1992年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVA一覧 35

あにこれの全ユーザーが1992年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月29日の時点で一番の1992年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

72.0 1 1992年夏(7月~9月)アニメランキング1位
ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日(OVA)

1992年7月23日
★★★★★ 4.1 (115)
529人が棚に入れました
シズマ博士が開発した、完全無公害・完全リサイクル可能な夢のエネルギー源、シズマドライブの恩恵で、未曾有の繁栄を迎えた人類。しかし、争いの種は尽きなかった。世界征服を企む秘密結社BF団と、それに対抗するため組織された国際警察機構が世界の裏面で激しい闘いを続けていたのだ。国際警察機構側の九大天王を筆頭としたエキスパート達、BF団側の十傑集を筆頭にしたエージェント達が争う中、エキスパートの一人である草間大作は、父の形見である巨大ロボット、ジャイアントロボを操り、人類の未来と平和のためにBF団と戦っていた。

babylon913 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高のエンターテイメント

文句なしの満点ですよ
個人的今川作品No.1
まず評価したいのは劇伴
天野正道先生とワルシャワフィルによる日本アニメ史上最も壮大なオーケストラ
それまでアニメ劇伴で最も規模がでかかったのはヤマトの劇場版で30人ほどのオーケストラだったそうですがこれはその倍以上です
後に天野正道交響曲第二番GRとして纏められる楽曲は日本の現代音楽の代表作の一つに数えられるほど
全七話でサントラ総数七枚!
圧倒的です
次ですがキャラクターはこれ以上魅力のある作品他にあるか?!というレベル
スターシステムによって横山大先生の作品から選りすぐりの好漢が集結
もちろんオリジナルキャラクターも引けを取りません
特に人気の十傑集をはじめ国際警察機構の皆さんもかっこよすぎます
声優はあの銀河声優伝説にも負けないほどの超豪華キャスト
作画はセル画時代最高峰と何をとっても美味しいとこばかり
ストーリーは御自分の目でということで
何度も言いますが最高の作品です
是非見てください

投稿 : 2024/03/23
♥ : 5
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

うーむ…どうした事だ。何故我々までもがこんな所に

いや、これも孔明様の狙い通りに違いない。
そうだ。事態に急変あらばこの袋を見ろと言っていた。ハラリ
なるほど……。OVAジャイアントロボのレビューをしろという事か……。

あらすじを短くまとめると、近未来、第三のエネルギーシズマドライブが繁栄している時代において
BF団と国際警察機構の二大勢力が火花を散らす中、進行される「地球静止作戦」をめぐって
シズマドライブ第三のサンプルを争いあうという話だ。

作画は超絶クオリティだ。CGでなく手書きのセル画だというのに、
あまりにも見ごたえのあるクオリティでとても90年代のアニメとは思えない。
声優はベテラン声優が並ぶ豪華布陣だ。
作曲はポーランド国立ワルシャワフィルハーモニックオーケストラによるフルオーケストラ。
まさに溜息が出るようなクオリティなのに、話の質がまったく足を引っ張ってないどころか
横山キャラと今川監督のハイテンション作劇が引き起こす化学反応が
あらゆる視聴者を釘付けにしているあたりはまさに圧巻!痺れます。
だが本作の魅力は、まだまだこんなものでは語り尽くせない。

例えば、テーマ。この作品に提示されてるテーマは二つ。
「父と子」と「エネルギー問題」。
「エネルギー問題」は、現代において動力という足をもがれた地球人が、なすすべもなく見ていることしか出来ないという重苦しさを描きながら、{netabare}その元凶である敵ロボットに立ち向かえるのが、かつて人類が恐れもしたいにしえの動力、原子力を使って動くジャイアントロボだけ{/netabare}という因果関係が実に良かった。
また「父と子」というテーマにおいて。大作と幻夜、共に父親から遺産を託された者同士が、ぶつかりあう関係性が非常に良かった。
{netabare}幸せは犠牲なしには得る事はできないのか、時代は不幸なしに越えることは出来ないのか。
ep7にて父親の言葉を信じて戦い続ける大作の姿と、それを支える大人達の姿がなんとも胸を打つのだ。
{/netabare}
恐るべきは今川監督である。これほど重いテーマを横山作品のスターシステムという土台でハイクオリティに描ききった手腕は、やはり評価されてしかるべきではないだろうか。実現は不可能に近いと思っても、続編が見たいものだとこれほど切に願うアニメも無い。

ところでこのアニメ、我らが血風連の首領である怒鬼様もOVA6巻より参戦しておられるぞ!
出番は少ないし台詞だってないが、実に凛々しい風貌をしておられる。その勇姿は是が非ともご覧あれ!
そしてBF団と国際警察機構。二大勢力の激突と草間大作の戦いの行く末を見届けるがいい!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 7

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

Gガンダム×横山光輝オールスター=爆熱大傑作。

Gガンダムの今川監督作品だけあって、正に男泣きロボット?アニメの傑作


ジャイアントロボより凄い人間達が多数登場するトンデモナイ作品


歴代横山光輝キャラが敵味方に入り乱れる、他にないオールスター作品。


頑張りすぎて続編は…


敵でも味方でも漢!な奴はは素晴らしい!


マスターアジアに続く、最高の敵役の衝撃のアルベルト


指パッチンが武器な敵がいるのは今川作品だけ!


結論:遺言はちゃんと残しましょう


今川監督の先品がまた見たい。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 8

67.8 2 1992年夏(7月~9月)アニメランキング2位
間の楔-あいのくさび(OVA)

1992年8月1日
★★★★☆ 3.7 (44)
217人が棚に入れました
『間の楔(あいのくさび)』は、『小説JUNE』の'86年12月号から'87年10月号まで連載されて人気を博した吉原理恵子・作、道原かつみ・挿画による"SF激愛ロマン"。

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あれ、こっちがレビュー書くトコかな??

間の楔、こっちにも書くトコあったので、UPします~
つーかこっちに扉絵があるので、こっちがホントかな??
(以下、前回と同文)

ナンか花冷えで、気持ちがウツって来ちゃったみたい~
ので、ちょっとBLでも♪

BL初期の傑作とされる本作、古い作品だけに、作画にはものすごい歴史を感じさせますが、やたら気合いが入っていて怖い位です;
特に登場人物のアップに、執念すら感じさせられます。
イアソン、怖いくらい美しい。。

お話は。。冒頭の「恩返し」にはちょっと吹きましたが、後はシリアスです。
ふ~む、ヒエラルキーが主題となっているのかしら?
BLはストーリーそっちのけの作品が多いですが、コレにはしっかりとしたお話がありそうです。。かなりクラシックなSFっぽいけど。

シティ〇ンターを思わせるような、古風な美青年ぞろい(イアソンは別格)で、女性は全く登場しません。
良くありがちな、女の子っぽい男の子のBLではないので、まさに正統派。

クラシックな作画にどーしても馴染めない方、リメイク版もあるみたいですよ~
こっちも観よっと♪

投稿 : 2024/03/23
♥ : 7

annabanana さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ただのBLと思うなかれ

姉がそっち系の人間なので、かなり幼いころからBLは読んだり見ていたのですが、今まで見てきたBLアニメには正直少女漫画的な、「○○かっこいい」っていう感想以外これといって印象に残るものはなかったです。

私が見たことあるのはだいたい
A:お、男同士で好きなんてありえないだろっ…!///

B:でも俺はお前のことが好きだっ!

A:もしかして俺もあいつのこと…(ドキッ)

C:Bは昔俺と付き合ってたから俺の方があいつのことよく知ってる!しかも俺はまだあいつのことが好きだ!

A:(Bにひどくしてしまって自分との距離を感じ始めたことで本当の自分の気持ちに気付き)俺もBが好きなんだよ!お前にはやらない!!

AB仲直りでラブラブ。めでたしめでたし。
みたいな流れだったので、正直マンネリというか、どれを見ても特に違いを感じませんでした。

ですが、いやもう、今まで見たBLがなんだったのかよくわからないぐらいこの作品にはまりました。

~あらすじ~
髪色で身分が分けられるようになった未来。
スラム出身の雑種であるリキと電脳都市タナグラの頂点に君臨するエリートのブロンディーであるイアソン。
偶然出会った二人はやがてペットと主人と言った歪んだ関係で結びつく。
そしてスラムを離れて3年たったある日、リキは元の仲間の元へ戻ってくるが…

まず世界観がちゃんと考え抜かれていると感じました。
ちゃちゃっと身分差の恋愛を演出できればいっか~みたいな適当な感じではなく、しっかりとした近未来のSFの要素が背景にあります。

そしてキャラも深くて魅力的。
だいたいBL作品は、いわゆる受けのほうのツンデレ感が好きになれないのですが、この作品はリキが最終的に攻めに屈してメロメロになっちゃうような、なよなよしい受けっぽく描かれてなく、逆に最後までとても男らしくて強いので大好きです。
イアソンなんて全てがかっこよすぎて…あーもう彼については感想なんてかけません(^q^)
でもカッツェもかなり好きです!

結構古い作品なので絵柄が無理って人もいると思いますが、私は気にならないというか、むしろかなり好きです♪
でもやっぱり女性向けな絵柄だとは思います。

最後に、勝手なイメージですが、古いBLってストーリーがしっかりしていると思います。
実際そんなには見たことないのですが、萌えとか行為重視な昨今のBLと比べ、ストーリーの重さをすごく感じました。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 6

64.8 3 1992年夏(7月~9月)アニメランキング3位
ルパン三世 ロシアより愛をこめて(OVA)

1992年7月24日
★★★★☆ 3.5 (66)
458人が棚に入れました
1917年の旧ロシア帝国、ロマノフ朝の最後の皇帝ニコライ2世が保有していた1240トンもの金塊。その保有量は、当時としてはアメリカに次ぐ世界第二位を誇っていた。ところが、ロシア革命勃発直後に500トンもの金塊が流出していた。ニューヨーク市立図書館でロマノフ朝に関する本を借りに来たルパンは、その本がジュディという女のもとにあることを知る。同じくその本を狙うラッキーとビッグマウスの追撃から逃れ、その本の最後のページに記された暗号を解読した結果、ルパンは金塊が「バンク・オブ・リバティー」の地下金庫に隠されていることをつきとめる。さっそく金塊強奪作戦を展開し、まんまと金塊を盗みだしたルパンであったが、グルになっていた不二子とジュディに金塊をだまし取られてしまう。

声優・キャラクター
山田康雄、納谷悟朗、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、佐々木優子、大木民夫、今西正男、納谷六朗、石塚運昇、辻親八、大塚明夫

57.6 4 1992年夏(7月~9月)アニメランキング4位
絶愛[1989](OVA)

1992年7月29日
★★★★☆ 3.1 (21)
76人が棚に入れました
集英社の少女漫画雑誌「マーガレット」で連載された尾崎南の同題美少年コミックを約45分のOVA化。「マーガレットVIDEO」のブランドで刊行された。人気歌手という華々しい舞台から失踪した美青年・南條晃司。ある日、道で倒れていた南條を高浜台高校の天才サッカー美少年の泉拓人が救う。実は泉こそ、南條が昔日より想いを秘めていた少年だった。小学生だった泉がサッカーに熱中する光景を目の当たりにしたかつての南條は、泉の瞳や動き……すべてに魅入られていたのだ。この再会を機に南條は高浜台高校近くのマンションへと引越し、窓から泉をながめる日々を過ごし始める。だがある時、泉が試合中に倒れてしまい、即座に南條が飛び出して病院へと運んだ。ベッドの上で高熱に苛まれる泉。その脳裏に父と母の間で起こった幼い日の悪夢がリフレインされる。そんな泉に南條は自分の唇を近づけ……。本作の実制作はマッドハウスが担当。本編時間の関係から泉と南條のサッカー対決など原作にもあるシーンが若干アレンジされた。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
カメレオン(OVA)

1992年8月16日
★★★★☆ 3.8 (7)
35人が棚に入れました
中学時代に学校中の不良からイジメの標的とされていた矢沢栄作は、
高校進学を機に不良デビューを果たす。バラ色の高校生活を夢見る矢沢だったが、
お調子者の性格や運の悪さが災いし、次々と有名な不良との諍いに巻き込まれることになる。しかし矢沢は数々の危機をハッタリと悪運と悪知恵で切り抜け、次第に多くの不良達を惹きつけるカリスマへと変貌していく。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
間(あい)の楔(OVA)

1992年8月31日
★★★★☆ 3.7 (6)
32人が棚に入れました
「小説JUNE」で連載された吉原理恵子による同題メンズラブSFハードロマン小説を、各巻およそ60分で全2巻のOVA化。第1巻となる『間の楔』が1992年8月、第2巻の『間の楔 完結編』は1994年5月に発売された。未来都市タナグラ。そこはコンピューターによって管理される人々の居住エリアであった。タナグラを仕切るのは人工体のサイボーグであり、中でも冷酷非情な男にして最上級エリート=ブロンディーでもある美青年イアソンがすべてを支配していた。彼はある時、歓楽都市ミダスのスラム暮らしだった生身の少年リキと出会う。底辺で生きながら媚びることもしないリキに興味を抱くイアソン。やがて両者は主人とペットという関係へともつれこんでいく。そんなリキの変貌ぶりに彼の幼なじみにして同棲相手でもあった青年ガイは当惑するが……。本作の実制作はAICが担当。監督は第1作の監督が西森章、『完結編』は秋山勝仁が手がけた。なお21世紀に入って以降、『間の楔』は同じAICと秋山監督らによって完全新作のOVAシリーズも展開されている。

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

正統派BLの金字塔?

ナンか花冷えで、気持ちがウツって来ちゃったみたい~
ので、ちょっとBLでも♪

BL初期の傑作とされる本作、古い作品だけに、作画にはものすごい歴史を感じさせますが、やたら気合いが入っていて怖い位です;
特に登場人物のアップに、執念すら感じさせられます。
イアソン、怖いくらい美しい。。

お話は。。冒頭の「恩返し」にはちょっと吹きましたが、後はシリアスです。
ふ~む、ヒエラルキーが主題となっているのかしら?
BLはストーリーそっちのけの作品が多いですが、コレにはしっかりとしたお話がありそうです。。かなりクラシックなSFっぽいけど。

シティ〇ンターを思わせるような、古風な美青年ぞろい(イアソンは別格)で、女性は全く登場しません。
良くありがちな、女の子っぽい男の子のBLではないので、まさに正統派。

クラシックな作画にどーしても馴染めない方、リメイク版もあるみたいですよ~
こっちも観よっと♪

投稿 : 2024/03/23
♥ : 3

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
機動警察パトレイバー PATLABOR MUSIC CLIPS(OVA)

1992年7月23日
★★★★★ 5.0 (1)
31人が棚に入れました
ゆうきまさみ、出渕裕、伊藤和典、高田明美、押井守によるクリエイター集団ヘッドギアの原作・企画により誕生した、メディアミックスアニメの先駆けとなった、近未来ポリスアクション『機動警察パトレイバー』のミュージックビデオ。テレビシリーズのオープニング曲である仁藤優子の歌う「そのままの君でいて」や、テレビシリーズ・新OVAシリーズのオープニングであった笠原弘子の「コンディション・グリーン」、新OVA版のオープニング曲である富永みーなが歌う「守りたいの」などを、新作映像、劇場版、TV、新・旧OVAの名場面など満載して収録。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
伝染るんです。[1992](OVA)

1992年8月5日
★★★★☆ 3.6 (4)
29人が棚に入れました
ビッグコミックスピリッツ掲載の同名漫画を原作としたOVAで、脚本と総監督を原作者である吉田戦車自らが手がけている。まるで人間のように振る舞うかわうそ君やかっぱ君ら個性的なキャラクターが多数登場し、さまざまな不条理でシュールな言動で視聴者を楽しませてくれる。なお、通常のアニメパートのほかに、山崎先生のクラスを舞台とした「風に飛ばされてきた少女」という実写ドラマのパートも収録されている。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
OZ オズ(OVA)

1992年8月28日
★★★★☆ 3.5 (3)
24人が棚に入れました
星雲賞コミック部門も受賞した、樹なつみの大人気SFコミックのOVA化。 世界大戦の災禍で人類の多くが滅亡し、荒廃が進む21世紀の地球。そんな中、大戦前に建設された特殊軍事施設「OZ」の中だけは一種のユートピアとなっているという噂が人々の間に広まっていた。天才少女科学者フィリシア・エプスタインは、凄腕の傭兵ムトー、そして旅の途中で出会った美青年型バイオロイド(人造人間)の1019(テンナインティーン)とともにOZに向かうが……。 制作はマッドハウス。全2巻(本編全体で約70分)のOVAで、原作コミックスの内容をかなり大胆に再構成している。OVAのラストは制作時、まだ連載を描き終えていなかった原作者自身による、先行してのラフ原稿を元にビジュアルイメージが組み立てられたという。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
NEW DREAM HUNTER 麗夢/殺戮の夢幻迷宮(OVA)

1992年8月12日
★★★★★ 4.4 (2)
19人が棚に入れました
他人の夢に入り込む能力を持つ少女探偵・綾小路麗夢が、さまざまな難事件に挑むOVAシリーズ。『超獣機神ダンクーガ』などで知られるベテラン奥田誠治が原作・総監督を務め、1985~92年にかけて全5話(+リメイク1作)をリリース。本作はその新シリーズの第2作で、通算5作目。OVAの人気をうけて発売された小説版「フロイト城幻夢譚」を改題してアニメ化したもので、本来は第4作として制作されるはずだった。主人公・麗夢は前作に続き松井菜桜子が担当。 フランケンシュタイン博士の子孫である科学者ヴィクターは、人間を上回る能力と体力をもち、“夢"を見ることもできる人造人間「ジュリアン」を造り出す。ところが、復活した死神博士の策略で、ジュリアンは大暴走。麗夢はこの事態を収めることができるのか?

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
聖伝(リグ・ヴェーダ) 双城炎雷篇(OVA)

1992年6月21日
★★★☆☆ 3.0 (3)
18人が棚に入れました
1989~96年に「月刊ウィングス」で連載された、作家集団CLAMPの商業誌デビュー作を原作とするOVAシリーズ第2作。神話世界を舞台にした伝奇ファンタジーで、キャラクターには神々の名前が付けられている。監督の江幡宏之、声優の伊倉一恵(一寿)ほかスタッフ&主要キャストは前作と同じ。 「帝釈天を倒すには六星が揃わなければいけない」という星見・九曜の最後の予言を聞いた夜叉王たちは、六星最後のひとりを捜して天帝・帝釈天がいる城へとやってくる。そこには、実子である阿修羅を捨てて帝釈天の妃となった舎脂の姿があった。城へ潜り込んだ阿修羅は、ついに舎脂と対面するが、取り乱して自分を殺そうとする母の姿を見て覚醒。恐ろしい力で敵を蹴散らし始める。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
放課後のティンカー・ベル(OVA)

1992年7月22日
★★★★★ 5.0 (1)
18人が棚に入れました
“ユーモア・ミステリー"として話題となった集英社のコバルト文庫「放課後」シリーズ(原作:日向章一郎)を約50分弱のOVA化。原作の第二弾である『放課後のティンカー・ベル』をベースとした作品で、原作のイラスト担当のみずき健が本作のためにキャラクター原案を提供している。高校二年生のミサコこと渡辺光咲子は明るく元気な性格。彼女の幼なじみ秋月健一(ケンイチ)の友人・雪野裕生(ヒロオ)にようやくGFができたらしい。その相手は放送部の人気DJ宮崎涼子だったが、彼女は突然の失踪を遂げる。それだけでなく、他界したはずの黒崎という少年から「涼子を殺した」という犯行声明まで届いた。得意の推理力を働かせて事件に首を突っ込むミサコとケンイチ。マジメな風紀委員の女子・田野啓子が黒崎をめぐって涼子と何かあったらしいことや、涼子のファンでもある放送部員・笹本一弘の怪しげな動向が次第に見え隠れする。黒崎のメッセージにあった「ピーターパン」の意味は……? 本作の実制作はプロダクション・リード(当時は葦プロダクション)が担当。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
花平バズーカ(OVA)

1992年9月4日
★★★☆☆ 2.4 (2)
17人が棚に入れました
1979年~82年に「週刊ヤングジャンプ」に連載された、作・小池一夫&画・永井豪コンビによるエロティック・コメディのOVA版。声優陣に山口勝平、冨永みーな、内海賢二らを迎え、Hで笑える原作そのままのテイストでアニメ化した。 冴えない高校生・山田花平は、偶然に悪魔を呼び出す呪文を描いたためにメフィスト・ダンスとオフィスト・バズーカという2人の悪魔を呼び出してしまう。おかげで家族は大騒ぎ。しかし、花平は彼らの魔法によって、並外れた腕力と、どんな女の子ともHができる魔法の指をゲット! まさに男の理想の生活を手にした花平は、2人の悪魔と共にHに関するあらゆることを学んでいく。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
私立探偵・土岐正造トラブル・ノート ハード&ルーズ(OVA)

1992年7月1日
★★★★☆ 3.5 (3)
16人が棚に入れました
かわぐちかいじ(画)と狩撫麻礼(原作)によるハードボイルドアクション劇画『ハード&ルーズ』を約45分のOVA化。本作は原作第1巻の「5000gの恋」と「夜の拳」を中心に構成している。 私立探偵・土岐正造。売れているわけでもないが、仕事にはあぶれてもいない。外見こそ強面(こわもて)の土岐だが、内面的には人情味にあふれており、どんな小さな依頼でも引き受ける。そんな人の心を大切にした土岐だが、同時に元はボクサー志願だったこともあって、ラフなアクションが必要な時には全身で体当たり。土岐のところに舞い込んできた依頼は……。 本作の実制作は日本アニメーション。脚本や絵コンテ、監督を石黒昇が担当し、キャラクターデザインと作画監督を『タイタニア』などの杉光登が手がけている。主人公・土岐を人気俳優の渡辺裕之が演じたことも話題となった。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
カメレオン ヤザワ登場!(OVA)

1992年8月16日
★★★★☆ 3.7 (3)
14人が棚に入れました
1990年から1999年まで「週刊少年マガジン」で連載され第23回講談社漫画賞少年部門を受賞した不良少年ギャグ漫画のオリジナルビデオアニメーション第一弾。 中学校に通っていたころは学校中の不良たちからイジメの標的とされていた主人公の少年・矢沢栄作が、高校進学を機に不良デビューを実行。ところが通い始めた成田南高校――通称「成南」には、強者の不良や鬼教師がいて……。ヤザワのお調子者の性格や運の悪さが災いし、彼はどんどん不良たちの諍いに巻き込まれる羽目に。しかしヤザワは数々の危機を、ハッタリと悪運と悪知恵を使って切り抜け、次第に不良たちの中心人物となってゆく。この第一巻では、相沢と椎名のコンビが登場。かつては親友同士だった二人の争いに巻き込まれたヤザワは、果たして事態を無事切り抜けられるのか?

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
鉄の処女(アイアンバージン) JUN(OVA)

1992年7月21日
★★★☆☆ 2.5 (1)
13人が棚に入れました
1983年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載された、永井 豪のコミックをアニメ化。『ダーティペアFLASH』第一期OVAで監督を務めた須永司が、前園文夫と共同で脚本を執筆。主人公のJUNを横山智佐が演じる。 18歳の誕生日を迎えた大財閥・明日香家の令嬢JUNは、母親が仕組む財産目当ての結婚話に嫌気がさしてパーティーの会場から逃亡。執柔道や空手、ボディビルなどの過酷なトレーニングで造り上げられた鋼の肉体で執拗な追っ手を蹴散らしながら、本物の“男"を探す旅に出る。しかし、明日香家はJUNのバージンを奪ったものに財産を譲ると発表。事態は思わぬ展開に!

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
聖飢魔II/HUMANE SOCIETY ~人類愛に満ちた社会(OVA)

1992年7月1日
★★★★☆ 4.0 (2)
10人が棚に入れました
ヘヴィメタルバンド「聖飢魔II」の動画教典(アニメ)として制作されたOVA。神と悪魔の対決を描くストーリーで、このエピソードにより彼らが悪魔教の布教活動(=バンド活動)を行うことになったとする、いわば(架空の)結成秘話でもある。 原案・監修はデーモン小暮閣下が担当。劇中にはデーモン小暮閣下を含む当時のメンバー5人が登場し、それぞれのセリフを本人が演じている。また、ラストシーンには聖飢魔IIの実写PVが挿入される。 199X年、デーモン率いる悪魔たちの「人類撲滅計画」によって、世界各地は大災害に見舞われていた。しかし、謎の美女ローザーが奇跡的な力でこれを沈静化。彼女は人類の救世主として崇められる。これに苛立ったデーモンは、最終兵器「バベルの塔」を始動させて一気に人間を滅ぼそうとするが……。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
新・同棲時代 HAWAIIAN BREEZE(OVA)

1992年7月3日
★★★★☆ 3.6 (2)
10人が棚に入れました
『東京ラブストーリー』などで知られる女流漫画家・柴門ふみの恋愛コミック『新・同棲時代』を約45分のOVA化。数多くが実写ドラマ化されてきた柴門の作品だが、この『~HAWAIIAN BREEZE』が初のアニメ化として話題になった。 マンション暮らしのピーター本田こと本名・本田茂行はフリーのイラストレーターとして生計を立てている気立ての優しい男。そんなピーターがアパレルメーカー勤務の美人・戸谷えりと同棲生活を始めてから二年が過ぎた。同じマンションに住む子供たちへの面倒見もいいピーターは、そろそろ自分とえりの子供を欲しいと願うようになるが、何故かえりは頑なにそれを拒む。そんな中、ピーターの仕事相手である女性編集者・田代玲子がもたらした、えりにまつわる痛ましい過去とは……。 本作は原作コミックの第2話「HAWAIIAN BREEZE」をベースにしている。実制作はあにまる屋が担当。監督は福富博による。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
ぷりんせすARMY ウェディング★COMBAT(OVA)

1992年8月1日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
「週刊少女コミック」に連載された北川みゆきの学園ラブストーリーが原作のOVA全2巻。監督は『獣神演武』の関田修、脚本は夫であり『爆れつハンター』などでも知られるあかほりさとるが担当。キャストは横山智佐、関俊彦、松本保典ほか。 主人公の愛田野々香は、柔道一家に育ち、自身も柔道の達人というパワフルな高校一年生。その反面、幼い頃に暴漢から助けてくれた王子様との再会を夢見る乙女チックな一面も持っている。そんな彼女に思いを寄せるのが、熱血柔道少年の悠也と、超ハンサムでクールな志信。2人のアピールに心揺れる野々香の前に、なんとフィアンセだと言うオランダ帰りの少年・一条が現われる。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
ゴリラーマン(OVA)

1992年6月25日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
1988~93年に「週刊ヤングマガジン」で連載。ゴリラーマンと呼ばれる高校生の日常を描き、当時量産されていたヤンキー作品とは一線を画す淡々とした作風で人気を集めたハロルド作石の人気コミックを原作としたOVAシリーズ全2巻。主人公・ゴリラーマンの声は郷里大輔が演じたが、セリフは一切なく、時々うめき声が入るのみ。ちなみに郷里はナレーションも担当している。 白武高校に転校してきた池戸定治は、その外見からゴリラーマンと呼ばれる男。なぜか不良グループと気が合い、行動を共にし始める。常に無口で無表情だが、ひとたび事件に巻き込まれると本来のケンカの強さを発揮。しかし、仲間たちはまだその“真の姿"を知らない……。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
三毛猫ホームズの幽霊城主(OVA)

1992年7月21日
★★★★☆ 4.0 (2)
9人が棚に入れました
ベストセラー作家・赤川次郎の代表作のひとつ「三毛猫ホームズ」シリーズを約45分のOVA化。素人探偵・片山晴美にその兄の刑事・片山義太郎と相棒の石津、そして晴美の愛猫ホームズたちの活躍が描かれる。キャラクターデザインの協力には『黒のもんもん組』などで知られる漫画家・猫十字社も参加した。明治時代に建てられたという海の中に孤立する洋館。その城主にして劇団のオーナーでもある男・矢坂聖一は、同館で劇団の公演作品『幽霊城主』の打ち上げを催す。『幽霊城主』の美人演出家で聖一の妹ゆかりから洋館に招待された晴美だが、そこで聖一と劇団の美人女優・美奈子の殺人事件に遭遇。その事件は美奈子と相方の男優・宇田川が演じた『幽霊城主』の内容と意外な符号を示す? そして洋館の地下に眠る『幽霊城主』の着想のもととなった肖像画の秘密とは……。本作の実制作はAICによるものだが、あえてそれまでの同社の作風を離れたものに挑戦したという。監督や作画監督などは北島信幸が担当。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
鴉天狗カブト 黄金の目のケモノ(OVA)

1992年7月24日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
『コブラ』の寺沢武一による伝奇活劇コミック『鴉天狗カブト』を約45分のOVA化。1990~1991年におけるTVアニメ『カラス天狗カブト』の時と異なり、本OVAでは寺沢武一自身が脚本や絵コンテのみならず監督としても参加している。佐賀の城下町を不穏な空気が包んだ。女妖術師・玉虫によって城主は殺され、その一人娘である蘭姫もまた城内の奥深くへと幽閉されてしまう。玉虫はその妖術で城内の侍たちを思いのままに操り、配下のカラクリ陣内や羅殺坊に城下町を支配させていた。鴉(からす)天狗の血を引く正義感の強い青年カブトは佐賀の城へ忍び込み、囚われの蘭姫救出を試みるが……。本作の実制作はヒーロー・コミュニケーションズと中村プロダクションが担当。主人公のカブトはTVアニメ版と同じく松本保典が演じている。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
続なにわ遊侠伝(OVA)

1992年6月25日
★★★★★ 5.0 (1)
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シリーズ累計450万部を超える「週刊アサヒ芸能」に連載された人気漫画をモチーフにしたオリジナルビデオアニメのシリーズ第2弾。本作は、武闘派ヤクザの開門快道を中心に、大暴走する極道たちのはちゃめちゃぶりが描かれている。収録タイトルは、「花の正組員とアホ新入り」の巻、「血は水よりも濃し」の巻、「怒りの男 開門が行く」の巻の3話。 本作の魅力は、河内家菊水丸や安岡力也、太平サブロー、ライオネス飛鳥など、個性派揃いの面々が声優を担当している点だ。作中に登場するアブナイ男たちのキャラクター性に味わいを与えている。

計測不能 5 1992年夏(7月~9月)アニメランキング5位
リカちゃんの日曜日(OVA)

1992年7月21日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
タカラトミーのロングセラー女子玩具リカちゃんのキャラクターを主人公に、1990年代に展開されたOVA「リカちゃん」シリーズ第3弾。ある日曜日のこと。リカちゃんは友達のいずみちゃんと一緒に、いずみちゃんの親戚の家に行き、そこで留守番をすることになる。裏庭には大きな木があるお金持ち風の家だったが、そこには気が強い反面、人見知りする性格の女の子アキちゃん、そして弟のトモちゃんがいた。リカちゃんといずみちゃんは何とか二人と仲良くなろうとするが……。OVA前2作が異世界にリカちゃんが向かうファンタジー冒険アニメだったのに対し、今回はファミリーアニメ路線を採択。監督は『飛べ!イサミ』『機動戦艦ナデシコ』の佐藤竜雄で、しっとりした感覚の日常アニメにまとめあげた。キャラクターデザインの高田明美、リカちゃんのCV・かないみかは、そのまま前作から続投。
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