1983年春(4月~6月)に放送されたアニメ映画一覧 6

あにこれの全ユーザーが1983年春(4月~6月)に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の1983年春(4月~6月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

64.2 1 1983年春(4月~6月)アニメランキング1位
ゴルゴ13 劇場版(アニメ映画)

1983年5月28日
★★★★☆ 3.5 (25)
75人が棚に入れました
カリフォルニア・カテリナ。海に浮かぶ豪華自家用客船では、石油王レオナルド・ドーソンの誕生パーティが盛大に行われている。この日から彼を引き継ぐことになった一人息子のロバートが壇上に上がり、花束を贈った瞬間ロバートは崩れ落ちた。額には銃弾の穴が開いていた。いったい、誰が、何のために?レオナルドは憎むべき殺人者を探し出すことを堅く誓う。その頃、灯台を降りて悠然とその場を立ち去るひとりの男がいた。人呼んでゴルゴ13--国籍、年令、本名不明、殺しのプロフェッショナルだ。一ヵ月後、シドニーの教会で、ゴルゴ13はモレッティ司教から殺しの依頼を受けていた。司教はかつて謎の大物・ドクターZに家族を殺され、以後、復讐の機会を狙いゴルゴ13に殺しを委ねたのである。決して人前に姿を見せないドクターZには、その仕事を代行するシンディーという娘がいた。ゴルゴ13はシンディー接近に成功し、ドクターZの正体を知る。シンディーもまた彼の正体を見破り暗殺するため森へ誘った。その彼女にゴルゴ13が叫ぶ。「シンディー、ドクターZこそお前だ!」逃げるシンディーは銃弾を額に浴びて絶命した。その直後、ゴルゴ13は一斉射撃に襲われた。とある邸宅でペンタゴン情報局長ジェファーソン、FBI本部長カービン、CIAヤングの3人がテーブルを囲んでいる。しかし彼らのゴルゴ13暗殺作戦は失敗に終った。暗殺作戦を指揮したブレイガンが戻ってきた時点で、作戦を練り直しその場で狂気じみた殺し屋ビッグ・スネークが紹介された。一ヵ月後のサンフランシスコ。ゴルゴ13は新しい仕事を請負い、ビルの屋上からいつもの正確さで男の額を撃ち抜いた。その瞬間、ブレイガン率いるコマンド部隊が待ち伏せをして一斉射撃をしかけてきたが、ゴルゴ13は地下道内に走り、返り討ちにした。その頃、ある大邸宅では、ドーソンが、ジェファーソン、カービン、ヤングを前に憤懣やるかたなく歩きまわっていた。一人息子を奪われた彼の怒りは遂に国家機関を雇うという非常手段となって噴出していたのだ。ドーソンがゴルゴ13を憎悪する理由は単に息子を殺されたからでなく、その死の背後に秘められた事実にこの上ない衝撃を受けたことだった。マイアミ海岸でゴルゴ13は情報屋から、彼を狙う敵は新たに刑務所暮らしの殺し屋を雇い、その敵のボスこそドーソンだということを聞いた。ゴルゴ13は単身ドーソンのビルにのりこんでゆく。そして追いつめられたドーソンは、自らビルの窓から身を投げた。
ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

カッコイイがさすがに前時代的

「ゴルゴ13」と言えば殺し屋の代名詞として一般知名度の高い漫画作品です。
ターゲットに対して何の感情も抱いていないハードボイルド。
ただただ金で依頼を受けて殺しをする殺し屋です。

どことなく「ブラックジャック」にも通じますが、BJはハードボイルドに徹し切れなかった作品です。
それに対してゴルゴはどこまでも乾ききったハードボイルドです。
ターゲットの生に意味などなく、ターゲットの死にも意味などありません。
苦手な方は要注意です。

さて、この映画のエピソードはある男から恨みを買ったゴルゴ13ことデューク東郷が付け狙われるエピソードになっています。
私はハードボイル好きなので楽しめましたが、「これがハードボイルドだああ」みたいな臭い演出が過ぎます。
この辺は少し古いと言うか、現代ならむしろ「普通」に潜む裏社会みたいな描き方をした方がブルっと来ますよね。
それから {netabare}「これを使って」とか言ってラリーカーみたいな車を渡{/netabare}された時は爆笑してしまいました。 {netabare}目立ってしょうがない{/netabare}
当時は真面目だったんでしょうが、今日の感覚で言うと滑稽に映ります。
敵側のターゲット(つまりゴルゴ)のコード名が「G」なのも笑っちゃいます。
「Gを発見した」「やれ!」とか(笑
今だったら「G」だけは避けますよね。

私はリアルタイム世代ではないのですが、あの「ゴノレゴ」の元ネタとして終始ニヤニヤしてしまいました。
それから「シティハンター」のOPのヘリに狙撃されるシーンの元ネタもこれだったんですね。
でも本当なら機関砲ではなく対戦車ミサイル一撃で回避や反撃の余地などないですよね・・・。

何よりかっこよかったのはオープニングでした。
音楽もこれぞハードボイルドって言うベタベタでムンムンな感じでカッコ良かったです。

と言うわけで万人向けではありませんが、一見の価値はあるかと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

実写もアニメもスバラシイ

劇場版は実写が2作、アニメが今作と3作品存在する(OVAが1作品)。
実写第1作目のゴルゴ13は高倉健、2作目は千葉真一。実写版はすごい面々である。
普通現代モノをアニメ化するとたいしたことのないモノになるのだが、この「ゴルゴ13」というキャラクタはどちらも受け付ける器がある。
この超有名なゴルゴ13のリアルで綿密なストーリーをいまさら書く必要はあるまい。
ただ、日本いや、世界に誇れるハードボイルドの物語を堪能してほしい。

1983年公開のこの映画では世界初、劇中にCGを取り入れたそうだ(この頃だと膨大な時間がかかっただろう※初代PC9801は1982年10月発売)。
絶賛しているが(「ゴルゴ13」自体が大好きだから)、強いて言えば、ゴルゴの声がちょっと・・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ネタバレ

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「…だが、物語は続く。」

私(無用ノ介)の創造主でもある、さいとう・たかを先生がお亡くなりになりました。
合掌。

なんと言っても代表作は、ゴルゴ13。
{netabare}
と同時に、先生は時代劇の大家でもあります。
「セットで再現不可能な舞台も、絵なら描くことができる」みたいなことを言っていました。
つまり、時代劇は劇画にもっとも適した題材であると。

ゴルゴ13もまた同じ。読者を世界旅行に連れて行ってくれます。
主人公も先生もスタッフも、全員が超S級のプロフェッショナル。
絵良し、キャラ良し、設定良し、ストーリー良しの、まさにモンスターです。

と、劇画を褒めちぎる原作派が、この作品を見ると、違和感が半端ないです。
なので、
{/netabare}
この映画の評価はいたしません。悪しからず。

ストップモーション・バージョンが、最も原作の雰囲気を表現しているので好きです。
観る漫画なので当然ですけど。
再放送しないかなあ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

計測不能 2 1983年春(4月~6月)アニメランキング2位
ノエルの不思議な冒険(アニメ映画)

1983年4月29日
★★★★☆ 3.9 (2)
10人が棚に入れました
フォークシンガーで絵本作家でもあるイルカが著した絵本が原作の劇場ファンタジーアニメ。 ある夏の暑い日。女の子ノエルちゃんは愛犬キンノスケとともに、飛行機に乗ってお日様に向かう。目的は、こんなに暑くてはさぞお日様も辛かろうと思い、相手にアイスクリームを届けるためだ。お洒落が美徳の星・キカザリ星に立ち寄ったのち、ノエルちゃんはお日様に対面。アイスクリームを貰ったお礼にと、お日様はジョギングの楽しさを教えてくれた。ノエルちゃんの旅はまだまだ続くのだ。 イルカが創設した会社イルカオフィスが3年の歳月をかけて完成させた、ミュージカル場面もある新感覚のファンタジーアニメ。イルカは劇伴を手がけた他、主人公ノエルのCVも担当。イルカの実子である冬馬くん(当時3歳)もキンノスケ役でCV出演した。アニメーション本編の実制作はグループ・タックが主体となって担当。

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

曲はいいんだよ

 熱烈なイルカファンだった私は、ベータのビデオソフト(当時12800円)を購入してまで観ました。当時中学生でしたから、ものすごく思い切った出費でした。
 このアニメの楽曲がよい。
 「恋はカラフル」
 「不思議なサイエンス」
 「君のマーチ」
 「まどろむ夕べ」
 「夢想家(ドリーマー)」
 どれもイルカの楽曲の中でも素晴らしい曲。作画とか、動画は当時の水準からすればかなりすごい。
その他に、
 「サラダの国から来た娘」
 「小さな空」
 など、イルカのヒット曲もプロモーションビデオっぽく流れる。とてもいい出来栄え。ファンにはこたえられない。
 でも、ストーリーは無いに等しく、テーマは小学生かというくらい陳腐なテンプレ。よく動く昔のアニメを見たい方はどうぞ。 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

計測不能 2 1983年春(4月~6月)アニメランキング2位
プロ野球を10倍楽しく見る方法(アニメ映画)

1983年4月29日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
元プロ野球選手で、政治家・野球解説者としても活躍の江本孟紀が1982年に著したベストセラー『プロ野球を10倍楽しく見る方法』『同・20倍楽しく見る方法』を原作とするギャグアニメ映画。 エモト氏の野球解説者人生、大リーグ版好プレイ&珍プレイ、日本版好プレイ&珍プレイ、その他のパートで構成され、それぞれのパートは実写映像とアニメストーリーを交互に見せていくもの。マルチラウンド方式と名付けられたこの映画形式は、先行作品「がんばれタブチくん」シリーズのオムニバス短編形式を踏襲しているといえる。アニメ部分の制作も『タブチくん』シリーズの主要スタッフが参加し、アニメキャラクター原案はいしいひさいちが担当した。

計測不能 2 1983年春(4月~6月)アニメランキング2位
おこりじぞう(アニメ映画)

1983年6月15日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
広島市への原爆投下の悲劇を主題にした、平和祈念テーマの人形アニメーションの名作。昭和20年8月6日。その朝、6歳の誕生日を迎えた女子ひろちゃんは、いつものように近所の「笑い地蔵」のところに遊びに行った。だが午前8時15分、閃光と大音響、衝撃の中、市街は一瞬で壊滅。ひろちゃんも背中に大火傷を負ってお母さんの名を呼びつつ、苦しみながら水を求めた。その時、笑い地蔵の顔は、目前の惨状を認めた怒り顔に変わっており、その目から流れる涙が、水を求めるひろちゃんの元へ……。現実の被爆体験者である女流作家で、平和運動の推進者・山口勇子。その彼女による同題名の名作児童文学を、実写青春映画の秀作『翔べイカロスの翼』などを制作した翼プロダクションが映像化。監督は東宝の実写作品で活躍の板谷紀之と、人形アニメーション作家の河野秋和が共同で担当した。

計測不能 2 1983年春(4月~6月)アニメランキング2位
イルカのクリスマス ジェレミーの木(アニメ映画)

1983年4月29日
★★★★★ 4.4 (2)
9人が棚に入れました
シンガーソングライターでマルチクリエイターのイルカ。その彼女が描いた絵本を原作とする短編劇場アニメ。天涯孤独の児童ジェレミーは、今年もひとりぼっちのクリスマスを迎える。だが雪の中、凍えて倒れていた小鳥を助けたジェレミーは、その小鳥から「友達のもみの木」を捜すよう頼まれた。もみの木は、すでにクリスマスツリーとして、大きなお屋敷の中に飾られている。ジェレミーは、せめてそのツリーの枝のひと振りでも森に返そうと思い、夜間に屋敷に忍び込む。だが見つかって、銃で撃たれてしまい……。原作はイルカが、自分の息子・冬馬くんの誕生を契機に執筆した連作絵本「小さな空」の第四弾。アニメ制作はグループ・タックで、原作の絵本の水彩イメージの色調を見事にアニメ映像の中に再現している。音楽はイルカ自身が担当し、イルカ原作の長編アニメ『ノエルの不思議な冒険』と同時上映された。

計測不能 2 1983年春(4月~6月)アニメランキング2位
桃とりゲーム(アニメ映画)

1983年5月1日
★★★★★ 5.0 (1)
6人が棚に入れました
詳細不明
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