1994年度に放送されたおすすめアニメ一覧 217

あにこれの全ユーザーが1994年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の1994年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

×

絞り込み

年代別アニメ一覧

62.7 50 1994年度アニメランキング50位
プラスチックリトル(OVA)

1994年3月21日
★★★★☆ 3.5 (15)
77人が棚に入れました
プラスチックリトル 『プラスチックリトル』は、人気コミック作家・うるし原智志とよしもときんじが原作の、遥か彼方の惑星が舞台となるSFスペクタクルロマン。軍から追われるイリーズとティータ、彼女ら2人の愛と友情と冒険を描いている

61.8 52 1994年度アニメランキング52位
グラップラー刃牙(バキ)(OVA)

1994年8月21日
★★★★☆ 3.3 (14)
52人が棚に入れました
秋田書店「週刊少年チャンピオン」で長年看板作品を務めている格闘コミック界の雄が、単発のOVAタイトルとしてリリースされたもの。 恐るべき格闘技の実力を秘めた少年・範馬刃牙は、空手の全日本王者である末堂厚と対峙し、これを打ち破った。そのことが呼び水となり、知る人ぞ知る地下闘技場へと招かれた彼は、恐るべき技を駆使する空手家・鎬昴昇と対戦することに。相手の神経を指先で斬り感覚を失わせるという鎬の得意技紐切りを食らってしまった刃牙は、片目の視力を失ってしまう。しかしその類まれなる彼の格闘センスは、一瞬にして紐切りのウィークポイントを見破っていた! 45分の尺で本作の魅力を描き切るため、原作における人気の対戦カードをピックアップ。実力派アニメーター・馬越嘉彦によって描かれたキャラクターたちは、作者・板垣恵介の独特のテイストを見事に表現している。OVAならではの激しさで迫る格闘シーンの作画にも要注目だ。

まみあな さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

簡潔な構成とアニメらしい嘘っぽさが良い

視覚に関する神経が首を通っているというのが適当に嘘っぽく、それがリアルさを消してくれていたので、気持ち悪くなく安心して見ていられた。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

60.9 53 1994年度アニメランキング53位
ダーティペア FLASH(OVA)

1994年1月20日
★★★★☆ 3.3 (10)
57人が棚に入れました
85年に放送され反響を呼んだシリーズをリメイク。
原作は高千穂遥、企画はサンライズ、作画も「ヴァリアブル・ジオ」で有名な木村貴宏とスタッフを一新。
宇宙内で起こる揉め事を解決するトラブルコンサルタントをしている、自称“ラブリーエンゼル”のユリとケイ。
しかし、目的のために手段を選ばないその行動ゆえにもっぱら“ダーティペア”と呼ばれていた。
依頼を受けた二人は、死んだ男に渡されたカードを手に入れたことで謎の軍団に狙われることになる…。

arts さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

もっと続きを見たくなる気分にさせてくれる作品

キャラデザのおかげで以前から気になっていたのですが、最近視聴することができました。

「ダーティペア」のリメイクOVA。
前作については再放送を断片的にしか見たことがない程度なのですが、それでも本作は何の問題もなく楽しめました。
世界観や物語の連続性を重視する方でも本作から視聴しても気にならないと思います。
ちなみに、wikiによれば前作との物語上の関わりはほとんどないそうです。

一言でいえば、SFが舞台のバディものです。
ただし、一方が問題児でもう一方が優等生という組み合わせではないです。
一方が大暴れ型、もう一方がお嬢様思考という問題児同士の組み合わせです(無印との違いは未視聴なのでわかりません)。
この二人が助け合ったり喧嘩したりしながら、最終的にはコンビとして成長していくというのが本作の本筋になります。
王道だし、めんどくさくなくて個人的には好きです。

舞台がSFであるおかげで、いろいろなメカが出てくることも楽しめます。
また、アクションシーンも見ごたえがありました。
ただ、物語が進むにしたがって本作のラスボスのキャラがどんどん小物化していったことと、ライバル的位置づけのキャラが最後の方では主人公より主人公していたことが気になりました。

それでも、本作は見終わったとき、もっと続きを見たくなる気分にさせてくれる作品でした。
本作には続編として、FLASH2、FLASH3が存在するので、続けて視聴しようかと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

nayotake さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

違う感じに

TV版の時も原作と違うと思ったがもはやダーティペアとつけていいのか?と思えた作品。ストーリーも起伏が無くテンポも悪くなった、ダーティペアという作品を愛しているがさすがに許容ギリギリです、新作・・・は無いでしょうね。原作は面白いんですが。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

60.5 54 1994年度アニメランキング54位
学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!(TVアニメ動画)

1994年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (23)
152人が棚に入れました
『学校の怪談』ものの名キャラクター・花子さん(トイレの花子さん)を主人公にした、本編5分弱の短編アニメ。フジテレビの児童向け学習バラエティ番組『ポンキッキーズ』の中で放送された。体中を包帯で巻いて、自転車に乗って現れては通行人を斬り殺す怪人トンカラトン。ある日、怪人に遭遇した中学生は刀で追われ、「トンカラトン」と言うように命じられた。命令のまま「トンカラトン」と口にすると満足そうに去って行く怪人。中学生はその体験を周囲に話すが、誰も信じてくれない。そこで彼は怪人と会った場所にもう一度出向き、今度は証拠の写真を撮ろうと「おーい、トンカラトーン」とその名を呼ぶが……!? 本作の花子さんは異世界に住み、悪い妖怪を退治する人間の味方、という設定(ただし事態を見送ってそのまま手を出さないこともある)。花子さんの声とテーマ曲の担当はバンド「マサ子さん」に以前所属していたミュージシャン、マユタンが担当。アニメ制作は、グループ・タック。

60.0 55 1994年度アニメランキング55位
ぼくはこのまま帰らない (OVA)

1994年6月21日
★★★★☆ 3.2 (12)
99人が棚に入れました
普通の家庭に育った吉成律朗と、高校を中退し如何わしい仕事をしていた天藤絢は中学校時代からの親友であった。萌子という彼女がいるにも関わらず、自暴自棄になっている絢を放っておけない律朗は絢の気持ちに応え関係を結んだ。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

帰らない決心をしたのは誰だったか?

この作品の存在、まるで知らなかったのだけれど、
キャッチさんの1人から勧められて視聴した作品。

向田邦子さんが過去に『三角波』という小説を
お書きになっているのだけど、まさにこの物語はそれと同じ展開。

1996年の作品ということで、音楽、ファッション、ヘアスタイル、
登場人物たちの遊び方、どこをとっても90年代だなぁと。
なんとなく懐かしいような気持ちで微笑ましく観ていた。

舞台は大阪。よって全員関西弁。
だからなのかな、関西弁の持つストレートながらやんわりした物言いが
この作品全体の空気感だったように思える。

ジャンルとしてはBLモノだから、苦手意識の高い人には勧めないけれど、
親友関係の男子2人と、そのうちの1人と交際している女子1人、
という3人からなる物語なので、
BL独特のムードはなく、どちらかというと
昔に観たトレンディドラマみたいな感覚だった。
なので案外さらっと観れる人のほうが多いのではないだろうか。

登場人物は、普通の家庭に育った吉成律朗と、その彼女である萌子。
両親の離婚を機に高校を中退し、乱れた生活を送る天藤絢。
律朗と絢は中学校時代からの親友だったが、
あることで自暴自棄になっている絢を放っておけない律朗は、
ある日、絢の気持ちに応え・・・というお話。

BLが苦手な人にもぜひ、ここでちょっと考えてみて欲しい。

愛情と友情の境界線って?と思ったとき、やはりそれは
一線を越えているかどうかが大きいのかもしれないけれど、
一線を越えていなくても愛情は成り立つし、
一線を越えた過ちがあったとしても、成り立つ友情があったりする。
そう考えていくと、「友達」と「親友」というものを比較した場合、
「親友」というのは限りなく愛情のほうに傾いた友情だよなと。
そうは思えないだろうか?

だとしたら、快楽に溺れる肉体関係で繋がっているのではなく、
相手の傷ついた心を癒す行為としての抱擁の延長線上に
結ばれた関係がある彼らを思うと(本当はそのほうが切ないけれど)
これは一線を越えても成り立つ友情だったのかもしれない。

そう思って彼らのラストシーンを観ると、すごく納得できたし、
彼らそれぞれが選んだ道は、とてもせつなかった。

だけど女の子はやっぱり強いね。
吹っ切り方が全然違うものなぁ・・・・
ちなみにエロは少なめです。

それと、この作品のサムネは、リメイクのほうらしく?
僕が観たのだと、律朗のほうはメガネをかけてたんですよね。
メガネの律朗のほうが、イメージ的には合ってたと思うので
ちょっと残念です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

古いBLアニメの中では、まだ見やすい絵かも?

BLアニメの存在を知ったのが最近だから、結構古いアニメがあることに驚きです。
時代だけあってSTORYも、絵もちょっと面白みにかけますね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

59.9 56 1994年度アニメランキング56位
キャプテン翼J(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (31)
204人が棚に入れました
南葛小への転校が決まった翼は、サッカー部への入部を希望する。グラウンドへ来て見ると、修哲小サッカー部が2軍を練習させるために、”弱小”南葛小を追い出そうとしていた。結局、PK戦で決着をつけることになるが、南葛小は修哲小GK若林に歯が立たない。そのとき、翼のシュートがゴールに突き刺さった。怒った若林は、翼に新たな勝負を挑むのだった……。

声優・キャラクター
日比野朱里、小林優子、檜山修之、三木眞一郎

59.3 57 1994年度アニメランキング57位
ヤマトタケル(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (10)
77人が棚に入れました
時は25世紀。新天地を求めて地球を出発した恒星間移民船は、ブラックホールを抜ける旅の果てに、惑星イズモに到達した。地球人たちはそこで入植を開始し、イズモ人たちと共存する平和な村落が発達し始めていた。それから12年後、ヤマタノオロチの復活を目論むツクヨミの配下が平和な村を襲いはじめる。地球人入植者ヤマト夫妻の子、少年ヤマトタケルは、戦火の中で偶然に魔空戦神スサノオを発見する。スサノオに乗り込んだタケルはツクヨミの配下を撃退したものの、暴走するスサノオは開拓村まで焼き払ってしまう。村を追放されたタケルは、ツクヨミの野望を阻止するため、スサノオに導かれるように仲間たちと冒険の旅に出発するのだった。

声優・キャラクター
亀井芳子、緒方恵美、かないみか、茶風林、森川智之、喜田あゆ美、石田彰、古田信幸、堀内賢雄

58.5 58 1994年度アニメランキング58位
宇宙の騎士テッカマンブレードII(OVA)

1994年7月20日
★★★★☆ 3.2 (23)
84人が棚に入れました
 「宇宙の騎士テッカマンブレード」の10年後の世界を描く。監督は前作から変わり、「バーチャファイター」を手がけた殿勝秀樹が担当、脚本は「サクラ大戦 エコール・ド・巴里」で有名な川崎ヒロユキが手がける。3人目のテッカマンに選ばれたユミ。しかし、度重なる失敗の連続で周囲から冷たい目で見られてしまう。その最中、4人目のテッカマンのアキも登場し…。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

D(デンジャラス)からD(ドリーム)へ

TVアニメ版(1992)から10年後を舞台に、依然、続く宇宙からの侵略に対し、
複数の“テッカマン”らから成る新生“スペースナイツ”が立ち向かう。
1994~1995タツノコプロ制作のOVA作品(全6巻・6話)

【物語 3.5点】
前作ファンとのミスマッチが起きやすい構成。

前半3巻は{netabare}新女性主人公・ユミを軸に、
今風に言うと萌え成分、明るい三角関係の予感もスパイスしつつ、
孤独だった前作からの主人公・Dボゥイが仲間のテッカマンたちと共闘する夢を具現化。

後半3巻は新男性キャラ・ダービットと美少年“デッドエンド”との関係を軸に、
人ならざる存在となってしまったテッカマンと
人類との軋轢、葛藤といったテーマを掘り下げる。

過去に囚われ死に急ぐような単機突撃を繰り返して来たD(デンジャラス)ボゥイが、
仲間と共に未来を生き続ける夢を語るD(ドリーム)ボゥイへと変化していく様に
呪縛からの解放を感じます。{/netabare}

軽いノリの中に重たいテーマを差し込んでいく、
タツノコプロらしいエンタメ作品を追求しつつ、
『テッカマンブレード』らしさも残したバランスは取れた構成・脚本。

ただTVアニメ版のアンバランスなくらい
悲劇に振り切った作風を気に入ったファンは面喰らう可能性。

加えて前作と本作、10年の間に、Dボゥイに起こった出来事などについては、
語られないエピソードも多く釈然としない部分も出て来るだろう。
(この点については後にDVD-BOX等に同梱された映像資料(未見)で補完あり)


【作画 3.5点】
定型化。TVアニメ版では大荒れだった人物作画。
流石にOVAならキャラデザに沿って判別可能なレベルに是正。

侵略者“ラダム”も姑息な手段以外使わないはずだったが、
今作では方針の変化({netabare}人類を支配し活用→危険視し殲滅{/netabare})
により堂々、大軍勢を率いて侵攻し、
見栄えする宇宙艦隊戦やテッカマン無双実現に寄与し、作画カロリーを消費。

乳〇の見えるOVAということで女性テッカマン変身バンクなど肌色率上昇。

私のツボ:{netabare}変身解いた後のアキのヌードを抱き寄せるテッカマンブレード。
あんな美しいもん目撃したら青少年は誰だって恋に落ちておかしくなります。{/netabare}


【声優 4.0点】
新主人公ユミ役の國府田 マリ子さんが表現した空気読まない明るさで、
ダービット役の置鮎 龍太郎さんによる女たらしなセリフで、
ハードSFだった前作のムードをソフト化しつつ、
境遇を吐露する件ではしっかりとシリアスに演じ分けて来る。

前作に引き続きアキ役の林原 めぐみさんは10年経ち大人になった
ヒロインの成長を落ち着いたボイスで表現する女王の貫禄。

私のツボ:結城 比呂さん演じる美少年ボイス。


【音楽 4.0点】
軽量化。明快なメロディで健闘するも
前作で猛威を振るったオーケストラ音源なしでは限界がある。

主題歌はOP、ED、グランドED共に奥井 雅美さん。
ロック寄りの前作の小坂 由美子さんから、よりテクノ寄りに。
有森聡美さん担当の歌詞世界もよりラブソング寄りに、
こちらもエンタメ性重視の作風に追随。


【キャラ 4.0点】
前作から引き続きDボゥイがヒーローとは何かを身を挺して示す。
次代の新テッカマンたちはブレードという圧倒的な存在に、
各々、理想の英雄像を投影しており、
その描写が本作のヒーロー論を多角化、深化させている。

ただ、それよりも、前作ファンにとっては
消えたあのキャラたちの行方が気になってしまう懸念あり。


【感想】
実は視聴したのは前作完走後20年以上たってから。
動画配信サイトで見ました。

このOVAの存在は発売当時のテレビCMで知りましたが、
またその宣伝が裸のヒロイン“テックセット”シーンを前面に押し出した、
前作ファンにとっては“コレジャナイ”感全開の内容でして(苦笑)

美女のヌードがクルクル回る、
こんなけしからんCMを90年代は午後19時台とかに普通に流してました。凄い時代です。

前作の余韻がある内に飛び込むのは色々とリスクがあるので、
20年とまでは言いませんが、ある程度、変化に対して受け身が取れる
準備が出来てから挑んだ方が得策だと思います。


『テッカマンブレード』のアニメ作品は本作までですが、
物語は本作脚本・川崎 ヒロユキ氏の小説『テッカマンブレードⅡ 水晶宮の少女』まで続きます。
本レビュー投稿を機に入手したので、私もブレードの生き様を是非、見届けたいと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

チョコ太郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

TV版テッカマンブレードの続編!! 

TV版の熱く重厚な展開を期待して観るとイタイことになります^^; 燃えではなく萌えに走ってしまった作品・・・。


正直この作品はTV版の内容やあのラストを全てぶち壊しにしてると思います、TV版のあの感動を返してほしいです・・・・。

まったく別の作品として観ることができれば、それなりに楽しめるかもしれませんが・・・。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

57.5 59 1994年度アニメランキング59位
きょうふのキョーちゃん(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (11)
35人が棚に入れました
人気バラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』の枠内にて放映された短編アニメ。シンイチ少年の家に居候しているキョーちゃんは、一見おぞましい怪物のような姿だが、その見かけ同様にやっぱり中身も醜悪かつ猟奇的。シンイチ相手に悪態を突く者はことごとく手酷い目に遭わせ、それがたとえ有名な芸能人であったとしてもまるで容赦はしない。今日もまたシンイチの眼前で血の雨が降るものの、当の本人はそんな惨状などどこ吹く風な様子であった。原作はタレントの松本仁志。スプラッタ表現あり下ネタありと、あまりの過激な内容ゆえに僅か7話で完結した。OPテーマは番組出演者である篠原涼子が歌っている。
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【松本人志】原作の映画……じゃなくてアニメ

バラエティ番組、『ダウンタウンのごっつええ感じ』内で1994年に放送された、松本人志原作アニメ。
1話約3~4分の全7話。


本作のコンセプトは「普通のアニメでは出来ないことをやろう」だったそうです。

事実その内容は、その可愛らしい?絵柄とは裏腹に

「残虐でグロテスクな殺人」

「過度な下ネタ」

「有名芸能人を痛烈にイジる」

といった、今では決して放送出来ない内容に満ちておりました。


オープニング曲を歌ったのは、当時ミリオン歌手であり今や大女優の篠原涼子さん。
本作を知らない方でも、もしかしたらサビの

「きょうふ~~の、キョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「もうええわっ!!!!!!」(←浜ちゃん)ーーーーーーちゃん♪」

に、聞き覚えがある方もいるかもしれないですね。


その内容による多大な苦情から?7話で打ち切りとなりましたが、幼少期に見た私としては今現在では伝説の番組と呼ばれる「ごっつええ感じ」の、ひとつの真髄を見たような気さえしています。
まぁ、よくここまでメチャクチャなことが出来たものです。



では、その内容をちょこっと解説していきましょう。
(※過激な内容を含みます。)

{netabare}
お化けのキューちゃんに酷似しつつも、異常に目付きが悪い「キョーちゃん」が、一緒に住んでいる友達のシンイチ君と仲良く過ごす、というのが基本ストーリーです。

このキョーちゃん。
目付きだけでなく、出っ歯にモヒカンであったり、人の言葉は理解出来ても自身は咆哮のように鳴くことしか出来なかったり、歩く際はヌメヌメとした音を立て足跡には妙な液体が滴り落ちていたり、その出で立ちは化け物そのもの。

そして、シンイチ君が大好きなキョーちゃんは、シンイチ君の希望を叶える為や彼に不快な思いをさせる相手に対し、容赦の無い暴力や猥褻行為を繰り広げるのです。


とある電器店の店員は、キョーちゃんに顔面を片手で砕かれた後アイロンで綺麗にされ

とある女子プロレスラーは、張り手を食らった後に乳房を吸われ

とある大物紅白歌手は、その大きな鼻から体内に入られて中から爆発され

とある朝まで生テレビのコメンテーター達は、キョーちゃんの脳天から飛び出したガトリングガンで蜂の巣にされ、

とある笑点の出演者達は、キョーちゃんが懐から取り出した巨大なナニ(モザイク加工)で、小便まみれにされたり………と。


改めて文字にしてみましたが、本当にメチャクチャですね(苦笑)
それを見て、平然と

「キョーちゃん、そこまですることないだろ~。」

で済ませるシンイチ君も含めて、作中まともな人間は一人もいません。

しかし、少なくとも異質という意味合いと、今ではどこのアニメ製作会社も出来ない強烈なブラックジョークが込められていることは評価したいです。
{/netabare}


実際、好きな人にはたまらなく笑えることでしょう。
私は、笑いの一つの表現として肯定派です。
ただ、上記の文を見て合わないと思った方には、見ても最早嫌悪感しか抱かないかと思います。


これまで、ビデオ化やDVD化をされてきた「ごっつええ感じ」ですが、そのどれにも本作「きょうふのキョーちゃん」は収録されていません。
今年発売される完全版DVDにも、恐らく収録されないでしょう。

ただ私には、記憶の片隅に強烈に印象に残る、そんなアニメ作品でした。

読んでいただいてありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『恐本キョーちゃん』声 - 不明


◇一番可愛いキャラクター◇
『恐本キョーちゃん』声 - 不明



ちなみに作中、ダウンタウンの2人も出演されています。

人格者的に演出され、異常な輝きを放ち美女のファンに取り囲まれる、松っちゃん。
(声は、なんと子安武人さんwww)

それに対し、

過剰に野卑な人格に演出され、ブスのファンに取り囲まれている、浜ちゃん。


最後は、浜ちゃんがキョーちゃんに巨大な糞を脳天にされ、押し潰されるというものでした。

ホントやりたい放題やなwww

こんなことをし合える「ダウンタウン」と、それをまかり通した「ごっつえぇ感じ」が、ボクはずっと大好きです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 25

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

悪趣味全開のキチガイアニメ

このアニメは、芸能人松本人志原作のアニメである。

大きな特徴は、グロ、下ネタ、批判の3つだ。
誰がどう見ても上級者向けだ。
人を選ぶタイプの作品であることは間違いない。

グロに関しては、1話が一番強烈。
そのシーンだけなら、ジェノサイバーに匹敵するレベル。
今の時代なら絶対無理であろう。

キョーちゃんは、どう見てもオバQから引用している。
分かる人なら、ピンと来るだろう。
その上、怒った場合は体が変形し、咆哮を上げた後、ターゲットに
襲い掛かる。醜悪な怪物とはまさにこのこと。
松本氏の闇の人格を象徴したものではないかと推測した。

また、登場人物でまともなものがいない。
松本人志は、サイコパスの気質があるのではないかと
感じた。本当に悪趣味。

この作品が不快だと感じた点は、
松本自身が嫌いなものを、アニメを
通じてストレス発散させている所。
笑点や紅白歌合戦等が好きな方がこの作品を見ると
確実に激怒するであろう。
しかも、3.4話に至ってはただの暴力。
向こう側は何も悪いことはしていないはずなのに…。

一番驚いたのはこのアニメを
ゴールデンで放送していたことだ。
子供の教育に、確実に悪影響が出るのは間違いない。
ねこぢる劇場に通じる不愉快さがこの作品には存在する。
この作品を絶賛し、尚且つ強引に勧めるような輩は
まちがいなく松本崇拝者であると断言できる。

松本人志という人間を知る上では、非常に参考になる
作品だと感じた。彼のファンなら一度見てはいかがだろうか。
想像以上にきついものがあるので、そこは自己責任で。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

マジキチ

きょーちゃんが悪人を惨殺するだけのアニメ
何故かチンコも出る

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

57.1 60 1994年度アニメランキング60位
おさかなはあみの中(OVA)

1994年7月21日
★★★☆☆ 3.0 (10)
36人が棚に入れました
乱魔猫吉が「GUST」誌に連載した、初期のボーイズラブもの人気コミックのOVA化。高校生・松井貴博は、母ひとり子ひとりの家庭に育った端正な顔立ちの美少年。彼は中学時代に憧れた先輩で、財閥の御曹司でもある塚本裕二の通う北勇高校に進学した。そのまま塚本がキャプテンを務める水泳部に入部する貴博。だが塚本はかつて貴博を仲間とともに凌辱した経験があり、一方、貴博はその相手がまさか塚本だとは知らないでいた。後輩部員として自分の前に現れた貴博をふたたび凌辱する塚本。だがそんな彼の胸中では、貴博への本物の愛情が芽生えて……。アニメ制作はJ.C.STAFF。監督はトムスエンタティンメント(当時は東京ムービー新社=TMS)の諸作などで活躍の演出家・岡尾貴洋。キャラクターデザインは『裏切りは僕の名前を知っている』でも同職を担当の中山由美。

YミクY さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

・・・

残念でした

え?って感じで心理描写、ストーリーもいまいちでした

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
天地無用!魎皇鬼 SOUND FILE(OVA)

1994年1月24日
★★★★☆ 3.3 (9)
94人が棚に入れました
 企画原作・梶島正樹のスペースオペラ作品『天地無用』。ストーリーは、岡山県に暮らすごく平凡な高校生・柾木天地が、実家の神社の祠に封印されていた女性鬼――魎呼を解放してしまった事がきっかけで大宇宙に飛び出すことになるというもの。本商品は、後に TVシリーズや劇場作品が多数登場する人気シリーズの中で、原作に最も準拠し、ファンの間では「梶島天地」と呼ばれているOVA「魎皇鬼」シリーズの第一期と第二期の間に発売されたミュージッククリップ集。内容は、『法少女プリティサミー』『皇女様とお呼びッ』『上野の恋の物語』『永遠に永遠に星の夢』『逮捕は風まかせ』『恋愛の才能』の全六曲を収録している。

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
らんま1/2 SPECIAL よみがえる記憶(OVA)

1994年12月16日
★★★★☆ 3.5 (7)
61人が棚に入れました
人気漫画家、高橋留美子原作の作品のOV化。原作である漫画の中で最も人気のあるエピソードをついにアニメに。監督は同作品第二弾のOVAの監督も務めた西村純二。巨大生物の取材番組を観ていたあかねは子供の頃の記憶を思い出す。あやかしの森と呼ばれる森にうごめく謎の怪物を追って乱馬と再び訪れることになり…。

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
らんま1/2 超無差別決戦! 乱馬チームVS伝説の鳳凰(アニメ映画)

1994年8月20日
★★★★☆ 3.4 (7)
55人が棚に入れました
小学館『週刊サンデー』で連載されていたマンガ『らんま2/1』の映画化作品。水をかぶると女性に、お湯をかぶると男性に戻るという主人公・らんまの活躍を描く。乱馬のライバル・九能が骨董屋から買ってきた鳳凰の卵。実はこの卵は、鳳凰剣を会得できるといういわくつきのものだった。ひょんなことから鳳凰は九能の頭に乗せた卵からかえり、そこから離れなくなってしまう。鳳凰の力を手に入れ、無敵の強さを誇る九能。乱馬はあかねや良牙と共に、彼の頭から鳳凰を引き離そうとするが…。

声優・キャラクター
山口勝平、林原めぐみ、日髙のり子

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
イ・リ・ア ゼイラム the Animation(OVA)

1994年6月23日
★★★★☆ 3.2 (9)
52人が棚に入れました
実写SF映画『ゼイラム』の設定を基にした、全6巻からなるOVAシリーズ。マイス星系に暮らす美少女イリアは、犯罪者を取り締まる捜索者の兄グレンとともにハイジャックされたという宇宙輸送船カルマ号に乗り込んだ。そこで彼女は不死身の生物ゼイラムに遭遇し、苛烈な戦いと渦巻く陰謀に巻き込まれてしまう……。また本作では、キャラクター原案には漫画家の桂正和を起用し、実写版の監督を務める雨宮慶太もビジュアル設定等で制作に参加している。

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
鬼切丸(OVA)

1994年9月9日
★★★★☆ 3.6 (9)
49人が棚に入れました
 人気マンガ家、楠佳原作の和製ファンタジーのOV化。純粋な鬼であるにも関わらず頭に角が生えない青年。その代わりに鬼を殺せる名刀“鬼切丸”を操り、殺すことを仕事としている。さまざまな災難や事件に巻き込まれても、傷一つ負わない少女、萌子はそのあまりにも現実離れした強運の持ち主がゆえに周りから奇妙な目で見られるようになる。次第にその行動はエスカレートしていき、彼女の中で青年の声が聞こえるようになる…。

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

残酷シーンが際立つ。

アニメーション制作:ケイエスエス
1994年 - 1995月に発売された全4話のOVA。

【概要】

“鬼”とは、人間を巨大な爪で引き裂き、生きたまま喰らう化物。
人間が強い怨みや憎しみの感情で鬼に変化することもあれば、
女性の体内に寄生して宿主を唆したり操ることもある。

とある少年がいた。鬼の屍から産まれた純血の鬼。
名前はなく、老いることなく人間より遥かに長い時間を生き続けている。
姿形は完全に人間であり、本来あるべき角が無い代わりに鬼を殺す日本刀“鬼切丸”を手に、
いつかこの世から鬼がいなくなれば人間になれることを信じて何百年も鬼を切り続けている。

【感想】

少年サンデー超増刊号にて、漫画家・楠桂が10年間連載をしていた作品が原作ですね。
原作を自分は、ほとんど読んでいません。

同じ作者の八神くんの家庭の事情と比較して原作絵の再現率が低めですね。

男たちに襲われて人妻が裸に剥かれたり、女同士のイジメで気弱い少女が裸に剥かれてるw
凄く人死が多くて臓物が飛び散りまくってもいますね。
また、ドラマ性があるものの話が重くて悲劇的な結末が非常に多いですので、
今時のラノベアニメに慣れきったひとには、すっきりしない内容は好まれないかもしれない?

好きな人には堪らないでしょうが、ちょっとばっかりマニア向けかな?と思いました。
要は原作販促用のアニメですねw
鬼切丸の世界を楽しもうと思う人がいたらアニメでは物足りませんので原作を読むべきなのですね。多分。

最後に…このアニメで印象に残ったことが二点。

主人公・鬼切丸の少年を演じている草尾毅がED曲を歌ってるのですが、アラヤダカッコイイww
こんなことも知らなかった私はアニオタ失格ですな…。というわけでして音楽評価は4です!

もうひとつ…神谷浩史が書生役(モブ)で出演してるww
デビュー二年目の二十歳ぐらいから、今では二十年ちょっとが経過しているのですね。
人気声優になるまでの芸歴を思い返すと、人に歴史あり!みたいなものをちょっと思ってしまいました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 25

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

再度見直したくなる90年代のOVA怪奇アクション

この作品は、楠桂の漫画を原作としたOVAである。
このアニメを知った後で、原作の存在を知ったため、
原作に関しての詳しいコメントはできない。

基本的なストーリーだが、鬼の屍から生まれた純血の鬼で
あるものの、人間の姿にそっくりで、尚且つ角や爪、
牙といった特徴を有しない主人公が、全ての鬼を全滅させれば、
人間になれると信じ、ひたすらに鬼を狩り続ける
一話完結方式となっている。
とてもシンプルだが、人間の業を丁寧に描いているため見応えはある。

(私としては予想外だったが)エログロ要素がかなり強めに
作られている上に、頻度も多め。耐性のない人が見ると、
吐いてしまう可能性も否定できない。
ある程度の耐性を付けた上で視聴するのが望ましいか。

私が個人的に好きなエピソードは
怨鬼哀歌>小角>般若>大嶽丸の順番だ。
それぞれのエピソードについて個人的に感じたことを下記に示す。

小角
3年前に鬼の襲来を受けた少女が、それ以降なぜか自分にだけ
被害が及ばない幸運体質になる回。
幸運体質が原因でいじめにあうのだが、有るきっかけを境に
凄まじい惨劇へと発展していくのは目を見張るものがあった。
(察しのいい人ならばすぐに気づきそうではあるが)

その際の残虐描写は中々の物であったのも記憶に残っている。
そこから最後の展開までテンポよく進み、悲しい結末を
迎えるのも印象的だった。
(主人公が全てを忘れろと事前に念を押していたため、
非常に難しい事ではあるが)3年以内に不自然な現象が起きたら、
一切の事を思い出すことの重要性を認識した。

大嶽丸
昔から恐れられていた鬼がある日を境に復活する回。
残虐描写が少ない、死者が出ないといった点から
この作品の中では一番見やすいというメリットがある。
王道物というのも相まって、物足りないとは感じるが
退屈さを感じることはなかった。

また、ハッピーエンドで終わるため後味が悪くならないのも
大きなポイントとなる。
この章から、他の回を見るか判断するのがいいだろう。

非常に有名な鬼を題材としている故に、その際の登場シーン
は身も心も震えそうになるが、相手が悪かったのだろう。
少しばかり可哀想だなという印象を受けた。
今の所、読者にいいイメージを抱かせていないが、
(無性に)好きな点が一つだけある。
(私だけだとは思うが)印象的な台詞があった。
それが「待たせたなァONAGOYO☆」である。
状況を考えても不自然ではないが、(なぜか)私は気に行った。
理由に関してはいまだによく分かっていない。

般若
曰く付きの子宝神社へお参りをした女性が、5歳になる娘を
守るために奮闘する回。これに関しては、5歳の子供が余り
にも可哀そうだというのが第一印象。

(気持ちは理解できるものの)思いを優先するあまり、危険を
冒してまで目的を果たそうとする女性に、翻弄される
夫と娘が不憫でならない。しかも、事前に母親の忠告が
あったのにもかかわらずだ。

鬼切丸にも「貴方では子供を守れない」と一蹴される有様。
当たり前だよなあ?ちなみに、子宝神社が曰くつきになる
過程が事前に挿入されているが、そこに登場していた母親も
似たようなことをしていた。運命とは皮肉なものだ。

一応ハッピーエンドで終わるため、頗る後味が悪くは
ならないが、何とも言えない気分にさせられたのも事実。
少なくとも曰く付きの神社へは近づいてはならないという忠告には
耳を傾ける大切さを身に染みて実感した。

怨鬼哀歌
時は明治時代。主人公と、貴族一家から執拗ないじめを受けている
使用人が心を通わせる回。一番好きな回ではあるが、
この作品屈指の鬱展開となる。見終わった後も私は
結構引きづったので、油断しないほうが良い。

この回に出てくる鬼は正に外道そのもの。大嶽丸に関しては、
(良くも悪くも)「凄く大きな鬼ですなあ」といった印象
だったが、この鬼に関しては
「この畜生めがぁ!」と憤りを感じずにはいられなかった。
凶悪性に関しては間違いなくこの鬼の方が数段上だ。
(この鬼封印されても可笑しくないレベルだと思うのだが、
当時の鬼ランクでは割と甘く見られていたのだろうか。
いや、封印が余りにもペラペラで
ミソッカスな出来だったからかな?)

どっかのカタツムリなら
「悪魔!鬼!人でなし!!デブ!!サディスト!!!」と
一蹴するに違いない。
この回、最後の最後まで使用人が報われない。良くも悪くも
純粋な女性であることを悪用して選択の余地を与えず、己の欲望を
満たすままに殺戮を繰り広げる鬼に当然鬼切丸は激怒。

その後、勿論戦闘になるが、その際における使用人の言葉を聴いて
胸が張り裂けそうになった。
「どうしてこうなった・・・。どうしてこうなった!?
どうしてこうなった!」
という感情を拭い去ることはできなかった。
流石に例のアスキアートのような動きはできないが。

想像していたよりも、かなりホラー色が強い良作OVAであった。
但し、尺が短いので、自分としてはもう少し話数を増やしてほしかった。
そうすれば、この作品にかなり没頭できたのに。勿体ない。
とは言いつつも、非常に見ごたえのある作品であることに変わりない。
個人的には間違いなく良作だと思う。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

鬼退治

鬼切丸と言う男子高校生の姿をした鬼が悪さをする他の鬼どもを退治する話。鬼切丸は他の鬼を全て切り殺すと人間になれると信じている。この鬼が昔から存在する妖怪の様な奴から即席で人間が化けて成る鬼も登場、鬼切丸が化け鬼を退治する時はちょっと非道に見えた。
作画は平均より良い方だけど、エログロありなんで嫌いな人やお子様はパスした方がいい。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
他人の関係(OVA)

1994年10月21日
★★★☆☆ 2.9 (5)
45人が棚に入れました
漫画家・有馬一郎の同題青年コミックを各巻およそ50分の全2巻によるOVA化。監督はサンライズ作品の演出などを多数こなしてきた関田修によるもの。名門女子高校への赴任が決まった新人教師の時郎。だがその始業式の朝、時郎は電車の中でひとりの女子がコンドーム入りのカバンを落とす現場を目撃してしまう。やがて時郎はその女子が自分の受け持つクラスの生徒=みやこであることを知った。教師として彼女をなんとかせねばと決意した時郎はみやこの家庭訪問を敢行。普段は一人暮らしのみやこだが、運良く彼女の父親と対面できた時郎はお酒の勢いでみやこの世話をすると約束してしまう。これを機に時郎とみやこは教師と生徒という間柄でありながら、同棲生活を始めてしまうのだった……。本作の実制作はJ.C.STAFFが担当。脚本は数多くのアニメや特撮番組を手がけている川崎ヒロユキが執筆した。

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
KIZUNA-絆-(OVA)

1994年8月12日
★★★★☆ 3.8 (8)
44人が棚に入れました
高校剣道界で最も恐れられ、現役にして伝説となった美しき阿修羅…鮫島蘭丸。
その彼が剣を置き、剣道界から騒忽然と姿を消した。
ある夜蘭丸の恋人円城寺圭を狙った何者かが誤って蘭丸をはねたのだ。事故の後遺症で右半身不随となった蘭丸。しかし、円城寺の励ましで困難なリハビリに耐えたのだった。
互いを必要な存在と認め一緒に暮らし始めた二人だが数年後、同じ大学に通う二人はあることから円城寺の異母兄弟、佐賀野佳の存在を知る。圭、佳兄弟の父親は関西を支配する極道のドン佐賀野隆であった。
佳は、蘭丸に憧れて同じ剣の道、同じ大学と後を追ってきたのだ。
佳の猛烈な横恋慕は、円城寺に対するコンプレックスもあって激しく燃え上がる。火花を散らすような二人に挟まれた蘭丸は…。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

古い作品ながら共感できる想いはあった

1994年~2001年という長期間の中でOVA化された3作品を
3話構成でまとめたものなのだが、登場人物は同じものの
それぞれ1話ごと話は独立しており、続く話ではないので、
切り離して考えたほうがいい。

主人公は、剣道の試合後の事故で足を損傷する蘭丸と
同じ剣道部だった円城寺。
2人の高校時代から大学時代を描いた物語。

1話では蘭丸の事故に関してを中心に過去が描かれ
2話では円城寺の異母兄弟の弟が登場。
兄との縮まらない心の距離と秘めた想いを中心にしたエピ。
3話では、蘭丸と円城寺の暮らしが描かれる。

古めの作品なので、作画も古臭い感じなのが少々残念だけれど
物語の背景は意外にも深く、個人的にはこの第3話に一番、
心動かされたし面白かった。
誤解や嫉妬、熱い友情、支えになる気持ち、互いの存在の大切さ。
内容的には新しさもなく、ありがちではあるのだけれど
だからこそ共感できるものがあった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
天地無用!番外編 「宇宙刑事美星 銀河大冒険」(OVA)

1994年3月25日
★★★★☆ 3.8 (7)
44人が棚に入れました
これまでの壮大なストーリーとはちょっと趣を変え、劇中劇っぽくまとめた一編。主人公はトラブルメーカーの美星である。 昼寝してばっかりの美星が優秀なギャラクシーポリスだとはとても信じられない天地たち。当人の弁によると、かつては大事件を解決したこともあったとかなかったとか。その話はどうにも胡散臭く、なぜかこの場にいる面々が関係者として登場する始末。以前は、清音という相棒もいたという美星だが、彼女のドジで酷い目に遭ってばっかりだったようで……、ご愁傷さま。 後のTVシリーズではレギュラーメンバーとなる清音が、映像作品ではここで初登場。加えて後にスピンオフ作品となる魔法少女プリティサミーも初お披露目となり、お気楽極楽な内容にも関わらず「天地無用」史的には重要な一作だ。

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

番外編

 砂沙美がプリティサミーになります(妄想上)。

 僕は基本的にファンタジックな作品は見ないのですが、「魔法少女プリティサミー」は見てみたいなと思いました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
新・キューティーハニー(OVA)

1994年4月21日
★★★★☆ 3.2 (8)
43人が棚に入れました
人気を博したTVアニメ版終了から20年の時を経て、巨匠・永井豪が生みだした変身ヒロインものの傑作がOVAシリーズとなり復活。 悪のはびこる魔都コスプレシティ。そこで孤軍奮闘する良識派のライト市長だが、闇の魔王ドルメックは刺客を放ち彼を亡きものにしようと図る。そのとき、傍らにいた市長の秘書・如月ハニーは150年前の記憶を取り戻し、ここに悪と戦う愛の戦士・キューティーハニーとして蘇った! 新たな媒体を得てセクシャルな表現もパワーアップ。巻を重ねる毎に原作者のテイストが濃くなっていった(『マジンガーZ』の兜十蔵博士など、別作品の登場人物も登場し作品世界を彩った)が、残念ながら未完のままでのシリーズ中断が惜しまれる。

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
幽☆遊☆白書・映像白書~暗黒武術会の章~(OVA)

1994年10月5日
★★★★☆ 4.0 (3)
42人が棚に入れました
週刊少年ジャンプで大ヒットした冨樫義博著の「幽☆遊☆白書」のテレビシリーズから、バトルシーンを集め映像商品化。幽助、飛影、蔵馬、桑原など主要キャラクターの名シーンを収録。

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
ピンク・パンサー(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (3)
40人が棚に入れました
ひょろっとした細身のピンクの豹でおなじみのキャラクター。実写のコメディー映画『ピンクの豹(原題:THE PINK PANTHER)』のオープニングアニメへの登場をきっかけに、劇場用短編シリーズが制作された。デビュー間もなく雑誌『TIME』の表紙になり、1965年にはアカデミー賞を受賞。世界のアニメ史を語る上で欠かせない作品として、今もなお世界で愛され続けている。オリジナル版は20世紀FOXが発売している『ザ・ベスト・アニメーション(計2枚)』で楽しむ事ができる。TV東京版はオリジナル版を元にして作成されているが、原作のパンサーはほとんど無言でストーリーが展開して笑いを誘うのと違い、喋りも込みのストーリー展開となっている。クールなパンサーがシュールな世界で笑いを取る。子供から大人まで大爆笑のおしゃれでユーモアたっぷりのドタバタコメディだ。

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
僕のセクシャルハラスメント(OVA)

1994年1月1日
★★★★☆ 3.3 (5)
39人が棚に入れました
青磁ビブロス社から刊行された桃さくらの同題メンズラブノベルを原作とする企業ものOVA。本OVAは以降も『~2』『~3』と連作されている。大手のコンピュータ会社に勤める青年・望月順哉。彼は残業中に誰もいないオフィスで憧れの上司・本間一則から抱かれることに。やがて本間に導かれるまま、自分の体を仕事に使うことも辞さなくなる望月。“企業戦士たるもの、利用できるものは利用する"この信念を抱く本間に従い、望月もまた企業戦士としての道を確実に歩み進める。望月は会社の契約のため、取引先の社長が望むままに自分の体を差し出す覚悟であり、むろん本間もそれを拒みはしない。そんな中、一年後輩の新入社員・藤田耀平が望月と本間の関係に気づき、自分の望月への想いを訴えかけるが……。本作の実制作はTripplexとスタジオ九魔が担当。発売当初はビデオソフトとLDが通信販売で流通されたのみであった。

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
ドラえもん のび太と未来ノート(OVA)

1994年1月1日
★★★★☆ 3.4 (8)
38人が棚に入れました
のび太達4人が研究グループで「自分達の考えた未来」をドラえもんの未来ノートに書いてしまった。そして、ドラえもんに頼んでその未来につれてってもらうが、太陽が人工太陽となり、ドームの外はなんと自然環境のない死の世界になり、人間の代理としてロボット同士が石油などの資源を取り合っていた。
現代に戻り、未来ノートを何とかしようとすると、未来が改変された影響でドラえもんがエネルギー切れになってしまい、恐竜時代に飛ばれた挙句タイムマシンも消滅してしまった。果たしてのび太たちは、ドラえもんのエネルギーを補充し、恐竜時代から脱出することができるのか!?

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
ファイナル・ファンタジー(OVA)

1994年3月21日
★★★★☆ 3.1 (7)
37人が棚に入れました
1994年に発売された『ファイナルファンタジーV』の続編を描く、オリジナルビデオアニメ。風の章、炎の章、竜の章、星の章の全4巻で構成されている。監督はりんたろう、脚本はあかほりさとると、錚々たるメインスタッフに加え、制作はマッドハウス。 舞台となるのは、『ファイナルファンタジーV』の200年後の世界。火・水・風・地、4つのクリスタルにより均衡の保たれていた世界に、風のクリスタルを狙う何者かの魔の手が――。『FFV』の主人公、バッツの子孫である主人公リナリーと、幼なじみの少年ブリッツはクリスタルを守るため、風の神殿へと向かう!

計測不能 61 1994年度アニメランキング61位
覇王大系リューナイト アデュー・レジェンド(OVA)

1994年7月21日
★★★★☆ 3.7 (5)
37人が棚に入れました
「星方武侠アウトロースター」で有名な伊藤岳彦原作のファンタジーをOV化。企画はサンライズ、世界の中心に突き刺さる剣“アースブレード"がある異世界“アースティア"。千年に一度世界を守るバリアが弱まる隙を突いて邪竜族のドゥーム軍団が“アースブレード"に迫る。神が残したとされるリューナイト“ゼファー"を駆る見習い騎士アデューは仲間と共に修行の旅に出るが…。
123456789
ページの先頭へ