回を重ねてゆく度にオープニングの曲が流れるだけでも涙が出そうになりました。
この作品は子供に、特に息子に見せたいアニメの最高傑作です。

手書きアニメが少なくなっている現在だからこそ、是非、人の手でひと筆ずつ命を吹き込まれてできたこの作品を旅してほしいです。もうこのような作風のアニメは今後現れることはないと思っていますので、観れる機会がありましたら、是非お薦めします。

ちなみに劇場版もあるのですが、全51話を96分にした総集編なので、まったくおすすめできません。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

家なき子 日テレ版

過去に視聴済み。
原作既読。

昔のアニメなもので世界名作劇場のかと思ったら
日本テレビで放映されたそうです。
名作劇場のは主人公が女の子に変えられていて
そういえば見る気がしなかったのを思い出した。

内容はあまり覚えてませんが
一応原作に沿って作られていたと思います。

何よりもOP、EDが名曲で沢田亜矢子さんが素晴らしい。
興味あったら是非YouTubeで聴いてください。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

66.0 4 1977年度アニメランキング4位
劇場版 宇宙戦艦ヤマト(アニメ映画)

1977年8月1日
★★★★☆ 3.6 (44)
183人が棚に入れました
西暦2199年。地球はガミラス帝国のデスラー総統が落とした遊星爆弾が原因で、重度の放射能汚染に蝕まれていた。人類滅亡まであと1年。そんなとき、地球から14万8千光年彼方の“イスカンダル星”から、放射能除去装置“コスモクリーナー”を提供したい、とのメッセージが。そこには新たな宇宙船の推進機関“波動エンジン”の設計図も含まれていた。それを基に、戦艦大和を宇宙戦艦へと作り直し、沖田艦長以下、古代進や島大介、森雪ら若き戦士たちが宇宙へと旅立った…。

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニメブームの火付け役

1977年公開:反射衛星砲にときめき、七色星団の決戦にワクワクしたあの頃

テレビ版の放送は1974年。
ヤマトが大人気作となったのは度重なる再放送とこの映画のおかげです。
映画版はテレビ版のダイジェストに過ぎないのですが、これが大ヒット。
これ以降に『ガッチャマン』『あしたのジョー』『ガンダム』など、
多くのダイジェスト映画が作られたのはヤマトの成功に負うところが多いのではないかと思います。
内容的にはイスカンダルまでの往路は実にうまくまとめたと評価出来ますが、復路は良くありません。
テレビ版を見た方なら『何故そこをカットする』とツッコミたくなるでしょう。
また場面のつながりにも粗があり(いきなり包帯巻いていたり)、ちょっと残念です。
それとセリフがちょっと古臭いというか、ストレート過ぎるというか・・・。
ガミラスとの激戦の後の古代のセリフがその代表です。
子供の頃はあのセリフを素直に聞けたのかな?
今はダメですね、白々しくてw
でもそれ以外は今でも好きです。
ドメル将軍が出てくると「キターーーーー!」と思ってしまうしw
評価はかなり想い出補正が入ってますが、古くても一度は見てもらいたい作品です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

自殺うさぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

時代ではないけれど、懐かしい作品

小学生の時、合唱コンクールかな?

その為に先生が合唱コンクールにでるクラス全員に見せた
作品。

ほぼ6割の生徒が寝てしまったか、記憶にないか、つまらないと言っていた。。気がします?(女子には不評)

だけれど、自分は子供ながらに、映像は古いけどものすごく面白い作品だなと思った。

デスラーとかが、なぜ顔が青いのかは、子供ながらに謎だった。。 

この頃の作品はキャラ萌えより
子供に夢を与える作品が多いから好き。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4
ネタバレ

まみあな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

tvシリーズのまとめとして充分

ヤマトのtvシリーズは全部観なくても、この劇場版で充分だと思った。ストーリーの構想・設定に対しては言いたい文句は多々あるが(ブリッジばかり安全なのか、とか、ガミラス語は日本語と同じなのか、とかネ)、惹きつけるものがあることは認める。
 {netabare}ヤマトがガミラスを滅ぼした時に古代が「ガミラスの人は地球に移住したがっていた。なのに僕たちは戦ってしまった」と悔やんだ場面は、それまでの「鬼畜ガミラス」一辺倒だったのに比べ、意外にまともなセリフをかませたな、と見直したことは憶えている。{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

65.6 5 1977年度アニメランキング5位
あらいぐまラスカル(TVアニメ動画)

1977年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (84)
393人が棚に入れました
1918年、アメリカ・ウィスコンシン州の森と湖と農地に囲まれた小さな町ブレールスフォード。動物好きの少年スターリングは、お母さんが入院してしまったのでお父さんと二人で生活しています。
ある日、オスカーやハウザーと一緒にウェントワースの森に釣りに出掛けましたが、そこで猟師に母親を撃たれた赤ん坊のあらいぐまを見付けたのです。かわいそうに思ったスターリングは家へ連れ帰り、ラスカルと名付けて飼い始めます。これはスターリングとラスカルの1年のお話です。

声優・キャラクター
内海敏彦、野沢雅子、山内雅人、鹿股裕司、冨永みーな
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ありがとう♪ 僕の友達ラスカルに会わせてくれて~(。・ω・。)♪

【フジテレビ系 世界名作劇場枠アニメ】 全52話

動物の大好きな主人公『スターリング』(少年)はある日、
友人の『オスカー』や飼い犬のハウザー(ヨーゼフ、パトラッシュ的な犬)
と一緒に、ウエントワース(近所)の森の奥へ釣りに出かけ

アライグマの親子に遭遇します!!

そしてこの子どもアライグマ『ラスカル』と少年『スターリング』
との出会いから物語は始まるのですが―       (あらすじ一部引用)


第1話から ―"衝撃"― なのであります!!

えー・・・初回から涙必須かと(T ^ T)ウウ

掴みはバッチリですね(*>ω<)b

ラスカルのお母さんが○○に・・・・

ネタバレだ~め!!('ω'乂)ヾ(・ω・`)ダレモキニシテナイヨ


それでは皆さままず↑↑のサムネを一度見てみて下さい!!

どうです?
『ラスカル』かわいいでしょう(*◍⁰♊⁰◍)!!
小さいでしょう(o´艸`)!!

ところがこの『ラスカル』は
かなりのクセ者で主人公を度々困らせます(´・ω・`)

ちょ、ちょもーこ、コラぁヾ(`Д´*)ノ 
ラスカル~(´・ω・`)モジモジ


そしてコレは当時の作画の為でしょうか?
主人公の顔が・・・目が怖いですヽ(l;・∀・)ノ

こ、コレ子ども向けアニメだよね(*´ノд)? 大丈夫?

今のコ観たら泣いちゃわない?
※すいません(人д`*) とっても気になった箇所でして・・・


それから主人公は男の子なんでけすど

しゃ、喋り方が毎回「~なのかしら」て喋りますよ!

ん?「かしら?」(*´・Д・)?

例文「ラスカルはどこにいったのかしら|ョω・)」


すいません(人д`*) 全くもってバカにしている訳ではありません!!
今作8割はほっこり&感動の友情ストーリー!!

しかしながら現在視聴すると(メ・ん・)?
とツッコミどころが満載で笑いの要素もあるコトも事実!!

その笑いの部分をほんの少しでも
皆さまへお伝えしたいとの思いのことであります(*`・ω・)ゞ


そんな訳で途中笑いあり(゜д゜)ポカーンありで幾度となく涙、涙

特に湖にラスカルを置いていくとこでラスカルが

「ふひぃーふひぃーふひぃー」と
泣いてついてくるトコなんか(゚´Д`゚)゚もーやばい!!!

そして最終回は {netabare} 意外とすんなりラスカルは立ち去ります(。・ω・)ノ゙しれー {/netabare}


ん?感動゚(゚´Д`゚)゚です!!


あと、主人公のお父さん!!
『ノース』さんは渋くてカッコ良くて人柄が良くいいキャラしてます!!

泣かされるシーン目白押しであります!!

あと、近所に住んでるちっちゃいコ!!
『マーサ』はドギマギしててかわいいです(◍'౪`◍)


本作は子ども向けのアニメの部類に入る作品かと思いますが、
コレはやはり古き良き名作!! 大人も楽しめる要素有と私は思います!!

もちろん今更気になった方はいないと思いますが
今でもTSUTAYAなどのレンタル店の名作アニメコーナー
的なトコロにだいたい置いてありますので

ラスカル好きはな人はもちろん、動物、マスコット的キャラ
好きなそこのあなた!! もしよろしければ(・ω<)b


そーでない方はただの動物好きなアニメ好きの戯言だと思って下さい!!



最後に私は・・・・


猫派であります(*`・ω・)ゞ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 31

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ある社会問題を作ってしまった作品

とりあえずはその点だけを書いておきます。

それはこのアニメではアライグマを非常に可愛い動物として描いてしまい、その結果、アニメを見た人たちが「私もラスカルちゃんが欲しい」とばかりに
実際は非常に狂暴で怪力で人に慣れにくく飼育難度の高いアライグマを購入して飼育する人が続出してしまったのです。
しかし当然ながらアニメと現実は違うものであって、多くのそんな動機でアライグマを飼いだした人たちは持て余して、
アニメのラスト展開と同じようにアライグマを山に解き放ってしまいました。
まあ、解き放った人たちは「ラスカルの最終回と同じだ」と悦に入ってたのかもしれませんが、
その結果、大量のアライグマが日本に帰化動物として住むようになり、
日本土着のタヌキなどが生存競争に敗れ減少するなどの生態のかく乱問題や家畜や畑の作物が食い荒らされるといった被害が出るようになりました。
そのため、国はアライグマを有害生物として駆除つまり殺処分をはじめるといった悲劇が生まれました。

大人になって狂暴になったアライグマが飼いきれなくなり、自然に帰すのはアニメでも原作でも、その通りなのですが、
問題は「あらいぐまラスカル」のアニメ・原作の舞台はアライグマの原産地であるアメリカの森林地帯であり、
そのため幼いラスカルを保護してから、自然に解き放つ行為は問題はなかったのです。
しかし、日本はアライグマの原産地ではないのでこういう問題が生まれたのです。

動物アニメ番組にはこういう問題があるので、何とか対策していって欲しいものです。

*よろしかったら、このレビューを読まれた方は私の「大草原の小さな天使 ブッシュベイビー」と「借り暮らしのアリエッティ」のレビューも読まれて欲しいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

シロツメクサの 花が咲いたらさぁ! 行こう!

少年、スターリングの成長物語(´ω`)
 
ラスカルを、あくまでも野生動物として捉え、人間と共存する難しさが描かれていたりします(´ω`)


結構最近知ったんですが、ラスカルを演じたのは野沢雅子だったんですね(゜Д゜)
しかも、わざわざオーディションを受けてでも、言葉を発さない役をやってみたかったんですって(゜Д゜)
何日も動物園に足を運び、アライグマの鳴き声をきこうとしたそうですが、彼女が至った結論は
「アライグマはなかなか鳴かない」だったそうです(゜Д゜)
 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

64.7 6 1977年度アニメランキング6位
タイムボカン ヤッターマン(TVアニメ動画)

1977年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (53)
308人が棚に入れました
オモチャ屋の息子・ガンちゃんは、ガールフレンドのアイちゃんと一緒に父親が製造途中で放棄してしまった大きな犬型のロボットを密かに完成させる。父親がロボット犬を金儲けの道具にしか使わないことを危惧したガンちゃんはこのロボット犬を正義のために役立てることを考え、自らも正義を守るヒーロー『ヤッターマン』となることを決意した。一方イカサマ商売で活動資金を荒稼ぎする悪党・ドロンボー一味のもとに泥棒の神様を自称するドクロベーと名乗る謎の人物から「大金塊のありかを記したドクロストーンが4つに割れて地球の方々に散らばっていて、1つは自分が持っている。もし残り3つのドクロストーンを見付けることができたら、金塊は折半しよう」という申し出を受け、ドクロベーに従う。ドロンボーの計画を知ったガンちゃんたちは、ロボット犬=ヤッターワンを駆って一味に立ち向かう!!

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ワン!と吠えりゃ (ワン) ツースリー!

「タイムボカンシリーズ」の基本形がこの作品でほぼ、出来上がりました(´ω`)
・・・が、本作ではタイムトラベルは行っておりません(゜-゜)
 
放送期間が長かったので、登場メカもたくさんで楽しいですね(゜∀゜)
 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不朽の名作

勧善懲悪な作品ながらガンちゃんとアイちゃんといった善玉サイドもそれなりに魅力がありつつも、三悪の方が愛嬌もあって憎めない魅力があったのが特徴的でしたね。

ストーリー的には一言でいうと、ワンパターンで、最後は必ず三悪らがコテンパンにやられてしまうのですが、その度に懲りずに次の話でまたあくどいことをするところにもはや感心させられるものがあります。

メカとかも多彩で、子ども心に毎回楽しませてもらいました。

こういうのを時代を経ても色褪せない名作なんだなと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

みり仔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

毎週メカが楽しみ

リメイクされる前のほうですね!
私はこっちのほうがおもしろかったです。
子ども向けでちょっとまねしたくなるような。
ガンちゃんが好きすぎてアイちゃんに嫉妬してました(マジ
もうかっこいいです。

毎週ドロンボーと戦うんですけどwww
メカがおもしろい!
今週のーびっくりどっきりめかー(げろろ
タツノコ作品でいちばんすきです!

実写映画化されましたけど、
あんな下品な作品じゃないので。
子どもと見れます。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

63.8 7 1977年度アニメランキング7位
アローエンブレム グランプリの鷹(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (12)
55人が棚に入れました
1970年代スーパーカーブームの時流のさなか、東映アニメーションが製作した本格派レーシングアニメ。F1レーサーを夢見る若者・轟鷹也。彼はその第一歩として自作レースカーにて初級レースに参加するが、あと一歩で優勝のところ車を大破してしまう。だが世界ランクのレーサー・ニック=ラムダの励ましを受けた彼は再起を決意。F1世界選の制覇を目指す香取モータースの一員として長いプロレーサーの道を歩み出す。作詞家としても活躍の保富康午が原案を提供、番組の監修も行なった青春レースものアニメ。同時期に製作放映されたレースもの作品の中では、その強いドラマ性もあいまって、アニメファンからとくに高い評価を受ける。

声優・キャラクター
富山敬、野田圭一、徳丸完、柴田秀勝、小山茉美、野沢雅子、吉田理保子、矢田耕司

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヱヴァ:Qで有名な…(って、ほとんど誰も気づいてないかも(笑)?)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の劇中で、マリが射撃時に「♪的を~ 狙えば外さない~」と歌っていますが、あれはこのアニメの主題歌です。誰にも指摘されずにこれに気づいた人はただのおっちゃん or おばちゃん…。

このアニメが流行ったころに、いわゆる「スーパーカーブーム」というものがありました。ランボルギーニ・カウンタックやフェラーリ512BB、ランチア・ストラトスなどが小学生に大人気だった、あれです。

一方で、F1グランプリもTBS系列(フジ系列じゃないよ(笑)!)でテレビ放送されていたりしました。いわゆる「6輪たいれる」(Tyrrell P34)とかもこの時代の車で、ニキ・ラウダやジル・ヴィルヌーヴなど今でも名前が知られているドライバーが活躍していました。

そんな時代に作られたこの作品は、主人公の轟鷹也(とどろき たかや)が、香取モータースのドライバーとしてレースに参加する様を描いたお話です。

そんな時代を受けてか、作中で出てくる車はF1参戦用のトドロキスペシャル(T1~T3: なんと8輪(笑)!)やカトリ・スーパーロマン(後ろにドアが跳ね上がる変形ガルウイング・ドア)など微妙に実車両っぽい架空の車が出てきて、なかなか面白いです。

最後の1クールくらいが実在しない謎のカテゴリー「F0」というのになっていて、実質国同士の代理戦争という謎のストーリーになっていますが、普通のF1グランプリやサファリラリーの話は、普通にちゃんとしたレースでそこそこ面白いです。

あと、鷹也に関してはお母さんが亡くなってたりお父さんが失踪してたりでこのあたりのドラマは、とても昭和っぽいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

数少ない本格派レースアニメ

アイルトン・セナが活躍するよりはるか前、実在のF-1レーサーたちを登場させ描かれたアニメ。
主題歌や、リアルな設定が気に入って毎週楽しみに観ていたが、好評で放送延長と同時にスタッフの大半が入れ替わりF-0なる架空のレギュレーションを舞台に話が展開することとなる。
それまでのリアル路線から、ただのスーパーカーアニメになり下がり、観るのが情けなくなった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

63.3 8 1977年度アニメランキング8位
超電磁マシーン ボルテスV(TVアニメ動画)

1977年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (28)
129人が棚に入れました
角の有無が階級を運命付けるボアザン[9]星。ラ・ゴールは皇帝の甥(弟の長子)として皇位継承の資格を持ちながら、角が生まれつきなかった為失脚。妻・ロザリアとも引き裂かれて労奴に落とされるが、反乱を起こし、星から脱出。地球に落ち延びて科学者・剛光代に救われる。ラ・ゴールは光代と結婚して剛健太郎と名乗り、本編主人公となる三兄弟を儲け、浜口博士や防衛軍の岡長官と共にボルテスや基地ビッグファルコンの建設に着手。一方、ボアザンでラ・ゴールとロザリアとの間に生まれていた皇子ハイネルは、“裏切り者の子”と後ろ指を指され、皇帝ズ・ザンバジルへの忠誠を証明し実の父を倒すべく地球攻撃を決定した。かくてボルテスとボアザンの獣士との壮絶な死闘が繰り広げられる事となる。

声優・キャラクター
白石ゆきなが、曽我部和恭、玄田哲章、小原乃梨子、上田みゆき、市川治

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

天空剣Vの字斬り 超電磁ボールVの字斬り

長浜ロマン3部作と言われる3年にわたるロボット作品の2作目

1977年 全40話 製作日本サンライズ 
原作 八手三郎 監督 長浜忠夫 キャラデザ 聖悠記

前作コンバトラーⅤよりさらにストーリー性を重視したかった長浜氏は「父をたずねて三千里」という提案をしたという
対して東映側はお涙頂戴作品を回避するため、宝塚系超絶美形キャラ「プリンスハイネル」を提案し、単なる勧善懲悪ではない大河ドラマを要求した

ボルテスチームの設定資料によると、主人公の剛健一は15歳、岡めぐみは13歳とあるがあり得ない 両者とも20歳くらいの外見である
この作品は敵方であるボアザン帝国の描写が秀逸であり、革命の主導者ラ・ゴールが真の主役である

19話までの絵コンテに「とみの喜幸」という名が見られるが、もちろん富野由悠季氏であり、実質副監督副原案であったと言われる
ただし、ザンボット3の制作のため途中降板となる
第2話の衝撃的悲劇など前半は冨野節が見られることも特徴

14000光年の彼方、さそり座の球状星雲内にある恒星系の惑星がボアザン星
ボアザン帝国皇帝ズ・ザンバジルが絶対君主制を敷いている
地球よりはるかに文明の進んだボアザン帝国が侵略を開始した理由は、国内の不満のはけ口を外に向けるためで、ボアザン文化の伝播を名目に邪魔な貴族を異星侵略に派遣した

ボアザンの科学の地球への流入と最強兵器ボルテスⅤ、ソーラーバードの開発はリアルに描かれ見せ場ともなっている
ボアザン人と地球人は同じであるという設定も見えてくる

ボルテスチーム 郷3兄弟、峰一平、岡めぐみ
ボアザン侵略軍 プリンス・ハイネル、リー・カザリーン、ルイ・ジャンギャル、ド・ズール
対峙する戦力は全く公平に描かれ視聴者にストレスを与えない

時系列も複雑に入り組み、ボアザン人ラ・ゴールとその仲間たちと地球人の交流、そして愛と結婚も描かれる
 
当初予定されていたカザリーンの妹と剛健一の悲恋ストーリーはカットされたが、次作の設定に回されたと考えられる

東映プロデューサーである飯島敬はこの作品の物語についてこう語った
「身近にある様々な差別に対する怒りを強烈に引き出し、本作を通じて差別を憎みそれを是正することを視聴者に考えてほしかった」

本作の重要なキーとなったラ・ゴールの妻ロザリアは美しくもはかなく描かれ忘れられないキャラとなった人も多いと聞く

そして感動のラストへ
ハイネルとカザリーンの愛は!!!!
ハイネルに語りかけるボアザンの守護神ゴードルの声は長浜忠夫氏があてた

この作品がフィリピンで放送されたときは、マルコス独裁政権下で視聴率80%以上を記録し放送を中止したという
その直後にフィリピン革命がおこり、革命軍の象徴として担がれた

アニソンの女王堀江美都子が歌うボルテスⅤの歌 フィリピン人で知らない人はいないそうです
堀江女史がフィリピン政府の招待を受けた時にはすべての信号が青になるという最高の国賓待遇で大統領をはじめとする高官が出迎えたという
安倍晋三夫妻がフィリピン訪問時は少年合唱団がボルテスの曲を歌ったとも

★堀江美都子について若い人は知らないでしょう 
あしたのジョー、キューティハニー、宇宙戦艦ヤマトなど日本人なら誰でも主題歌を知っていました
しかし、それらは音楽とはみられていなかったのです
初めてアニメ主題歌がメガヒットして日本独自の音楽として認められたのは76年のキャンディキャンディ(堀江美都子)だったのです
レコード会社の社長曰く「日本に偉大な歌手が二人いる、美空ひばりと堀江美都子だ」(当時10代)ボルテスの歌はその半年後
この事実は隠蔽されました だから誰も知らないのです
こういった業界の意に沿わない存在はオタクとして卑下され、何か恐ろしい陰謀が起こったような気がします
日本独自の文化、それは外人が教えてくれたものだったんです★

アニメには人の心を動かす力があります
時によっては一つの国の運命をも変えてしまうのです

この作品はわたしのNO1のアニメですが、お勧めできるのかどうかいまだにわかりません

酷い雑文で申し訳ありませんが熱意だけでも感じてもらえたらと思い書きました 読んでいただきありがとうございます

★の部分を追記しました


ボルテスⅤの歌が不評??
天使の歌声堀江美都子は漢の歌に専念するためにキャンディキャンディを封印したそうです
イベントでのリクエストを拒否すると多くの客が帰りだしましたが、歌い続けたと言います

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

だのになぜ めぐり合えぬ 父の影

けっこう深いストーリーだったよね(゜-゜)
 
ちょいと調べてみたら「天空剣」あれは企画書がすべて出され、作画も開始された直後
唐突にスポンサーから「必殺技を剣にしなさい」と、一方的に通達されたらしいですね(゜Д゜)
それまでは主要武器は銃でお話が進められていたそうです(゜Д゜)
そのため、射撃の名手、主人公の健一は弟の大次郎に剣の特訓を受けるといったエピソードが
追加されたりしたそうです(゜-゜)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

親から続く因縁。

コンバトラーVに続く、「長浜ロマンロボット3部作」の2作目ですね。
この作品の設定として敵勢力に当たる異性人には普通
頭に角が生えているというものでした。
また、敵のエースキャラと主人公5人のうちの3人が異母兄弟という設定です。
更にこの敵のエースキャラが美男子だというのも話題でした。
ちなみに3人兄弟で格好良いと言えるのはメインの長男のみで、
次男はおデブちゃん、三男はまだ子供でした。
話のバックグランドにある敵勢力のボアザン星と言う星は、
王政主体による貴族制が敷かれており、
貴族の証として角が生えているというものだが、
主人公(及び敵キャラ)の父(同一人物)には
王位継承権があるにもかかわらず、角が生えていなかった。
このように主人公サイドだけでなく、敵サイドにも
重たい過去を持たせ、その二つが悲しくぶつかり合うことが
長浜ロマンの醍醐味でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

63.2 9 1977年度アニメランキング9位
あしたへアタック!(TVアニメ動画)

1977年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (12)
40人が棚に入れました
1年前、バレーボール部の部員の一人がきつすぎる練習で死亡するという痛ましい事件があり、廃部となってしまった橘高校バレー部。高校3年の春を迎えた聖美々は最後の1年をバレー部復活に賭けようと学校と掛け合い、バレー部を復活させる。そこで新に部員集めをはじめるも集まった部員は素人ばかり。果たしてバレー部の運命は?

62.6 10 1977年度アニメランキング10位
惑星ロボ ダンガードA [エース](TVアニメ動画)

1977年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (15)
68人が棚に入れました
緑と資源に溢れた人類希望の星・プロメテ。だが悪の天才・ドップラー総統はこれを我が物とするためドップラー軍団を率いて、大江戸博士率いる人類のプロメテ移住計画=通称プロメテ計画の妨害を開始する。ドップラーの卑劣な罠によって宇宙パイロット・一文字断鉄らによる最初のミッションは失敗に終わり、その全ての責任は断鉄へ濡れ衣が着せられる形で幕を閉じた。それから10年。16歳となった断鉄の息子タクマは「裏切り者」と罵られ続ける父の汚名を雪ぎプロメテ計画を成功させるべく、大江戸の元で宇宙パイロットとしての訓練を受けていた。一方プロメテ計画の進行を知ったドップラーは、戦闘ロボット・メカサタンで計画の中枢となるジャスダム基地があるスペース島へ攻撃を仕掛けてきた。時を同じくして、鉄仮面を被ったドップラー軍からの脱走者がスペース島に現れる。大江戸は類稀なる操縦技術を持つその男にキャプテン・ダンの名を与え、タクマたちパイロットの育成を任せた。熾烈を極めるドップラー軍団の攻撃の中、キャプテン・ダンの厳しい訓練が続く。過酷な試練を乗り越え日々成長していくタクマは、変形メカ・ダンガードAで巨大戦闘空母ジャスダムと共にドップラー軍団と戦っていく。

声優・キャラクター
神谷明、柴田秀勝、富田耕生、銀河万丈、八奈見乗児、キートン山田、吉田理保子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主役メカになかなか乗れない…。

松本零士大先生が原作の、いろいろと異色なロボットアニメ。

もちろん松本零士作の漫画版もありますが、ラストを含めストーリーや設定にアニメと異なる点は多々あります。

「マジンガーZ」、「グレートマジンガー」、「UFOロボ グレンダイザー」と永井豪(ダイナミックプロ)原作だった同一放送枠の先行作品と異なり、「ミケーネ文明」とかのややオカルト(?)な要素はなくなって、わりと普通に「ロボットが出てくるSF作品」といった感じになっています。

ストーリーがかなり進むまで主役ロボのはずのダンガードAは未完成で、OP主題歌でその名は連呼されるものの、なかなかその姿を本編で拝むことができません(笑)。
(途中に主人公機交代はけっこうあっても、こんなロボットアニメは他にはない気がする。)

主人公の一文字タクマはサテライザーおよびダンガードAのパイロットとなるべく他のパイロット候補生とともに激しい訓練の日々を過ごします。この訓練の間は「スカイアロー」という訓練機でひたすらに分離・合体の訓練に明け暮れ、挙句の果てにはスカイアローで敵と戦ったりするような始末。

訓練中の事故で身体を痛めて故郷に帰ってしまう訓練生が出るなど、ロボットアニメというよりはちょっとしたスポ根もののような有様でした。

人気のあったマジンガーZやグレートマジンガーと異なり、再放送の機会にはあまり恵まれなかった作品だったと記憶しています。

[以下、あにこれの「あらすじ」に書いてある内容への補足(?)]
冥王星(現:「準惑星」、放映当時はまだ「第九番惑星」扱い)のさらに外側に資源的に有望な第十番惑星が見つかり、「プロメテ」と命名されます。そしてその惑星開発用に「サテライザー」およびそこから変形するロボット「ダンガードA」が開発されます。

ところがドップラー博士がプロメテの資源を含む利権の独占を狙い、自らが総統であるドップラー軍団を組織してプロメテの開発計画を妨害し、独自のプロメテ開発用母艦プラネスターを建造して宇宙進出を目指します。

当初は惑星開発に使われるはずだったダンガードAおよびその母艦ジャスダムは、ドップラー軍団との戦闘を前提とした仕様に改められて完成するのです。

[おまけ]
ドップラー総統は趣味なのか、作中でパイプオルガンを演奏するシーンがあります。演奏する曲はいつも同じなのですが、この曲がカッコ良くて大好きでした。当時、真似して演奏していた記憶もあります。いま弾けるかどうか微妙ですけど。

聴ける機会がありましたら、是非どうぞ!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

耐えろしごき 超えろ限界

とっても珍しい、松本零士原作のスーパーロボットアニメ(゜∀゜)
 
巨大ロボット否定派の松本零士らしく、ダンガードAはなかなか登場しません(゜Д゜)
スポンサーが痺れを切らしたくらいですd(`・ω・´)
 
相対的には「早すぎたアニメ」とでも評するべきですかね(^_^;)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

一番大きな変化は松本零士だと言う事。

マジンガーシリーズの直系で、
グレンダイザーの次作品となるが
一番大きな変化は永井豪ではなく、
松本零士だという事。
ただ、松本零士が巨大ロボを担当したのはこの作品だけのはず、、、
(そう言えば、このアニコレの表紙に使われている
扉絵は松本零士色がよく出ていますね)

まず、何はなくともあの鉄仮面キャプテン・ダンですね。
(本名が一文字断鉄というのもスゴイ)
そして、巨人の星を訪仏させるかのようなシゴキ。
顔が仮面だけに、シゴキが凄惨に見えたものです。

そしてトニーハーケンを隊長とするハーケン特別攻撃隊の存在。
特にハーケンは残虐非道で、使う武器が鞭と言うのもスゴイ!
ただ、その顔は目をのぞけば(髪型も含め)花の子ルンルンに
そっくりだった。
そう言えば、敵の親玉は当時珍しいハゲだった。
むむ、、ダンガードAも最終形態になる前に一瞬ハゲになる!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

62.2 11 1977年度アニメランキング11位
バーバパパ(TVアニメ動画)

1977年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (11)
99人が棚に入れました
土から生まれたバーバパパはどんな形にも変形する力(バーバトリック)を持つ不思議な生き物。バーバママとの間に7人の子供も生まれ、バーバ一家は人間の子供達と一緒に遊び、いろいろな発見をし、時には社会問題にあたっていく。

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

バーバトリック!!

肝付兼太さんと小原乃梨子さんが2人だけで声を当てています。
やっていた当時は今の5分アニメと同じような枠でやっていました。

海外で作られた映像を、日本での音源を再編集したこの“1977年度版”
音楽とアフレコでここまで和製アニメっぽくなるのかとビックリしますね。


庭の土から生まれたバーバパパは、“バーバトリック”という、
どんなものにも形を変えられる能力でいろんな場所へ旅したり人助けをします。
最初は怖がられて逃げられたりもしましたが、心優しいバーバパパは、
少しずつみんなに認められていきます。

最初は1人で様々な土地を旅するのですが、ある時から家族ができます。
その始まりがバーバママとの出逢いですね(*´艸`*)

バーバパパは、自身の生まれた庭へ帰ってみると、そこから生まれた
“バーバママ”に出逢います。そこでバーバパパはハートの形に変身したりお花をあげたりし、
見事バーバママと結婚。庭からたくさんの子供達が生まれ大家族になりました。
この子供たちがまた可愛くて面白いので見どころですね。バーバモジャが可愛いw

元々が『Barbapapa』という海外の絵本なので、道徳的なストーリーの中に
創造性を刺激されるバーバトリックの変身能力が魅力の本作。
(今ではバーバトリックという変身時の掛け声言わないみたいですw)

数学や生物学を教えていた教師、そして建築設計士である
2人の作者から生まれたアイディアと聞けば、納得がいく絵本なのだと思います。

柔らかそうでどんな形にも姿を変えられるバーバパパ達が、家族で力を合わせ、
世界中を旅するのを読んでるととても癒やされます(笑

はじめて日本で出た本は “おばけのバーバパパ” 

バーバパパはおばけでは無く、
フランス語で“綿菓子”という意味なのですが、

日本では何故かお化けという事になってますね。
長年不思議だったのですけど、調べてみるとどうやら

“オバケのQ太郎”から来てるようです。


なんでやねん!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

毛虫には 尻尾がないぞ 本当だぞ

のび太とスネ夫だけで演じているアニメでしたね(゜-゜)
 
特にストーリーとかあったのかしら?(゜-゜)
夕方に再放送していたので、もっと古い作品かと思ってました(^_^;)
なんとなく、全体の雰囲気が60年代の「ラヴ&ピース」っぽかったんで(^_^;)
・・フランス原作だったんですね(^_^;)
 
 
♪バーバー・・トリック・トリック♪(´∀`)ノシ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

61.7 12 1977年度アニメランキング12位
ルパン三世 ベネチア超特急(アニメ映画)

1977年11月21日
★★★★☆ 3.4 (17)
108人が棚に入れました
ヨーロッパ横断超特急には犯罪組織のボス、ドン・マルチーノと盗み集めた名画や宝石が乗っている。これらを全て強奪しようと計画したルパンであったが、それを知った銭形警部も列車に乗り込んでくる。果たしてルパンはお宝を強奪できるのか?

59.5 13 1977年度アニメランキング13位
超合体魔術ロボ ギンガイザー(TVアニメ動画)

1977年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (10)
31人が棚に入れました
絶大な力を持つと言われるアンターレス大魔玉をめぐり、ゴローたちがサゾリオン帝国と戦う。前企画「ブロッカー軍団IVマシーンブラスター」と同じく、日本アニメーションの「預かり」という立場で葦プロダクションが実制作を受け持った。奇抜な合体をするギンガイザーや、これが初主演となる井上和彦の若々しい演技などが印象に残る。第1話の主人公の初登場シーンでの特徴的な演出や26話でのいささか中途半端とも思えるファイアークラッシャーの演出は視聴者に強い印象を残し、山本弘はこの第1話と26話について後年、雑誌誌上で紹介している。最終回では、ギンガイザーの新必殺技を目の当たりにしたカインダークたちが彼らの実力を認め地球から去っていった。

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

突っ込みどころ満載のカルトアニメ

・主人公が視聴者に向かって自己紹介
・津波で溺れた子どもたちを無感情に見つめる主人公
・道路がどう見ても滑走路なみに広い
・味方サイドのゴードー博士がどう見ても悪役
・爆発シーンがしつこい。5秒以上あるのが日常茶飯事
・モブにもきちんと名前テロップがあるが サゾリオン兵士(その他大勢)と表記されている
・敵が呪文を唱えて怪獣を生み出す。明らかにライディーン
・トランプを飛ばして攻撃する技があるのだが、絵柄が全てスペード(絵柄が4種類ある場面もある)
・ロボットデザインが全体的にダサい
・ロボット同士が合体するとさらにダサくなる
・その唯一の攻撃方法が剣とマルノコを持って体当たり 
・作画が時代を考慮しても悪い
・戦闘シーンも単調
・敵がギンガイザーの実力を認めて帰っちゃう

チャー研にはおよばないが、このアニメも結構アレだった

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

主人公が坊主だったはず、、、

この作品の記憶は、土曜の7時からしていた事。
また、マジック(魔術)をイメージしており
それに関連つけてか、トランプのスペードや
ハート等の意匠が施されていた事ですね。
更に地球を守る防衛チーム(名前はなんと超常魔術団)は
サーカス付きの遊園地というすざまじい設定。

また、主人公が戦う目的は
悪を倒すというより、絶大なる力を持つ
魔玉を手に入れる事。
でも、この魔玉自体は敵が本来作った物だったはず、、、

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

58.8 14 1977年度アニメランキング14位
新・巨人の星(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (13)
77人が棚に入れました
行方不明だった飛雄馬が草野球の助っ人として現れ、どん底にあえぐ長嶋監督を救うため、既に引退している伴の協力で再び巨人に入団する。繁華街でチンピラに絡まれ左肩を損傷した為に復帰当初は代打専門の打者として殺人スクリュー・スライディングを武器に阪神の掛布と激闘を繰り広げ活躍する。花形も引退していたが、ヤクルトでの復帰を決意、飛雄馬と同じ背番号3を背負う。すっかり白髪になり老け込んだ一徹は飛雄馬の球界復帰に「大どんでん返し」の秘密があると語る。その秘密とは右投手として不死鳥の如く復活するというものだった。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

♪夕日に消~え~た あのヒーローが~

朝日~を浴び~て 帰ってき~た~ぞ~♪

…というわけで、お馴染み『巨人の星』の続編にあたる作品でマンガ原作も存在します。

『巨人の星』の最終回で左手の指は動かなくなったハズなんじゃ、と思うのですが普通に「左肩が壊れて投手生命を絶たれた」的な設定にサラっと変更されています。これは放送当時も納得できませんでした。いや、大リーグボール3号って、やっぱり「肩を壊す」じゃなくて「指が動かなくなる」が正しいですよね(笑)。

一応当時報道もされたとは思うのですが、私の記憶が確かなら(…って『料理の鉄人』か(笑))本作は元々『新・巨人の星』と『新・巨人の星2』に分割される予定はなくて、『~2』の放送に必要なセル画だかコンテだかが盗難に遭い、『~2』部分の放送延期を余儀なくされたとかいうアニメ放送史上極めて珍しい事件があったように記憶しています。

で、あらすじとかストーリー詳細ははあにこれとかWikipediaを観ていただく(確認しましたが、だいたい合ってました)として、ツッコミどころ満載なのは「スクリュー・スピン・スライディング」、俗称「殺人スライディング」ですよね。

飛雄馬はテスト生として入団しなおして当初、代打・代走要員として1軍復帰するわけですがそのときの技が身体をスピンさせながらスパイク裏でベースカバーに入った野手をビビらせて落球やベースカバーが遅れることを狙うという酷い技でした。いやおまえ、それ普通に守備妨害ちゃうのん…。

ちなみに日本プロ野球では最近、正式に「危険走塁」が禁止となりました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

大どんでん返し

右投手で復活ってww

ビル・サンダーのあの怪しい日本語が好きでしたw

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
一発貫太くん(TVアニメ動画)

1977年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (9)
50人が棚に入れました
タツノコプロが製作した、大家族を主人公に据えた野球ファミリーコメディーアニメ。戸馳家の子供たちは、プロ野球選手だった亡き父と、今は屋台のラーメン屋で家計を支える母・久美子に育てられた8人兄弟だ。彼らは愛犬の十兵衛を仲間に加えた家族での草野球チーム「ホーマーズ」を結成。久美子が監督を務めていた。中でも将来のプロ野球選手を目指す三男・貫太はなかなかの頑張り屋だ。豆腐屋の美少女・花子ちゃんの応援を背に、今日も貫太のバットが唸る。『タイムボカン』シリーズの笹川ひろしが総監督を担当。また後に『うる星やつら』で躍進する名アニメーター・高田明美が、サブキャラター設定を担当している。

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
ジェッターマルス(TVアニメ動画)

1977年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (9)
48人が棚に入れました
時は2015年。科学省にて1体の少年ロボット・マルスが誕生した。マルスを作った科学省長官の山之上博士は、どうしても最高の電子頭脳が自分では開発できず、自分とは意見を異にするライバルの川下博士に結局開発を依頼する。そんな中、科学省に嵐が近づき危機が迫る。擦った揉んだの末に電子頭脳は完成し、それを設置・起動したばかりのマルスは勇敢にも、博士の娘の美理(実はロボットだった)と協力してこのピンチを救ったのだった。こうしてマルスの活躍が始まった。

声優・キャラクター
清水マリ、松尾佳子、納谷悟朗

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

時は2015年

鉄腕アトムの焼き直し(゜-゜)
 
・・・って認識だったんですが、ちょいと調べてみたら、結構、アトムを踏襲した、新しい作品に仕上がってたんですね(゜-゜)
 
製作スタッフには「鉄腕アトム」を手がけた方がたくさん招聘されています(´ω`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

純潔の後継アトム

言うまでもなく「漫画の神様」手塚治虫先生の
代表作「鉄腕アトム」のリメイクですね。
製作者や声優をそのまま(実は放送局の関係から
かなりの力技なのだが、神様の人望の為に
多くの方々が自発的にかけつけた結果)に
放送されたまさしく純潔の後継アトム。

アトムに比べより低年齢層向けに
より人間としての成長(テーマは最強)にスポットを当てていた。

そう言えば、、、主題歌は
「時は2015年、、、」って、来年?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
合身戦隊メカンダーロボ(TVアニメ動画)

1977年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (9)
38人が棚に入れました
ガニメデ星の支配者ヘドロン皇帝の指揮するコンギスター軍団は地球に侵攻、95%を占領。地球の主要エネルギー源である原子力を封じるために、原子炉を破壊するオメガミサイルを装備した監視・ミサイル衛星を衛星軌道上に配置した。コンギスター軍団の占領から唯一逃れた日本で、敷島博士は地球を取り戻すために空母キング・ダイヤモンドと超性能戦闘ロボット『メカンダーロボ』を建造し、コンギスター軍団に立ち向かう。

声優・キャラクター
神谷明、よこざわけい子、曽我部和恭、野島昭生

Dkn さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

メカンダー メカンダー コレジャナイロボの魅力!

トライアタック!

設定の重さを感じさせないネタロボの大活躍が魅力。中国産パチモンキャラクター(ミッキー◯マウス)のようなデザインセンスどこに置いて来たんだテメー と思うロボで、ありえない合体機構とロボらしからぬ軽やかなステップで敵を討つ。

毎度過剰戦力で敵を粉微塵にするのがビックリドッキリで、デザイン含め妙に殺意が高く、カラーリングを赤から黒や紫にすればどう見ても敵ロボだろと思えるメカンダーロボ。当時のタツノコデザインへのリスペクトが感じられ、渡辺宙明サウンドと共にテンションの上がる部分。予算の面や製作陣の悲壮感をよく話題に出される不遇アニメではあるのですが設定は面白いものもあって、ガバガバな作画や台詞のチョイスに笑い・・驚きながら心のなかでツッコミ楽しむ駄作を超えた先にあるアニメ。

未来ガジェットへの細かい想像や描写に、ロボットで戦うこと以上に力を入れたのが特撮や他のロボットアニメなら語られない巨大ロボの足元での生き抜くための人間の奔走を描くのも味でした。基地の周りが荒野で、何故か野球場から発進しますが、それは地球の95%が既に悪の軍団により支配されているため。

毎度おなじみ日本が人類最後の砦になっています。

いやあ、ほら・・
日本だけロボット大量生産するし、
そういうことだよ・・・


敵の「コンギスター軍団」はスペインのレコンキスタが語源だと思いますが
実はストーリー通してのネタバレを敵軍団の名称でしているという大胆さ。

今でもたまーに再放送をしているのはカルト的な人気があるのでしょうねw

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
超人戦隊バラタック(TVアニメ動画)

1977年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (7)
38人が棚に入れました
地球から11光年離れたイプシロン星のシャイディーン総統は、地球人である加藤博士が研究している惑星間を自由に移動できるタイムリンクル理論の存在を危惧し、地球に特使を派遣して加藤博士に共同開発を提案しようとしていた。だが、親善使節団(シャイザック)を任された爬虫類型人類である司令官ゴルテウスは、自らの欲望(ワガママ)を優先させて命令に背き地球侵略を開始してしまう。そしてタイムリンクル理論が完成することで、母星に越権と不祥事が発覚することを恐れたゴルテウスは、加藤博士の家族を人質に取り研究を止めさせようとする。母と兄を人質に捕られた加藤博士の息子ユージは仲間達とともに、合体指令メカ・ペンタゴラスと状況に応じ変形合体が可能な巨大ロボ・バラタックでゴルテウスのムチャクチャでヘンテコな作戦を阻止していく。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、潘恵子、水島裕、石丸博也、つかせのりこ、永井一郎、野田圭一、大塚周夫、田の中勇

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

マグネロボシリーズで、エスパーもの

「鋼鉄ジーグ」「ガキーン」の系譜の次ぐ
マグネロボシリーズですが
更にエスパーものでしたね。
主人公を含む5人が全て能力者の
エスパー軍団で、ロボも超能力で
動かしていたはず、、、
今でいう美男系の2トップで、大男と子供と女の5人という
系譜はコンバトラーVからの定番ですね。
ただ内容も割にコミカルで、主人公が割と
2トップの片割れに喰われていたイメージの作品です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
若草のシャルロット(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (9)
35人が棚に入れました
カナダのケベック州にある、開拓牧場の一人娘・シャルロットは、父・アンドレと平穏に暮らしていた。しかし彼女が12歳の誕生日を迎えると、アンドレは重要な秘密を打ち明ける。母・シモーヌは生きていること、そして自身はフランス大貴族・モントバーン家の跡取りであったが、身分を嫌ってカナダへ渡ってきたことを。アンドレはシモーヌをフランスから呼び戻そうとしたが、その矢先、事故死してしまう。父亡き後、牧場を乗っ取ろうとする人の陰謀にも負けず、けなげに生きていく。

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
氷河戦士ガイスラッガー(TVアニメ動画)

1977年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (8)
35人が棚に入れました
三万年前、南極大陸に栄えていた超古代文明・ソロン王国[3]は、宇宙からの侵略者インベム星人の攻撃で滅亡の危機に瀕する。ソロン王国では、インベム星への直接攻撃のために、5人の少年戦士を強力な戦闘力を持つサイバノイド(改造人間の本作中での呼称)に改造した。彼らはガイスラッガーと呼ばれた。しかし、ガイスラッガーは遠いインベム星への長旅に備えた人工冬眠の実験中不慮の事故により、ソロン号諸共氷河の底に閉じ込められ、インベム星へ立つ事も出来ず祖国が滅びたことも知らないまま氷の下で眠り続けることになる。ソロン王国を滅ぼしたインベム星人だが、地球は氷河期を迎えたため、利用価値のない星として一度は撤退した。そして、三万年後の現代、地球を再び利用価値のある星と認識した彼らは、再び地球侵略を開始した。三万年の時を越えて覚醒したガイスラッガーは、インベムに殺された犬のジロをサイバノイド犬として改造し、5人と1匹のチームで、地球を守るためにインベム星人に立ち向かう。インベムを倒したとしても帰る祖国は既にないのだが、ガイスラッガーは母なる星・地球のために万能戦闘機ソロン号を操り、孤独な戦いを続ける。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

結構好きだったんですが、早く打ち切られました。

言うまでもなく、石ノ森章太郎先生の作品で
「サイボーグ009」の要素がふんだんに含まれています。
ある意味リメイクと呼んでも良いかも。

3万年前に故郷ソロン王国(地球の南極に
栄えた古代王国という設定)を
侵略者インベム星人に
奪われた5人の戦士の物語です。
5人は3万年も氷河の中で眠っていたので
氷河の戦士です。
(まあ、もともと南極の王国ですし)
氷河期の間はインベムも自分の星に戻っていましたが、
氷河期が終わると再び押し寄せて来ました。
氷河期の終わりと共に目覚めたガイスラッガー達は
復讐の為、地球を守るために戦います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
おれは鉄兵(TVアニメ動画)

1977年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (7)
35人が棚に入れました
明泉の山奥で父と二人で埋蔵金発掘をしながら育った野生児・上杉鉄兵は、学校にも行かず野山で自由奔放に暮らしていた。畑の作物を荒らしたり、不法所持するダイナマイトで警察署を爆破したりと、地元では悪名をとどろかせていた上杉親子だが、実は12年前から行方知らずとなっていた東京の名家の主と三男坊だったのだ。父親とともに家へと連れ戻され、半ば強制的に入学させられた王臨学園では、厳格な校風に馴染めず次々と問題を起こす一方、かつてケンカで身につけた剣道で不良たちを返り討ちにしたり、剣道部主将に勝利するなどの活躍を見せ、一躍学園の有名人となる。成績不振と素行不良を理由に王臨を退学させられた後、猛勉強のすえ編入した剣道の名門・東台寺学園では、練習試合で先輩たちとの激闘を制し、さらには関東大会の中学生の部で団体戦・個人戦を両制覇するという大快挙を成し遂げた。その後、学園の裏山を全焼させるという大事件を起こし停学処分となってしまった鉄兵は、謹慎中の家から飛び出し、明泉の山で父や仲間たちとともに再び埋蔵金発掘をするのだった…。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

そう言えば、ちばてつや作品。

確か、旧名家かその土地の地主か
そんな家の男と息子が、
家を出て自給自足のような
生活をしていた、
それがその名家に
戻ることで引き起こされる
日常を描いたドラマ。
主人公はその息子の方(男の方はただの駄目親父)。
途中で剣道部に入ることでスポ根路線にも介入。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
女王陛下のプティアンジェ(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (9)
31人が棚に入れました
19世紀中期のイギリスを舞台にした少女探偵もの。日本アニメーションが製作し、アニメの実制作は葦プロダクションが担当という『マシーンブラスター』などと同様の体制で作られた。主人公のアンジェは『ガンダム』第1作のララァや『聖闘士星矢』の沙織で知られる潘恵子が演じた。イギリスの名門貴族アイリントン家で暮らす一人娘アンジェ。機知に富んだ彼女は、ビクトリア女王が抱える難事件を解決したことで、 “プティ”の称号と栄誉あるペンダントをさずかることに。アンジェはロンドン警視庁スコットランドヤードと協力し、ロンドンに起こる数々の事件に挑むのだった。

声優・キャラクター
潘恵子、永井一郎、曽我部和恭、麻生美代子、中野聖子、一龍斎春水、水島鉄夫、肝付兼太、青野武、西尾徳

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
風船少女テンプルちゃん(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★☆☆ 2.8 (5)
27人が棚に入れました
大風を受けた気球に乗って遠方に飛ばされた女の子テンプルちゃん。その旅路を描くロードムービアニメ。若草村の少女テンプルちゃんは、ある日、大きな気球を見つける。だが弾みで気球とともに見知らぬ遠方の国へ飛ばされた彼女は、空から故郷への帰途を探る。テンプルちゃんの旅の仲間は、芸を披露する猿のタムタムら4匹の動物たち。テンプルちゃんの長い旅は続く。わずか45歳で他界したタツノコプロの創設者・吉田竜夫が、死の寸前まで企画に関わった最後の作品。長い旅路を通じた主人公少女とゲストキャラとの交流劇に、吉田の狙いが込められている。吉田の弟子筋となる演出家・原征太郎が師匠の遺志を受けて監督職を堅実に務めた。

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
シートン動物記 くまの子ジャッキー(TVアニメ動画)

1977年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (4)
25人が棚に入れました
舞台はアメリカ独立から100年が経った19世紀末期のアメリカ。カリフォルニア・シェラネバダ山脈の一角に高くそびえるタラク山の麓に、インディアンの少年ランが暮らしていた。ある日冬眠から覚めた母熊ピントーを、ランの父ケルヤンが、人命救助の為に、断腸の思いで射殺する。ピントーには冬眠中に誕生したジャッキーとジルの2匹の子熊の兄妹がいた。ランはせめてもの償いとしてジャッキーとジルのお母さんになり2匹を育てようと決意する。子熊と人間との交流をアメリカの大自然を舞台に描いた動物アニメーション。

計測不能 15 1977年度アニメランキング15位
恐竜大戦争アイゼンボーグ(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (5)
23人が棚に入れました
 『恐竜探検隊ボーンフリー』の後を受けたシリーズ第二弾。放映局は東京12チャンネルに移行した。地球侵略を企む恐竜軍団と戦うD戦隊の活躍を描く。前半は愛、善の二人のサイボーグが合体したアイゼンボーグ号というメカによって恐竜を粉砕、後半ではさらにアイゼンボーという巨大実写ヒーローに変身するようになった。
12
ページの先頭へ