1990年度に放送されたおすすめアニメ一覧 200

あにこれの全ユーザーが1990年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番の1990年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

65.2 26 1990年度アニメランキング26位
ちびまる子ちゃん(アニメ映画)

1990年12月15日
★★★★☆ 3.5 (15)
66人が棚に入れました
どこにでもいる小学生・まる子の、何気ない、でもちょっと笑える日常生活を描いた、さくらももこ原作の同名漫画をアニメ化。脚本もさくらももこが執筆した。監督は芝山努と須田裕美子。TVシリーズでも使われていた、B・B・クィーンズが歌う主題歌「踊るポンポコリン」は記録的な大ヒットとなった。まる子のクラスで席替えが行われ、まる子は大野と杉山のふたりと同じ班になってしまう。大野と杉山は何事にも積極的に参加し、てきぱきと仕事を片付けるので頼りにされている反面、少し荒っぽいところがあってまる子は少し苦手だった。やがて学校は運動会の準備期間になり、大野と杉山は絶妙のコンビネーションで仕事を片付けていく。ふたりの友情は、まる子とたまちゃんの友情と同じくらい固く、揺るぎないものに思えた。が、なんとそのふたりが運動会でケンカをしてしまう。その後、ふたりはまったく口をきくことなく、長い期間が過ぎる。さらに、大野くんに転校の話が持ち上がり…!?
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

映画第一作「大野君と杉山君」のレビューです!大人になってこそ観るべき映画!

 「ちびまる子ちゃん」劇場版三作が一挙放送してたので観ましたが…原作ファンとして、展開を知っていながらも泣いてしまいました…。大野君格好いいんだよなぁ…。

 なんていうか懐かしいんですよね。世代的には私よりだいぶ上の世代の話なんですけど、小学生の頃経験した多くのことが詰まっているような映画です。作中の子供たちは一風変わったキャラが多いですけど、考えかた自体は本当に子供っぽくて、「ああ、こういう奴いたなぁ」なんて思っちゃいます。
 大人になって改めて観てみると、懐かしさでも涙が出ちゃいそうな作品です。
 本当にお勧めしたい心が温まる友情の映画です。

 以下ネタバレ付き原作ファンの感想{netabare}

物語:原作でも大好きなこの話ですが、映像化するとより一層泣けます。
 個人的には合唱コンクールで杉山君が代わりに歌うシーン、杉山君が転校を知らされたときに起こったすれ違いのシーン、お別れ会で皆で航海してるように感じるシーン(ここでの花輪君の咄嗟のサポートも格好いいと思います)、大野君が最後に歌うシーンが好きです。(ほとんど全部やないか!)
 基本的にはシリアス気味な映画ですが、ちゃんと笑える個所も多くて、最後にはしっかりオチを持ってくる…うまくできた映画だと思います!

声優:今回初めて気づいたんですが、大野君の声がなんと…山口勝平さんでした!本当に格好いい声で、歌のシーンもよかった。
 他、古い映画であるので、今の声優と違うキャラも多いですが、総じて演技はいい感じです。まる子役のTARAKOさんの演技なんかも可愛いくて巧くて、最高でした。相変わらずキートン山田(ナレーター)もいい味出してます。

キャラ:声も性格も格好いい大野君は、当時の小学生女子たちをときめかせたんだろうなぁ…。
 そして花輪君…。自慢をしまくる彼ですけど、彼のスペックは自慢できるレベルで高いですし、普通に格好いいと思うんですよね。変わり者ですが、大好きなキャラの一人です。
 そして主人公のまる子。大人になって改めて観ると、本当にかわいかったです。「まる子ってこんなに可愛かったっけ?」って思っちゃうぐらい可愛いです。
 その他、名前を挙げたらキリがないぐらい魅力的なキャラが溢れています。丸尾君なんかは主人公レベルで目立ってました。

作画:古い映画ですが、作画が本当に丁寧です。

音楽:「おどるポンポコリン」と「ゆめいっぱい」の定番2曲。いいですよね!
{/netabare}

 誰にでも一度は経験したことがあるような要素が詰まっている懐かしい映画ですが、今の小学生にも共感できるものなのかは謎です。
 こういう小学生時代を現代の小学生も過ごせてたらいいなぁ…なんて思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

64.8 27 1990年度アニメランキング27位
THE 八犬伝(OVA)

1990年10月25日
★★★★☆ 3.6 (23)
96人が棚に入れました
 滝沢馬琴(曲亭馬琴)の読本「南総里見八犬伝」をベースにした伝記ロマン。8人の若武者たちの活躍を、よりアクション色の強い描写でアニメ化した全6話のOVAシリーズだ。監督は「魔法のスターマジカルエミ」などで知られる安濃高志、脚本はアニメのみならず『轟轟戦隊ボウケンジャー』などの戦隊シリーズでも活躍する會川昇が担当。キャストには関俊彦、伊藤美紀、日高のり子、玄田哲章、山口勝平ほか豪華な声優陣が揃っている。 安房の大名・里見義実の娘・伏姫と、その愛犬・八房は、不思議な婚姻関係によって結ばれ、やがて彼女は8個の珠を生んだ。「仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌」の不思議な運命を背負った兄弟たちは、やがて共に戦うようになる。

momomax さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

八犬伝大好き!!☆ヾ(>▽<)ゞ♪

1990年の作品ですが
個性的なスタッフが終結したというだけあり
物凄い良作でした!!
八犬伝ものは大好きです!☆ヾ(>▽<)ゞ♪

各話の作画にばらつきが激しく、統一感がないのが微妙ですが、それぞれに技術が盛り沢山で
アニメーションとして素晴らしいです!
そういった意味でもワクワクしました。

OPの音楽と映像がとても素敵です!
それに比べEDの歌は余韻を台無し…好みの問題ですかね?

第一話の導入の幻想的な感じにすぐハマりました。
THE八犬伝 (全6話)は前半くらいのお話。
八犬士が揃うのはまだまだ先。

THE 八犬伝 ~新章~(全7話)に続きます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【時代劇】【作画不安定】ワビサビ効いた人間ドラマ

日本SFの里見八犬伝と魔界転生で妖怪チャンバラの虜だった私を、更に日本妖モノ作品好きに加速していったいぶし銀作。
ちなみにトドメは獣兵衛忍風帖、追加コンボで化物語といった所でしょうか。

刀身から水滴が滴り落ちる村雨丸と、刀身だけ宙を舞うチャンバラ描画、そしてTHE TOPSの「雨が3日続くと」「FRIENDS」のインパクトが忘れられません。

めっちゃ盛り上がった所で声優さんが途中で残念な事になったとかで、長らくお預けだったのが痛かったです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

オパマ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

途中までは神アニメ。

未見の方へ。
「途中、映像がかなり乱れます。覚悟して御覧ください。」

●良い点
20年以上前の作品と思えないほど色褪せない。
物語の導入から前半の盛り上がりまで、最高のアニメ。
時代を感じさせない時代劇。
(言葉が変か?)
日本製のアニメはこうでなくちゃいけないと思えるほど美しい作画。
中世日本の文化、自然、水と空気、それらの深淵な演出。
音楽も作品にマッチしており、時代物でも違和感がない。
声優も実力派揃い。
もの凄く大好きな作品の一つ。

●不満点
エピソードによって作画がコロコロと不安定に成る。
中にはとても観れたもんじゃない回もある。
作画監督が代り過ぎじゃないのか!?
グイグイと話に惹き込まれた前半と、グチャグチャに作画が乱れた中盤との落差に絶望さえ感じた。
後半はなんとか持ち直したが・・・。

それでも一定の人気は有ったらしく、後々続編(完結編)が出たようだが、期待が持てなかったため未視聴。

大好きだった分、がっかりさせられた。
なんとも複雑な心境に成る作品。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

64.8 27 1990年度アニメランキング27位
ロビンフッドの大冒険(TVアニメ動画)

1990年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (13)
67人が棚に入れました
NHK衛星第2放送にて放映された、アレクサンドル・デュマの名作『ロビンフッド』を原作にした、当時社長でもあった九里一平、自らがプロデューサーをつとめたタツノコプロ入魂の冒険アニメ。12世紀のイングランド・ノッチンガム州では、領主アルウィン男爵が領民へ圧制を強いていた。その男爵に反抗したハンティングドン家は、館を焼き討ちされてしまう。辛くも逃げ出したロバート(通称ロビン・フッド)とその従兄弟たちは、シャーウッドの森に逃げ込む。ロビンは父の形見の弓を手に、男爵に立ち向かう事を決意する。

声優・キャラクター
伊倉一恵、松井菜桜子、三田ゆう子、川村万梨阿、池本小百合、島田敏、田中真弓、関俊彦、緒方賢一、江原正士、島香裕

ichinana さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とにかく美しい・・・・・

衛生アニメ劇場。
かつて日曜夜に放送していた世界名作劇場に並ぶ、各国のさまざまな名作を原作にたくさんのアニメを制作・放送してくれました。今振り返ると主人公みんな外人さんでした。原作があり制作局がNHKということもあって難解な設定はほぼなく、非常に見やすいアニメが多いです。

ロビン・フッド。中世イングランドの伝説上の弓使い。
多くの童話や映画などで登場するかの英雄を知らない日本人は少ないでしょう。最近は弓使いと言ったら「理想を抱いて溺死しろ!!」キャラかもしれませんが、ロビン(マスクじゃないよ)もカッコイイです。特に草笛のシーンが印象的で、あんな姿を魅せられたらそりゃあヒロインはイチコロ(死語か?)ですよ。

本作の監督は「NOIR」、「MADLAX」などで有名な真下監督。真下(サンタマリアじゃないよ)監督の描くヨーロッパの風景は本当にリアルで美しい・・・。本作はガンアクションアニメと違って森が舞台ですが、それこそ中世の御伽噺に出てきそうな、幻想的な作画です。ここで繰り広げられるロビン達とクソ悪徳領主との戦いは非常に痛快です。

主題歌も非常に美しい。
特にOPは20数年がたった今でも普通に暗唱できるくらい好きです。
やはり御伽噺の始まりを告げるような特徴的なイントロとフーガ調のAメロ。解りやすく作品のテーマを端的に伝える印象的な歌詞。サビの♫いーつでも、一人じゃない。森の優しさに抱かれるとき、人は、強く生きること思い出すよ♫ は今聴いても心に染みる深い言葉です。幼稚園や小学校などの音楽でぜひ流して欲しいです。

とても古い作品ですし、4クール全52話と長いこと(当時は短い方でしたが...)、作画など、今のアニメファンには少し馴染めないところもあるかもしれませんが、子供心に帰って楽しむことのできる名作中の名作です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

64.5 29 1990年度アニメランキング29位
キャッ党忍伝てやんでえ(TVアニメ動画)

1990年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (17)
107人が棚に入れました
タイムボカンシリーズ等で人気の高いタツノコプロが制作。悪役が最後自爆するという、同シリーズを彷彿とさせるストーリー展開に、時代劇やアクションヒーロー物、巨大ロボット作品等で視聴者に人気のお決まりのパターンが数多く詰め込まれている作品。アニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。しかし、その影では幕府老中コーン守とその手下幻ナリ斉がエドロポリスを自分のものにしようと徳川幕府転覆を企んでいた。しかし、それを阻止しようと老中ワンコー守は幕府隠密ニャンキーを組織。はたしてニャンキーはコーンの守の陰謀を阻止する事ができるのだろうか!?

声優・キャラクター
山口勝平、折笠愛、小杉十郎太、塩屋浩三、こおろぎさとみ、水谷優子、山寺宏一、沢木郁也、龍田直樹、川村万梨阿、堀内賢雄

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ただいまより、美味しい宅配ピザの店『ピザキャット』名物、特急便が発射されまぁす!!

あかほり&タツノコ な傑作よん。
まぁ構成なのでどこまであかほりさんが入っているか分からないが。
彼の関わった作品ではかなり好感が持てる部類。

タイムボカン、時代劇、喋るロボットの主人公といろいろ混ぜてみましたな作品。
ストーリーなんてもんはない。普段はピザ店員なカメじゃなくて猫な主人公たちが事件があれば、ニンジャ隊に変身。まいど同じ名乗りをあげて同じように悪を成敗。でも毎度同じじゃなくて良くお約束をはずす。そこがいいの。

かっこいいのがコイツらの出撃シーン。どこかでみたことあるというあなた!そうですサクラ大戦のネタ元・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ネコメカ忍者好き

放送当時、私の周りでは
「中学生にもなって
こんな感じのアニメはちょっと・・・・」
という心の声を肌で感じずにはいられない
雰囲気がありましたが、
私は家でハイテンションで視聴しておりました。

舞台は『エドロポリス』という
過去と未来が混ざったような世界

そこで暮らす『アニマロイド』達
何となく想像付くと思います。
動物型アンドロイドってことですね。
しかし動物型と言っても
二足歩行で人間の言葉を喋り
人間のような暮らしをしています。


エドロポリスを治める『徳川イエッイエッ』(パンダ型)
そのエドロポリス幕府の老中『コーン守』(キツネ型)と
カラカラ一族の頭領『幻ナリ斎』(カラス型)が
密かに幕府転覆を企てます。
幻ナリ斎は同一族の『カラ丸』(カラス型)に
その任を命じます。
お目付役の『ワンコー守』(イヌ型)はコーン守の
悪企みに気付き
秘密忍者隊『ニャンキー』を組織し対抗します。

このニャンキー実働部隊のリーダーが
主人公の『ヤッ太郎』(ネコ型)で
タイトルからもお分かりのとおり粋なヤツです。
仲間に『スカシー』(ネコ型)と
『プルルン』(ネコ型)がいて、
この3人(匹?)は普段『ピザキャット』という
ピザ屋さんで働いていて、そのお店自体が
ニャンキーの秘密基地だったりします。

各話は、タツノコプロの真骨頂と言いますか
『タイムボカンシリーズ』みたいな
お決まりの流れですが、
細かくシャレのきいた設定が
だんだん世界を広げていき飽きること無く
視聴できました。

ネコ好き メカ好き 忍者好きの方が
好きになるか
「こんなのネコじゃねぇぇ!!!」
となるか分かりませんが、
ライトな感じで観ていただけたらと思います。


友人の家に遊びに行った時
部屋に『てやんでえ』のすごろくが転がってて、
コイツとはより友情を深めることが出来ると思い
「あっ、俺も『てやんでえ』好きー!!」
と言ったら
「それ弟のなんじゃけど・・・」
と言われました。


「あ・・・・・俺も・・・」←何がっ!?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

説明しよう!

またまた説明せねばなるまい!

懐かしシリーズ、その3かな。

こちらも、かなり昔の作品となります。
覚えている人はいるでしょうか。

前にレビューした「疾風!アイアンリーガー」と似たような感じなのですが、こちらは動物型のロボットキャラクターが登場する作品となっています。
「アニマロイド」と呼ばれていました。

時代劇(?)風の作品となります。
舞台はエドロポリス。

主人公のヤッ太郎、スカシー、プルルンの3人+おタマ;犬山ワンコー守
が秘密忍者隊ニャンキーとして、悪の組織(的な)狐塚コーン守+カラカラ一族と対決するのが、大まかなストーリー。

とは言え・・・基本的にはギャグアニメに類するもので、基本的に単発エピソードの集合体と考えても差し支えないかと。
時代劇風という事もあり、ある種「様式美」と化していた点もありましたし。

しかし、その内容が当時からぶっ飛んでいて、アドリブ満載というか、そうとしか考えられないセリフが多数あり、事実、声優さんたちもやりたい放題だったという話も漏れ伝わってきている。
そして、その声優さんたちが、やはり今となってはレジェンド声優ばかりなのですよ!

特に悪役側のコーン守(沢木郁也)、幻ナリ斎(龍田直樹)、カラ丸(山寺宏一)のカラミは秀逸でした、今見ても噴き出す自信がありますw。
この他にも、悪乗り的なシチュエーションは数知れず、ある意味伝説的なアニメと言われていました。

さらに、この作品は「Samurai Pizza Cats」の名称で海外でも放映され、忍者好き、アニメ好きのファンから大変な人気を得たそうです。


そして、このアニメが伝説と言われたのは、別の理由がありました。
国内でも、それなりに人気となり、海外でも人気だったにもかかわらず、
長らく、メディア化されていなかったんです。
懐かしきVHSビデオでは発売されてはいたのですが、途中で販売が打ち切られ、長らく、本当に長らくの間全話を見ることは不可能とされていたのです。
そして、その理由が実しやかにささやかれていました・・・「マスターテープが紛失したのだ」と。
この噂により、ファンは「もう全話放送、メディア化は無理なんだ・・・」とあきらめていたのです。

ところが、です。
オンタイム放送から20年の時を経て2012年に全話DVD-BOXが発売されたのです。
いったい、あの噂は何だったのか・・・と、ファンは訝しみまがらも再び全話を目にすることが出来ることに大いに喜んだのです。

ちなみに、同じタイミングで、公式ファンブックも発売されています。
こちらは、今探すととんでもない価格になっていますので、その人気がお分かりいただけるかと思います。

さて、話は少し戻りますが、
このキャラクター達、動物型ロボット=アニマロイドと言いましたが、
これらのキャラクターがとにかく、かわいいんですよね(主に女性キャラ)。
私はプルルン(折笠愛)が好きで見ていたのです色っぽ可愛い。
折笠さんのお声は本当に独特でした。

ニャンキーのサポート役のおタマ(こおろぎさとみ)もかわいかったですね。
ミサイルぶっ放すおミツ(水谷優子)は少し目が怖くて苦手でした。
あとウサ姫(川村万梨阿)もかわいかったですね、起こるとすぐに「島流し」にされるという・・・w


あと、もう一つ言っておかなければいけないのは歌の良さでしょうか。
OP「おっとどっこい日本晴れ」はキャッチーで楽しげでちょっと和風で楽しい名曲ですし。
ED「To be Yourself」これは屈指の名曲だと思います、多くは語りません、
今であれば、動画サイトなどで聞けちゃうかもしれないので聞いてみて下さい。
さらに、挿入歌も名曲が多いです。
そして、これら名曲を声優さんたちが歌い、ドラマを演じたCDが二つ発売されています。

・キャッ党忍伝てやんでえ 猫座第一回公演
ミニドラマを中心に、OP、EDのフルコーラスやMIPPLEの唄う『YASU-けくナイ!』などを収録。

・キャッ党忍伝てやんでえ 猫座千秋楽公演
OPのウサ姫ver.やEDのプルルンver.をはじめ、挿入歌やキャラソンを収録しているアルバム。

私は2枚とも持っているのですが、本当に楽しいCDです。
特にキャラVer.のOP/EDは今でも好きです。
ドラマも声優同士の悪乗り感が伝わってきます。


だんだん、支離滅裂になってきたので閉めますが、
この作品は今をもってしても、独特の振り切った魅力を持つ作品だと思います。
キャラもそうですし、正に「ノリ」があの時代特有のものだと思います。
今のネットの時代だと叩かれちゃうかもしれませんね、ふざけ過ぎだ、悪乗りし過ぎだ、なんて。



今ならばDVD-BOXで全話(54話というボリュームです)観ることができる。
20年を超える間、観たいと、ファンが待ち望んでいたものを
いともたやすく観ることが出来るのです。


ぜひ機会がありましたらご覧くださいませ。
きっと楽し可愛いと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

63.8 30 1990年度アニメランキング30位
ちびまる子ちゃん(TVアニメ動画)

1990年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (97)
518人が棚に入れました
静岡県清水市に住む小学3年生のももこは、みんなから“まる子”と呼ばれる女の子。お母さんを「あんた」呼ばわりして怒られることもあるけれど、おじいちゃんはまる子の味方だ。身の回りで起きる事件にまる子は一喜一憂の日々を過ごす。

声優・キャラクター
TARAKO、青野武、屋良有作、一龍斎貞友、佐々木優子、水谷優子、渡辺菜生子、菊池正美、飛田展男、田野めぐみ、カシワクラツトム、ならはしみき、茶風林、中友子、山本圭子、陶山章央、永澤菜教、沼田祐介、真山亜子、キートン山田

ISSA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

私の中の昭和

初めて「ちびまる子ちゃん」見たときに…
あっ…これって私と同世代の人が作ったてすぐに分かるアニメでした。
調べたら原作さくらももこさんと1ヶ月違い。

まるちゃん小学4四年生だから昭和49年のお話。

登場するキーワードも
新御三家・西城秀樹さん
花の中3トリオ・山口百恵さん
ウララ~ウララ~・山本リンダさん
イルカに乗った少年・城ミチル
ローラースルーゴーゴー
司会の押坂忍です…・ベルトクイズQ&Q
ノストラダムスの大予言
8時だょ全員集合
駄菓子屋


ちびまる子ちゃんって薄れた記憶が蘇ってノスタルジックになる…


まるちゃん見て特に思い出しましたが
「ベルトクイズQ&Q」は当時は担任の先生と理科室でこっそり一緒に見てました。

担任の先生に可愛がってもらってたのかな…

途中でNHK連続テレビドラマ「鳩子の海」に途中で変えられるのが嫌だったなぁ。


ちなみに「ちびまる子ちゃん」には登場しませんが
特撮だと仮面ライダーX・ウルトラマンタロウ

アニメだと
「アルプスの少女ハイジ」日本アニメーション
「魔女っ子メグちゃん」東映動画
「ゲッターロボ」東映動画
「グレートマジンガー」東映動画
「小さなバイキング ビッケ」日本アニメーション
「はじめ人間ギャートルズ」東京ムービー
「てんとう虫の歌」タツノコプロ
「宇宙戦艦ヤマト」オフィスアカデミー
当時は放送話数、50話なんて当たり前100話以上もざらにあった古きよき時代。

高度成長期に陰りが出てきてバブルの胎動
三世帯が当たり前で家族や近所の繋がりが深かった時代。

あの頃の記憶を思い出させてくれた、「ちびまる子ちゃん」さくらももこさんに感謝。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

「日常系」とは何だろうか

先日、「『あたしんち』は日常系とは違うのか」と書いたけれども、『ちびまるこちゃん』こそ、日常系とは違うのだろうか、とふりかえって、考えてみると、いささかわけのわからない気分になる。



 まあ、昨今の「日常系」アニメよりは、いささかキャラが強く、いささか物語やギャグが強い…ような気はする。しかし、「いささか」ね。「いささか」。という程度で、なにがそれほど変わるか、といわれれば、言うほど変わりはないようにも思う。

 そもそもの女の子の絵が萌え系ではない、とかそういうのは確かにそうなんだけれども。わたしは、萌え絵とか、まじでどうでもいいからなぁ……。むしろ、萌え絵のために幅広い視聴者層を獲得するのに失敗しているようにしか見えないからなぁ。

 これが、サザエさんまで行ってしまうと、オチの付け方といい、ネタの作り方といい、明確に違うのはわかる。
 オチの付け方が、1話=5分~10分をかけて作られる。
 一方で、日常系は「オチ」という概念がちょっとそぐわない。ツッコミのない「ボケ」だけが延々んと展開されたりする。
 まあ、ツッコミの有無、という点でいば、ちびまる子ちゃんは、だいたいちゃんとツッコむ。ツッコむからいいのかな…? 『あたしんち』になると、ほんとツッコまない場合がけっこう多いけど…。
 なんか、ようわからん気分になってきたので、
 また、なんじゃらほい、と思いつつ、考えついたらどっかに書き留めておこう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この10年で、一番信じたくないニュース

本サイトはアニメ評価サイトですから、今までこういうのを文頭にもってくることはしなかったのですが。。。

ちびまる子ちゃんの原作者、さくらももこさんが、乳癌のために永眠されました。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。

私は、さくらももこさんの大ファンです。中学生の時に読んで大好きになって以降、彼女のエッセイは全て購入して読んでいます。私が一番恐れていたのは、さくらさんが、さくらさんの家族の死を、エッセイに書かなければならなくなるときでした。さくらさんのエッセイのファンなら誰でもそうだと思いますが、さくらさんの家族も、もう自分の家族みたいに思っちゃってるんですよね。その死をさくらさんが書くことを想像した時、さくらさんが可哀想で可哀想で。

でも、まさか、さくらさんの方が先に逝ってしまうなんて。。。

軽妙で掴み所のない文体と、物事を斜めからみる独特のニヒルな視点、漂う知性。たくさんの人に毒を吐いているようで、その実、誰も不快にしていない、笑顔を生み出す魔法。こういう文章をいつか書きたいと思っていました。エッセイストとして、世界で一番好きなんです。もうあの素敵な文章を新たには読めないと思うと、自分の中の一部を失ってしまったような喪失感があります。近親者、友達以外の死では、正直、これまでで一番ツラいです。

というか、本当にちょっと泣いています。

私は男ですが、まる子は自分だと思っていました。碇シンジやアムロ・レイが、新たな主人公像として沢山の弱気な少年を肯定したように、まる子は、清く正しくないヒネクレモノの自分でも、ここに居て良いんだ、主人公になれるんだと言ってくれているような気がしていました。

最近、ちびまる子ちゃんに関わる方の死を悼む機会が重なりました。でもそれは、単なる悲しいだけの出来事なのではなく、それだけ長く深く愛される作品を生み出したという証でもあります。

私はこれからも、何度も何度も、何度でも、さくらさんのエッセイを読みます。さくらさん、お疲れ様でした。本当に悲しいのですが、やっぱり感謝しかありません。本当に、ありがとうございました。私は多分、死ぬまで好きです。


[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
「ちびまる子ちゃん」を、観たことない人はいても、知らない人はいないと思います。

「ドラえもん」「サザエさん」「クレヨンしんちゃん」「アンパンマン」などと並んで、いわゆる国民的アニメのひとつで、子供の時にたくさんのことを学んだアニメ達。(コナンは、確か中1からアニメが始まったんで、自分的にはちょっと新しいんです)

実は、上記アニメの中で、一番好きだったのが本作(ドラえもん と悩むけど)。

多分、それは自分自身に一番近いのが、まる子だったからでしょう。私は、のび太のように優しくなかったし、カツオのように賢くなかったし、しんのすけのようにおバカで陽気じゃなかったし、アンパンマンのように正義感も強くなかった。(今でも基本的には変わらないけどw)皆から一歩引いた位置から、物事をナナメに眺め、皮肉ばかり言っているような小学生でした。

おせらく、上記の超名作達は、観る人が誰に自身を重ねるかで好みが分かれるし、大人は、それぞれのアニメの中にそれぞれの思い出を溶かし込んでいると思います。

基本的には、女子小学生の日常を舞台にした、ブラックコメディ。たまに大人でも、いや、大人だからこそドキッとするような深みがある回もあります。他の回も、ノスタルジックな気分に浸るには最適です(1970年代という時代をしっかりと守っているから)。

一気見するようなアニメではありません。時々、それこそ半年に1回くらいでも、ふと観たくなる(帰りたくなる)ようなアニメです。子供向けと敬遠せず、たまには観てみるのも良いんじゃないでしょうか♪

ちなみに、OPの「夢いっぱい」は、本当にノスタルジックな気分に浸れる名曲なんで、是非聴いてくださいっす♪

〈以下ネタバレ〉

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
好きな話はいっぱいあるけど、その中からひとつ、記念すべき第1話、「まるちゃん きょうだいげんかをする」の感想を。

〈冒頭、{netabare}オマケでもらった可愛いノートを「まる子には内緒よ」といって、お姉ちゃんにだけ渡すお母さんと、それを見てしまったまる子。「まる子も欲しい!」と正当なダダをこねるまる子に、「あんたはどうせ勉強しないんだから、いらなないでしょ」と言い放つ母。{/netabare}〉

「起承転結」の「起」。作品の雰囲気を伝える大切なシーン。にも関わらず、、、いや、これ子供向けアニメだぞ! しかも最初のシーンがこれって、酷すぎるでしょw 現実には、まああるけど(笑) 私はここでもう、心を掴まれていたのかもしれせん。「ちびまる子ちゃん」の魅力のひとつがここ。変に美化し過ぎない、リアルな描写が時折あること。家族関係も友達関係も、現実同様、わりとシビアなのだw

〈それでも{netabare}きょうだい(姉妹)喧嘩は終わらず、さらにエスカレート。母からの「ジャンケンで決めなさい」という、ある意味理不尽な提案に疑問をもちつつ、ジャンケンし、負ける。ここでおいそれと引き下がらないのが、まる子らしさ。しかし、お母さんに一喝され、一旦は引き下がる{/netabare}〉

よくよく考えれば、お母さんヒドイよねw でも、まる子って、よくお母さんに反抗するけど、基本的にはお母さんの事が大好きな、ただの子供。根本的に、「親には勝てない」と思っているのが、なんとも昭和的。今の親ならどうだろう? お姉ちゃんと同じノートを、まる子の為に買ってあげる優しいお母さんが大半じゃないかな(それが悪いわけじゃない)。昔の親(大人)ってもっと、理不尽で不条理で絶対的なものだった(良くも悪くも)。そういう時代背景を大切にし続けているアニメだと思う。

〈一旦は{netabare}引き下がったように見せかけ、それでも、「お姉ちゃんをギャフンと言わせたい」と思う、まる子。(冬なのに)わざわざアイスを買ってきて目の前で食べるも、温かい肉まんを食べている姉に撃沈。祖父や父に泣きつくも、祖父は(友蔵)絶妙にズレてるし、父(ヒロシ)は頼りにならないしで、悔しがったまる子はウソ泣きで同情を引こうとする。しかし、直ぐにバレて母にも姉にも相手にされない。腹いせに、まる子は姉の部屋にいき、ノートを袋から出し、名前の所に「バカ」とマジックで書いて、バレないように袋に戻して、復讐終了。{/netabare}〉

起承転結の「承」。「起」を承けて登場人物を増やし、作品に厚みを持たせている。にしても、まる子クズ過ぎるでしょw 途中から目的変わってるのも、子供らしいリアルさ。主人公で、しかも女の子の性格設定がクズって、この時代のアニメでは斬新だったと思う(まあ、今でもあまり無いが)。しかも、さりげなく家族を紹介していく1話目らしい構成も見事!

〈次の日、{netabare}いつもは一緒に登校するのに、先に行ってしまった姉に憤慨するまる子。しかし、道端で咲く椿を見て、「お姉ちゃんと一緒に、いつ咲くか楽しみにしていたのに、自分一人で見ちゃったな」と寂しさが込み上げるまる子。学校に着き、「姉妹がいるって羨ましい」と言う親友のタマちゃんにグチをこぼすが、「その喧嘩って、お姉さんが悪いの?」と核心をつかれ、ハッとするまる子。ふと、グラウンドを見ると、体育で走る姉がいる。その時、姉が転倒してしまう。心配になったまる子は、思わず声を出してしまう。授業中にも関わらず。{/netabare}〉

起承転結の「転」。これがビシッと決まっている。この時点で、もうまる子はには怒りの気持ちはないんだよね。しかも、「椿(道端に咲く花)」「親友の言葉」「姉の転倒」という日常の描写(共感性が高いモチーフ)を用いて、家族の大切さ、姉を好きだという気持ちを思い出させている。流石、ギャグ漫画家でありながら、後に物書きとして大成する作者だけある。

〈家に帰り、{netabare}姉のその日の出来事(転倒)をいじるまる子。姉は一瞬イラッとするが、続く「椿咲いてたよ。お姉ちゃんと見たかったのに、まる子を置いていくからバチが当たったんだよ」という皮肉に、まる子らしい謝罪と親愛の気持ちを感じ取った姉は、まる子を許す。「明日、椿を一緒に見に行こうか」「実は、まる子のために編物をしていたのよ」という姉の言葉に、まる子の怒りも完全に吹っ飛び、「お姉ちゃん大好き!」という気持ちが戻ってくる。{/netabare}〉

作品はここで、一番の「あったかい雰囲気」を醸し出す。これまでのギスギスが前フリになり、対比で姉妹の仲の良さが際立つ。きょうだい喧嘩の仲直りを、「ごめん」「うんうん、こっちこそゴメン」なんて、安易で直接的なものにしない部分がセンスの良さ。だって、実際の兄弟喧嘩で、「ごめんなさい」なんて言葉、なかなか使えないし、恥ずかしくて。お姉ちゃんが、まる子の天の邪鬼な性格をちゃんと理解していて、皮肉の裏側にある本心に気付いている点が素晴らしい。

〈そして最後に、{netabare}姉は謝罪の気持ちも兼ねて、問題の発端となっていたノートをまる子にプレゼントする。ノートは袋に入っており、その中にまる子が悪戯書きをしたことを、姉は知らないし、まる子も(こんな良い雰囲気で)言えない。結局、まる子はノートを手にする。そのノートの氏名欄に自ら書いた「バカ」の文字が、今の自分にはお似合いだと思いながらwww{/netabare}〉

起承転結の「結」。上手すぎるくらい、上手い。もはや、上質のミステリーを観ているようw 因果応報とは、まさにこのことだね。オチのウマさと少しの毒は、ちびまる子ちゃん最大の特徴だと思う。


……と、僅か10分で、ここまで表現出ている話は多分、古今東西全アニメを見渡してもそんなに無いだろう(知らんがw)。もし、このクオリティの話がずっと続くのなら、間違いなく5をつけて、お気に入り棚に入れる。が、残念ながら、本作は毎週のエピソードにクオリティ的なばらつきも多く、駄作と呼べる回も少なくない。しかし、その「大したことない話」の中で突然表れる「神回」が、かえって、玉石混淆の魅力を作り出しているとも言える。

まあ、とにかく、私は「ちびまる子ちゃん」が好きだということですw
{/netabare}

【余談1 ~さくらももこさんのエッセイから~】
{netabare}
私は、「ちびまる子ちゃん」のファンである以上に、「さくらももこさん」の、いや、「さくらももこさんエッセイ」のファンなんです。多分、文庫化された本は全部もっているし、読んでいます。

一言でいうと、「メッチャ面白いから、皆に読んでほしい」。ほんとに、「大人になったまる子が書いている」って感じがします。

「ちびまる子ちゃん」は、さくらさんの小学生時代の実体験をモデルにした、半自伝的な漫画だけに、エッセイを読むとたくさんのことが補完できます。

(有名な話ですが)例えば、まる子の家族はみんな現実の家族をモデルにしてますが、唯一、祖父の友蔵だけは、架空の人物であるとか。本当の友蔵は、意地悪で陰険で、みんなからの嫌われ者。ちびまる子ちゃんの友蔵は、「さくらさんが思い描く、理想の祖父像」だそうです。

他にも、「さくらさんの実家は八百屋」とか、「(アニメにも普通に登場する同級生の)ケンタ君は長谷川健太(元日本代表・現ガンバ大阪監督)」とか、「今はアメリカで暮らしているタマちゃん」とか、リアルを色々知れて楽しいです♪ 読んだことがない人は是非、ミリオンセラーになった初期の三部作「もものかんずめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」から読んでみて下さい♪ あれを読んで笑わない人はいない、と断言できますw
{/netabare}

【余談~ 好きなED ~】
{netabare}
ちびまる子ちゃんの名EDと言えば、B.B.クィーンズさんの「おどるポンポコリン」ですね。勿論、私も好きなんですが、実は、なぜか、西城秀樹さんの「走れ正直者」の方が好きでした、当時からw だから、道でお金拾ったら、ちゃんと交番に届けてたし(笑)

明るくて真っ直ぐなパワーがあって、楽しくて。良い曲だな~って思います。

さて、西城秀樹さんです。

先日、訃報を耳にしまして、追記レビューです。正直、私は世代じゃないので、ヤングマンとローラくらいしか知らないのですが、ちびまる子ちゃん好きとしては、やっぱりたくさん楽しませて頂いた方です。

この追記やEDベスト10を書くにあたって、久々に「走れ正直者」を聴きたくなって、「西城秀樹 ちびまる子ちゃん」で検索したら、驚きの事実が。

作中では、まる子のお姉ちゃんが西城さんの大ファンという設定で、何度かアニメにも出ていましたが、そのお姉ちゃんの声優を長く務めた水谷優子さんの命日が、2016年5月17日。奇しくも、西城さんの訃報が報道されたのが、2018年5月17日。

勿論、ただの偶然ではあるのですが、何か、縁のようなものも感じてしまいます。

水谷さんと言えば、お姉ちゃん役の他に、Ζガンダムのサラ・ザビアロフや、ガンダムXのカリス・ノーティラスなんかが、自分的には印象深いです。クールで意思が強く、でも優しさや愛情をもっている女性のイメージです。

西城さん、水谷さん、御冥福をお祈りいたします。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 43

63.7 31 1990年度アニメランキング31位
魔物ハンター妖子(OVA)

1990年12月1日
★★★★☆ 3.6 (10)
53人が棚に入れました
古より妖魔と戦い続ける魔狩人・魔物ハンターの第108代目となってしまった女子高生、真野妖子の恋と戦いを描く物語。80年代以降の美少女作品の一ジャンルとして定着していた「剣を持って戦うヒロイン」の流れを汲みつつも、ビキニアーマーに象徴される洋風・ファンタジー路線に偏重していた既存の作品とは一線を画す、チャイナドレス姿の妖子のコスチュームデザインが注目を集めた。また変身時の前口上と、キューティーハニーを髣髴とさせる変身途中のヌードシーンがシリーズの定番となっている。

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

あのCCサクラのマッドハウスがお送りするお色気アクション

ロードス、パトあたりからはじまったとういか一般化したOVAという新たなアニメ販売戦略。
女神様やらチャイナさんシリーズなどなど、アニメ黎明期、マニア層を支えた名作の一つ。
むかしのOVAって原作がマニアックな人気作品かエロか、バイオレンスか・・って感じよね。

話はすごく単純、ただの変身ヒロイン&エロ。ガジェットや衣装とか口上がちょっとかっこいい。しかも演技うまし、戦闘時の叫びがマジで殺りにいってるのが好き。もはや怒号。

すごく面白い作品ではないが、キャラ人気があった記憶。
水の戦士で有名な久川綾さんの主役デビューだったりして個人的には思い入れがある。アニメ誌の推しや、ラジオのCMが結構流れてた記憶が・・。

実際人気もけっこうあったのか続編が5本だか。ゲームもでた。
最後の作品は新房監督のド初期作品となりました。

印象的なのが妖子さん、やたらと肉食系。16歳で処女がコンプレックスw時代なのか、「恋のクーデターゴーゴー」なんて歌う時点でネタなんだろけど、あのがっつきはちょっと引いた。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

びっくする人多かったんじゃないかなぁと思う程のエロエロ展開

1話目の特にエロ展開が当時としてはOVAという事もあるが、びっくする人多かったんじゃないかなぁと思う程のエロエロ展開。
しかしエロ展開は話が進むにつれて抑えられ、普通の妖怪退治物になる。
妖子の輪っか付のツインテールが珍しく全体的に中華風味の服装であったりする。
妖子が美形に惚れやすいキャラ設定で、設定付も珍しく、それを基本としたストーリー展開で進む。

2作目は見習いのあづさが登場。

3作目は妖子の風呂でもほどけないツインテがほどける。

4作目はミュージッククリップ。アニメ・ゲーム等の挿入歌を織り込んだ作品で、クリーミーマミやミンメイ・ジリオン・クリームレモン等当時このようなOVAもたくさん出てた。

5作目はストーリーとしては4作目で妖子4となるはずが縁起を担ぎ妖子5になった作品。最強の妖魔との戦いでアニメシリーズとしてはこの作品で完結だった。

そして妖子は人気あり6作目のじじょうに続く。
ばあちゃんの姉の孫、ブラック妖子とブラックあづさが出てくる新展開で最初はお互いが戦いあうが最後は協力して妖魔を倒す。

6作品通して
100点中71点 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

フェイルン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

R18の作品かと思った

令和の時代に今更ですが観てびっくり。
「魔物ハンター妖子 Blu-ray BOX【3枚組】」に収録されています。

ゲーム版はPCエンジンで発売されていてちょっとエッチなのは知っていましたが、R18の作品かと思うような下ネタやらエッチなシーンが出てくるので、これでは地上波放送は出来ませんね。

話の内容はGS美神のような魔物がいてそれを退治するような感じで、内容は割と単純。

1990年の当時としては珍しくメディアミックスに積極的な作品だった。
レンタルショップがあってビデオセル販売を前提としたアニメ作品「OVA」がまだ割とあった時代かな。

セーラームーンで人気だった亜美ちゃんと同じ久川綾さんが妖子の声担当。
亜美ちゃんのあんな事やこんな事を、妖子の声で想像していたのかもしれません。

オンデマンド配信でも配信されているところは無さそうですし、歴史的資料として貴重かもしれんね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

63.5 32 1990年度アニメランキング32位
ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ(アニメ映画)

1990年3月10日
★★★★☆ 3.4 (78)
463人が棚に入れました
天才科学者と謳われたDr.ウイローの助手であるDr.コーチンはドラゴンボールを集め、50年の時を経て永久氷壁の中からDr.ウイローをこの世に蘇らせた。蘇ったDr.ウィローは、地上で最も強い人間の肉体を求めていた。彼は武術の神様と謳われた亀仙人こと武天老師に目を付け、自身が造った3体のバイオ戦士を亀仙人と戦わせた。ウーロンの頼みを受けて、危機に駆けつけた悟空たちの前に立ち塞がったのは、バイオ戦士たち、そして洗脳されたピッコロだった。悟空とピッコロの戦いを静観するウィローは、その戦闘力の高さを瞬時に見抜き、悟空の体を欲するようになる。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

劇場版で定番となるクリリンの台詞「何でオレだけ…」は今作で初登場する。

万年雪に覆われるツルマイツブリ山で、悪の天才Dr.コーチンは世界を征服するために50年間眠っていた脳だけで生きるDr.ウィローを目覚めさせた。「この世で一番強いヤツの肉体にDr.ウィローが乗り移るのだ」とDr.コーシンは最強の格闘家、亀仙人を連れ去る。悟空は助けを求めにきたウーロンと悟飯から事情を聞き、急いで山頂へ向う。そこに待ち受けていたのは強固なバリアーに高圧電流そして、悪の心をコントロールされたピッコロだった。Dr.ウィローとDr.コーチンからこの世界を守ってくれ、悟空!悟飯!

1990年3月10日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第5弾である。

『ドラゴンボール大全集』には「悟空の道着の、胸の亀マークと背の界王マークからみてベジータ戦から悟空ナメック星到着までの間の事件だろう。だが、ナメック星での戦闘中のハズの悟飯が地球にいるなど矛盾も」と書かれている。本作では、まだ悟飯の力が不安定な時期だったため不思議な力を持った少年として描写されていた。また、第一線から退いた亀仙人が戦う描写や、チチが前作とはうって変わった教育ママぶりが強調されている。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

63.5 32 1990年度アニメランキング32位
勇者エクスカイザー(TVアニメ動画)

1990年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (15)
120人が棚に入れました
時は西暦2001年。無数の星々を荒らし回った「宇宙海賊ガイスター」は、新たな「宝」を狙い地球へと侵入した。彼らを追い、地球へとやって来たのは「宇宙警察カイザーズ」のリーダー、「エクスカイザー」。偶然彼と出合った少年「星川コウタ」はカイザーズの秘密を共有する友人となる。エクスカイザーと仲間たちは地球の乗り物と融合し巨大ロボへと変化、ガイスターの野望に立ち向かっていく。

声優・キャラクター
渡辺久美子、神代知衣、西村知道、さとうあい、横山智佐、森田樹優、山寺宏一、速水奨、菊池正美、草尾毅、中村大樹、星野充昭、塩屋浩三、飯塚昭三、小杉十郎太、郷里大輔、安西正弘、巻島直樹、二又一成

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

『勇者エクスカイザー』作品紹介と総評

90年代ロボットアニメの代名詞的シリーズである『勇者シリーズ』の第1作。
本シリーズは、リアルロボット作品主流だった当時としては珍しく”純粋な子供向け番組”を目指して制作され、単純明快な展開を基本とした作品作りをしていたそうです。

(あらすじ)
時は西暦2001年。無数の星々を荒らし回った”宇宙海賊ガイスター”は、新たな「宝」を狙い地球へと侵入した。彼らを追い、地球へとやって来たのは”宇宙警察カイザーズ”のリーダー「エクスカイザー」。
偶然彼と出合った少年「星川コウタ」はカイザーズの秘密を共有する友人となる。エクスカイザーと仲間たちは地球の乗り物と融合し巨大ロボへと変化、ガイスターの野望に立ち向かっていく。(wikipedia参照)

前シリーズである『トランスフォーマーシリーズ』の「地球外からの宇宙人が地球の乗り物に姿を変える」という要素を受け継ぎつつも、本シリーズの重要なテーマである「主人公と勇者ロボが対等な友人関係である」という要素も色濃く出されています。

また本作品では「宝物探し」という、単純明快なテーマが扱われており、”失いかけて初めて分かる大切なもの”を視聴者に訴える作りとなっています。

これらの概念は、後の歴代の勇者達も最重要視する基本的な概念となり、以降のシリーズに受け継がれています(第3作『伝説の勇者ダガーン』まで)。
この時点で、「勇者シリーズ」のある程度の基礎を固めた作品だと思えます。

一方で、敵方の「ガイスター」一味が世界征服・宇宙支配という思想を持ってなかったり、容姿が「カイザーズ」同様なロボットであったり、シリーズにおける特異点もみられます。

元々は単発の作品であり、次回作についての構想は無かったみたいですね。
しかし、この作品がヒットしたからこそ、長年に渡ってシリーズ化されたのだと言えます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

63.2 34 1990年度アニメランキング34位
八神くんの家庭の事情(OVA)

1990年5月25日
★★★★☆ 3.4 (13)
50人が棚に入れました
主人公、八神裕司は男子校に通うごく普通の高校生だが、たった一つだけ普通ではない家庭の事情があった。それは母親の野美が実母であるにもかかわらず異常に若く見え、自分と同年代の美少女にしか見えないと言うことである。
思春期を迎え、母親を女性として意識してしまう自分自身のマザコンぶりに悩む裕司だが、野美に恋する裕司の担任教師である四日市明、裕司に恋する美少女五十里真幸、裕司の父親に不倫願望を抱くOL七瀬密子などのサブキャラクターを交えつつ、八神くんの周りでは常にドタバタが繰り広げられるのだった。
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

マザコンは一生治らない 、男の子の病気

原作を幼い頃に読みました。
90年の作品なので、知っている方は少ないと思います。
けれど面白いですよ!
アニメは大人になってから視聴しました。

異様に若くみえて可愛い母さん、野美さん。
どう見ても17歳くらいにしか見えないです。

母さんが大好きな、、
母親ではなく1人の女の子のように感じてしまう悩める男の子、八神裕二くん。
四六時中いけない妄想でいっぱいの主人公。

少し変態じみていて、思春期特有な男の子の悩みや考えが詰まっている作品です。

どんどんややこしくなってゆく八神くんの事情
{netabare}
*八神くん野美さんとのマザコン
(八神くんの中で、一線を越えそうで越えない)

*八神くんの担任、四日市明が野美さんに惚れたり
(教師と保護者です。昼ドラのような展開へいきそうで絶対いかない。彼は27歳で純潔ならしいです!)

*八神くんと五十里真幸ちゃん
(清純なお付き合い 真幸ちゃんホンダのバイクでノーブレーキングで走ります、、
思い込みの激しい真幸ちゃん、あれ を喪失してしまうのか否か)

*八神くんの父親、陽二
その部下の魅力的な女性、美人OL七瀬密子が惚れてしまう。
(愛車セフィーロを爆走させる辺りが彼女の性格を表してます。不倫願望あり)
その後、陽二に似ている息子の八神くんに大人の女の魅力で強烈アタック。
(執念で既成事実を作りたい。大人のご奉仕をたっぷりしてくれるそうです)

*八百井刺激と言う名の、母さん瓜二つの男の子が現れて八神くんに惚れる。
(こちらは原作で登場しました。男同士の刺激的な熱い友情が繰り広げられます)
{/netabare}

けれど、野美さんは八神くんの父親、陽二を心から愛していて、
息子を母親として大きな愛情で包んでいるのです
野美さんは、母親として裕二くんに愛情をかけているだけなのです。
いつも裕二くんの空回りで終わります。

最後八神くんが野美さん(母さん)に勇気を振り絞って全部をぶちまけるのですが、
母さんの答えは、、
{netabare}
「全部分かっていたわ」

「男の子は誰でも お母さんが初恋の人なのよ。」

マザコンは一生治らない Boy's Sickness(男の子の病気)
{/netabare}


そう!
男の子は母さんが好きでいいじゃないか、それは仕方ないことなんだよ!という物語なのです。
そうですよね。
男の人が母さんのこと大好きなのは、愛情を沢山かけてもらった証拠だと思います。
私は良いと思います。(異常じゃなければ 笑)
大切な人が母さんの話をする姿、私好きですよ。
掃除、洗濯、看病の仕方、お料理、全部お義母さんに教えてもらえばいいんじゃないかな。
だって、唯ひとりの大切な大切な人を、この世界に生んで育ててくれた女性ですもの。
そしたら大切な人のこと、もっと分かると思います。


アクの強い絵とストーリーですが私は好きです。
アニメのほう、私の想像と声が合っていましたよ。

この作品から色々な言葉を沢山学んでしまいました。(特に原作のほう)
下ネタというより…そのまんまの言葉がいっぱいです。
子どもの頃は刺激的でしたが
今みると結構自然でマイルドなので、入門と言ったとこなのかな 笑

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

62.8 35 1990年度アニメランキング35位
暗黒神話 餓鬼の章/天の章(アニメ映画)

1990年1月13日
★★★★☆ 3.3 (14)
52人が棚に入れました
濃密な古代史のペダントリーと精緻に構築された世界観の魅力で、70年代の日本SF漫画界に衝撃を与えた、諸星大二郎の大傑作のアニメ化。アニメ本編の製作は「ちびまる子ちゃん」の亜細亜堂。監督職は「ダーティペアFLASH2」の望月智充。少年・武は謎の竹内老人に導かれ、長野から古代出雲へと向かう。古代神話に関わる名所を回る中、武は暗黒の世界に迷い込む。そこで宇宙の意志ブラフマンは武に驚愕の事実を語り始めた。
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

禍々しい

原作諸星大二郎、古代伝奇漫画の傑作。

当時、週刊少年ジャンプ連載(まじかっ)
1章餓鬼の章、2章天の章、連作。

ペダントリーに語られる古代日本史、
宗教学、天文学、呪術、知的好奇心を刺激する。
{netabare}邪馬台国の謎、恐るべき餓鬼の群れ、
宇宙の神秘、ヤマトタケル神話、バラモンの教え。{/netabare}

蛇形の聖痕を持つ少年は、
謎の老人に導かれ、長野から古代出雲へ。
熊襲の末裔の追跡、各地の遺跡を巡り、
少年はいったい何処へ向かうのか!?
{netabare}やがて時空を超えた、壮大な旅へ。{/netabare}
記憶を頼りにお伝えしよう。
原作の射程の広さは「火の鳥」級であります。

諸星伝奇の傑作「生命の木」は「奇談」と名を変え、
阿部寛主演で、実写化されています。
むしろそちらをお楽しみ下さい(まてっ)

モロボシ・ダンの~名を借りて~♬(こらっ)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

やっぱ諸星大二郎はイイ

 原作は諸星大二郎の代表作です。これと孔子暗黒伝は若い方でも知ってる方いらっしゃるのではないかと。
私も原作大好きなんですが、アニメ化されてたのはつい最近まで知りませんでした。
今風に言えばセカイ系で超展開になるんでしょうかw
ま、当然萌えも無ければ涙も無いので若い方にはアレですけども。
原作は書いてる本人も認める絵の下手さな訳ですが、ほんと面白いです。
絵柄問わず中身でマンガ読める方は是非読んでほしい作品です。

んでこのアニメ版ですが、原作忠実に再現してますし当時としては絵も綺麗な部類だと思います。映像化としては成功してると思います。意外と金かかったんじゃないかなと。
ただ、諸星大二郎の原作も士郎正宗と同じでト書きの注釈が解説として重要な作風なので、アニメで流してみると余程日本の古代史に詳しい方でなければ理解出来ないんじゃないかと。読み進むスピードを自分の意のままに調整できるマンガの方が理解しやすいですね。

それにしても諸星大二郎ってホントすげぇな。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

62.5 36 1990年度アニメランキング36位
うる星やつら ヤギさんとチーズ(OVA)

1989年12月21日
★★★★☆ 3.4 (13)
72人が棚に入れました
絶大な支持を受けたTVシリーズのOVA版第6弾。先行して、制作会社主催のファンクラブ大会で上映もされている。面堂家の丘に飾られたヤギの像は曰く付きのもので、そこで像と一緒に写真を撮るとヤギの霊が映りこみ、その祟りで死んでしまうらしい。面堂父の悪ふざけにより、像と共に写真を撮られてしまったあたるたちはなんとか祟りを回避しようとあがくが、敵もさるもの軍隊を繰り出してもまるで手応えがない? TVアニメ化されなかった原作エピソードからチョイスされた一編。元の話よりド派手にスケールアップした内容は必見だ。主題歌は懐かしの「ラムのラブソング」と「宇宙は大ヘンだ!」が採用された。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

チーズって・・あぁww

原作エピソードからチョイスされた一編。
元の話よりド派手にスケールアップした内容は必見?
主題歌は初期の「ラムのラブソング」「宇宙は大ヘンだ!」
曲も懐かしい?けど映像が凄いwキャラデザが別物ww

本編は1989/12/21発売時のクウォリティになっている。

面倒家にある山羊の像に纏るちょっとホラー?なギャグ。
原作に沿ったエピソードのほうが面白いような気がする♪

相変わらずのドタバタしたナンセンスギャグです。

年代的に8時だよ全員集合のようなコント風?

因みにチーズの意味・・見終わってEDの時に気付いたw
あまりにもスルーだったんで気が付かなかったんで・・
ん?ッて思った瞬間・・あ・・写真ネタかwって。

食べ物のことしか普段頭にない私の固有のミス^^;

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

62.2 37 1990年度アニメランキング37位
藤子不二雄Aの 夢魔子(TVアニメ動画)

1990年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (12)
27人が棚に入れました
昭和45年に学習研究社・高三コースに連載された藤子不二雄A原作の『夢魔子』が基になっている。主人公の夢魔子は、ターゲットを男子学生に絞った女性版「喪黒福造」である。『笑ゥせぇるすまん』同様にTBSの2時間バラエティ「ギミア・ぶれいく」内で5話ある原作の内「城」、「変身」、「脱皮」の3話がアニメ化され放映された。日常に悩みを抱える若い男たちを惑わす美少女・夢魔子。彼女は押し込まれていた願望や絶望を引き出し、導いていく。キセルをくわえてドコからともなく現れ、今日もあまーい欲望のカタマリにつられた犠牲者を人生のドン底へと落としていく。

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

非常に後味悪く不気味な作品群

江戸川乱歩のいう「奇妙な味」ものですね。
三話ありまますが、結末は最悪に近いです。

藤子不二雄Aの作品で原作は五話ですが、アニメは三話です。
旧笑うせぇるすまんをやっていたギミアブレイクで放映されたものですが、
その不気味さはスタジオの芸能人たちも絶句していました。
石坂浩二さんは「笑うせぇるすまんの女性版」とか言ってましたが、

笑うせぇるすまんは喪黒に引っかかった人物は「不幸」になるだけで、まだまだ人生やり直しが効く状態ですが、
夢魔子の場合は対象人物は「破滅」してしまい、再起不能になってしまいます(ただし、本人たちはそれで幸せなのかもしれませんが)

まあ、その代わり、夢魔子は対象人物にひたすら親切で適切な助言をしてくれますが、
周りからの圧力などでうまくいかなかった人物は夢魔子の「最終処置」によってほぼ破滅します。

追加
喪黒福造と夢魔子の違いを言うと
「不幸をばらまくのが喪黒で、破滅をばらまくのが夢魔子」という感じです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

61.8 38 1990年度アニメランキング38位
ソル・ビアンカ(OVA)

1990年3月21日
★★★★☆ 3.4 (11)
62人が棚に入れました
5人の美少女海賊を乗せたスペースバイキング「ソルビアンカ」が宇宙を駆けるSF冒険活劇。舞台は宇宙開拓時代。戦乱のさなか、貨物船を襲撃した5人は、貨物の中から少年リムが現われた。どうやら彼は惑星トゥレスへ行くために密航したらしい。5人はある情報と引き換えに少年をトゥレスに送っていくが、そこでは皇帝バトロスの独裁政治によって多くの人々が苦しめられていた。緻密な設定と痛快なストーリーでカルト的な人気を博し、1990年代初頭“OVA黄金期”の名作として高く評価。同時期に発売されたPCエンジンソフトとのマルチな展開も話題を集めた。99年には同じ世界観の中で新たなストーリーが語られる『太陽の船 ソルビアンカ』がシリーズ化されている。

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

単独作品として見るならば B

5人の女性海賊が乗った「ソルビアンカ」を描いたSF作品です。
その5人とは・・・公式ウェブもなく、wikiにも殆ど記載がないので、私の印象だけを元に書くと以下のとおりです。

○フェブ(CV.松岡洋子)
 褐色の肌に黒髪ロングのソバージュ。一番色気があり、なおかつ上品。
○エイプリル(CV.佐久間レイ)
 金髪のショートヘア。見た目は快活な大人の女性。リーダーの立場にある。
○ジャアニ(CV.高山みなみ)
 やや褐色の肌に、ショートヘアで黒髪の上だけを薄緑に染めている。立ち回りも性格も男勝り。
○ジュン(CV.渕崎ゆり子)
 黒髪ストレート。少女から大人になる途中の女性。
○メイ(CV.伊藤美紀)
 紫色の髪をポニーテールにして大きなリボンを付けている。まだあどけない少女。

ちょうど5人姉妹が海賊をやっていると考えるとイメージし易いと思います。
キャラの個性は明確に分かれていそうですが、それを掴むまで物語が進展していませんでした。

仕方ないことですが、絵は年代相応に古いです。
女性5人組みという、本来華があるべき設定なのに関らず、余り華がないキャラデザインです。
メカ類も何か懐かしさを感じるようなデザインで、35歳以上でないとなかなか受け入れがたいものがあるように思います。

物語は、既に海賊としてはこの宇宙で有名な彼女達が、海賊家業をやっているところからスタートします。
襲った船の荷物の中に密航者の少年が紛れ込んでいました。その少年から惑星トゥレスというところにお宝があるという情報を得た彼女達は、早速その惑星へと向かうことになるのですが・・・というものです。

アクションシーンもありますが、今のアニメを見慣れた人だと、やはりちょっと辛いかなぁというのが率直な印象です。

話の途中で、少年の父親が面白そうな人物だったにも関わらず、それには殆ど触れずに物語が終わっているのがかなり残念です。
まあ、実際その人物に関係しだしたら、1話だけでは到底終わらず、なおかつ、海賊ものでは収まらない作品となってしまったでしょうから、それでよかったのかもしれません。

これに続くソル・ビアンカ2は非常に中途半端な終わり方をしているので、実質、ソルビアンカのアニメはこの話だけで終わっているといっても過言ではありません。
何でも、続編は作られなかったのだとか。
軽い感じで1話見て終わり、っていう用途でしか視聴価値がないように思います。
(万が一ファンの方がいらっしゃったらゴメンナサイ)

リメイク作品の「太陽の船ソルビアンカ」を見る方が懸命かもしれません。
ただし、ストーリー的には繋がりは無いようです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

61.3 39 1990年度アニメランキング39位
冒険!イクサー3(OVA)

1990年9月25日
★★★★☆ 3.2 (10)
38人が棚に入れました
1985~87年に発売されたOVA『戦え!!イクサー1』の数十年後の世界を舞台にした続編。先に作られたカセット文庫版の設定やストーリーを再構築している。イクサー1と加納渚の活躍で、悪の支配者ビッグゴールドは消滅したかに見えた。しかし、ビッグゴールドが宇宙に残した端末から生まれたネオス・ゴールドが、新たな力を得て再び地球を狙っていた。イクサー1の妹イクサー3は、加納渚の孫である霞渚と協力してネオスに立ち向かう。 本作では『魔法騎士レイアース』の平野俊弘が、前作に続いて総監督・キャラクターデザインを担当。主人公イクサー3の声優に、当時人気のあった女子プロレスラーのキューティー鈴木を起用するという斬新なキャスティングが話題を呼んだ。

61.0 40 1990年度アニメランキング40位
まじかるタルるートくん(TVアニメ動画)

1990年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (62)
406人が棚に入れました
江戸城本丸は南野小学校に通う5年生の男の子。成績もスポーツもあまりパッとしない男のだが、同級生の美少女・河合伊代菜に密かに思いを寄せている。ある日、席替えで、クラス一の乱暴者・じゃば夫の隣に成ってしまい困っていると、絵本作家の父から借りていた魔法の本が反応し、中から奇妙な少年が現れた。「たるる~!我こそは大魔法使いタルるート様だあ~!」小ちゃくて、変な格好をした少年は、自分の事を魔法使いだと名乗り、本丸の願い事を一つだけ聞いてくれるという。半信半疑で本丸は、「僕の友達になって下さい」と答えた。「オレたち、友達!」こうして本丸とタルるートは友達になったのだが、そこからが大変。2人が巻き起こす珍騒動、摩訶不思議な事件に街も学校も御近所も、上を下にの大騒動となって行く・・・・・。

声優・キャラクター
TARAKO、高山みなみ、冬馬由美、堀川りょう、塩屋翼、鶴ひろみ、杉山佳寿子、浦和めぐみ、堀秀行、本多知恵子

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

小学生当時はまさか江川達也があんなんだとは…

 小学生当時は、けっこうベタに楽しみにしてたんだけどね。アニメもけっこう見てたし、ジャンプでも読んでたし…。
それがいやぁー、今になっちゃうと見られないねー。まさか江川達也が、ああいうタイプのばりばりのインテリ・コンプレックスおやじだとは思ってなかったので…。

 当時はよくわからなかったけれども、二酸化炭素がどーたらとか、地球の大気の循環がどーたらとかいう話がまじってたのも、いま考えれば、江川さん的な問題意識に基づいた話だったんだよなぁ…あれはぜんぶ…。

■下記、ぜんぶ江川さんの話。

 しかし、たるるーとくんが、すごいのは、江川さんのような明らかに青年マンガ向けのタイプのコンプレックスを抱えた人が、これだけ少年漫画でも成功しちゃったってことだよね。
 これって、小林よしのりもそうだと思うけれども、小林よしのりのの『お坊ちゃまくん』と、江川達也の『タルるートくん』が、同じ90年前後に出てきてるっていうのは、何なんだろーなぁ、という気がする。
 二人とも、(失礼ながら)二流の知識人、としての地位をいま得ているわけだけれども、これってどういうことなんだろな。
 80年前後ごろっていうのは、明らかに左翼崩れだった宮崎駿とか、富野由悠季とか、押井守が出始めた時期で一線級のクリエイターがこの頃はみんな、左翼崩れでもあったわけだ。
 90年前後っていうのは、ニューアカみたいなものに対するコンプレックスが憧れとしてあらわれてるのが山田玲二とか江川達也で、反動としての側面をもってるのが小林よしのり(だったように思う)。ここらへんの人たちは、コンテンツの中で政治的な話をしようというのではなくて、言説そのものに向かってしまうわけだよね。つまり「朝まで生テレビ」とかに出演するようになる。
 どうして、江川さんと、小林さんは、物語の中で政治をやらずに「言説そのもの」を紡ぐほうにいってしまったのか。そこには、なんか、物語を通じた「政治」をめぐる接近に対する共通の失望感とか、そういうものがあったりしたんだろうか。あるいは、前の世代に対する反動なんだろうか。

 江川さんと、小林さん以後は、コンテンツ業界全体を見回しても、飯野賢治が97年頃に出てきたぐらいで、作品のなかで政治を語らずに作者本人が、政治的な言説の場所に出てくるってことはほっとんどなかったんだけど、江川さんってなんだったんだろうなぁ。

■再び、タルるートくん

で、タルるートくん自体について、あと印象に残ってるのは、後半でなんか、ドラゴンボール的なバトル展開をつよめていったのがなんか、ぼんやり印象にのこってますね。しかも、当時リアルタイムでこどもだったワタシは、けっこうあの展開が楽しかったのだよな…。こどもの自分おそるべし

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

TV出演する、作者の容姿や発言で、損してる作品(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
ギャグ漫画が原作。キャラデザと違って、ちょっとエッチです(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
原作&ゲームも買った。

まず、アニメ。内容としては、ギャグと微エロ。少年ジャンプ掲載ですから、ギャグは小学生向き。エロは、少年ジャンプによくあるタイプの、「学校で起こるハプニングエロ」や「主人公の少年が、基本はエロ坊主だが、やる時は熱いことをやる」的なパターン。

てか、今、思えば、主人公小5ですから、エロ対象も小5なわけで、(作者の性質を加味すると)なんだか犯罪臭がするな(笑)

まあ、「品のないドラえもん」って作品です。

のび太にエロ要素を加えたのが、主人公江戸城本丸で、ドラえもんを幼稚園児にしたのが、タルルートです。

話の基本構成は、

①ダメダメ主人公本丸が泣きつく
②タルルートの魔法で特訓(あるいは解決)する
③ライバルの原子力との勝負に勝つ(あるいはエロで落とす)

とにかく、タルルートは可愛かった印象。魔法少女は数多くいるが、魔法少年は少ないのでは? 「マギ」くらいかな? あっ、ヤツもエロい(笑)

次に、ゲーム。この時期、横スクロールのアクションゲームにハマってたな。ワギャンランドとかね(知らないもの知らないもので例える)w

意外と難易度が高くて、面白い(スーファミだけどね)。

ラストは漫画。線が多く、読みにくい絵柄。作者の江川さんは、本来、青年誌向けの漫画家さんなんで、少年誌向きに多少ムリしてる感はある。無駄に理論とか理屈とか書いて、「俺って頭良い?」感も出してて鼻につくし。正直、アニメの方が絵も綺麗でテンポもよく、見やすいし、面白い。

ということで、オススメ順は、①アニメ→②ゲーム→→→③漫画 かな?

……あ~、たこ焼きが食べたくなってきた(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

naoki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

たこ焼きタルルートくん

今知ったがタルるートくんという名前
カタカナや平仮名が複雑に混じりあっているんだな
小学生の自分は気がつかなかった。

まじかるタルるートくんが冒険するゲームに熱中したな
この頃からゲームプレイヤーは
上には上がいることを知った。
狭い世界ではヒーローだったが自分はせいぜい中の上
が良いとこ
小学生の頃ゲーム上手い奴を尊敬したな(笑)
当時ゲームが上手い高橋名人は今どうしてるのか?

ゲームはたこ焼き食べると回復だったが
そのたこ焼きがうまそうで
青のりとタレがポイントかな。

視聴後は毎度たこ焼き食いたくなったな。
小学生のお小遣いだと毎度は無理
貯めたお金はスーファミソフトと攻略本
だからたこ焼き食べたつもり貯金

声優はタラコさん、ちびまること同じ声
たまにまる子に聞こえたな

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

61.0 40 1990年度アニメランキング40位
三つ目がとおる(TVアニメ動画)

1990年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (27)
210人が棚に入れました
「週刊少年マガジン」に連載された手塚治虫の伝奇SFコミックが原作。アニメ化にあたっては学園中心のエピソードを多くするなど、対象年齢はいくぶん低めに設定された。いつも学校のみんなからいじめられている少年・写楽保介、実はその正体こそ超能力を持った三つ目一族の末裔だった。そうと知らない級友の美少女・和登千代子は写楽を連れて博物館へ赴いたのを機に、写楽は額のばんそうこうに隠された三つ目を解き、古代の超パワーを発揮させる。

声優・キャラクター
伊倉一恵、松井菜桜子、嶋俊介、緒方賢一、田野めぐみ、速水奨

60.2 42 1990年度アニメランキング42位
魍魎戦記MADARA-マダラ(TVアニメ動画)

1990年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (12)
67人が棚に入れました
光と闇それぞれの宿業を背負って生まれる2人の少年、摩陀羅(マダラ)と影王(カゲオウ)と、彼らを転生させる為にあらゆる時代に現れる2人の父と母である弥勒(ミロク)と開耶(サクヤ)、この四者を軸に展開する転生譚である。主軸となる4人の他にも、摩陀羅を庇護する妣の化身である麒麟(キリン)、摩陀羅に祝福を与える白沢(ハクタク)、摩陀羅の眷属である青と赤の戦士、夏凰翔と聖神邪(カオスとユダヤ)などが転生を繰り返す。彼らは、108回転生を繰り返し戦い続けるという運命にあるが、全員が同じ時代に同時に転生するということはほとんどなく、互いに出会い、すれ違いながら転生を繰り返すこととなる。

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

原作ありきのova

ミロク帝とサクヤ姫の子マダラが自分の出生を知らずにタタラ爺と旅をするとこから始まる。


全2巻、原作は漫画でそこから色々と派生した作品、正直このova見つけるまで全く知らなかった。

一応原作だとマダラと影王の二人がメインで始まるって書いてあったけど、このovaだと影王は後半にしか出てこなし、ヒロインのキリンも魔人を使うただの村娘になってるし、原作と違う点が多い。



はっきり言って面白くない、世界観の詳しい説明も無いし話の展開も早すぎる、原作知ってたらもう少し楽しめたのかもしれないけど、改変されてるんじゃ望み薄だな・・・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

計測不能 43 1990年度アニメランキング43位
平成天才バカボン(TVアニメ動画)

1990年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (8)
84人が棚に入れました
赤塚不二夫のギャグ漫画を原作とした第3シリーズだが、本作の制作はスタジオぴえろが担当。監督を「タイムボカン」シリーズの笹川ひろしが務め、またバカボンのパパの声は従来の雨森雅司が他界したため、同じベテラン声優の富田耕生に交代している。バカボンからお年玉をとった小さな子供にケンカで勝つため、バカボンのパパは身体を鍛えることを決意。また町で評判の悪い医者をこらしめるため天誅を下したりと、バカボンのパパの活躍は続く。

声優・キャラクター
富田耕生、林原めぐみ、増山江威子、坂本千夏、千葉繁、田原アルノ

計測不能 43 1990年度アニメランキング43位
魔法のエンジェル スイートミント(TVアニメ動画)

1990年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (4)
61人が棚に入れました
葦プロが久々に手がけた魔法少女もので、同社の法少女路線第1作「ミンキーモモ」のリメイク的な面も持つ。魔法の国のお姫様ミントは、虹色の谷の花々が冷たい色に覆われていることを知った。花の色は人間界の“しあわせ”を示すバロメーター。ミントは人間界に赴いて、そこで暮らしているハーブおばさんのお店をもとに“しあわせショップ”を開店させる。人々にしあわせを振りまき、ミントは虹色の谷の花々を元の美しい色に戻せるか。

声優・キャラクター
笠原弘子、渕崎ゆり子、佐々木望、玉川砂記子、丸山裕子、辻村真人、滝沢久美子、伊井篤史、緒方賢一、松田辰也、川田妙子

計測不能 43 1990年度アニメランキング43位
ガルフォース 地球章(OVA)

1989年12月25日
★★★★☆ 3.5 (9)
48人が棚に入れました
広大な宇宙で抗争を続ける2大勢力。機械骨格に宿る液状生命体パラノイドと単一生殖の人間型ソルノイドは、第9星系の新天地カオスを巡っても激しい戦闘に突入した。ソルノイド軍の巡恒艦スターリーフは戦闘中に被弾し艦隊から離脱。生存した7人のクルーを乗せてカオスに向かった。パラノイド親衛艦隊の追撃にひとり、またひとりと倒れる中、生き残ったクルーは両軍が極秘裏に進めていた驚くべき計画を知ることになる…。

計測不能 43 1990年度アニメランキング43位
機動戦士SDガンダム SDガンダム外伝(OVA)

1990年1月1日
★★★★☆ 3.8 (5)
48人が棚に入れました
スダ・ドアカ・ワールドという世界を舞台に、騎士の姿をしたSDガンダムたちの活躍を描いたOVA。全4本が制作された。 魔王サタンガンダムという悪のガンダムにより支配されようとしているラクロア王国。そこにガンダムという腕利きの剣士が現れる。モンスターに襲われていたラクロアのフラウ姫を救ったことで、彼はレビル王から騎士(ナイト)の称号を授かる。さらに、伝説の神器について記された石版のかけらを預かり、僧侶ガンタンク、戦士ガンキャノン、騎士アムロと共にサタンガンダム討伐の旅に出るのだった。果たして、騎士ガンダムたちはサタンガンダムを倒すことができるのだろうか?

計測不能 43 1990年度アニメランキング43位
藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シアター カンビュセスの籤(OVA)

1990年4月1日
★★★★☆ 3.6 (9)
45人が棚に入れました
20世紀を代表する巨匠、藤子・F・不二雄のSF作品を、アニメ界の大御所笹川ひろし監督でアニメ化したOVAシリーズ。古代アケメネス朝の時代のペルシア、大軍勢を引き連れて他国を攻めたカンピュセス王の遠征は極度の飢餓に陥り、食物は尽き、戦友同士で籤(くじ)を引き、当たった人間を残りの仲間で食べるという凄惨な状態になってしまった。籤に当たったサルクは生きたい一心で軍隊から脱走。逃げたその先は人類がたった一人を残して滅び去った終末戦争後の世界だった。もはや地球上の技術で人間の営みを維持することはできず、生き残った一人は地球外文明に望みを託し、SOS信号を送り続けていたのだ。地球人の生き残る道はただ一つ。籤を引いてどちらかがどちらかの食料に……。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作に足してしまった部分は完全に蛇足。それでもSFの秀作。

 本作原作は短編集で読んでいます。この作品は、高校生以上成人でも十分楽しめる水準と言うか、SFとして高水準です。藤子F不二雄氏がもともとSFに造形が深く、子供向け以外でも才能があることが確認できます。

 原作は「少女終末旅行」の達観とは対照的な印象の作品です。どちらの作品も心にモヤモヤを残りますので、そのモヤモヤを咀嚼するのがいいのでしょう。

 なお、カンビュセスは古代ペルシャの王様と言うこと以外は知りませんでした。「カルネアデスの板」と言葉の感じが似ていて、どちらも命の問題ではありますが多分偶然です。それとも意識したのでしょうか?

 かなり短い短編で、それと比較するとアニメ版の方が尺が長く説明が増えています。小説やマンガの短編に言葉を足すという行為の是非については、私は否定的です。
 何故こんな事を言うかといえば、この作品原作があえて見せなかったと思われる読者に委ねたシーンをアニメではそのまま見せてしまっているからです。

{netabare} シェルターの中の過去の人間を描き、23人がいなくなっていくプロセスを見せるべきだったか?特に父とかおじさんと言った、個人への感情を見せるべきだったか?それは見ているこちらが想像したほうが、話が深くならないか?です。

 そして、結末の光と音。あれはどうでしょう?私は見せない方が良かった気がします。
 本作のあがきの部分が、可能性がほとんどゼロという絶望をどうとらえるか。最後まで生きる努力をするべきか否か。{/netabare}そのオープンエンディングとして我々が本来考えるべき課題を、作品が奪い去ったような気がします。


 短編の意味とは「エッセンスに集中する」「味わいを深める」「各々が考える」「説明を省くことでリアリティを増す」などの効果を狙っての事だと思います。
 短編は10倍20倍の情報量からとにかく削って削って、エッセンスまで行き着いて1文字、1コマに想いを込めているということが価値です。それだけに実力差が現れる反面、見る人によって印象が変わるのがいいところです。

 ということで、本作はSF短編マンガ文学の秀作を、大衆娯楽にしてしまった印象です。娯楽が悪い訳ではないし価値に文学と比較して高低は無い、と言いたいですが、やっぱり見せない部分を見せてしまった罪は重いかなと思います。まさに「蛇足」でしたね。

 ただ、評価でストーリー、低くしたくはないですね。本当は5何ですけど…うーん。見せてしまったマイナスで▲1で4、キャラも同様で4をマイナスで3.5とします。
 作画とか音楽は評価せずの3。声優さんは4とします。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

計測不能 43 1990年度アニメランキング43位
BE-BOP HIGHSCHOOL ビー・バップ・ハイスクール(OVA)

1990年1月26日
★★★★☆ 3.2 (9)
43人が棚に入れました
きうちかずひろ原作の同名コミックをアニメ化した作品。舎弟・ノブオの仇である高木を追いかけ、悪名高き「白山寺」に辿り着いたトオルとヒロシ。だが、いつしか地元中学生と美女を巡るモメ事に……。そして、そんな二人の前に強力な敵・チャッピー江田が現れる。そしてピンチに陥った絶体絶命のヒロシとトオルに、追い討ちをかけるような悲劇が襲う――。ドジな一面もあるが、男気溢れる最強ヤンキー高校生・トオルとヒロシ。彼らが送る青春の日々を描いた作品だ。

kiji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

昭和の時代の・・・

たしか中学の時に流行った漫画ではあったんだけど

漫画本50巻ぐらいの、OVAは6で完結だったかな。

不良ツッパリとかの時代のケンカあり女アリ的なそういう感じのアニメです。

学校間抗争が面白おかしくハ~ドに描かれてて私的には今見ても結構

懐かしみと相まって楽しめた作品ではありましたb
 
OVAでは切り繋ぎとオリジナル的な話の融合になってます。

原作本では後半はグタグタになってしまってる感が怯めず

終わり方もえ~~の雰囲気で終わってますが

OVAはまぁまぁの良いとこどりで無難にまとまってはいると思います。

お暇あれば昔を懐かしめる昭和の人がお勧めかなぁ(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

計測不能 43 1990年度アニメランキング43位
チンプイ エリさま活動大写真(アニメ映画)

1990年3月10日
★★★★☆ 3.2 (9)
39人が棚に入れました
藤子・F・不二雄原作のアニメが劇場用作品になったもの。春日エリは部屋の掃除中に懐かしいアルバムを発見するが、突風のように現れた謎の宇宙生物に、そのアルバムを盗まれてしまう。慌てて後を追うエリとチンプイ、そしてエリのボーイフレンド内木。そして、たどりついたのは砂漠だった。そこには自分の街とそっくりの街があり、もうひとりのエリがいた。実はこの街は、マール星王室が製作する、エリの伝記映画を撮るために建てられたオープンセットだったのだ。また、エリそっくりの女の子はリリンというマール星の役者で、アルバムはエリの役作りのために盗まれたのである。怒ったエリだが、そんな彼女を助けるためリリンは負傷してしまい……。監督はTVシリーズ同様に本郷みつるで、後に数々のアニメ映画を手掛ける氏にとってこれが最初の作品となった。

計測不能 43 1990年度アニメランキング43位
機動戦士SDガンダム MARK-III(OVA)

1990年3月23日
★★★★★ 5.0 (1)
37人が棚に入れました
収録内容は、「宇宙の神秘大作戦」、「SD戦国伝 頭虫邸の忍者合戦」、「SD戦国伝 天の巻/地の巻/真の巻/理の巻」。
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