1987年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画一覧 14

あにこれの全ユーザーが1987年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の1987年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

65.2 1 1987年秋(10月~12月)アニメランキング1位
ミスター味っ子(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (90)
429人が棚に入れました
味吉陽一は中学生でありながら、母親と一緒に日の出食堂をささえる名料理人だ。ある日、味皇こと村田源次郎が食堂に現れた。陽一から出された「特製超極厚カツ丼」を食べた味皇は、その美味しさと創意工夫に驚く。 味皇ビルに招かれた陽一は、ひょんなことからイタリア料理部主任丸井とスパゲティ勝負をすることになる。陽一の斬新なアイディアを盛り込みながら食べる人のことを思って作られたスバゲティに丸井は負けを認める。そして、陽一とライバル達との料理の新しく美味しい味を求めた勝負が始まるのだ!!「週刊少年マガジン」に連載された寺沢大介のコミックをアニメ化。,「講談社漫画賞」を受賞したグルメ漫画が原作の料理対決アニメがCS初登場!天才料理人・味吉陽一が美味を求めて勝負に挑む!

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

料理のうまさを別のメディアでやるというのは大変だな、と…

 いま、『味っ子II』を読んでるんだけど、
 『美味しんぼ』しかり、『焼きたて!!ジャぱん』しかり『クッキングパパ』しかり。「料理」に関する話を漫画で伝えるというのは、たいへんなことだと思うのだけれども、よくもまあ、こういう路線を開拓してきたなあ、としみじみ思う。
 あらためて読むと、これってすごく難しい漫画で、

1.レシピ本としての側面
2.料理のうまさを表現する食文化への批評的側面
3.少年漫画としてのバトルものの側面

 の三点に気を配りながら、すすんでいくのね。
 いやぁぁーーー、これは難儀だぞ、と思う。
 そもそも料理が好きでないとかけない、というのはあるけれども、料理のうまさを伝えるっていうのは、大変だと思うけど…まあよくやってるよね。『焼きたてジャぱん』とかだと、完全にギャグにいってしまっているけれども、味っ子とかは、まだ比較的まっとうにグルメ的な言語で勝負しようとしていて、そこはほんとに立派だな、と思う。ほんと。(むろん、それでも『焼きたてジャぱん』の源流になっているような過剰リアクション漫画でもある、という側面は多分にあるわけですが…)
 まあ、うまい/まずいを一次元的な尺度で表現せざるをえなくなっている、というあたりは、『美味しんぼ』よりも、ターゲット層を広げるための方策として仕方がないというのはあるけれども、その制約のなかで寺沢さんはほんと頑張ってるな、と。わたしなんかは、料理の関する感覚は、そもそもこんなに言葉がでてこないので、さいきん、美味しんぼとか、味っ子とか久々に読みなおして、料理に対する感覚がわたしよりも遥かに研ぎ澄まされているのを見るのがたのしい。
 
 食文化は、なにげに批評的なアプローチや分析概念が、物語文化などと比べるとはるかに貧弱な世界なので、その意味でもよくやってるな、と感心する。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

おいし~よっ

おなかが空くアニメ

グルメアニメのパイオニア的存在

当時、小学生の頃
「グルメアニメなんておもしろいのか?」
という気持ちで観ましたので
『おもしろい』がギャップ効果で
『ものすごくおもしろい』に昇格しました。

天才料理人ミスター味っ子こと味吉陽一が
味皇と呼ばれるじーさんと出会い
味皇料理会に招かれる。
ライバル達と味勝負を繰り広げ
知恵と工夫を凝らした料理で
味皇、審査員達を驚かせ
その道を極めて行くというストーリー

何と言っても、書かない訳にはいかないのが味皇のじーさん
日本料理界の重鎮を担う凄く偉い人です。

TV番組のグルメリポートなどは
どうしたって視聴者に味は伝わらないです。
そこで
料理を作る工程を観せたり、
材料の説明をしたり、
完成品の外観で味を想像させます。
そして重要なのがグルメリポーター
実食して
如何にリアクションして
如何にコメントして
美味しさを表現し、伝えることが出来るかに
かかっています。

それで言うと味皇は
アニメという最大の武器を使って
最高級のリアクションをして
美味しさを伝えてくれます。
これは、もうヘタにここに書くより
観て頂いた方が良いと思います。

私は私が知る限りの
数あるアニメ作品の全じーさんの中で
味皇のじーさんが
一番カッコ良いじーさんだと思っています。

『味勝負!』とか『味頭巾』とか
とにかく演出が、なんて言うか『粋』なんです。


OP、ED共に歌も良くって今でも時々カラオケで歌いますね。


子供だった私は『ミスター味っ子』で得た知識を
何とか活かしたいと思い
台所で晩ご飯を作っているお母さんの後ろに立ち
「違う!高温と低温の油で二度揚げするんじゃ」
「ちゃう!スパゲッティって言うのは・・・・」
とか自分は作ったことも無いのに
ごちゃごちゃ言ってました。
だいぶ、うっとうしかったと思います。
とうとう最後に母は
「うるせぇなアンタはもう!!!あっち行っとかれぇ!!!
もう食うな!!!!!!」
とカンカンに怒っていました。



「精進せいよ」

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

口偏に未(いまだ)と書いて味と読む!!

好きな人は大好きなGガンの今川さんの代表作。

ちいさい時の作品だけど、はっきり覚えてる。
友人の兄が原作好きであまりのアニメスタッフの魔改造っぷりに子供ながら驚嘆した。原作もいいがやはりこれはアニメ版。
そういった点では、この時代ではポジティブ原作クラッシュはかなりめずらいしいかもしれない。

うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉっつ!!

って叫ぶ、アニメ版だけの真の主役、味皇。龍になったり城になったり・・、車椅子で口からジェット噴射しながら走ったり・・。とにかくうまさを表現するのにちょうド派手な演出で視聴者を楽しませる。
これは酷いと考えるか、料理の評価でよくここまでと考えるかは人それぞれ。

仲良くなった飲食店でふざけて、うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉっつ!!すると大体反応してくれる。まず料理人で知らないヤツはいない。
友人の店だったりもっと親密になったら最後に『精進せいよ』と言ってあげると喜びます。

すごく好きだったのが味皇料理会のテーマ。
味皇料理会会歌 だっけな。
すげえカオスでかっこいいので必聴です。




投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

64.6 2 1987年秋(10月~12月)アニメランキング2位
アニメ三銃士(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (41)
188人が棚に入れました
17世紀のフランス。大志を抱く少年ダルタニャンは故郷からパリを目指して上京する。そこで国王直属の銃士隊に入り、仲間の三銃士=アトス、ポルトス、アラミスそして孤児ジャンや王妃の侍女コンスタンスとの友情・恋の絆を得るダルタニャン。だが彼の眼前で展開されるのは、王妃を策謀にはめようとする宰相リシュリュー、そしてその手先となる毒婦ミレディーの暗躍だった。宮廷と市井の平和を守るため、三銃士とダルタニャンの戦いの日々が続く。

声優・キャラクター
松田辰也、神谷明、山田栄子、佐藤政道、田中真弓、日髙のり子、平野文、田中信夫

tib さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

心に冒険を!

原作はアレキサンドル・デュマで、超メジャーですね。
多くの人がいろんなメディアで目にしたことがあると思います。

まぁ、子供向けアニメにするために若干・・・結構・・・だいぶ?脚色してありますけども(笑)
その分、ハッピーなお話に仕上がってます。

主題歌「夢冒険」ノリピー・・・この頃はあんな冒険することになるなんて夢にも思わなかったですよね!

余談ですけど・・・未だに「アラミス」と「ラミレス(野球選手)」を混同します・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

61.9 3 1987年秋(10月~12月)アニメランキング3位
ビックリマン(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (30)
171人が棚に入れました
世界は、天使の住む天聖界と悪魔の住む天魔界に別れ、激しい闘いを続けていた。天魔界のヘッドであるスーパーデビルは、すべてを悪魔の世界にしようとたくらみ、天聖界のヘッド、スーパーゼウスはそれを阻もうと防戦に応じていた。その後「混乱した世界を統一し、平和な世界を作り出す鍵は新天地”次界”の創造にある」と、聖フェニックスに次界へ行くよう命が下った。
ただし、聖フェニックスが無縁ゾーンを越えて次界に行くためには、8人の部下が必要だった。一方、一人の若神子ヤマト王子が”次界”に行けば神帝になれると聞いて、冒険の旅に出た。途中で出会った聖フェニックスとともに残りの若神子達を探しつつ、苦難の旅を続け”次界”に通じる天聖門へと到達する。

声優・キャラクター
鈴木富子、芳野日向子、山本圭子、佐藤智恵、草尾毅、飛田展男、山田栄子、川島千代子、丸尾知子、八奈見乗児、永井一郎、高戸靖広、青野武、江森浩子

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

けっこう深い話にビックリ

私はドンピシャ世代ですが、
そうじゃない世代の方は、
このアニメ観ようと思うのかな?

はじめて観たときは、子供ながらにOPが
「変な歌じゃなぁ」と思いました。
(今聞くと味があって、かっこ良く聞こえるんですけどね)

私はアニメが始まるまで、
ビックリマンシールで
勝手にストーリーを考えて楽しんでいました。

「アニメより俺が考えた話の方がおもしれぇ」
と思っていました。

大人になって知ったんですが
あのアニメは別に好き勝手に作られたストーリーではなく
シールの裏面にちょっとだけ書かれている
謎に近い内容を紐解いてやっていたんですね。
しかも、めちゃくちゃ深い話で
「こんなの子供に解かるんかい!?」
と子供向けのお菓子なのに、
ある意味“ビックリ”マンです。
私が考えた
『スーパーゼウスが修行して
改心したブラックゼウスと共に始祖ジュラを倒す』
という話よりはるかにおもしろいです。

子供の頃になんとなく観てたという人も
ビックリマンのストーリーをまとめたサイトがあるので
そちらで勉強してみてはいかがでしょうか。
「またアニメ観てみようかな」
と思うかもしれませんよ(^^)



(この先はアニメではなく、ビックリマンチョコの話です)

今でも復刻版のビックリマンチョコが売られていますが、
やはり当時の人気には及びません。

私達の世代は子供達の中で流行ったものが多く
ガンプラ、キン消し、ビックリマンシール、
ファミコン、ミニ四駆、カードダス、
と、これらは
同世代は今でもほぼ反応します。

細かい所までいくと、まだまだあります。
私が一生懸命集めてたのは、
プロ野球チップス、ゾイド、ネクロスの要塞、
テレカード、戦でござる、
と、ここまでくるといくら同世代でも
反応が鈍くなってきます。

今では中古のおもちゃ屋さんとかで
当時の玩具やカード、シール類が物凄い値が付いて
ショーケースに飾られているのを観て
「うわーっ俺これ持ってた!!」
と友達や彼女に言う人をよく目にしますが、
持ってた人はけっこういてるんです。
今でも持ってる人が凄いんです。

大抵の人は、母親に「捨てろ!!」と言われ手放します。
当時はプレミア価格になると言う考えは
皆無に近かったので、
成長と共にお宝が捨てられていきました。

私も『第三次お母さん大戦』まで行われ、
「もうええわー!!!捨てたるわーっ!!!」
とやけくそになって捨てたものです。

そんな子供達のコレクションのひとつ
『ビックリマンチョコ』は、
当時30円で売られていて、中にシールが入っていました。
みんな夢中で集めて、シールだけ欲しくて
チョコ食わずに捨てる子供が現れ、問題になりました。

店に置いてあるビックリマンを箱単位で全部買うという
強者も現れ、親の財力がモノを言うことを子供達は知り
ここで『大人買い』という言葉が生まれました。
(そんな大人買いをしてもらっていた友達O崎君は
おりこうな高校に行き、大学に行き、社会人になって
親にスポーツカーを買ってもらい現在ニートです。)

学校の遠足のおやつには、ビックリマン
家に帰ったらビックリマン
母親に頼んで買ってきてもらったビックリマン
そのシールがダブると
「もっと奥の並んでるやつから取れや」
と文句を言っていました。

そんな母も今年で還暦
お母さん、わがままばかり言ってごめんなさい。
今度は俺にわがまま言ってね←絶対見てねぇ~

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

しんさま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

小さい頃に見てた人だけ

アラウンド30なので、幼少の頃はビックリマンシールを
集めていたし、もちろんアニメ版も毎週見ていた世代。
最近アプリゲームで「ビックリマン」をプレイしていて
懐かしくなったのでDVDを見直してみた。

いやー懐かしいわ。
懐かしいけど、つまんねーわ(笑)
20年も昔のアニメだし、完全に子供向けアニメだし、
全体的にキャラがイラっとするし、緊張感は皆無だし。

幼い頃に見てたからこそ「懐かしい」という思いをもって
観賞に耐えうるが、新規でわざわざ見る必要もないだろう。
とくに序盤のグダグダ感とおふざけの過ぎる展開は
懐かしさを持ってしても余りあるほどのつまらなさ…


アニメは見てないけどシールは集めてた、という人なら
聖フェニックスの声のなんともいえない不安定感、
天使男ジャックの声のバカボンっぷり(山本圭子さん)、
意外なほどの牛若天使の声の低さを体感してみてほしい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

60.0 4 1987年秋(10月~12月)アニメランキング4位
ついでにとんちんかん(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (23)
117人が棚に入れました
1985~1989年に集英社『週刊少年ジャンプ』に連載されたえんどコイチの同名コミックをTVアニメ化。カンフーの達人・東風、発明家・珍平、超能力少女・甘子、そして中学教師でリーダーの間抜作。4人が「怪盗とんちんかん」となってくだらないお宝を盗み出すドタバタストーリー。とんちんかん逮捕に燃える大日本警察の面々、ライバル「怪盗あんぽんたん」など、個性の強いキャラクターたちが物語を彩る。劇中で抜作が披露する「いきなり尻見せ!」「いきなり前見せ!」などのナンセンスギャグも人気を集めた。OPとEDには、歌手の工藤静香が当時在籍していたアイドルユニット「うしろ髪ひかれ隊」の楽曲が使われている。

計測不能 5 1987年秋(10月~12月)アニメランキング5位
のらくろクン(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (3)
40人が棚に入れました
田河水泡の戦前漫画『のらくろ』をもとに新世代の主人公を配したシュールギャグアニメ。かつてののらくろは、本作の主人公のらくろクンのおじいちゃんとして登場。平凡なサラリーマン家庭の木下家に老犬と子犬のふたり(?)が下宿することに。老犬は第二次世界大戦の英雄のら山くろ吉、子犬はその孫ののらくろだった。ふたりは木下家の二階にのらくろ探偵事務所を構える。だが依頼にやってくるのは七人の小人らちょっと変わった人ばかり。

声優・キャラクター
坂本千夏、八奈見乗児、三田ゆう子、土井美加、玄田哲章、松井菜桜子、滝口順平、亀山助清、千葉繁、緒方賢一

計測不能 5 1987年秋(10月~12月)アニメランキング5位
くりぃむレモン レモンエンジェル(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (5)
33人が棚に入れました
1980年代に発生、隆盛したOVA(オリジナルビデオアニメ)ジャンル。その中で大ヒットした『レモンエンジェル』シリーズの路線を受けて、深夜TV枠で放映されたちょっとHな5分間枠のアニメ。恋に恋して、異性との性の話題にも関心を抱く3人のヒロイン、島えりか、絵本美希、桜井智。彼らは常に仲良し、時に友情の勢いもあまってケンカもする3人組だが、未来世界、RPG調のファンタジー世界、そして日常的な学園生活などあらゆる場でステキな彼氏とのラブラブを体験する。さぁて今日の物語は? TVアニメ版はOVA同様、フェアリーダストとAICが制作。実質3分枠の内容で、ほぼ毎回、設定を自由自在に刷新するバラエィ感で勝負していた。3人のヒロインは、そのまま演じる当時の新人声優の名前が流用されており、後年に人気ブレイクする桜井智のデビュー作としても有名。

計測不能 5 1987年秋(10月~12月)アニメランキング5位
アニメ80日間世界一周(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (2)
19人が棚に入れました
作家ジュール・ベルヌの、世界的に有名な原作小説をアニメ化したもので、登場人物はみな動物が擬人化したものに置き換えられている。ロンドン在住の時間に厳しい紳士・フォグの元へ、新たな執事リゴドンとその相棒チコがやってきた。ある日フォグは馴染みの紳士クラブへ赴き、そこで成り行きから80日間で世界を一周してみせると宣言してしまう。最近強盗被害に遭った銀行家のサリバンを相手に、もし約束を果たせなければ自分の財産の半分を譲り渡すと約束した彼はリゴドンとチコを連れ早速旅路につく。サリバンは悪漢トランスファーと組んでフォグの旅を妨害しようと目論み、刑事であるディスクもフォグを銀行強盗だと考え後を追い始めるのだった。海外との合作として制作され、スペインでの初放映を経て日本にも上陸。劇中では盛んにミュージカル調の演出が盛り込まれていた。

計測不能 5 1987年秋(10月~12月)アニメランキング5位
仮面の忍者赤影(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (5)
18人が棚に入れました
60年代に大人気を獲得した実写時代活劇「仮面の忍者赤影」をリメイク。この放送に合わせて原作漫画家・横山光輝の新作コミックも発表された。織田信長が天下統一を進めた戦国時代。怪異な宗教・金目教が人々の間に広まる。その黒幕は日本支配を企む甲賀忍者・甲賀幻妖斎だった。金目教の影が平和な栄の町にも及ぶ中、ひとりの忍者が立ち上がった、その名は赤影。普段は栄の町で寺子屋の先生・赤垣源之介として子供たちの面倒を見ている彼は、頭領の指令が下るや赤影に姿を変えて悪の忍者と戦う。

声優・キャラクター
古川登志夫、野沢雅子、玄田哲章、大塚周夫、塩沢兼人、土井美加、戸谷公次、屋良有作、皆口裕子、渡辺菜生子

計測不能 5 1987年秋(10月~12月)アニメランキング5位
グリム名作劇場(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
18人が棚に入れました
グリム兄弟による名作童話「グリム童話」をアニメ化したTVシリーズ。悪いお后が暗躍する城から逃げ出した美しい白雪姫。彼女は森へ逃げこむが、夜、狼たちに追われて気を失ってしまう。そんな気絶した白雪姫を見つけて介抱したのは、森に住む七人の小人だった。白雪姫の運命は……(「白雪姫」)。制作は日本アニメーション。毎回30分枠の1~4週分で、長短の長さがある一つの挿話を語る形式でオンエア。作品によっては物語の大筋を守りつつデティールアップした展開が楽しめた。原作は有名な作品を主体に、マイナーなものまで網羅。森康二(もりやすじ)や関修一などの巨匠アニメーターまで参加し、エピソードごとにキャラクターデザインを変えるバラエティ感も人気を呼んだ。

計測不能 5 1987年秋(10月~12月)アニメランキング5位
レディレディ!!(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (2)
17人が棚に入れました
英洋子の少女漫画原作『レディ』を東映動画(東映アニメーション)がアニメ化。主題歌を少年隊が歌ったことも話題に。父と暮らすため母とともにイギリスへ渡った幼い少女・緑川鈴(リン)。だが到着直後に母が死んでしまうばかりか、父親ジョージと出会えても異母姉妹のセーラからは妹として認められない。さらに父の再婚相手として現われたウィバリー婦人、その子供のメアリやトマスに虐げられるリン。隣家の少年アーサーは受難のリンを優しく見守るが。

声優・キャラクター
深雪さなえ、本多知恵子、よこざわけい子、田中秀幸、堀川りょう、菊池英博、難波圭一、荘真由美、増山江威子、宮内幸平、鈴木れい子、佐藤正治、柿沼紫乃、上村典子、榊原良子

計測不能 5 1987年秋(10月~12月)アニメランキング5位
おらぁグズラだど(リメイク版)(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
12人が棚に入れました
1967年にモノクロ作品として制作放映された、同題ギャグ怪獣アニメのカラー化リメイク。ビックラ山が大噴火。中からとびでてきた巨大な卵が巡航中の密輸船に落下する。中から生まれたのは鉄を食べる2メートル弱の可愛い怪獣グズラ。グズラは好物の鉄を求めて町に上陸し、公共施設の鉄材から車の車体まで手当たり次第に食べまくる。大騒ぎになって人間に追われたグズラを救ったのは、ボン太とスズ子の兄妹だった。彼らはグズラを家族にしてもらおうとお父さんに頼むが、その父親は大の動物嫌いだった!? タツノコプロに残っていた旧作の音声データのみを再流用し、作画以降の工程を新規に制作するという独特の手法でリメイクされた。この手法は、リメイク例そのものは少なくない国産TVアニメ史上でも珍しい。その分、作画でのお遊びが許されるため『タイムボカン』や『超時空要塞マクロス』のキャラクターがちょこっと登場している。

計測不能 5 1987年秋(10月~12月)アニメランキング5位
マンガ日本経済入門(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
石ノ森(当時・石森)章太郎が1986年に著してベストセラーになった、社会人向け経済学習漫画(日本経済新聞社)のTVアニメ化。 経済全般について広範で高レベルな教育を授けるハーバード・ビジネス・スクール(経営大学院)。その卒業生である松本佐和子は、大手の大平商事に勤務するやり手のキャリアウーマンだった。同僚の社員・幸枝や戸田とともに、迫る1990年代という時代を見据えたビジネスプランを研鑽している。円高が導く国内で急進する企業競争、中進国の新興工業経済地域(NIES)の進出、そして税金問題などあらゆる事象が経済戦争の勝敗に影響する要因だ。急変する時代の中、佐和子のアイデアが会社の今後を大きく変えていく。 20世紀内ではあまり例のない、22時台に放映された大人向けアニメ。毎回の番組内容は、日本経済新聞の編集スタッフが作成したプロットをもとに脚本が作られた。

計測不能 5 1987年秋(10月~12月)アニメランキング5位
瞳のなかの少年 15少年漂流記(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
1人が棚に入れました
ジュール・ベルヌの名作『十五少年漂流記(二年間の休暇)』を原作にしたTVスペシャルアニメ。1860年2月。イギリスのチェアマン学園は夏期休暇に入る。学園の男子生徒たちは大型船スルギ号で海事実習の航海に出る予定だった。だが準備が不全なまま誰かがともづな(船を埠頭に結わえる綱)を外し、15人の少年は嵐の外洋に流されてしまう。やがて弱冠14歳から9歳までの男子たちは無人島に漂着。助けも期待できないまま、分担を決めて島での暮らしを始めるのだが……。毎月19日(トークの日)に何かしら催事やキャンペーンを行なっていたNTTが、10月19日に放映した「NTTスペシャル」アニメ。同じ意図で1986年5月19日に放映された海洋SFアニメ『青い海のエルフィ』に続く第二弾である。アニメオリジナルの趣向として、原作の主人公格の少年ブリアンではなく、その弟ジャックの視点でストーリーが語られる。
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