1989年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメ一覧 53

あにこれの全ユーザーが1989年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の1989年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
Crying フリーマン(OVA)

1989年1月1日
★★★★☆ 3.2 (4)
21人が棚に入れました
詳細不明

素振りをする素振り さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ツッコミどころ満載で爆笑ww

この作品は、シリアス路線を目指していたんでしょう、、、たぶん。。。ww

大まかなストーリー展開はこんな感じです↓

陶芸家の主人公が古典を開催し大成功を収めたのだが、1本の謎のフィルムを壷の中に入れられてある事を発見する。
フィルムを現像してみると、それは謎の取引現場と何者かが殺害された写真が映りこんでいたのであった。
その写真を主人公から取り戻そうとした謎の中国マフィア組織は、取引を持ちかけるが、警察にタレ込むと発言した主人公は拉致される。
ワンハンドレット・ドラゴンと名乗るその組織の首領は主人公の身体能力を何故か見極め、殺し屋に仕立てる。
年月が経ち、ただの殺し屋だった主人公は何故か組織の首領となるw

あとはひたすらOVA全6話の殺人ストーリーが展開していきます。

感想としては・・・。w

主人公がうる星やつらの諸星あたる役やパトレイバーの篠原遊馬役で有名な古川さんの時点で何故?wと思いますw

第1話で主人公が陶芸家古典の話を語りだした時点で爆笑w
その壷で大成功はないわwそしてその浴衣ww・・・と突っ込みたくなります。

ヒロインは27歳処女、もちろん主人公も童貞、うそでしょ!?と謎展開ww

にゃんにゃんシーンも満載ですので、子供には見せないようにしたほうが良いかとw

でもこれ、私は面白いと思いましたよ、いろんな意味でww
まだ観たことがない方には超オススメです☆

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

夜の銀座で女が素っ裸で走ってる

フィクションにおいて「掴み」を得るために小池一夫の劇画塾ではそういうふうに作りなさいと教えるらしい。高橋留美子や板垣恵介などの名だたるマンガ家、あるいは虚淵玄などの作劇法もこのように作るらしいのだ。

それは「演歌」や「慕情」の世界であり、非常に古臭いイメージかもしれないが、007や硬派なアメコミ映画もだいたい内容はそんな感じであるし、それが好きでみんな劇場まで足を運ぶ。

クライングフリーマンは小池一夫と池上遼一という、ものすごく濃厚でコッテリとした劇画だが、「粋」な表現でもある。時代がバブル期なのにすごく古臭くてしかし、しっかりと肝が据わっている。

これを「粋」と捉えるか「ギャグ」と捉えるかは人それぞれだが、僕個人の見解としては「アニメ界の職人芸」というかんじである

ちなみに「北斗の拳」は池上遼一の影響をムチャクチャ受けた作品なので、比較としても面白い

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
新・キャプテン翼(OVA)

1989年1月1日
★★★★☆ 3.5 (4)
20人が棚に入れました
80年代半ばのアニメファンを熱中させた高橋陽一原作の少年サッカーアニメ『キャプテン翼』。そのTV版の放送終了およそ3年後に作られた続編的趣向のOVAシリーズ。キャラクターデザインはTV版と同じく岡迫亘弘が担当した。 全日本Jr.ユースメンバーに選ばれた少年・大空翼。だが彼は中学生大会での負傷が尾を引いており、ヨーロッパ遠征に参加できないため仲間を見送りにくる。そんな翼に見上監督は二週間後の国際Jr.ユース大会までに体調を整えておくよう伝えた。岬太郎に翼というゴールデンコンビこそが本当の意味での勝利の要だった。一方、猛虎の異名を持つ日向小次郎ら全日本のメンバーは第一戦でシュナイダーたち西ドイツのハンブルグと激突。サッカーの本場であるハンブルグにはさらに強豪の若林源三がいたため、全日本は苦戦を強いられてしまう……。 TV版が原作の途中で終了したこともあり、本OVAはコミックスの第25巻以降の物語を映像化。声優陣もTV版のキャストが基本的に継承されている。

声優・キャラクター
日比野朱里、山田栄子、鈴置洋孝、橋本晃一、飛田展男、溝口綾、一龍斎貞友、坂本千夏、飯塚昭三、難波圭一、田中秀幸、広中雅志、丸山裕子、大塚芳忠、堀川りょう、中原茂、上村典子、古田信幸、山口勝平

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
ヤンキー烈風隊(OVA)

1989年3月17日
★★★★☆ 3.5 (6)
19人が棚に入れました
月刊少年マガジン(講談社刊)誌上にて約7年間という長期連載となった、もとはしまさしげの暴走族漫画をOVA化した作品。ケンカでは負けなしの主人公・門田紋乃丞。とあることから巨大暴走族「ブラック・ツェッペリン」八代目総長の花岡竜二に目をつけられた紋乃丞だったが、彼の身代わりとして、レディース「すみれ一家」のミチがブラック・ツェッペリンに襲われてしまう。怒る紋乃丞は竜二にヤキを入れるが、竜二は広域暴力団「関東花岡連合会」会長・花岡虎造の息子で……。息子への仕打ちのケジメをつけろと、花岡邸へ呼び出しを食らった紋乃丞の行動とは……!?
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

男が惚れる男、それが門田紋乃丞 B+

原作既読(ただし途中まで)

OVAは6作出ていますが、全編通しての感想です。

原作は、月刊少年マガジンに連載されていましたが、最後まで読むことなく漫画を卒業してしまいました。OVAが出ていたことも耳にはしていましたが、たまたまレンタルで見つけたので見てみることにしました。

まず、「ヤンキー」なるものを改めて説明しようと思うと、今まで余り考えたことがなかった(当たり前の存在だった)ので言葉に窮します。要は札付きの不良なのですが、1980~90年代のスタイルが一般的に認知されているヤンキーではないでしょうか。格好としては、「氣志團」のそれを思い浮かべていただければ近いと思います。

ヤンキーは自動車やバイクを愛好する者が多く、それにはしばしば(というか殆ど)改造を伴います。そして、彼らはそれぞれ群れをつくり、必然的に暴走族へと発展していくこととなります。行き着く先は縄張り争いとなり、暴行、ときには傷害致死(殺人)に発展することすらあります。この作品でも、そうした暴走族の縄張り争いが描かれています。

この作品の主人公・門田紋乃丞(もんだもんのじょう)は、そんな非道の限りを尽くすような輩とはだいぶ違っています。一見したところ、軟派なイメージすら受けるような人物ですが、どんな権力にも屈しない強い心を持っています。ごく簡単に言い表すと「男が惚れる男」です。ただし、いくら主人公とはいえ、喧嘩が強すぎる(ほぼ無敵状態)というのはアレですけどw

そんな主人公が、バッタバッタと相手をなぎ倒していくのかというと、実はそうでもなく、命が危ない状況に追い込まれることもあります。しかし、それは自分の男気を貫き通そうとしたが故になのです。時には、どうでも良いチンケな野郎のためにすら命を張ります。命がいくつあっても足りないような生き方です。主人公だからこそ生き続けていくのだといえばそれまでですが、他者を惹き付ける何かを持ち合わせているからこそ、何か大きな力によって生かされているのです。

たかがヤンキー、暴走族の話と思ってしまえばそれまでですが、そこに一人の男の生き様を見出すことができるかどうかが、この物語を見る際のポイントだと思います。まあ、暴走族の多くは暴力団予備軍だったので、綺麗事では済まないのは十分承知の上ですけどね。

作品が古いので、作画については期待しない方が良いと思います。原作者が決して絵が上手くないので、キャラクターデザインにも慣れが必要でしょう。特に残念なのは、本作の売りとなる喧嘩のシーンが、動きがもっさりしているような印象を受けることです。漫画の場合は脳内で補いながら見ることができましたが、アニメでは動きから迫力が伝わり辛いのは残念です。

ただ、描かれているのを良く見てみると、結構怖いことをやっていることが分かります。スピリタス(アルコール98%のウォッカ)に火を付けるなんて行為は、この作品で初めて知りましたw 多分、この作品内でやっていることの多くは、昔、暴走族間で行われていたことなんでしょうね。リンチ殺人なんて今でも時々ありますから、外見は時代に合わせて変わって行っても、本質的な部分はそんなに変わらないのでしょう。

以上からすると、おどろおどろしい印象しか持たないかもしれませんが、意外にもギャグが随所に散りばめられていて、重苦しくならないようバランスをとっています。従って、軽い気持ちで見ることも十分可能な作品です(多分)。

一番の問題は、ヤンキー、暴走族という、朽ち果てたテーマに興味が湧くかということなのですがw


追記:
何でも、最近、徒歩暴走族なるものが跋扈(ばっこ)しているようです。にわかに信じ難いのですが、口で「バリバリ」とエンジン音を模している族もいるとか。見てみたいですけど、関り合いたくはないですね。


以下は、この作品に登場する暴走族の一覧です。この順番に出てくるので、一応ネタバレになると思い隠しておきました。

{netabare}烈風隊:隊員47名(人数は四十七士から来ていると思われる)。東京を活動拠点とする超硬派のグループ。自らしかけることはないが売られた喧嘩は必ず買う。ただし、素人には手を出さないというポリシーも持っている。

ブラック・ツェッペリン:300名を越え、東京でも最大級の族。関東一の暴力団・花岡組の一人息子である花岡竜二が8代目総長を務めていた。

紅龍:東京・下町の族。十数名と規模は小さいが何でもこなす極悪チーム。

菊華連合:神奈川県のチーム。烈風隊と並ぶ超硬派のチーム。

殺戮同盟:埼玉県の族。複数チームの連合体。総隊員数は200名超。

遠州地”獄(ぢごく)一家:静岡全域を縄張りとする暴走族。東部の「地”獄会」と西部の「遠州一家」の統一チーム。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
虚無戦史MIROKU(OVA)

1989年1月10日
★★★★★ 4.1 (3)
18人が棚に入れました
惜しまれつつ他界した鬼才漫画家・石川賢の伝奇SF時代劇を原作とする、全6本のOVA連作。 元和元年。徳川家康は夏の陣で豊臣方を制圧。敗軍の将・真田幸村の頭部は、徳川の隠密・服部半蔵の手で斬首された。だが首だけになった幸村は、魔人・阿邪羅王として復活。配下の真田十勇士を江戸城に呼び寄せ、徳川の幕臣を惨殺していった。しかしはるか遠方の山中で、超人集団・九龍一族の長老・夢幻大権が現世の異変を察知した。大権は息子の弥勒(みろく)を召喚し、その精神を江戸城内に飛ばす。そこで弥勒が「見た」のは魔人・真田勢の暴虐だった。幸村の魔力の背後に古代、宇宙から飛来した「竜」の力が潜むのを認めた大権と弥勒は今後の戦いを決意。今ここに恐るべき魔戦の幕が開く。 壮大な世界観を背景に、妖力を交えた忍術戦、剣戟を描く娯楽活劇。ただし原作に登場する、宇宙時空を超えた魔存在「ドグラ」の描写は割愛されている。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
リトルフットの大冒険/謎の恐竜大陸(アニメ映画)

1989年3月4日
★★★★★ 5.0 (1)
18人が棚に入れました
スピルバーグ&ルーカス制作総指揮の下、「アメリカ物語」のD・ブルースが制作、監督を担当したアニメーション・アドベンチャー。原始時代を舞台に、ティラノザウルスに襲われ家族とはぐれたブロントザウルスの子供が、トリケラトプス、プテロダクティル、アナトザウルス、ステゴザウルスの子供たちと共に力を合わせ、食糧と水のあふれる“みどりの谷"めざし旅をする。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
ADVANCED SAGA 沙羅曼蛇 ゴーファーの野望(OVA)

1989年2月25日
★★★★☆ 3.4 (3)
16人が棚に入れました
コナミのアーケードシューティングゲーム「グラディウス」シリーズの一本『グラディウスII』をモチーフにしたOVA。OVA連作『沙羅曼蛇』三部作の完結編でもある。長らく星間戦争を続けていた惑星グラディウスと惑星ラティスの間に、ついに平和条約が結ばれる運びに。前者の代表スターバック主席と後者のロードブリティッシュ王子は、ともに平和に向かって歩み出そうとしていた。さらにロードブリティッシュ王子は数奇な運命の中、これまで敵軍の戦闘機乗りだった女性戦士ステファニィに好意を抱いており、彼女にプロポーズを切り出そうとする。だがその時、日食の中から怪光が発生。ステファニィを瞬間移動で拉致する。謎の敵の正体は……!?。 監督はタツノコプロ作品で活躍の鳥海永行が担当。強大な敵バクテリアンの守護神「火の鳥」の姿が『ガッチャマン』を連想させて懐かしいと当時のアニメ誌で語っている。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
妖精王(アニメ映画)

1988年12月21日
★★★★☆ 3.8 (2)
16人が棚に入れました
数々のヒットを生み出してきた少女漫画家・山岸凉子の同名原作をもとに、邪悪な女王クイーン・マブから妖精の王国を守る少年・爵の冒険を描くスペクタクルファンタジー。忍海爵は、東京から北海道に病気療養に来た高校生。美しい自然に囲まれ、平穏に暮らしていた爵だったが、やがて周囲に奇妙な出来事が起こるようになる。それは爵の持つ使命が理由だった。月影の窓を抜けて、妖精王の国ニンフィディアに迷い込んだ爵は、妖精王の第一従者のクーフーリンから、妖精国を守るという自分の使命を聞くのだった。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
手ぶくろを買いに(OVA)

1989年1月1日
★★★★☆ 4.0 (3)
14人が棚に入れました
偕成社から刊行された童謡作家・新美南吉のファンタジー絵本童話を約30分のOVA化。本OVAは偕成社版のビジュアルを担当した絵本作家・黒井健がアートディレクターとして参加しており、黒井の絵をベースにしている。 ほらあなで暮らす母きつねと子ぎつね。その朝、はじめて雪を見た子ぎつねは珍しさから雪の上を駆け回るものの、その手が痛くなってしまう。これを不憫に思った母きつねは子ぎつねのために人間の町へ行き、手袋を買ってやろうとするが、以前に聞いた人間の恐ろしいうわさゆえ、足がすくんで動けない。やむなく母きつねは子ぎつねの片手を人間の手に化けさせ、この手だけをお店の人間に差し出すよう言い渡すが……。 本作のナレーションは女優の渡辺美佐子が担当している。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
ストリート・オブ・クロコダイル(アニメ映画)

1989年1月6日
★★★★☆ 3.8 (5)
13人が棚に入れました
ブラザーズ・クエイの人形アニメーションはどれも興味深いが、技術的にも美術の素晴らしさでも、これが最高傑作と言って間違いないだろう。覗き見式キネトスコープの中で展開する人々の物語は、これまでの作品と同様とらえどころがなく、B・シュルツによる原作がどんな話だったのかさえ伺い知ることが出来ない。ゴミを集めて作ったかのような人形についている怪しげな光を放つ目玉や、テーブル上に湧き出るように出現する生肉、自らの意思で地から外れるねじなどが比類なき怪奇幻想の世界を構築し、ただ圧倒されるばかりだ。機械部品の駆動音が響く、暗く寂れた感じの町(?)で繰り広げられる不思議な出来事は何一つとして合理的な説明がされることはないが、ぎっしりと詰め込まれた驚きの前には、そんな物は不必要だ。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
アニメ三銃士 アラミスの大冒険(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★★ 4.5 (2)
13人が棚に入れました
アレクサンドル・デュマの原作『三銃士』を、「ルパン三世」シリーズの原作者モンキー・パンチが翻案し、好評を博した同名のTV作品の劇場用新作。酒井法子が主題歌を歌ったことでも話題になった。17世紀後半のフランスでは、太后妃マリー・ド・メディシスが息子のフランス国王ルイ13世と対立していた。そこにつけ込んだスペインは、援助の見返りに南フランスの領土をもらうという契約を太后妃と結ぶ。宰相リシュリューに諌められ、すぐに太后妃は後悔するが後の祭り。契約文書を取り返しに行かせたマックス卿は、スペインのスパイに殺され、契約書の行方もわからなくなってしまう。そんな時、銃士見習いのダルタニャンは、マックス卿縁の女性を助けるが…。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
ガンダーラ(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★★ 5.0 (1)
13人が棚に入れました
平和の園ガンダーラに機械人メタルマンの軍団が襲いかかる。勇者シルバンはガンダーラを救うため旅立つ。彼は数々の危機を乗り越え、旅の果てに人工頭脳メタモルフに出会う。そして彼は、メタルマンの軍団が千年先の未来から攻めてくること、その軍団が未来で独裁者となったメタモルフに率いられていること、メタモルフはガンダーラによって作られたことを知る。シルバンは未来のメタモルフと戦うため、千年の眠りにつく。 独特の作風で知られるアニメーション作家、R・ラルー入魂の一作なんだけど……。時間を越えた冒険という点で大傑作「時の支配者」に通じるものが感じられるが、残念ながら出来ばえは遠く及ばない。センス・オブ・ワンダーに満ち溢れた強烈なイメージがこの作品に限ってずいぶんとおとなしいのだ。そのためテクノロジーへの脅威を軸とした文明批判というメッセージが生きてこない。明朗なディズニー・アニメに慣れた人には斬新だろうが、ラルーの力量を知る人には大いに不満の残る一本。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
CIPHER THE VIDEO(OVA)

1989年3月3日
★★★★☆ 4.0 (2)
12人が棚に入れました
『エイリアン通り(ストリート)』『ALEXANDER』ほかで人気の少女漫画家・成田美名子のもうひとつの代表作のOVA化。内容は通常のドラマ仕立てではなく、原作コミックス第5巻までの名場面を追うミュージックビデオ風のもの。原作の物語は、ニューヨークが舞台。美術学生でボーイッシュな容姿の少女アニス・マーフィはある日、学友で超美形のセミプロモデル、シヴァが、実はひそかな二人一役だという秘密に気づいた。双子の兄弟シヴァとサイファが考えあって、表向きは「シヴァ」を演じていたのだ。アニスは世間を欺く双子の真意に興味を持って彼らに接近するが……。本OVAはミュージックビデオ風に名シーンをまとめた構成のみならず、台詞は作中の設定に準じて全部英語、観客には字幕を通じて会話の内容を伝える凝った趣向を採用。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
おそ松くん スイカの星からこんにちはザンス!(アニメ映画)

1989年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
ギャグ漫画の巨匠・赤塚不二夫の名作『おそ松くん』が原作。本映画はスタジオぴえろによる『おそ松くん』のTVアニメ版第2作めの劇場用新作で、原作の一編「テンノースイカばんざいよ」を翻案した物語。 ここは宇宙のスイカ星。人口増加に頭を悩ませたスイカ大王は地球侵略を計画し、その手段として食べると頭がおかしくなってスイカ星人のいいなりになるスイカ菌入りのスイカを地球にばらまいた。おそ松たち松野家の六つ子の父さんやガールフレンドのトト子ちゃんたちが悪のスイカの被害にあう一方、これを知ったデカパン博士たちはスイカ菌に対抗しうるメロン菌の生成に成功。おそ松たちは地球防衛隊を結成して侵略者に挑むが。 本作は1989年春季「東映まんがまつり」の一本として公開。同時上映作品には同じ赤塚原作の『ひみつのアッコちゃん』(第2作)も併映された。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
爆走サーキット・ロマン TWIN(OVA)

1989年1月24日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
小学館「ヤングサンデー」誌に連載された漫画家・六田登のバイクアクションコミック『TWIN』を約90分の長編OVA化。母・可奈絵に精神障害を引き起こすほどの難産の末に誕生した日野ヒョオ。叔母に育てられて17歳に成長した彼はそんな出生を呪い、自殺願望を抱く。だが身を呈してヒョオを救ったのは一人の少女・内田響だった。彼女もまた元・恋人の一也との関係から心を病み、自殺を考えていたことすらある。そんな響は好きになってしまったヒョオへの想いを現在の生きる目的とし、そしてヒョオも響に少しずつ心を開く。彼女が教えてくれたバイクの魅力を知り、生きる意味を見出すヒョオ。自動車学校々長の五味や悪縁のあった不良・龍たちと力を合わせてレーシングチームを作り、世界GPを目指すヒョオだが……。本作の実制作はライフワークが担当。総監督は『超時空要塞マクロス』などの演出を手がけた石黒昇、監督は『機動戦士ガンダム』など多くの富野アニメに携わってきた演出家の関田修によるもの。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
ひみつのアッコちゃん(アニメ映画)

1989年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
1989年3月に公開された「東映まんがまつり」のプログラムの1本。同時上映は『聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち』『おそ松くん』それに実写作品の『高速戦隊ターボレンジャー』。当時放映されていた、TVアニメ『ひみつのアッコちゃん(第2作)』の劇場版で、なんにでも変身できる魔法のコンパクトをもらったアッコちゃんが、人助けをしていく物語。ちなみに、1969~1970年にかけてTV放映されていた『ひみつのアッコちゃん』第1作も、同時期の東映まんがまつりにて上映されており、本作は1970年以来、実に19年ぶりの劇場版『アッコちゃん』となる(また旧シリーズは、TV版を再編集して上映していたため、『アッコちゃん』の劇場用新作は、本作が初)。1989年7月には、劇場用新作第2弾『ひみつのアッコちゃん 海だ! おばけだ!! 夏まつり』も公開されている。

声優・キャラクター
堀江美都子、杉山佳寿子、塩屋翼、三輪勝恵、三田ゆう子、山本圭子、佐藤智恵、小林通孝、中原茂、上村典子、渡辺菜生子、佐藤正治、田中和実、松尾銀三、銀河万丈、太田淑子

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
シニカル・ヒステリー・アワー 第1話トリップ・コースター(アニメ映画)

1988年12月24日
★★★★☆ 3.8 (3)
9人が棚に入れました
『いまどきのこども』で男性読者にも人気の少女漫画家・玖保キリコの代表作で出世作のアニメ映画化。ツネコは意地悪でわがまま、横暴で大ざっぱな女の子。だけどなぜか、ツネコの犠牲になる弟のスネ夫を含む仲間の子供たち「シニカル・キッズ」の中心的な存在だ。今日、そのキッズたちは遊園地に来ていた。本当はジェット・コースターは嫌いなツネコだが、みんなの前で弱みを見せたくない。無理に見栄を張って、くだんのジェット・コースターを含むスリル感満点の遊興設備に挑戦。その結果、クルクルにトリップしてしまうが……。監督は原作者の玖保キリコ自身が担当。約8分の短編をオムニバス形式で4本まとめた内容で、アニメーションの制作はグループ・タックが担当した。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
シニカル・ヒステリー・アワー 第2話へんしん!(アニメ映画)

1989年2月4日
★★★★☆ 3.8 (3)
9人が棚に入れました
原作は白泉社の少女マンガ誌「LaLa」にて連載されていた玖保キリコ・作の少女マンガ。主人公ツネ子と級友たちの、少しシニカルな日常を描く。アニメ版は玖保自らが監督を務め、8分弱の短編が全4本制作、シネスイッチ銀座にて上映された。ここで紹介する第2話は、みんなから「地味」だと思われている少年、つん太が主人公。実はつん太はパンクを愛する少年だが、恥ずかしがり屋でもあり、結果として、級友たちのいない隣町のそろばん塾「カムデンパレス」に、週1回パンクファッションで通っていたのだった。パンクを貫き、ソロバンも破壊してみせるつん太だが、小学生には壊したソロバン代は結構響くのだった……。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
ロボタン(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
ある日、平凡な小学生・カンちゃんの家のパソコンから、ロボロボ星のスーパーロボット・ロボタンが現れる。カンちゃんと友達になったロボタンは、ロボタン・スナッチなどの7つの機能を使って方々で騒動を引き起こしていく。当時、よみうりTV系列で放映されていたTVアニメ『ロボタン』の劇場版で、1989年3月11日に公開。同じよみうりTVで放映されていた(制作も共に東京ムービー新社)『それいけ! アンパンマン』の初の劇場用作品『それいけ! アンパンマン キラキラ星の涙』と併映された。監督は、TV版のシリーズディレクターも務めた奥脇雅晴。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
おねがい!サミアどん(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
イギリスの郊外に引っ越してきたターナー家の子供達は砂の採掘場で奇妙な妖精・サミアどん(サミアド)と出会った。1日に1回だけ魔法で願いを叶えてくれるというサミアどんに、子供達は毎日のように色々なお願いするが、何故か決まって大騒動となってしまう。イギリスの児童文学作家イーディス・ネズビット原作の「砂の妖精と5人の子どもたち」を、芝山 努・望月智充・片淵須直など実力派スタッフが、オリジナル要素を大幅に加え、子供達と妖精の交流をコミカルかつ情味溢れるファンタジーに仕上げている。
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