1992年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 6

あにこれの全ユーザーが1992年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の1992年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

82.5 1 1992年秋(10月~12月)アニメランキング1位
幽☆遊☆白書(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (928)
5942人が棚に入れました
主人公の浦飯幽助は、車に轢かれそうになっていた子供を助けたが、死んでしまう。しかし、幽助の死は霊界にとって予想外の出来事であったため、生き返ることになった。そして、妖怪が人間界で起こす悪事を取り締まる霊界探偵として働き始める。

声優・キャラクター
佐々木望、千葉繁、緒方恵美、檜山修之、田中真弓、深雪さなえ、天野由梨、京田尚子、林原めぐみ、折笠愛、白鳥由里、中原茂、飛田展男、玄田哲章、鈴木勝美、古田信幸、二又一成、子安武人、真殿光昭、納谷六朗、辻谷耕史、曽我部和恭、若本規夫、山口勝平、松本保典、森川智之、近藤玲子、菅生隆之、高山みなみ、江原正士、大谷育江、西村知道

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いわずと知れた大人気作

探偵モノからはじまりバトルモノ、トーナメントと当時のジャンプの王道をいくストーリー。

アニメ幽白の特徴は作画があまり乱れないこと。
DBZやスラムダンク、剣心に比べてだが。かなりがんばってる。
あと原作が短かったので引き伸ばしがあまりない。
前話回想はあるけど、見れるレベル。

もうひとつはやはり声優さんのチョイスがすばらしいこと。
問題が起きたのはイメージとあまりに違うという仙水くらいじゃなかろうか。あれも慣れてしまえば別に。声優さんの演技もうまかったし。声質がたしかたにあわなかったよね。

ほかは飛影、蔵馬をはじめ新人も含むキャスティングがすばらしい。緒方さんの出世作なのは有名。

邪気眼、炎殺黒龍波、その龍を宿しいつもうずいてる左腕、のちに体に宿し漆黒の羽がw。
厨二の開祖、邪眼師飛影も大人気の一翼、最強クラスのキャラなのに戦うったあとは妖力補給で寝ちゃうという・・。かわいいやつ。誰が好きかっていったら桑原、玄海、酎あたり。
なんだろうね、オトナになるほど桑原のかっこよさがわかってくるんだよね。


『アンバランスなキスして』など名曲ぞろいのOPED。
個人的には原作の「最初と最後の探偵編が好きだなぁ・・・




投稿 : 2024/04/20
♥ : 15
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「戸愚呂100%の恐怖!」

原作コミックは立ち読み程度。

いきなり{netabare}主人公少年・浦飯幽助が死に、生き返るための試練に挑む。{/netabare}
と言う意表を突いた導入から広がる霊界設定などが特徴的だったジャンプ原作アニメ。

当初は霊界探偵など特色ある展開もあったものの、
次第に暗黒武術会だの、魔界統一トーナメントだの、
ジャンプ黄金期の能力インフレーションや、
昨日の強敵(とも)が今日の仲間になるといった王道の論理に惹かれるように、
結局は能力バトル物としてヒートアップしていった作品。

私も印象に残っているのは能力バトルアニメとしての諸要素。
人間にしても、妖怪にしても、
生き様と言いましょうか、死に様と言いましょうか……。
各々が背負った宿命や性格が、明快にバトル空間で表現されています。
やはりジャンプらしいバトル長期化により、お話はなかなか進みませんがw
応酬される減らず口共々、熱くなれる王道バトル作品だと思います。


後々、私の嗜好に影響を与えたキャラも多数おり、
例えば蔵馬。飛影と共に、主人公・幽助を凌ぐ人気を誇った、
妖狐の力を受け継ぐ美少年。
棘のある薔薇が似合う美男子(CV緒方恵美)が時に血まみれになりながら、
可憐に戦う姿には、男の私にも危険な衝動を巻き起こしましたw

後年、私に乙女向け作品の美男子に一定の耐性が付いたのは、
『聖闘士星矢』の瞬と蔵馬のお陰だと思っていますw


次いで玄海。幽助の師である天才霊能力者で、お婆さん。
弟子を突き放した言動も見受けられますが、
実際には弟子想いが興じてトーナメントに覆面で乱入する程、
師弟愛に溢れたお方。

後年、私が老体に鞭打って死力を尽くすキャラに惹かれたりしたのは、
玄海の老いの一徹を目撃していたからだと思っています。


さらに触れておかねばならないのは、戸愚呂(弟)。
生物学的におかしいレベルに発達した蠢く筋肉とグラサンがダンディな、
暗黒武術会編でボスキャラとして立ちはだかる大妖怪で、
彼とのバトルは物語中盤のクライマックス。

特に100%フルパワーを発揮した時の彼は激ヤバで、
{netabare}発散する妖気で観衆の四分の一が消滅するわw
肉体もガチムチ筋肉を通り越して
もはや動く屋久杉か世界樹(ユグドラシル)みたいにグロテスク化するわw
実際、玄海に相当修行を仕込まれてパワーアップしたはずの幽助が、
殴ろうが蹴ろうが大木やギガスシダーの如くビクともしないしw

極め付けが、妖気を込めた指で、空気の弾丸を飛ばして、
幽助を吹っ飛ばす圧巻のパフォーマンスw
如何に舐め切った攻撃でヒーローを叩きのめして絶望感を与えるか。
と言う90年代のトレンドを存分に体現したラスボス感溢れる堂々たる振る舞い。

尚も、指で空気弾を連謝して幽助を追い込んでいく戸愚呂弟の勇姿を眺めていて、
……ぶっちゃけ、残りの筋肉イラネーじゃんw
と爆笑しながらも、当時の私は画面に釘付けになりました。{/netabare}

仲間を想い過ぎた故に、色々こじらせた生き様や
突き抜けた言動と併せて、私にとって、戸愚呂弟は、
『ドラゴンボール』のフリーザや、『~ダイの大冒険』の大魔王バーンらと並ぶ、
90年代ジャンプを代表するボスキャラの一人です。


馬渡松子さんのOP曲「微笑みの爆弾」を始めとした主題歌もハズレがなく人気でした。
本作全盛期の当時、放送はフジテレビ系列でしたが、
テレビ朝日のバラエティで人気アニソンランキングをやったら、
上位全部『幽☆遊☆白書』だったと言う異様な光景が妙に記憶に残っていますw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

pixie さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

マンガ<アニメ!人間なら一度は見ておくべき。

原作からアニメ化で劣化することは多々ありますが
この作品はむしろアニメのほうがよい気がします。
まぁマンガは連載途中で富樫がサボったりしていたので
仕方ないでしょうが・・・。(最後のほうも適当)
富樫がマンガで端折った戦闘シーンもアニメではしっかりあったりします。
楽曲はOP・EDともに名曲だと私は思います。
あと昔のアニメによくある「こいつこんなに幼かったっけ?」程度の作画崩壊は目を瞑ってやって下さい。笑
この作品は大好きで書き出したらとまりませんので
この辺にしておきますね。笑

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

66.8 2 1992年秋(10月~12月)アニメランキング2位
姫ちゃんのリボン(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (60)
396人が棚に入れました
 主人公の中学生、野々原姫子(姫ちゃん)は、三人姉妹の次女で、いつも元気いっぱいのとんでもないお転婆娘。そんなある日、魔法の国の王女エリカが姫ちゃんの部屋に現れ、王位継承の修行のために作った魔法のアイテムである魔法のリボンを1年間使ってほしいと頼まれ、協力することになったのでした。
魔法のリボンには人間界にいる人になら誰にでも変身することができる能力があったのです。 姫ちゃんが、その魔法のリボンを使って、小林大地やお供でライオンのぬいぐるみのポコ太とともに活躍します。姫ちゃんと大地は、出会ったころは、激しく反発し合うこともありましたが、次第に親しい関係になっていきました。
しかし「喧嘩するほど仲が良い」とは言いますが、それにしてもよく喧嘩もしているのです。

声優・キャラクター
大谷育江、大輝ゆう、伊倉一恵、水原リン

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

パラレルパラレル…○○になぁれ

連載誌/りぼん
原作/水沢めぐみ
放送期間92.10~93.12 全61話

登場人物
野々原姫子・エリカ/大谷育江
小林大地/大輝ゆう

OP「笑顔のゲンキ」SMAP
ED「ブラブラさせて」(31話まで)SMAP

元気な君が好き♪
今は遠くで見てるよ♪
ほら♪笑顔が、ううん♪君には♪
やっぱり似合ってる~

SMAPさんの歌うOPサビのフレーズが好きでした。

SMAPさん6人時代(森君が居た)2度登場でセリフは草彅剛さんのみ。
香取慎吾さんも出てたと記憶してたのは後の赤ずきんチャチャと記憶が混同してたからか。
SMAPさん後の活躍するきっかけアニメ。


変身する時はパラレルパラレル、戻る時はルレラパルレラパだったけ?

恋愛要素は後番組の赤ずきんチャチャより強めだった。
90年代女の子アニメはセーラームーンと共にこれかな。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

Comprends さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

アニメ版は、なんといっても……

SMAPに尽きるのではwww

歌声が若々しかったですよね~。
当時カラオケで何度か歌いました。

原作漫画は確か『りぼん』に掲載されてましたよね。
それで、リボンなのか……と思ったような記憶があります。

原作も読んでましたが、年のせいかその辺の記憶が曖昧でwww

話は展開も面白くて結構覚えていますが、アニメと原作が同じだったか……(ゴメソ)

一応、評価を入れておきます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

翡翠は俺の嫁 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

最初から最後までハラハラドキドキがノーブレーキ!

魔法を使って、あのおじさん、あのお婆さん、あそこの子供、憧れのあの人にだって変身!
おてんば娘、姫ちゃんはいつだって一生懸命。だけど、いつもどこか空回りしてて・・・・・
私がいつも姫ちゃんにハラハラとさせられるシーンは決まって変身後です。それは、魔法のことが他人にバレてしまうと、魔法に関する記憶が全て消されてしまう、同じ世界に同じ街に姿格好声すべてがうり二つな人間がいることになる。ただ違うところといえば、どちらかが変身した姫ちゃんだってことです。
姫ちゃんはうまくやってやろう!そう意気込むのですが、突っ走るような性格のため、やはりどこか抜け目があって、いつだって紙一重!危なかった!危機一髪! 思わず、ふぅ、と胸をなでおろしたり。
おてんば娘だって憧れの人、好きな人はいるわけで。でも姫ちゃんはそういうことには奥手だったりして、なかなか自分の気持ちは伝えられず。じれったくもかんじつつも、そんな姫ちゃんのギャップに思わずほころんでしまいました。
登場人物の日比野ひかるが何かと大きな秘密を持つ姫ちゃんを攻めるわ攻めるわ、登場から最終回まで嫌いなキャラだったけれど、この作品を姫ちゃんのリボンたらしめるとても良いキャラだったと記憶しています。

昔の作品はあまりそういうことにこだわりはなかったのかもしれないのですが、声を当ててる人に違和感が結構あることも。端的に言ってしまえば下手だったわけですが、もともと専門家じゃない人がやってたわけですからそれもそのはずですかね。まあまあそこは私の所感なので悪しからず。
しかし、逆に有名声優もちらほら。きっとどこかで今も聞こえてくる声が聞けるはずですよ。

1992年の作品、つまり今の時点で25年前の作品ということになりますが、そんな過去現在もふっ飛ばして、この先も忘れない作品になることでしょう。

ところで余談ですが、25、解散したアイドルと聞いてピンとくる方はいるでしょうか?
大晦日に解散したあの人達を。
一人、声を当ててますw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

63.9 3 1992年秋(10月~12月)アニメランキング3位
スーパーヅガン(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (18)
57人が棚に入れました
主人公、豊臣はかつて常に学力No.1を誇るエリート高校生だったが、織田率いる不良グループに絡まれ、麻雀ですってんてんにされてから、全てのツキを奪われてしまう。そんな中、彼のことを密かに思っていたヒロイン、早見明菜は自分の想いを告白、豊臣に麻雀をやめるように懇願する。
しかし彼は腐れ縁の連中と麻雀を断ち切ることができず、痺れを切らした早見は素人ながら麻雀を覚え、彼の仇を取ろうとする。しかし早見自身が驚異的なツキの持ち主であったために、今度は彼女もすっかり麻雀の虜になってしまうのだった。
その後は主人公豊臣とヒロイン早見、そして不良グループの織田、明智、徳川などを中心に、色んなゲストキャラを巻き込み、面白おかしい麻雀シーンが描かれていく。

声優・キャラクター
山口勝平、大坪純子、山寺宏一

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

初の本格深夜アニメにしてノイタミナの源流。90年代アニメの珍品です。

1992年放送のテレビアニメ 全21回

原作 片山まさゆき 監督 西村純一 脚本 時村尚 山口亮太 キャラデザ 中島敦子
制作 スタジオディーン

「近代麻雀オリジナル」に81年~89年にわたって連載されたギャグマンガ。
片山さんは同時期にヤングマガジンに「ぎゅわんぶらあ自己中心派」と言うのを連載しており、
たぶんこっちのほうが有名だと思います。

とことんツキのない主人公が、一発でハネマンに振り込んだりすることを、
ツキがない⇒つかん⇒ヅガン⇒スーパーヅガンとなるわけで、
たまに(ある理由で)ツイたりすると有頂天になる駄目主人公のお話です。

豊臣秀幸 CV山口勝平
早見明菜 CV大坪純子 ヒロイン ネーミングのセンスが80年代
織田信太郎 CV山寺宏一
明知光一 CV難波圭一
徳川康兵衛 CV龍田直樹
ババプロ CV玄田哲章 プロ雀士の馬場裕一

放送回数は21回で一回2話の構成。
当時、初の本格深夜アニメと注目されました。
放送局はフジテレビですので、ノイタミナの源流と言えるでしょう。

ギャグアニメですがマジで金を賭けた成人向け麻雀アニメでもありました。
ですが、物語のキモは主人公とヒロインのラブストーリーだったりします。

スーパーヅガンでありながら、麻雀に取りつかれた豊臣と、
神のようなツキを持った幼馴染で美人の明菜ちゃんの、
マジだか何だか分からない、うる星やつら風ラブコメディです。
名作でもなんでもない、単なる深夜アニメの黎明を飾った作品ですが、
一部、連続ドラマの部分はちょっとドキドキしたりする部分もありました。

主人公がせこい、調子に乗る、人に頼るなど最悪の性格の上に、モテない。
この状況で献身的美女「早見明菜」が映えるわけですが、ラムほど盲目的でもなく、
どっちかと言うと、惨めな主人公を憐れむタイプの作風です。

懐かしい作品と言う価値しかありませんが、時代の変化を感じさせる記念作として書いてみました。
制作年度を理解して珍品として楽しんでもらえる人も居るかもしれません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

2000年代にはCS放送局MONDO21で放送され、2014年頃にはAT-Xでも放送されている(再放送ではあるが、初放送扱い)。

1992年10月~1993年3月まで、当時としてはまだ珍しい深夜アニメとして、フジテレビ系列にて放映。全42話(総放送回数21回)。制作はキティ・フィルム。アニメ制作はスタジオディーン。平均視聴率は2.7%。

エンディングテーマは三波春夫が歌う『ジャン・ナイト・じゃん』(作詞:三波春夫、作曲・編曲:CHOKKAKU)。オープニングテーマはなく、パトカーのサイレン音をバックに刑法186条の条文(当時の刑法は文語体)が表示されるのみであった。ABパート間のアイキャッチには馬場プロ製作の「何を切る?」を採用、毎回異なる問題が出題され、CMをはさんで解答が表示される趣向となっていた。

月刊連載をアニメ化する場合、作品量が少ないためアニメ版オリジナルエピソードが作られることもあるが、当作は既に連載終了していたため全てのエピソードが原作から採用された。原作では全員が高校・大学・社会人と成長していったが、アニメ版においては主要キャラは全員20歳で固定となっている。それゆえ、原作連載時の時系列は大きく異なっているものがある(たとえば、早見との再会話は、アニメでは第1話となっており、尾沢竹書坊初登場話『無敵のムカフーン打法』はその後のエピソードだが、原作では尾沢竹書坊初登場話の方が連載順序が古い)。

この番組を最後に、1981年10月スタートの『うる星やつら』以来11年半続いた、フジテレビとキティフィルム共同制作のアニメ番組シリーズは廃枠となった。また、フジテレビにおけるスタジオディーン作品の放映は、1995年4月開始の『クマのプー太郎』(水曜19:30-20:00)まで2年間のブランクが生じることになる。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

このアニメが深夜アニメの走りかもしれません。そういう意味でミレミアムな作品かもです。

当時、このアニメが深夜の時間帯に放送されると聞いて、「えっ、アニメなのに深夜なの!?」と非常に驚いた記憶があります。
今では、むしろアニメの主流放映時間になっている、深夜アニメというものは当時としては非常に斬新というか、常識外れとも言っていいものでした。
そういう意味で非常に記憶に残ってますし、ある意味、アニメの流れを変えた作品と言えるかもしれません。

さて、作品内容としては「本当に麻雀を具体的にしている点」が良いです。
将棋とか囲碁の漫画、アニメの多くが人間ドラマが主流で盤面描写はあまりないのですが、
この作品はちゃんと麻雀やってます。原作者の片山まさゆきさんはアマチュアの麻雀大会で何度か優勝している雀豪ですしね。

声優評価が低いのは「演技が下手なのではなく、合ってないキャラがいる」からです。
昔のアニメとしては作画を高く評価したのは、原作の片山先生が「自分は絵が下手だ」と言っているのに比べて、アニメ絵はまあまあだからです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

62.8 4 1992年秋(10月~12月)アニメランキング4位
南国少年パプワくん(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (66)
453人が棚に入れました
殺し屋組織・ガンマ団から、構成員の一人シンタローが、謎を秘めた“秘石”を奪い逃亡した。シンタローはやがて孤島・パプワ島に辿り着き、謎の少年・パプワと犬のチャッピーに遭遇する。シンタローは彼らの訳の分からない強さの前に屈服し、秘石も取り上げられて下働きの身分にされてしまう。おまけにこの島には、オカマの巨大カタツムリなど不気味な生物(ナマモノ)が住んでいた。シンタローは気の休まる日もなく暮らしていたが、ついにそこにガンマ団の魔の手が伸びて来る……!!

声優・キャラクター
田中真弓、増岡弘、緑川光、玄田哲章、難波圭一、西村朋紘、速水奨、目黒光祐、島田敏、彩乃木崇之、塩屋翼、大谷育江、中原茂、山崎たくみ

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

チャッピー!!エサ。ガウーー!!

当時に『腐女子』の言葉があったらこの作品は結構好かれると思います。ギャグで少年マンガの癖に出てくるキャラが痛い痛い(笑)

OP,EDも凝っていて『パプワくん』に合うように構成されています。あるシーンではゲラゲラ笑え、あるシーンではウルッと来たり、最終回(アニメ版)近くでパプワが子供が大人に言いたくても言えないことを言ってくれる所は共感しました。
シンタローもその言葉にグッとなるんですよねぇ…

さて、題名にもあるようにパプワはチャッピーという家族(犬)が居ます。エサとは…『シンタロー』です!!
いや、グロじゃないですよ。ツッコミですから。

パプワ『チャッピー!エサ!』

チャッピー『アオーン!!ガプリ(効果音がリンゴをかじる音)』

シンタロー『ウオーー!!!!』

んー…ナイス!歯ごたえ(^^)d(おい;)

ガンマ砲とか秘石眼(ひせきがん)とか結構少年マンガの心をくすぐる技があったりします。でも面白いのはキャラの名前!
グンマくん、トットリくん、アラシヤマくん等地名県名等で喋り方も面白いです!
『そんな喋り方しねーよ!お前様☆』とツッコミを入れたくなります。

ここまで『腐女子』っぽい事はないでしょう。どちらかというと少年ギャグマンガ。でもねでもね、違うんですよ、奥さん!
くー、ネタバレ書くのは面白くないので答えはアニメをご覧あれ(^^)!
パプワ島の動物?達も必見です。

あ、絵は古いしそーゆーの苦手な方は避けて下さい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

んばば んばんば めらっさ めらっさ♪

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
若い世代では、知らない人も多いかもしれない。

ガンガンで連載されていた、子供向けのギャグ漫画が原作だけど、むしろ、アニメで人気が出た作品。私は多分、小学校入ったくらいにリアタイで観ていたと思う。

当時としては作画も悪くないし、さっきネットに転がってるのをチョロっと観たけど、懐かしすぎて涙が出そうになったわ(笑)

OP、EDは、バカバカしくも元気が出てくる素敵なものになっているので、パプワくんを知らなくても、歌だけ、チョロっとみて欲しいな~♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ギャグが9割で、残りはバトルといった作風だが、何気に、たまにある感動回が好きだった。

セミの話、あったはずだが、最後にギャグにしないでちゃんとひと夏で死んじゃうとことかね、子供心になんか響いた記憶がある。

あと、登場人物にみんな、「~くん」「~ちゃん」とつけるところが、このアニメの温かい雰囲気を表していると思う。

あとあと、今聞いてみたら、やっぱりパプワ君はルフィだなって思う(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

61.9 5 1992年秋(10月~12月)アニメランキング5位
銀河英雄伝説 黄金の翼(アニメ映画)

1992年12月1日
★★★★☆ 3.3 (58)
234人が棚に入れました
ラインハルト・フォン・ミューゼルと姉アンネローゼはある雪の降りしきる日に、目の前で母が交通事故に遭って殺されるところを見てしまう。それから数年後、ジークフリード・キルヒアイスの隣にラインハルト一家が引っ越してきた。その日から、ラインハルト、アンネローゼ、キルヒアイスの楽しい友情の日々が始まる。しかし、それは長く続かなかった。貧しい下級貴族のミュゼル家は大金と引き替えに、アンネローゼを王宮の皇帝のもとにやってしまうのだった。

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

外伝の一つ

長大な「銀英伝」シリーズの外伝の一つです。
ラインハルト、キルヒアイスの少年兵時代の話で、OVA外伝よりも更に前の話になります。

銀英伝が好きなら観るべきですが、これ単体ではあまり意味を成さないので観るなら全て観てください。
合うか合わないか「わが征くは星の大海」を見て判断するのが良いと思います。
これを観るなら本編の後か、本編中盤くらいに箸休めに挟むのが良いかと思います。


原作ノベル(初版)は本編10巻、外伝4巻でした。
原作を読んだのはかなり昔なので、記憶が曖昧なんですが、
この14巻分はほぼ全て映像化されています。
外伝の一部のエピソードがアニメ版では本編に入っていたりします。

銀英伝は原作ノベル、OVAの他、OVAと同時進行で着手された道原かつみ氏によるコミック版が存在します。

この「黄金の翼」はコミック版「黄金の翼」のアニメ化と言う事になります。
その為、キャラデザ、メカデザ、CVが他のOVAと異なります。

OVAは原作に忠実にを目指してますが、コミック版はかなり改変しています。
しかしこの「黄金の翼」の部分は原作やOVA版となんら矛盾は無いので、それらの一部として観て問題ありません。

キャラデザ、メカデザは違和感ありまくりですが、
(私はそもそもコミック版があまり好きではありませんでした。)
ストーリーは紛うかたなき銀英伝ですのでご心配なく。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ラインハルトとキルヒアイスが育んできた絆の物語です・・・

銀河英雄伝説の視聴にあたって
(視聴とレビューの方針を1作目の「螺旋迷宮」に代表して記載しています)
https://www.anikore.jp/review/1475830/

【銀河英雄伝説の時系列】
 (1) 「螺旋迷宮」
 (2) 「白銀の谷」
 (3) 「叛乱者」(宇宙暦791年/帝国暦482年8月〜)
 (4) 「決闘者」(宇宙暦792年/帝国暦483年1月〜)
⇒(5) 「黄金の翼」
 (6) 「奪還者」(宇宙暦792年/帝国暦483年12月〜)
 (7) 「朝の夢、夜の歌」
 (8) 「千億の星、千億の光」
 (9) 「第三次ティアマト会戦」
 (10)「わが征くは星の大海」
 (11)「汚名」
 本編 第1話「永遠の夜の中で」
 ※ 「新たなる戦いの序曲」

この物語は、ラインハルトの幼い頃〜前作「決闘者」の先までを描いた作品です。
下級貴族の一家とはいえ、両親と姉がいて幸せ一杯だった幼い頃のラインハルト・・・
しかし、不慮の事故で母親を亡くしてから状況は一変・・・父はお酒に逃げ、ラインハルトの心の安楽は姉であるアンネローゼだけだったと思います。

ほどなくラインハルト一家は一般市民の住む住宅に引っ越したのですが、そのお隣さんがキルヒアイスの家・・・この展開自体はこれまでも描かれてきましたが、この作品ではもう少し突っ込んでラインハルトとキルヒアイスの出会いが描かれています。

それはキルヒアイスにとって「未知との遭遇」であり「金槌で頭を殴られたような襲撃」を体験した瞬間でもありました。
この時のキルヒアイスの咄嗟に取った行動・・・気持ちが分かるだけに物凄く印象的です。

ラインハルトとキルヒアイスは直ぐに打ち解け親友となりましたが、二人の中心にはいつもアンネローゼがいたんだと思います。
やんちゃ盛りの二人にとって、アンネローゼは女神のような存在でした。

でも幸せな時間は長くは続かず、アンネローゼが後宮に入る事が決まってしまうのですが、そこもこれまで以上にしっかり描かれています。

自分の無力さに震えながら下唇を噛む事しかできない自分・・・
勇気を振り絞って飛び出したけれど・・・いざ目の前に出ると一言も言えない自分・・・
そして誓いを立て、共に同じ道を歩もうと決心した二人・・・

物語としては、これまでの焼き直しなのですが、大切なシーンが深掘りされているので、これまでの空白がピースで埋められていくような充足感を感じながら視聴していました。

時は過ぎ、ラインハルトは数々の功績から少佐に昇進し、駆逐艦エルムラントIIの艦長に就任する事になります。
ラインハルトを見る周囲の目はいつも一緒・・・
「まだ子供じゃないか・・・」「あんな若造に務まる筈がない・・・」
そう思うのも仕方ありません。何故ならラインハルトの真の実力を知らないのですから・・・

ここで、ラインハルトが乗組員の心を掌握して・・・というだけなら、これまでのOVAの延長戦上でしかありませんが、今回は趣向が違いました。
帝国の防衛拠点として重要な意味を持つイゼルローンを自由惑星同盟が5度目の侵略に乗り出すのですが・・・その中に、何とヤン少佐の姿があったのです^^

否応無しで気持ちは盛り上がり・・・「我々一士官の言う事なんて上層部が聞いてくれる訳がない」というヤンの一言で、「常勝の英雄」vs「不敗の英雄」対決はお預けとなった事実を知りましたが、この戦いにおいて二人がどうバチバチするかが気になって仕方ありませんでした。

実際相当激しい戦闘が繰り広げられました。これまで4度防衛に成功したから、5度目も大丈夫・・・なんて思っていると足元を掬われかねませんよ^^;
この第5次イゼルローン攻防戦の顛末がどうなったか・・・気になる方は本編でご確認下さい。
ただ一つ言えるのは・・・この戦いを通してライハルトとキルヒアイスの絆がまた一段と深まった・・・という事です。

約1時間の作品でした。ラインハルトとキルヒアイスの出会いの部分を深掘りしている作品なので、面白さは想像以上でした。
もう・・・自分自身を止める自信が無くなるくらい、この作品にハマッてしまいました^^;
引き続き「奪還者」を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

デリダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アニメ版としては異色の銀河英雄シリーズ

銀河英雄伝説自体は本編でのレビューで書かせていただいたので端折らせていただきます。
この劇場版黄金の翼はアニメ版の中ではかなり異色なものに感じられました。
というのもキャラデザ特にキルヒアイスとヤンがだいぶ違いますね。これもまたよしなんですが(個人的にはこっちのキルヒアイスの方が好みでした。かっこいい!)

あと声優陣ももろもろ違っていて、これだけで作品が持つ雰囲気がだいぶ変わるんですね。
このレビュー欄を見る方はおそらく本編完走した方だと思われるのでかなり変なところを突っついてみようと思うのですが
本編後半でいい味を出していた堅物軍人レンネンカンプが黄金の翼では完全モブキャラとして出てきます。

個人的には本編で描かれていた自らが生きてきた道がゆえに縛られ融通が利かなくなった老人として描かれる不憫な男でしたが(すごく好きでした。メルカッツ、ムライと共に私の中の愛すべき三大オッサン像です)
今回はモブだけに少しばかり若い頃であり、本当にセリフは二言、三言程度なのですが彼の正義感が垣間見えてよかったです。

そして、この作品単体での評価をしようと思うのですが
外伝だけあってやはりストーリーとしては重要な位置はこの作品は持ちません。銀河英雄伝説の世界を広げる意味で外伝にふさわしい作品は他の外伝作品群の方がいい仕事をしていますが
しかしこの作品に私が与える評価はひとえに監督がつくりあげた視覚効果に集約します。

銀河英雄伝説シリーズの作画は絵柄や様式の古さは置いておいてもあまり特出して評価するに値するとは考えられません。戦闘シーンなどからしても。
宇宙空間での艦隊戦闘、殴り合いや銃撃戦のスケールに差はあってもどちらかが突出することなく可もなく不可もなく。
要するにそこが視覚的に重要な部分ではなかったということができるでしょう。
その代わりに劇的なシーンのキャラクターの一瞬の表情、コマが少なくとも感情表現の豊かさはこのシリーズの売りの一つだとも考えています。

この点において黄金の翼は異色だと感じられました。
一時間のうちの最後の最後のラインハルト、キルヒアイスの戦闘シーンの演出と作画のためだけにこの作品は存在してます。
この作品を見たときは本当に目を奪われました。神がかっています。
コマが多いとか丁寧な描写とかではないのですがオペラのような緊張感のある色彩と躍動感にあふれたカメラワーク。
監督たちの才能がこの約10分に集約されこの作品の価値もまた同じです。
銀河英雄伝説シリーズではこの種の満足は得たことがなかったのでこれであらゆる種類のアニメーションとしての満足を与えられたので少しばかり充足しました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

計測不能 6 1992年秋(10月~12月)アニメランキング6位
コボちゃん(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (6)
44人が棚に入れました
読売新聞朝刊に1982年から長期連載されている、植田まさし原作のホームコメディ4コマ漫画をアニメ化。TVシリーズとしては本作が初めてだが、 1990年、1991年の各9月に単発のスペシャルアニメも放送されていた。本作は基本的にA・Bパートの2話構成で放送。コボちゃんこと田畑小穂は、たんぽぽ幼稚園に通う5才の幼稚園児。田畑家はコボの祖父母の山川家が集まっている3世代ファミリーだ。さらに親戚の大森竹男も東京で中学の先生をすることになり、一家の一員に加わった。コボはすっかり竹男を気に入り、最初の夜は一緒に寝ようとする。本作の実制作は『サザエさん』のエイケンが担当。メイン脚本家も同作を多く手がける城山昇が務めた。なお今回のTVシリーズ化にあたっては、主人公のコボちゃんだけでなく、大人側の視点もバランスよく入れるよう配慮されている。

声優・キャラクター
大谷育江、二又一成、松井菜桜子、宮内幸平、上村典子、茶風林
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