1990年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVA一覧 28

あにこれの全ユーザーが1990年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月28日の時点で一番の1990年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

68.1 1 1990年冬(1月~3月)アニメランキング1位
MIDNIGHT EYE ゴクウ II(OVA)

1989年12月22日
★★★★☆ 3.8 (13)
53人が棚に入れました
『カラス天狗カブト』の寺沢武一の原作によるハードSFOVA第2作。前作と同様に監督はアニメ版『妖獣都市』の川尻善昭が担当している。良子と名乗る美女から兄を3日以内に探すよう依頼を受けた、通称“ゴクウ"こと元・刑事の風林寺悟空。この件にキナ臭さを感じたゴクウは、やがて彼女の兄リュウが15年前に死亡したという情報を得る。だが良子は兄の存命を主張。彼女の言葉どおりリュウは、獣人化状態のサイボーグとなって生き続けていた…。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これぞ単発OVA

前作も単発として十分面白いが、近作は別に続編としてではなく
同じ単発として作られているが、ストーリーや設定。描写などが絶妙。せめてもの願いが時間が短い事だが、、このレベルのものを長くすれば完全に劇場版レベルで、それで客が取れなかったのがこの時代の背景。現代では多くのオンエアー品の質があがり、OVAと遜色無くなったが、この時代はまだこう言ったOVAがアニメの大きな要素だと感じていた。個人的にはOVAは質、オンエアーものは量という感じで、質量を兼ね揃えた物は少なかった。この作品の良いところはほぼ6割は敵の描写などにその背景にスポットを当て、山場の対決まで持っていくこと。それで十分魅せている作品。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 2

67.4 2 1990年冬(1月~3月)アニメランキング2位
デビルマン 妖鳥死麗濡編(OVA)

1990年2月25日
★★★★☆ 3.7 (34)
105人が棚に入れました
 TVアニメ版と同時に連載されていた、コミック版『デビルマン』の導入部を元にして制作されたOVA。
妖鳥シレーヌ及び魔獣ジンメンとの戦いを描いた『妖鳥死麗濡編』がこちら!

rurube さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

鬼才永井豪

デビルマンについて全く理解出来ていないがこの作品のおかげで『失楽園』読むことが出来たのはラッキーだった。

永井豪は数々のヒット作を生み出しているが彼にとってこの作品がどれだけ大きいのかは『バイオレンスジャック』を読めば分かる。いわゆるスターシステムが採用されており永井豪の作品に登場する主人公達が一同に会する。
ラストを飾るのは当然デビルマンだ。

この話はルシファーに騙されたアダムとイブが知恵のみを食べることによってデビルマンになった。『失楽園』と違うのは天使の存在だろう。

この世界には天使は存在しない。『失楽園』では知恵のみを食べたことによって楽園からの追放がテーマになるがそこに悲壮感は存在していない。神からの使いである天使との会話でも罪に対しての人間の尊厳が描かれている。

デビルマンもテーマとする所は同じであろう。彼らは醜い悪魔になった。しかしそこに人の心は存在しており誇りを失わずに悪魔との最終決戦に挑んでいる。

で今回の話は原作を考えるとスタートにも立っていないが個人的にシレーヌは最高のデザインだと思う。そもそも悪魔って堕天使の事だから何処かで美しさを持っていなればいけないはず。
デビルマンの世界観がある程度表現できているし漫画読んでない人は意味分からないがエンタメとしては楽しめると思う。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 6

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

漫画版を忠実に再現したホラーOVAその2

このOVAは永井豪の漫画、デビルマンの設定を元に制作された
作品の一つである。

こちらは、ジンメン戦とシレーヌ戦に焦点を当てた作品となっている。
漫画版では、シレーヌ戦→ジンメン戦だが
OVAでは、ジンメン戦→シレーヌ戦と変更されている。
その理由に関しては、私もよくわかっていないため別サイトで
見ることを推奨する。

誕生編とかぶってしまうが、素晴らしいと感じたところは、
圧倒的な再現度。ジンメン戦に関しては、漫画版
と一部変更されているところがあるが、特に違和感なく見ることが
出来た。実際、漫画版の設定をそのまま持っていくと
確実にトラウマになるだろう。私自身は
その判断は間違っていないと思う。

誕生編ほどではないが、グロ描写もそれなりにある。
ジンメン戦は、特に気を付けた方が良い。
また、誕生編よりもアクションシーンが多めなので
その点に関しても、見ごたえがある。

個人的には好きなキャラクターはカイムだ。
登場するのは、相当後であり、尚且つ
すぐに退場してしまうが、カイムの男気を感じられる
貴重なシーンがあるので耐性のある人は一度見てもらいたい。

私としては、傑作といってもいいほど素晴らしいOVAだった。
名作の域に達すると考えている。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 5

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

スゴイスゴイって、何が凄いのかと言うとね…

2019再見。

アクションや物語のテンポが2010年代とは異なるという事、単純な映像技術の差異などを除けば、現在でも通じる傑作だと思う。

昨年の夏ごろ読んだ本で言及されてて見直したいなーと思ってたんだが、思いのほか手間がかかってしまった。
出版社は「~の〇〇周年!」と帯で息巻くだけでなく、ホントに記念したいんだったらこういうコンテンツにも気を配ってほしいなぁ。(確か講談社も出資してるハズだしねこのOVA)

まぁ監督の飯田つとむ(馬之助)の経歴はどっかで見てもらうとして、本作のOVAとしての凄みは、原作へのリスペクトと、補完のバランスにあると思う。
唯一無二の雰囲気を持つ原作漫画の絵柄、世界観、雰囲気をちゃんとアニメに再生しつつ、言わば”止め絵”の表現であるアニメにはない動きはちゃんと補っている。
都会の夜空を飛びつつのシレーヌとデビルマンの戦いや、カイムとシレーヌの対話シーンの裏でのデビルマンの苦闘などは原作にないエッセンスであるが、エンターテイメントとして見ごたえがあり、かつ、物語をキチンと補っている。
これでこそ、マンガをアニメにする意味がある。素晴らしいの一言。

グロい(率直に言って”不愉快”な)ジンメン戦と、切なくも美しいシレーヌ編が1時間の間に共存してるのも、演出の勝利だよなぁ。

あと、ヒロイン牧村美樹の入浴シーンが美しい。
露出に関する思想と規制は大切な問題だし、議論をつくすべきかとは思うが、画一的に「裸狩り」をするのは全くの愚かであるし、良い結果を生むわけもないと本作を見てて感じましたわ。
フィクションの罪のないヌードは割と良質な性教育たりえると思うのだが。
(濡れ場やレイプなんかは論外であるのはもちろんだけど。)

閑話休題。
あと、本作の素晴らしさは声優さんの芝居にもあって、
シレーヌ(榊原良子)とカイム(石塚運昇)の掛け合いは流石の一言。
「君は血まみれでも美しい」のセリフ、男だよねぇ…忍ぶ恋や…(涙)
オーバーラップする二人の表情の演出がまたいいんだよなぁ…。

あ、各所でトラウマキャラとして名をはせているジンメンは青野武が声をあてて、素晴らしい外道っぷりです(笑)
流石はぬらりひょん声優だよなぁ(爆)←1985版な。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 5

67.0 3 1990年冬(1月~3月)アニメランキング3位
ダーティペア 謀略の005便(OVA)

1990年1月24日
★★★★☆ 3.7 (15)
61人が棚に入れました
乗客乗員すべてが消え去った星間旅客機DCL005便。
しかし被害者の家族から一切の保険・賠償請求がないという異常な事態にWWWAに調査依頼が舞い込む。
派遣されたダーティペアは同時に005便に乗っていた科学者の捜索も引き受ける。

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ご存知!ない方が大勢になってしまいましたが・・・

高千穂遙の「クラッシャー・ジョウ」と並んで大人気だった・・・スペースコミカルアクションのOVA版。
30分のTV版もよいけれどちょっと長目(59分)のOVA版はやっぱり面白い。
TV版・劇場版と並んで「計測不能」とはモッタイナイ。
このシリーズを大雑把に言うと、トラブルコンサルタントのダーティペア(ユリとケイ)が事件を解決し、惑星の1個や2個は吹っ飛ばす話。
この事件は↑の「あらすじ」を参照のこと。

これはレンタルショップでもDVDがあるので見かけたら観て下さい。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 1

65.3 4 1990年冬(1月~3月)アニメランキング4位
きまぐれオレンジ☆ロード 第2期(OVA)

1989年12月27日
★★★★☆ 3.6 (11)
80人が棚に入れました
東京近郊の静かな街に引っ越してきた超能力一家の長男・春日恭介と、転校先で知り合った二人の美少女・鮎川まどかと檜山ひかるの三角関係を中心に描いた、まつもと泉のラブコメコミック『きまぐれオレンジ☆ロード』のOVAシリーズ。

62.5 5 1990年冬(1月~3月)アニメランキング5位
うる星やつら ヤギさんとチーズ(OVA)

1989年12月21日
★★★★☆ 3.4 (13)
72人が棚に入れました
絶大な支持を受けたTVシリーズのOVA版第6弾。先行して、制作会社主催のファンクラブ大会で上映もされている。面堂家の丘に飾られたヤギの像は曰く付きのもので、そこで像と一緒に写真を撮るとヤギの霊が映りこみ、その祟りで死んでしまうらしい。面堂父の悪ふざけにより、像と共に写真を撮られてしまったあたるたちはなんとか祟りを回避しようとあがくが、敵もさるもの軍隊を繰り出してもまるで手応えがない? TVアニメ化されなかった原作エピソードからチョイスされた一編。元の話よりド派手にスケールアップした内容は必見だ。主題歌は懐かしの「ラムのラブソング」と「宇宙は大ヘンだ!」が採用された。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ガルフォース 地球章(OVA)

1989年12月25日
★★★★☆ 3.5 (9)
48人が棚に入れました
広大な宇宙で抗争を続ける2大勢力。機械骨格に宿る液状生命体パラノイドと単一生殖の人間型ソルノイドは、第9星系の新天地カオスを巡っても激しい戦闘に突入した。ソルノイド軍の巡恒艦スターリーフは戦闘中に被弾し艦隊から離脱。生存した7人のクルーを乗せてカオスに向かった。パラノイド親衛艦隊の追撃にひとり、またひとりと倒れる中、生き残ったクルーは両軍が極秘裏に進めていた驚くべき計画を知ることになる…。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
機動戦士SDガンダム SDガンダム外伝(OVA)

1990年1月1日
★★★★☆ 3.8 (5)
48人が棚に入れました
スダ・ドアカ・ワールドという世界を舞台に、騎士の姿をしたSDガンダムたちの活躍を描いたOVA。全4本が制作された。 魔王サタンガンダムという悪のガンダムにより支配されようとしているラクロア王国。そこにガンダムという腕利きの剣士が現れる。モンスターに襲われていたラクロアのフラウ姫を救ったことで、彼はレビル王から騎士(ナイト)の称号を授かる。さらに、伝説の神器について記された石版のかけらを預かり、僧侶ガンタンク、戦士ガンキャノン、騎士アムロと共にサタンガンダム討伐の旅に出るのだった。果たして、騎士ガンダムたちはサタンガンダムを倒すことができるのだろうか?

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
BE-BOP HIGHSCHOOL ビー・バップ・ハイスクール(OVA)

1990年1月26日
★★★★☆ 3.2 (9)
43人が棚に入れました
きうちかずひろ原作の同名コミックをアニメ化した作品。舎弟・ノブオの仇である高木を追いかけ、悪名高き「白山寺」に辿り着いたトオルとヒロシ。だが、いつしか地元中学生と美女を巡るモメ事に……。そして、そんな二人の前に強力な敵・チャッピー江田が現れる。そしてピンチに陥った絶体絶命のヒロシとトオルに、追い討ちをかけるような悲劇が襲う――。ドジな一面もあるが、男気溢れる最強ヤンキー高校生・トオルとヒロシ。彼らが送る青春の日々を描いた作品だ。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
MAROKO 麿子 [マロコ](OVA)

1990年3月19日
★★★★☆ 3.8 (6)
28人が棚に入れました
高級マンションに住む高校生・四方田犬丸(よもた・いぬまる)は、ホームドラマ的な日常に退屈していた。 そんなある日、マンションのベランダから黄色い一輪の花を目撃する。その後、玄関のチャイムが鳴るが面倒臭がって出ない両親に 変わって犬丸は、しかたなく出ることにした。玄関の扉の覗き穴を見るとそこには、先程見かけた黄色い花がいた。 迷いに迷った挙句扉を開けると、犬丸は黄色いドレスの少女に抱きつかれる。その少女は、四方田麿子(よもた・まろこ)と名乗り 自分が犬丸の孫娘であり、彼に会いたいが為に未来からやってきたと言う。彼女の登場により、四方田家の日常と家庭は破天荒な形で崩壊していく事になるのだった。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ASSEMBLE INSERT アッセンブル・インサート(OVA)

1990年2月25日
★★★★☆ 4.0 (6)
25人が棚に入れました
ゆうきまさみの原作のOVA作品。近未来の東京は、パワードスーツをまとった集団・デモンシードによる凶悪犯罪に悩まされていた。これに対抗するには警察では力が足らず、代わりに対デモンシードの特殊工作課が組織されることに。ここに所属する14歳の少女・南風まろんは、正義の味方として大活躍するどころか、なんと人気が高じて芸能界デビューもしてしまう。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
楳図かずおの呪い (OVA)

1990年3月1日
★★★★☆ 3.5 (8)
21人が棚に入れました
ホラー作家の巨匠・楳図かずおの同名コミックを原作にしたアニメーション作品。本作は、「ビデオカメラに何が写ったか」「幽霊屋敷」の2話構成。 女子高生が毎夜見る不気味な夢にうなされていた。朝起きると彼女の首に奇妙な痕が……。その謎を解明するために彼女は自分の寝室にビデオカメラを仕掛けることに。そのカメラによって撮影された映像に何が映ったのか……(「ビデオカメラに何が写ったか」)。 15歳の少女たちは刺激を求めて、不気味な古屋敷に入った。しかしそこは、誰も入ってはいけない禁域であった。屋敷の中で巻き起こる恐怖の連続。少女たちは無事屋敷から脱出できるのか(「幽霊屋敷」)。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
1+2=パラダイス(ワンツー・パラダイス) あっちもこっちもプリンプリン(OVA)

1990年2月23日
★★★★☆ 3.4 (6)
21人が棚に入れました
『あぶない!ルナ先生』『いけない!ルナ先生』などのHコメディで人気を呼んだ漫画家・上村純子の同題コミックを原作としたOVA作品。 高校生・山本優介は、自分の誕生時に母を失った哀しい過去があった。そのため父と同じ産婦人科医師になって体の弱い女性を救おうと学業に励む優介だが、彼は一方で女性恐怖症という弱点を抱えていた。そんな息子の苦境を案じた父は、美少女の看護婦コンビを住み込みで雇う。だがその二人=中村結花と梨花の双子の姉妹こそ優介の幼なじみで、しかも幼少時の彼を女性恐怖症にしたトラウマの元凶であった……! 原作序盤に沿って物語が展開。無意識に男子に迫る結花と迫り魔の梨花。両ヒロインに翻弄される主人公・優介の図が笑いを誘う。監督は、アニメ演出家や小説の著述などで活躍しながらも、2007年に44歳の若さで他界した才人・わたなべぢゅんいちが担当。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ガデュリン(OVA)

1990年3月1日
★★★★★ 4.2 (4)
21人が棚に入れました
地球人のリュウは、宇宙船の故障によって、上司のコンピュータロボットMOSとともに自航惑星ガデュリンに不時着した。そして、惑星探索中に妖精エウラドーナ人のファナ と出会う。しかしその後、自らを神と名乗るガヴァナーによってファナが生贄として囚われてしまった。リュウはファナを救出し、ガヴァナーの手から逃れることができるのか? そしてガヴァナーの正体とは? 羅門祐人原作の小説『自航惑星ガデュリン』をベースに制作されたOVA作品。1991年には、世界観やキャラクターを共有するスーパーファミコン用ソフト『ガデュリン』が発売されている。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ウルトラマングラフィティ おいでよ!ウルトラの国(OVA)

1990年1月1日
★★★★☆ 4.0 (2)
17人が棚に入れました
3頭身にディフォルメされたウルトラマンや怪獣たちが織り成すギャグアニメ。本作のウルトラマンたちは怪獣・宇宙人たちと共存し、人間と同じように家庭を持ち、会社に勤めるなど、極度に擬人化されている点が特徴だ。 モタモタモーターズで勤めるウルトラマンは、妻や子供たちと幸せに暮らしていた。ある朝、ウルトラマンは長時間トイレに入って新聞を読んでいたため、会社に遅刻しそうになる。遅れを取り戻すべく、空を飛んで会社に向かおうとするが、警官に見つかり罰金を払うことに。そう、今やウルトラの星では空を飛ぶことが禁止されていたのだ。この一件を境に、彼の受難は続き……。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
魔神英雄伝ワタル 創界山英雄伝説(OVA)

1990年1月1日
★★★★★ 5.0 (1)
16人が棚に入れました
TVアニメ『ワタル』第1シリーズの内容を、1時間強の尺に編集して紹介したダイジェスト版。 元気な小学生・戦部ワタルは、ある日突然に異世界へと招かれ、そこで救世主となり戦うハメに。パートナーとなる頼もしき魔神・龍神丸の力を借りて彼が立ち向かうのは、聖地・創界山を乗っ取ったドアクダー配下の悪の魔神たちだ。旅を進める先に次々と立ちはだかる強敵を相手に、ワタルとその仲間たちはいかにして戦い抜くのだろうか? TVシリーズの第二弾『ワタル2』の放映直前に販売されたビデオ版であり、おさらいの意味で旧作の展開を大まかにフォローしつつも、登場するメカ・魔神をよりフィーチャーした内容になっている。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
江口寿史のNANTOKA NARUDESHO!(なんとかなるでショ!)(OVA)

1990年1月25日
★★★★☆ 3.6 (3)
14人が棚に入れました
1986~88年に「月刊ASUKA」誌上で連載された江口寿史のギャグ短編『江口寿史のなんとかなるでショ! 』のOVA版。オカマの双子が過去の悪行を告白する「トーマス兄弟」、根暗な少年を主人公にした「地獄少年・うしみつくん」、『エルム街の悪夢』と『愛と誠』のパロディ「ジャミラおぢさんの悪夢」ほかのオムニバス作品を、アニメや実写、特撮など多彩な手法で映像化している。監督は『地球防衛少女イコちゃん』『いかレスラー』で知られる河崎実、演出・絵コンテは『銀河鉄道999』『メトロポリス』のりんたろうが担当するほか、もりやまゆうじ、平田敏夫、庵野秀明など名だたるクリエーターが参加。また、収録作のひとつである『ゴジラ』と梅宮辰夫の『くいしん坊!万才』のパロディ「圧縮」には、江口本人も登場している。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
手天童子(OVA)

1989年12月21日
★★★★☆ 3.3 (2)
14人が棚に入れました
永井豪が70年代後半に発表した伝奇SFコミックをOVA化。当初は全3巻の予定だったが、最終的には完結編の全4巻まで刊行されている。 平安時代。京に近い大江山では戦鬼と青鬼の二匹が宇宙や時空を行き来しながら死闘を展開。やがてその戦いは現代におよび、赤子をくわえた戦鬼は青鬼を倒す。これと同時に戦鬼はそこにいた青年・柴竜一郎とその恋人の京子へ赤子をあずけ、15年後の再来を約束して消える。赤子に手天童子郎と名づけて本当の子供同然に愛する柴夫妻だが、15年後に高校生となった子郎は自分の身体の異変を次第に悟る。そんな彼の前についに敵の憑鬼が出現。憑鬼は美少女の白鳥美雪を利用して子郎を狙うが。 本作の実制作はスタジオ・シグナルが担当。作画監督のひとりであるアニメーターの本橋秀之は原作者の意向もあって選ばれた人材だった。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ガッデム ゴー・アヘッド(OVA)

1990年1月1日
★★★★☆ 3.8 (3)
13人が棚に入れました
新谷かおるが「ビックコミックスペリオール」で連載したラリーレースを描く同名コミックをOVA化、その第2弾となる。腕はいいが、コーナーの難易度を「松、竹、梅」の三段階でしか分けないなど、荒い走りで定評なドライバー・轟源を主人公に、過酷なラリー競技の世界を映像化していく。聖王チームとしてサファリラリーへ参戦した源と、そのナビゲーターのロヴ。ついに本戦へと突入した彼らに、アフリカの厳しい自然、そしてライバルたちとの熾烈な勝負が立ちはだかる。数々のアクシデントに対し源たち聖王チームはいかにラリー=再び帰ってくることを目的としたレースに勝ち抜いていくのか……!? 迫力あるラリーカーの描写、レースの興奮はもちろん、本作では聖王という企業がラリーというモータースポーツ界においての企業間戦争でどのように戦うかなど、その裏側に隠されたビジネス戦略も浮き彫りにしているのが特徴的だ。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
気ままにアイドル(OVA)

1990年2月25日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
手塚治虫のアシスタント経験のある小谷憲一が、「コミックバーガー」に連載していたコミックが原作。京都のお嬢様学校に通う夏樹と遙は、何気なく買った宝くじで9000万円を当てたことを機に家出して上京。歌手志望で内気な文子と出会い、3人でアイドルをめざすことになる。金銭感覚も一般常識もない3人“芸能アイドル組"が巻き起こす大騒動が楽しいサクセス・ストーリーだ。 監督は『美少女戦士セーラームーン』や『ケロロ軍曹』で知られる佐藤順一。3人組には当時まだ新人だった久川綾をはじめ、萩森順子(現・イ旬子)、荘真由美という若手女性声優を起用。また、アニメ化に伴い“芸能アイドル組"というキャラクターと同名のアイドルトリオが結成され、主題歌を担当した。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
のりピーちゃん(OVA)

1989年12月25日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
80年代後半を代表するアイドルのひとりだったさかいのりこ(酒井法子)が「週刊少女コミック」に連載していたほのぼの系コミックを約30分のOVA化。原作者の酒井法子をカリカチュアした主人公のりピーちゃん、その一日を描く第1話「キョッキー」をはじめ第2話「スイートヤッピー」そして第3話「なんじゃらピー」の全3話で構成されている。 元気でやさしいのりピーちゃんの一日は朝シャンからスタートするっぴ~。今日はのりピーちゃんにとってはじめてのデート。ちょっと心配だけどなんとかなるっぴ~。 本作の実制作はアウベックが担当。多芸なアニメ作家・小華和ためおが演出として参加したほか、作画面には名アニメーターの谷口守泰も名を連ねている。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
花のあすか組!2 ロンリーキャッツ・バトルロイヤル(OVA)

1990年1月1日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
1985~95年にかけて「月刊Asuka」に連載、一匹狼の中学生・九楽あすかが自らの正義と信念のもとに悪の組織と戦うストーリーで人気を博した、高口里純の美少女バイオレンスコミックのOVA版。原作者描き下ろしのオリジナルストーリーで、OVAの発売前後にかけて「別冊あすか」に同名の外伝版が連載された。監督は『デジモン』シリーズの梅澤淳稔、キャラクターデザインと作画監督は、後に『ふしぎ遊戯』『カウボーイビバップ』などを手がけた本橋秀之が担当。女性キャラの個性を生かす繊細な作画が魅力。ある日突然、理由のわからないまま数人の女子高生に襲撃されたあすか。同じ頃、友人のミコや姫も同じような集団に襲われていた。あすかは何者かの作為を感じ、真相究明に乗り出す。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
左のオクロック!! (OVA)

1990年2月5日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
型にはまった平凡な生活に対して疑問を持つ少年・篠崎由宇。みんなと同じ「右回り」の人生を送りたくないと考える彼は、あえて「左回り」の行き方を選び、高校を休学してバイクで旅に出る。日本全国を回り、様々な人と出会いながら、由宇は成長していく。「月刊少年キャプテン」(徳間書店・刊)で連載されていた、新谷かおる原作の同名のマンガをアニメ化。全2巻のOVAで、各巻2話収録。基本的には原作を丁寧に再現しており、クセのある新谷かおるのキャラクターの顔もよく似せている。またウンチク好きの新谷かおるの作風はアニメ版でも健在で、バイク、ツーリング関連の知識が身に付くバイク初心者向けのビデオとして見ることができる。主人公の由宇役の佐々木望を始め、松本保典、荘真由美、林原めぐみ等、当時の若手声優が多数登場している。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
拳闘士(OVA)

1990年3月5日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
漫画原作者としても活躍の劇画家・司敬(現・倉科遼)の人気ボクシンロマンのOVAシリーズ化。青年・竜拳児は無類の運動神経の良さと強打のパンチを活かして、故郷の函館で「賭けゴロ」すなわち自らの拳に金を賭けて闘うことを生業としていた。だが拳児は、東京で伝説のボクシングトレーナー、エディと遭遇。ヘビー級ボクサーになる夢を抱く。夢は大きく、ヘビー級統一チャンピオンを目標にニューヨークに渡った彼は、苦闘の中でそれでも着実に戦績を上げていった。やがて世界チャンピオン、マクレガーへの挑戦権をついに得た拳児。だがその時、掛け替えのないパートナーであるエディが病魔に侵されていた。監督は『星の王子さまプチ・プランス』『暴走戦國史 スペクター誕生』などに参加の島谷陽一郎。キャラクターデザインは『魔動王グランゾート』『アイドル伝説えり子』に参加のアニメーター・津地邦明が担当。

計測不能 6 1990年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ふしぎな国のまじょ子(OVA)

1990年3月15日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
いたずら大好きでくいしんぼうの魔法使い・まじょ子が様々な場所に出かけて繰り広げる大騒ぎを描いた物語。藤真知子・作、ゆーちみえこ・画の児童向け書籍『まじょ子』シリーズをOVA化。『ハ-トのゆめつぶ』『つっぱり宇宙人さん』『きらきら人魚さん』の3本が制作された。制作を担当したのはカード・シールなどの「紙もの」の老舗、天田印刷加工。同社はこの時期、『スーパーマリオブラザーズ』などの原作付きOVAをいくつかリリースしており、本作もその1つ。まじょ子役を島津冴子、まじょ子のママ役を川村万梨阿が好演している。
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