1988年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 6

あにこれの全ユーザーが1988年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の1988年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

70.5 1 1988年春(4月~6月)アニメランキング1位
シティーハンター2(TVアニメ動画)

1988年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (159)
1037人が棚に入れました
新宿駅に書かれた“XYZ”の文字、これがプロのスイーパーである男・冴羽リョウを呼び出す暗号だ。美女からの依頼なら何でもお任せのリョウだが、パートナーの槇村香は彼の下心を見抜いて大騒ぎに。

声優・キャラクター
神谷明、伊倉一恵、一龍斎春水、鷹森淑乃、玄田哲章、小山茉美

runa21 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

むずむずする関係

着々とシティーハンター再制覇しています(笑)


遼と香さんの関係が
2になるとちょっと変わってきます。

香さんは遼の事が好きになって行きます。
依頼人に遼がちょっかいを出すと
やきもち込みでハンマーを下ろしますww
1シリーズとはその辺りの描写が微妙に違っていて、
すごいなぁ。
と以前は気がつかなかったところに気がついたり、


遼は香さんを意識するあまり
あえて香さんを引き離すような態度をとるのだけど
完全に引き離すこともできません。


その微妙な二人の関係が
この2で現れてますねぇ。


あと、香さんが相棒として
少しずつ成長していくところも描かれていますが、
おいしいところは必ず遼がもっていきますね。

香さんを本気で生かすためには
いろいろと教えたほうがいいとは思うのですが、
きっと遼は
香さんには、自分のようには
なってほしくなかったのではないかと・・・
勝手に妄想してます。


あと、2では1よりも
「おしおき」がエスカレートして
面白くなってます。

遼にするお仕置きは
ハンマーだけでなく、
いろんな形で行われるので(すまきとか・・・)
それもこの話の楽しみの一つなので
ここではあえて書かないようにします。
(でも語りたい・・・。)


あと、このシリーズから、
海ちゃんと、美樹さんの話もちょくちょく出てきます。
この二人も最高ですね。

海ちゃんの出てくる話は
基本的に外れません。
いい男だわ~。


あと、相変わらず曲がいいですね。
OPED両方ともいいです
特にOPは二曲ともいいですが
SERAのほうは、
SERAの話が出てからは
この曲聞くたびにテンション高くなりました。


あまりにも好きな話が多すぎて
どの話がオススメとかは選べない!!

それくらい良質な作品だと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 20

しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

お前を泣かす男が、今はお前を・・・

前作から多少登場人物が増えるが、基本的には変わらないのでどこから見てもおk。
ただ、2話完結が多いので見るなら(前編)から。

2は半分くらいがオリジナルストーリーなのだが、その中でも49、50話の「さらばハードボイルド・シティー」は激熱!
この後編は、私の中のアニメ名場面ベスト10に入る!(かもしれない^ー^;)


今回も引き続きソニー系のアーティストが曲を担当しているが、これまた作品に合っている。
私的には、TMが再び絡んでいるのが嬉しい^ー^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

軍事とエロへの愛着が培われた作品w

ふと、鉄砲もの、戦争もの、スケベものwになぜか好印象があることを感じて、何でだろうと考えたら、この作品に辿り着いた。

1,2,3,4(4は「シティーハンター'○○」)とあって、3だけは作画、というか色使いが微妙でそんなに観なかった気がする。なんとなく2が一番面白いと記憶。
1,2辺りは再放送かな。全部観たわけではない。

※ネタバレを含むが、リョウちゃんのスケベ心のように包み隠さず

ストーリーは、
主人公 サエバ・リョウ、相方マキムラ(最初だけ兄貴で、ほとんど妹のカオリ)が街の掃除屋、City Hunterっていう殺し屋、用心棒のような堅気ではない仕事を担っている。
新宿のアパートを事務所兼寝床にし、依頼は駅の掲示板(黒板)にXYZと書いて連絡する。XYZ、後がないってこと。
依頼主はリョウちゃんのやる気の問題上、9割以上は若くて(30未満ぐらい)キレイな女性。
仕事柄お金がかかるのに報酬をエロいことで済ませようとするが、そこはカオリが股間の44マグナムをモグラたたきの様にハンマー(重さ「○トン」)で何とか抑えつつ、何とかやりくりをしている。
事件→スケベ→解決という、思春期の少年が喜びそうな作品の流れを確立(もともとあっただろうけど、定着と言うか定番と)させた作品である。


普通に考えたら、メチャクチャ血生臭い話を、エロ爽やかに描いた作品。
だけど、勧善懲悪を掲げる作品ではなく「そういう人が必要」という無情さ、表の明るい生活の裏にある背景も上手く描写している。
スケベに関しては昨今あふれる「主人公・カッコいいキャラ」ならエロはあり、ではなくそれ相応の罰をカオリが与えているので何となく「エッチぃことはダメ」ってことを忘れさせない。けどリョウちゃんの気持ちもよく分かるw

リョウちゃんって幼児期に飛行機墜落で家族を失い、唯一生き残り、ゲリラに拾われ闘う術を叩きこまれる、というか闘わなければ生きていけない、って設定で、
これってフルメタのソウスケとほとんど変わらない。多分、似たようなキャラは主役サブキャラ問わず腐るほどいるだろうね。
軍事モノって全く詳しくないけど、44マグナムとか、オートマよりもリボルバーがイイとか自然と思わせて、鉄砲が関わる様の血生臭い世界になんとなく好印象を持たせているのが、この作品だと思う。あとエロもw
私にとってね。

つまり、軍事モノ関係はほとんど知識ないのに、軍事モノ、スケベキャラへの愛着を私に持たせたのがシティーハンターだなって話。
多分、似たような人結構いるだろうね。

※評価は思い出補正、観終わっていないけど、漫画は読み終わったということでw

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

70.3 2 1988年春(4月~6月)アニメランキング2位
機動警察パトレイバー 初期(OVA)

1988年4月25日
★★★★☆ 3.8 (168)
892人が棚に入れました
クリエイター集団「ヘッドギア」が送り出したOVAで、後に劇場版やTV版なども製作された人気シリーズの原点ともいうべき作品。近未来都市、東京。続発するレイバー犯罪に対抗すべく、警視庁は本庁警備部内に特殊車輌二課を設立し、これに対抗した。通称特車二課パトロール・レイバー中隊…パトレイバーの誕生である。

声優・キャラクター
冨永みーな、古川登志夫、二又一成、池水通洋、郷里大輔、井上瑤、千葉繁、阪脩、大林隆介、榊原良子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

陸自クーデター事件込みの《警察組織のリアルロボットもの》

同じ陸自クーデターものの『ガサラキ』のレビューを上げているので、それとの比較で、

①同じく、リアルロボットものアニメであり、
②題材として、自衛隊クーデター事件を扱っている作品

・・・ということで、本作のレビューも併せて上げておきます。

◆総評

WIKIPEDIAによれば、監督の押井守(おしい・まもる、1951年8月8日-)氏は、東京都大田区大森出身、東京都立小山台高等学校を経て東京学芸大学教育学部美術教育学科を卒業。2008年度から2009年度まで東京経済大学コミュニケーション学部の客員教授を務める。日本SF作家クラブ会員。

→つまり 1970年(昭和45年)11月25日に起きた作家・三島由紀夫氏の自衛隊市ヶ谷駐屯地(現・防衛省本省)東部方面総監監禁・自決事件の直撃世代(事件当時、押井守氏19歳。なお本作の脚本を担当した伊藤和典氏は15歳)。

・・・ということで、本作でも、その後制作に携わることになる『攻殻機動隊 2nd G.I.G.』(ストーリーコンセプト担当)でも、自衛隊や内閣組織内部からの政府転覆(=クーデター)未遂事件を変な執着を持って描き出す作風にひとつの特徴がある方のようです。

この初期OVAを総評すると、

(1) 1988年という制作時期を考えれば、とくに作画や演出の面でかなり丁寧で良質な作りの作品であり、
(2) また、中途半端な謎テクノロジーをロボット側に混入させていない点で、最も文字通りの意味での「リアル・ロボット」作品といえると思いますが、
(3) その一方で、監督(押井守氏)及び脚本家(伊藤和典氏)が、共に全共闘世代(ないし三島由紀夫自決事件世代・ベトナム戦争世代)ということで、シナリオにある種の臭みが漂う点は留意しておいた方がいい作品

・・・ではないか、と思いました。

※なお『機動警察パトレイバー』シリーズは、本作を第一作として、この後さらに、(1)長編TVシリーズ(全47話)、(2)続編OVA(全16話)、(3) 劇場版(全3作) が制作されており、そちらの方もいずれレビューしてみたいです。


◆制作情報
{netabare}
原作         ヘッドギア(ゆうきまさみ、出渕裕、高田明美、伊藤和典、押井守)
監督         押井守(第1-6話)、吉永尚之(第7話)
シリーズ構成・脚本  伊藤和典
キャラクターデザイン ゆうきまさみ(原案)、高田明美
メカニックデザイン  出渕裕、佐山善則
アニメーション制作  スタジオディーン{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

===== 機動警察パトレイバー (アーリーデイズ) (1988年4月-1989年6月) ====
{netabare}
第1話 第二小隊出動せよ! ★ この年代にしては作画良好だが一部のキャラのウザさには閉口
第2話 ロングショット ★ ニューヨーク市長来京・テロ防止任務、カヌカ着任
第3話 四億五千万年の罠 × 東京湾の巨大謎生物 ※オチがなく脚本安直
第4話 Lの悲劇 × レイバー隊の富士研修 ※陳腐な怪奇譚でガッカリ
第5話 二課の一番長い日(前編) ★ 年末休暇、篠原重工の極秘開発メカ、陸自クーデター発生
第6話 二課の一番長い日(後編) × 核ミサイル回収作戦、空挺用レイバー投入、クーデター鎮圧 ※首謀者の小物感&陸自クーデターの目的の偏向ぶりは×
第7話 特車隊、北へ! ☆ 盗難パト密輸未遂事件 ※脚本が分かり辛い点&この回も犯罪者が小物過ぎる点は×{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)3、☆(並回)1、×(疑問回)3 ※個人評価 × 3.2

OP 「未来派Lovers」
ED ※毎回変わる

投稿 : 2024/04/13
♥ : 26

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

最初期パトレイバー、粗削りです。

レイバーと呼ばれる汎用人型作業機械の普及した近未来。
増加するレイバー犯罪に対応するため警視庁特車二課が組織されます。
この作品は、特車二課の個性的な面々が織り成す社会派コメディーロボットアニメです。

近未来にもかかわらす、携帯電話もレインボーブリッジもない時代錯誤的な雰囲気。
それもそのはず、昭和末期の作品のためです。
そのためか、泥臭く、しばしば演歌がかっています。
また、コメディーセンスが古く、あまり面白味はありません。

OP曲は、売れないアイドル歌手が思い出される爽やかな昭和的歌謡曲です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 25

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本当にパトレイバーが機動した瞬間

作品のタイトル通り、機動警察パトレイバー初期の作品。
この作品が好評だったことから、劇場版、TVシリーズへとメディアミックスを展開することになる。

この作品を見ると、当時、なぜ人気があったのか良くわかる気がする。
物語はパトレイバーというロボットの話なのだが、実際のところサスペンスものだ。

事件はいつも本格的なものだし、その事件にレイバーが使用されているだけで、動機や犯罪の手口などは本格サスペンスにも劣らない展開ばかりだ。

まぁ、中には動物実験で巨大な生命を作り出すみたいな、ゴジラやウルトラマンでやっててくれと言いたくなる物語もあった。だが、それも良いと思える程内容は洗練されていた。

一つ不満を言えば、時間が約20分と短いだけあって、事件のその後をまったく説明しないのが違和感を与えた。
例えば、政府にテロを起こした陸上自衛隊の話にしても、その後の対応や南雲しのぶに対する処分に一切触れていない。

これでは毎回犯人だけ捕まえて、適当に同情をさせるようなセリフを犯人の口から吐かせる「名探偵コナン」や「相棒」シリーズの方がましと思えてしまう。

といっても、作画、音楽、個性溢れるキャラクター、そして凝った事件内容のパトレイバーの方が総合的には100万倍良いと私は思うが。

全7話と話も短い。これだけでも単独した作品として楽しめるだろう。
傑作と名高い劇場版パトレイバーを見る前にキャラや作風を知るためにも良いかもしれない。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

67.5 3 1988年春(4月~6月)アニメランキング3位
魔神英雄伝ワタル(TVアニメ動画)

1988年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (98)
625人が棚に入れました
小学4年生の戦部ワタルは、龍神池と呼ばれる池から現れた守護龍に「神部界」という神々の世界へと連れて行かれる。その中心に存在する神々の山「創界山」に突如現れた隠れもなき支配者、悪の帝王「ドアクダー」が神々と創界山を支配していた。本物の「魔神」となった龍神丸と共に、創界山の象徴である七つの虹を取り戻す為、ドアクダー退治へと旅立つ。

声優・キャラクター
田中真弓、玄田哲章、林原めぐみ、西村知道、山寺宏一、緒方賢一、沢りつお、丸山裕子、伊倉一恵、稲葉実、龍田直樹、笹岡繁蔵、戸谷公次、飯塚昭三
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「ハッキシ言って、おもしろカッコイイぜ!!」

記憶が確かなら、私が初めてまともに視聴したロボットアニメが
88年サンライズ制作の本作。

小4少年主人公が龍に連れて来られた異世界で、
救世主専用魔神(マシン)龍神丸を操り、仲間のキャラ&魔神たちと共に
悪の帝王「ドアクダー」から神々の領域である「創界山」の解放を目指す。


今風に言うと一応、異世界転生物ってことでしょうかねw
あとは顔面強調型ロボットの系譜を語る上でも欠かせない作品だと思います。


平凡な小4に巨大ロボ操縦とか無理だろう?
と思われるかもしれませんが、大丈夫。
操縦桿の?黄金に輝く龍の角を握れば、
あとは龍神丸(CV玄田哲章)が勇気溢れる少年を
必殺の「登龍剣」による一刀両断まで導いてくれます♪
主人公ワタル役(CV田中真弓)が龍神丸を呼ぶ声も
かなり鮮明に頭に残っています。


とは言え、私も内容自体はだいぶ忘却しているはず。
にも関わらず今でも時々本作のことを思い出すのは、
80年代末……この頃はまだ、
少年とロボットが信頼の絆で結ばれていたなぁ……
との感慨からでしょうか。

その後の私のロボアニメ視聴の選択が悪いだけなのでしょうが、
後年の人間と巨大ロボの関係は、マシンが人を侵食、支配したり、
人類文明の常識が通じない得体の知れないブラックボックスだったり……。
必ずしも友好的ではない気がします(苦笑)

そんな印象の反動もあってか、
あの頃の龍神丸たちには親元を離れた男の子を見守る
父親代わりにもなる包容力が、あったなぁ……
などと私の中で勝手に美化されていますw
AIもこれくらい人間たちに寄り添う未来になればいいなぁ~と願っています。


戯言はさておき、展開は「ドアクダー」などと言う
テキトー極まるラスボス名からも分る通りw
基本的にはキッズ向けにギャグも織り交ぜた楽しい作品。

仲間となる無邪気な能天気クノイチ・ヒミコや、
“野牛流”剣術の使い手で、顔もデカい、剣豪シバラクなどキャラも充実。

因みにシバラクの魔神(マシン)・戦神丸の召喚方法は何と電話(笑)
ファンタジー風の世界観においてはかなり奇抜な設定ですねw
なお、当たり前ですが80年代当時スマホなどあるはずもなく、
戦神丸専用テレフォンカード対応の公衆電話を求め、
シバラクが奔走する事態がしばしば発生w
今考えれば相当シュールな光景ですw


ネタ満載の中、それでもロボアニメの王道展開は熱く……
{netabare} ライバル・虎王(とらおう)&邪虎丸とその真実とか、
一度は倒れた龍神丸たちが終盤に向けて続々と「転生」を果たし、
パワーアップして帰ってくるシナリオは典型的ですが、
いや、むしろベタで直球だったからこそ、
ロボットアニメっていいなぁ~という憧れと共に
私のハートの中に確かに刻まれています。{/netabare}


さらには虹も思い出深いです。
桃源郷の如き神々の山に掛かる虹の絶景。
当時は本作の他にも虹でファンタジー世界を美化したアニメが多くて、
私も時折、青空に出た虹を見上げては、
あれに乗ったらアニメの異世界にいけるかな?
とか時めいてみたりw

そんな恥ずかしくも懐かしい記憶と共に、
私にとっては大人になってもロボットから卒業できないw
中二病の一症状を考える上でも忘れ難いロボットアニメです♪

投稿 : 2024/04/13
♥ : 21

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

このアニメ、面白カッコいいぜ!

創界山の虹から七つの色が消えてしまった。

外の世界からやってきた勇気ある少年ワタル、創界山の剣豪シバラク先生、こども忍者のヒミコたちが灰色になってしまった虹を元に戻すため旅立ちます。

子供時代再放送の古いアニメばかり見ていた自分としては、オンエアー中の作品の中では珍しくも毎週楽しみに見ていた作品です。当時はファミコンブーム真っ盛りで、本作品もその事を意識している様で、アニメ本編中にはRPGに出て来る様な、少年心をがっちり捉えて離さない面白アイテムが沢山登場します。欲しいなぁ、どうしたらああなるんだろうとか思いつつも、毎回高揚した心持ちで視聴してました。

アイテムのいくつかを挙げると、主人公のワタルが使用するものでは、接触する面によってズシンと重い一撃で巨大な敵をひるませたり、跳ね返って複数の相手を翻弄する便利武器へん玉や、踵を打ち鳴らすと(オズの魔法使いの銀の靴みたいに)ぱっと出て、足に装着されるローラースケート、普段は竜燐模様のブレスレットなのに、緊急時には即座に手ごろな大きさのカイトシールドに変身する千光の腕輪(龍神の盾)など、少年心をくすぐるアイテムが満載でした。憧れと羨望の眼差しでそれらを見ていた記憶があります。いい年した大人になった今でも、その時の気持ちは鮮明に残ってます。林原めぐみさん扮する次期親方様のこども忍者ヒミコの扱う数々の忍術やぺったん手裏剣なども面白かわいくて良かったです。

他にも毎週登場している訳ではないので、レギュラー枠とは言えないのかも知れませんが、いつもウラウラ言ってるヒミコ思いの親方様や、一見キザだけど、粋で優しいカッコ良い奴、鳥さんことクラマの活躍も見逃せませんでした。

中盤からワタルのライバルとして登場する虎王とその御守役ドン・ゴロ、父親ドアクダーの関係も子供アニメと侮る無かれ、涙無しには語れない悲しいドラマが描かれます。冒険活劇物として頭を空にして見られる部分がある一方で、友情や愛情などの繊細な部分を描く事もあったり、文明批判とも取れる社会風刺的な側面もあったりと、子供ながらに考えさせられる作品でもありました。

OP、EDテーマの「STEP」と「a・chi-a・chi アドベンチャー」は思い出補正も相まってメロディ聴くだけでわくわくします。

登場するロボについてはSDガンダムの様に頭身の低いものが殆どで、ワタルの乗る(アストロガンガーみたいに一心同体になる感じの)龍神丸も外見はどちらかと言うとコミカルなフォルムなのですが、玄田哲章さんの渋い声のおかげもあり、とてもカッコ良く目に映りました。

「龍神丸ー!」「オォォー!!」は今聴いても心震わせるものが有りますね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 13

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

はっきし言って、おもしろカッコいい

当時小学5年生の私には
ドンピシャな大好きアニメでした。

龍神丸(主人公ワタルの搭乗するマシン)のカッコ良さに
心奪われ、ビデオに録画して、何度も観たもんです。

このカッコ良さをお母さんにも知ってほしくて、
わざわざ居間でビデオを観ていましたが、
全く興味を示しませんでした。
30代の女性には、向いていないかもしれません。


ロボットアニメですが、
戦争でもなく、地球防衛でもなく、
ワクワクするような冒険モノです。
これも当時のRPGブームの影響があるのかもしれません。

毎回、冒頭で目的地までの現在の進捗状況が解かる
簡略地図みたいなのが、出るんですが、
それだけでも、『先が楽しみ』と想像を膨らませたり、
『とうとうここまで来たか』
と道のりを振り返ってみたりと、ワクワク出来ました。

ヒミコ(ワタルの仲間)役の
林原めぐみさんの声が物凄く印象的で
「なんてヒミコは可愛らしい声なんだ」と
年上の大人の女性の声を小学5年生のガキんちょが
妹のように、いとおしく感じていました。

ラスト(総集編除く)の演出も文句なしで
何度観ても、今観ても泣いちゃいます。
(ラストだけは居間ではなく、自分の部屋で観ます)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

64.2 4 1988年春(4月~6月)アニメランキング4位
キテレツ大百科(TVアニメ動画)

1988年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (121)
699人が棚に入れました
木手英一(キテレツ)は先祖キテレツ斎の残した「奇天烈大百科」を元に、武士の魂を持っているつもりのからくりロボット「コロ助」を始めとした発明品を次々に作り出す。ガールフレンドのみよちゃん、ガキ大将のブタゴリラ、トンガリらと共にキテレツの発明品が作り出す夢と冒険でいっぱいのストーリー。

声優・キャラクター
藤田淑子、小山茉美、杉山佳寿子、荘真由美、大竹宏、三ツ矢雄二、島本須美、屋良有作
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

揚げれ~ば、コロッケだ~よ♪ 忍者ハットリ~(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
藤子・F・不二雄先生原作のアニメ。私が小学生の時に放送してたけど、多分、リアルタイムかな。

ドラえもんも勿論おもしろいのですが、キテレツもちゃんと面白いっすよ♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
(レビュタイ)というのは、「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」で、マサルさんが歌っていた替え歌ですw 本当は、「キャベツはどうした?」ですよね。

ご存知、「キテレツ大百科」のOP「お料理行進曲」です。アニソンとしては異色の「行進曲」ですか、なぜか耳に残っているから、不思議。

でも、私はなぜか、中期?のOP「すいみん不足」の方が好きだったりします。下手うまな感じで、なんともいえない味があります。なにより、歌詞とリズムがクセになります。

「あ~空はこんなに青いのに 風はこんなにあたたかいのに 太陽はとってもあかるいのに どうして こんなにねむいの すいみんすいみんすいみんすいみんすいみん不足♪」

……なんて平和な歌詞なんだろう! 晴れた日の日曜の午後、休日のサービス出勤、だれもいない会社で妙な(やけくそな)テンションになると、今でも口ずさんでしまいますw すると、なぜか「がんばろう!」という気持ちになりますw (知らない方は、是非聴いてみて下さい♪)

EDは様々な歌手にカバーされている超名曲「はじめてのチュウ」だし、ホントに良い曲ばかり!(ちなみに、Hi-STANDARDのカバーが一番好きですね♪)

ああ、そうそう、「お料理行進曲」ですが、皆さん、二番の歌詞を知っていますか? 二番ではなんと、ナポリタンを作り始めますよ(ホント)

あれ? 三番も聴こえてくるぞ?(ウソ)

「アニメ~の、内容がな~い♪ レビューはどうした?」(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 34

みり仔 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

睡眠すいみん睡眠すいみん睡眠不足♪

コロ助かわいいです
ドラえもんの元ですね。
違うのは、ロボットがのび太です。はい。
コロッケが好きだから、毎日コロッケ食べたいナリ!
→キテレツに道具を開発してもらう
みたいな感じ。
キテレツくん天才すぎますwwwwwwwwwww

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

心底に来るアニメ切望 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私的、藤子アニメ史上最高作。とにかく主要キャラ陣が凄くイイ味が出ていて本当に気持ち良く観れた!!それと音楽も主題歌だけではなく劇中曲もとても良い印象が残っていたのも今でも鮮明に憶えています!!

正直、同じ原作者の今でも超有名な22世紀発ロボットアニメ(TVシリーズは勿論個人的に映画版も…。)の主要キャラ達の何処かイマイチ好感が持てないのが何時も観ていて感じていたので、尚更、本作が強く良く見えた印象だったのを思い出します。
それ位にこのアニメの主要キャラ陣のイイ味は本当に強烈に残っています。物語自体も決して今のラノベ系のトレンド(て言っても流石に2020年代から枯渇すると思うが…)の主役側苦労ナッシングの楽チン無双完勝ではなく、ちゃんと起承転結しており、尚且つコミカルに描いていて毎回楽しんで観れました。ハッキリ言って21世紀初頭から(特に深夜系で)乱発している表面上のビジュアルが良いだけの中身の方はスカスカの内容超薄味アニメとそのキャラ達よりはこっちの方が断然観ていて全然面白い!!
後、音楽の方も各主題歌が名曲揃いだったのは勿論、劇中に流れるサントラも本当に良い曲が多かったのもプラスな印象でした。本当に1990年代前半から中期の日曜夜7時がとても楽しみであって、そして観終わって楽しめた!!
最後にお願いも込めての一言です。この痛快でイイ味出していた名作アニメのリメイク版の制作、そして放送や配信の実現を超切望します。何度もレビューで書いていますが、閉塞と混沌がかつて無く漂っている今の世の中だからこそ、是非、実現超切望です!!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

61.7 5 1988年春(4月~6月)アニメランキング5位
超音戦士ボーグマン(TVアニメ動画)

1988年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (12)
73人が棚に入れました
葦プロが製作したサイボーグ変身ヒーローもの。同社の作画を中心に活躍してきたアニメーターきくちみちたかのキャラクターデザインが話題に。人工都市メガロシティで進む新種のサイボーグ研究=バイオテックシステム。だが研究者のひとりギルバートは世界征服の野望から犯罪集団ギルを組織した。ギルの妖魔軍団に対抗するため天才美人科学者メモリーは、若者・響リョウたちをもとにバイオテックシステムの結晶である戦士ボーグマンを誕生させた。

計測不能 6 1988年春(4月~6月)アニメランキング6位
トッポ・ジージョ(TVアニメ動画)

1988年春アニメ
★★★★★ 4.3 (2)
25人が棚に入れました
1960年代に人形劇で大人気を呼んだネズミのキャラクター、トッポ・ジージョを主人公にした新設定のTVアニメーション。時は24世紀。人類とネズミ族は高度な文明を共有し、対等の立場にあった。そんな中、ネズミ族の英雄トッポ・ジージョは宇宙ロケット操縦の任務に就く。だが着陸艇のトラブルから、ジージョは時空を超えて400年前のカサリナタウンに不時着してしまう。24世紀の親友ネズミの先祖アルノールに救われたジージョは、さらに人間の少女ジーナ・ハーネスとも知り合い、この時代=1988年の世界で元気に生きていこうと考える。制作は日本アニメーション。キャラクターデザインは同社制作のアニメ諸作で活躍の白梅進が担当し、1960年代の人形ジージョの資料写真をもとに綿密なデザインの推敲が繰り返された。番組の内容はオリジナルのSF設定をもとに、メルヘン調のものから社会派ドラマ風のものまで幅広い広がりを見せる。
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