1994年度に放送されたTVアニメ動画一覧 59

あにこれの全ユーザーが1994年度に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の1994年度に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

73.9 1 1994年度アニメランキング1位
マクロス7[セブン](TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (401)
2108人が棚に入れました
 リン・ミンメイの歌によって宇宙戦争が終結して35年が経った西暦2045年。
新マクロス級7番艦を中心にした移民船団マクロス7は、新たなる惑星を求め航海を続けていた。その船団内では100万人が地球と変わらない平和な生活を送っていた。しかし、そんなある日、突如としてマクロス艦の前衛艦が奇襲を受ける。一方、マクロス・シティ内の公園に設置された野外ステージでは、ロックバンドのライブが行われていた。そのグループの名は「ファイヤー・ボンバー」。ボーカル&ギターは破天荒で情熱的な熱気バサラ。ボーカル&ベースはマックスとミリアの7番目の娘、ミレーヌ・ジーナス。キーボード&リーダーに飄々としたレイ・ラブロック。ドラムに寡黙なゼントラン女性、ビヒーダ・フィーズ。ライブが盛り上がりを見せた最中、謎の戦闘部隊がマクロス本艦にまで攻め込んできた。果たして謎の船団の目的は、そして正体は・・・・。100万の市民の運命を載せ巨大戦艦マクロスは、やがて恐るべき戦いの渦に呑み込まれてゆく・・・・・・。
ネタバレ

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴<修正>

俺の歌を聞けええええええええええええええええでお馴染みのマクロス。
本作は戦争ロボモノでありながら無謀に武器も取らず歌をかます作品です。
ジョンレノンのごとく敵味方差別無し&殺生は行いません。

見所は歌、ロボ、恋愛、アイドル化などになってくるのですが、ロックで敵を倒さず攻撃するスタイルが、意味不明でお預けを食った犬のような視聴状況でしたが、曲が単純に良くて、電車の窓を眺めているようにぼんやりラジオ的、ライブ的感覚で楽しんでいました。ですが徐々に歌だけで夢中になってる自分がいて、この歌はハートに来るんですよ!マジで突撃LOVEハートw

てな感じで視聴していた所、敵女性キャラシビル登場で一変。情報詮索の為にマクロス船内部に侵入していたシビルでしたが、バサラの歌を聴いてもっと聴きたいと興味を示す。徐々になぜ聴きたいかが顔色で判明。ホテ顔に変わり、つ、ついに {netabare} エクスタシ~♡言っちゃたよコレwしかもアへ顔。てな感じでラスボスまでアへ顔フィニッシュ!ゾクゾク美~♪ ~ {/netabare}

コホン。ですが本作は熱く真剣なアニメです。
50数話に渡る世間は鬼ばかりの中、最初誰も聴いてくれなかったサウンドが、銀河を一つにさせ、皆に希望と勇気で元気玉。馬鹿馬鹿しくて、分けの分からない展開や、ひたすら同じように見える長い物語をサウンドや、セル画による表現を追求しきった映像美で、力と技で説得させられる作風は、昨今のアニメにない至高。痺れるようなサウンドによる陶酔感と、熱いシャワーを浴びたような爽快感がマじでクロスしたマクロスw

「俺の歌を聞けば 簡単なことさ 2つの愛をクロスさせるなんて 何億光年の彼方へと突撃ラブハート!!」
なんかノリですみません<(_ _)>が逆にノリが全てでもあります。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 38
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

快男児"熱気バサラ"が格好良い、『初代マクロス』の良く出来た続編

あの『超時空要塞マクロス』で描かれた地球統合政府発足(※西暦2010年)から35年後(※西暦2045年)、宇宙移民計画により地球から進発した100万人規模の市民を抱える「第37次超長距離移民船団」(通称「マクロス7」)を舞台とする作品です。
『超時空要塞マクロス』(※初代マクロス)が、1982年10月-1983年6月の放送だったので、本作は、その12年後に制作された正統な続編(※1994年10月-1995年9月の放送)ということになります。

(※なお、初代マクロス放送10周年を機に、『マクロスⅡ-LOVERS AGAIN』(1992年5-11月)という全6話のOVA作品が制作されていますが、その後制作された「マクロス・シリーズ」の他作品とは全然話が繋がっていない「パラレル・ワールドもの」という扱いになっているそうです。)


◆初代から引き継いだキャラ配置が、実に巧み

『初代マクロス』からの続編といっても、綺麗に感情関係が完結した初代のメイン・キャラクター達(一条輝/早瀬未沙/リン・ミンメイの三者)は、この続編には一切登場せず、その代わりに、初代でそれぞれ物語の進行に重要な役割を果たした3人のサブ・キャラクター達(マックス/ミリア/エキセドル参謀)を、本作でもそれぞれ、新たなメイン・キャラクター達(熱気バサラ/ミレーヌ/ガムリンの三者)を支える重要ポジションに配置して物語の引き継ぎを担わせる・・・という斬新なキャラ構成が、とても巧みだと思いました。

→ということで、本作の前に、やはり『超時空要塞マクロス』(劇場版ではなくTVシリーズの方)を確り全話視聴しておいた方が、物語の構造がより良く理解できてお薦めだと思います。

※因みに私の場合は、『初代マクロス』をちゃんと見ずにいきなり本作を見てしまったので、初見時は ☆ 3.7 と、そこそこの評価に留まってしまいました。
→その後、『初代マクロス』をきっちり完走して、改めて最近本作を視聴してみたところ、作品世界やキャラ配置が確り掴めていたため、また、初代の視聴時に体感した大きな感動が、本作の視聴中に何度かフラッシュバックしたせいもあってか、今度は★ 4.2 と評価が急上昇しました。


◆物語的には、初代ほどの大きな感動はないが、やはり見所が多く、感動もできる良作

『初代マクロス』の中盤(第23話から第27話=放送延長前の本来のラストまで)の出来は、数ある「名作アニメ」の中でも特筆すべき水準と思うので、それと比較してしまうのは酷ですが、本作も、この初代の作品世界とコンセプトをよく引き継いで、それに更に"熱気バサラ"という、初代には居なかった《快男児》を登場させることにより、続編として十分以上に楽しめるものに昇華されていると思います。

本作のメイン・ヒロイン(ミリーヌ嬢)も主人公(熱気バサラ)に劣らぬサッパリした性格で、『初代マクロス』のヒロイン達(リン・ミンメイ&早瀬未沙)よりも実は好印象。
(※『初代マクロス』のヒロインたちは、人間臭さが鼻に付く→物語の進行につれて、そこが逆に魅力になっていくところが、『初代』の凄いところではあるのですが)。
また、マクロス・シリーズの伝統である三角関係(※本作の場合は、正確にはそこまで行っていませんが)を担うもう一人のメイン・キャラ(ガムリン中尉)も、実に気持ちの良い青年で、見ていて晴れやかな気持ちになれます。

そして、ギギル(中ボス)、ゲペルニッチ(ラスボス)といった敵キャラの扱いも、やはりマクロス・シリーズの伝統なのか、{netabare}単純に「邪悪なヤツ」というわけではなく、最後はちゃんと彼らにも花を持たせる終わり方{/netabare}で、途中の展開に一部冗長さが目立つ割には個人的な作品の印象は非常に良くなりました。


◆『マクロスF』のファンにも是非視聴して欲しい作品

マクロス・シリーズでは、2008年制作の大ヒット作『マクロスF』を視聴済みの方が多いと思いますが、同作と本作を繋ぐ特殊OVA『マクロスFB7 オレノウタヲキケ! 』(2012年10月)も制作されているので、同作のファンの方にはそちらを踏み台に本作にも挑戦してみて欲しいと思いました。

その際に、ちょっと作画や演出が古く面白くなるまでに時間がかかりますが、『初代マクロス』(劇場版ではなくTVシリーズの方)も、出来れば本作より先に視聴しておけば、更に本作を深く楽しめるはずです。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
掴みはまずまずと思いますが、マックス艦長&エキセドル参謀が何の説明もなく登場するので、やはり『超時空要塞マクロス』(初代マクロス)を先に視聴しておいた方が良いと思う。
・第2話視聴終了時点
ヒロイン(ミレーヌ 14歳)の母親ミリア市長が登場→マックス艦長の妻であり初代マクロスの重要キャラの一人。
・第6話視聴終了時点
バサラが初めて自身の意思で敵にミサイルを発射せざるを得なくなる回。
またバサラ/ガムリン/ミレーヌそれぞれの個性がようやく確り伝わってきて、作品への好感が増す回(※初の★★評価)。
・第7話視聴終了時点
バサラ&ミレーヌのワザとらしい艦内閉じ込められ回だが、ここで本作が個々のキャラの感情描写に関して見所がある作品と確定。
・第11話視聴終了時点
初代マクロスとのオーバーラップが◎(※2度目の★★評価)
・第26話視聴終了時点
キャラ&音楽に勢いがあって、ここまでまずまずの面白さだが、設定&シナリオ自体は粗が目立つのは惜しい(全体の半分視聴終了時点での暫定的な個人評価 ★ 4.1)。
・第27話視聴終了時点
この回から登場するグラビルがただの怪獣みたいな感じで残念
・第46話視聴終了時点
せいぜい敵の中ボスに過ぎないガビルの話をここまでしつこく引っ張られると流石に白ける。
・第49話(TV放送分の最終回)視聴終了時点
敵ゲペルニッチに確り花を持たせるこの纏め方は、流石にうまい。
・第52話(最終回)視聴終了時点
エキセドル参謀にも花を持たせる良い最終回。
{/netabare}

◆作品別評価

(1) TVシリーズ       ★ 4.2 (計49話) (1994-5年)
(2) OVA(アンコール)   ★ 4.2 (計3話)  (1995年)
(3) 劇場版          ★ 4.0        (1995年)
(4) OVA(ダイナマイト7) ☆ 3.6 (計4話)  (1997-8年)
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  総合           ★ 4.1 (全56話+劇場版1本)

※なお、以下は本作と『マクロスF』とのコラボ作品

(5) マクロスFB7      ★ 4.0         (2012年)


◆制作情報
{netabare}
原作・スーパーバイザー 河森正治
監督             アミノテツロー
シリーズ構成・脚本    富田祐弘
脚本             富田祐弘、大橋志吉、隅沢克之、アミノテツロー
キャラクターデザイン   美樹本晴彦(原案)、桂憲一郎
メカニックデザイン    宮武一貴、河森正治
アニメーション制作    ヒーロー(第34話まで)、葦プロダクション(全話) {/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== マクロス7 (1994年10月-1995年9月) =============

 - - - - - - OP「SEVENTH MOON」、ED「MY FRIENDS」 - - - - - -
{netabare}
第1話 スピーカーポッド ★ 巨大移民船団マクロス7、Fire Bomber野外ライブ、敵襲、ガムリン中尉初出撃、熱気バサラ乱入・絶唱 ※挿入歌「突撃ラブハート」(以降バサラが毎回熱唱)他
第2話 スピリチアレベル ☆ 謎の症状(生気喪失)、ミレーヌの見合い話、バサラの人柄と生活、スピリチア収集者(ギギル隊)
第3話 ファイアースクランブル ★ FBライブコンサート出演、ゲペルニッチの陽動作戦、初めての聴衆の拍手(→視聴者の期待に繋がるか?)
第4話 バンパイアソルジャー ★ FBブレイク、敵のシティ7潜入・民間人襲撃、襲われたミレーヌ、バサラの妨害行為への軍の厳重抗議 
第5話 スピリットギャル ★ 女暴走族レックス、工場艦の争乱・バサラの意図せざる実弾発射、焼餅ミレーヌのVF19操縦代行
第6話 ファーストコンタクト ★★ お見合い企画(ミレーヌ&ガムリン)、マーク・トゥエイン号の危機(ガムリン奮闘・負傷、バサラ初めての自発的発射)、ミレーヌのガムリンお見舞い
第7話 サマーアクシデント ★ 保養施設艦リビエラ公演、閉じ込められたバサラ&ミレーヌ
第8話 バージンボンバー ★ ガムリンの紬プレゼント、FB初レコーディング、戦場のバサラ&ガムリンの違い、北条アキコのFB曲買取
第9話 エンジェルナイト ★ ゲペルニッチの夢、ミレーヌの悩み、トップシンガー(アリス・ホリディ)の災難、スピリチアレベルの回復・増進
第10話 ディープバラード ★ オペレーションM進行中、レイとアキコの過去、撃てないレイ、バサラ&レイ「突撃ラブハート」熱唱
第11話 ミンメイビデオ ★★ FB&艦長・市長の宣伝ビデオ『リン・ミンメイ物語』出演、撮影中の敵襲、誇張された伝説
第12話 スピリチアファーム ★ スピリチアファームプロジェクト開始、デート中のミレーヌ誘拐、捜索・救出、ゲペルニッチの姦計(シティ7切り離し)
第13話 フォールドアウト ★ ダイヤモンドフォースのシティ7救援出動、FB&ミリア市長の動力炉奪取作戦、ミリア市長出撃
第14話 戦う女市長ミリア ☆ シティ7漂流、バサラ抹殺指令、ミリア再出撃、敵兵捕虜 ※ミンメイ・ヲタ(千葉軍医)の変な実験は微妙・・・
第15話 乙女のジェラシー ★ 敵兵は地球人、市長主催バトロイド・カーニバル(パイロット選抜)、ベテラン&レックス参戦、ミレーヌ初出撃
第16話 戦場のオルゴール ★ 敵兵捕虜への演奏効果(身元判明)、バトル7トランスフォーメーション、フィジカ(ガムリン部下)戦死、マクロス・キャノン発射
第17話 プリティデビル ★ シビルの目覚め(ギギルの先走り)、バトル7との通信回復、統合軍艦隊へのシビル来襲、ガムリン負傷・バサラ来援
第18話 おちていく小悪魔 ★ アニマ・スピリチア、ガムリンのライブ鑑賞、バトル7来援、シビル撃退
第19話 命がけのデート ☆ シビルのシティ7潜入、ミリア市長人質事件、ガムリン活躍
第20話 レディースの誘惑 ☆ FBの人気沸騰、レックスの異常行動 
第21話 あぶないKISS ☆ 北条アキコへのシビル乗り移り、バロータ星系第4惑星の謎
第22話 熱き炎の男たち ★ 恒星突入の危機、バトル7再出現・シテイ7回収
第23話 サウンドフォース ☆ プロトデビルン(エキセドル参謀の尻込み)、マクロス5の地球型惑星発見・移住開始、レイ指揮新部隊(民間協力隊サウンドフォース)結成
第24話 メリーゴーランド ☆ エメラルドフォース発足、ガムリンのダイヤモンドフォース指揮官着任(シティ7防衛任務)
第25話 深夜のデュエット ☆ ギギルのシティ7潜入・スピリチア集め、惑星ラクスへ
第26話 惑星ラクスの死闘 ★ 全滅していたマクロス5船団、ゲペルニッチ艦隊来襲、金龍DF隊長戦死、ゲペルニッチ撤退
第27話 七色の歌エナジー ★ 歌エネルギー、プロトデビルンの脅威、グラビルの目覚め、声の出ないバサラ、ミレーヌ絶唱・バサラ復活
第28話 サウンド新兵器 ☆ ガビルの目覚め、グラビル&ガビル来襲、撃退
第29話 パパ、ママ愛再び ☆ ミレーヌの両親取り持ち作戦、バサラ&ミレーヌ競唱
第30話 三角関係の公式 ☆ 洗脳されたマクロス5戦闘員来襲、洗脳解除
第31話 熱愛スキャンダル ☆ バサラの芸能ゴシップ、バルゴの目覚め・来襲
第32話 ジャミングバーズ ☆ 統合軍サウンドフォース・オーデイション(千歳リップルetc.応募)、役に立たない新音楽隊
第33話 裏切りと少女の涙 ★ ミレーヌの軽率、バートン大佐のシビル捕獲、ギギルの統合軍施設乱入、シビルの目覚め、バサラ出奔
第34話 ギギルが歌った日 ★ ギギルvs.ガビル・グラビル・バルゴ、ガムリン退役、歌い出すギギル、歌わないバサラ{/netabare}

 - - - - - - OP(変わらず)、ED「…だけど ベイビー!!」 - - - - - -
{netabare}
第35話 ふたりだけの夜 ★ ガムリン&ミレーヌ野外キャンプ、惑星ラクス原生生物の襲撃、歌の力
第36話 男たちの熱歌 ★ ギギル心情変化、バサラ&ギギルのシビル救出作戦、火山島沈降、遺跡出現 ※脚本の大味さは×
第37話 宇宙遺跡のナゾ? ★ プロトカルチャーの歴史、平和の証ミレーヌ、プロトデビルンの目的判明
第38話 禁断惑星のシビル ★ ゲペルニッチのシビル&ギギル抹殺命令、ギギル絶唱・消滅、惑星ラクス崩壊 ※脚本の大味さは×
第39話 帰ってきたバサラ ☆ ハミングバーズ&サウンドフォース活躍・敵戦士の洗脳解除進展
第40話 星を越える想い ☆ 敵無人機との戦闘、バサラのサウンド・ビーム、ガムリン原隊復帰
第41話 ミレーヌ大好き! ☆ ミレーヌ・ファンの農場少年ビリーのエピソード
第42話 決死の捕獲大作戦 ☆ 生体兵器群エビル・シリーズ(全7体)、ガビグラ(ガビル&グラビル合体)、シビル再出現 ※シナリオいまいち
第43話 それぞれの別れ ★ 地球統合本部からのバロータ星系第4惑星破壊命令、ミレーヌ15歳の誕生パーティ&選抜隊出撃直前ライブ、出撃
第44話 悪夢の突入作戦 ★ オペレーション・スターゲイザー開始、ガムリン機被撃墜、マックス突入、反応兵器使用失敗、ゲペルニッチの降伏勧告
第45話 野望の第4惑星 ★ 捕囚、ミレーヌ&グババ活躍、脱走、悪夢のスピリチア・ファーム
第46話 ガムリンの反乱 ★ シティ7帰還、ガビルのガムリン乗り移り、人質ミレーヌのガムリン救出
第47話 バサラ死す ☆ ゾムド&ゴラム来襲、シビル来援、バサラ危篤 ※シナリオ大味は残念×
第48話 ミレーヌ涙の熱唱 ☆ ガムリンの嫉妬・ミレーヌの気持ち、サウンドバスター失敗、ゲペルニッチ(本体)復活・暴走 ※同上{/netabare}

 - - - - OP(変わらず)、ED「突撃ラブハート(acoustic ver.)」 - - - -
{netabare}
第49話 銀河に響く歌声 ★ バサラ復活、スピリチアン・ブラックホール阻止(ゲペルニッチ覚醒・銀河からの退去) ※TV放送分の最終回{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)28、☆(並回)19、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


========== マクロス7 アンコール (1995年12月) ※TV未放映話 ==========
{netabare}
第50話 オンステージ ☆ バサラの少年時代、レイとの出遭い、ビヒーダとの出遭い
第51話 どっちが好きなの? ★ 勘違いミリア市長のお見合い作戦、揺れるミレーヌの気持ち、バサラとミレーヌの出遭い
第52話 最強女の艦隊 ★★ メルトランはぐれ艦隊との遭遇{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)1、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2

OP 「SEVENTH MOON」


========= マクロス7 銀河がオレを呼んでいる! (1995年10月) =======

全1話 ★ 4.0 {netabare}雪の辺境惑星、巨人エミリアとバサラの歌合戦、ガビル来襲{/netabare} ※33分、同時上映『マクロスプラス MOVIE EDITION』


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◆制作情報(ダイナマイト7)
{netabare}
原作・シリーズ構成  河森正治
監督           アミノテツロー
脚本           富田祐弘
キャラクターデザイン 新羽こういちろう
メカニックデザイン  河森正治
アニメーション制作  葦プロダクション{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

※西暦2047年(前作『マクロス7』完結から1年後)

========= (OVA) マクロス ダイナマイト7 (1997年12月-1998年7月) =======
{netabare}
第1話 漂流 - WONDER - ★ 熱気バサラ放浪、銀河クジラの回遊する惑星、白鯨狩りグラハムと娘達
第2話 墓場 - CEMETERY -  ☆ バサラ人事不省、ミレーヌ大ピンチ(両刀使いサザビー)、バサラ復活
第3話 孤独 - LONESOME - ☆ ホイラー父娘(グラハム、ライザ、エルマ)それぞれの願い、再び白鯨狩り、ガムリン&ミレーヌ惑星ゾラへ
第4話 銀河クジラの歌う星 - ZOLA - ☆ 密猟団の反応弾発射、白鯨の墓場{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「DYNAMITE EXPLOSION」
ED 「PARADE」


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========= マクロスFB7 オレノウタヲキケ! (2012年10月) =======

全1話 ★ 4.0 {netabare}『マクロスF』のキャラ(ランカの義兄オズマ等)が『マクロス7』の極秘映像を次々と入手して鑑賞していく総集編的内容(※一部新規シーン有り){/netabare} ※90分

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

裏主人公が素晴らしい!

当時リアルタイムで視聴していました。
4クールなので長丁場です。作画は同時水準では本当に高かったですね。
動きも滑らかだったので凄いと思ってました。

主人公の熱気バサラは戦わない主人公。
ミサイルを積まれるとガチ切れします。板野サーカス全否定ですねw
歌で戦争を終わらせる為、戦場に突っ込んでは歌って戦闘の邪魔をする日々が続きます。
主人公が戦わない事で切ってしまった人が多いみたいですけど勿体ないなーと思います。

ぶっちゃけますと、私自身も最初は戦わないって微妙だなと思ってました。
歌もそんなに良いとは思ってなかった…

~~~~4クール後~~~~

何という事でしょう。Fire Bomberは最高だ!神曲ばかりだ!
と、劇的ビフォーアフターばりの掌クルックルです。男ならドリルとまで言わせるほどの。
中だるみの部分もまぁありますけど、
見続けるといつのまにかはまってしまうという不思議な魅力の作品です。

マクロスシリーズの三角関係はちゃんと押さえてます。
バサラ、ミレーヌ、ガムリンですね。
ですけど、この三角関係薄いんですよね。単にミレーヌが二股ビッチなだけだし。
ぶっちゃけバサラはあんまり気にしてない。

ガムリンも裏主人公というには微妙でしょう。
どちらかというと視聴者代表的なポジションです。
{netabare}バサラが攻撃した時の「お前は歌うんじゃないのか?」という{/netabare}
ガムリンのセリフは私の気持ちを代弁してました。
そう…いつの間にか視聴開始時とは違う思いで見てましたね。


なので、裏主人公は別にいます。(と、言っても私が勝手に言ってるだけです)

ギギルです。彼以外に裏主人公はあり得ません。
見た目含めて本当にカッコイイですよ!
最初、「なんだこのハゲおっさん、数話でやられそう」なんて思ってすみませんでした!
なんなら焼き土下座します。

あ、ちゃんと三角関係も押さえてますよ。
ミレーヌのお子様恋愛と違って、こっちは本当の愛です。
マクロスシリーズは種族間とか異文化のコミュニケーション、
時間をかけてお互いを理解していくという部分がテーマにありますが、
それがこちらの三角関係では濃厚に出ていますね。

ギギルは本当にカッコイイです。
{netabare}
種族間の隔たり、敵への思惑や蟠り、同族への裏切り、プライドや価値観、歌という未知への先入観、そして自分の命

それら全てを…そう本当に全てを捨てででも一人の女性を想う。見返りすら求めない。
ただ、愛する女性が救えれば他に何も要らないというギギルに心撃たれました。

言葉では簡単ですけど、行動や生き様として体現するのは本当に凄いです。
{/netabare}
バサラ風のセリフを借りると「お前の燃え滾る熱いハート。確かに受け取ったぜ!」と…

4クール作品って最近では減りましたけど、4クールでないと出せない味ってあると思うんです。
1年かけて見ていくからこその思い入れがあり、キャラに深く感情移入できる部分も確かにあると思ってます。
もしも1クールだったらギギルをカッコイイとは思わなかったでしょうし、
Fire Bomberのファンにもならなかったと思います。

ちなみに最終回は感極まって視聴中に大声上げてガッツポーズしました。
{netabare}
最初の数話では、「花束渡せなかったな、次回ぐらいには渡せるだろう」と思いつつ
どっかで渡して、その花束の少女とのストーリーがちょい刺しされるのかなーと思いきや
常に寸止め。徹底的なすれ違い。ずっとお預け。
流石に最終回は…と思ってたら、絶望的な程に渡せない物理的距離…

「物理法則無視してる」とか「普通、空中分解するだろ」とか「ハンググライダーに合わせるとかどんだけ~」とか「実現する確率皆無」とか
そんな無粋で野暮な事を言っては行けません。

渡した瞬間の花束の少女の笑顔をみたら、自然とガッツポーズしてましたよ。
{/netabare}
1年…1年間ずっと見てきたんだ。良かった…と。

確かに中だるみと感じる部分や余計な付け足しと感じる部分もあります。
ただ1年通して見るという事に意義があるのでは無いかと感じた作品です。
(その評価と思い出補正で点数かなり甘めにw)
一気見するとこの感覚は味わえないだろうなと思いました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

71.6 2 1994年度アニメランキング2位
機動武闘伝Gガンダム[ジー](TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (386)
2053人が棚に入れました
これまでの「機動戦士」シリーズにおける宇宙世紀とは異なる世界を舞台に、これまで築き上げてきたリアルロボット路線ではなく、ロボットアニメの原点回帰ともいうべきスーパーロボット路線を打ち出した作品。未来世紀(FutureCentury, F.C.)60年、地球の覇権をかけてガンダムファイト第13回大会が始まった。主人公 ドモン・カッシュもその1人として、地球をリングにして他の選手たちと闘う。しかし彼には戦い以外にもう1つ、祖国ネオ・ジャパンを裏切り、アルティメットガンダム(デビルガンダム)を奪って失跡した兄 キョウジ・カッシュを探すという目的があった。

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

富野監督がキレてブン投げた迷作 燃やせ!その瞳に灯した炎に 命を賭けて!

バンダイからの提示はVのプラモがガンダムしか売れないからガンダムをもっとふやせ。ストⅡが流行ってるから格ゲー風味に・・・。
もうそんなのガンダムじゃないじゃないじゃん。ってことで
師弟筋の今川監督に、絶対に格闘戦しかしちゃだめねってブン投げたそうだ。ロールにはないが富野監督もこっそり参加して好き勝手やったと自分で言っている。

TVでは初の記念すべき富野監督以外のガンダム作品。
ふたを開けてみれば島本和彦のキャラでガンダムとは名ばかりのかっこよくて暑苦しい肉弾戦が繰り広げられる。香港映画のパロディも多数。挿入歌もかっこよすぎてやばい。
開始はイマイチだったんだが師匠(東方不敗)が登場してから視聴率、売り上げ、人気はうなぎのぼり。
ガンダムの世界を革命したという意味ではヒゲ以上。
しかしここまで面白かったらガンダムじゃなくてもいーやん。ってつっこみはいれたくなるが逆にそれくらい名作なのは間違いない。 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

EVIZORI さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

俺の右手が真っ赤に燃えているぅぅぅぅぅぅうぅぅうぅう!

っていうガンダムでは珍しい根性で動くガンダムです。

俗に「平成3部作」と呼ばれる、富野由悠季以外の手によって製作されたガンダムTVシリーズの第1作であり、宇宙世紀から逸脱したガンダム。そして従来のガンダムよりも年齢設定を低くされている為に、ストーリーが単純で分かり易い。

まぁ中盤まではだいたい展開が一緒なので、読めるし、あまり面白くないっす。ですが、後半にかけて(特に東方不敗が出てきてから)が面白くなります。ってか台詞が笑えてしょうがないw 深く突っ込めば色々ありますが、そんなのは抜きにして全力で何も考えずガンダムに没頭していいと思います。

ラストにちょっとした感動と、最大の笑い所があるのが肝。普通のガンダムに飽きた人は観て見るといいかもw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

世界の色々な国をガンダムにして戦わせてみました・・・的な熱血&痛快アニメ

「シャイニング・フィンガー」って、『STEINS;GATE』に出てくる美人指圧師(桐生萌郁)のことだとばっかり思っていたのですが、元ネタはこっちだったんですね笑
あと「アルチメット・ガンダム」とか笑。

この作品の世界では、地球は環境破壊が進行して荒廃しており、世界各国はそれぞれ宇宙に「ネオ+国名」というコロニーを作ってそちらに多くの人々が移住している、という設定のようです。
そうして、世界の国々の争いは、全て「ガンダムファイト国際条約」に基づき4年に1度開催される「ガンダムファイト国際大会」によって解決され、その大会の優勝国がその後4年間の世界の覇権を握ることが出来る、というかなり笑笑な・・・もとい無謀な設定になっています。

で、世界各国のお国振りを反映した荒唐無稽なガンダムが色々登場するのですが・・・

ネオデンマーク代表→マーメイドガンダム
ネオネパール代表→マンダラガンダム

って、もうちょっと何か考えられなかったのか笑。
第一、ネパールはヒンドゥ教徒の国で、ネパール人の多数派(パルバテ・ヒンドゥ ※「山地のヒンドゥ教徒」の意)は別に仏教アイテムの曼荼羅(まんだら)は身近ではないと思うのですが(※ヒマラヤ山麓に住むチベット族はマンダラ信仰の篤い密教系仏教徒・・・ただしネパールの人口の数%)。
→ここはネオネパール代表ではなくネオブータン代表(※同国は国王以下国民の大多数がチベット仏教に帰依している)にすべきでは?と思ってしまいました。


◆総評

どうしても古い作品なのでシナリオや作画・演出などの粗雑さが目について評価点数自体は ☆ 3.6 と余り伸びませんでしたが、話はちょうど良い具合に波乱万丈で、終盤の展開などは凄い熱血で楽しめました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

◎ドモン・カッシュ勝利
△相討ち
▲ドモン・カッシュ敗北

=========== 機動武闘伝Gガンダム (1994年4月-1995年3月) ===========

{netabare} - - - - - - OP「FLYING IN THE SKY」、ED「海よりも深く」 - - - - - -

第1話 G(ガンダム)ファイト開始! 地球に落ちたガンダム ☆ 対ミケロ・チャリオット(ネオイタリア)戦◎
第2話 唸れ! 夢を掴んだ必殺パンチ ★ 対チボデー・クロケット(ネオアメリカ)戦◎
第3話 倒せ! 魔神ドラゴンガンダム ☆ 対サイ・サイシー(ネオチャイナ)戦△
第4話 いざ勝負! 深紅のバラの貴公子 ☆ 対ジョルジュ・ド・サンド(ネオフランス)戦◎
第5話 大脱走! 囚われのガンダムファイター ★ 対アルゴ・ガルスキー(ネオロシア)戦△ 
第6話 闘えドモン! 地球がリングだ ★ ドモン・カッシュの戦う理由(東方不敗、デビルG)
第7話 来るなら来い! 必死の逃亡者 ☆ 対チコ・ロドリゲス(ネオメキシコ)戦◎
第8話 仇は討つ! 復讐の宇宙刑事 ☆ 対アンドリュー・グラハム(ネオカナダ)戦△(非正規)
第9話 強敵! 英雄チャップマンの挑戦 ☆ 対ジェントル・チャプマン(ネオイングランド)戦◎
第10話 恐怖! 亡霊ファイター出現 ☆ 対故ダハール・ムハンマド(ネオエジプト)戦◎(非正規)、DG細胞感染者
第11話 雨の再会…フォーリング・レイン ☆ 対セイット・ギュゼル(ネオトルコ)戦◎、DG細胞感染者
第12話 その名は東方不敗! マスター・アジア見参 ☆ デスアーミーの襲撃、師匠(東方不敗)登場、新宿都庁防衛戦 
第13話 大ピンチ! 敵は5大ガンダム × 対米中露仏P+謎の巨大G戦 ※話の筋が適当
第14話 衝撃! シャイニング・フィンガー敗れたり × 東方不敗の正体、シャフル同盟(コロニー格闘技五天王)登場、師匠との絶縁 ※同上 
第15話 戦士の称号! さらばシャッフル同盟 ☆ シャッフル同盟の後継者、東方撤退 
第16話 最強最悪! デビルガンダム現る ☆ 新宿地下の秘密、シュバルツ・ブルーダー(ネオドイツ)登場、デビルG復活
第17話 対決! 謎の覆面ファイター ☆ 師匠の罠、対シュバルツ・ブルーダー(ネオドイツ)戦▲、スーパーモード発動 
第18話 必殺技を盗め! 美女軍団の大作戦 ☆ 修行編開始、対チボデー・クロケット(ネオアメリカ)再戦△ 
第19話 激闘! ドラゴンガンダム対ボルトガンダム ☆ 修行編続き、サイ・サイシーvs.アルゴ・ガルスキー戦
第20話 ジョルジュよ、悪夢を打ち砕け! ☆ 続き、ネオフランス代表因縁の戦い(ジョルジュvs.ミラボー)、執事レイモンドGJ
第21話 決勝迫る! タイムリミット3日前 ★ ギアナ高地の戦(師匠との修行の地、東方との再戦)
第22話 戦士の絆! デビル包囲網を突破せよ ★ 続き、シュバルツの奇策成功、ドモン以外脱出、デビルG再出現
第23話 宿命の戦い! ドモン対デビルガンダム ★ 兄キョウジへの怒り、スーパーモード発動、明鏡止水、東方不敗撃破、DG撃破
第24話 新たなる輝き! ゴッドガンダム誕生 ☆ 東方の逆襲、シャイニングGの最期、ゴッドG起動、ネオホンコン到着
第25話 決勝開幕! ガンダムファイター大集合 ☆ 

 - - - - - - OP「Trust You Forever」、ED「君の中の永遠」 - - - - - -

第26話 新必殺技! 爆熱ゴッド・フィンガー!! ☆ 対ゼウスG(ネオギリシア)戦◎
第27話 頑張れドモン! 友に捧げた大勝利 ☆ 対コブラG(ネオインド)戦◎
第28話 狙われしドモン! 殺し屋ファイターの必殺剣 ☆ 対マンダムG(ネオネパール)戦◎
第29話 試合放棄!? 恋にドキドキサイ・サイシー ★ ドラゴンG(ネオチャイナ)vs.マーメイドG(ネオデンマーク)
第30話 美少女ファイター! デンジャラス・アレンビー ☆ アルゴ敗北、対ノーベルG(ネオノルウェー)戦◎
第31話 ピエロの幻惑! 怒れガンダムマックスター ☆ ジョルジュ敗北、Gマックスター(ネオアメリカ)vs.ジェスターG(ネオポルトガル)
第32話 危険な罠! ネロスガンダムの大逆襲 ☆ 対Gゼブラ(ネオケニア)戦◎、対ネロスG(ネオイタリア)再戦◎、ウォン・ユンファ(ネオホンコン首相)の野望
第33話 地獄からの使者! チャップマン復活 ☆ Gローズ(ネオフランス)vs.ジョンブルG(ネオイングランド)、DG細胞感染者
第34話 立てドモン! 嵐を呼ぶタッグマッチ ☆ 地下の秘密、ゴッドG/ノベルGvs.スカルG(ネオシンガポール)/アシュラG(ネオマレーシア)◎
第35話 決着の時! 豪熱マシンガンパンチ ☆ シャッフル同盟との対戦開始、対Gマックスター(チボデー)戦◎
第36話 騎士の誇り! 奪われたガンダムローズ ☆ 対Gローズ(ジュルジュ)戦◎
第37話 真・流星胡蝶剣! 燃えよドラゴンガンダム ★ 対ドラゴンG(サイ・サイシー)戦◎
第38話 ドモン対アルゴ! 突撃ボルトガンダム ☆ ゴッドG/ノベルGvs.ボルトG(アルゴ)/ランバーG(グラハム)◎◎
第39話 石破天驚拳! 決闘マスター・アジア ★ ウォン首相と東方不敗の亀裂、東方不敗との共闘、流派東方不敗最終奥義伝授、レイン辞表
第40話 非情のデスマッチ! シュバルツ最終決戦 ★ 対シュピーゲルG(シュバルツ)戦◎、シュバルツの素顔
第41話 バトルロイヤル開始! 復活のデビルガンダム ☆ ランタオ島の最終戦、キョウジとミカムラ博士の再会
第42話 強襲四天王! ガンダムヘブンズソード ★ DG事件の真相(アルティメットG暴走、ミカムラ博士の裏切り)、サイ・サイシー&アルゴ散る(DG感染ミケロ撃破)
第43話 獅王争覇! グランドガンダム迎撃作戦 ★ ライジングG(レイン搭乗)出現、暴走アレンビー、チボデー&ジョルジュ散る(DG感染チャップマン撃破)
第44話 シュバルツ散る! ドモン涙の必殺拳 ★ 兄キョウジとDGの秘密、レインvs.暴走アレンビー、ドモンDG撃破◎ ※面白いが脚本・作画・演出の古さは残念×
第45話 さらば師匠! マスター・アジア暁に死す ★ 東方の真意、ドモン優勝◎ ※同上
第46話 レインの危機! デビルガンダムふたたび ☆ ウルベ少佐の野望、ガンダムファイト国際条約破棄
第47話 デビルコロニー始動! 大進撃シャッフル同盟 ☆ カッシュ博士解放 ※脚本は支離滅裂×
第48話 地球SOS! 出撃ガンダム連合!! ☆ 対グランドマスターG(ウルベ搭乗)戦 ※同上
第49話 Gガンダム大勝利! 希望の未来へレディ・ゴーッ! ☆ レイン救出、石破ラブラブ天驚拳炸裂 ※同上{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)14、☆(並回)33、×(疑問回)2 ※個人評価 ☆ 3.6

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

70.0 3 1994年度アニメランキング3位
美少女戦士セーラームーンS[スーパー](TVアニメ動画)

1994年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (96)
787人が棚に入れました
うさぎたちの活躍で平穏を取り戻した街……セーラームーンの未来の娘・ちびうさも未来の世界へ帰り、うさぎ・レイ・亜美・まこと・美奈子らセーラー戦士たちは中学3年生になって、穏やかな日常を過ごしていた。……だがそんな平和な日々の中、霊感の強いレイは、世界が闇に包まれ崩壊する悪夢を見る。それはただの夢なのか、それとも新たな危機の予兆なのか……?そして、悪夢の原因を探ろうとしていたレイは、新たなる敵の差し向けた怪人・ダイモーンに襲撃される。かけつけたうさぎはセーラームーンに変身、ダイモーンと闘うが、パワーアップした敵の強大な力にかなわず、変身ブローチを破壊されてしまった!

hanapoko30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

セーラーウラヌスに仔猫ちゃんと言われたい!

セーラームーンは無印が1番好きですが2番目はSかな?

スーパーセーラームーンのコスチューム
裾のグラデーションとか蝶をモチーフにしたかんじとか可愛くてお気に入りです!
必殺技のロッドはRの方が好みなのですが…

ミストレスナインとなったほたるちゃんを最後まで信じ続けて守ろうとしたうさぎちゃんの優しさや想いに涙。この回のアバンタイトルのささやくようなうさぎちゃんの言葉が印象的です。

そして覚醒したセーラーサターンが一人でファラオ90へ挑むとき、スーパーセーラームーンに変身できなくて「変わってよおっ!」と悲痛に叫ぶ三石さんの演技に鳥肌たちます!


そしてSといえば……
アニメ界きっての公認レズカップルはるかさんとみちるさんww
かっこよくて美しいから許せちゃう(//∀)ノ
2人の変身シーンの曲がバイオリンだったりバラの花びら舞ったりリップがきらーんってなるとこととかたまらん!
もちろんプルートも好きですよ!

ウラヌスの台詞って超クサイのに緒方さんが言うとなんでも決まってしまうww
かっこよすぎです!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
ネタバレ

まみあな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

Rのブラックムーン編よりはましだったが

物語の始まりとして「沈黙が迫ってくる」というレイの予知夢で始めたのが、「何のことだろう」という興味を駆り立てられて巧かった。ウラヌスとネプチューンの登場過程も関心を持たせる感じでよかった。
 しかし、ちびうさで全てぶち壊しになった。登場してきた時「ああ、なんで又」と心底思った。ましてや「ちびムーン」なんて。同年代の女の子はちびムーンなどに自己投影しない。自分たちが中学生、高校生になった時はうさぎやみちる達のようになりたい、と憧れながら観てるはずだ。グッズを売ろうとするバンダイの要求に原作者とアニメ製作者が屈したのではないか。
巧かったところ:
{netabare} 土萌教授が、ほたるの友達(うさぎとちびうさだったかな)が訪ねてきたときに、マッドサイエンティストであることはおくびにも出さず、まともを装っていたのが絵も演技も実に上手だった。観ていて思わず「別人の設定だったのか」と思う程だった。帰るちびうさ達に「また遊びに来てくださいよ」と優しく言った後、鼻歌を歌いながら白衣に着替えて、というところに不気味さが出ていた。
 ほたるも、首領と同一体であったのに、そうなのか違うのかと興味を持たせるように演出されていて、巧かった。{/netabare}
 ウィッチーズ5は最初の二人に時間を取り過ぎた。残りのメンバの登場が慌ただしくて、キャラがもったいなかった。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

りんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

受験編。違うか。

世界の終わりの始まり的なスタートはあの頃の私には衝撃でした。

このシリーズから作画の劣化回がマジで目立つようになったのが残念。
シリーズ初めの戦士たちのバージョンアップはいつも楽しみでした。

なんといってもはるかとみちるですよね。
緒方さんがハマってたのもあると思いますが、どうしてあんなに普段は男(じゃないけど)、戦士では女で違和感がないものか。
いやぁ、本当にはるかはかっこいい。
今の子ども向けアニメではあんな百合表現出来ないと思いますが、一緒に観ていた大人も特に気にする時代じゃなかったのかもしれませんね。

同じ戦士なのに相容れない感じは最後まで辛いものがあった。
蛍ちゃんもいいキャラですよね。破滅の戦士ってマジかっこいい。

恋したい、遊びたい、勉強もしなきゃいけない。
普通の人間として生きていかなきゃいけない現実と、でも私は戦士なんだっていう使命との葛藤が、この受験編で鮮明に伝わってきました。
「夢は素敵なお嫁さん」なんて言ってるところは可愛いですよね。
魔法少女やら戦隊少女に憧れる子ども向けの反面、本人たちが「実はちょっと嫌」みたいなスタンスになってるのが絶妙に思えます。

要点だけ抽出したら1クール程度で終わってしまうような構成ですが、どうでもいい回も子どもの頃は楽しめた。
まとめBDみたいなの作ればいいのに。
いや本当リメイク希望~。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

69.2 4 1994年度アニメランキング4位
ジーンダイバー(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (32)
249人が棚に入れました
絶滅した生物の遺伝子を採取するためにバーチャル世界に赴いた主人公・唯が、バーチャルプログラムの暴走により齧歯類から進化したもう一つの人類・プグラシュティクの住む世界に飛ばされてしまう。彼らは人類を自らの存在を脅かす危険な存在と見なし、バーチャル世界へ侵入、人類の進化を妨害し地球の歴史から抹殺しようとする。今や唯一バーチャル世界に出入りできる人間となってしまった唯は、プグラシュティクの世界で出会ったパックやバーチャルセンターの仲間達の手助けを受けつつ、プグラシュティクとの間で地球人類の地位を賭けて戦うことになる。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

生命進化史を通じて、人とコンピュータの在り方を問うた傑作SFアニメ!

90年代、NHK教育『天才てれびくん』内で放送されたアニメは良作揃いですが、
本作はその中でも、一番心に残っている作品です。

量子コンピュータ内に創造した、生命進化の歴史を再現したバーチャル世界。
古生物学にも精通したSF作家監修の元、構築されたアニメ世界で、
約2億年ごとに繰り返された大量絶滅等のターニングポイントに立ち会う…。

その時点で既に、恐竜好き、古生物好きの私は大歓喜ですが、
本作の凄い所は、そこからさらに生命史を通じて、
人とコンピュータの今後についても示唆した点です。

後半から展開は、{netabare}仮想現実であるはずのバーチャル世界と現実のリンク。
生命史に介入していたコンピュータ知性体の存在の暴露と対峙。{/netabare}
というとてもお子様向けとは思えない、超ハードなSF展開を見せます。

正直、{netabare}バーチャル世界の現実化{/netabare}の絡みで用いられた量子力学の理論については、
今でも私は、科学的に説明する知識を持ち合わせておりません(苦笑)

さらには {netabare} 、有機物と無機物…どちらを生命体に進化させるかという、
分岐点におけるコンピュータ知性体との攻防、やり取り{/netabare}により、
あらゆる物がコンピュータでデータ化可能になる中、
不完全な有機生命体がどう存在し、コンピュータと向き合っていくのか。
という重厚なテーマにまで踏み込んでいきます。

本作で示された大量絶滅の仮説については、
現在ではより説得力のある説が提示されており、
例えば{netabare}そこに何者かが介入したという想像の余地は狭まっています。{/netabare}

だが、一方で人とコンピュータとの関係性の部分については、
遺伝子を含むあらゆる情報がデータ化され、仮想空間が拡大し、
人が自分たちの姿に似せた、人工AIのプログラムという〝奇特な"趣味に走る。
など現実が本作に追いついて来たことで、
テーマの重みが増している感すらあります。

本作を含む〝バーチャル三部作"は実写、CG、アニメの融合も特徴となっており、
CGアニメ開拓期の精神を知ることができる点でも貴重な作品。

私にとっては今なお、不動のマイベストアニメです♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20

watawata さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

恐竜惑星の後番組 これは本当にあなどれないぞ!

恐竜惑星の後番組として制作された作品。

第二弾という事もあり格段にストーリーが練りこまれています。生命の起源とはどのようなものだったのか?当時(1994年)の最新データを基盤に作成されています。

当時大学生だった私もうーんなるほどと感心して見ておりました。

作品の構成はアニメパートと実写パートに分かれておりおり
言っちゃいけないですが実写パートは子役の売り込みタイムのですので見る価値ないです。(少し言いすぎたかも)

でわでわ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

bana-g※更新減 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

子ども向け作品の皮を被った大人向けハードSF

幼少時のおぼろげな記憶にも割とよく出来た印象を残していたが
実際、トータルで観直してみると完成度の高さに唸ってしまった。


まぁ90年代半ばの作品なので映像面や小道具等のちゃちさが
気になる人はいるだろう。致命的に。だが、そんなマイナス面を
枝葉末節とすら感じさせるシナリオの練り込み具合、
SF設定でのスタッフの拘りは観ていていちいち感じ入る。


とっかかりはバーチャル世界のお話。
視聴者も初めはゲーム感覚で入ると思う。しかし、加速度的に話のスケールは大きくなってゆく。
バーチャル世界をコントロールするAIのサポートを得て発生するトラブルを解決してゆくごとに、
世界の謎もまた一つ一つ解き明かされてゆく。


話の広がり方と、物語の畳み方が息つく間もない、よく言えば無駄のない心地よいものだった。
この感覚は、そうだなぁ、漫画版の「封神演義」を読んだ時の楽しさに似ている。


封神演義は私的トップ5に入る作品だ。
本作にも勝る。残念ながら圧倒的に。違いを生み出しているのはビジュアル面だろう。
作品の善し悪しを絵のキレイさ一つで断じてしまうつもりは毛頭ないのだが、
まどマギをキャラデザの一点で敬遠してしまっていた人がいるように、重要なファクターを担っているのもまた事実だ。見始めてみると全く気にならないレベルなのだが、未視聴者には切り捨ての理由になってしまうかもしれない。

ここまで高度に発達したネット社会&アニメ技術の恩恵を受けて、
いま似たような作品が世に出れば、まず間違いなくヒットするだろう。
少なくともコアなファンは絶対に付く。
内容はそれくらいよく出来ている。

惜しむらくは、時代なのだ。
とはいえ、それもあの時代に放送されたからこそ今こうしてノスタルジーに浸っていられるのだから、うーんジレンマだ。

長年DVD化がされず、マスターテープの喪失すら噂されたこともあるらしいが、めでたくBOX化されている。機会があればぜひ観てほしい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

69.1 5 1994年度アニメランキング5位
魔法陣グルグル(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (220)
1416人が棚に入れました
 壮大なストーリーにちりばめられたギャグ、可愛くてとぼけたキャラクターで人気を集めた衛藤ヒロユキのヒットコミック『魔法陣グルグル』のTVシリーズ第2弾。第1弾はコミックと同名で1994年に放映された。12歳の少女ククリは、伝説の闇魔法グルグルを操るミグミグ族の生き残り。ジミナ村の魔法オババの家で密かに育てられていた彼女は、魔王ギリを倒すために、憧れの勇者ニケと旅立った。以前はちょっと頼りないところのあったニケだったが、光魔法を覚えてからは精神的にも成長。そんな彼にククリの恋心はますます募っていくばかりで…。

声優・キャラクター
瀧本富士子、吉田小南美、緒方賢一、高乃麗、高木渉、萩原果林、西川幾雄、松井菜桜子、山本圭子、石川寛美、こおろぎさとみ、神代知衣、千葉耕市、天野由梨、安西正弘、鳥海勝美、横尾まり

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ひーらりひらりらひひらりらー。

このアニメで 特徴のありすぎる キャラって

やっぱり キタキタ親父でしょう。

あまりにも インパクトありすぎて 主役だろうと
食ってしまう事も 多々。

すね毛のコシミノダンサー。 誰だよこんな怪異
作り出したの・・・。まぁ 作者さんですけど・・・。

当然こういうキャラが出てくる事が許されている以上
アニメのジャンル  は  ギャグ以外ありえません。

設定は 勇者と魔法使いが 魔王を倒す。
              という設定なんですけどね。

シリアス展開 になると ふんどし妖精や
キタキタオヤジが雰囲気を
ぶち壊しにきてくれるんです。素敵でしょ(笑)

最後は魔法使いククリの華麗な魔法(グルグル)で!!
   
   長い首の猫 っ(あっ 失敗しちゃった。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

オタク教養的な?

いきなりなんですが、私は副業でせどりをしていたことがありました。簡単に言うとレアものを安く買って高く売るという商売です。そのレアものとかは、いわゆるセドラーの中でも自分の詳しいジャンルになってくるのですが、私の場合オタクもので、よく秋葉原の詳しい連中と談義する際、色々と勉強させてもらいました。

こんな事レビューに書くのもアレなんですがwオタク文化ってゲームなどを始め色々な文化や時代背景に影響し合っている事は存知だと思いますが、幾つものメディアを超えて育っていくものがオタク文化何て話をよくしていました。

VHSの時代とか撮れる時間が今よりもっと短いから、超工夫して録音したり、擦り切れる程見て暗記したセリフを張り合ったり、性能が悪いけどコマ送りの部分のトリビアなんかを張り合っていた、なんてことも。

そんなこんなで、オタクはオタクとして修業を重ねていて、制作側の方もそれに対抗するように、色々と切磋琢磨し合って今日の歪んだオタク世界が出来上がったと、談義しておりました。

そんな中で、本作魔法陣グルグルはパッと見子供向けなんだけども、そんな歪んだ世界を意識しているのかは知りませんがwオタク心をくすぐる作品です。エニックスが絡んでいることも合って、物語は勇者ニケと伝説のグルグル魔法使いククリとのRPG風ギャグファンタジーなんですが、ここにドラクエを始めとするパロがふんだんに取り入れられていて、分かりやすいパロから、上級者向けと、オタクを煽るように笑わせてくる。

それはゲームからある種一般教養的なモノまで多岐に渡って。このネタ分かるか?これはどうだ?ってな感じで、グルグルを始めとして、今ある不思議な日本のアニメは、単にアニメだけではなく広く知識を有しないと読みとけない、いわば知的な娯楽なのではないでしょうかw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 42

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

B級好き入門

むかし大好きでした。

■ギップルはなぜ「くさい」とか言うのか

他の方のレビューを読んでいてそういえば、ギップルが「くっっさーーーい!」とか言いまくってたな、と今さら思い出しました。

あれねぇ、今思うと、作者の衛藤さんの幼さというか、照れ隠しそのものなんだよね。

物語の展開の都合上、一定の「くさい」ことを言わなきゃいけないのだけれども、それをどこかで「くっさー」とツッコミ入れながらでなければ、提示できない。

A.一方で、それっぽいことの大事さを考えつつ
B.しかし、それが別の感覚では否定されるだろう

という、複数のことを並列的に考えるという発想はもちろん大事。もちろん大事であり、それこそ「リアリティの多様性」を考えるという並列思考の萌芽ともいえるもの…なのだけれども、「くさい」という表現によって、それっぽいことを「くさす」ということによって、「それっぽいこと」価値観と、「くさい」と言ってしまう価値観の間をあまりなだらかに接続できてないっつーことなんだよね。そこには、大きな隔たりがあって、接続できない、という感性が、衛藤さんのなかにある、ということの告白でもある。

(1)うさんくさい時代反映論的なはなしをすると…

ただ、もちろん、それは衛藤さん個人のものではなくて、90年台前半、という日本の社会状況とも関わっている。

言ってみれば、「くさい」っていうのは、80年代的な日常のリアリティの中で形成されたものだと思うのですよ。

60年台とか、70年台って、青臭いことをガチで言うのって、そこまで日常のリアリティと乖離してなかったはずなんですよ。それこそ、安保運動とかやってた時期だし、まだまだ「戦後」のリアリティが残っていた。で、青臭い政治談義とかが、リアルな社会状況とそのまま接続しうるという感覚がおそらくあった。

ただ、やっぱバブル期になると日常空間と政治空間、あるいは日常空間と「ガチな話をすること」っていうのが、はっきりと分かれる感覚というのが優勢になってきたと思うのだよね。

で、「くさい」とかって言う言葉を連呼せざるを得ないのは、そこの感覚の乖離がやっぱ強力になったのが、まあバブル期なんだろうな…と、今になってみれば思う。まー、当時はそんなこと思わなかったけれども。

(2)まあ、それとは別に、少年期的な

 あと、まあ、それとは別に、単に10代において、恋愛経験も、社会経験も少ないという状況下では、恋愛とか、そういうことに関わるセリフというのは、単にキャイキャイしてる少年少女のリアリティとは隔絶しているっつー問題がある。
 まー、うさんくさい反映論的なことをいわずに、いうと、まあ、そっちのほうがでかかろう

(3)あと、衛藤さんのおさなさ

 ぶっちゃけ、あとがきとか読むと思うけど、これ書いてるときの衛藤さんってだいぶいろいろと幼い感じがするよね
 しかし、衛藤さんは、その幼さによってかどうかわらないけれども、かなり独自の世界構築はできていて、そのオリジナリティは、やはり今振り返っても、すばらしいものだったと思う。
 やはり、クリエイターにとって一定の幼さとか、粗忽さとか、そういったものって武器よねぇ、と思ったりする。




■衛藤さん最近なにやってんだろ

あと、作画評価「2」をつけておきながらなんですが、
ぐるぐる原作は、本格的に絵が下手なことで有名な衛藤ヒロユキによる作品で、実に絵が下手です。本当に絵が下手です。わたしがいままで読んだプロの漫画家のなかではダントツに下手です。



しかしながら、その下手すぎる絵によってしか醸すことのできない、圧倒的に、だめすぎる驚異的にシュールな世界観は、とても商業誌のそれとはおもえない、なにか異様なにおいを放っていたわけです。



グルグルは、わたしの人生のなかではじめての「B級愛」を感じさせてくれたきっかけともなりました。

衛藤さん、まだ元気でいるのだろうか…

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

68.8 6 1994年度アニメランキング6位
魔法騎士レイアース-マジックナイトレイアース(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (214)
1169人が棚に入れました
人気作家集団CLAMP原作の初アニメ化作品。後半の展開は、少女漫画を基にした作品としては非常に珍しいロボットアニメとなった。東京タワーへ見学に来ていた女子中学生の光、海、風は異世界セフィーロへと召還される。そこで導師クレフより囚われのエメロード姫救出を依頼された彼女たちは、伝説の魔法騎士となって姫を虜にしたザガート打倒のために立ち上がる。だが、真に倒すべき敵はザガートではなかった?
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

CLAMP×ロボット×異世界召喚

◆総評:原作マンガは今読んでもかなりの魅力作だが、アニメはやや作品コンセプトに難有りか?

1994年~95年にかけて放送された少女マンガ原作・2章構成・全49話の長編アニメということで、さすがに最近のテンポ良く美麗なアニメばかり見慣れていると、脚本・作画・演出等いろいろと粗が目についてしまいました。
ただし、第一章のラスト2話は、かなり意外な展開で盛り上がるのと、第ニ章のラストも結構グッと来る良い展開なので、我慢して見る価値はありました。
全くの新規の方への視聴はお薦めできませんが、これまでCLAMP原作アニメを何本か視聴済みで、ファンになっている方なら、新たな発見もあって楽しめる作品かと思います。

◇以下、原作マンガ読了後の追記。

本作完走後、原作マンガ(『魔法騎士レイアース』(計3巻)、『魔法騎士レイアース2』(計3巻)の全6巻)の方も完走したので、アニメとの印象の違いについて若干の考察を加えます。

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『魔法騎士レイアース』(計3巻)  ※個人評価 ★ 4.4
少女マンガ誌【なかよし】連載期間:1993年11月号~1994年3月号、1994年5月号~1995年2月号(計15回)

アニメの第一章(計20話) ※個人評価 ☆ 3.6
放送期間:1994年10月~1995年3月(※登場キャラ&シナリオは基本的に原作準拠だがエピソードの水増しあり)

『魔法騎士レイアース2』(計3巻)  ※個人評価 ★ 4.3
少女マンガ誌【なかよし】連載期間:1995年3月号~1996年4月号(計14回)

アニメの第二章(計29話) ※個人評価 × 3.4
放送期間:1995年4月~11月(※ただし登場キャラ&シナリオに大幅な違いあり)
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・上記のとおり、アニメの第一章は原作の前半『魔法騎士レイアース』にほぼ準拠していますが、第二章の放送が始まる頃には原作のストックが尽きており、この第二章は原作とは別シナリオの展開となっています。
・ただし、第二章のシリーズ構成&脚本自体は、マンガ原作者(CLAMPの大川七瀬氏)が行っているので、アニメ制作側が原作マンガのシナリオを改悪した、というわけではありません。

・原作マンガの方は、マンガの制作技術そのものが20数年前とさほど変化していない(※技術進歩の著しいアニメと違って、その頃から既に完成の域にあった)こともあって、今の基準で見ても相当な魅力作・力作と思いました。
・一方、アニメの方は、本作が制作された1990年代前半~中頃の水準ではシリーズ構成/脚本/作画/演出のあらゆる面に関してまだまだ完成度が低く、

(1) 第一章では、引き締まった内容の原作に、予め決まっている放送回数に見合うように、当たり障りのないエピソードを水増しして、結果的に作品内容を希釈してしまっている印象。
(2) 第二章では、そもそも原作には登場しない重要キャラを複数登場させ、シナリオ自体も原作とは大幅に違ったものに変えたが、その際に、原作の方に一貫して伏流し、アニメの第一章でもその片鱗の伺えたシナリオ&キャラ&世界観設定の「CLAMPらしさ」が大きく毀損されてしまった印象が強い。

・本作の監督を務めた平野俊弘氏は、どうやらロボット&アクション作品に強い方らしいので、登場キャラの心情推移の細やかな描写に魅力のあるCLAMP作品(※本作のように一見、派手なロボット&アクションものの顔をしている現作マンガの場合でも、実際には登場キャラの細やかな感情の動きの描写に魅力があってこそ人気が出たものと推測します)の監督としては、やや不適任だった気が個人的にはしました。

※以上、まとめると・・・

<1> 原作マンガの方は、今読んでも十分に楽しめる、内容の引き締まった魅力作と思いますが、
<2> アニメの方は、当時のアニメ化技術の未成熟に加えて、内容面でも原作マンガの魅力が大きく毀損されている感があり、残念ながら、原作マンガを読んでその熱烈なファンになった方以外には余りお勧めできる作品とは思えませんでした。

※なお、本作の数年後に原作マンガの連載が始まり、本作と同じく連載途中でアニメ化の決まった、同じCLAMP原作作品 『カードキャプターさくら』では、本作での経験を上手く活かした?原作者大川七瀬氏が、最初からシリーズ構成を全部担当してアニメ化に際しての制作コンセプトを予め確り打ち立てている印象で、NHK製作アニメという制作環境の良さも加わって、原作マンガ以上にアニメの方が魅力的な作品に仕上がっているように思います。


◆視聴メモ
{netabare}
・光、海、風は揃って14歳(中学2年)
・信じる心が力となる世界セフィーロ
・ザガードは神官なので「猊下(げいか)」
・魔神=マシンつまりロボットなのか?それとも謎生物なのか?はっきりしない{/netabare}

◆作品情報
{netabare}
原作           CLAMP
監督           平野俊弘
シリーズ構成      まるおけいこ・中村修(第1話 - 第18話)、大川七瀬(第19話 - 第49話)
脚本           大川七瀬、まるおけいこ
キャラクターデザイン 石田敦子
メカニックデザイン   山根理宏
音楽           松尾早人
アニメーション制作  東京ムービー新社{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========== 魔法騎士レイアース (1994年10月-1995年11月) =========
{netabare}
 - - - - - - - - - - - - - - - 第一章 - - - - - - - - - - - - - - - - -
  ^^^^^^^^^^^^ OP「ゆずれない願い」、ED「明日への勇気」 ^^^^^^^^^^^

第1話 伝説のマジックナイト始動 ★ 伝説の魔法騎士セフィーロ召喚(光・海・風)、導師クレフの託言、光の魔法
第2話 沈黙の森の創師プレセア ☆ 創師プレセア&モコナとの出遭い、初めての武器、エテルナへの出発
第3話 謎の美少年剣士フェリオ ☆ 意思の世界、風&フェリオの共戦、沈黙の森脱出
第4話 執念の魔操士アルシオーネ ★ 海負傷、光奮闘、海の魔法、風の魔法 
第5話 伝説の鉱物エスクード ☆ 平面の泉、エメロード姫、アルシオーネ撃破
第6話 命をかけたプレセアの武器 ☆ セフィーロ崩壊の始まり、召喚士アスコット、召喚獣アトランテ襲撃、騎士の剣、プレセア死亡
第7話 捨て身のフェリオ砂漠の恋 ★ 剣士フェリオの迷い、召喚獣パジェロ、剣の成長(風)
第8話 召喚士アスコットの恐怖の罠 ☆ 魔物の跋扈する村、召喚獣ビガー(ひかり)、剣の成長(光)
第9話 マジックナイト最大の危機! ☆ アルシオーネの執念、海の迷い(東京タワー)、剣の成長(海)
第10話 よみがえる伝説の魔神セレス ★ 召喚獣カペラ、海の神殿、魔法騎士の証し(海)、第一の魔神復活
第11話 異世界セフィーロの魔神伝説 ★ 神官ザガート襲来、エメロード姫の救助依頼、フェリオとの再会、村人の襲撃、フェリオの機転
第12話 恐るべき幻惑士カルディナ ☆ 導師クレフ&エメロード姫の幻覚、海の召喚士アスコット説得 
第13話 この世界でいちばん大切なもの ☆ 金の亡者カルディナの懐柔 ※脚本いまいち
第14話 光、海、風のゆずれない願い ☆ 魔物は不安・恐怖の現実化、光の孤独な奮闘、魔法騎士への意思 
第15話 第二の魔神・空神ウィンダム ★ イノーバの策略(セラ、人質フェリオ)、魔法騎士の証し(風)、第ニの魔神復活
第16話 強敵!剣闘士ラファーガ ★ セフィーロ崩壊の危機、の親衛隊長 
第17話 イノーバの正体とよみがえる記憶 ★ 聖獣イノーバ、フェリオの素性・記憶の封印解除
第18話 最後の魔神・炎神レイアース ★ ザガート襲来、魔法騎士の証し(光)、最後の魔神復活 
第19話 対決!魔法騎士 VS ザガート ★ セフィーロの理(ことわり)、ザガートの魔神、合体魔法(光の螺旋)、「どうか、自由に」
第20話 伝説の魔法騎士! 驚異の真実 ★★ 姫の異変、姫の真意、帰還、三人の願い

 - - - - - - - - - - - - - - - 第二章 - - - - - - - - - - - - - - - - -
  ^^^ OP「キライになれない」、ED「ら・ら・ば・い〜優しく抱かせて」 ^^^

第21話 出発(たびだち)と新たな絆 ★ 東京タワーでの再会、再召喚、クレフとの再会
第22話 セフィーロと三つの国 ☆ 柱不在のセフィーロ、プレセア・三魔神との再会、オーロザムの挨拶(イーグル)
第23話 オートザムの侵攻とランティス ☆ フェリオ&ラファーガ達との再会、ランティス(ザガート弟)&妖精プリメーラ登場
第24話 魔法騎士と戦艦NSX ☆ 避難民の少女ミラ、オートザム戻りのランティス、アルシオーネ再襲来
第25話 光と夢の中のノヴァ ★ アルシオーネの異変(邪悪な気配)、ノヴァの呼びかけ、イーグルとの対話、アスカ登場
第26話 魔法騎士とファーレンのアスカ ☆ ファーレン第一皇女アスカの幻術 
第27話 セフィーロの柱の秘密 ☆ 主を待つ王冠、光の夢に出てくる謎の存在(デボネアとノヴァ)
第28話 光とランティスの危険な旅 ☆ 城の外の世界、アルシオーネとランティスの出遭い  
第29話 イーグルと捕われた光 ★ NSXクルーと光の交流、極度に機械化された国オートザムの危機
第30話 ノヴァと悪魔の魔神レガリア ★ レガリアvs.レイアース、デボネア出現、折れた光の剣
第31話 チゼータの移動要塞と戦えない光 ☆ チゼータの侵攻 
第32話 海・風とファーレン・チゼータ ☆ 光の苦悩、巨大サイユン、海・風囚われる
第33話 光の願いとプレセアの秘密 ☆ プレセアの双子の妹、光の剣の再練成
第34話 光と引き裂かれた友情 ☆ 続き、イーグルの病気発覚
第35話 海とタータ・タトラの野望 ☆ 海とチゼータの姫たちの交流、風とアスカ姫の交流
第36話 風対アスカ! 命がけの弓勝負 ★ 風のアスカ説得、フェリオの風救援 
第37話 甦れ! 光の剣 ★ ノヴァ一時撃退、デボネア一時撃退、アスコット負傷
第38話 イーグル・セフィーロ城総攻撃! ☆ 戦艦NSXの砲撃、クレフの防御魔法の限界、オートザム機(FTO、GTO)vs.魔法騎士達
第39話 セフィーロ城 大混戦! ★ 魔物の城内出現、イーグル捕獲、デボネア王冠奪取失敗、エメロード姫の声
第40話 魔法騎士とひとときの安らぎ ★ 過去のセフィーロ(光の幻視)、柱が無くても花が咲く世界
第41話 ノヴァとの戦いと魔物の正体 ★ ノヴァのランティス襲撃、王冠の鼓動、魔物を生み出すもの(恐怖心)の克服、光の恋心の行方
第42話 巨大サンユン VS NSX! ☆ アスカの成長(セフィーロの柱断念)

  ^^^^^^^^^ OP「光と影を抱きしめたまま」、ED「いつか輝く」 ^^^^^^^^^^

第43話 王冠の部屋と柱の記憶 ★ デボネアの所在、王冠の変化、柱の有資格者
第44話 真剣勝負! 海 VS タータ・タトラ ☆ チゼータの敗北宣言、セビル&アルバ登場
第45話 絶体絶命! ランティスの危機 ☆ ノヴァの正体、ランティスの躊躇い・負傷 
第46話 光・衝撃! ノヴァの真実 ☆
第47話 真の柱は!? 光か、イーグルか!? ☆ 
第48話 果てしない戦い! ★ イーグルの自己犠牲
第49話 勝利への道! 信じる心が開く明日! ★ 対デボネア最終決戦、セフィーロの新しい出発、帰還{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)22、☆(並回)26、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.5 



============= 魔法騎士レイアース OVA (1997年7-12月) ============

全3話 ※未視聴
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 

ED 「All You Need Is Love」

投稿 : 2024/04/20
♥ : 25
ネタバレ

りんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あの頃は19時代に放送していたアニメが多かった。

ニコニコで一挙放送したので、頑張って視聴しました。
タイムシフト予約でようやく見終わりました。

世代としてどんぴしゃなレイアース。
原作もなかよし派だったので、読んでました。
……正確には、読んでいたはずでした。
原作の記憶がほとんどない。
読んでいたというよりは絵を眺めていたといった方が正解です。

連載当初は読んでいたと思います。
登場人物の名前も魔法の名前も、よく覚えています。
RPGのような魔法と剣で戦う少女たちを描いたストーリーを
小学生女子向けの漫画雑誌で連載したことが、今思えばとても斬新で、
話が進めば進むほど、少年漫画のような熱い展開になっていきます。
魔神という名のマシン……ごほ、ロボットに乗り始めてから、
読まなくなっていったんだと思います。
まだ話の展開にわくわくする年齢ではなく、
勝った負けた好きだ嫌いだだけで良かったので、
ストーリーの熱さは小学生女子に刺さらなかったのでしょう。

付録のトランプとか大好きでした。
言葉通り「美麗」なイラストで、
手品とか出来る仕掛けがあったんですよ……ね?
あ、手品が出来るトランプはセイントテールか。笑

努力→勝利という少年漫画的要素に加え、
ストーリーの展開は意外性もあり、
ターゲットであるはずの「少女たち」を意識してか、
ほんのりカップルフラグもあり、
辛い恋愛も描いたり、
当時を考えたら斬新な物語だったと思います。

原作との相違も多々あり、
エンディングなんかはアニメオリジナルのようですが、
原作がほとんど記憶にない私としては、
アニメはアニメで良い終わりでした。
なんてったって主役3人が中学生ですからね。
燃えるような切ない恋は要求出来ません。
{netabare} 「好きでした、元気でね」で十分です。 {/netabare}

1章OPの「ゆずれない願い」は伝説のアニソンとなりましたが、
個人的には2章後半の「光と影を抱きしめたまま」の方が好きです。
あのOPのセル画は非常に素晴らしい。
放送中のコメントもかなり盛り上がっていましたが、
書き込み方が半端じゃなく綺麗。
「ゆずれない願い」よりも「光と影を抱きしめたまま」の方が
伝説として語り継がれて欲しいです。

最終話に向けて登場人物たちが叫ぶ叫ぶ。
声優さん泣かせの台本だったのではないでしょうか。
椎名へきるさん、喉潰れなかったのかな。
今はベテランの声優さんがモブ役をやっていたり、
どういういきさつで抜擢されたのか非常に気になる
まさかの二役声優さんがお二人。

ストーリー的には書き込みが少しもの足りない部分もありますが、
主題歌、作画、設定、声優など90年代を代表する作品です。
また原作を読みたくなりました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

貴重なファンタジー×ロボットアニメの系譜にも連なる90年代ヒロイン

原作少女マンガは未読。

番宣や、OPアニメーション。中学生ヒロインズ3人による、
"魔法騎士(マジックナイト)”姿への華麗な変身シーン(ヌードのシルエット)だけ見ると、
テレ朝が、月に代わっておしおきするセーラー服美少女戦士で一世を風靡したのに対抗して、
日テレが同じ『なかよし』から変身ヒロインでも発掘して来たのか?
との第一印象を当時抱き、私は胸を時めかせ(鼻の下を伸ばして)いましたが、違いましたw

実際には、別に毎回の変身バンクがあるわけでもないファンタジーアニメ。
特に前半の第一部は、心のあり方が全てを決する異世界・セフィーロにて、
自らの心の弱さを乗り越えることで未来が切り開かれる。
剣と魔法の胸躍る冒険活劇が、音楽・松尾早人氏、音楽監修・すぎやまこういち氏による、
ロープレ感溢れる熱いBGMと共に、繰り広げられます。
必ずしも勧善懲悪でもない。ラスボス側にも世界に対して言い分がある。
この辺りにも往年の大作RPGの要素なんかを感じて、胸が高鳴ります。


対して後半、第二部は、拠点防衛戦が主になるため、
冒険感が減少して、ロープレ視点では、やや残念な展開……。

繰り返し心の弱さと向き合うテーマ性は良かったですし、
{netabare}ノヴァやデボネア{/netabare}による人の心の暗黒面の体現も、
主題の深化に有効だったとは思いますが、
それも出来れば、各地を3人で冒険しながら葛藤してくれた方が私好みだったかなとも思います。
折角の冒険BGMもやや宝の持ち腐れな感じです……。

ただ一方で、伝説の"魔神(マシン)”登場後、特にこの第二部で、
ファンタジー×巨大ロボットアニメとしての性格も帯びていく点は、
個人的に得点が高いです。
その他、ファイターメカ搭載の巨大戦艦やら、移動宮殿やらも乱入し、
合体なども手描き作画で仕掛けて行くなど、
ロボ好きの一部男子は熱くなって来ます。
但し、{netabare}巨大サンユン{/netabare}に至っては、もはや何のジャンルだか分らなくなって来ますがw

だから今春出たゲーム『スーパーロボット大戦T』(PS4/switch)にて『レイアース』参戦!
と聞いた時は、自分は別に『スパロボ』プレイするわけでもないのに、
これで少女マンガ原作の本作に秘められた、
熱いロボット魂が普及する!と素直に嬉しかったです♪


劇伴だけでなく主題歌もミリオンセラーとなった
田村直美さんのOP「ゆずれない願い」を始め良曲揃い。
いずれも歌詞世界が、心を問う作品テーマに寄り添っていて好感できます。
さらに、いくつかの曲では、光、海、風、ヒロイン3人の名前が
歌詞に埋め込まれたりもして今風に言うとエモいです。


こうして振り返ると、ロープレ、ロボットと少年向けの要素も強かった印象の本作。
それでも、本作は華奢な身体の女子中学生戦士たちが躍動するヒロインアニメ。
色々あったファンタジー衣装の中でも、私は初期からあった
3人各々違う中学校の制服の上から、胸当てやら籠手やらを装備した姿にグッと来ます。

赤セーラー服の光の脇を固める、海、風のふたりはそれぞれ青&緑のブレザーで、
そこへの武具のアレンジには、セーラー服美少女戦士とはまた違った魅力があります。

何より、ヒロイン3人共、しっかり恋し、恋されている。

異世界召喚の舞台となった本作唯一の“聖地”である、
東京タワーの勇姿共々、
光たちもまた、私にとって色褪せない90年代アニメヒロインです♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20

68.5 7 1994年度アニメランキング7位
モンタナジョーンズ(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (23)
177人が棚に入れました
時代は1930年代。ボストンで航空貨物会社を経営するモンタナ・ジョーンズは、従兄弟のアルフレッド・ジョーンズの上司・ボストン自然科学博物館のギルト博士からの指令を受け、偶然知り合ったメリッサを連れ、3人で古代遺跡に眠る伝説の秘宝を求め世界を股にかけた冒険に出発する。行く先々では秘宝の収集家のゼロ卿達がそれを虎視眈々と狙っており、モンタナ達はゼロ卿の野望を打ち砕くべく大活劇を繰り広げる。

声優・キャラクター
大塚明夫、中尾隆聖、岩男潤子、吉田理保子、津久井教生、大友龍三郎、桜井敏治、チョー、滝口順平

HeX さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

子どもといっしょに安心して見られる良作!

スパイ大作戦+インディ・ジョーンズ+名探偵ホームズ(キャラだけ)という感じ。

古代遺物(オーパーツ多し)を悪用しようとする輩と、それを阻止し博物館に収めようとする主人公サイドとの、笑いありバトルありメカあり涙ありロマンスありの作品。

基本的には一話完結、主人公側が遺産を取り戻して一件落着というタイムボカンシリーズのようなテンプレ展開ではあるのだが、そこは好意的に、様式美と考えてしまおう。

過度な暴力もいかがわしいキャラもおらず、まったく安心して老若男女が楽しめると思う。実在の都市や遺跡、歴史などを踏まえているので、半ば観光気分で見られるのも良い。

THE ALFEEのOP/EDも作品の雰囲気に合っていてGood。

↓の方がおっしゃるように、十分DVDになってていい作品。レンタルビデオは昔見かけたことがあるが…セル物はもしかしたら一切ないのかも?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

67.5 8 1994年度アニメランキング8位
勇者警察ジェイデッカー(TVアニメ動画)

1994年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (23)
176人が棚に入れました
2020年、小学生4年生の友永勇太には、誰にも言えない秘密の友達がいた。それは警視庁がハイテク犯罪に対抗するため製造中の新型ロボット、デッカード。工場に忍び込んだ勇太と出会い交流することで、心を持ったロボットとなったのだ。だが、完成披露イベントの前日に、デッカードは今までの記憶を全て消去されてしまう。翌日、デッカードのお披露目パレードの最中、死の武器商人がデッカードを奪いに来た。電源を落とされ抵抗できないデッカードが奪われそうになったそのとき、勇太の叫びに反応してデッカードは記憶を取り戻し自ら起動。本来想定されていた以上の能力を発揮し、犯人を逮捕した。その事実を重く見た警視総監冴島十三は、特例として勇太を世界初の少年警察官に任命する。勇太はデッカードはじめ刑事ロボ達のボスとなり、特殊刑事課「ブレイブポリス」として難事件に立ち向かう。

声優・キャラクター
石川寛美、大友龍三郎、根谷美智子、梁田未夏、古澤徹、森川智之、立木文彦、巻島直樹、置鮎龍太郎、山崎たくみ、星野充昭、優希比呂

葉都 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ハート to ハート

潜入捜査のために女装した主人公・勇太の画像がツイッターで回ってきて、そのあまりの可愛さに見始めたのですが(不純すぎる…)ストーリー、キャラクター、声優、作画等々申し分ない素晴らしいアニメでした。

・ストーリー性
「HEART to HEART」という曲がOPに使用されており、その言葉はこのアニメ全体を通したテーマになっています。本作は主人公勇太との出会いによってロボットのAIに心が芽生えることからストーリーが始まります。ロボットと人間が心と心を通わせて、正義とは何か、何のために戦うのかを悩みながら事件解決のために力を合わせる・・・そんな熱い物語です。熱いロボットアニメが好きな方に是非オススメです(まぁ有名な勇者シリーズのアニメなので、ロボット好きな方で本作を見ていない方は少ないかもしれませんが・・・。)

・個性豊かなキャラクター
人間味溢れるロボット刑事達がとても魅力的だと思います。ロボット達は、心を持つロボットであるが故に生じる葛藤や苦悩を、一つずつ解決し、成長していきます。
主人公以外の人間との交流について多く描かれているというのも、本作の特色であるように感じました。ロボット達が、それぞれに心を通わせた大切な人たちを守りたいと願って戦う様は感動的です。

・倫理感や社会問題、正義の在り方への問い
ロボット達が所属するブレイブポリスが立ち向かう事件は、バイオテロやロボット犯罪、宇宙人による侵略、災害など多岐にわたります。何でもありな未来の設定の中で、生命倫理などに関する多くの問いかけが含まれているように感じました。
未来のバイオ技術で作られた人間やアンドロイドは生命として扱われるべきか?心を持つロボットの命は人間の命と同等の価値を持つか?ロボットと人間の友情や恋愛は成立するかなど、いろいろ考えさせられる内容も多くあり、大人でも楽しめました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

67.1 9 1994年度アニメランキング9位
ママレードボーイ(TVアニメ動画)

1994年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (167)
1010人が棚に入れました
主人公の小石川光希は、ある日いきなり両親から笑顔で「私たち離婚することにしたの」と告げられる。突然の話に驚き慌てつつも何か怪しいと思った光希が問い質すと、ハワイ旅行に行った際に松浦と言う夫婦に出会い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ち、ちょうどいいからお互いパートナーを交換してそれぞれ再婚しようということになったと言うのだ。しかも相手側の松浦夫妻の息子も含めてみんなで一緒に暮らそうとまで言い出す始末。あまりに非常識な両親の言動に怒った光希は、その松浦夫婦との顔合わせの食事の際に何とか離婚を阻止しようとするが、結局食い止められず、新松浦夫婦と新小石川夫婦に、それぞれの子供である光希と遊を含めた6人の奇妙な同居生活が始まる。

声優・キャラクター
國府田マリ子、置鮎龍太郎、金丸淳一、山崎和佳奈、太田真一郎、丹下桜、石田彰、久川綾、田中一成、田中秀幸
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

とある番組でケンコバさんが述べていた、少女漫画あるあるのまんまです(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
「甘くて苦い~マーマレードだけど気になる~♪」 というOPが、いまだに耳に残ってます。音楽の力って凄いですね! 内容は、ほぼ忘れました(笑) 確か小学校の時、日曜の朝だかにやっていて、妹と一緒に観ていた気がします。

どうやら、実写化されるようですね。思い返してみれば、確かにクレイジーな家庭ですよね(笑) わりとずっとドロドロトロトロしていたストーリーだったと思うけど、どこの部分を実写化するのかな?


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
以前、「にけつ」という番組で、ケンドーコバヤシさんが、「少女マンガは悪魔の教科書だ」と叫んでいましたw

理由は、「少女マンガのヒロインは、初めから一途に自分のことを好きでい続けてくれる、すげぇ優しい幼なじみとは、絶対に最終的には付き合わないから」だそうです。確かに(笑)

ケンコバ「そんな幼なじみより、女にモテモテで、最初は自分をバカにする嫌なやつが、ちょっと弱みせたり、傷ついていたりするだけで、「アイツ意外と……」って、すぐになびくやん。しかも、その嫌なやつとちょっと上手くいかなくなったら、思い出したように優しい幼なじみと付き合い初め、そのくせ、「ごめん、やっぱり私、アイツじゃなきゃ……」っ、一方的にフルやん? なんやねん! なに男の純情もてあそんどんねん! 俺みたいに、優しいだけが取り柄の男はどうしたらいいねん!」って、ぶちギレしてました(笑)

分かるわ~、って思いました(笑) 以前、妹の少女マンガをいくつか読みましたが、確かにこのパターンが多い。もしかしたらこれが、少女マンガのテンプレなのかもしれませんね。

このケンコバさんの話を聞いた時に真っ先に思い浮かんだのが、このマーマレードボーイでした。別に文句はないです。空想に浸るのがアニメの良さだし、我々男が観てるアニメの方が、もっと己に都合の良い話ばかりだし(笑)
{/netabare}

今回はこの、少女マンガ界に対するケンコバさんの提言を紹介したく、レビューしました(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ミュージカル的な作品でした。(実写映画化ですってね、ビックリ!)

実はですね、本作関連のアルバムだけで10枚くらい出てるんですよ。何故かそのほとんどを持っているんですが…(笑)。

OP/EDは主人公の小石川美希役の國府田マリ子さんが歌っていますが、本作では主人公以外のメインキャストにも「キャラソン」があるのです(当時、そんな言い方はしてなかったと思いますが)。

本編中で各キャラの心情に合わせてキャラソン、キャラソン、またキャラソン…。

BGMも充実し、とんでもない数の作曲がされたわけですがアルバムのライナーノート見る限り、プロデューサー直々の意向だったようです。

ストーリー的には、義兄妹(同学年ですが)とか、幼なじみとか、教師と生徒とか、三角関係とか、遠距離恋愛とかおよそラブコメ全部乗せみたいな感じですね。最近の深夜アニメの話数では無理ですが、こいつは日曜の朝枠で通年だったので尺は大丈夫。

あにこれの「あらすじ」にあるイカれた設定の小石川光希(こいしかわ みき)と松浦遊(まつうら ゆう)の両親たち4人は、作中でまとめて「両親's」(りょうしんず)と呼ばれていました。

『りぼん』連載の原作も人気作だったようで、今、主人公の子供世代が新主人公の続編マンガが刊行されています。

2017.8.22追記:
アニメとは直接関係ありませんが、実写映画化されるという情報があってビックリしました。原作マンガは20年以上前の作品ですのにね。まあ、アニメよりもだいぶん尺も短いことですし、全然違った感じにはなるのでしょう。

♪だ・け・ど・気になる~

投稿 : 2024/04/20
♥ : 29

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キミトドからの流れで・・

思い出してしまった。
少女マンガといえばこれというイメージが子供心に植えつけられた。
正直TV版はかったるい。遅い。毎度三角関係、ドロドロの修羅場かキスシーン、作画崩壊やオトナの事情もある。
原作もいろいろシガラミがからんでるそうですが。
さくさくっと終わるので全然いいです。
設定がめちゃくちゃ乱暴ですが法律遵守なのが笑えるんですね・・。まぁ同棲はねえよ・・。

国府田さんはツインビーのころから好きだったけど、本作の少女マンガチックな演技、演出がきらいでひたすら、亜梨実ちゃん押しだった少年時代の日曜朝。
そして名曲のOPを聴くとケンコバの顔しかでてこないオトナの今。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

67.0 10 1994年度アニメランキング10位
BLUE SEED ブルーシード(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (71)
527人が棚に入れました
『BLUE SEED』(ブルーシード)は高田裕三の漫画。1994年にテレビアニメ化された。 藤宮紅葉の姉は他界した。紅葉はそう信じていた。ある日、紅葉は謎の生物達に狙われる。そこに草薙護が助けに入った。実は、紅葉は奇稲田姫(くしなだひめ)の生まれ変わりであり、草薙は草薙尊(くさなぎのみこと)の生まれ変わりであった。紅葉と草薙を狙う奴等の正体とは?

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『BLUE SEED』作品紹介と総評

『3×3 EYES』で有名な高田裕三の同名マンガのアニメ化作品。
私のアニメ観を大きく変えた作品の一つです。この作品に出会わなければ、エヴァや攻殻機動隊などをリアルタイムで観ることはなかったでしょう。

(あらすじ)
ごく普通の中学生のはずであった藤宮紅葉は、奇稲田一族の末裔であり、自らが人柱になることによって「荒神」(あらがみ)と呼ばれる謎の怪物を封印する力を持っていた。紅葉を襲う荒神の出現と彼女を守る草薙護の存在。人柱という運命に迷いながらも紅葉は「国土管理室」のメンバーとなって荒神と闘う決意をする。(wikipedia参照)

古代神話・現代社会・環境破壊・バイオ技術等を巧妙に織り交ぜたシリアスなストーリー展開の中に、ラブコメ・お色気・コメディー要素がちりばめられています。
「マニア向け作品をテレビで放送、制作費をビデオソフトの売り上げで回収する」というビジネスモデルの走りとなった作品とも言われているみたいですね。

放送当時、まだ子どもでしたが、日本神話の神秘的な設定やグロテスクで物々しい雰囲気が病み付きになりました。今でも原作を読み直したり、アニメを観直したりします。

ちなみに、この作品のOP『CARNIVAL・BABEL 〜カルナバル・バベル〜』は今でも好きなアニソンのひとつです。声優の立木文彦(碇ゲンドウなど)が歌を担当し、後に主演を務めた林原めぐみもカバーをしています。

古い作品でも抵抗なく観れる方には、オススメ出来る作品です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

設定は輝いてた。

設定は素晴らしいですね。「古事記」の内容をうまいこと現代の舞台に取り入れています。
ですが、はっきり言って内容が素晴らしいとは言えないかもしれません。
明らかにラスト周辺は今で言う超展開に属するものでしょう。
作品のテーマは「自然」とか「日本の文化」などが挙げられると思いますが、最終的にうまく枠に収めてまとめることが出来ていなかったと思います。
他にも、もっとうまく話に出来たんじゃないかというものがかなりあります。もったいないですね。
ヒロインの声優さんが林原めぐみさんなので、当時絶大な人気のあった声優さんを使って人目を引こうとしたアニメ、でもあるかもしれないですね。
ただ、一話目はかなりよくできていて、これからおもしろくなるんじゃないか?という期待感を持たせれました。
それからずっと下火のまま続いていくことになるんですが^^;
うーん、かなり微妙なところの作品なんですが、少なくとも自分にとっては不完全燃焼感溢れる作品でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お、懐かしいな

ここのサイトをはじめて、自分が過去に見ていたアニメやらを
発見して懐かしいな~と思うことが多々ありますが、
このアニメを発見したときも、思わず「ほわ!」と
言っちゃうほど懐かしかったです。

主人公の藤宮紅葉さんの声優さんが、林原めぐみさん。
そこの横にうつっている強面の男(このアニメのキーパーソン)
井上和彦さんです。他にも色々出演されていますが、豪華メンバーです。

紅葉ちゃんのパンチラがやったら多かったような記憶があります。

内容は、環境とかがテーマだったような?神話とかもあったような?
そんな感じでした(おぼろげ…)

でもすっごく面白くてオススメしたい作品のひとつです。
時間があったら、またもう1回見たいなあとこのレビューを書きながら
思っております。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

66.7 11 1994年度アニメランキング11位
メタルファイター MIKU(TVアニメ動画)

1994年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (17)
53人が棚に入れました
主人公みくはネオ・プロレス団体、TWP所属のレスラー。この時代、プロレスはメタルスーツをつけて行うネオ・プロレスへと発展し、レスラーもメタルファイターと呼ばれていた。伝説のネオプロレスチャンピオンアクアマリンに憧れるマイナー団体所属の新人メタルファイターのみくは、三人の同僚ファイターとともに、アイドルレスラーチーム、プリティ・フォーとして売り出されデビューする。彼女らは芝野世界女子プロレスがプロモートする統一チャンピオンシップに出場し、アクアマリンへの挑戦権を得るべくさまざまなファイター達と戦いを繰り広げていく。

声優・キャラクター
吉田小南美、折笠愛、根谷美智子、小野寺麻理子、梁田清之、三木眞一郎、龍田直樹、篠原恵美、藤原啓治、中博史、水原リン、峰あつ子、勝生真沙子

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

女の子だけど真面目にスポ根してる姿勢に好感触。

普通女の子達が主役だとお色気が目立ちがちですが、このアニメは終始泥臭いプロレス(正確にはネオプロレス)らしさを見せてくれました。


後半からは作画も安定していき、戦闘の見栄えが良く盛り上がりました。
サファイアやアクアマリンなど強力なライバルの存在も燃えます。


特にこの作品、流れるBGMが素晴らしいと思います。かの有名な川井憲次氏の功績と言えます。
付け加えると、監督はシャフトで活躍する前の新房昭之監督です。そういう意味でも貴重なアニメだと思います。


前半が作画悪の上展開の起伏に乏しいこと、ミクちゃん以外のプリティーフォーが置いてきぼりなこと辺りが残念ですが、面白かったです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

65.8 12 1994年度アニメランキング12位
七つの海のティコ(TVアニメ動画)

1994年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (70)
432人が棚に入れました
早くに母を亡くした主人公の少女・ナナミは、海洋生物学者の父・スコットと相棒のアル(アルフォンゾ)とともにティコというシャチを連れて海洋調査船「ペペロンチーノ号」で暮らしながら世界中を旅している。目的は伝説の生き物「ヒカリクジラ」を探すことだが、なかなか手掛かりすら見つからない。冒険好きのお嬢様女子大生・シェリルと、スコットの大学時代の先輩の息子・トーマスを仲間に加え、ヒカリクジラを捜し求めて世界中の海へ冒険の旅に出る。

声優・キャラクター
林原めぐみ、池田秀一、緒方賢一、水谷優子、摩味

65.8 12 1994年度アニメランキング12位
覇王大系リューナイト(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (41)
298人が棚に入れました
騎士に憧れる見習い騎士アデュー。真の騎士になるため、「アースティア」の中心に突き刺さっている剣、通称「アースブレード」に向かい旅を続ける。旅先で出会う仲間達(魔法使いのパッフィー、忍者のサルトビ、僧侶のイズミ)と共に旅を続ける途中、アースティアの支配を目論む敵に立ち向かう。

声優・キャラクター
優希比呂、矢島晶子、小杉十郎太、西村朋紘、折笠愛、置鮎龍太郎、松本保典、関俊彦、永島由子、辻谷耕史

はとぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

王道を行く王道

騎士道大原則!!

懐かしい作品ですね。

かなりの数のキャラクターがそれぞれリューという専用のロボを扱い、冒険をするという物語です。
いわゆるファンタジーRPGをアニメにした感じです。

今はもうアニメなんて当たり前のように受け入れられているので、
今とは違って少し声優さんの演技が大袈裟風なところもありますが、それはそれで楽しめます。

やっぱり昔のアニメなので、今から比べると綺麗な作画ではなく、キャラクターもどことなく古臭い感じはあります。

若干子供向けな空気もなくもないですが、とにかく熱い。

リアルタイムで見ていたときはもう毎週楽しみにしていました。

wikiなんかを見ていただければわかると思いますが、とにかく設定が凄い練りこまれています。
とても覚えられたものではありません。ですが何となくわかってしまうのが不思議です。

全52話と長いですが、個人的にはオススメです。
DVDBOXなんかも出てたはずです。

コミック版もありますが、こちらは全3巻でアニメとは全然別物です。ちょっと試しに読んでみるぐらいならありだと思います。

興味があれば見てみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

65.6 14 1994年度アニメランキング14位
赤ずきんチャチャ(TVアニメ動画)

1994年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (122)
681人が棚に入れました
チャチャは赤いずきんがトレードマークの、魔法使いのたまご。もちもち山の小さな家で、世界一の魔法使い・セラヴィーの弟子として生活している。魔法の腕は未熟で、とんでもない失敗を引き起こしてばかりだが、セラヴィーや幼馴染でボーイフレンド兼ペットの狼男・リーヤと共に、楽しく日々を過ごしている。ある時、チャチャとリーヤはひょんなことから、うりずり山に住むセラヴィーから世界一の称号を奪うことを狙う魔女・どろしーの城を訪れた。どろしーの弟子・しいねはチャチャを見るなり彼女に一目惚れしてしまい、以来、チャチャ、リーヤと行動をともにするようになる。

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ファンタジーで日常 そしてカワイイ

少女マンガ原作ですが、
男女ともに楽しめる作品です。

放送当時は少女マンガ(アニメ)と言えば、
『美少女戦士セーラームーン』が幅を利かせていた時代で、
その影響もあるのか、売れる為の大人の事情か
この作品も原作には全く無い、
『マジカルプリンセス』と言う
変身美少女ヒロイン要素が組み込まれていました。

変身美少女モノは、個人的には・・・・まぁ、大好きですけど、
この作品には、それに頼らなくても十分におもしろい
キャラクター達がたくさん登場します。
『Dr.スランプ アラレちゃん』のような
世界観で、個性豊かなキャラクター達の
ファンタジーだけど日常を描いたアニメです。

むしろ、変身後の戦闘シーンなどの尺を考えると、
変身前の笑える日常ギャグシーンが
圧迫されていることになるので、少し残念です。

残念なのに、マジカルプリンセスの武器である
『ビューティーセレインアロー』や
『ウィングクリス』などの
おもちゃを買いました←どないやねん

まあ、そんな変身モノも
途中から無くなり(目的を達成して)
このまま終わるのかと思いきや、
原作どおりの『赤ずきんチャチャ』になって
続いていきました

もう一回観たいですけど、DVD-BOX高いし、
レンタルでチャチャを扱ってる店を見たことがないですねぇ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6
ネタバレ

リアっぴ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

元々は原作派です(`・ω・´)

元々は原作派で、赤ずきんチャチャのアニメなんて見たことなかったのですが(見てから気づきましたが、最近になって1度は見てたようですがあまりにも原作と違い過ぎて断念したんだと思います。)

ついこの間に、赤ずきんチャチャの新刊が出たのご存じですか?その名のタイトルも「赤ずきんチャチャ N」!!!

私の赤ずきんチャチャエピソードを書かせてもらいますと
赤ずきんチャチャは私が初めて集めたマンガでとても想い深いのです。もう最後の方になってくると、いろいろと出し過ぎて、やりすぎて訳がわからなくなって、うまいことしめたように終わっていましたが、まさかまさか、赤ずきんチャチャが復活するなんて夢にも思いませんでした。

久々に赤ずきんチャチャのマンガを読んで、彩花みんさんの絵の描き方もチャチャたちのキャラも全然変わっていなくて
安定の赤ずきんチャチャって感じがして、とても嬉しかったです。


と、まあそんなようなことを某サイトでシェアしたところ
「私このアニメ見てたー」とか
「私このアニメと漫画両方みてたー」とか

アニメを見た人のコメントがあったので
赤チャファンとして、こりゃあ見なければダメな気がする!
と変な闘争心を燃やして、今更ながら見始めておりまするのじゃ(笑)

まー、ずっと原作で来てた私にはアニメ独自の設定があったりして最初は受け入れ難かったりしたのですが
放送してた当時はきっと、今の大人向けのアニメ(いかがわしい意味ではなく、今は大きくなってからアニメを見る人が多いうという意味で)ではなく
子どもに向けてたアニメだったと思うので、今でいうプリキュア的な魔法少女みたいな設定が必要だったから
アニメ独自の設定{netabare}チャチャが変身するシーン{/netabare}ができたのかなーと。

原作通りすぎず、かといって離れすぎていないので
それなりに、原作ではこうだったなとか思いながら懐かしみながら見ています。
それに、まさか赤チャのアニメを見て泣く日が来るとは
第15話を見るまでは思いませんでしたね(笑)

「チクショー、リーヤとチャチャのボケ満載のアニメじゃなかったのかよ!」とか思いながらボロボロ泣いてましたわw

ある程度は、マンガはマンガ アニメはアニメ
と割り切って見る方がいいのかもしれません。


以上15話まで見た後のざっとした感想です。これからも他のアニメを行ったり来たりしながら見続ける予定です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

名前だけは聞いてた

名前だけは随分と昔から知ってましたね。それに、opを見ているともしかしたら子供のころ見ていたかもしれないなと思うぐらい既視感がありました。
まるっきり子供向けかと思いきや言葉遊びがたくさんあったりと意外と今でもそれなりに楽しめますね。
キャラクターはすこぶるいいのですが、声優さんのチョイスがなかなかきわどいものがあり、自分は見ている間に慣れてきましたが、これは相当に違和感があります。特にsmapの香取慎吾さんがやったリーヤは慣れるまで時間がかかるでしょう^^;
ストーリーは王道も王道で敵が来て倒すを長いこと続けます。
この作品の珍しいところは大ボスを倒した後でもストーリーが結構長いことあることです。
全部で74話あるのですが、後日談のようなものが24話も続くので驚かせられました。蛇足感も正直ありましたが^^;
意外と楽しめるものですね。しっかり考えられて物語が作られているので比較的どの層でも見やすいかもしれません。
まぁどの層にでもオススメするかと言われればそうではありませんが。
懐かしさを求めてなら見てもいいかもしれません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

63.7 15 1994年度アニメランキング15位
愛と勇気のピッグガール とんでぶーりん(TVアニメ動画)

1994年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (30)
185人が棚に入れました
聖林檎学院中等部に通う中学1年生の少女・国分果林。ある朝、学校に遅刻しそうになって急いでいた果林は、道端で偶然子豚を見つける。しかしその子豚はブーリンゴ星という星の王子様、トンラリアーノ3世(トンちゃん)で、修行のため地球に来ているという。そして、いきなり果林に変身してスーパーヒロイン『ぶーりん』として活躍してほしいと頼む。しょうがないと、果林が変身してみると、なんとピンクの『ブタ』になってしまった。当然果林は断るのだが、『ぶーりん』として良い事をすると真珠が1つずつ与えられ、真珠が108個溜まったら果林の望む姿に変身できるようにするということで、なし崩し的に妥協するのだった。

声優・キャラクター
白鳥由里、渕崎ゆり子、石田彰、松本梨香、大山高男、佐藤智恵、麻見順子、山田義晴、カシワクラツトム、高木渉

63.5 16 1994年度アニメランキング16位
DNA2 何処かで失くしたあいつのアイツ(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (66)
309人が棚に入れました
DNAが人に無意識の行動指令を与えることが解明され、DNAの書き換えによって人の行動を制御する技術が確立された、63年後の未来。63年後の未来は人口増加により、子供を2人以上作ったら死刑という法律が作られるほど、人口過密に悩まされていた。そんな時代に、女性を虜にするDNAの持ち主メガプレイボーイ(以下、メガプレ)が、すでに100人以上の子供を残していることが発覚する。100人以上が持つメガプレDNAにより人口増加に拍車がかかることを危惧した政府は、“DNAオペレーター”葵かりんを過去の時代に派遣し、最初のメガプレDNAの持ち主である男のDNAを書き換えることにした。しかし、その男である桃生純太は、女にモテず、さえない、おおよそメガプレとはほど遠い人間だった。かりんは予定通りに仕事を果たしたはずだったが、実はDNAを書き換える弾(DCM弾)を取り違えており、純太はメガプレに覚醒する片鱗を見せ始める。

ま いっか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

原作:桂正和

これは親に隠れてコッソリ見るやつ。
原作は週刊少年ジャンプで連載された、ちょっとエッチなSFラブコメ漫画。
原作者の桂正和先生といえば、最近では『ZETMAN』がアニメ化されたり、『TIGER & BUNNY』のキャラクター原案を務めたりと、まだまだご活躍のお方。

ざっとあらすじ。
女性の色気にあてられるとピンクのゲロを吐いてしまう男の子が主人公。
だがそんな彼が将来は、何人もの女性を虜にして100人の子供を産ませる"メガプレイボーイ"になるらしい。それを阻止する任務をおって、未来からカワイイ女の子がやってくる。
しかしその任務は失敗し、主人公は徐々にメガプレイボーイの素質を見せ始めていってしまう…

まぁ古臭さを感じてしまう作品なので今更オススメはしない。
だけどハマれば、未来から来たカリンちゃんの、主人公に対する気持ちを思って涙ぐむくらいはできるはず。他の女の子も可愛いんだ、オナラしちゃう女の子とか。
残念ながら作画は崩れるけど、キャラの内面はちゃんとしてると思う。

OPはラルクの「Blurry Eyes」、EDはシャ乱Qの「シングルベッド」で、どちらも名曲。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

超有名ビッグバンド二組を育てた迷作

シャランQの名曲シングルベッドがEDと劇中BGM
ラルカンシェルのデビュー曲が OP
とまあ、なんと贅沢な OP&ED

これは元々知っていた情報なのだが
本作については見ていなかった

以前から気になっていたんだけど、ようやく見ることが出来ました

内容は
22世紀の日本は 人口爆発で人口増えすぎて困っていた
そんな中、様々な女性と付き合い子供を100人産ませる
メガプレイボーイという(以下メガプレと称する)存在がいた
その系譜を辿ると 20世紀に 桃生純太という高校生が 最初のメガプレ
ということを突き止めた時間管理局
その桃生純太のメガプレ化を阻止するべく、20世紀にタイムマシンにより
エージェント を送り込み 純太のDNAを操作することでメガプレ化阻止を目論む
このエージェントがかりんちゃんという女の子 メガプレ純太に惚れてしまい、ミイラ取りがミイラになるというお話

ターミネーターのオマージュなのかな
ポンコツヒロイン自ら過去に飛び 主人公純太がメガプレにならない様に行動するわけだが
ことごとく失敗 その結果 余計メガプレになってしまうという話だから
完全にターミネーターと同じ道だ(ターミネーターはポンコツじゃないけどね)
純太は何もしなければ、全然もてそうにない、ダメダメな男子高校生だったんだけどね
女性アレルギーでちょっとエロい物みたりすると吐き気を催しゲーゲーしちゃうくらいダメダメな男だったのに

キャラデザ
ヒロイン、サブヒロイン含め女の子は 4人
未来から来たかりんちゃん、幼馴染の亜美ちゃん 亜美ちゃんの友人で新体操部のことみちゃん、学年一の美女 倫子ちゃん
みんな、なんかエロゲを連想させるキャラデザ でもエロゲ原作では無くジャンプ連載漫画だった。

純太のキャラデザは ドランゴンボールかい!!と思うほど
悟空に良く似ている
特にメガプレに変身するシーンなんか、そのまんまじゃないか!と思ったわ
変身することで腕っぷしもサイヤ人の様に強くなる
もちろん バトルするスーパーサイヤ人的敵キャラも準備されている
倫子の元カレでプレーボーイの竜二
{netabare}ポンコツかりんちゃんが メガプレ抑止DCM(Dna Controll Medicine)弾
を純太に向けて発射するのだが、純太への気持ちに心が揺れ
手元が狂い 竜二に命中してしまう
{/netabare}竜二はその影響で特殊能力を手に入れ サイヤ人化し
倫子の心を奪った純太に復讐しようとする

作画は、昔の作品なんで 画は綺麗じゃない


感想
しかし、これほど、BGMと内容が合わない作品も初めて見た
というか、BGMのシングルベッドが良すぎる
純太がメガプレに変身して、女の子を口説く時に流れるんだけど
歯の浮くセリフを言ってる時にこの曲のオフボーカルバージョンが流れる
確かにリアルで女の子口説く時に使うなら効果的かもしれないが
アニメじゃやっぱり、全然合わない
でも、そこが笑えるんだけどね
そういう風に女の子口説く奴って、女の子から見たら
私と同じ様に バッカじゃないの!!って思ってるんじゃないかと思ったわ
そうは言っても 流石に最終回でアミちゃんとのラブシーンで流れた時だけは
合ってたな、まあまあの感動シーンだったからね

なんだかんだ言って結構笑えたし面白かった

ラルカンとシャランQのファンなら話のネタに観てみるのもいいかも^^

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆90年代の隠れた名作?

メガプレイボーイの遺伝子を書き換えるために未来から
来た葵かりんとその男の純太を中心とするラブコメ☆


ハーレムの雛形みたいな感じで面白い作品です(*^^*)
エンディングでシャ乱Qが歌うとき静止画像なのが
時代を感じます。


製作-パオハウス


日本テレビ1994.10.7-12.23全12話+OVA 3話
17:30-18:00

主観的評価(B)


追記欄_

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

63.4 17 1994年度アニメランキング17位
とっても!ラッキーマン(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (47)
381人が棚に入れました
 最高についてない男の子が、最高についてるヒーローに大変身。ラッキー(幸運)だけを武器に、地球の平和を守るため、悪と闘い続ける新ヒーロー。その名は、「とっても!ラッキーマン」。
運を味方にすれば怖いものなしで、負け知らず。それまでの力がまるでうそのように、ついて ついて つきまくり、パワー全開たちまちつよーいヒーローに大変身。そのラッキーマンに変身するのは、日本一不運な中学生の、追手内洋一(ついてない よういち)君。洋一の運のなさは、家族の折り紙つき。朝起きて歯を磨けば練りわさび、おまけに昼まで断水状態。また、目覚まし時計をとめようと電源に指を突っ込み感電し、小鳥に八つ当たりしたためにかけられた糞の重さが原因で、なんと全治二週間の打撲などなど……。そんな洋一が、不運の延長から元祖ラッキーマンに出会い、“ラッキーマン”になったとたん、ついて ついて つきまくってしまう超ラッキーなヒーローとして大活躍。これまでの常識を見事に打ち破ったギャグヒーロー、それがラッキーマンだ。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

結構好きだった。

漫画は友人に全巻譲りましたが、がもうひろしのファンでした。
アニメはよっちゃん編で終わったんでしたっけね?
とにかくラッキーマンは運だけで勝てちゃうわけなんですが
案外敵とのバトルももの凄く計算された「運」が結構凄いんですよね、この漫画。
そのくせ天才マンの天才ぶりは大したことないというのが謎。

お気に入りのキャラはバトラー君です。ひねくれたR2D2みたいやつ。
最強男爵が負ける要因には自らの間抜けさと、バトラー君のおっちょこちょいぶりもあったような。
不細工です代の才女ぶりと、綺麗田見代のビッチぶりに複雑な思いにさせられる。
ヒロインにとかく魅力がないwギャグとしては結構面白いですが。

シリアスな展開でもギャグを忘れないところがとても好きでした。
さっちゃん編とかも見たかったかも知れない。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

週刊少年ジャンプ最強の主人公、幸運のヒーローラッキーマン!!!

「君には見えるか!あの幸運の星が!」バクマンに出てくる漫画、「超ヒーロー伝説」の元ネタですね。

不幸な少年がヒーローに変身することでどんな敵が来てもラッキー(運)だけで倒してしまうギャグアニメで、
ストーリーのベースにあるシリアス成分がゆるいキャラデザとギャップになっていて惹き込まれるのが特徴。

たびたびファンの間で討論になる“ジャンプ最強は誰か?”でいつも上位にいるのもラッキーのおかげw

アニメーター金田伊功のキャラクターデザインで、大の字で飛んで金田びかってるアニメ版ラッキーマンは
全50話で「よっちゃん編」世直しマンとの戦いまで放送。VHSがちょろっと出てるだけで全話は見れないかな?
「デスノート」や「バクマン」の原作者なので、もし興味ある人は漫画で読んで下さい。

デスノートやバクマンの連載中は、ガモウひろしと大場つぐみが同一人物であることを黙っていましたが、
バクマン連載時、薄々(?)ラッキーマンのガモウひろしだとわかって読んでいて、主人公サイコーのおじさんが
ガモウひろしの半自伝的に描かれていたのがムズッとする変な感覚でした。漫画家題材含め手前味噌の塊。
更にバクマンで扱う声優業界の闇に切り込む展開は興味が薄い人間が聞きかじった情報で捉えている典型で、
「どうせこんな世界でしょ?」と決め付け印象づける内容の浅さに辟易し、ベテランアシ(中井)の作中での
描き方もガモウひろしっぽい根の暗さがにじみ出てて、爽やかな青春と謳われるたびにマジかよと思っています。
そのくせ少年漫画的に最後は良い話でオトして後味の悪さを軽減してるのが、煮え切らねえし中途半端で(ry

いかんバクマンの愚痴になってる。前にボロクソ言ったレビューを書いて自己嫌悪で消しました。
その辺りがバクマンを素直に観られない理由で、ドラマとして面白くても灰汁が強くて苦手な理由なのです。
フォローしておくと上記に書きだした部分以外は熱血ドラマが魅力であり全部を批判しているわけでは無く、
単に作者が自己投影し過ぎる話が嫌いなだけなのでしょう。

ラッキーマンの話に戻ると、この当時は連載中かつ夕方放送で子供向けの為、不適切な点の改変もありました。
藤子F先生がジャイアンの妹の名をジャイ子にして名前でからかわれる子がいないように配慮した話は有名ですが、
本作には「不細工です代」というキャラクターがいるので、アニメでは改変され苗字は言ってなかったです。
ラッキーマンが面白くなるのは、ヒーローがどんどん増えてキン肉マンのように元々敵だったキャラクターと
共闘しはじめるのが楽しいのでリメイクするなら長編メインでやって欲しい…。(しないだろうなw)

八代亜紀が歌う「ラッキーマンの歌」は耳に残る名曲!

ラッキーマンは登場時に必ず、「ラッキー クッキー ◯◯キー」と、◯に“き”で終わる言葉を入れるので、
そこで“八代亜紀”と原作漫画で言ってた(気がする)ため、八代亜紀さんが歌を担当したのだと思います。

今読むと時事ネタが若い方にはサッパリでしょうが、緩い絵と裏腹にシリアスで王道少年漫画的な熱い展開と、
とぼけたスカシ具合のバランスが絶妙なので、是非ギャグが好きな人やデスノートとバクマンのストーリーが
好きな方に原作コミックをオススメしたい。努力・友情・勝利の三兄弟ヒーローやスーパースターマン好き☆

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

62.7 18 1994年度アニメランキング18位
銀河戦国群雄伝ライ(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (19)
96人が棚に入れました
神聖銀河帝国皇帝であった光輝帝が崩御したことにより帝政が崩壊する。多数の軍閥による権力抗争が始まる中、北天を制したのが元 帝国左将軍の比紀弾正である。比紀弾正は自身の最も信頼する側近の四天王と共に北天を瞬く間に併呑。五丈国を建国し、残る南天の制圧を掲げ、銀河統一へ向けて動き始めた。そんな折、四天王の一人である狼刃は、その軍団の中で一兵卒であった竜我雷に興味を示し、一躍師団長に抜擢する。ついに戦国時代の風雲児が歴史の表舞台に立つ時がきたのであった。

60.5 19 1994年度アニメランキング19位
学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!(TVアニメ動画)

1994年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (23)
152人が棚に入れました
『学校の怪談』ものの名キャラクター・花子さん(トイレの花子さん)を主人公にした、本編5分弱の短編アニメ。フジテレビの児童向け学習バラエティ番組『ポンキッキーズ』の中で放送された。体中を包帯で巻いて、自転車に乗って現れては通行人を斬り殺す怪人トンカラトン。ある日、怪人に遭遇した中学生は刀で追われ、「トンカラトン」と言うように命じられた。命令のまま「トンカラトン」と口にすると満足そうに去って行く怪人。中学生はその体験を周囲に話すが、誰も信じてくれない。そこで彼は怪人と会った場所にもう一度出向き、今度は証拠の写真を撮ろうと「おーい、トンカラトーン」とその名を呼ぶが……!? 本作の花子さんは異世界に住み、悪い妖怪を退治する人間の味方、という設定(ただし事態を見送ってそのまま手を出さないこともある)。花子さんの声とテーマ曲の担当はバンド「マサ子さん」に以前所属していたミュージシャン、マユタンが担当。アニメ制作は、グループ・タック。

59.9 20 1994年度アニメランキング20位
キャプテン翼J(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (31)
204人が棚に入れました
南葛小への転校が決まった翼は、サッカー部への入部を希望する。グラウンドへ来て見ると、修哲小サッカー部が2軍を練習させるために、”弱小”南葛小を追い出そうとしていた。結局、PK戦で決着をつけることになるが、南葛小は修哲小GK若林に歯が立たない。そのとき、翼のシュートがゴールに突き刺さった。怒った若林は、翼に新たな勝負を挑むのだった……。

声優・キャラクター
日比野朱里、小林優子、檜山修之、三木眞一郎

59.3 21 1994年度アニメランキング21位
ヤマトタケル(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (10)
77人が棚に入れました
時は25世紀。新天地を求めて地球を出発した恒星間移民船は、ブラックホールを抜ける旅の果てに、惑星イズモに到達した。地球人たちはそこで入植を開始し、イズモ人たちと共存する平和な村落が発達し始めていた。それから12年後、ヤマタノオロチの復活を目論むツクヨミの配下が平和な村を襲いはじめる。地球人入植者ヤマト夫妻の子、少年ヤマトタケルは、戦火の中で偶然に魔空戦神スサノオを発見する。スサノオに乗り込んだタケルはツクヨミの配下を撃退したものの、暴走するスサノオは開拓村まで焼き払ってしまう。村を追放されたタケルは、ツクヨミの野望を阻止するため、スサノオに導かれるように仲間たちと冒険の旅に出発するのだった。

声優・キャラクター
亀井芳子、緒方恵美、かないみか、茶風林、森川智之、喜田あゆ美、石田彰、古田信幸、堀内賢雄

57.5 22 1994年度アニメランキング22位
きょうふのキョーちゃん(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (11)
35人が棚に入れました
人気バラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』の枠内にて放映された短編アニメ。シンイチ少年の家に居候しているキョーちゃんは、一見おぞましい怪物のような姿だが、その見かけ同様にやっぱり中身も醜悪かつ猟奇的。シンイチ相手に悪態を突く者はことごとく手酷い目に遭わせ、それがたとえ有名な芸能人であったとしてもまるで容赦はしない。今日もまたシンイチの眼前で血の雨が降るものの、当の本人はそんな惨状などどこ吹く風な様子であった。原作はタレントの松本仁志。スプラッタ表現あり下ネタありと、あまりの過激な内容ゆえに僅か7話で完結した。OPテーマは番組出演者である篠原涼子が歌っている。
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【松本人志】原作の映画……じゃなくてアニメ

バラエティ番組、『ダウンタウンのごっつええ感じ』内で1994年に放送された、松本人志原作アニメ。
1話約3~4分の全7話。


本作のコンセプトは「普通のアニメでは出来ないことをやろう」だったそうです。

事実その内容は、その可愛らしい?絵柄とは裏腹に

「残虐でグロテスクな殺人」

「過度な下ネタ」

「有名芸能人を痛烈にイジる」

といった、今では決して放送出来ない内容に満ちておりました。


オープニング曲を歌ったのは、当時ミリオン歌手であり今や大女優の篠原涼子さん。
本作を知らない方でも、もしかしたらサビの

「きょうふ~~の、キョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「もうええわっ!!!!!!」(←浜ちゃん)ーーーーーーちゃん♪」

に、聞き覚えがある方もいるかもしれないですね。


その内容による多大な苦情から?7話で打ち切りとなりましたが、幼少期に見た私としては今現在では伝説の番組と呼ばれる「ごっつええ感じ」の、ひとつの真髄を見たような気さえしています。
まぁ、よくここまでメチャクチャなことが出来たものです。



では、その内容をちょこっと解説していきましょう。
(※過激な内容を含みます。)

{netabare}
お化けのキューちゃんに酷似しつつも、異常に目付きが悪い「キョーちゃん」が、一緒に住んでいる友達のシンイチ君と仲良く過ごす、というのが基本ストーリーです。

このキョーちゃん。
目付きだけでなく、出っ歯にモヒカンであったり、人の言葉は理解出来ても自身は咆哮のように鳴くことしか出来なかったり、歩く際はヌメヌメとした音を立て足跡には妙な液体が滴り落ちていたり、その出で立ちは化け物そのもの。

そして、シンイチ君が大好きなキョーちゃんは、シンイチ君の希望を叶える為や彼に不快な思いをさせる相手に対し、容赦の無い暴力や猥褻行為を繰り広げるのです。


とある電器店の店員は、キョーちゃんに顔面を片手で砕かれた後アイロンで綺麗にされ

とある女子プロレスラーは、張り手を食らった後に乳房を吸われ

とある大物紅白歌手は、その大きな鼻から体内に入られて中から爆発され

とある朝まで生テレビのコメンテーター達は、キョーちゃんの脳天から飛び出したガトリングガンで蜂の巣にされ、

とある笑点の出演者達は、キョーちゃんが懐から取り出した巨大なナニ(モザイク加工)で、小便まみれにされたり………と。


改めて文字にしてみましたが、本当にメチャクチャですね(苦笑)
それを見て、平然と

「キョーちゃん、そこまですることないだろ~。」

で済ませるシンイチ君も含めて、作中まともな人間は一人もいません。

しかし、少なくとも異質という意味合いと、今ではどこのアニメ製作会社も出来ない強烈なブラックジョークが込められていることは評価したいです。
{/netabare}


実際、好きな人にはたまらなく笑えることでしょう。
私は、笑いの一つの表現として肯定派です。
ただ、上記の文を見て合わないと思った方には、見ても最早嫌悪感しか抱かないかと思います。


これまで、ビデオ化やDVD化をされてきた「ごっつええ感じ」ですが、そのどれにも本作「きょうふのキョーちゃん」は収録されていません。
今年発売される完全版DVDにも、恐らく収録されないでしょう。

ただ私には、記憶の片隅に強烈に印象に残る、そんなアニメ作品でした。

読んでいただいてありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『恐本キョーちゃん』声 - 不明


◇一番可愛いキャラクター◇
『恐本キョーちゃん』声 - 不明



ちなみに作中、ダウンタウンの2人も出演されています。

人格者的に演出され、異常な輝きを放ち美女のファンに取り囲まれる、松っちゃん。
(声は、なんと子安武人さんwww)

それに対し、

過剰に野卑な人格に演出され、ブスのファンに取り囲まれている、浜ちゃん。


最後は、浜ちゃんがキョーちゃんに巨大な糞を脳天にされ、押し潰されるというものでした。

ホントやりたい放題やなwww

こんなことをし合える「ダウンタウン」と、それをまかり通した「ごっつえぇ感じ」が、ボクはずっと大好きです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 25

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

悪趣味全開のキチガイアニメ

このアニメは、芸能人松本人志原作のアニメである。

大きな特徴は、グロ、下ネタ、批判の3つだ。
誰がどう見ても上級者向けだ。
人を選ぶタイプの作品であることは間違いない。

グロに関しては、1話が一番強烈。
そのシーンだけなら、ジェノサイバーに匹敵するレベル。
今の時代なら絶対無理であろう。

キョーちゃんは、どう見てもオバQから引用している。
分かる人なら、ピンと来るだろう。
その上、怒った場合は体が変形し、咆哮を上げた後、ターゲットに
襲い掛かる。醜悪な怪物とはまさにこのこと。
松本氏の闇の人格を象徴したものではないかと推測した。

また、登場人物でまともなものがいない。
松本人志は、サイコパスの気質があるのではないかと
感じた。本当に悪趣味。

この作品が不快だと感じた点は、
松本自身が嫌いなものを、アニメを
通じてストレス発散させている所。
笑点や紅白歌合戦等が好きな方がこの作品を見ると
確実に激怒するであろう。
しかも、3.4話に至ってはただの暴力。
向こう側は何も悪いことはしていないはずなのに…。

一番驚いたのはこのアニメを
ゴールデンで放送していたことだ。
子供の教育に、確実に悪影響が出るのは間違いない。
ねこぢる劇場に通じる不愉快さがこの作品には存在する。
この作品を絶賛し、尚且つ強引に勧めるような輩は
まちがいなく松本崇拝者であると断言できる。

松本人志という人間を知る上では、非常に参考になる
作品だと感じた。彼のファンなら一度見てはいかがだろうか。
想像以上にきついものがあるので、そこは自己責任で。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

計測不能 23 1994年度アニメランキング23位
ピンク・パンサー(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (3)
40人が棚に入れました
ひょろっとした細身のピンクの豹でおなじみのキャラクター。実写のコメディー映画『ピンクの豹(原題:THE PINK PANTHER)』のオープニングアニメへの登場をきっかけに、劇場用短編シリーズが制作された。デビュー間もなく雑誌『TIME』の表紙になり、1965年にはアカデミー賞を受賞。世界のアニメ史を語る上で欠かせない作品として、今もなお世界で愛され続けている。オリジナル版は20世紀FOXが発売している『ザ・ベスト・アニメーション(計2枚)』で楽しむ事ができる。TV東京版はオリジナル版を元にして作成されているが、原作のパンサーはほとんど無言でストーリーが展開して笑いを誘うのと違い、喋りも込みのストーリー展開となっている。クールなパンサーがシュールな世界で笑いを取る。子供から大人まで大爆笑のおしゃれでユーモアたっぷりのドタバタコメディだ。

計測不能 23 1994年度アニメランキング23位
3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?(第2期)(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (6)
31人が棚に入れました
1980年代の半ばに誕生したファンシーキャラクター「うちのタマ知りませんか?」を題材としたTVシリーズ。「タマ」のアニメ化としてはOVA、93年の劇場版と短期TVシリーズに続く形となる。 タマは小学生の岡本たけしの家で飼われている子猫。仲良しのメス猫モモをはじめとした多くの猫や犬といつも遊んでいる。暖かくなって桜も満開。新学期の季節を迎えたたけしはランドセルにタマを入れて元気に登校するが、教室で起こった騒ぎに巻き込まれてしまうたけしとタマは……。 本作の実制作はグループ・タックが担当。同社作品『ヤダモン』を手がけた外山草がシリーズ構成を務め、後年の『グリーングリーン』の武藤裕治(ムトウユージ)が監督を担当している。

計測不能 23 1994年度アニメランキング23位
ハックルベリーフィン物語(TVアニメ動画)

1994年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
27人が棚に入れました
この物語はアメリカ南北戦争以前の、おそらく1830年代か1840年代頃を舞台としている。『トム・ソーヤー』で知られているように、ハックはアルコール中毒の父親と暮らす、母親のいない怠惰な幼い放浪者である。ハックは、妻や子供との生き別れを意味する川下への売却を恐れて逃亡した黒人奴隷のジムと出会い、二人は自由を求めて、オハイオ川の北を横断する事を試みる。この物語はその二人の冒険を伝えている。
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